勝山市議会 2000-06-19 平成12年 6月定例会(第4号 6月19日)
実は、ここに長尾山開発計画の重大な欠陥があります。 これまで市長は、開発計画の見直しを求める市民の世論や運動と、私の議会での発言などもあり、大口の税金滞納や財政危機のためと、オオタカ保護のために当初計画を大幅に変更されました。
実は、ここに長尾山開発計画の重大な欠陥があります。 これまで市長は、開発計画の見直しを求める市民の世論や運動と、私の議会での発言などもあり、大口の税金滞納や財政危機のためと、オオタカ保護のために当初計画を大幅に変更されました。
市長は、長尾山開発計画は、財政から見て完全に破綻しているとは考えませんか。 議員の中にも「恐竜博物館だけは認めてほしい」と市民に説明された方もいます。恐竜博物館だけなら、来年度事業の大部分は不必要であり、予算の削減ができます。 市長も「財政の体力に合わせて進める」と言われており、来年度以降の事業を凍結する決意はないか、答弁を求めます。
市長は、長尾山開発計画の変更にあたって、どのように市民の理解を得る考えでいるのか、今後の取り組みと進め方について、市長の見解を伺います。 私は、3月議会で、計画変更は大規模になると予想される。しかも、計画変更の原因は環境アセスメントで既に予見できたものである。こんないい加減な計画を作成した業者の責任、それを監理した行政の責任をどう考えるか、と質問しました。
次に、長尾山開発計画の抜本的な見直しについて質問します。 私はこれまで、この開発は、勝山市の財政危機を招く恐れがあることや、自然環境保全が不十分と指摘し、開発計画の見直しを求めてきました。 市長も昨年2月には、法人市民税の滞納なども考慮して、1期事業費を85億円から44億円に削減したり、オオタカ保護対策のために、さらに開発計画を見直すなどされてきました。
長尾山開発計画の見直しについて理事者は、「オオタカ保護や埋蔵文化財調査結果を踏まえて、今年8月ごろまでには変更計画を作成し、9月議会で審議をお願いし、その後、建設省に計画変更の申請手続きをする」と説明しました。 市長も議員もこれまで、恐竜博物館や恐竜エキスポのために1期事業だけは認めてほしい。その後の2期事業は無理をしないと市民に約束していたのではないでしょうか。
まず最初に、長尾山開発特別委員会の審議などで明らかになった、長尾山開発計画におけるオオタカ保護対策の経過を、理事者の答弁から確認しておきます。 まず、長尾山開発の基本計画策定と環境アセスメントにおいて、オオタカ問題がどのように扱われてきたのかという経過です。
長尾山開発における自然環境保護の問題が最近、何回もマスコミで報道され、特にオオタカの営巣木が長尾山開発計画の伐採予定地内にあることが大きな問題になっております。ところが、市長は、今議会の招集あいさつでこの問題に全くふれず、市民に何の意思表明もしませんでした。 私は、市政を預かる行政のトップは、市民が注目している問題で自らの見解を表明することが求められると思います。
同時に、長尾山開発計画は、これまで福井県が示してきた意見や環境庁の保護マニュアルから見ても、自然環境保全が不十分であることを具体的に指摘いたしました。 これに対し市長は「信用してほしい」と言うだけで資料の提出を拒否し、納得できるような答弁ができない状態です。
さきに紹介したオオタカに詳しい専門家の方は、長尾山開発の施設計画を見て「さらに詳しい資料や現地を見なければ断定はできないが、この計画は環境庁の『猛禽類保護の進め方』の内容から見ても疑問であり、専門家がこれを認めたなどとは信じられない」と、「長尾山開発計画とオオタカ保護対策が両立しない可能性が高い」と述べられております。 保護対策の妥当性の議論は、まずしっかりした資料が必要です。
次に、長尾山開発の諸問題についてということでございますが、長尾山開発計画の用地確保も進捗されているが、第1期計画の実施計画についてでございますが、最初に、用地取得状況についてでございますが、7月の臨時議会で議決をいただきました分として、今定例会でおはかりいたしております分をあわせますと、面積では42万6,745平方メートルでございまして、坪では12万9,000坪でございまして、取得額にして8億3,800
そこで私は、こうした土地取得の前提となる長尾山開発計画の根幹にかかわる問題について、特に基本的な市長の考え方に絞って質疑を行いますので、ぜひ市長から、市民の注目にこたえる明快な答弁をされることを期待いたします。 まず最初に、長尾山開発事業にかかわる財政問題について質問します。 今年2月に理事者から、平成16年度までの財政計画を示されました。
昨日の質問でも複数の議員から「短期間にこれだけ多くの署名が集まったことは、長尾山開発計画を市民が納得していないことを示している」旨の指摘がありました。 まず、市長はこの署名を見て、市民は長尾山計画を納得していないと受けとめますか、答弁を求めます。 また、議員から「各地区の説明会などを開いて市民に説明したらどうか」との提案がなされましたが、市長は「広報などで知らせる」という答弁に終始しました。
私は、新たな財政負担の発生という緊急事態に際して、長尾山開発計画の市単事業については凍結し、県立恐竜博物館事業だけを進めるべきだと考えます。 市長は、長尾山開発の市単事業の凍結という政治判断をされますか。 以上、答弁を求めます。 次に、勝山南高校の学級削減の問題について質問します。
一方、長尾山開発計画の中における運動施設の整備につきましては、できるだけ早期の供用を目指して関係各課と協議し、努力してまいりたいと存じますので、なにとぞ御理解を賜りますようにお願いをいたします。 なお、弁天グランドの改修等につきましても、関係課及び関係機関と協議をしながら、御意見に添えるよう、できるだけ早期の対応をしてまいりたいと存じますので、なにとぞよろしくお願いを申し上げます。
さらに、事業の実現性の根拠すら示せない長尾山開発計画は、平成20年になっても目的の運動施設すらできず、結果として将来に取り返しのつかない無駄になるとの指摘を認めますか。また、こうした危険があっても、今の段階で長尾山開発計画を見直すつもりがないのですか。答弁を求めます。 行革問題の第2は、大企業の利益を優先するのか、市民の福祉を優先するのか、という問題です。
さて、ただいま御質問のありました長尾山開発計画の内容についてでございますが、さきの全員協議会で御説明させていただきましたとおり、長尾山開発の基本計画策定にあたりましては、スポーツレクリエーション施設、交流文化機能の集積等を図ることを基本に、開発エリアを「歴史文化ゾーン」「恐竜の森」等6つにゾーニングし、自然環境に十分配慮しながら、全体面積約140ヘクタールを開発区域として定めたところでございます。
次に、長尾山開発計画が、既に当初計画の根幹が崩れてしまっている問題について質問します。 今から5年前に策定された第3次勝山市総合振興計画や長尾山開発基本構想などでは、長尾山開発の主要な目的は、第1に、滞在型観光客を増やして地域経済を活性化するとして長尾山に新たな市街地をつくるということであり、第2に、市民のスポーツ・文化要求にこたえ、若者の定住を目指すことだったのではないでしょうか。
長尾山開発計画は、平成3年に実態調査や基本構想、概算事業費の算定などが行われています。本来ならこの時点で財政的な面から事業の是非を判断すべきです。ところが、事業の実施がなければ無駄になってしまうような測量や基本計画策定などが平成4年から行われてきました。この時期には県の恐竜博物館の構想などは影も形もなかったのです。
学園等の誘致の展望につきましては、長尾山開発計画の中で、大学のキャンパスや研究施設を考えていましたが、その1つの現れが、仮称「県立恐竜博物館」の誘致でありまして、目下その実現に向けて努力しているところでありますので、さらにこれからの情報社会をにらみ、これら学園、研究機関を含むソフト産業は、大変重要な鍵を持つと考え、先ほどの企業誘致とも関連づけまして、誘致に向けて努力する覚悟でございますので、今後なお
恐竜関係につきましては、長尾山開発計画とともに「恐竜の里」として全国に発信いたしました継続事業であります「恐竜文化賞」が完結いたします。現在、500件を超える応募がありまして、いよいよその審査に入るわけでありますが、今から素晴らしい作品を期待いたしている次第であります。そして、これを全国へ広くアピールし、当市のイメージアップを図ることにいたしている次第であります。