◎市長（八並康一君） おはようございます。本日、９月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。 本定例会に提案いたします案件は、報告８件、条例２件、協定の締結１件、財産の取得１件、
補正予算４件、決算の認定１０件で、計２６件の案件につきまして、ご審議をお願いするものでございます。それでは、案件の内容につきまして、ご説明申し上げます。 はじめに、報告第１１号の平成１９年度行橋市
財政健全化判断比率、並びに報告第１２号の平成１９年度行橋市
公共下水道事業会計資金不足比率、報告第１３号の平成１９年度
地方卸売市場行橋市
魚市場会計資金不足比率、報告第１４号の平成１９年度行橋市
農業集落排水事業会計資金不足比率、報告第１５号の平成１９年度行橋市
水道事業会計資金不足比率、以上５件の
報告案件につきまして、併せてご説明申し上げます。 これは、昨年６月に、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる
財政健全化法が公布されまして、新たな算定による
財政指標を議会に報告し、公表することが定められましたので、今年度から、新たに報告するものでございます。この
財政健全化法は、
地方財政再建促進特別措置法による、これまでの
地方公共団体の
財政再建制度を５０年ぶりに見直しまして、新しい制度を整備しようとするものでございます。 旧制度では、
普通会計を主とする
財政指標によりまして、
地方公共団体の
財政状況を判断いたしておりましたため、
地方公共団体の活動の全体像を把握することが困難となっておりました。その結果、議会や住民の皆さんによる
チェック機能等が十分に働かず、
地方公営企業や
地方公社、第３
セクター等の
普通会計以外の
財政悪化が
地方公共団体の財政に影響を与えるという事例も多く出ております。これに対しまして、今回の
財政健全化法では、旧制度の欠点を補い、
財政状況の悪化を可能な限り早い段階で把握をし、財政の健全化に取り組めるように、財政の健全性に関する比率の
公表制度を設けるものでございまして、この比率に応じまして、財政の
早期健全化計画や
財政再生計画のほか、
公営企業の
経営健全化を図るための計画の策定等が義務付けられております。 次に、平成１９年度の決算における本市の
財政健全化の状況でございますが、報告第１１号の
財政健全化判断比率のうち、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率につきましては、平成１９年度が
黒字決算となっておりますので、該当なしという状況でございます。また、
実質公債費比率は１２．６％、将来
負担比率は８１．４％という状況でございまして、いずれも
早期健全化基準、
財政再生基準を下回る比率となっております。また、報告第１２号から報告第１５号までの
公営企業会計における
資金不足比率についてですが、
公共下水道事業、
地方卸売市場行橋市魚市場、
農業集落排水事業、
水道事業の４会計につきましては、いずれも
資金不足を生じておりませんので、該当なしという状況でございます。 以上、平成１９年度決算における行橋市の
財政健全化の状況につきましては、いずれも
財政指標が基準値の範囲内、あるいは該当なしという状況でございます。厳しい
財政状況の下ではございますが、積極的な
行財政改革の断行によりまして、財政の健全化が保持されている状況でございます。なお、新制度の詳細等につきましては、後ほど、
総務部長より説明をいたします。 続きまして、報告第１６号の平成１９年度行橋市
一般会計継続費の
精算報告についてでございますが、本件は、平成１８年度当初とする２ヵ年の
継続事業でありました、
防衛施設周辺民生安定施設整備事業の
継続年度の終了に伴いまして、精算の報告を行うものでございます。 次に、報告第１７号の行橋市
土地開発公社の
経営状況について、ご説明申し上げます。平成１９年度の決算の内容でございますが、
土地造成事業といたしまして、
稲童工業団地拡大整備事業第３期の
追加整備を行ないますとともに、第４期
整備事業に着手いたしました。一方、
土地売却事業といたしましては、
稲童工業団地拡大整備事業用地のうち、行橋市
大字稲童字長迫６６２番４８の他５筆の売却を行ったところでございます。
付帯等事業収益といたしましては、行橋駅西側の保有地などを賃貸し、２０１９万６４００円の収益を得ておりまして、本年度の損益計算は、２６１１万７５９２円の純利益を生じております。この利益金につきましては、準備金として積立処理をいたしております。この結果、
貸借対照表における資産合計は、３２億３６０９万３１６７円、
土地保有高は、１６万２６０．３２㎡となっております。 次に、平成２０年度の主な
事業計画といたしましては、
稲童工業団地拡大整備事業第４期の早期完成を目指しまして、約８万９５６０㎡の
造成工事などを計画いたしております。また、引き続き、行橋駅
周辺整備事業用地及び
稲童工業団地拡大整備用地の売却を進めることといたしております。 次に、報告第１８号の行橋市
文化振興公社の
経営状況について、ご説明申し上げます。まず、平成１９年度の決算でございますが、
文化振興公社の一般会計の収支決算額は、収入が２億５０３３万５３円で、支出は２億４８９４万４８３１円でございます。収支の差額につきましては、１３８万５２２２円でありまして、次年度へ繰越しいたしております。 支出といたしましては、各受託施設の運営事業費、
文化振興公社管理費、自主事業特別会計への繰出金などでございます。これに対する収入といたしましては、受託施設利用料収入、指定管理料収入、補助金等収入、雑収入などとなっているところでございます。 次に、自主事業特別会計の決算でございますが、収支決算額は、収支ともに、４２３２万８８７０円でございます。支出といたしましては、文化講演会、映画会、カルチャースクールなどの事業に要した費用でございます。これに対する収入といたしましては、入場料等収入、雑収入、一般会計からの繰入金などとなっているところでございます。 次に、平成２０年度の一般会計予算額といたしましては、２億４６０６万円を予定いたしておりまして、その主なものといたしましては、各受託施設の運営事業費、
文化振興公社の管理費などでございます。自主事業特別会計の予算額といたしましては、３５２２万７０００円を予定いたしておりまして、その主なものといたしましては、文化講演会、カルチャースクールなどの事業費でございます。 続きまして、議案第４７号の行橋市
ふるさと応援寄附条例の制定についてでございますが、これは、地方税法の一部改正によります、ふるさと納税制度の創設を受けまして、制定するものでございます。ふるさと納税制度は、生まれ育ったふるさとを大切にしたい、ゆかりのある地を応援したいという気持ちをかたちにする制度でございまして、生まれ育ったふるさとの市町村などの自治体に寄附をした場合に、その金額に応じまして、所得税と、現在居住している自治体の住民税の一部が控除される制度となっております。 このように、行橋市を応援して下さる皆様の思いがこもった寄附金を受け入れるにあたりまして、本条例を提案させて頂いたところでございます。今後は、この制度をホームページなどで広くＰＲいたしまして、行橋市を応援して下さる皆様から、ご支援を頂くことにより、市外にお住まいの人を含めた多様な方々の参加による、魅力あるふるさと行橋市を推進してまいりたいと考えております。 次に、議案第４８号の
行橋市議会議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、
地方自治法の一部を改正する法律が公布をされまして、議員の報酬等に関する規定を、行政委員会の委員等の規定から分離するとともに、議員の報酬の名称が議員報酬に改められましたことに伴いまして、関係条例の整備を行なうものでございます。 続きまして、議案第４９号の行橋市公共下水道行橋市浄化センターの
建設工事委託に関する基本協定の締結についてでございますが、これは、平成２０年度から平成２３年度にかけて行ないます、行橋浄化センター建設工事につきまして、協定額２０億円で、日本下
水道事業団へ委託する基本協定を締結するものでございます。 続きまして、議案第５０号の
救助工作車の取得についてでございますが、これは、現在、消防本部に配備されております
救助工作車が、平成元年度事業により導入配備されたものでございます。永年経過によりまして老朽化したため、更新配備をしようとするものでございます。今回、
救助工作車の取得にあたりまして、指名競争入札を実施いたしましたところ、ジーエム市原工業株式会社が８８４１万円で落札いたしましたので、議会の議決を得まして、売買契約を締結しようとするものでございます。 続きまして、議案第５１号の平成２０年度行橋市
一般会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、３億３８８２万８０００円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を、それぞれ２１６億８７１６万円とするものでございます。この補正に伴います主な歳出予算の内容といたしましては、まず、総務費では、地方税電子申告支援サービス導入経費、ふるさと納税制度導入経費、来年度から開始となります新地方公会計制度の整備に要する経費、及び財政調整基金積立金などを計上いたしております。 土木費では、泉小学校横の道路
整備事業費などの経費を、教育費では、今川小学校講堂及び行橋中学校校舎の耐震診断に要する経費を計上いたしております。また、諸支出金では、所得税から市県民税への税源移譲に伴いまして発生いたします、市税等の還付金や特別会計への繰出金の経費を計上いたしているところでございます。さらに、再編交付金といたしまして、騒音測定装置の購入経費や稲童地区の城尾・平原線道路改良経費、仲津校区防災倉庫建設経費、地域防災計画作成のための防災アセスメント経費、学習等供用施設空調設備改修に要する経費も併せて計上いたしております。歳入予算といたしましては、国
県支出金、市債などを計上いたしております。 次に、議案第５２号の平成２０年度行橋市
公共下水道事業特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴いまして、６５６９万５０００円を増額いたしまして、一般会計繰入金を減額して、財源の更正を行うものでございます。 次に、議案第５３号の平成２０年度
地方卸売市場行橋市
魚市場特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴いまして、１４０万７０００円を増額いたしまして、一般会計繰入金を減額して、財源の更正を行うものでございます。 次に、議案第５４号の平成２０年度行橋市
農業集落排水事業特別会計補正予算についてでございますが、今回の補正は、歳入では、前年度繰越金の確定に伴います増額と、一般会計繰入金の減額補正を、また、歳出では、
農業集落排水事業基金積立金の増額補正を行うものでございまして、６５６万７０００円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を、それぞれ９２３３万２０００円とするものでございます。 続きまして、議案第５５号の平成１９年度行橋市
一般会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 平成１９年度の財政運営にあたりましては、個人市民税の増収などによりまして、市税が４年連続の増額となったものの、地方交付税につきましては、国の三位一体改革の影響によりまして、７年連続の減額となるなど、厳しい
財政状況の中、歳出の節減による財源の確保、及び計画的な配分に努めまして、第４次総合計画の実現に向けまして、各種施策を実施してまいりました。その結果、平成１９年度の一般会計決算額は、歳入２１３億１６５５万３８０２円、歳出２１０億８２４２万１９３７円となりまして、歳入歳出差引後の形式収支額は、２億３４１３万１８６５円の黒字となっております。このうち、８７７３万３２００円は、翌年度へ繰越す事業の財源でありますので、これを差し引きますと、実質収支額は、１億４６３９万８６６５円の
黒字決算となっております。決算規模につきまして、前年度と比較いたしますと、歳入は、約４．５％、歳出は、約４．６％の減となっているところでございます。
財政状況を示す経常収支比率は、９６．４％で、前年度より１．０ポイントの減、また、
実質公債費比率は、前年度と同じ１２．６％となっておりますが、経常収支比率の高さは、本市財政の厳しさを示すものとなっております。三位一体改革の影響によりまして、地方交付税などの一般財源が削減される一方、扶助費や特別会計繰出金などの経費が増加するなどの影響によりまして、経常収支比率が昨年に引き続き９０％を超えることとなっておりますが、国の改革のもとでの厳しい状況ではありますが、今後とも、更なる
行財政改革を実施することによりまして、乗り切っていく所存でございます。 続きまして、決算内容についてでございますが、歳入につきましては、市税や繰入金などの自主財源は、１０４億７５１５万２３６５円で、市税などの増加によりまして、前年度対比で４．８％の増、また地方交付税や国
県支出金などの依存財源は、１０８億４１４０万１４３７円で、地方交付税、国庫支出金及び市債の減少などによりまして、前年度対比で１２．０％減の歳入となったところでございます。 次に、歳出につきましては、ハード事業といたしまして、土地区画整理事業、行橋小学校校舎建替事業、漁港施設
整備事業等を実施したところでございます。また、ソフト事業といたしまして、障害者自立支援法施行に伴う地域生活支援事業、商店街の活性化を図るための市街地にぎわい創出がんばろう会事業、
少子化対策及び子育て家庭に対する育児対策のための子育て支援センター事業、児童生徒の学習のつまずきなどの解消を目的とした放課後質問教室事業などを実施いたしたところでございます。これらの結果、人件費等義務的経費で、１２２億３３６６万９０００円、普通建設事業費等投資的経費で、１６億７１７５万７０００円、その他の経費、７１億７６９９万６０００円の執行となったところでございます。 次に、議案第５６号の平成１９年度行橋市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入８０億３２６３万９３８０円、歳出９１億３１４９万４０４５円となりまして、差引１０億９８８５万４６６５円の歳入不足が生じました。この不足額は、前年度までの累積赤字額１０億４８６３万２３１３円に加えまして、高齢化社会の進展と高度先進医療に伴います医療費の増加等によりまして、平成１９年度の単年度収支が５０２２万２３５２円の赤字となったことによるものでございます。平成２０年度予算から繰上充用して補填したところでございます。 次に、議案第５７号の平成１９年度行橋市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入７３億８８７８万１２８９円で、歳出７４億８６３５万７４８円となりまして、差引９７５６万９４５９円の歳入不足が生じました。この不足額は、医療費負担金としての国
県支出金の収入未済が要因でありまして、平成２０年度予算から繰上充用いたして補填したところでございます。 次に、議案第５８号の平成１９年度行橋市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入
歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入３４４７万４６５５円、歳出１９８３万６２７９円となりまして、歳入歳出の差引額は、１４６３万８３７６円でございます。決算の内容は、起債の元利償還金が主なものでございます。 次に、議案第５９号の平成１９年度行橋市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入１０億６９５１万４６３９円、歳出９億５１３１万８４９４円となりまして、歳入歳出の差引額は、１億１８１９万６１４５円でございます。歳入の主な内容は、負担金、使用料、国庫補助金、一般会計からの繰入金及び市債で、歳出の主な内容は、管理費、建設費及び公債費でございます。 次に、議案第６０号の平成１９年度
地方卸売市場行橋市
魚市場特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入３４３８万３１８１円、歳出３２９７万５０６２円となりまして、歳入歳出の差引額は、１４０万８１１９円でございます。決算の主な内容は、魚市場建設債の元利償還金が主なものでございます。 次に、議案第６１号の平成１９年度行橋市・苅田町・みやこ町
介護認定特別会計
歳入歳出決算の認定についてでございますが、決算額は、歳入４２８９万７３９７円、歳出、３７３２万７４４円となりまして、歳入歳出の差引額は、５５７万６６５３円でございます。歳入の主な内容は、苅田町・みやこ町からの負担金と
県支出金並びに一般会計繰入金で、歳出の主な内容は、介護認定審査会委員報酬などの介護認定費でございます。 次に、議案第６２号の平成１９年度行橋市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定でございますが、保険事業につきましては、決算額は、歳入３９億６３３５万１２８９円、歳出３６億１６９８万８２２円となりまして、歳入歳出の差引額は、３億４６３７万４６７円でございます。歳入の主な内容は、介護保険料、国
県支出金、一般会計繰入金及び繰越金で、歳出の主な内容は、居宅介護・介護予防サービス、施設サービス等給付費及び介護保険事業事務費でございます。サービス事業につきましては、決算額は、歳入１３７７万６６９０円、歳出７３６万５６９５円となりまして、歳入歳出の差引額は、６４１万９９５円でございます。歳入の主な内容は、介護予防サービス計画費収入及び一般会計繰入金で、歳出の主な内容は、保健師報酬及び介護予防サービス計画作成委託料でございます。 次に、議案第６３号の平成１９年度行橋市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入３億７７万７４５５円、歳出２億９２０１万２４０９円となりまして、歳入歳出の差引額は、８７６万５０４６円でございます。決算の主な内容は、
農業集落排水事業基金積立金や、処理場維持管理経費のほか、管路施設建設にかかる工事請負費でございます。 最後に議案第６４号の平成１９年度行橋市
水道事業会計決算の認定につきまして、ご説明申し上げます。 まず、収益的収支では、収入１２億６９７９万６７５円、支出８億９８９２万８９３５円となりまして、３億７０８６万１７４０円の純利益を生じております。主な内容といたしましては、収入では、水道使用料、水道納付金及び他会計補助金でございます。支出では、浄水場や配水管等の維持管理費、施設等の減価償却費、及び借入金に対する支払利息でございます。 次に、資本的収支では、収入８億２１５５万９１００円、支出１２億５８５８万９７７７円となりまして、４億３７０３万６７７円の不足額を生じておりますが、これにつきましては、損益勘定留保資金で補填したところでございます。 主な内容といたしましては、収入では、他事業関連の水道工事負担金及び施設分担金でございます。支出では、区画整理事業や下
水道事業に伴う配水管布設・布設替工事、第５次拡張事業、石綿セメント管更新事業、及び借入金に対する支払元金でございます。 以上、今回提案いたしました案件の概要につきまして、ご説明申し上げましたが、いずれも市政運営上重要な案件でございますので、よろしくご審議を頂きまして、ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。
○議長（城戸好光君）
総務部長。
◎
総務部長（佐村輝男君） 報告第１１号から１５号の
財政健全化判断比率及び
資金不足比率やその算出方法等について、お手元にお届けしておりますＡ4判６枚つづりの資料により説明させて頂きます。 まず、
財政健全化判断比率についてでございますが、資料１頁上段の表をご覧下さい。表の縦列に表記しております
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率、将来
負担比率の４項目が健全化判断比率でございます。中の２本線で囲った数値は、本市の１９年度決算における判断比率でございます。その右側の
早期健全化基準が４項目に対して、国が示す基準の１つでございまして、この数値未満は、財政健全段階。この数値を超えまして、３頁の下の表にあります
財政再生基準未満が、早期健全化段階。それを超えると財政再生段階と区分されております。算出した４項目の数値が、これらの基準をいずれか１つでも超えていれば、対策は必要となります。その対策ですが、資料３頁をお願いいたします。 中ほどの２．
早期健全化基準とは、に記載しておりますとおり、早期健全化段階では、
財政健全化計画を策定し、議会の議決を受けて総務大臣に報告することとされています。再生段階になりますと、３．
財政再生基準とは、にありますように、
財政再生計画を策定し、議会の議決を経て、総務大臣の同意を求めることになります。同意がなければ起債の制限を受けることになります。 次に、算出方法でありますが、資料の６頁をお願いいたします。この表は、判断比率算出の対象となる会計区分を示したものでございます。範囲を示す網掛け矢印、左端から
実質赤字比率は、一般会計と住宅新築資金等貸付事業会計、いわゆる
普通会計で算出いたします。
連結実質赤字比率は、一般会計、
公営企業会計を含む６特別会計での算出でございます。
実質公債費比率は、さらに一部事務組合を含めた会計での算出でございます。将来
負担比率は、さらに公社や第３セクターを含めたものでございます。右端の
資金不足比率とありますのは、本市では、
水道事業会計ほか３特別会計が対象であることを示しております。 最後に、算定式についてでございます。資料４・５頁をお願いいたします。最初に１番目の
実質赤字比率ですが、分母は、標準財政規模であります。本市の場合、平成１９年度は、約１２５億円強でございます。分子は
普通会計の実質赤字額ですが、赤字でございませんので、なしの横線表示でございます。 次に、２の
連結実質赤字比率ですが、分子には、国保会計・老人保健会計で、約１１億９０００万円の赤字がございますが、一般会計ほか５特別会計で、約１３億円の繰越金がございまして、差引１億円を超える黒字でございますので、計数がなく、同様に横線表示でございます。 次に、３の
実質公債費比率でございますが、分子の地方債の元利償還金は、平成１９年度約２４億円、準元利償還金は、下の説明書きの合計額でございまして、平成１９年度は約４億円でございます。それで算出した率の３年間の平均が１２．６％ということでございます。なお、分母・分子の基準財政需要額算入額は、地方交付税で保証される額ですので、それぞれ引き算になっております。 次に、４番目の将来
負担比率ですが、分子の将来負担額は、地方債残高、約１７１億円や、下の説明書きの累計で、約２８９億円です。引き算になります括弧内の充当可能基金額は、約６０億円の基金残高ほかの累計で算出した結果、８１．４％ということです。 次に、５番目の
資金不足比率ですが、企業会計の
経営健全化比率の算式でございます。分母の事業規模でございますが、資料２頁をご覧頂きたいと思います。資料２頁の下の表に、本市の４つの会計の金額を示しています。これが分母となります。本市は、いずれの会計も黒字ですので、なしの横線表示といたしております。なお、企業会計の
経営健全化基準は、２０％となっております。 今後、毎年、決算の認定の段階で、このような
報告案件が上程されることになります。 以上で、説明を終わります。
△日程第４ 議案に対する質疑、討論、採決
○議長（城戸好光君） 説明は終わりました。 日程第４ 議案に対する質疑、討論、採決を行います。今定例会に上程された市長提出にかかる付議案件のうち、議案１件についてを議題といたします。 お諮りいたします。只今、議題となっております議案第４８号につきましては、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 （「異議なし」の声あり）ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより議案に対する質疑を行います。議案第４８号について、ご質疑ございませんか。
德永議員。
◆２１番（
德永克子君） 私も半分わからないようなかたちで質問するので、申し訳ないんですが、要するに議員だけの報酬を議員報酬というふうにするんですね。ということは、議員以外の報酬というのは、どれだけ、どういうものがありますか。
○議長（城戸好光君）
総務部長。
◎
総務部長（佐村輝男君） 非常勤特別職の委員さんでございますので、各種審議会委員報酬等、かなりの特別な委員会がございますので、その委員の報酬です。数はちょっと把握しておりませんが、そういうことでございます。
○議長（城戸好光君） よございますか。 （「はい」の声あり）質疑を終わり、討論を行います。反対の方。 （「なし」の声あり）賛成の方。 （「なし」の声あり）討論を終わり、これより採決を行います。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 （起立）起立全員であります。よって、議案第４８号は、原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。 本日の会議は、これをもって散会いたします。 散会 １０時５１分 平成２０年９月第３回
行橋市議会定例会 会 期 並 び に 議 事 日 程 表┌────────┬──┬──────┬─────────────────────────┐│ 月 日 │曜 │会 議 │議 事 日 程 │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月 ９日 │火 │ │開 会 ││ │ │ │会期並びに
議事日程の決定 ││ │ │本会議 │諸般の報告 ││ │ │ │
提出議案の上程、
提案理由の説明 ││ │ │ │議案に対する質疑、討論、採決 ││ │ ├──────┼─────────────────────────┤│ │ │ │※請願・陳情・要望の提出（午後５時まで） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１０日 │水 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１１日 │木 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１２日 │金 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１３日 │土 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１４日 │日 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１５日 │月 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１６日 │火 │ │開 議 ││ │ │本会議 │一般事務に関する質問 ││ │ │ │散 会 │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１７日 │水 │ │開 議 ││ │ │本会議 │一般事務に関する質問 ││ │ │ │散 会 ││ │ ├──────┼─────────────────────────┤│ │ │ │※議案に対する質疑通告（午後４時まで） ││ │ │ │※決議・意見書の提出 （午後５時まで） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１８日 │木 │本会議 │開 議 ││ │ │ │議案に対する質疑、議案の
委員会付託 ││ │ ├──────┼─────────────────────────┤│ │ │委員会 │（付託事案審査） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月１９日 │金 │委員会 │（
付託事案審査） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２０日 │土 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２１日 │日 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２２日 │月 │委員会 │（
付託事案審査） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２３日 │火 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２４日 │水 │委員会 │（
付託事案審査） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２５日 │木 │委員会 │（
付託事案審査） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２６日 │金 │委員会 │（
付託事案審査） ││ │ ├──────┼─────────────────────────┤│ │ │ │※決議・意見書の字句修正（午後５時まで） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２７日 │土 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２８日 │日 │休 会 │ │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月２９日 │月 │委員会 │（
付託事案審査） │├────────┼──┼──────┼─────────────────────────┤│ ９月３０日 │火 │ │開 議 ││ │ │ │審査終了事案の上程、 ││ │ │本会議 │委員長報告、質疑、討論、採決 ││ │ │ │会議録署名議員の指名 ││ │ │ │閉 会 │└────────┴──┴──────┴─────────────────────────
┘ 平成２０年９月第３回
行橋市議会定例会 議 会 報 告 事 項 （平成２０年 ９月 ９日）平成２０年 ６月２１日（土） 第３回る～ぷるフェスタ ６月２４日（火） 行橋市防災会議・行橋市国民保護協議会 ６月２７日（金） 平成筑豊鉄道（株）定時株主総会（田川市） ６月３０日（月） 行橋市まつり振興会総会 ７月 １日（火） 蓑島海水浴場海開き ７月 １日（火） 長井海水浴場海開き ７月１０日（木） タカラ化成工業（株）九州行橋工場竣工式 ７月１２日（土） 青少年の非行問題に取り組む全国強調月間推進大会 ７月１２日（土） 行橋京都休日・夜間急患センター開設１０周年記念式典 ７月１２日（土） 京築地区ソフトボール協会４０周年記念式典 ７月１５日（火） 文教厚生委員会 ７月１６日（水）
全国市議会議長会基地協議会第６９回理事会（東京都千代田区） ７月１６日（水） 筑豊横断道路建設促進期成会要望（福岡市） ７月１６日（水） 北九州地方裁判所昇格期成会総会（北九州市） ７月１７日（木）
議会運営委員会行政視察（大野城市・太宰府市） ７月１８日（金） 行橋市明るく美しい町づくり運動推進協議会総会 ７月２０日（日） ビーチパーティーＩＮ長井浜 ７月２０日（日） 「小さな親切」運動表彰式 ７月２４日（木） 総務委員会 ７月２５日（金）
愛媛県新居浜市議会行政視察来市 ７月２７日（日） 第８回行橋市長旗争奪少年柔道大会 ７月２７日（日） 行事保育園新園舎落成式 ７月３１日（木）
全国市議会議長会第１３２回
社会文教委員会（東京都千代田区） ８月 １日（金） 筑豊横断道路建設促進期成会国交省要望（東京都千代田区） ８月 ３日（日） 第３１回
行橋市議会旗争奪ソフトボール大会 ８月 ４日（月） 別府・耶馬溪・行橋ルート国道整備促進期成会通常総会（別府市） ８月 ５日（火） 市議会だより編集委員会 ８月 ７日（木） 代表者会議 ８月 ８日（金） 東九州自動車道建設促進地方大会 ８月２０日（水）
議会運営委員会 ８月２２日（金） 長野
県伊那市議会行政視察来市 ８月２３日（土） 行橋夏まつり「こすもっぺ」 ８月２５日（月） 周防灘湾岸線道路建設促進期成会総会 ８月２８日（木） 総務委員会行政視察（鹿児島
県奄美市） ８月２９日（金） 平成２０年第２回京築水道企業団定例会（豊前市） ９月 ５日（火）
議会運営委員会...