令和 2年12月定例会 令和2年12月
越前市議会定例会(第1号) 令和2年11月26日午前10時、令和2年12月
越前市議会定例会が
越前市議会議場に招集されたので会議を開いた。┌─────────────────────────────────────────┐│ 告示第140号 ││ 令和2年12月
越前市議会定例会を次のとおり招集する。
││ 令和2年11月19日
││ 越前市長 奈 良 俊 幸 ││ 1 日 時 令和2年11月26日午前10時 ││ 2 場 所
越前市議会議場 │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────
┐│ 令和2年12月
越前市議会定例会議事日程 ││ 令和2年11月26日午前10時開議 ││ 第 1 号 ││ 第 1
会議録署名議員の指名 ││ 第 2 会期の決定 ││ 第 3 議案第 68 号 令和元年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定に ││ ついて ││ 第 4 議案第 69 号 令和元年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の
││ 認定について ││ 第 5 議案第 70 号 令和元年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について ││ 第 6 議案第 71 号 令和元年度越前市
下水道特別会計歳入歳出決算の認定につい ││ て ││ 第 7 議案第 72 号 令和元年度越前市
産業団地造成特別会計歳入歳出決算の
認定 ││ について ││ 第 8 議案第 73 号 令和元年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定 ││ について ││ 第 9 議案第 74 号 令和元年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につ ││ いて ││ 第10 議案第 75 号 令和元年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認 ││ 定について
││ (以上8案
決算特別委員会審査結果報告) ││ 第11 議案第106号 越前市職員の給与に関する条例等の一部改正について ││ 第12 議案第99号から議案第105号まで、及び議案第107号から議案第118
││ 号まで
││ (提案理由の説明) │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 議案第 68 号 令和元年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 4 議案第 69 号 令和元年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 5 議案第 70 号 令和元年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 6 議案第 71 号 令和元年度越前市
下水道特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 7 議案第 72 号 令和元年度越前市
産業団地造成特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 8 議案第 73 号 令和元年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 9 議案第 74 号 令和元年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 議案第 75 号 令和元年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 議案第106号 越前市職員の給与に関する条例等の一部改正について 日程追加 議案第119号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 日程第12 議案第99号から議案第105号まで、及び議案第107号から議案第118号まで 議案第 99 号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第11号) 議案第100号 令和2年度越前市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第101号 令和2年度越前市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第102号 令和2年度越前市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第103号 令和2年度越前市
水道事業会計補正予算(第1号) 議案第104号 令和2年度越前市
工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第105号 令和2年度越前市
下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第107号 越前市
防犯隊設置条例の廃止について 議案第108号 越前市
国民健康保険税条例の一部改正について 議案第109号 越前市
老人福祉センター今寿苑設置及び管理条例の廃止について 議案第110号 越前市子ども医療費の助成に関する条例等の一部改正について 議案第111号 越前市
社会福祉センターの指定管理者の指定について 議案第112号 越前市児童館の指定管理者の指定について 議案第113号 越前市越前和紙の里紙の文化博物館、越前市越前和紙の里卯立の工芸館、越前市越前和紙の里体験工房「パピルス館」、越前市越前和紙の
里コミュニティ広場及び越前市越前てわざ工房の指定管理者の指定について 議案第114号 紫式部と国府資料館の指定管理者の指定について 議案第115号 越前市金華山グリーンランドの指定管理者の指定について 議案第116号 越前市八
ツ杉森林学習センターの指定管理者の指定について 議案第117号 財産の取得について 議案第118号 専決処分の承認を求めることについて 日程追加 議案第120号 令和2年度越前市
一般会計補正予算(第12号) =======================================3 出席議員(22人) 1 番 中 西 昭 雄 君 2 番 砂 田 竜 一 君 3 番 清 水 一 徳 君 4 番 桶 谷 耕 一 君 5 番 近 藤 光 広 君 6 番 橋 本 弥登志 君 7 番 小 玉 俊 一 君 8 番 吉 村 美 幸 君 9 番 加 藤 吉 則 君 10番 大久保 健 一 君 11番 吉 田 啓 三 君 12番 川 崎 俊 之 君 13番 題 佛 臣 一 君 14番 安 立 里 美 君 15番 大久保 惠 子 君 16番 川 崎 悟 司 君 17番 城 戸 茂 夫 君 18番 小 形 善 信 君 19番 前 田 一 博 君 20番 前 田 修 治 君 21番 片 粕 正二郎 君 22番 三田村 輝 士 君 ───────────────────────────────────────4 議会事務局の職員 事務局長 中 村 恵 司 次長 出 口 美香代 副課長 川 崎 敦 子 主査 南 谷 弘 幸 ───────────────────────────────────────5 説明のための出席者 市長 奈 良 俊 幸 君 副市長 河 瀬 信 宏 君 企画部長 大 蔵 稔 雄 君 総務部長 小 森 誠 司 君 市民福祉部長 川 崎 規 生 君 産業環境部長 小 泉 陽 一 君 建設部長 藤 原 義 浩 君
今立総合支所長 渡 辺 亜由美 君 企画部部長 奥 山 茂 夫 君 企画部部長 宮 田 尚 喜 君 総務部理事・
産業環境部理事 市民福祉部理事 山 崎 智 子 君 蒲 久美子 君
市民福祉部理事・
教育委員会事務局理事 産業環境部理事 西 野 孝 信 君 出 口 茂 美 君 建設部理事 児 玉 豊 治 君 建設部理事・
産業環境部理事 平 野 賢 治 君 建設部理事 三田村 憲 男 君 会計管理者 西 川 一 栄 君教育委員会 教育長 中 島 和 則 君 事務局長 西 野 吉 幸 君 理事 橋 本 美 帆 君6 議 事 開会 午前10時00分
○議長(三田村輝士君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから令和2年12月
越前市議会定例会を開会をいたします。 ================ 開議 午前10時00分
○議長(三田村輝士君) これより本日の会議を開きます。 次に、地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は奈良市長、河瀬副市長、大蔵企画部長、小森総務部長、
川崎市民福祉部長、
小泉産業環境部長、藤原建設部長、
渡辺今立総合支所長、
奥山企画部理事、
宮田企画部理事、蒲総務部理事兼
産業環境部理事、
山崎市民福祉部理事、
出口市民福祉部理事兼
教育委員会事務局理事、
西野産業環境部理事、
児玉建設部理事、
平野建設部理事兼
産業環境部理事、三田村建設部理事、
西川会計管理者、
教育委員会中島教育長、
西野教育委員会事務局長、
橋本教育委員会事務局理事、以上であります。 次に、令和2年9月
越前市議会定例会以降に開催されました議長会そのほかの諸会議等の概要につきましては、お手元に配付してあります諸会議等報告書のとおりであります。 なお、これらの関係書類につきましては事務局に保管してありますので、御覧願います。 次に、令和2年9月
越前市議会定例会で可決されました地方財政の充実・強化を求める意見書及び
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書につきましては、関係行政庁に送付してありますので、御報告しておきます。 次に、監査委員から送付されました
例月現金出納検査、定期監査、随時監査及び
財政援助団体等の監査の結果報告につきましてはお手元に配付してありますので、御覧願います。 次に、今期定例会におきまして、本日までに3件の請願を受理しておりますので、お手元に配付してあります請願付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託をいたします。 ================
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(三田村輝士君) 本日の日程に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において小形善信君、前田一博君、前田修治君を指名いたします。 ================
△日程第2 会期の決定
○議長(三田村輝士君) 日程第2会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期につきましては、去る11月19日の
議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から12月17日までの22日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期につきましては本日から12月17日までの22日間と決定をいたしました。 なお、今期定例会の運営につきましては、お手元に印刷配付しました会期日程により進めたいと思いますので、議員各位の御協力をお願いをいたします。 また、本日の会議運営につきまして、議案第106号越前市職員の給与に関する条例等の一部改正については所管委員会に付託後、本会議休憩中に審査を行い、再開後の本会議で審議を継続することといたし、引き続き予算案及び条例案並びに一般議案の提案説明と順次議事を進めてまいりますので、議員各位の御協力をお願いをいたします。 ================
△日程第3 議案第68号 ~ 日程第10 議案第75号
○議長(三田村輝士君) 日程第3議案第68号令和元年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから日程第10議案第75号令和元年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの8案について一括して議題といたします。 本8案に対し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
大久保決算特別委員長。
◆
決算特別委員長(大久保健一君) 〔登壇〕 マスク着用ということでございますけれども、ちょっと時間がかかりますのでマスクを外させていただきたいと思いますけれどもよろしいでしょうか。(「はい。」と呼ぶ者あり)お願いいたします。 ただいま議題となりました令和元年度越前市各会計決算等8案につきまして、
決算特別委員会の審査の結果を御報告いたします。 本8案につきましては、去る9月定例会に提案され、本委員会に付託の上、閉会中の継続審査となっていたものであります。 本委員会は、議長、監査委員を除く20名の議員で構成し、決算審査において専門的見地から議論を深めるため、各常任委員会の所管に応じた3分科会を設け審査を行うことといたしました。9月28日には
教育厚生分科会、9月30日には
産業建設分科会、10月2日には総務分科会を開催し、会計管理者ほか関係理事者の出席を求めて審査を行い、11月9日の全体会において最終審査を行いました。 まず、議案第68号令和元年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第69号令和元年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての2案につきましては、いずれも原案どおり可決及び認定すべきものと決しました。 次に、議案第70号令和元年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について、審査の結果を御報告いたします。 まず、歳出決算のうち、総務費の審査に当たりまして、総務費中広報費に計上された広報発行事業について、委員からは、広報紙を毎月2万7,750部発行したとのことだが、実際に広報紙を読んでいる市民の数は把握されているのかただされました。 理事者からは、広報紙を読んでいる人数の把握はしていないが、全戸に配布を行うことで市民全員に見ていただけるような体制を取っているほか、広報については、紙媒体を必要としている方もいれば、インターネット上の電子媒体を活用している若い方もいるため、様々な媒体により市民にお知らせを行っているところである。また、広報紙の最後のページにあるアンケートにお答えいただく形でいろんな御意見をお聞きしており、より多くの市民に読んでいただけるような広報紙の作成に努めているとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、市民が本当に欲しい情報が得られるような、誰もが読みたくなるような広報紙を作成すべきだと考える。広報紙の企画制作については業者へ委託しているとのことだが、内容について市からの要望は出しているのかただされました。 理事者からは、企画内容については特集も含め市の要望を伝え作成している。また、委託業者については、契約期間が終了するため、今後プロポーザルによる入札を行うに当たり、選考委員に大学生や市民の方に入っていただき御意見をお聞きしながら、市民が読みやすく関心を持てるような紙面づくりを目指していきたいと考えているとの答弁がなされました。 さらに、別の委員からは、広報紙も以前と比べるとページ数が増え、カラー印刷もボリュームが増えているほか、
丹南ケーブルテレビやたんなんFMでの広報活動や市の
ホームページ運営など、広報費全体で3,000万円を超える決算額となっているが、広報と同じぐらい重要なのが広聴、住民の声を聴くことであると考える。広聴についてはどのように考えているのかただされました。 理事者からは、広聴についても大変重要だと考えている。以前は文書で御意見をいただく形が多かったが、現在はほとんどがメールによる御意見である。いただいた御意見については、2週間以内に回答する対応を取っており、不十分な点がある場合は再度各担当課から説明を行っている。引き続き、迅速に対応ができる体制づくりを進めていきたいと考えているとの答弁がなされました。 次に、同じく広報費に計上された市政PR事業について、委員からは、昨年度新たに計上された
企画制作委託料170万円の委託内容についてただされました。 理事者からは、市の
プロモーションビデオの映像作成を委託したものであり、今年10月1日に行われた市制施行15周年記念式典の冒頭に使用した映像のベースになっているものであるとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、ドローンで撮影された映像も多く使用されており、市のPRにつながるよい動画と思うが、今後はどのように活用していくのか、市民や市外の方が目にする機会があるのかただされました。 理事者からは、現在、庁舎1階及び2階フロアにあるモニターに随時流しているほか、
市ホームページで公開しており、今後も引き続き情報発信に努めたい。また、現在工事中の庁舎前ひろば完成後は、その映像を追加し、今年度最新の映像に修正していく予定であるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、この動画を積極的に利用したPR活動を今後も進めていただきたいとの要望がなされました。 さらに、他の委員からは、道の駅などの産業観光施設や教育施設で使用することも効果的だと考えるが、他部署での活用についてどのように考えているのかただされました。 理事者からは、様々な施設で活用できると考えているため、各部局にも呼びかけ、有効に活用していきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく総務費中企画費に計上された人口問題・
定住化促進事業について、委員からは、委託料の決算額が前年度より増額となった理由についてただされました。 理事者からは、昨年度行った市総合戦略と
市人口ビジョンの改定に伴い、総合戦略のシンポジウムを開催したことや
人口ビジョン修正支援業務の委託を行ったことが主な理由であるとの答弁がなされました。 さらに、委員からは、その予算を執行した今後の効果についてただされました。 理事者からは、少子化や東京一極集中の状況の中、総合戦略において設定した数値目標達成に向け、各施策を実施、展開していくことで本市の人口増につなげ、本市に、より活気をもたらしていきたいと考えているとの答弁がなされました。 次に、同じく企画費に計上された
地方創生チャレンジ移住支援事業について、委員からは、本市への移住検討者が市内に下見に来る際の支援の内容についてただされました。 理事者からは、移住に向けた活動として1世帯につき交通費上限3万円、宿泊費上限1万円を補助するほか、市内の移動に使用するレンタカーの費用についても上限5,000円の補助を行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、補助項目が細分化されており、非常に評価できる制度だが、下見に来る方は本市への移住の意思が強い方ばかりとは限らないのではないかただされました。 理事者からは、昨年度補助を行った6名は、県外で開催している移住相談に来られた方や県の窓口である
福井Uターンセンターからの紹介を受けた方であり、最初に何らかのアプローチがあって越前市に足を運んでみようと前向きに考えている方に下見に来ていただいているとの答弁がなされました。 さらに、委員からは、移住を検討している方の中には仕事を見つけたいなど様々な目的があると思うが、それに対してどのように支援を行っているのかただされました。 理事者からは、移住検討者には単身者や世帯主の方、
起業をされる方など様々な方がいらっしゃる。産業政策課や
まちづくり武生株式会社等と一緒になって
各種補助金制度等を紹介し、本市への移住を提案しており、昨年度は6名のうち3名が本市に移住しているとの答弁がなされました。 次に、民生費の審査に当たりまして、民生費中
社会福祉総務費に計上された
生活困窮者自立支援事業に関し、委員からは、
生活困窮者自立支援事業の項目のうち、
家計改善支援事業について
市社会福祉協議会に委託しているが、支援は利用者の要請に基づいて行うのか、それとも行政、
社会福祉協議会のほうから関わっていくのかただされました。 理事者からは、利用者の要望に応じて支援をしており、相談内容について月に1度行政と
市社会福祉協議会の支援会議で確認を行いつつ実施しているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、
生活困窮者自立支援事業に関して、庁内の連携についてただされました。 理事者からは、昨年度、
生活困窮者自立支援法が改正され、支援機関が情報を共有し連携できるようになったことから、税務課、収納課など庁内外の13機関による支援会議を設置し対応しているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、税だけではなく保育料、市営住宅家賃などが滞納となった場合も関連する部署と連携しているとのことだが、
社会福祉協議会にもしっかりと働きかけをしてほしいとの要望がなされました。 同じく
社会福祉総務費に計上された
プレミアム付商品券事業に関し、委員からは、最終的な申請率と、利用したくても使えない人や申込みができない人に対する対応についてただされました。 理事者からは、非課税世帯の申請率は45.4%で県平均を上回っている。また、申請については相談窓口を本庁正面の一番見やすいところに設置し、市広報や
市ホームページで周知を行い、来庁できない方には代理申請や郵送での手続をお願いしたとの答弁がなされました。 これに対し、別の委員からは、今後同じような事業があった場合は、高齢者は内容を理解し一人で申請したり届いた書類を返信したりすることができない場合があることを考えて、ケアマネジャー、
町内福祉連絡会、民生委員などと連携して支援をしてほしいとの要望がなされました。 同じく民生費中
児童福祉総務費に計上された子どもの未来応援事業について、委員からは、子どもの
居場所づくり事業の実施箇所が昨年度1か所増えて8か所になったが、将来的には17地区全てで実施するのか、また利用人数の増加に対し支援する人員の確保はどのように考えているのかただされました。 理事者からは、子ども・
子育て支援計画にも上がっており、また子供の見守りの観点からも全地区に拠点を置くことを目指している。人員の確保については、教育委員会にも相談し教員OBに声かけするなど、人員の確保に努めているとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、子供の居場所づくりに関しては、今後地域に1か所でなく、いろいろな形の人たちが集まり、いろいろなやり方で、歩いていける範囲に何か所も居場所をつくってほしいとの要望がなされました。 次に、農林水産業費の審査に当たりまして、農林水産業費中農業振興費に計上された園芸振興対策事業に関し、委員からは、市内の園芸畜産が非常に危機的な状況にある中、今後の事業展開についてただされました。 理事者からは、畜産については市の単独事業によって継続的な経営の支援を行っており、特に豚については豚熱の被害後も事業継続に意欲的に取り組んでおり、福井県唯一の大規模養豚農家として支援をしていきたいと考えている。また、園芸については、大規模なガラスハウスによるAIを使った園芸をはじめとしたスマート農業に対する支援を行っていきたいと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、他の委員からは、交付されている補助金の概要についてただされました。 理事者からは、ハウス設置に係るハードの支援に市単独で補助をしており、その他価格の維持を図るため、共同選果、共同出荷体制整備のための補助も行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、しらやま西瓜のようにブランドとして有名になってきているものについても、今年のように収穫量が少ないと収穫量に係る現行の補助制度では事業として成り立たなくなってしまうおそれがある。生産者の高齢化も進んでいることも鑑み、別途何らかの補助、支援を検討されたいとの要望がなされました。 次に、商工費の審査に当たりまして、商工費中工業振興費に計上された工芸の里構想推進事業について、委員からは、今後の伝統産業の分野に対する支援の在り方についてただされました。 理事者からは、工芸の里構想の5か年の重点期間ということで、平成27年から令和元年まで伝統産業の各拠点施設の整備を行ってきた。その結果、従前、商工費に占める伝統産業の割合は6%弱だったが、重点期間の5年間の平均割合は16.7%となっている。令和元年度でハード整備は終わったことから、商工費中の伝統産業の割合は令和2年度においては8%程度になったが、今後はソフト支援を主に行うため、重点期間以前の割合に落ち着くものと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、打刃物のように海外進出を行っている事業者もあるが、そういった新たな展開、販売促進に対する事業者への支援について市の考えをただされました。 理事者からは、打刃物に関しては海外での販路拡大のソフト事業計画をしていたが、コロナ禍により方針転換しており、和紙も含め国内の展示、出展にシフトを変えていく予定である。また、ナイフビレッジについては今年8月に新工房がオープンしたが、若手職人の独立工房用地も整備したことから、新たに若手職人が工房を独立させ、新たなブランドができれば、それも新しい販路になるものと期待しているとの答弁がなされました。 委員からは、何百年という伝統産業は、実際は日本中に存在しており、越前市だけの特徴ではない。伝統産業と言われるものの中でも様々なしのぎ合いがあるので、先進事例をしっかりと研究し、本市に合う戦略の実施を進められたいとの要望がなされました。 次に、同じく商工費中観光費に計上された観光推進事業について、委員からは、インバウンド事業委託は3年の事業であり今年で終了するはずだが、何らかの成果報告の提出はあったのかただされました。 理事者からは、当該委託業務は観光協会に委託しており、年度ごとの事業報告は受けている。今年度末で継続した事業が終了することから、事業全体の総括を行い、今後議会に対しても事業の成果報告をしたいとの答弁がなされました。 委員からは、大きい予算と3年間の時間をかけて行った事業であるから、事業が終わった後も先につながる何かを形として残すよう要望がなされました。 次に、土木費の審査に当たりまして、土木費中住宅整備費について、委員からは、まちなか住宅支援事業については、昨年度決算額が約5,900万円だったところ、本年度は約4,100万円にとどまっている。一方、多世代同居・近居住まい事業補助金については、昨年度比較で僅かながら伸びが出ている。それぞれの事業が住宅取得希望者のニーズに対して支援内容がマッチしているか、反映された結果だと想像されるが、事業全体への市の総括的な考え方についてただされました。 理事者からは、まちなか住宅支援事業が伸び悩んだ要因として、中心市街地で需要に応える物件が少なかったこと、また空き物件も少なかったことが影響したものと考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、例えば住宅取得支援については、居住誘導区域に限定されているエリアをある程度拡大することで、市内に居住したいというニーズを満たす可能性があるのではないか。今後定住化の促進を図るために、制度設計をしっかりと見直してほしいとの要望がなされました。 次に、教育費の審査に当たりまして、教育費中教育指導費に計上された学校適応支援事業に関し、委員からは、不登校の子供宅を訪問し寄り添っている姿を見てよい事業だと感じているが、不登校のまま中学校を卒業した、その後の対応についてただされました。 理事者からは、中学校での子供の状況や支援内容をカルテにし、進学先の高校へ送ると同時に、両者で話合いの場を持ち、引継ぎを行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、高校に入学せず不登校のままひきこもりになる事例もあると聞いている。学校と福祉の連携をお願いしたいとの要望がなされました。 次に、同じく教育指導費に計上された多動傾向等児童生徒支援事業に関し、委員からは、各学校に配置している臨時職員の現状についてただされました。 理事者からは、教育委員会では支援が必要な子供について把握し、学校の状況に応じて臨時職員を各校に配置しているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、配置した臨時職員は各クラスに配置しているのか、教員との連携はできているのかただされました。 理事者からは、学校内の支援が必要な児童の状況に応じて、授業ごとに各教室の支援に入ってもらっている。また、支援方法については、教員と臨時職員とで相談する時間を設け対応しているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、教員を臨時職員がフォローする体制についても話し合ってほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育指導費に計上された夢ある子ども育成事業に関し、委員からは、日本サッカー協会に委託している市のイメージアップを図る事業の内容についてただされました。 理事者からは、日本サッカー協会と連携して夢先生の部活動の訪問、菊花マラソンのゲストランナー招聘、ミニワールドカップフットサル交流会におけるサッカー教室・エキシビションマッチ解説及び表彰式プレゼンター、夢先生によるスポーツレッスン、大人の夢教室の5つの事業を実施し、越前和紙を使用した天皇杯ポスターの製作も行ったとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、今後さらにイメージアップを図るために、様々な方向性も考えながら日本サッカー協会との協働を進めてほしいとの要望がなされました。 さらに、別の委員からは、夢の教室事業はすばらしい事業だと思うが、文学、芸術、芸能など違う方向性も検討してほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育費中地区公民館費に計上された地域学習振興事業に関し、委員からは、公民館と地域自治振興会組織とのさらなる連携強化についてただされました。 理事者からは、公民館と自治振興会が公民館施設を活動拠点として連携し、地域社会を支えていくという共通の目的を持って地域づくりを一緒に進める取組を長年行ってきた。しかしながら、地区ごとに差があるため、さらなる連携を図っていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、公民館主事が自治振興会の事務を行わない地区が増えているが、今後はどのように連携強化を図るのかただされました。 理事者からは、地域の課題を自分たちで見つけ、自分たちで解決するような講座やイベントを開催するための公民館主事向けの研修を引き続き行う中で、地域の特性に応じて連携を深め、役割分担をしながら対応していきたいとの答弁がなされました。 以上、一般会計決算審査に当たり、特に論議のあった点について申し上げましたが、議案第70号につきましては、委員からは、歳出においては、北陸新幹線建設に関連する予算についてはJRと鉄道・運輸機構によって整備すべきで、自治体の負担を求めるべきではない。また、歳入においては、施設使用料の条例改正により使用料の引上げや冷暖房使用料の徴収は、さらなる市民負担を求めたものであることから認定に反対するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成多数をもってこれを認定すべきものと決しました。 次に、議案第71号令和元年度越前市
下水道特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第72号令和元年度越前市
産業団地造成特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第73号令和元年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第74号令和元年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第75号令和元年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、以上5特別会計の決算につきまして審査の結果を御報告いたします。 本5案のうち、議案第72号産業団地造成特別会計の審査に当たり、委員からは、本事業に関連して地元から複数の要望が出されていたはずだが、事業中止後のそれらの要望への対応に関する進捗についてただされました。 理事者からは、地元からの要望書については、事業中止に当たって再度協議を重ね、道路及び水路の改修を部分的に行うことなどで対応したものであるとの答弁がなされました。 委員からは、事業の中止について原因の精査、失敗の反省を行い、今後の展望をしっかりと協議し、次の機会につなげてもらいたいとの要望がなされました。 次に、議案第73号
国民健康保険特別会計歳入歳出決算のうち国民健康保険税について、委員からは、現年度分の収納率が94.65%、過年度分で22.47%、現年度分、過年度分合わせた全体の収納率は78.94%だが、このように滞納があるという現状をどのように検証しているのかただされました。 理事者からは、昨年は収納率95%以上を目標に、保険年金課の職員が資格証世帯を訪問し、家族、家庭状況の調査を行ったところ、生活困窮のため支払いが難しい方もいるので、今後も収納課と連携を密にし、個別での対応に取り組んでいきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、生活困窮者の暮らしにしっかりと目を向け、市民の目線に立った国保税の在り方を検討してほしいとの要望がなされました。 次に、議案第74号
介護保険特別会計歳入歳出決算のうち介護予防事業に関し、委員からは、団塊の世代が75歳以上になる時代に向け、今後強化していく介護予防事業についてただされました。 理事者からは、昨年度から元気なうちに体力をつけ、要介護、要支援状態にならないよう予防するフレイル事業に取り組んでいる。また、一般介護予防事業として、町内での集いや介護予防事業の参加率が少ない男性に限定した教室を引き続き開催していくとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、各町内の集いは効果的だと思う。長寿で元気でいられるように、新たな施策、事業を展開してほしいとの要望がなされました。 以上、5特別会計の決算審査に当たり、特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、いずれもこれを認定すべきものと決しました。 以上、
決算特別委員会の審査の結果の御報告といたします。
○議長(三田村輝士君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可をいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 加藤吉則君。
◆(加藤吉則君) 〔登壇〕 私は、議案第70号令和元年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場で討論を行います。 令和元年度を顧みれば、昨年10月から庶民の願いむなしく消費税率は10%に増税されました。特に、今年に入ってから
新型コロナウイルス感染症の拡大と併せ、市民生活や営業活動など多方面にわたり深刻な影響が及んでいます。この間、各種給付金などの処方がなされてきたものの、ここ最近は第3波の前に効用が薄れてきております。 このように切迫した状況下において、消費税はせめて当面5%に引き下げ、市民の苦難を和らげることが切に求められております。 一方、当市は、社会保障制度の安定化を図るためには社会保障と税の一体改革は必要として消費税増税を容認してきております。 国が国民負担を強いる政策に対しては、地方自治体は本来地方自治法にのっとり市民の暮らし、福祉の向上を図るべく独自政策の実施や拡充が求められております。しかしながら、この間そうした配慮が十分になされてはこなかったのではないでしょうか。 市民の暮らし応援の立場から考えれば、一般会計からの繰り出しや財政調整基金を活用しての国民健康保険税あるいは介護保険税の軽減などでの生活支援、また給食費の負担軽減などでの教育、子育て支援策など、必要な政策ではなかったでしょうか。 さらに、特急・新幹線事業など北陸新幹線建設に関する予算についてです。 私たち日本共産党議員団は、整備新幹線は本来JRと鉄道・運輸機構によるべきものであり、自治体負担を求めるべきではないと指摘をし続けております。しかしながら、今や2,880億円もの建設費の増加は、すなわち地元自治体負担の増加につながってまいります。 また、2023年の当初、開業予定後には北陸本線が第三セクター化されます。ただ、開業がこの間一、二年遅れる懸念が急速に高まるなど関係自治体負担も先行き不透明感が一層強まっております。 さらに、利用者の利便性低下や利用料金の値上げ問題などもあり、これら不安要素だらけで市民の多くの方が望まない新幹線関連の決算は認めることはできないと思います。 歳入面においては、条例改正によって市民の利用する公共施設の利用料金の引上げや受益者負担としての冷暖房使用料の徴収による歳入増が図られてきました。市の文化、スポーツ、地域活動を推進するために利便性を図るとする、そういう市の政策と利用者からの使用料徴収や引上げには整合性はないと考えます。まして、消費税増税と併せ使用料の引上げは、さらなる負担を市民に求めるものであり、認めることはできません。 私たちは、ここにいらっしゃる皆さんと同様、市民生活の全般にわたりこれまでよりも福祉や暮らしが向上し苦難が和らぐこと、そういうことを念願するものであります。 したがって、市民の方々が望まない事業を推し進めたり負担が増大するような方向には基本的に賛同しかねます。 以上の理由から、令和元年度一般会計決算の認定についての反対討論といたします。
○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 ただいま議題となっておりますうち、まず議案第70号令和元年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 事務局は電子採決の準備をお願いいたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案については委員長の報告どおりに決することに賛成の諸君は賛成のボタンを押してください。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いをいたします。 結果表示をお願いいたします。 賛成多数と認めます。 よって、議案第70号はこれを認定することに決しました。 次に、ただいま議題となっておりますうち、議案第68号、議案第69号、議案第71号、議案第72号、議案第73号、議案第74号、議案第75号の7案を一括して採決いたします。 本7案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。あわせて、令和元年度越前市
水道事業会計利益の処分及び令和元年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分については原案可決であります。 委員長の報告どおりに決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第68号、議案第69号、議案第71号、議案第72号、議案第73号、議案第74号、議案第75号の7案はいずれもこれを認定することに決し、あわせて議案第68号中の令和元年度越前市
水道事業会計利益の処分及び議案第69号中の令和元年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分については原案どおり可決されました。 ================
△日程第11 議案第106号
○議長(三田村輝士君) 日程第11議案第106号越前市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 〔登壇〕 それでは、議案第106号越前市職員の給与に関する条例等の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、本年度の人事院及び福井県人事委員会の勧告に基づき、一般職の職員、会計年度任用職員及び常勤の特別職の期末手当の支給率を年間0.05月分引き下げるため、越前市職員の給与に関する条例等の一部を改正いたそうとするものであります。 なお、この条例は公布の日から施行いたそうとするものでありますが、令和3年度以降の手当の改正につきましては令和3年4月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三田村輝士君) 以上をもって提案理由の説明を終了いたします。 この際、申し上げます。 議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。 また、今議会も
新型コロナウイルス感染症対策といたしましてアクリル板を設置しておりますが、飛沫拡散防止を徹底するため、発言については自席にて座ったままでお願いをいたします。 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 本案については総務委員会に付託をいたします。 暫時休憩いたします。 休憩中に委員会を開催し、議案に対する審査をお願いをいたします。 再開は委員会終了後にお知らせをいたします。 休憩 午前10時51分 再開 午前11時00分
○議長(三田村輝士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第106号越前市職員の給与に関する条例等の一部改正についての審議を続行いたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小形総務委員長。
◆総務委員長(小形善信君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました総務委員会に付託されました 議案第106号 越前市職員の給与に関する 条例等の一部改正について 委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましては、本会議休憩中に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査の結果の御報告といたします。
○議長(三田村輝士君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案については委員長の報告どおりに決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、議案第106号は原案どおり可決されました。 ================
△日程追加 議案第119号
○議長(三田村輝士君) ここでお諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正を求める議案が提出されました。 この際、本案を日程に追加し議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よってこの際、本案を日程に追加し議題とすることに決しました。 職員に本案を配付いたさせます。 ────────────────
○議長(三田村輝士君) それでは、議案第119号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、議会運営委員長の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 片粕議会運営委員長。
◆議会運営委員長(片粕正二郎君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第119号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由の御説明をいたします。 本案は、本年度の人事院及び福井県人事委員会の勧告に基づき、ただいま可決されました越前市職員の給与に関する条例等の一部改正に合わせて議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正いたそうとするものであります。 改正の内容でありますが、期末手当の支給率について特別職に合わせて年間3.35月に改正いたそうとするものであります。 なお、この条例は、第1条については公布の日から、第2条については令和3年4月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議をいただくとともに、議員各位の御賛同をお願いいたしまして提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(三田村輝士君) 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 質疑を終結いたします。 本案については会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。 それでは、直ちに討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 討論を終結いたします。 本案については電子表決システムにより採決いたします。 事務局は電子採決の準備をお願いをいたします。 本案については原案どおり決することに賛成の諸君は賛成のボタンを押してください。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いをいたします。 結果表示をお願いをいたします。 賛成多数と認めます。 よって、議案第119号は原案どおり可決されました。 ================
△日程第12 議案第99号から議案第105号まで、及び議案第107号から議案第118号まで
○議長(三田村輝士君) 日程第12議案第99号令和2年度越前市
一般会計補正予算第11号から議案第105号令和2年度越前市
下水道事業会計補正予算第1号まで及び議案第107号越前市
防犯隊設置条例の廃止についてから議案第118号専決処分の承認を求めることについてまでの19案を一括して議題といたします。 本19案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 奈良市長。
◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕 本日ここに令和2年12月
越前市議会定例会が開会され、提案いたしました12月補正予算案をはじめ各種案件の御審議をいただくに当たり、当面する市政の重要課題について御説明を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。 まず、市制施行15周年記念式典については、10月1日に市生涯学習センターeホールで開催し、三田村市議会議長をはじめ60人余りの出席者のもと、市政功労者と文化功労者の表彰を行うとともに、コロナ禍において市民の命と生活を守るため日々御尽力をいただいてる団体に感謝状を贈呈しました。 また、市制施行15周年を記念したパネル展を10月1日から20日まで本庁舎において、10月22日から11月9日まであいぱーく今立において開催をし、越前市の15年間を振り返りました。今後も、先人が築かれた本市のすばらしい環境や文化、産業をさらに磨き上げるとともに、新たな魅力の創造に努めてまいります。 次に、
新型コロナウイルス感染症については、2月18日に市新型インフルエンザ等対策本部を設置し、これまでに51回の本部会議を開催し、全庁を挙げて取組を実施しています。全国的に感染者が再び増加傾向にある中、本市においても11月11日に9月2日以来の新たな感染者が発生したことから、引き続き国や県と連携し、対策を進めてまいります。 次に、本庁舎の建設については大屋根の鉄骨工事を終え、現在は仕上工事を行っており、来年春のグランドオープンに向け、県のシンボルロード整備事業と一体的に庁舎前ひろばの整備を進めています。 また、分庁舎の跡地については、中心市街地の利便性向上を図るため、来年春までに駐車場を整備してまいります。 旧今立総合支所の跡地については、西側区画にJA今立支店今立ふれあいセンターが完成し、11月16日から営業を開始しました。地域密着型店舗として、地域の活性化に寄与することを期待しています。 次に、北陸新幹線については、11月11日に鉄道・運輸機構が与党PTの会合において、工期が1年半程度遅れていることや事業費が約2,880億円増額する見込みであることを報告しました。唐突な発表は誠に遺憾であり、本市においても令和5年春の(仮称)南越駅開業に向け、官民が連携し、駅周辺の整備や道の駅の整備など様々な事業に取り組んでいるところです。私も10月23日に赤羽国土交通大臣や坂井内閣官房副長官、本県選出国会議員に対し、金沢・敦賀間の令和5年春の開業を確実に実現するよう強く要望してきたところであり、(仮称)南越駅の周辺整備についても、令和5年春の開業に向け引き続き事業を進めていく考えです。国には、予定どおり令和5年春の開業に向け工期の短縮等に関してあらゆる手段を尽くすよう、県や他の駅設置市等と連携し、強く要望をしてまいります。 なお、市内工区においては、駅舎建築工事が11月9日に着工されたところであり、(仮称)南越駅に併設される道の駅の整備については、年度内の着工に向け業者選定を行ってまいります。 次に、人口減少への対応については、11月1日時点の本市の住民基本台帳における人口は8万2,442人であり、外国人市民の人口は4,912人で人口に占める割合は5.96%となっています。外国人市民が昨年10月から増加傾向にあるため、引き続き第2期市総合戦略の取組を推進しながら、人口減少への対応を図ってまいります。 なお、10月1日を基準日として実施された国勢調査については、市民の御理解と御協力により調査をほぼ終え、現在は点検、審査作業を進めており、来年2月3日に県に提出し、6月に総務省から速報が公表される予定です。 次に、経済雇用情勢については、内閣府が11月16日に発表した7月から9月期の国内総生産GDPの速報値によると、新型コロナウイルスの感染拡大により戦後最大の落ち込みとなった前期の反動もあり、成長率は実質5.0%の増、年率換算で21.4%の増と高い伸びを記録しました。一方、10月30日に福井労働局が発表した9月の県内有効求人倍率は1.44倍で、前月から0.01ポイント上昇し、全国1位となっています。また、武生公共職業安定所管内では1.06倍と前月より0.04ポイント上昇しています。引き続き関係機関と連携し、経済雇用対策の推進を図ってまいります。 次に、来年度当初予算の編成については、10月22日に令和3年度当初予算編成方針を決定しました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う地域経済への甚大な影響により、来年度以降の市税等収入の大幅な減額が危惧されることから、市総合計画や市総合戦略に資する重点項目として、まちづくり基盤整備の推進、人口問題・定住化対策の推進、次世代を育む施策と健康づくりの推進、環境や文化と調和した産業の育成、防災危機管理対策の充実強化の5項目に予算の重点的、効率的な配分を行うものの、必要最小限の配分とし、各事業の年度間の平準化を図り、健全財政の維持に努めてまいります。 それでは、順次まちづくりの5本の柱に沿って主な取組を御説明いたします。 まず最初に、1つ目の柱である元気な産業づくりについて申し上げます。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた市内中小事業者等への支援として実施をした市コロナに負けない地域応援商品券については、発行した3億6,000万円分の商品券の使用期限を11月1日に迎え、換金率は11月13日現在で97.5%となり、市内の中小店舗での消費喚起が図られたところです。 また、特に打撃の大きい市内飲食店の利用促進を図るため、国のGoToイートキャンペーンを受けた県プレミアム商品券の発行と連動し、市独自のプレゼント企画GoToイートたべよっさEchizen!を10月23日から実施をしています。 同じく打撃の大きい越前和紙については、ブランド力向上と消費拡大につなげるため、11月20日から紙の文化博物館で壁紙など室内装飾用の和紙に焦点を当てた特別展「和紙のしつらえ」を開催するとともに、GoToイートたべよっさEchizen!において越前和紙工芸品セットのプレゼントを実施しています。さらに、和紙産地の早期需要回復に向けたテクニカルアーカイブの前倒し作成支援並びに入館者が激減した越前和紙の里施設の指定管理事業支援として、12月補正予算案に所要額を計上いたしました。 中心市街地の活性化については、近年の町なかでの新規開業店舗の増加が好循環を生み、本年度もまちづくり武生株式会社のまちなか出店・改装促進支援制度を利用した新規開業や改装を検討する既存店舗が増えています。そこで、改装等の支援に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 2020たけふ菊人形については、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、新しい生活様式に基づき、来場者の安全を第一に事業規模を縮小して10月9日から11月8日まで開催をしたところ、約11万7,000人の来場者がありました。 武生中央公園については、来年の第70回たけふ菊人形に向け、武生中央公園大型遊具老朽化対策に伴う魅力向上事業(第1期)として、アストロファイターの更新とコウノトリ広場の整備を行ってまいります。 なお、アストロファイターの更新については、新たな大型遊具の設計、設置工事の受託候補者選定に向け、11月20日から公募型プロポーザルを実施することとし、募集を開始したところです。 また、観覧車などの老朽化対策等についても同事業の第2期と位置づけ、加古総合研究所の監修をいただきながら来年度より着手をしてまいります。 観光の振興については、バスツアーの助成や市内体験施設が割引利用できるクーポン券の発行等を伴う観光誘客促進事業が好評なため、12月補正予算案に所要額を計上いたしました。引き続き観光誘客を図り、
新型コロナウイルス感染症により売上げが低迷している市内観光事業者の支援を図ってまいります。 農業の振興については、本市の園芸重点振興作物であるしらやま西瓜が近年の長雨や猛暑等の影響により3年連続して出荷個数が減少し、特に本年産の出荷個数5,704個は、好調であった平成28年産の1万4,433個の約4割にまで落ち込んでいます。そこで、しらやま西瓜の地域ブランドと安定供給を維持するため、白山野菜出荷組合への緊急支援に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 また、国の環境保全型農業直接支払交付金の申請予定額が本年度当初予算額を上回る見込みであるため、12月補正予算案に所要額を計上いたしました。 鳥獣害対策については、本年は里地でのツキノワグマの目撃情報が多数寄せられているため、周辺の見回りの実施や誘因物となる不要な柿、栗等の除去を住民へ依頼するとともに、熊おりを設置するなど対策を行っているところです。 森林の保全については、森林環境譲与税を活用した事業に早期に着手するため、12月補正予算案に所要額を計上したところであり、適正な森林整備に取り組んでまいります。 次に、2つ目の柱である元気な人づくりについて申し上げます。 国民健康保険については、地方税法施行令の一部改正に伴い、今議会に国保税条例の改正案を上程いたしました。また、
新型コロナウイルス感染症の影響による保険税減免の減額分と補填される国庫補助金を、12月補正予算案に計上いたしました。 市障がい者計画及び市障がい福祉計画・障がい児福祉計画の策定並びに(仮称)市障がい特性に応じた情報・コミュニケーション条例の制定については、当事者団体など関係団体等との15回のワークショップを踏まえ、6回にわたって策定委員会で御議論いただきました。今議会で御意見をいただくとともに、12月15日からパブリックコメントを実施した上で本年度末に策定及び制定をしてまいります。 第8期市高齢者福祉保健計画・介護保険事業計画の策定については、団塊の世代が75歳以上となる2025年、さらには団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年を見据え、介護給付費等サービスの必要量を見込む中で、被保険者の急激な負担増とならないよう検討を進めています。計画案については、今議会で御意見をいただくとともに、12月15日からパブリックコメントを実施した上で本年度末に策定をしてまいります。 市
老人福祉センター今寿苑の跡地利用については、地域密着型の施設を整備する事業所を公募し、11月4日の審査委員会において社会福祉法人町屋福祉会を買受事業者の候補者に選定しました。今立地域の福祉機能の強化に向け、来年度は市が施設を取り壊し、令和4年度から買受事業者が小規模多機能型居宅介護事業所の建設を行い、令和5年度中の事業所開設を目指してまいります。 来年度より市内6か所の日常生活圏域ごとに設置をする地域包括支援センターについては、11月11日の市地域包括支援センター運営協議会において受託事業所を選定しました。今後は、各地域包括支援センターが地域包括ケアシステムの中核となり、地域の特性や課題及び高齢者の状況をより一層把握し、地域に根差した専門性の高い支援を行ってまいります。 就学前教育・保育については、市子ども・
子育て支援計画(第2次)等に基づき、認定こども園の整備を進めています。西校区における公立認定こども園の整備については、10月28日の市子ども・子育て会議において協議を行い、上太田保育園、なかよし保育園、武生西幼稚園の3園を集約し、武生西小学校敷地内に建設するとの方針案を確認いただきました。そこで、基本設計、実施設計、地質調査等に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。来年2月より基本設計、実施設計、地質調査を実施し、令和4年4月より着工、令和5年4月の開園を目指してまいります。 市民の健康づくりについては、今冬のインフルエンザの流行に備え、65歳以上の高齢者など法に基づく定期接種者に加え、医療関係者や65歳未満の基礎疾患を有する人、妊婦、生後6か月以上の乳幼児から小学校2年生までの接種を国が強く推奨したため、市では従来の高齢者への支援に加え、妊婦と生後6か月以上の乳幼児から中学校3年生までを対象に、インフルエンザ予防接種1回につき2,000円を助成することとし、10月6日に所要額を専決処分いたしました。 小・中学校の児童・生徒1人1台の端末整備については、導入機器に関する市と教員の協議を踏まえ、来年3月の納入に向け、今議会に端末機器購入に関する議案を上程いたしました。 学校施設の整備については、国の補助金などを活用し、武生第二中学校のグラウンド改修のほか、小・中学校の屋内運動場照明器具のLED化、トイレの洋式化に取り組むため、12月補正予算案に所要額を計上いたしました。 また、通学路における危険なブロック塀等を取り除き、安全確保を図るため、危険ブロック塀の除却支援に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 令和3年成人式については、来年1月10日に市文化センター大ホールで開催しますが、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、参加者を出身小学校により2つのグループに分け、30分間に短縮した式典を2回実施します。また、参加できない新成人のため、式典をライブ配信するなど、全ての新成人へお祝いと励ましの気持ちを届けられるよう準備を進めています。 読書活動の推進については、市中央図書館で現在市が所蔵する貴重資料を活用し、初代県議会議長本多鼎介を紹介しており、かこさとしふるさと絵本館らくでは、11月27日からゆきのひのおはなしをテーマに複製原画の展示や読み聞かせ、工作教室を開催します。 武生中央公園水泳場の再整備については、事業主体となるTCP共同事業体と9月30日に基本協定書を締結し、現在は設計協議を行っており、令和4年3月の供用開始に向けて作業を進めています。 次に、3つ目の柱である快適で住みよいまちづくりについて申し上げます。 まちなかの冬のにぎわい創出については、JR武生駅前、蔵の辻周辺のたけふ冬のイルミネーション2020を11月14日から開始するとともに、だるまちゃん広場の樹木をLED約5万1,000球で装飾するだるまちゃん広場イルミネーション~光のさんぽみち~の点灯式を11月20日に行いました。 (仮称)南越駅周辺のまちづくりについては、昨年度末に策定した市南越駅周辺まちづくり計画の理念であるフォレストシティ&越前市版スマートシティの実現に向け、南越駅周辺整備開発ルール等検討委員会を10月5日と11月12日に開催しました。引き続き検討を深め、風俗施設等の建築を制限するための都市計画法に基づく手続や条例制定、開発ルールや開発プログラムの策定を本年度末に行ってまいります。 また、(仮称)南越駅周辺の先端産業ゾーンにおけるオープンイノベーション推進ビジョン等の策定については、民間のノウハウなどを活用した官民連携による開発も視野に入れ、地元説明を行いながら事業手法の検討を進め、本年度末に策定をしてまいります。 インフラとして整備をされた道路施設や河川施設等については、建設から長期間が経過し、今後は急速に老朽化が進むことが想定されます。そこで、来年度より維持管理業務を直営から高い専門技術力や機械力を有する事業者へ包括委託し、損傷箇所を補修する事後保全型から損傷前に補修する予防保全型へ移行するため、債務負担行為に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 水道事業については、市水道施設更新計画に基づき、有収率の向上と耐震化の推進、水道水の安定供給を図るため、漏水の多発している老朽管と劣化の兆候が見られる水道施設を内部留保資金を活用して計画前倒しで更新を行うこととし、建設改良費に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 官民連携の推進については、来年度からの上下水道業務包括委託の受託者を越前管工事業協同組合、NJS・E&M共同企業体に9月23日に決定したところであり、来年4月から上下水道事業の共通窓口を開設し、窓口サービスの向上を図ってまいります。 南越清掃組合が南越前町上野に建設中の新ごみ処理施設については、10月末に上屋が完成し、現在は機器調整を進めており、12月8日に火入れ式を行い、来年1月4日からごみの受入れを開始します。 また、来年1月からのごみの出し方の変更点については、7月から各町内での説明会や市政出前講座を178回実施し、周知に取り組んでいるところです。あわせて、11月号の市広報紙に特集記事を掲載するとともに、チラシを全戸配布したところであり、12月にはポスターの全戸配布や
丹南ケーブルテレビの情報番組で周知していく予定です。 次に、4つ目の柱である安全で安心なまちづくりについて申し上げます。 地域防災対策については、10月9日から10月24日にかけて、市内17地区を4つのブロックに分け、本年度末に改訂予定の市洪水ハザードマップに係るワークショップを開催しました。自治振興会役員や沿川の区長など141人の参加のもと、災害でこれまでに浸水した箇所や避難する際に危険となる避難経路など、マップへの掲載事項について地区ごとに点検を行い、災害時の対応を確認しました。また、11月17日の第2回市防災会議において、国の防災基本計画や県の地域防災計画の修正に伴う
新型コロナウイルス感染症対策の追加等のほか、10月6日の市女性会との意見交換で提案をされた女性の自主防災組織への積極的な参加支援等を市地域防災計画に反映をしました。さらに、11月1日には、大虫地区において地区自治振興会及び南越消防組合と共に市総合防災訓練を実施し、段ボールパーティションの組立てや避難所での受付要領など、コロナ禍における避難所の運営等の訓練を行いました。あわせて、市外国人市民防災リーダー認定証を12人に交付し、同訓練にも参加いただきました。 原子力防災対策については、市災害対策本部員を対象に、関西電力株式会社より講師を招き、11月12日に原子力災害対策研修会を開催しました。また、内閣府が同社の美浜発電所3号機に関して、UPZ圏内に位置する本市を含めた美浜地域の緊急時対応の策定を進めていることから、市民の安全な避難確保に向け、同社に協力を求める要望書を提出しました。 空き家対策については、市空家等対策計画の改定に向け、11月20日に市空家等対策計画策定委員会で御議論いただきました。改定案については、今議会で御意見をいただくとともに、12月15日からパブリックコメントを実施した上で本年度末に改定してまいります。 市国土強靱化地域計画の策定については、市防災会議をはじめ市総合計画等達成度評価委員会、洪水ハザードマップ改訂ワークショップ等において概要を説明し、意見聴取を実施しました。今議会で御意見をいただくとともに、12月15日からパブリックコメントを実施した上で本年度末に策定をしてまいります。 交通安全対策については、11月15日に市内での交通死亡事故半年間ゼロを達成したため、越前警察署の中谷署長より福井県警本部長賛辞をいただきました。引き続き交通死亡事故ゼロを目指して、関係団体の御協力を得ながら交通安全対策を推進してまいります。 次に、5つ目の柱である市民が主役のまちづくりについて申し上げます。 新型コロナウイルスの感染拡大により春の開催を延期した2020地域ミーティングについては、各地区自治振興会の御協力のもと、9月28日から10月8日にかけて4会場で開催し、201人の参加を得ました。また、外国人雇用等企業の協力をいただき、11月19日に外国人市民を対象にしたミーティングを市内事業所で開催し、コロナ禍における外国人市民の現状や課題を市と企業で確認しました。 多文化共生社会に向けては、9月1日よりアクセスワーカー2人が市内企業から小・中学校に派遣をされ、お便りの翻訳や保護者との通訳業務に当たっており、外国人児童・生徒に対し、より丁寧な対応が図られています。外国人市民と日本人市民が共に地域の中で安心して暮らせるよう、引き続き多文化共生の推進に努めてまいります。 北朝鮮拉致被害者や特定失踪者及びその家族の支援については、11月に本市で開催予定の拉致・特定失踪者問題の早期解決を願う福井県集会が
新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、拉致問題の早期解決を願うパネル展を11月30日から12月4日まで市生涯学習センターロビーで開催をします。 次に、地方分権に対応した行財政運営について申し上げます。 行財政の構造改革については、昨年度に改定した市行財政構造改革プログラムⅤに基づく遊休資産の処分と有効活用の一環として、社会福祉法人芦山会と10月1日に旧国高診療所の売却契約を締結しました。また、旧今立総合支所南側の旧今立消防分署については、10月21日に公募型競争入札を実施した結果、1者からの応募があり、売却が完了しました。武生郵便局南側の市有地売却については、再公募の実施に向けて、現在サウンディング型市場調査を行っているところであり、調査の結果を踏まえ、年内の再公募と年度内の買受事業者の決定を目指してまいります。 ふるさと納税については、11月17日現在の寄附額が1億4,286万円余と昨年同期比の170%となっています。寄附の目標額である3億円の達成に向け、本市の魅力を発信し、本市を応援していただく方の増加や本市特産品の販路拡大につなげてまいります。 公の施設の指定管理者については、本年度末をもって指定期間が終了する施設及び来年度から新たに指定管理者制度を導入する施設に関して、市指定管理者選定委員会での手続を経て、今議会に指定議案を上程いたしました。 マイナンバーカードの交付については、マイナンバーカードの利活用範囲の拡大に伴い、本市においても取得者数が想定以上に伸びています。行政サービスのさらなるデジタル化に向け、継続した交付体制が必要なため、マイナンバーカード交付管理システムの導入に係る所要額、並びに市民がマイナンバーカードを使用して各種証明書の交付を受けるため、マルチコピー機の導入に係る所要額を12月補正予算案に計上いたしました。 以上、当面する市政の重要課題への対応について、その取組の一端を述べさせていただきました。 今後も現地現場主義をモットーに、市民と協働のまちづくりを職員と一丸となって推進し、元気な自立都市越前を築いてまいります。何とぞ議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 なお、議案第99号から議案第105号まで並びに議案第107号から議案第118号までの提案理由については、関係部局長より御説明申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 〔登壇〕 それでは、今回提案いたしました議案第99号から議案第105号までの補正予算案の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、議案第99号
一般会計補正予算第11号につきましては、新公立認定こども園整備事業や小・中学校施設営繕事業をはじめ、新型コロナウイルス対策関連費として越前和紙産地支援事業や小・中学校修学旅行支援事業などに必要額を計上するとともに、早期退職等に伴う人件費などを計上し、補正額を3億8,729万3,000円とし、補正後の予算総額を460億6,142万3,000円にいたそうとするものであります。 歳出予算の主な内容でありますが、議会費では議員報酬や職員人件費の更正減などにより1,438万7,000円を減額し、総務費では早期退職などによる職員人件費や財政調整基金事業、新型コロナウイルス対策費に所要額を計上し、補正額を1億3,941万8,000円といたしました。 民生費では後期高齢者医療事業や自立支援医療給付事業、新公立認定こども園整備事業などに4,619万3,000円を計上し、衛生費では南越清掃組合分担金や職員人件費の更正減などにより6,354万6,000円を減額いたしました。 労働費では職員人件費の更正減により38万6,000円を減額し、農林水産業費では園芸振興対策事業や森林環境譲与税基金事業などに468万8,000円を計上いたしました。 商工費では中心市街地活性化事業などに所要額を計上する一方、職員人件費の更正減などにより1,385万円を減額し、土木費では住宅支援事業に所要額を計上する一方、職員人件費の更正減などにより545万7,000円を減額いたしました。 消防費では南越消防組合分担金の更正減により453万4,000円を減額し、教育費では小学校施設営繕事業などに2億9,617万9,000円を計上いたしました。 これらの財源といたしましては、国庫支出金1億2,118万円、県支出金3,603万6,000円、市債2億2,350万円などを計上いたしました。 引き続き、各特別会計補正予算案の主な内容につきまして御説明申し上げます。 議案第100号
国民健康保険特別会計補正予算第2号につきましては、事業勘定において職員人件費や国民健康保険税減免に係る還付金、過年度普通交付金返還金などに4,223万5,000円を計上し、補正後の予算総額を81億2,882万9,000円とし、その財源として繰越金などを計上いたしました。 次に、議案第101号
介護保険特別会計補正予算第2号につきましては、過年度介護給付費国庫負担金等返還金などに4,685万4,000円を計上し、補正後の予算総額を78億9,245万4,000円とし、その財源として国庫支出金や県支出金などを計上いたしました。 次に、議案第102号
後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金などに1億968万2,000円を計上し、補正後の予算総額を11億4,740万4,000円とし、その財源として後期高齢者医療保険料や一般会計繰入金などを計上いたしました。 次に、議案第103号
水道事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出では給水管布設替え工事費に所要額を計上する一方、職員人件費の更正減により89万5,000円を減額し、補正後の予算総額を20億143万3,000円とし、資本的支出では建設改良事業などに9,979万6,000円を計上し、補正後の予算総額を14億8,255万9,000円といたしました。 次に、議案第104号
工業用水道事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出において職員人件費などに6万2,000円を計上し、補正後の予算総額を7,233万1,000円とし、資本的支出では職員人件費の更正減により2万円を減額し、補正後の予算総額を2億4,931万3,000円といたしました。 最後に、議案第105号
下水道事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出では職員人件費や減価償却費の減額などにより2,208万2,000円を減額し、補正後の予算総額を26億3,854万5,000円とし、資本的支出では職員人件費の更正減により169万6,000円を減額し、補正後の予算総額を26億8,499万8,000円といたしました。 以上、補正予算案の概要につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 小森総務部長。
◎総務部長(小森誠司君) 〔登壇〕 続きまして、議案第107号越前市
防犯隊設置条例の廃止について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、地方公務員法が改正されたことにより、特別職非常勤職員の要件が厳格化され越前市防犯隊が特別職非常勤職員に該当しないこととされたことから、越前市
防犯隊設置条例を廃止いたそうとするものであります。 条例廃止後はその身分を有償ボランティアに移行し、新たに要綱を整備する中でこれまで同様の運用を継続してまいります。 なお、この条例は令和3年4月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
川崎市民福祉部長。
◎市民福祉部長(川崎規生君) 〔登壇〕 続きまして、議案第108号から議案第112号までの5案につきまして提案理由を御説明申し上げます。 まず、議案第108号越前市
国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方税法施行令が改正されたことにより、国民健康保険税の減額の対象となる所得の基準について、基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げるなどの規定の整備を行い、減額対象の世帯に不利益が生じないようにするため、越前市
国民健康保険税条例の一部を改正いたそうとするものであります。 なお、附則において、施行期日と経過措置を規定いたしております。 次に、議案第109号越前市
老人福祉センター今寿苑設置及び管理条例の廃止についてでありますが、本案は、今立地域の高齢者福祉の機能強化を図るため、越前市
老人福祉センター今寿苑を廃止し、建物を取り壊した上で跡地に地域密着型介護サービス施設を整備する民間事業者へ売却するため、越前市
老人福祉センター今寿苑設置及び管理条例を廃止いたそうとするものであります。 なお、この条例は令和3年4月1日から施行いたそうとするものであります。 次に、議案第110号越前市子ども医療費の助成に関する条例等の一部改正についてでありますが、本案は、医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律が施行され、医療機関におけるオンラインでの被保険者等資格確認が導入されることに対応するため、越前市子ども医療費の助成に関する条例、越前市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例及び越前市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正いたそうとするものであります。 なお、この条例は令和3年1月1日から施行いたそうとするものであります。 次に、議案第111号越前市
社会福祉センターの指定管理者の指定についてでありますが、本案は、越前市
社会福祉センターにつきまして令和3年3月31日で現在の指定管理者の指定期間が満了となることから、同年4月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 その選定に当たりましては、令和2年8月17日に開催した社会福祉施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定による募集を9月15日から10月15日まで行い、10月26日に開催した当該委員会の結果を踏まえ、同条例第4条の規定により社会福祉法人越前
市社会福祉協議会を指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、指定管理者の指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までとするものであります。 次に、議案第112号越前市児童館の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、越前市児童館15施設につきまして令和3年3月31日で現在の指定管理者の指定期間が満了となることから、同年4月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 その選定に当たりましては、当該15施設について同一目的の施設をまとめて管理する考え方により1つの管理単位とし、令和2年8月17日及び10月26日に開催した社会福祉施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、募集によらず社会福祉法人越前
市社会福祉協議会を指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、指定管理者の指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
小泉産業環境部長。
◎産業環境部長(小泉陽一君) 〔登壇〕 続きまして、議案第113号から議案第116号までの4案について提案理由を御説明申し上げます。 まず、議案第113号越前市越前和紙の里紙の文化博物館、越前市越前和紙の里卯立の工芸館、越前市越前和紙の里体験工房「パピルス館」、越前市越前和紙の
里コミュニティ広場及び越前市越前てわざ工房の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、越前市越前和紙の里紙の文化博物館、越前市越前和紙の里卯立の工芸館、越前市越前和紙の里体験工房「パピルス館」、越前市越前和紙の
里コミュニティ広場及び越前市越前てわざ工房につきまして令和3年3月31日で現在の指定管理者の指定期間が満了となることから、同年4月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 その選定に当たりましては、当該5施設について効率的な運用や施設の連携等を考慮し1つの管理単位にいたしました。そして、令和2年8月25日及び10月30日に開催した産業振興施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、募集によらず福井県和紙工業協同組合を指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、指定管理者の指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。 次に、議案第114号紫式部と国府資料館の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、紫式部と国府資料館につきまして同施設が令和3年4月23日に開館するために、同月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 その選定に当たりましては、令和2年8月25日に開催した産業振興施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定による募集を9月15日から10月15日まで行い、10月30日に開催した当該委員会の結果を踏まえ、同条例第4条の規定により株式会社オーイング越前支店を指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、指定管理者の指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。 次に、議案第115号越前市金華山グリーンランドの指定管理者の指定についてでありますが、本案は、越前市金華山グリーンランドにつきまして令和3年3月31日で現在の指定管理者の指定期間が満了となることから、同年4月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 その選定に当たりましては、令和2年8月25日及び10月30日に開催した産業振興施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、募集によらず金華山林業振興組合を指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、指定管理者の指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までとするものであります。 次に、議案第116号越前市八
ツ杉森林学習センターの指定管理者の指定についてでありますが、本案は、越前市八
ツ杉森林学習センターにつきまして令和3年3月31日で現在の指定管理者の指定期間が満了となることから、同年4月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 その選定に当たりましては、令和2年8月25日に開催した産業振興施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえ、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条の規定による募集を9月15日から10月15日まで行い、10月30日に開催した当該委員会の結果を踏まえ、同条例第4条の規定により公益財団法人越前市文化振興・施設管理事業団を指定管理者の候補者として選定いたしました。 なお、指定管理者の指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君)
西野教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 〔登壇〕 続きまして、議案第117号財産の取得について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、市内小・中学校において児童・生徒に1人1台のタブレット端末を導入することによりICTを活用した学習を実現するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 今回取得いたそうとするタブレット端末等は学習者及び指導者用のタブレット端末5,479台及び画像転送装置403台などで、取得予定価格は3億778万円であります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 〔登壇〕 続きまして、議案第118号専決処分の承認を求めることについて提案理由を御説明申し上げます。 本案は、令和2年度越前市一般会計におきまして歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,500万円を追加し予算総額を456億7,413万円とすることにつきまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 その内訳といたしましては、歳出予算におきまして
新型コロナウイルス感染症対策について、今冬の季節性インフルエンザとの同時流行に備えた予防接種支援事業やGoToイートキャンペーンに連動した食事券、越前和紙工芸品プレゼントキャンペーンによる市内飲食店の利用促進や料亭等の新規顧客開拓への取組支援等のため、新型コロナウイルス対策事業に6,500万円を計上し、その財源として国庫支出金6,500万円を計上いたしました。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三田村輝士君) 以上をもって議案第99号から議案第105号まで及び議案第107号から議案第118号までの提案理由の説明を終了いたします。 ================
△日程追加 議案第120号
○議長(三田村輝士君) お諮りいたします。 ただいま市長から議案第120号が提出されました。 この際、これを日程に追加し議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 異議なしと認めます。 よってこの際、議案第120号を日程に追加し議題とすることに決しました。 本案を配付いたします。 ────────────────
○議長(三田村輝士君) 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(三田村輝士君) 大蔵企画部長。
◎企画部長(大蔵稔雄君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第120号令和2年度越前市
一般会計補正予算第12号について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、令和2年度越前市一般会計におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ51万6,000円を減額し、予算総額を460億6,090万7,000円にいたそうとするものであります。 その内訳といたしましては、歳出予算におきまして、議員報酬に係る期末手当について51万6,000円を減額し、歳入予算におきましては繰入金51万6,000円を減額し、計上いたしました。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三田村輝士君) 以上をもって本案の提案理由の説明を終了いたします。 ================
○議長(三田村輝士君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は12月1日午前10時から再開いたします。 散会 午後0時07分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│ 諸 会 議 等 報 告 書 ││ 令和2年9月
越前市議会定例会後に開催された議長会関係の諸会議等については、次 ││ のとおりである。 ││ 第1 議長会関係の諸会議について ││ 1 令和2年度丹南地区市町議会議長会議員研修会 ││ 令和2年10月22日(木)越前市において開催した。 ││ (研修事項) 講 演 演題 「国家動向(今後の展望)へのロードマップ ││ とは」 ││ 講師 総務省地域情報化アドバイザー ││ 武城 文明 氏 ││ 2 福井県市町議長会議員合同研修会 ││ 令和2年10月26日(月)福井市において開催された。 ││ (研修事項) 講 演 演題 「議事機関としての質疑・質問のあり方と ││ は」 ││ 講師 早稲田大学マニュフェスト研究所 ││ 招聘研究委員兼ローカル・マネージャー ││ 長内 紳悟 氏 ││ 演題 「最新の国際情勢と日本の針路」 ││ 講師 早稲田大学大学院教授 川村 亨夫 氏 ││ 3 福井県市議会議長会事務局長会 ││ 令和2年11月16日(月)福井市において開催された。 ││ (協議事項) ││ (1) 福井県市議会議長会令和3年2月定期総会の日程について ││ (2) 令和3年度全国・北信越市議会議長会負担金について ││ (3) 令和3年度福井県市議会議長会負担金(案)について ││ (4) 令和3年度福井県市議会議長会事業計画(案)及び歳入歳出予算 ││ (案)について ││ (5) 令和3年度全国・北信越・福井県市議会議長会等役職の割り振りにつ ││ いて ││ (6) 各種議長会関係の今後の日程について ││ (7) その他 ││ 第2 議会関係の諸会議について ││ 9 月16日(水) ││ 令和2年第3回越前三国競艇企業団議会定例会事前説明会(坂井市) ││ (説明事項) ││ 1 令和元年度越前三国競艇企業団資金不足比率の報告について ││ 2 令和元年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計決算の認 ││ 定について ││ 3 令和元年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会計未処分利 ││ 益余剰金の処分について ││ 令和2年第3回越前三国競艇企業団議会定例会(坂井市) ││ (議決等事項) ││ 1 議席の指定 ││ 2
会議録署名議員の指名 ││ 3 会期の決定 ││ 4 副議長の選挙 ││ 5 報告第1号令和元年度越前三国競艇企業団資金不足比率の報告につい ││ て ││ 6 認定第1号令和元年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会 ││ 計決算の認定について ││ 7 議案第6号令和元年度越前三国競艇企業団モーターボート競走事業会 ││ 計未処分利益余剰金の処分について ││ 8 一般質問 ││ 9 月25日(金) ││ 議会活性化特別委員会 ││ (協議事項) ││ 1 オンライン会議検討グループからの報告 ││ 2 議会基本条例検討グループからの報告 ││ 3 議会モニターとの意見交換会について ││ 4 その他 ││ 9 月28日(月) ││
決算特別委員会教育厚生分科会 ││ (審査事項) 令和元年度各会計決算認定議案審査 ││ 9 月30日(水) ││
決算特別委員会産業建設分科会 ││ (審査事項) 令和元年度各会計決算認定議案審査 ││ 10月 2 日(金) ││
決算特別委員会総務分科会 ││ (審査事項) 令和元年度一般会計決算認定議案審査 ││ 10月 7 日(水) ││ 南越消防・清掃組合議会代表者会議 ││ (協議事項) ││ 1 各組合議会の副議長選挙について ││ 2 会期、審議案件について ││ 3 その他 ││ 令和2年10月南越消防組合議会定例会 ││ (議決等事項) ││ 1 議席の指定 ││ 2
会議録署名議員の指名 ││ 3 会期の決定 ││ 4 副議長の選挙 ││ 5 令和2年度南越消防組合
一般会計補正予算(第1号) ││ 6 令和元年度南越消防組合一般会計決算認定について ││ 7 財産の取得について ││ 8 財産の取得について ││ 9 一般質問 ││ 令和2年10月南越清掃組合議会定例会 ││ (議決等事項) ││ 1 議席の指定 ││ 2
会議録署名議員の指名 ││ 3 会期の決定 ││ 4 副議長の選挙 ││ 5 令和元年度南越清掃組合一般会計決算認定について ││ 6 南越清掃組合清掃施設設置及び管理条例の一部改正について ││ 7 一般質問 ││ 10月 8 日(木) ││ 越前市自治連合会と越前市議会との意見交換会 ││ (協議事項) ││ 1 自治連合会の現状と課題について ││ (1) 各地区の地域自治振興事業(令和元年度決算の状況等) ││ 2 全般的な意見交換 ││ 10月22日(木) ││ 議会活性化特別委員会 ││ (協議事項) ││ 1 オンラインによる学習会の開催について ││ 2 その他 ││ 10月26日(月) ││
議会運営委員会 ││ (協議事項) 12月定例会について ││ 10月29日(木) ││ 市民と議会との語る会(産業建設委員会) ││ 11月 2 日(月) ││ 令和2年第2回福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会全員協議会(福井市) ││ (協議事項) ││ 1 議事日程について ││ 2 会議予定について ││ 3 議席の指定について ││ 4
会議録署名議員の指名について ││ 5 議長選挙について ││ 6 福井県後期高齢者医療広域連合監査委員の選任につき議会の同意を求 ││ めることについて ││ 7 令和元年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計・特別会計歳入歳 ││ 出決算の認定について ││ 8 令和2年度福井県後期高齢者医療広域連合
一般会計補正予算 ││ 9 令和2年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補 ││ 正予算 ││ 10 福井県後期高齢者医療広域連合債権管理条例の一部改正について ││ 11 その他 ││ 令和2年第2回福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会(福井市) ││ (議決等事項) ││ 1 議長の選挙について ││ 2 議席の指定 ││ 3 会期の決定について ││ 4
会議録署名議員の指名について ││ 5 福井県後期高齢者医療広域連合副広域連合長の選任につき議会の同意 ││ を求めることについて ││ 6 令和元年度福井県後期高齢者医療広域連合一般会計・特別会計歳入歳 ││ 出決算の認定について ││ 7 令和2年度福井県後期高齢者医療広域連合
一般会計補正予算 ││ 8 令和2年度福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補 ││ 正予算 ││ 9 福井県後期高齢者医療広域連合債権管理条例の一部改正について ││ 10 専決処分の承認を求めることについて ││ 11 一般質問 ││ 11月 9 日(月) ││
議会運営委員会 ││ (協議事項) 市民と議員との語る会等について ││
決算特別委員会全体会 ││ (審査等事項) 令和元年度各会計決算認定議案審査について ││ 11月18日(水) ││ 議会活性化特別委員会 ││ (協議事項) 議会基本条例について ││ 11月19日(木) ││ 全員説明会 ││ (説明事項) ││ 1 12月定例会提出議案等について ││ (1) 条例及び一般議案の概要 ││ (2) 12月補正予算(案)の概要 ││ (3) 専決補正予算の概要 ││ 2 森林環境譲与税を活用した事業について ││ 3 今立地域の福祉機能強化のための公募・選定結果について ││ 4 公立認定こども園整備方針(案)について ││ 5 武生中央公園大型遊具老朽化対策による魅力向上事業について ││ 6 越前市オープンイノベーション推進ビジョンについて ││ 7 南越駅周辺まちづくりに伴う開発ルール等について ││ 8 日野川地区水道用水供給事業の供給単価について ││ 9 パブリック・コメントの実施等について(資料配布のみ) ││ (報告事項) 北陸新幹線(金沢・敦賀間)説明資料について ││ 議員協議会 ││ (協議事項) 市民と議会との語る会について ││
議会運営委員会 ││ (協議事項) 12月定例会の運営について ││ 教育厚生委員協議会 ││ (協議事項) ││ 1 今寿苑について ││ 2
社会福祉センターについて ││ 11月24日(火) ││ 第4回議会モニター会議 ││ 11月25日(水) ││ 議員説明会 ││ (説明事項) ││ 1 パブリック・コメントの実施について ││ (1) 各種計画について ││ ・ 越前市国土強靭化地域計画(案) ││ ・ 越前市空家等対策計画(案) ││ ・ 越前市障がい者計画(案) ││ ・ 越前市障がい福祉計画・越前市障がい児福祉計画(案) ││ ・ 第8期越前市高齢者福祉保健計画・介護保険事業計画(案) ││ (2) (仮称)越前市障がいの特性に応じた情報・コミュニケーション条 ││ 例骨子(案)について ││ 2 越前市SDGsの推進について ││ 3 洪水ハザードマップ改訂について ││ 4 越前市水道事業等経営戦略の策定について ││ 第3 陳情書等の受理 ││ 11月 6 日(金) コロナ禍における、越前和紙産地振興に関する要望書を福井県 ││ 和紙工業協同組合理事長石川浩から受領した。 ││ 11月18日(水) 令和3年度税制改正に関する提言を公益社団法人南越法人会会 ││ 長米岡房直から受領した。 │└─────────────────────────────────────────┘請 願 文 書 表受理
番号請願第3号件 名75歳以上の医療費窓口負担2割化の検討中止を求める意見書を国に提出することを求める請願令和 2 年11月16日受理請願者福井県社会保障推進協議会
代表委員 平 野 治 和 ほか2名紹介
議員加 藤 吉 則 君付 託
委員会教 育 厚 生 委 員 会請
願
の
要
旨[請願趣旨]
令和元年12月19日に発表された政府の全世代型社会保障検討会議中間報告で、現在「原則1割」の75歳以上高齢者の医療費窓口負担について「負担能力に応じたものへと改革していく」と強調し、「一定所得以上」の人を対象とした「2割負担」を導入することを盛り込んだ。今後、「団塊の世代」が75歳以上になり始める令和4年度までに実施できるよう法制上の措置を講じるとしている。
同中間報告は「社会保障のため」として、消費税を10%にまで引き上げながら新たな負担を高齢者に押し付ける内容である。これでは高齢者の生活はますます苦しくなってしまう。
「負担能力に応じたものへと改革していく」というのなら、高額所得者からの保険料を能力に応じた負担とすべきである。また、大企業や富裕層への課税強化で公費財源を確保すべきである。
後期高齢者の医療費窓口負担2割化は、受診控えとそれによる重症化を引き起こし、高齢者の暮らしといのち、健康を守る上で大きな影響を及ぼす。すべての住民の受療権を守るため、以下の事項を請願する。
[請願事項]
75歳以上の医療費窓口負担2割化の検討中止を求める意見書を国に提出すること。請 願 文 書 表受理
番号請願第4号件 名市施設冷暖房使用料に関する請願令和 2 年11月16日受理請願者吉野地区シニアクラブ連合会
会長 堀 俊 幸 ほか9名紹介
議員中 西 昭 雄 君付 託
委員会総 務 委 員 会請
願
の
要
旨[請願趣旨]
冷暖房使用料に関し施設利用減免基準に準拠して、減免するよう請願する。
[請願の理由]
令和2年4月1日施行、越前市施設の冷暖房使用料1回当たりと決められている現状になっている。
この間、冷暖房使用料に関し、高齢者においては大きな負担となっている。
よって、越前市議会においては、高齢者市民の健康長寿向上、長寿社会を進める上で、下記のとおり改正するよう、請願する。
記
施設利用減免基準に準じて冷暖房使用料も減免する。請 願 文 書 表受理
番号請願第5号件 名停止中原発の再稼働に関する請願令和 2 年11月18日受理請願者老朽原発動かすな!福井県実行委員会
五十嵐 靖 子紹介
議員題 佛 臣 一 君
加 藤 吉 則 君
橋 本 弥登志 君付 託
委員会議 会 運 営 委 員 会請
願
の
要
旨[請願趣旨]
現在、関西電力のすべての原発が停止している。そうした中、11月12日、高浜町議会は高浜原発の再稼働を求める請願及び陳情を採択した。美浜町では、同様の請願を漁協等が提出している。定期検査で停止中の高浜3、4号機、大飯3、4号機の他、関西電力は運転開始から40年を超える「老朽原発」の高浜1、2号機、美浜3号機も来年1月からの再稼働を考えていると報じられている。
梶山経産大臣は「(再生可能エネルギーを)他の電源に比べ上位の主力電源にしていく」と表明している。一方で、原発についても再稼働を進めると発言している。原発の新設・増設ではなく、既存の原発を再稼働させる姿勢が、安全性をないがしろにすることであってはならない。
国の原子力政策は、軽水炉原発の使用済燃料を再処理し、プルトニウムを取り出して高速増殖炉で再利用し増殖するという「核燃料サイクル(プルトニウムリサイクル)」を掲げて推進されている。しかし、この「核燃料サイクル」はもんじゅの廃炉で明らかなように破綻している。この破綻した政策を無反省に続けてきた延長上に、行き場を失った使用済み核燃料の問題がある。
昨年、世界全体の再生可能エネルギーによる発電量が初めて原発を上回ったとの報告書をフランス、日本、英国など国際チームがまとめたとのことで、「『原発の発電コストは高く、世界のエネルギー市場で競争力を完全に失っている』と指摘(2020年9月26日 東京新聞)」したとのことである。
超長期にわたる環境負荷、放射線被ばくによる健康被害リスクなどの負の面だけでなく、原発立地自治体に新しい産業の芽を育てるためにも、原子力発電所から脱却する必要がある。そのために行うべきは、停止中の原発を再稼働しないこと、そして福井県内において原発に賛成・反対を交えた対話の場づくりを積極的に行うことである。
関西電力は、大飯3号機の定期検査で8月31日に見つかった深刻な配管ひび割れを「放置したまま運転を再開し、次の定検まで運転しよう」としたが10月19日に断念し、ひび割れた配管を取替えると公表した。この問題は、安全性より経済性を優先させる関西電力の体質が、金品授受問題で経営陣が刷新された後も変わっていないことを示している。このような姿勢で40年超運転を含めた老朽炉の運転を追求することを見過ごすことはできない。関西電力の「ひび割れ進展評価の説明」は9月2日から二転三転し、今では、法令に定められた13か月以上の判定期間に必要最小の厚さを担保できないことが明らかにされている。今回はひび割れ配管が取替えられることになったが、重大事故の危険を顧みない関西電力の旧態依然たる安全軽視の姿勢が、改めて問われている。
危険性に目を伏せたまま原発を再稼働させることを認めないよう求める。
[請願事項]
1 定期検査中の大飯3、4号機、高浜3、4号機及び老朽原発高浜1、2号機と美浜3号機の運転をしないよう関西電力社長に申し入れること。
2 同じことを杉本福井県知事や県議会、菅総理大臣や衆参両議院議長宛に申し入れること。
3 知事に対し、県下の住民に老朽原発について説明会を開くよう要請すること。