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令和 3年 9月定例会 (第1日 9月 3日)

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  1. 直方市議会 2021-09-03
    令和 3年 9月定例会 (第1日 9月 3日)


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    最終取得日: 2024-09-18
    令和 3年 9月定例会 (第1日 9月 3日)                  令和3年9月3日(金) 1.会議の開閉時刻  開会 10時00分            散会 11時10分 1.議事日程(第1号) 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       安 永 浩 之           2番       三 根 広 次           3番       篠 原 正 之           4番       森 本 裕 次           5番       渡 辺 幸 一           6番       田 代 文 也           7番       野 下 昭 宣           8番       佐 藤 信 勝           9番       那 須 和 也          10番       渡 辺 和 幸          11番       澄 田 和 昭
             12番       髙 宮   誠          13番       紫 村 博 之          14番       宮 園 祐美子          15番       渡 辺 克 也          16番       矢 野 富士雄          17番       村 田 明 子          18番       松 田   曻          19番       中 西 省 三 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    則 末 幹 男          次長        武 谷 利 昭          係長        松 﨑 祐 一          書記        前 田 洋 志 1.説明のため出席した者の職氏名          市長        大 塚 進 弘          副市長       秋 吉 恭 子          教育長       山 本 栄 司          総合政策部長    坂 田   剛          市民部長      古 賀   淳          産業建設部長    増 山 智 美          教育部長      安 永 由美子          上下水道環境部長 村 津 正 祐          消防長       岸 本 孝 司                    各課長省略 1.会議に付した事件  日程第1 会期の決定  日程第2 議案第58号から日程第9 議案第65号まで  日程第10 議案第57号から日程第19 議案第75号まで  日程第20 報告第7号から日程第28 報告第15号まで  第1 会期の決定  第2 議案第58号 令和2年度直方市一般会計歳入歳出決算の認定について  第3 議案第59号 令和2年度直方市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい           て  第4 議案第60号 令和2年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算           の認定について  第5 議案第61号 令和2年度直方市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について  第6 議案第62号 令和2年度直方市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて  第7 議案第63号 令和2年度直方市上頓野産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の           認定について  第8 議案第64号 令和2年度直方市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につい           て  第9 議案第65号 令和2年度直方市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につ           いて  第10 議案第57号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方市一般会計補正予算           (第5号))  第11 議案第66号 直方市個人情報保護条例の一部を改正する条例について  第12 議案第67号 直方市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部           を改正する条例について  第13 議案第68号 直方市小学校給食費の管理に関する条例の全部を改正する条例につ           いて  第14 議案第69号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例について  第15 議案第70号 直方市下水道条例の一部を改正する条例について  第16 議案第71号 市道路線の認定について  第17 議案第72号 市道路線の廃止について  第18 議案第74号 令和3年度直方市一般会計補正予算(第6号)  第19 議案第75号 令和3年度直方市水道事業会計補正予算(第1号)  第20 報告第7号 専決処分事項の報告について(市営住宅家賃滞納に係る民事調停)  第21 報告第8号 専決処分事項の報告について(市営住宅家賃滞納等に係る民事調停           )  第22 報告第9号 直方市土地開発公社経営状況について  第23 報告第10号 公益財団法人直方文化青少年協会経営状況について  第24 報告第11号 令和2年度直方市の財政の健全化判断比率について  第25 報告第12号 令和2年度直方市上頓野産業団地造成事業特別会計資金不足比率           について  第26 報告第13号 令和2年度直方市水道事業会計資金不足比率について  第27 報告第14号 令和2年度直方市下水道事業会計資金不足比率について  第28 報告第15号 令和2年度直方市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の           状況についての点検及び評価について            ───── 10時00分 開会 ───── ○議長(中西省三)  おはようございます。ただいまから令和3年9月直方市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  議事進行上必要と認め、市長、その他説明員の出席を求めております。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと思いますので、御了承願います。  これより日程に入ります。  日程第1 会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、議会運営委員会の申合せのとおり、本日から24日までの22日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、会期は22日間と決定しました。  日程第2 議案第58号から日程第9 議案第65号までの8件を一括して議題とします。  令和2年度決算の概要について、一括して市長の説明を求めます。                 (大塚市長 登壇) ○市長(大塚進弘)  令和2年度直方市一般会計ほか特別会計及び事業会計決算認定の御審議をいただくに当たり、昨年度の事業概要について御説明をいたします。なお、各会計の決算の概要につきましては、お手元にお配りしております令和2年度決算説明を御覧いただきたいと思います。  さて、昨年度は現在も猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の対応に追われた1年でありました。令和2年3月には、全国の全ての小・中学校臨時休校が要請され、4月には全都道府県に緊急事態宣言が発出されました。その後、新型コロナウイルス感染者が増加する第2波、第3波と続き、収束する気配がないまま令和3年を迎えました。  福岡県においては、今年度の8月20日から4回目の緊急事態宣言対象地域となりました。現在、全国でワクチン接種に力を注ぎ接種率は増加をしていますが、デルタ株と言われる感染力の強い新型ウイルスにより当面厳しい状況が続くものと思われます。  今後もウイルスが変異を続けることを考えますと先が見通せない状況下にあると認識をいたしております。そして、この新型コロナウイルスの蔓延により、市民生活地域経済が大きな打撃を受けていることが今後の市政運営に多大な支障を来すものと考えております。  市といたしましては、国の交付金を活用し新型コロナウイルス感染症に伴います様々な経済対策感染症対応地方創生臨時交付金事業を実施してまいりました。国による経済対策事業といたしましては、市民1人当たり10万円を給付いたしました特別定額給付金及び子育て世帯への臨時特別給付金等を実施し、市独自の対策としては、臨時交付金を充当し、新型コロナウイルス感染防止や人と人との接触を避けるシステム構築事業など、総事業費12億403万5,000円を計上し、このうち令和2年度内に事業費総額7億8,777万8,000円を執行いたしました。  コロナ禍における対応として、市役所に来なくても行政手続ができる新しい行政サービスの構築を目指し、その第一弾として、令和2年度は手続の押印廃止に取り組みました。今年度は行政手続オンライン化を進めてまいります。  こうした中、自然災害では、幸いにも昨年度は大きな被害はありませんでした。これは本市が今まで実施をしてまいりました内水対策事業や、国や県に要望し実施していただいた事業が一定の成果を上げているものと考えております。  本年度の8月の大雨でも全国で大きな災害が多発いたしましたが、本市は大きな災害を免れることができました。しかしながら、今回の大雨により冠水をした道路や地域もあり、いまだ内水氾濫の危険を含んでいることから、引き続き、国や県と連携して災害に強いまちとなるよう取り組んでまいります。
     さて、令和2年度は、令和3年度から10年間の本市のまちづくりの指針となる第6次直方市総合計画を策定いたしました。総合計画ではSDGsの考え方を基本とし、新国富指標を活用して施策の進捗度を図っていくことといたしております。併せて、昨年度に施策実現のための実施計画である第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略も策定をいたしました。今後の本市のまちづくりにおいては、総合計画総合戦略を着実に実施していくことが重要となります。  次に、私が掲げております三つの柱における昨年度の取組についてです。まちの取組につきましては、中心市街地活性化のため様々な施策を講じてまいりました。  まず、中心市街地賑わいづくり推進事業を実施し、リノベーション等による空き店舗の活用を進めるための創業支援スクールまちづくり直方に委託をして実施しました。店舗を開業するまでには至っていませんが、受講者の様々な動きも見られることから、令和3年度も創業支援を継続しているところです。  また、空き店舗調査等の結果により、中心市街地商店街公共施設として、具体的には子育て支援センターを設置する方向で検討を進めております。  さらに、デジタル化推進事業を実施いたしました。基幹産業である工業集積など、本市の魅力を全国に発信をし、オンライン相談会や市内の見学会などを実施しました。その結果、昨年度はIT事業者が3社、今年度は4社の事業者の町なかへの誘致につながったところでもあります。  また、JR直方駅まで筑豊電気鉄道を延伸する場合の事業内容を再検討するため、まちなか公共交通活性化調査業務を実施しました。調査結果では、事業採算性は一定見込める結果となりました。しかしながら、コロナ禍により働き方をはじめ通勤・通学、あるいは買物などの変化から、コロナ禍後の公共交通利用者の予測も難しい状況にありますが、引き続き、延伸の可能性を検討していきたいと考えております。  次に、二つ目の柱であります「ひと」です。まず、子育て環境整備として、国による幼児教育の無償化を着実に実施し、一方では、待機児童対策として不足する保育士や幼稚園教諭の確保に努めてまいりました。さらには、教育現場ICT化の推進についても新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、小・中学校校内通信環境の整備やタブレットパソコンの整備を進めました。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えない中、現在、教職員の研修などに力を注いでおり、今後は個別最適化のよさを子供たちの確かな学力の向上に生かしていきたいと考えております。  健康に関しては、コロナ禍の中、不要不急の外出の自粛などにより外出する機会を失い、多くの市民の皆様が歩く機会さえも少なくなっていることと思います。市といたしましても、市民の皆様の健康寿命の延伸を目標としながら、昨年度はコロナウイルス感染症対策への対応で市民の皆様の健康診断などの受診機会の確保以外、十分な健康推進事業ができなかった状況となりましたが、今後とも市民の健康に留意の上、健康推進事業を実施してまいります。  次に、三つ目の柱であります「産業」です。課題であった植木地区の開発については、当初、本市の植木地区のみで計画をいたしておりました区域を鞍手町にまたがるエリアまで広げた一体的開発適地調査を、県からの支援もいただいた中で鞍手町との共同で実施をしました。今後も、県の支援などによる事業手法を探りながら産業団地造成に向けた取組を進めてまいります。  また、市内事業者のデジタルトランスフォーメーションの推進につきましては、企業が必要とする能力を持った副業人材を希望する企業とマッチングさせる事業などを実施するとともに、本市の行政課題である樋門の自動化を大学、市内事業者と連携を組み実証実験を行いました。実証実験の結果から、樋門の自動化への可能性があることから、悪天候などの様々な状況下でも正常に動作できるように、今年度もテストを継続してまいります。  また、それ以外の保育現場が抱える課題など行政課題実証事業を進めてまいります。  最後に、令和2年度の大型継続事業についてです。令和3年3月に竣工した中泉中央市営住宅建築事業、令和3年7月末に竣工いたしました汚泥再生処理センター建設事業都市計画事業として今年度を工事期間とする小野牟田野添線道路新設工事を推進をいたしました。  令和2年度の総括として、新型コロナウイルス感染症感染拡大の中で、予定どおりの進捗となっていない事業もございますが、できる限りの調整をしながら事業を進めてまいりました。そして、本市の将来に向けた取組については、令和2年度も着実に実施をしてまいりました。  まだ、本市のまちづくりの全体像が見えるというところにまでは至っておりませんが、引き続き、第6次総合計画が目指す本市の将来像を実現するための取組を進めてまいります。そのためには、職員が現場で起こっていることを自分ごととして問題化し、政策立案できる能力を高めていかなければなりません。今後も職員の資質の向上と市民満足度の最大化に向け取り組んでまいります。  財政運営につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により税収の減少が予測されることから、今年度以降の厳しい財政運営を想定しています。引き続き、計画的な財政運営に努めながら本市の発展を目指してまいりたいと考えております。議員各位の御理解と御協力をお願いいたします。  最後となりますが、長期間にわたり、この決算審査に当たられました監査委員の御労苦に対し深く感謝を申し上げます。  細部につきましては、別に参考資料も添付いたしておりますので、慎重に御審議の上、認定賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(中西省三)  日程第10 議案第57号から日程第19 議案第75号までの10件を一括して議題とします。  議案第57号について、提案理由の説明を求めます。 ○市民部長(古賀 淳)  議案第57号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方市一般会計補正予算(第5号))について御説明をいたします。  本案は、令和3年度直方市一般会計補正予算(第5号)につきまして、去る令和3年7月1日付、専決第11号をもちまして専決処分をいたしておりますので、本会議に報告し、承認を求めようとするものでございます。  今回の補正は、いわゆる新型コロナウイルス感染症が長期化することを鑑み、国の全額補助により新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給する制度が新たに準備をされました。社会福祉協議会の実施する特例貸付けが限度額まで到達した、もしくは再貸付けについて不承認とされたといった事情によりまして特別貸付けの利用ができない生活困窮世帯に対しまして、新たな就労や生活保護制度への円滑な移行への支援策として新制度が準備されましたので、それに併せて所要の予算措置を行ったものでございます。  内容につきましては、補正予算書により説明をいたしますので、令和3年度補正予算書の3ページをお願いいたします。  第1条では、歳入歳出予算の補正として、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ970万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ265億4,828万5,000円に改めようとするものでございます。  第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。  予算の内容につきまして、事項別明細書の歳入から御説明いたしますので6ページをお願いいたします。  歳入15款2項2目民生費国庫補助金では、2節社会福祉費補助金で、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金といたしまして970万7,000円の歳入を計上いたしております。  続きまして、歳出の説明をいたしますので、次のページをお願いいたします。  歳出3款1項1目社会福祉総務費で、歳入と同額970万7,000円を計上いたしております。  1節報酬から4節共済費までは、本事業実施に係ります会計年度任用職員人件費として記載の合計額319万6,000円を計上いたしております。8節旅費で2,000円を、10節需用費消耗品費等といたしまして1万2,000円を、11節役務費で郵送料、振込手数料などとして9,000円をそれぞれ計上しております。19節扶助費は、説明欄記載のこの新たな自立支援金制度を648万8,000円を計上さしていただいております。  この内容に関しましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金といたしまして、1人世帯に月額6万円、2人世帯に月額8万円、3人以上世帯に月額10万円を、3か月を上限として支給するものでございます。  以上、議案第57号について御説明をいたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第66号について、提案理由の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  議案第66号について御説明いたしますので、議案書の25ページをお願いいたします。  本案は、直方市個人情報保護条例の一部を改正するものでございます。  行政事務行政手続におきますデジタル化の遅れ、また、多種多様なデータの利活用重要性の高まりに対応するため、令和3年5月19日にデジタル庁設置法をはじめとする六つの法律、いわゆるデジタル改革関連法が公布されたことに伴い本条例の一部を改正するものでございます。主に文言と引用する法律等の条文を一部改めるものです。  それでは、直方市個人情報保護条例の改正の内容につきまして御説明いたしますので、新旧対照表の1ページをお願いいたします。  左側が新で右側が旧でございます。  第26条第4項では、個人情報情報照会者及び情報提供者を、「総務大臣及び番号法第19条第7号」から「内閣総理大臣及び番号法第19条第8号」に改めております。  次に、第37条第2項では、引用する条文を「第1項の不服申立て」から「前項の不服申立て」に改めております。  附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。  以上、議案第66号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第67号について、提案理由の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  議案第67号について御説明いたしますので、議案書の27ページをお願いいたします。  本案は、直方市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するものでございます。  議案第66号と同様になりますが、行政事務行政手続におけるデジタル化の遅れ、また、多種多様なデータの利活用重要性の高まりに対応するため、令和3年5月19日にデジタル庁設置法をはじめといたします六つの法律、デジタル改革関連法が公布されたことに伴い本条例の一部を改正するものでございます。主に引用する法律の条文を一部改めるものです。  それでは、直方市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の改正の内容につきまして御説明いたしますので、新旧対照表の3ページをお願いいたします。  左側が新で右側が旧でございます。  第1条及び第5条第1項におきまして、引用する法律の条文を「第19条第10号」から「第19条第11号」に改めております。  附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。  以上、議案第67号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第68号について、提案理由の説明を求めます。 ○教育部長安永由美子)  議案第68号 直方市小学校給食費の管理に関する条例の全部を改正する条例について御説明いたします。  議案書では29ページから31ページにかけてでございます。  本条例は、小学校給食費の取扱いに関し必要な事項を定めたものでございます。今回の改正の趣旨は、令和4年2学期から中学校給食全員喫食とし、小学校給食と同様の公会計化に対応するため、小学校給食に限定していたものに対して中学校給食を含めた学校給食等に改めようとするものでございます。  それでは、改正の内容につきまして御説明いたしますので、議案書の30ページをお開き願います。  条例の名称を、「直方市小学校給食費の管理に関する条例」から「直方市学校給食費の管理に関する条例」に改めております。  第1条では、本条例の趣旨として、学校給食に係る学校給食費の取扱いに関して必要な事項を定めるとしております。  第2条定義では、第1号から第3号まで、用語の定義を定めております。  第3条では、学校給食を実施する学校について定めています。  第4条において、学校給食費は、児童又は生徒の保護者から徴収するとし、第2項及び第3項で、児童・生徒以外の者に提供した場合の徴収について規定しております。  第5条では、学校給食費の額は、市長が学校給食運営審議会の審議を経て規則で定めるとしております。  第6条では、学校給食費の減免について規定しており、第7条で納付の期日を定めています。  第8条では、学校給食において必要な事項を調査審議する機関として、学校給食運営審議会の設置について、第2項で委員の数等を、第3項で組織及び運営について定めております。  第9条で必要事項の委任を規定しております。  附則といたしまして、この条例は、令和4年8月1日から施行するといたしております。  また、準備行為として必要な手続等は施行日より前に行うことができるといたしております。さらに、中学校給食費の審議に関する措置として、本条例の施行日前に審議された額は、学校給食運営審議会の審議を経たものとみなすといたしております。  以上、議案第68号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第69号について、提案理由の説明を求めます。 ○上下水道環境部長(村津正祐)  議案第69号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  議案書は33ページ、34ページ、条例新旧対照表では5ページから6ページでございます。  本条例は、直方市水道事業の給水について、水道料金など給水の適正を保持するために必要な事項を定めております。  今回の改正につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業といたしまして構築しました上下水道マッピングシステム窓口用タッチパネルの提供に伴いまして、既に規定しております給水台帳閲覧手数料とは別に、その写しの交付を希望する場合に、1枚当たり300円の交付手数料にて提供しようとするものでございます。  条例新旧対照表の5ページをお願いいたします。  右が旧、左が新でございます。  別表第2(第29条関係)、手数料の別表の最後に、種別、「管路図複写手数料」、単位、「1枚につき」、金額、「300円」を新たに追加するものでございます。  最後に、附則といたしまして、この条例は、令和3年11月1日から施行するといたしております。  以上、議案第69号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第70号について、提案理由の説明を求めます。 ○上下水道環境部長(村津正祐)  議案第70号 直方市下水道条例の一部を改正する条例について説明いたします。  議案書は35ページ、36ページ、条例新旧対照表では7ページでございます。  本条例は、下水道法第23条第1項の規定に基づく下水道台帳の調製と同条第3項に基づく市民の皆様への台帳閲覧サービスを窓口で提供してまいりました。  今回の改正につきましては、直方市水道事業と同様の上下水道マッピングシステム窓口用タッチパネルの提供に伴い、閲覧が容易になるとともに下水道台帳図等の写しの交付を希望する場合、1枚当たり300円の交付手数料にて提供しようとするものでございます。  条例新旧対照表の7ページをお願いいたします。  右が旧、左が新でございます。  第24条第3項につきましては、ただし書中の文言整理でございます。  第29条第1項に、「(7)下水道台帳図等の写しの交付 1枚につき300円」を新たに追加しようとするものでございます。  最後に、附則といたしまして、この条例は令和3年11月1日から施行するといたしております。
     以上、議案第70号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第71号について、提案理由の説明を求めます。 ○産業建設部長(増山智美)  議案第71号 市道路線の認定について御説明いたします。  頓野241号線ほか1路線の認定で、議案書では37ページから40ページでございます。  いずれも道路用地の寄附を受け、認定しようとするものでございます。  参考資料として位置図を添付しておりますので、これにより御説明いたします。  39ページをお願いいたします。  まず、頓野241号線でございます。宅地分譲予定地内の道路で、県道直方行橋線の近津神社前、宮ノ前交差点から南西に直線で約350メートル、筑豊高校グラウンドの南約100メートルの場所で、大字頓野2026番5先を起点に、大字頓野2026番12先を終点とする延長43.5メートル、平均幅員5.1メートルの道路でございます。  40ページをお願いいたします。  下境191号線でございます。同じく宅地分譲予定地内の道路です。平成筑豊鉄道の藤棚駅付近から市道武谷線を北に約230メートル、本洞児童遊園の南側約60メートルの場所で、大字下境3892番2先を起点に、大字下境3892番17先を終点とする延長46.2メートル、平均幅員6.1メートルの道路でございます。  認定の期日は、いずれも告示の日とするといたしております。  以上、議案第71号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第72号について、提案理由の説明を求めます。 ○産業建設部長(増山智美)  議案第72号 市道路線の認定について御説明いたします。  植木68号線ほか5路線の廃止で、議案書では41ページから48ページでございます。  参考資料といたしまして位置図を添付しておりますので、これにより御説明いたします。  43ページをお願いいたします。  植木68号線でございます。植木の井関大橋から県道直方宗像線を宗像方面に約400メートル行った場所で、大字植木835番3先を起点に、大字植木835番6先を終点とする延長45.4メートル、平均幅員1.4メートルの道路でございます。市道としての機能は既になく利用者もないことから廃止するものでございます。  44ページをお願いいたします。  植木102号線でございます。JR筑前植木駅前から県道筑前植木停車場線を東に約350メートルの交差点から市道植木99号線を北に約60メートルの場所で、大字植木1048番1先を起点に、大字植木1050番2先を終点とする延長54.7メートル、平均幅員1.9メートルの道路でございます。市道としての機能は既になく利用者もないことから廃止するものでございます。  次からの4路線につきましては、中泉市民球場に隣接する中泉中央市営住宅内の場所で、いずれも同市営住宅建て替え工事に伴い建設用地となることから廃止するものでございます。  45ページをお願いいたします。  中泉25号線でございます。大字中泉1003番3先を起点に、大字中泉1003番2先を終点とする延長67.2メートル、平均幅員4.0メートルの道路でございます。  46ページをお願いいたします。  中泉26号線でございます。大字中泉1004番2先を起点に、大字中泉1004番1先を終点とする延長71.9メートル、平均幅員4.0メートルの道路でございます。  47ページをお願いいたします。  中泉28号線です。大字中泉1005番先を起点に、大字中泉1005番先を終点とする延長69.8メートル、平均幅員4.0メートルの道路でございます。  48ページをお願いいたします。  中泉29号線です。大字中泉1006番先を起点に、大字中泉1006番先を終点とする延長67.4メートル、平均幅員4.0メートルの道路でございます。  いずれも廃止の期日は告示の日としております。  以上、議案第72号について御説明いたしました。  私、この冒頭で市道路線の廃止につきまして御説明というところを認定についてと発言しております。併せて訂正しておわび申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  議案第74号について、提案理由の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  議案第74号 令和3年度直方市一般会計補正予算(第6号)について御説明いたします。  令和3年度直方市予算書(補正予算)の11ページをお願いいたします。  第1条、歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億8,377万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ269億3,206万3,000円に改めようとするものでございます。  第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、12ページから14ページに記載しております「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。  第2条、繰越明許費では、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」によるといたしております。内容は15ページに記載いたしております。  第3条、債務負担行為の補正では、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第3表 債務負担行為補正」によるといたしております。内容は16ページに記載しております。  第4条、地方債の補正では、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第4表 地方債補正」によるといたしております。内容は17ページ、18ページに記載いたしております。  それでは、第2条の内容につきまして御説明いたしますので、15ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費では、7款1項商工費の中泉調整池浚渫工事4,399万1,000円及び8款6項住宅費の中泉中央市営住宅集会所新築事業3,580万1,000円の2件につきまして、年度内に予算の執行が見込めないことから翌年度に予算を繰り越そうとするものでございます。  16ページをお願いいたします。  第3表、債務負担行為補正では、追加といたしまして、確定申告及び当初課税業務に係る人材派遣業務委託料から放課後児童健全育成事業委託料までの計3事業につきまして、おのおの記載のとおりの内容で、その期間及び限度額を定めようとするものでございます。  17ページをお願いいたします。  第4表、地方債補正では、追加といたしまして、ため池整備事業の4,390万円から中学校施設整備事業の110万円まで、計3件につきまして追加を行おうとするものでありまして、起債の方法、利率、償還の方法については記載のとおりでございます。  18ページをお願いいたします。  変更といたしまして、河川整備事業から臨時財政対策債までの計3件につきまして変更を行おうとするものでありまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。  歳入歳出補正予算の詳細につきまして、事項別明細書の歳入から御説明いたしますので19ページをお願いいたします。  11款1項地方交付税では、1目1節地方交付税におきまして5,905万8,000円の減収を見込み計上いたしております。普通交付税の算定額が決定したことによります補正でございます  20ページをお願いいたします。  15款2項国庫補助金では、2目民生費国庫補助金の5節子ども・子育て支援事業費補助金から7目教育費国庫補助金の4節社会教育費補助金まで、おのおの説明欄記載の内容で、計5,445万1,000円の収入を見込み計上いたしております。  21ページをお願いいたします。  16款2項県補助金では、2目民生費県補助金の7節子ども・子育て支援事業費補助金におきまして、説明欄記載の内容で73万6,000円の収入を見込み計上いたしております。  22ページをお願いいたします。  19款1項基金繰入金では、1目1節基金繰入金で4億4,249万9,000円の収入を見込み計上いたしております。  今回、補正予算の財源調整といたしまして、財政調整基金から4億1,473万8,000円を、排水機場等維持管理基金から知古臨鉱ポンプ修繕の財源といたしまして126万5,000円を、ふるさと応援基金からプレミアム付商品券発行事業の財源といたしまして2,225万円を、森林環境譲与税基金から、もととりあじさい園の園路拡幅工事を行うための財源といたしまして424万6,000円をそれぞれ計上いたしております。  23ページをお願いいたします。  22款1項市債では、5目土木債の2節河川債から16目商工債の1節商工債まで、おのおの説明欄記載の内容で、計5,485万円の減収を見込み計上いたしております。  次に、歳出について御説明いたします。  24ページをお願いいたします。  2款1項6目企画費の12節委託料におきまして、公共施設等総合管理計画改訂業務委託料といたしまして338万8,000円を計上いたしております。公共施設の維持管理の基本方針を定めました計画策定から今年度で5年経過となるため、計画内容の時点修正を行おうとするものでございます。  次のページ、3款2項児童福祉費では、1目児童福祉総務費で220万9,000円を計上いたしております。11節役務費及び17節備品購入費は、放課後学童クラブICT化推進事業といたしまして、市内学童全20クラブにネット回線の敷設とルーターを整備しようとするための通信運搬費83万7,000円と、ルーター購入費74万2,000円を計上いたしております。  18節負担金補助及び交付金の直方市病児保育事業補助金の60万円は、子ども・子育て支援交付金の国の単価改正に伴う不足分の補正予算計上でございます。  3目児童福祉施設費では157万円を計上いたしております。地域子育て支援センターの空調機が故障したため、これを更新するための購入費となります。  26ページをお願いいたします。  7項5目新型コロナウイルスワクチン接種対策費で5,010万円を計上いたしております。ワクチン接種に係る経費でありまして、既決予算におきましては、国の指示により9月末までの経費を計上いたしておりましたが、今回の補正予算では、新たな国の指示により、本年11月末までの必要見込額を計上するものでございます。  1節報酬から4節共済費までは、ワクチン接種に従事する会計年度任用職員6名分と職員の時間外手当などの人件費でございます。7節報償費の2,000万円は、医師・看護師等に対する報償を、10節需用費では、接種会場で必要となります各種消耗品、医薬材料費として計300万円を、11節役務費の550万円は、接種券郵送料などの通信運搬費を、12節委託料では、説明欄記載のとおり、接種会場運営に係ります駐車場管理、人材派遣業務、コールセンターの運営業務、接種会場の従事者管理業務等の委託料として計1,080万円を、17節備品購入費では、ワクチン接種に必要となります各種機械器具費の購入費として100万円をそれぞれ計上いたしております。  次のページ、4款1項保健衛生費の5目火葬場費で143万円を計上いたしております。現在、不調が続いております火葬場空調機器の設備更新に向けて基本設計業務を委託しようとするものでございます。  28ページをお願いいたします。  6款1項農業費の3目農業振興費で90万円を計上いたしております。18節負担金補助及び交付金の直方市有害鳥獣駆除補助金でありまして、有害鳥獣の幼獣を捕獲した場合に1頭当たり3,000円の補助金を交付しようとするもので、300頭分を見込んでおります。  5目農地費で2,405万6,000円を計上いたしております。10節需用費の光熱水費60万円は、渇水対策に係りますポンプ設置稼働に対するもので、修繕料の2,345万6,000円は各種農業施設の修繕費でございます。  次のページ、2項林業費の1目林業振興費で424万6,000円を計上いたしております。14節工事請負費でございまして、工事箇所表記載のとおり、もととりあじさい園の園路拡幅工事を行う費用でございます。あじさいの美しさが高く評価されており、来訪者が多くなっていることから園路を拡幅して利便性と安全性の向上を図ろうとするものでございます。  30ページをお願いいたします。  7款1項商工費では、2目工業振興費で4,528万9,000円を計上いたしております。10節需用費、修繕料の129万8,000円は、直鞍産業振興センター別館のエレベーターの修繕費でございます。14節工事請負費の4,399万1,000円は、工事箇所表記載のとおり、中泉調整池浚渫工事費でありまして、調整池内の泥等のしゅんせつを行いまして調整池としての機能回復を図ろうとするものでございます。  3目商業観光費で2,417万7,000円を計上いたしております。12節委託料、国県等支援金申請サポート業務委託料として192万7,000円を計上いたしております。事業自体は既決予算で現在も実施中でありますが、緊急事態宣言が発出されている現状では、引き続き、本業務を延長、継続する必要がありますことから、予算化しております本年9月末までの実施期間を12月末までに延長し、所要の予算を増額しようとするものでございます。  18節負担金補助及び交付金のプレミアム付商品券事業費補助金の2,225万円は、地域経済対策のため福岡県と協調して行う事業でございます。発行総額は2億4,000万円でプレミアム分は20%、福岡県と2分の1ずつの負担として2,000万円を、商品券発行事務費として225万円を計上いたしております。  次のページ、8款2項道路橋りょう費の2目道路維持費の10節需用費、修繕料で2,140万円を計上いたしております。市内道路の維持管理のため必要となります修繕料の計上でございます。  32ページをお願いいたします。  3項河川費では、1目河川総務費で4,778万4,000円を計上いたしております。18節負担金補助及び交付金で、説明欄記載のとおり県営福地川改修事業の実施に伴います地元負担金でございます。  次のページ、33ページをお願いいたします。  4項都市計画費の1目都市計画総務費で8,593万1,000円を計上いたしております。18節負担金補助及び交付金で、説明欄記載のとおり、県事業であります境口頓野線ほか2路線の事業実施に伴います地元負担金でございます。  34ページをお願いいたします。  5項下水路費の1目下水路整備費の10節需用費、修繕料で2,170万円を計上いたしておりますが、市内下水路の維持管理のため必要となります修繕料の計上でございます。  次のページをお願いします。  6項住宅費の1目住宅管理費で2,770万円を計上いたしております。10節需用費におきまして、市内各所市営住宅の通常修繕、その他維持管理に必要となります経費を計上しております。11節役務費では、草刈り後の草の処分手数料10万円、15節原材料費ではアスファルト合材など修繕に必要となる原材料の購入経費をそれぞれ計上いたしております。  36ページをお願いいたします。  7項公園費の1目公園管理費で555万5,000円を計上いたしております。10節需用費の修繕料500万円は、市内各公園維持管理のための必要となります修繕料の計上でございます。17節備品購入費の55万5,000円は、パークゴルフ場利用者用ロッカーの購入費でございます。  次のページ、10款2項小学校費の4目学校建設費で649万2,000円を計上いたしておりますが、福地小学校の外壁改修及び直方西小学校のトイレ改修を行うための実施設計委託料でございます。  38ページをお願いします。  3項中学校費の4目学校建設費で223万1,000円を計上いたしておりますが、直方第二中学校のトイレ改修を行うための実施設計委託料でございます。  次のページ、4項社会教育費の12目文化施設費で141万9,000円を計上いたしておりますが、ユメニティのおがたの換気設備修繕料でございます。  19目文化財費で620万1,000円を計上いたしております。感田地区の急傾斜地におきまして、古墳時代の横穴墓群が発見されましたことから、この発掘調査を行う経費でございます。1節報酬、4節共済費において、発掘調査に従事する会計年度任用職員人件費等、10節需用費から13節使用料及び賃借料において、調査に必要となります消耗品の購入費、修繕料として伐採等の経費、空中写真撮影業務委託料、作業用足場及び仮設トイレの借上料を計上いたしております。  以上、議案第74号につきまして御説明いたしました。よろしくお願いします。
    ○議長(中西省三)  議案第75号について、提案理由の説明を求めます。 ○上下水道環境部長(村津正祐)  議案第75号 令和3年度直方市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  補正予算書の45ページをお願いします。  今回の補正予算は、現在、民間に委託しております浄水施設等運転管理業務が令和3年度末で契約期間が満了となることから、令和4年度以降も民間委託を継続するため、債務負担行為の設定を行うとともに令和4年1月から3月までの3か月間を次期受託事業者への引継ぎ期間と位置づけまして、その間に発生する費用を増額補正するものでございます。  それでは、議案の説明をいたします。第1条では、令和3年度直方市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるといたしております。  第2条では、収益的支出の補正予算を定めております。  47ページをお願いします。  1款水道事業費1項営業費用1目原水及び浄水費に委託料1,097万8,000円を増額しようとするものでございます。  45ページにお戻りください。  第3条では、債務負担行為について定めております。債務負担行為をすることができる事項として、浄水施設等運転管理業務委託料、期間を令和4年度から令和6年度まで、限度額を2億8,684万7,000円として、それぞれ設定しようとするものでございます。  以上、議案第75号につきまして御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  日程第20 報告第7号から日程第28 報告第15号までの9件を一括して議題とします。  報告第7号について、報告事項の説明を求めます。 ○産業建設部長(増山智美)  報告第7号 専決処分事項の報告について(市営住宅家賃滞納に係る民事調停)について御説明いたします。  議案書の3ページをお願いいたします。  この報告は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告を行うものでございます。  それでは、4ページをお願いいたします。  専決番号12号の記載の市営住宅入居者は、市の再三の催告にも応じず、市営住宅家賃を令和3年1月から令和3年6月までの間、滞納し続けているため、滞納家賃12万7,500円の支払いを求め民事調停を申し立てるものでございます。  調停成立の条件並びに調停不調の場合の訴えの提起など、詳細につきましては4ページから5ページの専決処分書に記載しております。  以上、報告第7号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  報告第8号について、報告事項の説明を求めます。 ○産業建設部長(増山智美)  報告第8号 専決処分事項の報告について(市営住宅家賃滞納等に係る民事調停)について御説明いたします。  議案書の7ページをお願いいたします。  この報告は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告を行うものでございます。  8ページをお願いいたします。  専決番号13号の市営住宅入居者は、市の再三の催告にも応じず、市営住宅家賃を令和3年1月から令和3年6月までの間、滞納し続けているため、滞納家賃10万3,500円の支払いを求め民事調停を申し立てるものでございます。  また、当該市営住宅敷地内に無断で駐車を行わせることがあったため、当該行為を行わせないように併せて申し立てたものであります。  調停成立の条件並びに調停不調の場合の訴えの提起など、詳細につきましては8ページから15ページの専決処分書に記載いたしております。  以上、報告第8号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  報告第9号について、報告事項の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  報告第9号 直方市土地開発公社経営状況について御報告させていただきます。  別冊の配付資料であります地方自治法第221条第3項の法人の経営状況についての4ページをお願いいたします。  令和2年度の事業についてでございますが、土地の取得につきましては新たな買収はございませんでした。土地の処分につきましては、産業業務用地及び自然環境保全用地の1,828.82平米を直方市に売却いたしました。売却収益は用地の取得費に所要の金利を加えた事業原価に一定の事務費を加算して2,821万9,550円となっております。  10ページをお願いいたします。  貸借対照表でございます。  資産の部につきましては、流動資産として事業収益合計は3,879万9,480円となっております。公有用地が1億1,963万6,467円、代行用地が2億6,546万4,514円で、流動資産の合計は4億2,390万461円になります。固定資産といたしましては、投資、その他の資産が500万円になり、資産合計額は4億2,890万461円になります。  負債の部では、短期借入金が3億5,400万円で、そのまま負債合計となります。  資本の部では、基本財産が市からの出資金500万円、前期からの繰越準備金と当期利益を合算した準備金の合計額が6,990万461円で、資本合計が7,490万461円となります。負債・資本の合計額は4億2,890万461円となり、資産合計額と一致いたしております。  20ページをお願いします。  令和2年度末の公有用地明細表になります。産業業務用地及び自然環境保全用地につきましては、当該年度をもちまして売却が完了し期末残高がゼロとなりました。また、植木メカトロビジネスタウン用地につきましては、期末残高が面積3万653.84平米、金額が1億1,963万6,467円となっております。  21ページをお願いします。  代行用地について記載しております。公有用地が土地開発公社の名義であるのに対しまして、代行用地とは市に所有権を取得させた土地で、農地など公社名義では取得できない土地等が該当します。清掃工場用地の期末残高が、面積が5万5,156平米、金額が2億6,546万4,514円となっております。  次に、令和3年度事業計画費について御説明いたしますので、26ページをお願いいたします。  新たな買収の予定がなく過年度取得費に係る支払利息のみでございます。  28ページをお願いいたします。  令和3年度予算です。第2条収益的収入及び支出では、収益的収入につきましては第2款事業外収益で6万1,000円、収益的支出では第2款販売費及び一般管理費で6万円となっており、収益的収入支出差引き額は1,000円となっております。  次に、29ページの第3条資本的収入及び支出では、資本的収入につきましては、第1款第1項借入金として3億5,400万円を見込み、資本的支出につきましては、第1款第1項公有地取得事業費として支払利息分106万2,000円を計上するとともに、借換え分を第2項借入金償還金として3億5,400万円を計上いたしておりますことから、合計で3億5,506万2,000円を見込んでおり、資本的収入支出差引き額は106万2,000円の収入不足となっております。この不足する額につきましては、当年度損益勘定留保金で補填するものといたしております。  最後に、第4条借入金では、借入金の限度額は47億円と定めるといたしております。  以上、報告第9号 直方市土地開発公社経営状況について御報告させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  報告第10号について、報告事項の説明を求めます。 ○教育部長安永由美子)  報告第10号 公益財団法人直方文化青少年協会経営状況について御説明申し上げます。  同じく別冊の地方自治法第221条第3項の法人の経営状況についての34ページをお願いいたします。  まず、令和2年度の事業報告及び決算でございます。  事業報告に記載のとおり、当財団は市内六つの文化施設の指定管理者として市民の文化芸術の振興、青少年の健全育成を図るため、それぞれの施設の特徴を生かした事業を実施するとともに、各文化施設の設置目的に沿った効率的な維持管理と利用者のサービス向上を目指した施設運営を行ってまいりました。しかし、いずれの施設も新型コロナウイルス感染拡大に伴い、閉館やイベント等を中止したことにより、利用者数及び利用料は減少しております。  まず、ユメニティのおがたの年間利用状況でございます。35ページに記載のとおり、利用件数は4,570件、利用者数は3万214人、利用収入は前年比53%の1,267万8,481円となっております。  自主事業の概要につきましては、36ページから37ページに記載しております。幼稚園や小学校にプロの音楽家や劇団が出向いて実施する音楽や演劇のアウトリーチ事業、「おでかけクラシック」「おでかけスクールシアター」、また、小ホールにおいて、市民が低料金で音楽を気軽に楽しめる「ちょっと素敵なくつろぎコンサート」などを継続して実施しております。  次に図書館でございます。利用状況は38ページに記載のとおり、前年度と比較して利用者数は1万380人の減、貸出し冊数は4万2,101冊の減、新規登録者数は362人の減、インターネット蔵書検索利用件数は逆に13万8,231件の増となっております。  自主事業の概要につきましては、38ページ下段から40ページにかけて記載しております。小学校に出向いて本の貸出しを行う「移動図書館」、図書館司書やボランティア団体による「おはなし会」などを引き続き実施しております。  次に、美術館及び美術館別館でございます。利用状況は41ページに記載のとおり、美術館本館では入館者数は合計で前年度より4,438人減の5,011人、観覧料は2万4,090円増の49万8,930円となっております。別館につきましては、入館者数は前年度より3,668人減の4,205人となっております。新館、本館及び別館の展示事業及び自主事業等につきましては、41ページから42ページにかけて記載をしております。美術館の収蔵品を学校に持ち込み鑑賞しながら授業を行う「移動美術館授業」を継続的に実施しております。また、子供のための美術館では、浮世絵を模写した作品づくりと段ボールアートづくりに取り組む「な~んちゃって浮世絵と段ボールアートの世界」を開催しております。  次に、歳時館でございます。利用状況は43ページに記載のとおり、利用者数は前年度より2,982人減の4,973人、料金収入は2万9,825円減の153万4,745円となっております。  自主事業につきましては、43ページから44ページにかけて記載をいたしております。和風建築である施設の特徴を生かし、子供向けの将棋、お琴などの各教室の開催や、新たな利用者の開拓を目的に、食をテーマにしたイベント「Cafe三太郎」などを引き続き実施しております。  次に、石炭記念館でございます。利用状況は45ページに記載のとおり、入館者数は前年度より4,025人減の3,545人、入館料収入は26万4,970円減の25万1,610円となっております。  自主事業につきましては、46ページに記載のとおり、国史跡指定となったことを記念して、石炭記念館をテーマとした小学生の絵画作品を展示する企画展「直方の歴史を紡ぐ絵画展」や貴重な資料群を紹介した「「稀(まれ)」-直方市石炭記念館の資料から-」などを実施しております。  最後に、収支決算でございます。47ページに記載をいたしておりますが、収入合計2億2,531万9,817円に対しまして、支出合計が2億1,027万7,548円で、差引き1,504万2,269円を次年度に繰り越しております。  また、貸借対照表では、48ページに記載のとおり、資産合計並びに負債及び正味財産合計、それぞれ1億5,169万5,531円となっており、正味財産の増減については49ページに記載をしておりますが、26万9,481円減の1億2,921万2,067円となっております。  50ページは監査報告書でございます。  次に、令和3年度の事業計画及び予算でございます。事業計画については、52ページから61ページにかけて記載をしております。また、収支予算は62ページに記載のとおり、当期収入は指定管理料収入1億5,425万円を含め総額2億291万5,000円を見込んでおります。支出も記載の内容で同額を支出するといたしております。  以上、報告第10号について御説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  報告第11号について、報告事項の説明を求めます。 ○総合政策部長(坂田 剛)  報告第11号 令和2年度直方市の財政の健全化判断比率について御説明いたします。  議案書の17ページをお願いいたします。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づく令和2年度決算の財政の健全化判断比率につきましては、「記」以下に記載いたしておりますが、その内容につきまして、参考資料により御説明いたします。  18ページをお願いいたします。  健全化判断比率の概要につきまして、四つの項目について囲みの中に本市の率、早期健全化基準の率、財政再生基準の率、また、囲みの下には四つの項目の説明、計算式を記載いたしております。  まず、1点目の実質赤字比率につきましては、普通会計の実質赤字の標準財政規模に対する比率でございまして、令和2年度普通会計の決算が黒字であることから、実質赤字比率につきましては、表示上数字が出ないということで、総務省表示様式に従いまして横線で表示をいたしております。  次に、2点目の連結実質赤字比率につきましては、全会計の実質赤字の標準財政規模に対する比率でございまして、全会計の決算合計についても黒字であることから、連結実質赤字比率につきましては、表示上数字が出ないということで、同じく横線で表示をいたしております。  次に、3点目の実質公債費比率につきましては、特別会計を含む元利償還金のうち普通会計が負担すべき額の標準財政規模に対する比率でございまして、本市の実質公債費比率につきましては5.5%でございますが、公債費に充当できる一般財源の増などによりまして昨年度より0.2ポイント改善いたしております。  最後に、4点目の将来負担比率につきましては、直方市が将来負担すべき実質的な負担の標準財政規模に対する比率でございまして、本市の将来負担比率につきましては59.0%、大型事業、防災減災事業の財源となりました市債の残高増などの理由によりまして、昨年度より3.8ポイントの悪化となっております。  また、いわゆるイエローカードと言われます早期健全化基準につきましては、実質公債費比率は25%以上、将来負担比率は350%以上となりますので、共にまだかなり余裕のある状況でございます。  以上、報告第11号について御説明いたしました。よろしくお願いします。 ○議長(中西省三)  報告第12号について、報告事項の説明を求めます。 ○産業建設部長(増山智美)  報告第12号 令和2年度直方市上頓野産業団地造成事業特別会計資金不足比率について御説明いたします。  議案書の19ページをお願いいたします。  1の資金不足比率は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和2年度決算における資金の不足額を事業の規模で除して得た数値となりますが、直方市上頓野産業団地造成事業特別会計では資金の不足額が生じておりませんので、総務省の表示様式に従い横線で表示いたしております。  以上、報告第12号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三
     報告第13号について、報告事項の説明を求めます。 ○上下水道環境部長(村津正祐)  報告第13号 令和2年度直方市水道事業会計資金不足比率について御説明いたします。  議案書の21ページをお願いします。  令和2年度直方市水道事業会計資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和2年度決算における資金の不足額を事業の規模で除して得た数値となりますが、水道事業会計では資金不足額が生じておりませんので、総務省の表示様式に従い横線で表示をしております。  以上、報告第13号について御説明いたしました。よろしくお願いをいたします。 ○議長(中西省三)  報告第14号について、報告事項の説明を求めます。 ○上下水道環境部長(村津正祐)  報告第14号 令和2年度直方市下水道事業会計資金不足比率について御説明いたします。  議案書の23ページをお願いします。  令和2年度直方市下水道事業会計資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和2年度決算における資金の不足額を事業規模で除して得た数値となりますが、下水道事業会計では資金不足額が生じておりませんので、総務省の表示様式に従い横線で表示しております。  以上、報告第14号について御説明いたしました。よろしくお願いをいたします。 ○議長(中西省三)  報告第15号について、報告事項の説明を求めます。 ○教育部長安永由美子)  報告第15号 令和2年度直方市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価について御説明申し上げます。  別冊の報告第15号をお願いいたします。  本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき議会に報告をするものでございます。  別冊の2ページをお願いいたします。こちらには本案の概要について目的や方法を記載いたしております。  3ページから5ページにかけて、教育委員会の活動状況について記載をいたしております。  6ページから40ページにかけましては、2年度の本市教育施策要綱にのっとり実施をいたしました16の事業についての記載をいたしております。それぞれ事業の目標、事業の内容と取組状況、成果と課題、今後の方向性を示し、それについて自己評価をいたしております。  また、41ページから51ページにかけましては、学識経験者である福岡教育大学教職大学院の芋生教授及び福岡大学梅田教授より聴取いたしました意見を添付いたしております。専門家によるこれらの指導・助言を真摯に受け止め、今後の本市の教育行政の推進に役立ててまいりたいと考えております。  以上、報告第15号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(中西省三)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  4日、5日は休日のため休会。  6日、午前10時より会議を再開することとし、本日は散会いたします。           ───── 11時10分 散会 ─────...