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09月25日-06号

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  1. 大牟田市議会 2020-09-25
    09月25日-06号


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    最終取得日: 2022-12-19
    令和 2年  9月 定例会(第510号)          令和年度大牟田市議会第3回定例会会議録---------------------------------------             令和2年9月25日---------------------------------------        令和年度大牟田市議会第3回定例会議事日程(第6号)             令和2年9月25日             午後1時30分 開議日程第1 議案第41号~同第47号上程(7件)     (委員長報告)     (討論)     (採決)---------------------------------------本日の会議に付した事件     (議事日程のとおり)---------------------------------------出席議員名             1番  古庄和秀議員             2番  平山光子議員             3番  北岡あや議員             4番  崎山恵子議員             5番  山田貴議員             6番  江上しほり議員             7番  山口雅夫議員             8番  桑原 誠議員             9番  平嶋慶議員             10番  森田義孝議員             11番  山田修司議員             12番  塩塚敏郎議員             13番  城後徳太郎議員             14番  中原誠悟議員             15番  島野知洋議員             16番  森 竜子議員             17番  松尾哲也議員             18番  大野哲也議員             19番  三宅智加子議員             20番  平山伸二議員             21番  森  遵議員             22番  光田 茂議員             23番  徳永春男議員             24番  境 公司議員欠席議員名             なし---------------------------------------説明のため出席した             関 好孝   市長             藤井利幸   副市長             副枝 修   副市長            企画総務部             岡田和彦   部長            市民部             吉田尚幸   部長            市民協働部             中島敏信   部長            産業経済部             湯村宏祐   部長            都市整備部             鴛海 博   部長            環境部             黒田省二   部長            保健福祉部             岩成寿美   部長            消防本部             馬場邦弘   消防長            企業局             井田啓之   企業管理            教育委員会             安田昌則   教育長             中村珠美   事務局長---------------------------------------事務局職員出席             城戸智規   局長             前田浩孝   次長             谷川秀和   主査             松尾英樹   書記             戸上和弘    同             牛島義夫    同             内野 明    同---------------------------------------                              午後1時30分 開議 ○議長境公司)  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。御了承願います。 直ちに、議事に入ります。---------------------------------------日程第1 議案第41号~同第47号上程(7件) ○議長境公司)  日程第1、去る9月15日の本会議において、決算特別委員会に付託しておりました議案第41号から同第47号までの7件を一括議題として、決算特別委員長審査結果の報告を求めます。 平嶋慶決算特別委員長。     〔平嶋慶決算特別委員長 登壇〕 ◆決算特別委員長平嶋慶二)  決算特別委員会に付託されました議案第41号令和年度大牟田一般会計決算認定についてから同第47号令和年度大牟田公共下水道事業会計決算認定についてまでの7件につきましては、去る9月15日から同月18日までの4日間にわたり慎重に審査を行い、ここに結論を得るに至りました。 会議の詳細は本特別委員会会議録に譲ることとして、ここではその経過と結果を簡単に申し上げます。 それでは、令和年度の各会計決算の概況について申し上げます。 令和年度につきましては、一般会計特別会計の全ての会計において、実質収支黒字あるいは収支均衡決算となっており、一般会計については、7,289万8,000円の実質収支黒字となっています。 また、事業会計においては、水道事業会計は11年連続で、公共下水道事業会計は10年連続で、それぞれ収益的収支黒字となっております。 それでは最初に、議案第41号令和年度大牟田一般会計決算認定について申し上げます。 なお、金額については、千円未満の額を四捨五入して申し上げます。 決算額は、まず歳入が前年度と比較して12億897万6,000円増の538億9,258万4,000円、次に歳出が前年度と比較して11億6,344万2,000円増の537億3,801万2,000円であり、歳入歳出差引きは1億5,457万2,000円の黒字となっております。 さらに、歳入歳出差引きから翌年度へ繰り越すべき財源8,167万4,000円を差し引いた実質収支額では、7,289万8,000円の黒字となり、この実質収支額から前年度実質収支額4,248万2,000円を差し引いた単年度収支額では、3,041万6,000円の黒字となっております。 このように、一般会計においては実質収支と単年度収支はともに黒字となりましたが、財政調整基金の積立て・取崩しを加味した実質的な単年度収支額は、2,701万9,000円の赤字となっております。 今後、高齢化の進展に伴う社会保障費の増加や老朽化した公共施設維持改修更新費用の増加などが想定されるとともに、令和2年7月豪雨により、本市においても甚大な被害が発生しており、多額の災害復旧費を要すると思われ、また、新型コロナウイルス感染拡大により地域経済への影響が懸念されるなど、厳しい財政状況が続くと考えられます。 このような中、引き続き、歳出の抑制や財源確保に努め、自立した財政運営を目指すとともに、限られた行政資源を効果的、重点的に投下しながら、大牟田の未来に向けた取組を積極的に行っていく必要があると述べられております。 かかる状況下において、本特別委員会では、防火対策業務に関すること、男女共同参画に関すること、有害鳥獣被害防止対策に関することなど、幅広い視点から議論が交わされました。 なお、審査過程で述べられました意見要望を、起草委員会を中心に集約した結果、次の1件については、全会派及び無所属委員全員による積極的な賛同により、議会の合意形成が図られたものであることから、今後、市長に回答を求めたいと考えております。1.小中学校の施設整備については、子供たち教育環境向上とともに、災害時における避難所機能の充実という観点及び高齢の利用が多いという現場の状況も踏まえ、必要なトイレの洋式化を早急に進められたい。 また、空調設備についても、同様の観点から、未設置となっている特別教室への設置必要性設置箇所の検討を行うとともに、体育館への設置についても、有利な財源等確保できる場合に対応できるよう取り組まれたい。 以下、そのほかに、審査過程で述べられた意見要望を列挙して申し上げます。なお、これらについても、善処方を求めるものであります。 まず最初に、議案第41号令和年度大牟田一般会計決算認定について述べられました意見要望を申し上げます。1.地方交付税については、取組成果に応じた配分へ見直しが行われているが、自治体の必要な財源を保障し、調整するという制度本来の趣旨と地方自治の本旨に基づき、国へ要望を行うなど必要な財源確保に努められたい。2.選挙については、民主政治の基盤をなすものであるが、若者政治離れ投票率が5割を切る現状にあることから、選挙管理委員会中心的役割を果たしながら、若い世代の政治・選挙への意識の醸成・向上を図られたい。3.世界遺産関連施設については、三池炭鉱跡の保存・公開・活用に関する計画に基づき文化財として適切に保存し、一方で公開や活用のための整備においては、財政状況や他の施設との連携なども考慮しながら検討されたい。4.民間活力等導入推進事業については、効率性になじまない分野の業務も多いことから、業務内容を重視し、業務委託料指定管理料だけではなく、人員の配置・育成や処遇改善という観点からも見直しを検討されたい。5.市職員生活と健康を守る取組については、コロナ禍災害等への対応により職員業務過多状況が生じていることから、健康管理取組や雇用を増やすなどの対策を取りながら進められたい。6.各種施策事業成果については、成果指標の設定や成果の捉え方が各部署間で異なり、差異が生じていることから、適切な成果指標を設定するとともに、標準化した分析による検証を行われたい。7.生活保護行政については、コロナ禍の下、相談申請数の増加が予想されることから、適切なケースワークを行うためにも職員体制を強化されたい。8.病児・病後児保育事業については、保護が安心して子供を預けられる継続的・安定的な取組が必要であることから、委託した事業の声を十分に聞いて進められたい。9.新型コロナウイルス感染症対応については、保健所機能が移管されたが、市民には感染症への不安はあることから、安価なPCR検査の受検や自宅療養を必要とする市内感染生活支援など、県と連携しながら取り組まれたい。10.おおむた縁結び支援事業については、少子化などの課題解決のために、コロナ禍にあっても工夫して取り組まれたい。11.有害鳥獣被害については、イノシシなどによる農業被害とともに、住宅地市街地にも出没し、住民からも不安の声が広がっていることから、被害防止方法の調査・検討とともに、市民からの相談にも丁寧に対応されたい。12.有害鳥獣被害防止対策事業については、イノシシ山間部以外の住宅地や小学校などにも出没していることから、イノシシ捕獲のための、箱わなや、くくりわなを仕掛ける人材の確保に努められたい。13.有害鳥獣被害防止策については、猟友会人員確保を行っているが、人手不足等もあることから、別に新たな有害鳥獣駆除班設置し、被害防止に取り組まれたい。14.おおむた100若者未来応援事業については、その対象がUIJターン若者に限らないことの周知に努めるとともに、登録が増えるよう広報活動を工夫し、若者市内での就労を一層支援されたい。15.新規就農数については、目標値を下回っていることから、希望が就農まで結びつくための支援に加え、就農後のフォローが十分できるよう体制を強化するとともに、新たな支援策も検討されたい。16.観光振興については、たーんとよかとこ協議会からの報告・提言にもあるように、観光に関わる組織体制を検討し、関係する団体の役割分担などを明確にされたい。17.中心市街地活性化については、通行量調査などの分析を行い、今後の商業や商店街在り方も含め、市としての方針を検討されたい。また、空き店舗解消は今後、難しくなると予測されることから、これまで以上の対策を図られたい。18.ほ場整備推進事業については、推進開始から7年が経過し、釈迦堂地区のみが事業採択要件を満たし、来年度に向けた着手が見込まれていることから、他の地区においても担当課で全力を挙げて、早期着工を目指し努力されたい。19.就業支援については、人口ビジョンでも人口減少対策には若者の定住が不可欠と結論づけていることから、高等学校高等教育機関の新卒に対して、市内及び近郊の企業情報が漏れなく伝わるような事業を展開されたい。20.おおむた100若者未来応援事業については、補助対象が激減しており、その根拠を分析していないことは怠慢であることから、早急な分析を行い、事業の積極的な広報活動に努められたい。21.市内企業情報発信については、ホームページでの企業紹介が終了することから、高校生の就職ガイダンスでの社会経験講演、荒尾市と合同の産業フェスタ企業紹介冊子等による積極的な情報提供に取り組まれたい。22.就学援助事業については、新型コロナウイルスの影響による特別措置など年度途中での申請に対する支給開始が翌月からとなっているが、家計が悪化してからの申請であることから、申請月からの支給に見直されたい。23.特別支援学校医療的ケア事業については、医療的ケアにより児童生徒の症状が安定し保護からも喜ばれているが、たんの吸引など専門的な技術を要することから、今後もさらなる技術の向上に努められたい。24.不登校児童生徒への対応については、ゆとりを持った学校運営に努めるとともに、学習権の保障として、フリースクールに通う際の保護負担の軽減などを検討されたい。25.地球温暖化対策については、地球温暖化などが甚大な豪雨災害の原因とも言われることから、自治体レベルでも、より緊急性を持った対策に取り組まれたい。26.空き地適正管理については、所有意識啓発も重要であるが、それだけでは解決できない実情もあることから、補助制度を設けるなど解決に結びつく施策を講じられたい。27.空き地適正管理推進事業については、所有不明等空き地の雑草・立木による苦情もあることから、今後も解決策を検討されたい。28.浄化槽設置整備事業については、令和年度から新たな補助を行い設置基数向上への効果が見られるが、生活排水対策として有効な事業であるため、普及促進に向けたさらなる対応対策を図られたい。29.男女共同参画推進に係る苦情処理制度については、周知に努めるだけでなく、施策に関する苦情・意見市民から広く集め、適切に市政に反映されるよう積極的に活用されたい。30.男女共同参画センター相談員については、相談が複雑化しており、継続的に対応できる体制をとるためにも、熟練した職員の配置が必要であることから、正規職員での採用に努められたい。31.男女共同参画取組については、市の職員、とりわけ管理職においては女性の占める割合が少ないことから、人権・同和・男女共同参画課がイニシアチブを発揮し女性の登用を進められたい。32.応急手当普及啓発事業については、コロナ禍の中での取組の困難さもあるが、日頃から命を守る行動が市民に定着していくよう、普及に引き続き努められたい。33.住宅防火対策事業については、消防職員が4か年計画で市内全世帯を訪問し、火災予防啓発を実施されているが、今後も住宅用火災報知機設置の促進を含め、さらなる火災予防対応対策を図られたい。34.防火対象物安全対策については、福祉施設及び危険物施設の違反が全て改善されるよう、今後も取り組まれたい。35.河川管理費維持費道路維持費については、高齢化が進み、地域での除草等管理が困難になっているところも多いことや浸水対策観点からも、大幅な予算拡充体制強化に努められたい。36.三池校区における公共交通空白地域の解消に向けた実証実験については、まちづくり観点から捉え、まちづくり協議会だけでなく、地域の商店・スーパー・銀行・医院などの協力も得て取り組まれたい。 以上のような意見要望が述べられました。 審査の結果、無所属委員2名より認定し難いとの態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第42号令和年度大牟田国民健康保険特別会計決算認定について申し上げます。 審査過程で、国民健康保険税については、高齢や低所得が被保険の多くを占めていることに加え、滞納世帯が約1割という現状を鑑み、国費の投入を求めるとともに、市としても保険税引下げに取り組まれたいとの意見要望が述べられました。 審査の結果、無所属委員2名より認定し難いとの態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第43号令和年度大牟田介護保険特別会計決算認定について申し上げます。 審査過程で、1.地域包括支援センターについては、専門職確保が容易でなく、相談内容も複雑化していることから、業務の性格に見合った内容で運営できるよう、人員体制在り方業務委託の有無も含めて検討・改善されたい。2.地域包括支援センターについては、委託先社会福祉法人においても専門職確保が容易ではないことから、センター受託事業所自体も円滑に運営できる方策を検討されたい。3.介護保険料については、年金から天引きされた後の生活が成り立たず、サービス利用料が払えないという市民の声もあることから、介護給付費準備基金の取崩しを含め、保険料引下げに努められたい。 以上のような意見要望が述べられました。 審査の結果、無所属委員2名より認定し難いとの態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第44号令和年度大牟田後期高齢医療特別会計決算認定について申し上げます。 審査の結果、無所属委員2名より認定し難いとの態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第45号令和年度大牟田病院事業債管理特別会計決算認定についてから同第47号令和年度大牟田公共下水道事業会計決算認定についてまでの3件を一括して申し上げます。 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって、いずれも原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長境公司)  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。     〔「質疑なし」と呼ぶあり〕 ○議長境公司)  質疑なしと認めます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。 採決は、2回に分けて行います。 第1回目に、議案第41号令和年度大牟田一般会計決算認定についてから同第44号令和年度大牟田後期高齢医療特別会計決算認定についてまでの4件を一括して採決いたします。 以上、議案4件を決算特別委員長報告どおり、いずれも認定することに賛成議員は、御起立願います。     〔賛成起立〕 ○議長境公司)  起立多数。 よって、議案第41号から同第44号までの4件は、いずれも認定することに決定いたしました。議案第41号 令和年度大牟田一般会計決算認定について 同 第42号 令和年度大牟田国民健康保険特別会計決算認定について 同 第43号 令和年度大牟田介護保険特別会計決算認定について 同 第44号 令和年度大牟田後期高齢医療特別会計決算認定について---------------------------------------議長境公司)  第2回目に、議案第45号令和年度大牟田病院事業債管理特別会計決算認定についてから同第47号令和年度大牟田公共下水道事業会計決算認定についてまでの3件を一括して採決いたします。 以上、議案3件を決算特別委員長報告どおり、いずれも認定することに賛成議員は、御起立願います。     〔賛成起立〕 ○議長境公司)  起立全員。 よって、議案第45号から同第47号までの3件は、いずれも認定することに決定いたしました。議案第45号 令和年度大牟田病院事業債管理特別会計決算認定について 同 第46号 令和年度大牟田水道事業会計決算認定について 同 第47号 令和年度大牟田公共下水道事業会計決算認定について---------------------------------------議長境公司)  お諮りいたします。 以上で、本定例会に予定された議事をすべて終わりましたので、これにて閉会したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○議長境公司)  御異議なしと認めます。 それでは、令和年度市議会第3回定例会は、これをもって閉会いたします。                              午後2時02分 閉会--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項及び大牟田市議会会議規則第98条の規定により、ここに署名する。               議長   境 公司               議員   桑原 誠               議員   島野知洋...