直方市議会 2022-09-14
令和 4年 9月定例会 (第7日 9月14日)
令和 4年 9月定例会 (第7日 9月14日)
令和4年9月14日(水)
1.会議の開閉時刻 開議 10時00分
散会 11時52分
1.議事日程(第7号)
1.出席及び欠席議員の氏名
1番 安 永 浩 之
2番 三 根 広 次
3番 篠 原 正 之
4番 森 本 裕 次
5番 渡 辺 幸 一
6番 田 代 文 也
7番 野 下 昭 宣
8番 (欠席) 佐 藤 信 勝
9番 那 須 和 也
10番 渡 辺 和 幸
11番 澄 田 和 昭
12番 髙 宮 誠
13番 紫 村 博 之
14番 宮 園 祐美子
15番 渡 辺 克 也
16番 矢 野 富士雄
17番 村 田 明 子
18番 松 田 曻
19番 中 西 省 三
1.職務のため議場に出席した
事務局職員職氏名
議会事務局長 武 谷 利 昭
次長 佐 伯 優
書記 前 田 洋 志
書記 福 本 裕 子
1.説明のため出席した者の職氏名
市長 大 塚 進 弘
副市長 秋 吉 恭 子
教育長 山 本 栄 司
総合政策部長 坂 田 剛
市民部長 古 賀 淳
産業建設部長 田 中 克 幸
教育部長 熊 井 康 之
上下水道・環境部長 村 津 正 祐
消防長 宗 近 正 道
各課長省略
1.会議に付した事件
日程第1 議案第63号
日程第2 議案第64号
日程第3 議案第65号から日程第6 議案第68号まで
日程第7 議案第71号
日程第8 議案第72号及び日程第9 議案第73号
日程第10 報告第9号から日程第16 報告第15号まで
日程第17 議案第69号
日程第18 議案第70号
(開 議)
第1 議案第63号 直方市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につい
て
第2 議案第64号 直方市
都市計画法に基づく開発許可の基準の緩和に関する条例の制
定について
第3 議案第65号
直方市営住宅条例の一部を改正する条例について
第4 議案第66号
市道路線の認定について
第5 議案第67号
市道路線の変更について
第6 議案第68号
市道路線の廃止について
第7 議案第71号 令和4年度直方市
一般会計補正予算(第3号)
第8 議案第72号 令和4年度直方市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第9 議案第73号 令和4年度直方市
水道事業会計補正予算(第1号)
第10 報告第9号 直方市
土地開発公社の経営状況について
第11 報告第10号
公益財団法人直方文化青少年協会の経営状況について
第12 報告第11号 令和3年度直方市の財政の
健全化判断比率について
第13 報告第12号 令和3年度直方市
上頓野産業団地造成事業特別会計の
資金不足比率
について
第14 報告第13号 令和3年度直方市
水道事業会計の
資金不足比率について
第15 報告第14号 令和3年度直方市
下水道事業会計の
資金不足比率について
第16 報告第15号 令和3年度直方市
教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の
状況についての点検及び評価について
第17 議案第69号 直方市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
第18 議案第70号 直方市監査委員の選任につき同意を求めることについて
───── 10時00分 開議 ─────
○議長(中西省三)
おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
なお、本日は8番 佐藤議員より欠席の届出があっております。
日程第1 議案第63号を議題とします。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。
日程第2 議案第64号を議題とします。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許可します。
10番
渡辺和幸議員の発言を許可します。
(10番
渡辺和幸議員 発言席より)
○10番(
渡辺和幸)
64号を何点かお尋ねいたします。これ、条例の
名称どおり開発許可の基準の緩和ということです。提案理由の説明ございましたが、改めてこの概要についてお願いいたします。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
概要ですが、
都市計画法におきまして
開発区域が0.3ヘクタール以上5ヘクタール未満の
開発行為にあっては、
開発区域面積の3%以上の公園、緑地、または広場を設置することとされています。地域における
公園整備が一定程度進捗していること、小規模な公園等の維持管理に地方自治体の負担が増加していることから、平成28年に法改正が行われ、公園等の設置義務について現行の0.3ヘクタールから1ヘクタールを超えない範囲で緩和することが可能とされております。
本市においても
公園整備が一定程度進捗しており、
開発行為により小規模な公園が帰属されていることから本条例を制定するものであります。以上です。
○10番(
渡辺和幸)
開発区域が0.3から5ヘクタールが0.3から1ヘクタールに緩和ということであります。それでは、今、答弁の中でも述べられました。
公園整備が一定程度進捗しているということですが、それでは、現在の直方市の公園の設置状況、それと基準があればその基準も併せて御答弁いただけますか。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
都市計画法施行令によりますと、住民1人当たりの都市公園の面積の基準を10平米と規定されております。本市におきましては、住民1人当たり14.3平米の公園が既に整備されている状況で基準は十分に満たされていると思われます。以上です。
○10番(
渡辺和幸)
十分基準は満たされているということです。それでは、今回のこの条例、新たな条例制定によってどういう点が改善されるというか、メリットというか、そういったものをどのようにお考えでしょうか。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
現状では、0.3ヘクタール以上、1ヘクタール未満の比較的小さな
開発行為でも、制度上、公園を設ける必要があります。狭くて不形成な遊具が置かれてない公園がつくられ帰属されております。この条例を制定することにより、不必要な公園をつくることがなくなり、市の
維持管理費の増加を抑制することができるようになります。以上です。
○議長(中西省三)
通告による質疑は終わりました。
ほかに質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
以上をもって質疑を終結いたします。
日程第3 議案第65号から日程第6 議案第68号までの4件を一括して議題とします。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。
日程第7 議案第71号を議題とします。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。
12番 髙宮議員の発言を許可します。
(12番 髙宮議員 発言席より)
○12番(髙宮 誠)
それでは、
補正予算につきまして質疑をさしていただきます。まず、最初に、歳入のほうでも上がっておりましたが、
地方創生臨時交付金の全般にわたってちょっとお聞きしたいと思います。
この
地方創生臨時交付金に関しまして、これまでも、
コロナ禍、何度か国のほうから交付されてきたわけでありますが、その都度その都度、対策の目的がいろいろ変化してきておりましたので、今回の
地方創生臨時交付金、過去の交付金と比較しまして、要件等に変更が加わったのか。それから、こう、余り用途の縛りといいますか、余り変わりがなかったのかということに関しまして、まず最初にお聞きをいたします。
それから、次に、
補正予算書18ページになりますかね、2款1項1目の
カウンターテーブルの設置の件ですね。2款1項5目ですね。これ、当初予算ではなく
補正予算で計上されておりますが、まず、シンプルにその経緯についてお聞きをいたします。
それから、続きまして、次が6款、
補正予算書ですと25ページ、6款1項3目18節、併せて6款1項4目18節ですね、3目の18節は
省エネ園芸農業緊急支援事業費補助金及び
施設園芸燃油高騰対策事業費補助金で、4目のほうが
畜産肥料・
飼料高騰対策事業費補助金となっておりますが、提案説明でも若干説明ありましたが、もう少し詳しくその
補助内容を教えてください。
これ、まとめてで結構でございますので教えてください。
それから、次に、7款にいきます。
補正予算書27ページ、7款1項3目11節
福智山ろく花公園の修繕料に関しましてですが、これも、まずは修繕内容、具体的に教えてください。
それから、同じく7款1項3目18節の
チューリップフェアの負担金について、これも提案説明では球根の数のところだけの説明がありましたが、これは、まず、その球根を増やすことになった経緯を教えてください。
それから最後かな、8款いきます。8款7項1目の
公園管理費か、ここの
照明設置撤去委託料に関しまして、
イルミネーションのことだと思いますが、これも、昨年、駅前の
イルミネーションきれいだったことを記憶しておりますが、その事業だと思いますが、これも当初予算ではなく
補正予算で上がってきておりますので、この9月補正になった経緯を教えてください。では、お願いいたします。
○
企画経営課長(山中伸朗)
1点目の歳出全般、
地方創生臨時交付金の用途の要件に関する御質疑につきまして御答弁申し上げます。今回の
地方創生臨時交付金につきましては、その名称が
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰対応分とされているところでございまして、国からの通知におきましても、
コロナ禍での
原油価格や電気・
ガス料金等の値上がりに対する
物価高騰対策として活用することが想定されるものとなっております。
従前、令和3年度までの
地方創生臨時交付金が
コロナ感染症への対策や
ウィズコロナ禍での
社会経済活動の再開等への活用といったように比較的幅広く活用できるものであったのに対しまして、このたびの
臨時交付金は
物価高騰対策向けの色合いが強くなっておりまして、用途に一定の制限のある交付金となっているところでございます。以上です。
○
総務課長(司山むつ美)
歳出2款1項5目庁舎8階
東面カウンターテーブル設置工事費について御答弁いたします。
当初予算ではなく
補正予算で計上するに至った経緯についてでございますが、昨年末に改修しておりました庁舎1階のこもれびテラスは、打合せや食事ができるスペースとして大変好評でございまして増設の意見も頂いておりました。そこで、拡張場所としましてほかにはない本
市ならではのすばらしい眺望が楽しめる庁舎8階東面への設置を検討してまいりました。
また、来春の
チューリップフェアでは15万球から20万球に規模を拡大するという予定もありまして、
チューリップが咲く時期には多くの市民の方にその眺望を楽しんでいただけるようにと思い9月補正にて予算計上をしております。以上です。
○
農業振興課長(池田朝二)
6款1項3目18節
省エネ園芸農業緊急支援事業及び
施設園芸燃油高騰対策事業、それから6款1項4目18節
畜産肥料・
飼料高騰対策事業について、それぞれの
補助内容につきまして御答弁申し上げます。
まず、
省エネ園芸農業緊急支援事業費補助金でございますが、これは福岡県
肥料等高騰緊急対策事業費補助金の
事業メニューの一つでございまして、
原油高騰に伴う
省エネ対策の取組として、
燃油削減効果の高い
省エネ機械や資材等の導入を支援するものでございまして、当市におきましては、
長期展張フィルム、これはハウスに張るフィルムでございまして、
長期展張フィルムの導入を予定しております。
次に、
施設園芸燃油高騰対策事業費補助金についてですが、これは
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し実施しますもので、
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行等の影響により
燃油価格が高騰している現状を踏まえ、今冬におけるその掛かり増し経費の一部を補填しようとするものでございます。
次に、
畜産肥料・
飼料高騰対策事業費補助金についてですが、これは
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し実施する事業で、
新型コロナウイルスの
感染拡大等に起因する肥料及び飼料価格の高騰による畜産経営の影響を軽減するため、その掛かり増し経費の一部を補填するものでございます。以上です。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項3目10節修繕料につきましてでございます。修繕の内容についてでございますが、
福智山ろく花公園の修繕料については、古池の漏水防止のための修繕料と耐用年数が経過しました
井戸ポンプの修繕料を計上しております。内訳としましては、
古池修繕料が241万5,000円、
井戸ポンプ修繕料が220万円でございます。
引き続きまして、7款1項3目18節
チューリップフェア負担金の球根数を増やした経緯でございます。
議員御存じのとおり、のお
がたチューリップフェアは今年春の開催で第26回を迎えまして、直方市を代表する
イベントでございます。市内外から多くの方にお越しいただいております。今年春は3年ぶりのフェアを開催することとなりましたが、
コロナ禍の開催であることから、
ステージイベント等を見合わせた内容での開催となりました。
現在は第7波が徐々に収束している状況でございますが、
感染防止対策を万全にしながら、徐々に大規模な
イベント等も開催されている状況となっております。来年春の第27回目の開催に当たりましては、よりにぎわいのあり市内外の方々に楽しんでいただける
イベントとなるよう、
ステージイベント等の催物も含め検討を進めているとこでございます。
そのため、河川敷に植栽する球根数及び
市内居住者へ配付する球根数についても、合計しまして15万球から20万球に5万球増加しまして、規模を拡大して実施したいと考えております。それに伴う
球根購入費、
花壇整備費、そして全体を見渡すためのやぐら設置の更新費の経費を
補正予算にてお願いするものでございます。
また、財源につきましては、
ふるさと応援基金を活用することとしております。以上です。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
8款7項1目
公園管理費12節委託料について御説明いたします。昨年度行いました
イルミネーションの設置、
まちなかライトアップ事業でございますが、
コロナ禍における市民の心を和ませることを目的に計画し、
中心市街地の新たな
にぎわいづくりにつなげたいと実施いたしました。市民の方々から大変好評であったことから、今年度の
事業継続を計画したところでございます。当初予算の要求に間に合わなかったため
補正予算でお願いしているところでございます。以上です。
○12番(髙宮 誠)
それでは、
地方創生臨時交付金のことに関しましてですが、それでは、今回どのような、今回
補正事業の中におきまして、どのような事業に充てていたのか。今、若干、
農業振興課長の答弁の中で出てきましたが、どのような事業に充てたのかを教えてください。
それから2款のほうですが、
カウンターテーブルですね、分かりました。それでは、これ、予算計上するということは、基本的には何かこう
事業計画書というか、
事業計画みたいのがあって予算をということになるとは思います。その
事業計画と申しますか、
コンセプトと申しますか、多分、
通常事業計画でいくと、こう背景が、こういう背景でやります、背景でこういう計画を立てました。目的としてはこうです、効果としてはこうです、で予算何ぼぐらいですというのが、大体
事業計画のあらましと思いますけど、そういった
事業計画の、詳細はもう結構ですので大まかな
事業計画の内容、もしくは
コンセプトがあると思いますので、その点を教えてください。
次に、6款のほうですが、それでは、この補助金のそれぞれの
補助対象要件、要件を教えてください。
それから、次に7款の10節のほうの花公園の修繕料のほうですね。これも前々から古池の漏水とか、あと井戸のポンプの件は話に上がっておりましたが、これも9月補正で上がってきております、当初予算ではなく。この9月補正で計上するとなった経緯を教えてください。
それから、
チューリップのほうですね。御答弁の中で3万球ほど市民の方にお配りするという答弁が先ほどあったかなと思いますが、この市民の方にお配りする球根に関しまして、余った球根を配っているとか、余ったんで配っているとかいうような話を聞くんです、よく。で、どうも、これ、認識が違うようなんですよね。で、お聞きします。この、球根を配っている球根に関しての本当の話ちいうておかしいな。いわゆる何ですか、現状といいますか、どういったことなのというところを教えてください。正確なところを教えてください。
それから、7款は終わり、次8款、
イルミネーションの件ですけど、もう、これも単純にこの398万8,600円になった積算根拠、数字の積算根拠を教えてください。では、お願いいたします。
○
企画経営課長(山中伸朗)
地方創生臨時交付金につきまして、どの事業に充てたのかについて御答弁いたします。今回、
地方創生臨時交付金を活用している事業は、全体で10事業となってございます。
事業ごとの支出費目と各事業について御案内申し上げますと、まず、
一般会計3款1項1目におきまして、直方市
原油価格・
物価高騰等臨時特別給付金を計上しております。
それから
一般会計3款2項6目並びに10款1項4目におきまして、
子育て世帯支援活動事業、こちら保育園・幼稚園の給食副
食費無償化補助金となっておりますけれども、こちらの事業を計上しております。
それから、
一般会計6款1項3目におきまして、直方市
施設園芸燃油高騰対策事業費補助金。それから、
一般会計6款1項4目におきまして、
畜産肥料・
飼料高騰対策事業費補助金。そして、
一般会計7款1項2目におきまして、
燃料油等価格高騰対策補助金。そして、
一般会計10款2項5目におきまして、小学校における
子育て世帯支援活動事業といたしまして、給食費の
無償化事業を計上しております。
同じく
一般会計10款2項5目におきまして、こちらも小学校の
食材費高騰に伴う
学校給食食材費の補助を計上しております。
それから、
一般会計10款3項5目におきまして、中学校における
子育て世帯支援活動事業といたしまして、給食費の
無償化事業を計上しております。
それから、同じく
一般会計10款3項5目におきまして、中学校の
食材費高騰に伴う
学校給食食材費の補助を計上しております。
最後に、
一般会計13款2項1目におきまして、
新型コロナウイルスの影響を受けた地域経済、住民生活の支援といたしまして、水道料金の
減額事業を計上しております。
以上、10事業につきまして、
地方創生臨時交付金を事業の財源として充当しております。以上です。
○
総務課長(司山むつ美)
歳出2款1項5目庁舎8階
東面カウンターテーブル設置事業の目的について御答弁いたします。
カウンターテーブル設置後は、1年を通して眺望を楽しめるようになると考えております。春は菜の花から
始まりチューリップや桜、夏と秋には福智山の新緑、紅葉が一望できます。また、冬の雪景色も含めて四季の移り変わりを感じながら、市民が本
市ならではの景観を楽しめる空間として気軽に利用できる憩いの場を目指しております。以上です。
○
農業振興課長(池田朝二)
6款1項3目及び6款1項4目のそれぞれの事業の
補助対象要件について御答弁申し上げます。まず、
省エネ園芸農業緊急事業費補助金の補助、対象要件についてですが、対象となる
事業実施主体は、営農集団及び
認定農業者、
新規認定就農者等で、対象品目は野菜、果樹、花卉、採択要件として施設整備及び技術導入により、
燃油使用料、または
燃油使用料の原油換算が10%以上削減できる見込みであることが福岡県の要綱において規定をされております。
次に、
施設園芸燃油高騰対策事業費補助金についてですが、対象となる
事業実施主体は、
直方市内で生産を行う
施設園芸農家で、対象となるのは令和4年10月から令和5年3月までの冬期加温に係る燃料費のうち、
燃油価格高騰による掛かり増し経費の部分でございます。
最後に、
畜産肥料・
飼料高騰対策事業費補助金についてですが、対象となる
事業実施主体につきましては
直方市内の畜産農家で、対象となる経費は令和4年6月から令和5年3月までに購入かつ使用した肥料及び飼料の経費のうち価格改定による上昇分としております。
なお、本事業につきましては、福岡県も同様の
支援事業を9月補正に計上しておりまして、今後詳細が決まり次第、この県事業との調整も図ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項3目修繕料でございます。
補正予算を計上することとなった経緯でございますが、古池の修繕でございますが、4月から
福智山ろく花公園の
指定管理者となった事業者より漏水の報告を受けておりまして、経過観察をしておりました。その中で水漏れの水量が3か月連続して増加している状況が続きまして、緊急的な措置が必要であると判断しましたので、
補正予算として計上させていただいております。
また、
井戸ポンプの修繕料でございますが、
福智山ろく花公園の園内の循環する水は井戸水を使用しており、
井戸ポンプでくみ上げております。現ポンプが2002年の設置のもので、20年経過しており、昨年には動かなくなり応急措置をしまして修繕した経緯がございます。
令和4年度の
宿泊税交付金の金額が確定し財源となりましたので、この財源を活用しまして
井戸ポンプ修繕を行うものでございます。
引き続きまして、7款1項3目18節負担金でございます。余っている球根ではないかということで、経緯ということでございますが、まず、議員御指摘の余っている球根を市内に配付しているという認識につきましては大きな誤解が生じておりまして、これは当方の説明や情報提供の不足が原因と思います。近年、お配りしている球根につきましては、市内各所で
チューリップを咲かせる取組としまして、令和3年及び令和4年に実施しております。
具体的に申しますと、この過去2年間は、
コロナ禍のため
フェア自体の開催を自粛しておりましたが、春には
チューリップを楽しんでいただけるよう、密を避け、球根数を縮小しつつも河川敷での
チューリップの植栽を続けてまいりました。その中で、河川敷に来られない方も楽しんでいただけるよう、市内の小・中学校や公民館、植栽のボランティアへ参加していただいていた団体などに、各年3万球ずつ配付をさせていただいておりました。
また、
チューリップの見頃が終わった5月には球根掘りの
イベントを行っており、2年目の球根でも花が少し小さくなったり丈が短くなりますが植えるときれいに咲きますので、御家庭や職場などで
チューリップを咲かせていただければと思いまして掘った球根は無料で持ち帰っていただいております。
この球根掘り
イベントにつきましても、令和3年度につきましては、政府の緊急事態宣言下でございましたので
イベント自体を中止しております。しかしながら、直方市観光物産振興協会事務局及び本市職員などにより球根掘りを行いまして、その球根を植栽のボランティアへ参加していただいておりました団体などに配付しております。
このように、新しく購入した球根の配付と既に咲いた後に掘り出した球根の市内提供など、とても多くの球根が市内に広く配付されている状況となっており、冒頭の議員の御指摘のような誤解や疑念が生じているのではないかと考えております。
今回計上させていただいております
補正予算を加えて購入する合計20万球につきましては、しっかりとその活用方法を検討しまして、にぎわいのある
イベントの実施を検討していきたいと考えております。以上です。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
8款7項1目ですが、積算根拠です。
イルミネーションの購入費、設置撤去費、電気工事費が主な内容でございます。
今年度は、昨年度購入しました電球約3万球に加え、さらに3万球を購入し、約6万球を設置する予定としております。以上です。
○12番(髙宮 誠)
それでは、
地方創生臨時交付金について、もう一点だけ。今までの、こう、ずっと過去のここ数年の一般質問でも質疑でもこうありましたけど、まあ、いろいろ各課から上がってきて採択されてということなんですが、今回、今回の事業、一応確認の意味で、今回のこの予算計上までの採択の経緯を教えてください。
それから、カウンターは分かりました。ありがとうございました。それで、6款ですね。それでは、
補助対象要件は分かりましたので、それじゃあ今度は対象件数どれぐらい想定されているのか、お聞きしたいと思います。
それから、7款の花公園の修繕費はもう分かりました。で、
チューリップに関して、球根に関しまして、市内にお配りしている球根の現状よく分かりました。ありがとうございました。で、あともう1点ですけど、それでは、この増やした球根、先ほども御答弁であったように、もう今回はしっかりと活用していくという御答弁がありましたが、来春の
チューリップフェアはどのような形で開催を今のところ考えているのか、もう少し聞きたいところでございますし、ぜひ、この場で来年の春の
チューリップフェアのアピールも含めてしっかりライブカメラで御答弁していただければなというふうに思うところでございますが、まあ、来年の
チューリップフェアどういう形で開催するのかをお聞きします。
それから、あと8款、積算根拠、分かりました。もう細かいところはもう委員会にお任せしようかなというふうに思います。あとは、最後に1点だけお聞きしたいんですが、まあ、玉数を増やすということでありましたので、これももう
チューリップフェアと一緒ですね。その増やした玉数を含んでどのように
イルミネーションを見せていくのか。それから、駅周辺にということではございますが、それ、昨年度よりも、さらにこうエリアを広げたりとか、先々の考えも含めてそういう計画があるのかというとこを教えてください。
○
企画経営課長(山中伸朗)
1点目の
地方創生臨時交付金を活用した事業の予算計上、採択までの経緯について御答弁申し上げます。今回、令和4年4月28日付で国よりの交付限度額の通知を受けました後、5月2日の庁議におきまして、事業立案に備えるよう担当課への呼びかけ、周知を行っております。その後、6月22日から7月1日、約10日間の期間で事業の募集を行いまして、企画経営課への事業案の提出をお願いをいたしました。事業の提案を受けました企画経営課におきまして、各事業の担当課への個別ヒアリング、それと査定を行いまして、7月14日付で市長査定を経て最終決定をいたしております。
査定結果につきましては、今回の10業務について、同日7月14日付で各課内示を行い予算計上、事業化をさせていただくという流れとなっております。以上です。
○
農業振興課長(池田朝二)
6款1項3目及び6款1項4目、それぞれの事業の対象件数について御答弁申し上げます。
まず、
省エネ園芸農業緊急支援事業費補助金についてですが、事業実施要望があり事業実施を予定している対象者につきましては、市内の
認定農業者の4者で構成する営農集団が1件、
認定農業者が1件となっております。
次に、
施設園芸燃油高騰対策事業費補助金についてですが、当課が把握しております
直方市内で生産を行う
施設園芸農家20件を想定しております。
続いて、
畜産肥料・
飼料高騰対策事業費補助金についてですが、当課が把握しております
直方市内の畜産農家6件を想定しております。以上です。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項3目18節でございます。来春の
チューリップフェアにつきまして、どのような形かというところでございますが、今年の春の開催に関しましては、第26回ですね、の分につきましては、往年のにぎわいもなく
チューリップも少なかった。昔は河川敷の端から端まで
チューリップが咲いていたのに今年は中央部分だけですごく寂しいなどと
チューリップフェアが寂しかったという御意見が多数届いております。
コロナ禍ではありますが、現在は徐々にでございますが大規模の
イベント等も開催されている状況となっていることも踏まえ、来年の春の開催につきましては、市内各所への球根の配付分を少なくしまして会場内の
チューリップの数を増やす方向で進めております。
また、
ステージイベント等の催物も含め、市内外の方々により楽しんでいただけるものとなるよう、フェア全体としての規模を拡大する形で検討を進めていきたいと考えております。
チューリップフェアは来年春の開催で第27回目を迎え、名実共に市民
イベントと言えると思います。今後、国による河川敷の改修が行われることも踏まえつつ、市民や民間団体等から理解と協力を得ながら、末永いにぎわいのある
イベントとなるよう取り組んでまいります。以上です。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
8款7項1目ですが、今後の
イルミネーションということで、一応、今後につきましては、市民の方々の声を聞いて計画を立てる必要があるのではないかと思っております。直方駅を中心に北自由通路、南自由通路、山部口、居立川親水公園と市民の憩える場所はまだまだあると思います。駅前を中心に実施していきたいと思っております。以上です。
○12番(髙宮 誠)
それでは、もう最後に、もう大体のところは分かりましたのでありがとうございました。もう最後に6款だけ、いろいろ燃料費が上がったりというようなことでの対策なわけでございますが、このような今の物価高騰とかを含めて、燃料代が上がる、飼料代が上がるというようなこの状況が続いた場合、続きそうですけど、続いた場合、それから、そのときに、また、このような国からの交付金等があれば、また予算計上を要求するというような考えはございますでしょうか。それを聞いて終わります。
○
農業振興課長(池田朝二)
6款についてお答えいたします。次年度以降、物価高騰が続き国からの
臨時交付金等の措置がなされた場合についての市としての対応ということでございますが、市といたしましては、国・県との情報収集等を密に行いまして、農業経営の安定的な確保といいますか、農業の安定的な経営に資するべく支援策について検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。
○議長(中西省三)
4番 森本議員の発言を許可します。
(4番 森本議員 発言席より)
○4番(森本裕次)
議案第71号 令和4年度直方市
一般会計補正予算(第3号)中、歳出3款1項1目から13款2項1目までの歳出全般についてお尋ねをいたします。
歳入では、15款2項1目
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億3,915万3,000円計上されております。髙宮議員の質問と一部ダブるところがございますが、よろしくお願いします。
歳出において、この対象事業の主な事業、もう一つで結構です。それと単独費を加えた事業費を教えてください。
○
企画経営課長(山中伸朗)
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業についてですけれども、事業といたしましては、先ほど髙宮議員の御質疑の中で御答弁した事業、全10事業となっておりますが、直方市
原油価格・
物価高騰等臨時特別給付金等を計上してございます。単独費も合わせた事業費総額といたしましては3億6,572万8,000円を予算計上をさしていただいております。以上です。
○4番(森本裕次)
全体10事業で単独費を加え約3.6億円と。今回、
補正予算、この交付金の対象事業で担当課が予算要望をされたと思うんですが、その件数と要望額、また不採択となった件数と主な事業を教えてください。
○
企画経営課長(山中伸朗)
今回、担当課から予算要望が行われた事業の件数につきましては、事業化した10事業と同じになりますけれども10事業、事業費の総額、先ほども御答弁申し上げました3億6,572万8,000円となっております。
事前に
物価高騰対策への活用という一定の用途制限をつけて事業を募集したこともございまして、事業化した10事業のほかには提案された事業はなく不採択とした事業はございませんでした。以上です。
○4番(森本裕次)
5月に
補正予算があって、その中での事業化されたものもあったんでしょうが、今回事業化した10事業のほかに原課から要望がなかったということでございました。今回の
地方創生臨時交付金の予算編成に当たって、担当課への周知方法と担当課内の職員への周知方法を教えてください。
○
企画経営課長(山中伸朗)
周知方法についてでございます。庁議において部長クラスへの事業立案の指示を行いました後、個別の事業立案に当たりましては、担当課長より所属職員への周知指示がなされる流れとなります。各課での職員への指示の出し方については担当課で一定まちまちの部分もあるとは存じますけれども、各課長からは、企画経営課より配付した交付金要綱、国の示す事業例等を基に担当係長以下へのアイデア出しや事業立案を行う旨の指示が出されているものと認識しております。以上です。
○4番(森本裕次)
最後です。この交付金、課長説明のように、
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰対応分と確かになっております。国が示す活用可能な事業例として、障がい者等に対する就労支援や失業者、内定取消者等に対する支援、特別支援学校の宿食費の利用料の負担軽減等、雇用維持、雇用機会の確保、困窮者支援に関する事業が上げられております。原課からこのような予算の要望がなされていない中での9月補正の上程と、土俵にも上がらないことは非常に残念でございます。この点についてどのように考えているのか、全体を統括する部署の部長様、見解をお願いします。
○
総合政策部長(坂田 剛)
事業の査定調整を行う総合政策部といたしましては、今回の
地方創生臨時交付金の用途といたしまして、国から示されました
物価高騰対策への活用という方針に沿うことを前提に、物価高騰の影響で市民生活の傷んだところに施策が行き届くような適切な事業の立案を行うよう各課にメッセージを出し事業を募りました。
事業化に当たりましては、議員申されたように、より多くの事業案が提案され精査したものを事業化していくというのがあるべき姿だと考えるところでございます。常々、市長からも指示が出ているところでございますが、職員は日頃より市民生活の状況、社会全体の状況、国や県の施策等にアンテナを高く張り、所管として何ができるかという対応を考え、速やかに事業化につなげることが必要です。そのためには職員の考える力、実行力が大切であると考えております。
物価高騰の影響はまだ続くものと考えておりますので、引き続き、私たち職員は、市民生活の状況を把握し、市民生活への影響を最小限にとどめるための事業化に努めてまいりたいと考えております。以上です。
○議長(中西省三)
1番 安永議員の発言を許可します。
(1番 安永議員 発言席より)
○1番(安永浩之)
それでは、議案第71号について、歳出3点お伺いをいたします。まず、1点目は、18ページの2款1項5目庁舎8階
東面カウンターテーブル設置事業費442万円についてです。まずは、事業に要する費用の財源とテーブル及び椅子の数など、事業の概要について教えてください。
2点目は、22ページ、歳出3款7項5目
新型コロナウイルスワクチン接種対策費2億5,444万6,000円についてです。まずは、市内における現在のワクチン接種進捗状況について教えてください。
3点目、35ページ、歳出10款3項2目オリンピアン招聘事業費121万1,000円についてお伺いいたします。まずは、今回の事業の経緯と趣旨や目的並びにその財源について教えてください。よろしくお願いします。
○
総務課長(司山むつ美)
歳出2款1項5目庁舎8階
東面カウンターテーブル設置事業に要する費用の財源としましては、全額
ふるさと応援基金を活用する予定としております。
また、事業の概要につきましてですが、福智山と遠賀川河川敷を一望することができる8階東面は遮る建物がないために、この景観を生かしてゆっくりと眺望を楽しんでいただいたり仕事をしたりと、市民の皆様が利用できるスペースをつくるために整備を行おうとしているものです。少し高さのある細長い
カウンターテーブル4台、椅子を16脚設置する予定としております。
また、インターネットの通信環境も整えまして、市民の皆様の憩いの場、また仕事ができる環境にする予定としております。以上です。
○健康長寿課長(飯野一孝)
3款7項5目
新型コロナウイルス接種対策費の御質疑にお答えいたします。現状といたしましては、9月12日現在で3回目の接種の接種率につきましては、接種対象者である12歳以上で合計69.7%、4回目接種の接種率は、接種対象者である60歳以上で65.3%の接種率となっております。ただ、4回目につきましては18歳以上の基礎疾患がある方、医療従事者等、また高齢者施設等の職務従事者も追加で対象となりましたが、合わせて1,300人程度が接種を終えているところでございます。
現在行っているワクチン接種は各クリニックで個別接種、中央公民館で集団接種を実施しております。集団接種については予約数が少なくなったこと。それから、新たなワクチン、オミクロン対応ワクチンが接種が近いうちに始まることなどから、今週金曜日16日をもって一旦止めることとしております。個別接種については9月中は従来のワクチンによる接種を継続する予定でございます。以上です。
○学校教育課長(石丸直哉)
オリンピアン招聘事業121万1,000円について、今回の事業の経緯と趣旨や目的並びにその財源についてお答えします。
初めに、今回のオリンピアンの講演会を計画した経緯や趣旨について説明します。直方市4中学校の3年生は令和2年度に入学しましたが、
新型コロナウイルス感染症が拡大している中の入学で、5月中旬まで学校が臨時休業となり、入学式が行われず、それ以降もいろんな学校行事や様々な集団活動が制限される中での学校生活を過ごしてきました。
そんな中、中学2年時に実施されるはずだった職場体験活動も中止となり、社会の中で自分の役割を果たしながら自分らしい生き方を実現するための力を育むキャリア教育の必要性を感じるところでした。
このような状況を鑑み、中学校3年生にキャリア教育の一環として今回のオリンピックの金メダリストの講演会を計画いたしました。また、会場の規模と講演者の話の内容を考慮して、市内の直方高等学校スポーツ科学コースの生徒も招待することにしています。
講演会はオリンピックのメダリストから生徒へ夢を実現するためには努力することが大切であること。周りと協力して夢を達成することのすばらしさなどについて経験に基づいた話をしていただく予定です。
財源に関しては、公共財団法人直方文化青少年協会と共催で今回の事業を行うことを計画しています。公共財団法人直方文化青少年協会からは、当日参加の東京オリンピック女子ソフトボールの金メダリスト等の講師の出演料を支出していただき、当日の生徒等の参加者の交通費とユメニティのおがたの使用料については、一般財源からの支出を考えています。以上です。
○1番(安永浩之)
それでは2回目です。1点目の庁舎8階
東面カウンターテーブル設置事業費について、供用開始時期や最大の利用可能人数、利用可能な曜日、時間について教えてください。
2点目、
新型コロナウイルスワクチン接種対策費について、現在は、従来株対応のワクチンを60歳以上の方や特定の基礎疾患をお持ちの方、医療従事者などを対象に9月末までを期限として4回目の接種しているとのことですけれども、今回の補正額による今後の接種のスケジュールと内容を教えてください。
3点目、オリンピアン招聘事業費について、どういった
イベントになるのか、詳しく概要を教えてください。お願いします。
○
総務課長(司山むつ美)
歳出2款1項5目庁舎8階
東面カウンターテーブル設置事業の供用開始の時期につきましてですが、令和5年3月を予定しております。来春の
チューリップ開催時期には8階から
チューリップと桜を同時に楽しんでいただけるのではないかと考えております。
次に、利用可能な人数につきましては、
カウンターテーブル席の利用が最大16人を予定しておりまして、
カウンターテーブルを設置しないスペースからも眺望を楽しんでいただけると思いますので、16人プラスで四、五人程度の利用も可能となるのではないかと考えております。
また、利用可能な日時と時間についてでございます。市庁舎の開庁時間を予定しておりますので、平日の午前8時半から午後5時までを予定しております。以上です。
○健康長寿課長(飯野一孝)
今後のオミクロン対応ワクチンのことについて、明らかになっていることについて御答弁さしていただきます。昨日までに国として明らかになっていることは、1点目は、対象者が1・2回目の接種が完了している12歳以上の全ての人が対象となることです。つまり、2回目接種完了者であれば、3回目接種で行っていない方は3回目としての接種が可能であること。それから、3回目接種の方で4回目がまだの方は4回目として、もちろん4回目接種が完了してらっしゃる方は5回目としてオミクロン対応ワクチンを接種することができるというふうになっております。
今回の補正の金額につきましては、これら対象者全ての方が接種を行った場合を想定して算出しているところでございます。
2点目として、接種期間が来年3月末を想定しているということになります。国において、現時点では、まだ正式にいつまで行うということは明らかになっておりませんが、3月末までの想定で事務作業を進めることを国のほうから求められているため、今回の
補正予算については3月末を見込んで算定をしております。
次に、今後のスケジュールについてですが、現時点では接種体制に変更は考えておりません。これまでどおり、各クリニックなどの医療機関において個別接種、それから中央公民館において集団接種を実施する予定で作業を進めております。
今回使用するワクチンもファイザー社製とモデルナ社製のオミクロン株対応2価ワクチンというふうにされておりますが、このワクチンの特例承認もおとといの12日になされたばかりでございます。現時点でどのくらいの量がいつ配られるのかの予定というのは示されておりますが、本市への配送について正式な決定というのはまだでございます。
今後、どのタイミングで2価ワクチンの接種を始めるか、どういった規模で開始するかなどは、現在、医師会等と関係機関と調整中でございます。予定といたしましては、9月の最終週に2価ワクチンが初入荷しまして、10月初旬より、まず個別接種で2価ワクチンの接種開始、10月中下旬で集団接種開始と考えて作業を進めているところです。
また現時点では、前のワクチン接種から5か月の経過期間を経ないと次のワクチンが打てないということから、4回目接種を始めた7月以降に接種した数の市民の方が多いというところから、今回の追加接種のピークが今年の12月から年明けた2月までになるというふうに想定をしております。
いずれにしても、今現在、今の段階では、国の決定事項や説明が十分ではございませんので、これから決定していくことも多いと思われます。いろんなことが明らかになり、本市の接種について具体的に決定した段階では十分な周知を図っていきたいというふうに考えております。以上です。
○学校教育課長(石丸直哉)
答弁の前に、1点、先ほどの答弁の修正をさしてください。1点目の答弁の中で、公共財団法人と私言いましたが、公益財団法人の間違いでした。おわびをして修正させてください。
それでは、2点目の当日の
イベントの概要について説明いたします。会場はユメニティのおがた大ホール、参加者は市内中学校3年生と直方高等学校のスポーツ科学コース1・2年生の生徒です。オリンピアンの参加者については、元日本女子ソフトボール代表監督の宇津木監督と東京オリンピックで神ゲッツーを演じた野手の山本選手、渥美選手、また捕手の峰選手の合計4名をお招きして、当日はトークショー形式での講演会を考えています。
講演会終了後は、西部運動公園にてソフトボール教室を計画しています。中学校の野球部や直方高校のスポーツ科の生徒が参加し、オリンピアンから守備の基本について学んだりノックを受けたりする活動を考えています。
日程につきましては、本予算の議決をいただいた後、年内の開催に向けて調整してまいります。以上です。
○1番(安永浩之)
3回目です。2点目のコロナウイルスワクチンはもう分かりましたので結構です。1点目の
カウンターテーブルと3点目のオリンピアン招聘事業費について、一つずつお伺いして質疑を終わろうと思ってます。
1点目の庁舎8階
東面カウンターテーブル設置事業費について、平日の日中のみの利用となるということを御答弁されてますけれども、そうなると、やはり子育て世代の利用が難しいかなというふうに思われます。子育て支援策の一環として、例えば乳幼児のいる市内在住者を対象に、
チューリップフェアの時期やその他
イベントの際に、休日・夜間の予約抽せんによる利用等、こういったことを検討されてるのかどうか、教えてください。
あと3点目のオリンピアン招聘事業費について、来年度以降予定があるのかどうか、教えてください。
○
総務課長(司山むつ美)
歳出2款1項5目です。こちらですね、平日昼間以外の利用についてでございますが、庁舎8階を平日昼間、市役所が開庁以外に開放するとなりますと、警備などの様々な面で課題があると思っております。それで、まずは平日昼間のみの利用で運用を開始させていただきまして、利用状況を見ながらとはなりますが、今後も検討してまいりたいと考えております。以上です。
○学校教育課長(石丸直哉)
今後続けるかについては、今回の事業を行った上で検討していきたいと考えています。以上です。
○議長(中西省三)
ここで10分間程度休憩いたします。
───── 11時00分 休憩 ─────
───── 11時10分 再開 ─────
○議長(中西省三)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
10番
渡辺和幸議員の質疑での答弁の中で当局より答弁の訂正の申出があっております。
これを許可いたします。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
議案第64号で、2回目の都市公園法施行令と言わないといけないところを
都市計画法施行令と言ってしまいました。おわびして訂正いたします。すみませんでした。
○議長(中西省三)
10番
渡辺和幸議員の発言を許可します。
(10番
渡辺和幸議員 発言席より)
○10番(
渡辺和幸)
それでは、歳出3件、順次質疑いたします。まずは、歳出2款1項16目諸費、過年度還付金ということですが、これは歳入のところでも説明がありましたが、県費事業で実施した荒廃森林再生事業に関わる違約金を市を通じて県に返納するということですが、この経過、もう少し詳しく説明をお願いいたします。
次は、6款2項1目森林振興費ということで、調査業務委託料が計上されております。説明では上頓野地区の市有林の現況調査を行うということです。それでは、その市有林、全体の面積、そして今回整備を予定している面積をそれぞれお答えください。
次は、13款2項1目公営企業補助金ということで、今回は
地方創生臨時交付金を活用した基本料金の免除、無償化に充てるということで、これを13款から出して
水道事業会計で受け入れてということになろうかと思うんですね。
それでは、この間も、まあ、いろんな形でこの13款から企業会計、水道会計にも補助金が出ておりますけども、
一般会計でいうと何ていいますか、地方交付税みたいに何に使ってもいいよということで受け入れるわけではないと思うんですね。ですから、この13款から出る場合、水道会計が受ける場合、どういったものに使われるのかをお答えいただきたいと思います。
○
農業振興課長(池田朝二)
2款1項16目22節過年度還付金について御答弁申し上げます。今回の違約金に関する内容につきましては、平成24年度において森林所有者と直方市との荒廃森林再生事業の実施に関する協定書に基づきまして、県の補助事業で1.05ヘクタールの間伐を実施いたしました。その協定期間は20年間で、所有者はその期間中は対象森林の主伐、または開発等による転用を行わないこととなっており、期間中に対象森林で転用を行うこととなる場合は協定の解除が必要となり、その際、森林所有者は違約金を支払い、それを市を通じて県に還付するものでございます。以上です。
6款2項1目12節調査業務委託料につきましてでございます。今回、調査の対象としております上頓野産業団地周辺の市有林の面積は74.22ヘクタールでございます。このうち、今回、間伐等の森林整備を行おうとする面積につきましては23.96ヘクタールを想定いたしております。以上です。
○水道管理課長(竹下俊幸)
一般会計歳出13款2項1目公営企業補助金としまして、
水道事業会計が受け入れてるものとしまして、総務省が定める地方公営企業繰出金の基準に基づきまして、地方公営企業職員に係る児童手当に要する経費を受け入れております。
一般会計が地方公営企業法等の経営に関する基本原則に沿って公営企業会計に繰り出しを行ったときは、その一部において地方交付税措置がされております。それ以外では、
水道事業会計で行う事業につきまして、
一般会計と事業負担の協議を行いまして、
一般会計が
水道事業会計に負担する金額を受け入れております。
今回、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業につきましては、
水道事業会計での水道料金の減額に係る事業費におきまして、全額事業費の負担分を受け入れる予定でございます。以上です。
○10番(
渡辺和幸)
2款1項16目です。違約金が発生して、それを県に返還するという流れは分かりました。それでは、今回の協定解除理由、これ、具体的に教えていただきたいのと、違約金が29万9,000円、この金額になる根拠というか、例えば20年間は協定解除できません。じゃあ10年目で解除になった場合とか、15年目でなった場合とか、そういうことで違約金の額が違うのか、その辺も含めてお願いいたします。
6款のほうです。これ、提案説明でもかなり長期にわたって整備がされていないということが言われておりました。ということは、本来であればもっと早く着手をする。整備にかかるということが望ましかったと思います。
先ほどからなぜこの9月補正、このタイミングかという質疑もありますが、なかなか
補正予算であるべきか、当初予算であるべきかというところは若干議論があろうかと思いますけども、これも本来、当初予算できっちり提案していただいて整備にかかるということが望ましかったのではないかと思いますが、この時点での提案の理由を教えてください。
13款です。ちょっと難しい答弁ではありましたけども、仮に、当面、水道料金は上げないと思いますが、経営が苦しくなる、例えば赤字が出た、値上げをしたい、こういったときに
一般会計から応援してちょっと値上げはやめなさいと、とどめようと、そういう政治判断があって
一般会計から13款から繰り入れされれば、そういう値上げを一時期抑えるといったことにも使えるのか、可能なのか、これをお答えください。
○
農業振興課長(池田朝二)
まず、2款1項16目でございます。今回、協定解除の理由といたしましては、対象森林の主伐を行い農用地へ転用するとされております。また、違約金の額の根拠でございますが、違約金額は協定書において森林整備費用額、これは実際に要した額でございます、と森林整備費用額に100分の10を乗じて得た額の合計額というふうに定められております。
具体的には、森林整備費用額が27万1,054円、それに100分の10を乗じた2万7,105円の合計額29万8,159円が違約金額となります。算出根拠は以上でございますので、解除時の年数、いわゆる協定解除時の年数については考慮はされておりません。
それから、6款2項1目についてでございます。市有林の整備に充当ができます財源として、令和元年度から国の森林環境譲与税が譲与されるようになりました。さらに令和2年度からは譲与額が前倒しで増額されるようになっております。このことから、本市の森林環境譲与税の基金の安定的な活用が可能となり、今後、継続して森林整備が行える見込みが立ったため、令和5年度以降の森林整備に向けた準備といたしまして、今回、調査業務委託料を計上させていただいたためでございます。以上です。
○水道管理課長(竹下俊幸)
地方公営企業法第7条の2第2項では、当該地方企業の性質上、能率的な経営を行っても、なお経営に伴う収入のみをもって充てることが客観的に困難であると認められる経費につきましては、地方公共団体の
一般会計または特別会計におきまして、出資、長期の貸付け、負担金の支出、その他の方法により負担するものと定められているため可能となっております。
ただし地方公営企業法に定める経営に関する基本原則では、水道事業の経営に必要な経費につきましては、皆様から頂く水道料金等で賄うこととなっております。水道事業の赤字分を
一般会計から財政支援で補填してしまうと
一般会計で実施する福祉サービスに影響を及ぼすおそれがあるため、独立採算性の原則を基本とした経営に努めております。以上です。
○10番(
渡辺和幸)
それでは、2款1項のほうから、県費事業で、なかなか、これ、地権者の同意も必要なもんですから進みにくい点もあるようにも聞いております。しかし、せっかく森林整備が行われて、先ほど20年という協定期間がありましたけども、違約金を払えば転用できるということであれば、この整備事業そのものの根幹が揺らぐということがないのかなあという気がしております。地権者の皆さんにはそれぞれの事情がありますから、どうしてものときはこういう違約金という形で転用を認めてというか、協定解除するということになっていると思うんですが、その辺、せっかくの公費を入れて整備をして違約金を払えば協定解除と、これでいいのかなという気がします。これについてどうお考えか。それと、20年間は転用しないでねというこの20年は、一定、意味があろうかと思います。この20年間は転用しないでくださいという根拠についても併せてお答えください。
6款2項のほうです。令和5年以降本格的にやろうということでこの時期の補正、提案だということではありました。それでは、上頓野産業団地周辺の直方市有林の整備ということで、そういった基金も活用しながら進めていくと思います。具体的に今後どのような整備をしていこうとお考えなのかをお願いいたします。
水道のほうは結構です。
○
農業振興課長(池田朝二)
2款1項16目についてお答えします。森林整備事業につきましては、水源涵養や土砂災害防止等の森林の有する公益的機能を持続的に発揮させるために実施しておりまして、特に、杉・ヒノキ等の人工林につきましては、除伐や間伐といった事業を実施してからおおむね20年程度でこの事業効果というのが見られることとなるかと思います。
したがいまして、事業実施後20年以内の転用につきましては、私どもとしましても余り好ましいことではないというふうに認識しておりますし、そう言いつつも社会情勢の変化、あるいは所有権の移転等によりまして、違約金を支払ってでも転用を実施しなければならないといったケース、事案も発生することかと思われます。
今後、こういったケースが発生して協定解除の申出があった場合につきましては、他の土地での、例えば転用が可能かどうかとか、そういったことも含めて確認をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。
それから、6款2項1目についてでございます。森林整備の具体的な内容でございますけども、これにつきましては、今回の調査結果を踏まえて決定していくこととなりますが、基本的な私どもの考え方といたしましては、強度間伐といいまして、やや強めの間伐を区分けして段階的に行うことによって、林内の土壌含水率、水を含む率を高め、水分環境を改善するとともに、こういったことにより土石流などの発生を抑制しながら、それと併せて光環境、林の中、森の中の光の環境を改善して下層の植生を回復させまして、動植物の分布に変化を与えるなど、そういった意味での生物多様性を促進しようというものでございます。以上です。
○議長(中西省三)
9番 那須議員の発言を許可します。
(9番 那須議員 発言席より)
○9番(那須和也)
議案第71号 令和4年度直方市
一般会計補正予算です。数点お尋ねいたします。
まず、歳出4款2項7目12節委託料で、再生エネルギー発電設備設置業務委託料2,900万5,000円ということで、提案説明の中で脱炭素の取組ということでしたけれども、再生エネルギー発電設備設置業務委託料について、業務の概要についてお尋ねいたします。
それから、7款1項2目18節
燃料油等価格高騰対策補助金について、
補正予算が4,500万円計上されており、5月の臨時議会において、同様の内容の補助金事業を行ったと思います。今回の補助金の内容、これを教えていただきたいと思います。
それから、8款7項1目
公園管理費12節委託料、先ほど12番議員が質疑されましたけれども、もう少し具体的にお尋ねしたいと思います。
照明設置撤去委託料が398万8,600円ということが計上されています。
まちなかライトアップ事業ということでしたけれども、どこの箇所に照明が設置されていたのか、これを教えてください。
それから、10款4項19目発掘調査費ということで文化財費の1節報酬、3節職員手当等の内容について教えていただきたいと思います。
○環境政策課長(平山慎弥)
歳出4款2項7目12節委託料、再生エネルギー発電設備設置業務委託料の業務概要について御答弁いたします。
本市は、北九州都市圏域として令和4年4月に環境省より脱炭素先行地域に選定をされております。この選定を受けましたことから、事業費の3分の2が交付されます地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用いたしまして、財源持ち出しが可能な限り少ない形での再生可能エネルギーの導入が推進できることとなりました。
今年度は汚泥再生処理センターにパネル容量200キロワットの太陽光発電設備等を設置する予定でございます。以上です。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項2目18節
燃料油等価格高騰対策補助金でございますが、今回の補助金の内容についてです。
コロナ禍や昨今の国際情勢の不確実性の高まりにより原油等の価格高騰の影響を受ける市内事業者を支援するため、燃料を供給する事業者である電気業、ガス業、熱供給業、燃料小売業以外の多量に燃料を使用する事業者、例えば製造業、医療・福祉、運送業など、全ての事業者を対象としまして、その経費の一部を助成するものでございます。
対象となる燃料油等は重油、ガソリン、軽油、灯油、都市ガス、プロパンガス、及び電気でございます。補助対象経費は令和4年5月から12月のうち2か月間の合計燃料使用額から前年同月分の合計燃料使用額を差し引きまして、それが10万円以上のものとしております。補助金額は補助対象経費の2分の1の額で上限30万円でございます。以上でございます。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
8款7項1目12節委託料でございます。
まちなかライトアップ事業の設置場所と、昨年度、直方駅、直方駅前公園、須崎町公園の3か所でございます。詳しくは、直方駅では魁皇像前のメインツリーの1本、ロータリーの木9本、直方駅前公園では車寄せのライトアップ、須崎町公園ではメインツリー2本、周りの歩道の木7本、流れる滝の設置とハートのモニュメントを設置しております。以上です。
○文化・スポーツ推進課長(梅原達巳)
10款4項19目文化財費についてお答えいたします。下新入地区の直方鞍手線県道拡幅工事に伴います剣神社付近の片山・寺廻り遺跡の発掘調査に係る会計年度任用職員の人件費でございます。
本年度の5月から発掘調査を実施しておりますが、当初想定していなかった古墳時代の竪穴式住居跡など数棟を検出し、また土器等も多数出土したため、調査期間を延長し対応するものでございます。
なお、県道拡幅工事に伴う事前調査であり費用は原因者である県の負担となります。以上でございます。
○9番(那須和也)
まず、4款2項7目ですね。地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用して新たに建設された、現在、稼働を行っている感田にあります汚泥再生処理センターに200キロワットの太陽光発電等を設置すると。それによって従来かかっている電気の使用料というのがやっぱり減るのではないかと思います。
それでは、再生エネルギー発電設備設置業務委託料ということですが、今後どういった事業者を選定するのか、これをお尋ねしたいと思います。
それから、7款1項2目です。額は分かりました。それで、対象となる業種や補助金額、前回と異なる点があれば具体的に教えていただきたいとも思います。
それから、8款7項1目照明設置撤去とありますけれども、なぜ撤去が必要なのか。そして、撤去しなければならない理由、これを教えてください。また業者、どういった業者、市内業者とか、なのかどうか、これを教えていただきたいと思います。
それから、10款4項19目です。発掘調査に係る人件費ということは分かりました。現在、私も自宅が近くなもんですからよく見てるんですが、発掘調査をしてる方たちは、この猛暑の中で、あのはけですかね、で、本当、少しずつ少しずつ土を取り除いて、少しずつ土器等を見つけるという本当に大変な作業を現在も続けられております。
先ほど言われましたけども、古墳時代の縦穴式住居跡などを検出し、土器等も多数出土したとのことなんですが、この片山・寺廻り遺跡発掘調査を行うに至った経過、経緯について教えてください。
○環境政策課長(平山慎弥)
4款2項7目再生エネルギー発電設備設置業務委託料の事業者の選定について御答弁いたします。本事業は、北九州都市圏域18市町村で脱炭素先行地域の選定を受け実施するものでございますが、環境省へ共同申請する際、電気小売業の資格を有し、北九州市も出資をしております北九州パワーを通じて事業推進していく形で申請をいたしております。
御存じのとおり、本市は廃棄物の処理を北九州市に委託しております。北九州市では、廃棄物処理施設の焼却熱等を利用した発電を行っておりまして、この電力を北九州パワーも調達いたしております。北九州パワーを通じて事業を推進していくことは、直方市から排出した廃棄物由来の電力を調達することでありまして、資源の循環を図ることにつながると考えております。以上です。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項2目18節補助金でございます。今回、異なる点、前回と異なる点があればというところでございますが、
コロナ禍における
物価高騰対策として、5月の臨時議会において補助制度を新設しまして、そのときは令和4年1月から4月までに使用した燃料油等を対象に、6月から7月まで募集を行い事業者の皆様へ支援を行ってまいりました。
依然として物価や原油の高騰が続いているため、前回実施分を第1期と整理しまして、今回提案させていただいているものを第2期とし、令和4年5月から12月までに使用した燃料油等を対象に、10月中旬から翌年1月末までをめどに募集を行う予定でございます。
第1期からの変更点でございますが、電気料金を対象とする対象業種を、第1期につきましては、物品の製造、加工、研究開発に係るもののみとしていた制限を撤廃しまして、重油、ガソリン、軽油、灯油、都市ガス、プロパンガスと同じ対象業種と拡大する点、及び電気料金を対象とする補助上限額を15万円から30万円にかさ上げする点、この2点となります。
また、募集期間が終了した第1期に関しましても、電気料金に対する対象業種の制限を撤廃しまして、第2期とともに募集を再開する予定でございます。
引き続き、
コロナ禍や物価高で傷んだ事業者が幅広く補助を受けることができるよう積極的な周知にも取り組んでまいります。以上です。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
8款7項1目です。撤去に必要な理由についてですが、配線やLED球の劣化防止、いたずらによる断線、盗難防止のため撤去が必要となります。
また、委託業者ですが、市内の電気業者に委託する予定であります。以上です。
○文化・スポーツ推進課長(梅原達巳)
発掘調査に至った経緯についてお答えいたします。令和2年度に直方県土整備事務所から工事に伴う埋蔵文化財包蔵地の確認がございました。工事区域の周辺は周知の埋蔵文化財包蔵地辻の上遺跡と片山・寺廻り遺跡に該当しております。当該地域は、犬鳴川左岸、六ヶ岳東側のふもとの台地上に所在し、辻の上遺跡では以前の改修工事に伴いまして平成4年度に県が発掘調査を実施し、弥生時代から古墳時代にかけての遺構が見つかっております。令和元年には工事区域の一部でありますたかしまえんの前で県が発掘調査を実施し、中世のものと見られる遺構が出土しております。
今回の工事箇所は、その辻の上遺跡に隣接します片山・寺廻り遺跡の埋蔵文化財包蔵地内であるため、試掘調査を令和2年11月、令和3年12月に実施したところ、弥生時代や中世と考えられる土坑などを検出いたしました。これは文化財保護法に定めます埋蔵文化財に該当するため、工事に着手する前に発掘調査を実施しなければなりません。調査面積は650平米、調査期間は令和4年12月末までを予定しております。以上でございます。
○9番(那須和也)
4款です。今後どのような電力を活用されて脱炭素の取組をしていくのか、見極めていきたいとも思います。
それでは、再生エネルギー発電設備設置業務について、今後、どのように進めていくのか、これをお尋ねしたいと思います。
それから7款です。これまで限定していたものを撤廃して対象業種を増やすことは本当に事業者にとってもよいことだと思います。それでは、この補助金はどの財源を活用するのか教えてください。
それから8款です。今年度も
イルミネーションを設置をして
まちなかライトアップ事業を行うということと思いますが、点灯期間、いつ点灯していつまで点灯するのか、これを教えていただきたいと思います。
それから、あと発掘調査ですね、発掘調査に至った経緯は分かりました。現在、発掘が進んでいる古墳時代の竪穴式住居跡などはどのようなものか、もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。
○環境政策課長(平山慎弥)
4款2項7目再生エネルギー発電設備設置業務の今後の展開について御答弁いたします。本事業に係る交付金措置は5年間と示されておりますので、各所管部署との調整を図りながら早急に太陽光発電設備等の導入を推進していく必要がございます。
施設ごとの導入時期、手法といった諸条件につきましては、今後、調査を行っていくものが多うございまして、また、屋根の形状や電気配線設備などの条件も異なりますことから、適切な手法を検討しながら同時に本市公共施設に順次導入していく計画といたしております。以上です。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項2目18節でございます。この補助金の財源というところでございますが、ほかの議員の質疑で回答もしておりますが、この財源に関しましては、
コロナ禍において
原油価格・物価高騰等に直面する生活者や事業者に対する支援として活用することのできる国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しております。
ただし、全庁的に取り組んでいる交付金事業の事業費との関係から、国からの交付金を超える金額に対しては一般財源より対応しております。以上です。
○
都市計画課長(
田辺裕司)
8款7項1目ですが、点灯期間ですが、昨年度におきまして12月3日から点灯しております。本年度について未定でございますが、直方駅前の県道にも照明を設置し、昨年度より早く点灯できればと考えております。
最終点灯日ですが、昨年度同様に、来年の成人の日、1月9日までと考えております。以上です。
○文化・スポーツ推進課長(梅原達巳)
現在、発掘しておりますどういったものが出ているのかということで、現在までのところ、6世紀頃の古墳時代後期と見られる竪穴式住居跡など4棟、平安時代末から鎌倉時代初め頃と見られる溝が4条、掘立柱建物跡、これが1棟、そのほか同時代の土坑やピット、これは人為的に掘った穴のことで、用途としてはごみ捨ての穴や柱の穴などがあります。このようなものを200基以上検出しております。竪穴式住居跡からは、当時調理をするために使用しておりましたかめや食べ物を盛りつけるそういったことの用途であろうという器、こういったものが数多く出土しております。溝からは、当時有力者しか持つことのできない中国産の青磁や白磁、これが出土しております。以上のことと、調査区の外にもまだ遺構が分布していると見られることを併せますと、古墳時代には剣神社付近ではある程度まとまった数の住居が展開され、集落が台地上に広がって存在していたこと。中世には、付近にこの地域を治めるような有力者が居住していたことが分かります。このほかに、弥生時代の土器も見つかっているため、遅くとも約2100年前からこの新入地区に人が住居していたことが分かります。弥生時代や中世の集落は、
直方市内の様々な個所で調査されておりますが、古墳時代の住居がこれだけまとまって見つかった例は市内では初めてで、新入地区、
直方市内の古墳時代を考える上で大変貴重な資料となります。
また、古墳時代の生活で使用する土器がまとまって多く見つかっていること、こちらも非常に貴重なものであると考えます。以上でございます。
○9番(那須和也)
最後です。4款と8款は結構です。
7款です。先ほどの答弁で言われましたが、前回の申請期間は6月20日から7月の8日というように、本当、短い期間だったんですね。前回はどのような周知の方法を行って、その結果どれくらいの件数、そして申請があったのか。そして、今後さらなる高騰があった場合、今後どのような対応を取るのか、予定があれば教えていただきたいと思います。
それから発掘調査です。我々の先人たちが、今、言われたように、2000年以上前から現在の地でどのような暮らし、そして文化や生活を送ってきたのか、本当に貴重な財産と、文化財であるということは分かりました。そうしますと、この発掘調査が終わった後、いわゆる直方鞍手県道拡幅工事が行われる予定というか、再開されると思いますが、この貴重な埋蔵文化財包蔵地区ですか、これが今後どのようになるのか教えていただいて質疑を終わります。
○
商工観光課長(水ノ江秀子)
7款1項2目18節でございます。前回はどのような周知を行ったか、今後、その結果、件数ですね、それと今後どういうスケジュールを検討しているかというとこでございますが、前回の周知方法としましては、まず、直方商工会議所の広報紙へチラシを同封し、会議所の全会員企業への配付、直方市政記者クラブへの情報提供、市報や市の公式LINE等を活用した情報発信を行ってきました。
また、企業の経営者団体や直方鉄工協同組合、直方鉄工青年会、福岡県中小企業家同友会直方支部の役員会において、担当者が出向きまして説明させていただきまして、会員企業へ情報提供していただくとともに、市内の6個の工業団地の各協議会事務局を通しまして団地内企業へ情報提供を行いました。
加えまして、
コロナ禍の影響調査のためのアンケート実施時にメールアドレスを登録していただいています776事業者に対して、メールで情報提供を行いました。さらに、全庁的に情報共有しまして、各課が関係する事業者へ情報提供するよう協力を仰ぎました。
その結果、交付実績としましては、重油、ガソリン、軽油、灯油、都市ガス、プロパンガスを対象とした交付件数は57件、電気を対象とした交付件数が20件となり、合計77件交付しております。
今回も、前回同様に、広報紙への同封やSNS等による情報発信、直方商工会議所や企業の経営者団体、工業団地等への丁寧な説明と周知協力依頼を行うとともに、当課だけでは周知が行き届かない事業者へは、他課の協力を仰ぎつつ全庁挙げまして関係する事業者へ周知を図ってまいります。
本議会における
補正予算案では、補助対象期間を令和4年12月までを対象としていることから、議決をいただければ年内の燃料油等の価格高騰につきましては一定の対策が取れると認識しております。
その後、令和5年1月以降、さらなる燃料油等の価格高騰が継続する場合、国や県の燃料油等の価格高騰対策や地域経済の状況を鑑みてどのような支援策が必要であるか検討し判断していくこととなると考えております。以上です。
○文化・スポーツ推進課長(梅原達巳)
その後どうなるのかということですが、全ての調査が完了した後には、現在、調査を行っておりますこの調査区を埋め戻して、おっしゃるように、私、担当部署としても非常に残念ではありますが、工事によりましてその一部が壊され県道の地下に埋蔵されることになります。
直方市の歴史を解き明かす遺跡が失われる前に、非常に過酷な気候ではございますが必要な調査を実施しまして測量や空撮を含めた記録を行っております。調査後は、発掘調査報告書を刊行し、広く調査の成果を閲覧してもらえるよう、直方市立図書館に配架し、また福岡県内や九州の市町村に発送いたしましていろんな方に見ていただけるようにしたいというふうに考えております。
また、出土した土器等は整理保管し、形の残っているものは郷土資料室で展示するなどして皆様に直方の歴史を知っていただくために活用したいと思っております。以上でございます。
○議長(中西省三)
通告による質疑は終わりました。
ほかに質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
以上をもって質疑を終結します。
日程第8 議案第72号及び日程第9 議案第73号の2件を一括して議題とします。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。
これより各議案の付託を行います。
ただいま議題といたしました9件の議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。
日程第10 報告第9号から日程第16 報告第15号までの7件を一括して議題とします。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。
日程第17 議案第69号を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○市長(大塚進弘)
議案第69号 直方市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて御説明を申し上げます。
本市
教育委員会委員4名のうち、中野昭子氏が本年12月15日をもって任期満了となります。この後任につきましては、略歴表を添付いたしておりますが、人格高潔で本市の教育に関し識見を有されています中野昭子氏を再度任命させていただきたく御提案を申し上げます。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(中西省三)
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。
お諮りします。
議案第69号は、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし。」と声あり)
異議なしと認めます。
よって委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし。」と声あり)
討論なきものと認め、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第69号 直方市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、原案のとおり同意することに御異議ございません。
(「異議なし。」と声あり)
異議なしと認めます。
よって、議案第69号は、原案のとおり同意されました。
日程第16 議案第70号を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○市長(大塚進弘)
議案第70号 直方市監査委員の選任につき同意を求めることについて御説明を申し上げます。
本市監査委員小林康雄氏が本年9月30日をもって任期満了となります。この後任につきましては、略歴表を添付いたしておりますが、人格高潔で地方公共団体の財務管理及び行政運営に関し優れた識見を有されています大場 享氏を選任させていただきたく御提案を申し上げます。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(中西省三)
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし。」と声あり)
質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。
お諮りします。
議案第70号は、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし。」と声あり)
異議なしと認めます。
よって委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし。」と声あり)
討論なきものと認め、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第70号 直方市監査委員の選任につき同意を求めることについて、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
(「異議なし。」と声あり)
異議なしと認めます。
よって、議案第70号は、原案のとおり同意されました。
以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
15日、16日は、各常任委員会を開催。
17日から19日までは、休日のための休会。
20日、21日は、各常任委員会を開催。
22日、午前10時より会議を再開することとし、本日は散会いたします。
───── 11時52分 散会 ─────
令和4年9月直方市議会定例会 議案付託表
令和4年9月14日
総務常任委員会
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│議案番号 │件 名 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第63号 │直方市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第71号 │令和4年度直方市
一般会計補正予算(第3号)うち所管分 │
└─────┴───────────────────────────────────────┘
産業建設常任委員会
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│議案番号 │件 名 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第64号 │直方市
都市計画法に基づく開発許可の基準の緩和に関する条例の制定について │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第65号 │
直方市営住宅条例の一部を改正する条例について │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第66号 │
市道路線の認定について │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第67号 │
市道路線の変更について │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第68号 │
市道路線の廃止について │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第71号 │令和4年度直方市
一般会計補正予算(第3号)のうち所管分 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第73号 │令和4年度直方市
水道事業会計補正予算(第1号) │
└─────┴───────────────────────────────────────┘
教育民生常任委員会
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│議案番号 │件 名 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第71号 │令和4年度直方市
一般会計補正予算(第3号)のうち所管分 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第72号 │令和4年度直方市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) │
└─────┴───────────────────────────────────────┘
議案第71号 令和4年度直方市
一般会計補正予算(第3号)の委員会別内訳
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 委員会 │内 訳 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│総 務 │第1条中、歳入全款、歳出2款 │
│ │第3条、第4条 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│産業建設 │第1条中、歳出4款2項、6款、7款、8款、13款 │
│ │第2条中、8款 │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│教育民生 │第1条中、歳出3款、4款1項、10款 │
│ │第2条中、4款、10款 │
└─────┴───────────────────────────────────────┘...