田川市議会 1999-12-17
平成11年第7回定例会(第4日12月17日)
平成11年第7回定例会(第4日12月17日) 平成11年
田川市議会定例会会議録
第7回
平成11年12月17日 午前10時13分開議
出席議員
議席番号 氏 名 議席番号 氏 名
1番 二 場 武 13番 田 尻 新 一
2番 日 高 信 子 14番 岡 田 啓 助
3番 加 藤 秀 彦 15番 辻 村 国 利
4番 小 林 義 憲 16番 末 光 広 美
5番 笹 山 良 孝 17番 平 田 芳 馬
6番 原 口 秋 良 18番 三 辻 寅 勝
7番 竹 内 徹 夫 19番 田 丸 雅 美
8番 古 木 英 憲 20番 北 山 隆 之
9番 藤 井 亀 夫 21番 佐々木 一 広
10番 藤 沢 悟 22番 高 瀬 春 美
11番 香 月 隆 一 23番 雨 矢 紀 一
12番 佐 藤 俊 一 24番 星 野 一 広
日程第2議案第54号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」を議題といたします。
まず、
総務文教委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
議案第54号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正は、提案理由の説明にもありましたように、現時点において新たに処理する必要が生じた事項、及び国・
県補助事務事業の変更や追加認証された事項、並びに人事異動などによる人件費の全体的な整理をその主なものとして予算編成がなされております。その結果、今回の補正は歳入歳出とも10億6,129万2千円の増額となり、
既決予算額と合わせますと総額346億6,986万円の予算規模となっております。
これに対応する主な財源といたしましては、
金川中学校大
規模改造事業等の
国庫支出金で6,153万5千円、
田川地区水道企業団補助金等の県支出金で2億6,368万4千円、また、これらの各事業に対する市債で5億7,470万円がそれぞれ増額されており、収支の均衡が図られているところであります。なお、
特別交付税につきましては、今回全体の調整財源として1億2,743万円が増額され、総額9億7,638万7千円となっております。
次に、当委員会が所管する歳出につきまして報告をいたしますが、今回、全款にわたって
人事異動等による人件費の整理が行われております。
まず、2款総務費では4,963万円が増額されております。補正の主な内容といたしましては、職員の採用、異動、退職といった人件費の整理であります。
次に、9款消防費におきましては304万4千円が減額されておりますが、この補正は人件費の整理であり、別段異議なく了承いたしております。
次に、10款教育費におきましては1億9,987万7千円が増額されております。補正の主な内容といたしましては、国の第2次補正で採択の見込まれる
金川中学校校舎大規模改造に要する経費1億5,963万6千円であります。
委員会といたしましては、予算的には別段異議なく了承いたしております。
なお、ここで本
補正予算の説明を受けた中で、特に議論となりました点につきまして報告いたします。
まず、福岡県
緊急地域雇用特別基金事業であります。
本事業は、現下の厳しい雇用・失業情勢に対処するため、国において臨時応急の措置として
緊急地域雇用特別交付金を創設し、これを都道府県に交付することにより、各地域の実情に応じ各
地方公共団体が創意と工夫に基づき緊急に対処すべき事業を実施し、雇用・就業機会の創出を図ることを目的とするものであり、今年度から平成13年度までの3カ年にわたり実施されるものであります。本市においては、
小・中学校における
情報化推進コーディネーター派遣委託事業を初め、各課にわたる6つの事業が計画され、配分額4,700万に対し4,264万6千円の
事業実施予定をされているところであります。
委員会といたしましては、本事業が民間等への委託事業で1人以上の新規雇用、または雇用につながる可能性の高い研修等の実施とされていること、また新規雇用においては6カ月未満の期限雇用に限定することが、その補助事業の要件とされていることから、例えば
小・中学校における
情報化推進コーディネーター派遣委託事業においては適当な人材がいるのか、また6カ月未満に限定して事業実施するが、その継続性という観点から執行部の見解を求めているところであります。
執行部の説明によれば、本事業は緊急雇用を目的とするものであり、期限が到来すれば実態をきちんと把握して次回に臨みたいということ、また、今回は360名ほどいる教職員に対する研修であり、教職員のレベルアップを図るものであるとのことであります。
委員会といたしましては、今後ますます進展が予想される
高度情報化の時代の中で、子供たちにコンピューターをどう習得させていくかが非常に重要な課題であること、また教える側の教員に対する取り組みがようやく開始されるものであることから、今回は雇用対策に対して実施するものであるが、ぜひ教育のあり方の一つとしてとらえ、本事業の継続的な推進方を要望しておるところであります。
次に、
定員適正化計画について、その進捗状況などについて改めて執行部の説明を求めております。説明によれば、平成8年の
行政改革大綱に基づき、100人削減することで進めておりますが、本計画策定時に予見できなかった新病院開設に伴う医療体制の問題、また新たに
介護保険制度が導入されることとなったことにより100人の削減が厳しくなった。今後、若干の計画の見直しが必要であるとのことであります。
委員会といたしましては、これらの事実を踏まえ見直しが必要なことは理解するが、単に削減するだけでなく、人口構造、
市民ニーズなどの変化に配慮した適正配置を主眼とし、職員の
コスト意識の涵養にも努めながら取り組まれるよう要望いたしております。
次に、さきの
一般質問でもございましたが、平成13年度に法の期限切れを迎える
同和対策事業についてであります。
本件に関しましては、今回執行部から家屋の需給事情による
減点補正に関して、昭和41年の
評価基準依命通達、福岡県の指導、いわゆる内簡について資料を徴し、説明を受けております。それによれば、
固定資産税において
減点補正を行う趣旨としては、固定資産の評価とは、適正な時価であるとされていることから、家屋の需要と供給の面から生じる価格差は、これを考慮せねばならないこと。次に、その取り扱いにおいては、家屋の
建築様式等の状況、家屋の所在地域の状況及びこれら以外に交通の利便、
人口密度等の状況を総合的に考慮した場合に、当該地域に所在する家屋の価格が減少すると認められる地域に所在する家屋を対象とするものであり、このうち家屋の所在地域の状況において、県の指導では
同和地域は一般的には
環境不良地域に該当し、需給事情による
減点補正の対象地域となる。
また、この
減点補正について、本市のこれまでの方針は、第1に、
環境不良地域として
同和地域を該当させていること、第2に、他の地域の取り扱いについては、行政の均衡の保持の観点から適用していないこと、第3に、
減点補正を適用するか否かについては、その地域の住民の意向を十分に検討せよとあることから、いわゆる属地属人の取り扱いとしたものであり、いわゆる
同和対策事業としてこの制度を運用してきたものであるとのことであります。
さらに、さきの
一般質問に対し答弁したように、
法期限切れを勘案し、
同和施策全般について今後検討を加えるため、庁内に
検討委員会を設置する。そして、この委員会で見直し案を策定の上、当委員会の意見を拝聴したいとの説明があっております。
当委員会といたしましては、この通達は、当時国民を取り巻いていた劣悪な環境条件から等しく救済を受けられる
減点補正を実施することが基本的な考え方であったのではないか。また、県の指導は、
同和地域に対する誤ったイメージを与えているのではないか、そうであれば、早く正していくべきではないかとの意見があっております。
いずれにいたしましても、委員会としては、執行部における取り組みを注視し、今後とも必要に応じ
委員会論議を通じて、さらに意見、要望を付していくことといたしておりますことを申し添えておきます。
次に、本
補正予算とは直接関係がございませんが、このたび執行部から田川市
市民プール改修・
改築企画委員会の中間報告を受け、議論を交わしておりますので、報告をいたします。
まず、執行部から、平成10年6月の田川市
市民プール改修・
改築検討委員会の最終報告以後の経過及び中間報告の骨子について説明があっております。それによると、
市民プールを改修・改築する場合の基本としては、
市民ニーズ、政策目標、費用対効果、事業の優先順位などを明らかにし、市民の評価が高いものから実行に移す姿勢でなければならない。また、具体的な
プール建設案としては、
レジャー型プールを現地に立地する方法と、就労事業を活用して
中央スポーツ公園整備構想の中で
レジャー型プールを配置する方法を述べていること。さらに、市民の評価を得る方法としては、
スポーツ振興審議会、生涯
学習審議会、
社会教育委員の会議等に今後報告の上、意見聴取を考えているとの説明があっております。
当委員会といたしましては、広く市民に利用してもらうことを考慮すれば、勤労者も利用できる時間帯、またフルシーズン利用できる形態としておかないと、本当のサービスの提供とはならないのではないか。
市民プールが教育の中で果たしてきた役割、
学校プールと
市民プールの相互関係なども、もっとしっかり論議していただきたいとの意見、要望を付しております。
以上、
歳入歳出補正予算につきまして概略報告いたしましたが、このほか、第2条第2
表地方債補正につきましても異議なく了承いたしております。
以上、平成11年度田川市
一般会計補正予算のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきましては、審査の結果、意見、要望を付して原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上、報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
次に、
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
おはようございます。議案第54号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、3款民生費におきまして3,757万2千円が増額されております。
補正内容の主なものといたしましては、まず、
社会福祉費におきまして、
介護保険事業計画策定にかかわる委員報酬が125万9千円増額されたほか、
緊急地域雇用特別基金事業を活用して、
障害者福祉マップの作成やホームヘルパーを即戦力として育成する
ホームヘルパーステップアップ育成事業を行うための経費394万5千円が計上されております。
次に、
児童福祉費では、
中央保育所において
子育て支援センター事業に取り組むため、
臨時保育士の賃金や
保育教材費、
備品購入費等の経費178万2千円が計上されております。
それでは、ここで本
補正予算の審査に当たり、特に議論となりました事項や意見、要望のありました事項を中心に報告してまいりたいと思います。
まず、
介護保険についてであります。御承知のとおり、既に10月1日から
介護保険認定申請の受け付けが開始されており、執行部からこれらの
受け付け状況について報告があっております。これによれば、12月3日現在の
受け付け状況は、田川市の窓口で880件、郡の町村が1,476件、
広域連合の田川支部が1,590件となっており、田川市郡合計で3,946件の申請を受け付けているところであります。なお、田川支部での受け付けは、主に田川市郡の
施設入所者分となっております。
次に、田川市の要介護認定の進行状況については、二次判定まで終わっているものが531件で、このうち要介護1と認定されたものが127件と最も多くなっているほか、
介護保険の非該当となるものが16件となっております。なお、一次判定の結果が二次判定で変更になったものが99件あり、率にして18.64%となっております。
委員会といたしましては、申請をしたお年寄りの多くは、申請結果がどうなるのかなどの心配もあり、判定が終わったものについては速やかに認定通知を送るなど事務処理を迅速に行うよう要望しております。このほか施設に入所している人が要介護度の低い判定になった場合、自主退所をするように指導がなされているとのうわさも聞き及ぶことから、お年寄りに不安のないよう、その対応について検討するよう意見があっております。
次に、福岡県
介護保険広域連合の動きについて2点報告があっております。
まず、第1点は、第三セクターの設立であります。
広域連合の考えでは、
広域連合の区域内のどこでも
介護サービスが受けられるよう基盤整備を行う目的で第三
セクター方式での
介護保険サービス事業者を設立し、当面、
ホームヘルプ事業と
ケアプラン作成事業を主体に事業展開していくとのことであります。
第2点は、
広域連合の
概算保険料であります。今回、
広域連合が試算した第1号被保険者の
概算保険料の基準月額は2,907円となっており、全国平均の2,915円、福岡県平均の3,300円、田川市単独での試算3,679円のいずれよりも低い金額となっております。なお、この試算は
広域連合の
構成市町村が集約した今年6月時点の推計値を積み上げたものであり、仮の試算であることから、正式には来年3月の
広域連合議会で審議されることとなっております。
以上が
広域連合の最近の動きであります。次に、
自立認定者対策や
施設入所者の非該当や、要支援判定に対する方針について執行部にただしております。執行部からは、既存の
デイサービスセンターを使い、
生きがいデイサービス事業が行える方向性が国から示されたことなどから、現在策定中の
老人保健福祉計画の中で十分検討していきたいと説明があっております。
以上、
補正予算の審議に関連して特に議論となりました事項を報告してまいりましたが、予算的には別段異議なく了承いたしております。
それでは次に、本
補正予算の審議とは直接関係ございませんが、9月定例会以降、
厚生委員会におきまして「
ことぶき園問題」について
集中審議を行っておりますので、これまでの審議の状況を中間報告いたしたいと思います。
まず、今回の
集中審議に至る経過を簡単に説明いたします。この「
ことぶき園問題」につきましては、平成9年に
ショートステイ事業の不正事件が発覚したため、本市議会においては、
福祉施設措置費等調査特別委員会を設置し、真相の解明、再発防止に向けて所要の調査が行われたことは、まだ記憶に新しいところであります。なお、この
特別委員会の結果報告では「今後引き続き所管の
厚生委員会で十分審査を願う」とされたことから、本
厚生委員会では、昨年行われた
ことぶき園に対する福岡県の
事務指導監査や新聞報道されました
ことぶき園元職員の告発など、その都度、執行部から報告を受け、さらには本年7月27日に行われた
厚生委員会の中では、一連の県監査の結果やそれを受けた田川市の独自調査などについて事務報告を受けるなど、慎重に審議を続けてきた次第であります。
しかしながら、
皆さん御存じのように、さきの9月
議会一般質問におきまして、「
ことぶき園問題」について新たな指摘がありました。そこで9月定例会の閉会後、本件の重大性を考慮した議長は「これまでの経過から所管の
厚生委員会で十分な審議を願いたい」旨、当
厚生委員会に申し入れるとともに、執行部に対しても審議に協力するよう要請されたところであります。このような経過を踏まえ、
厚生委員会では10月下旬から
集中審議に入っております。
それでは、審議の概要を報告いたします。
本件に関しての委員会は、10月22日に第1回を開催し、今回の12月定例会で報告を行うべく、これまで5回にわたり審議してまいりました。審議に当たっては執行部にも協力を求め、あらゆる資料の提出をいただき説明を受けております。
執行部の説明では、昨年の7月、福岡県が県下約500の全福祉施設に対して行った特別
事務指導監査等で不適性と指摘されたものは、第1に、
ことぶき園特別養護老人ホームにおいて勤務実態のない職員に約836万7千円の給与を支給していた。または、
ことぶき園デイサービスセンターやふれ愛ビレッジサービスセンターで、金曜日は出勤せず、ほかの日においても午後3時ごろまでの勤務であった職員に常勤職員としての給与を支給し、約380万8千円が過払いとなっていること。第2に、
ことぶき園特別養護老人ホーム、またはふれ愛ビレッジサービスセンターで働く職員が毎月の給与から施設に対して寄附行為を行っていたが、その手続が正確になされていなかったこと。第3に、金融機関からの4千万円の借り入れについて、施設会計の定期預金に質権が設定され、金融機関で管理されていた時期があること。以上が県の監査において指摘された主なものであります。そこで、田川市では独自に、市が委託契約している事業に関係する職員の給与の過払いについて詳しく調査した結果、317万8,923円が過払いとなっていることが確認されているとのことであります。
これらの執行部の説明を受け、現在、委員会では、今回説明を受けた県の監査結果、あるいは田川市独自調査の結果と昨年8月に
ことぶき園元職員の行った県に対する告発、及び同年10月に新聞報道された田川警察署への告発内容等との相違点を指摘し、告発文で指摘された職員の在職期間、給与過払いの裏づけ資料、田川福祉会理事会の議事録等の資料を要求し、これらの真相を明らかにするべく審議を続けているところであります。しかしながら、この問題は、田川福祉会の施設運営全体に及ぶ問題でありながら、個別の事業については県の所管事業と田川市の委託事業とに分かれており、今回の
集中審議においても県の所管事業については十分審議ができないため、裏づけを明確にできない部分があることは否定できません。
委員会といたしましては、新聞報道等により市民が抱いている不信感を払拭すべく、また、さきの
特別委員会の調査以降、田川福祉会、
ことぶき園の運営が適正に行われているかどうか、委員会の持つ権限の範囲内で真相の究明、責任の所在を明らかにする努力を続けております。今後においては、これまでの審議を踏まえ、さらに今回の事件に対する執行部の田川福祉会に対する対応等について審議を続けていく所存でありますが、問題の重大性にかんがみ慎重に審議を重ねてまいりたいと考えております。議員各位の御理解をよろしくお願いいたします。
以上、当委員会に付託を受けました関係分につきましては、慎重審査の結果、意見、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
次に、産業経済委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 産業経済委員長。
○産業経済委員長(藤井 亀夫 君)
どなたもおはようございます。議案第54号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」のうち、当委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。
まず、6款農林業費におきましては、今回6,143万2千円が増額されております。補正内容の主なものといたしましては、麦、大豆などの生産者等に対する補助金624万8千円、農道及び農業用水路等の整備事業において事業箇所の変更などにより3,803万円が増額されております。
工事の発注については、気候のよい時期に、ゆとりのある工期で工事が発注できるような事業計画を検討するよう意見を付しております。また、工事の指名のあり方についても意見を付しております。さらに、農家が自家栽培の農産物を地元住民に提供するため、土地のあっせんやプレハブ等の建設補助を行い、維持管理は使用する農家で行うということができないか検討するよう要望しております。予算的には別段異議なく了承いたしております。
続いて、11款災害復旧費におきましては3,203万5千円が減額されております。補正内容の主なものといたしましては、公共土木施設鉱害復旧事業費において工事内容の変更などによる減額であります。
鉱害復旧工事は、原形復旧が原則であることから、事業費に用地買収費を計上することはできない。しかし、単に道路だけを復旧しても十分とは言えない箇所が見受けられることから、用地買収も行いながら道路の拡幅も含めた復旧ができるよう関係課及び関係機関と十分協議を行うよう意見を付しております。
以上、当委員会に付託を受けました関係分につきましては、慎重審査の結果、意見、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
次に、建設労働委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 建設労働委員長。
○建設労働委員長(竹内 徹夫 君)
おはようございます。議案第54号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」のうち、建設労働委員会に付託を受けました関係分につきまして審査結果を報告いたします。
まず、8款土木費におきまして1,248万3千円の減額補正となっております。補正の主な内容といたしましては、住宅管理費で、住宅管理公社管理事務委託料1千万円が増額、また改良住宅建設費で、松原第2地区改良住宅建設後における後造成工事並びに緑地造成工事費6,455万5千円が減額され、一方、松原第1地区地質調査費及び基本設計委託料が減額されております。
ここで意見のありましたのは、元アサヒシューズの跡地を活用しての松原第1地区の改良住宅建設促進についてであります。松原第1地区の改良住宅建設については、当初、アサヒシューズの跡地を地区外建設用地として活用する構想を進めておりましたが、アサヒシューズの倒産、その後の事務処理上から用地買収が難しく、計画に取り込めなかったわけであります。しかし、現在、当該地は民間企業が用地取得し、更地となっている状況であります。
委員会といたしましては、松原第1地区改良住宅の建設促進を図る観点から、再度、地区外建設とそれに伴う元アサヒシューズ跡地の用地確保等への取り組みについて要望いたしておるところであります。このほか、松原第1地区改良住宅建設についての地域住民への説明について意見があっております。
次に、11款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費におきまして1,757万5千円が増額されております。補正内容といたしましては、さきの台風18号により被害を受けました松原第2地区改良住宅5棟の復旧費であります。予算的には別段異議なく了承いたしております。
以上、建設労委働員会に付託を受けました関係分につきましては、意見、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま各委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 岡田議員。
○議員(岡田 啓助 君)
総務文教委員長さんにお尋ねをいたします。
真摯に同和問題について御論議いただきまして、本当に心から敬意を表しておきたいと思いますが、
検討委員会をつくるという執行部の見解が示されておるように聞きましたので、その
検討委員会の設置時期についても論議されたのかどうか。それと2点目には、
市民プールの建設論議が進んでおりますが、着工の見通しの時期が俎上にあがっているかどうか、この2点についてお尋ねを申し上げます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
ただいまいただきました2点の質問についてお答えをいたします。
まず、同和行政にかかわります内部
検討委員会、これはあくまでも仮称でございますけれども、13年の時限立法切れに向かって全般的に同和行政にかかわる諸問題を検討していく、こういうことの庁内の執行部の機関が13年の終息前に諸問題を検討を加えた上で対応していく、こういう骨子の説明が先般の委員会の中であったわけでございます。それにつきましては、今回初めてそのような言葉が出ましたので、いつから始めるということにつきましては、今後私ども当委員会といたしましても十分に注視をしていき、なおかつ早期の
検討委員会、これを要望してまいりたい、このように考えております。
それから、第2番目の
市民プールの件でございますけれども、これに関しましては、教育長の諮問を受けまして
検討委員会から企画委員会へと移行をして、先般の私どもの委員会でその中間報告が行われたところであります。ただし、これに関しましても経済事情、それから政策の優先順位等々の中で、まだまだ執行部原案というものができ上がっていないのが実情であります。ただし、
市民プールが閉鎖されましてから、このまままいりますと今年度で2年を迎えるわけでございますので、できるだけ早くこの実施に向けての委員会、内部検討、それから私ども議会等も加わった上で、それらの見通しをつけてまいりたいということで、総務文教委員会といたしましては、引き続きこの問題を審議してまいりたいと考えております。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
総務委員長にお尋ねをいたします。
市民プールの件ですが、私は着手の予定、今、岡田議員の方からも質問がありましたように、着手の問題と場所の問題であります。当初、今、企画委員会が制定されまして鋭意検討をいただいておるようですが、着手の問題については、市民の皆さん方、今もう2年を、総務委員長の方からも答弁がありましたように、2年経過、近くなりますが、学校の今開放をしておりますが、これも若干問題があるという声が出ております。着手につきましても、前段の
検討委員会では早くやってほしいという諮問をいたしております。そして、場所については、当時、課長の方からも現状の場所では補助金の対象にはならないというような意見が出ておりまして、しかし今、俎上にのっておるのは、現状位置で改修する案と中央公園との問題が出ておりまして、その中央公園も、場所が非常に公的な、利便性もよくないという実態であります。新病院の問題も非常に外来が少ないと、赤字が10年、20年続くんじゃないかというような危惧された面もありますから、この二の舞を踏まないように、できるかどうかというところの議論はされたかどうか、その点につきましてお尋ねをいたします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
質問に答えさせていただきます。
改築検討委員会の最終答申を受けて、内部での企画委員会が数度となく開かれておりまして、その中で、先般、中間報告ということで私どもに報告があったわけでございます。それの中身につきまして検討いたしましたけれども、場所の選定等につきましては、この企画委員会の中でも、中間報告書の中でも現在、先ほど質問のありました北山議員さんの提案のように、場所の選定も明快にまだまだできておりません。したがいまして、それらの諸問題も今後含みまして、早急なプールの開設に向けての努力していきたい、このように考えておるところであります。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 北山議員。
○議員(北山 隆之 君)
簡潔にしますが、場所の問題も当時の
検討委員会では、やはり東区と西区の公的な施設がアンバランスであると、特に東区に集中しておると、こういう実態を踏まえまして、今後、西区の方で、また公的機関の利便性のいい場所の選定をしていただきたい。そして、中間報告といいますが、もう既に12月なんですね。本年4月、平成11年度施行は4月からですから、中間と言えるかどうか、もう3月は目前に控えておりまして、教育長さんにはあれですが、もう本来からいえば、もうヒアリングの対象になっていてもいいのではないかという気がいたしております。私も何でこの問題を取り上げますかといいますと、議会代表で
検討委員会に出たメンバーであります。そういうことで、今後総務委員会におかれましては、ひとつ鋭意、このことを踏まえて御検討いただきたいと思います。答弁は要りません。
○議長(二場 武 君)
ほかに御質疑ございませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 田尻議員。
○議員(田尻 新一 君)
きょうは各委員長の報告ですね、随分中身の深い報告をいただきましたが、今、プールの問題が出ましたけども、意見だけ述べますが、とにかく10年、11年、もう2年過ぎました。来年でもう3年目に入ります。来年の予算はもう当然間に合わないわけですね。そうすると再来年に首尾よく入っても13年ですから4年かかります。そうすると下手すると、私はもう5年も6年もかかるんじゃないかと。そういう点では、教育長、目の前で申しわけないんですが、教育委員会、ちょっとやっぱりこれは手ぬるいです。もう少し立派な教育施設として、議会も入って一生懸命検討してるんですから、テンポの速い仕事を、これは教育委員会と市の執行部に改めて私からも意見を述べておきます。このテンポじゃとてもだめです。子供たちの待ってる姿を見たら、とてもじゃないけど、市の対応はぬるいというのを指摘させてもらいます。
それでちょっと委員長に、総務委員長じゃないんですよ、産経の委員長に1つお尋ねしたいのは、さっき麦と大豆について648万の予算を補正上げましたということなんですが、これは恐らく転作田に対する奨励と思うんですが、麦と大豆の転作の、わかれば面積だとか、あるいは集団的に、地域的にやっておるのかどうなのか、そこら辺、いわゆる麦と大豆の作付状況といいますか、もうちょっと麦と大豆の何に使ったのかというのを、わかれば説明を報告してもらいたいというのが1つ。
それと
厚生委員長に、さっき
ことぶき園の経過の報告がありました。私も
特別委員会の委員長をして今の
委員長報告の一端のいわゆる気持ち、よくわかるんですが、とにかく、
ことぶき園の問題について、一番の指導権限、許認可権のある県がものすごく歯切れの悪い指導をする。これはもう本当に当時の私も委員長として痛感しましたが、先ほどの報告を聞くと、やっぱりその姿は変わってないみたいな感じなんですね。この辺はどういうことなんか、私も今報告を聞きながら改めて思ったんですが、最大の責任のある県の指導、それから監督について、改めて私は怒りに近い気持ちを今感じました。これは私の意見ですが、それで
厚生委員長にお聞きしたいのは、今、
ことぶき園のショートステイとふれ愛ビレッジ、これが今どうなっておるのか、対応はどうなっておるのか、それだけお聞きをしたいというふうに思ってます。以上です。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 産業経済委員長。
○産業経済委員長(藤井 亀夫 君)
田尻議員さんの質問にお答えします。麦、それから大豆の生産者に対する補助金は転作のあれでございますので、詳細については、間違いあってはいけませんので、一応執行部から答弁させます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 経済部長。
○経済部長(塚本 周洋 君)
ただいまの御質問にお答え申し上げます。ただいまも委員長が申し上げましたように、これは麦と大豆等の生産に意欲的に取り組みます農業者に対しまして、水田基幹作物の生産振興緊急対策を実施しようとするものでございまして、国のトンネルで補助をしようとするものでございまして、その広さは、大豆の作付面積で35万1,286平米でございます。なお、今回の補助金の支出につきましては、猪位金地区を対象にいたしておるところでございます。今回は大豆の作付ということで、麦はありません。以上でございます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
田尻議員のただいまの質問にお答えをいたします。まず、
ことぶき園問題でございますが、ふれ愛ビレッジについては、平成9年からまだ開設をしておりません。凍結をずっとしているわけでございます。それから、2番目の県の問題でございますが、これも委員会でいろいろと論議をしているわけでございますが、何しろ田尻議員が申されましたように、県の委託事業でございますので、この問題もあと2回ぐらいは、この
ことぶき園問題で
集中審議をやらなければいけませんので、その点も執行部にいろいろと意見を聞いて、できたら私ども委員会として県に出向く所存でございます。そういうことで御了承を願いたいと思います。
○議長(二場 武 君)
ほかに御質疑ございませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 平田議員。
○議員(平田 芳馬 君)
総務委員長にお伺いを申し上げます。今、市場で大変問題になっておるY2K問題、2000年問題については、執行部の方から委員会の方にどういう報告があって、委員会ではどういう御審議をされたのか、ひとつ御説明をいただきたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
総務文教の範疇を越えた部分もあろうかと思いますが、総務部企画課、それから総務課等々から2000年問題について我が田川市はどのように対応していくのか、こういうことでの報告があっておる部分で答えさせていただきたいと思います。
まず、緊急時における消防体制、これにつきましては、各消防団が31日より1日の午前2時まで臨時体制で行っていく。それから、市立病院等の患者に対する緊急時の対応に関しましては、50数名の臨時職員が深夜における対応をしていく。それからコンピュータ関係につきましても、当然本庁における臨時体制をとっていくというようなことで、万全の体制ができておると、私ども総務文教委員会としては認識をいたしておるところであります。ただ、私の説明の中で若干足らない部分もあろうかと思いますので、総務部長等に補足の説明をお願いして私の答弁を終わらせていただきたいと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
ただいまの2000年問題につきましてお答えをいたします。
我が市におきましては、11月1日をもってこの2000年問題の対策の本部を設置をいたしたところでございます。詳細につきましては、
企画調整課長が説明いたします。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
企画調整課長。
○
企画調整課長(福山 春彦 君)
補足の説明を申し上げます。西暦2000年問題とは、コンピュータが西暦年を認識するときに下2けたで認識するために起こる問題でございます。すなわち2000年の下2けたは00でございますから、これを1900年と間違えて認識するということから発生する問題でございます。これに対しましては、世界的な問題でございまして、国連を初め各国の対策が進んでおります。我が国におきましても、政府におきまして対策本部ができまして、民間のインフラはもとより、県、市町村の
地方公共団体に対しまして対策の指示が来てるところでございます。
本市におきましても、本年の5月時点から対策を進めております。この対策の内容といいますのは、田川市で使用しておりますコンピュータ機器につきまして、2000年を想定した環境を設定いたしまして、間違いなく作動するかどうかということの修正を行っております。その結果、完全に問題なく、間違いなく作動するという確認をいたしたとこでございます。しかし、問題は単に田川市のコンピュータだけではなくして、電力会社が電力の供給ができなかった場合どうするかという問題等もございます。そこで今、説明がありましたように、本年11月1日付をもちまして田川市コンピュータ西暦2000年問題対策本部を設置いたしました。これは幹部職員で構成する対策本部でございます。
そこで大きく分けますと、まず住民基本台帳をもとにした田川市のコンピュータのオンラインがございます。それから単独で稼働しているコンピュータがございます。それから一番大きな問題は、市立病院がトータルオーダリングシステムという新しいコンピュータのシステムを導入いたしました。ここはコンピュータの機器の中には、直接患者の生命にかかわる機器もございます。それともう1点は、水道の給水ができるかどうかという問題でございます。この全般につきまして対策を行っております。その結果、私たちは、田川市においては問題がないという確認をいたしてるところでございます。ただしかし、万一に備えるということがございますので、田川市におきましては、医師を含め従事者の約50人が大みそかからお正月の朝にかけて待機をする問題、それから庁舎におきましても職員が待機をいたしまして、情報の収集に当たると同時に、2000年におけるコンピュータの稼働の確認をすると同時に、県に報告するという業務、それから水道課におきましては、水道の給水が完全にできるという確認の問題等を行うようにいたしております。市民生活に影響のないように、田川市としては万全の対策をしているということを御報告申し上げたいと思います。以上でございます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 平田議員。
○議員(平田 芳馬 君)
2000年問題については、考えてない、何もしてなかったかなという心配がありましたのでお伺いしたんですが、私たちも、2000年問題というのは単なる銀行の預金払い出しやJRの列車がとまるというふうに簡単に考えて今日までおりましたところ、具体的な検討をしてみると、まず第1に、コンピュータの誤作動に基づく電気、停電、それから、あらゆる施設、通信が途絶えるという形が確認をされてまいっております。そうなりますと、消防本部としても、このまま放置するわけにはまいりませんし、一たん災害が発生したときにどうするかという対応を当然考えていかなきゃなりませんが、それは消防部分における対応です。
田川市としては、ここにコンピュータ問題とつくっておりますが、田川市コンピュータ西暦2000年問題対策本部に関する要綱、これの組織をつくっただけなんですよね。実質的に起こってくるであろうというのは、平成12月1月1日、その誤作動が起こるであろうということに対する対応策は、今、口の先では問題はないという表現をしておりましたけれどもね、新聞紙上には、言うならば食料品を買っておきなさいよと、水を準備しておきなさいよと、懐中電気をひとつ準備しておかないかんですよというようなことを言っておるんですよね。田川市の病院その他については、大変な検討をして、コンピュータ西暦2000年問題という危機管理計画は立てておりますから、これはこれで病院はいっておるでしょう。ところが、具体的に生命をあずかる長寿園当たりは、定数60なんですよね。あそこにお年寄りが60人もおるのに、どう具体的に指示をしたのか。市民に対して執行部はどう対応してきたのか。聞くところによると、水道局については、半日分の水を準備しておりますというから、そのこと等を市民に知らせることによって、2000年問題の危機に対応する市民の安堵感をやっぱり与えるべきじゃないかという気がするんですよ。執行部は企画の方で問題ありませんと単なるそのことだけで私はこれは問題が片づく筋合いじゃないと思うんです。
消防署では70名の動員体制をつくって1月1日を迎えようといたしております。団にしても、消防団の方から連絡をいただきまして、検討しながら28、29、30の歳末計画を30、31、1日というふうに日程を変更して具体的に取り組みを始めております。その具体的な取り組みというのは、30日までに携帯電話の電池を充実させておきなさいと、完了させなさいと。30日までに自動車ポンプのガソリンを満タンにさせておきなさい。30日までに格納庫の暖房用灯油をひとつ準備して点検しておきなさいというふうに具体的に団は指示をいたしておりますけれども、田川市の企画としては、言うなら水の問題については心配ありませんよ、半日分準備しております。できれば万が一に対応して、食料なり水なり、懐中電灯なりを準備するのが必要ですというぐらいの細微にわたる親切が行政の末端だと私は思うとるんですね。
ところが大体問題ありませんと企画課長が言うんだけど、問題があって大変です。あってはあかんと思う。ただし、万が一あったらどうするかという問題に対応していくのが、私はこの危機管理対策と思っておりますが、組織をつくって、市長が大将だから、あとはもうひとつ問題起こったら出てこいということだけでは危機管理対策にはならんと思うんです。そういう面について、ひとつ総務部長はどう判断するのか御答弁願います。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
2000年問題のお尋ねでございますが、一番のポイントは、市民に対するこの危機管理の徹底の問題でございます。これにつきましては、我が対策本部でも大分議論があったわけでございますが、基本的に、じゃあ水がとまる、あるいは電気がとまる、そのために備蓄をしなさいといったようなことにつきましては、これを大々的に報道することによってのパニックの問題が一番重要でございます。そういうふうに我々は認識をいたしております。したがいまして、市としまして広報をしている範囲というのは、まず市庁舎に、いわゆる市役所におけるところの対策は今のところ万全でありますと、それを基本にして流してるところでございます。ただ、この市民生活に与える大きな影響につきましては、我が市だけの問題ではなくて日本全体の問題である。これにつきましては、ちょうど1月1日の午前零時に総理大臣の方で談話が発表されるというふうに聞いておりますし、これまでも国からの談話が行われております。したがいまして、市としてこれをいたずらにあおるという表現は適切ではございませんけれども、余り危機だということを申し上げるものはいかがなものかという反面の考え方を持っているわけでございます。
したがいまして、市役所としましては、まず1月1日の朝の状況、午前零時の状況をまず把握しましょうと。それによって速やかに対応しましょう。すなわち我々は電気がとまった場合につきましては、午前8時に役所に集合しまして、市長を本部長とする対策を講じる。すなわち災害対策本部を組織して活動させるということになります。水あるいは電気の状況を把握した段階では、それなりの対応を迅速に講じたいと。そのための職員の待機体制も講じることにいたしておるところでございます。以上であります。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 平田議員。
○議員(平田 芳馬 君)
総務部長の感覚は11月1日にここの対策会議をつくったときの意見がそのまま生きてきておるんですね。11月1日ごろは余り宣伝をすることによって市民に危機感を与えることはかんばしくないという意見があったことは事実です。私たちもそういうことを考えて、万が一市民に問題が起こったら大変だと。しかし、1月1日の午前零時に誤作動が起こったときにどう対応するかというのは、万が一ですよ、だから、それはもう今日の新聞紙上を見ると、そういうふうにパニックが起こったらどうかということじゃなくて、万が一起こったときの対応策をひとつ具体的に国民の皆さんは知っておかなきゃならんと、その方法は何かというと、いうなら若干の水でもいいし、食料でもいいから、買いためておきなさいと、そういうぐらいの親切がなきゃ、行政の末端に対するサービスにはならんと思う。危機管理じゃないんです。
万が一に対応して準備するということを、ひとつ、もうあと半月しかありません。ニュージーランドで、日本時間の8時に起こるというんですからね、夜の。そうするともう、ニュージーランドで8時、1月1日に起こって、4時間後には、もう日本に来るんです。中国にもね。だから、そういうふうに来たときどうするかという形をとらんと、あなたがおっしゃるように1月1日の8時に電気がとまったらみんなが出てきてって、そんなことじゃ手ぬるうて、どうもなりません。問題起こったら、もう処置なし。そういう面を重ねてひとつ対応するように、ひとつ意見を申し上げておきます。あと半月あります。以上。
○議長(二場 武 君)
ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
ほかに御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第54号に対する各委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第54号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第3議案第55号「平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第55号「平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、歳入歳出それぞれ2億1,671万3千円が増額され、予算総額は52億4,987万8千円となっております。
補正内容の主なものといたしましては、歳出において、療養給付費1億7,650万円及び高額医療費5,200万円を増額するとともに、出産育児一時金や葬祭費がそれぞれ増額された結果、保険給付費全体で2億3,360万円が増額されております。一方、歳入においては、
国庫支出金が1億5,193万3千円減額されておりますが、療養給付費交付金9,777万6千円、一般会計繰入金1,195万4千円、前年度繰越金2億6,201万7千円がそれぞれ増額され、収支の均衡が図られております。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第55号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第55号「平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第4議案第56号「平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第56号「平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、歳入歳出それぞれ1,356万5千円が増額され、予算総額は91億5,582万1千円となっております。今回の補正では、歳出において平成10年度分老人医療費の精算に伴う県及び支払基金への返還金1,343万1千円が増額補正されております。これに対する財源につきましては、一般会計繰入金581万6千円、前年度繰越金534万9千円をそれぞれ増額して収支の均衡が図られております。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第56号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第56号「平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第5議案第57号「平成11年度田川市
水道事業会計補正予算」を議題といたします。
建設労働委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 建設労働委員長。
○建設労働委員長(竹内 徹夫 君)
建設労働委員会に付託を受けました議案第57号「平成11年度田川市
水道事業会計補正予算」について審査結果を報告いたします。
まず、収益的収支でありますが、収入で439万3千円、支出で2,319万5千円がそれぞれ増額されております。補正内容といたしましては、まず収入では、低温長雨のため給水収益で1千万円を減額し、一方、営業外収益で福岡県
緊急地域雇用特別基金事業補助金1,472万5千円が措置されております。一方、支出では、成道寺水源確保のためのボーリング調査委託料、浄水場薬品費や水道施設現地調査委託料の増額がその主なものであります。なお、今回の補正によりまして単年度収支は1億2,551万8千円の黒字が見込まれております。
次に、資本的収支でありますが、まず収入では、今後の事業計画の見通しから、当初借り入れを予定しておりました水道事業債1億円の借り入れを控えたことによる減額や、鉱害復旧事業計画の変更に伴う国庫補助金、事業団交付金等が減額されております。一方、支出では、鉱害復旧事業の事業内容の変更により鉱害復旧事業で4,162万1千円、また浄水場改良及び送水管布設工事の変更に伴い一般改良事業費で2千万円がそれぞれ減額されております。今回の補正によりまして、収支差し引き3億7,286万2千円の資金不足を生じておりますが、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補てんする予定であります。
委員会といたしましては、成道寺水源の確保のためのボーリング調査委託料が計上されていることに関連いたしまして、事業内容について説明を求めるとともに、今後とも成道寺水源の確保に向けての努力方について要望いたしておるところでございます。
このほか福岡県
緊急地域雇用特別基金事業補助金の計上に関連して、同事業の趣旨に沿って適切な雇用確保が図られるよう意見を付しているところでございます。
以上、建設労働委員会に付託を受けました本案につきましては、意見、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま建設労働委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第57号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第57号「平成11年度田川市
水道事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第6議案第58号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第58号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、まず収益的収支において、収入では1,471万5千円が減額され、支出において17億358万9千円が増額されております。補正内容の主なものといたしましては、収入において、入院収益で1億5,880万9千円が増額されたものの、外来収益で1億8,118万5千円の減額となっております。一方、支出におきましては、給与費の2億4,178万7千円の増額、新病院の減価償却費で6億7,222万2千円の増額、旧病院の資産減耗費が6億4,582万5千円の増額、企業債の償還利息で1億22万円が増額となっております。この結果、収入総額62億945万8千円に対し、支出総額81億2,250万1千円となり、今回の補正で当初予算での赤字額1億9,473万9千円を大きく上回る19億1,304万3千円の赤字が見込まれることとなっております。
執行部からは、このように赤字額が大幅となった要因として、当初1日平均の入院患者数を317人、外来患者数を1千人と見込んでいたが、入院患者数は順調に増加したものの、新病院開院後、間もない時期に外来患者数が落ち込んだことが影響し、外来患者の業務予定量を1日平均約970人に改めたことなどのほか、診療報酬の改定が実質1.3%のマイナス改定になるなどにより、外来収益が大幅に減少し、医業収益全体で見込みを下回ったこと。一方では、大きな要因として、新たに加わった新病院の建物、構築物、機械備品等の減価償却費の8億5,700万7千円や旧病院の解体に伴い資産価値がなくなる資産減耗費の7億8,222万円など現金の支出を伴わない費用ではあるが、支出額が大幅に増額となったことや、本年度限りの支出となる旧病院の解体費用で2億3,824万5千円を計上するなど特殊要因が重なったとの説明があっております。
なお、資本的収支におきましては、支出において1,929万9千円が増額となり、予算総額は、収入で2億9,519万4千円、支出で4 億8,057万4千円となっております。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額1億8,538万円は過年度分損益勘定留保資金で補てんされることとなっております。
それでは、ここで予算審査に当たり特に意見、要望のありました事項について概略報告をいたしたいと思います。
御存じのとおり、市立病院は平成9年度の決算において昭和59年以来の赤字決算となり、年々赤字額は増加しております。
委員会といたしましても、このような状況を憂慮し、これまであらゆる機会を通じて経営の健全化に向けた努力を要望しております。
執行部においても、このような厳しい経営環境に直面している状況から、職員の意識改革の一つとして、写真入りの名札への交換を検討するなど、患者サービスの徹底に心がけ、収益の根幹となる医業収益の増収に向けて努力を続けているとのことであります。また、本年2月の新病院開院当初は混乱も見られましたが、現在は患者の流れ、医師等のコンピュータの扱いもある程度の落ちつきを取り戻してきているとの声も聞いているところであります。
今後は、市立病院周辺の環境が整備されていくに従いまして、入院患者だけではなく病院を訪れる人々が心温まる場所へと改善されていくものと考えております。しかしながら、真に市民から愛され、信頼される病院となり、多くの患者を集めるためには、医師、看護婦一人一人と患者との触れ合いが基本であることは言うまでもありません。最近のコンピュータシステムを備え、情報のスピード化や手続の簡素化などもサービス向上の一つでありますが、診察の基本である患者さんとの心の通い合いが魅力ある病院づくりの第一歩であり、今後とも職員一丸となって、これまで以上に努力していくよう要望いたしております。そのほか、総合病院としての機能を充実するために精神科などの新たな診療を検討し、特色ある病院づくりを行うよう意見を付しております。
以上、概略申し述べましたが、いずれにいたしましても、市立病院を取り巻く経営環境は年々と厳しさを増していることは明らかであります。一日も早く赤字経営から脱却し、健全経営を進めるためには、最新の医療設備による正確・敏速な対応と患者さんに対する真心、ハードとソフトの両面から最高の医療サービスを提供し、地域の基幹病院として経営を確立していくよう一層の経営努力を要望いたしたところであります。
以上、当委員会に付託を受けました「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」につきましては、慎重審査の結果、意見、要望を付し原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第58号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第58号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第7議案第60号「市道路線の認定について」及び日程第8議案第61号「市道路線の変更について」を一括議題といたします。
建設労働委員長に一括審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 建設労働委員長。
○建設労働委員長(竹内 徹夫 君)
建設労働委員会に付託を受けました議案第60号「市道路線の認定について」及び議案第61号「
市道路線の変更について」一括審査結果を報告いたします。
まず、議案第60号は、産炭地域開発就労事業で整備する番田町4号線及び臨時地方道整備事業で新設する位登グリーンタウン1号線の2路線であります。総延長169.5メートルを
市道路線として認定するものであります。
次に、議案第61号は、産炭地域開発就労事業に伴い変更する南大通り・彦山川線など3路線、総延長303.1メートルを354.4メートルに変更するものであります。
両案につきましては、別に異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま建設労働委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第60号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第60号「
市道路線の認定について」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に、議案第61号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第61号「
市道路線の変更について」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
これから議題といたします各議案につきましては、提案理由の説明を受け、質疑の後、所管の常任委員会に付託し、休憩時間中に十分審査を願い、その後、採決いたしたいと思います。そのように取り計らうことで御了承願います。
日程第9議案第70号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」、日程第10議案第71号「
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」及び日程第11議案第72号「田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」の各議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
日程第9議案第70号から日程第11議案第72号までを一括して御説明申し上げます。
この3議案は、本年の人事院給与勧告を勘案し、関係条例について所要の改正をしようとするものであります。
まず、議案第70号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、国家公務員及び他の
地方公共団体の職員の給与改定状況を勘案し、本市職員の給与を改定しようとするものであります。
改定の主な内容は、給料で0.27%、諸手当で0.01%、合わせて0.28%引き上げるとともに、期末手当の支給月数を年間0.3月分引き下げることなどであります。
次に、議案第71号「
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」は、議員の期末手当について、一般職職員の支給月数の改定に準じて年間0.3月分引き下げようとするものであります。
最後に、議案第72号「田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」は、地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、育児休業中の職員のうち勤務実績がある職員に期末手当及び勤勉手当を支給できるよう改正しようとするものであります。
よろしく御審議の上、御協賛くださいますようお願い申し上げます。
○議長(二場 武 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第12議案第64号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」から日程第17議案第69号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」までの各議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
日程第12議案第64号から日程第17議案第69号までの「平成11年度
補正予算」の概要を一括して御説明申し上げます。
今回の補正は、「田川市職員の給与に関する条例の一部改正」及び「
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正」に係る所要の整理を主な内容として編成いたしております。
それでは各会計別に御説明を申し上げます。
まず、一般会計につきましては、歳出で6,496万6千円を減額し、歳入では地方交付税を減額して調整いたしております。
次に、特別会計でありますが、国民健康保険特別会計では、歳出で70万2千円を、老人保健特別会計では、同4万5千円をそれぞれ減額し、歳入では両会計とも一般会計繰入金の減額により調整いたしております。
また、住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、歳出で52万8千円を減額し、歳入では貸付回収金をもって調整いたしております。
次に、水道事業会計につきましては、収益的支出で351万9千円、資本的支出で13万9千円をそれぞれ減額いたしております。
最後に、市立病院事業会計につきましては、収益的支出で3,072万5千円、資本的支出で40万円をそれぞれ減額いたしております。
以上、
補正予算の概要を申し述べましたが、本案につきましてはよろしく御審議の上、御協賛くださいますようお願い申し上げます。
○議長(二場 武 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。このことについて質疑の通告はありません。
ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、ここで「議案の委員会付託」を行います。
ただいま提案されました各議案につきましては、お手元配付の「
議案委員会付託表」のとおり、所管の常任委員会に付託いたしますので、休憩時間中、十分審査をお願いいたします。御了承願います。
これより暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
(休憩11時54分)
(再開13時03分)
○議長(二場 武 君)
再開いたします。
休憩前に引き続き会議を行います。
議案第70号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」、議案第71号「
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」及び議案第72号「田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」の各議案を一括議題といたします。
総務文教委員長に一括審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
当委員会に付託を受けました議案第70号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」、議案第71号「
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」及び議案第72号「田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」の3議案につきまして一括して審査結果を報告いたします。
まず、議案第70号は、国家公務員及び他の
地方公共団体の職員の給与改定状況を勘案し、本市職員の給与を改定しようとするものであります。改定の主な内容は、給料で0.27%、諸手当で0.01%、合わせて0.28%引き上げるとともに、期末手当の支給月数を年間0.3月分引き下げることなどであります。
次に、議案第71号は、議員の期末手当について、一般職職員の支給月数の改定に準じ、年間0.3月分引き下げようとするものであります。
次に、議案第72号は、地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、育児休業中の職員のうち勤務実績がある職員に期末手当及び勤勉手当を支給できるように改正しようとするものであります。
委員会といたしましては、これら3議案につきましては、審査の結果、別に異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上、報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
総務文教委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
総務委員長にお尋ねします。第72号議案の「田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」にお尋ねしたいんですが、育児休業者は、現在、本市においてどのぐらいおられるのかという問題と、今まで育児休業のときは期末手当を出していなかったんだろうと思いますけど、夏・冬の手当は、どういうふうに今は出されているのかというのをお尋ねしたいんですけど、以上お願いします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
佐藤議員の質問にお答えをいたします。議案第72号の市職員の
育児休業等に関する条例に関して、現在、該当する職員が何名おるのか、これに関しましては、私ども掌握をしておりませんので、人事担当、総務部長等にお答えをいただきたいと思います。また、現在まで出してなかったと、その夏期手当、期末手当等につきましては、どのように取り扱っておったのかという意味合いの質問であろうかと思いますが、そのあたりも実は総務委員会では説明を受けておりますけれども、私の説明が間違いますといけませんので、これも総務部長にお答えをいただきたいと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
2点の質問にお答えをいたします。まず1点目は、現在、育児休業適用者が何人いるのかといった点でございますが、ちょうど手元に正確な資料はございませんが、約5名程度というふうに聞いております。
2点目の育児休業給、これまでの手当の問題ですけども、特に今回は期末手当に絞ってお答えを申し上げますと、この期末勤勉手当につきましては、基準日というが3月、6月、12月、それぞれ設定をされてるわけでございます。例えば12月で申しますと12月1日が基準日とされております。これまでの取り扱いは、この12月1日に育児休業に入っておりますと、期末勤勉手当は一切支給がないということでございました。例えば、もう極端に申しますと、11月下旬まで勤めておっても基準日に育児休業に突入すればゼロということで非常に厳しいものでありましたものを、今回の改定でもって基準前の期間に勤務実績がありますと、それに応じて、割り落としがあるわけでございます。例えば12月期の勤務期間というのは6カ月でございます。6月の場合は3カ月、3月期の場合は3カ月とそれぞれ期間設定がされてるわけです。したがいまして、この期間の間に勤務実績が何カ月あるのかといったことで、それに応じた期間割合を設定しまして、掛け算をしまして、正当な期末勤勉手当を支給するようにしようというのが今回改定の趣旨でございます。よろしゅうございましょうか。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
育児休業者が何人いるのかということと、期末手当についてはわかりましたけど、すみません、総務委員長さん、夏・冬の手当というのはどうなっているのかというのをお聞きしたいんで、もう一度お願いいたします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
ただいまの質問の趣旨は、恐らく育児休業中の職員がそのときの夏期手当、期末勤勉手当をもらう対象になり得るのかどうかということであろうかと思います。この件についても、私は理解をしておりませんので、かわりまして執行部から答えていただくことにいたします。
(「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
この期末勤勉手当につきましては、通常、夏と申しますのが6月期を指すわけでございます。春と申しますのが3月期、この冬が12月期と、この3つに分かれてるわけでございます。その3期別にそれぞれの支給割合が定められておると。今回は、先ほど出ましたように、トータル的にマイナス0.3というぐあいにしようとするものでございます。したがいまして、この育児休業中の職員が今回の改正で新たな適用になったということですから、それぞれ3月期3カ月間、6月期3カ月間、それから12月期6カ月間のその期間の状況の中で、期間の中でどれだけの勤務実績があるのかといったことで期間割合が設定されるということでございます。例えば期末手当で例を挙げますと、5カ月間勤務があれば、いわゆる10%の割り落としと、90%掛け算ができるということでございます。そういうことで御理解いただけましょうか。わかりにくいでしょうか。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 佐藤議員。
○議員(佐藤 俊一 君)
すみません、何度も。夏・冬ともこの基準に当たるのかという、夏・冬ともこの基準に当たるんでしょうか。お尋ねいたします。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(二場 武 君) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
当然、勤務期間があれば該当いたします。
○議長(二場 武 君)
ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第70号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第70号「田川市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に、議案第71号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第71号「
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に、議案第72号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第72号「田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
議案第64号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」を議題といたします。
総務文教委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり)
総務文教委員長。
○
総務文教委員長(雨矢 紀一 君)
当委員会に付託を受けました議案第64号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」つきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正は、先ほど議案第70号から議案第72号まで報告いたしましたように、一般職員の給与改定及び議員、一般職員の期末手当の支給月数の改定に伴う所要額の補正であります。その結果、補正額は6,496万6千円の減額となり、既決予算と合わせますと346億489万4千円の予算規模となっております。なお、財源といたしましては、地方交付税を減額し、収支の均衡が図られております。
本案につきましては、別に異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上、報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
総務文教委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第64号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第64号「平成11年度田川市
一般会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
議案第65号「平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第65号「平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、歳入歳出それぞれ70万2千円が減額されております。補正内容は、職員の給与改定に伴う所要の経費の減額であります。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第65号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第65号「平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
議案第66号「平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第66号「平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、歳入歳出それぞれ4万5千円が減額されております。補正内容は議案第65号と同様に、職員の給与改定に伴う所要経費の減額であります。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第66号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第66号「平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
議案第67号「平成11年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第67号「平成11年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、歳入歳出それぞれ52万8千円が減額されております。補正内容は議案第65号と同様に、歳出において職員の給与改定に伴う所要経費を減額する一方、歳入おいては貸付回収資金を減額し収支の均衡が図られております。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第67号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第67号「平成11年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
議案第68号「平成11年度田川市
水道事業会計補正予算」を議題といたします。
建設労働委員長に審査結果の報告を求めます。
(「議長」と呼ぶ声あり) 建設労働委員長。
○建設労働委員長(竹内 徹夫 君)
建設労働委員会に付託を受けました議案第68号「平成11年度田川市
水道事業会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正は、職員の給料及び手当の改定に伴う補正でありまして、収益的支出におきまして351万9千円、資本的支出で13万9千円が減額されております。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま建設労働委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第68号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第68号「平成11年度田川市
水道事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
議案第69号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」を議題といたします。
厚生委員長に審査結果の報告を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり)
厚生委員長。
○
厚生委員長(原口 秋良 君)
当委員会に付託を受けました議案第69号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」につきまして審査結果を報告いたします。
今回の補正では、まず収益的収支におきまして、支出3,072万5千円が減額されております。次に、資本的収支におきまして、支出40万が減額されております。補正内容といたしましては、給与改定にかかわる人件費の減額であります。
本案につきましては、別段異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(二場 武 君)
ただいま
厚生委員長の審査結果の報告が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、これより採決いたします。
議案第69号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第69号「平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第18議案第62号「田川市助役の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(滝井 義高 君)
どなたもお疲れでございます。それでは提案の理由を説明します。日程第18議案第62号「田川市助役の選任について」御説明申し上げます。
本案は、田川市助役に青柳四郎氏を選任いたしたく、
地方自治法第162条の規定により提案した次第であります。なお、青柳四郎氏の経歴等につきましては、議案に添付しております資料に記載のとおりであります。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由を終わります。どうぞよろしくお願いします。
○議長(二場 武 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、お諮りいたします。
議案第62号「田川市助役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第62号「田川市助役の選任について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ただいま選任の同意を受けました青柳四郎総務部長が、議員各位にごあいさつをいたしたいと申し出があっておりますので、これを受けたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり) 総務部長。
○総務部長(青柳 四郎 君)
ただいま助役選任の御同意を賜りまして、身に余る光栄に存じますとともに、その責任の重さを痛感いたしておるところでございます。今後はさらに研さんを積み、職務遂行に全力を傾注する所存でございます。どうか議会の皆様の厳しい御指導と御支援を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(二場 武 君)
次に移ります。
日程第19議案第63号「田川市
教育委員会委員の任命について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(滝井 義高 君)
それでは御説明いたします。日程第19議案第63号「田川市
教育委員会委員の任命について」御説明申し上げます。
本案は、田川市
教育委員会委員松枝萬四郎氏の任期が平成11年12月24日をもって満了いたしますために、その後任として岩井聰明氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により提案した次第であります。なお、岩井聰明氏の経歴等につきましては、議案に添付しております資料に記載のとおりであります。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようにお願いを申し上げまして、提案にかえます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(二場 武 君)
ただいま提案理由の説明が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますのこれより採決いたします。
議案第63号「田川市
教育委員会委員の任命について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第63号「田川市
教育委員会委員の任命について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第20諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(滝井 義高 君)
日程第20諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦について」御説明申し上げます。
本案は、人権擁護委員、今村昭三氏の任期が平成12年3月14日をもって満了するため、同氏を再び推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により提案した次第であります。なお、今村昭三氏の経歴等につきましては、議案に添付の資料に記載のとおりであります。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げまして、提案にかえます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(二場 武 君)
ただいま、提案理由の説明が終わりました。
これに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
御質疑がないようでありますので、お諮りいたします。
諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦について」同意を求める件は、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦について」同意を求める件は、これに同意することに決しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第21「田川市
選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙」を行います。
本件は、12月24日で田川市
選挙管理委員会委員及び同補充員の任期が満了いたしますので、
地方自治法第182条の規定により、議会において選挙を行うものであります。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって指名の方法については、議長において指名することに決しました。
田川市
選挙管理委員会委員に、太田利隆さん、上村清一さん、荒巻千鶴子さん、小島克己さんを指名いたします。
また、同補充員に、梅木明さん、永岡護さん、林学さん、藤井正人さんを指名いたします。
なお、補充員の順位につきましては、ただいま指名いたしましたとおりの順序でございます。
以上、指名いたしました方を当選人と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。ただいま指名いたしました方が田川市
選挙管理委員会委員及び同補充員に当選されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なお、会議規則第31条第2項の規定による告知は、議長においてこれを文書により行います。御了承願います。
次に移ります。
日程第22
議員提出議案第8号「
青少年健全育成のための法律制定を求める意見書について」を議題といたします。
本件につきましては、所管の総務文教委員会で十分審査がなされておりますので、会議規則第36条第2項の規定により、この際、提案理由の説明を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議がないようでありますので、これより採決いたします。
議員提出議案第8号は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第8号「
青少年健全育成のための法律制定を求める意見書について」は、原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次に移ります。
日程第23「請願・陳情の件」を議題といたします。
休会中における請願、陳情の審査結果につきましては、各委員長の報告を省略し、別表結果表のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、休会中における請願・陳情の審査結果につきましては、別表結果表のとおり決しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は、すべて終了いたしました。
ここで一言ごあいさつを申し上げます。
本定例会は、29日間にわたる審議でございましたが、会期中は種々議事運営に御協力をいただき、無事終了することができました。執行部におきましても、誠心誠意、議会審議に臨まれたことに敬意を表します。
本年も余すところ14日を残すのみとなりました。この1年を顧みまして、議員各位並びに市長を初め執行部の皆様方には、その重責を全うされ、本市の発展と住民福祉の増進のために絶大な御尽力を賜りましたことに対しまして、深甚なる敬意を表し、心からお礼を申し上げる次第であります。
新年に向かい、寒さも一段と厳しくなりますが、皆様方にはくれぐれも御自愛くださいまして、御多幸な新年を迎えられますよう心からお祈りいたします。
ここで、市長からごあいさつの申し出がありますので、お受けいたしたいと思います。
(「議長」と呼ぶ声あり) 市長。
○市長(滝井 義高 君)
どうもお疲れでございました。平成11年第7回の
田川市議会12月定例議会が幕を閉じるに当たりまして、一言お礼のごあいさつをさせていただきたいと思います。
11月19日から本日12月17日まで29日間、この長期の間、皆さん方は誠心誠意提出議案について御審議をいただきまして、全議案を可決していただきましたことを心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。本議会にかけました平成10年度の決算並びに平成11年度12月の
補正予算、並びにそれに関連する諸条例について、その審議の過程を通じて皆さんから提出されました意見、要望等につきましては、十分心にとどめながら今後市政の運営に活用させていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
なお、この12月議会が終了するに当たりまして、特に議員各位にお願いを申し上げ、私もまた皆さんの驥尾に付して頑張ってまいりたいと思っておる点が3、4あります。
まず第1にお願いをいたしたい点は、御存じのように石炭諸法の中でまだ未解決の問題がございます。それは暫定失対、暫定就労というのが13年の石炭諸法の期限切れの前に終了いたすことになります。この12年末に切れます暫定失対の取り扱いをどうするかということがまだ決まっておりません。62人、65歳以下の皆さんが12年末にいらっしゃいます。こういう方々の処遇をどうするか。これから県や労働省と鋭意折衝して、その運命の打開に努めてまいりたいと思いますが、この点についても議会の皆さんの変わらぬ御支援と御協力をお願いいたしたいと思います。
もう1つ、石炭諸法の中で我々が気になるのは、いわゆる産炭地振興の施策の中で、平成62年以降に閉山をした山の所在地の13の自治体、大牟田あるいは夕張等はこれは確実に救済されます。62年以前に閉山炭鉱を持っておる我々田川市のようなところはどうなるか。これからこれは過疎法との関連がございまして、これからどうなるか、まだ不透明でございます。したがって、この田川市がその指定を受けるように、新産炭地の指定を受けるように全力を尽くさなければなりませんが、議員各位の御支援と御協力をお願いいたしたいと思っております。
3番目は、過疎法でございます。この過疎法が今、大体田川市は入れそうな情勢でございますが、これが今度の臨時国会で議了ができませんでした。1月招集される通常国会で議員立法として行われます。この議員立法の精神が、12月末に自民党が出しましたその線で各党が合意ができるように努力をしていただきますと田川市が入る可能性が出ます。この問題について、まだ未決定でございますので、来年召集される通常国会で確実に田川市が過疎地に入るように全力を尽くしてまいりたいと思っております。
それから4番目は、
介護保険でございますが、これが10月から認定作業を行い、来年の4月1日から保険料の徴収をするようになっておりましたが、三党合意によって特別対策が行われるようになりました。したがって、来年の4月1日から9月末までは、6カ月間は保険料を徴収いたしません。その後、衆議院の任期満了が行われます。任期満了が行われますと、大体衆議院の3割ぐらいが議員が入れかわります。新しく入れかわった議員が、またそれから1年間は半分でいいのを全額無料にしようとか何とか言われだすと、大変我々が困ることになります。したがって、この
介護保険を運命をこれからどのように確定していくか、明確に私たちはしていただく必要があると思っております。この問題についても、なお非常に不透明な点がありますので、今後努力をして市民が
介護保険の加入者が、
広域連合においても、田川市においても心配ない体制を早急にとってもらいたいと思っております。
最後には、平田議員からも御指摘がありました2000年のコンピュータの誤作動による市民生活におけるパイプラインの混乱の問題でございます。この問題につきましても、我々は全力を挙げて市民に御心配のないような体制をこれからとってまいる所存でございます。
以上、5点につきまして御説明申し上げましたが、これらの点については議員各位の変わらぬ御指導と御教導をお願いいたしたいと思います。
いよいよ1999年も幕を閉じて、新しく2000年を迎えることになりました。どうかひとつ一家おそろいで、幸せなお正月を迎え、また元気な2000年に御指導と御教導を賜るようにお願いいたしたいと思います。我々もまた、市民の奉仕者としての全力を尽くして市民参加の政治を実現していくことを念願しながら、この12月議会定例会の閉会に当たって、皆様方の御労苦に感謝を申し上げ、ごあいさつを終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
○議長(二場 武 君)
以上をもちまして、平成11年第7回
田川市議会12月定例会を閉会いたします。まことに御苦労さまでございました。
(閉会13時43分)
議案委員会付託表
平成11年12月17日
12月(第7回)定例会
┌──────┬───────────────────────────┬──────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │付託委員会 │
├──────┼───────────────────────────┼──────┤
│議案第64号│平成11年度田川市
一般会計補正予算 │総務文教 │
├──────┼───────────────────────────┼──────┤
│議案第65号│平成11年度田川市
国民健康保険特別会計補正予算 │ │
├──────┼───────────────────────────┤ │
│議案第66号│平成11年度田川市
老人保健特別会計補正予算 │厚生 │
├──────┼───────────────────────────┤ │
│議案第67号│平成11年度田川市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算 │ │
├──────┼───────────────────────────┼──────┤
│議案第68号│平成11年度田川市
水道事業会計補正予算 │建設労働 │
├──────┼───────────────────────────┼──────┤
│議案第69号│平成11年度
田川市立病院事業会計補正予算 │厚生 │
├──────┼───────────────────────────┼──────┤
│議案第70号│田川市職員の給与に関する条例の一部改正について │ │
├──────┼───────────────────────────┤ │
│ │
田川市議会の議員の報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部│ │
│議案第71号│ │総務文教 │
│ │改正について │ │
├──────┼───────────────────────────┤ │
│議案第72号│田川市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について │ │
└──────┴───────────────────────────┴──────┘
請願・陳情審査結果表
平成11年12月17日
(請 願) 12月(第7回)定例会
┌──┬─────────────────┬───┬───────┬─────┬──┐
│ │ │付 託│ 審査結果 │ │ │
│番号│ 件 名 │ ├───┬───┤上程年月日│備考│
│ │ │委員会│採否 │措 置│ │ │
├──┼─────────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│ │日曜日及び夜間の議会開催の実現方を│ │継続 │ │ │ │
│4 │ │議 運│ │ │ H11. 6.17│ │
│ │求める請願 │ │審査 │ │ │ │
├──┼─────────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│ │田川市誘致企業に対する
固定資産税の│ │ │ │ │ │
│8 │ │総 文│〃 │ │ H11. 6.21│ │
│ │減免に関する請願 │ │ │ │ │ │
├──┼─────────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│11│日の出町市道改修に関する請願 │建 労│〃 │ │ H11. 9.24│ │
├──┼─────────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│12│田川市立幼稚園の存続を求める請願 │総 文│〃 │ │ H11.12. 7│ │
├──┼─────────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│ │子供の人権侵害、差別を固定化する文│ │ │ │ │ │
│ │ │ │ │ │ │ │
│13│部省調査の廃止を求める意見書提出に│ 〃 │〃 │ │ 〃 │ │
│ │ │ │ │ │ │ │
│ │関する請願 │ │ │ │ │ │
├──┼─────────────────┼───┼───┼───┼─────┼──┤
│ │永住外国人に対する地方公務員国籍条│ │ │ │ │ │
│14│ │ 〃 │〃 │ │ 〃 │ │
│ │項撤廃に関する請願 │ │ │ │ │ │
└──┴─────────────────┴───┴───┴───┴─────┴──┘
(陳 情)
┌──┬─────────────────┬───┬──────┬─────┬──┐
│ │ │付 託│ 審査結果 │ │ │
│番号│ 件 名 │ ├──┬───┤上程年月日│備考│
│ │ │委員会│採否│措 置│ │ │
├──┼─────────────────┼───┼──┼───┼─────┼──┤
│ │
青少年健全育成のための法律制定を求│ │ │意見書│ │ │
│1 │ │総 文│採択│ │ H11. 9. 9│ │
│ │める意見書提出に関する陳情 │ │ │提 出│ │ │
├──┼─────────────────┼───┼──┼───┼─────┼──┤
│ │道路新設工事と農道及び水路の整備に│ │継続│ │ │ │
│2 │ │産 経│ │ │ H11.12. 7│ │
│ │関する陳情 │ │審査│ │ │ │
└──┴─────────────────┴───┴──┴───┴─────┴──┘...