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09月25日-05号

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  1. 行橋市議会 2012-09-25
    09月25日-05号


    取得元: 行橋市議会公式サイト
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    平成24年 9月 定例会(第3回)            平成24年9月第3回行橋市議会              定例会会議録(第5日)1 日 時 平成24年9月25日(火)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員   議会事務局     局 長 森 渕 幸 二             次 長 坪 根 義 光            庶務係長 吉 兼 三 佳             書 記 満 江 貴 紀             書 記 田 中 雅 俊 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員    別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果    別紙のとおり1 議事の経過    別紙速記録のとおり   平成24年9月第3回行橋市議会定例会議員出席表[第5日]                       平成24年9月25日(火)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏   名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏   名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │小 坪 慎 也│ ○ │ │ 12 │鳥井田 幸 生│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │工 藤 政 宏│ ○ │ │ 13 │田 中 建 一│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │村 岡 賢 保│ ○ │ │ 14 │横 溝 千賀子│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │藤 木 巧 一│ ○ │ │ 15 │城 戸 好 光│ × │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │諫 山   直│ ○ │ │ 16 │西 本   徹│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │小 原 義 和│ ○ │ │ 17 │吉 永   直│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │大 野 慶 裕│ ○ │ │ 18 │宇 戸 健 次│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │西 岡 淳 輔│ × │ │ 19 │豊 瀬   尉│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │大 池 啓 勝│ ○ │ │ 20 │二 保 茂 則│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │澤 田 保 夫│ ○ │ │ 21 │德 永 克 子│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11 │藤 本 廣 美│ ○ │ │   │       │   │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘            平成24年9月第3回行橋市議会定例会[第5日] 地方自治法第121条により出席した者                                   平成24年9月25日(火)┌────────────┬───────┬──┬───────────┬───────┬──┐│    職  名    │  氏  名  │出欠│   職  名    │  氏  名  │出欠│├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長          │八 並 康 一│○ │地域福祉課長     │唐 﨑 欽 五│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長         │上 田 秀 治│○ │子ども支援課長    │黒 田 純 一│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育長         │山 田 英 俊│○ │生活支援課長     │岡 田 正 二│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│会計管理者       │酒 井 和 宣│○ │介護保険課長     │渡 辺 浄 美│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務部長        │松 本 英 樹│○ │土木課長       │杉 本 吉 満│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民部長        │進 谷   稔│○ │高速道・国県道対策室長 │西   義 孝│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部長        │白 川 達 也│○ │都市政策課長     │井 上 淳 一│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│都市整備部長      │中 村   強│○ │区画整理課長     │池 永 正 行│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│環境水道部長      │小 森 孝 義│○ │農政課長       │新 家 敏 克│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│産業振興部長      │灰 田 利 明│○ │商工水産課長     │龍 王 憲 和│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防長         │菅 本   孝│○ │企業立地課長     │鹿 島 英 樹│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育部長        │三 角 正 純│○ │下水道課長      │松 本 髙 彦│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務課長        │宮 下 義 幸│○ │環境課長       │野 本   誠│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合政策課長      │中 村 浩 行│○ │環境課事業所長    │岩 本 文 秀│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│基地対策室長      │菊 池 慎 一│  │上水道課長      │中 原 和 美│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│財政課長        │米 谷 友 宏│○ │上水道課参事     │長 田 吉 雄│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│情報政策課長      │亀 田 秀 雄│  │会計課長       │吉 田   実│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│契約検査課長      │小 西 良 一│  │選挙管理委員会事務局長│中 村 愛 晴│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│人権男女共同参画課長  │水 上 勝 則│  │農業委員会事務局長  │有 松 正 一│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民課長        │置 鮎 保 之│  │監査事務局長     │中 村 雅 春│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│税務課長        │岡 野 雅 幸│  │学校教育課長     │岡 田 公美子│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│収納課長        │末 松 克 朗│  │指導室長       │佐々木 恭 生│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│債権管理課長      │松 本 正 弘│  │学校給食準備室長   │和 田 雄 二│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│国保年金課長      │木 野 雅 博│  │生涯学習課長     │辻   英 樹│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民協働課長      │田 原 康 行│  │文化課長       │小 川 秀 樹│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│            │       │  │消防本部総務課長   │宮 崎 修 作│○ │└────────────┴───────┴──┴───────────┴───────┴──┘           平成24年9月第3回行橋市議会定例会             議  事  日  程[第5日]                           (平成24年 9月25日)日程第1 審査終了事案の上程、     委員長報告、質疑、討論、採決(総務委員長) 1.議案第48号  行橋市債権管理条例の制定について 2.議案第49号  行橋市防災会議条例及び行橋市災害対策本部条例の           一部を改正する条例の制定について 3.議案第50号  行橋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定に           ついて 4.議案第51号  高規格救急自動車の取得について(総務委員長) 5.議案第53号  平成24年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算に           ついて 6.議案第59号  平成24年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算           について(建設経済委員長) 7.議案第54号  平成24年度行橋市公共下水道事業特別会計補正予算           について 8.議案第55号  平成24年度地方卸売市場行橋魚市場特別会計補正           予算について 9.議案第58号  平成24年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予           算について 10.議案第60号  平成24年度行橋市水道事業会計補正予算について(文教厚生委員長) 11.議案第56号  平成24年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別           会計補正予算について 12.議案第57号  平成24年度行橋市介護保険特別会計補正予算につい           て(各常任委員長) 13.議案第61号  平成23年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定につ           いて(総務委員長) 14.議案第62号  平成23年度行橋市国民健康保険特別会計歳入歳出決           算の認定について 15.議案第69号  平成23年度行橋市後期高齢者医療特別会計歳入歳出           決算の認定について(建設経済委員長) 16.議案第63号  平成23年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別会計           歳入歳出決算の認定について 17.議案第64号  平成23年度行橋市公共下水道事業特別会計歳入歳出           決算の認定について 18.議案第65号  平成23年度地方卸売市場行橋魚市場特別会計歳入           歳出決算の認定について 19.議案第68号  平成23年度行橋市農業集落排水事業特別会計歳入           歳出決算の認定について 20.議案第70号  平成23年度行橋市水道事業会計処分利益剰余金の           処分について 21.議案第71号  平成23年度行橋市水道事業会計決算の認定について(文教厚生委員長) 22.議案第66号  平成23年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別           会計歳入歳出決算の認定について 23.議案第67号  平成23年度行橋市介護保険特別会計歳入歳出決算の           認定について(各常任委員長) 24.議案第72号  平成24年度行橋市一般会計補正予算について日程第2 新たな提出に係る事案の上程、質疑、討論、採決 1.議案第73号  市長の専決事項の指定についての一部追加について日程第3 意見書の上程、質疑、討論、採決 1.意見書第7号  垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの配備撤回及           び米軍機の低空飛行訓練の中止に関する意見書 2.意見書第8号  地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する           仕組み」の構築を求める意見書日程第4 議会閉会中の継続審査要求文教厚生委員会) 1.24請願第3号  困難学級救済、複式学級固定化に依る地域力格差の是           正のため基準外教員の配置を県教委に求める請願日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求       (別紙所管事項調査表のとおり)日程第6 会議録署名議員の指名               平成24年9月25日(5)               開議 10時02分 ◎議会事務局長(森渕幸二君)  開会前にご報告いたします。城戸好光議長が病気のため、また西岡淳輔議員が所用のため、欠席届が出ております。以上でございます。 ○副議長(大野慶裕君)  おはようございます。本日は、議長欠席のため、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長が議長の職務を行いますので、よろしくお願いします。 それでは、定足数に達していますから、これより本日の会議を開会いたします。 本日の議事日程につきましては、議会運営委員会で協議願っていますので、委員長から報告願います。議会運営委員会委員長。 ◆19番(豊瀬尉君)  おはようございます。先刻、議会運営委員会を開き、本日の議事日程について、協議を行いましたので、その結果をご報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、審査終了事案の上程を行い、各委員長の報告を受けた後、質疑、討論、採決を行います。 今回、審査が終了した旨、報告がなされているものは、議案24件であります。 日程第2として、議員から新たな事案とし、議案1件が提出されておりますので、これを上程し、議案に対する質疑、討論を行い、直ちに採決することといたします。 日程第3として、意見書2件が提出されておりますので、これを一括上程し、議題といたします。 日程第4として、議会閉会中の継続調査要求を議題といたします。 日程第5として、議会閉会中の所管事項調査要求を議題といたします。 日程第6として、会議録署名議員の指名を行って閉会といたします。 なお、次回定例会の招集告知日は、平成24年11月19日月曜日、招集日は、平成24年11月27日火曜日の予定で、執行部との調整をいたしましたので、議員並びに関係各位のご承知のほど、よろしくお願い申し上げます。 以上の通り協議が整いましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 △日程第1 審査終了事案の上程、 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。報告のとおりご了承願います。 日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。各委員長から審査が終了した旨の報告がなされているものは、お手元配付のとおり、議案24件であります。これを一括上程し、議題といたします。 はじめに、議案第48号から議案第51号の4件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告をお願いします。総務委員長。 ◆5番(諫山直君)  おはようございます。それでは総務委員会に付託されました、議案第48号から議案第51号までの計4件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第48号行橋市債権管理条例の制定についてでございますが、本案は、本年4月に収納課及び債権管理課が新設され、市全体の債権徴収の一元化を行い、債権徴収の効率化や滞納整理事務の向上を図るとともに、両課と所管課が情報の共有などで協力し、市の債権を包括的かつ適正に管理するため、その事務処理についての一般的基準等が規定されております。 担当課からの説明によりますと、市の全債権のうち、公債権において、滞納処分規定を有する市税債権や保険料、負担金、使用料などの強制徴収公債権は、収納課へ移管され、滞納処分規定のない手数料や私債権(わたくし債権)は、債権管理課へ移管されることとなります。また、公債権に対する延滞金の計算、徴収、減額又は免除が規定されるとともに、滞納処分、強制執行などに関する条項が規定される一方で、わたくし債権に関して、債務者が無資力や生活困窮状態などにある場合に対する債権の放棄の条項が規定されております。 審査の中で、委員からは、延滞金に関しての質疑があり、延滞金の利率が、年14.6%、また特例措置として、最初の1ヶ月のみ7.3%となっているが、この利率に対する見直しや年金受給者などに配慮するために、利率の特例措置期間を延長することはできないのか、と質したところ、担当課からは、今回の延滞金の規定は、市全体の債権に関する事項であるため、地方税法及び市税条例に準拠しており、市の裁量については制約があるが、地方への権限委譲などの見直しを図る環境が整えば、延滞金の見直しを図るとともに、当面は、延滞金の減額や免除規定により、個別の事案に臨みたい、との答弁がありました。これに対し、委員からは、市民負担軽減の観点からも、市独自で規定できる内容について研究を行い、柔軟な対応で臨んでいただきたい、との指摘が出されております。 次に、議案第49号行橋市防災会議条例及び行橋市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、本年6月27日に災害対策基本法の一部を改正する法律が公布、施行されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。 まず、行橋市防災会議条例におきまして、防災会議の所掌事務としていた災害時の応急対策や情報収集を災害対策本部に一元化し、防災会議の所掌事務として、新たに、地方公共団体の長の諮問に応じて防災に関する重要事項を審議することが規定され、防災会議の委員に自主防災組織を構成する者が追加されております。 次に、行橋市災害対策本部条例におきまして、これまで市町村の災害対策本部は、災害対策基本法に、都道府県の災害対策本部と同一の条項で規定されておりましたが、防災会議と防災対策本部の所掌事務の見直しに関連して、県とは別に規定されたことに伴い、条例中の引用条項を改正しようとするものであります。 次に、議案第50号行橋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、電気自動車の普及に伴うインフラ整備として急速充電設備の設置増加が予想され、その特性を踏まえて火災予防上必要な安全対策について、全国的に統一した基準を定めるため、関係省令が一部改正されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。 今回の改正により、急速充電設備を設置する際の位置、構造及び管理に関する基準が、新たに規定されております。なお、現在、市内に設置しております急速充電設備は、市役所敷地内の1箇所である、との説明を受けております。 最後に、議案第51号高規格救急自動車の取得についてでございますが、本案は、平成15年度に配備された高規格救急自動車が経年使用により老朽化したため、更新・配備しようとするものであります。このため、財産の取得にあたり、行橋市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものであります。 本契約に係る入札は、去る7月2日、指名業者2社による競争入札で行なわれ、福岡市博多区の日産自動車販売株式会社 福岡支社が、3051万3000円で落札しております。なお、納入期限は、平成25年3月22日となっております。 審査の中で、委員より、現在、15名の救急救命士が配備されているが、全員男性であるので、今後は、女性特有の疾患などに適切な対応が求められることに配慮するため、女性の救急救命士の配備をお願いしたい、との要望が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第48号から議案第51号の計4件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、原案のとおり、可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第48号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より討論の通告があっていますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆21番(德永克子君)  日本共産党の德永です。議案第48号行橋市債権管理条例の制定について、賛成討論を行います。本条例は、市がもっている債権についての管理や事務処理について、必要な事項を定めるものです。いわゆる手続きの問題を定めるものです。 これまで、債権に対する処置が行橋全体としての統一性に欠けていたり、また規則等が不十分であるため、担当者によって異なる処置が行われたこともありました。そういう不適当な問題を解決するものとしています。 平成23年度末現在、行橋市がもっている債権は、市税及び滞納処分規定のある公債権では、11億9737万8000円、滞納処分規定のない公債権及び私債権は、4億1349万2000円、合計16億1087万円になります。これらの債権について、適正に処理をするというのです。 例えば、これまで何度も適正な処分をするよう求めてきた住宅新築等貸付金は、償還率が83.55%、滞納件数は198件あります。その滞納理由、借受人の死亡が53件、生活保護受給が15件、行方不明が1件、返済に応じないが39件となっています。この返済に応じないとしている人への適正な処置が本条例に基づいて行うということです。これまで困難とされてきた適正な債権処理で実施することは、行政の当然な取り組みです。 しかし、危惧するところもあります。この条例を大上段にかざして強引に延滞金をかけたり、差押えなどの滞納処分が行われることの心配です。多くの滞納者は、所得が少なかったり、納付が出来ない、何らかの理由を持っています。市役所に足を向けることや電話を掛けることさえ躊躇するような状態です。また、滞納処分の意味を理解できない市民、病気の方、認知症の方もおります。こういう場合に、市役所の窓口で大きな声で対応することは困難です。市民と十分な会話をし、市民の本心に触れて、市民が安心して暮らしていけるような、温かい処置と処遇を強く求めたいと思います。そのためにもマニュアルの作成や、課長、係長の適正な指導、職員への研修、職員同士のお互いを高め合うための会議などが必要です。それは秘密主義でなく、オープンで行われることが重要です。これらを是非実現するように、強く求め、討論といたします。 ○副議長(大野慶裕君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号及び議案第59号の計2件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告をお願いします。総務委員長。 ◆5番(諫山直君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第53号、及び議案第59号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第53号平成24年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ20万4000円を減額し、予算総額を94億3437万7000円とするものであります。 補正の内容といたしましては、まず、歳入におきまして、平成24年度の老人保健医療費拠出金及び介護納付金の確定に伴い、国庫支出金におきまして、療養給付費負担金の減額と老人保健医療費拠出金負担金の増額、県支出金におきまして、財政調整交付金の減額、さらに歳入歳出の減額補正に伴う歳入欠かん補てん収入を減額しようとするものであります。 次に、歳出におきまして、老人保健医療費拠出金を増額し、介護納付金を減額しようとするものであります。 次に、議案第59号平成24年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ1098万6000円を増額し、予算総額を8億6263万2000円とするものであります。 補正の内容といたしましては、まず、歳入におきまして、平成23年度決算に伴い、前年度の剰余金を収入するための繰越金を増額しようとするものであります。 次に、歳出におきまして、後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、平成24年4月及び5月に収納した過年度分保険料を広域連合へ納付する負担金、諸支出金におきまして、平成23年度の出納閉鎖時の保険料還付金、及び平成23年度精算に伴う一般会計繰出金を、それぞれ増額補正しようとするものであります。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第53号、及び議案第59号の計2件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、原案のとおり、可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第53号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号から議案第55号、議案第58号及び議案第60号の計4件について、一括して、建設経済委員長から審査の経過並びに結果の報告をお願いします。 建設経済委員長。 ◆11番(藤本廣美君)  おはようございます。それでは、当委員会に付託されました、議案第54号から議案第55号、議案第58号、及び60号の4件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第54号平成24年度行橋市公共下水道事業特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入の財源更正を行おうとするものであります。補正の内容といたしましては、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、4612万6000円を増額補正するとともに、一般会計からの繰入金として、同額の減額を行うものです。  次に、議案第55号平成24年度地方卸売市場行橋魚市場特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入の財源更正を行おうとするものであります。補正の内容といたしましては、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、52万3000円を増額補正するとともに、一般会計からの繰入金として、同額の減額を行うものです。 次に、議案第58号平成24年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入の財源更正を行おうとするものであります。補正の内容といたしましては、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、248万5000円を増額補正するとともに、一般会計からの繰入金として、同額の減額を行うものです。 次に、議案第60号平成24年度行橋市水道事業会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、資本的支出におきまして、事業損失補償費、675万9000円の増額補正を行い、総額13億6043万円とするものでございます。 担当課からは、平成22年度の配水管敷設替工事により工作物に被害が発生し、平成23年11月に工事が完了した後、建物調査を行い、補償額が算出されたため、今回補正をするものである、との報告を受けています。これに対し、委員からは、今後、補償が必要となる工作物の破損を生じることがないよう、十分注意すべきである、との意見が 出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第54号から議案第55号、議案第58号、及び60号の4件につきましては、いずれも、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第54号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第60号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号から議案第57号の2件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告をお願いします。文教厚生委員長。 ◆18番(宇戸健次君)  おはようございます。それでは、議案第56号、議案第57号につきまして、一括して、文教厚生委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第56号平成24年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入歳出それぞれ178万8000円を増額し、歳入歳出の予算総額を3025万円とするものであります。 補正の主な内容としましては、歳入では、平成23年度精算に伴う繰越金を増額するものであります。歳出では、平成23年度精算に伴い、剰余金をそれぞれの保険者に返納するため、行橋市一般会計への繰出金として111万7000円を増額補正し、また、苅田町への返納金として1万7000円、みやこ町の返納金として65万4000円をそれぞれ増額補正いたしております。 次に、議案第57号平成24年度行橋市介護保険特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入歳出それぞれ3755万6000円を増額し、歳入歳出の予算総額を43億4964万1000円とするものであります。 補正の主な内容としまして、保険事業勘定におきまして、歳入では、平成23年度の精算に伴う、介護給付費準備基金繰入金、介護給付費交付精算金、及び繰越金であります。歳出では、平成23年度介護給付費等の精算に伴う、国県支出金返納金、一般会計への繰出金であります。なお、補正後の基金残高は5億8355万6012円となります。 サービス事業勘定におきまして、歳入では、平成23年度の精算に伴う繰越金、介護予防サービス計画費収入の確定、普通預金利子であります。歳出では、介護予防サービス計画策定委託料の減額と、平成23年度精算に伴う一般会計繰出金が計上されております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第56号、及び議案第57号につきまして、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第56号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号について、各委員長から所管部分についての審査の経過並びに結果の報告をお願いします。はじめに、文教厚生委員長。 ◆18番(宇戸健次君)  それでは、議案第61号平成23年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、文教厚生委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 今回の決算における所管部分の執行額は、予算現額119億680万3000円に対し、執行済額115億8468万2425円で、翌年度繰越額は2120万6000円であります。繰越事業の主な内容といたしましては、文化課における守田蓑洲旧居修復工事費が、翌年度に繰り越されております。 次に、平成23年度の当委員会所管部分における主な事業、新規事業についてご報告いたします。 はじめに、地域福祉課では、障害福祉における生活支援サービスの充実を図るため、第3期障害者福祉計画が策定されております。 次に、子ども支援課では、乳幼児医療費の支給を、従来の就学前までの乳幼児に加え、市単独事業として、小学1年生から3年生の児童に拡充して、医療費の一部が軽減されております。また、子宮頸がん予防ワクチン接種費用助成の接種年齢を拡大し、ヒブワクチン、及び小児用肺炎球菌ワクチンについても費用助成項目に追加し、ワクチン接種を受けやすい環境整備が図られました。また、生後4ヶ月までの乳児のいる家庭を訪問し、子育てに関する情報提供を行う、乳児家庭全戸訪問事業が開始されております。 次に、生活支援課では、生活扶助費の支給に係る経費が執行されております。 また、生活保護医療電子レセプトの導入により、委託経費の削減、検索等の内容点検が効率的に行えるようになっております。行橋市の保護の動向としましては、平成23年度末現在、被保護人員は1689人であり、保護率は23.4パーミリで、福岡県の平均保護率25.8パーミリをやや下回る状況であります。 次に、介護保険課では、災害時、要援護者情報や支援者情報の担当部署への提供、地域包括支援センターを中心とした見守りに活用するものとして、高齢者支援マップシステムが構築されております。また、認知症対応型共同生活介護施設や通所を中心に、訪問や宿泊など、希望に応じた利用が可能な小規模多機能型居宅介護施設の整備が行われております。 次に、学校教育課では、平成15年度からの行橋小学校全面建替事業が完了となりました。また、年次計画で進めている耐震改修事業のうち、泉小学校で耐震改修工事を実施し、児童数の増加が見込まれる今川小学校では、校舎の増築工事を行っております。 学校環境整備として、トイレの尿石除去、校外活動充実のための楽器の購入や修繕、児童生徒用の机・椅子の更新などが実施されております。また、給食センター建設事業では、建設のための用地を取得し、実施設計、地質調査を行い、供用開始に向けて前進しているところであります。 次に、指導室では、幼稚園就園奨励費補助金や、小中学校就学援助費等の執行、また、不登校の児童・生徒の学校復帰を目指し、個々に応じた自立を促す適応指導教室などが実施されております。 次に、生涯学習課では、市民体育館の舞台照明改修工事が行われております。また、年次計画で進めている、学習等供用施設の改修工事を、辻垣、袋迫、東新田原の3ヶ所で実施されております。また、平成24年度からの、生涯学習推進計画の策定に向け、市民意識調査アンケートが実施されております。 最後に、文化課では、ブックスタート事業が開始されております。絵本などが入った、ブックスタートパックを4ヶ月健診の会場で配布し、会場においても読み聞かせを行い、読書に親しむ環境づくりを推進しております。また、文化財の説明板等を、市内6箇所に設置するほか、守田蓑洲旧居整備事業では、主屋内に現存していた資料等の整理、増築部分の撤去などが行われました。 次に、審査における質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。 はじめに、子ども支援課においては、泉小学校区の児童クラブの慢性的な受け入れ不足について質したところ、学校敷地内での整備を視野に入れた検討を行いたい、との回答がありました。これを受けて委員会として、早急な整備を行うとともに、利用者の利便を図るよう要望しております。 次に、生活支援課においては、生活困窮者に対して、親身な対応にあたり、広範囲にわたる問題を抱えている場合は、関係各課と充分に連携をとり、情報を共有しながら問題解決を早急に図るよう要望いたしました。 次に、介護保険課においては、取得した情報について、これを地図上で管理を行い、地域の特性を捉えたうえで、地域コミュニティへの参加を促すなどの、地域活動促進にも活用して欲しい、との意見がなされました。また、敬老行事の助成については、支給方法なども工夫して、事業効果を高める施策をすべき、との意見がでております。 次に、学校教育課においては、学校教室の暑さ対策について、各委員より、調機器の早期設置について、強い要望が出されました。当委員会としましては、夏場の暑さ対策について、空調機器の導入も含め、早急に対応するよう要望しておきます。 次に、指導室においては、長期欠席児童の対応について質したところ、適応指導教室において学校復帰への取組みを行うほか、各学校では生徒の状況にあわせた対応がなされていると回答がありました。 次に、生涯学習課においては、公民館施設について、2階に人が集まるホールが多く、高齢者が使い易く整備されるよう要望しております。また、生涯学習計画を策定するにあたり、アンケート調査を十分に精査し、いろいろな面の社会教育が盛り込まれ、市民の多様な意見が反映されるよう要望しております。 次に、文化課においては、市庁舎敷地内に展示されている蒸気機関車について、今後の保存の方向性について質したところ、担当課より、所有者と調整等を行い、保存について、他市の事例を調査し検討していきたい、との答弁を受けております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第61号の当委員会所管部分につきましては、委員賛成多数で、認定すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  次に、建設経済委員長。 ◆11番(藤本廣美君)  それでは、議案第61号平成23年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、建設経済委員における所管部分の審査の経過と結果をご報告いたします。 当委員会、所管部分における決算の概要は、予算現額55億8663万2000円に対し、執行済額45億8746万9722円で、翌年度への繰越額は、8億7451万4338円であります。 繰越事業の内容といたしましては、商工水産課における沓尾漁港の地域水産物供給基盤整備事業、蓑島漁港の農山漁村地域整備交付金事業、稲童漁港の漁村再生交付金事業、土木課における防衛施設周辺民生安定施設整備事業、及び社会資本整備総合交付金事業、都市政策課における公営住宅整備事業となっております。 次に、平成23年度の当委員会所管部分における主な事業または新規事業としましては、ハード事業として、交通安全施設等整備事業、土地区画整理事業、総合公園整備事業、市営住宅整備事業特定防衛施設周辺整備事業、みやこ都市下水路調査委託事業、海岸堤防等老朽化対策緊急事業、広域消費生活センター建設事業、今川河畔ライトアップ事業、稲童工業団地整備事業、などを実施しております。また、ソフト事業として、小型合併処理浄化槽設置整備補助事業、太陽光発電機設置補助事業や、失業者の短期雇用及び就業対策を図る緊急雇用創出事業、行橋夏まつり「こすもっぺ」等の実施経費が執行されております。 それでは、審査における、質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。まず、商工水産課では、委員から、「こすもっぺ」における出店料の取扱いや行政とまつり振興会との役割分担を明確にしてもらいたい、との要望や、「こすもっぺ」のステージや出店の配置について、より多くの人が参加できるよう考慮してもらいたい、との要望が出されております。 また、各種の研修会等について、市から助成金、補助金を出した際、市は決算報告を受けているが、補助金を出しているのであれば、成果や課題、問題点といった中身にまで踏み込んで把握すべき、との意見が出されています。 また、中小企業融資預託金の利用状況について、担当課からは、国の緊急経済対策として保証制度が継続していることから、現在のところ預託金制度の利用者はいない、との報告を受けております。これに対し、委員からは、利用を促すよう周知を図るべき、との意見が出されております。 次に、農政課では、花あふれるふくおかの街モデル地区設置事業について、委員から、地区どうしで花壇の良さを競い合い、多くの地区で花壇の整備が進むような取組みをしてもらいたい、との意見が出され、これに対し、担当課からは、区長会等と協議していきたい、との答弁を受けております。 次に、企業立地課では、委員から、市の重要事業として位置づけている企業誘致活動を、現在の人員・体制で対応できるのか、と質したところ、担当課からは、7月から9月までの3ヶ月間については1名減の状態で、一人あたりの事務量は増えているが、課で一丸となって対応していく、との答弁を受けております。 次に、土木課では、委員から、道路工事の工期の遅れは他の関連事業に影響することから、業者に工期を遵守するよう改めて指導すべき、との指摘が出されております。また、橋梁の長寿命化計画について、担当課から、平成23年度、平成24年度に橋梁の点検を行い、平成25年度に112橋の長寿命化計画を策定し、維持管理を行っていく、との説明を受けています。 次に、区画整理課では、委員から、補償は、ほぼ終わったが、残る確定測量と清算対応に向けて体制を整えるとともに、市民に対し再度説明会を行うべき、との指摘が出されております。 次に、都市政策課では、委員から、県営住宅豊団地の維持管理方法や宅地開発積立金の使途について、見直しを図るべきとの意見や、行橋総合公園の指定管理について、都市整備部と教育委員会の管轄する部分に分かれているが、同じ敷地内の業務であるので統一するよう検討してもらいたい、との要望が出されております。 次に、環境課では、委員から、清掃施設、し尿処理施設、火葬場等の周辺地区に支払われている地元協力金について、支払対象や支払方法、期間を再度検討すべきである、との指摘が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第61号のうち、当委員会所管部分につきましては、出席委員、全員一致で、認定すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  次に、総務委員長。
    ◆5番(諫山直君)  それでは、議案第61号平成23年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、総務委員会所管部分における、審査の経過と結果を、ご報告いたします。 はじめに、財政課より、平成23年度の一般会計における、歳入歳出、それぞれの決算の概要について説明を受けております。 まず、平成23年度の歳入決算の総額は、46億7690万927円で、前年度対比4.1%の増、続いて、歳出決算の総額は、43億1014万5785円で、前年度対比4.0%の増となっております。この結果、歳入歳出を差引した形式収支額は、3億6675万5142円の黒字となり、これから翌年度へ繰り越します、地域水産物供給基盤整備事業などを含む、計8事業の財源、8428万338円を差し引いた実質収支額は、2億8247万4804円の黒字決算となっております。 次に、歳入決算額の財源別の状況でありますが、まず、自主財源は、約96億8000万円、構成比率は39.2%であり、前年度対比0.9ポイントの増で、約5億9900万円上回っております。この主な要因といたしましては、平成20年9月のリーマンショック以降、落ち込んでおりました市税収入が、約3年ぶりに回復し、前年度対比4.4ポイントの増で、約3億1100万円の増額によるものでございます。 また、依存財源は、約149億9700万円、構成比率は60.8%であり、前年度対比、約3億6800万円上回っております。この主な要因といたしましては、国庫支出金では、普通建設事業等の財源として、社会資本整備総合交付金や防衛関連補助金をはじめ、繰越事業分として、平成22年度経済対策の、きめ細かな交付金などで、約3億4400万円の増額、また、歳出におけます扶助費等の大幅な伸びを補てんする形で、普通交付税が増額となり、他の増加要因と併せまして、約2億5000万円の増額によるものでございます。 一方、歳出決算額の性質別の状況でありますが、まず、義務的経費は、約130億9400万円で、決算額全体の53.9%を占めており、前年度対比0.1ポイント、約1100万円の増額となっております。その内訳といたしまして、扶助費では、子ども手当てや生活保護費などの伸びにより、5.0ポイント、約3億6100万円増額しているものの、人件費では、退職手当の減額により、4.0ポイント、約1億5200万円の減額、公債費では、地方債の元利償還金の減により、9.8ポンイト、約1億9800万円の減額となっております。 次に、投資的経費は、約26億1000万円で、経済対策事業費が減額となる一方、行事北団地整備事業や今川小学校校舎増築事業等の影響により、前年度対比7.5ポイント、約1億8200万円の増額となっております。 以上の決算数値をもとに算出しました、平成23年度の財政指数では、実質公債比率が9.1から8.0に、また経常収支比率が87.0から83.7へ好転し、財政の硬直化は改善されつつあります。しかしながら、経済情勢の現状を考えますと、次年度以降も税収の増及び自主財源の確保に向けて依然予断を許さない状況にありますので、第5次総合計画に基づき、今後予定されます各種事業をはじめ、継続的事業の円滑な実施に向けて、引き続き、財政の健全化に努めていきたい、との説明を受けております。 次に、平成23年度の当委員会所管における新規事業または新たに執行された経費といたしましては、庁舎屋上展望スペース整備工事、旧酪農会館の施設現況調査、第5次総合計画策定に要する経費、防災ワークショップ開催のための経費、行橋駅周辺の防犯カメラ設置に要する経費、住民基本台帳法改正に伴うシステム改修費、県知事及び県議会議員選挙に関する経費、消防救急デジタル無線システム業務委託、3台の消防ポンプ自動車購入費などとなっております。 それでは、審査における、質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。 はじめに、総務課では、団塊の世代の退職とともに、急速な職員の世代交代が進むとともに、今後は、少数精鋭で市民サービスを担う職員への責任と期待は、ますます大きくなってくる。そこで、マンパワーを最大限に高めるには、人材育成が重要であるとの観点から、職員の接遇研修はもとより、実務研修にも積極的に参加させ、人材の涵養に努めていただきたい、との意見が出されております。 次に、総合政策課では、本年度から第5次総合計画にのっとって、各種施策や事業が展開されると思われるが、活気あふれるまちづくりに向けて、行橋市の魅力を大いに発見し、柔軟な発想力と企画力を発揮していただきたい、との意見が出されております。 次に、情報政策課では、スターコーンFMに対しては、広告料として予算執行を行い、毎日5分間程度の行政情報を放送しているが、現状のままでは、聴取率の向上にはつながらないのではなか、と質したところ、担当課からは、シティー・インフォメーションとして、情報提供を行っているが、より効果的な活用方法と様々な情報提供の充実について検証したい、との答弁がありました。 これを受けて、委員からは、災害時などでは、緊急情報伝達や最低限のライフラインの確保、避難している市民の安否などの情報提供を地域に密着した特性をいかし、きめ細かな市民目線で放送していただきたい。また、地域における公共性に基づいて支えられている放送局を存続するには、単なる広告料として支出するのではなく、放送内容の充実を図るためにも、支出区分を変更することも視野に入れるべきではないか、との指摘が出されております。また、市のホームページは、情報化による効果的な行政サービスを行うための媒体であり、利用者にとって、使いやすく、探しやすく、常に新しく正確な情報を入手することが求められているとともに、さらに、行橋市の魅力あるイメージを市内外に向けて発信することが期待されるため、市のイメージを伝える写真や動画などの要素を掲載する必要があるのではないか、との意見が出されております。 次に、人権男女共同参画課では、毎年、啓発事業としての記念行事では、講演会を開催しているが、講師の選定については、ネームバリューにこだわることなく、受講者のアンケートや意見などを参考にして、様々な角度から決定していただきたい、との要望が出されております。 次に、市民課では、行橋駅構内の住民票等自動交付システムは、平成10年に設置され、その利用者は、年間約9000件との報告を受けているが、さらに利便性向上が見込まれ、全国でも展開されている、コンビニ交付サービスの導入について検討していただきたい、との要望が出されております。 次に、市民協働課では、住民の自治会への係わり合いが次第に希薄になり、無関心や非協力的な状況が増加しており、地域コミュニティ機能の低下につながっている。また、災害や防犯対策などの地域が抱える課題が大きくなっており、住民同士の助け合い意識が災害時において有効に機能し、住民による防犯活動が地域の治安向上に効果を上げるものである。そこで、すべての世帯が加入し、常日頃より親睦を深め連携ある行動が取れるように、自治会未加入世帯の解消を推し進め、コミュニティの向上を図る必要があるのではないか、との意見が出されております。 次に、消防本部では、救急出動の件数が増加傾向にあり、また、実人員は、定数より2名減であるとの報告を受け、1人の職員に対する職務が負担過多になっているのではないか、と質したところ、担当課からは、通常業務においては、現状のままで特段の支障をきたすことはないが、職員が消防学校への入校や研修、加えて各種訓練に参加する機会が多く、消防組織体制の強化を図るため、職員の増員については要望していく、との答弁がありました。 最後に、会計課では、基金運用状況の提出を受けて、基金の運用方法、金融機関の選定について質したところ、担当課からは、基金は、預金期間が1年未満の大口定期預金により運用しており、昨年度は、24本の定期預金での運用を行った。基金を効率的かつ安全性を確保するため、金額及び預金期間を指定した上で、市内の金融機関より預金利率の調査を行い、金融機関を選定している。また、預金期間が1年で概ね5億円の3本の基金については、利率差は生じているが、必ずしも預金利率のみで判断せず、安全性や地場金融機関の育成と発展の観点などを総合的に勘案しながら、金融機関を分散して選定している、との答弁がありました。 これを受けて、委員からは、基金運用は、健全性の高い金融機関での効率的な運用が基本であり、市民が納めた税金であることを自覚するとともに、金融機関の経営状況などを勘案した上で、利率の入札により金融機関を選定すべきではないか、また、同一条件において金融機関で利率差が生じた場合は、利率の不均衡について金融機関との調整を図るべきではないか、との指摘が出されております。 審査終了後、現地調査を行い、取りまとめの段階で、市長に入室を求め、基金運用に対する市長の見解を質したところ、基金運用については、資金の安全性を確保するとともに収益性の確保を図りながら、効率的な運用に努めており、これまでの市と市内の金融機関との関わりや地場企業の育成などを考慮して、各金融機関への預金利率の調査を実施し、市の判断で金融機関を決定している。しかしながら、委員会からの指摘に対しては、公金管理委員会において、今後の対応や是正に向けた協議を行うよう指示をいたし、健全な基金運用に努めたい、との答弁を受けております。 採決の結果、議案第61号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、認定すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 議案第61号について、各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より、討論の通告があっていますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆21番(德永克子君)  日本共産党の德永克子です。議案第61号平成23年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対討論をいたします。若干の財政分析をしながら、市民の目線に立って、どのような執行であったのか、問題点を指摘しながら討論をしたいと思います。 まず、財政運営状況です。翌年度繰越財源額は8428万円で、実質収支額は2億8247万5000円の黒字決算となっています。この実質収支額は、過去5年間で一番大きな金額となっています。また、財政調整基金の年度末残高は、5年間で一番多額の24億1373万1000円であり、減債基金も5年間で一番多額の3億5667万8000円。一方、借金である年度末地方債現在高は、5年間で一番低い157億8153万8000円です。これらを見る限り、余裕のある財政運営が行われた、また反面、市民の暮らしがひどくなっているのに、そこに十分な行政執行が行われなかったと言えるのではないかと思います。 次に、歳入についてです。自主財源についてですが、本23年度は、96億8031万円、構成比率で39.23%が自主財源です。前年度に比べ5億9945万円、構成比で0.93ポイントの増となっています。しかし、過去5年間の状況を見ると、4年前、19年度が49.14%、3年前が46.44%、2年前が41.0%となっており、5年前から、どんどん下がってきています。前年度と、ほんのわずか上向きになったものでしかありません。その内の基本である市税は、本年度73億9183万円、構成比29.95%ですが、自主財源の5年間の状況と同じように、過去5年間下向き傾向で、前年度より、わずかに増となっているものです。 市民の所得状況を示す個人市民税は、30億587万6000円で、過去5年間で最低の金額となっています。市民税の所得別の人数を見ると、本年度の納税者は3万1871人、それ以外の約4万人は、市民税納付義務のない所得しかない人たちです。ワーキングプアと言われる所得200万円以下の人は、納税者の46.8%、1万4928人にのぼります。所得600万円を超す人数は、過去5年間を見ると、平成19年度は4598人、20年度は4672人、21年度は4515人、22年度は3396人、本23年度は3937人となっています。市民全体の所得が低いということがよく分かります。 市民の負担である負担金と使用料、手数料についてですが、人数が増加したのではなく、個人の負担増によるものは、前年度と比べ、老人ホームの負担金、3名の増ですけれども、198万7000円の増、水産施設使用料としての小型船舶保管施設使用料と係留施設使用料89万7000円の増、値上げによる諸証明の手数料、364万3000円の増などです。 次に、歳出です。事業執行における問題点をあげたいと思います。まず1番目、市税及び国民健康保険税の滞納処分、差押えは、本23年度は861件です。件数でみると、過去5年間で一番多くなっています。しかし、滞納額は低いほうから2番目、換価額、自主収納額の合計額も少ないほうから2番目です。1件当たりの金額が少なくなっています。また生命保険の差押えは、129件になっています。所得の少ない人への差押えとなっているのではないか、また生命保険は、病気などになっていると、再び加入することが困難であり、そのような人への差押えがあるのではないか懸念をされます。 2つ目に、自治振興協議会の決算を資料で提出するようお願いいたしましたが、不十分なものしか提出されておりません。私は、数年前にも自治振興協議会の事業内容と決算のあり方について問題との指摘をしましたが、相変わらず改善がされておりません。 3つ目に、他の基地では存在していない築城基地協賛会への不当な支出がなされています。協賛会の解散あるいは支出しないことを求めます。 4つ目に、入札の問題です。指名競争入札では、委託が、84件中56件が落札率90%以上です。不調、不落札、延期、中止は、委託で84件中6件、工事150件中19件ありました。一般競争入札では、71件中、不調、不落札、延期が5件です。数件を除き、殆どが85%から87%で落札しています。さらなる公正な入札になるように求めたいと思います。 5つ目に、同和人権問題です。研修会等参加助成金は、同和団体への育成のような支出と思われるのが見られます。また厳正な支出のための条件となっておりません。人権教育研究会と進路保障研究協議会は、本来ならば学校現場や教育委員会の所管のもとに実施されるべき性格のものですが、場所を地区労会館で会議などを行っており、公正性に欠けております。また、その会計の実施状況も偏ったものが見られると思います。特別法の失効は、今年度末で10年になります。同和行政の完全な終結と公正な人権、人権教育行政を行うべきです。 6つ目に、学校に行けない、行っていない小中学生は、本年度3月で95名です。この子たちへの行政は、全く不十分です。また市内に住んでいる子ども達のうち、行橋市立でない小中学校、育徳館や私立の学校、築城養護学校などに所属している子ども達への施策は、全くおこなっていないと言っても過言ではありません。さらに義務教育を終了し、高校にも行っていない就職もしていない青年への施策も殆どありません。この子たちも行橋の市民です。取組みを求めたいと思います。 以上、何点かについて指摘をいたしました。所得の少ない市民、行政が手を差し伸べなければならない市民への行き届いた市政となっておりません。勿論、改善がされたもの、評価するものも沢山ありますが、決算としての反対討論といたします。 ○副議長(大野慶裕君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、認定するものであります。本案は、各委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第61号は、認定されました。 ここで会議運営上、5分間の休憩をいたします。               休憩 11時22分               再開 11時32分 ○副議長(大野慶裕君)  定足数に達していますので、只今から会議を再開いたします。 次に、議案第62号及び議案第69号の計2件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。総務委員長。 ◆5番(諫山直君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第62号、及び議案第69号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第62号平成23年度行橋市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入総額79億8989万9113円に対し、歳出総額89億9379万9419円で、差し引き額10億390万306円の歳入不足が生じております。なお、この歳入不足につきましては、前年度までの累積赤字総額9億2778万9435円に、平成23年度の単年度収支額7611万871円の赤字額を加えたものであり、平成24年度予算より繰上充用されております。 次に、歳入歳出の状況を前年度決算との比較をいたしますと、歳入では、約1億7000万円の減額となっております。この減額の主な要因といたしましては、前期高齢者交付金が約4億円増額になった影響で、国庫支出金と県支出金における交付金、及び共同事業交付金において、財源調整が行なわれ減額されたためであります。 次に、歳出では、約9400万円の減額となっております。歳出の主な内容といたしましては、増額となっているものでは、後期高齢者支援金、介護納付金、共同事業拠出金、償還金であり、一方で、減額となっているものでは、保険給付費、老人保健拠出金、繰上充用金となっております。 また、担当課からは、平成23年度における福岡県内28市の国保財政の状況についての説明があり、保険料収入で国保財政を黒字にしている自治体は6市、基金取崩しや法定外の繰入金によって黒字にしている自治体は14市、累積赤字のため繰上充用措置を行っている自治体は8市である。次に、行橋市の一人あたりの国保税の高額順は、県内で10位に位置しており、また一人あたりの医療費の高額順は、3位に位置している、との報告を受けております。 審査の中で、委員からは、国保税については、長年の累積赤字を解消し、国保財政の健全化を図ることを目的として、平成17年に税率及び税額の改正が行われているが、その後の高齢者医療制度の変遷などを経て、国保の状況も大きく様変わりしている。そこで、歳出面では、あらゆる角度からの医療費の分析や医療機関への受診状況の把握などを積極的に実施し、また歳入面では、国保税について、国保加入者の所得階層別の分析や国保税の賦課における割合などの見直しなどを含め、総合的な判断のもと検証していただきたい、また、国保の担当課は、平成17年度に市民の健康増進対策を充実させることを目的として、国保と健康づくりの組織の一元化を行って、福祉部で所管していたが、今年度の機構改革により、福祉部から市民部へ移行されたため、特定健診事業や保健指導等の施策については、福祉部との連携をより一層強化しながら、生活習慣病から生じる医療費の抑制に努めていただきたい、との意見が出されております。 さらに、法定外繰入金と繰上充用については、国においても、国保の構造的な課題の一つとして挙げており、行橋市においても国保会計は、毎年、慢性的な赤字会計を補てんするため、巨額の繰上充用を生じさせ、不安定な国保運営を強いることとなっている。そこで、赤字体質からの早期脱却を図り、将来にわたっての国保財政の長期的な経営健全化を実現するため、漫然と繰上充用を繰り返すのではなく、抜本的な国保行政の指針や再建化計画を示すべきではないか、との指摘が出されております。 次に、議案第69号平成23年度行橋市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入総額7億8730万6030円に対し、歳出総額7億7631万9489円で、差し引き額1098万6541円につきましては、翌年度への繰越金となっており、平成24年度予算において、所要の措置がなされております。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料、及び一般会計からの繰入金であります。なお、保険料の徴収率は、現年度分と滞納繰越分を併せまして、99.07%となっております。これに対し、歳出の主なものは、歳出総額の96.5%を占める後期高齢者医療広域連合納付金、及び後期高齢者医療事業運営に係る職員人件費、事務的経費、及び徴収経費であります。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第62号及び議案第69号の計2件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、認定すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第62号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第62号は、認定されました。 次に、議案第69号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第69号は、認定されました。 次に、議案第63号から議案第65号、議案第68号、及び議案第70号から議案第71号の計6件について、一括して、建設経済委員長から審査の経過並びに結果の報告を願いします。建設経済委員長。 ◆11番(藤本廣美君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第63号から議案第65号、議案第68号、及び議案第70号から議案第71号の計6件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第63号平成23年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入総額1506万447円に対し、歳出総額1506万18円で、差し引き額459円につきましては、翌年度へ繰越となっております。 歳入の主なものは、償還推進助成事業補助金としての県補助金が55万2000円、前年度からの繰越金が768万8435円、貸付金の元利収入が681万7537円となっております。これに対し、歳出の主なものは、貸付金償還事務費が39万7018円、一般会計への繰出金が1466万3000円となっております。 審査の中で、委員より、未回収の貸付金のうち、法的に回収の見込みが無いものは、弁護士等に確認のうえ、不能欠損等の処理をするよう検討すべき、との意見や、相続人の把握や実態調査を速やかに進めてもらいたい、との意見が出されております。 次に、議案第64号平成23年度行橋市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入総額13億1751万166円に対し、歳出総額12億6442万2736円で、差し引き実質収支額は4612万7430円の黒字であり、翌年度へ繰越となっております。 歳入の主なものは、受益者負担金が2943万9700円、下水道使用料が2億683万215円、公共下水道費国庫補助金が2億9428万円、公共下水道債が2億7090万円、及び一般会計からの繰入金4億2075万6000円であります。これに対し、歳出の主なものについては、管理費では、下水道台帳整備委託料、下水道使用料徴収事務に対する上水道事務委託負担金、処理場及び中継ポンプ場管理業務委託料などが支出されております。 次に、建設費では、行事地区・行橋校区の面整備、及び行事地区の幹線工事、設計委託を行い、処理場関係では、処理場内の汚泥処理棟にて、電気設備工事及び機械設備工事を実施しております。さらに公債費で、下水道建設事業債の元利償還金が執行されております。 審査の中で、委員から、公共下水道 供用区域外からのつなぎ込みについて、申請を許可する際の条件を明文化する必要性について意見が出され、担当課からは、公平性を保つことのできる基準を検討していきます、との答弁を受けております。また、委員からは、不公平さを解消するため、受益者負担金、下水道使用料の滞納対策を強化すべき、との意見や、他の自治体において、汚泥をマンホールから下水管に流し込む事例が生じていることから、対応を検討するよう意見が出されております。 次に、議案第65号平成23年度地方卸売市場行橋魚市場特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入総額3228万1524円に対し、歳出総額3175万7505円で、差し引き額52万4019円につきましては、翌年度への繰越となっております。 歳入の主なものは、魚市場使用料が1039万6870円、一般会計からの繰入金が1986万6000円、前年度よりの繰越金が199万4696円となっております。これに対し、歳出の主なものは、魚市場維持管理のための委託、工事で398万2650円、魚市場建設事業債の元利償還金が1787万1165円であります。 次に、議案第68号平成23年度行橋市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入総額6634万5155円に対し、歳出総額6385万8880円で、差引き額248万6275円につきましては、翌年度への繰越となっております。 歳入の主なものは、受益者分担金967万5000円、処理施設使用料2498万6400円、一般会計からの繰入金2699万4000円、基金繰入金379万2000円のほか、平成22年度決算に基づく繰越金となっております。これに対し、歳出の主なものは、処理場等管理費で、椿市汚水処理場の維持管理にかかる経費として、処理場等管理費2252万1203円が支出されております。また、農業集落排水事業債の元利償還金として3642万3936円が支出されております。 次に、議案第70号平成23年度行橋市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございますが、本件は、平成24年4月から法定積立金の積立義務が廃止されたため、議会の議決を経て、未処分利益剰余金を処分するもので、平成23年度水道事業会計の未処分利益3億2670万6126円のうち、1700万円を減債積立金に積み立て、残りを繰り越すものとなっております。担当課からは、利益剰余金の処分については、改正前の地方公営企業法で定めていた方法と同様の方法で処分したものです、との説明を受けております。 最後に、議案第71号平成23年度行橋市水道事業会計決算の認定についてでございますが、まず、収益的収支では、いずれも税込みで、収入が12億610万4224円、支出が8億6758万8190円であり、差引き、3億3851万6034円の黒字を生じております。 収益的収支の主な内容ですが、収益的収入における水道使用料が11億4460万7110円、次に、他会計繰入金として、下水道料金徴収負担金、その他、雑収益として、土木課、下水道課、区画整理課、農政課、都市政策課の事業に伴う給水管切廻し等が主な収入となっております。 次に、収益的支出といたしましては、原水及び浄水費において、浄水場運転管理業務委託費1億430万3850円のほか、京築地区水道企業団受水費1億2997万260円が支出されており、その他にも、漏水修理、量水器取替え及び移設、給配水管及び量水器修理等の修繕費や検針収納窓口業務委託費、企業債利息などを支出しております。 続きまして、資本的収支では、収入が4億8901万6109円で、支出が11億712万5787円で、差引き6億1810万9678円の資金不足が生じております。この不足額につきましては、当年度と過年度分の損益勘定留保資金で補てんされております。 次に、資本的収支の主な内容ですが、資本的収入では、高度浄水施設等整備事業、第5次拡張事業や石綿セメント管、老朽管更新事業の実施に係る企業債で1億9010万円、これらの事業に係る国庫補助金として1億696万4000円、老朽施設更新事業に対する出資金等で7052万1000円、工事負担金として9392万1109円、などであります。 次に、資本的支出では、配水設備費では、浄水場改修工事などの工事請負費、2億5856万8800円を執行したほか、第5次拡張事業として、西泉二丁目地区の配水管 布設工事、石綿セメント管更新事業として、矢留地区の配水管布設替工事、高度浄水事業として、矢留浄水場での急速ろ過池増設工事、老朽管更新事業として、金屋地区の配水管布設替工事等を実施しております。更に、事業実施の際に借り入れた企業債の償還元金、4億945万7760円などを支出している、との報告を受けております。 審査の中で、委員から、漏水管の調査状況について尋ねたところ、担当課からは、現在半分以上の調査が終了した中で、25箇所以上の漏水箇所が見つかっております。応急的な処置は行っておりますが、大がかりな工事については、アセットマネジメントに組み込んで年次計画で対処していきたい、との答弁を受けております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第63号から議案第65号まで、議案第68号及び議案第71号の計5件につきましては、いずれも、出席委員、全員一致で、認定すべきであると決し、議案第70号につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきと決しました。以上、報告を終わります。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第63号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第63号は、認定されました。 次に、議案第64号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第64号は、認定されました。 次に、議案第65号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第65号は、認定されました。 次に、議案第68号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第68号は、認定されました。 次に、議案第70号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第70号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第71号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第71号は、認定されました。 会議運営上、ここで暫時休憩いたします。               休憩 12時05分               再開 13時03分 ○副議長(大野慶裕君)  それでは、定足数に達していますので、只今から会議を再開いたします。 藤本廣美議員。 ◆11番(藤本廣美君)  先程、委員長報告のなかで、議案第71号について、平成23年度行橋市下水道事業会計決算認定と申し上げましたが、正しくは、平成23年度行橋市水道事業会計決算の認定でございました。発言の訂正をお願いいたします。 ◆7番(大野慶裕君)  只今、藤本廣美議員より、先程の委員長報告について、発言の訂正の申し出がありました。行橋市議会会議規則第64条により、その会期に限り、議長の許可を得て行うことができる旨、規定されていますので、藤本廣美議員の発言の訂正の申し出を許可することといたします。 次に、議案第66号から議案第67号の計2件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告をお願いします。文教厚生委員長。 ◆18番(宇戸健次君)  それでは、議案第66号、議案第67号につきまして、一括して、文教厚生委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 まず、はじめに、議案第66号平成23年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額3142万3257円に対し、歳出総額は2963万4097円で、差引き177万8903円の残額が生じております。この残額は、平成24年度予算に繰越し、行橋市一般会計、及び苅田町・みやこ町への返納金として措置されることとなっております。 歳入におきましては、前年度と比較いたしますと、265万2953円の減額、率にして7.8%の減率になっております。収入済額の主なものといたしましては、介護認定審査会の設置に伴う苅田町・みやこ町の負担金及び、一般会計からの繰入金であります。また、歳出におきましては67万3012円の減額、率にして2.1%の減率になっております。 支出済額の主なものといたしましては、介護認定費で歳出全体の約90%を占めております。また、平成22年度精算に伴い、行橋市一般会計への繰出金が91万7886円、苅田町・みやこ町への負担金返納金が105万1798円となっております。なお、行橋市の認定申請者数は3528件で、282回の審査会が実施されております。また、平成23年度末の認定者数は2777人となっております。 次に、議案第67号平成23年度行橋市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、はじめに、保険事業勘定では歳入総額40億3767万7891円に対し、歳出総額は40億3389万7893円で、差引き377万9998円の残額が生じております。この残額は平成24年度予算に繰り越し、所要の措置がなされております。 前年度との比較いたしますと、歳入で9479万5467円の増額、率で2.4%の増率となっております。これに対し、歳出では1億7655万2204円の増額、率として4.6%の増率となっております。 次に、決算の概要でございますが、歳入では65歳以上の第一号被保険者の保険料収入が7億7173万324円で、前年度と比較して約1163万円の増額、率として1.5%の増となっております。また、40歳から64歳までの、第二号被保険者の保険料相当額である、支払基金交付金が11億3588万4256円で、前年度と比較して約2526万円、率として2.3%の増率となっております。また、国県支出金、及び一般会計からの繰入金も増額となっております。歳出では、支出総額の約94%を占める保険給付費は、37億9172万1890円で、前年度と比較すると約1億7000万円、率として4.7%の伸びとなっております。一方、平成22年度の精算に伴い、一般会計繰入金及び国県支出金返納金が減額となっております。 平成23年度は、介護予防実態調査分析事業の最終年度にあたり、普及啓発のためDVDを作成し、いきいきサロン等で配布しております。また、要介護のおそれがある高齢者を把握するため、日常生活圏域ニーズ調査を実施、さらに、地域密着型サービスを中心とした施設整備、地域包括支援センターの再構築等を盛り込んだ、第5期老人保健福祉計画・介護保険事業計画を策定しております。新規事業として、高齢者の緊急事態に活用されるよう、医療情報や連絡先などを整理するための、あんしん情報セットが独居高齢者を中心に配布されております。 審査の中で、委員より、高齢者をめぐる虐待やトラブルなどは、立場が弱く、自ら申し出ない場合が多いため、周囲が察知して適正な対応ができるよう、市としても的確に指導するよう要望がなされました。 次に、サービス勘定でございますが、歳入総額1502万5440円に対し、歳出総額は1361万4960円で、差引き141万480円の残額が生じております。この残額につきましても、翌年度に繰り越され、所要の措置がなされております。 前年度との比較いたしますと、歳入で123万円2896の減額、率で7.6%の減率となっております。これに対し、歳出では208万5164円の減額、率として13.3%の減率となっております。平成23年度における介護予防サービス計画費の給付利用件数は、2401件であります。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第66号につきましては、委員、全員一致で、議案第67号につきましては、委員、賛成多数で、認定すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 はじめに、議案第66号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第66号は、認定されました。 次に、議案第67号について、委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第67号は、認定されました。 次に、議案第72号について、各委員長から、所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。はじめに、文教厚生委員長。 ◆18番(宇戸健次君)  それでは、議案第72号平成24年度行橋市一般会計補正予算について、文教厚生委員会における所管部分の審査の経過と結果をご報告いたします。 今回の当委員会所管部分の補正は、8935万1000円の増額補正であります。補正の主な内容といたしましては、地域福祉課では、障害者虐待防止法の施行に伴い、障害者虐待防止センターを開設し、啓発活動や緊急一時保護のための経費として、74万3000円が増額補正されております。また、福岡県高齢者等生活支援事業費補助金の精算に伴い、19万6000円の増額補正となっております。 子ども支援課では、定期予防接種として、生ポリオワクチンの集団接種が廃止され、不活化ポリオワクチンの個別接種へと移行するため、予防接種の委託経費が増加するなど、894万9000円が増額補正されております。また、児童手当法の改正による所得制限の設定や税制改正における年少扶養控除廃止により、児童扶養手当所得制限基準額への加算等、システム改修にかかる経費、714万7000円が増額補正となっております。 次に、生活支援課では、増加する保護者に対し、ケースワーカーの適正な業務を行うため、新規嘱託員を雇用し、報酬152万円の増額補正となっております。また、平成23年度生活保護費等の精算などによる国県支出金返納金6730万2000円が増額補正されております。介護保険課では、平成23年度福岡県高齢者等生活支援事業補助金の精算に伴う返納金、15万円の増額補正となっております。生涯学習課では、中央公民館の空調設備の老朽化により、改修のための実施設計委託料として、334万4000円が増額補正されております。 審査における質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。 地域福祉課では、虐待防止センターを開設するにあたり、長期的な視野で対応する体制について考察したかと質したところ、今後、児童や高齢者、障害者の虐待について一元化して相談が受けられる体制づくりを整えていきたいと回答を得ております。また、対応にあたる人員については、専門性も踏まえ、業務が円滑に行えるよう、適正な配置をするようにと要望しております。 次に、子ども支援課において、今回予算計上を撤回した、老朽園舎立替及び園舎新設工事補助金について、委員より、議案については、充分審議し、精査したうえで上程するように、また、保育行政について、子どもを育成する場として、関係機関とも充分協議を行い、よりよい環境を整えていくよう要望いたしました。生涯学習課においては、公民館等の社会教育施設の徹底した保守管理を行い、快適な環境を提供するとともに、利用者である市民の活動を妨げることのないように、要望しております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第72号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  次に、建設経済委員長。 ◆11番(藤本廣美君)  それでは、議案第72号平成24年度行橋市一般会計補正予算について、建設経済委員会における所管部分の審査の経過と結果をご報告いたします。 当委員会、所管部分における補正の内容は、まず、農政課におきまして、平成24年2月に、国から義務付けられた、人・農地プランの作成に伴う検討委員会設立に要する費用や、これに伴う青年就農給付金、農地集積支援金として451万円の増額補正。また、地籍調査費では、境界部復元に伴う委託料の増額で72万7000円の増額補正。農林施設災害復旧費では、梅雨前線豪雨、九州北部豪雨の災害復旧として、補助事業で12箇所、単独事業で37箇所の災害復旧工事の実施に伴い、5784万2000円の増額補正を行うものです。 次に、土木課では、道路新設改良費のうち、公有財産購入費において、413万6000円の増額補正を行うものです。 補正の主な内容といたしましては、福原・長者原遺跡の保存に伴い、市道を移設するため、229㎡の用地を購入するものです。また、今回の補正予算では、債務負担行為として、行橋パーキングエリア スマートインターチェンジ設置事業、期間を平成25年度から平成26年度まで、限度額を3095万6000円、行橋パーキングエリア周辺道路整備事業、期間を平成25年度から平成26年度まで、限度額を1億2832万6000円、計2件の債務負担行為が計上されております。 債務負担行為の内容として、担当課からは、スマートインターチェンジ設置工事について、ネクスコと基本協定を締結するにあたって、工事費の裏づけとなる債務負担行為を計上する必要があることから、今回の補正予算で計上しました。今後、債務負担を確定して、ネクスコと負担金の協定を締結していきます、との説明を受けております。 これに対し、委員から、現段階では地権者との交渉も済んでいないことから、平成25年度の当初予算で債務負担行為を設定すれば良いのではないか、と尋ねたところ、担当課からは、平成24年度予算で、スマートインターチェンジに関する設計委託の費用を計上しており、スマートインターチェンジの連結許可が下りた後、周辺道路の設計に取り掛かっています。しかし、スマートインターチェンジの設計のためには基本協定が必要であり、基本協定の裏づけとなる工事の債務負担行為の設定が必要となります、との答弁を受けております。 次に、環境課では、緊急雇用創出事業として、市内の空き家対策に係る調査を行うための費用として、72万2000円の増額補正、また、環境対策費について、松原井戸ポンプ場の設置工事に要する費用として、651万2000円の増額補正を行うものです。これは、既設のポンプ場の近くで井戸ボーリングとポンプ場設置を予定していたが、地質調査や地元協議の結果、ポンプ場や貯水タンク等を移設する必要が生じたものです、との説明を受けています。 委員から、空き家の調査を行った後の対応について尋ねたところ、担当課からは、民生委員や区長会と調整して、市内の空き家を把握し、廃屋状態の空き家を対象として対応することを考えています。対応の内容については、空き家に関する条例を制定している先進地視察を行って検討していきます、との答弁を受けています。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第72号のうち、当委員会所管部分につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○副議長(大野慶裕君)  次に、総務委員長。 ◆5番(諫山直君)  それでは、議案第72号平成24年度行橋市一般会計補正予算について、総務委員会所管部分における審査の経過と結果をご報告いたします。 今回の補正は、1点目として、国・県の補助金の内示及び決定に基づくもの、2点目として、平成23年度決算の精算に伴うもの、3点目として、緊急を要するものを踏まえて予算措置されております。 まず、歳入補正全体の概要についてですが、国庫補助金では、障害程度区分認定等事業費補助金が計上され、県補助金では、主に、本年6月の梅雨前線豪雨及び7月の九州北部豪雨災害による農林施設等の災害復旧事業に係る農林施設災害復旧費補助金、児童手当システム改修事業に係る地域子育て活動支援費補助金、将来の農地集積や農業経営の大規模化、さらに新規就農者育成事業に係る青年就農給付金事業補助金が計上されております。また、前年度分の精算による特別会計からの繰入金、前年度一般会計の実質収支額の2分の1の繰越金、及びコミュニティ助成事業助成金に伴う諸収入が増額補正されております。 次に、当委員会所管部分の主な歳出補正では、まず、2款総務費において、裁判所による債権回収手続きの実施に対する経費として、弁護士報酬等が新たに計上されております。また、高齢者運転免許自主返納に対する記念品経費、旧酪農会館警備委託料、一般コミュニティ助成事業補助金が、それぞれ増額補正されております。このコミュニティ助成事業は、財団法人自治総合センターが、宝くじの収入を財源として、住民が自主的に行なうコミュニティ活動の促進を図り、地域の連帯感に基づく自治意識を盛り上げることを目指すもので、コミュニティ活動に必要な設備の整備に対して助成を行うものであります。今回の助成金といたしましては、道場寺神楽講に対し、神楽備品等を購入するための経費に対し助成しようとするものであります。 また、ふるさと基金積立金、財政調整基金積立金、減債基金積立金が、それぞれ増額補正される一方で、平成23年度決算に伴う繰越金の確定に伴う特別会計の繰出金が減額補正されております。 これらの結果、既定予算額に対し、今回の補正額2億1575万5000円を増額し、歳入歳出予算総額を、それぞれ262億82万6000円としようとするものであります。 審査の中で、委員からは、旧酪農会館については、すでに施設現況調査が終了しており、その結果を踏まえ、早急に運営方針を決めていただきたい、との要望が出されております。また、本年4月より、自動車運転免許の自主返納を促進し、高齢者の交通事故増加に歯止めをかけるとともに、返納後の移動手段として路線バスの利用を促進することを目的として、自動車運転免許を返納した65歳以上の高齢者に対し、1万円の路線バスの回数券を贈呈している。しかし近くに路線バスが運行していない地域もあることから、路線バス以外の交通手段、例えばタクシーなどの利用者に対しても適用できる方法も検証していただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第72号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 △日程第2 新たな提出に係る事案の上程、質疑、討論、採決 △日程第3 意見書の上程、質疑、討論、採決 △日程第4 議会閉会中の継続審査要求 △日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求 △日程第6 会議録署名議員の指名 ○副議長(大野慶裕君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 議案第72号について、各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、各委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、議案第72号は、原案のとおり可決されました。 日程第2 議員から議案1件が提出されております。これを上程し、議題といたします。なお、提案理由の内容につきましては、議案に付記いたしておりますので、ご了承願います。 お諮りいたします。只今、議題となっております議案第73号は、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、質疑、討論、採決を行います。 議案第73号について、ご質疑はありませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を行います。反対の方。               (「なし」の声あり)賛成の方。               (「なし」の声あり)討論を終わり、これより採決を行います。本案に賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。 日程第3 意見書の上程を行います。今定例会に意見書2件が提出されております。これを一括上程し、議題といたします。 お諮りいたします。只今、議題となっております意見書2件については、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 はじめに、意見書第7号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立多数であります。よって、意見書第7号は可決されました。 次に、意見書第8号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立)起立全員であります。よって、意見書第8号は可決されました。 日程第4 議会閉会中の継続審査要求について、議題といたします。文教厚生委員会で審査中の24請願第3号について、閉会中の継続審査の要求があっております。申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 日程第5 議会閉会中の所管事項の調査事項について、議題といたします。各委員長から、所管事項につき、閉会中の調査の申し出があっております。調査事項につきましては、お手元配付いたしました所管事項調査表のとおりであります。 以上、報告いたします。 日程第6 会議録署名議員の指名を行います。平成24年9月第3回行橋市議会定例会会議録署名議員に、5番 諫山直議員、6番 小原義和議員を指名いたします。 以上で本日の日程は、全て終了いたしました。 市長から発言を求められておりますので、発言を許します。八並市長。 ◎市長(八並康一君)  平成24年9月第3回行橋市議会定例会の閉会にあたりまして、一言お礼を申し上げます。 議員の皆様には、去る9月4日の本定例会の開会以来、本日までの長期間にわたりまして、市政運営上重要な案件につきまして精力的にご審議をいただき、いずれも原案どおりご賛同賜りまして、誠にありがとうございました。また、今定例会におきまして、一度提出をさせていただきました案件を撤回させていただいたことにつきましては、改めて深くお詫び申し上げます。今後このようなことのないよう、事業を進めるにあたりましては、各関係機関との協議や調整など、一層の慎重さを持って取り組んでまいります。審議を通じまして皆様方からいただきました、ご意見・ご指摘につきましては、十分にこれを尊重いたしまして、今後の市政発展のために取り組んで参る所存でございます。 さて、この場をお借りいたしまして、ご報告させていただきます。 まず、9月11日に発生した台風16号でございますが、この台風は、大型で非常に強い勢力を保ったまま、17日昼前にかけまして九州の西の海上を北上し、朝鮮半島に上陸後、日本海へ抜けました。本市におきましては、16日午後から風雨が強くなって参りましたので、防災行政無線とエリアメールを活用いたしまして、市民の皆様に台風に対する注意を喚起いたしたところでございます。6校区の公民館に、延べ14世帯22人の方々が自主避難されましたが、翌日17日朝には全員が帰宅されまして、人的被害等の報告もなく、一安心いたしたところでございます。災害対策につきましては、今後とも、情報収集をはじめ、早目の防災情報の発信に取り組み、減災に努めて参る所存でございます。 次に、今年度の着工を予定しております行橋市給食センター建設事業でございますが、防災食育機能を備えたセンターとして位置づけまして、防衛補助の対象となるべく九州防衛局と協議を進めていたところでありますが、9月7日付けで、築城飛行場周辺まちづくり支援事業として、平成24年度、平成25年度合わせまして、12億3693万3000円の交付決定をいただいたところでございます。 この防災食育センターとしての補助は、全国でも初の交付であります。特に、本議会で単独で行橋市の給食センターを設置してよろしいと許可を頂いた以降、九州防衛局、あるいは防衛省の本省、地方協力局と補助事業としていただけるように、いろんな折衝を続けてまいりました。全国でもない事業でございましたので、防衛省地方協力局としても相当に苦慮されたようでありますが、最終的に財務省と折衝いたしまして、今回の交付決定となったところでございます。全国でも初の交付でございます。大切に使わせていただきたいと思っておりますが、皆様のご期待に応え得るセンターとして、早急に建設して参りたいと思っております。なお、現在の進捗状況といたしましては、建設地の造成工事を行っているところでございます。 また、今年度、初めての取り組みといたしまして、事業仕分けがございます。これは、市民の皆様に事業に対する行政の説明責任を果たすとともに、職員の意識改革を促しまして、効率的な行財政運営について、今後の課題を見出すものであります。来月20日には7事業の仕分けを予定いたしておりますので、この事業仕分けを通しまして、政策決定から予算執行まで、改めて検証して参りたいと考えております。 現在、本市は、東九州自動車道整備事業や市営住宅行事北団地建設事業、行橋市給食センター建設事業など、大型事業を多く推進いたしておりますので、引き続き徹底した行財政改革に取り組みながら、長期的視野に立った慎重な財政運営と市民サービスの向上を目指した自治体経営に邁進する所存でございます。今後とも、ご指導方をよろしくお願い申し上げます。 さて、今年の夏は、ロンドンオリンピック並びにパラリンピックに沸いた夏でありました。県内出身の選手も大活躍されましたが、日々熱戦を繰り広げる選手たちの姿に、感動を覚えられた方も多かったのではないかと思います。しかし一方で、この夏は計画停電も予定され、市民生活への影響も想定されました。幸い、計画停電も実施されることなく、無事に節電要請期間が終了いたしまして、ひと安心いたしたところでございます。市といたしましては、引き続き、節電対策に努めてまいりますが、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。 9月も後半となりまして、日中の暑さも和らいでまいりました。さわやかな秋風が吹く季節となり、スポーツの秋、芸術・文化の秋を迎えます。これから各地でスポーツ大会をはじめ、文化祭・音楽祭など、各種イベントが催されます。議員の皆様におかれましても、気候がよく過ごしやすいこの季節を存分に楽しんでいただきたいと存じます。 しかし、この時期は、猛暑の夏の疲れとともに寒暖差によりまして、何かと体調を崩しやすい季節でございます。どうぞ、議員の皆様におかれましては、くれぐれもご自愛下さいまして、今後とも市政発展のために、ご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのお礼のご挨拶とさせていただきます。 誠に、ありがとうございました。 ○副議長(大野慶裕君)  議員の皆様には、議会運営に対し、ご協力頂きまして、心より厚く御礼申し上げます。 これをもちまして、平成24年9月第3回行橋市議会定例会を閉会いたします。               閉会 13時47分地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議 長 城 戸 好 光      議 員 小 原 義 和      議 員 諫 山   直            平成24年9月定例会提出               意見書一覧表                    (意見書)                    平成24年9月25日┌──────────────────────┬───────────┐│        件    名        │  提出者・賛成者  │├──────────────────────┼───────────┤│(意見書第7号)              │提出者 横 溝 千賀子││ 垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの配備撤│提出者 德 永 克 子││ 回及び米軍機の低空飛行訓練の中止に関する意│賛成者 二 保 茂 則││ 見書                   │賛成者 田 中 建 一│├──────────────────────┼───────────┤│                      │提出者 田 中 建 一││(意見書第8号)              │賛成者 鳥井田 幸 生││ 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充│賛成者 藤 本 廣 美││ 実する仕組み」の構築を求める意見書    │賛成者 小 原 義 和││                      │賛成者 藤 木 巧 一│└──────────────────────┴───────────┘意見書第7号   垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの配備撤回及び米軍機の低空飛行   訓練の中止に関する意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成24年 9月25日      提出者 市議会議員  横 溝 千賀子      提出者 市議会議員  德 永 克 子      賛成者 市議会議員  二 保 茂 則      賛成者 市議会議員  田 中 建 一 行橋市議会議長 城 戸 好 光 様提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣、外務大臣   垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの配備撤回及び米軍機の低空飛行   訓練の中止に関する意見書 米海軍省と海兵隊は今年4月、「MV-22航空機の海兵隊普天間飛行場配備及び日本での運用に関する環境報告書」を作成し、防衛省が6月31日にこの報告書を沖縄県に提出したことから、オスプレイを普天間基地に配備し、低空訓練を計画していることが明らかになった。 その概要は、配備後、岩国基地にも月2,3日間2-6機が派遣され、低空飛行訓練のため国内6航法経路(その後7ルートと明らかにした)において夜間(午後10時―午前7時)を含め現状より約21%増加(各ルートにおいて飛行回数が年間約55回、計330回)となる訓練が実施されるとしている。 他方、オスプレイは開発段階に4回の事故及びその後も事故が多発しており、30人以上が亡くなるなど、墜落の不安は払しょくできていない。沖縄県では県知事の反対表明をはじめ、県議会と県内すべての41市町村議会での配備反対決議、世論調査でも9割が反対している。 また、米軍の低空飛行は、アラスカ州を除く米国内やNATO(北大西洋条約機構)内のどの国においても認められていない。しかし、日本においては、米軍戦闘機による低空飛行訓練が続けられている。1994年には高知県大川村のダム湖に墜落し乗員2名が死亡し、現在でも群馬県、島根県、熊本県、高知県などで現認され、保育施設や学校、観光地などで爆音や市民に恐怖心を与え多大な被害を市民生活に及ぼしている。 世界一危険な普天間基地に、墜落事故を繰り返す欠陥機を配備し、日本全国で低空飛行訓練を行うことは沖縄県民をはじめ、日本国民の命を危険にさらすことになる。 よって、以下の事項について要請する。                   記1、沖縄県民の命を危険にさらし、墜落と死の恐怖を押し付ける普天間基地へのオス プレイの配備を撤回すること。2、米軍機による日本全国の低空飛行訓練を中止すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成24年 9月25日                          行 橋 市 議 会意見書第8号   地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を   求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成24年 9月25日      提出者 市議会議員  田 中 建 一      賛成者 市議会議員  鳥井田 幸 生      賛成者 市議会議員  藤 本 廣 美      賛成者 市議会議員  小 原 義 和      賛成者 市議会議員  藤 木 巧 一 行橋市議会議長 城 戸 好 光 様提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、    国家戦略担当大臣、農林水産大臣、環境大臣、経済産業大臣   地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を   求める意見書 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、わが国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林のもつ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など「森林の公益的機能」に対する国民の関心と期待は大きくなっています。 また、わが国は京都議定書において、第1約束期間である平成20年から平成24年までの間に、温室効果ガスを6%削減することが国際的に義務付けられていますが、そのうち3.8%を森林吸収量により確保することとしています。 このような中、「地球温暖化対策のための税」が平成24年10月に導入される一方、「森林吸収源対策など地球温暖化対策に関する地方の財源確保」については、「平成24年度税制改正大綱」において、「平成25年度実施に向けた成案を得るべく更に検討を進める」とされています。 もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備・保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取組みを、山村地域の市町村が主体的・総合的に実施することが不可欠です。 しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落・低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足しています。 よって、下記事項の実現を強く求めます。                   記 二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、「地球温暖化対策のための税」の一定割合を、森林面積に応じて譲与する「地方財源を確保・充実する仕組み」を早急に構築すること。                                         以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成24年 9月25日                          行 橋 市 議 会                継 続 審 査 表                                                (平成24年9月25日)┌─────────┬─────────────────────────────┐│  委 員 会   │継  続  審  査  事  項             │├─────────┼─────────────────────────────┤│  文教厚生   │24請願第3号 困難学級救済、複式学級固定化に依る地域力格 ││         │       差の是正のため基準外教員の配置を県教委に求 ││  委 員 会   │       める請願                  │└─────────┴─────────────────────────────┘            所 管 事 項 調 査 表                                                (平成24年9月25日)┌─────────┬─────────────────────────────┐│   委 員 会   │調   査   事   項                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 行政運営について                   ││         │○ 財政問題について                   ││   総 務   │○ 財産管理について                   ││         │○ 入札及び契約について                 ││   委 員 会   │○ 消防行政について                   ││         │○ 国保行政について                   ││         │○ 後期高齢者医療について                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 学校教育について                   ││   文教厚生   │○ 生涯教育について                   ││         │○ 文化行政について                   ││   委 員 会   │○ 介護保険について                   ││         │○ 福祉行政について                   ││         │○ 健康づくり行政について                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 上下水道事業について                 ││         │○ 住宅建設事業について                 ││         │○ 都市計画事業について                 ││   建設経済   │○ 土木行政について                   ││         │○ 住宅新築資金等貸付事業について            ││   委 員 会   │○ 農林水産業振興について                ││         │○ 企業誘致について                   ││         │○ 商工振興について                   ││         │○ 環境及び清掃行政について               ││         │○ 観光行政について                   │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 定例会及び臨時会の会期日程について          ││   議会運営   │○ 議会の運営について                  ││   委 員 会   │○ 議会の会議規則、委員会に関する条例等について     ││         │○ 議長の諮問について                  │└─────────┴─────────────────────────────┘        平成24年9月第3回行橋市議会定例会議決結果表┌───────┬─────────────────────┬───┬────┐│ 議案等番号 │議案・請願・陳情・意見書・決議名等    │議 決│議決状況││       │                     │結 果│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第14号  │議会の議決により指定された市長の専決処分事│報 告│    ││       │項についての専決処分の報告について    │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第15号  │議会の議決により指定された市長の専決処分事│報 告│    ││       │項についての専決処分の報告について    │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第16号  │平成23年度行橋市財政健全化判断比率の報告│報 告│    ││       │について                 │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第17号  │平成23年度行橋市公共下水道事業特別会計資│報 告│    ││       │金不足比率の報告について         │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第18号  │平成23年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会│報 告│    ││       │計資金不足比率の報告について       │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第19号  │平成23年度行橋市農業集落排水事業特別会計│報 告│    ││       │資金不足比率の報告について        │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第20号  │平成23年度行橋市水道事業会計資金不足比率│報 告│    ││       │の報告について              │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第21号  │行橋市土地開発公社の経営状況について   │報 告│    ││       │                     │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│報告第22号  │行橋市文化振興公社の経営状況について   │報 告│    ││       │                     │の み│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第48号  │行橋市債権管理条例の制定について     │原 案│全員一致││       │                     │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第49号  │行橋市防災会議条例及び行橋市災害対策本部条│原 案│全員一致││       │例の一部を改正する条例の制定について   │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第50号  │行橋市火災予防条例の一部を改正する条例の制│原 案│全員一致││       │定について                │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第51号  │高規格救急自動車の取得について      │原 案│全員一致││       │                     │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第52号  │平成24年度行橋市一般会計補正予算について│撤 回│    ││       │                     │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第53号  │平成24年度行橋市国民健康保険特別会計補正│原 案│全員一致││       │予算について               │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第54号  │平成24年度行橋市公共下水道事業特別会計補│原 案│全員一致││       │正予算について              │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第55号  │平成24年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会│原 案│全員一致││       │計補正予算について            │可 決│    │└───────┴─────────────────────┴───┴────┘┌───────┬─────────────────────┬───┬────┐│ 議案等番号 │議案・請願・陳情・意見書・決議名等    │議 決│議決状況││       │                     │結 果│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第56号  │平成24年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認│原 案│全員一致││       │定特別会計補正予算について        │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第57号  │平成24年度行橋市介護保険特別会計補正予算│原 案│全員一致││       │について                 │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第58号  │平成24年度行橋市農業集落排水事業特別会計│原 案│全員一致││       │補正予算について             │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第59号  │平成24年度行橋市後期高齢者医療特別会計補│原 案│賛成多数││       │正予算について              │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第60号  │平成24年度行橋市水道事業会計補正予算につ│原 案│全員一致││       │いて                   │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第61号  │平成23年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認│認 定│賛成多数││       │定について                │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第62号  │平成23年度行橋市国民健康保険特別会計歳入│認 定│賛成多数││       │歳出決算の認定について          │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第63号  │平成23年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特│認 定│賛成多数││       │別会計歳入歳出決算の認定について     │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第64号  │平成23年度行橋市公共下水道事業特別会計歳│認 定│賛成多数││       │入歳出決算の認定について         │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第65号  │平成23年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会│認 定│全員一致││       │計歳入歳出決算の認定について       │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第66号  │平成23年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認│認 定│全員一致││       │定特別会計歳入歳出決算の認定について   │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第67号  │平成23年度行橋市介護保険特別会計歳入歳出│認 定│賛成多数││       │決算の認定について            │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第68号  │平成23年度行橋市農業集落排水事業特別会計│認 定│賛成多数││       │歳入歳出決算の認定について        │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第69号  │平成23年度行橋市後期高齢者医療特別会計歳│認 定│賛成多数││       │入歳出決算の認定について         │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第70号  │平成23年度行橋市水道事業会計未処分利益剰│原 案│全員一致││       │余金の処分について            │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第71号  │平成23年度行橋市水道事業会計決算の認定に│認 定│賛成多数││       │ついて                  │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第72号  │平成24年度行橋市一般会計補正予算について│原 案│賛成多数││       │                     │可 決│    │└───────┴─────────────────────┴───┴────┘┌───────┬─────────────────────┬───┬────┐│ 議案等番号 │議案・請願・陳情・意見書・決議名等    │議 決│議決状況││       │                     │結 果│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│議案第73号  │市長の専決事項の指定についての一部追加につ│原 案│全員一致││       │いて                   │可 決│    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│24請願第3号 │困難学級救済、複式学級固定化に依る地域力格│継 続│    ││       │差の是正のため基準外教員の配置を県教委に求│審 査│    ││       │める請願                 │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│意見書第7号 │垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの配備撤│原 案│賛成多数││       │回及び米軍機の低空飛行訓練の中止に関する意│可 決│    ││       │見書                   │   │    │├───────┼─────────────────────┼───┼────┤│意見書第8号 │地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充│原 案│全員一致││       │実する仕組み」の構築を求める意見書    │可 決│    │└───────┴─────────────────────┴───┴────┘...