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令和 2年12月定例会 (第6日12月 7日)

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  1. 直方市議会 2020-12-07
    令和 2年12月定例会 (第6日12月 7日)


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    令和 2年12月定例会 (第6日12月 7日)                  令和2年12月7日(月) 1.会議の開閉時刻  開議 10時00分            散会 10時58分 1.議事日程(第6号) 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       安 永 浩 之           2番       三 根 広 次           3番       篠 原 正 之           4番       森 本 裕 次           5番       渡 辺 幸 一           6番       田 代 文 也           7番       野 下 昭 宣           8番       佐 藤 信 勝           9番       那 須 和 也          10番       渡 辺 和 幸          11番       澄 田 和 昭
             12番       髙 宮   誠          13番       紫 村 博 之          14番       宮 園 祐美子          15番       渡 辺 克 也          16番       矢 野 富士雄          17番       村 田 明 子          18番 (欠席)  松 田   曻          19番       中 西 省 三 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    則 末 幹 男          次長        武 谷 利 昭          書記        渡 邉 順 子          書記        前 田 洋 志 1.説明のため出席した者の職氏名          市長        大 塚 進 弘          副市長       秋 吉 恭 子          教育長       山 本 栄 司          総合政策部長    大 場   亨          市民部長      古 賀   淳          産業建設部長    増 山 智 美          教育部長      安 永 由美子          上下水道・環境部長 松 崎 裕 史          消防長       岸 本 孝 司                    各課長省略 1.会議に付した事件  日程第1 議案第85号  日程第2 議案第86号  日程第3 議案第87号から日程第7 議案第91号まで  日程第8 議案第92号及び日程第9 議案第93号  日程第10 議案第94号から日程第12 議案第96号まで  日程第13 議案第98号  日程第14 議案第99号から日程第19 議案第104号まで  日程第20 議案第97号  第1 議案第85号 直方市火災予防条例の一部を改正する条例について  第2 議案第86号 あらゆる差別をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例につい           て  第3 議案第87号 直方市介護保険条例及び直方市後期高齢者医療に関する条例の一部           を改正する条例について  第4 議案第88号 直方市立保育所条例及び直方市立保育所施設整備基金条例を廃止す           る条例について  第5 議案第89号 直方市企業誘致条例の一部を改正する条例について  第6 議案第90号 直方市営住宅条例の一部を改正する条例について  第7 議案第91号 筑豊広域都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び直方市公           共下水道区域外流入分担金の徴収に関する条例の一部を改正する条           例について  第8 議案第92号 財産の無償譲渡について  第9 議案第93号 財産の無償貸付けについて  第10 議案第94号 工事請負契約締結の議決の一部変更について(中泉中央市営住宅建           築工事(2工区))  第11 議案第95号 工事請負契約締結の議決の一部変更について(直方市汚泥再生処理           センター建設工事)  第12 議案第96号 市道路線の認定について  第13 議案第98号 令和2年度直方市一般会計補正予算(第8号)  第14 議案第99号 令和2年度直方市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)  第15 議案第100号 令和2年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計補正予算           (第1号)  第16 議案第101号 令和2年度直方市介護保険特別会計補正予算(第2号)  第17 議案第102号 令和2年度直方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  第18 議案第103号 令和2年度直方市水道事業会計補正予算(第3号)  第19 議案第104号 令和2年度直方市下水道事業会計補正予算(第1号)  第20 議案第97号 直方市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて            ───── 10時00分 開議 ───── ○議長(中西省三)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと思いますので、御了承願います。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第85号を議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  日程第2 議案第86号を議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許可します。  9番 那須議員。              (9番 那須議員 自席より) ○9番(那須和也)  議案第86号 あらゆる差別をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例についてお尋ねいたします。  この改正案は、平成28年12月に成立した部落差別の解消の推進に関する法律の実効性を高めるものと説明されました。この法律は、部落差別の言葉を使った初めての法律で、理念法と言いながら、国や自治体の責務として相談体制の充実や教育・啓発、そして実態調査の実施を明記しています。しかし、部落差別の定義はなく、何が部落差別に当たるのかの判断を誰がやり、どうやるのかも不明確なままです。  部落の出身者であることを理由にした差別を調査しようとすれば部落出身者の抽出につながり、旧同和地域住民の人権侵害になりかねませんし、この法律によって行われる教育・啓発や実態調査が新たな差別を生む危険性もはらんでいると思います。私は歴史逆行の差別、永久化法との危惧を持っています。まず、条例に至った経緯について教えていただきたいと思います。 ○市民部長(古賀 淳)  条例改正に至った経緯でございます。まず、国の動向でございますが、議員御案内のように、平成28年12月に部落差別の解消の推進に関する法律が成立、施行され、地方公共団体はその地域の実情に応じた施策を講じるものと規定されております。  平成29年度に法務省によります意識調査が行われまして、平成30年3月に有識者会議で調査結果を討議し報告が行われております。  続きまして、県の動向でございます。平成31年3月に既存の福岡県部落差別事象の発生の防止に関する条例を改正をいたしまして、福岡県部落差別の解消の推進に関する条例を制定をいたしました。直方市において、このような経過の中、法施行の通知に必要な調査、相談体制の充実に関する内容が含まれております。  本市におきましても法の趣旨はもとより、部落差別をはじめとするあらゆる差別解消に努めることが市の責務であるという姿勢を示すために、本議案の条例改正を提案をしているところでございます。以上でございます。 ○9番(那須和也)  ただいま答弁いただきましたが、経緯については分かりました。  それでは、福岡県内60市町村あるわけですが、この条例の制定状況、これをお願いしたいと思います。 ○市民部長(古賀 淳)  本年6月末日の状況になりますが、福岡県下60市町村中32市町村において条例制定を既になされております。ちなみに、市におきましては、29市のうち18市において条例を制定しております。この状況を見ますと、相当な数で今年度中に制定がなされるものというふうに考えております。以上でございます。 ○9番(那須和也)  市では29市のうち18市が条例制定が終わっているということです。先ほども言いましたが、この法律により行われる教育・啓発や実態調査が新たな差別を生む危険性もはらんでいるのではないかと感じています。  今後、教育及び啓発を実施するに当たっては、新たな差別を生むことがないように十分に留意していただき、慎重な対応をお願いしたいと思います。
     それでは最後ですが、今回の条例改正後の予定、これについてお尋ねをいたします。 ○市民部長(古賀 淳)  国が制定をいたしました部落差別解消法、通称でございますが、におきまして、部落差別の解消に関する施策を求めており、先ほど議員から御案内ありました3点が明記をされてございます。  3点といいますのは、地域の実情に応じた施策の展開、相談体制の充実、教育・啓発でございます。  本市では、まず、部落差別をはじめとするあらゆる差別事象に対するため、相談体制をいかにすべきか改めて検討したいと考えております。  また、市内全域におきまして、教育委員会、関係団体、事業者などと連携をしながら、あらゆる差別を解消するための教育・啓発の機会の推進を検討していく予定でございます。  来年度、県レベルで差別に関する実態調査が検討されるというふうに聞き及んでおります。調査が実施をされましたら、その結果を参考に今後の施策展開を検討したいと考えております。  先ほど議員から御意見がございました部落差別だけにとどまらず、年齢、性別、障がいなどによるあらゆる差別をなくすことが目的の条例改正案でございますが、議員御指摘のように、新たな差別を生み出させるようなことのないように、十分に配慮しながら作業を進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(中西省三)  通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  以上をもって質疑を終結いたします。  日程第3 議案第87号から日程第7 議案第91号までの5件を一括して議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  日程第8 議案第92号及び日程第9 議案第93号の2件を一括して議題とします。  本件の2件については、地方自治法第117条の規定により議長が除斥の対象となりますので、仮議長と交代のため暫時休憩します。           ───── 10時06分 休憩 ─────           ───── 10時07分 再開 ───── ○仮議長(野下昭宣)  休憩前に引き続き会議を再開します。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  ここで議長と交代のため暫時休憩します。           ───── 10時07分 休憩 ─────           ───── 10時08分 再開 ───── ○議長(中西省三)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第10 議案第94号から日程第12 議案第96号までの3件を一括して議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  日程第13 議案第98号を議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、議長より順次発言を許可します。  10番 渡辺和幸議員。             (10番 渡辺和幸議員 自席より) ○10番(渡辺和幸)  98号、歳入歳出それぞれ1件ずつお尋ねをいたします。  まずは歳入からです。16款2項10目商工費補助金で福岡県宿泊税交付金という歳入が計上をされております。金額が118万1,000円ということですが、まず、この金額に至った算定の根拠をお尋ねいたします。  歳出のほうは、4款2項2目ごみ処理費の13節委託料です。ごみ袋配布業務委託料等が計上をされております。これは地方創生臨時交付金を活用した新型コロナウイルス感染症対策ということで計上されております。  まず、この配布する内容等を教えてください。そして、配布の時期をお尋ねをして1回目といたします。 ○財政課長香月義孝)  補助金の算定根拠についてということでございます。令和2年4月1日より福岡県宿泊税制度というものが発足をいたしました。これを財源といたしております。この税収の2分の1が福岡県下の市町村に交付される分ということになります。  算定根拠につきましては、本来、各市町村の宿泊施設納税実績によるということになりますけれども、今年度は税制度の初年度でありますので、その実績自体がないということで、観光庁によります宿泊旅行統計調査などの結果を基に各市町村の宿泊者数旅行者数から算定をされております。以上でございます。 ○環境整備課長石井博幸)  ごみ袋の配布事業でございます。この事業は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を利用いたしまして実施させていただこうとするものでございます。まず、配布する内容と対象でございますが、燃やせるごみ中袋10枚入りを2袋ずつ、ごみの出し方に関するパンフレットを添えて市内の一般家庭全世帯に無料配布をさせていただこうとするものでございます。  対象となる世帯数は約2万8,000世帯、配布の時期といたしましては、令和3年2月以降を予定しております。以上です。 ○10番(渡辺和幸)  歳入のほう、算定根拠は今答弁がありましたが、今回は観光庁のデータに基づいてということでありました、初年度ということで。それでは、次年度以降についてはどの程度の歳入見込みがあるのか、お尋ねをいたします。  歳出のほうは2回目ですね。一つは、今回配布するごみ袋、中袋10枚入りを2組と、2枚ということですが、この中袋に設定した理由と今答弁で同時に配布するパンフレットということがございましたが、そのパンフレットの内容、どういった内容をお伝えするのか。それと、具体的にこの配布の方法をどのように考えているか、お尋ねをいたします。 ○財政課長香月義孝)  それでは、次年度以降はどの程度歳入見込みがあるのかという御質疑でございます。  翌年度以降は実際の納税実績によりまして交付がなされますけれども、実際にどの程度になるのかということで、福岡県の税の担当者にもちょっとこちらのほうからお尋ねをいたしましたけれども、宿泊者の数といった、もともと安定していない数字を根拠としておりますので、次年度以降の金額については残念ながら見込みが立たないということで、お答えがいただけませんでした。各年度の納税実績次第ということになります。以上でございます。 ○環境整備課長石井博幸)  まず、燃やせるごみ中袋とさせていただいた理由でございますが、市内の各家庭、それぞれお使いのごみ袋のサイズは違うことと思います。この中で最大公約数と申しますか、中袋であれば少量のごみを出される世帯であっても無駄になる大きさが抑制できる、そして大袋を利用されている世帯では、複数の袋を使っていただくことで対応していただけるのではないかと考えて計画させていただいております。  パンフレットにつきましては、今回の無料配布の趣旨、それからごみを出す場合のウイズコロナ時代に対応したマスク等をごみに出されるときの御注意をいただきたい点、正しいごみの分別方法などを記載させていただく予定にしております。  配布の方法でございますが、現時点では、シルバー人材センターに委託して、直接、各戸に配布する方法を計画しております。具体的には、ごみ袋2袋とパンフレットを封入した小型の小包状のような状態にしましたものに宛名シールを貼り配布するとともに、配布先リストで送達日を記録して管理することを考えております。もちろん、配布先データ徹底管理、守秘義務については、市の他の契約と同様に厳しく取り扱わさせていただく予定でございます。以上でございます。 ○10番(渡辺和幸)  歳入のほうですが、なかなか実績次第ということで金額については明確には分からないということでありました。今回、この交付金、宿泊税ということで目的税ということになろうかと思います。ということは、当然、使い方、用途についても定めがあるのであろうと考えられます。  今回、補正予算には7款で歳出しておりますが、今回の予算計上そのもの、この目的税に照らして妥当なのかどうか。妥当だから歳出をしていると思うんですが、この辺を、内容を教えていただきたい。  4款のほうです。この配布によって2,000万円を大きく超える手数料減ということになります。ということは、これを、販売を委託しておるお店の手数料も下がるということですので、この辺の、議決後になりましょうがしっかりとした説明が必要かなと、協力依頼が必要かなというふうには感じます。  そして、答弁では、直接、郵便物のように各戸に配布していくと。これは大変な作業だなあというふうに思いますが、他の自治体、お聞きしますと、例えば事前に引換券をお渡しして、それに換えてお渡しするといった方法をとったところもあるようですが、今回そのようなことも検討されたのか。もう最初から各戸に配布するという方法を選ばれたのか。  それと来年の2月以降ということでした、配布時期が。一定の準備に時間はかかるとは思うんですが、原則この交付金事業ですから、年度内に完結というのが前提であろうかと思いますが、この委託料同額をそっくり繰越しにもされているということであります。  この辺の配布時期が、この時期になった、この選定、選んだのか、なったのか分かりませんが、この辺をお尋ねをいたします。 ○財政課長香月義孝)  交付金の用途に関する御質疑でございますが、用途につきましては、福岡県宿泊税交付金交付要綱、これにおきまして、令和2年度以降に新規または拡充して行う観光の振興を図る事業が対象になると定められております。今回補正予算では7款1項3目商業観光費で本市の観光施設であります福智山ろく花公園、これの施設整備を行う経費を計上いたしておりますので、用途としては妥当ではないかと考えております。以上でございます。 ○環境整備課長石井博幸)  まず、販売店にしっかりとした事業説明協力依頼が必要ではないかという御指摘でございます。販売店に対しては、文書で事業の内容、事業説明を行うこととさせていただきたいと思います。  また、直接各戸配布する方法とさせていただきました理由でございますが、現在の新型コロナウイルス感染状況、蔓延状況を勘案いたしまして、可能な限り対人接触を少なくする方法として計画をさせていただきました。  また、配布時期を令和3年2月以降とさせていただきました理由でございますが、2袋ずつ2万8,000世帯に配布する燃やせるごみ中袋10枚入りの品物を発注し作成させる時間が必要となるわけでございます。  また、繰越明許費補正の追加として計上させていただいております。こちらは必要となるごみ袋の納品の遅れの可能性、またパンフレットと封入作業に要する時間、また冬の寒い時期での配布作業を考慮いたしまして、全ての世帯への配布が完了しなかった場合を想定いたしまして、可能な限り確実に受け取っていただくための措置として計上をさせていただいております。以上でございます。 ○10番(渡辺和幸)  歳出4款については以上で終わります。  最後、歳入のほうですね。なかなかまだ次年度の歳入見込みも見通しが立たないということですが、かといってそう大きな金額にもならないのかなという気がするんです。ということは、少額をちょこちょこちょこちょこ、毎年毎年あてがうということもあるんでしょうが、逆に、ある程度基金化してまとまった時点で有効に事業に充てるということも考えられるのではないかと思いますが、こういった基金に積んでいく、こういったことは可能かどうか、お尋ねして終わります。 ○財政課長香月義孝)  基金に積み立てての活用と申しますのは県の要綱上認められております。各年度の交付状況を見て計画的に活用してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(中西省三)  4番 森本議員の発言を許可します。              (4番 森本議員 自席より) ○4番(森本裕次)  18ページ、歳入19款1項1目森林環境譲与税基金繰入金69万3,000円、歳出、30ページ、3款2項6目報償費42万9,000円、同じく歳出、46ページ、10款1項4目報償費26万4,000円、これ、30ページと46ページは同じ、関連していますので、一つの答えで結構です。  まず、歳入ですが、森林環境譲与税基金繰入金69万3,000円の森林環境譲与税環境譲与税基金の説明をお願いします。  歳出、保育事業費、報償費42万9,000円、今年度予算の詳細を教えてください。 ○農業振興課長末永久家)  森林環境譲与税は喫緊の課題である森林整備に対応するため、森林経営管理制度の導入時期を踏まえ、令和元年度から譲与が開始されました。市町村や都道府県に対し、私有林人工林面積林業就業者数及び人口による客観的な基準で案分して譲与され、その使途として、間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等森林整備及びその促進に関する費用に充てることとされております。  また、森林環境譲与税森林整備木材利用促進等への活用や山地災害の未然防止を目的とした施策の財源に充てるため、令和2年3月に直方市森林環境譲与税基金を設置いたしました。以上です。 ○こども育成課長(塩田礼子)  歳出予算につきましては、国産積み木のセットを42セット購入する予定としております。市で発注、納品を受け、保育所、幼稚園に1園当たり2セットで配付をいたします。以上です。 ○4番(森本裕次)  歳入の件ですが、この森林環境譲与税は令和6年より森林環境税として国が納税者から均等割の1,000円を徴収し、それを森林環境譲与税として都道府県及び市町村に配分すると。直方市には、今後、毎年約1,000万円程度、将来は2,000万円程度になるのではないかと。  それでは、基金活用に関する方針に関し、住民への案内、住民からの要望の有無、また決定までのプロセスを教えてください。  歳出3款2項6目ですが、国産の積み木を42セットということです。市民や保育園等からの要望状況、それと園児等木育に関する年度計画があれば教えてください。 ○農業振興課長末永久家
     福岡県の森林環境譲与税ガイドラインにおいて示された活用方針や市町村における具体的な活用例を踏まえ、直方市森林環境譲与税基金の活用に関する方針を定めました。  この方針につきまして、住民への案内は行っておりません。要望の有無決定までのプロセスにつきましては、各課へ令和2年3月に事業要望調査を行い、直方市森林環境譲与税基金の活用に関する方針を定めた後に、事業要望をした担当課と協議を行い、今年度の事業決定をいたしました。以上です。 ○こども育成課長(塩田礼子)  歳出、積み木のセットについての要望状況でございます。市内認可保育所、幼稚園、認定こども園には積み木のニーズについてアンケートを実施しております。全園から回答があり、回答があった保育所13園分、幼稚園については8園分を購入する予定でございます。  また、市の木育につきましては、年度計画はございません。以上です。 ○4番(森本裕次)  歳入ですが、森林環境譲与税基金が3月議会に提案され、9月で決算報告で積立てを行いましたという報告でした。その頃、利用計画を明確にして今後の支出を考えていきますということでしたんですが、12月議会で、今回支出がもう出てきたということ。私たち議員にとっても、ある意味、こう青天のへきれきだったと。住民への案内、住民への要望も聞かれていないと。方針を定めた後、事業要望した担当課と協議し決定したということです。  それでは、具体的な支出内容と年度計画はあるのか、教えてください。  歳出の件ですが、先ほど歳入で述べたように、市、園児、幼児等に木育についての年度計画はないという中で今回の支出に至ったということですが、行政として税金を一旦預かる中での支出、何かこう丁寧な支出計画がある、政策があることによる支出があるべきであろうと思うんですが、今回の12月補正で実施しなければいけなかった理由があれば教えてください。 ○農業振興課長末永久家)  支出項目については、直方市森林環境譲与税基金の活用に関する方針に基づいて、農業振興課が活用したときは、農林水産業費での支出項目、農業振興課以外が活用したときは、その科目が支出項目となると考えております。  また、年度計画につきましては、まだ基金の積立額が少額のため、具体的な年度計画に至っておりません。このため、森林環境譲与税の活用を今後も農業振興課及び関係課と協議を行いながら活用を考えていきます。以上です。 ○こども育成課長(塩田礼子)  歳出についてでございます。こども育成課で森林環境譲与税の活用意向調査の際に要望しておりました国産木材を使った積み木、これを保育所等に配付することがこのタイミングで可能となりましたので、一日でも早くということで直近の議会である今議会で提案させていただきました。以上です。 ○4番(森本裕次)  歳入ですが、また繰り返しになりますが、施策の実現に当たって具体的な支出内容、あるいは年度計画も決まっていない中で今回の積み木の支出に至ったと。ある意味コロナ対策と似た場当たり的な支出に感じるところでございますが、住民から目的税を徴収するのに使途が決まっていないというのは、むしろ少し残念に思われます。  岩手県花巻市では、里山保全作業を実践する団体に対して活動面積に応じた支援、また、里山保全間伐を実施する団体に対して、活動面積に応じて支援を行っていると。直方市においては、竜王峡の運営協議会や金剛山もととり保全協議会などがそういうのに当たるのではないかと思っております。  それでは、何も決まっていない中での御質疑になりますが、支出が決定したら、その効果と検証は行うのでしょうか。  歳出3款2項6目ですが、同じく木育に関して私自身、全体の計画を立ててからの実施があるべきだとは思うのですが、この支出に対して効果と検証はなされるのでしょうか、お答えお願いします。 ○農業振興課長末永久家)  森林環境譲与税の必要性等を考えましても、基金を活用した事業は、農業振興課が行った事業も含めましても農業振興課以外が行った事業についても実績報告を精査し効果と検証を行っていきます。以上です。 ○こども育成課長(塩田礼子)  歳出です。積み木のおもちゃにつきましては、握って感触を楽しむことから、見立て遊び、ままごと遊び、造形遊びまで、保育所や幼稚園の全ての月齢で使用できるおもちゃでございます。多くの乳幼児に親しんでいただける、そういうふうに考えております。以上です。 ○議長(中西省三)  1番 安永議員の発言を許可します。              (1番 安永議員 自席より) ○1番(安永浩之)  それでは、議案第98号、補正予算について4点質疑をさせていただきます。  1点目、補正予算書20ページ、歳入21款6項4目コミュニティ助成事業助成金180万円についてですが、本年度の8月下旬頃に各自治会へ案内のあった助成事業であると思いますけれども、その内容と、各自治会からの申請の結果、今後の方向性、そして今回の助成金が下りた経緯について教えていただければと思います。  2点目です。23ページ、歳出2款1項12目自治組織活動交付金1,000万円についてですが、自治会に対して自治区活動及び校区活動を行う際に必要となるコロナ対策費用の負担軽減のために自治組織活動交付金に上乗せする形で、自治区活動に8万円、校区活動に2万円をそれぞれ給付し、1自治会当たり最大10万円を給付するとの説明を受けております。  交付金の使用用途に関して、制約、何か使用用途の制約があるのかどうか教えてください。  3点目です。30ページ、歳出3款2項2目やっぱ直方に生まれてよかったばい臨時特別給付金4,500万円についてでございます。提案説明のときに、大場部長、かなり恥ずかしそうに給付金の名前を読み上げられていたのが印象的ですが、特別定額給付金の基準日、令和2年4月27日の翌日以降に直方で生まれた子供に対して臨時特別給付金として1人10万円を給付するとの説明を受けております。  内容的には反対する材料はなく、未来を担う子供たちへの給付はぜひ実施すべきであると思いますが、給付金の名称については様々な意見があると思われます。他の自治体でも、新生児臨時特別定額給付金などの名称で先例の多い施策であり、直方市オリジナルの施策ではないため、今回の名称は少し過度なアピールであると受け止められる可能性や、市民にとって給付金の内容を連想しにくい、勘違いを生みかねない可能性を含んでいると感じてしまいます。  なぜ、この名称となったのか、その目的と経緯について教えていただければと思います。  最後4点目です。47ページ、歳出10款2項2目と48ページ、歳出10款3項2目、小・中学校費の教材器具費170万円と68万円ですが、共通の内容ですので、併せてお伺いをいたします。  GIGAスクール構想に基づいてWi-Fi環境の整っていない世帯に対し、モバイルルーターを貸与するための経費である旨の説明を受けております。イニシャルコストとランニングコストについての内訳と、学校と家庭をつなぐオンライン授業等を想定しているのか、その目的等について教えてください。以上、よろしくお願いいたします。 ○防災・地域安全課長(村津正祐)  1点目の一般コミュニティ助成事業は、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献広報事業として実施する助成事業の一つでございます。自治組織などが実施するコミュニティー活動の充実・強化を図ることを目的とされる助成事業でございます。翌年度の助成事業の有無の決定につきましては、例年8月の中旬に決定されまして、決定された場合、県が実施要項に基づき市町村へ8月下旬に募集案内を行います。  申請希望の調書の提出が9月初旬と、募集から申請までの期間が短い事業でございます。今回、初めて8月28日に各自治会へ御案内を差し上げたところでございます。  9月の7日の提出期限までに四つの自治会から応募がありました。応募の上限数の3団体に絞るために9月の10日に優先順位を決定する抽せん会を行い、抽せん上位3団体に絞りまして、県への申請手続を進めているところでございます。  今後の方向性としましては、これまで募集から申請までの期間が短いために非常に厳しい事業であると認識しておりましたが、自治会等へこの助成事業の募集案内があれば、直ちに申請できるよう、事前に準備をいただけるよう周知をするとともに、市としましては、直方市コミュニティ助成事業事務取扱要綱に基づき、自治会が一般コミュニティ助成事業が採択されますよう事業獲得に向けた支援、取組を行ってまいりたいと考えております。  今回の補正につきましては、令和2年度の助成事業の追加募集であります。通常の事業の流れとは異なり、11月の2日の募集案内があり、11月9日の申請締切りと期間がさらに短いものとなっておりました。そのため、申請準備が整ってます令和3年度の申請予定の団体のうちから一つの団体が応募、申請することになっております。  採択につきましては、12月初旬に決定される予定でございます。残念ながら採択されなかった場合には、令和3年3月の補正にて減額をお願いすることとなります。  次に、2点目の歳出2款1項1目の市民協働推進費の自治組織活動交付金1,000万円の補正につきましては、議員御案内のとおり、コロナ対策として交付するものでございます。特に使用に関する制約は設けておりませんが、これまで自粛期間中の総会の書面議決にかかった費用、会議・イベントに係るマスク、消毒液などの感染対策にかかる費用など、コロナ禍で例年にない支出が増え収入が減っているとお聞きしております。自治会のこれからの活動もコロナに負けず実施していただくために、対策費の一部として、自治組織活動交付金に上乗せをし、十分な感染対策をお願いし、有効に活用していただきたいと考えております。以上でございます。 ○こども育成課長(塩田礼子)  3款2項2目やっぱ直方に生まれてよかったばい臨時特別給付金の名称の経緯について御答弁いたします。  理由の1点目といたしましては、新型コロナウイルス関係の臨時特別給付金が子供を持つ家庭を対象としたものだけでも、子育て世帯への臨時特別給付金、ひとり親世帯臨時特別給付金など複数となっており、名前に特徴がある給付金としたかったことがございます。  2点目といたしましては、今般の新型コロナウイルス感染症の中、見えないウイルスが相手ということで大変不安な思いを抱えた中での妊娠・出産であり、御家族は何もないときの何倍も不安を抱えていらっしゃると思います。そのような中、赤ちゃんに初めて会えたときは無事に生まれてよかったというお気持ちを抱かれると思います。  そこで、今回の給付金につきましては、その思いを直方市としても共有し、特別なものにしたいという思いから、今回は地方創生交付金を活用した事業ではございますが、全国に一律に給付されるものではないため、国が示す給付金とは違い、直方市独自色を出す機会と捉え、あえて方言での表現をということでこの名前に決定いたしました。以上です。 ○教育総務課長(熊井康之)  4点目、小・中学校費の教材器具費について御答弁いたします。  まず、モバイルWi-Fiルーターの購入予定数についてですが、各家庭のWi-Fi環境について調査した結果、小学校1,691世帯中136世帯、中学校1,295世帯中58世帯からWi-Fi環境がないとの回答がございました。そこに未回答世帯分を推定して加えて、小学校170世帯分、中学校68世帯分を計上いたしております。  機器は税込み1万円を選定しており、1台当たり上限1万円の公立学校情報機器整備費補助金の家庭学習のための通信機器整備支援事業を活用いたします。  ランニングコストは通信費になります。一般的な年単位の契約期間の縛りがなく、日割りでの支払いが可能なものや、使用開始まで最大180日課金が猶予されるといった様々なプランが出てきております。  緊急時の即応性、事務手数料、通信容量、契約期間、休止時の支払い、料金の支払い方法などについて検討し、本市の実態に合うプランを採用していきたいと考えております。  なお、議員御案内のとおり、将来的には、学校と家庭をつないでのオンライン授業等を想定しており、Wi-Fi環境の整っていない家庭へ貸し出す予定でございます。以上です。 ○1番(安永浩之)  2回目です。1点目のコミュニティ助成事業助成金、2点目の自治組織活動交付金については概略分かりましたので結構です。  3点目の臨時特別定額給付金の名称についても目的と経緯を説明をいただきました。これ以上の質疑は行いませんが、勘違いを生むことがないように十分御留意いただければと思います。  4点目、小・中学校費の教材器具費について2回目の質疑をさせていただきます。  コロナ禍でもあり、学校と家庭をつないでのオンライン授業等を想定しての環境整備は、学びの保障にもつながるため、市民感情としても実現が望まれるものであると思われます。  しかし、家庭によって通信費の負担に差が出ることが問題視される可能性があります。そのことについて、現時点でどのように考えているのか、お聞かせください。 ○教育総務課長(熊井康之)  通信費用に関して、現時点では受益者負担を基本として考えております。  一方で、生活保護受給世帯の通信費については、厚生労働省社会・擁護局保護課長発出の事務連絡により、教材代として実費支給することとされています。  就学援助といったことなども踏まえまして、費用負担について、今後検討してまいります。 ○1番(安永浩之)  通信費についても今御答弁いただきました。厚生労働省社会・援護ですかね、擁護ではなくて、援護局ですね、恐らくそっちだと思います。等々でいろんな支援も行っていくということでございました。  じゃあ、3回目質疑です。学校と家庭をつないでのオンライン授業等を想定してのモバイルWi-Fiルーターの整備についてお伺いしてまいりましたが、最後に、その前提となるタブレット端末整備に関してお伺いをいたします。  先の議会では、タブレット端末については2月末までに確保するとの答弁でしたが、現況をお聞かせください。 ○教育総務課長(熊井康之)  GIGAスクール用端末につきましては。11月末日までに小・中学校児童・生徒分、教員分、予備機分、合計4,848台の納品は完了し、現在、初期設定作業に入っているところでございます。以上です。 ○議長(中西省三)  3番 篠原議員の発言を許可します。              (3番 篠原議員 自席より) ○3番(篠原正之)  議案第98号、補正の件で二つほど質疑をさしていただきます。  23ページ、2款1項5目13節庁内窓口改修業務委託料につきまして、まず1点、事業を進めるに当たって業者の選定や金額面の精査などでどのように選考がなされるのか、お尋ねいたします。  二つ目ですが、同じく8款7項1目公園管理費の中のユニットトイレ購入費につきまして、今回、補正予算としてトイレを購入するに至った経緯を教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○人事課長(田中克幸)  2款1項5目庁舎窓口改修事業業務委託料についてでございます。  業務委託先を選定するに当たりましては、応募された業者に企画提案をしてもらい、その中から優れた提案者に決定する公募型企画提案方式、いわゆるプロポーザル方式により選定を行いまして、提案内容や実施体制、価格などを総合評価しまして、令和2年度中に選定を行う予定にしております。以上でございます。 ○都市計画課長(田辺裕司)  8款7項1目公園管理費ユニットトイレ購入費ですが、経緯といたしまして、昨年11月に直方北九州自転車道が開通したことや、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、サイクリングでの河川敷利用者や新しい生活様式として河川敷緑地の利用者が増加しており、このような状況の中、市内の自転車関連団体より、自転車利用者に対する環境整備の一環としてトイレの新設の要望が提出されました。  協議いたしました結果、郵便局下駐車場の管理棟横に設置しております仮設トイレが1人用で老朽化しているため、1基を撤去し大型のユニットトイレを1基設置する計画を立てております。財源としては、国の補助事業、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業を活用する予定であります。以上です。 ○3番(篠原正之)  2点目に入らせていただきます。庁内窓口改修業務委託料、これ、2点目、これで最後なんですが、ただいまの御答弁では、プロポーザル方式を用いるということでしたけども、中小企業振興条例の点から踏まえても、市内業者へ対応というのはどうなっているんでしょうか、お尋ねいたします。  それから、ユニットトイレ購入費につきましての第2点、購入予定のトイレの概要について説明をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○人事課長(田中克幸)  公募に当たりましては、公募型企画提案実施要領を作成することとしております。要領中、資格要件を満たす事業者であれば、市内、市外を問わず応募できるものでございます。  公募型プロポーザルの実施内容につきましては、市のホームページに記載しまして、市内事業者の方々にも適切に周知を図ってまいります。以上でございます。 ○都市計画課長(田辺裕司)  トイレの概要といたしましては、移動式ユニットトイレでオートキャンプ場に設置しております移動式トイレと同様のものを予定しております。簡易水洗式で、洋式2、男性用2となっております。以上です。 ○3番(篠原正之)  ユニットトイレ購入費につきまして3点目の質疑です。これにつきまして、維持管理費はどの程度を想定されているのか、お尋ねいたします。 ○都市計画課長(田辺裕司)  維持管理費につきましては、既存施設の経費を参考に、くみ取り料として年間約3万円、水道料として年間約2,000円、清掃委託料として週に1回の清掃で年間約6万円を想定しております。以上です。 ○3番(篠原正之)  4点目の質問です。直接これは購入費とは関係ないかもしれませんが、サイクリングを楽しむ中で、直方北九州自転車道の市内と市外、トイレの位置、これはサイクリングを楽しむ方の中で一番気になる点だと思います。  これについて設置状況を教えていただきたいと思います。
    ○都市計画課長(田辺裕司)  市内は直方北九州自転車道沿いに河川敷公園の施設として4か所ございます。そのうち水洗トイレは導流堤上に設置しております1か所と、植木桜づつみ公園に設置している1か所の計2か所でございます。残る2か所は仮設トイレで、今回更新いたします郵便局下駐車場の1か所と、下流の知古河川敷公園に1か所、計2か所ございます。  市外につきましては、福岡県ホームページの自転車道案内図によりますと8か所表示されております。以上です。 ○議長(中西省三)  14番 宮園議員の発言を許可します。              (14番 宮園議員 自席より) ○14番(宮園祐美子)  23ページの歳出2款1項5目13節について質疑させていただきます。  今、篠原議員が聞かれたとこと同じとこですけれども、提案説明によりますと、庁内の窓口の改修及び執務室のレイアウトの変更をし、ユニバーサルデザインを取り入れられるということでした。  ユニバーサルデザインの定義は、障がいの有無や年齢、性別、人種などにかかわらずたくさんの人々が利用しやすいように、サービス、環境をデザインするという考え方になっております。主要施策の成果説明を見ましても、近年外国人の人口が緩やかに増加傾向にあるようです。  外国人の方々や障がい者団体などの方々の意見を参考に、庁内のレイアウトをされる予定でしょうか、お尋ねいたします。 ○人事課長(田中克幸)  本委託料は、市民に寄り添う窓口をテーマに、アフターコロナ時代に向けての新しい生活様式への対応を含めまして、現状のレイアウトやサイン表示等の改修を行うものでございます。できるだけ多くの人にとって利用しやすく、安心でき、心地よく感じられる庁舎空間を実現するために、市内関係団体の方々から今までいただいてきた御意見を参考に、ユニバーサルデザインの考え方を採用したレイアウトとする予定でございます。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  市内関係団体の方々から今までいただいた御意見を参考にということでした。  それでは、来庁者が多い窓口の担当課の方々の意見や希望は取り入れられますか。 ○人事課長(田中克幸)  利用者目線で見直しを行うため、窓口担当課の職員で構成するプロジェクトチームによりましてレイアウトやサイン表示等の検討を行っていくこととしております。以上です。 ○14番(宮園祐美子)  現在、窓口の上のほうに案内の文字が表記されております。直方市在住の外国人の方で日本語は話すことができるけれど、漢字、平仮名、片仮名など、日本語の文字で御苦労されている方が恐らく多くいらっしゃるかと思います。  ピクトグラムやイラストを取り入れる予定はありますでしょうか、お尋ねいたします。 ○人事課長(田中克幸)  今回の事業につきましては、全ての人にとって分かりやすいを基本に、明るく視認性に優れたサインであることや、高齢者や弱者の方にも分かりやすいサインであること。また、直感的な誘導を可能にするなど、来庁者が目的の窓口に迷わずたどり着けるようなサイン表示を色や文字を工夫しまして、議員御案内のピクトグラムを取り入れるなどにより実現したいと考えております。以上でございます。 ○議長(中西省三)  通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  以上をもって質疑を終結いたします。  日程第14 議案第99号から日程第19 議案第104号までの6件を一括して議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより各議案の付託を行います。  ただいま議題といたしました19件の議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。  日程第20 議案第97号を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 ○市長(大塚進弘)  議案第97号 直方市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて御説明を申し上げます。  直方市教育委員会委員4名のうち、山内健氏が令和2年12月14日で任期満了となります。その後任につきましては、人格高潔で本市の教育行政に識見を有しておられる篠田尊徳氏を任命させていただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(中西省三)  これより質疑を行います。  質疑ありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りします。  議案第97号は、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第97号 直方市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、議案第97号は原案のとおり同意されました。  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  8日、9日、10日は各常任委員会を開催。  11日、午前10時より会議を再開することとし、本日は散会いたします。           ───── 10時58分 散会 ─────        令和2年12月直方市議会定例会 議案付託表                                  令和2年12月7日  総務常任委員会 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │議案番号 │件               名                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第85号 │直方市火災予防条例の一部を改正する条例について                │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第98号 │令和2年度直方市一般会計補正予算(第8号)のうち所管分            │ └─────┴───────────────────────────────────────┘  教育民生常任委員会 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │議案番号 │件               名                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第86号 │あらゆる差別をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例について        │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第87号 │直方市介護保険条例及び直方市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例に │ │     │ついて                                    │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第88号 │直方市立保育所条例及び直方市立保育所施設整備基金条例を廃止する条例について  │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第92号 │財産の無償譲渡について                            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第93号 │財産の無償貸付けについて                           │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第98号 │令和2年度直方市一般会計補正予算(第8号)のうち所管分            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第99号 │令和2年度直方市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │第100号│令和2年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤
    │第101号│令和2年度直方市介護保険特別会計補正予算(第2号)              │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │第102号│令和2年度直方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)           │ └─────┴───────────────────────────────────────┘  産業建設常任委員会 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │議案番号 │件               名                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第89号 │直方市企業誘致条例の一部を改正する条例について                │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第90号 │直方市営住宅条例の一部を改正する条例について                 │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第91号 │筑豊広域都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び直方市公共下水道     │ │     │区域外流入分担金の徴収に関する条例の一部を改正する条例について        │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第94号 │工事請負契約締結の議決の一部変更について(中泉中央市営住宅建築工事      │ │     │(2工区))                                 │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第95号 │工事請負契約締結の議決の一部変更について(直方市汚泥再生処理センター     │ │     │建設工事)                                  │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第96号 │市道路線の認定について                            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第98号 │令和2年度直方市一般会計補正予算(第8号)のうち所管分            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │第103号│令和2年度直方市水道事業会計補正予算(第3号)                │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │第104号│令和2年度直方市下水道事業会計補正予算(第1号)               │ └─────┴───────────────────────────────────────┘  議案第98号 令和2年度直方市一般会計補正予算(第8号)の委員会別内訳 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │ 委員会 │内               訳                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │総  務 │第1条中、歳入全款、歳出1款、2款(1項10目を除く)、9款1項1目     │ │     │     及び6目                              │ │     │第3条中、2款                                │ │     │第5条                                    │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │教育民生 │第1条中、歳出2款1項10目、3款、4款1項、9款1項20目、10款、    │ │     │     11款                               │ │     │第4条中、小学校給食物資調達事業費                      │ │     │     小学校給食調理業務委託料                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │産業建設 │第1条中、歳出4款2項、6款、7款、8款、9款1項8目及び12目       │ │     │第2条                                    │ │     │第3条中、4款、6款、8款、11款                      │ │     │第4条中、一般廃棄物搬送業務委託料                      │ └─────┴───────────────────────────────────────┘...