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平成5年第2委員会 開催日:1993-04-27

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  1. 福岡市議会 1993-04-27
    平成5年第2委員会 開催日:1993-04-27


    取得元: 福岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-26
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 4月27日 午前10時35分開会      〃 11時26分閉会 請願審査  4年請願第37号 建設廃材、建設残土搬入の即時中止等について(南区柏原地区)  本件について審査したが、結論を得るに至らなかった。  はじめに理事者から当該地区、建設残土の搬入経緯及び行政側からの指導等についての概要説明があり、本市としての今後の指導等について、「(1)建設残土の即時搬入中止については、東側地区は森林法による開発行為の中止命令により、建設残土は搬入中止されている。南側地区は残土搬入を法的に規制できないが、行政指導を継続して行う。(2)建設廃材不法投棄の指導取締りについては、産業廃棄物の不適正処理に関して今後とも徹底した指導取締りを行う。(3)防災工事の実施については、東側地区は福岡県が採石法に基づき、土砂の搬入の停止堆積土砂の除去、斜面の切取り及び転圧、植樹、種子の吹き付け、沈砂地のしゅんせつを指導し、業者はこの指導に従った計画書を提出し、工事を施工中である。南側地区は本市が東側地区と同様の工事を行うよう文書指導し、業者から平成5年4月15日に計画書が提出されたので、その施工を指導する。(4)市道の修復については、開発業者に修復させることにしている。(5)井戸水の水質検査については、平成5年2月に柏原地区の地下水水質検査を実施したところ、有害物質は検出されておらず、今後は必要に応じて検討していく。」との考え方が述べられた。  なお、質疑・意見の概要は次のとおりである。 2 ◯ 東側地区は建設残土の搬入が中止されているが、南側地区は中止されていないようだ。防災対策としては残土の搬入中止と土砂の流出を防止する手だてが緊急な課題だと思う。建設残土については法的な規制がなく、南側地区への対応はどうなるのか。 3 △ 東側地区は法的な指導が行われているし、南側地区についても関係各課の協力を得て業者に対し指導は行っている。残土の搬入については建設残土が廃棄物の処理及び清掃に関する法律にいう廃棄物に該当しないということで厳しく指導する立場にないのが実情である。 4 ◯ 南側地区も防災対策の計画書が出されているとのことだが、これは搬入規制など強制力があるのか。 5 △ 南側地区にかかわる防災対策の計画書は行政指導にこたえたもので、今のところ強制力はない。 6 ◯ 防災対策の計画書は紳士協定のようであり、計画どおりに施工されるかが問題である。施工内容及び工程はどうなっているのか。 7 △ 防災工事の内容は、斜面の切取り及び転圧、植樹、種子の吹き付け等となっており、これに併せ市道のアスファルト舗装の破損部分及びガードレールの修理を行うこととなっている。工程としては、住宅地に近接している東側地区を優先させ、一段落ついた後、南側地区にかかり本年5月末までに完了させるということになっている。 8 ◯ 防災工事が計画書どおり5月中に確実に行われるよう指導してほしい。また、法的規制がない建設残土の搬入について、何か手だてがないか研究していきたいとのことだったが、どうなっているか。 9 △ 建設残土の搬入について法的な規制はできないが、できるだけ搬入されないよう搬入業者に連絡し実情を勘案し処理場として適当かどうか判断してもらうなど、できる範囲内での努力は行っている。二丈町では残土処理に関する条例を設けているが、条例は強制力を持った規制が必要であり、そのペナルティーの在り方等、種々検討していかなければならない。 10 ◯ 1日に数十台のダンプが入っているとのことであり、道路の破損を補修すれば良いということではない。道路法上からも行政指導ができるのではないか。このような事例は早良区にもあり、法的な規制ができないということで泣き寝入りになってはいけない。地元の住民には健康上の問題でもあり、いろんな角度から残土の搬入を規制し、搬入台数を減らすなど具体的な指導、テンポを早めた対応を考えるべきではないか。 11 △ 道路の通行規制に関しては、土木局では市道に関しては20t以上の車でないと規制できないとのことである。現在のところ法律的な背景がなく、規制する手だてが見つかっていないのが現状である。だからと言って放置するわけではなく、防災工事の計画書も提出されており、早く工事が完了するよう今後とも指導していきたい。 12 ◯ 防災工事を計画書どおりに早く完了させてほしい。また、委員会として一度現地の実態を視察したらどうかと思う。 13 ◯ 塩化カルシウムの散布により、生け垣が枯れているとも聞くが実態はどうか。また、水質検査はどのように行われたのか。 14 △ 塩化カルシウムは、ダンプの通行で発生する粉塵を防止するため路上に散布されており、それが乾燥して飛散し樹木にかかり塩分により枯れたものと思う。また、水質検査は柏原地区の6カ所で実施し、カドミウムヒ素、クロロエタンなどの有害物質の有無について検査している。
    15 ◯ 当地区で井戸水を使用している世帯数はどのくらいか。 16 △ 周辺では60~70世帯井戸水を使用していると思う。 17 ◯ 水質検査は今後必要に応じて検討するとのことだが、住民側から要請があれば実施するのか。 18 △ 水質検査については、本来設置者自身で行われるものと考えている。今回の水質検査は周辺事業場から有害物質が検出されないかモニタリングしたもので、永続的に実施していく考えはない。 19 ◯ 水質検査については、幾つかの地点を定め推移を見ていってほしい。 20 ◯ 本件の柏原地区と同様な事例はあるのか。 21 △ 同様な相談を受けている地区としては、市内では西油山、早良区田、室見川河畔などがある。 22 ◯ 条例を設けている二丈町の例もあるが、国として建設残土についてどう考えているのか。 23 △ 残土は自然の物質ということで法的に廃棄物等の規制の対象となっておらず、土が移動したという考え方に立っている。 24 ◯ 防災計画を提出させるに至った経緯及びそれを守らせるための市側の対応はどうか。また、防災工事の施工に伴い残土の搬入は停止されるのか。東側地区及び南側地区とも残土の搬入で開発前より標高は高くなっており、地元では土砂の流出に危機感をいだいている。公共残土が持ち込まれることはないと思うが、民間分で持ち込まれている実態があり、これ以上の搬入がなされないよう真剣に対応を考えるとともに南側地区も開発が1ha以上になれば規制がかかると思うので監視を強めてほしい。 25 △ 現地に2回行き状況を確認するとともに業者にも会っており、住民の悩みは受け止めている。防災対策については、東側地区の開発を許可した県の復元指導を受けて防災計画が提出され、これとは別に南側地区についても市として同様の対応を指導した結果4月15日の防災計画書の提出となっている。業者側は防災工事にも経費がかかりその費用を捻出する必要があるとも言っていたが、市側も足繁く現地に出向き業者に指導を続けており、工事が確実に履行されるよう見届けていきたい。今後の南側地区への残土の搬入は、現状の稜線からはこれ以上の積み上げは難しいと思うが、防災工事の関係で種子の吹き付けを行うため良質の土砂が必要でありこの分の搬入が考えられる。また、隣接した谷の部分が扱われないか懸念され、地権者との接触も検討しているが、状況を注意深く見守りながら関係各課にも集まってもらい効果的な指導ができるよう対応していきたい。 Copyright (c) FUKUOKA CITY, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...