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  1. 福岡市議会 1992-06-09
    平成4年第5委員会 開催日:1992-06-09


    取得元: 福岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-26
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 6月9日 午前10時22分開会      午後0時7分閉会 請願審査  4年請願第12号 都市高速道路1号線の延伸工事に対する諸要望について(早良区百道浜四丁目地区)  本件について審査したが、結論を得るに至らなかった。  はじめに理事者から資料に基づき「都市高速道路建設に関して、百道浜地区住民を対象に福岡九州高速道路公社が2回にわたり事業説明会を行っていたが、理解を得るに至らず本請願とともに質問書が提出されている。その後、質問書に回答を行い、さらに説明会及び現地での説明を行っており、今後とも地元と協議を続けるとともに委員会の意見を聞きながら工事着手の時期を見極めていきたい。また、建設に当たっては、都市高速道路区域内に築堤や植栽等の必要な環境保全対策を講じており、住宅地側の緑道配置等で一体として広い緩衝帯を確保するなど騒音・振動等の環境面に十分配慮した計画で、景観についても、住宅地区の景観を損なわないよう検討がなされている。特に騒音対策については、公害対策基本法第9条の規定に基づき、生活環境を保全し人の健康保護に資するうえで維持されることが望ましい基準昭和46年5月25日に閣議決定されており、その基準によれば住居の用に供される地域のうち2車線を超える車線を有する道路に面する地域では、昼間60ホン以下、朝・夕55ホン以下、夜間50ホン以下となっており、環境保全目標値をクリアするために高欄上に遮音壁を設置することで環境基準は守れるようになっている。都市高速道路1号線の延伸計画では、平成9年度に福重北ランプまでの工事完成を目指しており、今後は沿線住民の理解、協力が得られるよう事業の詳細な説明を行い工事に着手して行きたい。」との考え方等が述べられた。  なお、質疑・意見の概要は次のとおりである。 2 ◯ 昨年6月に本委員会で愛宕ランプヘの計画の変更について説明を受け認識した。高速道路については、百道埋め立てに係る昭和55年頃の説明会では、旧市街地の住民からよかトピア通りではなく海側にもっていくよう要望があった。その後、人工海浜を造るため昭和60年に半地下方式で埋立地の海側に決定された経緯がある。今日まで、百道の埋立事業の変更はめまぐるしい。当地区で戸建住宅を分譲する際に、他都市に誇れるものにしようと緑化協定建築協定がなされており、本市でははじめてのすばらしいことだと認識していた。港湾局の説明では、高速道路平成5年に豊浜ランプにおろして供用開始するとなっていた。旧市街地では、博覧会や花火大会の際、交通は完全にまひしており、なぜ早く整備をしないのか、また愛宕ランプに変更された時点でなぜ旧市街地に説明しなかったのかただしたところ、前土木局長からは港湾局との連絡が不十分であったという謝罪があった。また、愛宕ランプに変更されても半地下方式で来ると思っていたところ、昨年11月の地元説明で位置、高架構造等を知った住民から約束が違うと指摘されたのが発端だと思う。よりよいまちづくりのため、住民側には緑化協定建築協定指導しながら一方で住民への説明が不十分だというのでは納得しがたい。平成2年12月17日の都市計画決定から平成3年11月までの間、計画変更の内容についてなぜ説明をしなかったのか。分譲用パンフレットも、構造変更が決まった時点で内容を改めるべきなのに半地下方式の説明のままで販売が続けられてる。当初からの説明の食い違いや、港湾局都市整備局などの関係局もあり答弁しにくい面もあると思うが、変更決定するまでなぜ説明しなかったのか。 3 △ 都市計画の変更に当たっては、いろいろな角度から検討を加え、関係者とも打ち合わせし、表に出てくるまでには相当な時間がかかり、本件の場合、平成2年5月23日の説明会まで公表できない状況であった。 4 ◯ 都市計画に係る協議はわかるが、高速道路が横を走る戸建住宅地の関係では当局の方からは厳しく緑化協定建築協定等の指導があっており、住宅供給公社等との協議は行われていたのではないか。 5 △ 指摘の都市計画に関する所管は都市整備局で、分譲、協定に関しては住宅供給公社が関係しており、打ち合わせはしていると思うが事跡が残っていない。 6 ◯ そこが行政の壁で、住民への配慮が足りないと思う。都市計画決定の中でこういう問題が起こることは危惧されていた筈だ。その辺が住民には納得できないのではないのか。既に工事は発注されているが、業者の契約履行期限はどうなっているのか。 7 △ 高速道路公社が2月14日の地元説明を踏まえて契約手続に入り、3月23日に入札し、3工区、617.5mを約14億円で発注している。1工区を2業者でベンチャーを組んでいる。工期の問題は当然出てくる。業者側は準備に入っているが、着手してない状況であり、委員会の意見を聞きながら打ち合わせし、業者への措置も考えていく必要があると思う。 8 ◯ 住民の納得いく対応をお願いしたい。また、住民側から提案されたカプセルをかぶせることによる騒音防止策や室見川方向へふくらませたり、あるいは半地下構造への見直しなど検討してほしい。百道地区は人工海浜と背後の市街地の間の高架道路が美しい海浜空間を分断するとの指摘もあった。掘割りの手法も研究し、上部にふたをし駐車場公園等に利用する考え方なども参考にしてもらいたい。 9 △ 5月29日に地元からカプセルをかぶせるなど代案も含めた要望書が出されており、あくまで参考として地元との協議の中で検討していきたい。 10 ◯ 21世紀に向けた道路づくりを考えるとき、本市では本年を環境元年に位置づけており、都市高速道路をつくる上で他市の例や学者の意見等も踏まえ住民が納得いく説明をしてほしい。 11 ◯ 港湾局は人工海浜と松の植栽に30~40億円かけており市民財産とすべきだが、半地下構造の道路で遮られると近くに住む人のためだけの人工海浜となってしまう。道路を地下に入れられるなら入れた方がよいし、愛宕へのカーブを海側にふくらませても良いと思う。一度現地を視察し研究する必要がある。 12 ◯ 最大のネックは、説明会の食い違いだと思う。都市計画決定から住宅の分譲、入居、説明会の動き等を年度別に示した経緯がわかる資料を出してほしい。土木局だけの問題ではなく都市整備局や港湾局との兼ね合いはあるが今日までどのような連携を取ってきたのか。 13 △ 本件に関しては、3局2公社が関係しているが、土木局の機構が変わり高速道路整備を促進するための調整業務を高速道路対策課が行うこととなった。地元からの要望書に対しては土木局で回答を取りまとめており、今後とも土木局が窓口となりたい。 14 ◯ 土木局が窓口となるとのことだが、土木局が責任をもって答弁できるのか。
    15 △ 窓口として取りまとめていきたい。 16 ◯ 土木局と福岡九州高速道路公社との関係で公社に対し、土木局はどんな権限を持っているのか。以前、堅粕の高速道路工事に関してただしたが土木局の権限は及ばなかった。出資しているだけなのか、道路建設、管理監督にまで及ぶのか。 17 △ 事業者はあくまで道路公社で、市は出資団体としてのかかわりをもつ。今回は、工事だけでなくもろもろの市にかかわる計画等の質疑があったため、土木局が出ている経緯はある。公社が独断で進めることは問題があるのでその辺については十分協議していきたい。 18 ◯ 土木局は責任もって取り組むということであり、関係局と連携を取りながら明確な説明をするなどしっかりした対応をしてほしい。百道地区は本市のシンボル的な地区であり、いろんな手法も検討し、住民の提案も参考ということでなく意向を取り入れた前向きの方向で検討するよう要望する。 19 ◯ 市の出資団体として公社は一方的な仕事をすることなく、市と協議しなさいという権限はあるが決定権は公社にあるという説明で、市は公社への窓口ということだが、前期の堅粕の高速道路の例では日照被害等に関する請願が出され公社との交渉高速道路対策課も立ち合ったが未解決のままとなった。これが現在の土木局と公社の関係の実態だと思う。ここから先に進まないのであれば、住民の公社への運動は違った手だてを取らざるを得ない。今回の617.5mの工事で高架及び半地下構造の内訳はどうなっているのか。 20 △ 高架部分329m、盛土部分120m、半地下部分120mとなっている。 21 ◯ 半地下部分120mとはどこになるのか。 22 △ 福岡タワーの前から西方向約70mの地点となる。 23 ◯ 福岡タワーの前はなぜ半地下構造となっているのか。 24 △ この部分は埋め立ての際盛り土しており、その分半地下となっている。 25 ◯ 百道浜の景観を考えて、高架にしたのでは価値がないので半地下構造にしたのではないのか。シーサイド百道は職住接近ということで造成し、造成後は21世紀の新しいまちづくり等に変更していった。ソフトリサーチパークやダイエーツインドームなど雑多なものが寄せ集まったまさに主体のないジグソーパズルの様相を呈している。21世紀の新しいまちづくりということで高架等の説明もなかったので高い金を出して分譲地を購入したのだと思う。タワーの前と違う高架構造物ができるとなれば異議が出るのも当然だ。なぜ半地下から立ち上がって329mを高架にしなければならないのか。 26 △ 福岡タワーの前は都市計画決定では平面道路になっているが、構造について港湾局と協議した中でこの地盤が3mの盛土区間になっていたので結果として半地下の構造となった。その後、福重まで延伸することとなり荒津豊浜線と交差しオーバーハングするため高架にならざるをえず、河川管理者等とも協議し河川管理上影響の少ない形で決定している。 27 ◯ 結果としてではなく、タワーの前は半地下にしたのではないか。福岡大学の前はどうなっているのか。 28 △ 西九州自動車道福岡大学の前約870mは地形が高い所であり、ほとんどをトンネル構造としている。 29 ◯ 福岡タワーの前は高架構造や盛り土にできないため半地下にしたものと思う。高架から荒津豊浜線までどうするか技術的にもっと検討すべきで、今の計画でないとやれないということではないと考える。参考人制度もできており、高速道路公社の関係の理事及び住宅供給公社の理事から販売の状況等も聞きたいので検討してほしい。 30 ◯ 10年程前、海の中道海浜公園線の都市計画決定の際にも、周辺の分譲住宅の住民から、分譲の際に何も説明がなかったということで同じような請願が出たことがある。土木局だけがすべてを背負う形になるが分譲の際の説明がどうだったか明確にしないと今後にまた問題を残す。市で埋め立てた土地が分譲されている訳で内部の連携が悪いとしか言いようがない。当局はユニバのため努力しているが、原点に戻って対応しないとこの種の問題が再発しかねない。 31 ◯ 3月に請願が出されて、その後高速道路公社と土木局間で協議がなされていると思うが、土木局としては公社に強く物申せるのか。そうなら、委員会の意向を強く申し出て変更等について言うべきだと思うが、ユニバの選手村等の関係もある。海外海岸線につくられた道路にすばらしいものもある。それらも参考にし検討方を申し入れてほしい。 32 △ 公社との協議、連携については、愛宕地区についても土木局と公社で説明にあたっているし、今回の5月30日の地元説明にも関係部局が一緒にあたっている。公社と打ち合わせながら地元との協議を進めているが、質問書に回答したにとどまっており、地元の理解を得ておらず今後さらに地元と協議を重ねる中で環境問題等具体的な内容で関係部局一体となって説明を進めていきたい。 33 ◯ 室見川近辺のひとつの顔が海浜であり、河川の関係等もよくよく考えての決定だと思うが、今回の計画決定には反省すべき点はあり、関係局や工期の関係はあるが道路の決定について真剣に検討するのが土木局の仕事であり、できることとできないことをはっきりさせ誠心誠意住民に説明していくよう要望する。 34 ◯ 環境影響評価予測の騒音観測点の選定理由は何か。 35 △ 1号線ルートで福重までの延伸に関わる観測点については、百道浜地区、202号線と交差する所及び福重地区の計3箇所を設定したが、選定理由は主だった所ということで決定している。 36 ◯ 観測地点によっては数値が変化するので、騒音の予測箇所としては、本来一番影響を受けやすい所を選ぶべきではないのか。 37 △ 環境予測には大気、振動等も入っているので公害専門家が観測地点を決めており、その地域代表的な地点で行っている。 38 ◯ 予測の仕方は何か。 39 △ 昭和59年8月に高速道路については環境影響評価を行うことが閣議決定され、昭和60年9月に建設省から技術指針が示されており、それを基に算出している。 40 ◯ 現在供用を開始している部分で計画段階で環境影響予測を行った箇所数及びその数値はどうなっているのか。調査箇所における予測値と実績値の比較及び今までに予測値と実績値が大幅に違って住民から苦情の出ているような場所を資料として提出してほしい。また、供用済みのもので住居地域にかかわる部分は、どのような構造をとっているのか資料で示してほしい。高速道路速度設定と勾配の関係はどうなっているか。 41 △ 地下からの立ち上がり部分は0.3%、高架部分は3%勾配で設計速度を時速60kmとしている。カーブ部分も速度に関係あり、荒津大橋の天神側では5%、それよりきついところでは各ランプ部分が8%勾配で時速40kmの設計速度となっている。 42 ◯ 法的には勾配は何%まで認められているのか。 43 △ 場所によって8%まで認められるが、原則的に5%までとなっている。 44 △ 過去の経緯で住宅分譲の段階に問題があるということであり、全庁的な問題として庁議で関係部局に委員会で強い意見があった旨伝え、連携強化に努めていきたい。また、高速道路建設にかかわる環境問題については、まず住民とひざを突き合わせて説明、協議させていただきたい。住民からの提案については、協議する上での参考とさせていただきたい。 45 ◯ 道路づくりあるいは公社に対する責任土木局にある訳で、もう少し指導性をもって取り組んでほしい。基本的には地下化が当たり前と思うが、事情があってここまできているのだから気合を入れて取り組んでほしい。 Copyright (c) FUKUOKA CITY, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...