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令和 3年 6月定例会 (第7日 6月25日)

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  1. 直方市議会 2021-06-25
    令和 3年 6月定例会 (第7日 6月25日)


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    令和 3年 6月定例会 (第7日 6月25日)                  令和3年6月25日(金) 1.会議開閉時刻  開議 10時00分            閉会 10時38分 1.議事日程(第7号) 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       安 永 浩 之           2番       三 根 広 次           3番       篠 原 正 之           4番       森  裕 次           5番       渡 辺 幸 一           6番       田 代 文 也           7番       野 下 昭 宣           8番       佐 藤 信 勝           9番       那 須 和 也          10番       渡 辺 和 幸          11番       澄 田 和 昭
             12番       髙 宮   誠          13番       紫 村 博 之          14番       宮 園 祐美子          15番       渡 辺 克 也          16番       矢 野 富士雄          17番       村 田 明 子          18番       松 田   曻          19番       中 西 省 三 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    則 末 幹 男          次長        武 谷 利 昭          係長        松 﨑 祐 一          書記        福  裕 子 1.説明のため出席した者の職氏名          市長        大 塚 進 弘          副市長       秋 吉 恭 子          教育長       山  栄 司          総合政策部長    坂 田   剛          市民部長      古 賀   淳          産業建設部長    増 山 智 美          教育部長      安 永 由美子          上下水道・環境部長 村 津 正 祐          消防長       岸  孝 司                    各課長省略 1.会議に付した事件  日程第1 議案第40号から日程第16 議案第56号まで  日程第17 意見書案第2号  日程第18 会議録署名議員の指名 諸報告   1 付託議案審査結果について  第1 議案第40号 専決処分事項の承認について(直方税条例の一部を改正する条例           )  第2 議案第41号 専決処分事項の承認について(直方国民健康保険条例の一部を改           正する条例)  第3 議案第42号 専決処分事項の承認について(直方市営住宅条例の一部を改正する           条例)  第4 議案第43号 専決処分事項の承認について(令和2年度直方一般会計補正予算           (第16号))  第5 議案第44号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算           (第1号))  第6 議案第45号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方国民健康保険特別           会計補正予算(第1号))  第7 議案第46号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算           (第2号))  第8 議案第47号 直方固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について  第9 議案第48号 直方税条例等の一部を改正する条例について  第10 議案第49号 直方個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部           を改正する条例について  第11 議案第50号 直方国民健康保険税賦課徴収条例及び直方介護保険条例の一部           を改正する条例について  第12 議案第52号 令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)  第13 議案第53号 令和3年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第14 議案第54号 令和3年度直方介護保険特別会計補正予算(第1号)  第15 議案第55号 直方手数料条例の一部を改正する条例について  第16 議案第56号 令和3年度直方一般会計補正予算(第4号)  第17 意見書案第2号 少人数学級教職員定数の改善に係る意見書について  第18 会議録署名議員の指名            ───── 10時00分 開議 ───── ○議長(中西省三)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと思いますので、御了承願います。  日程に入る前に諸報告を行います。  各常任委員長から付託議案審査に係る委員会報告書が提出されました。その結果を一覧表にし、お手元に配付しております。以上で報告を終わります。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第40号から日程第16 議案第56号までの16件を一括して議題とします。  これより各常任委員長付託議案に係る審査の経過及び結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員長にお願いします。               (9番 那須議員 登壇) ○9番(那須和也)  おはようございます。去る21日の本会議におきまして、我々総務常任委員会に細部の審査を付託されました議案第40号 専決処分事項の承認について(直方税条例の一部を改正する条例)、外7議案について、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査いたしました経過及び結果の報告をいたします。  まず、議案第40号についてであります。  本案については、地方税法等の一部を改正する法律が令和3年4月1日に施行されることに伴い、本市税条例の一部を改正するものでありますが、その主な内容は固定資産税関係が2点、軽自動車関係が3点であります。  まず、固定資産税関係の1点目は、今年度が3年ごとに行う評価替えの年に当たり令和2年度までの時限的な措置であった評価替えに伴う急激な税負担増を抑制するための負担調整措置を、次回の評価替えまでの3年間継続する改正であります。  2点目は、コロナ禍における経済状況を鑑み、今年度に限り、納税者負担感に配慮する観点から、前年度から税額が増額する土地について、前年度並みに据え置く措置を講じる改正であります。  次に、軽自動車関係の3点のうち1点目は、軽自動車を取得する際に課される環境性能割税率区分を見直す改正であります。見直し内容は、非課税対象車種の絞り込み及び新たな2030年度燃費基準のもと、その達成状況に応じて税率を軽減するものであります。  2点目は、コロナ禍経済対策として、今年3月末まで環境性能割の税率を1%軽減していたものを、12月末までの9か月間に延長する改正で、この措置による減収分は、全額国費で補填されるものであります。  3点目は、軽自動車税種別割グリーン化特例について、電気自動車等のみに対象を絞り、税率を75%軽減する措置を2年間延長する改正であります。  我々委員会としては、当局より参考資料の提供を受け、種々議論を交わしたのでありますが、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第43号 専決処分事項の承認について(令和2年度直方一般会計補正予算(第16号))のうち所管分についてであります。  本案については、歳入17款1項1目財産貸付収入における直方いこいの村建物貸付料において、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い令和2年度の貸付金を免除していることから、現在の状況及び貸付金追加免除についてただしたのであります。  これに対して当局より、緊急事態宣言の延長などの影響により現在も経営状況は厳しく、運営にも支障を来している状態である。免除の延長については引き続き継続していきたいとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を受け、さらに議論を深め、現状では今後の事業者の募集が困難であることが見込まれる中、今後の方針についてただしたのであります。  これに対して当局より、今後の運営や施設の閉鎖や廃止等も含めて検討する必要があるが、現段階でははっきりしたことは決まっていないとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を了としつつ、直方いこいの村については建設からかなりの年月がたっており、今後の運営や措置についてもしっかり考えていくことをお願いし、その他の予算についても必要なものであることから、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第44号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算(第1号))のうち所管分についてであります。  本案については、新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学校の消毒・清掃を支援するスクールサポートスタッフを早期に配置することに伴う専決処分でありますが、その財源をふるさと応援基金より繰り入れることから、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第46号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算(第2号))のうち所管分についてであります。  本案については、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、対象児童1人当たり5万円を支給する、「子育て世帯生活支援特別給付金ひとり親世帯分)」の支給事業の実施に伴う専決処分でありますが、その財源に国の新型コロナウイルス感染症セーフティーネット強化交付金を充てることから、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第47号 直方固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、令和3年4月1日施行の地方税法施行規則等の一部を改正する省令により、固定資産評価審査委員会に提出する申出等において押印が不要になったことに伴い、条例に規定されている押印に関する事項について所要の改正を行うものであることから、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第48号 直方税条例等の一部を改正する条例についてであります。
     本案は、地方税法等の一部を改正する法律ほか地方税法関連政省令改正されたことに伴い、本市税条例等の一部を改正するものでありますが、その主な内容は次の2点であります。  まず、1点目は、個人市民税扶養控除における国外居住親族の取扱いの見直しについてであります。国外に居住する親族を扶養控除対象とする要件として、30歳以上69歳以下の国外居住親族のうち、留学生、障がい者及び38万円以上の送金を受けている方以外を、扶養控除対象外とするように改めるものであります。  次に、2点目は、固定資産税におけるコロナ禍での対応であります。  コロナ禍にありながらも、新規に設備投資を行う中小事業者等を支援する観点から、市が認定した事業者先端設備等導入計画に基づき、生産性革命の実現に向けて取得された償却資産等に係る固定資産課税標準を取得後3年間ゼロとする特例措置を、令和5年度末取得分まで2年間延長するものであります。  対象となる資産は、機械、器具、備品、建物附属設備及び事業用家屋等となっており、この措置による固定資産税減収分は、全額国費で補填されるものであります。  我々委員会としては、当局より参考資料の提供を受け、種々議論を交わした中、国外居住親族を扶養する方については、本人が不利にならないよう、本人や勤め先などに対ししっかりと説明してもらうようにお願いし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第52号 令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)のうち所管分についてであります。  本案について、まず歳入21款6項4目雑入におけるスポーツ振興くじ助成金の内容及び経緯についてただしたのであります。  これに対して当局より、スポーツ振興くじはtotoやBIGといったサッカーくじであり、助成金は申請により採択され、今回の申請分については、体育館施設修繕等に充当するとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を受け、さらに議論を深める中、自治総合センター助成金対象となる三つの公民館について、その金額の違いをただしたのであります。  これに対して当局より、感田二区自治会分については公民館建て替えで事業採択されており、その他2件については空調設備や机等の備品が対象となっているためとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を了とし、その他の予算についても必要なものであると認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第56号 令和3年度直方一般会計補正予算(第4号)のうち所管分についてであります。  本案については、いずれも必要な予算措置であることから、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  以上で、我々総務常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過及び結果の報告を終わります。 ○議長(中西省三)  委員長報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  次に、教育民生常任委員長にお願いします。               (2番 三根議員 登壇) ○2番(三根広次)  おはようございます。去る21日の本会議におきまして、我々教育民生常任委員会に細部の審査を付託されました議案第41号 専決処分事項の承認について(直方国民健康保険条例の一部を改正する条例)、外10議案について、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査いたしました経過及び結果の報告をいたします。  まず、議案第41号についてであります。  本案は、本年2月13日に新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が施行され、「新型コロナウイルス感染症」の定義が改正されたことに伴い、直方国民健康保険条例改正する必要があることから、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第43号 専決処分事項の承認について(令和2年度直方一般会計補正予算(第16号))のうち所管分についてであります。  本案は、中央隣保館費及び学校建設費等教育費の各事業に対応する起債借入額の確定に伴う財源内訳の変更であることから、必要な予算措置であると認め、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第44号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算(第1号))のうち所管分についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学校の消毒・清掃を支援するスクールサポートスタッフを配置する予算措置であります。  その中でただした点は、委託先、配置するスタッフの人数、勤務条件についてであります。  これに対し、当局から委託先公益社団法人直方シルバー人材センターであり、配置するスタッフは、市内全小・中学校15校に1名ずつ、勤務時間は、1日2時間で週3日であるとの答弁に接したのであります。  この答弁を受け、大規模校では1日2時間では消毒・清掃が終わらないのではないかさらにただしたのでありますが、終わらない場合はほかの日で対応するとの答弁に接したのであります。我々委員会としては当局答弁を了とし、異議なく承認すべきものと決定したのであります  次は、議案第45号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第1号))についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症流行状況を踏まえ、国民健康保険の被用者に対する傷病手当金について国の財政支援の期間が今年の6月30日まで延長されたことから、本市でも同様に適用期間を延長し、それに伴う予算措置専決処分を行ったものであります。  委員からは、国も必要性があるため延長したと思われるので、受給要件を満たす人が漏れなく申請することができるよう、さらなる周知をお願いしたいとの意見もある中、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第46号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算(第2号))のうち所管分についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯に対し対象児童1人当たり5万円の「子育て世帯生活支援特別給付金ひとり親世帯分)」を支給するためのものであり、必要な予算措置であると認め、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第49号 直方個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、マイナンバーを利用した情報連携ができる事務については法律で定められており、独自利用事務の事例の範囲内で市が条例により定める事務についても情報連携ができることとなっております。そこで、市民サービスの向上を図ることを目的とし、条例に「個人番号の利用に係る事務」の項目を追加しようとするもので、主な項目としては、障害者日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律による地域生活支援事業の実施する事務に関する改正であります。  本案について、当局の説明を踏まえ、種々議論を交わしたのでありますが、委員からは事務上の改正はやむを得ないが、条例については平成27年の制定時から反対しており、あらゆることに個人番号がひもづけられる懸念があるため賛成できないとの意見もあり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第50号 直方国民健康保険税賦課徴収条例及び直方介護保険条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により、世帯の生計を主として維持する者が死亡、重篤な傷病を負った場合、もしくは収入が大きく減少した被保険者等に対する国民健康保険税または介護保険料減免期間について、国の財政支援令和2年度末までから令和3年度末までに延長されたことに伴い改正するものであることから、原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第52号 令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)のうち所管分についてであります。  本案についてただした主なものは3点あり、1点目としては、歳出3款2項2目子育て世帯生活支援特別給付金事業についてであります。  我々委員会としては、対象者の把握が困難な家計が急変した方については、自ら申請いただくしか手だてがないのかただしたのであります。  これに対し当局より、家計急変の方については個別に捉えるのは難しいが、関係部署と連携しながら対象者をつかんでいくとの答弁に接したのであります。  2点目は、歳出3款5項1目マイナンバーカード申請補助ツール借上料の借り上げ期間セキュリティーについてであります。  これに対し当局より、国は令和6年までにマイナンバーカード普及率100%を目指しており借り上げは3年契約であること。セキュリティーについては専用Wi-Fiで暗号化していることなどから問題ないとの答弁に接したのであります。  3点目は、歳出10款5項2目直方体育館床張替工事及び直方体育館競技場照明改修工事についてであります。  現在の体育館老朽化により今後も体育館修繕費が必要になることが想定されるため、今後の計画についてただしたのであります。  これに対し当局より、建築から50年近く経過しているのは事実であり、長期的には建て替えを含めたところでの検討は必要という認識は持っているところではあるが、すぐに建て替えということは困難であるために有利な助成を利用し延命しながら、計画を含めて検討していきたいとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、マイナンバーカードについては情報管理を徹底するよう、体育館については今後の状況を十分見据えて計画を立てていくよう、子育て世帯生活支援特別給付金事業については漏れなく対象者に支給できるように努力をするよう要望を付したのであります。  採決に当たっては、全体としては必要な予算措置とは認めるが、窓口業務委託債務負担行為については窓口業務を委託すること自体に賛成しがたい。また、マイナンバーカード申請補助ツール借上料についても本年5月にデジタル関連法が成立したが、個人情報保護法制の一元化によるプライバシーの侵害、地方自治の侵害、預貯金口座マイナンバーひもづけなど国民生活への影響が懸念される。加えてデジタル庁の職員500人のうち100人以上を民間企業に籍を置いたままの非常勤職員とするということで官民癒着の問題もあり、賛成しがたいものがあるとの反対討論が行われ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第53号 令和3年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。  本案は、財源の内訳の変更を行うものでありますが、国民健康保険税の減免を実施するに当たり本市国保会計財政負担の有無についてただしたのであります。  これに対して当局より、令和2年度は国の10割負担であったが、今年度は市の場合2割を国が負担すると通知があっており、残り8割については歳入欠かん補填収入で計上しているとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を了とするものの、新型コロナ感染症の影響による減免措置であり、令和2年度同様、年度も全額国負担を求めるよう要望を付し、原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第54号 令和3年度直方介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。  今回の補正予算は、新型コロナ感染症の影響による介護保険料の減免を実施するに当たっての財源の調整、介護保険事業制度改正に伴うシステム改修費及び社会保険診療報酬支払基金への返還金を計上するものでありますが、議案第53号同様、減免を実施するに当たり国からの財政支援についてただしたのであります。  これに対して当局より、令和2年度は国の10割負担であったが、今年度は市の場合は国からの財政支援の見込みが減免額の2割であることから、不足分介護給付費準備基金より繰り入れるとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を了とするものの、議案第53号と同様、年度も全額国負担を求めるよう要望を付し、原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第55号 直方手数料条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、国会において、いわゆるマイナンバー法の一部改正が成立したことに伴い条例改正を行うものであります。その具体的な改正内容としては、現在、マイナンバーカードの紛失・破損等による再発行手続は国から市町村に委ねられており、本市においても手数料条例に明記して徴収しているところでありますが、今回の法改正により地方公共団体情報システム機構マイナンバーカードの瑕疵における再発行手数料の額を定め徴収することが今年の9月1日から施行されるため、本市手数料条例から該当の項目を削除するものであります。  本案について、種々議論を深める中、生活保護受給者が再発行手続を行う際、負担増となることから賛成できないとの意見もあり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決定したのであります。  以上で、我々教育民生常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過及び結果の報告を終わります。 ○議長(中西省三)  委員長報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  次に、産業建設常任委員長にお願いいたします。              (5番 渡辺幸一議員 登壇) ○5番(渡辺幸一)  去る21日の本会議におきまして、我々産業建設常任委員会に細部の審査を付託されました議案第42号 専決処分事項の承認について(直方市営住宅条例の一部を改正する条例)、外3議案について、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査いたしました経過及び結果の報告をいたします。  まず、議案第42号についてであります。  本案は、中泉中央市営住宅の2棟目が令和3年3月に完成し、供用開始へ向けて直方市営住宅条例の別表中に、中泉中央市営住宅に7階42戸建て1棟分を追加するものであることから、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第43号 専決処分事項の承認について(令和2年度直方一般会計補正予算(第16号))のうち所管分についてであります。  本案は、商工費の公共交通対策費及び土木費の道路新設改良費等の各事業に対応する起債借入額の確定に伴う財源内訳の変更であることから、必要な予算措置であると認め、異議なく承認すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第52号 令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)のうち所管分及び議案第56号 令和3年度直方一般会計補正予算(第4号)のうち所管分についてであります。  議案第52号に予算計上されている事業について、議案第56号でさらに追加計上されており、関連していることから一括議題として審査したのでありますが、本案についてただした点は主に3点あり、1点目は、歳出6款2項1目森林経営管理制度調査業務委託料について、2点目は、歳出7款1項3目ラブサイクリングのおがた推進協議会負担金について、3点目は、歳出8款4項1目直方駅前活性化調査業務委託料についてであります。  まず、1点目の森林経営管理制度調査業務委託料についてでありますが、調査対象者や、調査の結果、所有者が自分で管理できないとなった森林は今後どうなるのかただしたのであります。  これに対して当局より、地域森林整備計画の対象である民有林の所有者を調査対象としており市内に推計で約2,600名いるが、実際には市内に住んでいない方や相続手続が済んでいない方などが含まれていることから、今後精査は必要である。また、自ら整備できないとなった森林については、市がいわゆる林業の担い手につなぐ、あるいは森林組合等に直接森林整備をお願いすることになるとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を受け、さらに議論を深める中、市が管理を行う場合もあるとのことだが、その費用は誰が負担するのかただしたのであります。  これに対して当局より、森林の公益的機能である土砂災害の防止や保健休養機能、水源涵養、そういったものをいかに公として守っていくかということが市の役割であることから、当該森林については森林環境譲与税等を活用することを考えているとの答弁を受け、了としたのであります。  次に、2点目のラブサイクリングのおがた推進協議会負担金についてでありますが、歳入と歳出の額が合致していないことや見積りを依頼した事業者についてただしたのであります。  これに対して当局より、ラブサイクリングのおがた推進協議会で実施する事業としてはサイクリングポータルサイト制作事業であり、既決の関連予算と県からの補助金に加えて今回の補正予算に計上している100万円でなっており、事業費の総額は300万円を予定している。また、見積りは市外の事業者に依頼したものであるとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を受け、今後の入札や発注においては市内業者への配慮をしてもらうということで、当局答弁を了としたのであります。  次に、3点目の直方駅前活性化調査業務委託料についてでありますが、具体的な業務内容についてただしたのであります。  これに対して当局より、駅前周辺の土地の利用調査、地元関係者へのヒアリング、まちづくり手法の情報収集などを計画しており、まちづくりのための基礎資料作成を目的として行うものであるとの答弁に接したのであります。  我々委員会としては、当局答弁を受け、さらに議論を深める中、委員からは、駅前が活性化することが目的であり市民が納得できる事業にしてほしいといった意見や、直接住民の意見を聞く大事な調査だと認識するが、これまでも同様の調査が行われており、調査においては一貫性を持たせ整理をし、ぜひ無駄な調査にならないようにしてほしいといった意見もある中、当局答弁を了としたのであります。  我々委員会としては、その他についても必要な予算措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決定したのであります。  以上で、我々産業建設常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過及び結果の報告を終わります。 ○議長(中西省三)  委員長報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので討論を終結いたします。  これより採決に入ります。
     まず、議案第40号 専決処分事項の承認について(直方税条例の一部を改正する条例)から議案第46号 専決処分事項の承認について(令和3年度直方一般会計補正予算(第2号))までの7件を一括して採決します。  議案第40号から議案第46号までの7件は、委員長報告どおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第40号から議案第46号までの7件は、承認されました。  次に、議案第47号 直方固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について及び議案第48号 直方税条例等の一部を改正する条例についての2件を一括して採決します。  議案第47号及び議案第48号の2件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第47号及び議案第48号の2件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号 直方個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  議案第49号は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号 直方国民健康保険税賦課徴収条例及び直方介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。  議案第50号は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号 令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)を採決します。  議案第52号は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号 令和3年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第54号 令和3年度直方介護保険特別会計補正予算(第1号)の2件を一括して採決します。  議案第53号及び議案第54号の2件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第53号及び議案第54号の2件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号 直方手数料条例の一部を改正する条例についてを採決します。  議案第55号は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号 令和3年度直方一般会計補正予算(第4号)を採決します。  議案第56号は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。  日程第17 意見書案第2号を議題とします。  お諮りします。  意見書案の趣旨は、調整会議で十分に協議されておりますので、説明を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、説明を省略することに決定いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りします。  意見書案は、会議規則第35条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  意見書案第2号 少人数学級教職員定数の改善に係る意見書についてを採決します。  意見書案第2号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)  起立多数。  よって、意見書案第2号は、原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書の取扱いについては、議長に一任願います。  日程第18 会議録署名議員の指名を行います。  定例会の会議録署名議員として、5番 渡辺幸一議員、9番 那須議員を指名します。  これをもって、定例会の会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  以上で、令和3年6月直方市議会定例会を閉会いたします。           ───── 10時38分 閉会 ─────        令和3年6月直方市議会定例会 委員会審査結果                                  令和3年6月25日  総務常任委員会 ┌─────┬────────────────────────────┬───────────┐ │議案番号 │件               名           │審査結果       │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┬─────┤ │ 第40号 │専決処分事項の承認について(直方税条例の一部を改正する│承  認 │全会一致 │ │     │条例)                         │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第43号 │専決処分事項の承認について(令和2年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第16号))のうち所管分             │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第44号 │専決処分事項の承認について(令和3年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第1号))のうち所管分              │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第46号 │専決処分事項の承認について(令和3年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第2号))のうち所管分              │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第47号 │直方固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につ│原案可決 │全会一致 │ │     │いて                          │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第48号 │直方税条例等の一部を改正する条例について       │原案可決 │全会一致 │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第52号 │令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)のうち所管分 │原案可決 │全会一致 │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第56号 │令和3年度直方一般会計補正予算(第4号)のうち所管分 │原案可決 │全会一致 │
    └─────┴────────────────────────────┴─────┴─────┘  教育民生常任委員会 ┌─────┬────────────────────────────┬───────────┐ │議案番号 │件               名           │審査結果       │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┬─────┤ │ 第41号 │専決処分事項の承認について(直方国民健康保険条例の一部│承  認 │全会一致 │ │     │を改正する条例)                    │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第43号 │専決処分事項の承認について(令和2年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第16号))のうち所管分             │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第44号 │専決処分事項の承認について(令和3年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第1号))のうち所管分              │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第45号 │専決処分事項の承認について(令和3年度直方国民健康保険│承  認 │全会一致 │ │     │特別会計補正予算(第1号))              │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第46号 │専決処分事項の承認について(令和3年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第2号))のうち所管分              │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第49号 │直方個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の│原案可決 │賛成多数 │ │     │一部を改正する条例について               │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第50号 │直方国民健康保険税賦課徴収条例及び直方介護保険条例の│原案可決 │全会一致 │ │     │一部を改正する条例について               │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第52号 │令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)のうち所管分 │原案可決 │賛成多数 │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第53号 │令和3年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第2号) │原案可決 │全会一致 │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第54号 │令和3年度直方介護保険特別会計補正予算(第1号)   │原案可決 │全会一致 │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第55号 │直方手数料条例の一部を改正する条例について      │原案可決 │賛成多数 │ └─────┴────────────────────────────┴─────┴─────┘  産業建設常任委員会 ┌─────┬────────────────────────────┬───────────┐ │議案番号 │件               名           │審査結果       │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┬─────┤ │ 第42号 │専決処分事項の承認について(直方市営住宅条例の一部を改正│承  認 │全会一致 │ │     │する条例)                       │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第43号 │専決処分事項の承認について(令和2年度直方市一般会計補正│承  認 │全会一致 │ │     │予算(第16号))のうち所管分             │     │     │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第52号 │令和3年度直方一般会計補正予算(第3号)のうち所管分 │原案可決 │全会一致 │ ├─────┼────────────────────────────┼─────┼─────┤ │ 第56号 │令和3年度直方一般会計補正予算(第4号)のうち所管分 │原案可決 │全会一致 │ └─────┴────────────────────────────┴─────┴─────┘  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            直方市議会議長     中 西 省 三            直方市議会副議長    松 田   曻            直方市議会議員     渡 辺 幸 一            直方市議会議員     那 須 和 也...