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令和 5年 9月定例会 (第1日 9月 8日)

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  1. 直方市議会 2023-09-08
    令和 5年 9月定例会 (第1日 9月 8日)


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    令和 5年 9月定例会 (第1日 9月 8日)                  令和5年9月8日(金) 1.会議の開閉時刻  開会 10時00分            散会 11時40分 1.議事日程(第1号) 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       宮 園 祐美子           2番       紫 村 博 之           3番       岡 松 誠 二           4番       篠 原 正 之           5番       野 下 昭 宣           6番       澄 田 和 昭           7番       中 西 省 三           8番       草 野 知一郎           9番       那 須 和 也           10番       渡 辺 和 幸           11番       髙 宮   誠
              12番       村 田 明 子           13番       矢 野 富士雄           14番       松 田   曻           15番       渡 辺 幸 一           16番       渡 辺 克 也           17番       森 本 裕 次           18番       安 永 浩 之           19番       田 代 文 也 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    武 谷 利 昭          次長        佐 伯   優          係長        天 野 浩 輔          書記        前 田 洋 志 1.説明のため出席した者の職氏名          市長        大 塚 進 弘          副市長       秋 吉 恭 子          教育長       山 本 栄 司          総合政策部長    坂 田   剛          市民部長      村 津 正 祐          産業建設部長    田 中 克 幸          教育部長      熊 井 康 之          上下水道・環境部長 宇 山 裕 之          消防長       宗 近 正 道                    各課長省略 1.会議に付した事件  日程第1 会期の決定  日程第2 選挙第7号  日程第3 議案第71号から日程第10 議案第78号まで  日程第11 議案第79号から日程第18 議案第89号まで  日程第19 報告第11号から日程第28 報告第20号まで  日程第29 議案第90号  第1 会期の決定  第2 選挙第7号 直方市議会副議長選挙  第3 議案第71号 令和4年度直方市一般会計歳入歳出決算の認定について  第4 議案第72号 令和4年度直方市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい           て  第5 議案第73号 令和4年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算           の認定について  第6 議案第74号 令和4年度直方市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について  第7 議案第75号 令和4年度直方市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて  第8 議案第76号 令和4年度直方市上頓野産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の           認定について  第9 議案第77号 令和4年度直方市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につい           て  第10 議案第78号 令和4年度直方市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につ           いて  第11 議案第79号 直方市火災予防条例の一部を改正する条例について  第12 議案第80号 直方市手数料条例及び直方市印鑑登録条例の一部を改正する条例に           ついて  第13 議案第81号 直方市附属機関設置条例の一部を改正する条例について  第14 議案第82号 直方市市民公園条例の一部を改正する条例について  第15 議案第83号 市道路線の認定について  第16 議案第87号 令和5年度直方市一般会計補正予算(第3号)  第17 議案第88号 令和5年度直方市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第18 議案第89号 令和5年度直方市水道事業会計補正予算(第1号)  第19 報告第11号 専決処分事項の報告について(道路災害に係る損害賠償の額を定め           ること)  第20 報告第12号 専決処分事項の報告について(道路災害に係る損害賠償の額を定め           ること)  第21 報告第13号 債権放棄の報告について  第22 報告第14号 直方市土地開発公社の経営状況について  第23 報告第15号 公益財団法人直方文化青少年協会の経営状況について  第24 報告第16号 令和4年度直方市の財政の健全化判断比率について  第25 報告第17号 令和4年度直方市上頓野産業団地造成事業特別会計の資金不足比率           について  第26 報告第18号 令和4年度直方市水道事業会計資金不足比率について  第27 報告第19号 令和4年度直方市下水道事業会計資金不足比率について  第28 報告第20号 令和4年度直方市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の           状況についての点検及び評価について  第29 議案第90号 学校給食費請求事件に関する和解に代わる決定について             ───── 10時00分 開会 ───── ○議長(田代文也)  おはようございます。  ただいまから令和5年9月直方市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  今定例会の議事は、その都度、お手元に配付いたします日程表のとおり進行を図りたいと思いますので、御了承を願います。  これより日程に入ります。  日程第1 会期の決定を議題とします。  お諮りします。  今定例会の会期は、お手元に配付しています会期日程案のとおり、本日から28日までの21日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、会期は21日間に決定しました。  去る8月24日、安永議員から一身上の都合により副議長を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第108条の規定により、8月31日、これを許可いたしましたから報告いたします。  よって、日程第2 選挙第7号 直方市議会副議長選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                 (議場閉鎖)  ただいまの出席議員数は19名です。  投票用紙を配付します。                (投票用紙配付)  投票用紙の配付漏れはありませんか。               (「なし。」と声あり)  配付漏れなしと認めます。
     投票箱を改めます。                 (投票箱点検)  異常なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  記入を願います。                (投票用紙に記入)  点呼を命じます。                (書記点呼・投票)  投票漏れはありませんか。               (「なし。」と声あり)  投票漏れなしと認め、投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。                 (議場開鎖)  開票を行います。  会議規則第29条第2項の規定により、立会人に6番澄田議員、10番渡辺和幸議員を指名します。  両議員の立会いを願います。                  (開票)  選挙の結果を報告します。  投票総数19票。  これは先ほどの出席議員数に符合しています。  そのうち、有効投票18票、無効投票1票。  有効投票中、渡辺幸一議員11票、中西議員3票、那須議員2票、紫村議員1票、宮園議員1票、合計18票、以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は5票です。  よって、渡辺幸一議員が副議長に当選されました。  会議規則第30条第2項の規定により、渡辺幸一議員に当選を告知します。  渡辺幸一議員、御挨拶を願います。                (渡辺幸一議員 登壇) ○副議長(渡辺幸一)  おはようございます。今日は、皆さんの支持の下、副議長に推薦されました。誠にありがとうございます。私は、やっぱり議会というものは、市民あっての議会であると思っております。この考えは少しもぶれません。今日、皆さん方が推薦していただきましたので、皆さん方と一緒になって市民の声を届けていきたいと思っております。  そしてまた、議長の補佐をしっかりやって、皆さん方の意見をまとめていきたいと思いますので、どうぞ皆さん、協力をお願いいたします。  終わります。 ○議長(田代文也)  当局の出席を求めるため、暫時休憩します。            ───── 10時14分 休憩 ─────            ───── 10時16分 再開 ───── ○議長(田代文也)  休憩前に引き続き会議を再開します。  議事進行上必要と認め、市長、その他説明員の出席を求めました。  日程第3 議案第71号から日程第10 議案第78号までの8件を一括して議題とします。  令和4年度決算の概要について、一括して市長の説明を求めます。                 (大塚市長 登壇) ○市長(大塚進弘)  令和4年度直方市一般会計ほか特別会計及び事業会計の決算認定の御審議をいただくに当たりまして、昨年度の事業概要について御説明を申し上げます。  なお、各会計の決算の概要につきましては、お手元にお配りをさせていただいております令和4年度決算説明を御覧ください。  令和4年度につきましては、前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、私たちに課せられましたワクチン接種事務とともに、コロナ禍の影響下にある人たちへの支援措置などの事務執行に力を注ぎました。  一方で、燃料油等をはじめとする物価高騰は収まる気配がなく、国民生活や事業活動が苦しくなる中、経済の立て直しと国民生活の安定に向けた対応が必要となっていたことから、国において、子育て世帯への生活支援や非課税世帯などを対象とする支援事業が実施をされました。本市においても、地方創生臨時交付金などを活用し、物価高騰及び経済対策を実施いたしました。  具体的には、市内事業者支援市内タクシー事業者等への地域公共交通運行支援、小・中学校の2学期、3学期の給食費無償化食材高騰対策、さらには、医療機関や保育所などの物価高騰対策紙おむつ代の補助、高校生に対する学業支援など様々な支援を講じてまいりました。  また、新型コロナウイルス感染症の物価高騰への対応とともに、進展するICT技術を活用したデジタル社会の到来が飛躍的に早まり、働き方を含めまして、市民生活が大きく変わってきたことから、行政といたしましても、デジタルトランスフォーメーションを推進いたしました。引き続き、しっかりとデジタル社会への対応を進め、市民生活の利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。  それでは、令和4年度の主な取組について申し上げます。  まず、市長就任時から取り組んでおります中心市街地にぎわいづくりとして、本年の4月にオープンいたしました多世代交流スペース「ここっちゃ」の開設に向け取組をいたしました。この施設は、地域子育て支援センターシルバー人材センターが実施をいたしております預かり保育事業など、子育て世代を支援する機能を有するとともに、飲食や物販ができる交流スペースを設けております。今後は、多世代交流というキーワードにふさわしい施設運営を行っていきたいと考えております。  また、創業支援では、新たに開設をいたしました直鞍ビジネス支援センター「のおがたベース」による経営相談などの支援と合わせて、令和2年度から開催をいたしております創業スクール「エンボるスクール」を開講いたしました。  デジタルトランスフォーメーションの推進では、令和4年度は、電子決裁システムの導入、RPAの活用による業務の自動化、ペーパーレス化の取組を進めてまいりました。  また、外部向け行政サービスの変革といたしましては、オンライン手続の拡充、支払いのキャッシュレス化の推進に重点を置いた結果、オンライン申請が令和3年度末の104の手続から、直近では235の手続まで拡大をいたしております。令和5年2月からは、転出手続のオンライン申請が可能となっております。こうした取組が評価をされ、時事通信社の2023年自治体DXランキングでは、全国1,741市区町村の中で23位、福岡県でトップという評価を得ることができました。  また、デジタルを活用した市民サービスの向上と合わせて、死亡届に伴う手続をワンストップで対応するためのおくやみ窓口を設置し、窓口対応においても市民サービスの向上に努め、市民の皆様から喜んでいただくことができました。  次に、産業についてです。  令和4年度に計画期間を令和5年度から令和9年度とする第2次直方市産業振興ビジョンアクションプランを策定をいたしました。本計画では、既存産業の変革と新しい時代を切り拓く産業育成により、革新と挑戦で新たな価値を生み出すことを目標としています。  産業のDX推進につきましては、農業分野では、スマート農業による効率化と省力化を進めております。新入地区のイチゴ農家において、温度や湿度、CO2濃度管理などを一括管理できる制御システムの構築に加え、自動収穫に向けた実証実験を令和3年度から継続して取り組んでおります。  また、保育事業ICT管理システムの調査検証、地域の課題解決では、樋門の遠隔監視及び遠隔制御を進めておりますが、令和4年度は、福岡大学と九州工業大学、地場企業のグループの樋門の管理制御システムの提案が総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業に採択をされ、研究を継続をいたしております。  企業支援につきましては、今後の人口減少社会の進行を見据え、市内企業で働く外国人技能実習生を支援するために日本語教室を開講いたしました。さらには、産業界を中心とする直方市技能実習生等外国人支援協議会の設立に力を注ぎ、今までつながりが薄かった技能実習生間の交流を図る事業を実施していただきました。  また、将来の本市の発展を見据え、1期目の任期中に取り組みました産業団地の開発につきましては、鞍手町とともに県に要望活動をいたしました結果、植木地区と鞍手町にまたがる地域に開発区域約23ヘクタールを予定とする県による新産業団地造成事業化が決定をいたしました。福岡県は、本地域を国が進めるデータセンター分散の受皿となる誘致のための産業団地とする意向であり、令和4年度は、県は実施設計を、本市では測量委託、埋蔵文化財の試掘調査などを実施をいたしました。また、直方市土地開発公社所有の土地についても、買戻しを行ったところでございます。  観光につきましては、観光基本計画に掲げました市の魅力の積極的な情報発信のため、観光パンフレットのリニューアル、今年度に繰越事業となりましたが、本市の観光プロモーション動画の作成に取り組みました。  都市基盤の整備につきましては、県と事業協議を行いながら、天神橋の架け替え、境口鴨生田線の勘六橋2期工事、川端川改修工事などの事業の進捗を図りました。  防災につきましては、幸いにも本地域では大規模な災害が発生をいたしませんでしたが、流域治水の考え方を基本に雨水管理総合計画の策定に着手をし、今年度まとめる予定といたしております。その計画に沿って、国や県と連携をいたしまして、災害に強いまちづくりに向けた取組を進めてまいります。  環境政策に関しましては、令和4年2月に、2050年までに脱炭素社会を目指すゼロカーボンシティ宣言をしたところでございます。本市では、循環型社会及び脱炭素社会を推進するため、令和4年度に組織の見直しを行い、環境政策課循環社会推進課を設置をいたしました。脱炭素の取組として、公共施設に太陽光パネルの設置を推進をいたしております。  また、リサイクル推進におきましては、拠点回収に加えて、地域での集団回収に対する支援を強化するとともに、民間企業と連携し、中央公民館に資源を受入れる「ecoピット24」を設置をいたしました。  SDGsに関しましては、令和4年5月に内閣府から本市が全国30都市とともにSDGs未来都市の選定を受けました。今後の取組では、民間企業や団体との連携による推進が大切になることから、SDGs推進パートナーを募集をしたところ、現在44の企業、団体に登録をしていただいております。令和4年度から推進パートナーと連携したイベント開催などによりまして、市民意識の醸成に努めています。今月の23日には、推進パートナーと連携をいたしまして、イオンモール直方で、のおがたSDGsフェスタ2023を開催をすることといたしております。  次に、教育に関しましては、総合教育会議におきまして、食育推進の観点から、中学校も全員給食が望ましいとの結論を踏まえ、令和4年2学期から、小学校と同様の食缶方式によります全員給食をスタートすることができました。引き続き、地産地消についても進めてまいります。  また、コロナ感染症対策臨時交付金を活用いたしまして、学校内の通信環境の整備やタブレット端末、電子黒板などの活用に加えまして、学校と保護者間の連絡などのデジタルによる効率化を進めてまいりました。あわせて、子供たちの集中力を高め、学力の向上を図るために、反復学習を徹底して行う陰山メソッドの取組を推進いたしました。  なお、子供たちを取巻く環境の問題に対する取組といたしまして、子供たちをサポートするためにスクールソーシャルワーカーを配置をいたしました。  また、子供たちには、学校教育の取組以外、芸術や文化などの様々な体験を通して、人間として成長できる機会が大切と考えておりますことから、中高生を対象としたプログラミング教室を引き続き開催するとともに、タブレットパソコンを使った音楽創作体験事業、プロの音楽家を幼稚園に派遣する音楽アウトリーチ事業直方文化青少年協会事業ではございますが、直方市内在住及び市内の絵画教室に通う小・中・高生を対象に絵画作品を募集いたします、のおがた子どもアート大賞展を支援してまいりました。  幼児保育につきましては、市内の保育所、認定こども園、幼稚園の施設整備を支援するとともに、保育士の確保対策として、保育所と共同で、保育士就職合同説明会の開催や奨学金返還支援を実施してまいりました。  自主財源の確保の取組といたしまして、ふるさと納税につきましては、返礼品の開発によりまして、人気の返礼品を増やしたことから、前年度比4億8,000万円増の約6億5,000万円の寄附となりました。寄附額上位の返礼品は、市内事業者に提供していただいておりますことから、地場産業の活性化につながっていると考えております。  ふるさと納税につきましては、これから制度の改正により、さらに厳格な取組となりますが、地場産業の活性化につながることから、一層の寄附額の増加に取り組みたいと考えております。  最後に、令和4年度の主な大型事業についてです。  都市計画事業では、令和4年7月に小野牟田・野添線道路を開通することができました。  保健福祉センターにつきましては、令和7年度の工事完了に向けた取組を進め、実施設計を発注をしているところでございます。今年度は、健康福祉課別館男女共同参画センターの解体に向けた準備を進めております。  火葬場につきましては、老朽化が進んでいた火葬炉について、令和3年度から2か年計画によります火葬炉改修に取り組み、令和4年度は2炉の改修を行い、全ての炉の改修を終えることができました。あわせて、火葬場の空調機器の更新を行ったところでございます。  体育館につきましては、床やLED照明などの改修を行ってまいりましたが、令和4年度は、東側の外壁改修を実施をいたしました。ユメニティのおがた及び図書館につきましては、老朽化が進んでおりますことから、大規模改修に向けた施設の調査事業を実施をいたしました。その他の老朽化が進む文化施設を含めまして、今後、優先順位を付しながら、施設改修が必要と考えているところでございます。  また、消防団5分団第1部、上頓野地域の格納庫を移転し、新設をいたしました。  令和4年度の総括といたしましては、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響を受けた事業者や市民生活の安定のための事業を最優先として対応してまいりましたけれども、本市の将来の発展に向けた取組について基本となる方向性を示し、早期に取組が必要な事業は着手をしてまいりました。  今後の本市のまちづくりの方向性といたしましては、SDGsやカーボンニュートラルの考え方を基本に、デジタル技術の進展により大きく、そして、急速に変化している社会経済環境に適切に対応しながら、市民のウェルビーイングの向上を目指し、本市の発展に向けた事業に積極的にチャレンジをし、次の子供たちの世代にしっかりとバトンを渡すことができる持続可能なまちづくりを目指してまいります。  こうした取組を進める上では、市民の皆様の理解と協力が必要です。第35代アメリカ大統領ケネディの就任演説の言葉を借りますと、共に明日の明るい直方を作るために、市民の皆様にも、何ができるかということを問うていただきたいというふうに思っております。当然のことながら、職員が、市や市民が抱える課題に対し、自分事として真摯にしっかりと向き合うことが重要ですし、個々の職員の能力アップと最大限発揮できる環境づくりが大切だと思っています。引き続き、職員の資質の向上や環境づくりに向けて取り組んでまいります。  財政運営につきましては、コロナ禍の影響の収束などによります税収の増加、それから、地方交付税ふるさと納税の寄附額の増加などによりまして、令和3年度に引き続き一般会計は大きな黒字決算となりました。財政調整基金に積立てを行っておりますが、本市が抱える公共施設の老朽化対策などの対応すべき課題に、長期視点に立って健全財政を旨としながらも、将来に向けた必要な投資のための財源にしていきたいと考えております。引き続き、議員各位の御理解と御協力をお願いいたします。  最後に、細部につきましては、別に参考資料を添付いたしておりますので、慎重に御審議をいただき、認定賜りますようよろしくお願いをいたします。  結びに、長期間にわたり決算審査に当たられました監査委員の御労苦に深く感謝を申し上げ、決算説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  日程第11 議案第79号から日程第18 議案第89号までの8件を一括して議題とします。  議案第79号について、提案理由の説明を求めます。 ○消防長(宗近正道)  議案第79号 直方市火災予防条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  議案書では23ページから29ページ、条例新旧対照表では、3ページから14ページでございます。  改正理由でございますが、総務省令であります対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が、令和5年2月21日に一部改正されたことに伴い、急速充電設備の位置、構造及び管理に関する基準を整備するとともに、喫煙等の標識に関する規定について、所要の整備を行うため提案するものです。  それでは、条例改正の内容につきまして、参考資料条例新旧対照表により御説明いたしますので、新旧対照表3ページをお願いいたします。  左側が新で、右側が旧でございます。  まず、第11条の2第1項では、これまで急速充電設備の充電対象が自動車及び原動機付自転車に限られていましたが、その対象として、新たに、船舶、航空機、その他これらに類するものが加えられ、出力につきましても、上限の200キロワットを撤廃する改正を行っております。  また、充電設備本体及び充電ポストで構成されるものを分離型の急速充電設備として定義する改正を行っております。  また、その改正に伴い、同項第1号におきまして、ア及びイの2項目を新設、第2号では、「ただし、分離型のものの充電ポストにあっては、この限りでない。」という適用除外を追加しております。  その他4ページの同項第5号から6ページの第23条第2項までは、改正等に伴います文言の整備を行っております。  6ページの第23条第3項から7ページの第5項では、喫煙等の標識に関する規定について所要の整備を行うもので、7ページの同条第4項におきまして、禁煙及び火気厳禁並びに喫煙所と表示した標識と併せて設ける図記号については、国際標準化機構が定めた規格または日本産業規格に適合するものとしなければならない項目を新設しております。
     同条第5項では、同条第4項の新設に伴う文言の整理を行っております。  7ページの第31条の7から13ページの別表第3まで、条例改正等に伴います文言の整理を行っております。  13ページの別表第7につきましては、第23条の法改正に伴い、削除となっております。  14ページをお願いします。  最後に、附則といたしまして、施行期日の第1項では、この条例は公布の日から施行することとし、急速充電設備に関する改正規定は、令和5年10月1日から施行することといたしております。  次に、経過措置としまして、第2項では、急速充電設備の施行の際、現に設置されまたは設置の工事がされている設備については、なお従前の例によることといたしております。  第3項では、喫煙所については、当分の間、健康増進法の規定による標識と読み替えるものにすることといたしております。  第4項では、この条例の施行の際、現に設置されまたは設置の工事がされている、標識及び図記号のうち、新条例の規定に適合しないものについては、従前の例によることといたしております。  以上、議案第79号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  議案第80号について、提案理由の説明を求めます。 ○市民部長(村津正祐)  議案第80号 直方市手数料条例及び直方市印鑑登録条例の一部を改正する条例について説明いたします。  議案書は31ページから、条例新旧対照表は15ページからでございます。  議案書の31ページをお願いいたします。  本案は、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部改正に伴い、従来の個人番号カードに加え、カードを保有する者からの申請に基づき、移動端末設備、いわゆるスマートフォンでございますが、移動端末設備にも電子証明書を搭載することが可能になったことに伴いまして、所要の改正を行おうとするものでございます。  まず、直方市手数料条例の改正内容につきましては、条例新旧対照表にて御説明いたします。  新旧対照表の15ページをお願いいたします。  左が新、右が旧でございます。  証明書のコンビニ交付サービスにおいて、利用者証明用電子証明書が記録された移動端末設備を利用し、証明書の交付を受ける場合においても、従来の個人番号カードを利用した場合と同様の手数料で交付を受けることができるようにするため、別表第1の改正を行うものでございます。  15ページ、(1)の項、17ページの(6)の項、(8)の項及び18ページの(10)の項の手数料の額の欄につきまして、必要な改正を行うものでございます。  次に、直方市印鑑登録条例の改正の内容につきまして御説明いたします。  19ページをお願いいたします。  印鑑登録証明のコンビニ交付サービスにおいて、従来の個人番号カードを利用して、印鑑登録証明書の交付の申請を行う場合に加えて、利用者証明用電子証明書が記録された移動端末設備を利用して、印鑑登録証明書の交付申請ができるようにするために第2条の改正を行うものでございます。第2条の第2項本文に必要な改正を行い、第1号と第2号を新設いたしております。  第1号では、従来どおり利用者証明用電子証明書が記録された個人番号カードを利用して、印鑑登録証明書の交付の申請を行うことができること、次に、第2号は、利用者証明用電子証明書が記録された移動端末設備を利用して印鑑登録証明書の交付の申請を行うことができることについて規定いたしております。  また、附則といたしまして、この条例は、規則で定める日から施行するといたしております。これは、利用者証明用電子証明書が記録された移動端末機を利用したコンビニ交付サービスの開始日が、地方公共団体情報システム機構において決まり次第、規則にて施行日を定めるものでございます。  以上、議案第80号 直方市手数料条例及び直方市印鑑登録条例の一部を改正する条例について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  議案第81号について、提案理由の説明を求めます。 ○教育部長(熊井康之)  議案第81号 直方市附属機関設置条例の一部を改正する条例について説明いたします。  議案書は37ページから39ページ、参考資料条例新旧対照表は、21ページ、22ページでございます。  本案は、令和5年度において、本市の小・中学校の学校規模適正化の基本的な指針を策定するに当たり、その調査及び審議を行うため、直方市学校規模適正化基本指針検討委員会を設置することから、直方市附属機関設置条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容を説明いたしますので、参考資料条例新旧対照表の21ページをお願いいたします。  左側が新で、右側が旧でございます。  別表第2条関係中、21ページ下段、直方市文化財等に関する有識者委員会の下に、直方市学校規模適正化基本指針検討委員会を新設し、担任事務を市立学校の規模適正化に関する基本的な指針についての調査及び審議に関すること、委員の定数を7名以内としております。  22ページをお願いいたします。  附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行することとしております。  以上、議案第81号について説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  議案第82号について、提案理由の説明を求めます。 ○産業建設部長(田中克幸)  議案第82号 直方市市民公園条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  議案書41ページをお願いいたします。  本案は、都市計画法の開発行為により設置され、市に帰属された公園を市民公園に位置づけるため条例の改正を行うものでございます。  それでは、参考資料条例新旧対照表の23ページをお願いいたします。  左側が新で、右側が旧でございます。  市内の市民公園を掲げております別表第1に、市に帰属された公園を追加するものでございます。名称、頓野野添公園、位置直方市大字頓野2163番地1でございます。このことによりまして、市民公園は71か所、面積18.07ヘクタールとなります。  最後に附則としまして、この条例は、公布の日から施行することといたしております。  以上、議案第82号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  議案第83号について、提案理由の説明を求めます。 ○産業建設部長(田中克幸)  議案第83号 市道路線の認定について御説明いたします。  上頓野141号線ほか1路線の認定で、議案書は43ページから46ページでございます。いずれも、宅地分譲地内の道路で、用地の寄附を受け、認定しようとするものでございます。  参考資料としまして、位置図を添付しておりますので、これにより御説明をいたします。  45ページをお願いいたします。  上頓野141号線でございます。県道直方行橋線、頓野四十塚バス停から北東に直線で約250メートルの場所で、大字上頓野2132番3先を起点に、大字上頓野2131番11先を終点とする延長54.2メートル、平均幅員6.0メートルの道路でございます。  次に、46ページをお願いいたします。  頓野249号線でございます。直方市立直方東小学校から北に直線で150メートルの場所で、大字頓野2165番2先を起点に、大字頓野2164番11先を終点とする延長120.1メートル、平均幅員6.0メートルの道路でございます。  認定の期日は、いずれも告示の日といたしております。  以上、議案第83号 市道路線の認定について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  議案第87号について、提案理由の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  議案第87号 令和5年度直方市一般会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  予算の内容につきまして御説明いたしますので、令和5年度直方市予算書、補正予算書の3ページをお願いいたします。  第1条歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億2,606万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ313億7,358万1,000円に改めようとするものでございます。  第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。  第2条、債務負担行為の補正では、地方自治法第214条の規定により、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為補正」によるとしております。  第3条、地方債の補正では、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債補正」によるといたしております。  それでは、第2条、第3条の内容につきまして御説明いたしますので、7ページをお願いいたします。  第2表 債務負担行為補正では、追加といたしまして、小学校給食調理業務委託料を追加し、期間を令和5年度から令和8年度とし、限度額を記載のとおりとするものです。  8ページをお願いいたします。  第3表 地方債補正では、追加といたしまして、災害復旧事業につきまして、限度額を6,420万円と定めようとするものです。  起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。  9ページをお願いいたします。  変更といたしましては、農業施設整備事業から臨時財政対策債まで、限度額をそれぞれ補正後の額に改めようとするものでございます。  起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。  続きまして、歳入歳出補正予算の詳細につきまして、事項別明細書の歳入から御説明いたしますので、10ページをお願いいたします。  10款1項地方特例交付金では、1目1節地方特例交付金におきまして、40万7,000円を増額いたしております。額の確定に伴うものでございます。  11ページをお願いいたします。  11款1項地方交付税では、1目1節地方交付税におきまして、3,540万8,000円を減額いたしております。額の確定に伴うものでございます。  12ページをお願いいたします。  15款1項国庫負担金では、4目2節公立学校施設災害復旧費負担金で説明欄記載の内容で586万5,000円を計上いたしております。7月25日の落雷により被害を受けた直方第三中学校の復旧工事に対する国庫負担分になります。  13ページをお願いいたします。  15款2項国庫補助金では、2目民生費国庫補助金の3節児童福祉費補助金から7目教育費国庫補助金の3節中学校費補助金まで、それぞれ説明欄記載の内容で、合計1,422万8,000円を計上いたしております。  14ページをお願いいたします。  16款2項県補助金では、2目民生費県補助金の12節保育所等物価高騰対策費補助金から10目商工費県補助金の1節商工費補助金まで、それぞれ説明欄記載の内容で、合計1,179万7,000円を計上いたしております。  15ページをお願いいたします。  19款1項1目1節基金繰入金では、2億3,973万4,000円を計上いたしております。今回補正予算の財源調整として、財政調整基金から2億2,277万8,000円を、庁舎修繕の財源といたしまして、庁舎整備基金から1,421万7,000円を、市有林整備事業の財源といたしまして、森林環境譲与税基金から273万9,000円を繰り入れるものです。  16ページをお願いいたします。  21款6項雑入では、4目1節全国市有物件災害共済会共済金で29万7,000円を計上いたしております。落雷被害を受けた学校校舎の修繕に係る保険金でございます。  17ページをお願いいたします。  22款1項市債では、4目農林水産業費の1節農業債から8目1節災害復旧債までは、それぞれ説明欄記載の事業に対する財源として計上いたしております。  18ページをお願いいたします。  14目1節臨時財政対策債では、額の確定に伴い2,525万5,000円を減額し、市債合計では、2億8,914万5,000円を計上いたしております。  次に、歳出について御説明いたします。  19ページをお願いいたします。  2款1項総務管理費、1目5節災害補償費におきまして、415万2,000円を計上しております。会計年度任用職員の公務上の負傷に対する補償費になります。
     5目財産管理費におきまして、1,421万7,000円を計上しております。庁舎1階の大理石タイルが落下し応急措置を行っておりますが、今後の事故防止のため、石調塩化ビニールシートに張り替える経費を計上しております。  20ページをお願いいたします。  2款2項徴税費、2目賦課徴収費におきまして、312万4,000円を計上しております。説明欄に記載しております地方税共通納税システム改修業務委託料157万3,000円は、市県民税及び国民健康保険税につきまして、共通納税システムに対応するためのシステム改修費、森林環境税課税開始に伴うシステム改修業務委託料は、令和6年度より徴収が始まります森林環境税に対応するためのシステム改修費として、155万1,000円を計上しております。  21ページをお願いいたします。  3款2項児童福祉費、2目児童措置費では、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金に係る経費といたしまして、11節役務費で振込手数料2万2,000円、18節負担金補助及び交付金で給付金1,000万円を計上しております。当該給付金は、さきの5月臨時会におきまして、補正予算の専決処分として報告し、承認をいただいておりましたが、当該給付金の対象者が当初の想定を上回り、給付金が不足することから、1人5万円の対象児童200名分の給付費と、それに伴う振込手数料を計上しております。  6目保育事業費、18節負担金補助及び交付金におきまして、1,669万4,000円を計上しております。保育所及び認定こども園に対する電気代、ガス代、送迎等に係る燃料費の高騰に対する経費負担を軽減するための支援になります。  22ページをお願いいたします。  6款1項農業費、4目畜産業費におきまして、福岡県畜産振興総合対策事業費補助金として175万円を計上しております。畜産農家が配合飼料や自給飼料を生産・利用するために必要な機械導入に対しまして、県が2分の1助成する事業になります。  5目農地費、10節需用費におきまして、4,170万円を計上しております。植木揚水機場の3基あるポンプのうちの1基の修繕及び通常農業施設修繕料の不足分の計上でございます。  23ページをお願いいたします。  6款2項1目林業振興費、12節委託料におきまして、上頓野地区市有林整備計画策定委託料として、273万9,000円を計上しております。  24ページをお願いいたします。  7款1項商工費、2目工業振興費におきまして、1,981万7,000円を計上しております。昨年度策定いたしました産業振興ビジョンアクションプランに基づく事業といたしまして、市内企業の経営者が自社の成長戦略プランを考えるワークショップを開催する主な経費といたしまして、12節委託料に成長戦略策定ワークショップ委託料59万6,000円を計上しております。  また、企業の経営課題解決のための専門家を招聘した事業者に費用の一部を助成するために、18節負担金補助及び交付金におきまして、副業・兼業人材活用支援補助金60万円、専門家派遣補助金60万円を計上しております。  また、18節負担金補助及び交付金におきまして、新規雇用等の条件を満たした企業の新設及び増設に対して奨励金を交付いたします企業立地促進奨励金1,788万8,000円を計上しております。  3目商業観光費におきましては、12節委託料として270万円を計上しております。説明欄記載の直方グルメ磨き上げ支援業務委託料70万円は、チューリップフェア期間中に市内飲食店舗で提供するメニューの開発支援、園内看板設置業務委託料200万円は、福智山ろく花公園が福岡県ワンヘルス啓発施設に認定されたことに伴い、ワンヘルス事業啓発看板を設置するための経費として計上しております。  18節負担金補助及び交付金におきまして、1,000万円を計上しております。  発行総額1億2,000万円、プレミアム率20%の商品券のプレミアム分を市と県が2分の1ずつ補助する事業の市負担分になります。  今回のプレミアム商品券につきましては、市内・市外からの申込み受付後、市民を優先して発行することとしております。また、市内全加盟店で使える共通券と市内に本社を置く加盟店でしか使えない地域券を1セット内に2分の1ずつとする商品券を発行する予定です。市内に本社を置かない大規模店では、共通券しか使えないこととなります。  25ページをお願いいたします。  8款2項道路橋りょう費、2目道路維持費におきまして、2,140万円を計上しております。道路施設の維持費の不足を見込んでおりますことから、増額計上するものです。  9目駐車場維持費におきまして、市内の駐車場の領収書のインボイス制度に対応するための改修費18万6,000円を計上しております。  26ページをお願いいたします。  8款3項河川費、1目河川総務費、18節負担金補助及び交付金におきまして、1,653万3,000円を計上しております。説明欄に記載しております県営事業であります福地川改修事業に対する地元負担金になります。  27ページをお願いいたします。  8款4項都市計画費、1目都市計画総務費、18節負担金補助及び交付金におきまして、1億6,845万3,000円を計上しております。説明欄に記載しております県営事業、植木駅前線、境口鴨生田線、下老良植木線に対する地元負担金になります。  28ページをお願いいたします。  8款5項下水路費、1目下水路整備費、10節需用費におきまして、不足する下水路整備に関する修繕料2,170万円を計上しております。  29ページをお願いいたします。  8款6項住宅費、1目住宅管理費、10節需用費におきまして、不足する住宅修繕費2,808万1,000円を計上しております。  30ページをお願いいたします。  8款7項公園費、1目公園管理費、10節需用費におきまして、不足する公園施設の修繕料500万円を、17節備品購入費におきまして、パークゴルフ場の券売機が新紙幣に対応できていないことから、新紙幣に対応する券売機の購入費167万2,000円を計上しております。  31ページをお願いします。  9款1項消防費、6目災害応急対策費から14目児童福祉施設災害応急対策費まで、説明欄記載の内容で、6月末、7月の災害に対応するための職員の時間外勤務手当及び修繕料といたしまして、6,528万3,000円を計上しております。  32ページをお願いします。  10款2項小学校費、1節学校管理費、10節需用費におきまして、福地小学校体育館の床修繕及び南小学校給食室の赤水対応に要する経費として、680万2,000円を計上しております。  2目教育振興費におきまして、GIGAスクール推進事業におけるタブレット端末及びネットワーク機器の保守が公立学校情報機器活用支援体制整備補助事業に該当することが判明したため、財源振替を行うものです。  33ページをお願いします。  10款3項中学校費、1目学校管理費及び2目教育振興費におきまして、電子黒板導入に伴う教室改修費、GIGAスクール推進事業におけるタブレット端末及びネットワーク機器の保守が小学校費と同様に補助事業に該当することから、財源振替を行っております。  34ページをお願いします。  10款4項社会教育費、12目文化施設費におきまして、5,494万5,000円を計上しております。主な内容は、12節委託料におきまして、ユメニティのおがた及び図書館が現状の規格では不適合となっている特定天井の改修や老朽化しております施設改修のための設計委託料として5,445万円を計上しております。  35ページお願いします。  11款2項文教施設災害復旧費におきまして、1目現年発生公立学校施設災害復旧費におきまして、909万5,000円を計上しております。  10節需用費及び12節委託料におきまして、7月25日の落雷により、直方第三中学校の校舎屋根の一部損壊の修繕及び被害を受けた校内オンラインネットワークを復旧する経費を計上しております。  36ページをお願いします。  36ページから38ページの給与費明細書では、6月及び7月の災害対応にて必要となった職員手当の補正内容を記載しております。  以上、議案第87号につきまして御説明いたしました。よろしくお願いします。 ○議長(田代文也)  議案第88号について、提案理由の説明を求めます。 ○市民部長(村津正祐)  議案第88号 令和5年度直方市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  補正予算書の41ページをお願いいたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ27万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億9,595万8,000円に改めようとするものでございます。  第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。  第2条におきまして、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為補正」によるといたしております。  今回の補正予算の概要としましては、令和5年4月から出産育児一時金の支給が50万円に引上げられたことに伴い、市町村の負担軽減のため、令和5年度に限り、1件当たり5,000円を乗じた額が国庫補助として補助される予算措置及び保険給付の適正化を図ることを目的といたしまして、診療報酬明細書内容点検業務委託料の債務負担行為をお願いするものでございます。  それでは、詳細につきまして、事項別明細書の歳入から御説明いたします。  補正予算書の45ページをお願いいたします。  歳入3款2項5目出産育児一時金補助金の2節健保組合等出産育児一時金臨時補助金におきまして、出産育児一時金の引上げに伴う市町村の負担軽減のための臨時補助金として27万5,000円を計上いたしております。  続きまして、歳出について御説明いたします。  46ページをお願いします。  2款4項1目出産育児一時金におきまして、財源変更による調整を行っております。  47ページをお願いいたします。  12款1項1目国民健康保険給付費等支払基金積立金におきまして、24節積立金にて、健保組合等出産育児一時金臨時補助金と同額の27万5,000円を計上し、歳入歳出の調整を行っております。  続きまして、第2条関係、債務負担行為補正について御説明いたしますので、44ページにお戻りください。  第2表 債務負担行為補正では、診療報酬明細書内容点検業務委託料といたしまして、期間を令和5年から令和8年度、限度額を3,701万3,000円とし、お願いするものでございます。  以上、議案第88号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  議案第89号について、提案理由の説明を求めます。 ○上下水道・環境部長(宇山裕之)  議案第89号 令和5年度直方市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  補正予算書の49ページをお願いします。  今回の補正予算は、本年度追加となる工事等費用の予算措置と、現在外部委託をいたしております水道料金等賦課収納業務が令和5年度末で契約期間が終了することから、令和6年度以降の債務負担行為の設定を行うものです。  第1条では、令和5年度直方市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるといたしております。  第2条では、収益的支出の補正予算を定めております。支出として水道事業費用を2,067万円増額しようとするものです。  第3条では、資本的収入及び支出の予定額の補正予算を定めております。収入として企業債を9,520万円、支出として新設改良事業費を9,529万円増額しようとするものです。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、記載のとおり補填額を改めております。  第4条では、追加する債務負担行為について定めております。  上下水道料金等賦課徴収業務委託料を、期間は令和6年度から令和10年度まで、限度額は4億1,887万9,000円と定めております。  第5条では、企業債の借入限度額の補正予算を定めております。新設改良事業費に係る企業債の借入限度額9,520万円を増額し、7億3,470万円としております。また、これにより企業債全体の借入限度額を8億2,800万円に改めております。  以上、議案第89号について御説明いたしました。よろしくお願いします。 ○議長(田代文也)  ここで10分間程度休憩いたします。            ───── 11時06分 休憩 ─────            ───── 11時15分 再開 ───── ○議長(田代文也)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  先ほどの執行部の提案理由の説明の中で、執行部のほうから訂正の申し出があっております。これを許可します。 ○市民部長(村津正祐)  議案第80号の提案説明の中で、直方市印鑑登録条例の一部改正についてということで、条例新旧対照表19ページの説明になりますが、本来、第12条というところを第2条と申し上げました。訂正しておわびを申し上げます。 ○議長(田代文也)  日程第19 報告第11号から日程第28 報告第20号までの10件を一括して議題とします。  報告第11号について、報告事項の説明を求めます。 ○産業建設部長(田中克幸)  報告第11号 専決処分事項の報告について(道路災害に係る損害賠償の額を定めることについて)御説明いたします。  議案書の5ページをお願いいたします。  この報告は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第2項の規定に基づき報告を行うものでございます。  位置図、事故現場見取図は、7ページから8ページに記載しております。  事故の概要といたしましては、令和5年5月31日午前11時30分頃、相手方が弁当配達中に中泉105号線を北東方面へ走行中、緩いカーブの現場において、西側塀より折れた竹がカズラに絡まり宙づりになっていた状態であったところ、車線中央へ車を避けたが、風雨によりその竹が車のフロント部分に直撃したものでございます。  自動車の修理費用3万3,429円に対し、市の過失割合は10割、損害賠償額3万3,429円で示談が調いましたので、専決処分を行い、報告するものでございます。  損害賠償の相手方につきましては、6ページに記載のとおりでございます。
     以上、報告第11号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第12号について、報告事項の説明を求めます。 ○産業建設部長(田中克幸)  報告第12号 専決処分事項の報告について(道路災害に係る損害賠償の額を定めることについて)御説明いたします。  議案書の9ページをお願いいたします。  この報告は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第2項の規定に基づき報告を行うものでございます。  位置図、事故現場見取図は、11ページから12ページに記載しております。  事故の概要といたしましては、マクドナルド直方店ドライブスルーの手前にある街路樹のケヤキの根が歩道上を横断するように成長し、アスファルトを盛り上げ亀裂が入っていた状態の中、令和5年6月3日午前9時頃、相手側が歩道上を自転車で境口頓野線を東から西方向へ坂道を下って走行していたところ、自転車歩道通行可の標識はない現場において、スピードが出ていたこともあり、ハンドル操作を誤り、転倒し、顔面や鎖骨、肩等に擦り傷や打撲等を負ったものでございます。  治療費等13万1,530円に対し、市の過失割合は5割、損害賠償額6万5,765円で示談が調いましたので、専決処分を行い、報告するものでございます。  損害賠償の相手方につきましては、10ページに記載のとおりでございます。  以上、報告第12号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第13号について、報告事項の説明を求めます。 ○市民部長(村津正祐)  報告第13号 債権放棄の報告について御説明いたします。  議案書の13ページをお願いいたします。  この報告は、直方市債権管理条例第10条第1項の規定により、記載のとおり債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定により報告を行うものでございます。  放棄する債券の名称、生活保護法第63条による返還金。放棄した債権の件数及び金額、1件、23万6,120円。放棄した理由、直方市債権管理条例第10条第1項第5号に規定される破産免責。放棄した日、令和5年1月25日でございます。  以上、報告第13号 債権放棄の報告について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第14号について、報告事項の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  報告第14号 直方市土地開発公社の経営状況について御報告させていただきます。  別冊の配付資料になります地方自治法第221条第3項の法人の経営状況についての5ページをお願いいたします。  令和4年度の事業についてでございますが、土地の取得につきましては、新たな買収はございませんでした。  土地の処分につきましては、植木メカトロビジネスタウン用地の3万653.84平米を直方市に売却いたしました。売却収益は、用地の取得費に所要の金利を加えた事業原価に一定の事務費を加算して、1億2,158万7,365円となっております。  8ページをお願いいたします。  貸借対照表でございます。資産の部につきましては、流動資産として、事業収益合計は1,432万2,775円となっております。代行用地の2億6,672万4,514円と合わせて、流動資産合計は2億8,104万7,289円になります。固定資産といたしまして、投資、その他の資産が500万円になり、資産合計は2億8,604万7,289円になります。  負債の部では、短期借入金が2億1,000万円で、そのまま負債合計となります。  資本の部では、基本財産が市からの出資金500万円、前期からの繰越準備金と当期利益を合算した準備金の合計額が7,104万7,289円で、資本合計が7,604万7,289円となります。負債・資本の合計額は2億8,604万7,289円となり、資産合計額と一致いたしております。  13ページをお願いいたします。  ページ上段が令和4年度末の公有用地明細表になります。植木メカトロビジネスタウン用地につきましては、当該年度をもって売却が完了し、期末残高がゼロとなっております。  同ページ下段を御覧ください。代行用地について記載しております。  公有用地が土地開発公社の名義であるのに対し、代行用地とは、市に所有権を取得させた土地で、農地など公社名義では取得できない土地等が該当します。清掃工場用地の期末残高が、面積が5万5,156平米、金額が2億6,672万4,514円となっております。  次に、令和5年度事業計画につきまして御説明いたしますので、16ページをお願いいたします。  新たな買収の予定がなく、過年度取得費に係る支払利息のみでございます。  18ページをお願いいたします。  令和5年度予算です。第2条、収益的収入及び支出では、収益的収入につきまして、第2款事業外収益で1,000円を見込んでおり、収入合計を同額の1,000円としております。  また、収益的支出につきましては、第2款販売費及び一般管理費で1,000円を見込んでおり、支出合計を同額の1,000円としております。したがいまして、収益的収入支出差引額は0円となっております。  次に、第3条資本的収入及び支出では、資本的収入につきましては、第1款第1項借入金として2億1,000万円を見込み、資本的支出につきましては、第1款第1項公有地取得事業費として、支払利息分63万円を計上するとともに、借換え分を第2項借入金償還金として2億1,000万円を計上いたしておりますことから、合計で2億1,063万円を見込んでおり、資本的収入支出差引額は63万円の収入不足となっております。この不足する額につきましては、当年度損益勘定留保金で補填するものものといたしております。  最後に、第4条、借入金では、借入金の限度額は47億円と定めるといたしております。  以上、報告第14号 直方市土地開発公社の経営状況について御報告させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第15号について、報告事項の説明を求めます。 ○教育部長(熊井康之)  報告第15号 公益財団法人直方文化青少年協会の経営状況について御報告申し上げます。  同じく、地方自治法第221条第3項の法人の経営状況についての19ページからとなります。  令和4年度事業報告につきましては、21ページから34ページに掲載しております。特徴的な4事業について報告いたします。  美術館では、長野県安曇野市、島根県安来市、愛媛県八幡浜市と直方市の連携事業として、土門拳記念館コレクション展を開催することができました。4館の連携事業ということもあり、県内外から4,000名を超える観覧者にお越しいただいております。また、この事業を通して、作品輸送、販売、PR活動の手法が学べたこと、また、美術館にボランティアグループが誕生したことも大きな成果となっております。  歳時館では、市内高校生の創作による食のイベント、「cafe三太郎」「筑豊スイーツ」を開催しております。生徒の協力により、成果発表の場とするとともに、味覚と視覚で歳時館の雰囲気を楽しんでもらっております。  石炭記念館においては、福岡県世界遺産室の協力を得て、「明治日本の産業革命遺産」福岡県パネル展を開催しております。  また、市の事業ではございますが、市内NPO法人の協力による小学校の社会科見学を実施しております。救護訓練所模擬坑道や機関車などを見て触れることで、石炭やそれを運ぶ交通の要所としての直方市の歴史、文化について、参加した市内全小学校の3年生510名が学んでおります。  12月には、市との共催事業として、東京オリンピック2020女子ソフトボールチームの金メダリスト3名と、元日本代表監督によるオリンピアントークショーを実施しております。昨年度の中学校3年生、コロナ禍で中学校生活3年間を過ごした生徒たちに、将来、社会に出て大切なことを語っていただきました。会場は大いに盛り上がり、生徒たちの元気いっぱいの姿を見ることができたところです。令和4年度も多くの事業を行ってまいりましたが、市外の文化施設との連携や市民、学生、各団体の方々と協力し、ときに支援を受けながら共に活動することが、直方市の文化芸術の振興、青少年の健全育成の一層の推進につながると考えているところでございます。  35ページをお願いいたします。  令和4年度収支決算書の決算額の欄、下から3段目の当期支出差額において1,035万739円のマイナスとなっております。これは、公益法人は、公益目的事業に係る収入の額がその事業に必要な費用を超えてはならない決まりがあり、令和3年度からの公益目的事業による剰余金、いわゆる黒字部分について、事業、施設修繕などに活用し、収支相償を図ったためです。  38ページは監査報告書でございます。40ページから52ページにかけましては、令和5年度の事業計画、53ページは令和5年度収支予算書となっております。  今後も、市内六つの文化施設の指定管理者として、効率的な施設管理、運営を行うとともに、市民の文化・芸術の振興、青少年の健全育成を図ってまいります。  以上、報告第15号について御説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第16号について、報告事項の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  報告第16号 令和4年度直方市の財政の健全化判断比率について御説明いたします。  議案書の15ページをお願いいたします。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づく令和4年度決算の財政の健全化判断比率につきましては、以下に記載いたしておりますが、その内容につきまして、参考資料により御説明いたします。  16ページをお願いいたします。  健全化判断比率の概要につきまして、四つの項目について、囲みの中に本市の率、早期健全化基準の率、財政再生基準の率、また、囲みの下には四つの項目の説明や計算式を記載いたしております。  まず、1点目の実質赤字比率につきましては、普通会計の実質赤字の標準財政規模に対する比率でございまして、令和4年度普通会計の決算が黒字であることから、実質赤字比率につきましては、表示上数字が出ないということで、総務省表示様式に従いまして、横線で表示をいたしております。  次に、2点目の連結実質赤字比率につきましては、全会計の実質赤字の標準財政規模に対する比率でございまして、全会計の決算合計についても黒字であることから、連結実質赤字比率につきましては、表示上数字が出ないということで、同じく横線で表示をいたしております。  次に、3点目の実質公債費比率につきましては、特別会計を含む元利償還金のうち、普通会計が負担すべき額の標準財政規模に対する比率でございまして、本市の実質公債費比率については6.4%でございますが、元利償還金の増加などの理由により、昨年度より0.6ポイント悪化いたしております。  最後に、4点目の将来負担比率につきましては、直方市が将来負担すべき実質的な負担の標準財政規模に対する比率でございまして、本市の将来負担比率につきましては49.0%となっており、財政調整基金への積立てなどの理由によりまして、昨年度より12.8ポイント改善しております。  また、いわゆるイエローカードと言われます早期健全化基準につきましては、実質公債費比率は25%以上、将来負担比率は350%以上となりますので、ともにまだ余裕のある状況でございます。  以上、報告第16号につきまして御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第17号について、報告事項の説明を求めます。 ○産業建設部長(田中克幸)  報告第17号 令和4年度直方上頓野産業団地造成事業特別会計の資金不足比率について御説明をいたします。  議案書の17ページをお願いいたします。  1の資金不足比率は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和4年度決算における資金の不足額を事業の規模で除して得た数値となりますが、直方市上頓野産業団地造成事業特別会計では、次の18ページの参考資料の算式により資金の不足額が生じておりませんので、総務省の表示様式に従い、横線で表示をしております。  以上、報告第17号について御説明をいたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  報告第18号について、報告事項の説明を求めます。 ○上下水道・環境部長(宇山裕之)  報告第18号 令和4年度直方市水道事業会計資金不足比率について御説明いたします。  議案書の19ページをお願いします。  直方市水道事業会計資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条の規定に基づき、令和4年度決算における資金の不足額を事業の規模で除して得た数値となりますが、水道事業会計では資金の不足額が生じておりませんので、総務省の表示様式に従い、横線で表示しております。  以上、報告第18号について御説明いたしました。よろしくお願いします。 ○議長(田代文也)  報告第19号について、報告事項の説明を求めます。 ○上下水道・環境部長(宇山裕之)  報告第19号 令和4年度直方市下水道事業会計資金不足比率について御説明いたします。  議案書の21ページをお願いします。  直方市下水道事業会計資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条の規定に基づき、令和4年度決算における資金の不足額を事業の規模で除して得た数値となりますが、下水道事業会計では資金の不足額が生じておりませんので、総務省の表示様式に従い、横線で表示しております。  以上、報告第19号について御説明いたしました。よろしくお願いします。 ○議長(田代文也)  報告第20号について、報告事項の説明を求めます。 ○教育部長(熊井康之)  報告第20号 令和4年度直方市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価について御説明いたします。  別冊の報告第20号をお願いいたします。  本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき、議会に報告をするものでございます。
     1ページをお願いいたします。  こちらには、本件の概要について、その目的や点検評価の対象、方法などを記載しております。  2ページから4ページにかけて、教育委員会の活動状況について記載をいたしております。  5ページから51ページについては、令和4年度に実施した直方市教育施策要綱に掲げる施策についての評価結果を掲載しております。  5ページから11ページにかけては教育総務課、12ページから31ページまでは学校教育課、32ページから38ページまではこども育成課、39ページから51ページまでは文化・スポーツ推進課、それぞれの事業の目標、内容と取組状況、成果と課題、今後の方向性を示し、それについての自己評価を掲載しております。  また、52ページから56ページにかけまして、福岡教育大学教職大学院の鬼木教授より聴取いたしました意見書を添付しております。学識経験者によるこれらの指導、助言を真摯に受け止め、今後の本市の教育行政の推進に役立ててまいりたいと考えております。  以上、報告第20号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  日程第29 議案第90号 学校給食費請求事件に関する和解に代わる決定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。 ○教育部長(熊井康之)  議案第90号 学校給食費請求事件に関する和解に代わる決定についてを御説明いたします。  別冊の直方市議会定例会議案書追加議案第90号の5ページ、6ページをお願いいたします。  本議案は、令和5年6月議会において議決いただいた議案第51号 学校給食費の支払督促の申立てに係る訴えの提起についてに対する直方簡易裁判所による和解に代わる決定につきまして、異議申立てをしないこととするものでございます。  経緯と内容について御説明いたします。  令和5年5月10日に支払督促により、給食費滞納分などについての一括納付を相手方に求めましたが、相手方が分割で支払うという申出を行ったため、本年6月議会において、議案第51号を議決いただき、訴訟に移行しております。  令和5年8月4日及び24日に直方簡易裁判所において口頭弁論が行われましたが、第2回口頭弁論に相手方が出席せず、和解の方向へ進みませんでした。そのため、直方簡易裁判所が相手方の収入や生活実態から、現実的に完納できるであろう納付月額を分割納付することで、議案書5ページ記載の令和6年8月末までに完納することとする和解に代わる決定を令和5年9月5日に行っております。  この決定につきましては、14日以内に異議を申し立てることができますが、異議を申し立てた場合は、市が請求している一括納付を命じる判決が下され、完納が困難になるおそれがございます。また、相手方も分割納付金額に納得しており、1年以内に完全納付が見込まれるため、直方簡易裁判所による本決定に対し、異議の申立ては行わないこととするものでございます。  以上、学校給食費請求事件に関する和解に代わる決定についてを説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(田代文也)  ここで議案考査のため暫時休憩します。            ───── 11時39分 休憩 ─────            ───── 11時39分 再開 ───── ○議長(田代文也)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  議案第90号は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結します。  これより採決に入ります。  議案第90号 学校給食費請求事件に関する和解に代わる決定については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第90号は、原案のとおり可決されました。  以上をもって、本日の日程は全部終了しました。  9日、10日は休日のため休会、11日午前10時より会議を再開することとし、本日は散会いたします。            ───── 11時40分 散会 ─────...