田川市議会 2014-12-16
平成26年第6回定例会(第4日12月16日)
平成26年第6回
定例会(第4日12月16日) 平成26年12月16日(火)
(第 4 日)
平成26年第6回
田川市議会定例会会議録
平成26年12月16日 午前10時00分開議
出席議員
議席番号 氏 名
議席番号 氏 名
1番 香 月 隆 一 11番 植 木 康 太
2番 金 子 和 智 12番 星 野 一 広
3番 柿 田 孝 子 13番 加 藤 秀 彦
4番 佐 藤 俊 一 14番 吉 岡 恭 利
5番 尾 﨑 行 人 15番 陸 田 孝 則
また、
展覧会の展示・
造作等業務委託料や
講演会の
講師謝礼金など、今年度中に契約する必要があるものについては
債務負担行為の設定がなされております。
委員からは、
九州国立博物館での
展覧会という好機を生かし、専門家の貴重な意見や
展示手法等のノウハウを本市に持ち帰り、今後の
展示等に反映させられるよう努力してほしいとの要望があっております。
このほか、
特別支援教育充実事業費では、
支援員の配置が必要な子供が1名ふえたことから、対応する
支援員を1名増員するための賃金が増額されております。
また、平成27年度の
小学校教育用図書の
部分改訂に対し、新しい教科書に沿った指導を行う必要があることから、
教師用教科書及び
教師用指導書購入費について
債務負担行為の設定がなされております。
委員会では、
教師用指導書を教員一人につき1冊ではなく学年で1冊しか購入していない理由について
教育長に説明を求めております。
教育長からは、
指導書を教員一人一人が1冊ずつ持った場合、どうしても
指導書に頼ろうとする傾向が出てくる。授業の組み立てについては、教員が自分なりに考え、教員の間で話し合いを持ちながら検証したほうが
子供たちのためにもよいと思う。これまでの
教育委員会の方針並びに私自身の方針から、学年に1冊の購入としているとの説明があっております。
この説明を受け納得する委員もおりましたが、一部の委員からは、現場では
指導書を必要とする時期が重なり、現実的に困っているとの話も聞く。
教育内容を深めるためにも、教員一人一人が
指導書を1冊ずつ持つべきではないか、ぜひ
指導書の購入数をふやしてほしいとの要望があっております。
次に、
社会教育費では県が実施する
西田川高校の
改築工事に対し、同校の敷地内を試掘調査したところ、
弥生時代の土器が発見され、遺跡があることが判明したことから、県からの受託により
埋蔵文化財の
発掘調査を行うための
所要経費が計上されております。
委員からは、本市では
伊田坑跡の調査等も控えており、学芸員の
負担軽減を図るためにも、県に対し
応援職員の派遣を要請すべきではないかとの意見があっております。
また、
図書館運営事業費では、
図書館システム構築に伴い、今年度中に
ネットワークの
設定変更作業が必要となったことから、その
作業委託料として86万2千円が計上されております。これに伴い、当初予算で計上していた
図書館システム改修にかかわる
開発等委託料の
債務負担行為の
限度額が減額変更されております。
なお、平成27年5月から稼働を予定している
図書館システム運用にかかわる賃借料について、
システムの
リース契約を本年度内に行う必要があることから、新たに
債務負担行為が設定されております。
以上が、当
委員会における
予算審議の主な内容であります。
これらを踏まえ、議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当
委員会に付託を受けました
関係分につきまして、採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
次に、
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(佐藤 俊一 君)
議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当
委員会に付託を受けました
関係分及び議案第74号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」の2議案につきまして、一括して審査結果を報告いたします。
まず、議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」については、2
款総務費のうち、当
委員会の
所管分として、378万6千円が増額されています。
補正内容の主なものといたしましては、
男女共同参画推進費において、来年2月に開館を予定している田川市
男女共同参画センターに係る
工事請負費400万円が増額されております。これは、利用者の
利便性向上を図るため、駐車場の拡充や
障害者用の
カーポート設置等を行うものであります。
次に、3
款民生費では、1,506万5千円が増額されております。
補正内容の主なものといたしましては、まず、
児童福祉費において、
子ども医療費2,900万円が増額されております。これは、
保険適用に係る
医療費について、昨年10月から、小学生までの通院及び入院分を無料としたことに加え、本年10月からは、中学生についても通院・入院とも無料となるよう助成の対象を広げたところでありますが、今回、当初の想定を上回る
見込みとなったことにより、同
医療費を増額するものであります。
具体的には、
医療費審査支払い件数における当初
予算編成時の
見込みと比べて、就学前の子供については、約2,200件の減となっておりますが、
小学生分で約1万800件、
中学生分で2,300件の増となっており、
子ども医療費全体では1万900件、率にして約13%の増という
見込みになっております。
一方、同じく
児童福祉費のうち、
保育所費において、
中央保育所で当初予定した人数を雇用できなかったことに伴い、
嘱託職員3名分の賃金及び共済費として1,516万3千円が減額されております。
次に、4
款衛生費のうち、当
委員会の
所管分では1,090万円が増額されております。
補正内容としましては、新
ごみ処理施設建設事業費において、同施設の
建設予定地のり面整備に係る
工事請負費が計上されています。具体的には、新
ごみ処理施設建設予定地の上段に約4,200平米の敷地が隣接しており、これを有効活用できるよう取りつけ道路を設置するものであります。同敷地は、平成14年度から18年度にかけて、
就労事業により
公共用地として造成されたもので、当初は
陸上競技場側市道からの
進入道路が計画されていましたが、その後、
就労事業の終了により道路は整備されておらず、今回は新
ごみ処理施設建設用地の一部として一体的に有効活用するための整備となっております。
執行部からは、同敷地の活用策の一つとして、
太陽光パネルを設置する案が示されており、ここで発電する電力については、売電するのではではなく、新
ごみ処理施設の電力として使用することが見込まれるとの説明があっております。
委員会では、今後、蓄電などの技術についても検討すべきとの意見があっております。
なお、予算的には了承いたしております。
次に、議案第74号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」については、第1条第1表の
債務負担行為補正において、平成27年度から平成29年度までの
ファミリーサポートセンター運営事業委託料として、1,682万3千円の
限度額が設定されております。
ファミリーサポートセンター事業は、地域において、育児の援助を提供できる人と育児の援助を受けたい人が会員として登録することにより組織化し、相互の
援助活動を行うことにより育児の負担や不安感を軽減できる
環境づくりを目的としております。
執行部からは、来年2月からの開設を予定していること、また会員については、援助を行いたい会員50名と援助を受けたい会員50名程度の登録を予定しているとの説明があっております。
なお、予算的には了承いたしております。
以上、議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当
委員会に付託を受けました
関係分及び議案第74号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」の2議案につきましては、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
次に、
建設経済委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
建設経済委員長。
○
建設経済委員長(金子 和智 君)
皆さん、おはようございます。
議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当
委員会に付託を受けました主な
関係分につきまして、審査結果を報告いたします。
まず、6
款農林業費では1,549万7千円が増額されております。
補正内容の主なものといたしましては、市内の
認定農業者に対する
田植え機導入の
支援補助金として、158万9千円が計上されるとともに、田川市
野菜生産安定資金協会解散に伴い、本市が受け入れた清算金を
ふるさと水と
土保全基金に積み立てるため、1,353万円が計上されております。
次に、8
款土木費では1億7,410万5千円が増額されております。
補正内容の主なものといたしましては、
田川伊田駅前広場整備に必要な土地4件分の
購入費及び建物3件分の
移転補償費8,732万9千円が増額されています。
委員からは、今回の
予算計上に関係する
所有者とは協議が進んでいるようであるが、それ以外の区画の
所有者との
交渉予定について説明を求めています。
執行部からは、
駅前広場の
整備計画は平成30年までに行う予定であるが、本年10月に
人事異動が行われ
都市計画課内の
組織強化が図られていることから、平成27年、28年をめどに全ての区画を買収できるよう前倒しして交渉を進めていきたいとの説明があっております。
次に、現在
リース契約を行っている石炭・
歴史博物館前の
特産品販売所の建物を、今後も
特産品の
販売所として活用するため、その建物を購入する経費450万円が計上されています。
委員からは、この
販売所は
プレハブであり、1年程度使えればよい構造のものだと思うが、今後どの程度、使用可能なのか説明を求めています。
執行部からは、
耐用年数ははっきりしていないが、
プレハブ店舗として使用することから、
照明器具や
エアコン等の設備も備え、強度を含めた安全性も考慮された建物であるとの答弁があっております。
また、これまでの
管理運営委託先である
伊田商店街振興組合が、経営上の問題から平成26年11月をもって営業を撤退した経緯を踏まえ、新たな業者が運営を始めたとしても、同様に経営難の問題が出てくることが予想される。仮に赤字が発生した場合、新たに税金を投入することはないのか、あるいは長期的に営業を行えるような
契約内容にするべきではないのかとの指摘があっております。
執行部からは、
博物館への
来館者数によって、
販売所の収益が左右されることから、
博物館や
近隣市町村と連携を図り、
来館者数の増に努めたいと考えている。また、新しい業者の選定については、公募を考えているが、その際の条件として
一定期間の販売の継続や、
特産品の紹介、近隣の
観光案内等を設定したいとの答弁があっております。
市長からは、この物件を
公有財産として残し、来訪者に対するおもてなしを行うとともに、物を売るだけでなく、田川の歴史や文化を説明するなど、田川をPRする
拠点施設として活用したいと考えている。具体的な
活用方法については、後日報告をさせていただきたいとの答弁があっております。
このほか、委員からは、
販売所を
観光協会へ委託することや
博物館の職員による直営も考えられるのではないかとの意見もあっております。
委員会では、将来にわたり
市民負担が生じることのないよう、
販売所の
活用方法などについて十分に検討するよう要望があっております。
次に、
大浦市営住宅の建てかえに関し、
道路予定地に存在する2棟分の建物に係る
物件移転補償費及び
建物居住者の
動産移転補償費として8,210万円が計上されています。
執行部からは、
大浦市営住宅については、将来的な払い下げを念頭に
耐用年数の短い
木造建てとして建てかえ計画を進めているが、現状の団地内の敷地では、緑地や
集会所等を整備するための面積が不足する
見込みとなっている。また、
敷地付近の西側に
民間共同住宅の建物が隣接しており、交差点の見通しが悪いことや、建物の下に水路があることなどを踏まえ、建物の移転が必要と考えている。
大浦市営住宅の建てかえの一環として一体的に整備を行うことで、新団地及び地域の
住環境向上につなげたいとの説明があっております。
委員からは、
大浦市営住宅に入る交差点では事故が多発しており、地域の方も交差点の整備を望んでいる。また、
計画平面図を見ると
建物移転は必要だと思われるとの意見があっております。
一方で、
物件移転補償費8千万円については、概算での計上とはいえ、隣接する
民間共同住宅は築40年を超え、老朽化もかなり進んでいることを鑑みれば、金額が非常に高額ではないか、また、建物を移転させなくても、団地内の配置を工夫すれば現状の敷地内で面積が確保できるのではないかとの意見もあっております。
委員会では、費用対効果を十分に考慮し、
補償費については再度検証を行い、その結果を改めて説明するよう強く要望しております。
以上が
補正予算の主なものでございます。
このほか、
補正予算とは直接関係ありませんが、さきの
一般質問でもありました
中小企業振興条例について、
執行部から、この条例の目的は地域の雇用や経済を支える
中小企業の振興を
行政運営の柱とし、
地域経済の活性化に取り組む市の姿勢を広く示すものであり、平成27年3月
定例会での提案を目指し作業を進めているとの報告があっております。
委員会では、本条例は理念的なものであり、制定することが目的でなく、制定までの過程が大切である。今後、
中小企業との議論を深め、機運の醸成を図りながら、本市における
中小企業振興のあり方について十分に検討してほしいとの要望があっております。
以上、議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当
委員会に付託を受けました
関係分につきましては、審査の結果、意見、要望を付し、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
ただいま各
委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようですので、これより討論に入ります。
討論の通告があっていますので、発言を許します。
(「議長」と呼ぶ声あり) 二場公人議員。
○議員(二場 公人 君)
議案第68号、12月
一般会計補正予算に反対の立場から討論をいたします。
今回の
補正予算には、特産物
販売所整備事業費として450万円が計上されております。それは本年度11月末をもって営業を終えた石炭・
歴史博物館前の物品
販売所について、今後も
特産品販売所として活用するため、現在リース中の建物を購入するための費用です。そもそもこの物品販売事業は、山本作兵衛さんの炭坑記録画等が世界記憶遺産に登録をされ、これを鑑賞するために来館された方々からお土産を買うところがないという要望が多く寄せられ、急遽設置された事業です。その運営は
伊田商店街振興組合に委ねられました。しかし、
来館者数の伸び悩み等で経営は当初より赤字続きで、今回の
販売所の閉店となったものであります。
先ほど
建設経済委員長からさまざまな建設経済
委員会での議論等々もお聞きしました。それを踏まえ、また、このような状況の中で、なぜ私がこの予算に反対なのかということでありますが、以下の理由からであります。
まず一つ目は、今後も来館者の増加は見込むことは難しい。そして、商店街という物品販売のプロがやっても赤字続きであったということであり、当然今後ほかの事業者が運営しても、失敗が目に見えている。建物購入ではなく、なぜ
リース契約を延長しなかったのか。また、どうしてもお土産売り場が必要であるというのであれば、石炭・
歴史博物館の空きスペース、これを利用することも十分可能である、このような理由からこの事業を存続する必要は私はない、このように考えております。無駄な事業に資金を投入する余裕は田川市にはありません。
私はこの今回の事業が市民や田川市にとって有効であれば、その事業費がたとえ1億円、2億円であっても賛成はいたします。しかし、明らかに失敗が目に見えているものに、市民の税金を投入することはできません。我々議員は市民の代表として議会に出させていただいており、市長が提案をする政策や予算に対ししっかりとチェックをすることが責務であります。財政再建が急がれる中、このような無駄な事業費は議会として私は認めてはならないと思っているところであります。皆様方の御賛同をお願いを申し上げまして、討論を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
以上で、通告による討論を終結します。
ほかに討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
ないようですので、これより採決します。
まず、議案第68号に対する採決の方法につきましては、起立により行います。
議案第68号に対する各
委員長の報告は
原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
起立多数です。よって、議案第68号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に、議案第74号に対する
委員長の報告は
原案可決です。本案は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第74号「平成26年度田川市
一般会計補正予算」は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第4議案第69号「平成26年度田川市
急患医療特別会計補正予算」を議題とします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(佐藤 俊一 君)
当
委員会に付託を受けました議案第69号「平成26年度田川市
急患医療特別会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、
歳入歳出それぞれ1,450万円が増額され、
予算総額は1億3,632万2千円となっております。
補正内容としましては、歳出では、前年度の決算剰余金の一部を基金に積み立てるため、急患医療事業基金積立金が増額されています。
一方、歳入では、前年度繰越金の増額により収支の均衡が図られています。
また、第2条第2表の
債務負担行為において、平成27年度から平成28年度までの田川地区急患
センターにおける窓口受付業務、会計事務、診療報酬請求事務などの業務委託について、今年度中に契約事務手続を行う必要があるため、田川地区急患
センター医療事務委託料として、1,430万円の
限度額が設定されています。同委託については、仮に委託先が新規事業者へ変更となる場合、事務引き継ぎが必要となるため、これが2年ごとに行われる診療報酬改定の時期と重なることを避けるため、委託契約期間を2年としているものであります。
なお、予算的には異議なく了承いたしております。
以上、当
委員会に付託を受けました、議案第69号「平成26年度田川市
急患医療特別会計補正予算」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようですので、これより採決します。
議案第69号に対する
委員長の報告は
原案可決です。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第69号「平成26年度田川市
急患医療特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第5議案第70号「平成26年度田川市
水道事業会計補正予算」を議題とします。
建設経済委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
建設経済委員長。
○
建設経済委員長(金子 和智 君)
当
委員会に付託を受けました議案第70号「平成26年度田川市
水道事業会計補正予算」につきまして、審査結果を報告いたします。
まず、収益的収支でありますが、収入におきまして467万2千円、支出におきましては2,954万円がそれぞれ減額されております。
補正内容の主なものといたしましては、収入では、夏季の日照不足により使用水量が減少したことに伴う減額であり、支出では、
人事異動に伴う職員給与費の減額によるものであります。
今回の補正によりまして、収支差し引き9,754万4千円の黒字となる
見込みであります。
次に資本的収支でありますが、収入におきまして1,600万1千円、支出におきましては596万9千円がそれぞれ増額されております。
補正内容の主なものといたしましては、収入では、松原第1地区改良工事に伴う工事負担金の増額であります。
一方、支出では、道路工事に関連した配水管改良工事の増額であります。
この結果、収支差し引き4億1,527万8千円の不足額が生じておりますが、必要な額については、損益勘定留保資金等で補填するものであります。
このほか次亜塩素酸ナトリウム
購入費及び量水器
購入費につきまして、
債務負担行為の設定がなされております。
以上、当
委員会に付託を受けました、議案第70号「平成26年度田川市
水道事業会計補正予算」につきましては、審査の結果、別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
ただいま
建設経済委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようですので、これより採決します。
議案第70号に対する
委員長の報告は
原案可決です。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第70号「平成26年度田川市
水道事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第6
委員会提出議案第21号「
国民健康保険事業に係る国の
財政支援を求める
意見書について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(佐藤 俊一 君)
皆さん、お疲れさんです。
日程第6の
委員会提出議案第21号「
国民健康保険事業に係る国の
財政支援を求める
意見書について」提案理由を説明いたします。
本案は、平成24年12月
定例会において、当
委員会に付託を受けました陳情第9号「国民健康保険税の引き下げを求める陳情」の審査を行う中で、まずは国に対して
意見書を提出する必要があるとの議論がなされ、今回の
意見書案の提出に至ったものであります。本日はこの
意見書案を読み上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
国民健康保険事業に係る国の
財政支援を求める
意見書(案)。
現在、国民健康保険制度を取り巻く状況は、高齢化の進展や医療技術の高度化による
医療費増加や近年の厳しい経済情勢による所得の減少等により、その厳しさを増している。さらに、被保険者においては、年金生活者や非正規労働者の割合が高くなるなど、保険税負担が年々重くなり、構造的な問題も含めた抜本的改革が急務となっている。
国においては、社会保障・税の一体改革に係る低所得者の保険税に対する
財政支援策として、
消費税引き上げ時に2,200億円の公費投入を行うとしていたが、平成26年度においては500億円の実施にとどまっている。
本市においても、
国民健康保険事業の安定的な運営を目指し、保険税収納率の向上や
医療費適正化のため、さまざまな取り組みを行っているところであるが、国民健康保険特別会計に係る単年度収支の赤字基調は改善されず、基金の取り崩しを余儀なくされるなど、保険財政は恒常的に逼迫しており、財政運営は危機的な状況となっている。
現下の厳しい国保財政を鑑みると、国民健康保険制度が抱える構造的な問題がいまだに解決されていないと言わざるを得ず、当面は国からの早期・確実な
財政支援が不可欠な状況である。
以上のことから、本市議会は下記の項目について強く要望する。
1、社会保障・税の一体改革において方針が決まっている低所得者対策のうち、いまだに実現していない保険者支援制度拡充分である1,700億円の公費投入を早期に実施すること。
2、上記1に加え、従来の枠を超えた国庫負担の引き上げなど、国民健康保険制度の財政基盤強化のためのさらなる公費投入を実施すること。
以上の内容であります。
なお、陳情第9号「国民健康保険税の引き下げを求める陳情」につきましては、引き続き継続審査となっておりますが、本
意見書案につきましては、同陳情の審査結果にかかわらず、早急に
意見書を提出すべきものとして、今回の提案に至ったものであります。
以上で、提案理由の説明を終わります。
○議長(香月 隆一 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようですので、質疑を終結します。
本議案は、会議規則第36条第3項の規定により、この際、議案の
委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議がないようですので、これより採決します。
委員会提出議案第21号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、
委員会提出議案第21号「
国民健康保険事業に係る国の
財政支援を求める
意見書について」は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第7
議員提出議案第15号「40人
学級再開検討に反対する
意見書について」を議題とします。
本件につきましては、各会派代表者会議で十分協議がなされていますので、会議規則第36条第3項の規定により、この際、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議がないようですので、これより採決します。
議員提出議案第15号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第15号「40人
学級再開検討に反対する
意見書について」は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に移ります。
日程第8
議員提出議案第16号「
消費税10%への
引き上げ中止に関する
意見書について」を議題とします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
議員提出議案第16号「
消費税10%への
引き上げ中止に関する
意見書について」、柿田孝子議員、石松議員の賛同を得て
意見書案を読み上げて提案をさせていただきます。
消費税10%への
引き上げ中止に関する
意見書(案)。
政府は本年4月1日、
消費税率8%への引き上げを実施したが、長引く不況の中、国民はアベノミクスの恩恵どころか、物価上昇、収入減、社会保障負担増の三重苦を強いられており、また
地域経済を支える多くの
中小企業は消費の冷え込みによる売り上げの減少から消費増税分を価格に転嫁できず、重い負担に苦しんでいる。また、地方自治体の財政においても、地方
消費税交付金や手数料などの税収があるものの、消費増税に伴う建設事業費の増大などの影響が予想されるが、その分は全て住民負担となる。政府は、
消費税は社会保障財源に充てると公言しているが、年金の削減、医療や介護費用の負担増など、社会保障改善の実感は全く得られていない。財政再建のためというなら、今でさえ大変な生活を送っている国民への負担増ではなく、税金の使い方を国民の暮らし、福祉優先に切りかえるとともに、富裕層や大企業への優遇を改め、能力に応じた負担の原則を貫く税制の改革が必要である。
このような状況にあって、安倍首相は国会を解散し、2015年10月に予定されていた
消費税10%への増税を1年半先延ばしして、経済要件を考慮せず、2017年度から実施するとしている。今、日本経済は
消費税8%増税に踏み切った4月以降、GDPは2期連続のマイナス成長が明らかになり、増税不況の様相を呈している。今、政府が行うことは、
消費税の増税をきっぱり中止することである。よって、国においては、国民の声を真摯に受けとめ、
消費税率10%への引き上げを中止するよう強く要請するものであるという内容のものであります。
市民の暮らしや中小業者が安心して営業ができるような社会にしていくためにも、本
意見書案につきまして、多くの議員の皆様の賛同を得て、
意見書が国に提出されますようお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(香月 隆一 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようですので、質疑を終結します。
本議案は、会議規則第36条第3項の規定により、この際、議案の
委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議がないようですので、これより採決します。
採決の方法につきましては、起立により行います。
議員提出議案第16号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立少数です。よって、
議員提出議案第16号「
消費税10%への
引き上げ中止に関する
意見書について」は、否決されました。
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次に移ります。
日程第9「陳情の件」を議題とします。
休会中における陳情の審査結果につきましては、各
委員長の報告を省略し、お
手元配付の陳情審査結果表のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、休会中における陳情審査結果につきましては、陳情審査結果表のとおり決しました。
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以上をもちまして、本日の
議事日程は全て終了しました。
ここで一言御挨拶を申し上げます。
本
定例会は16日間にわたる審議でしたが、会期中は種々議事運営に御協力いただきまして、無事終了することができました。
執行部におかれましても、誠心誠意、議会審議に臨まれたことに敬意を表します。
ことしも余すところあと半月となりました。本市議会はこの1年、多くの議案を審議してきました。どの議案も重要かつ市民生活に直結する議案であり、皆様に置かれましては真摯な態度で御審議いただきましたことに、この場をおかりしてお礼申し上げます。
田川市はことし3月末に人口5万人を割りました。その後も人口減少は続いています。また、依然として厳しい財政状況も続いています。議員各位並びに市長初め
執行部の皆様方には、本市を取り巻くさまざまな課題解決に向けて、今後ともこの重責を全うされ、本市の発展と住民福祉の増進のために御尽力を賜りますようにお願い申し上げます。
新年に向かい、寒さも一段と厳しくなってまいりますが、皆様方にはくれぐれも御自愛くださいまして、御多幸な新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げます。
ここで、市長から御挨拶の申し出があっておりますので、お受けしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(伊藤 信勝 君)
平成26年度12月
定例会を終えるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
12月1日から本日まで16日間、慎重な審議をいただきまして、まことにありがとうございます。また、議案として提案した条例、そして
補正予算につきまして、慎重な審議をいただき、可決をしていただいたことに厚くお礼を申し上げます。
議長の御挨拶にもございましたように、ことしもあと残すところ15日となりました。行く年来る年が市民にとってすばらしい年になることを願い、また皆様方の御健勝を心から祈念申し上げ、お礼の御挨拶にかえさせていただきます。まことにありがとうございました。
○議長(香月 隆一 君)
ありがとうございました。
次に、来年1月末日をもって御勇退されます議員を御紹介します。佐々木允議員。佐々木議員は演壇の前にお進みください。 (佐々木議員演壇前へ)
それでは、佐々木允議員から御挨拶をお受けしたいと思います。
○議員(佐々木 允 君)
議長及び議会運営
委員長のお計らいをいただきまして、1月末をもって辞任をする辞任の一言御挨拶をさせていただきたいと思います。
市議会議員に25歳で当選をさせていただいて、今月で7年8カ月、2期8年務めさせていただきました。31回の議会、そして31回の
一般質問の中で、市政発展のためにさまざまな発言をさせていただいたところでございます。議会の議員の先輩の皆様におきましては、その間、さまざまな形で一緒に議論を交わし、市政発展の礎をつくってきたことをさまざまな形で思い起こすところでございます。また、
執行部の皆様におきましては、厳しい質問を続けさせていただいて、正直いっていろいろな御迷惑をかけたと思っています。市政発展のために言ったことでもございますし、また若げの至りということで、どうか水に流していただければ幸いでございます。
今回の辞任というのは、御存じのとおり、来年の4月、今度は市議会から県議会への挑戦をするということによるものです。日々の議会活動、そして議員の活動が十分にできない状況が出てきましたので、この12月議会を一つの区切りに、1月末をもって辞任をさせていただくこととなりました。任期途中で辞任をすることをどうかお許しをいただければと思っています。
一つだけ思いを、一つ大きな思いを思い起こすとすると、やはり35人以下学級の増額修正についてです。総務文教
委員会の
皆さんと一緒に議論をして、そして議会の
皆さんの御同意をいただいて行った修正議案は、その後、
執行部の
皆さんの御理解もいただき、今では小・中学校全ての学校で35人以下学級が実現をしました。議員、議会が動けば、まちが変わるというのを実感をした瞬間でございます。
今後はどういう立場になっても、市政発展のために、また議会の皆様や
執行部の皆様にお役に立てる人物として活動していくことをこの場でお約束を申し上げたいと思います。2期8年、大変お世話になりました。皆様と一緒に仕事ができたことを本当にうれしく思っています。どうもありがとうございました。
○議長(香月 隆一 君)
佐々木允議員におかれましては、ますます健康に留意されまして、田川市市政発展のために御協力いただきますことを切にお願い申し上げます。
以上をもちまして、平成26年第6回
田川市議会12月
定例会を閉会します。
大変御苦労さまでした。
(閉会10時55分)
陳情審査結果表
平成26年12月16日
12月(第6回)
定例会
(陳 情)
┌─┬───────────────┬───┬───────┬─────┬──┐
│番│ 件 名 │付 託│ 審査結果 │ 上 程 │備考│
│ │ │ ├───┬───┤ │ │
│号│ │
委員会│採 否│措 置│ 年月日 │ │
├─┼───────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│9│国民健康保険税の引き下げを求め│厚 生│継続 │ │H24.12.3 │ │
│ │る陳情 │ │審査 │ │ │ │
├─┼───────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│15│田川伊田駅周辺に公営のアクティ│建 経│継続 │ │H26.2.25 │ │
│ │ブスポーツ場(スケートボードパ│ │審査 │ │ │ │
│ │ーク)の設置を求める陳情 │ │ │ │ │ │
└─┴───────────────┴───┴───┴───┴─────┴──┘...