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平成30年 9月定例会 (第7日 9月27日)

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  1. 直方市議会 2018-09-27
    平成30年 9月定例会 (第7日 9月27日)


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    平成30年 9月定例会 (第7日 9月27日)                  平成30年9月27日(木) 1.会議の開閉時刻  開議 10時00分            散会 10時40分 1.議事日程(第7号) 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       安 永 浩 之           2番       三 根 広 次           3番       松 田   曻           4番       野 下 昭 宣           5番       岡 松 誠 二           6番       渡 辺 克 也           7番       澄 田 和 昭           8番       那 須 和 也           9番       渡 辺 和 幸          10番       ( 欠 員 )          11番       田 中 秀 孝
             12番       阪 根 泰 臣          13番       矢 野 富士雄          14番       貞 村 一 三          15番       渡 辺 幸 一          16番       佐 藤 信 勝          17番       田 代 文 也          18番       中 西 省 三          19番       友 原 春 雄 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    則 末 幹 男          次長        宮 近 博 之          係長        河 村 隆 志          書記        川 原 国 敬 1.説明のため出席した者の職氏名          市長        壬 生 隆 明          副市長       三 原 ゆかり          教育長       田 岡 洋 一          総合政策部長    増 山 智 美          市民部長      大 谷 和 彦          産業建設部長    小 川 祐 司          教育部長      秋 吉 恭 子          上下水道・環境部長 松 崎 裕 史          消防長       毛 利 正 史                    各課長省略 1.会議に付した事件  日程第1 議案第69号から日程第8 議案第76号まで  日程第9 議案第77号  日程第10 議案第78号  日程第11 議案第81号  日程第12 議案第82号から日程第14 議案第84号まで  日程第15 報告第14号から日程第21 報告第20号まで  日程第22 報告第21号  日程第23 議案第79号  日程第24 議案第80号  第1 議案第69号 直方市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例に           ついて  第2 議案第70号 直方歳館条例の全部を改正する条例について  第3 議案第71号 ユメニティのおがた条例の全部を改正する条例について  第4 議案第72号 直方市立図書館条例の全部を改正する条例について  第5 議案第73号 直方美術館条例の全部を改正する条例について  第6 議案第74号 直方石炭記念館条例の全部を改正する条例について  第7 議案第75号 直方竜王峡キャンプ施設条例の全部を改正する条例について  第8 議案第76号 直鞍産業振興センター設置条例の全部を改正する条例について  第9 議案第77号 直方太陽光発電設備設置事業に関する条例の制定について  第10 議案第78号 市道路線の認定について  第11 議案第81号 平成30年度直方一般会計補正予算(第2号)  第12 議案第82号 平成30年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第13 議案第83号 平成30年度直方後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  第14 議案第84号 平成30年度直方水道事業会計補正予算(第1号)  第15 報告第14号 専決処分事項報告について(道路災害に係る損害賠償の額を定め           ること)  第16 報告第15号 継続費精算報告書について(直方一般会計)  第17 報告第16号 平成29年度直方市の財政の健全化判断比率について  第18 報告第17号 平成29年度直方上頓野産業団地造成事業特別会計資金不足比           率について  第19 報告第18号 平成29年度直方公共下水道事業特別会計資金不足比率につい           て  第20 報告第19号 平成29年度直方農業集落排水事業特別会計資金不足比率につ           いて  第21 報告第20号 平成29年度直方水道事業会計資金不足比率について  第22 報告第21号 平成29年度直方教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行           の状況についての点検及び評価について  第23 議案第79号 直方監査委員の選任につき同意を求めることについて  第24 議案第80号 人権擁護委員の推薦について            ───── 10時00分 開議 ───── ○議長(友原春雄)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと思いますので、御了承願います。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第69号から日程第8 議案第76号までの8件を一括して議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  日程第9 議案第77号を議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許可します。  1番 安永議員。              (1番 安永議員 自席より) ○1番(安永浩之)  太陽光条例に関して質疑をさせていただきます。まずは、事前協議の第6条と地域住民等説明会の第7条に関してですが、第8条の実施協議とは異なりまして、何日前までにといった条件がないと思いますが、その理由を教えてください。  もう1点、13条の件ですが、助言・指導及び勧告ということは定められていますけれども、公表等の規定がされていないというふうに思いますが、この理由についても教えていただければと思います。 ○環境整備課長中村淳吾)  1点目のお答えですが、事前協議につきましては、その内容が多岐にわたり事業規模によっても協議期間が大きく変動することから、開始期限は設定しておりません。しかしながら、市内における大規模発電事業の情報を入手した場合、できるだけ早期に事前協議を開始するよう事業者には要請してまいりたいというふうに考えております。  また、地域住民等説明会につきましては、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法、いわゆるFIT法における事業計画策定ガイドラインにおいて、太陽光発電事業計画認定要件の一つとして定められておりまして、本条例案においても、第7条第1項において、地域住民等を対象として大規模発電事業内容等に関する説明会を開催しなければならないというふうに規定しております。義務として、開催すべき説明会開催期限等について、さらに条例で規定することは事業の規模によっては大規模となる説明会の準備や対応が期限に追われてかえっておざなりになる可能性もあることから、説明会開催期限等は設定しておりません。  しかしながら、本条例案において、工事着手30日前までに申し出なくてはならないと規定しております実施協議におきまして、事前協議の終了と説明会等の開催が協議開始前提条件となっていることから、事前協議及び説明会等期限等につきましては、この規定で一定程度担保できると考えております。  次に、2点目でございますが、例えば何らかの業種で直方市に登録している業者等をホームページ上の一覧表等で公表する一般的な事業者名の公表とは異なって、直方市が行った助言、指導及び勧告等に従わなかったことを理由に、その事業者名を公表することは懲罰的公表とも言えるものであり、事業者イメージの低下や当該事業者企業価値低下等、一定の不利益を生じさせかねず、実質的な罰則として機能することが考えられます。  場合によっては、訴訟に発展するリスク等も考えられることから、今回の条例案においては事業者名の公表については規定しておりません。以上です。 ○1番(安永浩之)  今、第6条、第7条についてはわかりました。13条に関することですが、確かに、今、御答弁いただいたように、懲罰的な罰則に当たるというふうなことはおっしゃるとおりだと思いますけれども、逆を返せば、そういった拘束力が弱いというふうなことも考えられ得るところではないかなというふうに思っています。  例えば、国の関係法令が改正をされたり、他の自治体の条例が公表という形に踏み切ったりというような、将来的なことに対して対応するというふうな考えがあるのかどうか、お聞かせいただければと思います。 ○環境整備課長中村淳吾)  いわゆるFIT法と現行の上位法の範囲内で災害の防止、生活環境の保全及び発電設備安全性の確保を図ることを目的に、直方市としまして太陽光発電事業者に適切に対応する姿勢を示すためにこの条例案を提案いたしたところでございます。
     さらに、今後の動向につきましては、国県関係機関等の動向を注意深く見きわめながら適切に対応してまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(友原春雄)  通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  以上をもって質疑を終結します。  日程第10 議案第78号を議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  日程第11 議案第81号を議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、議長より順次発言を許可します。  9番 渡辺和幸議員。             (9番 渡辺和幸議員 自席より) ○9番(渡辺和幸)  それでは、歳出に関して2点お尋ねいたします。  まず、3款2項1目児童福祉総務費に関してであります。学童保育にかかわる、これ、補正予算です。市は、平成27年度に学童保育に関する条例を定めました。それに基づいて、今、運営をしているということです。直方市が実施主体であるということを明確に位置づけました。それまでは保護者会等に運営を任せておりましたし、施設整備もなかなか思うようにいかない状況が続いておりました。今は、今回も補正が上がっているように計画的に施設整備を進めていただいておるところですが、それでは、新入学童クラブ及び今回地盤改良のための北小学童クラブということでしたが、この内容をもう少し詳しく説明をお願いをしたいと思います。  次は、10款4項2目、公民館類似施設設置助成金ということで、これも施設整備に対する補助金ということだと思いますが、これももう少しどういう内容なのか、教えていただきたいと思います。 ○こども育成課長熊井康之)  議員御案内のとおり、まず委託料につきましては、新入学童クラブ増設のための設計委託料です。新入学童クラブは、現在、2教室で運営しておりますけども、1クラブ体育館入り口横会議室を借用し受け入れを行っていることから、専用施設をもう1棟建設させていただきたいと考えているとこでございます。  工事請負費につきましては、現在、建設中の直方北学童クラブ施設建設工事設計変更のための経費でございます。施設を建設する敷地につきましては、2年前に学校校舎を取り壊し、その際、基礎部分まで掘り起こした後にそのまま埋め戻している場所でございます。念のため、工事前に地耐力を測定した結果、地盤改良必要性があることが判明したため、そのための予算を今回計上させていただいております。以上です。 ○文化・スポーツ推進課長山部福美)  これは直方公民館類似施設設置助成金で、同交付要綱に基づき、今回、殿町の多賀区公民館の改築に対し助成するものでございます。改修内容和式トイレ洋式トイレに改修する工事等で、改修見積金額は138万1,320円となっております。同交付要綱の第4条により、助成金交付基準及び額は、改築工事金額が100万円以上200万円未満のものの助成額は30万円以内と定められており、申請があった場合のみ補正予算に計上するものでございます。以上です。 ○9番(渡辺和幸)  それぞれ補正内容は大体わかりました。それでは学童のほうですが、保育所同様、今、学童保育学童クラブ待機児童ももう社会問題になっております。この間、この学童クラブに関する施設整備補助金国庫負担割合かなり引き上げられておりますし、当初から見ると市の負担もかなり軽減されてきているという状況があります。そういう国庫補助金も活用しながら、この間、上頓野、今回、補正に上がっている北小、そして新たに、また新入ということで計画的に整備が進められておるようですが、条例に基づく運営という点では、やっぱり待機児童問題も切っては切り離せない状況なのですが、現時点で、待機児童学童クラブ待機児童と言われるお子さんは何名ぐらいおられるのかお尋ねいたします。  10款4項2目ですが、たびたび補正予算でもこの種の助成金計上されていますが、年間、この種の補助金、上限が設けられているのか。例えばもう何施設、何件を上限としてといった縛りがあるのか、その点をお答えください。 ○こども育成課長熊井康之)  10月1日の入所数が決定しておりますので、その状況をお答えいたします。新入学童クラブ4名、直方北学童クラブ4名、上頓野学童クラブ1名、計9名の方が、今、入所を待っている状況でございます。以上です。 ○文化・スポーツ推進課長山部福美)  年間何件といったような上限の制限はございません。交付要綱に基づいて助成対象事業の要件を満たすか否かを判断、審査し、また交付の適否を判断した後に補正に計上するようにいたしております。以上です。 ○9番(渡辺和幸)  学童のほうですが、平成27年度から、冒頭言いましたようにもう条例化されております。当然条例に沿った運営がなされなくてはなりませんが、現在では、猶予期間といいますか、になっておるんですが、平成32年度からは、1教室当たり入所児童はおおむね40名と。これ、おおむねがついてるんですが、かなりまだ過密状態学童もあるようにも聞いております。それとあわせて既存の施設かなり老朽化も進んでおるところが多いようにも聞いております。今後、そういった整備が急がれると考えますが、そういう学童が、具体的にどこが整備が急がれるという認識なのか、老朽化が一つの要因ですが、その理由もあわせてお答えいただければと思います。  10款のほうですが、これ、公民館かなり老朽化が進んだところもありまして、さまざまな補修も検討をそれぞれされてるんじゃないかと思うんですが、こちらのほうは最後にしますが、一度申請をしてこの助成金をいただいた公民館、二度、三度と申請ができるのかどうか、一度きりなのか、今回のケースはどうなっているのか、そこをお尋ねします。 ○こども育成課長熊井康之)  所管といたしましては、今後、下境学童クラブ感田学童クラブ施設整備が必要と考えております。下境学童クラブ専用施設1棟と学校教室を借り、2クラブで運用しておりますけれども、小学校特別支援学級の増加が見込まれ、学校教室が使用できなくなる可能性が高いためです。感田学童クラブにつきましては、学校教室2部屋と福岡ゆたか中央病院横のグラウンドにあるリース施設の1教室を使用し、3クラブで運営しているところです。このリース施設耐用年数が迫っていること。また、ことしの大雨で床上まで浸水しており、同様の事態が起きる可能性が高いこと。また、議員御案内の32年度からの受け入れ可能数からすると1クラブ増設する必要があると考えるためでございます。以上です。 ○文化・スポーツ推進課長山部福美)  公民館類似施設交付要綱第3条第6号に、助成対象事業及び要件について当該施設設置に関し10年以内にこの要綱及び公民館類似施設設置助成に関する規則による助成金交付を受けたことのないこと、ただし災害その他特別な事由により市長が認めた場合はこの限りでないと定めてあります。原則は、一度助成を受けた後10年以降に申請いただくようになります。  今回、申請者である多賀区公民館は、平成20年度に一度助成金交付をしております。規則に基づく次回の申請は、平成31年度以降となるところでございました。今回、多賀区公民館に隣接する消防団格納庫解体工事が9月に着工するのにあわせて公民館改修工事を行うことにより工事の騒音、資材の搬出入など、近隣住民への影響も一時的に集約できることから、申請時期の前倒しの要望公民館よりございました。その内容を精査し交付要綱第3条第6号のただし書きの規定を適用し申請を受理したものでございます。以上です。 ○9番(渡辺和幸)  公民館についてはわかりました。10年を過ぎれば二度目も可能ということがわかりました。  それでは、学童を最後にしたいと思います。先ほどのこども育成課の課長の答弁を聞くと、感田、下境、これはもう32年度からということのみならず待ったなしの状況というのがわかりますし、これ、別ですが、9款のほうでは、感田の学童修繕費災害という点で上がっております。毎回のようにそういう事態が起こっております。  それでは、担当として今の感田及び下境、この2カ所の施設整備、急がれると思いますが、その必要性も含めてどういう御認識か答弁いただいて終わります。 ○こども育成課長熊井康之)  所管課といたしましては、3点の理由により早急に整備する必要があると考えているところです。  1点目につきましては、前の答弁のとおり、借用中の部屋、教室学童クラブ施設として使えなくなることで多くの待機児童が出るようになる状況にしないためです。  2点目は、現在、学童クラブ施設整備補助金負担割合が国、県、市それぞれ3分の1ずつであったのが、現在、国が3分の2、県と市は6分の1となっており、この制度がある間に建てるほうが経費を抑えることができるためです。  3点目につきましては、学童クラブ施設災害時の避難所としても活用できることからです。一つの例としてですが、今回、下境小学校体育館にも大雨による避難所として開設され、多くの市民の方が避難されました。その際、発達障がいのお子さんをお持ちの方から個別の部屋をあけてほしいとの申し出があり、また、現場では、乳児を抱えた家族への対応も必要な状況がございました。その対応のため、市長の指示により、学童保育所をあけてそれぞれ家族だけで利用できる静かな部屋、ミルクに必要なお湯が利用できる部屋で過ごしていただいております。後日、お礼の電話に重ねて手紙も送られてきており、災害時においてのこういった特別なニーズへの配慮、対応に有効な施設だと考えております。  以上の理由から、所管課といたしましては、できるだけ早く施設整備を進めたいと思っているところでございます。以上です。 ○議長(友原春雄)  8番 那須議員の発言を許可します。              (8番 那須議員 自席より) ○8番(那須和也)  議案第81号 平成30年度直方一般会計補正予算について、1点のみお尋ねいたします。  8款2項6目道路新設改良費の13節委託料、100万円が計上されています。まず測量の委託場所と、あとどういう目的での測量なのか、これを教えていただきたいと思います。 ○土木課長高山祐二)  委託の箇所でございますけども、境橋を起点とし、下境から上境へ抜ける福地線の光福寺前交差点付近から須賀之橋までの延長約220メーターの間でございます。  本路線は一部道路幅員が5メーターにも満たない箇所があり、また、バス路線でもあることから歩行者の通行の安全が十分に確保できてない状況であると認識しております。  本測量はそれを解消する道路拡幅可能性を探るために実施するものであります。以上でございます。 ○8番(那須和也)  場所と内容についてはわかりました。現地は道の両側にかなりの民家があるように思います。用地買収など、かなり予算もかかるとは思うんですが、道路の拡幅などをするとなると、現在でも、今、言われてましたように朝夕の交通量かなりあるようです。また、児童の通学路にもなっているようで、安全面なんかは大丈夫なのかというふうにも思います。  また、地元の皆さんとの協議や地元の要望があったのかどうか。それを教えてください。 ○土木課長高山祐二)  平成17年、21年、23年に、下境1区自治区長より歩道設置要望がなされております。また、昨年、11月15日に改めて172名の方の署名がなされた要望書が提出されております。また、本年9月2日にも追加要望といたしまして、339名の方の署名がなされた要望書が提出されております。失礼しました。本年の2月9日でございます。訂正しておわびいたします。 ○8番(那須和也)  昨年の11月、そしてことしの2月に要望書が出されたということで、各地域から地元要望が出されれば、道路の拡幅等の調査に入るのかどうか、これを教えてください。  それから、災害により緊急を要するような改良などであれば、補正予算としても有効だと思うんですが、道路改良などは本来は当初予算で計画すべきだと思いますが、補正予算とした理由を教えていただきたいと思います。 ○土木課長高山祐二)  今回は、平成17年度から何度も要望がありましたので、先ほど申し上げましたように、可能な限り早急に事業方向性を示したいことから、地元協議に必要な測量のみを行うものでございます。要望があれば要望内容を精査し現地確認を行いまして、必要であれば調査を検討いたしたいと思ってます。  また、昨年、11月の要望を受けてでございますけども、その要望を受けた後、対応を検討した結果、道路現況図面作成が最優先であると判断いたしました。本路線の拡幅を計画するに当たりましても、用地買収が必要か、また、それが可能かなど地域の皆様と十分な時間をもって協議したいと思っています。  市といたしましても、可能な限り早急に事業方向性を示したいことから、まずは協議に必要な図面を作成するために測量業務を9月補正に計上させていただきました。以上でございます。 ○8番(那須和也)  最後です。調査をするということは、事業を行うという前提だと思います。工事を行うとすれば単独費なのか、補助事業なのか、そしていつから工事に着手して完成するのはいつごろなのか、これを教えていただいて質疑を終わります。 ○土木課長高山祐二)  調査後、拡幅の必要性を含む道路法線など概略設計を行いまして、用地買収補償などを含めた概算工事を算定し、財政部局との協議を重ねまして事業方向性を検討していきたいと思います。  費用面からも、補助事業が有効であると考えますから、現段階におきまして着手時期も未定でございます。以上でございます。 ○議長(友原春雄)  通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  以上をもって質疑を終結します。  日程第12 議案第82号から日程第14 議案第84号までの3件を一括して議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  これより各議案の付託を行います。  ただいま議題としました議案14件については、お手元に配付の議案付託表のとおり、各常任委員会に付託します。  日程第15 報告第14号から日程第21 報告第20号までの7件を一括して議題とします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  日程第22 報告第21号を議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許可します。  12番 阪根議員。              (12番 阪根議員 自席より) ○12番(阪根泰臣)
     報告第21号の平成29年度直方教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価についての17ページ、点検及び評価シートの9というのが掲載されているんですけども、主要施策名としては生徒指導の充実ということで、実はこの7番になるんですけど、施策の自己評価とその理由ということで、総合評価にはBになっているんですけど、実は⑥がちょっと気になったんですけども、⑥ちょっと読みます。  「不登校防止の取組を行ったが、不登校児童生徒数を減少させることはできなかった。」、Cですから、目標達成できなかったと。これは以前にも教育長のほうが全国平均よりも高いんだという話もされておられた経緯があろうかと思います。そこで、不登校の全国、また福岡県、それから直方市の現状と、平成29年度の直方市の不登校児童生徒の欠席日数の内訳と不登校の要因はどのように分析されているのかをお尋ねいたします。 ○学校教育課長(川原国章)  小学校不登校児童は、平成27年度18人、平成28年度13人、平成29年度27人でした。中学校不登校生徒は、平成27年度81人、平成28年度76人、平成29年度78人です。  不登校児童生徒の発生率は、平成28年度全国が1.35%、福岡県が1.21%、直方市が2.02%です。平成29年度は、全国、福岡県、まだ公表されてません。本市は29年度は2.37%で、全国、県と比較すると2倍程度の不登校児童生徒がいます。  欠席日数の内訳として、小学校27人のうち30日から59日欠席している児童が6人、60日から99日欠席している児童が10人、100日以上欠席している児童が11人です。中学校78人のうち30日から59日欠席している生徒が12人、60日から99日欠席している生徒が19人、100日以上欠席している生徒が47人です。  要因として、小学校では学校生活に起因する要因は少なく、家庭の子供の登校への関心の低さ、家庭自体の生活リズム等、家庭生活に起因する要因がほとんどであります。  中学校では、小学校に比べ人間関係、学業の不振、学校の決まり等をめぐる問題など、学校生活に起因する要因が多かったのですが、ここ数年、家庭の子供の登校への関心の低さ、家庭自体の生活リズム等、家庭生活に起因する要因が多くなり、平成29年度は不登校生徒の約70%を占めています。  家庭生活に起因する要因が多くなっているため、学校だけで不登校にならないようにする、不登校を解消することが難しくなってきている現状があります。以上です。 ○12番(阪根泰臣)  はい、わかりました。苦労されているんだなという感じがわかりました。そこで、この1年間、どのような取り組みを行ったのかをお尋ねいたします。 ○学校教育課長(川原国章)  不登校対策の三つの視点、未然防止、早期発見・早期対応、不登校児童生徒への支援に分けて学校で重点的に取り組むべきことを整理し取り組みました。  また、生徒指導巡回訪問により取り組み状況の把握、取り組みの改善について学校教育課、担当指導主事より指導・助言を行いました。しかし、早期対応のアクションとして、家庭訪問等を行うものの欠席に歯どめをかけることができなかった事例が多くありました。以上です。 ○12番(阪根泰臣)  わかりました。それでは、具体的に生徒や保護者へ働きかけをやられていると思いますけども、実例を含めてどういうものがあるかを、ちょっと御紹介いただきたいと思います。 ○学校教育課長(川原国章)  各学校では、朝の会での児童生徒の出席確認後、欠席等の連絡が入っていない児童生徒の家へ担任外の教員が電話連絡、または家庭訪問を行い、子供の状況を把握します。子供の状況によっては、担任外の教員が迎えに行き一緒に登校したり、放課後、担任が家庭訪問したりしています。  昨年度、不登校の解消及び改善の事例があった学校の取り組みの根底には、きめ細かな家庭連絡、家庭訪問があります。家庭の状況、子供の状況により対応の仕方はさまざまですが、効果のあった事例を三つ紹介します。  不登校状態にあった小学校3年生の事例では、担任が児童に「頑張りカード」というカードを渡し、学校に来ることができた日にシールを張るという取り組みを行いました。児童自身の登校への励みとなるとともに、登校しないことを心配する保護者が、シールがふえるごとに喜びを感じ、より一層担任と保護者が連携ができ、欠席日数が減りました。  小学校4年生児童の事例では、学校の勉強がわからず、友達との関係が気になり学校に行きたくないと訴えるようになり、欠席がふえるようになった児童に対し学校が行った取り組みは、スクールカウンセラーの活用と学校での居場所の確保でした。中学校に配置されたスクールカウンセラーが家庭訪問し、悩みを聞き、段階を追って登校を促すようにしました。また、登校しても母親の車からおりることができなかった児童に対し、別室を設け学校に来てからの居場所を確保しました。その結果、学校へ登校できる日がふえました。  中学校3年生の生徒の事例では、2年生のとき、父親を亡くしてから体調不良を理由に休むことが多くなった生徒に対し、担任が毎週金曜日に配付物等を持って家庭訪問を行いました。保護者と会い、生徒の心のエネルギーが充電できるまでは登校刺激を与えず、生活のリズムを変えないこと、そっと見守っていくことなどを確認しました。  2学期になると、進路等について話すことが多くなり、友人と図書館へ行って勉強することを薦めました。次第に自分の進路について前向きに考えるようになり、友人と勉強することがふえ、友人との人間関係も深まっていきました。その結果、毎日登校できるようになったと報告を受けています。  こうした指導、支援により、平成29年度は不登校児童生徒105人中28人が学校復帰しています。以上です。 ○12番(阪根泰臣)  先生方の御努力が非常に伝わってきました。それで、最後なんですけども、課長さんも今年度着任されて、大体、私の経験的に見ると、大体2年ぐらいで、また学校にお戻りになるのかなという気がいたしますけども、平成30年度の取り組みを今やられていると思いますけども、課長さんになられて、ぜひこれをやるんだというそういうものを御紹介していただいて、私の質疑を終わらせていただきます。 ○学校教育課長(川原国章)  子供が不登校にならないために、小中学校ではソーシャルスキルトレーニングという、人間関係づくりのコツを教えるグループ体験学習や縦割り班での活動などを通して、自己有用感、自尊感情、自信を高める取り組みを行っています。子供同士の力は大きいものがあって、子供同士のつながりを強くする、このことは不登校だけでなくいろんな面でプラスに影響するというように考えています。学校行事等を通して子供たちのつながりを強くする意識した取り組みをするように、今お願いしております。  それと、本年度は、不登校傾向や月平均4日から5日欠席する年間60日未満の不登校児童生徒への働きかけに焦点化し、各学校の不登校児童生徒支援教員等の役割を明確にし、家庭訪問、児童生徒との人間関係づくりを行い、不登校解消に向けた取り組みを行っています。  また、夏季休業中、本年度は1学期15日以上欠席した児童生徒の家に家庭訪問を行い、関係づくりを深める取り組みを行ってもらいました。学校生活に起因する、また不登校児童生徒については、生徒指導巡回訪問により直方市の学校適用指導教室等を紹介して入級を働きかけています。  あと、60日以上を超える不登校児童生徒に対しては、学校との関係が切れないようにするため、担任及び加配の教員等による家庭訪問を計画的に行うように指導し、必要に応じて児童相談所や教育委員会こども育成課家庭支援係を初めとする関係各課と連携し対応しております。以上です。 ○議長(友原春雄)  通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  以上をもって質疑を終結します。  日程第23 議案第79号を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 ○市長(壬生隆明)  それでは、議案第79号の御説明をいたします。  本議案は、直方監査委員の選任につきまして御同意を求めることについてでございます。  これまで直方市の監査委員3期12年にわたって監査委員を務めていただきました青柳監査委員が本年9月30日をもって任期満了となります。そこで、今回の任期満了に伴い、新たに人格高潔で財務管理、その他行政経験、運営に関しすぐれた識見と豊富な経験を持っておられます小林康雄氏を監査委員として選任いただきたく同意を求めるものでございます。  なお、小林氏の略歴につきましては、添付の資料の裏のほうに記載しておるところでございます。よろしく御審議の上、御承諾いただきますようにお願いいたします。以上です。 ○議長(友原春雄)  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  議案第79号は、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結します。  これより議案第79号の採決に入ります。  議案第79号 直方監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって、議案第79号は、原案のとおり同意されました。  日程第24 議案第80号を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 ○市長(壬生隆明)  それでは、議案第80号について御説明申し上げます。  本議案は、人権擁護委員の推薦に関するものであります。人権擁護委員8名のうち、本年12月31日をもって丸本直彦氏が任期満了となります。それに伴いまして、再び丸本氏を再度御推薦いただきたく提案するものでございます。丸本氏の略歴につきましては、お手元の資料に添付いたしております。何とぞよろしく御審議いただくようにお願いいたします。以上です。 ○議長(友原春雄)  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  議案第80号は会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし。」と声あり)  異議なしと認めます。  よって委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結します。  これより議案第80号の採決に入ります。  議案第80号 人権擁護委員の推薦については、意見はありませんか。                (「なし。」と声あり)  意見なしと認めます。  よって議案第80号は、原案のとおり可決されました。  以上をもって、本日の日程は全部終了しました。  28日は各常任委員会を開催。  29日、30日は休日のため休会。  10月1日、2日、3日は各常任委員会を開催。  4日午前10時より会議を再開することとし、本日は散会します。           ───── 10時40分 散会 ─────          平成30年9月直方市議会定例会 議案付託表                                  平成30年9月27日
     総務常任委員会 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │議案番号 │件               名                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第69号 │直方市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第81号 │平成30年度直方一般会計補正予算(第2号)のうち所管分           │ └─────┴───────────────────────────────────────┘  教育民生常任委員会 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │議案番号 │件               名                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第70号 │直方歳館条例の全部を改正する条例について                  │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第71号 │ユメニティのおがた条例の全部を改正する条例について              │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第72号 │直方市立図書館条例の全部を改正する条例について                │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第73号 │直方美術館条例の全部を改正する条例について                 │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第74号 │直方石炭記念館条例の全部を改正する条例について               │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第81号 │平成30年度直方一般会計補正予算(第2号)のうち所管分           │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第82号 │平成30年度直方国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第83号 │平成30年度直方後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)          │ └─────┴───────────────────────────────────────┘  産業建設常任委員会 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │ 第75号 │直方竜王峡キャンプ施設条例の全部を改正する条例について          │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第76号 │直鞍産業振興センター設置条例の全部を改正する条例について           │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第77号 │直方太陽光発電設備設置事業に関する条例の制定について            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第78号 │市道路線の認定について                            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第81号 │平成30年度直方一般会計補正予算(第2号)のうち所管分           │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │ 第84号 │平成30年度直方水道事業会計補正予算(第1号)               │ └─────┴───────────────────────────────────────┘  議案第81号 平成30年度直方一般会計補正予算(第2号)所管別の内訳 ┌─────┬───────────────────────────────────────┐ │ 委員会 │内               訳                      │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │総  務 │第1条中、歳入全款、歳出9款1項3目及び6目                 │ │     │第2条                                    │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │教育民生 │第1条中、歳出3款、9款1項14目、10款、11款2項            │ ├─────┼───────────────────────────────────────┤ │産業建設 │第1条中、歳出6款、7款、8款、9款1項7目から20目(14目を除く)、11 │ │     │款1項                                    │ └─────┴───────────────────────────────────────┘...