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令和 5年 3月定例会 (第5日 2月24日)

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  1. 直方市議会 2023-02-24
    令和 5年 3月定例会 (第5日 2月24日)


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    最終取得日: 2024-09-18
    令和 5年 3月定例会 (第5日 2月24日)                  令和5年2月24日(金) 1.会議の開閉時刻  開議 10時00分            散会 11時07分 1.議事日程(第5号) 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       安 永 浩 之           2番       三 根 広 次           3番       篠 原 正 之           4番       森 本 裕 次           5番       渡 辺 幸 一           6番       田 代 文 也           7番       野 下 昭 宣           8番 (欠席)  佐 藤 信 勝           9番       那 須 和 也           10番       渡 辺 和 幸           11番       澄 田 和 昭
              12番       髙 宮   誠           13番       紫 村 博 之           14番       宮 園 祐美子           15番       渡 辺 克 也           16番       矢 野 富士雄           17番       村 田 明 子           18番       松 田   曻           19番       中 西 省 三 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    武 谷 利 昭          次長        佐 伯   優          係長        天 野 浩 輔          書記        前 田 洋 志 1.説明のため出席した者の職氏名          市長        大 塚 進 弘          副市長       秋 吉 恭 子          教育長       山 本 栄 司          総合政策部長    坂 田   剛          市民部長      古 賀   淳          産業建設部長    田 中 克 幸          教育部長      熊 井 康 之          上下水道・環境部長 村 津 正 祐          消防長       宗 近 正 道                    各課長省略 1.会議に付した事件  日程第1 一般質問 ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │ 議 員 名    │質   問   事   項                     │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │ 三根 広次    │1.高校生通学路等におけるフリーWi-Fi環境の整備について    │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │ 紫村 博之    │1.パートナーシップ宣誓制度の導入について             │ │          │2.直方オートキャンプ場について                  │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │ 宮園祐美子    │1.マイナンバーカードについて                   │ │          │2.観光案内板について                       │ └──────────┴──────────────────────────────────┘             ─────10時00分 開議 ───── ○議長(中西省三)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  なお、本日は8番 佐藤議員より欠席の届出があっております。  日程第1 一般質問を行います。  一昨日同様、順次発言を許可します。  2番 三根議員の発言を許可します。               (2番 三根議員 登壇) ○2番(三根広次)  おはようございます。2番 三根広次でございます。  今回は高校生通学路等におけるフリーWi-Fi環境の整備について通告しております。通告に従い質問していきたいと思います。  全国の自治体フリーWi-Fiの整備が進んでいます。福岡県内でも既に整備している自治体が少なくありません。そこで、本市も市内四つの高校の通学路にもなっているJR直方駅周辺や中心市街地商店街フリーWi-Fiを整備する計画を立ててみてはいかがでしょうか。  また、高校生の力を借りて積極的に情報発信をしてもらう。今風の言い方で言いますと、同世代に発信力の高い高校生等の若い方々がインフルエンサーとして直方をPRしてもらうことで直方のことをより多くの同世代の若者に知ってもらえると考えています。  また、副次的な効果として、このような情報発信を通じて若者に直方まちづくりに興味を持ってもらうことで、若者が将来まちづくりに参加することのきっかけづくりにもなると考えています。  まず初めに、JR直方駅、平成筑豊鉄道筑豊電気鉄道について利用している1日の乗降客はどのくらいいるのか、お答えください。 ○都市計画課長田辺裕司)  各駅の1日の乗降客数です。直近の資料から令和2年度、コロナ禍の数字で年間の数字から365日で割っております。JR直方駅で4,974人、平成筑豊鉄道直方駅で1,042人、筑豊電気鉄道筑豊直方駅で686人となっております。合計しますと6,702人となっております。以上です。 ○2番(三根広次)  今、回答していただいた乗降客の中で利用している高校生はどれくらいいるのか把握しているでしょうか。 ○都市計画課長田辺裕司)  利用している高校生の正確な人数は分かりませんが、令和2年度まちなか公共交通活性化調査では、各駅の通学としての割合を算出しており、その結果を整理しますとJRは472人、平成筑豊鉄道は203人、筑豊電気鉄道は44人と推測されています。合計しますと719人となります。以上です。 ○2番(三根広次)  高校生がよく利用している中心市街地商店街の店舗を把握していましたら教えてください。  また、高校生が集まって時間を過ごす場所があるのか、これも把握してましたら教えてください。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  具体的なアンケート調査等は行っておりませんが、帰宅時間帯の市内高校生につきましては、特定の場所に集まって過ごすというよりも、商店街付近の気軽にテイクアウトできる飲食店舗や駅前のコンビニエンスストアなどを利用しているものと承知しております。以上です。 ○2番(三根広次)  高校生が魅力を感じて集まる場所には、通信回線よりも比較的通信速度が早いフリーWi-Fiが必須と考えます。福岡市の地下街など人が集まる場所は通信環境が整っています。現在、小・中学校以外で市が設置管理しているフリーWi-Fiの状況についてお尋ねします。 ○総務課長(司山むつ美)  まず市庁舎フリーWi-Fiの状況について御答弁いたします。来庁者の利便性の向上のために、令和2年2月より市庁舎一部のフロアにてフリーWi-Fiを設置しておりました。利用に関しては、1回につき15分、1日当たり最大4回までと利用制限がありましたが、3月の利用開始を予定しています8階カウンターテーブルの設置に併せましてサービスの内容の充実を図ることとし、2月18日から利用できるフロアの拡大、通信規格及びセキュリティーの向上、利用時間及び回数の制限なく利用できるようにサービスの内容を更新したところでございます。以上です。 ○教育部長熊井康之)  教育委員会所管社会教育施設の中でWi-Fiが無料でできる場所は、直方中央公民館ロビー会議室4室、直方市体育館のロビー、アリーナ、トレーニング室ユメニティのおがたの小ホールロビー会議室、図書館の館内です。なお、ユメニティのおがたの大ホールと小ホールについては、無料Wi-Fiとして常時開放しているわけではなく、イベント等主催者向けインターネット回線を準備しているものでございます。以上です。 ○2番(三根広次)  市役所の1階のこもれび広場、あそこを使用している方を多く見ますが、利用状況はいかがでしょうか。 ○総務課長(司山むつ美)  フリーWi-Fiの環境を整えているこもれびテラスですが、椅子やテーブルを配置してからノートパソコンを開いて打合せをしている方やスマートフォンを操作している方が多くいらっしゃるように思います。多くの方に利用していただけるよう、テーブルにはフリーWi-Fi接続方法の案内を掲示しております。以上です。 ○2番(三根広次)  中心市街地商店街に、4月に多世代交流センター「ここっちゃ」がオープンしますが、この施設はフリーWi-Fiを整備するのでしょうか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  当該施設につきましてはフリーWi-Fiスポットを設置することで準備を進めております。以上です。 ○2番(三根広次)  この「ここっちゃ」は子育て支援センター利用者がメインと思いますが、交流スペースなどは高校生等が自由に利用できるんでしょうか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  交流エリア飲食店舗物販店舗が活動可能なスペースとして整備をしておりますので、地域子育て支援センター利用者だけでなく、高校生を含む多世代の方々が飲食をしたり物販店舗で買物をするなど、自由に出入りすることができる場所となっております。以上です。 ○2番(三根広次)  JR直方駅の車寄せのある直方駅前公園について、フリーWi-Fiを整備しているのでしょうか。 ○都市計画課長田辺裕司)  直方駅前公園フリーWi-Fiの整備はしておりません。以上です。 ○2番(三根広次)  駅前公園は、公共交通機関を利用する高校生も通る場所なので、フリーWi-Fiを整備すれば集える場所になると思います。フリーWi-Fiの整備を検討しないのでしょうか。  また、ベンチ車寄せの建物の中ではなく車寄せ周辺に配置すれば多くの人が利用できるのではないでしょうか。 ○都市計画課長田辺裕司)  現在のところ、直方市内の公園にフリーWi-Fiの整備の検討は行っておりません。また、車寄せの中でなく周辺にベンチの配置をすればとの御提案ですが、ベンチイベント時の利用を考慮して移動式のものを設置しており、自由に移動できます。利用者が雨降り時にぬれないほうがよいとの思いから現在の配置状況となっております。  今後はベンチの配置を考慮し、車寄せ周辺に設置して利用者が多くなれば数を増やすことも検討していきたいと思っております。以上です。 ○2番(三根広次
     中心市街地商店街内に高校生が長時間過ごせる空間を設置すればよいと思うのですが、いかがでしょうか。最低限フリーWi-Fiベンチがあればよいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  市内高校生中心市街地商店街に長時間過ごしながらにぎわいをつくり出すためには、高校生が市内の観光資源に興味を持ち、ユーチューブやインスタグラムなどSNSを利用しまして、動画や画像を配信したいと思わせるような仕掛けの整備を、検討していく必要があると考えております。  現時点では、フリーWi-Fiスポットベンチの設置の予定はございませんが、議員御指摘の中心市街地商店街にぎわい創出のために、高校生の視点をどのように取り込んでいくのかという点が大変重要でございますので、この点も含めて商店街にぎわい創出に関係する方々とともに意見交換を進めてまいります。以上です。 ○2番(三根広次)  今、答弁いただきましたように、商店街にぎわいについて商店街関係者の意見だけでなく利用する側、高校生の意見を取り入れてほしいと思います。利用者の意見を踏まえた取組が成功する鍵になると思うので、ぜひ高校生の意見も聞いていただきたいと思います。  SNS等を利用し個人で全世界に情報を発信できる現在の社会において、高校生の力を借りることはよいことではないでしょうか。高校生に積極的に直方市の情報発信をしてもらい、市をPRするインフルエンサーとなっていただければ直方市の宣伝につながります。行政だけの力ではなく、高校生発信力、民間の力を借りることは必須と思いますが、広報担当課はどのように考えているのでしょうか。 ○秘書広報課長舩越健児)  高校生に市の情報発信してもらうことは、発信する高校生も含めて若い世代に本市を知ってもらうきっかけとなりますので、よい取組であると考えております。  高校生による情報発信の取組としては、「ちょっくらじお」及び鞍手高校直方高校筑豊高校大和青藍高校鞍手竜徳高校に御協力いただき、5校が連携して「ちょっくら青春見聞録」というラジオ番組を放送しております。  鞍手高校放送部を中心に年間6回、学校の紹介や高校生目線で気になることなどをテーマに情報発信をしております。この番組はユーチューブでも放送していて、多いときには1,000回を超える再生回数となっており、ラジオの放送と合わせると多くの方が興味を持っていることからも、高校生の視点を重視した番組は面白い取組と考えております。以上です。 ○2番(三根広次)  今の答弁を踏まえ、高校生観光情報等を発信してもらうことを考えてみてはいかがでしょうか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  高校生が市内の観光情報に興味を持って発信することは、本市に対する誇りを醸成するものと考えております。このことは高校を卒業した後、市外で本市の魅力を発信することや市内企業への就職など、Uターン人材となることにつながるものであると考えております。以上です。 ○2番(三根広次)  今のように、観光政策フリーWi-Fiを活用できないでしょうか。今からチューリップフェアの季節になります。今年はイベント飲食店も出店すると伺ってます。チューリップフェアの会場で何らかの直方市をPRできる仕掛けとして、Wi-Fiスポットをつくるという予定はないでしょうか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  今年3月25日から4月2日まで開催いたしますチューリップフェア2023につきましては、一般社団法人直方観光物産振興協会チューリップ部会におきまして、フェアの内容を議論していただきました。その結果、4年ぶりに通常開催といたしまして、地元の高校の吹奏楽の演奏をはじめとする各種ステージイベント飲食ブースが復活することとなっております。  議員御指摘の点につきましては、今回のフェアではWi-Fiスポットの設置はございませんが、直方市をPRできる仕掛けとしまして、昨年同様、ローマ字のNOGATAですね、その大型モニュメントを会場内に設置するなど、写真撮影スポットをつくるとともに、よりSNSを活用したフェア及び本市の魅力の拡散に取り組んでまいります。以上です。 ○2番(三根広次)  今のようにチューリップフェアに限らず、花火大会サイクリングイベント福智山ろく花公園などでフリーWi-Fiスポットをつくることは考えてらっしゃらないでしょうか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  チューリップフェア花火大会サイクリングイベントなど遠賀川河川敷で行うイベントにつきましては、現時点ではフリーWi-Fiスポットの設置の予定はございませんが、市内の観光資源SNS等で発信したいと思わせ、興味を引きつける仕掛けが重要であると考えております。  なお、福智山ろく花公園におけるフリーWi-Fiスポットの設置につきましては、山間部に位置することから、大手電気通信会社の電波が届かないこともあるため、観光庁補助金等の活用を視野に、指定管理者とともにフリーWi-Fiスポットの設置を検討してまいりたいと考えております。以上です。 ○2番(三根広次)  高校生に市の情報を発信してもらえるよう行政として取り組めることはないでしょうか。高校生の感性に訴えるような仕掛けが必要ではないかと考えます。  市全体の広報に関わることなので、広報担当課長にお尋ねします。 ○秘書広報課長舩越健児)  高校生情報発信をしてもらうには、高校生自らが情報発信したくなるような仕組みを構築することが重要であると考えております。秘書広報課では、2月15日に伊藤忠テクノソリューションズ株式会社ARアプリを活用した魅力発信等実証実験連携協定を結んでおります。  これは、ARという拡張現実の技術を活用したもので、3D化した焼きスパマンスマートフォンカメラ画面に表示されることで、実際のカメラ背景の中に現実には存在しない焼きスパマンとどこでも一緒に写真を撮ることができるサービスとなっております。  また、本市自慢の景観である遠賀川河川敷レトロなアーケードが特徴的な商店街を指定のエリアに設定しております。この指定エリアに行くことで、その場所ならではの限定の焼きスパマンと写真を撮れる仕組みとなっております。そうすることで、指定のエリアを回遊するような人の流れをつくることができればと考えております。撮った写真はSNSに投稿することができますので、高校生だけでなく様々な方に発信していただけるのではないかと考えております。  現代社会スマートフォンの普及によりSNSなどを活用した個人による情報発信は大きな影響力を持っています。今後の情報発信については、行政の力だけではなく、議員御提案の高校生の力など、市民の皆様の情報発信も視野に入れた視点は大切と思っております。そのため、市民の皆様が発信したいと感じること、具体的にはイベントに限らず様々な場面で写真を撮ってSNSに投稿したいなど、人に伝えたいと思える魅力を高めていくことが必要だと考えております。  ARという新しいデジタル技術の活用にとどまらず、それぞれの主管課が、市民が自ら発信したくなるような仕掛けを考えることが大切になります。若い世代を含め、市民の皆様が興味を持ち楽しんでいただくことを念頭に、より多くの人に本市の魅力を発信してもらえるよう市全体で取り組んでまいりたいと考えております。以上です。 ○2番(三根広次)  年末年始に取り組まれたのおがたイルミ2022では、高校生たち直方の魅力を瞬時にSNSで発信していました。市の情報発信として、観光に限らず全ての面で高校生たちの若い世代の感性に訴えられる魅力づくりを行い、若い世代に発信してもらえるよう努力してほしいと思います。  市内四つの高校の通学路にもなっているJR直方駅周辺や中心市街地商店街で、フリーWi-Fiを整備することで人の流れを誘導したり集客したりもできます。また、災害時でも、効果的に情報を発信できる通信手段となります。繰り返しになりますが、行政の力だけでなく、高校生をはじめ若者の力を借りる取組を進めていただきたいと思います。  もちろん、行政だけでフリーWi-Fiを整備することは難しいことは分かっています。官主導で民間の力を借りながら整備するという方法も必要ではないでしょうか。ぜひ、民間の力も借りながらフリーWi-Fi等通信環境を整え、大塚市長が目指す中心市街地にぎわいづくりを目指してほしいと思います。今後の取組に期待しています。  最後に、高校生と若者の発信のまちづくりのモデルとなる直方市となるため、フリーWi-Fi整備等若者の感性に触れる仕組みづくりをお願いいたしまして質問を終わります。 ○議長(中西省三)  13番 紫村議員の発言を許可します。               (13番 紫村議員 登壇) ○13番(紫村博之)  おはようございます。13番 紫村博之です。  通告に従いまして、パートナーシップ宣誓制度導入についてと直方オートキャンプ場について質問します。  元首相秘書官LGBT同性婚を巡る差別発言に対して批判が起こり、LGBTなど性的少数者を巡る議論が活発になり、国会ではLGBT理解増進法早期成立が目指されています。このような状況の中、福岡県では、既に昨年4月1日から福岡県パートナーシップ宣誓制度が開始されています。  そこで、最初に改めて昨年4月1日に開始されました福岡県のパートナーシップ宣誓制度の目的と内容についてお尋ねします。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど、性的少数者の方々の中には社会生活の中で周囲の好奇な目にさらされるなど偏見や差別に苦しんでおられる方がいらっしゃいます。同性カップルであることを理由に賃貸住宅への入居申込みが困難となるなど、社会生活上の障壁も依然としてございます。これらは基本的人権に関わることでございまして、こうした差別をなくし、障壁を取り除いて性的少数者の方々がその性的指向性自認にかかわらず、人生を共にしたい人と安心して生活できるように県として取り組む必要があるということで、令和4年4月1日から福岡県パートナーシップ宣誓制度が開始されました。  この制度を利用できる人は、次の4項目のいずれにも該当する方となっております。一つ目、双方が共に成年、満18歳ですけども、成年に達していること。二つ目、いずれか一方が福岡県内に住所を有しているか、または福岡県内への転入を予定していること。三つ目、双方に配偶者がなく、宣誓に係る相手方以外の者とパートナーシップにないこと。四つ目、双方が近親者でないこと。ただし養子縁組によって近親者となった者を除く。ということでございまして、なおパートナーに未成年の子供がいる場合に、宣誓書において当該子の記載を希望するときは当該子との関係性を確認できる書類を提出することで、当該子につきましても制度の対象となります。  この制度を利用して受けられる県のサービスには、県営住宅入居申込み県住宅供給公社賃貸住宅の申込み、県立太宰府病院での病状説明治療方針の同意、生活保護申請、障がいのある方に対する自動車税減免申請などの行政サービスがございます。以上です。 ○13番(紫村博之)  それでは、現在、県内でパートナーシップ制度を導入している自治体はどのくらいでしょうか。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  県内では、現在6自治体が要綱を制定し、制度を導入しております。具体的には、福岡県、福岡市、北九州市、古賀市、福津市、粕屋町の6自治体でございます。以上です。 ○13番(紫村博之)  昨年の3月議会において、直方市の対応について質問しました。市長からはパートナーシップ宣誓制度について前向きに検討していきたいという答弁をありました。そこで直方市のパートナーシップ宣誓制度導入についての状況はどのように進んでいるのでしょうか。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  今年度、これまでに県内先進自治体への視察や聞き取りを実施いたしまして、本市におきましても、現在、直方パートナーシップ宣誓の取扱いに関する要綱を作成中でございます。令和5年4月1日、施行開始に向けて準備を進めているところでございます。以上です。 ○13番(紫村博之)  直方市のパートナーシップ宣誓制度を利用できる人、また受けられる行政サービスは先ほど説明していただきました県の制度と同じでしょうか。  また、市民、市の職員への制度周知方法はどのように行われますか。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  制度を利用できる人は、住所が福岡県内直方市内かという違いを除けば県と同じ条件でございます。  直方市で受けられるサービスとして、確定しているものとしましては、市営住宅入居申込みが可能となるということがございます。また、県との協定を締結することによりまして、県のサービスも受けることができるようになります。市民の方々にはこの制度を理解していただくために市報とホームページの周知を考えております。  申請される方々のためには申請の手引きを作成しまして、具体的な申請方法でありますとか、必要書類などを分かりやすく説明したいと考えております。  また、職員に対しましては、庁議や幹部会での周知のほか、職員研修等も検討したいと考えております。以上です。 ○13番(紫村博之)  それでは、最後に宣誓の方法はどのように行われるのでしょうか。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  まず、宣誓される方からは、宣誓する日時を事前に電話やメールで予約していただきます。その上で必要書類をそろえ、予約した日時に二人で来庁をしていただきます。応対はプライバシーに配慮しまして個室で行う予定でございます。市職員2名の面前で宣誓書を記入をしていただきまして提出をしていただきます。後日受領証と受領カードを交付させていただきます。交付につきましては、原則当事者であるお二人で受け取りに来ていただくことを想定しております。以上です。 ○13番(紫村博之)  ありがとうございます。多様性を認め合い、理解し合う土壌づくりのために行政サービスだけでなく、民間企業などにもサービスを提供できるように働きかけを行っていただきたいとお願いして、この質問を終わります。  次に、直方オートキャンプ場について質問します。最近オートキャンプ場の利用者が増えているように感じられます。市民の方からは県外からも来ているとか、利用料を取ったらいいのではというような声をいただきました。  そこで最初に、直方オートキャンプ場の設置目的についてお尋ねします。 ○都市計画課長田辺裕司)  直方オートキャンプ場は昭和63年に直方リバーサイドパーク計画を策定し、集いのゾーンとして計画されました。周りにはスーパー、コンビニ、商店街があり、足りないものはすぐに調達できる都市型キャンプ場として、平成3年より30サイトで利用が開始されて、平成20年に河川敷の整備により15サイトとなり、現在運営しております。以上です。 ○13番(紫村博之)  1年間の市内と市外の利用者数、また市外の利用者の中で県外の利用者数について教えてください。  また、利用者の多い月について教えてください。 ○都市計画課長田辺裕司)  本年度のオートキャンプ場利用者数は1月末までで延べ利用者6,852名、うち市内771名、市外6,081名であります。2月、3月は689名の予約があっているため、合計すると1年間で7,541名の利用者となります。うち、県外の利用者数は188名となっております。  コロナ前は年間3,000人前後だったのですが、近年のキャンプブームに乗って増加傾向にあり、約2倍の増となっております。  また、利用者の多い月ですが、過去の実績を見る限りこの月が多いというのは言えませんが、ゴールデンウィーク、季節のよい10月、11月の利用が多い傾向にあると思われます。以上です。 ○13番(紫村博之)  市民の方から使用料を取ってもいいのではという声があります。オートキャンプ場の1年間の管理費用と料金設定についての見解を教えてください。 ○都市計画課長田辺裕司)  1年間の管理費用ですが、オートキャンプ場単独では費用の算出はできませんが、河川敷公園全体では芝刈機の燃料費、会計年度任用職員2名分、水道料金、電気料金、トイレの清掃費及び予約システム管理費を合計すると約680万円になり、費用の大半が人件費、約500万円となっております。  また、料金設定ですが、用地が河川敷ということもあり、遠賀川河川事務所から借用していることから料金の徴収をすることができないため、無料で利用していただいております。  現在は、料金徴収ができるような方法等を河川事務所と協議しているところであります。以上です。 ○13番(紫村博之)  オートキャンプ場を利用するためには、事前に利用者登録が必要ということです。そこで、利用者登録数を教えてください。  また、ネット予約と電話の窓口での予約数について教えてください。 ○都市計画課長田辺裕司)  ネット予約は本年度11月21日より開始いたしました。約3か月経過し、ネット予約の登録者数は、2月14日現在で639名の登録をしていただいております。  内訳として、市内が65名、福岡県内が536名、県外が38名となっております。利用者のほとんどがネット予約で予約しておりますが、現在は1名の方がネット環境がないことから電話予約での受付をしております。また、ネットの予約により利用がしやすくなったためと思われますが、1月から3月の土・日の利用は全て埋まっている状況であります。以上です。 ○13番(紫村博之)  それでは、ネット予約の方法について教えてください。  また、ネット予約についてトラブルが発生したことはないでしょうか。 ○都市計画課長田辺裕司
     現在、ネット予約するには予約登録が必要になっております。お名前、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスを登録していただいております。その後は予約画面から利用日時、サイト、利用者数を登録し予約となります。1サイト10名までの予約が可能であります。予約が完了すると予約確認のためにメールアドレスに利用許可証を送信しております。  利用についてですが、開庁日は都市計画課、閉庁日は警備員室に携帯画面の利用許可証を提示していただき鍵を渡すようにしております。  また、トラブルについてですが、サイト上では予約が入っているのに横を通ると利用されていないなど、キャンセルをしていない方をどうにかしてほしいという要望は上がっております。  この点につきましては、今後、この方たちにメールでキャンセルの指導をしていく予定であります。以上です。 ○13番(紫村博之)  ネット予約を始めて直方オートキャンプ場が利用しやすくなり、市外、県外からも直方に来てくださる方が増えている状況はうれしいことです。この方たちがオートキャンプ場を利用しただけで帰ってしまわれたのでは残念な気がします。オートキャンプ場以外にも直方の魅力をもっと知っていただく取組を付け加えれば、直方の商業や観光がもっと活性化するのではないかと思われます。そのため、許可証に合わせて観光パンフレット等を一緒に送るなども一つの方法ではないかと思います。直方オートキャンプ場を有効活用することについての見解をお尋ねします。 ○産業建設部長(田中克幸)  直方オートキャンプ場の有効活用についてでございます。議員御案内のとおり、市外、県外からも多くの方々に直方に来ていただいていることは認識しております。直方市内の観光や飲食店などに訪れてもらうせっかくの機会でありますので、直方の魅力をもっと知っていただけるような取組を関係各課で協議しまして、どのような手法で情報発信ができるのか。また、有効な手法はどのようなものなのかを検討を行っていきたいと考えております。以上です。 ○議長(中西省三)  ここで10分間程度休憩いたします。            ───── 10時36分 休憩 ─────            ───── 10時46分 再開 ───── ○副議長(松田 曻)  休憩前に引き続き会議を再開します。  14番 宮園議員の発言を許可します。               (14番 宮園議員 登壇) ○14番(宮園祐美子)  14番 公明党の宮園祐美子でございます。通告に従いましてマイナンバーカードについてと観光案内板についての2点を質問させていただきます。  マイナンバーカードについては、令和3年6月議会にて篠原議員も一般質問されており、今回も同じような質問とはなりますけれども、いまだマイナンバーカードについては様々な誤解をされている市民の方も多く、インターネット上、SNSなどでまだまだネガティブキャンペーンも横行しているのでおさらいの意味を含めて質問させていただきます。  マイナンバーカードについて、現段階ではマイナンバーカードの普及や利便性については過渡期であると認識しております。必要性を感じない、申請が面倒という声を多く聞いてまいりました。また、先ほども申し上げましたけれども、インターネット上などで不安をあおった事実無根な情報も多くあり、不信や不安が払拭できていないなどといったことが要因で普及がなかなか進まなかったという面もあったかと思います。  マイナンバーカードのメリット、デメリットやセキュリティーについて、国が個人情報を一元化し管理しているのか否か、健康保険証として使う場合、直方市内の医療機関は現在どの程度対応できているのか。また、現在申請中の医療機関を含めた場合の普及率などを順次質問してまいります。  では、まず初めに本市のマイナンバーカードの交付状況について教えてください。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  令和5年1月末現在におきます直方市での交付件数、件数のほうからですけども、交付件数は3万1,243件、交付率は55.8%で、昨年3月末時点の38.1%より17.7%増加をしております。  当市におけるマイナンバーカードの取得も過半数を超えまして、それ以降の現在も徐々に上昇しておりますけれども、令和5年1月末現在の全国の交付率は60.1%、福岡県については61%となっておりまして、本市はまだ全国より4.3%低く、福岡県より5.2%低い状況となっております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  では、市民の方々が心配されている幾つかの項目のうち、マイナンバーカードの安全性やセキュリティーについて質問いたします。2点質問いたします。  まず1点目、カードを紛失、盗難に遭った場合の対応、マイナンバーカードからの漏えいやなりすまし対策、カードの偽造防止対策などはどうなっているのか。  2点目、マイナンバーカードを紛失し、再発行する際の手続や手数料がかかるかなと思うんですけど、そういったことを教えてください。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  個人カードの紛失、盗難に遭った場合は、24時間365日対応しております国のコールセンターに電話で連絡すればカードの一時利用停止がすぐにできるようになっております。同時に、警察署に遺失届と市役所に紛失等の届出を行っていただくことになります。万が一、盗難に遭った場合ですけども、カードの券面に運転免許証と同様に顔写真が載ってありますので、他人がなりすまして使うことはできません。カードの券面を偽造しようとしても、券面の文字をレーザーにより彫り込んでいたり、複雑な彩紋パターンを施したりしておりまして、カードの券面を偽造することは困難であります。  紛失・盗難等、いずれにしましても、カードの利用に際してパスワードを一定回数間違えるとロックされるという仕組みになっておりまして、他人が勝手に利用することはできないようになっております。  カード内の情報ですけども、カードに搭載されているICチップの中に格納されておりまして、ICチップにはセキュリティーがかかっておりますので個人で勝手に書き換えをすることはできませんし、ICチップの中ですけども、これはもう基本的に住所、氏名、生年月日、性別といった基本4情報と言われる情報が入っているだけで、税情報であるとか、年金給付情報、健康保険情報、福祉情報といったプライバシー性の高い個人情報は記録はされておりません。不正に、このICチップの情報を盗み取ろうとする場合には、自動的に記録情報を消去するなどの対抗措置が施されております。  最後に、カード紛失等による再発行についてですけども、市役所でカードの再交付の手続を行っていただきます。その際、自宅以外でマイナンバーカードを紛失等をした場合には、警察署で発行される遺失届の受理番号等も必要になります。カード再発行の手数料は1,000円です。なお、電子証明書を必要としない場合は800円となっております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  今ですね、マイナンバーカード自体に入っているのは住所、氏名、生年月日、性別といった基本4情報ということで、あの中にいろんな情報が入っているわけではないということでした。ということで、安全性やセキュリティーについては分かりました。  しかし市民の方々が不安に思っているように、マイナンバーを用いた個人情報が、要するに集積され外部に漏えいしたり、国から個人の様々な情報を一元管理されてしまうのではないかといった不安を持たれている方も多いです。  そこで、二つの視点でお尋ねいたします。まず1点目、制度面における保護措置。2点目、システム面における保護措置を教えてください。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  まず、1点目、制度面での保護措置としましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の規定によるものを除きまして、特定個人情報の収集、保管、特定個人情報ファイルの作成が禁止をされておりますし、罰則も規定されております。各個人におきましては、御自身の特定個人情報の何らかの提供等がなされた場合には、マイナポータルでその記録を確認することができるようになっています。  2点目、システム面での保護措置としましては、特定個人情報を国等において一元管理するのではなく、各行政機関等で分散管理を行う仕組みとなっております。また、情報連携をするに当たって、通信の暗号化はもちろんでございますけども、各機関を結ぶネットワークには専用回線が用いられているとともに、アクセスできる人の制限、あるいはアクセス管理ログを記録する仕組みもございます。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  それでは、違反に対しての罰則規定について教えてください。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  マイナンバーカードだけでなくてマイナンバー制度では、マイナンバー法において15条にわたる様々な罰則が規定されております。例えば、マイナンバーカードに関することであれば、偽りその他不正な手段によりマイナンバーカードを取得した場合には、6月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金となっておりますし、私ども公務員に対しましても、情報提供ネットワークシステムの事務に従事する者が情報連携や情報提供ネットワークシステムの業務に関して知り得た秘密を漏らしたり、または盗用した場合には3年以下の懲役、または150万円以下の罰金となっております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  先ほどの御答弁で、様々なひもづけがなされていても特定個人情報は国などに一元管理されるのではないということは分かりました。  では、マイナンバーカードと健康保険証をひもづけして保険証として利用する場合、今現在、利用できる医療機関は直方市内にどのくらいあるか教えてください。 ○保険課長(石井博幸)  マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局については、厚生労働省がホームページで公開しております。本年2月5日現在で全国で10万7,889件、福岡県内では5,007か所の医療機関と、直方市内では60か所の医療機関等が利用対応機関として掲載されております。直方市内の医療機関等は九州厚生局が公表している情報で、医科が63、歯科が39、薬局が43、合計で145ございましたので、これは大きな総合病院も1、地域の診療病院も1とカウントしてでのことではございますが41.37%に相当いたします。  なお、同じく厚生労働省のホームページに掲載されている情報によれば、昨年12月31日現在での状況でございますが、直方市内の医療機関等の顔認証付カードリーダーの運用開始率は35.8%でございます。ですが、顔認証付カードリーダーの申込み率につきましては、既に90.5%に達しているとのことでございます。市内の医療機関等においても順次機器の整備がなされる予定と認識しております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  申請自体は90.5%ということで、順次これからどんどん増えていくことになるのかなと思っております。  それでは、従来の保険証は今年の4月1日より使用できなくなるのでしょうか。まあ、そんなことはないと思いますけど、一応この場でお答えいただきたいと思います。  また、マイナンバーカードと保険証の併用はいつまであるのか教えてください。 ○保険課長(石井博幸)  デジタル庁によりますと、マイナンバーカードと健康保険証の一体化について、ホームページでマイナンバーカードは市民の申請に基づき交付されるものであって、この点に変更はございません。今までと変わりなく保険診療を受けることができますとしております。  この点に関しましては、岸田首相が昨年10月24日の衆議院予算委員会で健康保険証とマイナンバーカードを一体化させる方針について、カードを持っていない人でも保険診療を受けられる制度を用意すると表明しております。  また、先週、政府は、マイナンバーカードを持たない人向けに新たに資格確認証を無料で発行する方針であり、マイナンバーカードを紛失した人、取得していない人に配慮したという新聞報道がございました。  したがいまして、今後もマイナンバーカードを申請していない市民の方、あるいはマイナンバーカードを取得していても保険証として利用する申込みをなされていない方、また、カードを紛失した方も従来どおり医療機関等を受診していただくことになるのではないかと考えております。 ○14番(宮園祐美子)  保険証とマイナンバーカードの併用についてはちょっと今お答えがなかったんですけど、実際問題、先ほど御答弁でありましたように、まだ令和5年1月末現在で普及率が55.8%ということもありますし、医療機関も実際問題、まだ半分もいってないということなので困るわけですから、それがちゃんと整うまでは併用は当然あるものかと思っております。  それでは、今後、マイナンバーカードを利用したサービス展開についてお尋ねいたします。  国は令和4年度末にほぼ全員、全国民にマイナンバーカードの普及を目指すとの方針を出しておりました。直方市の今後の普及促進についてはどう取り組まれるかを教えてください。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  まず、サービスですけども、来年度以降に予定されているものとしましては、マイナンバーカードの国立大学での利用促進やハローワークでのカード活用、スマートフォンにマイナンバーカードの機能を搭載、運転免許証との一体化などがございます。  直方市での今後のマイナンバーカード普及促進でございますけども、まず現在、実施中の取組といたしましては、月に1日から2日、土曜日・日曜日の休日開庁を実施をしております。また、昨年12月から今月2月末までの期間限定ではございますけれども、木曜日の窓口延長とは別に、毎週水曜日にも午後7時半まで窓口を開庁いたしまして、マイナンバーカードの交付を行ってまいりました。  そのほか、公民館、市内高校、企業や商業施設等へ出向き、マイナンバーカードの申請受付を実施をしておりまして、今後も年齢層や地域等、ターゲットを検討して庁外施設へ出向いての申請受付を行いまして普及を促進してまいりたいと考えております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  今、御答弁で木曜日の窓口延長、これは常時されているんですけれども、とは別に、毎週水曜日にも期間限定ではあるけど午後7時半まで窓口を開庁されているという、マイナンバーの交付を行ってまいりましたということでしたけど、これ申請自体は両方とも可能かどうかを教えてください。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  木曜日の窓口延長につきましては、これはもう通常の窓口機能全般の延長でございますので、マイナンバーカードの申請も可能でございます。  水曜日につきましては、マイナンバーカード交付のために特設した窓口でございますので、現在、交付のみとさせていただいております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  ありがとうございました。それでは、最後に、もう一度だけ確認させていただきます。マイナンバーカードを用いた個人情報は、決して1か所に集められて一元管理されるわけではない。必要な手続を受け付ける行政職員だけが必要な情報を取り出すのみで、その手続に限ってアクセスすることが許されている。なので、行政職員であったとしても、マイナンバーカードを使って個人の情報全てを取り出すことはできないし、銀行口座番号や健康保険証のひもづけをしていたとしても、その履歴など不要な情報を閲覧することはないという認識でよろしいでしょうか。 ○市民・人権同和対策課長長田正志)  現状では、私どももそのとおりの認識でございます。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  はい、ありがとうございます。  マイナンバーカードについて様々な憶測やデマも多く流れておりますので、市民の皆様に安心してもらうためにもホームページや市報などで、例えばQ&A方式などを使って誤解を解いていただくようお願い申し上げます。  それでは、次の質問に移らせていただきます。観光案内板について質問させていただきます。  現在、直方駅に観光案内板がなく、市外から直方市に来られた方が観光しようと思っていても観光場所が分からなかったという声をよく聞くことがあります。インターネットなどで直方市内の魅力あるところをキャッチして観光に来られても、その魅力ある場所が数か所あった場合、分かりやすい地図などがないと位置関係が分かりにくいと思います。実際、私もインターネットを使って調べたりするんですけど、土地勘がないとどういうふうに行っていいのかというのが分かりにくいということもあります。  なので、直方駅に今の時代に合った観光案内板を設置したらいいのではないのかと思います。質問なんですけど、直方市内観光案内板がある箇所はどれくらいあるのか、教えてください。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  観光に特化した観光案内板は設置しておりませんが、平成10年から11年にかけまして整備されたサインや総合案内板が市役所前や福智山ろく花公園、須崎町公園など市内各所に約10か所程度設置されております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  今後、観光案内板を設置する予定はありますか。 ○商工観光課長(水ノ江秀子)  直方駅周辺地区都市再生整備計画事業の1事業としまして、直方駅周辺地区への来訪者の利便性向上を図り、点在する誘導施設や生活利便施設を一体的に利用してもらうことで、中心市街地の回遊性を高めることを目的として、新しいサインや総合案内板の設置を計画しております。  この事業は計画上では令和6年度の予定でございまして、設置に当たっては、観光案内も可能となるような仕組みも取り入れることを検討してまいります。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  今、令和6年の予定で観光案内板の設置計画をしていただいているということでした。観光案内板も可能となる仕組みということでしたので、デジタルな部分も取り入れられるのではないかと思います。現段階では、課長も具体的には言及できないかなとは思いますけれども、答弁はされなくて結構なんですけど、先ほど市内10か所程度設置されているとおっしゃられてました。平成10年から平成11年ということは年数も25年ほどたっておりますので、必要に応じて修繕などをしていただきたいと思います。  また、できれば長崎街道の歴史などが分かる看板などがあると歴史が好きな観光客の方が直方市に訪れてくれると思いますので、その辺りもぜひ考慮していただきたいと申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○副議長(松田 曻)  これをもって一般質問を終結します。  本日の日程は全部終了しました。  25日、26日は休日のための休会。  27日は議案考査のための休会。  28日、午前10時より会議を再開することとし、本日は散会します。            ───── 11時07分 散会 ─────...