大牟田市議会 > 2020-03-27 >
03月27日-07号

  • 市営住宅基金条例(/)
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  1. 大牟田市議会 2020-03-27
    03月27日-07号


    取得元: 大牟田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和 2年  2月 定例会(第507号)          令和元年度大牟田市議会第5回定例会会議録---------------------------------------             令和2年3月27日---------------------------------------        令和年度大牟田市議会第5回定例会議事日程(第7号)             令和2年3月27日             午後1時30分 開議日程第1 議案第85号~同第100号、報告第15号~同第18号上程(20件)     (予算特別委員長報告)     (討論)     (採決)日程第2 議案第105号上程(1件) 議案第105号 大牟田市副市長の選任について     (提案理由説明)     (採決)日程第3 発議第22号上程(1件) 発議第22号 大牟田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について     (採決)日程第4 発議第23号~同第30号上程(8件) 発議第23号 特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律及び特定複合観光施設区域整備法の廃止を求める意見書案  同 第24号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書案  同 第25号 映画製作等におけるさらなるバリアフリー化の推進を求める意見書案  同 第26号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書案  同 第27号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書案  同 第28号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書案  同 第29号 地域公共交通維持のための財政支援の拡充を求める意見書案  同 第30号 新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書案     (採決)日程第5 議員の派遣について     (採決)日程第6 調査事項の付託について     (付託)◯副市長退職挨拶---------------------------------------本日の会議に付した事件     (議事日程のとおり)---------------------------------------出席議員名             1番  古庄和秀議員             2番  平山光子議員             3番  北岡あや議員             4番  崎山恵子議員             5番  山田貴正議員             6番  江上しほり議員             7番  山口雅夫議員             8番  桑原 誠議員             9番  平嶋慶二議員             10番  森田義孝議員             11番  山田修司議員             12番  塩塚敏郎議員             13番  城後徳太郎議員             14番  中原誠悟議員             15番  島野知洋議員             16番  森 竜子議員             17番  松尾哲也議員             18番  大野哲也議員             19番  三宅智加子議員             20番  平山伸二議員             21番  森  遵議員             22番  光田 茂議員             23番  徳永春男議員             24番  境 公司議員欠席議員名             なし---------------------------------------説明のため出席した者             関 好孝   市長             甲斐茂利   副市長             藤井利幸   副市長            企画総務部             井田啓之   部長             吉田尚幸   調整監             鴛海 博   契約検査室長             藤丸直也   総合政策課長             高口雅実   財政課長             木村真一   人事課長            市民部             黒田省二   部長             井口英則   調整監            市民協働部             中島敏信   部長             冨安 徹   調整監            産業経済部             副枝 修   部長             川村活弘   調整監            都市整備部             末藤隆生   部長             米崎好美   調整監            環境部             岡田和彦   部長             伊豫英樹   調整監            保健福祉部             岩成寿美   部長             池田武俊   健康福祉推進室長             桑原正彦   子ども未来室長            消防本部             馬場邦弘   消防長             甲斐真治   消防署長            企業局             松田雅廣   企業管理者             弘島和則   調整監            教育委員会             安田昌則   教育長             中村珠美   事務局長---------------------------------------事務局職員出席者             城戸智規   局長             前田浩孝   次長             谷川秀和   主査             松尾英樹   書記             戸上和弘    同             牛島義夫    同             内野 明    同---------------------------------------                              午後1時30分 開議 ○境公司議長  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。御了承願います。 直ちに、議事に入ります。--------------------------------------- △日程第1 議案第85号~同第100号、報告第15号~同第18号上程(20件) ○境公司議長  日程第1、去る3月11日の本会議において、予算特別委員会に付託しておりました議案第85号から同第100号まで、及び報告第15号から同第18号までの20件を一括議題として、予算特別委員長に審査結果の報告を求めます。森遵予算特別委員長。     〔森  遵予算特別委員長 登壇〕 ◆森遵予算特別委員長  去る3月11日の本会議において、予算特別委員会に付託されました令和2年度各会計予算及び条例等の議案、報告の合わせて20件については、3月16日から3月24日までの実質6日間にわたり慎重に審査を行い、ここに結論を得るに至りました。 会議の詳細については、会議録に譲ることとして、ここでは審査の経過と結果について簡単に御報告いたします。 まず、令和2年度の予算の考え方について、市長は提案理由の中で、将来を担う子供たちお孫さんたちが、このまちで安心して仕事をしながら生活できる未来を目指し、若者が夢をもって働くまちづくり子育て世代に魅力的なまちづくり、及び安心して元気に暮らせるまちづくりの三つのまちづくりについて、これらにつながる事業に取り組むこととしておりますと述べられております。 一方、アクションプログラムとあわせて示された本市の財政計画では、令和3年度以降、扶助費の増加等により毎年度財政調整基金の取り崩しを見込んでおり、今後も厳しい財政状況が続くものと想定されています。 しかしながら、こうした中にあっても、将来に向けた投資として、三つのまちづくりの実現につながる事業を、着実に進めるとともに、これからもみんなが笑顔で、安心して働き、豊かな生活を送ることができる「ふるさとおおむた」の実現に向け、より一層、努力を重ねていく必要がありますと述べられております。 委員会では、大牟田市まちづくり総合プランに関すること、保健センターの整備に関すること、災害の対応に関することなど、多種多様な面から活発な議論が交わされたところであります。 なお、審査の過程で述べられた意見・要望を、起草委員会を中心に集約した結果、次の1件の意見・要望については、全会派及び無所属委員全員による積極的な賛同により、議会の合意形成が図られたものであります。市当局におかれましては、その実現に向けて鋭意取り組まれるよう要望いたします。1.保健センターの整備について 保健センターの整備については、母子保健から子育て世代包括支援センターを含めた子育て支援相談機能を一体的に推進するため、総合窓口の設置に向け、鋭意取り組まれたい。 以下、そのほかに審査の過程で述べられた意見・要望を列挙して申し上げます。なお、これらにつきましても善処方を求めるものであります。 まず最初に、議案第85号令和2年度大牟田市一般会計予算について述べられました意見・要望を申し上げます。1.地方交付税交付金について 地方交付税交付金については、国の算定基準が、人員削減や地方財源の抑制など、住民・自治体の実態に見合わない内容であるため、国に交付税の法定率を抜本的に引き上げるよう求め、財源確保に努められたい。2.職員の権利の保護について 職員の権利の保護については、会計年度任用職員についても一般職員と同様に対処されたい。また、毎年度初めには、職員に対し相談窓口の周知を図られたい。3.職員配置について 職員配置については、公共性・継続性が必要な業務も多いことから、職員削減民間活力導入に当たっては慎重に判断されたい。また、指定管理者制度についても、そのあり方を含め総括し、改善に努められたい。4.公契約条例について 公契約条例については、労働環境や下請・孫請の事業所を守るため、ひいては公共工事等の質を確保するためにも、制定に向けた検討を進められたい。5.会計年度任用職員について 会計年度任用職員については、勤務時間が開庁時間より短いことから、窓口などに来庁される市民に影響が及ばないよう対応するとともに、制度の導入が正規職員の負担とならぬよう配慮されたい。6.行政のデジタル化について 行政のデジタル化については、市民のさまざまな情報が紐づけされていくことによる個人情報漏洩の不安が大きいことから慎重に判断されたい。また、書面や窓口での手続きサービスについては、遺漏ないよう努められたい。7.国際交流推進事業について 国際交流推進事業については、互いの文化や習慣などさまざまな違いを尊重し、ともに生きるという多文化共生社会を目指す上で重要な視点の基となることから、積み上げられてきた市民活動とともに今後も着実に取り組まれたい。8.核兵器廃絶平和都市宣言記念事業について 核兵器廃絶平和都市宣言記念事業については、市民が平和宣言都市であることを知り、世界恒久平和への意識を高めていく機会となるよう、原爆の日や終戦の日などの節目に行われる事業とともに着実に取り組まれたい。9.三池炭鉱跡の保存・公開・活用に関する計画について 三池炭鉱跡の保存・公開・活用に関する計画については、長期計画であることから、ガイダンス施設レールマウンテンバイク等の基本設計に入る前には財政状況等を踏まえ、必要性の有無、規模、費用、他の手法なども含め検討されたい。10.庁舎等建設積立基金について 庁舎等建設積立基金については、財政運営への影響を抑えるためにも重要であることから、現在の目標額である30億円に確実に達することができるよう努められたい。11.市庁舎整備について 市庁舎整備については、一定時間を要することから、倒壊の危険がある塔屋の耐震補強を行い、市民や職員の安全確保に努められたい。また、今後の進め方についても、市の方針案ありきではなく、議会等の意見も踏まえ検討されたい。12.定住自立圏構想推進事業について 定住自立圏構想推進事業については、令和2年度が第3次有明圏域定住自立圏共生ビジョンの策定時期に当たることから、定住自立圏合同研修会を含め、その重要性を鑑み、より積極的なビジョンを策定されたい。13.複合的な課題を持つ世帯への対応について 複合的な課題を持つ世帯への対応については、よろず相談員を中心としたマンパワーをふやし、地域との連携システムもつくりながら、息の長い伴走型支援に努められたい。14.訪問入浴介護サービスについて 訪問入浴介護サービスについては、医療的ケア児がふえる傾向にあることから、ぜひ18歳未満の障害児まで拡大されたい。15.保健センターの整備について 保健センターの整備については、子育てに関する総合窓口を設置する際に、相談体制の強化を図るため、ソーシャルワーカーを配置されたい。16.学童保育所・クラブについて 学童保育所・クラブについては、夏休み期間に利用するために、年度当初から利用しなければならないという保護者の声もあることから、待機児童解消のためにも、夏休み期間中の設置を検討されたい。17.学童保育所・クラブについて 学童保育所・クラブについては、潜在化している人数を含め、待機児童の実態を踏まえた上で、施設等の充実を図られたい。18.放課後児童健全育成事業について 放課後児童健全育成事業については、放課後に遊びや生活の場を提供する学童保育所・クラブと小学校が必要に応じて情報共有を行いながら、子供たちにとってよりよい放課後の環境をつくるよう取り組まれたい。19.学童保育所の設備について 学童保育所の設備については、国の設置基準を守り、改修等を適宜実施されたい。20.新型コロナウイルス感染症の対応について 新型コロナウイルス感染症の対応については、学童保育所・クラブの利用者に感染者が出た場合には、国・県と連携し十分に取り組まれたい。21.新型コロナウイルス感染症の対応について 新型コロナウイルス感染症の対応については、病院等施設のマスクや消毒液の不足実態を随時把握して、国・県に情報提供するなど、適切に取り組まれたい。22.婚活支援について 婚活支援については、シニア世代を対象とした事業にも取り組まれたい。23.健康福祉総合計画について 健康福祉総合計画については、地域福祉計画をはじめ五つの計画を一つにまとめることから、わかりやすく見やすい計画書を作成されたい。24.健康づくりについて 健康づくりについては、関心を持っている市民割合の目標値が90%と非常に高い数値であることから、より一層市民に訴えかける仕掛けなどを検討されたい。25.健康づくり活動支援事業について 健康づくり活動支援事業については、健康づくりの意識の向上を図るため、「おおむた+Walking」アプリの改良に伴い、より多くの市民がアプリを取得するように周知徹底を工夫されたい。26.ウォーキング等健康づくり活動促進事業について ウォーキング等健康づくり活動促進事業については、県が実施する健康アプリにも同様の機能があることから、活用を検討されたい。また、県に対し市独自の事業等も取り入れることができるよう要望されたい。27.動物愛護関連事業について 動物愛護関連事業については、動物管理センターが4月に廃止されるが、市民からの相談に対し、より丁寧でわかりやすい対応に努められたい。28.インフルエンザ予防接種への助成について インフルエンザ予防接種への助成については、子供から高齢者や地域への感染を防ぐためにも、実施自治体の予算・効果・副作用への対応などを調査し、子供も対象となるよう検討されたい。29.休日窓口について 休日窓口については、毎月1回、3月には2回開設されている中、利用者もふえていることから、引き続き市民への周知に努め、窓口での手続きサービスの充実に取り組まれたい。30.納税相談について 納税相談については、国民健康保険税の税目に滞納が多い状況にあり、生活や健康にかかわる問題であることから、丁寧に応じられたい。31.市営住宅について 市営住宅については、入居者の高齢化が進行し、地域力の低下が深刻なことから、地域コミュニティー活性化の観点からも、目的外使用など活用の推進や入居要件のあり方などを検討し、対策を講じられたい。32.市営住宅の整備について 市営住宅の整備については、人口減少や高齢化、厳しい財政状況等を考慮しながら、将来的な統合や場所の移転等も検討されたい。33.避難所機能強化事業について 避難所機能強化事業については、高齢者比率も高いことから、避難所における段ボールベッド等の備蓄品の充実に努められたい。34.段ボールベッド物資協定について 段ボールベッド物資協定については、福祉避難所にも適用できるとなっているが、事業者の費用面での負担とならないよう配慮されたい。35.防災対策について 防災対策については、自身の命を守る行動の観点や行政の初動遅滞に備え、一人一人が非常用持ち出し袋を準備するなど、発災から3日程度は自身の安全確保が行えるよう啓発されたい。36.防災対策について 防災対策については、災害時の長期的な停電も想定されることから、地区公民館等へ充電ができる機器の設置を検討されたい。37.生活道路の整備・改修について 生活道路の整備・改修については、住民の安全・安心や生活の豊かさ、地元業者の雇用にもつながることから、十分な予算を確保し取り組まれたい。38.新栄町駅前地区市街地開発事業について 新栄町駅前地区市街地開発事業については、本市中心部まちづくりの大きな柱であることから、今後もさらなる推進に努められたい。39.新栄町駅前地区市街地開発事業について 新栄町駅前地区市街地開発事業については、周辺の空き店舗解消や市の中心地区の活性化にもつながるものであることから、行政機能の導入等も含め検討し、早期実現に努められたい。40.ブロック塀等撤去促進事業について ブロック塀等撤去促進事業については、まだ改善を要するブロック塀等が残っていることから、所有者等への指導助言などのフォローアップに努められたい。また、県の補助事業の延長がなされるよう働きかけられたい。41.都市計画道路調査について 都市計画道路調査については、検証・評価を行う際、路線を利用する市民が納得するよう丁寧に説明しながら、慎重に進められたい。42.市街化調整区域土地利用調査について 市街化調整区域土地利用調査については、全市を対象に幅広く広報した上で、県条例の要件等も丁寧に説明し、市民の納得を得られるように取り組みを進められたい。43.公共交通空白地域解消に向けた三池地区での実証実験について 公共交通空白地域解消に向けた三池地区での実証実験については、住民への周知徹底に努め、鋭意進められたい。44.教職員の働き方改革について 教職員の働き方改革については、1年単位の変形労働時間制の導入ではなく、教職員定数の大幅な改善とともに、教職員の現場の意見をよく聞きながら、大胆な業務量の削減に取り組まれたい。45.教職員の働き方改革について 教職員の働き方改革については、勤務時間内で研究会や会議などを行うことができる週時程を組むよう各学校に指導されたい。46.学校のICT環境整備について 学校のICT環境整備については、子供たち教育環境の充実を図るためにも、国の地方財政措置など有利な財源を活用し、計画的に推進されたい。47.GIGAスクール構想について GIGAスクール構想については、教育や子供の心と体の発達への影響など、学校のICT化による成果と課題の研究や検証を十分行わないまま進められようとしていることから、慎重に対応されたい。48.GIGAスクール構想について GIGAスクール構想については、大きな予算を伴うことから、現状に即した整備や国の責任での財源措置、事業期間の延長等を、県内や近隣の教育長会市長会等を通して要望されたい。49.小学校等の卒業式について 小学校等の卒業式については、学校教育に携わる多くの方で祝い感謝し合う場でもあることから、保護者や地域住民等が出席しやすい環境となるよう、土曜日等の実施を検討されたい。50.小学校等の卒業式について 小学校等の卒業式については、多くの保護者が参加できるよう、土日の実施を検討されたい。51.小学校等の新年度のカリキュラムについて 小学校等の新年度のカリキュラムについては、3月休業に伴う本年度の学び残しの影響により、無理なスケジュールになることがないよう慎重に進められたい。52.公立学校図書室の蔵書について 公立学校図書室の蔵書については、新刊、交換等含めて今後も計画的に取り組まれたい。53.適応指導教室について 適応指導教室については、学校給食提供の実現に努められたい。54.適応指導教室・通級指導教室について 適応指導教室・通級指導教室については、保護者の送迎の原則があり、事実上指導を受けることができない子供もいることから、必要な子供が指導を受けられるような環境整備に努められたい。55.特別支援教育支援員について 特別支援教育支援員については、特別支援学級への配置も状況に応じて可能であることの理解が進むよう、周知に努められたい。56.学校配当予算について 学校配当予算については、さらに減額され、各学校は備品や消耗品の購入にも苦慮されている状況であることから、各学校の現状を把握し、困ることがないよう対応されたい。57.学校教育指導について 学校教育指導については、初任者の教職員が全校的に増加していることから、指導教員が、学級の実態に即して的確な指導助言を行えるよう、教育委員会としても対応されたい。58.ごみ散乱防止推進事業について ごみ散乱防止推進事業については、地域の生活排出ごみが動物により荒らされ、その都度、市民や収集業者が清掃しなければならない実情もあることから、ごみステーション購入の補助を検討されたい。59.ごみ散乱防止クリーンキャンペーンについて ごみ散乱防止クリーンキャンペーンについては、開催趣旨に賛同して参加された方々の意欲を生かせるように、ごみ拾いのみならず除草や作業の場の工夫などを行い、より内容の充実した行事となるよう努められたい。60.リサイクル事業について リサイクル事業については、分別回収の種類増に伴い4月から実施されるモデル校区への周知徹底とともに、10月からの完全実施に向けて全校区への情報の共有に努められたい。61.ごみ減量化推進によるプラスチック製容器・包装の分別回収について ごみ減量化推進によるプラスチック製容器・包装の分別回収については、内容が複雑であることから、より丁寧な市民周知・啓発に取り組まれたい。62.ごみ処理に係る新施設整備について ごみ処理に係る新施設整備については、今後のRDF処理・運搬にトン当たり15,000円の費用が見込まれ、解体費や施設整備に多額の費用を要することから、県にも負担を求めながら鋭意取り組まれたい。63.ごみ処理費用について ごみ処理費用については、ごみの排出抑制と廃プラ・紙類リサイクルのさらなる推進やごみ収集コースの見直しを行い、費用の削減に努められたい。64.福祉収集について 福祉収集については、高齢化が進む中で支援を求める方がふえてくると思われることから、令和2年度からの特別交付税による措置も活用して事業の充実を図られたい。65.中小企業支援について 中小企業支援については、新型コロナウイルス感染症で影響を受けている事業者に対し、国と連携するなど最大の支援を図られたい。66.中小企業支援対策事業について 中小企業支援対策事業については、新型コロナウイルス感染症対策による自粛要請などで、経営困難な事業者が出ており、また国の融資制度も時間がかかることから、緊急に市として対策を実施されたい。67.市内事業所就業促進について 市内事業所就業促進については、地元企業の周知を目的とした企業紹介冊子の作成や産業フェスタ等は重要であり、人口減少対策の観点からも、特に若者の市外流出防止に効果があることから、関係団体と早急に協議し取り組まれたい。68.ともだちや絵本美術館の整備について ともだちや絵本美術館の整備については、来春の開館を見据えて関連する部署との連携を行い、カルタックスおおむた正面に設置された絵本「ともだちや」のブロンズ像のPRなど時期を捉えた情報発信に努められたい。69.世界遺産ガイダンス施設整備事業について 世界遺産ガイダンス施設整備事業については、経費縮減に取り組むとともに、知的・発達障害者向けに新たな展示物を図形等で可視化し、視覚障害者向けには立体形で触ってわかるよう配慮されたい。70.大牟田駅西口整備の路面電車展示について 大牟田駅西口整備の路面電車展示については、バリアフリー化は困難な状況であることから、電車付近にテーブルを置くなど高齢者等も楽しめるよう配慮されたい。71.中心市街地活性化の空き店舗対策について 中心市街地活性化の空き店舗対策については、商業統計では小売売上額がここ20年間横ばいで大型郊外店もふえたことから、小売業以外の文化的事業を取り組むことも検討されたい。72.空き店舗の解消について 空き店舗の解消については、今後、老朽化による改修の負担増や貸主の意向など課題も多くなってくる可能性が高いことから、タウンマネージャーや商工会議所と連携し、さらなる推進を図られたい。73.男女共同参画社会の推進について 男女共同参画社会の推進については、男女共同参画センターにおける相談事業の充実と相談員の人員体制整備に努められたい。74.第3次男女共同参画プランの推進について 第3次男女共同参画プランの推進については、全国的に、政策や意思決定の地位に女性の割合が非常に少ないことから、女性管理職がふえるよう、全庁的な取り組みに努められたい。75.地域コミュニティーについて 地域コミュニティーについては、担い手の高齢化や後継者不足などの課題があることから、地域行事等に気軽に参加できる工夫をするなど、若者や子供も参加しやすい環境づくりに努められたい。 以上のような意見・要望が述べられました。 審査の結果、無所属委員2名より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第87号令和2年度大牟田市介護保険特別会計予算について申し上げます。 審査の過程で、1.基準緩和型事業の訪問型サービスについて 基準緩和型事業の訪問型サービスについては、採算が厳しい状況にあることから、事業者と鋭意協議しながら進められたい。2.介護予防・日常生活支援総合事業について 介護予防・日常生活支援総合事業については、低報酬や人手不足により新規利用者を断らざるを得ない実情もあることから、事業所や利用者の実態を把握し、事業のあり方や送迎などの対策を図られたい。3.次期介護保険事業計画について 次期介護保険事業計画については、5億円の介護給付費準備基金などを反映した保険料の算定など、高齢化率で全国の20年先を行く本市に見合ったものとなるように努められたい。4.フレイル予防事業について フレイル予防事業については、よかばーい体操普及教室等との連携を図りながら拠点づくりを推進するとともに、市民に対する周知・啓発を行うなど参加者がふえるシステムを構築されたい。 以上のような意見・要望が述べられました。 審査の結果、無所属委員2名より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号大牟田市まちづくり総合プランについて申し上げます。 審査の過程で、まちづくりについては、一般職員だけではなく、会計年度任用職員についても市民との協働が必要であることから、必要な人員は正規職員としながら推進されたいとの意見・要望が述べられました。 審査の結果、無所属委員2名より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第86号令和2年度大牟田市国民健康保険特別会計予算、及び同第88号令和2年度大牟田市後期高齢者医療特別会計予算についての2件を一括して申し上げます。 審査の結果、無所属委員2名より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第90号令和2年度大牟田市水道事業会計予算について申し上げます。 審査の過程で、1.水道事業経営戦略について 水道事業経営戦略については、改正水道法による広域化、コンセッション方式の導入が可能となり、大手企業の水道市場への参入を推進することは、地方の特殊性・歴史を考慮しない問題もあることから、慎重に取り組まれたい。2.水道事業について 水道事業については、極めて公共性の高い事業であることから、水道料金の値上げをすることなく、安全で、良質で、安価な水の供給に努められたい。3.鉛製給水管について 鉛製給水管については、いまだ全給水戸数の2割強に残存していることから、その使用者等へ注意事項の周知に努めながら、早期解消にも取り組まれたい。 以上のような意見・要望が述べられました。 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第92号大牟田市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 審査の過程で、大牟田市緑のまちづくり審議会については、延命公園一帯の整備など市民の関心も高いことから、乳幼児を持つ保護者・青年・高齢者・障害を持つ方など意見も反映されるような審議会とされたいとの意見・要望が述べられました。 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号大牟田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 審査の過程で、公務災害補償については、会計年度任用職員が安心して仕事できるような内容にされたいとの意見・要望が述べられました。 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第96号大牟田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 審査の過程で、放課後児童支援員については、国の基準を参酌して緩和するのではなく、処遇改善による人員確保に取り組まれたいとの意見・要望が述べられました。 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第89号令和2年度大牟田市病院事業債管理特別会計予算、同第91号令和2年度大牟田市公共下水道事業会計予算、同第93号大牟田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同第94号大牟田市会計年度任用短時間勤務職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同第97号大牟田市校区コミュニティセンター設置条例の一部を改正する条例の制定についてから同第99号大牟田市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの7件を一括して申し上げます。 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、報告第15号大牟田市国民保護計画の変更について申し上げます。 関係当局より、武力攻撃事態等における国民保護のための措置に関する法律その他の法令等及び市の組織機構等の変更等に伴い、見直した内容について報告を受け、これに対し、以下のような意見・要望が述べられました。1.大牟田市国民保護計画について 大牟田市国民保護計画については、実効性の乏しいJアラートの避難訓練は行うべきではない。また、計画内には土地の収用など、人権・権利制限の内容もあるが、救済制度が不十分であることから慎重な運用に留意されたい。2.国民保護措置の実施に必要な物資及び資材について 国民保護措置の実施に必要な物資及び資材については、防災のための備蓄と共通するものも多いことや保健所が県に移管することなども踏まえ、状況の変化や必要とされる物を把握しながら適宜、補充や見直しを図られたい。 次に、報告第16号大牟田市土地開発公社の事業計画について申し上げます。 関係当局より、公有地取得事業並びに土地造成事業等について報告を受けました。 次に、報告第17号公益財団法人大牟田市文化振興財団の事業計画について申し上げます。 関係当局より、文化芸術の振興及び地域文化の活性化を図る事業並びに地域の文化芸術に関する情報の収集及び提供について報告を受けました。 最後に、報告第18号公益財団法人大牟田市地域活性化センターの事業計画について申し上げます。 関係当局より、産業支援事業並びに資源循環型社会推進事業等について報告を受けました。 以上、報告を終わります。 ○境公司議長  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。     〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○境公司議長  質疑なしと認めます。 討論の通告があっておりますので、この際、発言を許可します。崎山恵子議員。     〔4番 崎山恵子議員 登壇〕 ◆4番(崎山恵子議員)  議案第85号、同第86号、同第87号、同第88号、同第100号について反対討論をします。 まず最初に議案第85号、一般会計予算について述べます。今、国の政治は、年金の削減、実質賃金は上がらない、社会保障の改悪。そこに消費税のさらなる増税を強行しました。地方自治体に求められるのは、このような国の悪政から市民生活を守り、福祉の向上に努めるという立場です。その視点で市民の要求に応える予算案になっているかを見ると、全体としては不十分と言わざるを得ません。以下に三つの理由を述べます。 まず第1に、国は地方自治体に対し公的業務の民営化・委託化や市職員の削減、広域連携、公共施設の統廃合などを迫り、言うことを聞く自治体へは多くの財源を与えるといった圧力を加えており、それが色濃く反映された予算案となっています。市民生活がますます困難を極める中、住民福祉を守る地方自治体としての行政サービスが量・質ともに保てるとは思えません。 第2に、国は、国民の税・社会保障情報を一元的に管理するマイナンバー制度の普及が全国的に15パーセント程度となかなか進まない中、2022年度までに全ての国民のカード取得を目指すとして、各自治体に多額の財源を充てました。大牟田市も同様で、歳出でも大幅な増額が見込まれています。また、市民の個人情報を次々とひもづけするための情報システム関係費の増額とあわせ、賛成することはできません。 第3に、市民生活に必要な予算措置が少ないこと、そして不透明な事業予算の存在に反対します。格差と貧困の拡大は大牟田市民の暮しを困難にしています。このようなときに、経常経費を2パーセント削減するのは問題です。それぞれの部局ごとに見えにくい形で少しずつ住民サービスが削られていくことになります。また、例えば教育予算を上げて給食費の一部を補助する、あるいは看護師・介護士・保育士の処遇改善に独自予算をつける、あるいは経営に苦しむ事業主への救済の独自予算を組むなど、自治体独自にやれることはいろいろありますが、やろうという意思は見えません。また、同和対策事業は特別対策とせず、一般対策への移行を求めます。以上のことから議案第85号に反対します。 次に三つの特別会計について、まず議案第86号、国民健康保険特別会計予算についてです。国民健康保険制度の構造的な問題がいよいよ深刻化してきました。大牟田市でも保険税が高すぎて払えない世帯が続出しており、医療保険制度としての持続性を揺るがしています。国庫負担の増額が必要であると同時に、地方自治体が住民の暮らしを守る立場から負担軽減に努力することが必要です。こうした観点からみて、来年度の保険税は税率改定を据え置いた点は評価できるものの、なお高すぎて耐えうる負担とは言いがたく、市としての努力が見えないため賛成することができません。 次に議案第87号、介護保険特別会計予算については、日常生活支援総合事業において緩和型事業を推進しており、報酬単価が引き下げられ、事業継続が困難になっていく現場の実態に全く無理解です。市の裁量を発揮して改善しようという努力が見えません。 次に議案第88号、後期高齢者医療特別会計予算について述べます。現在、保険料負担を抑えるための特例措置の廃止が段階的に行われています。高齢者の生活や命を脅かす後期高齢者医療保険制度そのものへの反対と、新年度でも実施される特例措置の段階的廃止には反対します。 最後に議案第100号、まちづくり総合プランについて述べます。このプランで掲げた目標そのものに反対するものではありませんが、その目標に向かってどう実行していくかという点で、市民生活の実態への認識が伴っていないと言わざるを得ません。まちづくりには市民と行政の協働が欠かせないことは確かです。しかし生活にあえぐ市民に寄り添う施策になっているのか、高齢化やかかわりの希薄化が進む地域の現状から出発したまちづくりになっているのか、子供の貧困や、他市に比べても多い不登校の児童生徒の心に寄り添う学校教育になっているのか、こういった疑問が拭えません。まちづくりの指標は、市民のくらしが元気になっているかどうかだと考えます。高齢者や障害を持つ方が安心して生活できているのか、安心して子供を産み育てられる環境になっているのか、働く若者の賃金が家庭を持ち維持していくに足るものなのか、こういった市民の生活実態をしっかり調査するべきです。そして市民の切実な願いにもっと応えるべきと考えます。これらの不十分さから、この議案には反対します。 以上で私の反対討論を終わります。 ○境公司議長  以上で、討論を終結いたします。 これより、報告第15号から同第18号までの4件を除き、採決に入ります。 採決は、2回に分けて行います。 第1回目に、議案第85号令和2年度大牟田市一般会計予算から同第88号令和2年度大牟田市後期高齢者医療特別会計予算まで、及び同第100号大牟田市まちづくり総合プランについての5件を一括して採決いたします。 以上、議案5件を予算特別委員長の報告どおり、いずれも原案を可決することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立多数。 よって、議案第85号から同第88号まで、及び同第100号の5件は、いずれも原案どおり可決されました。議案第 85号 令和2年度大牟田市一般会計予算 同 第 86号 令和2年度大牟田市国民健康保険特別会計予算 同 第 87号 令和2年度大牟田市介護保険特別会計予算 同 第 88号 令和2年度大牟田市後期高齢者医療特別会計予算 同 第100号 大牟田市まちづくり総合プランについて---------------------------------------境公司議長  第2回目に、議案第89号令和2年度大牟田市病院事業債管理特別会計予算から同第99号大牟田市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの11件を一括して採決いたします。 以上、議案11件を予算特別委員長の報告どおり、いずれも原案を可決することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立全員。 よって、議案第89号から同第99号までの11件は、いずれも原案どおり可決されました。議案第 89号 令和2年度大牟田市病院事業債管理特別会計予算 同 第 90号 令和2年度大牟田市水道事業会計予算 同 第 91号 令和2年度大牟田市公共下水道事業会計予算 同 第 92号 大牟田市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について 同 第 93号 大牟田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 同 第 94号 大牟田市会計年度任用短時間勤務職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について 同 第 95号 大牟田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 同 第 96号 大牟田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第 97号 大牟田市校区コミュニティセンター設置条例の一部を改正する条例の制定について 同 第 98号 大牟田市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について 同 第 99号 大牟田市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について--------------------------------------- △日程第2 議案第105号上程(1件) ○境公司議長  次に日程第2、本日新たに提出された議案第105号大牟田市副市長の選任についての1件を議題として、市長に提案理由の説明を求めます。関市長。     〔関 好孝市長 登壇〕 ◎関好孝市長  ただいま、議長から説明を求められました副市長の選任議案1件について御説明いたします。 副市長の選任議案につきましては、来る3月31日付をもって任期満了となります甲斐副市長の後任者について、本案のとおり選任いたしたく御提案申し上げるものであります。 何とぞ、御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○境公司議長  お諮りいたします。 ただいま上程した議案1件については、事案の性質上、質疑及び委員会付託を省略して、直ちに採決したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○境公司議長  御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 それでは、採決に入ります。 以上、議案1件について、同意することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立多数。 よって、副枝修氏の選任については、原案に同意することに決定いたしました。議案第105号 大牟田市副市長の選任について   大牟田市大字手鎌1300番地113        副枝 修                         昭和36年4月2日生--------------------------------------- △日程第3 発議第22号上程(1件) ○境公司議長  次に日程第3、発議第22号大牟田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま上程した発議1件については、お手元に印刷配付の案文によって、趣旨は御理解いただけるものと存じますので、提出者の趣旨説明、質疑及び委員会付託を省略して、直ちに採決したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    境公司議長  御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 それでは、採決に入ります。 発議第22号大牟田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての1件を採決いたします。 以上、発議1件を原案どおり可決することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立全員。 よって、発議第22号の1件は、原案どおり可決されました。発議第22号 大牟田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について--------------------------------------- △日程第4 発議第23号~同第30号上程(8件) ○境公司議長  次に日程第4、本日新たに提出された発議第23号特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律及び特定複合観光施設区域整備法の廃止を求める意見書案から同第30号新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書案までの8件を一括議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま上程した発議8件については、お手元に印刷配付の意見書案文によって、趣旨はそれぞれ御理解いただけるものと存じますので、提出者の趣旨説明、質疑及び委員会付託を省略して、直ちに採決したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○境公司議長  御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 それでは、採決に入ります。 採決は、3回に分けて行います。 第1回目に、発議第23号特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律及び特定複合観光施設区域整備法の廃止を求める意見書案から同第25号映画製作等におけるさらなるバリアフリー化の推進を求める意見書案までの3件を一括して採決いたします。 以上、発議3件をいずれも原案どおり可決することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立少数。 よって、発議第23号から同第25号までの3件は、いずれも否決されました。発議第23号 特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律及び特定複合観光施設区域整備法の廃止を求める意見書案 同 第24号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書案 同 第25号 映画製作等におけるさらなるバリアフリー化の推進を求める意見書案---------------------------------------境公司議長  第2回目に、発議第26号中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書案、及び同第27号選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書案の2件を一括して採決いたします。 以上、発議2件を、いずれも原案どおり可決することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立多数。 よって、発議第26号及び同第27号の2件は、いずれも原案どおり可決されました。発議第26号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書案 同 第27号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書案---------------------------------------境公司議長  第3回目に、発議第28号新たな過疎対策法の制定に関する意見書案から同第30号新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書案までの3件を一括して採決いたします。 以上、発議3件を、いずれも原案どおり可決することに賛成の議員は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○境公司議長  起立全員。 よって、発議第28号から同第30号までの3件は、いずれも原案どおり可決されました。発議第28号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書案 同 第29号 地域公共交通維持のための財政支援の拡充を求める意見書案発議第30号 新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書案---------------------------------------境公司議長  なお、ただいま議決されました意見書の関係機関への提出等、その取り扱いにつきましては、議長に御一任いただくよう、お願いいたします。--------------------------------------- △日程第5 議員の派遣について ○境公司議長  最後に日程第5、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に印刷配付の議員派遣一覧表のとおり、議員派遣を決定したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○境公司議長  御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。     議員派遣一覧表(令和元年度第5回定例会)派遣議員・会派名等目的場所期間備考議会運営委員会  森 竜子議員  平嶋慶二議員  島野知洋議員  城後徳太郎議員  平山伸二議員  山田修司議員  平山光子議員  境 公司議員議会運営及び議会活性化についての調査研究(視察)岐阜県可児市令和2年5月7日~29日のうちの2日間--------------------------------------- △日程第6 調査事項の付託について ○境公司議長  最後に日程第6、調査事項の付託についてを議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、お手元に印刷配付の調査事項申し出表のとおり、令和2年度における閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会に調査を付託されたいとの申し出があっております。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、付託することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○境公司議長  御異議なしと認めます。 よって、申し出のとおり、各関係委員会に令和2年度における調査を付託いたします。     閉会中の各常任委員会・議会運営委員会調査事項申し出表●総務委員会1.行財政改革の総合調整及び推進に関すること。1.市政の総合計画に関すること。1.国際交流に関すること。1.地域振興に関すること。1.世界遺産・文化財に関すること。1.広報・広聴に関すること。1.財政計画及び予算に関すること。1.普通財産の管理及び処分に関すること。1.財産区に関すること。1.情報管理に関すること。1.職員の人事、給与、研修、勤務条件に関すること。1.市の行政区域に関すること。1.庁舎及び付属施設の維持管理に関すること。1.公共施設の維持及び保全に関すること。1.契約及び検査に関すること。(水道事業関係及び下水道事業関係を除く)1.消費者保護に関すること。1.国民健康保険及び国民年金に関すること。1.後期高齢者医療に関すること。1.市税に関すること。1.消防に関すること。1.選挙に関すること。1.所管に係る陳情に関すること。●市民教育厚生委員会1.社会福祉に関すること。1.社会福祉協議会の支援に関すること。1.勤労者福祉に関すること。1.保健衛生に関すること。1.葬斎場に関すること。1.社会教育に関すること。1.青少年に関すること。1.保健体育に関すること。1.学校教育に関すること。1.地方独立行政法人大牟田市立病院に関すること。1.防犯及び交通安全に関すること。1.スポーツに関すること。1.文化に関すること。(文化財の保護を除く)1.住民との連携に関すること。1.市民活動の促進に関すること。1.市民協働に関すること。1.男女共同参画に関すること。1.人権・同和政策に関すること。1.所管に係る陳情に関すること。●都市環境経済委員会1.建築に関すること。1.水防計画に関すること。1.都市計画に関すること。1.公園・緑地に関すること。1.市街地の整備に関すること。1.市営住宅の整備・管理に関すること。1.道路、橋梁及び河川の管理・整備に関すること。1.水道事業に関すること。1.下水道事業に関すること。1.災害及び防災に関すること。1.交通運輸に関すること。1.用地取得に関すること。1.環境保全に関すること。1.清掃事業に関すること。1.産業の振興に関すること。1.農林水産及び商工業に関すること。1.観光に関すること。1.所管に係る陳情に関すること。●議会運営委員会1.議会の運営に関すること。1.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関すること。1.議長の諮問に関すること。---------------------------------------境公司議長  以上で、本定例会に予定された議事をすべて終わりました。 ここで、3月31日をもって退職される甲斐副市長から御挨拶を受けたいと思います。     〔甲斐茂利副市長 登壇〕 ◎甲斐茂利副市長  議員の皆様方、市民の皆様方、そして退職した職員を含めた職員の皆様方のご支援を受けまして、私、この3月31日をもって4年間の任期を全うすることができます。まずは皆様方に対して、これまでの御支援、御協力に対して御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 私は中尾前市長の折に副市長という任を拝命いたしまして。民間出身という視点・経験を生かして新しい息吹と言いますか、私が言うのも変なんですが、そういった風を、ぜひ市役所の組織にも、市政にも吹き込んでほしいというミッションを受けて、特に私自身が力を入れましたのはシティプロモーション。大牟田というまちがどれだけ知られているのかという点でいくと、なかなか課題が大きいかなということで。そういった意味で、まずはシティプロモーションに内外一生懸命取り組んできたつもりであります。 大牟田は、御案内のとおり少子高齢化が非常に進んでおりまして、この都市規模としては、まさに課題先進市といえるかと思います。 まだまだいろんな課題はありますが、逆に言えばこの課題先進市である大牟田が、今の課題をしっかりと克服できればモデル市になるというふうに私は逆に考えております。そう考えながらシティプロモーションもそうなんですが、なにより多世代の方々がシビックプライドをしっかりと醸成していく、持っていただく、これが何より大牟田のまちがよりよくなるためのキーではないかなと、これは今も確信してそう思っております。 何より私が一番光栄であったのは、市制100周年という大きな節目の時期を副市長職として迎えられたということ。これは本当に光栄なことでございました。そしてシティプロモーション活動の中で特に印象的であったのは、やはりなんといっても100周年記念はもちろんなんですが、その間で誕生したジャー坊、そして先だっての地方創生ムービーであるいのちスケッチ。こういった取り組みを通じて、皆さんはもちろんなんですが市民の方と一体になって大牟田を応援していこうというような取り組みができたこと。ものすごくそれを実感しながら充実した日々を過ごすことができたと思っております。 大牟田市はSDGs未来都市に選ばれました。先ほど課題先進都市という話を申し上げましたが、これを克服して、繰り返しになりますが、大牟田市に対しての愛着、シビックプライドがしっかりと多世代にわたって醸成できれば、間違いなく素晴らしい大牟田のまちになるというふうに思います。 ただ心残りな面で申し上げますと、まずはこの庁舎問題です。担当の副市長として自分の在任中には方向性を出したいなと思っておりましたが、まだそこは議員の皆様方、そして市民の皆様方の意見をしっかりといただきながら、しっかりとした方向性を、分断しないようにしっかりとした方向性をこれから出せるように、残る方々にもしっかり頑張っていただきたいなと思います。 私は4月1日から東京のほうに拠点を移しまして、今度は違った立場で全国の各地域を応援する仕事をやることになりました。当然ながらこの大牟田市の4年間で経験したことをしっかり糧として、今度は、大牟田はもちろんなんですけど福岡県、九州、そして全国の各地域を応援するためにしっかり頑張っていきたいと思います。 本当に充実した4年間でございました。実はいろんなうれしいこともいっぱい公私ともにあったんですが、先だって一通の「市民のこえ」というはがきをいただきました。私宛てのはがき、匿名のはがきでありましたが、そこには私の拙い4年間の副市長の任務に対しましてのねぎらいの言葉と感謝のことばと、そして最後にぜひこれからも大牟田をずっと応援していってくださいという激励の言葉と言いますか、そういうあたたかいお言葉のはがきを直接いただきました。すごくそれは私にとって何よりの宝であると思います。 繰り返しになりますが、本日御列席の皆様方、そして関市長を初めとして役所職員の皆様方、そして市民の皆様方のご健勝と--今コロナ対応で本当に大変な時期ではあるんですけど、これは払拭するしかありませんので、大牟田市がコロナに負けないようにですね、これからますます発展することを祈念いたしまして、私の感謝と御礼、退任の挨拶とさせていただきたいと思います。 本当に4年間ありがとうございました。お世話になりました。(拍手) ○境公司議長  では、大野副議長。感謝の言葉と花束をお願いいたします。     〔甲斐茂利副市長へ花束の贈呈〕 ◆大野哲也副議長  本当に4年間お世話になりました。ありがとうございました。 いろんなことがあったと思いますけれども、しっかりとですね、議会としてもお世話になって、民間から初めてということでしたので、大いに活躍していただいたと思っております。ありがとうございました。 また、新天地でのお話を伺うと全国を応援するということですので、ぜひ大牟田市を初め、全国を応援するために頑張っていただきたいと思います。新天地でのご活躍をお祈りしております。 東京に戻られるということですので、くれぐれもお体にはお気を付けいただきまして、しっかり元気で全国飛び回っていただきたいと思います。本当にお世話になりました、ありがとうございました。(拍手) ◎甲斐茂利副市長  お世話になりました。(拍手)---------------------------------------境公司議長  お諮りいたします。 以上で、本定例会を閉会したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○境公司議長  御異議なしと認めます。 それでは、令和元年度市議会第5回定例会は、これをもって閉会いたします。                              午後2時28分 閉会--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項及び大牟田市議会会議規則第98条の規定により、ここに署名する。               議長   境 公司               議員   山田貴正               議員   三宅智加子...