福井市議会 2022-09-05 09月05日-02号
河川氾濫をできるだけ防ぐ,減らすための対策として,足羽川ダム建設や堤防強化,河道掘削もされていますが,そのほかにも田んぼダムや森林整備,調整池,校庭貯留,公園貯留などの流域で水をためるための施設整備にも期待がかかります。また,公共施設や民間施設においても雨水貯留施設の設置促進が求められています。
河川氾濫をできるだけ防ぐ,減らすための対策として,足羽川ダム建設や堤防強化,河道掘削もされていますが,そのほかにも田んぼダムや森林整備,調整池,校庭貯留,公園貯留などの流域で水をためるための施設整備にも期待がかかります。また,公共施設や民間施設においても雨水貯留施設の設置促進が求められています。
協議会では,本年3月にダムや遊水地の整備などの基本方針を定めた九頭竜川水系流域治水プロジェクトを策定いたしました。 本市といたしましても,今後は国や県などで構成されている流域関係者とのワーキンググループに参画するとともに,プロジェクトにおける一つ一つの取組を実現していくため,貯留施設等のハード整備や洪水ハザードマップの周知啓発等のソフト対策を積極的に進めてまいります。
流域治水関連法の一つの目玉となったダムの事前放流ですが,事前放流を法的に位置づけてもダムによる治水には限界があり,経験したこともない降雨に対しては,その被害を増大させる危険性すらあります。昨年7月,熊本豪雨で氾濫した球磨川には6基ものダムがあり,事前放流を決めていましたが,実際には事前放流はできませんでした。想定を超える急激な降雨量の増加で,放流が間に合わなかったからです。
洪水被害の軽減の対策として,農地がもともと持っている水を一時的に蓄え流出を抑える機能を高め,大雨による洪水被害を軽減することを目的として,九頭竜川水系流域治水プロジェクトの中でも田んぼダムが挙げられております。 本市では,平成27年度から平成30年度までに上文殊地区において約100ヘクタールの田んぼダムの整備を行っております。
先月,足羽川ダムの本体建設工事が始まりました。平成16年の福井豪雨では足羽川の堤防が決壊し,市内に甚大な被害をもたらしましたが,その後,国,県と共に様々な防災・減災対策を講じてまいりました。足羽川ダムの建設は,流域に住む私たちの生命と財産を守る大切な事業であり,一日も早い完成を願っているところです。
もし,福井豪雨の際にダムがあればと悔やまれるばかりではあります。昨今の気候変動による異常気象において,いつ何どき,また私たちの安全・安心な生活を脅かす水害が起こるかもしれないと心配ではありますが,足羽川ダムは2026年度完成予定とされております。 そこで,足羽川ダムについて質問いたします。
本市においては,これまで河川改修や雨水対策などのハード対策のほか,ハザードマップの策定や雨水タンク,止水板設置への費用補助,防災気象情報メール,防災行政無線などを通じた災害情報の発信,出前講座による防災教育,田んぼダムの整備など様々な水害対策を講じてまいりました。
しかしながら,足羽川につきましては,現在上流部において洪水調節を行う足羽川ダムの建設工事が進められており,足羽川や河川緑地などの利活用環境が十分に整っているとは言い難い状況にございます。 加えて,福井市文化会館整備基本計画においては,東公園が新たな文化会館の建設予定地となっており,再整備に当たっては,財政再建計画によって先送りとなっている新文化会館の整備も影響いたします。
さて,台風第19号では,ダムのある上流だけではなく,至るところで激しい雨が降り,甚大な被害につながりました。しかし,国の河川整備関連予算はダム建設に偏り,堤防整備など河川改修の予算は減らされています。市民の安全を考えれば,ダム偏重ではなく,河川改修を含めた総合的な対策が重要です。河川改修の予算こそ増額することを国に求めるべきではないでしょうか。
治水は,水害や土砂災害から私たちの生命や財産を守る方策であり,ダムや堤防,河川の整備などがあります。本市を流れる三大河川である九頭竜川,日野川,足羽川では,これまでにダムを初め堤防や河川の整備がなされてきました。そんな中,ダムが整備されていなかった足羽川においても,一度消滅しかけていた足羽川ダムの建設計画が福井豪雨を契機として復活し,平成26年度には着工式も挙行されました。
老朽化した下水ポンプ場の建てかえや,必要な道路整備,河川改修,大雪に対応できる財政支援などの課題は重要ですし,財源確保のための要望活動は必要と考えますが,北陸新幹線,足羽川ダム,福井駅周辺の整備や市街地再開発事業など,大型事業を重要課題としていることは問題です。 北陸新幹線は,敦賀での乗りかえで不便になることも含め,市民の理解が得られているとは言えません。
本市におきましても,国の各種支援制度も活用しながら,県都として県外への人口流出を食いとめるダム的役割を果たせるよう対応を検討してまいりたいと考えています。 (商工労働部長 港道則男君 登壇) ◎商工労働部長(港道則男君) 持続可能な自治体運営のうち,雇用と企業誘致についてお答えします。
要望事項のうち,福井市の道路,河川,砂防,大雪対策等,市民の要求に基づいたものは賛成ですが,北陸新幹線整備促進や足羽川ダムの建設促進に関するものについては反対です。 北陸新幹線建設については,一般質問でも指摘しましたように,フリーゲージトレインの技術も安全性も確保できない状況です。多額の経費を投入しながらも九州新幹線長崎ルート同様,北陸新幹線においても断念せざるを得ないことは明らかです。
今後の対応といたしましては,荒川上流において県が計画している流出抑制のための新たな遊水地の整備や足羽川との合流部における排水ポンプの能力増強とともに,長期的には足羽川の洪水調節を行う足羽川ダムの早期整備について,国及び県に強く要望してまいります。 また,日野川につきましては,支川である江端川流域の文殊地区や清明地区,木田地区などの一部で道路冠水を確認し,通行どめを5カ所行いました。
要望事項のうち,福井市の道路や河川,砂防等市民の要望に基づいたものは賛成ですが,北陸新幹線建設促進や,足羽川ダムの建設促進に関するものについては反対です。 北陸新幹線については,フリーゲージトレインの開発が難航しており,このほどJR九州が九州新幹線長崎ルートへの導入見送りを検討していると報道されました。
一方,全国ではダム湖やその周辺を整備し活性化している事例がたくさんございまして,殿下地区の行動力を持って取り組みを進めていくに当たり,この課題を克服し魅力ある福井を創造するということを大きな目標と掲げているということでございますので,ぜひとも御協力いただきたいということでございます。どのようにして取り組むことがよいのか,御助言も含めまして御所見をお尋ねしたいと思います。
ここで,本市も市町村合併により山間部を多く抱える中で,私の地元である東郷地区,また近隣に位置する一乗地区,上文殊地区に目を向けますと,集落背後にある急傾斜地等の崩壊を防止するための対策工事や,土砂流出を防ぐ砂防ダムに関する工事の取り組みをしてほしいという声が高まっております。
要望事項のうち,福井市の道路や河川の改修などについて要望することは賛成ですが,北陸新幹線建設や,足羽川ダムの建設促進を行うことについては反対です。 北陸新幹線建設については,3年前倒しで2022年の敦賀開業を目指すことにしたため,フリーゲージトレインの開発が間に合わないとJR西日本が発表し,敦賀駅での乗りかえが必要となり,利便性が悪くなる上に料金も高くなるという事態になっています。
福井市の道路や河川の改修について予算要望を行うことは賛成ですが,要望事項に北陸新幹線建設や福井駅先行開業,足羽川ダムの建設促進を掲げていることについては反対です。
それから,水害対策については,国の事業である日野川五大引堤の完成ですとか,足羽川ダムの建設促進など,大きな課題への対応が着々と進んでおりますけれども,本市におきましても,雨水貯留管の整備を初め,河川改修などに取り組んでおります。