田川市議会 2019-10-04
令和元年第4回定例会(第5日10月 4日)
令和元年第4回定例会(第5日10月 4日)
令和元年10月4日(金)
(第 5 日)
令和元年第第4回
田川市議会定例会会議録
令和元年10月4日 午前10時00分開議
出席議員
議席番号 氏 名
議席番号 氏 名
1番 北 山 隆 之 11番 梶 原 みつ子
2番 田 守 健 治 12番 香 月 隆 一
3番 柿 田 孝 子 13番 尾 﨑 行
人
4番 佐 藤 俊 一 14番 梅 林 史
5番 原 田 誠 15番 松 岡 英 樹
6番 村 上 卓 哉 16番 高 瀬 冨士夫
7番 今 村 寿
人 17番 加 藤 秀 彦
8番 佐々木 博 18番 小 林 義 憲
9番 吉 岡 恭 利 19番 陸 田 孝 則
10番 白 石 天 一 20番 石 松 和 幸
地方自治法第121条により出席した者
事務局出席職員氏名
市長 二 場 公
人 局長 戝 津 嘉 久
副市長 松 村 安 洋 局長補佐 森 山 章
教育長 吉 栁 啓 二 係長 星 野 貴 志
病院事業管理者 鴻 江 俊 治 主任 村 吉 忠 義
総務部長 米 田 昭 彦 主任 金 子 正
人
市民生活部長 宮 崎 博 士
病院局長 肥 川 一 元
教育部長 矢 野 俊 昭
総務課長 盛 坪 達
人
財政課長 崎 原 敏 幸
会計管理者 西 昭 二
令和元年(第4回)
田川市議会9月
定例会議事日程第5号
令和元年10月4日午前10時開議
第 1 認定第 1号 平成30年度田川市
一般会計決算
第 2 認定第 2号 平成30年度田川市
国民健康保険特別会計決算
第 3 認定第 3号 平成30年度田川市
後期高齢者医療特別会計決算
第 4 認定第 4号 平成30年度田川市
急患医療特別会計決算
第 5 認定第 5号 平成30年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計決算
第 6 認定第 6号 平成30年度田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会
計決算
第 7 認定第 7号 平成30年度田川市
水道事業会計決算
第 8 認定第 8号 平成30年度田川市
病院事業会計決算
第 9
議員提出議案第4号
主要農作物種子法に代わる福岡県独自
の条例制定を求める
意見書について
本日
の会議に付した事件
第 1 認定第 1号 平成30年度田川市
一般会計決算
第 2 認定第 2号 平成30年度田川市
国民健康保険特別会計決算
第 3 認定第 3号 平成30年度田川市
後期高齢者医療特別会計決算
第 4 認定第 4号 平成30年度田川市
急患医療特別会計決算
第 5 認定第 5号 平成30年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計決算
第 6 認定第 6号 平成30年度田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会
計決算
第 7 認定第 7号 平成30年度田川市
水道事業会計決算
第 8 認定第 8号 平成30年度田川市
病院事業会計決算
第 9
議員提出議案第4号
主要農作物種子法に代わる福岡県独自
の条例制定を求める
意見書について
(開議10時00分)
○議長(北山 隆之 君)
どなたもおはようございます。
議員定数20名
のうち、ただいま
出席議員は20名であります。よって本会議は成立いたしました。
これより直ちに会議
を開きます。
本日
の議事日程は、お手元配付
のとおりであります。御了承願います。
日程第1認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
を議題といたします。
まず
総務文教委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(村上 卓哉 君)
皆さん、おはようございます。
それでは認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
のうち、当委員会に付託
を受けました主な関係分につきまして、審査結果
を報告いたします。
平成30年度
の一般会計決算を見ますと、
歳入総額283億1,595万8千円に対し、
歳出総額は275億6,585万4千円、形式収支では7億5,010万4千円
の黒字となっております。
また、繰越明許による翌年度へ
の繰越財源
を差し引いた
実質収支額は5億7,285万円
の黒字であり、このうち3億円については、
地方自治法等の規定に基づき
財政調整基金に編入されております。
歳入
の内訳
を見ますと、自主財源
の根幹
をなす市税収入は51億7千万円で前年度に比べ1千万円
の減となっております。
また、
依存財源である
地方交付税は71億3千万円、
国庫支出金は67億円、県支出金19億円、市債23億2千万円、
地方譲与税及び
県税交付金が11億4千万円となっており、これら
依存財源が
歳入総額の約7割
を占めております。
一方、歳出
を性質別に見ますと、人件費31億3千万円、扶助費99億8千万円、公債費24億9千万円といった
義務的経費が
歳出総額の約6割
を占めております。
次に、各指標等についてです。
財政力指数は昨年度
の0.42
をわずかに上回り0.43と若干改善したものの、財政
の弾力性
を示す
経常収支比率は、昨年度
の96.9%に対し今年度は99.7%と前年度に比べ2.8ポイント増加しており、硬直化が進んでいること
を示しております。また、
公債費負担比率は前年度に比べ0.3ポイント増加し12.6%となっており、
警戒ラインとされる15%
を下回っている状況です。
次に、基金
の状況についてです。
平成30年度末
の財政調整基金(33億3千万円)と
減債基金(7億8千万円)
を合わせた、財源調整可能な基金
の残高は41億1,800万6千円であり、前年度末と比較すると約2億円
の減となっております。
これに、
特定農業施設管理基金(約77億円)など
の特定目的基金を加えた
一般会計の基金総額は164億5,689万円となります。
次に、地方債
の状況におきましては、平成30年度末における
一般会計の地方債残高が251億5,391万9千円となり、前年度末と比べ2,900万4千円
の増となっております。
続きまして、
健全化判断比率についてです。
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率については、全会計で
黒字決算であったため、いずれ
の比率も算定されておりません。また、
実質公債費比率は8.0%と前年度に比べ0.1ポイント改善しており、将来負担比率については、将来負担額に比べ、充当可能な基金
の額などが多いことから、ゼロ未満となったため算定されておりません。
いずれ
の数値も
早期健全化基準を下回っており、現在
のところは問題
のない状況であります。
次に、
財務書類についてです。
平成30年度決算における本市全体
の資産は約1,178億円となっており、負債は約406億円、純資産は約772億円となっております。
資産
の中で大きな割合
を占める
のが、市営住宅や学校等
の事業用資産、次いで道路、公園など
のインフラ資産であり、これらは、総資産
の約7割
を占めております。
また、統一的な基準による
財務書類において、
類似団体と
の比較による分析が行われております。
このうち、
企業会計でいう
自己資本比率を示す
純資産比率や現在整備されている建物、道路など
の社会資本
を地方債など
の負債により調達した比率
を示す
社会資本形成の世代間比率については、
類似団体の平均と比較して、いずれも良好な数値
を示している一方、資産
の老朽化
を示す比率である
有形固定資産減価償却率は、
類似団体の平均よりも高い数値
を示しており、
公共施設、道路等
の老朽化に対し、更新が間に合っていない状況
を示しております。
執行部からは、既に策定済みである本市
の公共施設等総合管理計画に基づき、今後、個別
の施設計画を策定し、
公共施設の統合・廃止等
を行っていきたいと
の説明があっております。
以上が、
歳入歳出決算の概要であります。
なお、
予算執行面に関しましては、
監査委員
の監査意見書や
決算実績報告書に詳細に記載されておりますので、
決算内容の細部にわたる報告は省略させていただき、ここからは、当委員会で意見、要望
のありました事項
を中心に報告してまいりたいと思います。
最初に、
経営企画課です。
委員からは、今回、厳しい
財政見通しが示されており、市長が掲げた政策
を実現するためには財源が必要であることから、平成29年に策定した
行政改革大綱の実施計画を強力に進めていただきたいと
の要望があっております。
また、別
の委員からは、
行政改革について、今回、課
の名称
を経営企画課と改めた
のであれば、民間でできるものは民間で行い、そこで浮かせた予算
を新たな事業や福祉
の充実に使うなど財政
の効果的な運用
を行うよう、経営感覚
を持って、行政執行
を行ってほしいと
の要望があっております。
次に、総務課です。
委員からは、議会に提案する予算、決算
を含めた議案書
の作成について、人件費等相当な経費がかかっていると思うが、
行政改革の一環として、また、行政
の質
を高める手段
の一つとして電子化
を行うことによる費用対効果
を検討してはどうかと
の意見があっております。
執行部からは、
ペーパーレス化については事務
の省力化につながることから非常に有意義であると考えるが、大きな経費がかかることが想定されるためしっかり検証していきたいと
の答弁があっております。
次に、税務課です。
前段でも述べましたが、平成30年度における市税全体
の決算額は、51億7,222万4千円で前年度に比べ983万1千円、率にして0.2%
の減となっております。
これは、
固定資産税の減収が主な要因であります。
また、市税全般
の収納率につきましては94.47%となっており、前年度より0.66ポイント伸びております。
次に、
安全安心まちづくり課です。
委員からは、
ボランティアについて、美しい街づくりに
市民総ぐるみで邁進していくためには、その核となるすばらしい活動
をしている
ボランティアの方々
の表彰制度
を創設してほしいと
の要望があっております。
また、委員からは、最近
の犯罪捜査において、
防犯カメラが犯人逮捕に非常に効果的であることから、本市
の安全安心まちづくりにおける犯罪
の抑止力とするため、危険が予測できる箇所
のほか、学校や保育所などに、
防犯カメラの設置
を検討するよう要望があっております。
次に、
教育委員会に入ります。まず、
学校教育課であります。
委員からは、
学級編制について、小学1年生
の学級編制について
文部科学省の指導要綱では1クラス35
人となっているが、その年
の入学する児童
の数によっては、1クラス
の児童数が35
人を下回ることがあり得る。そうした場合、一
人の先生が受け持つ児童数に格差が生まれ、指導にギャップが生じること
を危惧するため、このような問題点があること
を踏まえて
学級編制に取り組んでほしいと
の要望があっております。
また、委員からは、昨年から指摘しているところであるが、
スクールソーシャルワーカーの雇用について、少なくとも1名は、正規職員として雇用できるよう検討
を行ってほしいと
の要望があっております。
次に、文化生涯学習課です。
委員からは、
市民プールにおける障害者へ
の対応について、検討内容がまとまった際には、所管
の総務文教委員会に内容
を報告してほしいと
の要望があっております。
執行部からは、
施設改修には大きな経費
を伴うことから、改修について
の検討
を行う間も少しずつできることは実施していきたいと
の答弁があっております。
以上、認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
のうち、当委員会に付託
を受けました関係分につきましては、審査
の結果、要望
を付し、認定すべきものと決した次第であります。
以上で報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
次に、
厚生委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(佐藤 俊一 君)
皆さん、おはようございます。
認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
のうち、当委員会に付託
を受けました関係分につきまして、意見、要望
のありました事項
を中心に、審査結果
を報告いたします。
まず、
保健福祉課です。
委員からは、本市は若年者
の妊娠が多く、出産前から支援
を行っていくことが、児童虐待
の防止などにつながることから、引き続き特定妊婦
の支援率が100%になるよう努力してほしいと
の要望があっております。
また、他
の委員からは、
胃がん検診に
内視鏡検査を導入すべきと
の意見があっております。
執行部からは、高齢者
のニーズがあることは理解しているが、集団検診に
内視鏡検査を導入することは困難であるため、来年度から複数
の医療機関に委託することができるよう検討していると
の答弁があっております。
次に、
子ども支援連携推進室です。
委員からは、平成30年度に新設された同室における1年間
の事業成果についてただしております。
執行部からは、第1に、子供に関する相談窓口が一本化されたことで、情報
の遅延及び錯綜が少なくなったこと、第2に、各小・中学校に
子ども支援連携推進担当教員を配置したことで、これまで学校側が担任完結型になっていたものが、
当該担当教員を中心に情報交換
を行うことで、組織的な対応が可能になったこと、第3に、
学校教育課に所属する
スクールソーシャルワーカーを当室に配置することで、
生活支援課や
子育て支援課と
の円滑な連絡調整が可能になったことなど
の成果があったと
の答弁があっております。
同委員からは、新たな取り組み
を行うことにより、さらに迅速かつ細やかで、切れ目
のない子供支援
を行ってほしいと
の要望があっております。
次に、
生活支援課です。
生活保護費の決算額は、対前年度比4.52%減
の45億6,453万1千円となっており、平成28年度から減少傾向にあります。
また、平均被
保護世帯数は対前年度比35世帯減
の2,106世帯、被
保護人員数は同86
人減
の2,763
人となっており、
生活保護率は対前年度比1.3ポイント減
の57.7パーミルとなっております。これは
有効求人倍率の高まり
を背景に、就労支援
を積極的に展開したことが要因と考えられます。
次に、
高齢障害課です。
委員からは、介護保険における高齢者一
人当たり
の給付費は、
介護保険広域連合加入の33自治体
の中で11番目に高い水準になっているが、次期も
グループ別保険料制における
Bグループを維持できるよう介護予防などに取り組んでほしいと
の要望があっております。
また、同委員からは、
障害児通所支援である
放課後等デイサービスを受ける児童が大幅に増加しており
療育等サービスの低下が懸念されることから、児童が必要なサービス
を受けることができるよう、
事業所運営のチェック
を行ってほしいと
の要望があっております。
以上、認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
のうち、当委員会に付託
を受けました関係分につきましては、審査
の結果、意見、要望
を付し、認定すべきものと決した次第であります。
最後に、本議案とは直接関係ありませんが、
し尿処理施設、
ごみ処理施設及び
埋立処分施設の整備について事務報告があっておりますので、概要
を報告いたします。
まず、
ごみ処理施設等の工事発注に向けた手続について報告いたします。
ごみ焼却施設の規模は1日当たり
の処理能力172トン、
ストーカ方式を採用し、余熱
を利用した発電
を行う計画になっており、
リサイクルセンターの不燃・
粗大ごみ処理施設及び
資源ごみ処理施設の規模は、おのおの1日当たり
の処理能力13トンとなっております。
これら
の発注
を公募型プロポーザル方式で行うことについて、さき
の副
首長会議及び
首長会議で承認
を得ており、現在、募集公告
を行っている状況にあります。
次に、各施設
の整備予定地について報告いたします。
ごみ処理施設及び
リサイクルセンターの整備予定地については、国道322号線
の伊加利田中交差点から今任方面へ約2キロメートル
の場所になっており、不燃・
粗大ごみ処理施設は
ごみ処理施設内に建設され、
資源ごみ処理施設は別棟で建設される計画になっております。
また、
最終処分場の整備予定地については、
ごみ処理施設等から南へ約800メートル
の場所、
し尿処理施設の整備予定地については、田川郡
東部環境衛生施設組合衛生センターに隣接する場所となっております。
次に、
建設スケジュールの見直しについて報告いたします。
今回
の見直しについては、第1に、
ごみ処理施設規模を変更する必要が生じたこと、第2に、
最終処分場を大任町で建設することになったこと、第3に、
リサイクルセンターをごみ処理施設と一緒に建設することになったことなどにより、
循環型社会形成推進地域計画の見直しが必要になったことに伴い、各施設
の工期等
を精査した結果によるものであると
の説明があっております。
まず、
ごみ処理施設及び
リサイクル施設については、当初、令和4年12月に試運転が終了し、竣工する予定でありましたが、
実施計画・
許認可申請、全体工期及び
試運転等それぞれ
の期間
を延長する必要が生じたことから、令和5年4月から試運転
を開始し、同年9月
の竣工予定に見直しされております。
また、
最終処分場については、当初、
ごみ処理施設等に合わせた竣工となっておりましたが、実施設計、全体工事及び
試運転等それぞれ
の期間
を延長する必要が生じたことから、
ごみ処理施設等の建設工事が完了する令和4年度末
の竣工予定に見直しされております。
なお、
し尿処理施設については、本年6月定例会で報告したとおり来年夏に建屋が完成し、約6カ月間
の試運転
の後、令和3年4月に稼働する予定であります。
最後に、これら
のスケジュールは現段階
のものであり、
実施設計等により詳細な工程が組まれることから、今後も変更があるものと思われると
の説明があっております。
委員からは、今回
の建設スケジュールの見直しに伴い、必要となる田川市川崎町
清掃センターの稼働延長についてただしております。
執行部からは、
清掃センターと施設
の補修等について検討しており、
最終処分場については、令和5年度まで対応できると確認していると
の答弁があっております。
また、委員からは、今回
のスケジュールの見直しに伴い、総工費が増額することはない
のかただしております。
執行部からは、今回
のごみ処理施設及び
リサイクルセンター建設に係る
プロポーザルで採用された業者と
の価格交渉において、工事費
を極力下げる努力
をすることなどにより、
最終処分場の用地買収費
を捻出するなどし、総工費
を380億円
の範囲で何とか抑えたいと聞いていると
の答弁があっております。
最後に、委員からは、以前から指摘しているとおり、
最終処分場の用地買収費
を含めた正確な総工費
を把握し次第、報告してほしいと
の要望があっております。
以上で報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
次に、建設経済委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 建設経済委員長。
○建設経済委員長(高瀬 冨士夫 君)
どなたもおはようございます。
認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
のうち、当委員会に付託
を受けました主な関係分につきまして、意見、要望
のありました所管課
を中心に、審査結果
を報告いたします。
まず、産業振興課です。
委員からは、パプリカ生産者
を育成するため
の実践型研修施設
の整備事業費に係る草刈り等委託料が事業費予算
の3分の1
を占めている
のはなぜかただしておられます。
執行部からは、当該施設
の周辺に巨大なのり面があるため、草刈り費用がかさんでいる。また、当課は、本事業費以外にも、多く
ののり面
を管理しているため、草刈り費用は大きく、グリーンシート
を張ることも検討しているが、多額な予算
を伴うと
の答弁があっております。
委員からは、草刈り等しないで済むような環境整備は必要であり、グリーンシート
を含め改善できるよう要望があっております。
次に、たがわ魅力向上課です。
委員からは、川渡り神幸祭山笠保存会補助金とまつりIN田川実行委員会負担金
の一本化について、過去に何度か提案してきたと思う。それぞれ支出している団体へ
の使途は違うと思うが、川渡り神幸祭全体
を盛り上げる事業として捉え、一本化することはできないかと
の意見があっております。
次に、建築住宅課でございます。
委員からは、市営住宅等
の管理業務に係る指定管理者である田川市住宅管理公社
のモニタリングについてただしております。
執行部からは、効率化
を図り、経費削減につながる取り組みなど、業務改善が必要な事項は、今後指導していきたい。また、住宅管理公社
の運営については、公社
の改革ということで取り組んでいるので、内容が固まり次第、委員会に報告したいと
の答弁があっております。
委員からは、具体的な業務改善等
を住宅管理公社と十分協議しながら進めていってほしいと
の要望があっております。
次に、土木課でございます。
委員からは、さき
の台風で倒れたカーブミラー
を見かけ、塗装でわからなかったが、根元はかなり腐食している状態にあった。このような古いカーブミラーは、市内に点在していると思うので、安全面
を考え点検してほしいと
の要望があっております。
以上、認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」
のうち、当委員会に付託
を受けました関係分につきましては、審査
の結果、意見、要望
を付し、認定すべきものと決した次第であります。
以上で報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
ただいま各委員長
の審査結果
の報告が終わりました。
これに質疑はございませんか。 (「なし」
の声あり)
質疑がないようでありますので、これより討論に入ります。
討論
の通告があっておりますので、発言
を許します。
(「議長」と呼ぶ声あり) 柿田孝子議員。
○議員(柿田 孝子 君)
おはようございます。
認定第1号「平成30年度田川市
一般会計決算」について、日本共産党市会議員団として反対
の討論
をいたします。
今回
の決算には、小学校
のトイレ
の改修やエアコン設置工事費など教育環境
をよくすることや、市民生活もよくなる関連
のものもありましたが、今回
の決算には田川伊田駅舎改修事業費等約4億5,100万円が入っていたことから、認定することができません。
認定できない理由は、平成29年4月に設立した新会社株式会社デザインステーションが伊田駅駅舎
の改修及び維持管理
を行うことになりましたが、日本共産党市会議員団は設立してから1年も経過していないこの新会社が金融機関から約8千万円も
の借り入れ等
を行って事業
を展開していくことや、将来、体力的に万全な
のか疑問が多く、将来性についても大丈夫な
のか危惧していました。オープンする前になって金融機関から
の借り入れが厳しくなり、予定どおりオープンできませんでした。そのため社員として雇用予定していた
人も解雇され、業者へ支払う改修工事費も滞り、結局、経営者
の一部が交代するなど混乱し、いまだ全面開業できていない事態となっています。
2019年7月以降、経営者が交代し、計画
の見直しも行われているようですが、2018年6月議会に前経営陣が提出した計画等において不確かなことが多いことがあったにもかかわらず、それ
を認めて執行部がデザインステーションに運営権
を付与したことは誤った判断
を行った結果だった
のではないかと指摘
をせざる
を得ません。
伊田駅舎
の改修についても、伊田駅周辺にはビジネスホテルなど宿泊施設
を営む事業者が数者存在しており、競合により地場企業
の育成が後退する
のではないか、デザインステーションが営業する宿泊施設と価格競争が激化し、双方とも事業が成り立たなくなる
のではないかと危惧しています。1階
のテナントにはパン屋さんが入る予定になっていますが、パン屋さん
を伊田駅前で営んでおられましたが、結局廃業されました。伊田駅舎
を中心とした伊田地域
のにぎわい
の創出と継続性
の観点からすると、組織として伊田商店街
の方々
を初め近隣
の商業者など幅広い市民
の参加によって議論し、よりよいまちづくり
を進めることが最も重要だったと考えます。
今回、駅舎が改修されましたが、駅舎
の改修
を行う
のであれば、駅
のホームに連絡するエレベーター
の設置
を行い、バリアフリー化し、障害
のある
人たち
を初め、高齢者
の方々
の移動手段
の利便性
を高めることも必要でした。そうすることによって、これまでより多く
の人たちが伊田駅
を利用し、乗降客もふえたと思いますが、残念ながらそうなっていません。もっと幅広い市民
の方たちと話し合うべきだったと思います。
よって認定第1号は、日本共産党市会議員団として認定することはできません。
以上で討論
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
以上で、通告による討論は終了いたしました。
ほかに討論はありませんか。 (「なし」
の声あり)
ほかに討論がないようでありますので、これより採決いたします。
採決
の方法につきましては、起立により行います。
認定第1号に対する各委員長
の報告は認定とするものであります。本案は委員長報告
のとおり、認定することに賛成
の議員
の起立
を求めます。 (賛成者起立)
起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第2認定第2号「平成30年度田川市
国民健康保険特別会計決算」、日程第3認定第3号「平成30年度田川市
後期高齢者医療特別会計決算」、日程第4認定第4号「平成30年度田川市
急患医療特別会計決算」及び日程第5認定第5号「平成30年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計決算」
の4議案
を一括議題といたします。
厚生委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(佐藤 俊一 君)
当委員会に付託
を受けました認定第2号「平成30年度田川市
国民健康保険特別会計決算」から認定第5号「平成30年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計決算」まで
の4議案につきまして、一括して審査結果
を報告いたします。
まず、認定第2号「平成30年度田川市
国民健康保険特別会計決算」では、
歳入総額58億2,290万7千円、
歳出総額53億8,475万7千円となっており、実質収支は4億3,815万円
の黒字となっております。
委員からは、重複・頻回受診している被保険者やジェネリック医薬品
の利用効果が見込める被保険者等に対する訪問指導について、医療費適正化
の観点から重要であるため、引き続き努力してほしいと
の要望があっております。
次に、認定第3号「平成30年度田川市
後期高齢者医療特別会計決算」では、
歳入総額6億9,590万2千円、
歳出総額6億8,479万7千円となっており、実質収支は1,110万6千円
の黒字となっております。
次に、認定第4号「平成30年度田川市
急患医療特別会計決算」では、
歳入総額2億3,099万2千円、
歳出総額1億8,028万1千円となっており、実質収支は5,071万2千円
の黒字となっております。
最後に、認定第5号「平成30年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計決算」では、
歳入総額1,714万6千円、
歳出総額1,428万6千円となっており、実質収支は286万円
の黒字となっております。
以上、本4議案につきましては、審査
の結果、一部に要望
を付し、認定すべきものと決した次第であります。
以上で報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果
の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」
の声あり)
質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
採決につきましては一括して行います。
認定第2号から認定第5号に対する委員長
の報告は認定とするものであります。これら4議案は委員長報告
のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」
の声あり)
御異議なしと認めます。よって、認定第2号から認定第5号まで
の4議案は認定することに決しました。
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次に移ります。
日程第6認定第6号「平成30年度田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計決算」
を議題といたします。
建設経済委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 建設経済委員長。
○建設経済委員長(高瀬 冨士夫 君)
当委員会に付託
を受けました、認定第6号「平成30年度田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計決算」につきまして、審査結果
を報告いたします。
歳入につきましては、本市
を除く沿線8自治体から
の平成筑豊鉄道支援事業負担金及び本市
の負担分である
一般会計繰入金等で1億7,910万2千円、歳出につきましては、平成筑豊鉄道経営安定化等補助金及び平成筑豊鉄道近代化設備整備事業債
の元金償還金で、同じく1億7,910万2千円
の収支同額決算となっております。
なお、前年度に比べ504万7千円、2.9%
の増となっております。
以上、本決算につきましては、審査
の結果、認定すべきものと決した次第であります。
以上で報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
ただいま建設経済委員長
の審査結果
の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」
の声あり)
質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
認定第6号に対する委員長
の報告は認定とするものであります。本案は委員長報告
のとおり認定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり)
御異議なしと認めます。よって、認定第6号は認定することに決しました。
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次に移ります。
日程第7認定第7号「平成30年度田川市
水道事業会計決算」
を議題といたします。
総務文教委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(村上 卓哉 君)
当委員会に付託
を受けました認定第7号「平成30年度田川市
水道事業会計決算」につきまして、審査結果
を報告いたします。
まず、収益的収支において、水道事業
の根幹である給水収益は、給水人口
の減少及び大口利用者
の使用水量
の減少等
の影響により、前年度に比べ1,409万4千円減収となる10億5,622万6千円となっております。また、その他
の営業収益及び営業外収益
を合わせた水道事業収益は、前年度に比べ604万5千円減収となる11億6,262万9千円となっております。
これに対する水道事業費用につきましては、継続的に経費縮減
を進める一方、田川地区水道企業団から
の受水費
の増及び遊休施設
の解体除却費増により、前年度に比べ8,782万4千円増額となる10億7,530万5千円となっております。
この結果、当年度純利益は、消費税差し引き後で6,135万1千円
の黒字決算となっております。
次に、資本的収支につきましては、収入では企業債
の借り入れ及び口径別加入金等で2億9,730万1千円、支出では建設改良費等で4億9,895万7千円となっております。この結果、2億119万3千円
の資金不足が生じておりますが、損益勘定留保資金等で補填されております。
委員からは、決算審査意見書によると、今回
の水道事業
の広域統合化は、市民負担が71億円軽減され、また、福岡県知事は、田川
の広域統合化
を他団体におけるモデルケースにしたいと述べていることから、事業統合までにはかなり
の業務があると思うが、人的配置
を含め、成功させてほしいと
の要望があっております。
以上、本件につきましては、審査
の結果、認定すべきものと決した次第であります。
以上で、報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
ただいま
総務文教委員長の審査結果
の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」
の声あり)
質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
認定第7号に対する委員長
の報告は認定とするものであります。本案は委員長報告
のとおり認定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり)
御異議なしと認めます。よって、認定第7号は認定することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第8認定第8号「平成30年度田川市
病院事業会計決算」
を議題といたします。
厚生委員長に審査結果
の報告
を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(佐藤 俊一 君)
当委員会に付託
を受けました認定第8号「平成30年度田川市
病院事業会計決算」につきまして、審査結果
を報告いたします。
まず、予算第3条で定めた経費であります収益的収入及び支出では、病院事業収益
の根幹
をなす医業収益は、前年度に比べ2億7,920万5千円減
の50億2,721万6千円となっております。これは主に、診療単価は若干上昇したものの、入院・外来ともに患者数が減少したことによるものであります。
執行部からは、患者数
の減少
の主な要因は、循環器内科
を初めとする各診療科
の常勤医師
の退職に伴う医師不足にあると分析していると
の説明があっております。
一方、医業費用では、前年度に比べ2億3,302万6千円減
の55億1,786万1千円となっております。これは主に、職員数
の減少に伴い給与費が減少したほか、患者数
の減少に伴い薬品及び診療材料等
の材料費が減少したことによるものであります。
医業収益から医業費用
を差し引いた医業収支では、消費税差し引き後で3億5,144万円
の医業損失となっておりますが、医業外収益及び費用
を加えた経常収支においては、消費税差し引き後で833万3千円と5年連続
の黒字決算となっております。
これら
の結果、病院事業収益は58億7,435万7千円、病院事業費用は57億3,009万2千円となっており、収益的収支についても、消費税差し引き後で1億2,895万円
の黒字となっており、4年連続で純利益が計上されております。
執行部からは、当初予算及び3月補正予算において、経常収支及び収益的収支ともに赤字決算が想定されていたことから、収支
の改善に取り組んだ結果、何とか
黒字決算になったと
の説明があっております。
次に、予算第4条で定めた経費であります資本的収入及び支出では、資本的収入は、前年度に比べ4,291万4千円増
の6億3,677万9千円となっております。
一方、資本的支出では、前年度に比べ4,796万9千円増
の8億8,025万9千円となっております。
この主な内訳は、医療機器等
の購入及び建設改良費などとなっております。
これら
の結果、収支差し引き2億4,348万円
の不足額が生じておりますが、必要な額につきましては、損益勘定留保資金等で補填されております。
なお、予算第3条及び第4条に定めた各経費における
一般会計から
の繰入金は8億9,447万6千円で、前年度に比べ192万3千円
の増となっております。
また、1年間
の現金
の動き
を示した財務諸表であるキャッシュフロー計算書においては、業務活動で4億2,103万6千円
の増、投資活動で1億8,009万4千円
の減、財務活動で4,807万1千円
の減となった結果、平成30年度中に1億9,287万1千円
の資金増となり、資金期末残高は8億853万円となっております。
執行部からは、キャッシュフロー計算書
の推移から、おおむね良好な経営状態にあると考えているが、今後も引き続き収益
の確保と費用
の削減に努め、
黒字決算を維持しながら、健全な企業経営
を続けていきたいと
の説明があっております。
委員からは、入院・外来患者数が減少している状況下で、経常収支において5年連続、収益的収支において4年連続
の黒字
を達成した職員
の労
を多とすると
の意見とともに、循環器内科
の医師確保及び民間医療機関へ
の訪問など
を行うことで、患者数
をふやしていくことが肝要であるため、引き続き努力してほしいと
の要望があっております。
また、他
の委員からは、医師確保は喫緊
の課題であるが、どのような取り組み
を行っている
のかただしております。
執行部からは、大学医学部
の医局派遣が主になることから、医局
を訪問して当院
の受け入れ体制及び田川地域
の医療事情など
の理解
を求めるほか、個人的なつて
を頼ったり、医師派遣会社
の仲介
を受けたりしている。また、医師
の処遇改善や当院で一定期間勤務すること
を条件とする奨学金制度
の創設など
の検討も必要と考えていると
の説明があっております。
このほか、他
の委員からは、医師確保
の観点から支出している地域医療研究費
の必要性についてただしております。
執行部からは、当該研究費については、当院として大学
の研究に一定
の理解
を示し、派遣された医師が活躍できる病院環境にあること
を理解してもらうことで、総合的に医師派遣
を推進するものである。福岡県
の人口当たり
の医師数が比較的多いことなどにより、今後、国
の医師確保に係る支援が期待できないことから、当院独自に地域医療研究
の助成
を行いながら、医師派遣
の理解
を求めていくことも必要であると
の答弁があっております。
同委員からは、ある程度
の費用対効果も検証しながら、執行してほしいと
の要望があっております。
本件につきましては、審査
の結果、意見、要望
を付し、認定すべきものと決した次第であります。
最後に、本議案とは直接関係ありませんが、田川市立病院
の第3期中期事業計画について事務報告があっておりますので、概要
を報告いたします。
策定に当たっては、病院経営
を進める基本的な考え方
を、近江商人
の行動哲学
を参考に、患者によし、住民によし、病院によしと設定し、10年後
の目指すべき病院像
を、1、選ばれる病院
の創造、2、地域医療構想
の実現、3、地域
包括ケアシステム
の構築支援、4、人材確保・育成及び誰もが納得する病院経営、5、健全で自立した経営基盤
の確保
の五つ
の柱と定め、その方向性及び目標が明確化されております。
この実現に向けた事業計画については、1、市立病院
の果たすべき役割、2、三方よし
の病院経営、3、再編・ネットワーク化などで構成されており、特徴ある病院へ
の運営強化と地域住民が求める医療提供体制
の確保に努めるとともに、健全で自立した運営基盤
の構築や国が進める医療制度改革に的確に対応できる病院として、新たな第一歩
を踏み出す内容となっております。また、計画期間は
令和元年度から同4年度まで
の4年間となっております。
主な取り組みとしては、
外部環境対策として、断らない医療
の実現、救急医療
の充実、循環器内科
の再建及び緩和ケア病棟
の設置など、内部環境対策として、医師
の労働環境
の改善など医師確保策
を抜本的に見直し展開することなどが挙げられております。そのほか、再編・ネットワーク化
の取り組みとして、地域医療連携推進法人制度
の活用
の研究
を行うこととされております。これは将来的に田川地域
の公的医療機関
の再編も考えられることから、まずは前段階
の取り組みとして、公的医療機関がおのおの
の独立性
を保ちながら緊密に連携する同制度
の活用
を研究し、今後
の田川地域
の医療
を探っていくものであります。
また、収支計画については、常勤医師不足に伴う患者数
の減などにより、黒字額が減少し続けている現状
を踏まえ、計画されている医師確保
の取り組み等
を推進することなど、想定し得る範囲で算定された結果、全て
の年度において経常収支
を黒字化するまでには至っておりませんが、計画最終年度
の令和4年度には、経常収支及び収益的収支ともに黒字になることが見込まれております。執行部からは、赤字決算が見込まれる年度もあるが、少しでも赤字額
を減少させ、
黒字決算となるよう、今後も収支
の改善
を図っていきたいと
の説明があっております。
委員からは、現在
の急性期病床については現状維持するとあり、これは地域住民にとって必要なものであるため、ぜひ実現できるよう努力してほしいと
の要望があっております。
執行部からは、地域医療構想から考えると当院
の急性期病床は多いということになるかもしれないが、これは今後も田川地域
の患者が流出し続けること
を想定して策定されたものである。田川地域
の各医療機関が連携して、患者
の流出
を防ぐことができれば、急性期病床
を減らす必要はないと考えているので、できるだけ踏ん張って、維持していきたいと
の答弁があっております。
また、他
の委員からは、救急医療
の充実に取り組むとあるが、市立病院としてどのような役割
を果たそうと考えている
のかただしております。
執行部からは、当院
の平成30年度
の救急車応需率は90.3%で、決して低い数値ではないが、この率
をさらに上昇させるため、田川地域
の二次救急医療機関で採用している病院群輪番制
の充実
を図るとともに、急患センター
を初めとする一次救急と二次救急
のすみ分けに関する住民理解
を図っていくことも必要であると
の答弁があっております。
このほか、他
の委員からは、地域医療
の再編・ネットワーク化について、人口減少が進む中、公的医療機関
の再編
を推進しなければならない時期が来ると思うが、各首長間で協議は行っている
のかただしております。
市長からは、協議は行っているが、それぞれ
の地域事情もあることから、一部において理解
を得ることができない状況にあるため、今後も協議
を続けていきたいと
の答弁があっております。
以上で報告
を終わります。
○議長(北山 隆之 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果
の報告が終わりました。これに質疑はありませんか。
(「なし」
の声あり)
質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
認定第8号に対する委員長
の報告は認定とするものであります。本案は委員長報告
のとおり認定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」
の声あり)
御異議なしと認めます。よって、認定第8号は認定することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第9
議員提出議案第4号「
主要農作物種子法に代わる福岡県独自
の条例制定を求める意見書について」
を議題といたします。
本案につきましては、各会派代表者会議で十分協議がなされておりますので、会議規則第36条第3項
の規定により、この際、提案理由
の説明及び委員会付託
を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」
の声あり)
御異議がないようでありますので、これより採決いたします。
議員提出議案第4号は原案
のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」
の声あり)
御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第4号は原案
のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上で、本日
の議事日程は全て終了いたしました。
ここで一言御挨拶
を申し上げます。
本定例会は33日間にわたる審議でございましたが、会期中は議事運営に御協力
をいただき、無事終了することができました。執行部におかれましても、誠心誠意、議会審議に臨まれたことに敬意
を表します。
ここで、市長から挨拶
の申し出があっておりますので、お受けしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(二場 公人 君)
皆さん、大変お疲れさまでございます。
9月
の2日から本日10月
の4日まで
の33日間という長きにわたりまして慎重審議していただきましてまことにありがとうございます。
前半部分
の一般会計補正予算、そして後半におきましては各決算
の認定ということになりましたが、
一般会計補正予算におきましても、今回も承認いただきました。また、各会計決算におきましても、いろんな御意見
をいただきながらも認定
をいただきました。
このような中で、今回は田川市
の財政見通しが出されました。本来であれば3月議会で報告するところでございましたが、今回は選挙
の関係ということで、今9月議会に報告ということになりました。この
財政見通しにつきましては、各委員会において
説明をさせていただきましたが、皆様方
のさまざまな御意見も賜ったところであります。
昨年度に比べて財政状況は悪化ということになっております。この内容
を我々はしっかりと真摯に受けとめながら、来年度
の予算編成に反映させていかなくてはならない、このように考えております。その中でも多く指摘がありました行財政改革
の必要性ということで、我々も今行っている行財政改革、これ
をしっかりと進めていきながら、財政好転ということ
を念頭に置きながら、今後も行財政改革、しっかりと進めてまいりたいとも考えております。
以上、今回は皆さん方大変お疲れさまでございましたが、今からまた10月になりますと、各委員会、あるいは会派におきまして行政視察ということにもなっていこうかと思います。その中で、皆様方がいろんな勉強
の中でこれは田川市にいいというような施策がありましたら、また提案していただければと思っております。
ともあれ、今回
の議会お疲れさまでございました。今後ともよろしく申し上げまして、挨拶とさせていただきます。お疲れさまでございました。
○議長(北山 隆之 君)
以上をもちまして、
令和元年第4回
田川市議会9月定例会
を閉会いたします。
まことに御苦労さまでした。
(閉会11時02分)...