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平成11年 6月定例会(第7日 7月 8日)

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  1. 直方市議会 1999-07-08
    平成11年 6月定例会(第7日 7月 8日)


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    最終取得日: 2021-08-28
    平成11年 6月定例会(第7日 7月 8日)                 平成11年7月8日(木) 1.会議の開閉時刻  開議 10時00分            閉会 11時42分 1.出席及び欠席議員の氏名          1番      中 村 幸 代          2番      松 田   曻          3番      田 代 文 也          4番      友 原 春 雄          5番      石 田 一 人          6番      松 田 英 雄          7番      有 田 忠 之          8番      橋 本   長          9番      田 代 英 次         10番      村 田 武 久         11番      貝 島 悠 翼         12番      安 武 俊 次         13番      大 島 九州男
            14番      松 尾 大 策         15番      太 田 信 幸         16番      澄 田 和 昭         17番      宮 近 義 人         18番      那 須 昭 生         19番      今 定   正         20番      渡 辺 和 幸         21番      堀   勝 彦         22番      安 田 周 司         23番      吉 田 利 憲         24番      村 上 圭 吾         25番      青 野   一 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名         議会事務局長   宮 地   寛         次    長   坂 田 耕 作         係    長   毛 利 良 幸         書    記   武 内 信 也 1.説明のため出席した者の職氏名         市    長   有 吉   威         助    役   向 野 敏 昭         収入役      其 田 浩 和         教育長      飯 野 良 治         企画財政部長   山 上   浩         総務部長     草 野 京 作         市民福祉部長   石 橋   到         生活経済部長   則 松 正 年         建設部長     森   定 行         教育部長     青 柳 剛 機         消防長      藤 永 誠 一         水道局長     井 上 勝 治                 各 課 長 省 略 1.会議事件 議案第39号 専決処分事項の承認について(業務委託契約締結の議決の一部変更)                                    原案承認 議案第40号 専決処分事項の承認について(平成11年度直方市老人保健特別会計補        正予算)                        原案承認 議案第41号 直方市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について                                    原案可決 議案第42号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について                                    原案可決 議案第43号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改        正する条例について                   原案可決 議案第44号 直方市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定について                                    原案可決 議案第45号 直方市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果縦覧        等の手続に関する条例の制定について           原案可決 議案第46号 直方市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例に        ついて                         原案可決 議案第47号 直方市竜王峡キャンプ村施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正        する条例について                    原案可決 議案第 48号 直方市手数料条例の一部を改正する条例について     原案可決 議案第 49号 直方市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例について                                    原案可決 議案第 54号 平成11年度直方市一般会計補正予算          原案可決 意見書案第1号 聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書         について                       原案可決 意見書案第2号 国民合意の「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書につい         て                          原案可決 意見書案第3号 地方分権の推進と自治体財政確立のための地方税財政改革を求める意         見書について                     原案可決 ○議長(青野 一)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと存じますので、御了承願います。  議案第39号 専決処分事項の承認について(業務委託契約締結の議決の一部変更)  議案第48号 直方市手数料条例の一部を改正する条例について  議案第49号 直方市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例について  議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算一括議題といたします。  議案第39号、48号、49号並びに議案第54号 直方市一般会計補正予算第1条中、歳出5款、8款、11款1項並びに第2条中、8款について、審査されました経過並びに結果の報告を建設常任委員長にお願いいたします。               (21番 堀議員 登壇) ○21番(堀 勝彦)  去る5日の本会議におきまして、我々建設常任委員会に細部の審査を付託されました議案第39号 専決処分事項の承認について(業務委託契約締結の議決の一部変更)、外3議案について、審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第39号についてであります。本案は、さきの3月議会で一部変更の議決を行った感田ポンプ場雨水排水樋管新設(第1期)受託工事業務委託契約の締結の一部変更であります。  本工事の当初計画では、上屋及び門扉据えつけ工事を樋管設置工事同時施工で行う計画をしていたが、同時施工では危険が伴うことから、樋管設置工事完了後に上屋及び門扉据えつけ工事を行うこととしたため、平成11年5月末から平成11年7月末までの工事期間が必要になったための受託工事契約変更専決処分であります。  我々委員会といたしましては、本工事箇所知古感田大橋等の大規模工事とふくそうし、当初計画どおり工事を進めることの困難性については認めるものの、工事期間のたび重なる延長は、一日千秋の思いで完成を切望されている地域住民の意向を考慮した場合、再度工事期間の延長等が起こらないよう、状況の把握と綿密な計画、そして地域や関係機関との打ち合わせ等を十分行うよう要望を付し、原案どおり承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第48号 直方市手数料条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、直方市農業集落排水施設条例において、新たな排水設備指定工事店等登録手数料を徴収することに伴い、直方市手数料条例の一部を改正しようとするものであることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第49号 直方市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、農業集落排水事業下境処理区の平成12年3月末の供用開始を控え、処理区内の各家庭の宅地内排水設備工事を行う指定工事店等登録手数料の新設に伴い、直方市農業集落排水施設条例の一部を改正しようとするものです。  この指定工事店等の登録については、平成12年4月より、県下統一で行われる責任技術者の試験の合格者が指定登録できる仕組みとなることから、平成12年4月までの暫定措置として、1級管工事責任技術者の資格を有していなければ、指定工事店として登録できないこととなっているところです。  我々委員会としては、熟練技術者が施工することにより、欠陥工事の防止につながることは理解はできるものの、この暫定措置が業者の選別や利用者業者選択の幅が狭められる等、今後この事業が地域活性化に与える影響も考えられることから、より多くの業者がこの事業に指定登録され、利用者業者選択の幅が広がるような体制づくりを検討されるよう要望を付し、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算第1条中、歳出5款、8款及び11款1項並びに第2条中、8款についてであります。本案については、当局より詳細なる説明を聴取する中で、種々論議を深めたのでありますが、その中で要望を付した主な点は、8款4項3目17節 自由通路整備事業に係る土地購入費についてであります。この自由通路については、平成12年3月完成予定文化ホール等利用者の利便性や山部地区駅前市街地連携強化を図るための重要な通路であります。  今回、予算計上されている土地購入費は、平成13年3月完成予定自由通路の直方駅東口側の橋脚及び階段部分土地購入費であり、計画時点からJRと交渉を重ね、当初の価格より減額がなされています。しかしながら、この自由通路の設置に伴い、周辺施設の利便性や橋上駅を見据えた将来計画を考慮に入れたとき、JR直方駅の利用者の増大も見込まれ、また、JRが自由通路設置に伴う受益者であるという観点から、当事者間で協議を行い、さらなる土地購入価格の引き下げに向けての努力を行うとともに、今後の事業推進に向けての協力を求めるよう要望を付し、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々建設常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(青野 一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はございませんか。             (23番 吉田議員 自席より) ○23番(吉田利憲)  8款4項3目17節 公有財産購入費で、駅前の自由通路に対する購入費だと思いますけれども、5,280万予算計上されております。今、委員長からるる説明をいただきまして、私の聞きたいところ、審議されたことをよく理解できるところであります。  そこで、実は私の方の委員会の関係かなと思いまして、委員会でよくそのあたり注意して、当局といろいろ委員会で話を聞いておりました。裏の方が大体坪当たり15万ですか、ぐらいですから、これは安いなあと、19番の今定議員の質問を聞いておりましたときに、ものすごく高いというお話でございましたので、どこであるのかわからなかったんです。先ほど今定議員に内容をいろいろお尋ねしたところであります。この駅前の右側の昔の便所の跡だというところなんですが、坪40万、約40万弱というお話です。とするならば、駅前の土地単価としましては、当然このくらいの単価がするんではなかろうというふうに、私個人としては思うわけですが、ただ、今定議員の理由を聞きますと、なるほどなあという私、気持ちを持ちました。というのは本来この土地を購入されたのは、国鉄でありまして、国有財産といいますか、市民の税金で買われたものであると、個人視するものじゃなくて、この橋上駅と先ほど説明いただきましたけれども、将来を見据えて考えた場合に、極端なことを言えば、国鉄自身にも今現在のJRですか、プラスになるわけですから、無償で出してもいいじゃないかという感覚になるのもむべなるかなというふうに思うわけです。ただというわけにはいかなければ、せめて裏の坪当たり15万ですか、そのくらいの単価で当局としてはぜひ交渉していただくことをお願いして、希望として、質問を要望とかえさせていただきます。以上です。 ○議長(青野 一)  申し上げます。ただいま委員長報告に対する質疑の時間でございますので、要望は取り下げさせていただきます。よろしくお願いいたします。  ほかにございませんか。               (「なし。」と声あり)
     質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより議案第39号、48号、49号の討論に入ります。  なお、議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算について討論のある場合は、最終常任委員長報告後にお願いをいたします。  討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより議案第39号、48号、49号の採決を行います。  議案第39号 専決処分事項の承認について(業務委託契約締結の議決の一部変更)は、委員長報告どおり原案どおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第39号は委員長報告どおり原案どおり承認されました。  議案第48号 直方市手数料条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第48号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第49号 直方市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第49号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第40号 専決処分事項の承認について(平成11年度直方市老人保健特別会計補正予算)  議案第44号 直方市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定について を一括議題といたします。  議案第40号、44号並びに議案第54号第1条中、歳出3款、10款、11款5項並びに第2条中、10款について、審査されました経過並びに結果の報告を教育民生常任委員長にお願いいたします。              (24番 村上議員 登壇) ○24番(村上圭吾)  おはようございます。去る5日の本会議におきまして、我々教育民生常任委員会に細部の審査を付託されました議案第40号 専決処分事項の承認について(平成11年度直方市老人保健特別会計補正予算)、外2議案について、審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第40号についてでありますが、本案は、平成10年度直方市老人保健特別会計の決算の結果、平成10年度の支払基金や国からの交付金等が未収金となり、歳入欠陥が生じたことから、平成11年度予算から繰上充用し、補てんするための専決処分であります。  我々委員会といたしましては、本案については異議なく原案どおり承認すべきものと決定したのであります。  次は、議案第44号 直方市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定についてであります。本案は、根拠法であります介護保険法が制定されたことに伴い、同法第14条で、介護認定にかかわる審査判定業務を行うための介護認定審査会の設置が義務づけられ、また、同法第15条で介護認定審査会の委員の定数については、政令で定める基準に従い、条例で定める数と規定されていることから、国の示す条例準則に基づき、本市においても条例を制定しようとするものであります。  また、その委員については、要介護者等の保健、医療、または福祉に関する学識経験者を有するもののうちから、市町村長が任命すると規定されているところであります。  我々委員会といたしましては、審査を進める中で尋ねた主な点は、委員の定数の根拠や審査件数が増加した場合の対応についてであります。  これに対して当局より、介護認定審査会の委員の定数については、介護保険法施行令第5条の介護認定審査会の委員の定数の基準の規定に基づき、要介護認定及び要支援認定に係る審査及び判定の件数を勘案して定めるとなっております。  本市では、介護認定件数を2,100人と想定し、1合議体当たり6人構成で、月2回の開催として、1回当たり25件を審査するということから、7合議体の42名以内を予定しているところであり、6人のうち1人は、交替要員の登録制で、合議体の会議は5人体制で行うようにしている。  また、審査件数が増加した場合の対応については、今後の状況を見極めながら、検討していきたい旨の答弁がなされたのであります。  さらに、7合議体で行うと、審査判定業務に誤差ができるのではないか。また、介護認定を申請している者の中に、委員の関係者がいた場合に、公正及び公平な認定等ができるのかといった委員の指摘に対しては、審査判定業務に関する国の基準をマニュアル化し、研修等を重ねる中で、公正及び公平な認定に向けて努力していきたい。また、介護認定に当たっては、申請者の住所や氏名は表示せずに、また、関係者がいる場合は、委員を交替する中で対応してまいりたい旨の答弁がなされたのであります。  我々委員会といたしましては、さらに論議を重ねたのでありますが、初めての認定審査にかかわる人員が42名で大丈夫かとの意見もあったことから、本案については採決の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算第1条中、歳出3款、10款及び11款5項並びに第2条中、10款についてであります。本案については、当局から詳細なる説明を聴取する中で、慎重審査を行ったのでありますが、その中で尋ねた主な点は、1点目として、10款4項16目13節のNHK交響楽団公演委託料についてであります。この公演は、文化ホール開館記念事業として、平成12年3月12日に予定されているところでありますが、この公演に子供たちを参加させ、情操教育の場として取り組むことができないか。また、公演の際に取り組みができなければ、リハーサルにおいて取り組むことができないか。  2点目として、10款5項2目 体育施設費についてであります。今回計上されているものは、市民プールにかかわる予算でありますが、市民プール開設に関する今後の考え方について尋ねたのであります。  これに対して、当局より1点目のNHK交響楽団の公演については、スケジュールの関係から、1回公演を予定しており、リハーサルを実施するという話についても聞いていないので、今後NHK交響楽団と交渉を行う中で、対応してまいりたい。  また、2点目の市民プール開設に関する今後の考え方については、関連施設そのものが老朽化していることから、地中に埋設している配管等の負荷を避けるために、50メートルプールについては、今後も閉鎖の方向で考えているが、25メートルプールや、幼児用のプールについては、可能な限り開設してまいりたいとの答弁がなされたのであります。  我々委員会といたしましては、このような当局の答弁を了とし、さらに論議を深めたのでありますが、その中で要望を付した主な点は、3款2項1目 児童福祉総務費についてであります。今回の予算が新入校区学童保育所利用児童の増加によって学童保育所が、手狭になったための増改築の費用であることから、異議がないものの、核家族の進行や女性の社会進出に伴う夫婦共働きの増加などにより、家庭や地域での児童の養育機能が低下しており、児童の健全育成の観点からも、学童保育所の必要性はますます増大されるものと考えられます。  このようなことから、学童保育所が設置されていない校区についても、保護者等に周知を図るとともに、十分な調査を行い、条件を満たす校区については、設置に向けて検討されるよう要望を付し、本案については、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々教育民生常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(青野 一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はございませんか。               (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。これより議案第40号、44号の討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより議案第40号、45号の採決を行います。議案第40号 専決処分事項の承認について(平成11年度直方市老人保健特別会計補正予算)は、委員長報告どおり原案どおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第40号は委員長報告どおり原案どおり承認されました。  議案第44号 直方市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第44号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第41号 直方市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について  議案第42号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について  議案第43号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について を一括議題といたします。  議案第41号、42号、43号並びに議案第54号第1条中、歳出1款、2款、9款及び歳入款並びに第3条について、審査されました経過並びに結果の報告を総務常任委員長にお願いをいたします。              (22番 安田議員 登壇) ○22番(安田周司)  おはようございます。去る5日の本会議におきまして、我々総務常任委員会に細部の審査を付託されました議案第41号 直方市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例、外3議案について審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第41号についてであります。本案は、本年3月31日法律第15号をもって、地方税法の一部を改正する法律が公布され、平成12年1月1日から施行されることに伴い、本条例を改正しようとするもので、審査に対する申し出は、固定資産課税台帳縦覧期間の末日から10日後が期限となっていたものを、納税通知書の交付を受けた日後、30日まで延長されたことに伴い、審査申し出件数の増加が予想されることから、審理の合理化・迅速化を図るため、審査申し出事項固定資産の価格のみとすることとし、また、書面審理の手続等の簡素化を図ることが主な改正内容であります。  委員会といたしましては、本案が法律改正に準拠した改正であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第42号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、平成11年政令第138号で、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が公布、施行され、国の条例準則の一部改正が行われたことから、本条例の一部を改正しようとするものであります。  委員会といたしましては、本案が非常勤消防団員等に対する損害補償の充実を図るため、補償基礎額及び介護補償の額を引き上げようとするもので、政令の改正に準拠した改正であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第43号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、平成11年政令第139号で消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が公布、施行され、国の条例準則の一部改正が行われたことから、本条例の一部を改正しようとするものであります。  委員会といたしましては、本案が非常勤消防団員の処遇改善を図るために、退職報償金の支給額を引き上げるもので、政令の改正に準拠した改正であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算第1条中、歳出1款、2款、9款及び歳入款並びに第3条についてであります。  委員会といたしましては、本会議での質疑を踏まえ、ただした点は、1点目として、歳出2款1項5目の財産管理費の中の委託料について、基準点設置に対する考え方、2点目として歳入の16款1項1目 基金繰入金の中で、財政調整基金の取り崩しがなされていることから、今後の本市の財政見通しについてであります。  これに対し、当局より1点目については、普通財産及び行政財産の総括管理という観点から、1級基準点の設置は不可欠であり、不動産登記法の改正により、近傍の恒久的構造物との位置関係の記載が義務づけられたこと等を勘案して、今回お願いをしている。また、この1級基準点設置による効果としては、測量事務の効率化、市有財産の適正管理及び官民境界のトラブルの防止等が図られる。  さらに、基準点の設置場所については、市内全般を網羅するような方向で、公共施設等を中心として、1級基準点の整備を図ってまいりたい。  また、2点目の今後の財政見通しについては、平成10年度までは財政調整基金の取り崩しをしないで、財政運営ができたが、今後は借入金の元利償還等が増加し、厳しい財政運営を余儀なくされることから、事業の見直しを図るとともに、現在予定している事業計画においても、優良起債の活用や、有利な事業手法等を選択することによって、効率的な事業運営の努力を重ね、行財政改革に沿った事業の推進を図ってまいりたい旨の答弁に接したのであります。  我々委員会といたしましては、このような当局の答弁を了とし、本案については原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々総務常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(青野 一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより議案第41号、42号、43号の討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより議案第41号、42号、43号の採決を行います。  議案第41号 直方市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第41号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第42号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第42号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第43号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第43号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。
     議案第45号 直方市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果縦覧等の手続に関する条例の制定について  議案第46号 直方市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について  議案第47号 直方市竜王峡キャンプ村施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について を一括議題といたします。  議案第45号、46号、47号並びに議案第54号第1条中、歳出4款、6款、7款並びに第2条中、4款について、審査されました経過並びに結果の報告を経済常任委員長にお願いいたします。 ○14番(松尾大策)  去る5日の本会議におきまして、我々経済常任委員会に細部の審査を付託されました議案第45号 直方市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果縦覧等の手続に関する条例の制定、外3議案について、審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第45号についてであります。本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に伴い、一般廃棄物の処理施設の設置及び変更を県知事に届け出る際に、市長が実施した周辺地域の生活環境影響調査結果等の縦覧及び利害関係を有する者の意見書を提出する機会を付与するための手続等について、条例で定めなければならないと規定されたことに伴う条例の制定であります。  我々委員会といたしましては、本案が廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に準拠した条例の制定であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第46号 直方市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、ごみ処分手数料等の変更に伴う条例の一部改正であります。ごみ処分手数料については、平成9年6月議会において、ごみの排出量に応じた負担をする指定袋制が導入され、平成10年2月1日より実施されたところであります。しかしながら、ごみ袋の価格については、議会での論議や市民からの意見や要望も多数寄せられ、また、本年4月1日から北九州市へのごみ処理委託の実施に伴い、ごみ処理にかかわる全体的な清掃行政の見直しを図る中で、ごみ処分手数料の変更に至ったのであります。  我々委員会としましては、本会議での質疑を踏まえ、当局より詳細なる説明を聴取する中で、種々論議を交わしたのであります。その中でただした主な点は、1点目として北九州市へのごみ処理委託後においても、ごみ処理費はふえることが予想されるが、この時期でのごみ袋の値下げをされる理由は何か。  2点目として、この条例の施行日が平成12年2月1日となっているが、その根拠は何か。  3点目として、ごみ処分手数料のうち、清掃工場に直接搬入する場合については、値下げをされていないが、その理由は何か。  4点目として、ごみ袋の価格については、1市4町と同じ価格ということで導入された経緯もあるが、今回のごみ袋の値下げによる1市4町の枠組みに影響はないのか。  以上、4点についてであります。  これに対して、当局より1点目については、指定袋導入時においては、1市4町での広域処理を前提としていたが、北九州市へごみ処理の委託をすることになり、その前提条件が崩れたこと。また、指定袋制導入後1年を経過する中で、市民のごみ処理に対するコスト感覚が浸透し、25%のごみ減量化が達成されたこと。  さらに、北九州市にごみ処理を委託することにより、当面最終処分場の建設が不要となったこと。指定袋導入後、近隣市町村の価格を比較検討した結果、割高であったこと。今後ごみの減量化のためのリサイクルを推進する上で、さらに市民の協力を求めていくことが不可欠であることから、ごみ袋の値下げを行った。  2点目の施行日の根拠については、ごみ袋のコスト削減のために東南アジア及び中国製のごみ袋の購入を検討していることから、発注から納品までの時間がかかり、新しいごみ袋への入れかえ等にも期間を要すること。また、形状、材質の変更及びごみ袋そのものを広告媒体として活用することも検討していること。さらに、リサイクルを推進するために、収集体制の見直しや市民に協力を求めるための説明会を行う必要があることから、年間を通じて、ごみ量の少ない2月とした。  3点目の直接搬入にかかわるごみ処理手数料については、今回一般家庭から出るごみを対象としたため、清掃工場に直接搬入されるごみについては、ほとんどが事業系であると考えられることから、値下げの対象としなかった。  4点目の1市4町への影響については、平成10年1月に、県よりごみ処理施設の改善勧告を受けたことにより、その対策に巨額の費用が必要となることから、緊急対策として北九州市に処理委託をすることとなり、4町においても、その経過や事情については、十分に理解をいただいている。  また、今回の値下げについては、事前に4町と協議は行っていないが、今後直鞍地区清掃協議会等を活用しながら、協議していきたいとの答弁に接したのであります。  我々委員会といたしましては、このような当局の答弁を基本的に了とするものの、ごみ袋の値下げによって、収入が減少することから、ごみ処理費用の現状を考えれば、経費の一層の削減を図り、さらにごみ減量化を進めるためのリサイクルの推進が不可欠となるため、早急にリサイクル体制を確立されるとともに、市民の協力を求めるための説明会を行うよう要望を付し、本案については、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第47号 直方市竜王峡キャンプ村施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、竜王峡キャンプ村施設であるバンガローの改築に伴う条例の一部改正であることから、我々委員会といたしましては、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算第1条中、歳出4款、6款及び7款並びに第2条中、4款についてであります。本案については、現地調査を踏まえ、種々論議を交わしたのでありますが、その中で要望した点は、4款2項7目15節 ごみ処理施設整備事業費の中の工事請負費についてであります。この事業については、ごみ処理を北九州市に委託することに伴い、旧焼却施設をごみ運搬の中継基地として、整備するものであります。  我々委員会といたしましては、中継基地として整備することに異議はないものの、清掃施設という特殊性において、このような工事が専門の大手企業に発注される場合が多く見受けられるところであります。しかしながら、地場企業育成の観点から、また、地場企業を取り巻く経済状況も厳しく、技術力も向上していることから、地場企業に対する発注を検討されるよう強く要望を付し、本案については原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々経済常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(青野 一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。             (18番 那須議員 自席より) ○18番(那須昭生)  経済常任委員長にお尋ねしたいと思うんですが、46号、質疑の際に発言をしておりましたように、今の報告を聞いておりますと、値下げの関係、これは委員長報告少し間違っておったんじゃないかと思うんですが、値下げを値上げというふうに言われておりますが、それはまた別に字句を間違えただけであろうと思いますので、これだけは指摘をしておきたいと思うんですが、そこでお尋ねしたいんですが、ごみ袋の値下げの理由、1市4町の枠組みが影響ないか等々、いろいろ論議されたようでありますが、私が質疑をした内容は、いわゆる1市4町の枠組み、1市4町といろいろ協議をしてきた、そうした中で現実の問題として、例えば冷蔵庫あたりを、私はここで質問をしたのは、いわゆる2,000円から2,500円直方市が取っておる、しかも鞍手町では80円の袋を2枚張れば、これを処分できる、こういうのは少し間違いではないか。問題ではないかというふうに指摘をしておったわけですが、そこらあたりの関係はどういうふうに御議論をされたのか、報告の中ではありませんでしたので、お尋ねをしたいというふうに思います。  それから2点目の関係、これは議案54号ですが、工事請負費、今、報告を聞いておりますと、地場企業、確かに経済情勢は厳しい情勢にあるんですが、地場企業のできるところと、できない内容というのがおのずからあると思う。ですから、すべてにわたって、地場企業というやつには、ならんのやないかというふうに思いますが、そこらあたりはどういうふうに御議論されたのか、さらにお尋ねをしたいと思います。 ○14番(松尾大策)  那須議員の質疑について、お答えさせていただきます。  まず、最初に値下げというべきところを値上げと言ったということで、御指摘いただいたんですけれども、この点につきましては、申しわけございません。訂正させていただきます。  それから1市4町との当初ごみ袋の価格を設定するときに、1市4町と横並びでしていった中で、今回値下げについての件でございますけれども、4町では大型ごみに対する処理費というか、処分費でございますけれども、4町はそのごみ袋2枚ほどつけてしたらいいということ。直方市は1,500円あるいは2,000円という、手数料を出さなければいけないということで、指摘があったわけでございますけれども、我々委員会としては、その点について質疑はなされませんでした。  それから中継基地の建設に対する地場企業についてでございますけれども、今、御指摘がありました、確かにですね、大手企業というところはそれなりの技術力は持っております。それは御指摘のとおりだと思います。しかしながら、現実に現場の仕事に携わる段階になりますと、多くはやはり地元の業者も入っておられます。実際の仕事をするところになりますと、そういうところから我々といたしましては、現在の直方市の各企業が持っております技術力につきましては、やはり大手企業に遜色はないものという感覚を持っておりますので、そういうところから今、こういう大変経済状況厳しく、直方市の各企業につきましても、疲弊した状態の中で、こういう10億に達する大きな事業でございますので、でき得れば直方市の企業を育成するという立場から、ぜひ直方市に発注をお願いしていただきたいという要望をしたところでございます。以上でございます。 ○18番(那須昭生)  今の話を聞いておりますと、私は本会議の中で委員会で慎重審議をしていただきたいという要望を特に経済常任委員会にお願いした内容は、今、言ったいわゆる鞍手4町というよりも、鞍手町、私は鞍手町の実例を示しながら、この質問をしたわけであります。今、聞いてみますと、論議をしておりませんということでありますので、論議をしてないのをこれ以上聞いたって意味ないと思うんです。したがって、できるならば、今から先もあることですが、委員会で慎重審議をしていただきたいというふうに要望した場合には、やはりこれはそれなりの理由があって、要求をしとるわけですから、今から先こういうこともあろうと思いますので、ぜひ慎重審議を要望した場合には、それについては要望にこたえるように、慎重審議をしていただきたいということをお願いをして、私の質問は終わります。            (「議事進行について。」と声あり) ○19番(今定 正)  今、委員長報告で那須議員からの問題について、全然問題になっておりませんというような発言があったんですね。どういうことか、私は同じ委員会ですから、その問題は出て、いろいろ質疑をして、当局から答弁もあって、それで了解をしたことになったじゃないですか。だから、委員長はしてませんちゅうは、そういう質疑はきちんと本会議の場合で出た問題は、出て、当局からこの問題については、きちんとした答弁もあって、了承をしたということになっとるわけですから、その辺の中身の問題は委員長報告ですから、当然委員会を代表して報告をしてもらわな、今のあれで言ったら、何もしてないということに、そういうことにとられとんですね。そういうことじゃないですから、はっきり今のことについては、委員長答弁してください。 ○14番(松尾大策)  今、委員会の中の委員さんの方から、議事進行があったわけでございますけれども、私は当初、那須議員の質疑に対しまして、議論してない、確かにこの大型のごみ、ここについては、私は議論なかったと思います。全体的なものについての議論についてですね、確かに80円を60円にした、こういうことにつきましては、議論したと思いますけれども、今の指摘は私は大型のごみ、これについてはごみ袋の件については確かに種々論議をさせていただいたわけでございますけれども、大型についてですね、今、言われました鞍手町がごみ袋2枚つけて出せばいい、しかし、直方市は1,500円あるいは2,000円という、こういうシールを張って出すという、そういうような議論はなかったと思います。            (「議事進行について。」と声あり) ○18番(那須昭生)  ちょっと問題があると思うんですよ。委員会でいわゆる不統一があっちゃならんと思うんです。しかも、論議されたのは論議されてない、そういう報告やら、今、委員会内部で不統一があった発言が出とるんですね。ですから、そういう面では議長の方で判断をしていただいて、さらに再度休憩か何かとっていただいて、意志統一をして、報告を正規にしないとですね、私は問題が残るんじゃないかというふうに思いますので、議事進行上、議長に申し上げておきたいと思います。            (「議事進行について。」と声あり) ○13番(大島九州男)  議会運営委員長としてと、それからたまたま私が経済の委員で、この審議の中に参加させていただいておりましたので、ちょっと整理をしたいと思いますが、今の今定委員の発言につきましては、先ほどの那須議員の質問は、鞍手町の大型のごみは2枚のそういう袋を張って出せばいいんだと、だから、直方市についてはそういうふうなことはないのかというような話の質疑を委員会でされたかというようなお話でございました。確かに本会議では、質疑があって、当局の話あったと思いますけれども、委員会においては事業系ごみの関係の質疑はありましたけれども、そういった個々の事例を挙げた質疑というものは、されていなかったというのがほかの委員さんとも同じ認識ではないかというふうに思っております。共産党議員団としての意思の疎通がなかったのかなと、基本的には共産党議員団の委員さんがいらっしゃいますので、そこで内部でこういう質疑をしてくれというような統制をしていただいて、円滑なる議会運営をしていただきたいという要請を共産党議員団にしていただきたいと思います。            (「議事進行について。」と声あり) ○19番(今定 正)  別にね、今の運営の問題で言えば、那須議員が質問したことを踏まえて、その辺の問題については、委員会で論議になって、当局から答弁もあって、了承をしたということですよ。全然その問題、委員会で問題にもなってないということじゃないんですよ。だから、委員長が報告の中で、そういう意味の報告をすれば、那須議員の質疑にこたえられているはずだと、質疑が出れば、細かい問題全部記録にとってない面もありますからね、全く質疑がなかったということには、私はならんと思うんですよ。そやけんその分で説明をすべきだというふうに思いますんで、私はそう言ったわけです。 ○議長(青野 一)  18番 那須議員に申し上げます。今の4人の方からいろいろ議事進行について出ておりますけれども、具体的にごみ袋2枚張って出せば、鞍手町はいいとか、そういう具体的な問題については、話が出てないということでございますので、このまま進行させていただきたいと思いますが。            (「議事進行について。」と声あり) ○18番(那須昭生)  大島議員が議長、聞いておいてくださいよ。大島議員は議運の委員長という立場で発言をするという議事進行も何もかけてないで発言ができとるんです。ただ、手を挙げてですね、私が言いたいのは、大島議員がいみじくも共産党議員が意思の疎通を欠いとるような発言は、いささか迷惑な話で、私のところはそういう関係では、十分論議を尽くしております。ですから、意思の疎通はひとつも欠いておりません。先ほども言うように、正確な委員長答弁というのをしてもらわんと困ると、慎重審議をしてもらいたいという要望に対して、それはしないというやつやったから、なかったら始末がつかんというふうに発言したわけです。そしたところがいや、それはしとったやないかというふうに発言があったから、だとするなら、議長の采配で経済常任委員会ぐらいは、意志統一をしてもらって、やっていいんじゃないかというふうに、私は発言したわけです。ですから、議事進行上、そこらあたりの取り扱いは、議長にひとつよろしくお願いしたいと思います。            (「議事進行について。」と声あり) ○23番(吉田利憲)  頭の中が混乱いたしまして、言った、言わないという問題が出ております。この席上で言った、言わんを論議すると、大変迷惑な話ですから、一たん休憩していただいて、そのあたりで整理をしていただいて、再開してほしいということを要望いたします。 ○議長(青野 一)  暫時休憩いたします。                              10時59分 休 憩                              11時07分 再 開 ○議長(青野 一)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  14番 松尾議員。 ○14番(松尾大策)  私の答弁で、議事一たん中断されまして、申しわけございませんでした。  那須議員の質疑に対して、質問の趣旨を私が那須議員の言われたのが家庭から出る大型ごみというふうな感じで、私が受け取ったわけです。那須議員の言われようとしたのは、事業系のごみですね。持ち込む事業系のごみについて、論議したかという、そういうようなことで、私は鞍手の方はごみ袋2枚張って出したらいいというような、そういうふうな話が出たもんで、てっきり家庭から冷蔵庫出すとか、大型ごみを出すときに、確かにシールを張って出すのを直方市は出しよるけども、そういう論議はしなかったということで、事業系のごみについて、持ち込みのごみについては、那須議員から質疑があったんですけれども、十分に議論はしました。  その中で議論した中で、当局からの答弁としては、一般家庭ごみについては、約25%ぐらい減量してきておるけれども、事業系については、確かに19%ぐらいしか減量してないというような、そういうような答弁ではなかったかと思いますけれども、全体としては一般家庭から出るごみについては、減量してるけれども、事業系については減量してない。そして今回、ごみ袋の値下げというのは、袋についての値下げをしょうという当局の提案ということで、全体についてということはしない、そういうような答弁をいただいております。以上でございます。 ○議長(青野 一)  ほかに質疑ございませんか。               (「なし。」と声あり)  以上をもって、質疑を終結いたします。  これより議案第45号、46号、47号、54号の討論に入ります。  討論はありませんか。  討論通告のため、暫時休憩いたします。                              11時10分 休 憩                              11時15分 再 開 ○議長(青野 一)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  これより議案第46号の討論に入ります。  討論については、通告があっておりますので、議長より指名いたします。  23番 吉田議員の反対討論を求めます。 ○23番(吉田利憲)  23番の吉田でございます。議案第46号について、反対討論をさせていただきたいと思います。  過去議員しておりましたときから現在まで、また、落選後もですけれども、直方市の将来の方向について、私の考えるところは1市4町の関係を親密に持たなければ、直方の発展がないということを基本的に考えて出ておるわけでございます。今回の46号のごみ袋値下げ、これは市民の要望に基づいてされたもので、絶対いかないということじゃございません。しかし、下げることによって、直方市の発展があるかというふうに考えますと、大変難しくなるよというふうに、私は考えております。ごみ袋を値下げすることによって、直方市が利益を得るならば、それは一つの考え方であろうと思います。値下げすることによって、収入が減りまして、ほかの事業に影響してくることは間違いないと思います。  すなわち値下げ分だけは、一般会計から持ち込まなきゃならないと、したがって、値下げするならば、昔のように無償でしたっていいじゃないかという理論を私は持つわけです。しかし、1市4町の考え方、枠組みで将来のごみ計画を考える中で、値段を合わせたと、これも一つの理屈であり、いい方法であったというふうに理解しております。ところが、1年足らずで値下げになりました。とするならば、昨年の何を基準で、そういうことを考えたか、市の報告によりますと、1市4町の枠組みの関係でしたと、しかし、このごみ処理が北九州に頼むことによって、枠組みが崩れたと、変えてもいいという判断に市当局としては考えられておるものというふうに理解いたします。というならば、直方市はこの1市4町直鞍行政における中核都市であることは間違いないわけです。中核都市とは何ぞやということになると思いますけれども、これは率先していいことを進めていく、中心に立っていくという存在だというふうに、私自身は考えます。とするならば、この1市4町の枠組みを直方市は壊していくいうことになるんじゃないだろうかと、じゃあ過去においてどうであるか、常に直方市がこの1市4町の関係を壊してきてるというふうに断ぜざるを得ません。  この問題重大な問題ですから、9月議会でやりたいと思っておりました。ところが今回、こういう46号で関係が出ましたので、あえて反対討論をさせていただくわけですけれども、私は絶対にこれは値下げしてはいけないと、そうしないと過去の過ちをまた繰り返していくと。この内容を説明するには、時間がかかりますので省かせていただきますけれども、9月議会で1市4町の関係を大事にしたいという一般質問をさせていただきたいと思います。したがって、何も得がない、マイナスになる今回の値下げだというふうな意味で反対討論をさせていただきます。以上です。 ○議長(青野 一)  以上をもって、通告による討論は終わりました。  これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第45号、46号、47号、54号の採決を行います。  議案第45号 直方市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果縦覧等の手続に関する条例の制定については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第45号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。
     議案第46号 直方市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第46号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第47号 直方市竜王峡キャンプ村施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第47号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第54号 平成11年度直方市一般会計補正予算については、各委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第54号は各委員長報告どおり原案どおり可決されました。  お諮りいたします。  先ほどの23番 吉田議員建設常任委員長報告に対する質疑の中で、当局に対する要望発言がありましたので、これについては議長に一任願いたいと存じます。これに御異議ございませんか。              (「異議なし。」と声あり)  御異議なしと認めます。  よって、この取り扱いについては、議長に一任することに決しました。  進行いたします。  意見書案第1号 聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書について  意見書案第2号 国民合意の「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書について  意見書案第3号 地方分権の推進と自治体財政確立のための地方税財政改革を求める意見書について を一括議題といたします。  各意見書案を書記に朗読させます。                  (朗  読)  各意見書の趣旨は、ただいま朗読いたしましたとおりでありますので、説明は省略したいと存じます。これに御異議はございませんか。              (「異議なし。」と声あり)  御異議なしと認めます。  よって、各意見書案の説明は省略することに決しました。  これより各意見書案の質疑に入ります。質疑はありませんか。             (19番 今定議員 自席より) ○19番(今定 正)  意見書案第3号について、お尋ねをしたいと思います。  地方分権の推進と自治体財政確立のための地方財政改革を求めるという基本的観点では、一致できる項目もかなり多いんですが、ここの記としとる6番目まであるわけですが、具体的な中身の問題としては、1番 安定した地方税の確保と税の公平な負担の観点から、法人事業税の外形標準課税を早期に導入するこというふうにあるわけですが、今、非常に景気が悪くて、特に中小企業なんかで利益を出している企業というのは、非常に少ないんです。これがこのとおり法人事業税の外形標準課税がやられるということになれば、資本金や何やも含めて、利益が出とろうが、赤字になっておろうが、税金を払わなければならないということになるわけで、私は中小業者の立場から見るならば、この辺については、やはり税金を取れということについては、やはり若干問題があるんではないかというふうな気がするわけですが、提出者の方でその辺の問題について、どうお考えなのか、第1点お尋ねをいたします。  それから第2点の消費税のうち、地方消費税の税率を2%相当に引き上げるこということで、消費税の分を上げてくれということですが、これは私どもは政党としても、消費税というのは、できるだけ今、当面5%を景気回復のために元に戻すべきだというような考え方も持っておりますし、そういう中で地方税だけ、消費税を引き上げていくというのは、将来消費税増税を、増収をするためにはやはり消費税を増税しなければならないいうのが税金の取り方としてはつながってくるんじゃないかという危惧を持っとるわけですが、提出者の方でそういう危惧がないのかどうか。その辺2点だけお尋ねをしたいと思います。 ○15番(太田信幸)  まず、1点目の法人事業税の外形標準課税の導入に関してなんですが、今、言われたように非常に不景気で税収がどこも落ちてるというのは現実だと思うんですね。そこで、非常に自治体財政の中で、法人事業税の占める割合というのは、非常に大きなウエイトを占めてるということもあるようです。したがって、景気が好景気、あるいは不景気を問わず、この法人事業税の外形標準課税を導入するというのは、自治体財政をより安定をさせるという意味で、景気に左右されないで一定の税金を導入をしていただこうということでありますが、基本的に言われたように非常に中小企業、個人商店とか、そういうところについては厳しいことが予測をされるというのは、十分にわかります。したがって、早期に導入をすることということにしておりますけれども、中身の具体的な導入の時期とか、あるいはそういう問題等を、細かな問題等については、改めて具体的に検討するということでなっているようです。したがって、私どもはこの外形標準課税の導入については、具体的に実施する、導入する段階については、そういう中小企業の皆さん方についての配慮が当然されるということで考えております。  それから消費税の税率2%の関係なんですが、将来消費税の税率の引き上げにつながらないかという心配されるということなんですが、私どもも考えとしては、今の消費税を税率を引き上げるということについては反対という姿勢です。しかし、現状5%という税率がある中で、その5%の割合を変えることによって、少しでも地方財政が地方に税金がいくように、そして地方自治体の財政が少しでもよくなるようにということから、現状は5%のうちの1%が地方消費税ということで、地方に入れております。その4%の中の、これ1997年度の税制の配分の状況で見ますと、残り4%の中の1.1%が地方交付税ということで、地方に配分されていっているという実績があるようです。したがいまして、地方消費税を2%にした場合の仮の計算でいきますと、ほぼ今までどおりと変わらない配分の率で、地方に税が配分をされるということに試算としてはなっているようでありまして、現状の5%の枠をそのままにして、少しでも地方に税金が来るようにということで、検討した結果がこの2%相当引き上げると、地方財政が少しでもよくなるということでありまして、将来消費税を引き上げるかどうかについては、私どもは将来にわたって税率を5%以上から引き上げるということについては考えてないということを申し上げておきます。 ○議長(青野 一)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし。」と声あり)  以上をもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  各意見書案は、委員会付託を省略したいと存じます。これに御異議はありませんか。              (「異議なし。」と声あり)  御異議なしと認めます。  よって、各意見書案は、委員会付託を省略することに決しました。  これより各意見書案の討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより各意見書案の採決を行います。  意見書案第1号 聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第1号は原案どおり可決されました。  意見書案第2号 国民合意の「食料・農業・農村基本法」の制定を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第2号は原案どおり可決されました。  意見書案第3号 地方分権の推進と自治体財政確立のための地方税財政改革を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第3号は原案どおり可決されました。  ただいま可決されました各意見書については、関係行政庁に送付いたしますが、この取り扱いについては、議長に一任願います。  これより会議録署名議員として、13番 大島議員、18番 那須議員を指名いたします。  6月定例市議会の議事は、以上をもって全部終了いたしました。  これをもって閉会いたします。                              11時42分 閉 会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する               直方市議会議長        青 野   一               直方市議会副議長       宮 近 義 人               直方市議会議員        大 島 九州男               直方市議会議員        那 須 昭 生...