越前市議会 2021-02-19
02月25日-02号
令和 3年 3月定例会 令和3年3月
越前市議会定例会(第2号) 令和3年2月19日の会議に引き続き、令和3年2月25日午前10時から会議を再開した。 =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────
┐│ 令和3年3月
越前市議会定例会議事日程 ││ 令和3年2月25日午前10時
開議 ││ 第 2 号
││ 第 1 議案第25号 専決処分の承認を求めることについて
││ 第 2 議案第14号
越前市庁舎建設基金条例の廃止について
││ 第 3 議案第15号 越前市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
││ 第 4 議案第16号 越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正について
││ 第 5 議案第17号 越前市障がいの特性に応じた情報取得及び
コミュニケーション ││ 条例の制定について
││ 第 6 議案第18号 越前市
介護保険条例の一部改正について
││ 第 7 議案第19号 越前市
中小企業等経営安定対策利子補給基金条例の制定につい
││ て
││ 第 8 議案第20号
北陸新幹線新駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の
制 ││ 限に関する条例の制定について
││ 第 9 議案第21号 越前市
都市公園条例の一部改正について
││ 第10 議案第22号 越前市住みよい
街づくり推進条例の一部改正について
││ 第11 議案第23号 工事の請負契約について
││ 第12 議案第24号 市道路線の変更について
││ 第13 議案第 2 号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第15号)
││ 第14 議案第 3 号 令和2年度越前市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ││ 第15 議案第 4 号 令和2年度越前市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
││ 第16 議案第 5 号 令和2年度越前市
水道事業会計補正予算(第2号)
││ 第17 議案第 6 号 令和2年度越前市
下水道事業会計補正予算(第2号)
││ 第18 議案第 7 号 令和3年度越前市
一般会計予算 ││ 第19 議案第 8 号 令和3年度越前市
国民健康保険特別会計予算 ││ 第20 議案第 9 号 令和3年度越前市
介護保険特別会計予算 ││ 第21 議案第10号 令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計予算 ││ 第22 議案第11号 令和3年度越前市
水道事業会計予算 ││ 第23 議案第12号 令和3年度越前市
工業用水道事業会計予算 ││ 第24 議案第13号 令和3年度越前市
下水道事業会計予算 │└─────────────────────────────────────────┘ =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1 議案第25号 専決処分の承認を求めることについて 日程第 2 議案第14号
越前市庁舎建設基金条例の廃止について 日程第 3 議案第15号 越前市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 日程第 4 議案第16号 越前市個人番号の利用に関する条例の一部改正について 日程第 5 議案第17号 越前市障がいの特性に応じた情報取得及び
コミュニケーション条例の制定について 日程第 6 議案第18号 越前市
介護保険条例の一部改正について 日程第 7 議案第19号 越前市
中小企業等経営安定対策利子補給基金条例の制定について 日程第 8 議案第20号
北陸新幹線新駅周辺地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について 日程第 9 議案第21号 越前市
都市公園条例の一部改正について 日程第10 議案第22号 越前市住みよい
街づくり推進条例の一部改正について 日程第11 議案第23号 工事の請負契約について 日程第12 議案第24号 市道路線の変更について 日程第13 議案第 2 号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第15号) 日程第14 議案第 3 号 令和2年度越前市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第 4 号 令和2年度越前市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第 5 号 令和2年度越前市
水道事業会計補正予算(第2号) 日程第17 議案第 6 号 令和2年度越前市
下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第 7 号 令和3年度越前市
一般会計予算 =======================================3 出席議員(21人) 1 番 中 西 昭 雄 君 2 番 砂 田 竜 一 君 3 番 清 水 一 徳 君 4 番 桶 谷 耕 一 君 5 番 近 藤 光 広 君 6 番 橋 本 弥登志 君 7 番 小 玉 俊 一 君 9 番 加 藤 吉 則 君 10番 大久保 健 一 君 11番 吉 田 啓 三 君 12番 川 崎 俊 之 君 13番 題 佛 臣 一 君 14番 安 立 里 美 君 15番 大久保 惠 子 君 16番 川 崎 悟 司 君 17番 城 戸 茂 夫 君 18番 小 形 善 信 君 19番 前 田 一 博 君 20番 前 田 修 治 君 21番 片 粕 正二郎 君 22番 三田村 輝 士 君 ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人) 8 番 吉 村 美 幸 君5 議 事 開議 午前9時58分
○議長(三田村輝士君) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が吉村美幸君から参っておりますので、御報告しておきます。 ================
△日程第1 議案第25号
○議長(三田村輝士君) 本日の日程に入ります。 日程第1議案第25号専決処分の承認を求めることについて(令和2年度越前市
一般会計補正予算第14号)を議題といたします。 これより行います理事者への議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) おはようございます。 議案第25号につきまして質疑をさせていただきます。 今、世界中で
コロナウイルスに対してのワクチンの接種が始まっているということでございます。大変大がかりといいますか、これまで経験したことのない本当に大きなことかというふうにも思います。 それで、ワクチンの接種の対象者というのは、
ワクチン接種券というものが届いたら必ず受けなければならないのか、また全員というのはなかなか無理というふうにも思うわけでありますが、目標とする接種数はどれぐらいと思っていらっしゃるのかお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君)
新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、努力義務となっておりますので、接種を受ける方の同意に基づき接種を実施いたします。なお、現在集団免疫が確保されると言われております70%以上の接種を目指して準備を進めているところです。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 努力義務ということと70%である程度の免疫というか、集団的なことが対応できるというような御回答であったかと思います。 そういったことのためには、やはり医療従事者の協力、こういったことが欠かせない非常に大事な視点ではないかというふうに思います。 この医療従事者の協力と確保についての協議については、現状どうなっていらっしゃるのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 現在、国が示すスケジュールや業務内容に基づきまして、集団接種の会場運営など市民の皆様が円滑に接種できるよう、武生医師会等と連携を図り、準備を進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 医療従事者や高齢者施設の関係者の範囲及び数については把握をされておられますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) まず、医療従事者の範囲といいますのは、病院、診療所において
新型コロナウイルス感染症患者や疑い患者に頻繁に接する機会のある医師もしくはそのほかの職員をいいます。したがいまして、診療科や職種を限定するものではございません。 また、薬局において同様のリスクの高い薬剤師もしくはその他の職員、
新型コロナウイルス患者を搬送する救急隊員、自治体における保健所職員等も含むとされております。
高齢者施設等の従事者については、高齢者等が入所、居住する
社会福祉施設等で、具体的には
介護保険施設、障害者施設、救護施設等で利用者に直接接する職員をいいまして、職種は問わないこととされております。 なお、国の算定方法に基づいて推計しました市内の医療従事者の人数は約2,500人、
高齢者施設等の従事者は約1,200人と把握しております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 今、医療従事者は2,500人、高齢者施設の関係者ということでは1,200人というようなことの把握をされてるということでございます。 それで、今答弁の中にもあったんですけれども、市の関係者、こういった方々で優先接種をすべき人はいらっしゃるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 医療従事者の中に
新型コロナウイルス患者を搬送する救急隊員が含まれておりますので、本市の関係者としましては南越消防組合の職員が優先接種の対象となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) それで、ちょっと話は違うんですけど、基礎疾患というようなことがよく新聞やら報道等であるわけであります。 それで、何となく分からないわけではありませんが、今回この
コロナウイルスに対してのワクチンの接種に際しての基礎疾患というのはどういう定義で認識をすればいいのか。また、そういったことを個人がどのように証明をするのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 基礎疾患につきましては、国において慢性の呼吸器の病気や慢性の心臓病、腎臓病等の13の疾患が挙げられております。このような状態の病気で通院、入院されている方もしくはBMI30以上を満たす肥満の方とされております。なお、この場合、基礎疾患について医師の証明書等は不要です。自らが予診票に記載していただくことになります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) そういったことを含めて、しっかり市民の方にも周知をしていただければなというふうにも思います。 それで、改めて具体的な接種の手順も教えてほしいなと思います。個別接種と集団接種というものがあるわけですけれども、その違いも含めて御回答をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 接種を受けるための手続でございますが、接種を受けるには必ず接種券が必要です。 市から郵送される接種券を受け取り、接種を受けられる場所を確認して電話かインターネットで事前予約をしていただきます。接種日当日は、接種券のほか同封されている予診票、本人確認できる
健康保険証等を持参していただきます。 また、集団接種は市が設ける会場で接種を行います。本市では
武生中央公園総合体育館など3会場で行う予定をしております。個別接種は、市内のかかりつけ医など医療機関へ行って接種を行います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 具体的な手順については分かりました。 それで、本市では接種につきましてどの程度の
スケジュール感で完了する予定なのか。そして、今心配することは、それまでに必要なワクチンが確保できるのかどうか。 いろいろ毎日のように新聞やらテレビ等で、ワクチンについての確保というようなことでは、世界の中でいろいろな、囲い込みというような言葉を使ってるんかと思いますけれども、そういったことで若干の心配をするわけでありますけれども、現状どうなっているのかお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 現在、
医療従事者向けの接種が始まったばかりで、それ以降どれくらいのワクチンが当市に配分されるかなど詳細についてはまだ確定した情報が示されておりません。したがいまして、現段階における国が示すスケジュールに従いまして、あくまでも想定による準備状況となっておりますので、確定的なことはお答えできない状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) いろいろ世界の中での、あと後発っていいますか、国内でもまたそういうワクチンの開発、そういったことにいろんな製薬メーカーも御尽力っていいますか、開発に力を入れているというようなこともお聞きをいたしますので、いち早い開発が望まれるなというふうにも思います。 それで、今海外から入ってくるそのワクチンでありますけれども、今心配なのは副反応についてということが心配だなというふうに思います。市民の方もそういう思いを持っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃると思いますが、この副反応というのはどの程度のリスクなのか少しお教えいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 国からの情報によれば、いずれのワクチンも副反応が起こり得るリスクがあるとお聞きしております。一方で、その確率は非常に低く、現段階では
コロナウイルスに感染したときのリスクを考えると、接種して抗体を得て重症化を防止することが望ましいとされております。 しかし、いまだワクチンには不明な点があることも事実ですので、国が示す正確な情報を基に、適切に市民の皆様にお知らせしてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 確率としては低いというようなことでありますけれども、日本人に本当にワクチンが合うのかどうかというようなことも含めて心配する部分でもあります。その対策として、こういった副反応というものは必ず治るものなのかどうか、もし後遺症等が残った場合の補償はどうなるのかということが心配なんですけれども、先日のテレビ報道でも少しこのことについての報道があったわけですけれども、再度改めてお聞きをいたしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 医学的、専門的なことにつきましては、厚生労働省と国のホームページにいろいろ専門的な情報が掲載されておりまして、ワクチンの有効性、安全性、副反応についても分かりやすく掲載がされております。接種につきましては個人が御自身で判断することになりますので、市民の方々皆様が正しい情報を得ることは大切と考えております。 市民の皆様が得る情報には不確定な情報も含め多くの情報がありますので、中には不安感を持たれる方もあるかと思います。国や県の確実な情報を基に、適切な時期に確定した情報を分かりやすく周知していきたいと考えております。 また、
ワクチン接種が原因で健康被害が生じて医療機関での治療が必要になったり障害が残ったりした場合には、予防接種法に基づき国が救済を行うことになっています。
新型コロナウイルスワクチンの接種につきましても、健康被害が生じた場合には同様に救済制度が受けられることになっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 総合的に判断をいたしますと、接種をしてコロナ感染を防ぐメリットのほうが副反応のリスクを上回るというふうなことも言えるのかなと思います。このことを広く市民に周知をしていただきまして、不安の払拭をすべきというふうにも思います。 それで、本市には多くの外国人の方がお住まいであります。その方々に対する対応についてお聞きをするのと、接種券が届いても理解ができないっていいますか、何だろうこれというそういった高齢者の方等もいらっしゃるのではないかというふうにも思います。その方についての対応や、
コールセンターも設置をするということでございますが、その体制についてはどうなるのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君)
ワクチン接種に対する外国人市民の方への周知、相談につきましては、関係各課が連携しまして全庁的に対応するとともに、外国人を雇用しておられる企業等の協力も得て外国人市民の方も含め全市民が円滑な接種を行えるよう検討しております。また、予約受付、案内センターにおきましても、ポルトガル語に対応できるよう調整をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) あと、これに関連してですが、御自身で会場まで自力で行くことができない方もいらっしゃるんだろうと思います。そういった方々への対応や、その
ワクチンそのものの輸送に関わる事業者はどのようになっているのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君)
集団接種会場に御自身で移動が困難な高齢者の方につきましては、希望により送迎バスの運行を検討しております。また、ファイザー社のワクチンの配送につきましては、国が確保した冷凍倉庫から市の
ワクチン供給拠点となる
基本型接種施設に冷凍で配送されます。国の配送に係る業者につきましては、ファイザー社のワクチンの場合、
ヤマトホールディングスなど3社が選ばれたと聞いております。 市に冷凍で運ばれたワクチンにつきましては、
ワクチン供給拠点となる
基本型接種施設から小分けして各医療機関と
集団接種会場に市が委託した業者が冷蔵で配送する予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) そういった専門の業者ということで認識をさせていただければいいんかなというふうに思いますので、分かりました。 それで次に、在宅の障害者の方や介護状態の方で移動そのものが難しい方、こういった方への対応についてはどのようにお考えなのでしょうか、お聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 在宅の寝たきりの高齢者、障害者の方につきましては、かかりつけ医の往診による巡回接種を予定しておりまして、車椅子を使用する高齢者や障害者の方につきましては介護タクシーの利用などを検討しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 今いろいろお聞きをいたしましても、今回の
ワクチン接種の業務というのは初めてのことでもありますし、大変多岐にわたるものがあるというふうに感じます。医療従事者の方や様々な協力、そして市としてもしっかり市民に対する対応、こういったことも万全な体制が望まれるわけであります。 本市といたしましても、専門の部署をつくり対応しているわけでありますが、これからの時間の経過の中でさらなる強化の必要がないのかどうか、その辺についてのお考えをお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君)
新型コロナウイルスワクチンの接種に係ります業務体制につきましては、住民接種を円滑に実施するため1月18日に
新型コロナウイルスワクチン接種対策室を設置をいたしまして、現在8名体制で業務に当たらせていただいております。引き続きまして、国の動向や業務の進捗状況などを慎重に見極めながら適切に対応してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 市民の円滑な接種を第一に考えていただいて、多くの方の接種につながるように市としても全力で取り組んでほしいなというふうに思います。さらなる組織の強化も必要であれば、早期的に対応していただきたいというふうに思います。 それで、個人接種と集団接種ということであるわけでありますけれども、多くの方がいる大企業等において職場での接種も合理的ではないかというふうにも考えるわけであります。また、一定の人が入居する施設でも巡回して接種をするということは考えられないのかどうか、最後にお聞きをいたしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 現在、国におきまして職場での産業医による接種についても検討するとされております。その動向を注視しながら対応していきたいと考えております。また、高齢者等の施設においての巡回接種は実施できるように調整中でありまして、
高齢者等入所施設を運営する法人を対象として説明会を実施したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) これから始まるというような状況であります。それで、初めての取組でありますので、市としても万全の体制で臨んでほしいなと思いますし、ワクチンが一つの明るい話題といいますか、希望にもなることは間違いないことだと思いますが、日本全体がコロナ慣れをしてしまうということも大変大きな、逆に言うと心配かなと思います。一人一人気を緩めることなく収束に向けて進んでいってほしいなというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 今、この件でいろいろお伺いいたしました。 越前市は県内で一番早く対策本部を立ち上げていろいろ対応されて考えてらっしゃるんですが、あまりにも不確定要素が多過ぎて現場も本当に大変だなというふうに思っています。 今、現時点で分かる範囲でいいので、越前市の接種の体制とか接種までの流れ、スケジュールを、さきの質問に重複しない範囲でまたもう一度教えていただけますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
山崎市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事(山崎智子君) 本市におきましては、国の指導に基づいて安全性を最優先に接種会場の設置を考えております。 現時点ではかかりつけ医などの医療機関で行う個別接種、
武生中央公園総合体育館など3会場で行う集団接種、また高齢者等が入所、居住する施設や自宅へ医師が出向いて行う巡回接種など、接種を希望する市民の方々が御希望の形で接種できるよう体制を調整しております。 スケジュールにつきましては、現時点で国が示すスケジュールに基づき、65歳以上の高齢者には3月下旬頃に接種券を発送して、今国が出しました4月12日以降には接種を開始できるよう準備をしているところでございます。高齢者以外の方につきましては、国はスケジュールを明らかにしておりませんので、未定です。 現在、国が示すスケジュールや業務内容に基づいて、集団接種の会場運営など市民の皆様が円滑に接種が行えるよう、武生医師会等と連携を図りながら準備を進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) いろんな情報が交錯してますし、本当に大変です。また、何か新しい薬剤も供給されるとかという情報もありますし、そうするとまた環境がいろいろ変わってくると思います。 そして、昨日の新聞だったと思いますが、国が地方の事務の負担軽減に向けて接種履歴を即時把握可能な端末を配るとかそういうような記事も見かけましたし、また今日は4月12日という記事もありましたが、接種開始が、5月にずれ込むのではないかというような記事も見受けられました。ということで、本当に現場は大変だし、皆さん、市民もみんなそのたびに振り回されてるわけですけれども、そういうことでいろんなことが確定次第、市民に的確な情報を伝えていただきたいのと、また市だけで完結できる作業というのがありますので、そういうことについては怠りなく準備を進めていただきたいなというふうに思います。 以上ですが、その点について。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 河瀬副市長。
◎副市長(河瀬信宏君) ただいまの御意見につきましては、対策本部でしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 また、市民に対する周知につきましても、できるだけの範囲でやっていきたいと思っております。当然、広報、ホームページ、それからケーブルテレビ、いろんな手段を活用して徹底した周知を図っていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 行政も市民も初めての体験というか大きなことなので、いろんなことが出てくると思いますが、しっかり対応していただきたいと思います。 以上です。
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、本案については委員会への付託を省略することに決しました。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案について、これを承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第25号は承認することに決しました。 ================
△日程第2 議案第14号 ~ 日程第10 議案第22号
○議長(三田村輝士君) 日程第2議案第14号
越前市庁舎建設基金条例の廃止についてから日程第10議案第22号越前市住みよい
街づくり推進条例の一部改正についてまでの9案を一括して議題といたします。 この際、申し上げます。 これより行います理事者への議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて一般会計当初予算を除き30分以内の時間制限により行います。 質疑は議題に供されている案件について議員が賛否などの態度決定をできるよう疑問点を問うことが目的でありますので、議員各位にはその範囲を逸脱することなく、簡明簡潔な発言に努められますようお願いを申し上げます。 また、申合せにより、各議員が所属する委員会の所管事項については、施策の大綱に関わるもの以外の詳細な事項に関しては避けることを例としておりますので、申し添えておきます。 理事者におかれましても、質疑の趣旨に沿った適切な答弁をなされるよう、ここで改めてお願いをしておきます。 なお、一般会計当初予算の議案質疑の時間制限などについては、議題に上がった際に改めて申し上げます。 それでは、本9案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) よろしくお願いします。 私からは、議案第17号越前市障がいの特性に応じた情報取得及び
コミュニケーション条例の制定についてお聞きしたいと思います。 まず、こちらの条例案の内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 障害のある方が、障害の特性に応じた手段により情報を取得いたしましてコミュニケーション手段の選択及び利用の機会が確保できることで、障害の有無にかかわらず全ての市民が相互に理解し、障害のある人も安心して生活できる地域共生社会の実現を目的とした条例でございます。 情報の受け取りと発信の機会の保障、コミュニケーション手段の選択権を両輪とした内容となってございます。 手話言語条例同様、市の責務、事業者の役割、障害のある人の役割あるいは財政措置の明記など、具体的な施策を推進するための会議などを開催していくことも盛り込んでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 こちらの条例案の内容について、共感できるものだというふうに思いますし、障害者福祉の向上は大変賛同できるものでありますが、これまでも本市におきまして障害者の方はいらっしゃったわけで、なぜ今回このタイミングでこの条例案を議案に上げられたのか気になるところです。 今回、この条例案を出された経緯や理由についてお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 昨年度、市みんなの心をつなぐ手話言語条例策定過程の中で、聴覚障害以外の障害者の方々から、情報の受け取りや発信すなわちコミュニケーションに対する課題について多く意見をいただいたことがきっかけでございます。 手話言語条例は、ろう者にとって言語である手話が歴史的、文化的背景の中、日本語とは異なる言語であると宣言をいたしまして、このことを市民の皆様に御理解いただき、手話を普及することを目的とした条例でございます。 他方、今回の情報
コミュニケーション条例の目的は、全ての障害者をはじめとする市民が、誰もが情報の取得ができコミュニケーションによる手段の選択と利用機会の確保を広く保障するため、条例を制定することとなったわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 この条例案が制定されたとしまして、制定後にこの条例に沿った障害者福祉の取組とか事業が実際に行われることが望まれるところです。 簡単に想定するものとしましては、例えば点字ブロックの区間を伸ばしたり音声案内を増やしたりするような設備面の整備ですとか、障害者に対する知識とか理解をこれからも促進させるような講習会を展開するような取組など、ソフト面、ハード面のいろいろな事業が考えられるところなんですが、この条例が制定されましたら、実際にどんなことに取り組んでいこうと今現在、お考えなのか、もしありましたらお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 本条例につきましては、市みんなの心をつなぐ手話言語条例と同様に、基本的な考えをお示しする理念条例でございます。 改めて、この条例が目指しますのは、障害のある方が障害の特性に応じた手段により情報を取得しコミュニケーション手段の選択及び利用の期待が確保できることで、障害の有無にかかわらず全ての市民が相互に理解をし、障害のある人も安心して生活できる地域共生社会を実現するものでございます。 具体的な施策に関しましては、こちらの条例にも規定がございますが、当事者あるいは関係者の意見を反映させるための会議がございまして、こちらのほうでハード、ソフトとも具体的な検討をさせていただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 障害がある方が参加されるようなワークショップを開催している市の担当の課長さんからお聞きしたんですが、そのときに参加されている難聴障害者の方と視覚障害者の方がお互い、2人どういうふうにコミュニケーションすればいいかという話が上がったということを伺いました。 障害といいましてもいろんな形があると思うんで、課題は多くてすぐに進めるというのは難しい面もありますけど、今後この条例案が制定されたのを皮切りに障害者への理解が深まって、障害があっても平等なサービスが受けられ、さらなる障害者福祉の輪が広がるような取組が進むことを期待しておりますので、よろしくお願いします。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 今の砂田議員の質問の中でお答えいただいた中で、この
コミュニケーション条例の前に手話言語条例ができたということで、その経緯は理解できました。 ただ、今までこういう条例ができなかったということに対しては、福祉行政という観点からいいまして、出遅れと言うと語弊があるかもしれませんけれども、平等な社会をつくるということで、SDGsとかという今こういう世界になりましたので、特に置いていかれる人というのは、これは障害があるから置いていくという形じゃないんですね。 ただ、健常者っていいますか、障害のない方と共に共生する共生社会をつくるということで、非常に重要な条例だと私は理解しておりますし。 ただ、理解はするんですけれど、理念条例ということで具体性に乏しいということで、先ほどそれはこれからの施策に反映していくというお話がありました。けれども、具体的にこの条例の中でもっとかみ砕いて、全市民にこの内容が普及するという形をどのような形で具体的に表していくのか、もっと明文化するとか、もしくはまたもっと広く普及するための手法をいろいろと考えてるとかという、具体的なことがもうちょっとありましたら教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) この条例を制定する以前も障害者の計画がございます。こちらは憲法あるいは国の法律、あるいは国の計画に基づいた体系的な計画によって進めてきたわけでございます。今回、この条例により改めて市民の皆様にしっかりと障害の理解を進めていくという礎ができたというふうに思ってございます。 具体的には、今私どもが考えておりますのは、予算にも少し反映させていただいておりますけれども、例えば防災において避難所に行った際に障害の特性を明らかにするスカーフの政策でありますとか、その他また障がい者計画の中でも盛り込まれた具体的な政策は着々と進めてまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 具体的に着々と、今おっしゃられた中で避難所とか、これ、私は一般質問のほうでも今回そういう方向のお話もさせていただきます。 そういうことで、具体的にこれから取り組んでいくという形のものを、より見える化していってほしいということは痛切に感じますし、より早くスピーディーにやっていただきたいというふうに思います。 どうしても条例というのは難しい表現が多いんですけれども、障害の特性に応じた手段による情報取得とか、こういう文章があるんですね。ここら辺ってどういうふうに理解すればいいのか最後にお尋ねしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 先ほど砂田議員のほうからも少し御紹介がありましたが、我々は15回ワークショップをさせていただいてると思います。その中で当事者の皆様とのお話の中で、例えば視覚障害者の方と聴覚障害者の方のコミュニケーションはどうなるんであろうとか、あるいは様々な障害の特性がございます、そういった方々のコミュニケーションする際の壁になってるのは何なのか、それを取り除くためにはどういった施策が要るのか、こういったことを一つ一つ確かめながら、具体的な施策に反映してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 市のほう、行政側のほうもそういう形で習得していく、その中で市民もそれを、コミュニケーションというのは市民全体の話ですから、そこら辺がどう生かせるのかということをチェックしながらというんですか、そういう形できめ細かい対応をこれからもお願いしたいということで、質疑を終わります。
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 議案第14号、議案第15号及び議案第16号の3案については総務委員会に、議案第17号、議案第18号の2案につきましては教育厚生委員会に、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第22号の4案につきましては産業建設委員会にそれぞれ付託をいたします。 ================
△日程第11 議案第23号 ・ 日程第12 議案第24号
○議長(三田村輝士君) 日程第11議案第23号工事の請負契約について及び日程第12議案第24号市道路線の変更についての2案を一括して議題といたします。 それでは、本2案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 議案第23号及び議案第24号の2案につきましては産業建設委員会に付託をいたします。 ================
△日程第13 議案第2号
○議長(三田村輝士君) 日程第13議案第2号令和2年度越前市
一般会計補正予算第15号を議題といたします。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 補正予算説明書の47ページで、新型
コロナウイルス対策事業のうち、コロナに負けない事業所等応援事業補助金6,500万円についてお聞きをいたします。 これは新年度においても継続する事業でありますが、予算的にはここに計上されておりますのでここでお聞きをしたいというふうに思います。予算はここで計上されていますが、引き続き新年度の12月までやるというふうにお聞きをしてるんですが、この中身について教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) コロナに負けない事業所等応援事業補助金につきましては、令和2年度、何回か補正予算を議会にお願いいたしまして実施してきた事業でございます。 事業内容につきましては、全ての事業所様に対しましてコロナ対策に関するもの、例えば飛沫感染とかそういったものの対策とか、あと販路開拓のための宣伝とか、あとテークアウトとか業種を少し幅を広げたり、そういったものに変更するための調達品の購入経費とか、そういったものほとんど全て対象となるような事業で実施をさせていただいたところでございます。 令和2年度申請件数で申し上げますと669件ということで市内の事業所の約15.3%の方に御利用をいただいたところでございます。そういったことも含めまして、コロナ禍の状況が長引いている中で、令和3年度も切れ間なく引き続き実施していくために3月補正の繰越明許費としまして予算を計上させていただいたものでございます。 内容につきましては、令和2年度と同様に同じような事業内容でも、令和3年度は取り組んでいただくことについて申請も可といたしまして、また申請事務等々の手続等につきまして簡素化を図っていき、申請者様の利便性、そういったものも考えて対応してまいりたいというふうに考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 今お聞きをいたしましたが、その事業の内容の中に、感染拡大により受けた影響を払拭しようとする前向きな取組に対して1事業者当たり10万円を補助するということで、今部長も言われた内容で取り組んでいくということでありますが、その前向きな取組というのは、その取組が前向きなのかどうかという、そういう判断の基準というのはおありになりますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 基準というものは基本的に文書化して定めているものではございません。 例を挙げますと、オンライン化のためのパソコンを購入したりとか、あと販路開拓につながるようなホームページを作成していくとか、あと新商品の開発、新サービスを導入するための例えばそういった資材、物品等の購入をするとか、そういったものを全て対象としておりますので、まず事業者様にはこういったことは対象になるでしょうかってことで気軽にお問合せをいただくということで、令和2年度は進めてまいった次第でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) そうしますと、申請をして、これが申請を受けられないという判断、申請できないという判断もあり得るということでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 令和2年度の実績で申し上げますと、私が認識している範囲では対象とならなかった事業というものはないように認識しております。逆に言いますと、対象となるためにこういうふうにちょっと工夫してくださいとか、こういったものも取り入れてくださいというような相談対応を窓口のほうでいたした次第でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) ちょっと細かいことになって申し訳ないんですが、その取組が10万円に達しないということであっても、補助は10万円ということで理解すればいいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 10万円を上限額といたしまして10分の10ということでございますので、5万円かかるんであれば5万円の補助という考え方でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) そうしますと、そういう何らかの取組を進められる、いわゆる体力のある事業者はできるんでしょうけれども、本当にやりくりでいっぱいで、そういう中でなかなか新たな取組ということまで進めないんだと、そういう経費がないんだと、そういった場合には助成が受けられないということになりますよね。 そうしますと、体力のあるところしかこの助成は受けられなくて、本当に困ってやりくりができないようなところはこの対象にはならない、そういうふうにはなりませんか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 令和2年度にこの事業を創設するに当たりまして、制度設計に当たりまして、基本的に給付金という位置づけでの予算化はできませんでしたけれども、補助金でありながら10分の10、また全ての事業者を対象にできるだけ広い対象範囲ということを想定して制度設計してまいりました。 そういった意味で、私どもは給付的な補助事業というような表現を使っておりまして、先ほど申しましたとおり、御相談をまずいただきまして、事業を継続していく上でどういったことでお困りなのかということもお聞きする中で、対象に組み入れるような対応をとってきているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 分かりました。ぜひ柔軟な対応をしていただいて、より広い多くの方々に活用できるような制度でお願いしたいと思います。 それでは、もう一点お聞きいたしますけれども、全国のこういう助成制度を見ますと、事業者が税を完納しているということが申請の条件に、要綱になってるらしいんですが、越前市の場合は申請要件に税の完納が入っていて滞納業者の方が補助を受けられないというようなことはありませんね。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 税のほうでも猶予制度を設けておりますので、そういったことを活用しながら、税のほうとも情報交換をいたしまして、基本的には対象として交付しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 確認をしますけど、その税を完納してるかどうかというのはこの申請の要綱には入ってないということで理解すればいいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 制度設計の際に、基本的には税の滞納がないということが補助事業の要件でございますが、今回のこの事業につきましてはそういったことのないような対応で取り組んでるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 国の新型
コロナウイルス関係の支援制度には、持続化給付金とか家賃支援給付金とか新型
コロナウイルス感染症特別貸付などありますけれども、いずれも税の完納要件はつけてないわけですよ。また、各自治体がコロナ禍の支援金、補助金制度の財源にしている国の新型
コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、この交付要綱やQ&Aでも税の完納条件はつけていないということでありますので、いずれにしてもぜひそういう姿勢で、税の完納というのもなかなか厳しい状況に置かれる中で、それを要綱にしないで申請者には手厚く対応していただきたい。このことは強くお願いしておきますが、部長、もう一度お答えいただきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) すみません、答弁をはっきり申し上げなくて申し訳なかったんですが、今議員が御紹介のとおり、国、県におきましてもそういった運用をしております。 私、今手元に要綱がなかったものではっきり申し上げられませんでしたけれども、令和2年度の実態からいたしましてそういった運用を行ってるところでございますので、令和3年度も引き続きそのような対応で進めてまいります。(前田修治君「了解しました。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 私から2点お願いします。 まず、補正予算の41ページでございます。 一番上の地域防災対策事業750万円ということで、事前に少し勉強させていただきましたが、市民の方に御理解いただくためにも質疑をさせていただきたいなと思っております。 まず、この消耗品750万円、資機材の品目や数量をお示しいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 地域防災対策事業750万円については、広域避難場所に整備いたします資機材の購入費用となります。 具体的には、避難者が腰かけ用の椅子としても使用できる折り畳み避難ベッドを260台、プライバシー保護や新型
コロナウイルス等感染予防対策として使用いたします簡易テント、これも260台、避難所内の換気対策として大型サーキュレーター、いわゆる大型送風機52台をそれぞれ整備するため、補正予算に計上させていただいたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 折り畳み避難ベッドが260基と簡易テントが260基、大型サーキュレーターこれが52基ということでございますが、次にこの購入する資機材をどのように配備をしていくのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 資機材の配備についてでございますが、折り畳み簡易ベッド及び簡易テントにつきましては、これまでに避難者の受入れ実績がある日野川、吉野瀬川、鞍谷川沿川の13の広域避難所に各10台ずつ配備をいたします。その他13避難所には、各5台ずつ配備を計画しております。 なお、残りの各65台につきましては、南越消防組合の備蓄倉庫に50台、今立総合支所備蓄倉庫に15台配備いたしまして、不足した場合には対策本部の物資輸送班により速やかに各避難所に配備をする計画でございます。 大型サーキュレーターにつきましては、避難所の換気対策や熱中症対策として全広域避難場所26か所に2台ずつ配備をいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 分かりました。 それで、今回初めて簡易テントというのが配備をされるということで、事前に写真で見せていただきましたが、市民の皆さん、よく分かってないと思います。 どういった形で、どういう方法で使用するのか。また、これまで段ボールのパーテーションを使用されていたんですが、それを併用するのか使わないのか、併せてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 今回、購入を検討しておりますテントは幅が2メートル、高さ1.8メートルの大きさでございます。収納時は直径が約80センチ、厚さ6センチの丸バックのコンパクトに収容できるもので、また重さも約5キロと軽量となっております。設置作業も1人で行うことができまして、収納袋から取り出すと勝手に広がるポップアップ方式で約1分程度ですぐ設置が可能となっております。 今ほど議員のほうからも御紹介がありました段ボールパーテーションについては、これまで県のほうからも配備がされていたわけなんですけれども、こちらを設置するには作業は2人以上で組立てしなければならなく、約15分設置にかかっていたものが1分で簡易にできるというようなことになります。 あと、この使用等につきましては、避難者のプライバシーの保護や感染予防また安心して避難できる環境を整えるため、更衣室としてまた体調不良者、授乳用などで使用したいというふうに考えております。 また、これまで整備してきました段ボールパーテーションにつきましては、大規模災害時に長期避難に及ぶときなど、今回購入する資機材では不足する場合に使用することとしたいと考えており、また避難者の動線を分ける場合の仕切りなどにも活用できることから、それぞれの利点を生かし使用したいと考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) よく理解しました。こういったことも避難所に置かれる方に十分周知していただいて、こういった形でやってくんだということを十分に部長のほうからまた説明をいただければと思っております。 次にもう一点は、30ページのちょうど真ん中のところ、総務費寄附金1億3,000万円、これについてお伺いをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) ふるさと納税寄附金1億3,000万円につきましては、当初予算で3億円を見ておりましたが、好調ということでございますので、年度末を見通して1億3,000万円を増額して合計4億3,000万円の歳入見込みということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) これも私は事前に勉強させていただきましたが、寄附額が4億2,625万4,600円ということで、昨年同期より172%増えてるということでありました。 ここで寄附の件数と寄附額全体の何割を返礼をしているのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 返礼品の額は寄附額の30%という予算となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 今までの、約4億2,625万円。これの寄附の件数をお伺いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 失礼いたしました。 寄附の件数でございますが、2月15日時点で1万6,035件となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) この1万6,000余りは昨年同期でどれくらい増えてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) すいません、令和元年度の件数が年間で8,074件でございましたので、今の時点で倍以上増えているというようなことでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 福井県内はどこの自治体も、このふるさと納税を増やしていくということで大きな財源になってるということは間違いないと思います。 そこで、市民の皆さんから返礼品がどういったもんがあるのかよく分かってないということで、この前の市民の皆さんと語る会でしたか、そういった声も出たのかなと思います。ホームページを見れば分かるっていいますけれども、全体で約750品あるとお聞きをしている。非常にたくさんの品物があるわけなんですけど、当然、越前市の独特の伝統工芸品とかそういったものもあるかと思います。ただ、越前市外のそういった商品を扱うことに対してメリットがあるのかどうかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 返礼品につきましては、その区域内において生産されたものまたは提供される役務その他これに類するものであって、総務大臣が定める基準に適合するものであることとされており、基本的に役務その他これらに類するものということで幅広く返礼品を決めているところでございます。 基本的には地場産品という考え方で返礼品を定めているわけでございまして、私どもの考え方からいたしましても、今議員が750ぐらいということで返礼品の数を御紹介いただきましたけれども、この国の基準に沿った返礼品に沿ったものというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) あんまり増やしていくのも皆さん悩んでしまうので、ポイントポイントでこれから商品を皆さんに紹介をいただくということが大切かなと思っております。 この質問、最後ですけれども、これは市長から初日の所信表明の中にもありました、新年度は楽天ふるさと納税サイトと三越伊勢丹ふるさと納税サイトの導入を図っていきたいというようなことをおっしゃっておりましたが、この2つのサイトの特色をお聞かせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 楽天ふるさと納税につきまして、ショッピングサイトを運営する楽天市場に大変多くのユーザーの方がいらっしゃいまして、県内の市町でも寄附を増大させた実績が顕著に見られております。 また、三越伊勢丹ふるさと納税につきましては、百貨店、専門店の専門担当のほうから富裕層会員へ直接返礼品を紹介してもらえる、そのようなちょっと凝ったサイトとなっておりまして、本市ならではの越前ガニや伝統工芸品等高額商品、そういったものを返礼品として紹介してまいりたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 今の世の中、SNSが普及をしているということで、皆さんがこういった感じで買い物をしてくというのは大方のやり方ということでございますので、今回新年度こういったサイトを生かしてやっていくというのもいいことだと思いますが、十分調査研究をして今後、いろんなサイトがあろうと思います、そういったところも導入してふるさと納税をどんどん伸ばしていっていっていただきたい、そのように要望して終わります。 以上です。
○議長(三田村輝士君) ここで換気のために5分間休憩をいたします。 再開は11時5分といたします。 休憩 午前10時57分 再開 午前11時04分
○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) 私から1つお願いいたします。 46、47ページの商工費の中の新型
コロナウイルス対策事業、飲食店応援!家族で食事券発行事業業務委託料ということで、まずこの内容についてお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 飲食店応援!家族で食事券発行事業の内容でございますが、今回食事券を市のほうで1万円分、内訳は500円の20枚つづりというものを18歳未満の児童及び生活困窮者へ配付させていただき、
コロナウイルス感染防止のため同居家族での飲食やテークアウトなどの食事利用を推奨してまいりたい。また、そのことによりまして影響を受けております飲食店関係の支援も併せて行っていきたいという考え方でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) その18歳未満の子供さんたちお一人お一人ということなんですけれども、そのほかに生活困窮者に対してもということでございますけれども、その生活困窮者に対しての範囲といいますか、対象といいますか、そういったものはどうなっているのかお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 今回の事業のうち生活困窮者の対象者といたしましては、緊急小口資金貸付のほか、住居確保給付金あるいは総合支援資金貸付を御利用いただいている世帯の各個人が対象となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) その対象者も、生活困窮者といいますと自立支援とかそういった方々もいらっしゃると思うんですけれども、せっかくこうした支給のものがあるんであれば、そういった方々も対象にならないのか、お尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) この生活困窮者を、資金の貸付けなどを対象者とした理由でございますが、この
コロナウイルス感染拡大により直接に影響を受け、日々の生活資金にも困った方々でありまして、現に当面の生活資金の借入れを行った方であるため、最も生活困難の度合いが強いと申しますか、そういった方に絞って対象者としたわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) 分かりました。 そうした対象者ということで、その方は1人に限らず家族の方もいらっしゃると思うんですね。そうした場合に家族の方も対象になるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活困窮世帯の各個人が対象となります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) 分かりました。 こうしたコロナに対する支援というものは、少しでもそうした困った方に支援していただくのが本来の姿だというふうに思いますので、また範囲を広げてそうした方がいらっしゃったらぜひともこうした事業を続けていただきたいなというふうに思います。 終わります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 今、清水議員からのと同じところなんですが、関連して幾つかもうちょっと細かいところも含めてお尋ねをいたします。 事業内容とか対象者については今お聞きをいたしました。それで、その対象者なんですが、それを例えばほかの友人、知人へ分けるとか、そういった意味で、対象者に送ったんだけれどもその対象者以外の方がそれを利用するということはできませんか。もしそうなった場合に、チェック機能とか何かあるのかどうかお尋ねします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 先ほど福祉部長のほうからも御答弁がありましたとおり、対象者は生活困窮者ということでその方を対象に送付をさせていただきます。 今、議員御質問の食事券の利用につきまして、対象者以外の利用は可能かということでございますけれども、事業の趣旨は先ほど申し上げたとおりでございますので、事業の趣旨に沿った利用についてお願いをしてまいります。 食事券につきましては、子育て世帯における子供1万3,000人、また生活困窮者は1,000人ということで想定して、支給して利用者を区別はしておりませんので、また家族でも御利用いただけますので、そういった意味で御利用していただきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 了解しました。 ただ、うがった見方なんですが、子供たちの場合はオーケーとしても、生活困窮者ということで結構最近増大してるわけなんですが、そういう方々は送られてきても、それを本当は利用したいんだけれども利用しにくいような、そういうふうな雰囲気というか、これはお店側の対応もそうですし、あるいはまた周りの目というか、そういうなところでせっかくそれをもらったんだけれどもそのまま埋もれてしまうような、そういうなことが案じられるんかなとも思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 先ほど申しましたとおり、対象者はその方ということで送付をさせていただきますけれども、例えば生活困窮者の方であったとしても、またお子様であったとしても、その家族の方の御利用につきましては差し支えないというふうに考えておりますので、家族での利用促進、家族での食事、そういったものに御利用いただきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 分かりました。 それで、これまでもGoToイートのプレミアム食事券であるとか、いろいろと今までも発行されております。それらとの併用というか、そこら辺は十分可能なんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 今現在の県独自でも、いろんな販促事業、またGoToイートも実施されてるところでございますけれども、それらチケットとの併用につきましては、今現在行われております福井県GoToEatキャンペーン食事券の運用条件と併せまして特に利用制限は設けておりません。登録店の判断に委ねるというような運用になっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 了解しました。 最後ですが、ちょっと細かいんですけれども、発行に至るスケジュールとかあるいはまた利用できるお店はどこなのかというそういう周知方法とか、そこら辺について最後にお尋ねします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 食事券の発送、お届けいたしますのは、事前に対象者に通知をお知らせした上で、4月下旬から連休前にかけまして郵便局のゆうパックを利用して送付をさせていただきたいというふうに考えております。 また、生活困窮者の方につきましては、同時期におきまして市社会福祉協議会から直接手渡しにより配付するというふうに聞いております。 登録店につきましては、現在GoToEatたべよっさEchizen!キャンペーンに登録している店舗を中心といたしまして、現在176店舗ございますが、改めて3月下旬に市内飲食店に広く告知をいたしまして登録店の追加募集をさせていただきます。また、食事券発送の際に、お使いできる登録店の周知とか家族で御利用いただきたいとかテークアウトで御利用いただきたいとか、そういった趣旨を書いたチラシ等を同封させていただいて事業を推進していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) お願いいたします。 49ページの観光推進事業の中の観光誘客促進業務委託料3,850万円に関してお聞きしたいと思います。 事業内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 観光誘客促進業務委託料3,850万円のことでございます。 コロナ禍での緊急事態宣言や県の感染拡大警報など観光客の減少が再度顕著となったことから、臨時交付金を活用いたしまして、繰越明許費としまして次年度も切れ目なく観光関連事業者への消費回復を図る支援策を実施してまいりたいというふうに考えております。 事業内容につきましては、今年度行った観光誘客促進事業を引き継ぐことを基本といたしまして、団体バスツアーの助成、体験クーポン券の発行、タクシー利用促進券の発行、あとそれに加えまして新規事業といたしましてレンタカー利用者に対する助成、大きく分けましてこの4つの事業構成を実施してまいります。 ざくっと内訳で申しますと、団体バスツアー助成が2,000万円、体験クーポン券が1,020万円、タクシー利用促進券が380万円、レンタカー利用者助成につきまして40万円、あと新聞等に広告を出して広く周知を促進したいというふうに考えておりますので、広告費で60万円、また観光協会に委託させていただきますけれども、事務費等といたしまして350万円計上しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) これは、今おっしゃってたように6月議会のときに提案された事業だと思うんです。ここで違ってるのがレンタカーに関してということで、ほかのものはほとんど前と一緒と考えてよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 今年度の事業実績を踏まえまして、まず団体バスツアーの助成につきましては参加者1人当たりの食事1,000円以上のお食事をすること、これのみを要件とさせていただくツアー行程に含めていただいたバスツアーを対象としたいと考えております。このことによりまして、市内飲食の消費をより促進していきたいというふうに考えております。 体験クーポン券の発行では、今回行った同様の500円の体験クーポン券を300円で販売したいというふうに考えております。 また、タクシー利用促進券につきましては、1回乗車500円のチケット販売に変更させていただきまして、代わりに4枚の回数券を1,500円で販売させていただこうというふうに考えております。このことによりまして、タクシーで複数箇所の市内周遊をしていただくように推進していきたいというふうに考えております。 新規の取組のレンタカー利用者につきましては、市内で体験または食事を行った場合につきまして1台につき1,000円、宿泊を行っていただいた場合には1台につき3,000円を助成をしていこうというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) 3月12日まででしたっけ、今やってる事業は。いろんな成果とか課題とか出てきたと思うんですけれど、その辺は検証しておりますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 実績等につきまして、団体客向けのバスツアー助成につきましては1月末での利用状況でございますが約5,400人、助成額は約1,380万円助成をさせていただき、このうち市内バス会社への助成額は約1,110万円ということでございますので、市内のバス会社に効果的に利用がされていたと考えております。 また、タクシー利用促進券の発行につきましては、7月21日から11月8日に実施しておりまして、111日間で合計563台運行され、延べ957人の利用がされたところでございます。タクシー事業者からも利用者からも利用しやすいと評価をいただいたというふうに考えております。 体験クーポン券の割引につきましては、販売期間を3月21日まで今延長いたしまして、1月末では約2万5,000枚の御利用をいただいたところでございます。多くの施設のほうで御利用いただいたというふうに考えて、利用者減の回復に貢献できたものと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) 利用された方はとてもよかったという評価を皆さんされてるんですけれど、知らなかったという方がいっぱいいらっしゃるんです。知らなかった理由の中に、クーポン券でもタクシーの券でも関係する施設にしか、行く場所にしか置いてないというのと、それから観光案内所ですか、あそこにだけ置いてあって市内全域の方が理解するというところまではいってなかったんじゃないかなと思うんですけど、その辺先ほど今回は広告を出しますよっておっしゃってたんで、そのほか何か考えてらっしゃいます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 議員御紹介のとおり、当初PRについてちょっと不足したかなということは事務局のほうでも反省しているところでございます。その結果といたしまして、事業開始から徐々に利用者が増えていってるというような状況でございました。今回、そういったことも踏まえまして、先ほど申しましたとおり新聞広告で全世帯の方にお知らせさせていただくほかに、市内公共施設、そういったところ、また公民館等なんかも活用いたしましてチラシを配布させていただいて、事業をしっかりPRしていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) それは理解できました。 それと、バスは市外でもオーケーということで食事だけすればいいですよって形をたしかしてると思うんですけれども、タクシーに関しては発着場が決まってたんですね、前回の場合。27か所の体験なり見学する場所以外には使えないということでやってらしたんですけれども、今回もそのような形にするのか。利用された方の中には、今回南越前町のごみ焼却場とかありますよね、もしできたらああいうところに行ってみたいなというような方もいるんですけれども、市外は無理ということで理解していいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 事業の重きを置いておりますところは、あくまで観光ということでメインで考えております。また、市内観光の誘客ということを目的にさせていただいておりますので、利用できます乗降箇所につきましては市内の主要な観光施設、そういったものを基本に、あと時期時期によりまして市内の中で何かイベント等が行われるような場合がある場合には臨時的に追加するとか、そういった柔軟な対応は考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) 分かりました。 この事業の開始時期、これは今予算で出てるんですけれども、予算が通ったらすぐできるのか、それともある程度の期間が。前回のときに予算を通ってすぐじゃなかったんですよね。そういうことを考えると、今回はどのぐらいのときに始められて、いつ頃までを計画されているのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 今回、予算を議会のほうでお認めいただいた場合には、速やかに事業執行に移れるように進めてまいります。前回の場合は初めての試みでございましてちょっと準備期間ということでありましたけれども、また今国の緊急事態宣言の解除がされつつもまだ首都圏においては3月に入ってからというようなことも聞いておりますので、そういったことも含めまして総合的に時期を検討いたしまして事業の実施をしてきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) とてもいい事業だと思うんです。和紙の里などではたくさんの方が来てくれて、困るぐらいいっぱいクーポン使っていただいたんですというのをお聞きしてますので、そういう体験もどんどん市外の方たちにもしていただきたいので、この事業を確実に進めていただくことを希望しまして質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 何点かお願いします。 令和2年度3月補正の説明書の22、23ページです。 ここで、市税の補正ということで6億7,000万円計上をしてあります。最近の補正といいますか収入を見ますと、平成30年が当初は132億円で補正が3億1,000万円、平成31年度、元年度ですが130億円で補正が4億円という、今回が2年度の当初はかなり厳しく落ち込んだというところもあって123億円で今回6億7,000万円の補正ということなんですが、いろんな皆様、企業の方とか税収のほうも努力をされてこういう結果が出てるんじゃないかなというふうに思っております。これについてはかなり評価をするところでありますが、当初に落としておいて補正でぐっと上げるという、30年が3億1,000万円、次の元年度が4億円、今回が6億7,000万円ですかね、というようなところが、当初で予算づけをするということで、市民の方は予算がないというふうに言われながら我慢してるというところもありながら3月、最後の年度末で補正をしていくという、こういうやり方といいますか、これについての考え方をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 今回の補正、市税6点、7億円の増額についてでございます。 令和2年度の当初予算編成につきましては、国や県の調査を基にした予測指標に加えまして、市内主要企業への訪問調査や業績のアンケート調査を行い、米中貿易摩擦により先行き不透明な状況となり厳しい見方が必要とのヒアリング結果がございましたので、前年度当初予算から7億2,400万円の税収減を見込んでおりました。 しかしながら、5G関連の需要拡大等によりまして企業業績が見込みより上向くなど業績悪化が回避できたことによりまして、申告の結果、法人市民税が4億5,000万円の増額になるとともに、個人市民税の給与所得等の増加により7,000万円の増、そして企業の新規の設備投資等によりまして固定資産税についても1億6,000万円の増額が見込まれて、3月補正予算にて反映させたものでございます。その結果、6億7,000万円の増額となったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 状況といいますか、過去にもそういったことでずっと説明をされてるんかなというふうに思いますが、この補正するタイミングですね、例えばこの12月、もう少し先の読みを早めて12月にやりながら、支出のほうに、市民に対応していくという、そういったことができないのかお伺いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 補正のタイミングでございますが、企業の決算が9月というところも多ございまして、そういった関係でどうしても12月議会に法人市民税の補正が間に合わないというようなことがございまして、例年3月補正での対応というふうにさせていただいているところでございます。 また、最初に出して後からというような話でございますが、これにつきましては地方交付税制度上、税と地方交付税がバーターの関係にございます。本年度につきましても、3月補正予算において市税6億7,000万円を増額いたしました。これは慎重に見積もっていた市税額を基に当初予算編成をしていたためでございます。昨年の9月議会で普通交付税が約4億円減額したという計上をさせていただいた際に、年度の当初の想定よりも市税が上振れしたため、年度末に市税を増額させていただきますという説明をさせていただきました。その後、さらに法人市民税の上振れが見込まれることになり、今回の6億7,000万円の増額となった次第でございます。 なお、この市税と交付税の差額につきましては、普通交付税の制度上、年度を超えて調整されることになるということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) そういった理由というか、そういったことは分かりますけれど、ではもう一つ、3月補正で市税のほうの増額補正ということになれば、例えば今まで年度に要望があったり、そういった市民の方々の細かいところの要望等にこの3月の議会の中で応えられるような予算づけとかそういうことは考えられないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 今ほども御説明しましたが、地方税が増額になったイコール財源がそのまま増えるということではなくて、交付税とのある程度のバーターということになるということでございます。 その上で予算づけについてでございますが、年度当初に年間の必要な行政サービス等の経費を、事業の妥当性を十分に検証しながら優先順位をつけ通年型予算として編成しております。しかしながら、国、県の制度変更に伴うものや災害復旧など緊急を要する事業などについては、補正予算でも対応しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 例年このような補正でという、ありがたい話なんですけど、交付税のバーターもあるというお話なんですが、そこら辺のも含めて新年度の予算づけについては、市民の方々の細かい要求といいますか、待ってるところがあると思いますので、そういったところの目配りをぜひお願いしたいなというふうに思います。 続きまして、36、37ページです。 説明の公共交通対策事業で、地方バス路線活性化推進補助金というところですが、例年と違うところがあったら教えていただきたいなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 地方バス路線活性化推進補助金5,197万4,000円につきましては、本市並びに周辺市町から本市に入る路線バスについての赤字額をこの今年度末に補填するという事業でございまして、昨年度4,937万円でございましたが、259万9,000円の増になったということでございます。 これにつきましては、コロナ禍による利用控えにより運賃収入が減少したことから昨年度より増額しているところでございまして、これにつきまして、一部につきましては県と本市並びに沿線町ですね、関係市町による運行継続支援につきましては議会のほうにも補正でお願いして、補助のほうを出しております。それを差し引いても、なおこの259万9,000円という赤字が出たと、それがコロナ禍による利用控えであるということだと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) この路線バスについては、先ほどの観光促進じゃないですけどそういった手が打てないといいますか、そういった対象にならないところなんでしょうけど、それぞれ事業者の方は大変苦労してるというところもありますので、今後ともこういった目配りしながらお願いしたいなと思っています。 同じくページで、情報化推進費なんですが、説明2の庁内情報システム管理事業で情報機器設定業務委託料、これについて内訳をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 情報機器設定業務委託料につきましては、本庁業務における新型
コロナウイルス感染症の危機管理対策の一つといたしまして、外部インターネット接続用端末50台を整備する費用となっております。 なぜ50台を整備するかというふうなところでございますが、例えば職員が
コロナウイルスに感染いたしますと、濃厚接触者やその周辺で勤務していた職員は一定の期間休むこととなりますが、業務の必要がある場合、自宅などから接続用端末を使いまして庁舎ネットワークに接続して業務を続けることができます。あわせて、基礎疾患を持っていたり、妊娠中など感染リスクの高い職員が自宅などに待機して接続用端末から接続して業務をすることができるということでございます。 また、国や県、他自治体や企業等との打合わせや会議などで密集や対面のリスク回避のためウェブ会議が増加していることや、本市の内部会議を1部屋に集まらずに分散してウェブ会議で代替するなど、職員の感染対策のためウェブ会議用の接続端末としても使用したいと考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) いよいよリモートでの仕事といいますか、そういったこととかウェブ会議というお話ですが、このリモートの在宅勤務といいますか、リモートで業務をする上で働き方といいますか職員の健康とかという、リモートで業務してる中でどのような健康管理といいますか、結構ストレスが、周りの話を聞きますとそういった話を聞くこともありますので、そういった対策も必要かなというふうに思いますが、いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) すぐさまこの機器を整備いたしましてリモート業務というんですか、そういったものにかかるというものではございませんので、これからそういうふうな環境を整備、また研究をしていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) ハードの環境整備プラスソフトの環境整備という、そういった視点も大切かなと思いますので、これは要望をしておきます。 次に、44、45ページ、昨年も聞いたかなと思いますけど、農業です。農業振興費で人・農地プランの推進事業を減額をされていますが、昨年は大幅な減額だったんです。今年は当初予算300万円じゃなかったかなと思いますが、この減額の理由といいますか、また人・農地プランの推進の進捗が分かりましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 西野産業環境部理事。
◎産業環境部理事(西野孝信君) 今ほどの人・農地プランの推進事業の減額でございますが、これにつきましては農地を集積するときの協力金ということになってございます。 この農地集積協力金につきましては、当初予算で県農地中間管理機構への貸付け、この面積を20ヘクタールと見込んでいました。そのため、個人の方への経営転換協力金、これを300万円計上していたところでありますが、最終的に貸付面積が7.4ヘクタールと見込みより少なくなった、このことから決算見込額を111万5,000円としたところであります。 また一方で、地域の方への集積協力金、これにつきましては、当初予算におきましては取り組む地域はなかったということでございましたが、今年度に入りまして県農地中間管理機構に農地をまとめて貸出しをする、そういった地域が4つございました。このことから47万4,000円を支出するものであります。 したがいまして、経営転換協力金の111万5,000円と地域集積協力金、こちらの47万4,000円を合わせた合計158万9,000円が支出となることから、当初予算額300万円からその分を差し引いた141万1,000円を今回減額しようとするものであります。 なお、進捗状況ということでございますが、人・農地プランの推進上の進捗につきましては、この事業の根幹である農地集積協力金、この制度は平成26年度に始まったわけであります。この26年度以前の集積率は20.4%とかなり低い状況であったわけでありますが、この農地集積協力金のメリットなどのPR、こういったことを積極的に行った結果、徐々に制度周知の普及が進みまして、令和元年度末の集積率は70%、ちなみに令和2年度末の見込みとしては70.4%となっています。 これは、平成26年度に作成をしました本市の農業経営基盤強化の促進に関する基本構想、こちらの中で平成31年度、令和元年度になりますが、こちらのときの目標を70%としていることから目標は達成をしている状況と考えています。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 70%で目標達成というようなお話なんですが、そろそろ担い手のほうに集積をしていくというそういった時代ではなくなってくることがこういうところから、昨年、今年とそれぞれの当初予算の目標に届かないというところもあってそういったところが見えてくるのかなというふうに思いますので、今後はいろんな分析をしながら担い手の人がどういう状況に置かれているか、そんな課題とかのところも含めてしっかり分析して次年度以降の取組にしていただきたいというふうに思います。 次に、48、49ページ、土木費中、道路新設改良費、単独道路整備事業の減の内容をお願いをします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原義浩君) 単独道路整備事業の2,063万9,000円の減額の主な理由でございますが、国道8号四郎丸交差点付近におけます道路改良工事におきまして、国土交通省との協議により地下ケーブルの移設工事が不要となったこと、また補助事業の活用が可能となった単独道路整備事業を補助道路整備事業に組み入れたことなどによるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) もう一つ、50、51ページの河川整備費、単独河川改修事業の河川改修工事費の減額、ここについても内容をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原義浩君) 単独河川改修事業費、これの2,490万3,000円の減額、この主な理由でございますが、中津山町で整備をしておりました白狐保川におきまして、当初一部岩盤が露出しているため、コンクリートの吹きつけによるのり面保護を行う予定でした。ところが、岩盤の風化が進行しておりまして、標準的な植生マットでののり面保護が可能であることが判明したため工法を変更し、施工費が安価になったことによる減額でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 先ほどの単独の道路の整備工事費と今回の河川のほうのなんですけど、これの発生といいますか、分かった時点はいつ頃なんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原義浩君) こちらにつきましては、発注後、事業を行って協議をしているときというふうに聞いてます。白狐保川につきましても、当初は見た目は岩盤風に見えましたけれども、着工して後、調査を行ったところ風化が進行しているというふうに分かったためというふうに聞いております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 発生時期のことを聞きたかったんですけど、なぜ聞くかといいますと、例えば道路整備工事の単独の道路で1,300万円弱、河川の工事費で2,400万円という、これはまさしく単独ということなので、多くの市民の方が望んでいるところはこういったそれぞれ自分の住んでおられる町なかとかの身近なところの工事をかなり要望してるんです。 市民と議会の語る会の中でも、ある地区の方が最後に悲壮感じゃないですけど諦め顔で言っておられたのは、10年ほど待ってるんだけど毎年10メーターか20メーターずつしてくれる。だけど、完成するのはあと10年後が予想されると、そのやり方が本当にいいのかどうかという、そういったことを何とかしてほしいという、そういう話を語る会の中でされていました。 市民の方々は、少しでもより多くの延長とか改修を望んでいますが、このように単独のほうが工事費が減額で当初予算で箇所づけされていっても、箇所についても、その工事の予算の範囲内でほかの地区とか要望を前倒ししていくとか、そういう対応ができないのかなという、こう思うんですがいかがでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原義浩君) 他の工事で使えなかったのかというふうな趣旨かと思います。 単独の道路整備事業につきましては、市全般における緊急度、それから優先度を考慮する中で、地域バランスなどを総合的に判断し予算の箇所づけをして通年型予算として計画的に行っております。 また、単独河川につきましては、交付税措置のある有利な起債でこれは進めておりまして、緊急自然災害防止対策事業債、こちらを活用しております。この起債の目的が災害の発生予防、また拡大防止を目的としていることから、他の河川において事業の可否を検討しましたが要件を満たす河川がなかったため、こちらについては減額するものでございます。多くの要望をいただいているのも重々承知をしておりますので、通年型予算の中でなるべく要望に応えられるように取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) これは、企画部長にも前々からお願いをしているところでありますが、市民の方、本当に小っちゃい場所、小規模のところとか多数の要望をしてますが、少額でもちょっとしてもらえると本当に喜びがあるというそういったところがありますので、これについては予算の組み替え等も含めて今後検討をお願いしたいなというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 歳入でございます。 25ページのコロナ対策ということの総務費の国庫補助金、新型
コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,737万1,000円と、27ページの商工費の国庫補助金、4の新型
コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の3億600万円についてですが、コロナ対策の臨時交付金としてこの2つが計上されているということでございます。これについては、国の3次補正ということで理解すればよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 今ほどの新型
コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、国の3次補正分が3億1,400万円でございます。これまでの未利用分971万1,000円を含めまして、事業の入替え等もありまして、一旦3億1,400万円と残額を全額計上したということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 要するに、3月補正と当初の予算を一体化してコロナ対策ということで施策を打ったというような説明だというふうに思います。 結局、コロナ対策に関わる令和2年度の市の一般財源額、そして3年度の当初予算での市の対策費の一般財源額というのは、これ一体幾らになるのかお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 今ほど話のありました今回の補正3億1,400万円を使いまして、繰越明許をして、新年度、令和3年度と一体として利用すると、コロナ対策を打つということでございまして、その結果、単独の臨時交付金が12億9,700万円、それに対して市単独事業は14億4,600万円余りになりますので、コロナ対策に係る市の一般財源額は令和2年度で1億6,189万8,000円となります。それに、令和3年度当初でも1,596万7,000円の一般財源を計上いたしておりますので、合わせますと2年度、3年度で1億7,786万5,000円の一般財源を活用したということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) コロナ禍による影響というのは全国様々でありますし、大変大きい状況があるというふうに思います。それに対して、それぞれの自治体が工夫をしてその自治体に合った対策を打つことが重要かなというふうにも思います。 越前市においては、14回に及ぶ補正予算でコロナ対策を打ち、しっかり対応、対策、こういったこともやってられるというふうにもを思うところでございます。今後とも、財政的にしっかりと健全財政を保ちながら、コロナ対策も越前市の感染状況や特に経済に対する影響、こういったこともしっかり把握をしていただいて、有効で効果的な施策、こういったことを積極的に対応していくということが必要かと思います。これは、全庁的な取組ということにもなるかと思いますが、担当の部長として何かお考えがあればお聞きをしたいなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 今回のこの補正によりまして、コロナ対策4億8,700万円余り、そして当初予算を含めて合計6億6,000万円というコロナ対策を打ってるところでございます。これからもしっかりとその時々の状況によって必要な対策を打ってまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) これからウイルスのワクチンということでの対応も始まりますので、しっかり市全体として万全の体制、そして効果的な対応、体制をぜひともお願いをいたしたいなというふうに思います。 次に、37ページの北陸新幹線建設負担金についてということで、減額として7,770万4,000円ということでございます。これについての内容について、まずお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 北陸新幹線建設負担金7,770万4,000円の減額でございます。 これにつきましては、当初予算で1億1,050万3,000円を計上させていただいておりました。これが、県からの通知に基づきまして3,279万9,000円に改めて、不用額7,770万4,000円を減額したということでございます。例年当初予算編成の段階ではJRからの貸付料充当率が事業費全体の50%と想定し算定されているということだそうでございます。それが想定を上回って貸付料が充当されたために、市の建設負担金が減少したことによるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) そうしますと、これまでの負担金というのは幾ら市として支出をしているのか、いろいろ数字が並んでいるわけでありますので、そこら辺も含めて幾ら支出しているのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) これまでの負担金につきましては、平成24年度から北陸新幹線建設負担金を支払っておりまして、令和2年12月末現在における本市の支払い総額は約9,700万円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 先日の説明で、本市の北陸新幹線建設負担金が6億7,000万円から7億円に高くなったと、3,000万円ですか、そういう説明があったわけであります。これはいろいろ状況等の説明も併せてあったわけでありますが、開業が遅れるということプラス負担金も増えていくという悪循環といいますか、そういった状況にもなるのかなというふうに思います。 そうしますと、今後残りの金額から計算をしますと3年間で毎年約2億円程度ぐらいになるんですか、支出をしていくというようなことにもなるのかなと思うんですが、そのことへの見解、状況をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 今、議員おっしゃったとおり、建設負担金7億円ということでございまして、約1億円支出しておりますので、残り6億円が令和3、4、5年の3年で終わるとしますと、年間2億円の支払いになると思われるということでございます。ですが、これまでの傾向といたしましては、今回の補正でもありましたが事業費に対するJRからの貸付料の充当率が試算額よりも高くなっているところでございまして、結果として本市の負担額が少なくなっているため、最終的な支払い額は見込額よりも少なくなると考えておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 今のところの考えといいますか、数字をお知らせいただきました。 ただ、今後工事の進捗によってはどんな状況がまたあるかも分からないというようなことで、国、県、そして関係自治体と連携をしていただいて、しっかり取り組んでいただくということが非常に大切だというふうにも思います。 市としてのこれからの取組もさらに強化をしていただくということで、まちづくりの観点でも非常に重要なプロジェクトでもありますので、その辺についてはしっかりお願いをしたいなというふうに思います。要望としておきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 7ページです。繰越明許費の補正をお願いいたします。 総務費の項の7諸費、一番下です。地域防災対策事業2,349万8,000円についてお聞きいたします。 この予算は、令和2年度の当初予算のハザードマップ作成業務委託料の1,263万2,000円とその印刷費336万6,000円の計1,599万8,000円について、令和2年度で予算執行できなかったので今回新年度予算に持ち越すために繰越明許費の扱いにしたんだと思いますが、2,349万8,000円との差額の750万円は何でしょうか、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 750万円につきましては、今回予算計上させていただいております広域避難場所への簡易テント等の資機材の整備経費となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 先ほど川崎議員の答弁でお答えになった避難所の消耗品費だと思います。それを加えて2,349万8,000円として繰越明許で来年度に持ち越すということだと思います。その消耗品750万円を、新年度予算ではなくて今年度の3月補正に計上して繰越明許にする理由を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) これにつきましては、新型コロナ対策費、国の補正予算が第3次補正でついております。これにつきましては、ハード事業も含めまして国のほうは15か月予算と言っております。15か月、1月から次の3月までと。その補助金に対応して、本市においても対策費を持ってるということでございますので、本市も令和3年度に引き続き切れ目なくコロナ対策を打つためにこれを計上させていただいて、繰り越したということでございます。ですので、この中にほかにも新型コロナ対策事業が含まれているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 了解しました。 そうしますと、この7ページの繰越明許補正の中には40項目の項目があるんですけれども、その総額が22億円幾らになってます。これだけ多くの事業数とか、また多額の繰越明許って、私あまり今までなかったのではないかというふうに思うんですけれども、これは今の国の、部長がおっしゃったような第3次補正による前倒しと考えてよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) ハード事業関係が11億7,566万円ございます。コロナ対策も今ほどの750万円のほかにも商工費で2億2,860万円、総務のほうでも3,052万7,000円ということで、このように14億円相当がその事業費だということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 要するに、このように補正に入れてそれを繰越明許として次に送るということで分かりましたが、そうしますとこの40事業のうち、幾つぐらいの事業がその対象で、総額は幾らぐらいになるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) ハード事業関係が7事業で11億7,566万円でございます。コロナ対策費につきましては、これについては後ほどお知らせしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) それで、結果的には新年度の予算が実質今上程されてるのは348億5,200万円ですけれども、今上程されているのは0.8%のマイナス予算ですけれども、今のこれを足しますと幾らになって、幾らの増になるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 一般会計が348億5,200万円でございまして、それだけで比較しますと昨年度から0.8%の減になりますが、この3月補正予算に計上した前倒しの建設事業と新型
コロナウイルス感染症対策事業を加えますと365億1,541万円となりまして、4.0%増の積極型予算となったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) ちょっと聞き取れなかったんですけれども、総額をもう一度おっしゃってください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 365億1,541万円となりまして、4.0%増の積極型予算となったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 365億1,541万円で4.何%とおっしゃいましたっけ、の積極予算だということで、実質予算はそういうことになりますね。それに伴い、建設事業はこの前倒しにより現在の総額の11.1%から何%ぐらいに上がるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 令和3年度の普通建設事業費は11.1%ということでございます。前倒し分の今の11億7,000万円強を足しますと、50億3,919万2,000円となりますので、2.9%増の14.0%増となります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 今11%でしたね。11.1%が14%になるということですね。 この建設事業費の14%というのは県内の中でも断トツに多いんではないかなというふうに思います。今年から半世紀に一度のまちづくりの返済が始まります。そういうように、一般会計の総額の14%が建設費に充てられるわけですが、このことについて、今、半世紀に一度のまちづくりが一応終わって、このあと、前回の議会でも言わせていただきましたが、プールやら菊人形やら新幹線やらまだいろいろあります。それも含めて今後しっかり健全財政運営に努めていただきたいと思います。どうぞお考えをお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) この予算につきましては、国土強靱化による国の積極的な予算対応も含まれているということは御理解いただきたいと思います。その上で、今後もしっかりと健全財政運営に努めてまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 以上です。ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 補正予算56ページ、57ページ、説明1、スポーツ施設管理運営事業です。施設改修事業費、武生東運動公園の陸上競技場の改修についてでございます。 この改修につきまして、ここの競技場のこれまで、そしてこれからの主な使用状況、競技大会とかを含めて簡単に説明いただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 武生東運動公園の陸上競技場の使用状況というところでございますけれども、過去5年間遡って平均をさせていただきますと、大体1年間当たり1万4,000人の方が御利用いただいているという状況でございます。その内訳を申しますと、小学生が40%、中学生が20%、高校生以上、これは一般の大人の方も含みますけれども40%の方が御利用いただいているというところでございます。 今回、武生東運動公園の陸上競技場につきましては、今現在受けております第3種の公認、こちらのほうが今年の7月で期間満了を迎えますので、それを更新するために改修を行うというものでございます。特に一番大きな変更点がございましたのが、トラックの幅。一人一人が走る白い線が引かれております。これの幅が1メートル25センチで今引かれておりますけれども、これが1メートル22センチに、3センチ狭くなりました。更新を受けるためには、これを全部引き直さなくてはいけないというところでございます。 非常に大きな金額を今回計上させていただいたところでございますけれども、実際これをどのような大会で利用しているかというところでございます。大体陸上の競技大会といたしましては、県の中学校陸上競技記録会、市民体育大会、スペシャルオリンピックス福井地区体育大会、ジュニアオリンピックの県の予選会、県の中学校陸上競技大会南越地区大会、市のジュニア陸上競技大会、市内の小・中学校スポーツフェスティバル、市の投てき競技記録会、このほか各陸上部、中学校の陸上部等が利用されているという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) そういうふうな使用状況で、大会はいろいろあるんです。それで、今説明がありましたように1年で約1万4,000人、これは競技大会を中心にこれを使っていただいてるということで、その内訳のほうは小学生が40%、20%ということで、40%ということでいけば、小学校ですと人数的には5,600人ぐらいですかね、そういうことです。 これは補助事業ですけれども、そういった中でせっかくこれだけの大きな金額を費やして改修をするということでありますので、使用状況なんかはほかのところと比べても、これはほかの市町も同じようにこういう陸上競技場というのは大会だけに使うような、それを中心に使うという形で使用されているのかどうかというのはどんなもんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 基本的に陸上競技場は、陸上競技の専門コースとして使われているケースが多いです。あと、オリンピック選手がこちらのほうで新記録のほう、福井のスタジアムですね、あちらのほうなんかは陸上競技にももちろん使われておりますけれども、ナイター陸上というんでしょうか、最近ですと夜に選手を集めて陸上競技会を開くとか、そういった活用の仕方もされています。 越前市におきましては、東運動公園の陸上競技場のちょうど真ん中の部分に芝生が敷いてございますので、サッカーの試合等に活用しているということもございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 福井市内のほうで、今ナイターの陸上というふうな形のお話がありました。そのナイターの陸上という形で、ナイターで使うということについては今現状どんなもんでございましょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 東運動公園陸上競技場には、現在ナイター照明設備はございません。今回、国土強靱化の計画の中であそこにつきましては被災の際の活動拠点となる施設であることから、そのような照明設備というものも今後できたら整備していきたいなというところを検討しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) これは大事なポイントだと思いますので、避難所ということも含めましてナイターというか照明ですね、これは必要だと私も思ってますし、つけた折りにはそういうふうなイベントとか、もしくはそういうふうな活用の仕方ということは考えていただきたいと、今言ったようなナイター陸上とかそういうことですね。 これは今後のこととして、それ以外、改修後、今オリンピックイヤーというこの機会を捉えて、大会の利用とか関係者だけの利活用だけじゃなくして、例えば小・中学校の校外授業で活用するとか、そういったところの視点というのはございますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 西野教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 体育の授業であそこを使うというのは実際なかなか難しゅうございます。実際、学校からあそこまで移動しなくちゃいけませんので、難しいかなと思っておりますので、多くの市民が気軽に参加できるような教室でありましたり、イベント、こういったものの開催に向けまして今後関係団体と協議していきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) そういうふうな利活用というのはこれから考えていただかなくてはいけないと私は思いますし、せっかくこれだけの費用を陸上競技場で延べ約2億5,600万円ですかね、庭球場もあるんですけれども、これも令和5年度までに2億9,000万円で改修されるということで、せっかくあそこの場所でこういうふうな施設の改修を行いますので、そこをうまく市民のスポーツ向上、体育向上ということで視点をきちっと捉えてここの利活用をしていっていただきたいと思います。 例えば、今コロナの時代なんで、子供の遠足とかそういうところのポイントで、例えば味真野地区とか今立地区の産業とか歴史を学ぶプラススポーツも一緒にそこで何かここの場所でできないかとか、そういうふうな柔軟な発想とか、そういうふうなことも含めまして、これは提案なんですけれども、図っていただけるといいかなというふうに思います。そうすれば、バスの運賃とかそこら辺というのが、いろいろなこれだけじゃなしに使えるのかなというふうに思いますので、そういう利活用も今後考えていただくのもいいかなと思います。これは提案として置いておきます。 以上で結構です。
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 本案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分につきましてはお手元に配付してあります予算付託表のとおりであります。 ここで暫時休憩いたします。 再開は午後1時15分といたします。 休憩 午後0時12分 再開 午後1時14分
○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行します。 ================
△日程第14 議案第3号 ~ 日程第17 議案第6号
○議長(三田村輝士君) 日程第14議案第3号令和2年度越前市
国民健康保険特別会計補正予算第3号から日程第17議案第6号令和2年度越前市
下水道事業会計補正予算第2号までの4案を一括して議題といたします。 本4案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 本4案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付してあります予算付託表のとおりであります。 ================
△日程第18 議案第7号
○議長(三田村輝士君) 日程第18議案第7号令和3年度越前市
一般会計予算を議題といたします。 この際、申し上げます。 本案の質疑につきましては、去る2月12日開催の議会運営委員会での協議により、予算科目に沿って3つに区分して質疑を行うことといたします。その区分につきましては、お手元に配付してあります質疑区分表により行いますので、議員各位におかれましては議事進行に御協力いただきますようお願いをいたします。 なお、この議案の質疑につきましては、一問一答方式により、1議員につき答弁を含めて3区分を合計して40分以内の時間制限により行います。 また、質疑に当たっては、当該ページを述べてから質疑に入ってください。 それでは、本案に対する質疑に入ります。 まず、区分1、歳入及び歳出第1款議会費から第4款衛生費までの質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) よろしくお願いいたします。私のほうからは2点質問させていただきたいと思います。 まず1つ目は、52、53ページ、財産収入の件ですけれども、2款不動産売払収入とございますけれども、予定している場所とその売却見込み価格を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) お答えします。 普通財産の売払収入の主な内訳でございます。 武生郵便局南側の市有地で7,200万円、粟田部体育館、花筐保育園跡地で9,000万円、たんぽぽ保育園跡地で1,700万円、今寿苑跡地で3,000万円、法定外公共物、いわゆる赤道青道等で1,000万円、その他普通財産の売払い等で3,100万円、合計2億5,000万円を見込んでおります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 分かりました。 続いて、その下の建物売払収入、これは1,000円となっておりますけれども、これの意図を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) 令和3年度に建物売却の予定はございませんが、仮に建物が売却できた場合、その代金を受け入れるために暫定的に設けているものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) ありがとうございます。 様々な土地の売却を予定をされているというところでありますけれども、その後の土地利用について何か期待しているようなところとか、そういったことが市側としてございましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) まず、市有地の売却を進めることで市に売払収入が増えると、これに加えまして固定資産税などの税収の増、また町の活性化につながっているものと期待しております。 なお、普通財産につきましては用途の限定をせずに売却を行っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 分かりました。 いわゆる収入項目という形でいろんな得られるというところがありますけれども、もう一つ、例えば武生郵便局なんかは特にそうなんですけれども、グランドデザインという形で位置づけるなど都市計画として誘導しているようなところもあると思うんですけれども、そのあたりほかの土地についてもそのようなことを誘導するという方法はないんでしょうか。そのあたりを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) 先ほども申し上げましたように、普通財産につきましては用途の限定をせずに売却を行っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 用途を限定してないというところでありますけれども、そうなりますと売却代金の活用方法ということについても、そのあたりは用途を限定しないという形になるんでしょうか、そのあたりをお答えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) 財産の売払収入につきましては、特定財源ではなく一般財源となります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 一般財源であるということですけれども、それぞれの不動産の立地された経緯というのがあるので、そのあたりを少しでも考慮して、目的の予算振りをできるようになればいいのかなというふうに思いますけれども、そのあたりは要望としてお伝えをしておきたいと思います。 さて、産建に絡むことなので細かい話は言いませんけれども、昨年度公募が行われた、今回も予算として入っております武生郵便局の南側の市有地の売却に係る競争入札でありますけれども、本年度改めて再入札というふうになりましたが、こうなった状況を簡単に教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 昨年公募を行いまして、一旦は審査で1者選定したところでございますが、コロナ禍の影響の中で中に出店するテナントの投資意欲が整わないということで辞退届が出されたところでございます。それを受けまして、またコロナの状況も踏まえまして、昨年12月にサウンディング型市場調査を実施いたしまして、サウンディング参加者のヒアリングから、新型
コロナウイルスの影響による民間の出店の投資の意欲がまだ十分には回復していないという判断をしたところでございます。しかし、サウンディング参加者の土地取得に対する意欲は非常に高いもの、そういったものを確認しておりますので、新型
コロナウイルス感染症の社会への影響を勘案しながら、引き続きサウンディング型市場調査等によりまして民間の投資意欲の回復を見極めながら、公募開始の適切な時期を決定して公募に向けて進めていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) その件については、産建の常任理事のときにも詳しく説明を伺いたいなというふうに思いますけれども、広い意味で先ほどのほかの土地も含めて売却をするに当たって不落、不調という可能性も出てくるのではないかなというふうに思います。 今回、南側の市有地の売却に対して最初不調になったという理由の一つとして、都市計画上あの土地が第1種中高層住居専用地域という形で建蔽率60%、容積率200%という、いわゆる建築に係る条件が非常に厳しいという中で、どうしても踏み切れないという声も聞きました。そんな中で、価格的な部分でやみくもに下げるというのは、これは得策ではないと私は思います。それは公示価格の下落にもなりますし、固定資産税の収入減というふうにもなりますから、そのあたりはなるべく避けたいなというふうな気持ちになりますけれども、それ以外のいろんな諸々の条件、プロセスは難しいのかもしれませんけど、都市計画の変更とか、あとそれ以外の不足する条件、このあたりを緩和しながら少しでも有利に効率よく売却に向かう話合いが進められるといいのではないかなというふうに思いますが、そのような形の中で不落、不調となった場合の条件緩和とか、そのような条件を変える考え方というのはないのかお尋ねしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 藤原建設部長。
◎建設部長(藤原義浩君) 条件緩和、先ほど都市計画ということで御案内がありました。用途地域の御紹介がありましたけれども、この用途地域、一般論で申し上げますが、用途地域の変更につきましては都市計画マスタープランとの整合性や都市施設の整備状況等を勘案し、必要性が確認された場合、県と協議の上、用途地域の見直しを行っています。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 都市計画の用途地域変更というのは大変難しい複雑なプロセスを経てやっていかなきゃいけないのは私も重々承知しておりますけれども、そこまでしてやっていくというところに都市計画のグランドデザインの新たな意義が生まれるのではないかなというふうに思いますので、これは要望、考え方という形で終わらせていただきたいと思います。 続きまして、76、77ページです。 まず、市民バス運行委託料についてお尋ねをしたいというふうに思います。 市民バス運行委託料については、たしか債務負担行為という形で3年間で単年度6,100万円という形の予算がつけられているのではないかなというふうに思いますが、昨年度の当初予算は6,810万円、そして今年度は6,680万5,000円という形で予算づけをされてますが、これの違いということについてお答えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 市民バス運行委託料についてのお尋ねでございます。 予算書の市民バス運行委託料には、福井鉄道株式会社が運行する路線バス、その路線バスに週に3回、1乗車当たり100円でできる福祉バス制度というその委託料も実は含まれているところでございまして、市民バスの運行委託料は、今議員が御案内のとおりでございまして6,100万円ということでございますが、この福祉バス制度の利用者が減少しますと委託料も減るということで、その分が減少してるということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 福祉バスということですね。となりますと、この予算減額というのはコロナ禍という形で予算も低く見積られているのかなというふうに思いますが、令和2年度の、今現在で構わないんですけれども、市民バス等々の運行状況はいかがなっていますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 市民バスの運行事業につきましては、武生エリア8路線、今立エリア3路線の11路線で運行しております。 令和2年度の利用者は、新型
コロナウイルス感染症の影響によりまして約4万7,000人程度となる見込みでございます。まだ終わっておりませんので。これまでの経過でいきますと、令和元年度は6万6,300人余りでございますので、大きな減少をしてるというのが現状でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 大変な減人数ということですか、そういうふうになってるということで、ステイホームなのかなというふうな感じがしております。 ちょっと話は横にそれますけれども、今の予算書の下のほうで、タクシー事業者持続化補助金というふうに上げられておりますけれども、これについての内容の説明をお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) これについては、本年度の補正予算の中で議会のほうにもお願いした件の継続ということでございます。コロナ禍の中で厳しい経営環境の続くタクシー事業者が新幹線開業時やその後においても事業を継続することができるよう、ハイブリッド車等への車両入替え及び運転手確保のための二種免許取得に要する費用に対して補助を行うものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 先ほどの質疑にもあったように、観光タクシーとかいろんなニーズを含めてそのようなタクシーの交通を補完するために運転手とか車の設備をするというようなことに対しての補助をするということで理解をいたしましたけれども、先ほどの市民バス同様に、バスとしての集合型の運送手段というのが減る中で、なるべく個人が個別に使うという、いわゆるこういうタクシーとかそういったものが増えてくるんじゃないかなというふうに思います。そんな中で危惧してますのが、観光需要の中でのタクシーの需要、それと今言われた福祉、高齢者のためのタクシー需要というのがぶつかってしまうような危惧がされるんですけれども、それに対して市内のタクシー業者の皆さんの、24時間なのか分かりませんけれども、運行状況並びにタクシーの配置というんでしょうか、備蓄というんでしょうか、待機車というんでしょうか、そのあたりの状況が分かるのであれば教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 市内にタクシー事業所は5社ございまして、車両保有台数の総計は48台でございます。1月末現在の内訳では、それが電気自動車2台、ハイブリッド車22台、ガソリン車は2台、LPガス車は22台となっていると。LPガスのステーションが市内になくなったことでLPガスから環境にいい電気自動車等に移行していただいて、持続的な営業を図っていただきたいというのが我々の考え方でございます。 その運行状況でございますが、新型
コロナウイルスの影響もございまして夜間、深夜の営業時間を短縮した事業者が3社ございます。A社におきましては26時が25時、B社におきましては22時を20時、C社におきましては24時を22時というふうに短縮を行っておられます。また、深夜終日営業をしている事業所は1社のみとなっている状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 中西昭雄君。
◆(中西昭雄君) 分かりました。 観光という観点で鑑みると日中が多いんでしょうけれども、福祉、高齢者となりますと夜間とか、そういったところの緊急というところが非常に大事になってくるのではないかなというふうに思いますので、そのあたりについても今後タクシー業者さんとの打合せの中でそれを進めてやっていただければなというふうには思いますけれども、これも小形議員があと一般質問でいろいろとされるので、私はこの程度にしていきたいというふうに思いますけれども。 私は最後に御質問をさせていただきたいんですけれども、そのような集約型の市民バスということと、あとタクシー業者によられるところのタクシーでの交通手段というのと、第3の地域の支え合いということで、デマンド型の交通とかそういったものを研究してはいかがかなというふうに思いますけれども、昨年安立議員の質問にもそのようにお答えをされていたかというふうに思いますけれども、今年度さらにそのあたりの第3の交通手段というんでしょうか、オンデマンド交通手段についての何か研究とか、そのあたりで最新のものがあれば教えていただきたいと思いますし、今後どのように考えていかれるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 最近では、永平寺町の近所タクシーとか出ておりますけれども、これについても路線バスであるとかコミュニティバスの維持が困難になった地域等において、タクシーを含めた公共交通の空白地帯を埋める試みを始める自治体が増えてきていることは承知しております。引き続き、情報収集し研究してまいりたいと思っております。(中西昭雄君「分かりました。よろしくお願いいたします。以上です。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) よろしくお願いいたします。 予算説明書の110、111ページになります。 3款2項の児童福祉費のほうから2点お聞きしたいと思います。 まず、111ページの説明の3番の次世代育成支援対策推進事業、その8行下、そのくくりの一番下の在宅育児応援手当1,536万円ですが、こちらに事業について内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 次世代育成支援対策推進事業のうち、在宅育児応援手当1,536万円でございます。 本市では、子育てを後押しし、子育て不安の解消や仕事と家庭生活の調和、ワーク・ライフ・バランスを図るために就学前教育・保育の環境を整えるとともに、育児休業の取得や家庭での保育を応援しております。その一環といたしまして、本市では、現行の県の子だくさんふくいプロジェクトでは条件となっております世帯収入360万円の上限額を撤廃いたしまして、育児休業給付金の有無にかかわらず第2子以降の満1歳の子供さんを対象に、満2歳に至るまで在宅育児応援手当月額1万円を支給するものでございます。 これによりまして、低年齢児保育ニーズの高まりの中、満2歳までの在宅育児の増加により待機児童の解消につながる効果を期待するものでもありますし、また母親、父親にかかわらず、育児休業の取得につながることが期待できると思います。さらに、子育ての負担が大きい2人以上の子供さんがいる在宅で育児する世帯の応援によりまして、経済的な負担の軽減につながるものと考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 保育所などを利用せずに在宅での育児をされる方の支援ということで、令和2年度には似通った名称で家庭育児応援手当というふうになってたと思いますが、大体おおよその内容は同じだということで、新年度からいろいろな手当を受ける条件が撤廃されて利用しやすくなったということです。令和2年度の当初予算額385万円に対しまして令和3年度の当初予算額1,536万円ということで、結構金額が増えてるんで、恐らくある程度の需要を見込んでそういうふうな金額にされたんかなというふうに思いますが、実際どれぐらいの方が在宅育児をして手当を利用されるかというのはやっぱりどうしても気になるところです。この令和3年度分としまして、この利用者世帯は大体どれくらいを見込んでるのかお考えを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 令和2年度につきましては、県子だくさんプロジェクトとしまして現在6人の方の申請を受けています。令和3年度は世帯第2子以降の満1歳の子供さんになります。年収上限を撤廃して育児休業給付金の有無にかかわらずとなりますので、在宅育児応援手当月額1万円を満2歳に至るまで支給するものでございまして、120人の申請を見込んでおります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 こちらの在宅育児を推進すれば、保育所の利用者が減ると単純に考えるわけで、いわゆる待機児童解消にもつながるんじゃないかというふうに思います。この応援手当は、需要がある方にはぜひとも利用していただいて、今ほど御説明ありましたように在宅での育児についても応援していただきたいというふうに思うところですが、この応援手当は分からないと利用する方が少なくなると思いますんで、どういうふうに周知をこれまでもされてきたのか、また今後周知に向けて新しい取組などをされるのか、お考えをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) ホームページや広報にも掲載いたしまして周知を考えております。また、妊娠届や出生届の手続の際に案内チラシを配布いたします。また、対象者は保育所などの利用がなく、育児不安を抱えていることが懸念されます。そのため、健康増進課や子ども・子育て総合相談室、地域子育て支援センター、在宅育児を応援するサービスの紹介を含めて紹介させていただきまして、育児不安の解消を図ってまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 一部の方を対象に保育が無償化になりましてから保育園の需要がすごい高まってきまして、待機児童が出るんかという不安は常にあると思います。この在宅の育児についても一部の方には需要があると思いますし、先ほど120人程度の見込みがあるということでしたが、そういった方への後押しをしていただくためにも、この在宅育児の応援手当をしっかり周知していただきますように、こちらは要望します。 次、もう一点行きます。114、115ページになります。 説明書の下ほど5番目です。民間施設子育て子育ち支援事業補助金というところになりますが、恐らくこちらの事業でよろしいのかと思いますが、本3月議会の市長所信で御説明がありました保育士確保に向けた補助事業ということですが、こちらはどういった取組をされるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育士の確保につきましては、これまでも国県補助金を活用いたしまして取り組んでまいりましたが、令和3年度予算におきましては、市単独の複合型補助事業の民間施設子育て子育ち支援事業補助金につきまして2つの事業を新たに設けます。 まず、派遣人材活用といたしまして、これまでの県の派遣保育士確保事業の対象外の施設がございまして、そちらの対象外となりますところの要件を一部緩和し、派遣人材1人当たり年間80万円を上限に施設に対し補助いたします。 次に、保育士確保応援といたしまして、潜在保育士の掘り起こし、それにUターンやIターンの保育士の積極的雇用を推進するために、市内の保育所や認定こども園などに雇用されていなかった期間が1年以上ある保育士さんを新たに雇用した場合、5か月が経過した施設に対しまして、新規雇用者1人当たり1回50万円を補助するものでございます。これによりまして、保育士を確保し、高まる低年齢児保育ニーズに対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 事業内容は理解しました。 これまでも保育士さんの確保についていろいろ取り組まれたということで、実際それも理解しておりますが、保育士さんの数、来年度十分に確保できるような見込みなのか、これはいま一度お聞かせ願いたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育士確保に向けた取組につきましては、まず公立園におきましては正規保育士を令和2年度は8人、令和3年度は6人採用するとともに、令和2年度におきましては、臨時嘱託保育士であった保育士さんを会計年度任用職員制度への移行によりまして処遇改善を行いました。 また、私立園に対しましては、保育士の雇用や派遣利用に要する経費を助成するとともに、県保育人材センターや仁愛大学との連携を強化いたしまして、情報発信を強化いたしまして雇用促進を図ってまいりました。こういった形で公私立ともに保育士確保に全力をかけて努めておりますが、育児休業や早期退職なども一定数ございますので、確保いたしましても十分に確保できているとは言えない状況にはあります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 保育士確保に向けてしっかりと推進、いろんな取組をされてきたと、でもやっぱりなかなか保育士さん確保は難しいというところで、しょうがないところもあるんでしょうが、分かりました。 県のほうの取組では保育人材センターの事業がありまして、県のほうでも保育士さん確保に向けた重なるような取組があるんですが、この今回の保育士さん確保に向けた市単の取組と県の事業の取組が重なるようなところがあるんじゃないかなというふうに思いますが、こちらについては大丈夫なのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 令和元年10月に開設されました県保育人材センターにつきましては、保育人材を安定的に確保し、保育所等における保育士不足を解消することで、より安心して子育てができる環境を整備するために、具体的には保育士相談、保育所等の採用相談、保育人材の紹介、就職面談会の実施に取り組んできていただきました。市としましても、この県の相談、特に県の巡回相談として各園に回っていただいたり、合同説明会に公私立ともに参加したりということで、その際には全ての公私立園にも参加を促しているところでございまして、連携することはあっても重複の無駄があるようなことはございません。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 いろいろお聞きしてるんですが、保育士さん確保に向けての取組は直接的な処遇改善という方法もあると思うんです。保育士さん確保の取組、推進されているのは十分理解できるんですが、ぜひともこれは市単独でも何とか工夫して保育士さんの処遇改善に取り組んでいただきたいと思うところですが、まずこの処遇改善について、今のところのお考えを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 出口
市民福祉部理事。
◎
市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育士確保につきましては、処遇改善が本当に有効であると考えております。そのため、公立園におきましては令和2年度、会計年度任用職員制度への移行による処遇改善を行いました。そして一方、私立園に対しましても、国の制度改正によりまして基本給、手当、一時金、全てにおいて制度開始前に比べまして、賃金が改善されているところではございます。 また、処遇改善につきまして、各園の内容については毎年市で確認をさせていただきまして、適正な処遇がなされるよう助言及び指導をさせていただいておりますので、これからも取り組んでまいります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 砂田竜一君。
◆(砂田竜一君) 分かりました。 保育士さんの処遇改善つきましては、ぜひ今後とも国とか県のほうにも要望を出し続けていただきたいので、よろしくお願いしたいと思います。 保育士さんが足りない状況はずっと続いてますが、しっかり調査とか検討をされて取り組まれてることは分かりますんで、このたびの事業案のようにぜひとも保育士さん確保というのは重要な課題だと思いますので、ぜひともこれからもしっかり検討、推進していただいて、保育士さん確保に向けた取組を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 以前です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) お願いします。 予算書89ページ、総務費、戸籍住民基本台帳費、個人番号カード交付事務事業7,269万9,000円のうちの受付業務委託料240万円についてお尋ねをいたします。 まず、この事業の内容についてお尋ねします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) マイナンバーカードの申請にお越しになったお客様に対しまして申請手続をサポートするための受付業務の委託料でございます。 申請書の書き方のサポートでございますとか、受け取りまでの手順の御説明、あるいは必要な顔写真の撮影などを行うものでございまして、申請だけですとおよそ5分で終了いたしますし、この際には後日改めてカードを取りに来庁いただくことになります。 また一方、郵送で御自宅まで送らせていただくこともできますが、そのための追加の手続がございまして、それを含めましても全体でおよそ30分程度で終えることができます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) マイナンバーカードということですけれども、このマイナンバーカードについては、国が公的な身分証明書としての位置づけだけでなくて、社会保障、育児支援や介護保険といった形で、また税や災害対策や民間を含めた各証明書の取得など、人の一生というものを通じた各種手続の効率化や、私たち市民からすれば一々役所に行かなくても手続ができる便利なツールとなるということになってるわけでございますけれども、この手続の中において、行政においてマイナポータル、国の菅政権では国策としてデジタル化を推進するに当たって強力にこのマイナンバーカードの普及を図っている、そのためにもマイナポータルいう形で事業を遂行してるというふうに聞いておりますけれども、この中で私もマイナンバーカード、昨年作らせていただきました。今立総合支所へ行って、そしていろいろ手ほどきを受けてやったわけです。私のようなアナログな人間にとってみると、自分一人で個人でやるのは非常に難しい。そういう点、行政の指導を受けながらマイナンバーカードの申請ができたわけです。 その際に、ちょうどマイナポイント、2万円買うと5,000円分のポイントが当たるという、そのマイナポイントも併せて申請をさせていただきました。そのマイナポイントの期限がもう迫ってきているということを聞いておりますけれども、その点をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) マイナポイントにつきましては、令和3年3月までにマイナンバーカードの申請を済ませた人が対象となっております。 この期限につきましては、現在のところ延長されまして、令和3年9月までマイナポイントが付与される制度が延長されております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) このお得なマイナポイントの締切りが、本来は3月31日ということで近いということでした。 そして、9月まで延長されたといっても、年内にはもう終わってしまういうことで、期限がだんだん近づくにつれて、どうしても申請する人というものが多分増えてくるんではないかなと。この年度末になると、異動ということで大変この庁舎も混雑することが想定されるというふうに思います。 その中で、申請サポートは理解します。確かに、この市役所において今1階で受付をされておりますけれども、何人かの方が受付をされてるんだろうというふうに思います。この手続をするに当たって、行政の指導というものがあるということは非常にありがたいし、評価をするところでありますけれども、その中で無料の写真撮影というものがございますけれども、これは証明用写真を営みとしておられる写真業の皆さんの営業を害してるんじゃないかというような御批判もありますけれども、理事者の見解をお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 本事業の趣旨は、今議員も御評価いただきましたとおり、国が進めますマイナンバーカードを普及するに当たりまして、何より申請にお越しのお客様の利便性のため、また申請者が混雑で密とならないよう、感染者防止の観点もございます。 本来、国はこの手続をスマートフォンですとかパソコンで行うことを推奨しておりまして、その際には申請者本人が顔写真データを取り込み、申請するという流れでございます。しかし、特に御高齢の方々などには、このようなデジタル機器に明るい方ばかりではございませんので、来庁いただいた際にはその代わりに当方で写真をお撮りするということをさせていただいてございます。 どうしましても、デジタル化の流れの中、効率的な申請手続として画像データによる申請が主流となってきているというふうに認識してございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) 確かに、手続の効率化という点で、我々とすると早く簡単にできるということは非常にありがたい。写真業を営む写真屋さんのところへ行って、有料で時間をかけて取得するということは、特に高齢者にとってみると、私も含めてですけれども、非常に大変なことは理解するわけですけれども。 今、コロナ禍の中でほとんどイベントも自粛で、また人生の節目の、そういったときに写す写真というものも、卒業式や成人式、そうした記念写真を撮ることも少なくなってきた。デジタル化の流れの中、写真業を営まれている方々にとってみると非常に苦しい時代だというふうに私は想像いたします。そうした思いが理事者の皆さんのところに届いているのか、要はそこやと思うんです。 地元産業振興政策としていかがかなというふうに思いますけれども、今回の予算に反映するところがあればお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) コロナ禍におきまして、業種によっては需要の態様が大きく様変わりして、そのことの影響で先行きの見えない状態の中、そういったふうにあるというふうに認識をしているところでございます。 そういった中におきましても、経営戦略を見直す機会と前向きに捉え、新たな事業分野へ挑戦するなど取り組んでいる事業所もあるというふうに認識しております。 そこで、3月補正予算では、令和3年度繰越明許事業といたしましてコロナに負けない事業所等応援事業補助金6,500万円を計上し、引き続き幅広く支援していくことや、武生商工会議所、越前市商工会、金融機関など身近な支援機関と連携し、事業主と伴走して事業を行う伴走型持続化補助金をDX枠というふうに銘打ちまして、840万円拡充したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 私のほうからも答弁させていただきます。 私ども市民福祉部の立場のお答えとはなりますけれども、私どもが所管いたします分野につきましては大変広く、そのため市民の皆様の人生の節目と申しますか、市民の皆様の記念すべき日に接することも多くあるわけでございます。その際には、自撮りではなくプロの記念写真を一生の記念にと望まれる方もいらっしゃるというふうに思っております。 個別営業の直接的な御支援はおのずと限界があることを御理解いただきたいと思いますが、何か協力できることがあれば検討させていただきたいと、このように思ってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 清水一徳君。
◆(清水一徳君) いずれにしましても、コロナ禍の教訓からデジタル技術を遺憾なく発揮することで非接触型の効率的なサービスを受けることがこの社会、一方で職人の技術、そして地元のプロの技を絶やさない、効率性ばかりでない人間の社会も求められるというふうに思います。 マイナンバーカードというのは、個人にとって非常に大切なものであり、また顔写真も入るわけです。私なんかは、写真を撮ると非常にこわもてに撮れるわけです。そのために、どうしても柔らかい表情を撮っていただきたく、私は写真屋さんへ行って、一番いい角度で撮ってくださいというふうに撮ってもらいました。そういった方もいる一方で、なかなかそういうことを考えずにただ単なる事務的なことで撮られるという方もいらっしゃるとは思いますけれども、福祉と、そしてコロナ禍における産業のそうした支援というものの両立というものを考えていただいて、複元的な施策を今後とも期待します。 終わります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) お願いします。 130ページ、131ページです。 衛生費の説明3、生活習慣病予防事業、このうちの糖尿病予防のプログラム実施です、この件についてお伺いさせていただきます。 この件、245万8,000円ということで、保険者努力支援交付金として10分の10、こういうものなんですけれども、新たな生活習慣病対策実施ということで、糖尿病予防プログラムについて内容の概略説明をお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 糖尿病の予防プログラムでございますけれども、こちらは本市の国民健康保険加入者のうち、糖尿病の予備群、糖尿病ではございませんがその一歩手前、二歩手前の方々に該当しながらも投薬等含め医療機関の治療を受けてない人を対象に、およそ3か月間、委託事業者がテレビ電話あるいはメール等により遠隔で生活習慣の改善指導を実施するものでございます。 対象人数は、健康診査の結果、血糖値やBMI──肥満の値でございますが──の高さにより糖尿病の予備群と判定されている約150名の方がいらっしゃいますけれども、その2割に当たる30人でまずは実施したいと考えております。 参加者は、開始前と終了前の各2週間、血糖値センサーを装着したまま日常生活を送っていただきまして、センサーで読み取れる血糖値を常時把握するほか、自己測定した血圧の値あるいはスマートフォンで撮影した食事内容、こういったものを合わせて委託御者に送信をしまして、改善に向けた相談あるいは保健指導を随時受けられることとなっています。 この事業で参加者の7割程度は改善を見込みたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 分かりました。 今までにこのような取組というものはされたことはございますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活習慣病予防対策は当然やってきております。これは主に食生活改善推進員さんとともに日常的な食生活を改善いただくということでございますし、それと健康21の取組がございます。5つの指標を基に市民の皆様に健康をお訴えしてきたということでございますが、ただ今回糖尿病と、血糖というもののターゲッティングは初めてでございます。 これはすなわち、国民健康保険のデータベース、ビッグデータがございますが、これを生命保険会社あるいは県立大学で分析した結果、血糖値の高い方が全国水準よりかなり高いという数値が出てまいりました。そういったことを踏まえまして、糖尿病に改めて着目をし、新規事業に取り組んだということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) それでは、糖尿病予防のプログラム実施に当たりまして、今おっしゃられた、糖尿病予備群の30人に3か月というふうにおっしゃってます。その30人の抽出の仕方というのはどのようにされたんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 30人の抽出でございますが、やはりできる限り症状の重い方といいますか、値の悪い方をまずは抽出したいと思っておりますが、ただ本人さんの御意向もございますので、そういったものを踏まえながら個別に当たって抽出してまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 分かりました。 非常に糖尿病というのは怖い病気です。これはもう皆さん、かかっている方は非常に自覚をしていると思いますけれども、生活習慣病というのは、これは注意していてもなかなか治らない。いろんな病気も併発していきますので恐ろしい病気なんです。 これは国民健康保険のエリアの中で今抽出されていらっしゃいますけれども、他の医療保険者の罹患数、この越前市の中で、そのような数字とかデータとか、そういうのは出していらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) あくまで市の保険者たる国民健康保険の被保険者の皆様のデータの限りでございます。 ただ、ほぼほぼ越前市の市民の皆様の健康状態を反映しているのではないかというふうに推測をしております。今協会けんぽ等々の別の保険者の皆様からデータを借受けする中で、分析も始めてまいりたいと思っておりますが、いずれにしましても、これだけ明らかな糖尿病の傾向が出ておりますので、これを基にまずは施策を推進してまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) そのような形で、他の医療保険者の水平展開、これも図り、広く市民全体に予防に向けて推進していくという形で当たっていただきたいと。 せめて、いろいろなデータというのはこれからも抽出していただいて、参考にして分析して改善に当たっていただきたいと、かように思います。 それで、国民健康保険の保険者だけが高いのかどうかというのは今ちょっと危惧するところなんですけれども、こういうことであれば、当然高齢者が入っていらっしゃるということが多いんで、それは高いのかもしれません。ほかに、例えば自営業者が罹患率が高いとかという、そういうことも考えられるかもしれません。それに対する予防の仕方もあるかもしれませんので、そういった分析はもっと細かくしていただきたいなと思いますが、どうでしょうか、そこら辺というのは。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 議員おっしゃるとおり、国民健康保険に加入された方は特性がございますので、広く水平展開を図り、よりエビデンスの検証結果を確かなものにするためにはもう少し幅広く分析をさせていただくことも必要であると思ってます。 先ほど申し上げましたとおり、県立大学等々と今連携をする中で、他のビッグデータも少しお借りしながら分析を始めてまいりたいというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) 分かりました。 ただ、そうやって今回30人を対象とします。その方たちはかなり効果が出てくるかもしれませんけれども、30人以外の対象者の自覚、この自覚をどういうふうにするかということが大変大切。今お話ししたような形でされると思うんですけれども、ほかに何かありますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 先ほど申し上げましたが、市健康21計画に基づきまして、広く5つの行動指針の啓発ですとか、小さな習慣の実践を訴えをしてまいりました。 今回の結果を受けまして、さらに糖尿病などの生活習慣病は40歳以上は特に肥満の割合が高いという因果関係も見られておりますし、この肥満に関して言いますと、予算の概要のほうにもお示ししておりますが、ゆっくり食べるとか、あるいは夜遅くに食べないといった5つの行動習慣がはっきり明確化されてございます。このことは、国民健康保険加入者の皆様以外にも該当する肥満防止の行動でございますので、これを広く訴えをしていきたいと思っております。特に、ゆっくりかんで食べるということに関しましては、保育所から小・中学校といったところも含めて、早いうちから行動習慣を身につけていただけるような取組も考えてまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 近藤光広君。
◆(近藤光広君) よく分かりました。 私も非常に自制しなければいけないところが多々、耳が痛い話なんですけれども。 これは今回、ただ単年度で終わるという形じゃなしに、必要に応じてデータも活用しながら、またこういうふうなやり方、またこれはそれ以上は補助が出ないのかもしれないんですけれども、市単独ででもいろいろと考えて継続して、越前市としての結果を、これは緩やかな形しか効果は出てこないかもしれませんけれども、越前市として結果を出してほしい。この考え方についてどうでしょうか。最後に言ってください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 今、国のお金を利用しまして、10分の10のお金でやらせていただきますが、何より対象は市民の皆様の健康でございます。これは何よりも市民福祉の優先されるべき事項だと思っております。しっかりと継続的に取り組んでまいりたいと思います。(近藤光広君「お願いします。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) また幾つかお願いします。 まず説明書の36、37ページ、14款使用料及び手数料の使用料ですが、マイナス2,700万円というようになってます。この減額の理由をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 使用料につきましては、前年度比約2,770万円減の4億111万9,000円を計上しております。 減額となりました主な要因といたしましては、3月補正においても計上しております市営駐車場使用料であるとか、文化センター使用料のコロナ禍によるものの減、霊園使用料、これが3年ごとに徴収ということで、その徴収じゃない年に当たるということ。保育料などの実績見込額などにより減額となっているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) コロナの影響もあるということなんですが、まず二、三年前ですか、公共施設の使用料の有料化を一部したかなと思うんですが、その有料化した分の推移というのが分かったら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) すいません。ちょっと手元にございませんので、後ほど。(「え、資料がない。」と呼ぶ者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 資料がないということですか、手元に。
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。もう少し詳しく説明してください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 手元にちょっと資料がございませんので、申し訳ございません、後ほどさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 使用料の有料化した分ということで一応通告はさせてもらってるんですけれども、入ってないですかね。また資料があったらぜひ出していただきたいと思ってます。 この有料化した分の使用料の推移と、それは全体的に使われてるんじゃないかとは思うんですけど、しっかりとそれぞれの施設のほうに還元をお願いしたいなというふうに思っています。 それと、そのうち使用料の分で、照明施設の使用料は、教育使用料のほうが多いのかなというふうに思いますが、それは使用料の議論をしてるときにナイター料についてはちょっと取り過ぎ感もあるんじゃないかというところもあったのではないかなと思いますが、そこら辺は今どのように推移といいますか、なっていますか。現状を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 市のスポーツ施設でナイター照明を設置している屋外の施設のうち、サッカー場の照明はLEDの機器6基を整備しているところでございます。これは平成28年でございます。その照明施設使用料については、ほかの施設や他市のバランスを考慮し設定しているところでございます。 現在は、水銀灯の照明器具が多く、その生産が終了していることから、今後計画的にLED化を進める必要があると考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) ということは、現状の使用料でそのままやっていくという、当面は、そういう考え方ですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 全国であるとか県内のLED化の進展度合いなどから、今後検討していくものと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) それぞれの照明のLED化の計画というのは組んでおられますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 特に計画を持っているわけではございませんが、今後は計画的にLED化を進める必要があると考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) LED化が進めば、当然ナイター料は適切な料金というふうな方向でないと、ちょっとナイター料だけ、結構この部分が大きく占めるところがあるのではないかなというふうに思いますので、適宜しっかりと精査をしながらやっていただきたいと思います。 次に、54、55ページです。 雑入がマイナスというようなことになっておりますが、この内容といいますか、内訳をお願いをします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 雑入のほうが2億9,400万円から2億2,100万円と7,300万円余り減額になっているということでございます。 これにつきましては、大きなのが2つございまして、1つは55ページの1番実費徴収金の民生費実費徴収金が3,293万円ございます。これにつきましては、昨年度1億4,631万5,000円でございまして、1億1,400万円余りの減額となっております。これは、認定こども園の保育料が市が集めていたものが園が自ら集めることになったための減でございます。 そしてもう一点が、57ページ、28番のところに北陸新幹線関連事業補償料というのがございます。4,284万円でございます。これが昨年度0でございましたので、この4,200万円が増ということになります。これにつきましては、北陸新幹線の本線工事に伴いまして、機構がやるべき市道の改良について代わりに市が代行して行うということで、その工事分を実施するための機構からの補償料でございます。 この1億1,400万円減と4,200万円増を合わせまして、おおよそ7,300万円の減になるということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 分かりました。 それで、次に70ページ、71ページをお願いします。 ここに広報費ということで広報発行、市政PR等々があるんですが、ここのところでSNSといいますか、そういった活用がされる場面があるのかどうかというか、そんなことがされているのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 広報に関するSNSの活用でございますが、既に市のほうでもアカウントを取っておりまして、それでもう活用させていただいております。 今、数につきましては、申し訳ございません、1つだけではなくて複数持っておりますので、その点については後ほどお答えさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 活用してるというようなことなんですけど、どのようにというか、どういう年代とかってそんなことは把握できないでしょうね、きっと。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) すいません。アカウントの数については市で6つ持っております。 それで、今ほどどういった年代かというふうなお話ですけれども、「いいね!越前」等については全世代が対象かなというふうに思っておりますし、あと男女参画センターでも持っておりまして、そちらのほうは女性対象かなというふうに思っております。また、てんぐちゃん広場というふうなアカウントもございまして、そこら辺は子育て世代を対象にというふうなところと認識しております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 議会の我々議員も、議会モニターの方との意見交換会の中で、もっとSNSを活用して市政をとか、議会情報をって言われてますので、議会とともにまた今後ともこういったことで活用して、一緒にやっていただきたいなというふうに思っています。 続いて、72、73ページです。 説明のところで、地方公会計制度関連委託料の内訳をお願いをします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 地方公会計制度関連委託料370万7,000円につきましては、市の3月末時点での貸借対照表等の財務書類の作成、一般会計と他会計、他団体との連結財務書類の作成及び地方公会計全般や固定資産台帳の更新などに対する委託料でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 財務諸表等の作成というところって聞きましたけど、その財務諸表についてはホームページ等で公開をされてるかなと思いますが、あんまり一般的にはなかなか数字が並んでいて難しいという、成果物については。それをもう少し分かりやすく分解してとか、市民の方が分かりやすいような、表をつくるだけでなくて、分かりやすいような提示の方法等もそこでできないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 地方公会計、そもそも現在我々は単式簿記で会計をやっておりますが、それを複式簿記に置き換えるというところが公会計制度ということで、これは国のほうが主導して、できるだけ公会計制度のほうに持っていこう持っていこうということで、ずっと試行してきているというのが現状でございまして、その中で我々としましてもできるだけ分かりやすく公会計というのを市民の皆様に御理解いただけるように、これからもやっていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) この委託先というのは分かりますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 株式会社ぎょうせいでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) ぜひ一般の人が、普通の人が見ても分かりやすいような財務諸表の公開っていいますか、そんなのも求めながらやっていただきたいなというふうに思っています。 次に、3番目の庁舎管理事業のところでありますが、結構な、令和3年度新年度ということで1億円以上の庁舎管理委託料というのが出てますが、この内訳を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) 庁舎管理包括委託につきましては、総合評価落札方式による入札を行いまして、落札業者との間で令和2年1月6日から令和6年12月31日までの5年間、総額5億349万2,880円の長期継続契約を締結しているところでございます。 なお、契約業者とは毎月定例会議を開催いたしまして、課題等を協議する中で業務の改善に努めているところです。 包括委託の内訳でございますが、宿日直業務を含む施設の常駐管理で3,500万円、清掃業務で1,270万円、施設管理業務で5,300万円弱、植栽管理で80万円ほどとなってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) これは前の庁舎と比べてどれぐらい増えてますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) 今申し上げました業務の総計で申し上げますと、大体6,000万円ほど増えている形になります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) これからいろんな問題、課題が出てくるかなというふうに思いますので、適宜、それぞれのときの見直しといいますか、精査というか、そんなのをお願いしたいというふうに思っています。 そして、我々議員も含めてですなんですけど、なかなか各所属のところへ訪問するといいますか、かなりハードルが高いというか、セキュリティーが高いところもあって、行けないというところも今ありますし、聞いてもいますので、その解決策とか、何かそんなのを考えていらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 宮田企画部理事。
◎企画部理事(宮田尚喜君) まず、各所属への訪問につきましては、個人情報や公文書、こういったものを扱うことから、議員の皆様や行政員の皆様につきましては執務室内のミーティングスペースで対応する、こういった運用としております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) それはそういう運用をしてるというのは分かってはいるんですけど、目的の人をなかなか呼べないというか、カウンターに行っても振り向いてくれないというときもあったり、そういうときもあるので、それは全体の庁舎体制の受付窓口というようなところで、今後も検討というか、課題を見つけながら、解決をお願いしたいというふうに思っています。 次に、78ページ、79ページ、男女共同参画推進事業の新年度の具体的な取組がありましたらお願いをします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 蒲総務部理事。
◎総務部理事兼産業環境部理事(蒲久美子君) 男女共同参画推進事業の予算の内容を申し上げます。 市男女平等オンブッドの報酬、市男女共同参画推進会議委員謝礼、市男女共同参画センター委託料のほか、令和3年度に予定しております市男女共同参画プランの改定の事務補助に従事するパートタイム会計年度任用職員の人件費及び市男女共同参画審議会委員謝礼等を予算計上しておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) それは見たら分かるんですけど、プラン改定をされるということなんですけど、具体的にとか、今回の改定は重点的にどこをするとかって、今までの反省点、総括点があるんじゃないかと思うんですが、そんなことを盛り込んでのプラン改定だろうとは思うんですけど、どういう点に苦心をされてるかってお聞きしたいです。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 蒲総務部理事。
◎総務部理事兼産業環境部理事(蒲久美子君) 男女共同参画プランにつきましては、5年が経過することから同プランの5年間の実施事業の検証と併せまして、市民意識調査を実施することで5年間に実施する施策の概要等について見直しを行ってまいります。 コロナ禍の中のそういった課題であるとか、また防災の中での女性の参画というものを推進していくってことも必要でありますので、そういったことも取り入れていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 以前にも一般質問でお願いしたんですが、やっぱり地域の中でという取組が大事かなというふうに思いますので、そういった視点でもぜひ改定に取り組んでいただきたいと思います。 次に、96、97ページです。 防犯カメラ設置事業補助金というところですが、これまでもいろいろ課題が出てきてある中で、結構今年度については多くのカメラが設置されるんじゃないかと思いますが、これまでの課題がどのように整理をされてきたのかというところをお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 防犯カメラ設置に係る課題というふうな御質問でございますが、この制度につきましては令和元年度が開始年度であり、申請書類や手続で一部混乱が生じたため、自治振興会の申請手続を簡素化するため手続や申請のマニュアル化を行いまして改善を図ったところでございます。 例えば、道路占用許可に必要な添付書類等の事前案内や書類提出を防災危機管理課で代行いたしまして、代行できない電柱添架申請などの手続につきましては、担当窓口の連絡先や必要な添付書類等を事前に案内するなど対応させていただいております。 防犯カメラの設置に係る画像の管理やプライバシーの配慮につきましては、県の防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項に適合した防犯カメラの設置運用要綱を定めることを条件としております。 要綱には、画像の管理や画像の利用及び閲覧提供の制限を定めることとしており、捜査機関などから犯罪、事故の捜査等のために情報提供を求められた場合など一部の例外を除き第三者に閲覧させないなど、条件を付しているところでございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) それで、今この500万円という金額は何地区で何台ということをお聞きしたいのと、もう一つはこれまで設置したところでそういった問題点とかトラブルとか、そんなことが発生してるのかどうか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 今年度の予算の根拠でございますが、今まで設置している地区が6地区というふうなところでございまして、今年度は残る地区で積極的に設置をしていきたいというふうに考えております。そういった点で、1台につき10万円といたしまして50台分というふうな見込みをさせていただいております。 これまで設置についてトラブル等なかったかというふうな御質問でございますけれども、その点についてはこちらのほうでは聞き及んでおりません。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 1台10万円で、何地区とかということは決まってないということですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) これまでは6地区でございますが、来年度は7地区を具体的に予定しております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) これも、それぞれ地区が要望してるというところが7地区ですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 地区のほうで要望していただいてるところもございますし、予定をしてるというふうに聞き及んでいるところも含めて7地区でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) 今、マニュアルとか要綱、運用に当たって配慮すべき事項等がまとめられたのがありますけど、結構抽象的な表現というのがあって、地域のほうでいざ問題、トラブルになると、いよいよこれどうしようかというところが出てくるかなと思いますが、そんなことについても今後適切に対応をお願いしたいと思います。 最後になりますが、128、129ページ、衛生費で地球温暖化防止対策事業ここにあります電気自動車導入促進事業補助金と太陽光発電設置促進事業補助金の内容といいますか、内訳が分かりましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 内訳でございますか。(橋本弥登志君「はい。」と呼ぶ) 電気自動車導入促進事業補助金につきましては、電気自動車購入の際に補助をするものでございますが、補助率等細かい部分について、申し訳ございません、資料を用意してございません。一応、見積といたしまして15台分計上させていただきました。 太陽光発電設置促進事業補助金につきましては、令和2年度23件の実績を基に同数計上させていただいたところです。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 橋本弥登志君。
◆(橋本弥登志君) それぞれに細かい要綱というか基準とかあるんじゃないかとは思いますけど、これで適正なのかどうかというのがよく判断できないところかなと思います。ここの部分は、また一般質問でいろいろお聞きしたいなと思っておりますが。 以上です。終わります。
○議長(三田村輝士君) ここで換気のために暫時休憩いたします。 再開は14時35分といたします。 休憩 午後2時27分 再開 午後2時35分
○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 予算説明書の118、119ページ、生活保護費についてお尋ねをいたします。 まず、総務費につきまして、6,349万4,000円ということで対前年度比628万4,000円減額になっておりますが、この事由について御案内ください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活保護総務費628万4,000円の減額でございますが、このうち581万2,000円につきましては主に人件費でございます。残り47万円余りにつきましては、公用車の管理を財務課に移管したこと、それに伴いまして燃料費、修繕費予算を減額したこと、また昨年度ありましたシステム機器更新作業でありますとか県の委託事業の社会保障生計調査事業が来年度はないといった事由でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) また後日、一般質問でもこのテーマをしたいと思うんですが、昨年度来、非常に生活相談が急増しております。これはコロナ禍が一つ大きな要因かなと思うんですが、なので普通に考えますとこういう関連予算は、いろんな理由、いろいろと今部長のほうから御説明ありましたが、本来、額を確保すべきところじゃないんかなというふうに思います。 職員さんの人数も今ここでは8人ということで、これは前年度と同じ人数でございますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 同じ人数でございまして、この減額分につきましては、配置された職員の年齢構成が変わりましたので、そういった形で減額となったものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 確かに職員さんのいろんな事情というか、あるんだとは思うんですが、であればこそ、例年と同じような状況であれば同じような形のことも考えられるかなと思うんですが、ただ、今は現状からすると非常に大変な状況でありますので、したがって担当される職員さん方もお一人お一人の負担というか、そういうようなものも非常に過大になってきてるんではないかなと危惧されます。 そこで、事前に生活保護の現状ということで、申請数が5件、それから保護世帯数が192世帯、それから保護人員数が218名ということで1月度の数字をお聞きしておりますが、今2月に入って結構たってきましたが、この最新の直近の数字がもし分かりましたらお示しください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 2月の申請件数でございますが、恐縮でございます、2月22日まででございますけれども、これまでに4件ございまして、保護世帯数は2月22日、同じ時点で187世帯、保護人員数も同様に213人でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) ということで、これはまた後日の中でも主張はまた出していきたいなと思ってますが、ここに来て増えつつあるのではないかなという数字でありますので、またぜひ注視していきたいなというふうに思います。 それから、その説明書の中の121ページです。 この総務費の中に、2番目、生活保護適正実施推進事業というのがございますが、この事業について御説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活保護適正実施推進事業でございますが、主に就労支援ですとか面談相談体制の強化をはじめとする生活保護受給者の自立のための施策を実施してるところでございます。 このほか、診療報酬明細書を活用した医療扶助適正化、検診の受診勧奨等による健康の維持増進支援、収入、資産の状況把握、扶養義務調査充実事業等も実施してございまして、全体として生活保護の適正運営を確保すること目的とした事業でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) いろんな担当者の方の業務があるんだなということが改めて分かります。 そこで、その担当者というか職員さんなんですが、先ほどもありましたが8人の方が職員として当たられるということで、この中で資格がある方というか、資格そのものは私も存じ上げてないんですが、社会福祉士とかほかにも何か、資格の種類というのはどういうふうなものがあるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活保護に関しましては、社会福祉主事の資格が必要になっておりますが、この資格取得者が3名おります。そういったところでございます。一応それが基本になってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) そういった資格のある方々が窓口とかいろんな調査に実際に当たっておられるということであるかなというふうに思います。 そういった面では、先ほどもありましたが、実際、現に受給されている方々のある意味では見守りも含めた形での、そういう申請から、そして受給、そしてまた場合によっては解除というか、そういうこともあるということもお聞きしましたが、定期的なそういう現受給者の方々への訪問であるとか、電話などで見守り活動はきちっとなされてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 一人一人の生活保護受給者を慎重に状況把握をまずさせていただきます。その後、アセスメントをした上で援助方針を決定し、支援計画といったものを作成しております。この計画に基づきましてケースワーカーが家庭訪問を行ったり、あるいは電話で状況確認を行ったり、あるいは関係機関との連携の下、見守りなどの支援を行っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) それで、この項目の中に、最後のところに研修参加負担金とございまして、研修というのも当然あるんだと思われるんですが、生活保護等々に関しての研修の内容を概要だけ、どんな形でどういう、いつ頃何人ぐらいされてるのか、お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 先ほど申し上げましたが、社会福祉主事、この資格を取ることがぜひとも必要でございますので、しかも社会福祉法においてケースワーク業務というのは今申し上げました社会福祉主事の資格を要するということでございますので、この資格を取得するための研修費用でございます。言わば生活保護の中核的業務を担うための研修でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 了解しました。 ぜひ、本当に大変な業務だと思いますが、丁寧にお願いしたいと思います。 それで、関連してその下の部分、121ページのほうに、今度は扶助費というのがございます。これにつきましても、今関連してお尋ねをいたします。 これも予算額を見ますと3億2,000万円余りになってるんですが、対前年度比で782万円減っております。これの理由についてもお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活保護事業予算でございますが、昨年度予算比0.24%減の3億2,094万円を計上をさせていただいております。 こちらは、現段階で生活保護受給者が大きく伸びない状況の中、令和元年度決算額3億2,076万円を参考に見積計上したものでございます。 なお、生活保護の扶助費につきましては、予算不足を理由にお断りすることはあってはなりませんので、これまでも扶助費の不足見込みの場合には柔軟に補正予算でお願いをしてきております。 今後、生活困窮相談窓口と連携を密にしながら、生活保護の動向を注視しつつ、もし仮に令和3年度中に扶助費が不足することが見込まれる場合には、速やかに補正予算案をお諮りするということを考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 推移は大きく伸びないというか、確かに去年1年間の数字もお聞きはしておりますが、一気に1桁から2桁とかという、そういう伸びは確かにないんですけれども、まだまだこのコロナ禍を主にして、それ以外のところでもいろんな形で貧困と格差がどんどん広がってるようにも思いますので、そういった面でこの減額というのがちょっと納得いかないなという部分は正直ございます。また、一般質問等でもさせていただきます。 あと、基本的なところで、その下に扶助費の支出内訳、保護事業でいろんな生活扶助をはじめ各扶助がたくさんございます。簡単に概要だけ、どういうようなものに使われるのかだけ御案内ください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 各扶助費の内訳と内容でございますが、予算書に記載された順番に御説明申し上げます。 まず、生活扶助費9,009万7,000円でございますが、日常生活に必要な費用でございます。食費、被服費、光熱費等に係る費用でございます。次に、住宅扶助費2,918万7,000円につきましては、賃貸物件に住んでいる家賃、契約更新料、地代等に係る費用でございます。教育扶助費41万4,000円につきましては、義務教育に係る必要な学用品費や教材代、給食費等に係る費用でございます。医療扶助費1億5,610万2,000円につきましては、国民健康保険と同等の病院等における医療サービスの利用に係る費用でございます。介護扶助費482万5,000円につきましては、介護保険サービスの利用に係る費用でございます。次の、生業扶助費と読みますが、こちら9万5,000円につきましては、事業を営むための資金、または生業を行うための機具、資料代に係る経費など就労に必要な技能の習得に係る費用でございます。なお、就職をする際に必要とされる例えばスーツ代などや、高等学校教育に係る必要な学用品費、教材代といったものも該当いたします。葬祭扶助費61万9,000円につきましては、葬儀を行う場合にかかる費用でございます。法外援護扶助費9万9,000円につきましては、住所不定者などで所持金が500円を下回る者に対しまして、目的地到達のため、次の移送費支給事業所までの旅費となってございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 最後の、そういうふうな住所不定者の方がということで、非常に細かいところまで多様な部分があるというのが今初めて分かりました。 こういうケースに慎重にそれぞれの個々人で考えていかなくちゃいけない、対応しなくちゃいけないってことで大変かなと思うんですが、ぜひお願いしたいと思います。 ちなみに、その下の部分に今度は支援給付金というのもございますが、今御説明あった扶助費との違いというのはどういうところにございますでしょうか、それもちょっと御案内いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 生活保護事業における給付費でございますけれども、こちら中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律、言わば中国残留邦人等に対する支援給付のことでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 了解いたしました。 いろんな細かいところがあるということが分かったんですが、基本的に予算がこれでいいのかなというところは、またいろいろと後日お話をさせていただきたいと思っております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) よろしくお願いします。 私のほうからは、74、75ページ、総務費、総務管理費、2の人口問題・定住化促進対策事業の地方創生・UIJターン促進業務委託料274万3,000円、これについてどのような事業内容かお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) 地方創生・UIJターン促進業務委託料の内容についてでございますが、まず1つ目に、日経ウーマンキャリアという都市部の女性をターゲットとした大手転職ウェブサイト、こちらに市内企業で活躍する女性のインタビュー記事を掲載しまして、本市での働きやすさや子育て環境のよさなどの情報発信を行っているということでございます。 2つ目としまして、住もっさ!越前市、これも移住検討者向けの情報を集約した移住・定住ポータルウェブサイトでございますが、こちらにおきまして、働く、住む、そして子育て、教育など、移住検討者が必要とする情報をワンストップで提供しているというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ウェブサイトにこういった情報を掲載しているということで、日経ウーマンキャリア、こういったところにも掲載されるということで、こういった掲載された人や、また記事を見た人、そういった女性の人たちからどういった意見があるのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) この日経ウーマンキャリアでございますが、これまで累計6万5,000件のアクセスをいただいているところでございます。 具体的な女性の声として紹介するということでございますが、この日経ウーマンキャリアに掲載するため取材をさせていただいた女性、この方は若手社員とかから子育てを終わられた方までの幅でいらっしゃるんですが、そういった方からは、特に本市での働きやすさ、そして子育て環境のよさ、そういったものをお聞きしているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 結構、アクセスのほうは大分あるということではありますが、今の質問と少しあれなんですが、越前市でそういった女性エンジニアになりたいとか、例えば市内で創業をしたいという女性の方がおられると思うんですが、そういった人たちからの、例えば相談とか、そういったことはありますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) 具体的な数字を申し上げるということになりますと、女性エンジニアの雇用につきましては、企業立地促進補助金におきまして、女性エンジニアの採用への加算というものを行っております。制度創設以来85名の女性エンジニアが採用されているというところでございます。 また、女性の創業につきましては、創業支援資金の利子補給というものを行っておりまして、本市の制度創設以来34名の方が創業しているというふうな状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) そういう相談等をお聞きしたかったんですが、もうこういった実績が85名とか出てるということですので、これは企業立地補助金の中にある部分でのそういったことも大変影響しているのかなというふうには思いますが、こういった事業をこれまでやってこられてもう何年目になるか把握はしてませんが、越前市としても女性が輝くモノづくりのまちとして総合戦略にも掲げているわけであります。 そういったことも含めて、この事業の当初考えていた目的といいますか、そういったことはある程度もうこの時点でも達成しているというふうにお考えでしょうか、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) 今ほど御紹介しました大手転職ウェブサイト、日経ウーマンキャリア、ここへの記事掲載は平成28年度から実施をしておりまして、これまで13人の取材記事を掲載しまして本市のPRを行っているというところでございます。 市内企業などの都市圏への情報発信に加えまして、本市での、先ほどの声からあったように、働きやすさとか、子育て環境のよさ、こういったもののPRを通しまして女性のUIJターンの促進に取り組んでるというところでございます。 その結果として、数字を申し上げますと、日本人女性の転入者数は平成28年度は725人、令和元年度は795人、増加傾向にあるというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 大変いい数字を言っていただきましてありがとうございます。 こういったソフト事業といいますか、越前市の、女性がというそういった取組を多くPRすることはすごく大事だなことだと思います。これからも、ぜひ予算を削ることなくこういった事業を今後まだ続けていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 同じく75ページの、この下のほうになります4の地方創生チャレンジ移住支援事業275万円について、この補助金の内容の御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) 地方創生チャレンジ移住支援事業の補助金制度の内容でございますが、3つございまして、まず1つ目に移住に向けた活動に係る経費、交通費を上限3万円、宿泊費を上限1万円、レンタカー使用料を上限5,000円、合計4万5,000円を上限として、下見を行う際の補助制度を行ってるというところでございます。 2つ目としまして、これは国、県の補助を活用した制度でございますが、東京圏からの移住など、ある一定の要件があるんですが、この要件を満たす移住者の方に、世帯には100万円、単身の方には60万円を支給するという補助制度でございます。 3つ目に、今申し上げた東京圏以外の移住者の方には、移住初期支援金としまして10万円を市単費で支給すると、こういった補助内容でございまして、移住相談時から移住後まで切れ目のない支援を行っているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 今期といいますか、昨年からこういったコロナ禍の影響もありまして、こういった補助金を使って移住体験といいますか越前市に来られた、そういった人の人数が分かったらお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) 今ほど、一番最初に申し上げた移住に向けた活動に対する補助、下見に対する補助ですが、11件ございました。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 分かりました。 12件あったということで……(「11件。」と呼ぶ者あり)ごめんなさい、11件あったということで、また東京圏というか関東圏のほうから手厚いことがされる、県の補助金も含めてということなんですが、そういったところには、こういった事業というか、どのような方法で案内をされているのでしょうか、お教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) いろんな手段を使ってお知らせをしているというところでございますが、市のホームページとかは当然でございますが、県が所管する福井Uターンセンター、そういったところでの周知、また電話とか問合せがあったときにはいろんな形で今申し上げた補助制度なりを直接御連絡しているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) そういった内容で関東方面に届くといいんですけど、なかなか届かない、あまり届いていないようであれば、そういった方法も見直していただきたいとは思うんですが。 そういった体験に11件来られたということで、そういった人たちは家族で来られるのか、例えば単身で来られるのか、若い人たちなのか、それとも定年を迎えた人たちが見に来るのか、そういったところで大体把握してるところがあればお教えいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) 今年度、令和2年度ですが、移住に向けた活動への補助、下見に来られた方は11件、そのうち5件の方は家族、合計12名の方ですが、5件は家族で、6件の方は単身というふうな状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 若い人なのか、また定年を迎えた人なのか、また分かれば教えていただきたいと思うんですが。 この事業で、先ほど移住を、関東圏から来られると100万円、手厚く出せるということなんですが、実際に移住を決めた人は昨年度いらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奥山企画部理事。
◎企画部理事(奥山茂夫君) お答えすると、7件で11名の方の移住につながっているというところでございます。7件で11名の方。(吉田啓三君「が移住。」と呼ぶ)移住をしているという結果でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 思ったよりたくさんの方が移住をされたということで、今現在コロナ禍で自宅でも仕事ができるようになりましたし、地方への、全国的にも注目が集まっているように思いますので、このような中で今回こうやって11名の方が移住を決められたということですので、ぜひこれからも越前市が選ばれることを期待していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、97ページ、総務費の諸費になります。7の安全安心まちづくり事業の緊急安全措置委託料60万円についての事業内容の説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちらは、市内の空き家等におきまして適切な管理がされていない場合、周辺の人家等に悪影響を及ぼす状況にあった場合、それを緊急的に回避するための補助制度でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 危険なときにそこを修理とかする場合の補助制度ということでありますが、これは町なかだけとか、越前市内全域に対応している空き家の対策なのか、かかった費用というのは後で請求をされるのかどうかも含めてお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちらのほうの制度につきましては、市内全域を対象とをしておりまして、この緊急安全措置に要した費用につきましては、条例に基づきまして所有者などに請求するものでございます。ただし、特別な理由がある場合は請求しないことも規定しております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 分かりました。 これは昨年、例えば何件ぐらいこういった状況が起こって、どういったタイミングなのか、例えば台風が来たタイミングだとか、そういったところは分かりますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 昨年度というか令和2年度でございますが、緊急安全措置の実施件数は1件でございます。 こちらのほうの空き家の状況につきましては、近隣住民の方から御相談を受けまして市が現地調査をしたところ、鉄骨造りの建物の外壁が著しく劣化しておりまして、部材が前面通路等に落下、飛散し、通行人や周辺住民に悪影響を及ぼす状況であったため、危険を回避するため外壁の貼り替え、補修を行ったところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 台風とかではなくて、常時というか、そういった危険な状態になっているということですが、これは周辺住民の人が見てなくてはならない状況なんで、そのタイミングなんです。例えば、もう危険です、もう何か外壁が剥がれて危険なときが言うタイミングなのか、それとももう落下とかの被害があって言うべきことなのかというのは、どういったタイミングなんでしょうか、これは。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちらの緊急安全面措置につきましては、条例には空き家等が適切な管理が行われてないことにより、人の生命もしくは身体または財産に危険な状態が切迫していると認められた際に、危険な状態を回避するために実施できるというふうに規定しております。 具体的には、老朽化した空き家の劣化した瓦や外壁などが周辺道路に飛散や落下、このまま放置しておくと通行人の身体や近隣住民などの財産に危険が及ぶと予想される場合に実施するものでございます。 実施に当たりましては、周辺の方や区長などから相談や通報を受けまして、職員が現地調査を、聞き取り調査を行った上で、所有者等を調査、確認をしまして、早急に適切に管理するよう指導するなど対応しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 今、部長の答弁をお聞きしてますと、落下した場合とか、そういった場合がタイミングだというふうにお聞きしましたが、例えばそういった台風が来ることが予測されているときとか、大分外壁が剥がれてるなというときに、例えば落下で被害に遭われるとか、家にも被害が起こる前に、予測されるときに、もう修繕というか、これを使って修繕するということは、これは可能ではないということなんですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 落下する場合には、事前にその所有者の確認が先だというふうに思っております。 所有者がきっちりといらっしゃるんであれば、その所有者の方にそういうふうな修繕勧告等を行った上で、所有者の方が積極的に修繕を行っていただく。そこで、所有者の方が確認できないとか、なかなかそういったところで対応できないっていったときに、御相談を受けまして対応させていただくことになるかと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 所有者が確認できないから、周りの住民が心配されると思うんです。今の部長の答弁で、持ち主が全く分からない空き家、もう県外に行かれてるのか、県外に行ってもう連絡が取れない、そういった空き家というのが町なかも含めて大変多いんです。そういったところを、そこの周りに住んでらっしゃる人というのは、どうしたらいいんだろうかと、被害に遭ってから連絡する前に、すぐ市に連絡しようということだと思うんですが、そういった対応はしていただけるということなんですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 空き家の適正な管理につきましては、その都度ケースケースによって変わってまいりますので、御相談していただければ結構かと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。 それから、同じくその下のところになります空家解体費補助金380万円、この事業内容をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちらのほうは、老朽空き家の解体撤去促進及び老朽空き家による被害の発生を防止するため事業でございまして、危険度の数値によりまして、空き家の解体に対します補助を上限額50万円で行うものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) これも同じく、この補助金最高50万円ということなんですが、これは町なか以外のところでも市内全域で使えるというところでよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちらも先ほどと同様で、町なかに限定したものではございません。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 ただ、こういった老朽空き家というのの補助金を使う場合は、多分空き家の危険度判定というのがあると思います。その危険度判定において、市内の危険度判定というのをされるんですが、市内でも町なか以外のところでの危険度判定が、大とか極大とか、その危険度の判定がされるのかどうか、そのあたりも含めてお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 危険度の認定につきましては、市独自の総合判定を用いまして、担当職員が現地にて外観目視を行いまして、柱やはりの傾き、屋根、外壁の3つの評価指標により判定を行っております。破損度の状況によりまして、危険度について、極大、大、中、小の4段階で認定し、弁護士や建築士などから構成する市空家等対策協議会に毎年度報告をしているところでございます。 そういったところから、町なかとか町なか以外とかでその判定が変わるものではございません。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 分かりました。ありがとうございます。 それでは、この解体補助金が使われた昨年度といいますか令和2年度の実績があればお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 令和2年度の市老朽危険空家解体事業補助金の実績でございますが、老朽危険空き家の解体補助で2件、準老朽危険空き家の解体補助で1件、合計3件でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 危険度の大きい空き家が解体される予定は今後ありますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちらの補助金交付の見込みでございますが、空き家の所有者や建築解体事業者からの解体撤去に関する問合せや支援に対する相談が年々増加しておりまして、空き家等の状況を調査しながら補助金制度の活用につなげてまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 吉田啓三君。
◆(吉田啓三君) 最後になりますが、町なかで多分この空き家の解体というのは使われている件数が大変多いというふうに思います。そういった中で、例えば郊外といいますか、そういったところでの空き家の解体にはなかなか使われていないのが現状かなというふうにも思っております。 そういった中、持ち主が分からない空き家というのが大変増えてきている状況でありまして、そういったところを地域で管理をしていくのか、どうしたらいいかと悩んでらっしゃるところが大変多いと思うんです。そういったところで、そういった壊れそうな空き家を今後どうしたらいいと思いますか、お教えください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 危険な空き家についてでございますけれども、こちらの補助金につきましては、先ほど質問にお答えしましたように市全域が対象となっておりますので、市内、町なかだけじゃなくて全市が対象となっております。 地域で空き家等の所有者が分からず、対応が困難な場合につきましては、市で不動産登記等の確認、水道の使用状況や閉栓状況の調査など様々な調査を行い、空き家等の所在や所有者等を確認し、所有者等が判明した場合には適切な管理や補助金の利用による解体について助言指導をしてまいります。 なお、所有者や相続人等が判明しても所在が不明な場合の危険な空き家等の対応につきましては、本市のみならず全国的な課題でございます。国の空家等対策に関する特別措置法などの改正の動向を注視するとともに、市においても市空家等対策計画を着実に推進する中で、関係機関や地域との連携を密にしまして、問題が深刻化する前の予防や適正な管理対策を講じていきたいというふうに考えております。(吉田啓三君「ありがとうございます。以上です。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) それでは、予算書の95ページになります。 上から2番目の地域防災対策事業でございますが、ずっと下に行っていただきまして、下から2行ということで、地域・企業防災連携推進事業補助金200万円ということでございます。 これは新しい事業なのかなって思っておりますが、まずこの事業の目的と内容をお示しいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) こちら、地域・企業防災連携推進事業について御説明をさせていただきます。 まず、当事業は県が創設したものでございまして、その背景としましては、一昨年の台風19号では関東地方を中心に暴風雨に見舞われまして、公的な避難所が浸水して使用できない、また避難途中で高齢者の方が被災するといった問題が発生しております。 一方、被災された住民に対しまして、企業、団体等が食料等の物資を無償提供し、地域の一員として支援活動に当たった事例も見られました。 これらを受けまして、企業等と町内会を中心とする自主防災組織等が協定を締結し、企業所有の建物やスペースを住民の一時的な避難所として開放してもらうことで緊急時の避難場所の確保を図ること、あわせて企業の社会貢献活動の促進を目的として、県が本年度創設した事業でございます。 企業所有の建物を住民の避難所として提供していただく場合、避難時に必要となる資機材の整備に対しまして県と市で補助支援をするものであります。 なお、補助の対象となる資機材につきましては、県の要綱によれば、備蓄用の保存食や毛布、非常用発電機のほか、マスクや消毒液など新型
コロナウイルス感染症対策に必要な物資も含まれております。 また、補助金の額につきましては、避難場所の延べ床面積に応じて限度額が設定されておりまして、最大1件当たり50万円、補助率は10分の10で、県と市がそれぞれ2分の1ずつ補助を行おうとする内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 分かりました。 以前、私は一般質問で、こういった自然災害がたくさん起こっておりますので、企業と協力して避難所として利用できるようにというような提案をした覚えもございます。 そういったところで一歩前進したのかなと考えておりますが、ここで新年度に補助を予定してる企業はどこなのかお示しいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 補助金の交付対象の企業等につきましては、信越化学工業株式会社武生工場、株式会社福井村田製作所、アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社、医療法人誠医会の計4社を予定しております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 今、総務部長がおっしゃっているこの4社を選定した理由というのはどういうことでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 企業の選定につきましては、県が市内大手3社を候補として市に提案がございました。その後、県の職員が各企業を訪問し、市の職員もそれに同行する中で、本事業の趣旨や支援内容等について説明や協力依頼を行ったところ、事業に参画いただける見通しが立ったため3社を選定したものでございます。 また、これとは別に、本多1丁目から地元の医療法人誠医会との防災連携協定の締結を進めているとの御連絡を受けまして、市から本事業を紹介したところ、本年1月14日に事業の趣旨に沿った協定を締結いただけたため、選定をしたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 企業といろいろと打合せをされたということで、既に各町内会と、自主防災組織と企業とで協定を締結しまして、同様な取組への支援対応及び事業の周知はどのようなものでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 地域・企業連携推進事業につきましては、県において来年度以降も継続する予定であるというふうに聞いております。 避難場所の提供など、既に事業の趣旨に沿った協定を締結している企業や町内会の自主防災組織には、事業賛同書を提出していただくことで補助の対象となるよう県と調整を進めてまいります。 なお、福祉事業者等に対しましては、市関係課と連携をいたしまして、1月に開催した介護支援専門員研修会において当事業の概要を紹介させていただいております。 今後本市では、事業の内容や協定締結の事例につきまして、企業や自治連合会に対しまして周知を図り、活用を推進してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 今、小森部長がおっしゃったように、この事業は継続していくということをおっしゃったんで、ここはちょっと外しておきたいなと思います。 また、この事業を行政側としてどのように捉えておられるのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 近年、大規模な自然災害が全国各地で発生し、一方で新型
コロナウイルス感染症の収束が見えない中、学校などの広域避難所での密を避けることについて、国は自宅の安全な場所や堅牢な建物などへの避難を推奨しているところでございます。 こうしたことからも、地域内で地元の企業の協力を得ることにより、住民の身近なところで一時的な避難所が確保されることは、安全・安心の確保の面で大変望ましいことであり、市としても今後県とともに当事業を推進していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) 新年度はこれは4社ということで決まっておりますので、事業を引き続きやっていただくということでございますので、もっと広く企業を当たっていただいて、たくさんの企業と町内会と協定が結べるように努力をしていただければと思っております。 もう一点ありますが、79ページの3番目の地域自治振興事業1億6,808万2,000円ということで、令和2年度の当初予算が1億7,710万4,000円、さらに令和2年度3月の補正予算までは1億9,671万1,000円、そして令和2年度の3月補正予算で交付金が2,700万円、トータルで2億2,371万1,000円となっております。令和3年度は、今私が言いましたように1億6,816万3,000円ということです。 昨年からいわゆるコロナ禍ということで、かなり事業内容が絞られたんじゃないかなと思います、各地域。特に、三大祭と言われています体育祭、文化祭、納涼祭、これに関しましては大きなお金を使っていくわけでございますが、ほとんどの地域が中止をしてる中で、かなり使用されてるのかな。さらに、その繰越金というのは多分毎年決まっている額だと思うんです。この使用状況を私調べてこなかったんですけれども、例えば地域振興事業、町内に対して使用してたのか、そういうところをお聞きしたいんですけど。まとめて御答弁をお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 蒲総務部理事。
◎総務部理事兼産業環境部理事(蒲久美子君) 地域自治振興事業につきましては、議員おっしゃるとおり、コロナ禍の中でいろいろと中止であったりとか、いろいろ対策を講じながら屋外でやったりとか、そういったふうに工夫をしていただいております。その中で、いろいろ事業の見直しをして、精いっぱい自治振興に向けて事業を行ってきていただいているところです。 繰越額については、規定がございまして、20%以内という、そういうふうなものになっておりますので、それを超えた場合については次年度の交付金の中で調整をさせていただくということになっております。 今、自治振興事業は通年通りの事業を行うために、そういった予算は通年ベースで計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎俊之君。
◆(川崎俊之君) コロナ禍というところで、しっかりと行政が目を光らせていただいて、当然これは事務局長が交付金を申請するということでございますので、両方しっかりとチェックをしながら、今年もコロナ禍は続きますので、しっかりとこの事業をやっていただくように目を光らせていただきたい、そのように思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) お願いします。 95ページの、今、川崎議員が質問しました企業防災連携推進補助金200万円と、それから97ページ、先ほど防犯カメラの設置についての補助金500万円、両方ともいろいろ質問されて答弁いただきましたので、少しだけ聞かせていただきたいと思います。 今回のこの企業防災連携は、地域との連携になるんですけれども、今、4か所お聞きした部分が地域的に固まってるんじゃないかなってのがあるんですけれど、もうちょっと広い形で全域にわたって声をかけていくということは考えてるのでしょうか、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 今回の企業の選定につきましては、先ほどもお答えさせていただいたように、県が提案したというふうなところでございまして、そもそも県の事業というふうなところで走ってきたというふうなところでございます。 それで、全域ではというふうな今ほどの御質問でございますけれども、市としましては事業の内容等について企業や自治連合会に対しまして周知を図りまして、活用を推進していきたいというふうに考えております。 また、先ほども御紹介させていただきましたように、既に福祉事業者につきましては全市的に今設置されてるとは思いますけれども、そういった福祉事業者等に対しましても1月に開催しました介護支援専門員の研修会においてこの事業を紹介させていただいているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) 今お聞きしましたけれども、福祉関係の事業者に対しては、災害弱者の面もありますので、今回月岡さんが受けてくださったように、障害を持った方とか高齢者も受け入れられるような場所としては最適な場所だと思いますので、ぜひその方たちへの声かけは市から大きな声を出してお願いしていっていただきたいなと思いますので、この辺は要望させていただきたいと思います。 それから、県は続けるということですけれども、県がやめましたよというときに、じゃ市もということにはならないんですよね。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) これまでも、県の補助事業につきましては、こちらのほうは裏負担というふうなところで行っておりますので、県の事業が廃止されれば市のほうも廃止をするというふうな基本的な考え方です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) これは50万円上限で1回限り出されるということですので、ある程度広がったらなくなるというのは分かるんですけれども、ぜひ全域に広がるように、県がやめても続けていただけたらなと思います。それは希望したいと思います。 それから、防犯カメラの件ですけれども、これもいろいろお聞きいたしました。これは令和4年までの県の事業だと思うんです。同じように県の事業なんですが、令和4年以降にも欲しいという方が出てきた場合には市としてはどうされるのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 今ほど議員のほうから御紹介ありましたように、この制度については令和4年度までというふうなことになっておりますので、それ以降については県の補助がつかないというふうなことでございます。 市のほうも、そのようなことで各地域のほうにも周知をさせていただいておりますので、ぜひともその期間中にこの制度を利用して設置をしていただきたいなというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 安立里美君。
◆(安立里美君) ということでしたら、ぜひきちっとした形で声かけをしていっていただきたいなと思います。 1地区10基ですね。そうなると、10基までは予算を出せないけど、次年度には出せるという形で、年を超えて申請している地区もあると思うんです。そういうことを考えると、きちっとした形でこれからも声かけをしていっていただきたいなと思いますので、その辺を要望したいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 私も1点だけお聞きをしたいと思います。 予算説明書の87ページで、先ほども清水議員から質疑がありましたが、個人番号カード交付事務事業、これについて改めてお聞きをしたいというふうに思います。 特に、事業の内容について改めて確認の意味も含めて説明をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 個人番号カード交付事務事業でございますけれども、いわゆるマイナンバーカード普及促進のための経費でございます。 基本的にマイナンバーカードは国の事務でございますけれども、当方のほうで受付をし、申請のサポートをするというところでございます。 特段、先ほど清水議員にもお答えいたしましたけれども、私どもの市におきましては、特に高齢者に対応するために、委託事業でございますけれども、申請から写真撮影等サポートをして、申請まで結びつけるというようなお手伝いもさせていただいているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 交付目標として令和7年度末までに全市民の取得を目指すと言ってるんですね。年間の交付目標は1万4,000枚だと。 そもそも論になりますけれども、本来任意とされてきたマイナンバーカードを、なぜ全市民が取得をしなければならないのか。しかも、今回鳴り物入りで3階のフロアの吹き抜け部分を臨時交付窓口、特設会場ですね、こういうのまでつくって最優先にして、何が何でもマイナンバーみたいな感じでやろうとしてらっしゃると。そういう点で、今言いましたように、そもそも論としてなぜ全市民が取得をしなければならないのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) あくまでこれは国の政策でございまして、以前はマイナポイントなどインセンティブの付与によって市民の方にマイナンバーカードの取得を促してきたところでありますが、今後、国民健康保険証あるいは運転免許証等々の証明書がこのカードに変わっていくということでございますので、どちらかといいますと、そういった流れの中で市民の皆様に御不便をかけない、できるだけ効率的な行政手続をしていただくために推進をしているといったところでございます。
○議長(三田村輝士君) 前田議員にお伝えしますが、マイナンバーについては教育厚生委員会で引き続きお願いします。(前田修治君「何で、総務費やろ。」と呼ぶ)戸籍の関係です、住基は戸籍ですので。(前田修治君「あ、そう。」と呼ぶ)教育厚生委員会でお願いします。 ほかにありましたら。(前田修治君「川崎部長すいませんでした。なら改めてまた。総務や。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 私も、97ページの防犯カメラの設置事業ということで、いろいろ今質疑があったわけであります。 それで、これは自治振興会がカメラを設置するという事業でございますが、これは警察とも連携をするというようなことを当初は聞いておったわけでありますけれども、初年度に6地区で今年度が7地区ですね。あと4地区ほどが残るんですけれども、こういった地区への働きかけ、そしてまたその地区にいろいろな特性がございますので、水田が広がってる地域もあれば、住宅が連檐してる地域もあればと、いろいろあるんですけれども、そういったことが何か理由になっているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) このばらつき等でございますけれども、本市では犯罪のない安全で安心な地域づくりを全市的に推進するために、防犯カメラの未設置地区の自治振興会に対しまして、事業への理解や設置促進に向けて取り組んでまいりました。 こうした取組の結果、これまでの2年間で市の補助事業を活用し設置していただいたのが6地区、加えまして来年度は7地区において防犯カメラの設置を進めることとなりまして、市内13地区で設置が図られる予定でございます。 残りの4地区につきましては、地区の状況にもよりますが、現在設置を検討している地区もございます。引き続き、設置の必要性及び効果などについて説明をさせていただきまして、補助期間中の設置をさらに働きかけを行っていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) それで、設置は1台当たりが補助金が3分の2で、補助限度額が10万円ということでの50台ということですね、この予算は。 それはそれとして、設置をした後、管理ということが振興会の中でもいろいろ課題となってるというふうにもお聞きをするんですが、これまではトラブル等はなかったというような答弁が先ほどありましたけれども、いずれにしても振興会の役員さんも何年間で交代するというようなことで、こういったプライバシーに関するようなことについての管理をお願いをするというのはなかなかいろんな意味での負担が大きいなというふうに感じるんですけれども、これに対して市としての見解があればお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) このデータの管理等につきましても、設置をする場合について、防災危機管理課のほうからも御支援をさせていただいているところでございます。 今後も、役員の方が変更されるというふうなところもお伺いしましたけれども、そういったところについて御質問等ございましたら、市のほうに気軽にお問合せいただければ結構かと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 補助期間が4年度ということであります。ある意味、安全・安心なまちづくりということでの防犯カメラというようなことは一定の効果があるかなと思います。最近は車でもドライブレコーダー等を設置されてる方も多いと思います。それから、自分の自宅や自分が経営するような会社等々へも、いろんな意味で防犯カメラの設置というのも進んでるんだろうなというふうにも思います。そういう意味では、令和4年度までとなっていることから期間内に設置が進むようさらに働きかけをするというようなことでお願いをいたしたいなと思います。 次に、53ページでございますが、財政調整基金のことでお聞きをいたします。 補正予算には6億4,000万円強の積立てということになっております。新年度は取崩しという、そういうことになるんですけれども、これまで数年間ですけれども取崩し額と比べて新年度は多いのかどうか、その辺についてお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 財政調整基金の繰入金13億2,000万円でございますが、これにつきましてはコロナ禍による税収の減などから13億2,000万円の取崩しとなったということでございます。 今までより多いのかということであれば、昨年度は10億5,000万円でございました。平成29年度は12億円でしたので、若干多いのかなというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 少し多いというような答弁でございました。 ということで、もう一個、社会基盤整備基金の取崩し額というのも、これは4億3,600万円になるんですか。それで、3月補正では積立てを4億2,000万円強しているということでございます。この基金の取崩し額というのは、これまでと比べるとどうなんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 社会基盤整備基金の繰入金でございますが、昨年度は3億3,200万円でございましたので、本年度は4億3,600万円ということで、これも若干多いのかなということでございますが、半世紀に一度のまちづくりであるとか、必要な社会基盤の整備等々に活用するということでございまして。 先ほど、すいません、財政調整基金の取崩しでございますが、今回の3月補正で26億2,100万円まで確保しておりますので、取り崩しましてもまだ13億円残ることになるということでございます。 また近年、29年度末で24億5,000万円、30年度末で26億5,000万円、令和1年度末で24億6,000万円、そして今年度末で26億2,000万円ということのような推移になっております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) もう一つ、社会基盤整備基金の残高が年度末で72万5,000円ということになるということですが、72万5,000円ということになりますと基金としては厳しいなという。今後の財政運営についてどのようなお考えがあるのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) この社会基盤整備基金につきましては、今回の庁舎建設基金と同様に、本年度末で一旦全て使って基金を終えようと思っておりましたが、この2年度末で三国ボートのほうから2億円というのもありましたし、庁舎建設基金の2億2,000万円等々ありましたので、それをしっかり積みまして新年度においてしっかり活用していこうという考え方でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 川崎悟司君。
◆(川崎悟司君) 今の説明で分かったんですけど、要するに新しい、新しいというか、財源が来るということで、ここへ積むというようなことだと思います。 それで、財政の健全化ということを維持するためにも、大災害等の対応のため、また財政調整基金や社会基盤整備基金など、積めるときに積むという、そういった姿勢というのは重要かなと思いますし、半世紀に一度のまちづくりというようなことで、今後様々な起債の返還が迫ってきてるという部分もあります。 そういったいろんな横にらみの中で健全な財政を運営していくというのは非常に大切でありますので、市民が不安にならないように、ぜひともお願いをいたしたいなと思いますが、今後の財政運営についてお考えがあればお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 先ほど、財政調整基金の積立てでも、この数年間しっかりと24億円から26億円を確保しているということでございます。 また、社会基盤整備基金についても、一旦終えようと思ったのを、さらに4億3,000万円積んで新年度の事業に活用しているといったようなことでございます。 このように、議員おっしゃられたようにしっかりと積めるときに積んで、健全財政を維持していきたいなというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) お願いいたします。 107ページをお願いします。107ページの障がい者福祉費の中ほどです。 手話奉仕員養成講座開催委託金180万円についてお聞きしたいと思います。この予算の内容と委託先をまず教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 手話奉仕員養成講座開催委託料でございます。 こちらは聴覚障害者の生活及び関連する福祉制度等についての理解と認識を深めるとともに、手話で日常会話を行うのに必要な技術を習得することを目的として開催するものでございます。 この講座は、実技18回及び特別講義3回の計21回から成る入門課程、そして実技24回及び特別講義3回の計27回から成る基礎課程の2つの課程から構成をされております。 委託先については、社会福祉協議会でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) では、手話奉仕員とはどのような人のことをいうんでしょうか、御説明をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 手話奉仕員でございますが、今御紹介いたしました手話奉仕員養成講座を受講された後、登録をしていただきますと、手話奉仕員という形になります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 今年度の講座受講の対象者は何人ほどを思ってらっしゃいますか、180万円の予算ですけれども。それと、今回その目標とする人数をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 手話奉仕員の養成講座につきましては、基本的に満18歳以上の方で、受講後、手話活動が可能な方ということで広く募集をしております。 現在のところ、特に定まった定員などは設けておりませんけれども、20人程度は受講をお願いしたいなと思っております。 なお、これまで受講生の多くは、手話のサークル内での声かけですとか口コミなどで申し込まれているようでございますけれども、それに加えて市広報紙、社協だより、その他チラシなどで広く
受講者を募集していきたいと考えておりますので、多くの参加申込みを期待しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) この事業はいつから始まったんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) ちょっと明確な記録はございませんが、平成18年度頃からというふうにお聞きしております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) それで、現在どれぐらいの数の人が手話奉仕員となってますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 現在38名でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) 思ったより少ないなというふうに思うんですが。 この事業というのは手話を広げるための第一歩の事業かなというふうに思います。これまで、手話学習の経験のない人が対象となって受講する講座というふうに聞いてるんですが、この意味で、ぜひこの38人の方、そして20人の方は手話奉仕員として地域で何らかの活動していただけるとありがたいなというふうに思うんですが、何か方策をお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) この講座を受講され、手話奉仕員となっていただきたいと考えておりまして、その際には、特に聴覚障害者の方のサポートなどで御活躍いただくほか、何よりも手話のよき実践者、理解者であっていただいて、地域における手話の普及といったものを期待しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) ぜひ地域で活動していただけるような仕掛けもまた考えていっていただきたいと思います。 次に、同じく107ページの社会参加等促進事業、開催負担金30万6,000円について、事業の内容と、また主催もお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 開催負担金でございますが、こちらは手話言語条例の1周年記念の事業でございます。 中身といたしますと、一般財団法人全日本ろうあ連盟が制作いたしました「咲む」、漢字は咲くと書きますが、「咲む」という映画の上映会を考えております。 こちらのほうでございますけれども、聴覚障がい者協会の方々とともに実行委員会を組みまして、そういった形で実施したいと考えております。期日は、今のところ4月10日を予定をしているところでございまして、市文化センターを想定して今準備を進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) この内容は、4月10日に手話言語条例1周年記念として文化センターで映画を上映すると。主催が聴覚障害者の協会と。 そういうことで、今実行委員会を組むとおっしゃいましたが、このイベントの中で市の役割というのはどういうところを担うんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 実行委員会の中に参画をし、主体的に企画から関わってまいっておりますし、実施段階でも、これは実は12時から夜8時までの事業でございまして、そのうち日中の部分については市が請け負うことになってございます。映画の上映、その他、映画に出演されている方々とのパネルディスカッションなども考えており、日中については私どものほうで責任を持って受け持たせていただくというような状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) この映画会をきっかけにして、手話言語条例の趣旨とか目指すところを多くの人に知ってもらえたらいいなと思いますので、そのための映画となるようにしっかり市も頑張っていただきたいというふうに思います。 そして、この条例が制定されてちょうど1年、去年のこの3月議会だったと思いますが、この1年間を通していろいろ活動する中で、市として考える成果とか課題、そして今後の抱負なんかがありましたら聞かせていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(川崎規生君) 昨年は、何より手話言語条例あるいは手話についての普及を図ってまいったところでございます。 特に広報でございますが、昨年の市広報紙5月号には特集を掲載いたしましたし、県立ろう学校に通学する児童の方にも参加をいただきまして、好評を得たところでございます。特に、広報の表紙のほうに児童の方の絵を描かせていただいております。 また、丹南ケーブルテレビにおきます手話啓発番組の制作、放映、あるいは聴覚障害者当事者による手話動画「手話にチャレンジしてみよう」を市ホームページから発信をしております。 手話普及でございますけれども、市政出前講座をはじめ、市社会福祉協議会の福祉教育の実施に関しては聴覚障害者協会が主体となって、こちらの当事者の方が実施をしたということでございます。 今後とも、市におきましては、地域の日常の中に手話が広く普及していくように努力してまいりたいと思います。いずれにいたしましても、我々、当事者の皆様とともに歩んでいきたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大久保惠子君。
◆(大久保惠子君) この1年、いろいろ活動されてこられました、協会の方々と一緒に。でも、まだまだ普及というところまでは至っていないというふうに思いますので、次の1年を目指して当事者と一緒にさらに活動を続けていっていただきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(三田村輝士君) 以上で区分1に対する質疑を終了いたします。 ================
○議長(三田村輝士君) 本日はこれをもって延会いたします。 次会は明日26日午前10時から再開いたします。 延会 午後3時49分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│ 予 算 付 託 表
││ 総務委員会
││ 議案第 2 号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第15号)
││ 第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正
││ 歳入全部
││ 歳出第 1 款 議会費
││ 歳出第 2 款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事
││ 業、13目庁舎等建設費、14目新型
コロナウイルス対策費のう
││ ち1新型
コロナウイルス対策事業、3民間保育施設等感染症対策
││ 事業、4インフルエンザ
ワクチン接種支援事業、5学校施設等感
││ 染症対策事業及び6小中学校修学旅行支援事業並びに3項戸籍住
││ 民基本台帳費を除く。)
││ 第 9 款 消防費
││ 第12款 公債費
││ 第3条(地方債の補正)の第3表地方債補正
││ 第4条(繰越明許費の補正)の第4表繰越明許費補正中
││ 追加第 2 款 総務費(ただし、1項総務管理費のうち本庁舎建設事業、新型
││ コロナウイルス対策事業、越前和紙産地支援事業及び学校施設等
││ 感染症対策事業を除く。)
││ 議案第 7 号 令和3年度越前市
一般会計予算 ││ 第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算
││ 歳入全部
││ 歳出第 1 款 議会費
││ 第 2 款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事
││ 業、11目多文化共生推進費のうち1外国人市民相談事業、3項
││ 戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費のうち9交通
││ 災害共済事業及び11消費者対策事業を除く。)
││ 第 8 款 土木費中2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施設整備事
││ 業
││ 第 9 款 消防費
││ 第12款 公債費
││ 第13款 諸支出金中2項繰出金
││ 第14款 予備費
││ 第3条(債務負担行為)の第3表債務負担行為(ただし、企業立地促進補助金を除 ││ く。)
││ 第4条(地方債)の第4表地方債
││ 第5条(一時借入金)
││ 第6条(歳出予算の流用)
││ 教育厚生委員会
││ 議案第 2 号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第15号)
││ 第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正
││ 歳出第 2 款 総務費中1項14目新型
コロナウイルス対策費1新型コロナウ
││ イルス対策事業のうち住宅確保支援給付金、特別障害者への臨時
││ 特別給付金及び福祉サービス事業所感染対策支援金、3民間保育
││ 施設等感染症対策事業、4インフルエンザ
ワクチン接種支援事
││ 業、5学校施設等感染症対策事業並びに6小中学校修学旅行支援
││ 事業並びに3項戸籍住民基本台帳費
││ 第 3 款 民生費
││ 第 4 款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽
││ 費並びに2項清掃費を除く。)
││ 第10款 教育費
││ 第2条(債務負担行為の補正)の第2表債務負担行為補正
││ 第4条(繰越明許費の補正)の第4表繰越明許費補正中
││ 追加第 2 款 総務費中1項総務管理費のうち新型
コロナウイルス対策事業
││ (子育て世帯臨時特別給付金)及び学校施設等感染症対策事業 ││ 第 3 款 民生費
││ 第 4 款 衛生費中1項保健衛生費のうち斎場施設管理事業
││ 第10款 教育費
││ 変更第10款 教育費
││ 議案第 3 号 令和2年度越前市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
││ 議案第 4 号 令和2年度越前市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
││ 議案第 7 号 令和3年度越前市
一般会計予算 ││ 第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算
││ 歳出第 2 款 総務費中1項11目多文化共生推進費のうち1外国人市民相談
││ 事業、3項戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費の
││ うち9交通災害共済事業及び11消費者対策事業
││ 第 3 款 民生費
││ 第 4 款 衛生費(ただし、1項1目保健衛生総務費のうち8公衆浴場振
││ 興対策事業及び9狂犬病予防事業、4目環境対策費並びに5目合
││ 併処理浄化槽費並びに2項清掃費を除く。)
││ 第10款 教育費
││ 議案第 8 号 令和3年度越前市
国民健康保険特別会計予算 ││ 議案第 9 号 令和3年度越前市
介護保険特別会計予算 ││ 議案第10号 令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計予算 ││ 産業建設委員会
││ 議案第 2 号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第15号)
││ 第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正
││ 歳出第 2 款 総務費中1項7目企画費1ふるさと納税推進事業、13目庁舎
││ 等建設費並びに14目新型
コロナウイルス対策費1新型コロナウ
││ イルス対策事業(ただし、住宅確保支援給付費、特別障害者への
││ 臨時特別給付金及び福祉サービス事業所感染対策支援金を除
││ く。)
││ 第 4 款 衛生費中1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽費並びに
││ 2項清掃費
││ 第 6 款 農林水産業費
││ 第 7 款 商工費
││ 第 8 款 土木費
││ 第13款 諸支出金
││ 第4条(繰越明許費の補正)の第4表繰越明許費補正中
││ 追加第 2 款 総務費中1項総務管理費のうち本庁舎建設事業、新型コロナウ
││ イルス対策事業(中小企業生産性革命推進事業補助金)及び越前
││ 和紙産地支援事業
││ 第 4 款 衛生費中1項保健衛生費のうちコウノトリが舞う里づくり事業 ││ 第 6 款 農林水産業費
││ 第 7 款 商工費
││ 第 8 款 土木費
││ 第13款 諸支出金
││ 議案第 5 号 令和2年度越前市
水道事業会計補正予算(第2号)
││ 議案第 6 号 令和2年度越前市
下水道事業会計補正予算(第2号)
││ 議案第 7 号 令和3年度越前市
一般会計予算 ││ 第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算
││ 歳出第 2 款 総務費中1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事業
││ 第 4 款 衛生費中1項1目保健衛生総務費のうち8公衆浴場振興対策事
││ 業及び9狂犬病予防事業、4目環境対策費並びに5目合併処理浄
││ 化槽費並びに2項清掃費
││ 第 5 款 労働費
││ 第 6 款 農林水産業費
││ 第 7 款 商工費
││ 第 8 款 土木費(ただし、2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施
││ 設整備事業を除く。)
││ 第11款 災害復旧費
││ 第13款 諸支出金中1項公営企業費
││ 第2条(継続費)の第2表継続費
││ 第3条(債務負担行為)の第3表債務負担行為中
││ 企業立地促進補助金
││ 議案第11号 令和3年度越前市
水道事業会計予算 ││ 議案第12号 令和3年度越前市
工業用水道事業会計予算 ││ 議案第13号 令和3年度越前市
下水道事業会計予算 │└─────────────────────────────────────────┘...