〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。 (「
議長」と呼ぶ声あり)
○
議長(二場 武 君) 平田
議員。
○
議員(平田 芳馬 君)
請願・
陳情の前に、ひとつ
産業経済委員長に一言お伺いしたいと思いますので。
実は3月議会の時点で、言うならば筑豊青果市場が飯塚に集約されるということが既に決定をして、この場で申し上げたとおり、既にもう8億円の予算を投じて大きな庁舎をつくっておるという事実がございましたから、言うならば
田川市野菜生産者に対しての対応を十二分にひとつ検討してほしいという申し出をしておりましたことについて、
産業経済委員長は、その後、経過について御説明いただければというふうに御質問を申し上げます。以上。
(「
議長」と呼ぶ声あり)
○
議長(二場 武 君)
産業経済委員長。
○
産業経済委員長(
藤井 亀夫 君)
平田
議員さんの御質問にお答え申し上げます。
3月議会で御質問がありました件につきましては、一応
執行部の方にはその後の経過並びにどうするかを検討しようということでしておりました。6月の議会については、その件は
審議しておりません。経過については、
経済部長より御
報告を申し上げたいと思います。
(「
議長」と呼ぶ声あり)
○
議長(二場 武 君) 平田
議員。
○
議員(平田 芳馬 君)
経済部長の答弁をする前に、私なりに少し調査した経過がございますから、説明申し上げたいと思っております。
もう既に9月議会では、もう10月1日の実施には間に合いませんので、青果会社に行ってみて、大体、青果会社としては生産者の対応にはどう考えておるのかという
意見を聞きに行きましたら、青果会社の答弁は、今月の25日に株主総会が行われて、社長が交代をいたしましたから、その段階ではございませんというふうに明確に答えるんです。具体的な対応は一つもしておりません。もちろん今から、言うならば筑豊青果市場として各生産地に対しての対応を考える段階であるので、まだまだ御答弁の段階ではございませんというのが、まず会社の立場です。
田川農協に実は行って、じゃあ生産者を管理する
田川農協の立場はどうですかと、営農課でいろいろ聞いてみましたらね、今後、集荷については、青果会社の申し出は10キロの段ボール箱と、4キロと2キロの段ボール箱に詰めて、添田支所並びに川崎農協支所に持ってくることによって私のとこから納めていきますと、持っていきますというような答弁でございました。そうなってくると、私は、ビニール栽培等、大型栽培をやっておる諸君については、それなりの対応はできますけれども、大半の皆さんが野菜の零細耕作者なんです。特に問題になるのは、今、
田川青果会社に持っていきよる実態を見ると、大根は抜いて10本ばかりきびって、そして市場に並べておるんです。野菜もそのとおりです。ひもできびって置いております。ピーマン等も袋に詰めて置いております。しかし、今後持ってくる生産物は、10キロ、4キロ、2キロの段ボール箱に詰めてくることによって市場が受け入れるという状態が条件のようですから、さて、そうなってくると零細生産者の皆さんがそれに対応できるのかどうか。
御存じのように問題は、ひとつこれは形を変えて一つの例を申し上げますと、日本全国の棚田の問題はもう本当に放置されておりました。棚田については、もう老齢化に基づいて、もう耕作者がおりません。全部荒地に返り、洪水の対象になり、森林に戻すことによって雨水を貯蓄できればいいけれども、棚田のまま放置した経過がずっとございましたが、今回の農業基本法によって、棚田の対応が大きく変化いたしてまいりました。棚田というのは、単に米をつくるところじゃないと、環境を整備し、洪水を調整して自然の環境を守っていくという形に変わってきております。
小さく例をとって
田川と申し上げるんですが、
田川の零細野菜生産者の皆さんは、田んぼを持っておる分に、ほかに減反政策でたくさん田は余っておるんですよ。麦をつくれればいいんだけど、なかなかそのつくる労力がないと、ささやかながら野菜をつくって、言うならば皆さん生活の足しにしておるというのが実態なんですから、その人たちにどう対応するかというのが問題だというふうに理解をしておりますだけに、私は、あえてまた
経済部長が答弁しても同じようなことしかならんと思うんです。
そういう具体的な形をひとつぜひ
委員会の中で討議していただいて、そして1カ月したら方針を出しますと言っております、筑豊青果の役員会で。だからその1カ月の対応で、ひとつ具体的な形をとって、どういう
措置を青果市場にするのか、どうぞ生産者の立場に立って、ひとつ産業経済
委員会では御討議していただくように
お願いをして、きょう答弁をしていただいても同じことしか答弁として出てこんと思っておりますから、
お願いして終わります。
○
議長(二場 武 君)
では、了解していただきましたので、次に移ります。
日程第10「
請願・
陳情の件」を
議題といたします。
休会中における
請願・
陳情の
審査結果につきましては、各
委員長の
報告を省略し、別表結果表のとおり決することに御
異議ございませんか。 (「
異議なし」の声あり)
御
異議なしと認めます。よって、休会中における
請願・
陳情につきましては、別表結果表のとおり決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に、本日までに受理した
請願2件につきましては、お
手元配付の「
請願文書表」のとおり、所管の常任
委員会に
付託し、閉会中十分
審査願うことといたしたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。 (「
異議なし」の声あり)
御
異議なしと認めます。よって、本日までに受理した
請願2件につきましては、所管の常任
委員会に
付託し、閉会中十分
審査を願うことに決しました。
以上をもちまして、本
定例会に付議されました案件は、すべて終了いたしました。
ここで一言ごあいさつを申し上げます。
本
定例会は、14日間にわたる
審議でございましたが、会期中は、種々議事運営に御協力をいただき、無事終了することができました。
執行部におきましても、誠心誠意、議会
審議に臨まれたことに敬意を表します。
ここで、市長からごあいさつの申し出がありますので、お受けいたしたいと思います。
(「
議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(滝井 義高 君)
どなたもおはようございます。
平成12年第2回
田川市議会6月
定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
議員各位におかれましては、第42回衆議院総選挙とこの6月議会が重なりまして、大変御心労の多かったことと思います。心から敬意を表したいと思います。
さて、7月、8月というのは、
平成13年度の国家予算の編成期に入ります。この編成期に当たりまして、私たちが早急に解決しなきゃならない、産炭地問題としての早急に解決しなきゃならん問題が2つあります。
1つは、ことし
平成12年度で終わります暫定失対・暫定緊就、同時に任意就業
事業、これらの3つの
事業が12年度で終息をいたします。なお、この暫定失対・暫定緊就では、60有余人の65歳以下の方がいらっしゃるんで、こういう方が生首を切られることになります。今のリストラの中で新しい職を求めることはほとんど不可能でございますので、こういう方々をどうするか。
現在、労働省あるいは県といろいろ折衝をいたしておりますけれども、労働省の方は、この暫定失対というのは、
平成7年に終わったと。そこで諸君が要請するので5年間暫定
事業として残したと、この上、残すだけの理由が見つからないと、大蔵に予算を要求してもなかなか簡単に認められない、こういうつれない返事でございます。しかし、どんなつれない返事であっても、労働省の政策は65歳までをやるという約束でございますので、何らかの形で対応する必要があるというので、先日、労働省に参りまして、部長等とお会いいたしまして、強行に主張いたしましたが、まだ返事をもらっておりません。県ともよく相談をしてくれということでございますので、議会のお力を借りながら県とも折衝いたしたい、こう思っております。これが
1つの緊急な課題です。
2番目の緊急な課題は、産炭地の指定でございます。この産炭地の指定は、昨年の8月5日と9日に出ました激変緩和
措置の答申の中において、例えば
田川市を指定してもらいたいというと、
田川市が4つの物差しに当てはめるならば、指定するとは言いません、検討をしてみましょうと。4つの物差しというのは、まず
田川市の人口が減りつつあること、2番目には
田川市の財政力が弱りつつあること、3番目は1人当たりの工場出荷額が減少しつつあること、
1つは生活保護の受給者がふえつつあること、こういう4つの物差しに
田川市が当てはまるなら検討いたしましょうと。
御存じのように、今年3月31日をもって過疎法が10年の期間を失効いたすことになりました。新過疎法ができました。幸い
田川市は新過疎法に該当いたすことになりましたので、恐らく検討の対象になるだろうと思いますが、その場合に大変我々が心配するのは、
田川郡市10ケ市町村の中で過疎に指定されたのは1市3町でございます。添田と川崎と
田川市と大任でございます。あとの6つは指定されませんでした。
田川10ケ市町村は運命共同体をつくって一緒にやろうというので、
田川郡市10ケ市町村、直鞍、嘉飯、こういうのを広域的に指定してもらいたいという要求をいたしておりますが、これまだ返事がございません。
したがって、4つだけで、まだら模様が
田川にできるか、それとも10ケ市町村が指定してもらえるか、これは今後の
田川市の広域的な諸政策をやる上に非常に重要な関係がある問題でございます。この問題について、今後議会の御支援、御協力を賜りたいというのが2番目です。
3番目は、広域的に処理しなきゃならん、現在、緊急に直面をしている問題が2つあります。
1つは、今御
審議をいただいておりますごみの焼却場の処理問題でございます。この処理問題は、内示を受けるためには14年の4月までに具体案をつくって内示を受けなければならんという状態にございます。この内示を受けるためには、御存じのように環境調査を1年かかってやる必要があります。今から1年やると来年の夏までで環境調査が終わり、そしてこれの整備計画をつくり、県のヒアリングを受けて初めて内示ができます。したがって、非常に緊急を要する問題になっております。ぜひひとつ大所高所から御
審議をいただきまして、これは下
田川4町と川崎と私ですから、1市5町になります。1市5町の議会と一部事務組合の議会が足踏みがそろわないと、この問題は解決できません。1市5町が足並みがそろうように、これから
執行部としても全力を尽くしてまいりたいと思いますので、
議員各位、大所高所から御
審議、御批判、御検討をいただきたいと思います。
2番目の問題は、水の問題でございます。御存じのように、伊良原ダムを我々は県と一緒につくることになりまして、13年の3月31日までには、このダムができることになっておりましたが、これが10年延びて23年の3月31日になりました。そうしますと、私たちのこの給水配水の受け皿は今年度中に完成いたします。今年度中に完成いたしますと、ダムができておりませんから水が来ないわけです。そこで北九州と折衝いたしまして、北九州の油木ダムと、それから耶馬溪のダム、この2つの水を1市4町にいただくと、こういう形をやっておりますが、北九州の水道局長と私との間には、緊急の事態のとき、渇水時には1万5千トンの水を1市4町にやるという約束ができておりますけれども、こういう受け入れ体制はできたが、ダムができないために水をいただくという問題は別問題でございます。
したがって、これは責任が県にあるので、知事以下、県の水担当の局長に強力に
お願いをし、副知事にも強力に要請をいたしまして、速やかに北九州から
田川市等1市4町に水をくれるように強力な要請をいたしておりますけれども、まだ結論が出ておりません。したがって、私たちは受け入れ体制はできたが、13年から受け入れ体制の水道は水が通らないという矛盾が出てまいります。今後なお強力に我々は県や北九州に要請していくつもりでございますが、
議員各位におかれましても、この問題について重大な関心を持って御支援、御協力をいただきたいと思います。
当面緊急する問題は、以上4つでございますが、議会が終わるに当たりまして、
議員各位、ますます気候不順になりますので、健康に留意しながら、市政と福祉の前進のために御支援、御協力を賜りますように心から
お願いをし、御労苦に感謝しながら、私の閉会のごあいさつにさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○
議長(二場 武 君)
以上をもちまして、
平成12年第2回
田川市議会6月
定例会を閉会いたします。
まことに御苦労さまでございました。
(閉会10時54分)
請願・
陳情審査結果表
平成12年6月29日
6月(第2回)
定例会
(請 願)
┌───┬───────────────────┬────┬──────────┬──────┬─────┐
│番号 │件 名 │付 託 │
審査結果 │上 程 │備 考 │
│ │ │ ├───┬──────┤ │ │
│ │ │
委員会 │採否 │措 置 │年月日 │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│ 4 │日曜日及び夜間の議会開催の実現方を求 │議 運 │継続 │ │H11.6.17 │ │
│ │める
請願 │ │
審査 │ │ │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│ 8 │
田川市誘致企業に対する固定資産税の減 │総 文 │〃 │ │H11.6.21 │ │
│ │免に関する
請願 │ │ │ │ │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│11 │日の出町
市道改修に関する
請願 │建 労 │〃 │ │H11.9.24 │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│13 │子どもの人権侵害、差別を固定化する文 │総 文 │〃 │ │H11.12.7 │ │
│ │部省調査の廃止を求める
意見書提出に関 │ │ │ │ │ │
│ │する
請願 │ │ │ │ │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│14 │永住外国人に対する地方公務員国籍条項 │〃 │〃 │ │〃 │ │
│ │撤廃に関する
請願 │ │ │ │ │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│15 │国道201号バイパス西大橋付近の交通 │建 労 │〃 │ │H12.3.1 │ │
│ │対策に関する
請願 │ │ │ │ │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│17 │糸飛地区道路新設に関する
請願 │〃 │〃 │ │H12.3.23 │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│18 │
田川地区活性化と環境整備促進、中高年 │〃 │採択 │
執行部送付 │H12.6.16 │ │
│ │失業者の就労保障に関する
請願 │ │ │ │ │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│19 │NTT飯塚支店の「お客様窓口」廃止計 │産 経 │継続 │ │〃 │ │
│ │画を中止し、公共性を守り、国民へのサ │ │
審査 │ │ │ │
│ │ービス向上を求める
意見書提出に関する │ │ │ │ │ │
│ │
請願 │ │ │ │ │ │
└───┴───────────────────┴────┴───┴──────┴──────┴─────┘
(陳 情)
┌───┬───────────────────┬────┬──────────┬──────┬─────┐
│番号 │件 名 │付 託 │
審査結果 │上 程 │備 考 │
│ │ │ ├───┬──────┤ │ │
│ │ │
委員会 │採否 │措 置 │年月日 │ │
├───┼───────────────────┼────┼───┼──────┼──────┼─────┤
│ 2 │道路新設工事と農道及び水路の整備に関 │産 経 │継続 │ │H11.12.7 │ │
│ │する
陳情 │ │
審査 │ │ │ │