行橋市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 行橋市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 行橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-13
    令和 2年 3月 定例会(第17回)         令和2年3月第17回行橋市議会           定例会会議録(第1日)1 日 時 令和2年2月25日(火)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員   議会事務局     局 長 坪 根 義 光             次 長 川 中 昌 哉            議事係長 今 川   奨             書 記 笠 岡   豊             書 記 柴 田 優 作 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員    別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果    別紙のとおり1 議事の経過    別紙速記録のとおり     令和2年3月第17回行橋市議会定例会議員出席表[第1日]                      令和2年2月25日(火)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏   名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏   名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │小 堤 千 寿│ ○ │ │ 12 │西 岡 淳 輔│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │       │   │ │ 13 │大 池 啓 勝│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │田 中 次 子│ ○ │ │ 14 │澤 田 保 夫│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │瓦 川 由 美│ ○ │ │ 15 │藤 本 廣 美│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │井 上 倫太郎│ ○ │ │ 16 │鳥井田 幸 生│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │小 坪 慎 也│ ○ │ │ 17 │田 中 建 一│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │工 藤 政 宏│ ○ │ │ 18 │城 戸 好 光│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │       │   │ │ 19 │二 保 茂 則│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │村 岡 賢 保│ ○ │ │ 20 │豊 瀬   尉│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │諫 山   直│ ○ │ │ 21 │德 永 克 子│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11 │小 原 義 和│ ○ │ │   │       │   │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘             令和2年3月第17回行橋市議会定例会議員出席表[第1日] 地方自治法第121条により出席した者                                 令和2年2月25日(火)┌───────────┬───────┬──┬───────────┬───────┬──┐│    職 名    │  氏  名  │出席│    職 名    │  氏  名  │出席│├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長         │田 中   純│○ │障がい者支援室長   │津 坂 咲 江│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長        │橋 本   晃│○ │子ども支援課長    │吉 本 康 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育長        │長 尾 明 美│○ │生活支援課長     │津 村 忠 幸│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長公室長      │鶴   裕 之│○ │介護保険課長     │田 邊 正 典│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務部長財政課長  │小 森 孝 義│○ │土木課長       │岩 間 薫 朋│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民部長       │穴 繁 利 雄│○ │都市政策課長     │林   善 弘│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部長       │木 野 雅 博│○ │PA事業推進室長    │土 肥 正 典│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│都市整備部長     │和 田 雄 二│○ │建築政策課長     │黒 田 純 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│産業振興部長     │鹿 島 英 樹│○ │農林水産課長     │西 村 佳 明│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│環境水道部長     │松 本 正 弘│○ │商業観光課長     │西 川 雅 隆│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育部長       │米 谷 友 宏│○ │企業立地課長     │上 田   純│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防長        │髙 橋 一 文│○ │上水道課長      │有 松 正 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長公室参事     │池 永 正 行│  │下水道課長      │加 来 和 喜│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│秘書課長       │松 尾 一 樹│  │環境課長       │宮 下 義 幸│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│政策調整監      │辛 嶋 智恵子│  │環境課参事      │上 原 圭 三│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│政策調整監      │池 上 国 浩│  │環境課事業所長    │井 上 淳 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務課長       │山 門 裕 史│○ │会計管理者会計課長 │岡 田 公美子│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│防災危機管理室長   │岩 本 秀 夫│  │選挙管理委員会事務局長│中 村 愛 晴│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合政策課長     │松 本   隆│○ │農業委員会事務局長  │岡 野 雅 幸│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│基地対策室長     │末 松 久 典│  │監査事務局長     │渡 辺 浄 美│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│情報政策課長     │末 次 真 樹│  │教育総務課長     │土 肥 麻 紀│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│契約検査課長     │上 村 幸 司│  │教育総務課指導室長  │山 本 有 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│人権政策課長     │岡 田 正 二│  │学校管理課長     │橋 本   明│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│税務課長       │山 本 修 司│  │防災食育センター長  │木 村 君 彦│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合窓口課長     │中 村 浩 行│  │生涯学習課長     │上 田 直 美│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民相談室長     │井 上 栄 輔│  │文化課長       │小 川 秀 樹│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│収納課長       │野 本   誠│  │スポーツ振興課長   │増 田 昇 吾│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│債権管理課長     │吉 田   実│  │消防本部総務課長   │五反田 幸 治│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│国保年金課長     │鹿 島 美智子│  │           │       │  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│地域福祉課長     │真 田 幸 典│  │           │       │  │└───────────┴───────┴──┴───────────┴───────┴──┘            令和2年3月第17回行橋市議会定例会              議  事  日  程[第1日]                             (令和2年2月25日)日程第1 会期並びに議事日程の決定日程第2 諸般の報告日程第3 市政に対する説明日程第4 提出議案の上程、提案理由の説明 1.議案第1号 行橋市学校教育振興基金条例の制定について 2.議案第2号 旧百三十銀行行橋支店条例の制定について 3.議案第3号 地方卸売市場行橋魚市場業務条例の制定について 4.議案第4号 行橋市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に関する条例         の一部を改正する条例の制定について 5.議案第5号 行橋市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例         の制定について 6.議案第6号 行橋市固定資産評価審査委員会条例及び行橋市行政不服審査法に基         づく審査請求に関する手続を定める条例の一部を改正する条例の制         定について 7.議案第7号 行橋市公の施設に係る指定管理者指定手続等に関する条例の一部         を改正する条例の制定について 8.議案第8号 行橋市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 9.議案第9号 行橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 10.議案第10号 行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め         る条例の一部を改正する条例の制定について 11.議案第11号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 12.議案第12号 行橋市景観まちづくり条例の一部を改正する条例の制定について 13.議案第13号 令和元年度行橋一般会計補正予算について 14.議案第14号 令和元年度行橋国民健康保険特別会計補正予算について 15.議案第15号 令和元年度行橋介護保険特別会計補正予算について 16.議案第16号 令和元年度行橋農業集落排水事業特別会計補正予算について 17.議案第17号 令和元年度行橋後期高齢者医療特別会計補正予算について 18.議案第18号 令和2年度行橋一般会計予算について 19.議案第19号 令和2年度行橋国民健康保険特別会計予算について 20.議案第20号 令和2年度地方卸売市場行橋魚市場特別会計予算について 21.議案第21号 令和2年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計予算につい         て 22.議案第22号 令和2年度行橋介護保険特別会計予算について 23.議案第23号 令和2年度行橋農業集落排水事業特別会計予算について 24.議案第24号 令和2年度行橋後期高齢者医療特別会計予算について 25.議案第25号 令和2年度行橋水道事業会計予算について 26.議案第26号 令和2年度行橋公共下水道事業会計予算について               令和2年2月25日(1)               開議 10時00分 △日程第1 会期並びに議事日程の決定 ○議長(田中建一君)  おはようございます。定足数に達していますので、ただいまから令和2年3月第17回行橋市議会定例会を開会いたします。 これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元配付のとおりといたしますので、御了承を願います。 日程第1 会期並びに会期中の議事日程について、議題といたします。本件につきましては、議会運営委員会で協議願っておりますので、委員長から報告を願います。 議会運営委員会委員長。 ◆14番(澤田保夫君)  おはようございます。去る2月21日に議会運営委員会を開き、会期並びに議事日程について、協議を行いましたので、その結果を御報告いたします。 本定例会の会期は、本日から3月16日までの21日間といたします。 次に、本会議は、2月25日、3月2日から4日まで、及び16日の5日間、委員会日は、3月4日から6日まで、及び9日から13日までの8日間とし、委員会ごとに付託事案の審査を願うことといたします。また、2月26日から3月1日まで、7日から8日まで、及び14日から15日までの9日間は休会といたします。 なお、会期中における会議の予定は、お手元に配付しております議事日程表のとおりであります。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 △日程第2 諸般の報告 △日程第3 市政に対する説明 ○議長(田中建一君)  報告は終わりました。報告のとおり御了承願います。 日程第2 諸般の報告を行います。報告事項につきましては、お手元に配付のとおりといたしますので、御了承願います。 日程第3 市政に対する説明を市長から受けることにいたします。 田中市長。 ◎市長(田中純君)  皆さん、おはようございます。本日、ここに令和2年3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多忙のところ御参会を賜り、誠にありがとうございます。本定例会では、令和2年度予算案をはじめ、当面する市政の重要案件について御審議をお願いするに当たり、今後の市政運営に関する私の所信を表明させていただくとともに、令和2年度の主な事業について御説明申し上げますので、議員各位をはじめ、市民の皆様方の御理解と御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。 今年は、我が国においてオリンピック・パラリンピックが開催される記念すべき年であり、出場する多くの選手の活躍が期待されるとともに、多くの観戦客の来日により多文化に触れ合える絶好の機会でもあります。また、オリンピックに標準を合わせ、5Gの実用化が進められているとの報道もあり、超高速、大容量、超低遅延、多数同時接続の実用に向けての技術開発が着々と進んでいると言われております。この技術革新により、自動運転の加速化、遠隔医療またVR・ARを最大限活用したスポーツ観戦など、私たちの未来は大きく変わる年になりそうであります。 さて、国が発表している令和2年度地方財政計画において、地方が人づくり革命の現実や地方創生の推進、地域社会の維持・再生、防災・減災対策等に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、地方交付税等一般財源総額について、令和元年度を0.7兆円上回る額を確保することを基本として対応することとされております。地方の一般財源は前年度比1.9%の増、また、地方交付税につきましても2.5%の増となっているところでございます。 歳出面につきましては、災害防止・国土保全機能強化等の観点から、森林整備を一層推進するため、森林環境譲与税の贈与額を前倒しで増額するなど、前年度比1.3%増と依然増加傾向にあります。 一方、本市の財政状況につきましては、平成30年度一般会計決算において実質収支額が約5億3千万円、経常収支比率は89.3%、実質公債比率は5.4%、その他将来負担比率、財政力指数基金積立金等、様々な指標から判断して、平成30年度は健全な財政状況を維持したと考えております。 このような状況のもと、令和2年度の予算編成に当たりましては、今日まで実施してまいりました事務事業の見直しを継続、さらなる経費削減や合理化を図っていくことを基本としながらも、必要な事業については財源を投入し、地域間競争に勝ち抜く競争力のある自治体づくりに向けた予算編成を行っているところでもございます。 それでは、令和2年度の主要事業についての概要について申し上げます。 初めに、防災・減災施策についてでございます。 近年は、毎年のように全国各地で甚大な被害をもたらす災害が発生し、自然災害への備えが重要であることを改めて認識しているところでもございます。本市においても災害に対する備えの一環として、災害に関する協定を10件、新規に締結しておりますが、今回新たにヤフー株式会社と災害に係る情報発信等に関する協定を締結し、市民の皆様に対して、必要な情報を迅速に提供する情報の発信力の強化を図るとともに、昨年の11月には泉大津市を主体とする全国22市町村からなる市町村広域災害ネットワークの全体会議を行橋市において主催するなど、相互の連携強化に努めてまいりました。 また令和2年度は、3年ぶりに福岡県の高潮浸水区域想定を含めた防災マップの改訂に取り組むとともに、行橋市事業継続計画、災害時受援計画等の作成を行い、発災時対応の迅速化・円滑化を追求いたしています。併せて、近年の集中豪雨等による浸水対策に関しましては、南大橋の津田・長江地区近郊浸水被害軽減を図るための雨水貯留施設が昨年末に完成しましたので、近年頻繁に浸水被害が発生している行事地区を流れる浦川下流域において対策を進めることとし、令和2年度は、計画検討業務を行う予定にしています。 消防につきましては、市民の安全安心に直結する分野であり、特に高齢化の進展に伴う救急需要の増加への対応が喫緊の課題と捉え、救急隊の増隊に向けた消防職員の増員を進めているところでございます。併せて、この3月中には高規格救急自動車の更新配備を完了する予定であり、今後も救急体制の整備を進めてまいる所存であります。 一方、複雑多様化する災害に対し、消防拠点としての機能を向上させるため、消防庁舎の増改築やインターネットによる緊急通報システムの導入など、消防力全体の強化を図ってまいります。 次に、福祉施策についてでございます。 権利擁護事業につきましては、本年7月に、ウィズゆくはし内に行橋・京都成年後見センターを開設いたします。この施設は、判断能力が不十分で権利擁護の必要な方々に成年後見人等を選任するための、相談・支援を行う予定にしています。また、成年後見人選任後のフォロー・バックアップを行うことにより、御本人やその家族が制度のメリットを実感できるように運用を行ってまいる所存でございます。 健康づくりにつきましては、地域の方々が健康で暮らしていけるように、各種事業に取り組んでまいります。 予防接種事業につきましては、感染症の発生予防や、まん延防止のため、接種率の向上に努め、がん検診事業においては、早期発見のため、検診の有効性の普及啓発、受診率の向上に努めてまいります。 障がい者支援につきましては、令和2年度が第5期行橋市障がい福祉計画、及び第1期行橋市障がい児福祉計画の最終年度となることから、地域共生社会の実現に向け、多様化・複雑化するニーズに対応したサービスを提供できるよう次期計画の策定に取り組んでまいります。また、障がい者の重度化・高齢化や親亡き後を見据え、緊急時の受け入れ・対応、体験の機会・場の確保、地域の体制づくり等の機能をもった地域生活支援拠点等の整備を推進してまいります。 子育て支援といたしまして、全国的にも社会問題となっている待機児童でございますが、本市におきましても、昨年4月当初、平成26年以来5年ぶりに発生しております。そのため、新たな保育の受け皿として、小規模保育事業所を今年9月に1園、令和3年4月に3園、計4園を新たに開園する予定としており、保育事業者と連携しながら整備を進めてまいる所存でございます。 また、待機児童の発生要因の一つであります保育士離職の防止対策として、保育士の業務負担を軽減するために、保育士を補助し、煩雑な業務の担い手となる保育補助者の雇用を支援する、保育補助者雇上強化事業を実施することとしております。さらに、一昨年10月から開始いたしました産後ケア事業につきましては、対象者の利便性を向上させるため、現行の宿泊型に加えまして、利用者の自宅を訪問し、母子へのサポートを行う訪問型を、令和2年度中に開始する予定としており、現在、実施に向けての協議を進めているところでございます。 高齢者福祉に関しましては、いわゆる団塊の世代全てが75歳以上となる2025年、及び団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年を見据え、また、地域住民の皆様方には自主的・主体的に考えていただくワークショップを開催し、地域の特性を反映した第8期老人保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定を行ってまいります。さらに、高齢者の皆様がいつまでも住み慣れた地域で自立した生活を営めるよう、引き続き、地域の皆様や各関係機関と連携しながら取り組みを進めてまいります。 生活保護受給者への施策としまして、医療保険者が実施する保健事業の対象ではありませんが、多くの方が健康上の悩みを抱えているとみられるため、医療と生活の両面から健康管理に対する支援を行うことが必要となっていることから、国は令和3年1月から被保護者健康管理支援事業を実施します。本市におきましても、医療保険におけるデータヘルスを参考に、データに基づき生活習慣病の発症予防や重症化予防等を推進するためのシステム基盤整備などの準備を進めてまいる予定でございます。 次に、環境施策についてでございます。 平成7年から稼動を開始しました市営火葬場やすらぎ苑につきまして、近年の高齢社会の進展に伴い年々火葬件数が増加しており、4基ある火葬炉において、現在、1炉当たり年間200体を超える火葬を行っているところでございます。高負荷で稼動している現状がございますので、令和2年度、高身長に対応できる大型1号火葬炉と互換性を持つ火葬炉を1基増設し、施設の延命化と火葬業務の円滑化を行ってまいります。 次に、農林水産の振興施策についてでございます。 農業の持続的発展、農村の振興、食料の安定供給、多面的機能の発揮の実現を図るため、日本型直接支払事業、農地中間管理事業、農業者育成支援事業などを推進するとともに、福岡京築農業協同組合をはじめとした関係機関と密に連携し、本市の魅力ある農産物の販売促進を図りながら、農産物の生産力アップ並びに農業所得の増大に向けた取り組みを進めてまいります。また、将来の農業生産を担う経営体の育成や高生産性農業の展開に必要となる生産基盤を整備し、本市の農村環境条件、生産性の向上に向けた取組みを図ってまいります。 水産業につきましては、つくり育てる漁業を推進し、クルマエビやヨシエビ、ガザミの放流や、アサリの資源回復に向けた取り組みを行うなど、生育環境の改善や水産資源の回復を図るとともに、豊前海の魚・牡蠣・海老などの豊富な魚介類をオールシーズン安定供給するため、魚市場を拠点とした販路開拓・消費拡大に向けた環境整備を進めてまいります。 次に、商業振興についてでございます。 商業振興といたしましては、平成23年度から行っています、まちづくり勉強会において、個店の店主が講師となり少人数制のゼミナールを開催する、まちゼミを実施しました。令和2年度はリブリオ行橋の開館にあわせて、5月にも実施する予定であり、各個店の意識向上が進んでおります。また、北九州市立大学と連携したワークショップ未来構想会議では、学生と商店街、地域住民が協働し、地域全体の活性化に向けて取り組んでおるところでございます。令和元年度は、歩行者優先のまちづくりをコンセプトに掲げ、商店街まち歩きマップを作成いたしました。今後も新たなコンセプトを設計するべく、継続して商店街の活性化に取り組んでまいります。 次に、消費者行政についてでございます。 消費者行政では、平成24年度から、行橋市・みやこ町・築上町の1市2町で広域による消費生活相談業務を行っております。悪質化・巧妙化する、悪質商法の被害防止のための取組みといたしまして、出前講座や、消費啓発フェア等の啓発活動を積極的に取り組んでおります。また、近年増加傾向にある高齢者等の消費者被害の未然防止・救済のため昨年2月に行橋市消費者安全確保地域協議会を立ち上げ、地域全体で見守り体制を構築しております。今後も市民の皆様の安全・安心な消費者行政の維持に取り組んでまいるところでございます。 次に、都市政策についてでございます。 最初に、上水道事業についてですが、昨年は10年ぶりに大規模な水不足に見舞われ、多くの市民の皆様方に御心配をおかけしました。これは、今川の脆弱な給水量、油木ダムの貯水量に依存するもので、伊良原ダムからの配水が始まったとはいえ、大きな不安を抱えているのが現状でございます。そこで、令和2年度より次の3つの取組みによって、安定した給水体制及び財政基盤の強化を図ってまいる所存でございます。 第1に先進都市の北九州市との連携です。職員の技術協力や緊急時の応急支援等、国が推進する広域連携を実践するため、苅田町とも連携しながら水道事業基盤強化計画策定を目ざしております。 第2に給水区域の拡大です。井戸の水質悪化等により上水を希望しながら給水区域外のため給水できない等の課題解決に向け、給水区域の拡大について、調査、検討してまいります。 最後に、給水人口の見直しです。現在6万人の計画人口を現状に即したものに見直し、先に述べました水道事業基盤強化計画に反映させることで、将来にわたって持続可能な経営基盤の確立を図ってまいる所存でございます。 続いて、下水道事業の整備状況につきましては、現在、行事7・8丁目を新たに事業認可区域に追加した421haを整備しているところでございますが、令和元年度末での整備率は、約77%となる見込みとなっております。令和2年度は、行事7・8丁目の整備を重点的に進め、全体で約12haの整備を計画しており、整備率は約80%となる見込みでございます。 市営住宅につきましては、行橋市営住宅長寿命化計画の見直しが3月末に終了し、それに基づき、来年度以降も外壁改修工事等、市営住宅の長寿命化を進め、適切な維持管理を行ってまいります。また、耐用年限を超えた木造市営住宅につきましては、入居者の転居促進を推進してまいる所存でございます。 都市計画道路につきましては、令和2年度より行橋市都市計画道路見直し事業として、コンパクトシティ・プラス・ネットワークに対応した都市計画道路網の形成及び未着手路線における整備プログラム等の見直しに取り組んでまいります。また、今川PA活用事業につきましては、策定した今川PA交流拠点グランドデザインに基づき、令和2年度におきましては、都市計画決定を行うなど、事業実施に向けて取り組んでまいる所存でございます。 最後に、教育行政についてでございます。 令和2年度からの新学習指導要領の実施や、台風や大雨などによる臨時休校等の増加により授業時数の確保が大きな課題となっております。また、児童生徒の学力向上等の課題を解決するための取組みの充実も求められております。こうした中、本市では、市内全小中学校の空調整備が完了し、夏季・冬季における教育環境の改善が図られたことから、令和2年度より、夏季休業の短縮に取り組み、授業時数の確保及び学力の向上を図ってまいる所存でございます。 また、教職員の働き方改革につきましては、学校閉庁日や定時退校日の設定、タイムレコーダーによる労働時間の適正な把握・管理、校務支援システム導入による業務の効率化など、引き続き推進してまいります。 施設整備の面において、今後さらなる児童の増加が見込まれる行橋小学校及び今川小学校において、現校舎内で新たな普通教室を確保することが困難であるため、リースによる校舎を敷地内に建設し、教室不足を当面解消することとしています。併せて、経年劣化が著しい学校施設及びプール等につきましては、緊急性の高いものから、順次、年次計画で実施し、学習環境の改善に努めてまいります。 次に、放課後児童クラブにつきましては、現在直営で運営しているクラブ12箇所において、支援員の安定的な確保を図り、安全で質の高い保育を提供するために、民間の人材基盤と経営ノウハウを活用すべく民間委託の導入を進めてまいります。 スポーツ振興として、本市の魅力の一つである海岸地域の観光資源を活用したオープンウォータースイムやビーチバレーボールフェスティバル、海岸線をコースに取り入れたシーサイドハーフマラソンにつきましては、令和2年度も引き続き実施し、海岸地域を十分に生かしたスポーツ交流拠点の形成を図り、地域経済の活性化や本市のPRに取り組んでまいります。また、現在、検討しております行橋総合公園野球場基本計画とあわせ、利用者の安全と良好な運動環境の確保のため、外壁や屋上防水等の老朽化が顕著となっております市民体育館の改修を順次行い、施設の充実や適正な維持管理を進めてまいる所存でございます。 生涯学習の面におきましては、本年4月に図書館等複合施設リブリオ行橋が開館いたします。子どもから大人、高齢者が集い、学び、憩える知の拠点施設として、多くの方々に御利用いただきたいと考えているところでございます。当該施設には蔵書数27万冊の図書館のほか、200名収容のホールやスタジオ等を整備しております。特に、2階には児童フロアを設けておりますので、5万冊の児童書や読書通帳機を活用して、子どもたちが小さい時期から、読書の楽しさを知ってもらいたいと考えているところでございます。 併せて、4月29日より5月9日までの11日間、リブリオ行橋周辺において、行橋まちなか文化芸術weekと題して、様々な文化芸術イベントを開催いたします。なかでも、中・高校生が企画しました市民合唱団とのベートーヴェンの第九の演奏会には、世界的指揮者である佐渡裕氏をはじめ、国内外で活躍中の4名のソリストにも参加いただき、市内初の大規模な野外クラッシックコンサートを実施する予定でございます。 また、第3回目となる、ゆくはし国際公募彫刻展につきましては、本年が没後100年にあたり、芸術文化の分野にも大きな業績を残した本市出身の政治家、末松謙澄をテーマに、現在作品の募集を行っているところでございます。2回にわたる審査を経て、7月には大賞が決定し、来年3月には作品が完成する予定であります。さらに、末松謙澄の業績を多くの方々に知っていただくために、歴史資料館や美術館での特別展の開催や、記念誌の刊行も計画しているところでございます。 以上、主な事業を説明させていただきましたが、令和2年度に実施を予定している全ての事業が、今後の行橋市にとって欠くことのできない重要な事業であると考えておるところでございます。引き続き、全力で市政運営に取り組む覚悟でございますので、市民の皆様、並びに議員各位の御理解と御協力、さらには御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。 △日程第4 提出議案の上程、提案理由の説明 ○議長(田中建一君)  以上で説明を終わります。 日程第4 提出議案の上程を行い、提案理由の説明を受けることにいたします。市長から付議案件として、議案26件の提出があっております。これを一括上程し、議題といたします。市長に、提案理由の説明を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中純君)  改めまして、令和2年3月第17回行橋市議会定例会に提案いたします案件の内容につきまして、御説明申し上げます。 本定例会に提案いたします案件は、条例、補正予算、当初予算の計26件につきまして、御審議をお願いするものでございます。 まず、議案第1号の行橋市学校教育振興基金条例の制定でございますが、これは、小・中学校の教育振興及び教育環境の充実を図ることを目的とするため、条例を制定するものでございます。 次に、議案第2号の旧百三十銀行行橋支店条例の制定でございますが、これは、新図書館の開館に伴いまして、旧百三十銀行行橋支店をより有効に活用するため、指定管理者制度を導入する等、内容の見直しを行い、全部を改正するものでございます。 次に、議案第3号の地方卸売市場行橋魚市場業務条例の制定でございますが、これは、卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の改正に伴いまして、内容の見直しを行い、全部を改正するものでございます。 次に、議案第4号の行橋市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に関する条例の一部改正でございますが、これは、地方公務員法の改正に伴いまして、所要の改正をするものでございます。 次に、議案第5号の行橋市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でございますが、これは、働き方改革関連法の施行に伴いまして、職員の長時間労働の是正のため、所要の改正をするものでございます。 次に、議案第6号の行橋市固定資産評価審査委員会条例及び行橋市行政不服審査法に基づく審査請求に関する手続を定める条例の一部改正でございますが、これは、情報通信技術利用法の法題名改正に伴いまして、当該法題名を引用する条例を改正するものでございます。 次に、議案第7号の行橋市公の施設に係る指定管理者指定手続等に関する条例の一部改正でございますが、これは、指定候補者の選定委員会について、外部委員の規程を設ける等、所要の改正をするものでございます。 次に、議案第8号の行橋市印鑑条例の一部改正でございますが、これは、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第9号の行橋市国民健康保険税条例の一部改正でございますが、これは、福岡県が示す標準保険料率を基に国民健康保険税率の見直しを行うこと等、所要の改正をするものでございます。 次に、議案第10号の行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正でございますが、これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正等に伴いまして、所要の改正をするものでございます。 次に、議案第11号の行橋市介護保険条例の一部改正でございますが、これは、消費税率引き上げに伴いまして、介護保険料の軽減措置を完全実施するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第12号の行橋市景観まちづくり条例の一部改正でございますが、これは、行橋市景観形成基本計画の改定に伴いまして、所要の改正をするものでございます。 続きまして、令和元年度各会計の補正予算につきまして、御説明申し上げます。 まず、議案第13号の令和元年度行橋一般会計補正予算でございますが、今回の補正は、7550万6千円を増額し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ337億5446万9千円とするものでございます。 歳出予算の主な内容といたしましては、利用者人数の増加に伴いまして障害児通所給付負担金約4007万円、及び施設型・地域型保育給付措置委託事業約3882万円を、補助金の追加交付に伴いまして、小・中学校ICT環境整備事業等を新たに計上いたしております。また、特別会計への繰出金など、事務事業決算見込みに伴う予算の調製を併せて行ったところでございます。 歳入予算の内容といたしましては、市税、国有提供施設等所在市町村助成交付金、地方特例交付金、財産収入、寄附金、市債等を増額し、国県支出金、繰入金等を減額計上しているところでございます。 繰越明許費につきましては、文化芸術Week事業、ストックマネジメント支援事業、小・中学校ICT環境整備事業、教科書見直し事業、図書館及び視聴覚センター跡地活用事業に係る経費について年度内の完了が困難となったため、翌年度に繰り越すものでございます。 債務負担行為につきましては、滞納整理システムクラウド利用料、防波堤設置工事について新規に設定し、サンワークゆくはし指定管理料、複合文化施設指定管理料についての債務負担の変更を行うものでございます。 次に、議案第14号の国民健康保険特別会計補正予算、議案第15号の介護保険特別会計補正予算、議案第16号の農業集落排水事業特別会計補正予算、及び議案第17号の後期高齢者医療特別会計補正予算でございますが、今回の補正は、各特別会計において決算見込みに伴うもので、議案第14号は89万2千円を減額、議案第15号は1253万8千円を減額、議案第16号は154万6千円を減額、議案第17号は366万円を減額するものでございます。 続きまして、令和2年度各会計の予算につきまして、御説明申し上げます。 議案第18号の一般会計予算でございますが、まず、国が策定いたしました令和2年度の地方財政計画について説明いたします。 地方財政計画は、地方自治体の財政運営の指針として国が策定するもので、令和2年度の国の地方財政への対応といたしましては、地方団体が、人づくり革命の実現や地方創生の推進、地域社会の維持・再生、防災・減災対策等に取り組みつつ、 安定的に財政運営を行うことができるよう、地方交付税等一般財源総額について、令和元年度を0.7兆円上回る額を確保することを基本として対応することとされております。このことから、地方の財政需要額を算定する地方一般歳出においては、総額75兆8500億円、前年度比1兆7341億円、率にして2.3%の増で算定されております。 また、地方一般歳出の増に対応するための財源につきましては、一般財源総額63兆4318億円、前年度比1兆6246億円、1.2%の増となっており、地方交付税については前年度比4073億円、2.5%の増となっております。また、市税収入などの自主財源におきましては堅調に推移しておりますが、大幅な増額は見込みがたいことから、引き続き慎重な財政運営を行っていく必要があると考えております。 そこで本市における令和2年度の予算編成に当たりましては、今日まで実施してまいりました事務事業の見直しを継続し、さらなる経費の節減や合理化を図っていくことを基本としながらも、必要な事業については財源を投入し、地域間競争に勝ち抜く競争力ある自治体づくりに向けた予算の編成を行ったところであります。この結果、令和2年度一般会計歳入歳出総額は、288億3193万8千円となり、前年度比24億1652万3千円、率にして7.7%の減となっております。 歳入予算では、市税において、法人市民税では、法人税率の引き下げ及び企業収益の動向を勘案し減収を見込んでいますが、個人市民税については、納税義務者数や個人所得が増加傾向にあること、また固定資産税については、家屋の新築の増加などにより、それぞれ増額を見込んでおります。市税全体としまして総額80億6364万6千円、対前年度比2億3644万4千円、3.0%の増、地方交付税では、42億7349万1千円、対前年度比1億157万7千円、2.4%の増、また臨時財政対策債では7億3243万8千円、対前年度比1305万4千円、1.8%の減を見込んでいるところでございます。 歳出予算の主な内容といたしましては、総務費では、一般行政経費のほかに、書庫新設事業、地方創生事業、旧魚市場解体事業、個人番号カード利用環境整備事業に要する経費などを計上しております。 民生費では、社会福祉対策として、成年後見制度利用促進事業、総合福祉センター整備事業、自立支援及び重度障害者医療給付事業、障害者福祉サービス事業、障害児通所給付費に要する経費などを、児童福祉対策として、保育補助者雇上強化事業、保育士処遇改善事業、私立保育園施設整備推進事業、ファミリーサポートセンター事業、子育てコンシェルジュ事業、施設型・地域型保育給付措置事業、児童クラブ民間活力導入事業、子育て支援予防接種事業に要する経費などを計上しているところでございます。また、老人福祉対策としましては老人保護事業、老人いこいの家改修事業、敬老行事助成金事業などを計上しております。 衛生費では、健康づくり対策として、健康増進事業、がん検診総合支援事業、インフルエンザや成人用肺炎球菌の予防接種事業を、環境対策として、音無苑整備事業、ごみ処理事業、次世代自動車普及事業、空家対策事業などを計上しております。 労働費では、サンワークゆくはしの管理運営経費に要する経費などを計上しております。農林水産業費では、一般農業用施設整備事業をはじめ、農業振興事業や振興作物推進事業、農業者育成支援事業、農村環境整備事業、農村地域防災減災事業などに要する経費を、また漁港関連として漁港施設の長寿命化を図る水産物供給基盤機能保全事業、漁港施設機能強化事業などを計上しております。 商工費では、観光協会推進事業、広域消費生活相談事業、行橋プレミアム商品券事業、企業誘致に要する経費などを計上しております。 土木費では、長浜公園整備事業、行橋停車場線拡幅事業、今川PA活用事業、都市公園長寿命化事業、JR行橋駅高架橋耐震補強事業、公営住宅の維持管理に係る経費などを計上しております。 消防費では、消防庁舎等整備事業、消防車両等配備事業、消防団車両等配備事業、防火水槽等整備事業などの経費を計上しております。 教育費では、まず、学校関係では、教育施設長寿命化計画事業、防災食育給食センターの運営に要する経費、小中学校ICT管理事業、小学校教室不足解消事業、小中学校屋上防水及び外壁改修事業を、社会教育費では、行橋まちなか文化芸術Week事業、公民館空調改修事業、複合文化施設整備事業、福原長者原官衙遺跡保存活用事業に要する経費を、また、保健体育費では、ビーチバレー大会やマラソン大会をはじめ、各種スポーツ大会に対する負担金・補助金や、市民プール解体事業、行橋市民体育館大型改修事業に要する経費などを計上しております。また、債務負担行為といたしまして、小学校校舎賃借料、児童クラブ事業運営業務委託他2件を計上いたしております。 これらの事業の遂行に要する財源としては、市税、約80億6365万円、地方消費税交付金、約14億7938万円、地方交付税、約42億7349万円、国県支出金、約92億3635万円、繰入金、約18億3498万円、市債、約15億5024万円、その他、約23億9385万円を計上しているところでございます。 次に、議案第19号の国民健康保険特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額を73億6983万6千円とし、総務費、保険給付費、国民健康保険事業費納付金、保健事業費などを計上いたしております。 次に、議案第20号の地方卸売市場行橋魚市場特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額を4063万8千円とし、一般管理費及び施設管理費を計上いたしているところでございます。 次に、議案第21号の行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額を3628万7千円とし、介護認定審査会委員報酬、費用弁償及び職員の給料などを計上いたしております。 次に、議案第22号の介護保険特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額を59億7152万7千円とし、介護・介護予防サービス費等の保険給付費、地域支援事業費などを計上いたしております。 次に、議案第23号の農業集落排水事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額を8638万4千円とし、受益者分担金や施設使用料の徴収に係る事務経費、処理場の維持管理費、農業集落排水接続工事費、及び政府資金等の借入れに対する元利償還費などを計上いたしております。 次に、議案第24号の後期高齢者医療特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額を11億3250万1千円とし、総務費、後期高齢者医療広域連合納付金などを計上いたしております。 次に、議案第25号の水道事業会計予算でございますが、収益的収支におきましては、収入14億6659万1千円、支出12億2137万1千円を計上いたしております。主な収入といたしましては、水道使用料、水道納付金を、主な支出といたしましては、浄水場や配水管の維持管理費、水道施設の減価償却費及び借入金に対する利息を計上いたしております。 また、資本的収支におきましては、収入2億4511万1千円、支出9億742万6千円を計上いたしております。主な収入といたしましては、事業に係る国庫補助金、企業債及び工事負担金を、主な支出といたしましては、第5次拡張事業、老朽管更新事業、重要給水施設配水管事業、水道機能維持施設整備事業及び下水道工事に伴う水道切回し工事費、及び借入金の元金を計上いたしております。 最後に、議案第26号の公共下水道事業会計予算でございますが、収益的収支におきましては、収入10億7988万1千円、支出8億5983万円を計上いたしております。主な収入といたしましては、下水道使用料、他会計補助金及び他会計負担金を、主な支出といたしましては、下水道使用料徴収事務に係る負担金、処理場及びポンプ場の維持管理費、下水道施設の減価償却費及び借入金に対する利息を計上いたしております。 また、資本的収支におきましては、収入5億2944万5千円、支出8億5596万2千円を計上いたしております。主な収入といたしましては、事業に係る国庫補助金、企業債、工事負担金及び他会計負担金を、主な支出といたしましては、受益者負担金の徴収に係る事務経費、面整備管の布設工事費、処理場の設計委託費及び借入金の元金を計上いたしております。 以上、今回提案いたしました案件の概要につきまして御説明申し上げましたが、いずれも市政運営上、重要な案件でございますので、よろしく御審議をいただきまして、御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(田中建一君)  説明は終わりました。 以上で本日の日程は、全て終了いたしました。 本日の会議は、これをもって散会いたします。                散会 10時52分            令和2年3月第17回行橋市議会定例会              会 期 並 び に 議 事 日 程 表┌────────┬──┬──────┬──────────────────────────┐│  月 日   │曜 │会 議   │議  事  日  程                │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │開 会                       ││        │  │      │会期並びに議事日程の決定              ││        │  │本会議   │諸般の報告                     ││   2月25日│火 │      │市政に対する説明                  ││        │  │      │提出議案の上程、提案理由の説明           ││        │  │      │散 会                       ││        │  ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │※請願・陳情・要望の提出(午後5時まで)      │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 2月26日  │水 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 2月27日  │木 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 2月28日  │金 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 2月29日  │土 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月 1日  │日 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │開 議                       ││ 3月 2日  │月 │本会議   │一般事務に関する質問                ││        │  │      │散 会                       │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │開 議                       ││        │  │本会議   │一般事務に関する質問                ││ 3月 3日  │火 │      │散 会                       ││        │  ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │※議案に対する質疑通告(午後4時まで)       │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │開 議                       ││        │  │本会議   │一般事務に関する質問                ││        │  │      │議案に対する質疑、議案の委員会付託         ││ 3月 4日  │水 │      │散 会                       ││        │  ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │委員会   │(付託事案審査)                  ││        │  ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │※決議・意見書の提出(午後5時まで)        │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月 5日  │木 │委員会   │(付託事案審査)                  │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月 6日  │金 │委員会   │(付託事案審査)                  │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月 7日  │土 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月 8日  │日 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月 9日  │月 │委員会   │(付託事案審査)                  │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月10日  │火 │委員会   │(付託事案審査)                  │└────────┴──┴──────┴──────────────────────────┘┌────────┬──┬──────┬──────────────────────────┐│  月 日   │曜 │会 議   │議  事  日  程                │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │委員会   │(付託事案審査)                  ││ 3月11日  │水 ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │※決議・意見書に対する質疑の通告(午後5時まで)  ││        │  │      │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │委員会   │(付託事案審査)                  ││ 3月12日  │木 ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │※決議・意見書の字句修正(午後5時まで)      │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │委員会   │(付託事案審査)                  ││ 3月13日  │金 ├──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │※議案・決議・意見書に対する討論の通告(午後5時まで)│├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月14日  │土 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│ 3月15日  │日 │休 会   │                          │├────────┼──┼──────┼──────────────────────────┤│        │  │      │開 議                       ││        │  │      │審査終了事案の上程、                ││ 3月16日  │月 │本会議   │委員長報告、質疑、討論、採決            ││        │  │      │会議録署名議員の指名                ││        │  │      │閉 会                       │└────────┴──┴──────┴──────────────────────────┘            令和2年3月第17回行橋市議会定例会            議   会   報   告   事   項                               (令和2年2月25日)令和元年 12月 3日(火) 代表者会議 12月 3日(火) 議会運営委員会 12月 3日(火) 議会改革調査特別委員会 12月 4日(水) 障害者週間啓発運動 12月 8日(日) 築城基地航空祭(築上町) 12月 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