振興課長池野弘一総務課長反田志郎建設課長川尻孝司総合政策課長治面地紀知生活環境課長堀口 豊税務課長福尾嘉恭電子情報課長小野正人名田庄総合事務所長
管理課長小西克信学校教育課長齊藤忠雄生涯
学習課長奥 治房住民福祉課長中嶌幸子会計管理者
会計課長谷口光輝保健医療課長内藤早百合議事日程別紙のとおり会議に付した事件別紙のとおり会議の
経過別紙のとおり 平成30年第3回おおい
町議会定例会議事日程(第3号) 平成30年6月26日(火曜) 午前9時
開議日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 議案第35号 おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正について日程第3 議案第36号から日程 第7議案第40号まで(5件)日程第3 議案第36号 平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)日程第4 議案第37号 平成30年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)日程第5 議案第38号 平成30年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第6 議案第39号 平成30年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第7 議案第40号 平成30年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第8 議案第41号
工事請負変更契約の締結について(
排水改善施設整備工事)日程第9 議案第36号から日程 第10議案第37号まで(2件)日程第9 議案第42号
工事請負契約の締結について(
光ケーブル加入者引込等工事(
名田庄地域))日程第10 議案第43号
工事請負契約の締結について(
告知放送機器等整備工事)日程第11 陳情第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する
陳情日程第12
議員派遣報告および
議員派遣 平成30年第3回おおい
町議会定例会議事日程(第3号の追加1) 平成30年6月26日(火曜) 午前9時
開議追加日程第1 発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書について 午前9時30分 開議
○議長(
浜上雄一君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
浜上雄一君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第125条の規定により議長において4番
藤原義隆君、5番辻徹君を指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2 議案第35号 おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正について
○議長(
浜上雄一君) 日程第2、議案第35号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長尾谷和枝君。
◆6番(
尾谷和枝君) ただいま議題となりました議案第35号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る6月8日に当
総務常任委員会に付託され、6月14日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 質疑、今回改正するまでの
対象家庭に対する
運用方法は。答弁、これまで
当該対象となる家庭は確認されず相談もなかったため、当該案件はなかったと認識している。 質疑、町には、
母子家庭と
父子家庭に対する条例があるが、今回の改正で不利益となる子供はカバーできるのか。答弁、ひとり親に対する助成は、
母子家庭、
父子家庭それぞれの条例により助成している。今回、
対象範囲を広げ、
母子家庭にも
父子家庭にも該当しない家庭の児童で
助成対象とすべき者を
母子家庭の中に規定し、その児童の医療費を助成するというものである。 質疑、おおい町の住民である確認ができないと
助成対象とならないのか。答弁、
母子家庭については、母と児童それぞれ町に住所があることが要件となる。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第35号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第35号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第35号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前9時35分)
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△日程第3 議案第36号 平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)
△日程第4 議案第37号 平成30年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第5 議案第38号 平成30年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第6 議案第39号 平成30年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第7 議案第40号 平成30年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
浜上雄一君) 日程第3、議案第36号平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)から日程第7、議案第40号平成30年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの5議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長森口精治君。
◆7番(
森口精治君) ただいま議題となりました議案第36号平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)外4議案につきまして、
予算決算常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る6月8日の本会議におきまして
提案理由の説明を受けた後、当
予算決算常任委員会に付託され、6月8日と11日の2日間にわたり、各所管課からの
詳細説明と質疑応答を経て、討論、採決を行ったものであります。
補正予算の概要につきましては、町長から
提案理由の説明がなされていますので省略いたします。 それでは、審査結果においてなされました質疑並びに答弁の主なものについて御報告申し上げます。 質疑、おおい町の公用車の買いかえ基準は。答弁、公用車の更新基準は、軽自動車が8年で
走行距離が8万キロ、
普通乗用車が12年で
走行距離が12万キロという基準を設けて運用している。なお、町長車についてはこの基準を適用していない。 質疑、平成34年度に
役場庁舎3階の
内装工事を行う計画だが、議場の
バリアフリー化の検討時期は。答弁、
役場庁舎3階の内装
設計を行うときにあわせて検討する予定で、
内装工事と同時に
バリアフリー化を行うか
施工方法についてもあわせて検討する。 質疑、
バス対策事業で
再編検討業務を計画しているが、
公共交通会議で検討したことを再度改めて委託して内容を検討するのか。答弁、
公共交通会議ではこれまで
路線バスなどを中心に検討していたが、今後の
バス対策も含め、現況把握や課題整理及び
デマンド交通システムの
導入方法についても検討する。 質疑、
公共交通事業の抜本的な再編などの改革の検討はいつごろまでに行うのか。答弁、今年度から再編についての
検討業務を行うが、直ちにバスを廃止したり
デマンドバスや
デマンドタクシーを運用するということにはならない。
調査計画に1年はかかると思うため、早くても平成32年度に計画を策定することになると思っている。 質疑、
空き家対策協議会では、年間に何回会議をしてどのような議論がなされたのか。今回、
空家特措法関連で委員会を設置するが、その目的は。答弁、
空き家対策検討会を平成28年度に立ち上げ2カ年かけて4回開催してきたが、法的な位置づけのものではなく、今後の
空き家対策に対して現状の把握と進め方についての検討を行い、この3月に
空き家対策の
基本方針を取りまとめた。ここでは、
当事者意識の醸成や空き家の利活用、空き家の解消及び地域の連携などの項目について報告を行い、検討会を終了した。今後は、町がより具体的に実行するかについて検討を行うため、法に基づく協議会を設置し、
空き家対策事業を進めていく計画としている。 質疑、移住のお
試し住宅を新たに改修して開設するが、築40年弱の普通の住宅ではほとんど利用がないのではないか。近畿大学との包括連携なども始まることから、学生のセミナーハウス的な利用も考えていくべきではないか。答弁、学生の利用につきましては、やまぼうしを利用しているが、ここでも同じように利用できるか検討していきたい。今後、学生をおおい町に呼び込むため、移住の
体験施設という意味も含めて積極的に検討していきたいと思っており、都会の
移住フェア等でPRする場合に、ガイドブックの作成や視察旅費の支援もあわせて都会の
移住希望者の方にPRし、この2つ目のお
試し住宅も含め
利用促進につながるように努めていきたい。 質疑、健診代などでは、妊婦等の
医療費助成の制度では対象にならないのか。答弁、妊婦健診については、既に受診券という形で無料として14回分を発行している。なお、
医療費助成については
保険適用分を助成する。 質疑、あっとほ~むいきいき館の大
規模改修では、
重油ボイラーをエコキュートに変える計画になっている。このような規模の
温浴施設でエコキュートにすることについて、費用対効果の検討はなされたのか。答弁、安全性の面から電気式への変更を計画しており、費用的にはメンテナンスや重油代との比較で年間200万円程度軽減できると試算している。 質疑、米の
品質向上対策事業で行う秋起こしに対する助成は、町独自の事業なのか。答弁、この事業はおおい町独自の政策である。 質疑、さぶり川公園の
施設改修は、風呂をなくして男女別の
シャワー室ができるのか。答弁、
トレーニング機器の更新により
女性利用者もふえてきているが、この施設に
女性更衣室がないことや
維持管理費用の面から、現在の浴室部分を男女別の更衣室と
シャワー室に改装する。 質疑、おおしま村において、収益性の高い
自然農業の
果樹栽培等ハウス6棟をつくり
特産品栽培に取り組むが、そこで栽培する作物の種類は。答弁、おおしま村の
果樹栽培用ハウスの
栽培計画作物は、サクランボ、ブドウ、
マンゴー等となっているが、また
露地栽培でこれまでから栽培している
ホワイトコーン、白菜、枝豆、タマネギ、レモン、ライム及び水稲もこれから作付される。 質疑、
放棄地対策としての養蜂について、空中散布する薬剤により大量に死んだりいなくなることが報告されている。
ミツバチは2キロぐらいの半径で動くと言われており適地というのは非常に狭くなるが、町の考えは。答弁、
ミツバチの
生息調査を行い、適地等々を検討していきたいと考えている。 質疑、藻場の造成を行っているが、いそ焼けの問題がある。現在、実施している
藻場造成による
定着状況は。答弁、平成15年度から
大島地区において藻場の造成を行っており、これまでに合計1万4,400平方メートル程度整備している。
状況調査の結果は、
生育状況を5段階に評価する中で、5段階のうち一番よい
生育状況の5と2番目の4と判定されるものがほとんどで、それ以下の
生育状況の部分は全体面積の約5%の以下となっている。 質疑、
企業振興対策事業で、
農村地域産業導入実施計画策定事業の説明があったが、これは町が計画している
産業団地造成との関連はあるのか。答弁、
産業団地を計画している
佐分利地域が
農業振興地域となっているため、農振、農用地の規制を外すためにこういった
計画策定が必要となった。 質疑、福谷峠の旧
坂本高浜線道路は、登山道として指定されているのか。答弁、
登山道整備計画では、旧
坂本高浜線道路でなく西の鯖街道として、山中にある人が歩けるだけの山道を整備するもの。西の
鯖街道関係で注目を集めており、山道を安全に歩けるように整備する。 質疑、頭巾山から八ヶ峰に向かう登山道について、現況と
整備範囲についてはどのような状況か。また、登山道に係る土地は国有地か民地か。答弁、山道は、ほぼ民地と思っている。全ての確認はできていないが、土地に入る際や整備する際には所有者に連絡をとってから行うこととなる。現状の登山道は崩落箇所が何カ所もあり、登りにくいところや急な斜面のところには金属製の鎖、安全柵、はしご的なものの設置が必要と考えている。また、
安全標識や自生している草花の案内表示などの設置も考えている。 質疑、
頭巾山旅行村に
グラウンドゴルフ場の計画があるが、どのようなコースを想定して
設計するのか。答弁、
頭巾山旅行村の
グラウンドゴルフ場は、
グラウンドゴルフ協会の方々と話をして、平らなコースではなく今あるものを使い、自然を生かした景観を損ねないものを考えている。 質疑、
大津呂橋について、この橋の修理の重要度についてどのような状況なのか。答弁、
大津呂橋は平成23年に1度点検を行い、調査の結果、支承部分が大変劣化していることから補修について緊急性があるため改修の対象としている。 質疑、
清掃センター焼却灰の
最終処分場はどこか。また、
浄化センターの汚泥肥料についての活用はどのようになされているのか。答弁、
清掃センターの焼却灰は、大島のえこあいらんどで処分している。また、
浄化センターの汚泥については、乾燥し肥料として住民に配布している。現在、この肥料は全て配布済みで在庫はない。 質疑、
簡易水道事業で行う
本郷地区上水道の
濁り水対策について、今回計上している対策で十分と考えているか。答弁、今回2つの事業で
濁り水対策を計上しているが、対策には原因を調査し一つ一つ改善していく必要がある。そのほか、
水道管洗浄業務も
濁り水対策の一つとして計画している。 質疑、
本郷地区において、住宅110区画分の
光ケーブルを引く計画となっているが、その区画は
民間事業者の計画で建築予定があるのか。答弁、今すぐに110戸の住宅が建つものではないが、想定される
住宅建設を見込み、計画している。現状の予備線が1芯となっており今後この
ルート近郊で需要があった場合に対応できないことや、その都度ケーブルを引くとロスが大きく費用が高額となることから、あらかじめ先行投資として
光ケーブルを用意しておくものとなっている。 質疑、
大飯図書館・史料館において雨漏りのため
設計予算を計上しているが、
改修施工時期はいつごろの予定となっているのか。早く補修しないとますます悪化すると考えられるが。答弁、
町有施設全体の
長寿命化計画が必要となっており、平成31、32年度で町内の施設全体を計画していくという計画となっている。
大飯図書館・史料館については、指摘のとおり相当傷みが激しく雨漏りも発生したため個別に対応していたが、前倒しの
施設修繕を計画し、平成31年度以降に工事を進めたいと考えている。 質疑、
ふるさと交流センターの
トイレ改修を行うが、
車椅子利用などの
バリアフリーなどに配慮した工事を行うのか。答弁、施設の
バリアフリー化については、トイレの進入路への支障がないように考慮したものと考えているが、施設全体の具体的な計画はないため今後検討したい。 質疑、一滴文庫の土地収得に伴い
カヤぶきの建物も取得するが、相当傷んでいる。これも今後修復する計画なのか。答弁、景観などを配慮すると、今後
カヤぶきの形での改修を目指して
設計することを考えている。 質疑、
名田庄総合事務所の
周辺整備の報告書が提出されたが、書かれたことを全て受け入れて基本
設計を行うのか。その前に、
行政サービスの低下について議論しなければならないのではないか。
名田庄地域の
住民感情や合併当初の約束事が無視されることになるのか。答弁、
あり方検討会では、参画していただいた方からそれぞれの立場でさまざまな意見が出され、その結果について報告を受けた。
あり方検討会は決定する場ではなく、さまざまな立場の方からの意見を聞いて行政に報告されたものであり、2年をかけて検討、議論した中での一定の方向性であり、重く受けとめながら予算的なものや地区の
住民感情などを精査する必要があると思っている。今回行うことはそれらの意見を踏まえて、その方策により業務に支障を及ぼすことがないか、窓口としての業務を行う場合に住民の皆様に不便をかけないかなどを検討するものとなっている。 質疑、養蜂研究やおおしま村の補助金について、
行政主導型農業の構築に見える。ハウスや大規模な
農業機械の
補助事業には、農業者が意欲を持ってもうかるような新しい
事業展開に対する
補助金体制になっていないのではないか。補助の後、何年かすると廃業というようなことになる危険性はないのか。答弁、そのような危惧があることは事実である。日本の農業のあり方について全国的に議論されており、もうける農業のモデルを考えていかなければならない。自主的に民間の皆さん方が価値基準をいま一度見直しながら、その方向性について機運の醸成やさまざまな機会を通じた議論あるいは指導、研修等々が必要であり、そこに至るまでの期間しっかりと支える必要があると思っている。 質疑、
住民参加型の
まちづくりで、元気な
まちづくり支援事業補助金や
まちづくりチャレンジ事業などさまざまな申請が町民だけではできないこともある。行政の応援や一緒に動くための指導やアドバイスなどの後押しがないと計画がうまくいかないと考える。町民の意見に乗ってさらに大きなものにするような意気込みが役場側にも必要と思うが、これからの活動について考え方は。答弁、
助成制度があるだけで
住民活動が高揚していくとは思わない。一方、住民を巻き込んで一緒に活動していく部分が町内の中で発展途上にあると思う。一方、独立独歩に一生懸命取り組みをしているさまざまなグループもあるかと思うので、総合的に勘案しながら
住民活動を高揚するように取り組む必要があると思っている。 以上のほか、質疑は各議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 その後、議案第36号平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し議案第36号に対する採決を行った結果、賛成11の起立多数により議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第37号平成30年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第37号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第38号平成30年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第38号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号平成30年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第39号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号平成30年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第40号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより一括して討論を行います。 議案第36号について討論の通告がありますので、発言を許します。 14番猿橋巧君。
◆14番(猿橋巧君) 私は、議案第36
号一般会計補正予算(第1号)に反対の立場で討論を行います。 歳入について、1つは昨年より4億円ばかりの減額をしていますが、全予算の58%にも占める
原子力関連予算という点にあります。特に、大
規模償却資産税は、確実に年度を過ぎる中で減じます。
電源立地対策交付金も1、2号機の廃炉に伴い減額いたしますし、さらに廃炉に伴う新しい補助金も10年期間で、各年度に応じた率も1年目から既に0.8で最終は0.2になるものです。
地方交付税の増嵩も頭打ちで相殺されるなど、将来的に安定しているとは言えません。これら財源の主なものに
原発関連に依存する体質を脱する努力が見えていません。県税の
核燃料税も同様の流れでございます。 国の
エネルギー政策で原発を受け入れてきたのですから、当然
エネルギーの転換を進めるのなら
立地自治体に対する財政援助は必要なことは、私たちも求めているところであります。石炭に関して
産炭地域振興臨時特別措置法の例もあるように、自治体の財源や
産業構造等の交換を促す特措法を要求することもあわせて申し上げます。 歳出について、福祉や
教育向上の施策も行い、一定の評価の点もあります。それに増して、幾つかの点で問題を申し上げます。 第1に、
若狭広域行政事務組合への2つの負担金が1,307万円計上されております。
ごみ焼却場も火葬場も
不燃物埋立場にしても、本町が参加しても大きなメリットは見られません。各自治体への負担金、
建設分担金の増大や
ごみ焼却場等で本町の住民に負担を負わせる危険性が増大してくるのであります。現存の
清掃センターは、今年24年目や12年目の施設を改修いたします。今後、これらの施設は同様年数使用できると考えると、本町が参加する意味もなくなると思います。身の丈に合った本町独自の政策を進めるべきであり、
若狭広域事務組合が進める高浜町和田水明での
焼却場建設計画から脱会するなど方針が何もありません。無理な計画等に参加を前提にする姿勢に反対を申し上げます。 第2に、県立施設こども家族館事業に1億187万円も充当する予算ですが、従来から本町が指定管理を受けているのに毎年県より人件費、事業に対して補助金がありません。ことしの開館10周年記念に対しても何ら対応されていないのは、本町の怠慢と言わないでしょうか。 第3に、なりわいとしての専業農家を育てない方針の養蜂研究事業や、収益性の高い農業経営確立支援補助金事業は、その内容や今日までの何年かの実績経過が反映されていないと言えます。ハウスや
農業機械補助を進めるのは
行政主導型農業であり、これまでの経験を十分に生かすべきと考えます。事業拡大が進まない梅生産事業や、今までシイタケ生産のみになったキノコ事業等の事例が見られるのであります。 第4に、うみんぴあ大飯チャレンジショップ等の計画に4,680万円、100%国予算を投入して行いますが、その補助金充当は、その目的が再生可能
エネルギー開発や原発廃炉に伴う自治体の
エネルギー構造の転換によって将来の産業構造を再構築するためにあるのに、拡大解釈でもって商業施設の電気料金軽減等に使用するための予算確保と見えてなりません。 私も、うみんぴあ大飯の空地開発に商業施設を考えることには反対ではありませんが、この事業に対しては他の財源と開発計画を導入する必要があるのではないでしょうか。本町においても、小水力発電を砂防ダムを利用する取り組みや太陽光発電の市民ソーラーの利益を町特産品を出資者や協力者などに充当する団体などが動いています。これらは、地域と町民生活を活性化したいという思いから出発しております。このような発想こそが、この補助金の本旨ではないでしょうか。補助金があるから商業施設へと間に合わせ的な
事業展開は、本格的な再生可能
エネルギーの事業化による町民福祉の向上には不向きと言わざるを得ません。 最後に、橋の改修工事や林道災害復旧工事などでは、二重投資や過去に幾度も災害発生に至る工事等は今後の事業導入に向けて抜本的とは思えません。十分な方策が必要ではあります。 以上、歳入歳出の主な予算、事業を申し上げまして、議案第36
号一般会計補正予算(第1号)への私の反対討論といたします。
○議長(
浜上雄一君) 6番
尾谷和枝君。
◆6番(
尾谷和枝君) 私は、今議会に上程されております平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)に対し賛成の立場から討論を行います。 今回の
補正予算では、中塚町長就任後の肉づけ予算として、今定例会で示された町長の所信表明に基づき、総額17億5,729万円の
補正予算が提案されました。 町長の公約でもある、みんなが主役の
まちづくり、こども・子育て応援日本一、わかさチャレンジ応援日本一を具体化するための予算が盛り込まれています。 参加型
まちづくりとして元気な
まちづくり支援事業補助金、
まちづくりチャレンジ事業、地域活動支援事業や学生連携など
まちづくり事業が充実し、町の重要な産業の育成としては農林水産業に対する支援や施設整備、ブランド力の推進また担い手育成などに対する事業、起業・創業支援事業としてチャレンジショップ計画や
産業団地計画が盛り込まれました。 また、町単独事業として、妊産婦等
医療費助成事業は県内初でインパクトが強く、昨年から実施されている第2子以降保育料無料化事業に続いて、子育て応援の町としてのイメージ獲得に大きな役割を果たすものと賛同し、あわせて町のPR力の向上にも期待するところです。 町民の生活の質と向上を図るための予算としても、防災、道路、橋梁の補修や山林維持管理など多岐にわたってバランスよく盛り込まれていると思います。全体的に見ると、堅実な中にも中塚カラーが出てきた印象です。 さらに、歳入の財源として、国や県の事業採択や補助金獲得に向けた努力がうかがえること、また予算の説明資料に加え参考資料として事業ごとの説明が丁寧でわかりやすく提示されている姿勢も高く評価いたします。 しかしながら、大飯
原子力発電所1、2号機の廃炉決定に伴い、今後の歳入財源減少に対する危惧がありますが、施政方針では、国や県に対して引き続き要請活動などを行い、新たな産業の掘り起こしなども含め町にとって不利益とならないよう最大の努力をされると示されたことで、全町一丸となって乗り越えられるものと期待するところでございます。 以上のようなことから、平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)に対し賛成いたします。
○議長(
浜上雄一君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) これで討論を終了いたします。 これより議案第36号平成30年度おおい
町一般会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第36号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 12-1 午前10時09分)
○議長(
浜上雄一君) 次に、議案第37号平成30年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第37号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時09分)
○議長(
浜上雄一君) 次に、議案第38号平成30年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第38号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時10分)
○議長(
浜上雄一君) 次に、議案第39号平成30年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第39号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時11分)
○議長(
浜上雄一君) 次に、議案第40号平成30年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第40号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時11分)
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△日程第8 議案第41号
工事請負変更契約の締結について(
排水改善施設整備工事)
○議長(
浜上雄一君) 日程第8、議案第41号
工事請負変更契約の締結について(
排水改善施設整備工事)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長
猿橋啓一君。
◆8番(
猿橋啓一君) ただいま議題となりました議案第41号
工事請負変更契約の締結について(
排水改善施設整備工事)につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る6月8日に当産業建設常任委員会に付託され、6月14日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 質疑、樋門の鋼矢板については、別の擁壁があったものを鋼矢板に変えることなどにより費用が増加するのか。答弁、この部分は土の中となり現地確認は不可能な状態であったが、上流側に鋼矢板護岸を確認したため、
設計上は鋼矢板があるものとして
設計していた。掘削した結果、コンクリート横矢板を確認したが、耐荷重や遮水機能が不足することから鋼矢板を打ち込むことにしたため増額となる。 質疑、遊水地について、通常時の管理方法と構造はどのようになっているのか。答弁、遊水地は砂利舗装による仕上げとなる。降水時は雨水が上流側から遊水地に集水するが、大雨時は一旦遊水地で受けとめる構造となっており、そこから水路に排水しポンプで強制排水する仕組みとなっている。 質疑、遊水地に新たに設置する暗渠排水は必要なものか。答弁、載荷盛り土による圧密沈下により固まった粘土層から上層部分は、上流側農地からの表層水が滞留する。この表層水を処理するため、暗渠排水を設置するもの。 質疑、秋には完成するとしているが、台風等を考えると早期完成が望まれる。今後、工期的に変更が発生することはあるのか。答弁、工期は9月14日で変わらないが、ポンプは試運転等が必要であるため、7月中旬からテストを行う予定となっている。テスト中の排水機能は今までと同じであるため、これまでどおり大雨や台風時には非常用ポンプを設置して対応する体制となっている。 以上のほか、質疑は各議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第41号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 なお、当議案の委員会審議においては、私こと委員長欠席のため、
委員長報告の質疑に対する答弁は副委員長に行わせます。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第41号
工事請負変更契約の締結について(
排水改善施設整備工事)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第41号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君)
起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時17分)
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△日程第9 議案第42号
工事請負契約の締結について(
光ケーブル加入者引込等工事(
名田庄地域))
△日程第10 議案第43号
工事請負契約の締結について(
告知放送機器等整備工事)
○議長(
浜上雄一君) 日程第9、議案第42号
工事請負契約の締結について(
光ケーブル加入者引込等工事(
名田庄地域))及び日程第10、議案第43号
工事請負契約の締結について(
告知放送機器等整備工事)の2議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長尾谷和枝君。
◆6番(
尾谷和枝君) ただいま議題となりました議案第42号及び議案第43号の2議案につきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これらの議案は全て、去る6月8日に当
総務常任委員会に付託され、6月14日に所管課からの
詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、各議案の審査の結果につきまして御報告いたします。 初めに、議案第42号
工事請負契約の締結について(
光ケーブル加入者引込等工事(
名田庄地域))につきまして質疑の概要を申し上げます。 質疑、施工件数が980件となっているが、工期中に三重の分譲地などに新築住宅の増加が見込まれた場合でも契約金額は変わらないのか。また、1件当たりの
単価を設定して精算するのか。答弁、今回契約した980戸分については、6月1日現在で住民登録のある世帯が896世帯分と公共施設を含め、新規
住宅建設も見込んだ980戸の計画としている。また、今回の工事に係る1件当たりの工事費
単価は16万3,000円として、31年度以降に新規に建築される住宅等については随時受け付け、その都度この
単価で工事を行うことになる。 質疑、現在宅内に設置されており交換される既存機器の撤去は、屋内工事費の中に見込んでいるのか。答弁、更新作業において、テレビ用保安器を撤去した後にテレビ用回線終端装置を設置する関係で、ケーブルモデムの撤去と同じく宅内工事に撤去費用を計上している。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第42号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第43号
工事請負契約の締結について(
告知放送機器等整備工事)につきまして質疑の概要を申し上げます。 質疑、
告知放送機器等整備工事は30年度、31年度2カ年の施工となっているが、本年度の施工範囲は。答弁、30年度は、NTT西日本の福井情報通信センターに設置している町のFTTH用大飯地区告知放送サーバーを全町FTTH対応の告知放送サーバーに更新するための機器製作を行う。31年度は、
名田庄地域の
光ケーブル更新に伴う告知放送の切りかえにより全町FTTH対応の告知放送サーバーに切りかえるための調整に係る
労務費となっている。 質疑、現在の
名田庄地域に配線しているHFC用の同軸ケーブルや
光ケーブルの撤去は順次行っていくのか、または全部完成してから一挙に撤去するのか。答弁、名田庄CATV網のHFC幹線の同軸及び
光ケーブルについては、引き込み工事後32年度に撤去する計画としている。 質疑、住民は、使い勝手など何か変わることがあるのか。答弁、町民の使用方法等に変わることはないが、大飯地域と
名田庄地域において放送に1秒程度の時間差があったことが改善する。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第43号は
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、議案第42号及び議案第43号の2議案につきまして御報告申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 3番早川君。
◆3番(早川正己君) 今、御報告の議案第42号それから第43号、2議案とも契約案件ですけども、42号が契約金額1億6,005万6,000円、それから43号が7,560万円と非常に高額であります。委員会で私、傍聴席へおりましたので聞いておりましたけれども、ずうと質疑がなかったのでお聞きしますけども、この高額な契約が地方自治法何条でしたっけ、167条の随意契約にうたっておりますように、競争入札をせずに随意契約となった理由について、もし委員長が御存じであればお答え願います。
○議長(
浜上雄一君) 6番尾谷君。
◆6番(
尾谷和枝君) ただいま、早川議員の質問にお答えいたします。
委員長報告に対する質疑ということですので、そういった質問があったかなかったかというお答えになりますけれども、当日その随意契約になったのはどうしてかというような質問はございませんでした。さっきおっしゃいましたように、傍聴席に早川議員いらっしゃいましたので、今後はそういった質問がもしある場合には委員外議員の質問も受け付けておりますので、ぜひ活発な質問をしていただくように次回からお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
浜上雄一君) 早川君。
◆3番(早川正己君) 契約案件でして、非常に大事なことです。私、傍聴席おりましたので質問はできませんでしたけれども、このことについて報告にはありませんでした。しかし、委員長は御存じなのかどうかという最後の質問をしましたけども、それについて再度お伺いします。
○議長(
浜上雄一君) 尾谷君。
◆6番(
尾谷和枝君) お尋ねの件でございますが、
委員長報告に対する質疑ですので、当日のその質問があったかなかったかということでございます。内容に対してのお答えする場所ではございませんので、当日はそういった質問はございませんでした。 以上です。
○議長(
浜上雄一君) 早川君。
◆3番(早川正己君) わかりました。堂々めぐりになります。御存じないということで理解しました。 以上で質問を終わります。
○議長(
浜上雄一君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 以上で質疑を終了いたします。 これより一括して討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第42号
工事請負契約の締結について(
光ケーブル加入者引込等工事(
名田庄地域))を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第42号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 12-1 午前10時27分)
○議長(
浜上雄一君) 次に、議案第43号
工事請負契約の締結について(
告知放送機器等整備工事)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第43号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 12-1 午前10時28分)
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△日程第11 陳情第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する陳情
○議長(
浜上雄一君) 日程第11、陳情第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する陳情を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 原子力発電対策特別委員長中本茂君。
◆13番(中本茂君) ただいま議題となりました陳情第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する陳情につきまして、原子力発電対策特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情は、去る6月8日に当原子力発電対策特別委員会に付託され、6月13日に各委員からの意見を聞き、同日、採決いたしたものであります。 この陳情第1号につきましては、一般社団法人原子力国民会議代表理事宮健三から提出されたもので、原子力規制行政をなお一層充実させ、原子力に対する国民の理解を広く促しながら明るい日本の未来を築いていくことを求めるため、政府関係機関に対し意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では活発な議論がなされ、委員からは、日本の
エネルギー計画において原子力発電は重要なベースロード電源の位置づけで、2030年度に20%から22%を目標に原子力行政を進めているもので、これを実現するには
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設や
リプレースを明記することが重要であり、陳情の趣旨は理解できるとの意見がありました。また、福島第一原発の事故を考慮すると、再稼働や運転延長に係る審査を緩和し再稼働を推進するような規制委員会に変えることを求めるこのような意見書を提出するのは時期尚早であるという意見や、今後事業者からの聞き取りや本委員会での調査が必要であり、廃炉に伴う
リプレースや新規増設に係る議論を深めていくことが重要であるため、本案につきましては継続審査とするべきとの意見がありました。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、賛成7名の起立多数により採択すべきものと決定いたしました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 陳情第1号について討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより陳情第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する陳情の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第1号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君) 起立多数であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。 (採択 11-2 午前10時35分)
○議長(
浜上雄一君) この際、暫時休憩いたします。 午前10時35分 休憩 午前10時36分 再開
○議長(
浜上雄一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に中本茂君外7人から意見書案が提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。
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△追加日程第1 発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書について
○議長(
浜上雄一君) 追加日程第1、発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書についての件を議題といたします。 本件について
提案理由の説明を求めます。 13番中本茂君。
◆13番(中本茂君) ただいま上程されました発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書について
提案理由の説明をいたします。 東日本大震災から約7年、福島第一
原子力発電所事故により国民の原子力に対する信頼は失墜し、現在もまだ原子力への信頼は回復せず
原子力発電所にかわり老朽化した火力発電所の綱渡り的な電力供給が続いています。また、化石燃料の輸入増加により毎年数兆円の国富が海外に流出し、電力料金が値上がりし、それは国民及び事業者に大きな負担となっています。さらに、地球温暖化問題においても、二酸化炭素排出量増加により温暖化現象に拍車がかけられ異常気象の原因となっています。太陽光などの再生可能
エネルギーは蓄電設備なしでは主力電源となり得ず、再エネによる発電を拡充するということは火力発電に頼ることとなり、二酸化炭素排出量の増加につながります。国際公約である2050年において温室効果ガス80%削減には、到底達成することはできません。
エネルギーは、国民の生活、活動を支える基盤であり経済の原動力です。1966年から、原発はそれを支え、私たち国民の生活を豊かにしてきました。しかし、2012年に発足した原子力規制委員会、規制庁の約6年間の再稼働審査において、現在起動している
原子力発電所はたった9基しかありません。原子力規制委員会は
原子力発電所の活用に建設的な姿勢を示しておらず、このような状況は地域経済を疲弊させることにとどまらず国家の経済成長の大きな足かせになっています。原子力規制委員会設置法にある、原子力の平和利用の確保のための規制と明記されている任務が全く行われていません。 また、原子炉の運転期間40年について、現在ほとんどの原子炉が長期停止中のまま40年を迎え、たとえ20年の延長申請を行ったとしても現在の原子力規制委員会の姿勢においては審査通過は到底期待できません。このままでは、2050年ごろには既存原子炉はゼロになる可能性が大であり、国家衰退の途へとたどることになりかねません。これを阻止するには、原子炉の新増設、建てかえの動きを加速させる必要があります。現在、検討中の
エネルギー基本計画にそのことを明記し、政府は今後我が国の方針を国民に示すべきです。 そのため、
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設及び建てかえを明記すること及び原子力の停滞を一向に改善しようとしない原子力規制委員会の改善に向けて、原子力規制委員会設置法の改正を可能な限り早期に実現するため適切な措置を講ずることを速やかに実現されるよう求めるため、地方自治法第99条の規定により、当該意見書を政府に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして
提案理由の説明といたします。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論に入ります。 発議第1号について討論の通告がありますので、発言を許します。 14番猿橋巧君。
◆14番(猿橋巧君) 私は、発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書(案)発議に対し、反対の立場で討論を申し上げます。 この発議の提出時期と趣旨と2点の項目に対して異議を持つものであります。 第5次
エネルギー計画に案作成過程で寄せられた約300件の意見で多数を示したのは、世界の流れに逆行しているなどの声であります。それなのに、その声は計画案に反映されていません。約3年に1度改正される計画案が5月16日に示され、現在は国民の意見公募(パブコメ)を6月中旬まで行い、夏までに閣議決定される日程の中で、おおい町議会が今発議しても何の効力も発揮いたしません。次の次の計画に反映するためだとしても、この3年間における
エネルギー計画がどのように変化するかなど誰も知るべきもありません。 次に、その内容についてですが、その意見書の趣旨には原子力発電の増設、建てかえを要求するには、福島原発事故が7年たっても収束せず住民に苦難を強いている反省がありません。さらに、国民の原発に対する意見は要らないとする願いに逆らう計画にするというものですから到底賛成できません。 再生可能
エネルギーに対して、
原子力発電所がなければ国家衰退になると言っています。計画案は、原発を重要なベースロード電源と位置づけた上、2030年度の全電源に占める原発の比率を20から22%としたということは重大であります。現在約2%をほどしかない原発比率を20%以上に引き上げるためには、運転開始から40年未満の原発を全て再稼働させ、加えて40年を超す老朽原発を動かさなければなりません。この項目の1つ目には、基本計画にもない新増設や建てかえを要求していますが、断じて許されない内容です。 世界では、先進国も途上国も太陽光、風力、水力などの再生可能
エネルギーの拡大を進めています。少なくない国や地域が2030年には40から50%の導入を目標にしている中で、計画案も趣旨も余りにも後ろ向きと言わざるを得ません。 使用済み核燃料の処分、処理の方法も何ら解決していない中で、再稼働や増設は、たまり続けることに対して何ら解決策を示していないことは無責任きわまりないと考えます。 この発議の中で、特に、原子力規制委員会に対する趣旨と項目は大きな矛盾を持っています。 自分たちの原発推進の思いをとめている原因に対してさらに原子力発電の停滞の責任を一方的に規制委員会に求める意見書の中身は、再稼働させる理由づけに規制委員会の判断を得られたとしてそれを国の判断に主に求めた国の原子力政策そのものを否定してしまうもので、大きな矛盾があるものであります。原子力発電で運転で大きな利益を得る企業などの原発推進団体の陳情をそのままにした意見書発議に対して到底賛成できません。 最後に、本議会原子力発電特別委員会審議の過程は、いささか十分な審議が尽くされたとは思えません。本町は1、2号機の廃炉が決まり、高浜町議会と同じスタンスで原子力行政を行う時代ではありません。本町の独自問題が委員会発議であってしかりと思われますのに、主体性の欠ける発議は再考するか廃案が必要であります。 以上の理由により、発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書発議に対して反対をする討論といたします。
○議長(
浜上雄一君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) これで討論を終了いたします。 これより発議第1号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・
リプレースを明記することを求める意見書についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
浜上雄一君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 10-3 午前10時51分)
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△日程第12
議員派遣報告および
議員派遣
○議長(
浜上雄一君) 日程第12、
議員派遣報告および
議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、お手元に配付したとおり報告し、また派遣することとしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、本件についてはお手元に配付したとおり報告し、また派遣することに決定いたしました。 これで本日の日程は全て終了しました。 この際、町長から発言を求められておりますので、これを許可します。 中塚町長。
◎町長(中塚寛君) 平成30年第3回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 ただいまは、条例改正、
補正予算、
工事請負契約の締結等に係る議案につきまして慎重なる御審議を賜り、議員の皆様方の御理解によりまして、いずれも御議決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。 本定例会での皆様方の御意見・御提案等につきましては、十分にこれを尊重し、検討いたしまして、町政の運営に慎重を期してまいる所存でございます。今後とも町民の福祉向上、おおい町の発展のため、御指導・御協力をいただきますようお願い申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
浜上雄一君) 会議を閉じます。 これをもって平成30年第3回おおい町議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 午前10時53分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 おおい町議会議長
浜上雄一 〃 議員
藤原義隆 〃 議員 辻 徹...