• "一般会計予算"(/)
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  1. 越前市議会 2024-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-29
    令和 6年 3月定例会            令和6年3月越前市議会定例会(第1号) 令和6年2月21日午前10時、令和6年3月越前市議会定例会越前市議会議場に招集されたので会議を開いた。┌─────────────────────────────────────────┐│ 告示第19号                                  ││  令和6年3月越前市議会定例会を次のとおり招集する。              ││   令和6年2月14日                             ││                            越前市長 山 田 賢 一 ││ 1 日 時  令和6年2月21日午前10時                   ││ 2 場 所  越前市議会議場                          │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和6年3月越前市議会定例会議事日程            ││                        令和6年2月21日午前10時開議 ││  第 1 号                                  ││ 第1 会議録署名議員の指名                           ││ 第2 会期の決定                                ││ 第3 議案第1号から議案第16号および議案第18号から議案第24号まで     ││     (所信表明、提案理由の説明)                      ││ 第4 議案第17号 越前市手数料条例の一部改正について             │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第1号から議案第16号および議案第18号から議案第24号まで  議案第 1 号 令和5年度越前市一般会計補正予算(第10号)  議案第 2 号 令和5年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議案第 3 号 令和5年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号)  議案第 4 号 令和5年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  議案第 5 号 令和5年度越前市水道事業会計補正予算(第2号)  議案第 6 号 令和5年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第1号)  議案第 7 号 令和5年度越前市下水道事業会計補正予算(第2号)  議案第 8 号 令和6年度越前市一般会計予算  議案第 9 号 令和6年度越前市国民健康保険特別会計予算  議案第10号 令和6年度越前市介護保険特別会計予算  議案第11号 令和6年度越前市後期高齢者医療特別会計予算  議案第12号 令和6年度越前市水道事業会計予算  議案第13号 令和6年度越前市工業用水道事業会計予算  議案第14号 令和6年度越前市下水道事業会計予算  議案第15号 越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正について  議案第16号 越前市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部改正について  議案第18号 越前市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第19号 越前市介護保険条例の一部改正について  議案第20号 越前市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について  議案第21号 越前市水道事業給水条例の一部改正について  議案第22号 越前市工業用水道事業給水条例の一部改正について  議案第23号 市道路線の認定及び変更について  議案第24号 専決処分の承認を求めることについて 日程第4 議案第17号 越前市手数料条例の一部改正について  =======================================3 出席議員(20人)     1 番 能 勢 淳一郎 君         2 番 土 田 信 義 君     3 番 畑   勝 浩 君         4 番 近 藤 光 広 君     5 番 佐々木 哲 夫 君         6 番 橋 本 弥登志 君     7 番 清 水 一 徳 君         9 番 桶 谷 耕 一 君    10番 砂 田 竜 一 君        11番 大久保 健 一 君    12番 小 玉 俊 一 君        13番 川 崎 俊 之 君    14番 題 佛 臣 一 君        16番 安 立 里 美 君    17番 大久保 惠 子 君        18番 小 形 善 信 君    19番 川 崎 悟 司 君        20番 城 戸 茂 夫 君    21番 前 田 修 治 君        22番 吉 田 啓 三 君  ───────────────────────────────────────4 議会事務局の職員 事務局長    宮 田 尚 喜      次長      出 口 美香代 副課長     池 泉 裕 道      主幹      南 谷 弘 幸  ───────────────────────────────────────5 説明のための出席者 市長      山 田 賢 一 君    副市長     小 泉 陽 一 君 副市長     龍 田 光 幸 君    総合政策部長  奥 山 茂 夫 君 総務部長    蒲   久美子 君    市民福祉部長  出 口 茂 美 君 産業観光部長  諸 山 陽 一 君    環境農林部長  川 崎 規 生 君 建設部長    松 村 英 行 君    総合政策部理事 横 川 裕 康 君 危機管理幹   小 嶋 雅 則 君    市民福祉部理事 前 田 博 士 君 市民福祉部理事 高 橋   透 君    今立総合支所長 川 端   清 君 会計管理者   笹 田 和 子 君教育委員会 教育長     澤 崎 秀 之 君    事務局長    見 延 政 和 君 事務局理事   橋 本 尚 子 君6 議  事        開会 午前9時59分 ○議長(吉田啓三君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから令和6年3月越前市議会定例会を開会いたします。 ここで、会議に先立ち、市民憲章を全員で唱和いたしますので、よろしくお願いいたします。 前文は事務局次長が朗読いたしますので、以下各項目について全員で御唱和をお願いいたします。〔全員起立の上、唱和〕  ──越 前 市 民 憲 章── わたしたちは、恵まれた自然と輝かしい伝統にはぐくまれた越前市民です。 この郷土を愛し、心と力をあわせ、なおいっそうの発展をめざすため、次のことを誓います。1 わたしたちは、日野の峰のように、高い理想をいだき、豊かな未来をきずきます。1 わたしたちは、日野の流れのように、うるおいと安らぎのある環境をつくります。1 わたしたちは、桜の木のように、力強くすこやかに成長します。1 わたしたちは、菊の花のように、やさしさと思いやりをもって助けあいます。1 わたしたちは、国府の文化と匠の技を生かし、学びの輪をひろげ、世界にはばたきます。  ================       開議 午前10時01分 ○議長(吉田啓三君) これより本日の会議を開きます。 次に、地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は山田市長、小泉副市長、龍田副市長、奥山総合政策部長、蒲総務部長、出口市民福祉部長諸山産業観光部長川崎環境農林部長、松村建設部長、横川総合政策部理事小嶋危機管理幹前田市民福祉部理事高橋市民福祉部理事川端今立総合支所長笹田会計管理者教育委員会澤崎教育長見延教育委員会事務局長橋本教育委員会事務局理事、以上であります。 次に、令和5年12月越前市議会定例会以降に開催されました議長会その他の諸会議等の概要につきましては、お手元に配付いたしてあります諸会議等報告書のとおりであります。 なお、これらの関係書類につきましては事務局に保管してありますので、御覧願います。 次に、監査委員から送付されました例月現金出納検査、定期監査及び随時監査結果報告につきましてはお手元に配付いたしてありますので、御覧願います。 次に、今期定例会におきまして、本日までに1件の請願を受理いたしておりますが、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の委員会に付託いたします。  ================ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(吉田啓三君) 本日の日程に入ります。 日程第1会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において畑勝浩議員、近藤光広議員、佐々木哲夫議員を指名いたします。  ================ △日程第2 会期の決定 ○議長(吉田啓三君) 日程第2会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期につきましては、去る2月14日の議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から3月21日までの30日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期につきましては本日から3月21日までの30日間と決定いたしました。 なお、今期定例会の運営につきましては、お手元に配付いたしました会期日程により進めたいと思いますので、議員各位の御協力をお願いいたします。  ================ △日程第3 議案第1号から議案第16号および議案第18号から議案第24号まで ○議長(吉田啓三君) 日程第3議案第1号令和5年度越前市一般会計補正予算第10号から議案第16号越前市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部改正について及び議案第18号越前市国民健康保険税条例の一部改正についてから議案第24号専決処分の承認を求めることについてまでの23案を一括して議題といたします。 本23案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 〔登壇〕 おはようございます。 本日ここに令和6年3月越前市議会定例会が開催され、提案いたしました令和6年度当初予算案をはじめ各種案件の御審議を賜りたく、市政の諸課題について御説明を申し上げます。 まず、元日の能登半島地震により被災された多くの皆様に心からお見舞いを申し上げ、亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと存じます。 本市でも震度4の揺れを観測しましたが、大きな被害がないことを確認し、当日の夜から被災自治体への支援に動き出しました。 都市連携協定を結んでいる高岡市の要請を受けて、翌日の2日に飲料水などを届けました。また、災害応援協定を結んでおります七尾市に対しましても、受入れ態勢が整った1月11日から災害廃棄物の受入れ業務などに当たる職員の派遣を継続しております。 そのほか、福井県を挙げて支援を行っている珠洲市での避難所運営の応援、被災建物の応急危険度判定業務など、発災翌日から本日までに延べ365名の職員派遣を行っているところであります。 また、被災者の皆様の避難生活に関する総合相談窓口を市役所内に設置。さらに、被災自治体の負担を軽減するために、七尾市と高岡市のふるさと納税業務を代行しています。 2月20日までにお寄せていただいた義援金1,119万円余につきましては、全額を日本赤十字社の本社に集約し、被災地に配分される予定であります。感謝を申し上げますとともに、さらなる御支援をお願いする次第です。 また、家屋の片づけを手伝うボランティアの募集が2月8日から県において開始されました。今後、ボランティア活動の拡大が可能になった段階で、本市独自の対応も検討したいと考えております。 被災地支援に関わる職員手当、災害見舞金などに係る所要額を3月補正予算案に計上いたしました。一昨日、派遣職員の激励とお見舞いに訪問した七尾市の茶谷市長は、復旧から復興への動きを感じておられるというお話でありました。同じ北陸の一員である被災地の一日も早い復旧、復興を願い、支援を続けてまいりたいと考えております。 一方で、この機会に本市における地震への備えを確かめるため、先週13日午前6時半に事前予告なしで全職員を対象とした緊急参集訓練を実施いたしました。 この訓練は、参集に要する時間などを確認するものでしたが、被害の把握が難しいあるいは参集できない、参集しないほうがいい、そういった職員もおられるということを想定し、今後様々なケースに応じた速やかな対応をする準備をすることが必要だと改めて認識したところであります。 局地的な集中豪雨によります河川の氾濫リスクへの対策として、河川の様子を常時監視する河川カメラの増設を行うこととし、所要額を当初予算案に計上しております。 また、住まいの安全・安心を図るため、県の補助制度の拡充を踏まえて、旧耐震基準の木造住宅について耐震改修の補助額を引き上げます。その上で、耐震工事、危険ブロック塀の除去及び県産材での塀の建て替えについて、より多くの市民に活用していただけるよう普及を徹底する考えであります。 今回の震災を私たち自身の教訓として、これまでに経験のない地震災害をも想定し、災害に強いまち、安心して暮らせるふるさとを市民の皆様と共につくっていく決意を新たにしているところであります。 さて、北陸新幹線整備計画決定から実に半世紀を経て、新幹線開業という新しい時代の幕が開けます。東京圏から本市までのアクセス向上により、観光客の増加やビジネスチャンスの創出などによって地域経済に活力を生み出す新たな環境が生まれます。 3月16日に迎える北陸新幹線の敦賀までの開通、越前たけふ駅の開業は、越前市にとって記念すべき一日となります。開業記念イベントでは、映画「おしょりん」に出演された小泉孝太郎さんのトークショーのほか、航空自衛隊のアクロバット飛行チームブルーインパルスの飛行など、盛りだくさんの企画が予定されております。新幹線開業の喜びを市民みんなで共有したいと思っております。 また、北陸新幹線越前たけふ駅からは、市内の主要ホテル、ハピラインふくい武生駅、そして大河ドラマ館が設置されます武生中央公園を結ぶシャトルバスを運行します。 新幹線開業による観光客やビジネス客の増加に伴う市内のタクシー需要の高まりに応えるため、市内タクシー事業者に就労した運転手に奨励金を交付し、運転手の確保と運行台数の増加を目指します。特に、短時間勤務での雇用や女性、外国籍の方の就労を促進したいと考えているところであります。 さらに、新幹線の開業当日には、越前たけふ駅の高架下に約50台のJR駅レンタカーがオープンします。新幹線の改札口からレンタカーの窓口まで徒歩30秒で雨や雪にぬれることなく利用が可能であります。インターチェンジや国道に近く、今年は国道417号の板垣坂バイパスも開通するなど、車での移動については県内で最も利便性の高い越前たけふ駅をPRし、駅の乗降者が増えるよう取り組んでまいります。 続いて、新幹線の開業を踏まえた地域交通ネットワークについてです。 人口減少、超高齢社会における持続可能な交通ネットワークを形成するため、路線バス、市民バスの現状分析、昨年から始めたデマンド交通や自家用有償旅客運送の実証実験の評価に基づきまして越前市地域公共交通計画を策定し、新幹線開業後の地域交通の最適化を図ります。 ハピラインふくいの新駅につきましては、2月8日のハピラインふくいの取締役会において、しきぶ駅に正式決定されました。来年度からの駅舎や駅前広場整備事業に係る所要額を当初予算案に計上いたしました。 続いて、紫式部プロジェクトについてです。 あさって23日には、「光る君へ」越前大河ドラマ館が武生中央公園にオープンします。また、奈良、平安時代の本格的な遺構が見つかった越前国府跡の発掘現場では、ボランティアガイドなどによります解説や国府の3D画像化などを行う予定をしております。 武生公会堂記念館や図書館においても企画展などを開催し、紫式部公園や紫ゆかりの館、たけふ菊人形での紫式部の展示、岡太神社、大瀧神社や越前和紙の里など、市全域を大河ドラマ館を拠点とするしきぶきぶんミュージアムとして市内回遊につなげたいと考えております。ドラマに越前の場面が登場するタイミングなどに合わせた様々な企画を考えているところであります。 また、紫式部も出会ったであろう越前和紙ですが、特に越前鳥の子紙がユネスコの無形文化遺産に認定されている和紙技術の追加登録候補になりました。来年11月に開催予定のユネスコ政府間委員会において認定される見通しを持っております。大きな期待を寄せているところであります。この追加登録に向けまして越前鳥の子紙の製造技術を継承し、来訪者が越前和紙作りを体感できる施設の整備を進めたいと思っております。 4月には、世界各国から約100名のアーティストが参加する国際木版画会議が本市で開催されます。市民との交流会、丹南地区の和紙だけではなくて打刃物、たんす、漆器、越前焼といった伝統工芸産地へのエクスカーションなどで食文化や日本文化を体験してもらい、インバウンド観光や国際文化交流につなげてまいります。 さらに、10月には、いまだて芸術館でブライダルファッションの第一人者であります桂由美氏とのコラボレーションによるイベントを開催します。和紙を用いたウエディングドレスの展示をはじめシンポジウムや伝統工芸品の展示販売、ワークショップを通じて、本市の工芸品の魅力を全国に向けて発信をいたします。 2025年に開催予定の大阪・関西万博に越前打刃物の昇龍の出展を計画しております。そのための所要額を当初予算案に計上いたしました。兵庫県三木市の金物鷲との共同での展示をする計画であり、越前打刃物の魅力と世界に誇る技術の高さをPRしたいと思っております。 また、2025年にユネスコ創造都市ネットワークへの加盟に向けて、専門家の助言を得ながら準備を進めています。国際的な認知度を高め、文化交流を促進する取組として、国際木版画協会の研修に訪れる多くの外国人アーティストと和紙や打刃物、たんすの伝統工芸職人との交流機会の創出やユネスコ創造都市ネットワーク総会への参加により、他の加盟都市とのつながりを深めていきます。その所要額を当初予算案に計上いたしました。 これらの取組は、本市の1,000年を超える歴史的、文化的な基盤を現代に息づく伝統工芸と融合させ、訪れる人々に本物のほかでは味わえない独自の体験を提供するものであります。歴史、文化資源を情報発信や誘客につなげ、地域に元気と活力を生み出す好循環を目指したいと考えております。 続いて、健やかで幸せな暮らし、100年人生の幸福実現についてであります。 本市では、高齢者、障害者、子供、生活困窮者等に対する専門的な支援をそれぞれの福祉政策の中で充実をさせてきました。しかしながら、例えば80代の親が自宅に引き籠もる50代の子供の生活を支え経済的にも精神的にも行き詰まってしまう8050問題、介護と育児のダブルケアなど、一つの世帯が複数の課題を抱えており、家庭全体の課題を捉え、支援することが必要なケースが増えております。個々の分野での対応が難しい世帯に対して福祉総合相談室が調整役となり、支援者の連携を強化して効果的な支援を行うよう努めているところであります。今後さらに支援が必要な人を孤立させないために、地域見守り活動の充実を図り、サービス事業者や相談員などが一人で課題を抱え込まず、支援者が一体となって迅速かつ的確な支援を行えるよう情報共有や相互に助言し合うことができる体制づくりを進めてまいります。 障害のある人への支援については、市基幹相談支援センターを設置し、福祉や医療など30以上の団体で構成する市障害福祉サービス関連協議会において、課題を共有しながら支援を行ってまいりました。今後さらに全ての障害に対応する地域生活支援拠点となる事業所を増やすことによりまして、強度行動障害のある人、医療的ケアが必要な人などに対する一時預かりサービス等を提供し、家族の負担軽減を図ります。 高齢者の元気応援につきましては、介護予防教室を展開する元気カフェなどを拠点にフレイル状態の高齢者を早期に掘り起こし、身体の現状維持、機能向上を図ります。このため、リハビリ専門職が個別にサポートする通所型予防サービスなど本人の状態に合わせた段階的な事業メニューにつなぎ、きめ細かな支援を行う越前市モデルを構築します。 地域包括ケアシステムを支える介護人材の確保につきましては、新年度から介護人材キャリアアップ定着奨励金を新設し、主任介護支援専門員の資格を新規に取得または更新した人に10万円を支給し、居宅介護支援事業所主任介護支援専門員を2名以上配置できるようにすることを目指します。 介護保険料につきましては、市介護保険運営協議会での審議を踏まえ、保険料基準額を据え置くとともに所得区分を現行の12段階から国が示す13段階に細分化し、市独自による低所得層の負担軽減を図ります。在宅生活での介護者の負担を軽減するため、介護用品である紙おむつを現金支給から助成券支給に変更し、課税基準を撤廃し、重度の人に手厚い助成内容といたします。 また、国民健康保険税につきましては、資産割額を廃止し、所得割額、均等割額及び平等割額の合算額とする国民健康保険税条例の改正案を今議会に上程をいたしました。急激な物価高騰によります市民生活への影響に配慮し、資産割廃止に伴う減額分の財源は基金で補い、所得割、均等割、平等割は据え置くこととします。 100年人生をできる限り元気に過ごすためには、若い頃からの健康づくりが大切であります。このため、行動指針として、栄養、運動、口腔、喫煙防止、睡眠と休養の5つを掲げます。事業所、関係団体、地域と協力しながら、生活習慣病の予防を推進します。 また、壮年期から高齢期にかけてのフレイル予防については、保健事業と介護予防を一体的に行うことが必要です。下肢機能評価ツール等のICTを活用した健康相談を充実し、健康の保持増進、医療費及び介護給付の適正化に努めてまいります。 今後も、全ての人が互いに人格と個性を尊重し合いながら安心して生活できる共生社会を目指し、健康で長寿、100年人生の幸福実現を推進してまいります。 続いて、未来へ続く子育て、教育についてです。 妊娠期からの切れ目のない支援を拡充し、安心して出産、子育てができる環境を整備します。 まず、不妊治療につきましては、本年度から特定不妊治療費の自己負担額を無料とし、経済的負担の軽減を図っております。昨年度の実績は26件でしたが、今年度はその3倍となります77件の申請が見込まれ、不妊治療に対するハードルが下がったことがうかがえます。保険適用範囲の拡大や自治体独自助成制度への財政支援を引き続き国に働きかけてまいります。 出産直後の母子に対するサポートにつきましては、新年度から産後ケア利用料に対する減免を拡充し、新たに産婦健診費の助成を実施します。心身の状態を把握し、安心して子育てができる環境づくりを推進します。 児童手当につきましては、本年10月から所得制限の撤廃、支給対象年齢や第3子以降の支給額の引上げなど制度が拡充されることから、本市でも全ての子育て世帯の経済的な支援や負担軽減を図るため、必要な予算を計上しました。本年度から実施しております子ども医療費の完全無料化を継続して実施するとともに、県に対し無料化対象年齢を18歳まで引き上げるよう要望をしてまいります。 4月から市民プラザたけふ内にこども家庭センターを設置いたします。このセンターでは、全ての妊産婦、子育て世帯、子供への一体的な相談支援を行います。ボランティア団体など民間のネットワークも活用し、虐待などのリスクを未然に防ぐ予防的な活動を強化するとともに、妊娠初期からの様々な課題や困難に直面している家庭への支援を充実いたします。 また、公立認定こども園にじいろこども園が4月1日に開園をいたします。このこども園は、医療的なケアが必要な子供、外国籍の子供を受け入れるなど、多様な保育ニーズに対応することとしています。さらに、この園内に越前市乳幼児教育・保育支援センターを設置し、就学前教育と保育の質を向上させるため、公立、民間を問わず職員の研修や交流、情報発信を積極的に行うなど、市全体の子育て支援の充実を図ります。 吉野地区の新しい公立認定こども園の整備につきましては、現在、建築基本設計、造成設計を進めております。新年度には、建築実施設計を行うとともに、用地取得後、造成工事に着手をいたします。令和9年春の開園に向けて準備を進めてまいります。 次に、教育についてであります。 小・中学校においては、県の負担する教職員に加えまして、市独自に多動傾向や不登校傾向にある気がかりな児童・生徒を支援する教育補助員を約50名配置しております。今後も多様な児童・生徒を互いに認め合い、尊重できる人間関係をつくることができる教育環境を整えてまいります。 また、子供たちが越前市の自然や歴史、文化、産業など、ふるさとの魅力を発見し、郷土を愛する心を育むふるさと教育にさらに力を入れてまいります。自校式給食など本市自慢の学校給食においては、市独自に越前市産の特別栽培米コシヒカリや有機栽培米でありますコウノトリ呼び戻す農法米を使用するなど、地場産食材を積極的に取り入れてるところであります。 さらに、新年度からは、毎年サンドーム福井で開催しております越前モノづくりフェスタへ学校の体験活動として小学生の参加を進め、モノづくり体験などを通じてふるさとの産業を知り、ふるさとで働くことのすばらしさを伝えたいと考えます。 外国にルーツを持つ児童・生徒を支援する言語の指導者等を県補助金も活用しながら本年度は16名配置しております。外国籍児童が本市において確かな学力がつくように支援しているところです。各小学校の交流を進め、日本国籍児童、外国籍児童が共に多様な価値観に触れられるようにして、子供の頃からの多文化共生の心の醸成が図られることを期待しております。 また、学校の防犯対策を強化するため、警察と連動する非常通報装置を小・中学校に設置することといたしました。令和6年度は、小学校の全てに設置をいたします。 また、災害時に使用する市武道館、地区公民館の耐震化工事、国の補正予算を活用し、前倒しで小・中学校の空調設備更新工事などを進めてまいります。あわせて、今後避難所となります施設の空調設備についても、国の財政措置の活用を含めてその方針を検討する必要があると考えているところであります。 本年度は、教育振興に関する施策の目標や方針である市教育大綱を総合教育会議において協議して策定する予定であります。本市教育をさらに充実させ、ふるさとの未来を支える子供たちを健やかにたくましく育てる、市内外から教育の越前市といった評価が得られるよう環境を整備してまいります。 続いて、人口減少対策についてであります。 人口減少、少子化の中で、子育て支援など人口の自然増のための政策と併せて、社会増を図るための定住及びUIJターン政策を強化しなければなりません。新年度は、子育て世代と本市出身者のUターン者の移住を重点的に促進します。国の東京圏からの移住支援制度の対象外となっております東京圏以外からの移住支援金制度を大幅に強化します。前年度の1世帯当たり最大30万円から県内トップクラスとなります最大128万円に支援金を増額し、必要な所要額を当初予算案に計上しております。 移住促進に向けたプロモーションであります。特に本市の子育て、教育環境、生活環境の魅力を広く伝えたいと思います。実際に移住された方々の経験談を紹介し、子育て関連施設や自然や文化に触れられる場所を紹介する動画をSNSで発信します。また、本市の働きやすさについて市内企業の中途採用に対する考え方や副業に関する情報など、働く環境についての移住者インタビューなどを発信したいと思っております。 住宅の取得についても、引き続き働く世代や若い世代、特に子育て世代の方々の越前市で住もうとの思いを喚起、惹起するものとしたいと思います。 まちなかの空き家につきましては、本年度行ったまちなかの空き家の実態調査によりまして約170戸の利活用可能な空き家を把握いたしました。市中心部の空き家や空き店舗を活用し、本市に不足している宿泊施設を増やしていくため、ゲストハウス等の宿泊施設への補助により、新規開業を支援してまいります。 また、空き家、中古住宅の取得やリフォームに対する支援を拡充し、空き家、中古住宅の流通を促進してまいります。このため、空き家の所有者が抱える複合的な課題の解決支援を目的として、専門的な知見を有する団体によって構成する空き家対策プラットフォームをつくります。 続いて、越前たけふ駅周辺開発プロジェクトについて申し上げます。 企業誘致につきましては、令和8年1月に竣工予定の福井村田製作所のセラミックコンデンサ研究開発センター、これに続くものとして特にホテルの誘致を強化しているところであります。これまで協議を重ねてきた事業者において、具体的な検討を進めていただいております。進出意向が確認でき次第、地元、地権者、関係団体等に御相談をしてまいる予定であります。 また、新幹線駅周辺の越前たけふ未来創造基地につきましては、基本構想案の中で新たな交通結節点にふさわしい市民や来訪者の交流拠点として、また本市の目指す幸せ実感の越前市を体現する場として必要な機能を備えるものとしております。整備に当たっては、民間の投資とノウハウを最大限に生かし、民間開発と一体的なものとする必要があると考えております。 未来創造基地に持たせる具体的な機能や新たな産業の集積可能性について調査研究を実施するために必要な予算を計上いたしました。基本構想に示しております子供から高齢者までの多世代にとって居心地の良い空間、伝統工芸をはじめとする地域産業に関する機能、ライフサイエンス分野やデジタル技術分野での産業集積について、専門家等の意見を伺いながら検討、そして誘致を進めてまいります。 続いて、農業についてであります。 世界的な食糧需給の変動や地球温暖化、国内の人口減少、高齢化による担い手不足といった問題に直面し、農業を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。本市では、米、大麦、ソバ、大豆などの主力作物から、園芸作物、養鶏、養豚、アユ養殖に至るまで幅広い生産活動を行っておりますが、この厳しい時代に対応し、これらの地域農業をしっかりと守る必要があると考えております。 こうした中で、自然と調和しながら農業の付加価値を向上させ、農業の持続可能性を高める有機農業拡大プロジェクトを進めているところであります。 昨年は、本市の有機栽培面積を約38ヘクタール拡大する成果を得ることができました。国内の全耕地面積に占める有機農業の割合が1%に満たない中、本市の有機農業面積は全耕地の7.7%に達し、これは全国的にも顕著な成果と言えるかと思います。 自動給水装置を活用した水管理の実証実験、JA越前たけふとの連携によります農林水産省の見える化シートを活用した農産物の付加価値向上など、新しいチャレンジにより、付加価値の高い製品の生産にも成果が出てきております。 本年5月頃を目途にオーガニック都市宣言を行い、国内外にアピールしながら有機農業のさらなる推進を図る考えであり、環境調和型農業に関する補助制度の見直しと特別栽培農産物の対象拡大を図る所要額を当初予算案に計上いたしました。これにより、持続可能な農業をさらに促進し、農産物の6次産業化と販路の開拓と拡大により、生産者の収益向上と消費者への良質な農産物の提供を図ります。 また、森林・林業マスタープランでは、産業、防災、活用の3つの柱に基づいた取組を推進し、これらを支える保全活動にも力を入れます。マスタープランには、パブリックコメント、関係者からのヒアリングやワークショップを通じて様々な意見を反映することとし、また林業の産業化に向けた方向性を定める林業の産業化に向けた森林専門家による会議も開催しました。本議会での議論を踏まえて、年度末に計画の最終決定を行います。森林環境譲与税を活用した事業に係る所要額を当初予算案に計上しているところであります。 続いて、安全で安心して住み続けられる町についてであります。 第2期都市計画マスタープランでは、「住み続けられるまち 越前 ~都市と自然の調和~」をまちづくりをテーマとし、この将来都市像を実現するための方針や取組を位置づけた計画素案について、パブリックコメントや今議会での議論を踏まえ、本年度末に計画を決定いたします。 この計画のまちづくりの方針を基にして、立地適正化計画を改定するため、調査等に係る所要額を当初予算案に計上いたしました。 また、市内各所において自然的、歴史文化的な景観づくりを進めたいと考えております。とりわけ、まちなかにおいて近代化によって失われた風情ある町並みの再生についても、中・長期的な視野に立って進めるべき100年のまちづくり、町並みづくりとして国の歴史まちづくり法に基づく制度も活用して、市民の皆様と共に検討し、実行していきたいと考えております。 次に、市民生活を支える社会インフラの整備について申し上げます。 水道事業については、投資費用の平準化を図りながら老朽化した管路や施設の更新と耐震化を進めることとともに、白山簡易水道の統合を目指した送水施設の整備に係る所要額を当初予算案に計上いたしました。 工業用水道料金につきましては、昭和62年4月の料金改定以来37年間据置きで事業を行ってまいりました。しかし、近年の電気代の上昇、維持管理費の増加、自然災害の激甚化と頻発化への対応が必要となったため、料金を引き上げることとし、条例改正案を今議会に上程いたしました。 下水道事業につきましては、最適な汚水処理施設の整備方法を選び、将来計画を再構築する基本構想を今年度末に改定をいたします。これに基づいて、施設整備の方針の決定や下水道使用料の適正化を含めた検証を行うために、公共下水道全体計画と下水道事業経営戦略の改定に係る所要額を当初予算案に計上いたしました。 斎場の建て替えについては、昨年実施いたしました越前市斎場施設適正化調査の結果を受け、地質調査、基本設計に係る所要額を当初予算案に計上をいたしました。 現在の斎場は、昭和46年に建設し、2回目の火葬炉設備更新の時期を迎えます。次期斎場の建設に当たっては、無煙、無臭化を図るなど、さらに周辺環境に配慮した施設を目指しております。 新施設につきましては、有利な起債を活用できるということもございますので、南越前町今庄地区の受入れを予定しているところであります。 続いて、行財政システム改革についてであります。 令和6年度の予算は、物価高騰対策や国土強靱化、能登半島地震対応のため、一部事業を前倒しし、13か月分の予算として編成を行いました。本市の魅力発信、観光誘客など、この好機を生かして地域の元気と活力を生み出す事業、子育て支援、健康長寿政策の充実に重点的な予算配分を行いました。物価高の影響や国の住民税非課税世帯への給付金に関連する事業費を計上したことによりまして、全会計で636億円、一般会計は過去最大の379億円の予算規模となりました。予算編成過程においては、全庁的なスクラップ・アンド・ビルドなどを徹底して行い、約5.4億円の財源を確保したほか、財政調整基金は一定の目安とされております10億円を上回る11億円を確保しました。また、市債新規発行を抑制したことによりまして市債残高は418億円となり、令和5年度末の439億6,000万円から21億6,000万円減少させることができる見込みであります。将来世代への負担を最小限に抑えつつ、現世代のニーズに応える持続可能な財政運営を目指し、短期的な経済対策と長期的な社会的投資のバランスに考慮した多面的な施策を展開しております。将来にわたって健全な財政状態を維持し、持続可能な市の発展、市民の幸せな暮らしを実現する決意であります。 市の行財政システム改革プランにつきましては、市民と職員のウェルビーイングの向上をキーワードに策定作業を進めてきました。分かりやすい市役所づくり、DXによる便利な市役所づくり、またチャレンジする組織風土づくりなどを掲げ、市役所の業務を根本から見直し、市民の視点に立った市政運営を徹底したいと考えております。 例えば、手のひら市役所の推進により、市民はいつでも、どこからでもスマートフォンやタブレットを通じてオンライン申請ができるよう、市ホームページ掲載の全ての申請書等のオンライン化を目指します。また、育児、介護を行う職員を支援するテレワーク制度の創設、オンラインによります新しい広聴の仕組みづくりなども行います。 部門や世代を超えたコミュニケーションによって、革新的で柔軟な思考が広がる、そうした新しい風をぜひとも吹き込みたいと考えているところであります。それこそが真の行財政改革であり、市民に喜ばれ、職員も誇りを持って生き生きと働ける、笑顔あふれる越前市役所、そうなることを目指していきたいと考えております。 また、重要課題に臨機応変に着手、実行するとともに、SNSなどによります市政情報の発信をリアルタイムで行うため、総合政策部内の秘書、広報、企画業務などを再編し、経営戦略室──仮称でございますが──を設けたいと考えております。 新年度からの市政推進の方策の一つとして、条例の制定や改正による、いわゆる政策法務、条例政策に取り組みたいと考えております。 幸せを実感できるふるさとの実現を目標に、総合計画等に基づき、予算事業、ゼロ予算事業などによりプロジェクトや政策を進めておりますが、これらに加え条例を1つの柱としたい考えであります。 かつては、公害防止条例や情報公開条例など、自治体が国全体をリードするような政策的な条例が生まれています。今後、例えばこども基本法の理念を踏まえた市子ども条例の見直し、デジタル時代に適応する市情報公開条例の改正、さらには市民の幸せの実感を市政目標として宣言する市民の幸福追求に関する条例──仮称でございますが、いわゆるウェルビーイング条例の制定など、市議会での議論を重ねながら、時間をかけて検討し、条例による政策推進を目指したいと考えております。 市議会の皆様と共に、人口減少、少子化、超高齢化の厳しい状況の中で、創意工夫により、市民一人一人が幸福を実感できるふるさと越前市を目指して市政を進めてまいりたいと考えております。 以上、当面する市政の諸課題について述べさせていただきました。何とぞ議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 なお、議案第1号から議案第24号までの提案理由につきましては、関係部長より御説明を申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 澤崎教育長。 ◎教育長(澤崎秀之君) 〔登壇〕 令和6年3月越前市議会定例会の開催に当たり、越前市教育委員会を代表いたしまして、所信の一端を述べさせていただきます。 本市の教育方針に掲げております知、徳、体の調和の取れた明日を担う人間の育成は、越前市の伝統を継承し、新たな文化の創造を担う人材の育成を目指すものです。 よりよい社会を築き、それを未来に引き継ぐために、社会全体の課題に応え、多様性の中で他者と協働する力を育成し、市教育振興ビジョンに基づき教育行政を進めてまいります。 現在、少子・高齢化など地域社会を取り巻く環境は刻々と変化しており、今後もその変化は続くことが想定されます。子供たちが学ぶ環境については、切磋琢磨できる教育環境を整えるなど、子供たちや保護者、地域の思いを大切にしながら、地域社会の変化に対応してまいります。 それでは、順次市教育振興ビジョンに掲げた4つの柱に沿って、主な取組を御説明いたします。 最初に、1つ目の柱であります人間力を高める教育の充実について申し上げます。 まず、就学前教育につきましては、市において新たに設置される市乳幼児教育・保育支援センターの機能を活用し、それぞれの年齢に応じた一人一人の育ちを大切にするとともに、小学校へ円滑に就学できるよう取り組んでまいります。 次に、義務教育におきましては、子供たちが自らの可能性を広げ自立した学習者となれるよう支援してまいります。特に、今年度から新しく子供たちの発達段階と教育課程を考慮し、ふるさと教育の柱を強化いたしました。特色ある学校づくりを行いながら、ふるさとへの誇りと郷土愛を醸成できるよう取り組んでまいります。 また、外国人児童・生徒教育につきましては、外国人児童・生徒が多い本市の特徴を生かし、外国人児童が多い学校と少ない学校など学校間の交流を進め、全ての児童・生徒が多様な文化を体験できる機会を提供してまいります。近年、外国語を母語とする子供たちがその母語が未熟なまま転入するケースが増えていることから、生活言語や学習言語における理解度に応じた日本語指導に努めてまいります。また、学校での集団生活に速やかになじめるよう、プレスクールの実施も含めた生活支援も推進してまいります。 情報教育につきましては、児童・生徒がタブレット端末等を用いて自ら調べ、収集した情報や実験などの記録を分析し、時には友達の考えも共有してまとめ、学びを深める過程を通して情報活用能力を高めてまいります。あわせて、情報モラルについての教育も、子供たちの発達段階に応じた理解につながるよう進めてまいります。 インクルーシブ教育システムの構築に向けましては、特別支援教育を通して、多様な特性や困難さを持つ子供たち一人一人の状況や能力、適性に合わせた支援が必要となります。特別の配慮を必要とする児童・生徒等に対する早期からの教育相談、一貫した支援体制の充実を図るとともに、発達段階や学習状況に合わせたきめ細やかで継続的な指導、支援を行ってまいります。 いじめや不登校、非行等の諸問題につきましては、未然防止や早期発見、早期対応に努めてまいります。特に、不登校傾向の子供には、孤立しない支援や学習機会の保障をするとともに、本年度先行的にモデルケースとして取り組みました相談室とは別の校内支援センターの取組を拡充し、効果的に活用してまいります。 健康教育、安全教育の推進につきましては、全ての小学校の水泳学習を武生中央公園温水プールに集約し、気象条件に左右されない環境でさらなる泳力向上を目指してまいります。 食育の推進につきましては、地場産食材を活用した給食を提供し、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけ、健康的な生活習慣の形成に努めてまいります。 学校施設の整備につきましては、王子保小学校屋内運動場改修工事に係る実施設計、王子保小学校、北日野小学校、武生第二中学校、万葉中学校の空調設備更新工事などを行い、児童・生徒が快適な教育環境の中で学校生活が送れるよう努めてまいります。 青少年の健全育成につきましては、青少年が心身ともに健全にかつ安全に成長するため、地域、家庭、学校、行政が連携し、登下校時の子供の見守り活動や街頭での愛の一声活動のほか、子供がネット犯罪に巻き込まれないよう相談活動などにも取り組んでまいります。 次に、2つ目の柱であります主体的に学びを生かす生涯学習社会の実現について申し上げます。 生涯学習の推進につきましては、えちぜん市民大学において、国府発掘や越前打刃物など越前市の魅力を再認識できる講座を新たに開設する中で、様々な世代向けの講座を提供し、市民の多様なニーズに対応し、生涯学習の充実を一層図ってまいります。 読書の推進につきましては、新たな読書拠点となり得る絵本カフェなどにも本の提供や図書館の蔵書の貸出しを行い、協力してまいります。さらに、大河ドラマ館、道の駅、かみなりちゃんのおうちなどにも、紫式部関係資料をはじめとして各施設にふさわしい本などを置き、読書に親しみ、郷土の偉人について知る機会を創出してまいります。 また、大河ドラマ「光る君へ」の放送が開始されていることから、中央図書館におきまして年間を通して紫式部関係の展示、行事を開催することで、紫式部と越前市の関わりなどについての学習機会を提供し、読書の推進とともにふるさとを誇りに思えるシビックプライドを醸成してまいります。 かこさとしふるさと絵本館で開催しております紙芝居コンテストにつきましては、本年度で12回目を迎えており、近年の受賞作品を市のホームページから動画で閲覧できるようにして、図書館や絵本館に来られない方にも、郷土の偉人、歴史についての学びの場を提供してまいります。 また、北陸新幹線延伸記念として、絵本館と軽井沢絵本の森美術館でスタンプラリーを開催いたします。県外からの観光客や県内からの来館者の方にも、絵本館を併せた大河ドラマ館や周辺施設を巡るコースを紹介し、越前市の歴史、文化について知る機会を提供してまいります。 生涯学習施設であります地区公民館につきましては、武生南公民館と白山公民館の耐震補強等工事のほか、北新庄公民館と北日野公民館の耐震補強等工事実施設計などを行ってまいります。 次に、3つ目の柱であります誇れる歴史、芸術文化の創造について申し上げます。 越前国府跡の発掘調査につきましては、5か年計画の初年度より国府関連施設の区画溝である可能性が高い遺構が発見されるなど、国府跡の位置特定につながる大きな成果が得られました。今後も引き続き調査を進め、越前国府跡の位置特定を目指してまいります。 次に、武生公会堂記念館につきましては、大河ドラマ「光る君へ」の放映に合わせて本年度は紫式部、源氏物語関連の企画展を開催し、本市と紫式部の関わりを紹介してまいります。越前国府の紹介はもとより、大河ドラマ館とも連携して、まちなかに人が集まり回遊できるよう取組を進めてまいります。 文化財の活用につきましては、昨年7月に国の認定を受けました市文化財保存活用地域計画に基づき、文化財の保存と活用に関する取組を進めてまいります。世界文化遺産の拡張提案候補としての和紙、日本の手すき和紙技術である重要無形文化財、越前鳥の子紙の選定や国の重要文化財に指定されている大瀧神社の魅力をさらに深堀りする調査などに取り組み、市民の誇りにもつなげてまいります。 芸術、文化の振興につきましては、市文化センターをはじめとした文化施設において市民がいつでも気軽に芸術に触れることができる機会、鑑賞や体験ができる場を確保できるよう、さらなる取組を進めてまいります。 最後に、4つ目の柱であります生涯スポーツのまちづくりについて申し上げます。 市民の健康増進や体力向上に加え、人と人、地域と地域とのつながりを深め、人々に生きがいや夢、感動を与える生涯スポーツの推進につきましては、本年度末に改定予定の第2期市スポーツ推進プランに基づき、高齢者の方々の生きがいと健康づくりの推進や年齢、障害の有無にかかわらず多くの方が気軽に参加でき、新たなスポーツの選択肢になり得るeスポーツ、そして若者たちを中心に人気を集めるアーバンスポーツの普及などの視点も新たに取り入れながら、人生100年時代に様々な世代がスポーツに親しむことができる居場所と舞台づくりを推進してまいります。 次に、地域クラブ活動の支援による生涯のスポーツや文化芸術の推進につきましては、中学生の休日の活動の場として、今年度は剣道、ソフトテニス、美術の3種目をモデル事業として開始し、来年度はさらにバレーボールや合唱など9種目を追加します。 スポーツ施設につきましては、本年度末に改定予定の第2期市スポーツ施設再配置計画に基づき、中・長期的な視点で効率的、効果的な管理運営を行います。 武生東運動公園庭球場につきましては、さらなる利用者の利便性向上を図るため、今年度、南側4面への夜間照明と大会開催時などに利用できる管理棟を整備し、令和6年4月から供用を開始いたします。 また、市武道館につきましては、耐震補強等工事実施設計に取りかかり、安心してスポーツに取り組める環境の整備を進めてまいります。 以上、教育方針に関しまして所信の一端を述べさせていただきました。 なお、現在、市教育振興ビジョンにつきましては、来年度末に計画期間が終了することから、改定に向けて新年度に策定委員会を設置いたします。市総合計画や社会情勢の変化などを踏まえ、学校教育や生涯学習、芸術文化、スポーツなどについて協議をしてまいります。 議員各位におかれましては、格段の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 奥山総合政策部長。 ◎総合政策部長(奥山茂夫君) 〔登壇〕 それでは、議案第1号から議案第7号まで及び議案第8号から議案第14号までの予算関連14案について提案理由を御説明申し上げます。 まず、議案第1号から議案第7号まで、令和5年度越前市一般会計補正予算及び各特別会計等補正予算について、その概要を御説明申し上げます。 議案第1号令和5年度越前市一般会計補正予算第10号につきましては、令和6年能登半島地震への対応のほか、国の経済対策を活用した道路、橋梁整備などの国土強靱化対策や並行在来線の新駅設置への支援、その他道路除雪対策事業や地方バス路線運行維持のための地域交通対策事業等に必要額を計上いたしました。 また、入札差金等による不用額を減額計上したほか、後年度の子育て支援施策や本市の誘致した企業に対する補助金の財源に活用するため、こどもまるごと応援基金、企業誘致基金への積立てを行うとともに、財政調整基金や減債基金等への積立金を計上し、補正額を9億2,494万1,000円とし、補正後の予算総額を409億8,380万4,000円といたそうとするものであります。 その歳出予算の主な内容として、まず総務費では財政調整基金事業や減債基金事業、社会基盤整備基金事業に所要額を計上したほか、特急・新幹線対策事業や地域交通対策事業などに7億726万3,000円を計上いたしました。 次に、民生費ではこどもまるごと応援基金事業や施設型給付費等支給事業などに1億4,103万4,000円を計上し、衛生費では新型コロナウイルスワクチン接種事業など1億3,283万3,000円を減額いたしました。 農林水産業費では農村環境改善センター管理事業や中山間総合対策支援事業など1億39万2,000円を減額し、商工費では企業誘致事業などに4,631万5,000円を計上いたしました。 また、国の補正予算を活用し、土木費では橋梁維持改修事業や補助道路整備事業などに1億5,179万2,000円を計上し、教育費では小学校施設営繕事業や中学校施設営繕事業などに1億641万1,000円を計上いたしました。 公債費では長期借入金利子の減額により1,442万3,000円を減額し、諸支出金では下水道事業会計事業に3,788万1,000円を計上いたしました。 これらの財源としては、市税4億3,550万円、地方交付税1億9,621万5,000円、繰越金7,800万5,000円、諸収入2億6,794万8,000円、市債2億4,320万円などを計上する一方、法人事業税交付金1億800万円、国庫支出金9,696万2,000円、県支出金1億120万9,000円などを減額いたしました。 続きまして、議案第2号令和5年度越前市国民健康保険特別会計補正予算第2号から議案第7号令和5年度越前市下水道事業会計補正予算第2号までの6案でありますが、令和6年能登半島地震への対応のほか、国の経済対策の活用やそれぞれの決算見込みに基づき、所要額を計上いたしました。 以上、令和5年度補正予算の概要について御説明申し上げました。 次に、議案第8号から議案第14号まで、令和6年度越前市一般会計予算及び各特別会計等予算について、その概要を御説明申し上げます。 令和6年度当初予算につきましては、3月の北陸新幹線越前たけふ駅開業や大河ドラマ「光る君へ」など本市への注目が高まる絶好の機会を生かすため、本市の魅力発信、観光誘客事業に注力するとともに、市民生活を下支えする子供、子育て世帯の支援、健康で長寿を支える取組の充実に重点的な予算配分を行いました。 また、物価高により厳しい状況にある生活者を迅速に支援するため、令和6年度に新たに住民税非課税世帯等となった世帯への給付金などに必要額を計上いたしました。加えて、令和6年能登半島地震を踏まえた公共施設や民間住宅の耐震化など本市の災害に備えて必要額を計上したほか、市総合計画2023に掲げた6つのテーマの着実な推進に必要な額を計上いたしました。 その結果、一般会計において、前年度比3.1%増の379億6,400万円となりましたが、中・長期的な財政基盤の安定化を図るため、国庫補助金や県支出金、交付税措置のある有利な市債等の財源確保に取り組み、将来負担の増加にならないよう計画的な予算編成を実施いたしました。 また、全会計を合わせた令和6年度当初予算の規模につきましては636億3,463万4,000円となり、前年度比0.8%の増といたしました。 それでは、議案第8号令和6年度一般会計当初予算の歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 まず、総務費では、定額減税を補足する給付を行う定額減税調整給付金事業に3億9,900万円を計上したほか、ハピラインふくいしきぶ駅設置への支援や駅前広場整備工事など新幹線・並行在来線利用促進事業に3億5,649万4,000円、大河ドラマ館の運営など紫式部プロジェクト事業に8,000万円を計上いたしました。また、国が進める自治体情報システムの標準化、共通化への移行経費など広域電算事業に3億5,988万9,000円を計上したほか、避難情報の一斉配信システムの導入等の地域防災対策事業に1,175万円を計上いたしました。 次に、民生費では、令和6年度に新たに住民税非課税世帯等となる世帯に給付金を支給する住民税非課税世帯等支援給付金事業に1億587万5,000円を計上したほか、支援が必要な子供に対する学習支援や子育て世帯の孤立防止など予防的な支援を強化するため、こども家庭センターを市民プラザたけふ内に設置するなど児童相談事業に2,056万4,000円、市全体の就学前教育、保育の質向上を図るため、民間園が行う魅力ある保育職場づくりに対する支援や、にじいろこども園の乳幼児教育・保育支援センターの設置等の保育充実促進事業に1億5,570万8,000円を計上いたしました。 衛生費では、産後1か月の産婦健康診査に係る費用助成など母子健康診査事業に8,466万2,000円を計上したほか、老朽化した斎場の建て替えを行うため新斎場整備事業に1,139万1,000円、住宅への自家消費型太陽光発電設備等の導入支援など脱炭素社会実現事業に2,514万円を計上いたしました。 農林水産業費では、越前たけふ駅周辺の農地を活用し、麦やソバの花畑の景観を創出するなどの水田農業支援事業に896万円を計上したほか、有機農業の取組を支援する環境調和型農業推進事業に4,440万9,000円、森林環境譲与税を活用した森林整備等を行う森林環境譲与税事業に5,380万4,000円を計上いたしました。 商工費では、産業支援として次世代産業活性化事業に3,201万1,000円を計上したほか、手すき和紙技術の保存、承継を図るとともに越前和紙産地への観光誘客につなげるため、越前鳥の子紙施設整備事業に5,200万円を計上いたしました。また、北陸新幹線県内開業などの好機を生かし、観光消費拡大につなげるための観光推進事業に2億1,233万8,000円を計上いたしました。 土木費では、市道の維持改修費用として単独道路維持改修事業に3億8,969万9,000円、市道の除雪経費のほか、除雪機械の更新など道路除雪対策事業に3億4,482万9,000円を計上いたしました。また、県内トップクラスの住宅支援制度のほか、令和6年能登半島地震を受けて、木造住宅の耐震改修を促進するための住宅支援事業に1億5,856万8,000円を計上いたしました。 教育費では、中学生の休日の活動の場が地域に広がるよう中学生の指導を行う地域クラブを支援するなど、夢ある子ども育成事業に2,704万1,000円、児童の泳力向上を図るため、これまで学校で実施してきた水泳学習を中央公園温水プールで実施するなど、小学校教育振興事業に1億4,101万5,000円を計上しました。 また、公民館の耐震補強や機能向上など地区公民館施設管理事業に3億3,123万円を計上したほか、国府跡地の特定に向けた埋蔵文化財調査事業に691万1,000円を計上いたしました。大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、1年間を通じて紫式部や源氏物語関連の企画展などを行う公会堂記念館展示整備事業に1,322万8,000円を計上いたしました。 最後に、大雨、台風などの自然災害時に迅速な応急対策ができるよう、災害復旧費として農業施設災害復旧事業、道路施設災害復旧事業などに総額3,050万円を計上いたしました。 次に、これらの財源となる歳入予算の主な内容につきまして御説明申し上げます。 市税につきましては、個人市民税や法人市民税など総額を132億8,500万円とし、地方特例交付金に定額減税の減収補てん分を含め4億6,500万円、地方交付税に63億3,000万円を計上いたしました。 また、国県支出金には90億3,568万8,000円を計上し、基金からの繰入金は、財政調整基金から5億9,800万円、社会基盤整備基金から1億円、こどもまるごと応援金から1億円など、10億4,914万6,000円を計上いたしました。 市債につきましては、将来負担の増加抑制に留意しつつ、総額18億8,390万円を計上いたしました。 続きまして、議案第9号令和6年度越前市国民健康保険特別会計予算から議案第14号令和6年度越前市下水道事業会計予算までの6案でありますが、保険料率の見直しや料金改定など独立採算の原則を基本に受益と負担とのバランスを考慮し、今後も計画的に事業が実施できるよう編成いたしました。 以上、令和6年度当初予算の概要について御説明申し上げました。 次に、議案第15号越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、越前市個人番号の利用に関する条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、個人番号による情報連携が可能な事務や情報などについて、これまで法律で規定されていたものが主務省令で規定されることから、条例中で法律を引用している部分の文言を整理するほか、所要の改正をいたそうとするものであります。 なお、この条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行の日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 蒲総務部長。 ◎総務部長(蒲久美子君) 〔登壇〕 続きまして、議案第16号越前市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、会計年度任用職員の給与制度を見直すため、越前市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、常勤職員の給与について、年度途中に改定やそれに伴う遡及適用があった場合、会計年度任用職員の給与についても常勤職員の給与と同時期に改定し、遡及適用させようとするものであります。 また、地方自治法等の改正により、令和6年度以降、会計年度任用職員への勤勉手当の支給が可能となることなどから、任期が6か月以上の会計年度任用職員に対し、令和6年6月期から勤勉手当を支給することとし、その手当の額を定めるほか、所要の改正をいたそうとするものであります。 なお、この条例は公布の日から施行いたそうとするものでありますが、勤勉手当の支給等に係る改正については、令和6年4月1日から施行いたそうとするものであります。また、会計年度任用職員の給与改定の時期及び遡及適用に係る改正については、令和5年4月1日から適用いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 〔登壇〕 続きまして、議案第18号から議案第20号までについて提案理由を御説明申し上げます。 まず、議案第18号越前市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案は、福井県国民健康保険運営方針に基づき、県内全市町の国民健康保険税の算定方式を統一するため、越前市国民健康保険税条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、国民健康保険税の基礎課税額について資産割額を廃止し、所得割額、被保険者均等割額及び世帯別平等割額の合算額とするものであります。 なお、附則において施行期日を令和6年4月1日とすること及び経過措置を規定いたしております。 次に、議案第19号越前市介護保険条例の一部改正についてでありますが、本案は、本年度に第9期越前市介護保険事業計画を策定するに当たり、越前市介護保険条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、国が介護保険料算定の基準となる所得の標準段階数及び標準乗率を見直したことから、本市における介護保険料算定の基準となる所得段階数及び各段階の乗率を見直そうとするものであります。 なお、附則において施行期日を令和6年4月1日とすること及び経過措置を規定いたしております。 次に、議案第20号越前市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、県がひとり親家庭等の医療費助成対象を拡充したこと及び配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律が改正されたことから、越前市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、県の助成対象の拡充に合わせて、本市においても新たに後期高齢者医療保険加入者を対象とするとともに、法律の改正に伴い当該法律の規定を引用している箇所について所要の改正をいたそうとするものであります。 なお、この条例は令和6年4月1日から施行いたそうとするものでありますが、医療費助成対象の拡充につきましては、令和5年4月1日から適用いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 〔登壇〕 続きまして、議案第21号から議案第23号までにつきまして提案理由を御説明申し上げます。 まず、議案第21号越前市水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、本案は、水道整備、管理行政の機能強化を図るため、水道法等に関する権限が厚生労働大臣から国土交通大臣に移管されることから、条例中の文言の整理を行うため、越前市水道事業給水条例の一部を改正いたそうとするものであります。 なお、この条例は令和6年4月1日から施行いたそうとするものであります。 次に、議案第22号越前市工業用水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、本案は、電気代の高騰による維持管理費の増加に対応するとともに、激甚化、頻発化する自然災害等に備えるため、越前市工業用水道事業給水条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、工業用水道料金について、基本料金を16円から21円に、超過料金を32円から63円に引き上げようとするものであります。 なお、この条例は令和6年4月1日から施行いたそうとするものであります。 次に、議案第23号市道路線の認定及び変更についてでありますが、本案は、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定に基づき、市道の路線を認定し、及び変更することにつきまして提案いたそうとするものであります。 その内容でありますが、1路線、延長にして271.0メートルを新たに市道として認定いたし、1路線についてその区間を変更いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 奥山総合政策部長。 ◎総合政策部長(奥山茂夫君) 〔登壇〕 続きまして、議案第24号専決処分の承認を求めることについて提案理由を御説明申し上げます。 本案は、令和5年度越前市一般会計におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億3,076万3,000円を追加し、予算総額を400億5,886万3,000円とすることにつきまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 その内訳といたしましては、歳出予算として、物価高騰の影響を受けている住民税非課税世帯等への支援として住民税均等割のみ課税世帯への給付金を支給するとともに、同世帯や住民税非課税世帯への子供加算分を支給するため、住民税非課税世帯等支援給付金事業に2億3,076万3,000円を計上し、その財源として国庫支出金2億3,076万3,000円を計上いたしました。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉田啓三君) 以上をもって議案第1号から議案第16号及び議案第18号から議案第24号までの提案理由の説明を終了いたします。  ================ △日程第4 議案第17号 ○議長(吉田啓三君) 日程第4議案第17号越前市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 〔登壇〕 それでは、議案第17号越前市手数料条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、戸籍法の改正により、越前市手数料条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容としましては、パスポート申請などの行政手続を行う際に行政機関が戸籍情報と連携した識別符号を活用することにより、申請の際に必要となる戸籍謄本等の添付の省略が可能となるため、申請手続に必要な識別符号の発行手数料を新たに定めるほか、所要の改正をいたそうとするものであります。 なお、この条例は令和6年3月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉田啓三君) この際、申し上げます。 議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 本案については教育厚生委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 休憩中に委員会を開催し、議案に対する審議をお願いいたします。 再開は委員会終了後お知らせいたします。       休憩 午前11時25分       再開 午前11時39分 ○議長(吉田啓三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 審議を続行いたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 砂田教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長(砂田竜一君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第17号について、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましては、休憩中に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(吉田啓三君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案については委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 異議なしと認めます。 よって、議案第17号につきましては原案どおり可決されました。  ================ ○議長(吉田啓三君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は2月26日午前10時から再開いたします。       散会 午前11時40分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│           諸  会  議  等  報  告  書           ││  令和5年12月越前市議会定例会後に開催された議長会関係等の諸会議等について  ││ は、次のとおりである。                             ││ 第1 議長会関係の諸会議について                        ││  1 令和5年度福井県市議会議長会議員研修会                  ││     令和6年1月19日(金)小浜市において開催された。           ││     (研修事項)                              ││       演題 「地方自治法の一部改正について」               ││       講師 篠田 光洋 氏(全国市議会議長会 企画議事部 副部長)    ││  2 令和5年度丹南地区市町議会議長会事務局長会                ││     令和6年2月1日(木)越前市において開催した。             ││     (協議事項)                              ││      1  令和5年度事業報告及び決算見込みについて            ││      2  令和6年度事業計画案及び予算案について             ││      3  令和6年度総会及び正副議長研修会について            ││      4  その他                             ││  3 福井県市議会議長会事務局長会                       ││     令和6年2月5日(月)小浜市において開催された。            ││     (協議事項) 福井県市議会議長会令和6年2月定期総会について      ││  4 福井県市議会議長会令和6年2月定期総会                  ││     令和6年2月5日(月)小浜市において開催された。            ││     (協議事項)                              ││      1  報告                              ││       (1)福井県市議会議長会会務報告                  ││       (2)令和5年度福井県市議会議長会歳入歳出仮決算中間報告      ││      2  議案審議                            ││       (1)会長提出議案                         ││           令和6年度福井県市議会議長会歳入歳出予算(案)について   ││       (2)各市提出議案                         ││           越前市から提出した「子ども子育て支援の充実について」外13 ││          件                              ││      3  令和7年2月定期総会開催市の決定  大野市           ││      4  役員改選等  会長 福井市  副会長 大野市  監事 あわら市 ││ 第2 議会関係の諸会議について                         ││  令和5年                                   ││  12月25日(月)                              ││    令和5年第3回越前三国競艇企業団議会臨時会事前説明会(坂井市)      ││     (協議事項)                              ││      1  令和5年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計補正予算 ││        (第2号)について                        ││      2  越前三国競艇企業団特別職の職員の給与及び旅費等に関する条例の一 ││        部を改正する条例について                     ││      3  越前三国競艇企業団職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を ││        改正する条例について                       ││    令和5年第3回越前三国競艇企業団議会臨時会                ││     (議決等事項)                             ││      1  会議録署名議員の指名                      ││      2  会期の決定                           ││      3  令和5年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計補正予算 ││        (第2号)について                        ││      4  越前三国競艇企業団特別職の職員の給与及び旅費等に関する条例の一 ││        部を改正する条例について                     ││      5  越前三国競艇企業団職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を ││        改正する条例について                       ││  12月26日(火)                              ││    議会モニター会議                             ││  令和6年                                   ││  1月10日(水)                               ││    議会活性化特別委員会                           ││     (協議事項)                              ││      1  再確認事項について                       ││      2  その他                             ││    政策サイクル検討会                            ││     (協議事項)                              ││      1  次年度の取組について                      ││      2  取組スケジュール案について                   ││      3  理事会(仮称)について                     ││      4  令和6年9月定例会日程素案                   ││  1月17日(水)                               ││    議会運営委員会                              ││     (協議事項) 議会の運営について                    ││    議員協議会                                ││     (協議事項) 議員報酬と定数について                  ││  1月30日(火)                               ││    市議会議員研修会                             ││     演題 「人口減少下における越前市のこれからを展望する」         ││     講師 佐々井 司 氏(福井県立大学 地域経済研究所 教授)       ││    議員説明会                                ││     (協議事項)                              ││      1  令和5年度1月専決補正予算の概要について            ││      2  その他                             ││    議員協議会                                ││     (協議事項)                              ││      1  議員報酬と定数について                     ││      2  その他                             ││  2月 2 日(金)                               ││    鯖江市議会・越前市議会行政懇談会(鯖江市)                ││     (懇談事項)                              ││      1  北陸新幹線金沢・敦賀間開業に伴う広域連携について        ││      2  河川の防災・減災対策と河川環境整備について           ││  2月13日(火)                               ││    公立丹南病院組合議会全員協議会(鯖江市)                 ││     (協議事項)                              ││      1  提出議案等について                       ││      2  会期および議事日程について                   ││      3  その他                             ││    令和6年第1回公立丹南病院組合議会定例会(鯖江市)            ││     (議決等事項)                             ││      1  会議録署名議員の指名                      ││      2  会期の決定                           ││      3  令和6年度公立丹南病院組合病院事業会計予算           ││      4  公立丹南病院組合監査委員の選任について             ││  2月14日(水)                               ││    全員説明会                                ││     (協議事項)                              ││      1  3月市議会定例会提出議案について                ││       (1)  条例案等の概要                        ││       (2)  令和5年度3月補正予算(案)、1月専決補正予算の概要     ││       (3)  令和6年度当初予算(案)の概要                ││      2  越前市議会提言シートに対する回答について            ││      3  越前市斎場個別施設計画について                 ││      4  越前たけふ駅開業記念式典及び開業記念イベントについて      ││      5  パブリック・コメントの結果と計画案等について          ││      6  その他                             ││    政策サイクル検討会                            ││     (協議事項)                              ││      1  3月定例会の取組(提言の予算反映確認)について         ││      2  政策サイクルの取組みの確認体制について             ││    議会運営委員会                              ││     (協議事項) 議会の運営について                    ││  2月16日(金)                               ││    福井県丹南広域組合議会全員協議会(越前市)                ││     (協議事項)                              ││      1  第71回定例会                         ││       (1)  本会議の議事運営について                   ││       (2)  提出議案の概要説明について                  ││      2  その他                             ││    令和6年2月福井県丹南広域組合議会第71回定例会(越前市)        ││     (議決等事項)                             ││      1  会議録署名議員の指名                      ││      2  会期の決定                           ││      3  令和5年度福井県丹南広域組合一般会計補正予算(第2号)     ││      4  令和6年度福井県丹南広域組合一般会計予算            ││      5  令和6年度福井県丹南広域組合ふるさと市町村圏振興事業特別会計予 ││        算                                ││      6  専決処分の報告について                     ││      7  福井県丹南広域組合監査委員の選任につき同意を求めることについて ││      8  福井県丹南広域組合監査委員の選任につき同意を求めることについて ││      9  一般質問                            ││  2月19日(月)                               ││    議員説明会                                ││     (協議事項)                              ││      1  パブリック・コメントの結果と計画案等について          ││      2  越前たけふ未来創造基地(仮称)基本構想について         ││      3  その他                             ││  2月20日(火)                               ││    令和6年第1回福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会全員協議会      ││     (協議事項)                              ││      1  議事日程について                        ││      2  会議予定について                        ││      3  会議録署名議員の指名について                  ││      4  令和5年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算     ││      5  令和5年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補 ││        正予算                              ││      6  令和6年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計予算       ││      7  令和6年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予 ││        算                                ││      8  福井県後期高齢者医療広域連合会計年度任用職員の勤務条件、給与等 ││        に関する条例等の一部改正について                 ││      9  福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改 ││        正について                            ││     10  専決処分の承認を求めることについて               ││     11  一般質問                            ││    令和6年第1回福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会           ││     (議決等事項)                             ││      1  会期の決定について                       ││      2  会議録署名議員の指名                      ││      3  令和5年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算     ││      4  令和5年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補 ││        正予算                              ││      5  令和6年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計予算       ││      6  令和6年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予 ││        算                                ││      7  福井県後期高齢者医療広域連合会計年度任用職員の勤務条件、給与等 ││        に関する条例等の一部改正について                 ││      8  福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改 ││        正について                            ││      9  専決処分の承認を求めることについて               ││     10  一般質問                            ││ 第3 陳情書等の受理                              ││  令和5年                                   ││  11月28日(火) 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書 ││           の採択を求める陳情を小坪慎也から受領した。         ││  令和6年                                   ││  2月 8 日(木) 最低賃金の大幅な改善を求める陳情書を福井県労働組合総連合議 ││          長鈴木孝典から受領した。                   ││ 第4 行政視察について                             ││  1 行政視察来庁者                              ││   令和6年                                  ││   1月18日(木) 北海道札幌市議会一行3名来庁               ││          「武生中央公園水泳場再整備事業(Park-PFI)について」 ││   1月31日(水) 滋賀県守山市議会一行12名来庁              ││                       「小学校プールの集約事業について」 │└─────────────────────────────────────────┘請  願  文  書  表受理 番号請願第1号件 名UPZ内の安定ヨウ素剤事前配布を求める請願書令和 6 年 2 月13日受理請願者 守ろういのち@福井   代表  佐々本 真 子紹介 議員大久保 惠 子 君 題 佛 臣 一 君 橋 本 弥登志 君付 託 委員会総 務 委 員 会請 願 の 要 旨[請願趣旨]  平成23年の原子力発電所の事故をきっかけに、若狭湾に立ち並ぶ原子力発電所で、もし事故が起こったらという不安を持つようになった。能登地方のように福井でも地震が起こったり、あるいは原子炉の設備等の劣化や人為ミスなどがあったりした場合、避難計画どおり皆が無事避難できるのだろうか、など心配は尽きない。  そのような事態に備えて安定ヨウ素剤を配布することは、住民の命を守るうえで必須事項であると考える。なぜなら、甲状腺がんを防ぐ可能性があるからである。嶺南地方でのUPZでは希望すれば条件付きではあるが安定ヨウ素剤を持つことができる。嶺南同様に嶺北のUPZでも一定条件を有する市民が希望すれば、安定ヨウ素剤の事前配布をお願いする。 [請願事項]  以下の条件の市民が希望し越前市に申し出れば、安定ヨウ素剤を受け取ることができること。 ① 妊婦、授乳婦、乳幼児を含む未成年者 ② 障害や病気などにより、速やかに非難することが難しい方 ③ 一時集合場所まで行くことが困難な方 ④ 上記①、②の同居家族の方           令和6年3月越前市議会定例会会期日程                                    (会期30日)日次月日曜日区分開議時刻開議場所事   項第1日2月21日水本会議午前10時議  場開 会 諸般の報告 会議録署名議員の指名 会期の決定 令和5年度各会計補正予算案 令和6年度各会計予算案 条例改正、一般議案、専決承認案 (提案理由の説明)第2日2月22日木休 会    議案調査第3日2月23日金 (祝)休 会      第4日2月24日土休 会      第5日2月25日日休 会      第6日2月26日月本会議午前10時議  場専決承認 議案に対する質疑・委員会付託第7日2月27日火本会議午前10時議  場議案に対する質疑・委員会付託第8日2月28日水休 会    議案調査第9日2月29日木休 会    議案調査第10日3月1日金本会議午前10時議  場一般質問第11日3月2日土休 会      第12日3月3日日休 会      第13日3月4日月本会議午前10時議  場一般質問第14日3月5日火本会議午前10時議  場一般質問第15日3月6日水本会議午前10時議  場一般質問(予備日)第16日3月7日木委員会午前10時第3委員会室教育厚生委員会第17日3月8日金委員会  第3委員会室教育厚生委員会第18日3月9日土休 会      第19日3月10日日休 会      第20日3月11日月委員会午前10時第3委員会室産業建設委員会第21日3月12日火委員会  第3委員会室産業建設委員会第22日3月13日水委員会午前10時第3委員会室総務委員会  第2委員会室産業建設委員会(予備日)第23日3月14日木委員会  第3委員会室総務委員会第24日3月15日金委員会午前10時第1委員会室議会活性化特別委員会第25日3月16日土休 会      第26日3月17日日休 会      第27日3月18日月委員会午後1時第1委員会室議会運営委員会第28日3月19日火休 会      第29日3月20日水 (祝)休 会      第30日3月21日木本会議午後2時議  場委員会審査結果報告 (質疑・討論・採決) 閉 会※ 委員会開催は、この日程をもって招集通知にかえさせていただきますので、ご了承願います。...