久留米市議会 > 2018-09-05 >
平成30年第3回定例会(第1日 9月 5日)

ツイート シェア
  1. 久留米市議会 2018-09-05
    平成30年第3回定例会(第1日 9月 5日)


    取得元: 久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年第3回定例会(第1日 9月 5日)              平成30年9月5日(水曜日)               会    議    録                  (第1日)              平成30年9月5日(水曜日)                      =午前10時00分開会=   〇出席議員(37名)    1番 金 子 むつみ 君    2番 緒 方 正 子 君    3番 山 田 貴 生 君    4番 田 住 和 也 君    5番 山 村 太 二 君    6番 早 田 耕一郎 君    7番 松 岡 保 治 君    8番 佐 藤 晶 二 君    9番 森 﨑 巨 樹 君
      10番 田 中 貴 子 君   11番 太 田 佳 子 君   12番 秋 永 峰 子 君   13番 甲 斐 征七生 君   14番 権 藤 智 喜 君   15番 吉 冨   巧 君   16番 石 井 秀 夫 君   17番 田 中 良 介 君   18番 市 川 廣 一 君   19番 原     学 君   21番 原 口 和 人 君   22番 塚 本 篤 行 君   23番 山 下   尚 君   24番 塚 本 弘 道 君   25番 古 賀 敏 久 君   26番 藤 林 詠 子 君   27番 永 田 一 伸 君   28番 原 口 新 五 君   29番 別 府 好 幸 君   30番 森   多三郎 君   31番 八 尋 義 伸 君   32番 大 熊 博 文 君   33番 石 井 俊 一 君   34番 甲斐田 義 弘 君   35番 栗 原 伸 夫 君   36番 田 中 多 門 君   37番 田 中 功 一 君   38番 坂 井 政 樹 君 〇欠席議員(1名)   20番 堺   陽一郎 君 〇地方自治法第121条に基づく出席者  市 長              大久保   勉 君  副市長              中 島 年 隆 君  副市長              森     望 君  企業管理者            萩 原 重 信 君  教育長              大 津 秀 明 君  総合政策部長           國 武 三 歳 君  総務部長             徳 永 龍 一 君  協働推進部長           井 上 謙 介 君  会計管理者            土 屋 尚 之 君  市民文化部長(兼)久留米シティプラザ統括部長                   松 野 誠 彦 君  健康福祉部長           窪 田 俊 哉 君  子ども未来部長          甲斐田 忠 之 君  環境部長             今 田 利 満 君  農政部長             山 口 文 刀 君  商工観光労働部長         鵜 木   賢 君  都市建設部長           志 賀 浩 二 君  田主丸総合支所長         井 上 益 規 君  北野総合支所長          豊 福 和 行 君  城島総合支所長          平 田   茂 君  三潴総合支所長          松 藤 康 彦 君  上下水道部長           豊 福 高 弘 君  教育部長             大久保   隆 君  契約監理担当部長         石 原 純 治 君  総務部次長            竹 村 政 高 君  財政課長             黒 岩 竹 直 君  総合政策課長           重 石   悟 君 〇議会事務局出席者  事務局長             野 口   正 君  議事調査課長           本 松 寿 史 君  議事調査課課長補佐(兼)主査   古 賀 裕 二 君  書 記              野 田 匡 昭 君 〇議事日程(第1号) 第 1 会期の決定 第 2 諸般の報告 第 3 第74号議案 交通事故による損害賠償専決処分について 第 4 第75号議案 交通事故による損害賠償専決処分について 第 5 第76号議案 平成30年度久留米一般会計補正予算(第1号) 第 6 第77号議案 平成30年度久留米介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 第 7 第78号議案 平成30年度久留米特定地域生活排水処理事業特別会計補正予            算(第1号) 第 8 第79号議案 平成30年度久留米下水道事業会計補正予算(第1号) 第 9 第80号議案 浮羽老人ホーム組合の解散について 第10 第81号議案 浮羽老人ホーム組合規約の変更について 第11 第82号議案 浮羽老人ホーム組合の解散に伴う財産処分について 第12 第83号議案 交通事故による和解契約締結について 第13 第84号議案 久留米野球場スコアボード設備改修工事請負契約締結について 第14 第85号議案 篠山小学校校舎屋内運動場改築工事請負契約の一部を変更する            契約締結について 第15 第86号議案 篠山小学校校舎屋内運動場改築電気設備工事請負契約の一部を            変更する契約締結について 第16 第87号議案 篠山小学校校舎屋内運動場改築機械設備工事請負契約の一部を            変更する契約締結について 第17 第88号議案 京町小学校屋内運動場棟改築工事請負契約の一部を変更する契約            締結について 第18 第89号議案 財産(消防ポンプ自動車)の取得について 第19 第90号議案 交通事故による損害賠償について 第20 第91号議案 訴えの提起について 第21 第92号議案 交通事故による損害賠償について 第22 第93号議案 久留米手数料条例の一部を改正する条例 第23 第94号議案 久留米市議会議員及び久留米市長の選挙における選挙運動の公費            負担に関する条例の一部を改正する条例 第24 第95号議案 久留米養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例の一            部を改正する条例 第25 第96号議案 中高年齢労働者福祉センター条例を廃止する条例
    第26 第97号議案 訴えの提起の専決処分について 〇議事の経過 ◎ 開     会 ○議長佐藤晶二君) 皆様、おはようございます。  ただいまから平成30年第3回久留米市議会定例会を開会いたします。  審議に入ります前に申し上げます。このたびの平成30年7月豪雨災害により被災された方々に対して、衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い救済と復旧を念願するものであります。  ここに、お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。  一同御起立をお願いします。  黙祷。  〔黙  祷〕 ○議長佐藤晶二君) ありがとうございました。  お直りください。 ◎ 開     議 ○議長佐藤晶二君) これより本日の会議を開きます。 ◎ 日 程 第 1 ○議長佐藤晶二君) まず、日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期、定例会の会期は、本日から20日までの、16日間といたしたいと思います。  これに御異議はありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤晶二君) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。 ◎ 日 程 第 2 ○議長佐藤晶二君) 次に、日程第2、諸般の報告をいたします。  まず、去る平成30年第2回市議会定例会において議決されました議員派遣につきましては、お手元に配付のとおり変更の申し出があり、議長において決定いたしましたので、御報告いたします。  また、緊急を要し、議長において決定いたしました議員派遣につきまして、お手元に配付のとおり御報告いたします。  次に、去る8月31日、九州市議会議長会、及び福岡県市議会議長会より、平成30年7月豪雨災害に対する災害見舞金を受贈いたしておりますので、御報告いたします。  次に、市長から議案とともに送付されました、報告第11号から報告第13号までの3件の報告が行われております。  以上の報告について質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤晶二君) それでは、これをもって諸般の報告を終わります。 ◎ 日程第3~日程第26 ○議長佐藤晶二君) 次に、日程第3、第74号議案から日程第26、第97号議案までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  大久保市長。  〔市長大久保勉君登壇〕 ○市長(大久保勉君) 皆様、おはようございます。  平成30年度第3回市議会定例会を招集しましたところ、議員皆様におかれましては、御多用中にもかかわりませず御参集を賜り、まことにありがとうございます。  本日、ここに提案いたしております各議案提案理由を説明申し上げますが、初めに「平成30年7月豪雨」について、述べさせていただきます。  平成30年6月28日から、日本各地で記録的な豪雨となり、大きな被害が出る事態となりました。改めまして、お亡くなりになられました皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。  ここ、久留米市におきましても、7月5日から7日にかけて断続的に雨が降り、日雨量及び48時間雨量で観測史上最大値を記録、土砂災害浸水害被害が発生しました。  この大雨に対し、久留米市は7月6日午前4時25分、災害対策本部を設置し、被害状況の把握や避難情報発令避難所開設など災害応急対策を行い、市民安全確保に全力を挙げて取り組みました。避難所は49カ所開設し、避難者は最大で662世帯、1,270名に上りました。また、夜にかけて交通機関が大きく乱れたことから、久留米シティプラザやえーるピア久留米など施設を臨時開放し、帰宅困難者への対応にも当たりました。  久留米市内における被害の内容といたしましては、人的な被害がなかったものの、7月22日時点で、住家における床上浸水423件、床下浸水1,011件、住家以外の被害が241件、道路損壊369件、がけ崩れなどの土砂災害が43件となっています。農業では、市内各地農地等が冠水し、野菜、水稲、花卉、果樹などの農産物が被害を受け、被害額は12億9,000万円、また、農業生産施設農業用機械にも冠水による被害が生じており、被害額は12億4,000万円に上っております。また、商工業では、梅満町、津福本町、大石町、東合川、善導寺町、田主丸町、城島町などにおいて、事務所、店舗、倉庫、工場等が浸水、機械装置、原材料、製品、車両等被害が発生し、被害額判明分だけで5億円に上っております。  これらの災害を受け、久留米市では被災された市民皆様のために、県内で最も早く市民相談窓口の設置を行い、災害ごみや家屋の消毒、罹災証明等の発行などの相談に対応しました。また、生活環境回復のため、清掃作業などの支援を目的とした久留米災害ボランティアセンターを設置し、被災者ニーズ調査ボランティアの募集、マッチング、活動派遣等総合的調整を行いました。  近隣自治体皆様方からの御支援も賜り、現在も引き続き、住宅支援浸水家屋の消毒、児童・生徒への支援、災害ごみの処理、災害見舞金の支給、罹災証明申請受付、税や保険料の減免及び猶予などに対応するとともに、久留米市民で被災された方々への義援金口座を開設し、受付を行っております。  去る7月17日から19日には私自身が上京し、関係省庁地元選出国会議員災害復旧支援要望活動を行ってまいりました。また、翌、7月20日には地元選出福岡県議会議員皆様へも、災害復旧支援のお願いを行っております。  本市議会には、災害復旧のための補正予算を計上し、御審議をお願いしておりますが、市民皆様が安心して暮らせる生活を一日も早く取り戻すことができるよう、全力で努力してまいる所存でございます。皆様方の御協力をよろしくお願い申し上げます。  次に、スポーツを通じた活力の創出について述べさせていただきます。  スポーツは、暮らしの中の楽しみとして、また青少年の教育として、あるいは健康を維持増進するものとして、さらには生きがいとして、多くの人々に親しまれ、健康で文化的な生活を営む上で不可欠なものであります。  また、スポーツが持つ魅力や交流を促す力、影響力を生かした地域・経済の活性化が非常に重要となっており、久留米市においてもさまざまな取り組みを進めております。  まず、多くの人を呼び込むスポーツイベントとしまして、6月にオープンした久留米アリーナを核に、全日本実業柔道対抗大会全日本9人制バレーボールクラブカップ女子選手権大会紫灘旗全国高校的弓道大会など、全国規模の大会を誘致・開催することができました。  また、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会事前キャンプの誘致を進めてまいりましたが、昨年決定しましたケニア共和国に加え、7月24日、柔道やレスリング、ボクシングなどの強豪国カザフスタン共和国との間で、オリンピックパラリンピック事前キャンプに関する基本合意書の調印が実現いたしました。このことは、市議会皆様の御協力のたまものであり、心から感謝申し上げます。久留米市といたしましては、より多くの選手がキャンプで訪れることによってスポーツ交流が発展し、経済や文化を初め、いろいろな形での国際交流が創出されていくことを期待しているところです。  さらに、今後、オリンピックパラリンピック競技大会に向け、事前キャンプの実施を支え、地域全体で盛り上がり、世界的なイベントの成功の一翼を担うため、「久留米東京オリンピックパラリンピックキャンプ等実行委員会」を設立いたしました。実行委員会は、市議会を初め、経済界、教育、医療等の多分野にわたるオール久留米の機関や団体により組織されており、ケニア共和国及びカザフスタン共和国代表選手団事前キャンプが円滑に実施できるよう、サポートしてまいります。また、市と一体となり、地域全体で盛り上がるよう機運の醸成を図るとともに、各国とスポーツや文化を初めとした多分野での交流を進めようと考えています。  加えまして、スポーツに関連した大変うれしい話題としましては、7月に開催されました第92回金鷲旗高校柔道大会において、久留米市立南筑高等学校女子柔道部が優勝し、平成29年度に続く2連覇の快挙を達成いたしました。まことにすばらしい活躍であり、久留米市の名前を全国に発信していただきました。  久留米市では、このような東京オリンピックパラリンピック等国際大会に向けた有望選手の育成や意欲向上、また市民皆様への周知によるスポーツ機運の醸成のため、市を代表するジュニアアスリートについて、「強化指定選手」として認定し必要な支援を行っています。平成30年度は、全日本女子柔道選手権大会柔道グランプリ・フフホト大会、そして、つい先日もアジア競技大会柔道競技で、見事、優勝し、金メダルを獲得された南筑高等学校女子柔道部素根輝選手を初め、6種の競技で16名を認定しています。  このように久留米市のスポーツ振興は、新たなステージに進んでいるところであり、今後も、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会を契機として、市議会皆様市民皆様の御理解と御協力を賜りながら、さらなるスポーツを通じた活力の創出に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、西鉄久留米東口周辺の再開発について御報告します。  この事業は、昭和58年に、久留米市施行による西鉄久留米駅東口の市街地再開発事業により、千歳プラザ西館通称リベールと東館・通称岩田屋新館商業ビル2棟を整備したものです。事業費土地権利者同意手続等に時間を要し、完了まで7年おくれとなったこと等により増加し、実質的に約20億円の赤字となっております。  この20億円の赤字は、市の主導により設立した第三セクターである久留米都市開発ビル株式会社が、ビルの売却代金分割支払いに対する利息として負担することになっておりました。この金利負担は、会社経営にとって大きな重荷となり、さらには、経済環境変化等にもさらされ、経営状況が悪化し、都市開発ビルは、平成14年9月に民事再生手続の申し立てを行っております。  その後、久留米市では、同社に対し、子育て交流プラザ「くるるん」の入居、約2億2,000万円の債権放棄地下駐車場無償貸し付けなどの支援を行ってきましたが、10年間の再生計画期間を経てもなお、経営状況が好転せず、今後もその見通しを立てるのが厳しい状況にあります。  具体的には約21億円の久留米市への債務の返済が年間500万円であり、このような状況では債務の返済に400年以上かかることから、平成14年の民事再生手続は事実上失敗に終わったとの認識に至りました。さらには、この500万円の返済原資が、実勢より2,000万から3,000万円程度高く、いわば隠れ補助金となっている子育て交流プラザ「くるるん」の家賃により賄われていることは、看過することができないとの判断に至りました。  このため、現在、改めて、現状を踏まえた課題の整理と今後の展開についての検討を進めているところです。  これまでに、市として把握した課題の概要を申し上げますと、子育て交流プラザ「くるるん」の賃料が相場より相当高い状況にあり、脆弱な経営環境にある会社を実質的に支援している状態にあること、会社が地権者から借り受け、テナントに転貸しているフロアの一部は、空室もあり、地権者への賃料支払いが、テナント賃料収入を上回る状態にあること、いわゆる逆ざやが発生していること、市が無償貸し付けを行っている地下駐車場管理運営経費見直しが必要であること、今後の安定かつ効率的な会社経営を行うため、会社の運営経費見直しが必要であること、などであり、久留米市では同社に対し、以上のような経営改善の要望を行っておりましたところ、8月末に、子育て交流プラザ「くるるん」家賃の引き下げの一部または全部の受け入れ、管理経費地権者借り上げ賃料の削減などの経営改善計画が提案されるとともに、同社の代表取締役社長の退任の申し出がなされたところです。  久留米市としましては、都市開発ビルの公費に依存しない適切かつ安定的な経営ができる体制づくりを進める必要があると考えており、西鉄久留米駅周辺の再開発に向けたプロジェクトチーム等において、引き続き調査や課題の解明を行ってまいりたいと考えております。  今後とも、適宜、議会報告を行ってまいりますので、議員皆様の御理解と御協力をお願いいたします。  次に、7月から8月にかけての活動状況について報告させていただきます。  まず、久留米シティプラザについてです。これまで、詳細な利用状況の分析や収支改善策、課題の洗い出しなどの検討を行ってまいりました。7月末には、文化・交流・活力の創造というシティプラザ設置目的を踏まえた効果的、効率的な運営を確立し、透明性を確保していくため、有識者による運営委員会を設置しました。今後、この運営委員会では、久留米シティプラザ設置目的並びに公共施設としての役割を踏まえた施設利用最適化収支改善、そして利用者満足度の向上について検討していくこととしています。  次に、セーフコミュニティ国際認証取得審査の実施についてです。  久留米市では「住みやすさ日本一」を実現するために、「安心・快適・都市力まちづくり」を進めています。そして、平成30年度重点施策の一つ、「安全・安心なまちづくり」の具体的な取り組みとして、「セーフコミュニティ国際認証の再取得を掲げております。久留米市は平成25年12月にセーフコミュニティ国際認証を九州の自治体で初めて取得し、関係団体市民皆さんと協働した取り組みを進めてまいりました。この7月、国際セーフコミュニティ認証センター公認審査員2名をお招きし、5年間の取り組みを審査いただいたところです。日ごろから久留米市との協働に御参加いただいている住民組織関係機関の御協力のおかげで、審査では「世界基準でもトップクラスの取り組み」と高い評価を受け、再認証の内定をいただくことができました。これからもセーフコミュニティの仕組みを活用し、市民地域の団体の皆さんと一体となって「安全・安心なまちづくり」を効果的に展開していこうと考えております。  続きまして、JR久大本線全線復旧久留米田主丸ふるさと会館のオープンについてです。平成29年7月の九州北部豪雨の影響により不通となっていたJR久大本線の光岡駅から日田駅までの区間が、7月14日に復旧しました。この久大本線全線開通にあわせ、JR九州と沿線自治体が連携してイベントを開催し、災害からの早期復興を全国に発信するとともに一層の誘客を図りました。「ゆふいんの森」号の復旧第1号列車である乗客に向け、JR久留米駅ではくるっぱや地元子供たちによる歓迎の旗振りを行い、山本運動広場周辺では地域住民の方々による風船リリースを実施しました。  また、7月7日には、かねてより整備を進めていた久留米田主丸ふるさと会館を全館オープンしました。同会館は、国の地方創生拠点整備交付金を活用し、観光案内やカフェ・物販を行う情報発信コーナーを新たに設置したものです。今後、この田主丸ふるさと会館を拠点に、地域の魅力的な観光情報を発信していくことで観光誘客の強化や周遊性を高め、地域経済活性化を促進したいと考えております。  最後に、各方面との意見交換について報告します。  去る7月に内閣府を初め、国土交通省厚生労働省文部科学省など国の省庁を訪問し、補助事業採択制度改正に関する久留米市単独での要望活動を行いました。さらに、東京を訪れる機会を活用し、地元選出国会議員にお集まりいただき、久留米市の政策課題災害復旧についての意見交換情報交換の場を設けさせていただきました。また、地元選出福岡県議会議員の方々とも、同様の意見交換久留米市内で行わせていただきました。豪雨被災直後のことでしたので、現場の状況や復旧ヘの課題を真摯に受けとめていただいたと感じております。  また、商工会議所や3つの商工会、経済同友会などの経済団体、あるいは、筑邦銀行や福岡銀行などの金融機関と、企業誘致地域経済活性化策について会議の場を設け、情報交換を行っております。  さらに、九州旅客鉄道株式会社西日本鉄道株式会社鉄道事業者の方々とは、観光振興策都市づくりについて意見交換を行いました。  そして、農業協同組合とは、農業振興策について意見を交換し合いました。  今後とも、久留米市のさらなる発展のため、これまでの経験で培ってきた人脈や環境を生かし、さらに皆様の御協力を得て、久留米市のポテンシャルの発揮に努めてまいりたいと考えております。  引き続き、正副議長初め、議員皆様、そして市民皆様の、御支援、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。  ここで、本日提出いたしております議案の審議をお願いするに当たりまして、各議案提案理由の説明を申し上げます。  第76号議案から第79号議案までは、平成30年度一般会計特別会計及び公営企業会計補正予算案でございます。  まず、一般会計でございますが、21億5,429万円の追加をお願いするものでございまして、補正後の予算総額は1,329億4,429万円となります。  以下、主な事業等について、説明いたします。  初めに、平成30年7月豪雨による災害に対応するための経費といたしまして、18億2,762万円を計上いたしております。  冠水等により被災した農業用機械、施設などの修繕や買いかえ等に要する経費の一部を助成する費用として13億9,108万円、農業用水路や林道など農林業施設の復旧費用として4,974万円、道路や河川、公園など公共土木施設の復旧費用として3億7,130万円、災害により住宅等に被害を受けた方に対する災害援助資金の貸付金として450万円、特定地域生活排水処理事業特別会計における復旧費用に対する繰出金として1,100万円でございます。  次に、事業進捗に伴うものといたしまして、5事業、3億2,667万円を計上いたしております。  浮羽老人ホーム組合の解散に伴います財産処分に係る負担金として554万円、国の地方創生推進交付金を活用して地域のエネルギー関連企業の育成・連携を支援するための費用として750万円、小学校及び中学校におけるブロック塀等の撤去や改修などに要する費用として4,750万円、過年度の国県支出金等の精算に伴う返還金として2億6,613万円でございます。  これらの補正予算の計上に必要な財源は、国庫支出金4,988万円、県支出金13億1,946万円、繰越金4,000万円、市債7億4,475万円等で措置いたしております。  このほか、事業完了が翌年度となる見込みがあります林道災害復旧事業など5事業につきまして、繰越明許費の追加をお願いいたしております。  続きまして、特別会計でございますが、介護保険事業につきましては、過年度の国県支出金等の精算に伴う返還金として3億7,513万円の追加を、特定地域生活排水処理事業につきましては、平成30年7月豪雨により水没し被害を受けた市町村設置型の浄化槽の復旧費用として1,100万円の追加をお願いいたしております。  最後に、公営企業会計でございますが、下水道事業につきましては、平成30年7月豪雨により被害を受けた中央浄化センターの汚水ポンプ設備等の復旧費用など2億7,584万円の追加をお願いいたしております。  次に、第74号議案、第75号議案及び第97号議案専決処分に係る議案並びに第80号議案から第92号議案までの一般議案について、各議案提案理由を説明申し上げます。  第74号議案及び第75号議案は、公務遂行中の交通事故による損害賠償額の決定について、緊急を要し専決処分をいたしましたので、報告し、承認を求めるものでございます。  第80号議案から第82号議案までは、浮羽老人ホーム組合が共同処理する養護老人ホームの設置及び管理運営に関する事務を廃止した上で当該施設を民営化するため、浮羽老人ホーム組合を解散すること、解散に伴う解散後の事務の承継に関し特別の定めをするため浮羽老人ホーム組合規約の一部変更すること及び解散に伴う財産処分に関し、市議会の議決を求めるものでございます。  第83号議案は、公務遂行中に発生した交通事故による和解契約を締結しようとするものでございます。  第84号議案は、久留米市野球場スコアボード設備改修工事請負契約を締結しようとするものでございます。  第85号議案から第87号議案までは、篠山小学校校舎・屋内運動場の改築工事、改築電気設備工事及び改築機械設備工事の各請負契約の一部を変更する契約を締結しようとするものでございます。  第88号議案は、京町小学校屋内運動場棟改築工事請負契約の一部を変更する契約を締結しようとするものでございます。  第89号議案は、消防ポンプ自動車の老朽化に伴い、新たな消防ポンプ自動車を取得しようとするものでございます。  第90号議案は、公務遂行中に発生した交通事故による損害賠償について、その額を決定し、及び和解契約を締結しようとするものでございます。  第91号議案は、市営住宅の家賃を滞納し、住宅を使用していない者に対し、市営住宅の明け渡し請求及び滞納家賃等支払請求の訴えを提起しようとするものでございます。
     第92号議案は、公務遂行中に発生した交通事故による損害賠償について、その額を決定し、及び和解契約を締結しようとするものでございます。  第97号議案は、久留米市を被告として提起された損害賠償請求事件の判決に不服であり、控訴の提起をする必要が生じましたが、緊急を要し専決処分いたしましたので、報告し、承認を求めるものでございます。  続きまして、第93号議案から第96号議案までの条例議案について、各議案提案理由を御説明申し上げます。  第93号議案は、建築基準法の一部改正に伴い、建築物の敷地と道路との関係の建築認定及び使用期間が1年を超える仮設興行場等の建築の許可の申請に対する審査の手数料を定め、並びに条文中の用語の整理をしようとするものでございます。  第94号議案は、公職選挙法の一部改正により、市議会議員選挙の候補者が選挙運動のビラを頒布することが可能となったことを踏まえ、久留米市議会議員及び久留米市長選挙の選挙運動に使用するビラの作成費用を公費で負担しようとするものでございます。  第95号議案は、国が定める養護老人ホームの設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、サテライト型養護老人ホームに関する基準を整備しようとするものでございます。  第96号議案は、中高年齢労働者福祉センターの供用を廃止しようとするものでございます。  以上をもちまして、各議案提案理由についての説明を終了いたしますが、何とぞ、慎重なる御審議の上、満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。                      =〔降 壇〕= ○議長佐藤晶二君) 提案理由の説明は終わりました。  この際、お諮りいたします。  各議案の質疑は、議事の都合により、本日はこれを取りやめ、後日に行いたいと思います。  これに御異議はありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤晶二君) 御異議なしと認めます。よって、本日は各議案の質疑は取りやめ、後日に行うことに決定いたしました。  以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  議案研究等のため、あす6日は休会いたしたいと思います。  これに御異議はありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長佐藤晶二君) 御異議なしと認めます。よって、あす6日は休会することに決定いたしました。  あさっての7日、午前10時から本会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。                      =午前10時33分  散会=...