98
◯ 一方で
職員の長時間労働は是正されていない。
総務企画局職員の時間外
勤務は増えているのではないか。
99 △ RPAやその他の手法による業務の効率化や見直し等によって
職員の時間外
勤務縮減等に努めているが、時間外
勤務は年度当初に想定していないような突発的、緊急的な業務が発生した場合に、その都度所属長が命令するものであり、年によって実績は変わってくる。
100
◯ 様々な技術を使った事務の効率化は必要だと思うが、それだけでは長時間労働の是正にはならない。根本的に
職員を増やさなければならないことが明らかになってきている。
101
◯ 素案の
取組方針2の
推進項目で、
市民とのコミュニケーション
推進と区役所等のサービス拡充について、
市民の声をしっかり受け止めるとあるが、
市民の声として
総務企画局が
認識していることはあるか。
102 △
市民アンケート
調査では、もっと
市民の声を聞く機会をつくってほしい、SNSをさらに活用してほしいなどの声があることを
認識している。
103
◯ 日々多く寄せられる
市政に関する苦情や要望について、何が問題なのか、
職員が蓄積し
施策に反映させていくことが求められていると思うが、問題の共有や蓄積はできているのか。
104 △
市長室広聴課を中心として庁内で共有している。
105 4.ふくおか
都市圏
まちづくりプラン(第6次広域
行政計画)原案について
本件について、
理事者から
資料に基づき
報告があった。
なお、次のような
質疑・
意見があった。
106
◯ 公共施設の有効活用として、スポーツやレクリエーションを楽しむ機会を数多く提供するとあるが、ここ1年は
コロナ禍で
市民活動に支障が出ており、今後、
市民活動を支援するためにはオンライン設備の充実が求められると考える。Fukuoka City Wi-Fiの設置目的には
市民活動の支援が含まれていないため、公共施設の有効活用の枠組みでオンライン設備の導入ができないかと思うがどうか。
107 △ 次期プランに基づく具体的な事業については、今後、
都市圏の各市町と協議を進めていくため、検討していきたい。
108
◯ 原案概要の
資料について、星印が付いている
項目と青字で示している
項目の意味合いを尋ねる。
109 △ 星印が付いている
項目は、現行プランから新たに追加したものである。青字で示している
項目は、体系化の見直し等により
項目名を
変更したものである。
110
◯ 今後パブリックコメントを実施する中で本
資料も添付するのであれば、説明の記載があると分かりやすいと思うため、工夫されたい。
111
◯ 地域の宝を活かした観光の
推進とあるが、
福岡を代表し、世界の歴史に残る観光地である元寇防塁について、今津の防塁は駐車場から300メートルほど離れた海岸にあり、松林の中を歩いても誰もおらず、女性が1人では行けない。
福岡が誇る歴史的価値があるものをどのように見せていくのか。
112 △ 元寇防塁に限らず、
本市の史跡等については、経済観光文化局で取りまとめてホームページやパンフレット等で
紹介していると
認識している。
113
◯ 女性が安心して1人でも行けるのが世界の観光地である。駐車場がない場所もある。口先だけのきれいごとではいけない。
114
◯ 元寇防塁の
管理については、国、県、市と分かれており、観光客に見てもらう場所の選定も終わっていない現状があるため、重点地域を決めて
整備を進められたい。元寇防塁、志賀島の金印公園、博多町家ふるさと館は、前評判が高いため、期待して見に来た人ががっかりして帰っていく観光地であると聞く。今後しっかりと取り組まれたい。
115 △ 元寇防塁については、日本にとっても貴重な財産であると考えており、経済観光文化局を中心にどのように見せていくのか、金印公園、博多町家ふるさと館の在り方を含め、しっかり取り組んでいきたい。
116
◯ 市内の史跡を見て回ると30年前と同じく蛇に注意との看板があるだけで
福岡の宝を眠らせている。
現場で何度も
意見を言ってきたが、計画だけでなく、着実に実行されたい。
117
◯ 広域交流基盤の強化としてコンテナターミナル等の
整備とあるが、年間の国際海上コンテナ取扱量を尋ねる。
118 △ 平成30年が95万TEUである。
119
◯ 釜山港のコンテナ処理能力について、直近の
数字を尋ねる。
120 △ 把握していない。
121
◯ 釜山港は10年前から2,000万TEU動かしている。世界中のメイン航路が全て釜山港に行き、そこから日本へ小運搬されている現状があり、博多港は要路にありながら何一つ改善されていない。
本市の最たる
方針を決める
総務企画局が
数字を知らずに計画を立てるのか。もっと地に足がついたプランとされたい。
122
◯ 今後、ポストコロナの視点はどのように盛り込まれていくのか。
123 △ 次期プランについては計画期間を10年としており、新型コロナウイルス感染症に特化した
項目は設けていないが、今後、同感染症のようなリスクは当然想定されるため、消防・救急・医療体制の充実や地域の宝を活かした観光の
推進の
項目において言及している。
124
◯ 大きな
まちづくりとしてポストコロナの時代にどのような
都市圏をつくっていくかの視点はないのか。
125 △ 特に検討していない。
126
◯ 今後10年間といえども働き方や考え方が変わってきた中、次期プランにポストコロナの視点が求められていることを指摘しておく。
127 △ 次期プランについては、
都市圏17市町が目指すべき将来像の実現に向けて大きな方向性を示すものであるが、当面、短期的には同感染症の影響があると思われるため、今後、同感染症も踏まえて具体的な事業を検討していく。
128
◯ コロナ禍で浮き彫りとなった様々な課題への対策を講じていかなければならず、さらに次期プランが充実することを求めておく。
129
◯ 福岡都市圏広域
行政に係る
予算規模を尋ねる。
130 △
福岡都市圏広域
行政推進協
議会の決算額のうち
福岡市負担金は
令和元年度が約198万円である。
131 △
福岡都市圏広域
行政事業組合においては、競艇事業特別会計からの収入が例年1億1,000万円
程度、そのうち共同事業費は例年6,000万円
程度である。なお、同組合の基金が20数億円あるため、それを取り崩して事業を行うこととなれば、相応の規模になる。
132
◯ 水の安定供給や消防指令センターの一本化など今まで大きな成果があるが、これだけの規模の組織で
都市圏の首長が集まって協議していく中では、共通課題でなければ、なかなか事業が実施できないのではないか。同感染症への対策も共通してあるとは思うが、各市町が有する名所や歴史文化で手がつけられていないところもあるため、歴史文化の創造やつながりある交通ネットワークを中心に検討してはどうか。競艇事業特別会計を有効活用し、各市町の
職員の人事交流を行うなど地道に
取組を進めて、実りあるものにしていかなければならないと思う。
133 5.請願審査
本委員会に付託中の請願については、いずれも閉会中の継続審査に付すべきものと決した。
6.所管事務
調査
本委員会の所管事務のうち次の事件について
調査を行うこととし、閉会中
調査の申出を行うことに決した。
(1)
福岡市土地開発公社
(2) 公益財団法人
福岡アジア都市研究所
(3) 公益財団法人
福岡市施設
整備公社
(4) 公益財団法人
福岡市スポーツ協会
上記4団体に関する次の事項について
(ア)事業計画
(イ)資金計画
(ウ)決算に関する
資料(事業
報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書)
(5) 市
行政に係る重要な計画(
基本計画を除く)の策定、
変更又は廃止に関する事項について
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