平成20年 6月 定例会(第2回) 平成20年6月第2回行橋市議会
定例会会議録(第4日)1 日 時 平成20年6月23日(火)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員 議会事務局 局 長 奥 敏 行 次 長 菅 本 孝 議事係長 坪 根 義 光
議事係主任主査 丸 山 剛 庶務係長 岡 田 公美子 (イ)
地方自治法第121条により出席した市職員 別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果 別紙のとおり1 議事の経過 別紙速記録のとおり 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会議員出席表[第4日] 平成20年6月23日(月)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏 名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏 名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │諫 山 直
│ ○ │ │ 12 │城 戸 好
光│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │小 原 義
和│ ○ │ │ 13 │西 本
徹│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │大 野 慶
裕│ ○ │ │ 14 │吉 永 直
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │西 岡 淳
輔│ ○ │ │ 15 │大 川 義
彦│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │大 池 啓
勝│ ○ │ │ 16 │瓦 川 正 純
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │澤 田 保
夫│ ○ │ │ 17 │田 渕
哲│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │藤 本 廣
美│ ○ │ │ 18 │豊 瀬 尉│ × │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │鳥井田 幸 生
│ ○ │ │ 19 │二 保 茂
則│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │田 中 建 一
│ ○ │ │ 20 │亀 田 國
夫│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │横 溝
千賀子│ ○ │ │ 21 │德 永 克 子
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11 │林 利
門│ ○ │ │ │ │ │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───
┘ 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会[第4日]
地方自治法第121条により出席した者 平成20年6月23日(月)┌─────────────┬───────┬──┬──────────┬───────┬──
┐│ 職 名 │ 氏 名
│出欠│ 職 名 │ 氏 名 │出欠│├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──┤│市長 │八 並 康 一
│○ │納税対策課長 │森 下 定
信│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──┤│副市長 │上 田 秀
治│○ │環境課長 │馬 場 光
義│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──┤│収入役 │今 宮
美知夫│ │環境課事業所長 │岩 本 文
秀│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│教育長 │徳 永 文
晤│○ │健康対策課長 │北 山 明
博│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│総務部長 │佐 村 輝
男│○ │生活支援課長 │藤 井
久│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│市民部長 │末 松
守│○ │介護保険課長 │三 角 正 純
│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│福祉部長 │山 崎 好
範│○ │土木課長 │西 本 孝 一
│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│都市整備部長 │井 上 義
孝│○ │都市政策課長 │中 村 強
│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│上下水道部長 │光 畑 真
哲士│○ │高速道・国県対策室長 │黒 瀬 泰
秀│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│経済部長 │村 岡 賢
保│○ │区画整理課長 │杉 野 敏
美│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│消防長 │中 村 直
│○ │農政課長 │原 口 直
光│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│教育部長 │尾 畑 和 敏
│○ │商工水産課長 │光 沖 和
朗│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│総務部次長兼
財政課長 │柿 野 正 高
│○ │企業立地課長 │鹿 島 英
樹│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│福祉部次長兼
地域福祉課長 │梶 山 啓
治│○ │下水道課長 │長谷川
勝│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│消防次長 │神 後 正
博│○ │上水道課長 │中 野 悦
年│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│総務課長 │池 上 正 二
│○ │収入役室長 │久 冨 保
則│○ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│総合政策課長 │松 本 英
樹│○ │選管事務局長 │定 村 国
男│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│基地対策室長 │小 森 孝
義│ │農委事務局長 │山 路 善 満│○ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│情報政策課長 │久 保 孝
吉│ │監査事務局長 │竹 中 友
幸│○ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│契約検査課長 │田 村 英
峰│ │学校教育課長 │永 岡 正
治│○ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│人権男女共同参画課長 │藤 川
勇│ │指導室長 │山 田 英
俊│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│市民課長 │入 口 廣 文│ │生涯
学習課長 │福 井 佳
徳│ │├─────────────┼───────┼──┼──────────┼───────┼──
┤│税務課長 │高 辻 光
廣│ │文化課長 │酒 井 和
宣│ │└─────────────┴───────┴──┴──────────┴───────┴──
┘ 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会 議 事 日 程[第4日] (平成20年 6月23日)日程第1
特別委員会の設置について 1.
基地対策特別委員会日程第2
審査終了事案の上程
委員長報告、質疑、討論、採決 (
文教厚生委員長) 1.報告第 9号 平成20年度行橋市
国民健康保険特別会計補正予算の専 決処分の報告について 2.報告第10号 平成20年度行橋市
老人保健特別会計補正予算の専決処 分の報告について (
文教厚生委員長) 3.議案第40号 行橋市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部 を改正する条例の制定について 4.議案第41号 行橋市
母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改 正する条例の制定について 5.議案第42号 行橋市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正す る条例の制定について 6.議案第43号 行橋小学校東棟校舎建替工事の内
建築主体工事請負変更 契約の締結について (
建設経済委員長) 7.議案第44号 字の区域の設定及び変更について (
建設経済委員長、
総務委員長) 8.議案第45号 平成20年度行橋市
一般会計補正予算について (
建設経済委員長) 9.議案第46号 平成20年度行橋市
公共下水道事業特別会計補正予算 について (
文教厚生委員長) 10.20請願第5号
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願書日程第3 意見書の上程、質疑、討論、採決 1.意見書第8号
障害者医療費助成に関する意見書 2.意見書第9号
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書 3.意見書第10号 保険でよい歯科医療の実現を求める意見書 4.意見書第11号 義務教育に関する予算の拡充を求める
意見書日程第4 議会閉会中の
所管事項調査要求 (
別紙所管事項調査表のとおり)日程第5
会議録署名議員の指名 平成20年6月23日(4) 開議 10時02分
◎
議会事務局長(奥敏行君) 開会前にご報告いたします。豊瀬尉議員から、所用のため、欠席の届出があっております。以上でございます。
○議長(城戸好光君) おはようございます。定足数に達していますから、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程につきまして、
議会運営委員会で協議願っていますので、委員長から報告願います。
議会運営委員会委員長。
◆14番(吉永直君) おはようございます。先刻、
議会運営委員会を開き、本日の議事日程について協議を行いましたので、その結果をご報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、
特別委員会の設置について議題とし、
基地対策特別委員会の設置、並びに委員の選任について、審議を願うことといたします。 日程第2として、
審査終了事案の上程を行い、各委員長の報告を受けた後、質疑、討論、採決を行います。今回、審査が終了した旨、報告がなされているものは、議案9件、請願1件の計10件であります。 日程第3として、意見書4件が提出されておりますので、これを上程し、議題といたします。 日程第4として、議会閉会中の
所管事項調査要求を議題といたします。 日程第5として、
会議録署名議員の指名を行って閉会といたします。なお、次回定例会の招集告知日は、平成20年9月1日月曜日、招集日は、平成20年9月9日火曜日を予定しておりますので、議員並びに関係各位のご承知のほど、よろしくお願いいたします。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
△日程第1
特別委員会の設置について
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。報告のとおりご了承願います。 日程第1
特別委員会の設置を議題といたします。 お諮りいたします。基地対策についての調査のため、6名の委員をもって構成する
特別委員会を設置したいと思います。なお、名称は、
基地対策特別委員会、設置期間は、
調査事項終了までといたします。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、
基地対策特別委員会の設置につきましては、只今申し上げましたとおり、決定いたしました。
特別委員会委員の選任については、
委員会条例第5条第1項の規定により、議長が会議に諮り、指名することになっております。 お諮りいたします。只今、設置されました
基地対策特別委員会の委員として、
德永克子議員、
亀田國夫議員、二保茂則議員、
田渕哲議員、西本徹議員、
大池啓勝議員、以上6名を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、只今、指名いたしました6名の議員を、
基地対策特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 お諮りいたします。本日は、本会議日となっておりますが、
会議運営上、本会議日並びに委員会日に日程の変更を行い、本会議休憩中に
基地対策特別委員会の開催を願うことといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認め、そのとおり決します。
会議運営上、これより暫時休憩いたします。 休憩 10時07分 再開 10時33分
△日程第2
審査終了事案の上程、
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(城戸好光君) 定足数に達していますから、只今から会議を再開いたします。はじめに、
基地対策特別委員会の正副委員長が互選されておりますので、この際、ご報告申し上げます。
基地対策特別委員会の委員長に
大池啓勝議員、副委員長に
田渕哲議員、以上のとおりご報告申し上げます。 日程第2
審査終了事案の上程、
委員長報告、質疑、討論、採決を行います。
所管委員長から、審査が終了した旨の報告がなされているものは、お手元配付のとおり、議案9件、請願1件の計10件であります。これを一括上程し、議題といたします。 はじめに、報告第9号及び報告第10号の2件について、一括して、
文教厚生委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。
文教厚生委員長。
◆9番(田中建一君) おはようございます。それでは、
文教厚生委員会に付託されました、報告第9号及び報告第10号の2件につきまして、一括して、当委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、報告第9号平成20年度行橋市
国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の報告についてですが、今回の補正は、平成19年度
国民健康保険特別会計決算において、10億9885万4000円の歳入不足が生じたことに伴い、緊急に、平成20年度予算から繰上充用するため、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、5月31日付けで専決処分を行ったため、議会の承認を求める内容であります。 行橋市の被保険者の動向としましては、平成19年度の被保険者は、前年度に比べ、0.1%減少し、2万4330人となっていますが、被保険者の内訳は、一般が1万1504人、老人は6225人、退職者は6601人となっております。また、被保険者全体としては、平成17年度以降、減少傾向で、内訳では、一般と老人被保険者数が減少傾向を示しているのに対し、退職者被保険者数は、団塊世代の退職等により、平成15年度以降、増加傾向が続いております。 一方、医療費の状況では、平成19年度の一般被保険者の1人
当たり医療費は、約28万5000円、対前年度比でプラス3.2%と微増傾向であるのに対し、退職被保険者の1人
当たり医療費は、約41万8000円、対前年度比プラス9.4%で、ここ数年、右肩上がりの増加傾向が続いております。 今後の医療費の動向としては、平成20年4月からの
後期高齢者医療制度創設により、75歳以上の国保被保険者が
後期高齢者医療制度に移行したことや、70歳から74歳までの
前期高齢者の
医療費負担のうち、現行1割負担者が2割負担となることなどから、医療費としては若干の歯止めがかかると予測されます。しかし、並行して、人口の高齢化の進展、医療技術の進歩や医療に対する要望の多様化など、環境変化の進行により、国保財政の見通しは、極めて厳しい状況にあるとの説明がありました。
国民健康保険特別会計の健全化につきましては、保健事業や
レセプト点検の充実・強化をはじめ、
収納率向上対策など、今日まで、当委員会からも指摘・要望をしてまいりました。また、冒頭で報告しましたように、慢性的な赤字決算により、累積赤字は10億9800万円余りに達し、健全な財政基盤の強化と累積赤字の解消に向けた取り組みが、市全体としても急務な課題であります。 質疑において、委員からも、国保会計の健全化を図るためには、高騰する医療費をいかに抑制するかが最大のポイントであり、適正な枠を超えた過度の診療や重複した受診、投薬などに対し、保険者としての適切な対処、指導を行うなど、より実効性のある
医療費適正化策を実施していく必要がある。また、病気の早期発見、早期治療のためにも、健診事業等の予防施策の実施・強化を行うことで、重症化への予防、
健康づくりとその維持を促進し、医療費の抑制を図って頂きたい。また、医療費の現状などを、定期的に広報紙に掲載し、本市の国保のおかれている状況を加入者に正確に理解してもらうことも重要である。さらに、
高齢者医療費の抑制については、介護予防等の保健活動の充実や、生きがいをもって過ごせる環境づくりを実施していく必要があるのではないか、との意見が出されました。 また、取りまとめの際、委員より、10億を超える累積赤字を抱える国保財政の危機的状況は、もはや行橋市だけの問題ではなく、
国民健康保険特別会計は、全国的にも大変厳しい財政状況であり、このことは、国が
三位一体改革の中で公費負担を削減したことも要因と考えられる。医療費の増加に応じた確実な財政措置の必要性と、医療制度全体の抜本的な見直しが急務である、との意見も出されております。 次に、報告第10号平成20年度行橋市
老人保健特別会計補正予算の専決処分の報告についてですが、これは、平成19年度
老人保健特別会計決算において、9756万9000円の歳入不足が生じたことに伴い、緊急に、平成20年度予算から繰上げ充用するため、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、5月31日付けで専決処分を行ったため、議会の承認を求める内容であります。 平成20年4月より、これまでの
老人保健制度が、
後期高齢者医療制度に移行しましたが、平成20年3月診療分以前の医療諸費については、引き続き、本会計で精算処理を行うこととなっており、今回、増額補正した繰上充用金につきましても、平成20年度中に、国・県等からの交付金で精算処理することとなります。 取りまとめに際して、委員より、
老人保健制度は、平成20年度から、
後期高齢者医療制度に移行したが、その保険財政も、今後、厳しい状況が予測される。市として、医療費の適正化等に積極的に取り組み、財政の健全化に努めて頂きたいとの意見が出されました。 採決の結果、報告第9号、報告第10号につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、承認すべきであると決しました。以上、ご報告申し上げます。
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 まず、報告第9号の
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。
鳥井田議員。
◆8番(
鳥井田幸生君) 報告第9号について、
委員長報告に対して質疑をしたいと思います。この問題は、私も再三再四、執行部のほうにも解決策を求めてまいったわけですが、今、
委員長報告の中で、指摘事項として、そうあるべきだと、これは私も同感しますが、この中において、執行部から今後どのようにやっていくのかという方策というのがあったのか否か、あれば聞かせてもらいたいと思います。もし、なければ、執行部でもよございますし、答弁を頂きたいと思います。
○議長(城戸好光君)
文教厚生委員長。
◆9番(田中建一君)
鳥井田議員の質問でございますが、委員会の中で、意見として、そのような発言がありましたので、
委員長報告の中に取りまとめさせて頂きました。執行部から、その内容についての今後の方策については、説明はございませんでしたので、これは、執行部のほうから答弁をお願いしたいと思います。
○議長(城戸好光君) 執行部に答弁を求めます。福祉部長。
◎福祉部長(山崎好範君)
鳥井田議員の質問にお答えいたします。国保の財政をいかにするかということに対しましては、執行部といたしまして、医療費の抑制に、今後、努めていきたいと思います。それによりまして、20年度より特定健診等を行う予定にしておりますので、それにより少なくとも医療費が減ずるのではないか。また、本年度より
後期高齢者医療に移行いたしまして、高齢者の医療費が、今、行橋市で100数万円掛かっております。それにより、今後の20年度1年間の動向を見て、またそれに対処してまいりたいと思います。以上です。
○議長(城戸好光君)
鳥井田議員。
◆8番(
鳥井田幸生君) 福祉部長、それはそれでいいんですけど、ただ、医療費の抑制だけでは、要するに根本解決にはならないと思います。というのは、これは4年前ですか、税率改定を行って、
国保審議会の中で議論を重ねてやった。その前の年まで、私も加入していました。そのときに、ただ単純に上げて、この問題が解決する問題じゃありませんよと、要するに税の問題ですから、きちっと払う人は払う、払いたくても払えない人、ズルして払わない人、3通りぐらいあると思いますが、そのところも、きちっと精査しないと、根本的解決にならないで、むしろ累積赤字が増えるよという指摘も、その中でも、私はやっております。案の定、今日10億9000万円という額に膨れ上がっております。 これは、抑制だけじゃなくて、徴収のほうも、今、一生懸命頑張っていると思いますけれども、そこの両輪をきちっとやる。これは福祉部長じゃなくて、私は、本当は市長に答弁を頂きたかったんです。そこのあたりを解決しないと、毎回、毎回、専決処分でこういう形でやる。ある自治体では、一般財源からも導入している所もあります。但し、国保の場合は税ですから、税を税で、また入れるという、また難しい問題もあるかと思いますが、市長のほうから、考えを聞かせて頂きたいと思います。
○議長(城戸好光君) 八並市長。
◎市長(八並康一君)
鳥井田議員のご指摘、ご質問でございます。まさに、おっしゃるとおりだと思っています。私どもも、国保会計の赤字への対応については、本当に、今日まで、いろんな苦慮を重ねてきております。議員の皆様にも、数多くのご指摘を頂いているところでございます。 ただ、税を一旦上げました以降、少しその面では、改善がなされておりますが、以前からの累積赤字も含めまして、ご指摘のとおり10億円以上の赤字を抱えてきております。 一方で、税をどういうふうにして納めて頂くかということで、市民の皆さんに、関係する方々に、必死に今、職員挙げて努力をいたしておりますが、これもやはり一定の限度がございます。しかし、1%、2%でも徴収をアップしようということで、懸命に努力をしているところであります。 もう一方で、先程、福祉部長も答えましたとおり、やはり市民の皆さんに、その状況を知って頂くと同時に、やはり医者にかからないと言いますか、かかることを少しでも少なくすることを含めて、
健康づくりの対応を一生懸命頑張っていますが、これから特定健診や特定保健指導もありますので、そういう中で、もっともっと市民の皆様の
健康づくりに努力すると同時に、国保会計の赤字解消については、なかなか今の財政状況ですから、一般会計から入れられませんけど、少しでも前向きに解決するような努力を続けていきたいと思っています。具体的な、こういうふうにやるという結論はできませんけども、今日までの経過を踏まえて、1歩でも2歩でも前進するために努力を続けていきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(城戸好光君)
鳥井田議員。
◆8番(
鳥井田幸生君) これだけは言っておきます。そうであるならば、市報等を通じながら、国保会計の中身を全市民に分かりやすく説明して、今、ここまでの窮状に陥っているということを認識してもらうためにも、きちっとやって頂いて、そのあたりの考え方を、市としての考え方をきちっと反映させた文章になるように、これはお願いと指摘をしておきます。
○議長(城戸好光君) ほかに、ご質疑はございませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、承認するものであります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立多数であります。よって、報告第9号は承認されました。 次に、報告第10号について、
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、承認するものであります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立多数であります。よって、報告第10号は承認されました。 次に、議案第40号から議案第43号までの計4件について、一括して、
文教厚生委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。
文教厚生委員長。
◆9番(田中建一君) それでは、
文教厚生委員会に付託されました、議案第40号、議案第41号、議案第42号、並びに議案第43号の4件につきまして、一括して、当委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 まず、議案第40号行橋市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は、福岡県公費医療支給制度改正に伴い、従来、身体障害者と知的障害者に支給されていた行橋市
重度心身障害者医療費の支給対象に、新たに、精神障害者保健福祉手帳1級を所持している重度精神障害者を追加するものであります。また、対象者の拡大に伴い、条例の名称を行橋市重度障害者医療費の支給に関する条例に改めるもので、施行日は、平成20年10月1日であります。 このほかの改正点としましては、支給対象者の認定に際して、生計維持者の所得制限が導入されるほか、受診時の自己負担を定額制へ移行し、入院の場合、一般世帯で1日500円、ただし、1月の限度額は1万円の自己負担となります。また、住民税非課税世帯では1日300円、ただし、1月の限度額は6000円の自己負担が生じることとなります。一方、通院では、1医療機関で1月に500円を限度に自己負担することとなります。 審査において、委員からは、今回の改正で所得制限や自己負担の定額化により、新たな負担増となる可能性がある。重度障害者本人やその家族は、経済的不安を抱えているケースも多く、医療費の負担増は深刻な問題である。経済的負担増が治療中断や、重症化につながらないよう、市独自の負担軽減策を講じる必要があるのではないか。また、改正内容の周知徹底を迅速に行って頂きたい、との意見が出されております。 次に、議案第41号行橋市
母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は、福岡県公費医療支給制度改正に伴い、従来の母子家庭の母及び児童と、父母のない児童に支給されていた行橋市
母子家庭等医療費の支給対象に、新たに父子家庭の父、及び児童を追加し、制度の充実を図るものであります。このため条例の名称を、行橋市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例に改めるもので、施行日は、平成20年10月1日であります。 このほかの改正点としましては、受診時の自己負担を定額制へ移行し、入院の場合、一般世帯で1日500円、ただし、1月の限度額は3500円の自己負担となります。また、通院では、1医療機関で、1月に800円を上限に自己負担することとなります。なお、1人暮らしの寡婦に対する医療費の支給は、段階的に廃止されますが、平成22年9月30日までの経過措置が設けられています。 次に、議案第42号行橋市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は、福岡県公費医療支給制度改正に伴い、行橋市
乳幼児医療費の支給対象を、通院につき、従来の3歳未満から義務教育就学前までに拡充するもので、施行日は、平成20年10月1日であります。 このほかの改正点としましては、支給対象者の認定に際して、生計維持者の所得制限が導入されるほか、受診時の自己負担を定額制へ移行するため、入院の場合、1日500円、ただし、1月の限度額は3500円の自己負担となります。また、通院では、1医療機関で、1月に600円を限度に自己負担することとなります。なお、3歳未満については、入院、通院とも、所得制限や自己負担はありません。 次に、議案第43号行橋小学校東棟校舎建替工事の内
建築主体工事請負変更契約の締結についてですが、本事業は、昨年12月定例会で議会の議決を経て、真柄建設株式会社九州支店と請負契約を締結し、現在、施工中であります。 平成19年6月20日に、構造計算書偽装問題に対応するため、建築基準法が改正、施行され、新たに、第3者機関での構造計算適合性判定が義務付けられております。このため、元契約では、構造計算適合性判定の認可等に要する日数を150日と想定し、工期を平成19年12月21日から平成20年8月29日までとしておりましたが、実際には、構造計算の確認許可までに240日を要したため、工事着手が平成20年3月初旬にずれ込みました。このことから、本工事の工期を2ヶ月間延長し、平成19年12月21日から平成20年10月31日までとする、変更契約を行おうとするものであります。 本工事の概要を申しますと、工事場所は、行橋市大橋二丁目17番1号 行橋小学校において、現在、使用中の教室棟の南側グラウンドに、建築延べ面積2186㎡、鉄筋コンクリート造3階建ての工事を施工するものであります。また、現在、行橋小学校は、児童数461名、クラス数14でありますが、今後、児童数の増加が見込まれるため、本事業においては、17クラスが確保されております。 審査において、委員からは、事業の遂行にあたっては、必要に応じて、随時、施工状況を把握するなど、十分な管理監督に努めて頂きたい。また、児童への安全面の配慮はもとより、授業や学校行事との調整も図りながら、支障が生じることのないよう進めて頂きたい、との意見が出されました。 これを受け、担当課より、現在、建設業者等が行う週1回の工程会議に立会い、施工状況の把握に努めている。引き続き、事業の円滑な遂行と安全管理に努めていくとの答弁を受けております。さらに、本事業については、今後も、関連工事の発注が予定されているが、地場産業の育成、活性化に配慮して頂きたい、との意見も出されました。 審査終了後、現地調査を行い、取りまとめを行った際に、委員より、福岡県公費医療支給制度改正に伴う、今回の乳幼児、ひとり親、重度障害者医療に係る条例改正の内容は、対象者の拡充を図るなどプラス面はあるが、一方では、対象者認定の際の所得制限や、受診時の自己負担を定額にするなど、マイナス面も見受けられる。拡充した事業に対する財源の確保等については、福祉の後退とならないような施策にする必要があるのではないかとの意見が出されております。 採決の結果、議案第40号及び、議案第41号につきましては、委員、賛成多数で、また、議案第42号及び、議案第43号につきましては、委員、全員一致で、いずれも、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。 まず、議案第40号の
委員長報告について、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、
德永克子議員より討論の発言通告があっていますので、発言を許します。
德永克子議員。
◆21番(德永克子君) 日本共産党を代表し、討論いたします。本議案第40号重度心身障害者医療は、以降の議案第41号母子家庭等医療と、議案第42号乳幼児医療とともに、福岡県事業として実施されている、いわゆる福祉三医療事業と言われるものです。その県事業に則り行橋市が実施していますが、関係がありますので、併せて討論をいたします。 福岡県は、
乳幼児医療費の助成は、全国レベルで低水準でした。そのため、市民・県民から充実を求める声が高まり、その声が反映されて、今回、実施する運びとなったものです。
乳幼児医療費支給の対象者を、これまでは、通院は3歳未満、入院を小学校入学前までとしていたものを、通院・入院ともに小学校入学前までとしました。しかし、所得制限や自己負担については、これまでより後退している部分があります。これらは、全国レベルでは先進をいくものではなく、漸く後ろのレベルに追い着いたというような状況です。この
乳幼児医療費の財源を捻出するために、
重度心身障害者医療費と
母子家庭等医療費の助成制度を後退させたというのが実態です。 重度障害者の制度では、精神障害者も対象とする点は前進面ですが、自己負担と所得制限を設けたことは、大きな後退です。障害者の方たちには、障害者自立支援法により、福祉が大きく後退し、生活しづらくなっていますが、そこに
後期高齢者医療制度でさらに後退し、今回、医療費の助成制度の後退と、社会保障の相次ぐ後退は、安心して生活ができる状態ではありません。また、
母子家庭等医療費助成制度は、今回、父子家庭を対象に含めたことは前進面ですが、寡婦医療制度を廃止していく方向については、全くひどい後退となっています。自己負担の導入についても容認できるものではありません。 三事業ともに出てきた自己負担というのは、今、母子家庭でも、また障害を抱えている障害者や乳幼児を抱えている家庭でも、雇用状態や物価高などで大変暮らしにくくなっており、そこにさらに負担増ということは、さらに厳しい生活状況となることで、認めることはできません。 さらに、行橋市においての問題です。福岡県と全く同じように制度の後退を実施しなければならないものではなく、行橋市独自として、これまでの水準を守るための努力も行うべきですが、そのことは全く行っておりません。行橋市としての独自施策をせず、県言いなりで福祉の後退をすることについても、指摘をしておきたいと思います。 以上、理由を述べて、福祉の前進となった議案第42号は賛成、議案第40号さらに41号は反対とする討論といたします。
○議長(城戸好光君) 討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立多数であります。よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号について、
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立多数であります。よって、議案第41号は可決されました。 次に、議案第42号について、
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立全員であります。よって、議案第42号は可決されました。 次に、議案第43号について、
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立全員であります。よって、議案第43号は可決されました。 次に、議案第44号について、
建設経済委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。
建設経済委員長。
◆11番(林利門君) おはようございます。それでは、当委員会に付託されました、議案第44号字の区域の設定及び変更につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。 本案は、県営の土地改良事業により、元永第5換地区のほ場整備を施工したことに伴い、従来の字の区域に一部変更が生じたため、字の区域の設定及び変更を行うものであります。なお、小字の区域は80箇所であり、元永・都留・馬場・高瀬・辻垣区域内の534筆を変更するものであります。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第44号につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。これより、質疑を行います。
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立全員であります。よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号について、
建設経済委員長、及び
総務委員長から、所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。はじめに、
建設経済委員長。
◆11番(林利門君) それでは、当委員会に付託されました、議案第45号平成20年度行橋市
一般会計補正予算について当委員会所管部分の審査の経過と結果を、ご報告申し上げます。当委員会所管部分における補正の内容としては、まず、農政課におきまして、再編交付金事業といたしまして、稲童長野間区の農道整備を行なうもので、900万7000円を増額補正しております。 今回の補正の主な内容といたしましては、農道整備区域内の不動産鑑定評価、延長800mの測量委託、及び用地購入費が、新たに計上されております。 次に、商工水産課におきまして、行橋市夏まつり、こすもっぺに係る、備品購入の経費に対する、行橋市まつり振興会に交付する助成金として、130万円の増額補正を行なうものであります。なお、この助成金につきましては、財団法人、自治総合センターより、地域文化の振興などを目的とした、宝くじの普及広報事業の一環としての、一般コミュニティ助成事業の交付決定がなされております。 審査終了後、取りまとめにおいて、再編交付金制度については、昨年5月に創設された関連自治体への交付金制度であるが、その特別措置法は、地元住民の生活の利便性の向上や、産業の振興に寄与するために交付されるものであり、10年間の時限立法である。そこで、再編交付金事業については、従来からの基地周辺対策の交付金事業等との調整を図り、事業内容を十分に精査した上で、年次計画を作成し、計画的に実施して頂きたい、との要望が出されております。 採決の結果、議案第45号のうち、当委員会所管部分につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。
○議長(城戸好光君) 次に、
総務委員長。
◆15番(大川義彦君) 議案第45号平成20年度行橋市
一般会計補正予算について、総務委員会所管部分における、審査の経過及び結果をご報告いたします。 財政課より、今回の補正全体の概要を中心に説明を受けています。まず、歳出では、6款農林水産業費で、現在、仲津中学校の裏を流れる長野間川に沿った農道を、延長800mにわたって再編交付金事業として整備中ですが、この経費に、 900万7000円の追加を行っています。 次に、7款商工費で、夏まつり、こすもっぺに、宝くじ事業として、財団法人、自治総合センターが行っているコミュニティ助成事業助成金の申請を行っていたところ、今回、130万円の交付決定があり、市で一旦収入し、19節の助成金として、同額を行橋市まつり振興会に支出することとしています。同振興会では、夏まつりに使用するテントや折りたたみテーブル、椅子の購入費に充てる予定となっています。 次に、13款諸支出金の繰出金として、120万7000円の減額を行っています。これは、公共下水道事業特別会計において、大型店舗等からの受益者負担金の増額に伴い、同会計で調整した結果、余剰金が出ましたので、一般会計からの繰出金を減額しようとするものです。 一方、歳入では、歳出に合わせて、15款国庫支出金で、再編交付金事業に係る再編交付金780万円、21款諸収入の雑入で、コミュニティ助成事業助成金、130万円が新たに見込まれています。 この結果、歳入歳出額、それぞれ910万円の増額補正となっています。 審査の中で、自治総合センターが行っているコミュニティ助成事業助成金は、地域のコミュニティー事業を対象としており、また、その事業主体に交付することとなっているとの担当の説明に対し、委員より、市内には、他にも地域まちおこし事業があり、このような事業も対象にならないのか、もっと調査・研究をして頂きたい、また、市の財源が縮小する中、財源の掘り起こし、確保という意味においても、この助成金に限らず目を向けてほしい、との意見が出ております。 取りまとめ、採決の結果、議案第45号の所管部分につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上報告いたします。
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。議案第45号について、各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、
德永克子議員より討論の発言通告があっていますので、発言を許します。
德永克子議員。
◆21番(德永克子君) 議案第45号について、日本共産党を代表し、討論いたします。本補正予算の農地費及び商工費のイベント支援対策費の支出について、反対するものではありません。繰出金についても同様です。ただ、農業費の財源としての農林水産事業国庫補助金について、意見を述べたいと思います。 この補助金は、再編交付金です。危険性と爆音などの基地被害と引き換えに、米軍再編を容認した結果、手にするものです。住民の反対を無視し、様々な基地被害を与えながら、米軍再編を認めなければ交付金を交付しないという、政府の姑息な手法には、強い批判が寄せられています。また、再編交付金の使途については、様々な条件を付け、地元の自由にはなっていません。迷惑をかけている政府のほうが地元や住民にへりくだるべきところを、その逆であり、お金で操るという民主主義や地方分権の概念とは全く相容れないやり方となっています。国に強く抗議するものです。このような性格の歳入でありますが、歳出の正当性を考え、賛成といたします。以上、討論といたします。
○議長(城戸好光君) 討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、各
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立全員であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号について、
建設経済委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。
建設経済委員長。
◆11番(林利門君) それでは、当委員会に付託されました、議案第46号平成20年度行橋市
公共下水道事業特別会計補正予算につきまして、審査の経過と結果を、ご報告申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出、それぞれ2億1292万7000円を増額し、予算総額を17億9642万4000円とするものであります。 補正の主な内容につきましては、大型商業施設等の公共下水道への接続による計画汚水量増加に対処するため、行橋浄化センター建設工事費を増額補正するものであります。 まず、歳入においては、大型商業施設の公共下水道への接続に伴う、受益者負担金として、1463万4000円を増額、処理場建設工事費等に対する国庫補助金として、1億1800万円を増額、処理場建設に伴う公共下水道事業債として、8150万円の増額、また、受益者負担金の増額に伴い、一般会計からの繰入金につきましては、120万7000円の減額補正を行なうものであります。 次に、歳出においては、大型商業施設の公共下水道への接続による、受益者負担金の全額一括納付に対する前納報奨金として、292万7000円を増額、計画汚水量の増加に対処するため、処理場施設内の水処理施設の増設、及び送風機棟建設工事費として、2億1000万円を増額補正しております。 また、担当課からの報告によりますと、下水道処理場施設の計画処理能力は、現在、1日あたり5250tであるが、平成23年末には5400tになることが見込まれ、年々、増加傾向にある計画汚水処理量を適切に対処するためには、水処理施設の増設が急務である、との説明を受けております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第46号につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。これより、質疑を行います。
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立全員であります。よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。 次に、20請願第5号について、
文教厚生委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。
文教厚生委員長。
◆9番(田中建一君) それでは、
文教厚生委員会に付託されました20請願第5号
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 本請願の請願者は、行橋市大字下検地1125-5池永健児、外1238名であります。請願の要旨ですが、今年4月から発足した
後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を他の世代から切り離し、疾病ごとの定額制を導入し、高い保険料を年金から天引きするなど、高齢者にとって耐え難い内容となっている。医療に使う国の予算を増やして、高齢者や国民が安心して医療を受けられるよう、制度を中止・撤回すること、また70歳から74歳の窓口負担2割引き上げをやめること、以上2点について、国に意見書を提出することを求めるものであります。 審査は、請願の紹介議員に趣旨と請願項目の説明を受けた後、健康対策課に関係資料の提出を求め、請願項目に沿って、説明を受ける方法で進めました。以下、担当課より説明を受けた内容について、ご報告いたします。
後期高齢者医療制度の概要説明では、厚生労働省が実施した
後期高齢者医療制度の保険料負担の全国実態調査の結果によると、福岡県内では、国民健康保険から
後期高齢者医療制度に移った高齢者世帯の61%で、保険料の負担減が見込まれます。また、行橋市の場合をモデル世帯にあてはめて試算したところ、子供世帯と同居する、共に75歳以上の夫婦世帯で負担増となるが、このほかのケースでは、負担が軽減される割合が高いという結果が出ております。 次に、70歳から74歳の窓口負担については、これまで、所得区分により、住民税非課税者と現役並み所得者を除く一般所得者は、1割を窓口負担していました。しかし、平成20年4月の医療保険制度改正により、一般所得者の窓口負担は、2割に引き上げられましたが、平成21年3月31日までは経過措置が設けられ、1割のまま据え置かれることとなっております。以上のとおり、説明がありました。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、20請願第5号につきましては、委員、可否同数のため、委員長の決するところにより、採択すべきでないと決しました。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(城戸好光君) 報告は終わりました。これより、質疑を行います。
委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)質疑を終わり、大川義彦議員より討論の発言通告があっていますので、発言を許します。大川義彦議員。
◆15番(大川義彦君) 日本共産党市議団を代表して、20請願第5号
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願に賛成の立場から、討論をいたします。 野党4党が共同で提出した
後期高齢者医療制度廃止法案が、参議院本会議で採決され、可決されました。75歳になったら、国保や健保、扶養家族から追い出し、低所得者に重い負担を押し付ける、こんな世界に例のない差別医療をやめさせるためには、
後期高齢者医療制度そのものを廃止するしかありません。国民の怒りがますます広がり、政府与党が、所得が低いほど負担が減ると言っていたことが、嘘であり、実は所得が低いほど負担が重くなることが明らかになりました。 毎日新聞の社説は、これは制度の根幹を揺るがすものであり、仕組みそのものが間違っていたんではないかという声が高まることは間違いない、事実と異なる説明をしてきたことの責任は重いと述べております。国民の怒りの中に、政府与党は、
後期高齢者医療制度の見直し案を決めました。実施から僅か2ヵ月半で見直しを繰り返すこと自体、この制度の酷さを示しています。 この制度が平成の姥捨て山と呼ばれるのは、お年寄りを健保や国保、扶養家族から切り離し、寂しい山にぽつんと取り残すように、別枠の医療制度に押し込めるからです。これが
後期高齢者医療制度の根幹であり、矛盾の根源です。高齢者を年齢で差別する制度の根本が間違っています。政府与党の小手先の見直しでは、お年寄りの苦しみは決してなくなりません。 今、
後期高齢者医療制度の根幹に対する怒りが、政治的立場の違いを超えて広がっております。
野中広務元官房長官は、銭勘定だけで人間としての尊厳を認めていないと述べ、中曽根元首相は、至急、これは元に戻して、新しくもう1度考え直す、そういう姿勢をはっきり早くとる必要があります、と明言をしています。今、怒りの声は、行橋市民の中にも渦巻いております。こうした市民の声に応えるためにも、今回の請願に、議員の皆さんの賛同を、心からお願いいたしまして、討論といたします。
△日程第3 意見書の上程、質疑、討論、採決
△日程第4 議会閉会中の
所管事項調査要求
△日程第5
会議録署名議員の指名
○議長(城戸好光君) 討論を終わり、これより採決を行います。本請願の委員長の報告は、不採択でありますが、採決は、本請願を採択することに賛成の方の起立を求める方法により行います。繰り返します。本請願の
委員長報告は不採択であります。採決の方法は、本請願に賛成の方の起立を求める方法により行います。 お諮りいたします。本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立少数であります。よって、20請願第5号を採択しないことに決定いたしました。 日程第3 意見書の上程を行います。今定例会に意見書4件が提出されております。これを一括上程し、議題といたします。 お諮りいたします。只今、議題となっております意見書4件については、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。 はじめに、意見書第8号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立多数であります。よって、意見書第8号は可決されました。 次に、意見書第9号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立多数であります。よって、意見書第9号は可決されました。 次に、意見書第10号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立少数であります。よって、意見書第10号は否決されました。 次に、意見書第11号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (起立)起立全員であります。よって、意見書第11号は可決されました。 日程第4 議会閉会中の所管事項の調査要求について、議題といたします。各委員長から、所管事項につき、閉会中の調査の申し出があっております。調査事項につきましては、お手元に配付いたしました所管事項調査表のとおりであります。以上、報告いたします。 日程第5
会議録署名議員の指名を行います。平成20年6月第2回
行橋市議会定例会の
会議録署名議員に、4番西岡淳輔議員、3番大野慶裕議員を指名いたします。 以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。 市長から発言を求められておりますので、発言を許します。八並市長。
◎市長(八並康一君) 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会の閉会にあたりまして、一言お礼を申し上げます。 議員の皆様には、去る6月10日の本定例会の開会以来、本日までの長期間にわたりまして、市政運営上、重要な案件につきまして、精力的にご審議を賜り、いずれも原案どおりご賛同賜り、誠にありがとうございました。審議を通じまして、皆様方から頂きましたご意見・ご指摘につきましては、十分にこれを尊重いたしまして、今後の市政発展のために取り組んでまいる所存でございます。 さて、去る6月10日の入梅以来、梅雨空が続いておりまして、この週末も大変激しい雨となりました。降り始めからの総雨量は、行橋市で107mm、最大時間雨量は21日13時から14時までの1時間で50mmという状況でございました。こうした状況に対しまして、21日午後、大雨洪水警報が発令されました。即、第1警戒態勢を取り、所要の対応を行ってきたところでございます。この雨による被害状況でございますが、道路の冠水4件、路肩の崩壊1件、また、道路の陥没の箇所、数箇所となっておりますが、このほかに、消防団による土のう積みなどによります応急作業など、十数件を実施いたしたところでございます。 現在のところ、住民の皆様への直接の被害報告はあっておりませんので、安堵いたしておりますが、応急処置の必要な箇所につきましては、道路パトや関係職員を、現在、対応させているところでございます。また、今日現在の油木ダムの状況でございますが、貯水量は1463万7000t、貯水率が101.3%という状況でございます。 今回の降雨に伴いまして、ダムの貯水量も一気に増加いたしまして、飲料水や農業用水など、市民の皆様の生活や活動に対しまして、必要な水量は確保できたところでございます。しかし、一方で、先程、油木ダムからの放流警報サイレンが鳴りました。降雨によりまして、相当に堤防も水を含んでおります。また、この放流によりまして、河川敷など、水が出ますので、即、警戒態勢に当たらせまして、皆さんの安全を守って頂くように努力をしたいと思いますし、またそういう箇所がもし見つかりましたら、即対応していきたいと思っています。 また、近年、生活環境の変化や地球温暖化など、自然環境等の変化に伴いまして、世界各地で地震や台風などの自然災害が猛威を振るっております。多くの尊い生命が奪われ、沢山の方々が被害に遭われております。最近では、世界では、5月にミャンマーのサイクロン被害、中国四川省の大地震など、未曾有の大災害が頻発いたしております。日本をはじめ各国による災害医療チームの派遣など、懸命な災害支援活動が行われる中、発生から1ヶ月が経過しましたが、被災地では、現在も2次災害の危険や救援物資の供給など、まだまだ十分な状況ではないという報道もあっております。被害に遭われました方々に、心からお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈りいたしたいと思います。 また、その後、我が国におきましても、去る6月14日に東北地方を中心に、岩手・宮城内陸地震が発生いたしました。尊い命が奪われました。200名を超える方々が負傷するなど、大きな地震災害が発生いたしております。現在、行方不明者の懸命な捜索活動の一方で、土砂崩れによって形成された、せき止め湖の決壊など、2次災害の発生を回避すべく、緊急工事による防災活動も実施されております。亡くなられました方々に対しまして、心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、負傷された方々をはじめ、避難所での生活を送られている皆様の1日も早い回復並びに復興をお祈り申し上げます。 また、今年は、昭和54年6月30日に発生いたしました、いわゆる6・30水害から30年目の節目の年であります。当時は、自衛隊の災害派遣をはじめ、全国から、心温まる多くの救援物資等を頂きました。水害以降の大規模な河川改修等によりまして、本市の水防対策は大幅に改善をされてまいりましたが、一方で、この30年の間に、被災当時の記憶等が次第に薄れてまいったことも、また事実でございます。しかし、地震被害の少ない県と言われました本県におきましても、平成17年に福岡県西方沖地震が発生するなど、災害は、いつ、どこにでも起こりえるという事実を、今一度、再認識しなければならないと思っています。 市といたしましても、先般の福岡県総合防災訓練の実施を契機といたしまして、市民の防災意識の向上と啓発に努めるとともに、公共施設の耐震対策をはじめ、各種防災対策の実施など、安全・安心のまちづくりに取り組んでまいりたいと思っております。 次に、決算の関係につきまして、2点、ご報告をさせて頂きます。まず、決算の認定についてでございますが、この件につきましては、毎年12月定例会にご報告し、ご承認を頂いてまいりましたが、本年度から、9月定例会での報告を予定いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 もう1点は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律が、昨年6月に交付されました。その一部、健全化判断比率、資金不足比率の公表制度が、本年4月1日から施行されました。これに伴いまして、決算に基づく財政の健全性に関する比率を、毎年度、議会にご報告申し上げ、公表することとなりましたので、併せてご報告申し上げます。 次に、米軍再編にかかわる訓練移転の件について、ご報告申し上げます。この件につきましては、6月20日金曜日に、九州防衛局の担当者から連絡がありました。平成20年度計画は、タイプⅠ及びタイプⅡの訓練が、併せて10回程度行うというものでございます。築城基地などの訓練計画は、現時点では、まだ決まっていないということでありますが、築城基地での訓練概要の報告があり次第、また情報を入手次第、議会にご報告申し上げたいと思っています。 最後になりましたが、この時期は、何かと体調を崩しやすい季節でございます。どうぞ、議員の皆様におかれましては、くれぐれもご自愛下さいまして、今後とも、市政発展のためご尽力を賜りますよう、ご祈念申し上げまして、閉会にあたってのご挨拶とさせて頂きます。誠にありがとうございました。
○議長(城戸好光君) 議員の皆様には、議会運営に対し、ご協力を頂きまして、心より厚くお礼申し上げます。 これをもちまして、平成20年6月第2回
行橋市議会定例会を閉会いたします。 閉会 11時46分
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 議 長 城 戸 好 光 議 員 西 岡 淳 輔 議 員 大 野 慶 裕 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会 付託事案一覧表( 議 案 ) (平成20年 6月17日)┌─────┬───────────────────────────────────────┐│ 付託先 │付 託 事 案 │├─────┼────────┬──────────────────────────────┤│ 総 務 │議案第45号 │平成20年度行橋市
一般会計補正予算について(所管部分) ││ 委員会 │ │ │├─────┼────────┼──────────────────────────────┤│ 文 教 │報告第 9号 │平成20年度行橋市
国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の ││ 厚 生 │ │報告について ││ 委員会 │報告第10号 │平成20年度行橋市
老人保健特別会計補正予算の専決処分の報告に││ │ │ついて ││ │議案第40号 │行橋市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する││ │ │条例の制定について ││ │議案第41号 │行橋市
母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例││ │ │の制定について ││ │議案第42号 │行橋市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の ││ │ │制定について ││ │議案第43号 │行橋小学校東棟校舎建替工事の内
建築主体工事請負変更契約の締結││ │ │について │├─────┼────────┼──────────────────────────────┤│ 建 設 │議案第44号 │字の区域の設定及び変更について ││ 水 道 │議案第45号 │平成20年度行橋市
一般会計補正予算について(所管部分) ││ 委員会 │議案第46号 │平成20年度行橋市
公共下水道事業特別会計補正予算について │└─────┴────────┴──────────────────────────────┘ 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会 付託事案一覧表( 請 願 ) (平成20年 6月17日)┌─────┬──────────────────────────────────────┐│ 付託先 │付 託 事 案 │├─────┼────────┬─────────────────────────────┤│ 文 教 │20請願第5号 │
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願書 ││ 厚 生 │ │ ││ 委員会 │ │ │└─────┴────────┴─────────────────────────────┘ 平成20年6月定例会提出 決議・意見書一覧表 (意見書) 平成20年 6月23日┌───────────────────────────┬───────────────┐│ 件 名 │提出者・賛成者 │├───────────────────────────┼───────────────┤│(意見書第8号) │提出者 德 永 克 子 ││
障害者医療費助成に関する意見書 │賛成者 亀 田 國 夫 ││ │賛成者 大 川 義 彦 │├───────────────────────────┼───────────────┤│(意見書第9号) │提出者 大 川 義 彦 ││
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書 │賛成者 亀 田 國 夫 ││ │賛成者 林 利 門 │├───────────────────────────┼───────────────┤│(意見書第10号) │提出者 林 利 門 ││保険でよい歯科医療の実現を求める意見書 │賛成者 德 永 克 子 ││ │賛成者 大 川 義 彦 │├───────────────────────────┼───────────────┤│(意見書第11号) │提出者 田 中 建 一 ││義務教育に関する予算の拡充を求める意見書 │賛成者 西 本 徹 ││ │賛成者 横 溝 千賀子 ││ │賛成者 大 野 慶 裕 │└───────────────────────────┴───────────────┘意見書第8号
障害者医療費助成に関する意見書
地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成20年6月23日 提出者 市議会議員 德 永 克 子 賛成者 市議会議員 亀 田 國 夫 賛成者 市議会議員 大 川 義 彦 行橋市議会議長 城 戸 好 光 様提出先 福岡県知事
障害者医療費助成に関する意見書 75才以上のすべての人を対象とする
後期高齢者医療制度が創設され、本年4月から実施されていますが、老人保険制度と同様、65才以上75才未満の障害者等もその対象となっています。しかし、加入するかどうかは本人が選択できるしくみとなっています。ところが福岡県など10道県においては、障害者等の医療費助成を受けるためには
後期高齢者医療制度への加入が必要要件となっており、実質的には強制加入となっています。 従来の
老人保健制度は、健保や国保に加入したまま医療費助成を受ける制度だったため、加入後も保険料(税)や医療内容は変わりませんでした。しかし
後期高齢者医療制度は、加入すると保険料や医療内容がこれまでの健保や国保とは変わることになります。障害者等にとっては、負担が増大する場合も生じます。もともと重度心身障害者の多くは経済的な不安を抱えており、
後期高齢者医療制度加入により新たな保険料や窓口負担が強いられることになります。 障害者等の生活、医療、福祉を守るため、65才から75才未満の人達の重度心身障害者等医療助成制度の受給要件から
後期高齢者医療制度加入をはずすことを求めるものです。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。平成20年6月23日 行 橋 市 議 会意見書第9号
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書
地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成20年6月23日 提出者 市議会議員 大 川 義 彦 賛成者 市議会議員 亀 田 國 夫 賛成者 市議会議員 林 利 門 行橋市議会議長 城 戸 好 光 様提出先 内閣総理大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、外務大臣
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書 今や、コメをはじめとする穀物の高騰は全世界に深刻な影響を及ぼし、国連のパン・ギムン事務総長は、新たな飢餓の拡がりに重大な懸念を示し、問題解決のための支援を呼びかけています。7月に北海道の洞爺湖で開催される「G8」(主要国首脳会議)でも、環境問題と合わせて食糧問題の解決が重要なテーマになります。 食糧価格の高騰の原因は、地球の気候変動による生産の不安定化、途上国の経済成長や人口増加に伴う需要の急騰、世界的なバイオ燃料ブームによるトウモロコシの爆発的な需要増、ヘッジファンドなど大量の投機資金が穀物市場に流れ込んで異常な高騰を引き起こしていることにあります。 ところが現在日本では、国民が食べることを望まない
ミニマムアクセス米を、毎年77万トンも輸入し、政府は今年度、飼料用に70万トン振り向ける計画といわれています。この量は、コメ不足に苦しむフィリピンが緊急に手当を必要とするコメの量に匹敵するもので、人道上も許されることではありません。 また、日本が不必要な
ミニマムアクセス米の輸入を継続することは、国際的な価格の高騰に加担することにならざるを得ません。その一方で、国内では「生産過剰」が米価下落の原因であるとして、生産調整を拡大・強化されていることは、明らかに矛盾です。 政府は、コメの輸入があたかもWTO農業協定上の「義務」であるかのようにいいますが、本来、輸入は義務ではなく「輸入の機会を提供する」というものに過ぎません(99年11月の政府答弁)。国際的にコメや穀物の供給が逼迫し、価格が高騰するという食糧事情の急変のもとで、従来の枠組みにとらわれることのない対応が求められています。 よって政府は、下記事項の実現をめざし全力を尽くすよう、強く要望します。 記1.
ミニマムアクセス米の輸入を一時中止し、制度の見直しをWTO交渉の場で強 力に働きかけること。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。平成20年6月23日 行 橋 市 議 会意見書第10号 保険でよい歯科医療の実現を求める意見書(案)
地方自治法第99条の規定による別紙意見書(案)を会議規則第13条により提出します。 平成20年6月23日 提出者 市議会議員 林 利 門 賛成者 市議会議員 德 永 克 子 賛成者 市議会議員 大 川 義 彦 行橋市議会議長 城 戸 好 光 様提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣 保険でよい歯科医療の実現を求める意見書(案) 歯や口腔の機能が全身の健康、介護・療養上の改善に大きな役割を果たすことが厚生労働省の厚生労働科学研究等で実証されています。その結果として医療費を抑制する効果があることが兵庫県歯科医師会等で実証されています。 しかしながら、公的医療費の抑制により患者の自己負担が増大し保険で歯科診療を受けにくくなっています。国民は患者負担を減らしてほしいと切望しています。 また、実質的に医療内容を左右する診療報酬は過去3回続けて引き下げられ、保険でより良く噛める入れ歯をつくることや、歯周病の治療・管理をきちんとすることがむずかしくなっています。そのうえ歯科では過去30年にわたり新しい治療法が保険にとりいれられていません。金属床の入れ歯、セラミックを用いたメタルボンド、レーザー治療などは普通に行われています。「保険のきく範囲をひろげてほしい」、これは患者・国民のいちばんの願いです。 よって、国および政府においては、医療費の総枠を拡大し、患者負担を増加させることなく、保険でよい歯科医療を確保するため、次の事項の実現がなされるよう強く要望します。 記1.患者の自己負担は、高額にならないようにすること。2.良質な歯科医療ができるように診療報酬を改善すること。3.安全で普及している歯科技術を保険がきくようにすること。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。平成20年6月23日 行 橋 市 議 会意見書第11号 義務教育に関する予算の拡充を求める意見書
地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成20年6月23日 提出者 市議会議員 田 中 建 一 賛成者 市議会議員 西 本 徹 賛成者 市議会議員 横 溝 千賀子 賛成者 市議会議員 大 野 慶 裕 行橋市議会議長 城 戸 好 光 様提出先 内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣 義務教育に関する予算の拡充を求める意見書 これまで、義務教育費国庫負担制度によって、ほぼ地域格差のない義務教育が提供されていましたが、2006年度から国の財源負担率が2分の1から3分の1に縮小され、さらに、地方交付税削減の影響や厳しい地方財政の状況などから、地方自治体では、教育予算を確保することが困難となっています。地方財政が逼迫している中、少人数教育の推進、学校施設、旅費・教材費、就学援助・奨学金制度など教育条件の自治体格差が拡がってきています。 また、「子どもと向き合う時間の確保」のための施策と文科省による「勤務実態調査」で現れた極めて厳しい教職員の勤務実態の改善が喫緊課題となっています。 一方、就学援助受給者の増大に現れているように、低所得者層の拡大・固定化がすすんでおり、家計の所得の違いが教育格差につながってきています。自治体の財政力や保護者の所得の違いによって、子ども達が受ける「教育水準」に格差があってはなりません。 教育予算を国全体として、しっかりと確保・充実させる必要があることから、次の事項の実現について、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 記1.教育の自治体間格差を生じさせないために、義務教育費国庫負担制度について、 国庫負担率の2分の1に復元することを含め制度を維持すること。2.学校施設整備費、就学援助・奨学金、学校・通学路の安全対策など、教育予算の 充実のため地方交付税を含む国の予算を拡充すること。平成20年6月23日 行 橋 市 議 会 所 管 事 項 調 査 表 (平成20年 6月23日)┌─────────┬─────────────────────────────┐│ 委 員 会 │調 査 事 項 │├─────────┼─────────────────────────────┤│ 総 務 │○ 行政運営について ││ 委 員 会 │○ 財政問題について ││ │○ 財産管理について ││ │○ 入札及び契約について ││ │○ 消防行政について │├─────────┼─────────────────────────────┤│ 文教厚生 │○ 学校教育について ││ 委 員 会 │○ 生涯教育について ││ │○ 文化行政について ││ │○ 介護保険について ││ │○ 福祉行政について ││ │○
健康づくり行政について ││ │○ 国保行政について ││ │○
後期高齢者医療について │├─────────┼─────────────────────────────┤│ 建設経済 │○ 上下水道事業について ││ 委 員 会 │○ 住宅建設事業について ││ │○ 都市計画事業について ││ │○ 土木行政について ││ │○ 住宅新築資金等貸付事業について ││ │○ 農林水産業振興について ││ │○ 企業誘致について ││ │○ 商工振興について ││ │○ 環境及び清掃行政について ││ │○ 観光行政について │├─────────┼─────────────────────────────┤│ 議会運営 │○ 定例会及び臨時会の会期日程について ││ 委 員 会 │○ 議会の運営について ││ │○ 議会の会議規則、委員会に関する条例等について ││ │○ 議長の諮問について │└─────────┴─────────────────────────────┘ 平成20年6月第2回
行橋市議会定例会議決結果表┌───────┬───────────────────────┬───┬────┐│ 議案等番号 │議案・請願・陳情・意見書・決議名等 │議 決│議決状況││ │ │結 果│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第4号 │平成19年度行橋市一般会計繰越明許費繰越計算書│報 告│ ││ │の報告について │の み│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第5号 │平成19年度行橋市一般会計事故繰越し繰越計算書│報 告│ ││ │の報告について │の み│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第6号 │平成19年度行橋市公共下水道事業特別会計繰越明│報 告│ ││ │許費繰越計算書の報告について │の み│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第7号 │平成19年度行橋市農業集落排水事業特別会計繰越│報 告│ ││ │明許費繰越計算書の報告について │の み│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第8号 │平成19年度行橋市水道事業会計繰越の報告につい│報 告│ ││ │て │の み│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第9号 │平成20年度行橋市
国民健康保険特別会計補正予算│承 認│賛成多数││ │の専決処分の報告について │ │ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 報告第10号 │平成20年度行橋市
老人保健特別会計補正予算の専│承 認│賛成多数││ │決処分の報告について │ │ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第40号 │行橋市
重度心身障害者医療費の支給に関する条例の│原 案│賛成多数││ │一部を改正する条例の制定について │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第41号 │行橋市
母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部│原 案│賛成多数││ │を改正する条例の制定について │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第42号 │行橋市
乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改│原 案│全員一致││ │て正する条例の制定につい │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第43号 │行橋小学校東棟校舎建替工事の内建築主体工事請負│原 案│全員一致││ │て変更契約の締結につい │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第44号 │字の区域の設定及び変更について │原 案│全員一致││ │ │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第45号 │平成20年度行橋市
一般会計補正予算について │原 案│全員一致││ │ │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 議案第46号 │平成20年度行橋市公共下水道事業特別会計補正予│原 案│全員一致││ │算について │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 20請願第5号 │
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願書 │不採択│賛成少数│├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 意見書第8号 │
障害者医療費助成に関する意見書 │原 案│賛成多数││ │ │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 意見書第9号 │
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書 │原 案│賛成多数││ │ │可 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 意見書第10号 │保険でよい歯科医療の実現を求める意見書 │原 案│賛成少数││ │ │否 決│ │├───────┼───────────────────────┼───┼────┤│ 意見書第11号 │義務教育に関する予算の拡充を求める意見書 │原 案│全員一致││ │ │可 決│ │└───────┴───────────────────────┴───┴────┘...