• 設計労務単価(/)
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  1. 越前市議会 2019-02-20
    02月25日-02号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成31年 3月第 1回定例会          平成31年第1回越前市議会定例会(第2号) 平成31年2月20日の会議に引き続き、平成31年2月25日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│          平成31年第1回越前市議会定例会議事日程           ││                       平成31年2月25日午前10時開議 ││  第 2 号                                  ││ 第 1  議案第16号 施設使用料等の見直しによる関係条例の整備に関する条例の制 ││           定について                         ││ 第 2  議案第17号 越前市部設置条例の一部改正について            ││ 第 3  議案第18号 越前市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい ││           て                             ││ 第 4  議案第19号 越前市市民交流センター設置及び管理条例の制定について   ││ 第 5  議案第20号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について     ││ 第 6  議案第21号 越前市介護保険条例の一部改正について           ││ 第 7  議案第22号 越前市子ども広場設置及び管理条例の制定について      ││ 第 8  議案第23号 越前市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正に ││           ついて                           ││ 第 9  議案第24号 越前市福祉健康センター設置及び管理条例の一部改正について ││ 第10 議案第25号 越前市勤労青少年ホーム設置及び管理条例の廃止について   ││ 第11 議案第26号 越前市都市公園条例の一部改正について           ││ 第12 議案第27号 越前市附属機関設置条例の一部改正について         ││ 第13 議案第28号 越前市生涯学習センター設置及び管理条例の一部改正について ││ 第14 議案第29号 越前市みどりと自然の村設置及び管理条例の一部改正について ││ 第15 議案第30号 福井市及び越前市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協 ││           約の締結に関する協議について                ││ 第16 議案第 1 号 平成30年度越前市一般会計補正予算(第8号)       ││ 第17 議案第 2 号 平成30年度越前市下水道特別会計補正予算(第3号)    ││ 第18 議案第 3 号 平成30年度越前市産業団地造成特別会計補正予算(第1号) ││ 第19 議案第 4 号 平成30年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ││ 第20 議案第 5 号 平成30年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号)   ││ 第21 議案第 6 号 平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2  ││           号)                            ││ 第22 議案第 7 号 平成30年度越前市水道事業会計補正予算(第2号)     ││ 第23 議案第 8 号 平成30年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号)  ││ 第24 議案第 9 号 平成31年度越前市一般会計予算              ││ 第25 議案第10号 平成31年度越前市下水道特別会計予算           ││ 第26 議案第11号 平成31年度越前市国民健康保険特別会計予算        ││ 第27 議案第12号 平成31年度越前市介護保険特別会計予算          ││ 第28 議案第13号 平成31年度越前市後期高齢者医療特別会計予算       ││ 第29 議案第14号 平成31年度越前市水道事業会計予算            ││ 第30 議案第15号 平成31年度越前市工業用水道事業会計予算         │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第16号 施設使用料等の見直しによる関係条例の整備に関する条例の制定について 日程第 2  議案第17号 越前市部設置条例の一部改正について 日程第 3  議案第18号 越前市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 日程第 4  議案第19号 越前市市民交流センター設置及び管理条例の制定について 日程第 5  議案第20号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について 日程第 6  議案第21号 越前市介護保険条例の一部改正について 日程第 7  議案第22号 越前市子ども広場設置及び管理条例の制定について 日程第 8  議案第23号 越前市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について 日程第 9  議案第24号 越前市福祉健康センター設置及び管理条例の一部改正について 日程第10 議案第25号 越前市勤労青少年ホーム設置及び管理条例の廃止について 日程第11 議案第26号 越前市都市公園条例の一部改正について 日程第12 議案第27号 越前市附属機関設置条例の一部改正について 日程第13 議案第28号 越前市生涯学習センター設置及び管理条例の一部改正について 日程第14 議案第29号 越前市みどりと自然の村設置及び管理条例の一部改正について 日程第15 議案第30号 福井市及び越前市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議について 日程第16 議案第 1 号 平成30年度越前市一般会計補正予算(第8号) 日程第17 議案第 2 号 平成30年度越前市下水道特別会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第 3 号 平成30年度越前市産業団地造成特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第 4 号 平成30年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第20 議案第 5 号 平成30年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第 6 号 平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第 7 号 平成30年度越前市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第23 議案第 8 号 平成30年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 日程第24 議案第 9 号 平成31年度越前市一般会計予算  =======================================3 出席議員(21人)     1 番 中 西 昭 雄 君         2 番 砂 田 竜 一 君     3 番 清 水 一 徳 君         4 番 桶 谷 耕 一 君     5 番 近 藤 光 広 君         6 番 橋 本 弥登志 君     7 番 小 玉 俊 一 君         8 番 吉 村 美 幸 君     9 番 加 藤 吉 則 君        10番 大久保 健 一 君    11番 吉 田 啓 三 君        12番 川 崎 俊 之 君    14番 三田村 輝 士 君        15番 安 立 里 美 君    16番 大久保 惠 子 君        17番 城 戸 茂 夫 君    18番 小 形 善 信 君        19番 前 田 一 博 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 川 崎 悟 司 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)    13番 題 佛 臣 一 君5 議  事        開議 午前9時59分 ○議長(川崎悟司君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が題佛臣一君から参っておりますので、御報告いたしておきます。  ================ △日程第1 議案第16号~ 日程第14 議案第29号 ○議長(川崎悟司君) 本日の日程に入ります。 日程第1議案第16号施設使用料等の見直しによる関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第14議案第29号越前市みどりと自然の村設置及び管理条例の一部改正についてまでの14案を一括して議題といたします。 それでは、本14案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) おはようございます。ただいま議題となっております議案第16号施設使用料等の見直しによる関係条例の整備に関する条例の制定についてお聞きをしたいと思います。 この中身は、ほかの条例の見直し、一部改正にも関係しますけれども、まずこの条例からお聞きしたいんですが、この条例の制定の理由といいますか、目的をまずお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 制定の理由ということでございますが、平成22年11月の行政監査報告での統一的な減免基準の策定、運用についての指摘を受け、以降、検討委員会において段階的に検討を重ね、平成24年4月には統一減免基準の策定、平成28年には屋内スポーツ施設減免と運用統一化等を進めてまいりました。 今回は、未対応事項であった冷暖房費の受益者負担の適正化及び本年10月の消費税率の引き上げの対応について見直しを行うものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 冷暖房の負担の適正化ということですが、使用料も今説明いただきましたでしょうか。 じゃあ、まずただいまの説明では適正化を図るということでございましたが、消費税に合わせてということで、市民にとってはその消費税が上がる、さらには冷暖房費の負担もかかってくる、そして使用料等の見直しもあるということになると、非常に負担が重なるわけですが、どうしてこのタイミングといいますか、この負担が重なるようなタイミングで条例制定をされるのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 現状の課題といたしまして、ほとんどの施設における使用料の規定において、冷暖房使用時の使用料は各使用料の2割増しとすると定められているため、施設使用料の減免にあわせて冷暖房費も減免されている施設が多いということがあります。 行政監査においては、冷暖房費は実費徴収的負担と考えられ、冷暖房費の一部は最低徴収すべきとの指摘を受けていることから、施設維持管理費である冷暖房費の一部を利用者に負担していただくことにより、受益者負担の適正化を図るものでございます。 なお、施設使用料につきましては、前回の検討時には、平成26年4月に消費税率8%、続いて平成27年10月には10%に消費税の引き上げが予定されていたため、短期間に2回の増額となることから、10%に引き上げの際に消費税の増額分をまとめて転嫁することを決定いたしました。そこで、本年10月の消費税の引き上げに伴い、使用料を見直すものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 使用料の適正化と冷暖房をセットに見直すという御説明だったかなと思いますが、これまで行政監査でそういう指摘があったのも、私は承知をしているわけです。 しかし、施設を使用する場合、冷暖房というのは施設の使用料と一体的なものと私は理解をしてきました。例えばバスとか電車に乗った場合も、冬期間あるいは夏の暑い時期には冷暖房費がかかりますけれども、特にそれに負担が、乗車賃が高くなるわけではないんですよね。 例えば部屋を利用した場合には、当然電気代もかかれば、水道を使えば水道料もかかるという中から、冷暖房だけあえてその別に負担をしていただくというようなことになった理由をお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 冷暖房使用料につきましては、これまでの規定でも、冷暖房使用時の使用料は各使用料の2割増しとすると定められておりまして、冷暖房を使用した場合には徴収することとなっております。 今回の見直しでは、施設使用料の減免にあわせて冷暖房費も減免されている施設が多いこともあり、行政監査において冷暖房費は実費徴収的負担と考えられ、冷暖房費の一部は最低徴収すべきとの指摘を受けていることから、施設維持管理費である冷暖房費の一部を利用者に負担していただくことにより、受益者負担の適正化を図るものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今までの規定は2割増しということになっていたのは承知をしております。しかし、使用料を減免するというのは、施設の目的に沿った使用をするということだというふうに理解をしてるんですが、だったらその使用料が減免になれば、冷暖房費も減免にすると、私はそういうふうに理解をしてきました。 他市の状況、もしおわかりならちょっと教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 他市の状況ということでございます。平成30年6月に県内7市町に照会を行った結果、5市町が冷暖房使用時の使用料を割り増ししております。施設使用料に含んでいるのは、鯖江市と坂井市の2市でございました。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そこで、使用料を減免しても、冷暖房費だけ別に負担をしていただいている自治体は、その5市の中でありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 5市町が本市と同じように冷暖房使用時の使用料を割り増ししているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) お聞きしたかったのは、使用料を減免しても、なおかつ冷暖房費だけ別にかかっている自治体があったら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 5市町は割り増ししているということで、別に取っているわけではございません。割り増しして取っているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今回越前市は、今まで使用料に2割増しという冷暖房費があったわけですが、使用料を免除しても、冷暖房費だけ負担をしていただくというのが今回の見直しかなと思うので、そういう対応をとってる自治体があったら教えてくださいということです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 先ほどの例でいきますと、取ってないということでございます。本市が初めてです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうすると、このように冷暖房費だけ使用料が免除になっても負担をお願いをするというふうになっているのは、あるいはなるのは、越前市だけという理解でよろしいですよね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 本市が先進的に始めるということになると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ここは先進的なのか、そこはちょっと市民にも御理解してもらわなあかんところだと思いますが、今回使用料の見直しは、合併以来見直しされてこなかったものを一斉に見直すということは必要なんだろうとは思いますが、今説明いただきました適正な価格に見直すというその適正の考え方、基準がおありでしたらお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 今回施設使用料の価格の考え方でございますが、施設使用料の改定額につきましては、前回の見直し時からの消費税改定に基づき算定いたしまして、100円単位で適宜切りのよい金額としております。ただし、現在の金額が低額であり、100円単位で切り上げると大幅な値上げが生じるものについては、据え置きとしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今回のこの条例の制定にあわせてというか、使用料の見直しの中で、これまでは一般的に午前中9時から12時、あるいは12時から5時、5時から10時という、午前、午後、そして夜間に区分されてたのが多かったかなと思います。また、1回という使用の設定が多かったかと思うんですが、今回使用料を1時間単位で、冷暖房費は1回という設定になってるようですが、1時間単位に設定した理由がおありでしたらお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 今回の見直しでは、既存の施設使用料に消費税増税の改定分を加算すること、施設の利用実態に合わせた適正な使用料の設定を行うことを基本方針としております。各施設の利用状況や設定金額を改めて見直した結果、1時間単位での徴収が適切であると判断された施設については、徴収方法を改正した上で、消費税相当分を盛り込んだ時間単位で使用料を設定しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうすると、これまで例えば午前中2時間の会議をするということであれば、準備して後始末というようなことになりましたが、その1時間単位というその1時間の中は、実質な会議なのか、あるいは準備、後始末等はどのように考えられるのか、お聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 施設使用料とは占用使用料でございまして、利用者が施設設備を利用する時間全てにかかることは従来どおりでございます。超過時間管理については、申請に基づき利用を許可するものでございまして、各施設管理者が適正に運用していくものと考えております。これも従来どおりでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうすると、準備に入った時間から、後始末して掃除して出る時間までというふうに理解をさせていただいていいんですかね。それが1時間単位で設定されると。 ちょっとそうすると、窓口でもめごとが生じるような、例えば何分超えたよみたいな話になると、非常に市民の皆さんの中にも混乱というか、非常に使いにくいなというような印象を与えるように思いますが、その点はどのようにお考えですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 1時間単位に改める理由としまして、例えば夜間ですと5時から10時という一体となってしまいます。それを利用者の要望もございます。もうちょっと自分たちの使う範囲で時間を設定したいということから、そういった施設については時間単位に改めたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) いや、そのことは今説明していただいてわかるんですが、窓口で混乱を起こすことがないのか。例えば市民が非常に使いにくいなという印象にならないのかどうか。ここは弾力的にやられるかどうかということに、厳密になるのかということなんですが、その点はどのようにお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) これまでどおり、各施設管理者が適正に運用していきますので、そういったもめごとにはつながらないというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 適正にということですが、そこで今回の使用料の見直しの中に、今までは中学校以下、高校生あるいは大人という区分がありまして、中学生以下が省かれたところがあるんですね。これの考え方はどのように考えているわけですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) ちょっと個別の施設の案件なので、ちょっと後ほどお答えさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) じゃあ、後ほどそこら説明できる段階でお願いしたいと思います。 公民館では現金を扱わないと、過去の犯罪というか、他市のいろんな課題があって、そういうふうになっているんですね。そうしますと、減免された、ほぼ公民館は目的によって利用していけば、八、九割は減免されてるわけですが、冷暖房費だけ納付いただくというようなことになります。そうすると、納付書を発行する、あるいはそれを持って市民は銀行等で使用料を納めるという、こういう煩雑さが生じるわけですね。 また、ネットで予約した場合も、減免の場合はそれでいいのかもしれませんが、冷暖房費だけは別途負担をいただくという、これも非常に煩雑になるかと思うんですが、その点のお考えはどのようにお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 定期的に利用する団体が多い公民館などの一部施設につきましては、事務の煩雑さを避けるために、特例として一部後納を認めまして、1カ月まとめて徴収とするなどの運用で対応して、そういった煩雑さを避けることにしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) かなりの事務、煩雑になるわけですね。こうした場合、例えば負担が滞るということの滞納整理はどこが担当するんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 各施設を管理する担当課であると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 時間単位にすることで、例えば庭球場とか、あるいは東運動公園なんかの施設になると、3倍、4倍、5倍という膨れ上がる場合があるんですね。そんな使い方は多分しないとは思うんですけど、朝の9時から夜の10時まで使う、あるいは朝の9時から5時まで使うことになると、相当負担が今までの1回単位の使い方から2倍、3倍、あるいは極端にそれマックスで時間単位で試算すると、10倍近くになるところもあるんですよ。 それほど、もちろん中学生とかそういう子供さん、生徒さんのところが特に値上がりが高いんですが、そのことはどのようにお考えなんでしょうかね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 1時間単位の件につきましては、基本的には今までと同様な、5時間なら5時間単位を1時間単位に変えたということで、その急激な価格が上がるとかそういうことではございません。それは一部施設については、その施設特有の事情により価格の変更をしたんだということだと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 1時間単位に設定した理由ということでございますけれども、特に今回、市の施設使用料にあわせまして、教育委員会の所管施設のほうも使用料の改正をさせていただいたところでございます。 先ほど議員さんおっしゃいましたように、教育委員会のこれまでの施設につきましては、午前3時間、午後5時間、夜間5時間と、そういうふうな区分で設定をされていたところでございます。 しかし、今回見直しをするに当たりまして、教育委員会の所管施設の面積の大きな文化センターや、あるいはいまだて芸術館のホール、それとか体育館、そういったものにつきましては、例えば展示等か、そういった発表会等で使われることもございますので、そういったのはその従来の形態のままを継承することといたしましたけれども、今回それ以外の会議室等につきましては、1時間単位に統一をさせていただいたところでございます。 なぜ1時間単位というふうに設定したかという理由でございますけれども、まず、スポーツ施設、公民館等におきましての1回当たりの利用時間というのが、2時間程度が非常に多いという実態もございました。また、県内他市の料金設定も参考とさせていただいたところでございますけれども、1時間単位を単位としているケースが多く見られましたので、これらのことから、利用実態に合わせて1時間単位というふうにさせていただいたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今回の条例制定の趣旨というか、内容については説明いただきましたので、理解をさせていただきました。 次に、議案第18号市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてお尋ねをしたいと思いますが、この条例の見直しの趣旨、内容をお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 本条例につきましては、国の働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律におきまして、時間外労働の上限規制が導入されることに伴いまして、国や他の地方自治体におきましても同様な改正を行いましたことから、本市も同様の措置をとるため改正を行おうとしているものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 働き方改革法が改正されたという御説明でしたけれども、これに基づいて労働基準法も改正されて、民間企業におきましては、三六協定で定める時間外労働に罰則つきの上限規制がことし4月から設けられるということでございます。国家公務員についても、改正法の施行にあわせて時間外労働の上限を人事院規則で定めるということにしているようでございます。そういう方向にあるということでございます。 越前市の職員の中でも、現業職とか公営企業職は労働基準法の適用が受けられますが、本市の職員に対するこの上限規制はどのようにお考えか、お聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 本市の一般職の上限規定につきましては、原則1カ月につきまして45時間、1年につきましては360時間に設定をするものでございます。ただし、選挙事務ですとか雪害対応等のいわゆる他律的業務の比重が高い部署に勤務する職員に関しましては、例外的に1カ月に月100時間、1年につき720時間と設定いたしまして、さらに大規模な災害の対応等、真にやむを得ない場合には、さらにこの上限を超えることができるといった例外もございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今回の改正の趣旨というか、内容については理解をさせていただきました。 そうしますと、今回のこの一部改正によって、これまでの対応と変わる点がありましたら、お聞きをしたいなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 本市職員の超過勤務の管理の運用といたしましては、1カ月35時間または年間200時間を超えることが予想される場合には、所属部局長または総務部長の事前承認を必要とするという運用を行ってございます。今回の上限規制以上に厳格な運用を従前から行わせていただいているところでございます。 今後ともこのような労務管理を継続しながら、一方で職員の働き方改革を進めることで、超過勤務の抑制を図ってまいりたいというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。 それで、人事院は規則において、1カ月45時間を超えて超過勤務を命じることができる月数、先ほど御説明いただいたその45時間ですが、それについては1年に6カ月以内という制限を設けることになっているようでありますが、本市の場合はどのようになるのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 今回の上限規制につきましては、国の改正に準じて改正を行いますことから、国と同様の対応となりますけれども、本市の場合、先ほど申し上げましたとおり、今回の上限規制より厳格に1カ月35時間、年間200時間を超えることが予想される場合には、所属の部局長、総務部長の事前承認を必須としてございますので、運用上も適正な管理ができるものと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。200時間ですので、その6カ月以内になるだろうということでございますね。 そこで、この今御説明いただいた上限規制、これは越前市の今の現状の勤務実態には即した数字なのかどうか、その点のお考えをお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 今回の改正につきましては、さまざまな規模、職種を想定いたしました民間企業あるいは国家公務員の超過勤務の実態を鑑みての改正につきまして、本市が準じたものでございますので、先ほど申し上げましたとおり、本市独自の超過勤務管理基準の運用を厳格に継続することが何より重要であるというふうに思ってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今、厳格にと、きちっと対応されるという、あるいはされているということですが、そうした時間外の管理、適正にということですが、国も適正に管理しなさいというような指導もしているようですが、その上限管理の把握の仕方、どのように適正にしようとしているのか、お聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 職員の超過勤務の状況につきましては、命令を発する所属長におきまして把握されまして、健康管理上必要な場合には、具体的な指導を日常的に行ってございます。 また、全ての職員の超過勤務の状況につきましては、私ども行政管理課においてもシステム上で把握ができるようになっておりますので、業務の繁閑状況等の実態を見据えまして、各所属に対しましてもこれまでも必要な指導を行ってきてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 適正な管理に努めていただきたいと思います。 そこで、もう一点ですが、育児または介護を行う職員については、深夜勤務及び超過勤務の制限がこれまでもあったかと思いますが、この今回の条例一部改正によって、それに対する変更はないのかどうか、確認をしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 育児または介護を行う職員の深夜勤務または超過勤務の規制につきましては、越前市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の第9条に規定がございまして、今回の条例の改正によりまして、その規定に影響があるものとはなってございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 以上で私の条例の制定、一部改正についての質疑を終わりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 済みません。先ほど三田村議員の御質問の中で、使用料において中学生以下と高校生に分けられていたものが、その区分がなくなったものがあるように見られるがという御質問をいただきました。 私のほうで今ちょっと調べましたところ、市のスポーツ施設におきまして、庭球場、武生中央公園多目的広場、武道館、弓道場におきましてこれらの区分がありましたけれども、今回の改正においてこの区分をなくそうとするものでございます。 その理由でございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、今回の改正に当たりましては、県内他市の状況を調査をさせていただきました。それによりますと、ほとんどがその中学生、高校生という区分がなされていないことから、本市におきましてもその区分を改正させていただき、一本化しようというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。 もう一点お聞きしたいのは、その中学生と高校生の区分をなくしたということは、どちらの基準にシフトしようという検討がなされて、今回一本化されたわけですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) スポーツ施設の単価の話であろうかと思います。単価につきましては、1時間当たりに見直しをしておりますので、こちらのほう、どちらかに寄せるというよりも、ほかの市の1時間の単価に近い形で合わさせていただくという状況でございますので、どちらかに合わせるというものではございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 近藤光広でございます。質疑させていただきます。 議案第19号越前市市民交流センター設置及び管理条例の制定について、並びに議案第28号越前市生涯学習センター設置及び管理条例の一部改正について、これに絡みまして御質問させていただきます。 市民交流センターという形で、今まで市民ホールという名前の場所があって、そこでいろんな催しとか利用するような機能があったわけでございます。今回この市民交流センターという形の設置を行いまして市民の交流を、その隣には子ども広場等を用意して、市民の交流を図るという形のことは理解はできるんですが、何分にも今この交流センターと生涯学習センター、これがちょっと混在しているような感じ、イメージなんですね。市民の利用する側にしてみれば、ちょっとわかりにくいかなと。 ここに市民センターの目的として、生涯学習、子育て環境の充実等々書いてありますね。ここの生涯学習という言葉も出てます。そういう中で、所管として、私ちょっと、この生涯学習センターは生涯学習課ですね。それから、市民交流センターにつきましては市民自治推進課が所管するような形というふうな形で考えればよろしいんでしょうか、御答弁お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 市生涯学習センターにつきましては、市教育委員会の生涯学習課が所管する予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 市民交流センターにつきましては、総務部市民自治推進課が担当課になるというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 御答弁ありがとうございました。それで間違いないということで確認させていただきました。 それぞれの機能、そういうことで先ほどちょっとお話ししましたように、生涯学習という機能もございますので、そこら辺がちょっと、そのすみ分けというんですかね、そこら辺がちょっとわかりづらいというんですか、我々議員にとってもちょっとわかりづらいところがありますので、そこら辺を御説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 市生涯学習センターは、社会教育法という法律に基づきまして設置している施設でございます。市民に学習機会や学習活動の場を提供していこうという施設でございます。 一方、市民交流センターは、アル・プラザ武生の3階に多目的室や会議室などの貸し室や、市民団体のためのオープンシェアオフィスを整備し、市民の交流促進と市民活動の活性化を図るための施設と位置づけられており、幅広く市民や市民団体に御利用いただきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そうしますと、市民の方が比較的よく使われやすいというところでいきますと、市民交流センターのほうになるのかなと思います。今まで生涯学習センターはございましたので、そこら辺、使われていたそれぞれの団体さんとかそういう方たちの説明とか、そこら辺というのはきちんとなされているんでしょうか、御説明お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 市生涯学習センター及び市民交流センターの利用される方々への混乱の解消ということであろうかと思います。両施設の空き状況が簡単にわかるようなシステムが、今後必要になるのではないかなというふうに考えているところでございます。 また、例えば生涯学習センターのほうに申し込みにお越しになられまして、例えば学習センター、従来よりちょっと建物が小さいということがございます。そうすると、会議室があいてないような場合には、生涯学習センターの職員が市民センターの空き状況を調べて、この日はこの時間、こちらの学習センターはいっぱいでも、市民センターのほうはあいていますよと、そういったアナウンスというものをしていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そういうアナウンスというのは非常に大切だと思います。それで、例えば市民の方がそういう利用をするというときに、窓口として学習センターのときにはこちら、庁舎のほうにということになりますでしょうし、市民交流センターの利用の方たちは、済みません、そちらのほうという形になるんですけれども、そこら辺、行ったり来たりという形のようなことというのは想定できるんでしょうか。市民の方があっちへ行ったりこっちへ行ったりとか、ちょっとそういう形というのはないもんでしょうか、どうでしょうか。ちょっと簡単に説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 現在、地区公民館等におきましても、インターネットを介しての施設予約というものができるようになってきております。そういった機能を活用いただくことで、あちらこちらに移動いただかなくても、施設の利用というものができるようになってきておりますので、そういったこともお勧めしていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 今ちょっとお話、そのインターネットを使ってという形ですね。これは使われる方がそのインターネットを利用してという形で、それもやっぱり高齢者の方々が使いなれてないという方がおありかと思うんですけど、そこら辺のサポートというのはどう考えていらっしゃいますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) インターネットが使えない方に関しましては、書類での申請につきましても受け付けをしておりますので、両方の対応をしていきたいと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) わかりました。滞りなくというんですか、使われる市民の方が使いやすいということが、やはり市のそういう施設を利用するということは、積極的に利用できるような形というのは、やはりそういうわかりやすく、そして親切にということで対応していただくということが大切かと思いますので、その対応をよろしくお願いしたいと思っております。 なかなかちょっと今そのすみ分けというのがよくわからないという部分は、やっぱりどうしても残ってくる部分はあるのかなとは思います。それで、今後市民にわかりやすくするためというのを、広報とかそういう形でやっていただくことになるかと思うんですけれども、庁舎のほうに来られて、全くわからない方が来られたときに、案内とかそこら辺というのもきちんとしていただくような形ということはどんなもんでしょうか。イメージとしてちょっとお答えしていただけるとありがたいんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 生涯学習センターのほうには職員を在駐させますので、そちらのほうで対応を図っていきたいと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) この問題は、結構まだわかりづらいところが多々あるかと思います。そこで、初めてのこういうケースでございますので、建物も2つに分かれております。そういった関係上、非常にわかりづらいところもあるんですけれども、これから利用される方にとって、今まで市民ホールというのがあって、そこを利用して展示会とかしたということなんですけれども、今市民ホールというんですか、庁舎にできるホールというのは、やっぱり今までの市民ホールよりは小さいという形でございますので、それはあいぱーく今立を利用するとか、いろいろ分散型でそういう施設も利用するという形になってくるかと思います。 例えばもっと大きくいろんな利用する、例えば市の総合文化祭とか、そういう形で今まで市民ホールを使っていたケースが、やはりちょっと使いづらいということで、今例えばシピィの2階のホールを使ったりとかという形で、ちょっとその話もお伺いしたら、パネルを向こうのほうに置いてあるとかという話も以前お聞きしてます。 そういう形で分散型でそういう施設を利用するという形になるかとは思うんですけれども、やはりそこら辺の今後もそういった機能も充実できる方向に持っていっていただきたいなというふうには、この質問とはちょっと離れてる部分はあるんですけれども、思う部分はございます。 市民の皆さんにとっては、いろんなニーズがございますので、そこいら辺の考え方というのはおありであれば、ちょっとお聞かせ願いたいなと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 今建設中の生涯学習センターのほうにもホールが設置予定でございます。実際にそちらのほうを活用いただいて、展示等もお使いいただきたいというふうに思っておりますし、今議員おっしゃられましたように、シピィの2階のほうで現在市民の文化祭等の展示をしていただいているところ、あるいはいまだて芸術館のホールをお使いいただいていたりしてるところでございます。 それぞれのその展示する作品の数とかによって、その面積等も変わってくるかと思いますので、そういったそれぞれの活動がしっかり発表、芸術文化の発表ができるように、私どもも対応していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) ありがとうございます。昨年の福井国体でスポーツ関係、かなり施設は充実してまいりました。文化的なそういう施設とかそういうものは、またこれから、費用がかかる部分もございます。 ただ、やっぱり知恵を使っていろいろと施設を利用していくということは大切なことなんですけれども、やはり市民にとっていろんな要望がございますと思いますので、今の御答弁のとおり、市民のニーズに従った形で、沿う形で、これからも考えていっていただきたいというふうに思います。 今までのこの質問の中でのこの使い勝手ですね、そこいら辺の話は、十分にこれからも対応していっていただきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ちょっと今との質問と、近藤議員の質問と関連することなんですが、先ほど生涯学習センターは社会教育法を根拠法令とするという、そういったことをお聞きしました。そしてまた、市民の間では生涯学習センターが場所がなくなったということで、非常にやっと位置づけられるという、そういう待望論の方もいらっしゃいますし、しかしまた、今回越前市市民交流センター設置という、そういった設管条例も出てくるというようなことで、この違いは何だろうという戸惑う市民の方もいらっしゃるという、そういったことをお聞きをしておりますので、まず生涯学習センターを待っていた者として、ちょっとお聞きをするんですが、市民交流センターの設置の根拠法令は何か、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今ほど根拠法令の御質問でございますが、今回の設置管理条例であるということになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 私が聞きたかったのは、公民館は社会教育法に設置をするというそういった根拠法令があるということなんですが、市民交流センターは、今ちょっとお聞きしますと、特にないのかなと思うんですが、それでいいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) そういった意味での根拠となりますと、地方自治法になろうかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 先ほど近藤議員の質問の答えの中に、やっぱりより多くの市民の方が交流する形での市民交流センター、市民センター、そしてまた生涯学習センターということでお聞きをしたのですが、やはり社会教育法によりますと、より多くの住民が交流して、そしてまたそれぞれの地域活動とか人づくりとかそういったことを活発に行うと、そういった位置づけであるならば、社会教育法を根拠とする公民館、生涯学習センターという位置づけで、市民交流センターも生涯学習センターの別館であったり、〇〇館だったり、そういった位置づけができないのかなというふうに思っています。 より地方自治法ではなしに、社会教育法というところの根拠されるその法令に基づくそういった施設のほうが、より市民のほうにわかりやすくて、利用もしやすくといいますか、一つの大きな方針、目的のもとに交流して学び合う、そんなことができるような施設になるのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 市民交流センターにつきましては、市民団体の活動のためのオープンシェアオフィスを整備しまして、多世代の市民、団体をつなぐ居留施設としまして、市民団体の事務所等を集約することによりまして、多様な団体、人の交流による相乗効果をつなげながら、市民活動の一層の促進、団体間の連携強化、活動の活性化を図るという目的でつくるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本議員、交流センターの質問は総務委員会で。 ◆(橋本弥登志君) わかっています。そうですね、そのつもりでいて、教育委員会のほうにちょっと、学習センターとしての位置づけができないのかなということでお聞きするつもりだったんですが、余り意味が伝わってなくて。 私、総務委員会ですので、そこでまた交流センターについてはお聞きしますが、教育委員会といいますか、そういった生涯学習を行う、社会教育を行う立場として、そういった位置づけをして、しっかりとそれぞれ社会教育を目指していくという、そういった取り組みができないかなというところでお聞きをしておりますので、ちょっと何か見解がありましたら。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 西野教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(西野吉幸君) 今ほど総務部長のほうが答弁しましたように、市民の交流の促進と市民活動全般的にわたってのいろんな多様な使い方ということを前提としたのが、市民交流センターかなというふうに思っております。 私ども教育委員会が所管いたしますのは、生涯学習の学習機会あるいは学習活動というところに非常に限定した形に逆に言うとなってしまうという部分もあって、今回そういう分け方をしたということではないかなというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今局長のお答えでいきますと、やはりそういったことを包括してやっていくのが社会教育かなというふうに思っております。やっぱり社会に出てそれぞれ学び合って、地域づくり、人づくりをやっていく、そしてまた、いろんな活動、団体活動も行っていくというのが、やはり社会教育の根幹かなというふうに思っておりますので、そういったところでもう少し色を出したほうがよかったかなと思いますが、これはちょっと気づいた意見で終わります。 ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 議案第16号、議案第17号、議案第18号及び議案第19号の4案については総務委員会に、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第27号、議案第28号及び議案第29号の8案については教育厚生委員会に、議案第25号及び議案第26号の2案については産業建設委員会にそれぞれ付託いたします。  ================ △日程第15 議案第30号 ○議長(川崎悟司君) 日程第15議案第30号福井市及び越前市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議についてを議題といたします。 それでは、本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 議案第30号については総務委員会に付託いたします。  ================ △日程第16 議案第1号 ○議長(川崎悟司君) 次に、日程第16議案第1号平成30年度越前市一般会計補正予算第8号を議題といたします。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) おはようございます。 ただいま議題となっております補正予算について質問させていただきます。 まず、41ページの市民交流センター整備事業から2点質問します。 施設整備工事費1億9,935万6,000円からまず質問させていただきたいと思います。 この事業内容についてお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 市民交流センターの市民利用機能を整備するための費用となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 市民センターを設置するための工事費ですよね、これね。いいんですね。 この施設利用料金がこの中には示されております。ここの使用料を見せていただくと、公益団体は使用料金80%減免とされております。まず、旧生涯学習センターでは、ほとんどの登録団体は無料で利用していたと思うんですね。それが今回はまず80%減免となっているということは、20%は皆さんお払いくださいというふうにとればよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今回の減免につきましては、8割減免の場合には2割分をお支払いいただくという形になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ここは結構登録団体、今までたくさんあったんですね。そして、皆さん結構利用料金を払わずに使ってらした。特に社会教育団体におきましては、生涯学習センターの中に特別な部屋を設置させていただき、その中で自由に部屋を使うということをしておりました。それが、これからはそのような社会教育団体に対しても、20%お払いくださいというふうにとればよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 減免どおりというふうな規定になってございますので、そういった場合でも2割を御負担いただくという形になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) なかなか理解できない団体もたくさんあると思います。その点に対してしっかりとした形で説明していただかなければ、この20%の部分、まだわかってらっしゃらない団体がありますので、ぜひその辺よろしくお願いしたいと思います。 それとあと、4階で今駐車場の利用者認定を行って無償化しています、駐車場を。先日の説明の中で、3階の利用者に対しても駐車料金は無償化しますよということをおっしゃっていました。 今管理事務所が1カ所、4階にあります。これから子ども広場ができて、そしてたくさんの貸し部屋ができて、利用者が無償で駐車場を使うことがふえると思うんですけれども、今設計図を見せていただくと、別に3階のほうに管理事務所がつくられるふうはない。ということは、この4階の管理事務所1カ所で全てを処理するというふうにとればよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今ほど3階の市民交流センター、子ども広場のスペースの部分につきましても、一応管理するスペースというのも置いてございますので、そちらのほうで処理する形になろうかというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 管理場所というのが、前説明いただいた設計図の中ではちょっとわかりづらい部分があったんですが、どの辺をおっしゃってるんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 市民交流センターのオープンシェアオフィスがあろうかと思いますが、そちらの北側、ちょうど駐車場から入ってこられた突き当たりぐらいの場所のところに管理室を設けております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) わかりました。 それでは、そのための管理者も置くというふうに考えてよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 管理運営費につきましては、一般会計のほうでお出しをさせていただいておりますが、そちらのほうで予算計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) その分に関しては、当初予算のほうでまた質問させていただきます。 それと、コアスペースがふえるということで、簡単な打ち合わせとか、それからセンターを利用する方がふえると思うんですね、簡単な形で。そうすると、あれは判こをもらわなければ駐車料金無料にならないんですけれども、どんな方がいらしてもどこかで判こを押していただけるということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 3階及び4階を御利用いただく方につきましては、これまでも4階利用の場合に磁気処理のほうを行って無償化をさせていただいておりますが、同じように3階フロア利用されている方につきましても、同じように事務所等で磁気処理を行いまして無償化するという予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) フリースペース、コアスペースというのができますよね、今度。そうすると、全く担当する課を関係なしに利用される方がふえてくると思うんです。車でお年寄りが時間をちょっと潰しに来て、そこでみんなでお話しして、さあ帰ろうかというときに、その方たちどこへ判こをもらいに行くと思います。やはり子ども広場のところへ行って、判こ下さいという形にすればよろしいということですか。 その辺、細かいことが多分これから出てくると思うんです。その辺に対して、どの辺までを無償化できるか。もし無償化できないんであれば、きちっとした形を市民に伝えるということをしなければ、行ったけれども、判こもらう方法も知らないしという方がたくさん出てくると思いますので、その辺はしっかりとやっていただきたいと思います。 それから、これちょっとここの部分には、駐車場の設計には入ってないんですけれども、昨年雪が降ったときに、3階、4階、もう2階から上ですけれども、雪で上使えなくなったということがありました、何日も。それは知ってますよね。駐車場がもう滑って危なくて、上には上げられないということで、車どめが置かれたということが現実にありました。 そういうことを考えたときに、やはり建設段階のところで、どういう形で駐車場の凍結をとめるための処置をするかということも、今度5月から駐車場整備入ると思いますので、その辺の対策もぜひ考慮していただきたいと思いますので、その辺、要望でお願いいたします。 次にですが、庁舎備品のところ、1,260万円から質問させていただきます。 この中には貸しロッカーの設置費用というのが入ってると思うんです。その貸しロッカーに対して、その貸しロッカーがどれぐらいの数設置されて、その料金体制がどのようになるのか、ちょっとお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 貸しロッカーの御質問でございますが、貸しロッカーにつきましては、小さいロッカー、大きいロッカー、2種類用意をさせていただきますが、小さいロッカーにつきましては個数にしますと64個、大きいロッカーにつきましては20個の購入を予定をしております。 数の算定につきましては、市民団体等の活動で用いる機器、備品などを収納するための貸しロッカーについては、勤労青少年ホームの利用団体の方であったり、NPOえちぜんの加盟団体を初めとしまして、利用が想定されます各種団体等に対して、庁内関係課を通じまして事前に利用希望を調査いたしまして、その回答をもとに貸しロッカーの数の設定をいたしておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今、数は言いましたけど、料金はお取りになるんですよね。よろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 料金の件でございますが、小さいロッカーにつきましては年間使用料としまして3,000円、大きいロッカーにつきましては6,000円を徴収をさせていただくようになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今でもそうですけど、センチュリープラザの中にNPOセンターがあります。あの中に貸しロッカーがあるんですけれど、あそこのロッカーの使用料は幾らになってるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) NPOえちぜんのロッカーなんですか。あそこは無料になってるかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) そうなんですよ、無料なんです。今、これは受益者負担が必要だということで多分お取りになるんだろうと思うんですけれども、今いろんな団体が市民活動してらっしゃいます。その活動をしている方たちの中から、あのロッカーどうにかならないという声が幾つも上がってます。ただでさえ運営が大変なのに、今ここでまたロッカーまでお金取られるのと。越前市は市民活動って応援してくれないんかねという声がたくさん上がってきてるんですけれど、その辺、減免をするとかという形はとられないんでしょうか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) ロッカーにつきましては、費用を頂戴するという形になります。ただ、ロッカー等を利用いただければ、この市民交流センターでの会議スペースであるとかそういったところは、無料でお使いいただけるという形になりますので、御理解いただきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今、会議スペース無料とおっしゃいましたよね。さっき20%負担というのは、あれは誰が負担するんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 済みません、今ほどの会議スペースといいますのは、オープンシェアオフィスの中のスペースということになります。有料になりますのは、それ以外の一般に御利用いただく貸し館としての会議室並びに多目的室という形になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、オープンシェアオフィスの中に、自由に使えるスペースがたくさんあるという形でおとりすればよろしいんですか、理解すれば。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 十分にという形にはならないかもしれませんが、一定程度共有で利用いただける会議スペースは用意してございますので、そういったところにつきましては、各種団体利用し合ってという形になりますが、その中で御利用いただければというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、ロッカーを利用した、今64団体と20団体で84団体に関しては、好きなときに好きなように、あいてれば利用していただけるということですね。かなりの人数が入れるだけのスペースがあるということでとってよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今ほどのロッカーのほうは、それだけの数用意をさせていただいておりますが、今現在、御利用いただくということでお聞きしておりますのは、そのうち50ほどになります。 ただ、先ほども言いましたように、一度に集中をして皆さんがお使いいただけるようなスペースまではございません。そういったところはお互いに譲り合いながら、調整しながら、御利用いただくという形になろうかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 何かよそのNPOを応援している自治体に比べて、ちょっと何か寂しいなというのを感じるのは私だけかもしれませんけれど、もうちょっと広いスペースの中で自由に使えるような形で市民団体を応援していただければ、これは市民活動というのは越前市の力になると思うんです。そのことを考えると、やはりもうちょっとした利用者に対する助成というか、力をかすということも必要だったんではないかなと思いますので、この市民交流センターの整備に関しては、いま一つ理解できない部分があります。 それはよしとしまして、次に移ります。 45ページの子ども広場事業整備事業、同じ市民交流センターの中にある子ども広場なんですけれども、この子ども広場についてちょっと説明していただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この施設整備工事費ですけれども、9,456万6,000円は、市民交流センターの面積の案分で計上させていただいております。 また、事業用の備品費1,552万5,000円は、手や頭を使って遊ぶゾーンと体を使って遊ぶゾーン、またその他に必要な備品を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 子供にとってとてもいい場所ができたなというのは感じます。 それで、ちょっと疑問に思うのが、当初の計画の中で、3世代交流の場としてここは使いますよというのを出されてたんですね。3世代交流というのが、この広場の設計図を見たときに見えてこないんですけれども、どういう形で3世代交流を出されたのか、その辺ちょっとお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) ここで申しますのは、手や頭を使って遊ぶゾーン、こちらのほうに伝承遊びや、また昔の遊びなどができるゾーンになっておりますので、こちらのほうで交流センターにお見えになった方などについても、また子供と触れ合っていただいて交流をしていただければと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) しっかりとした形でその3世代交流というのを出してるんでしたら、孫を連れたおばあちゃん、おじいちゃんがそこへ来て交流するのではなくて、誰でもが行ける場所ということをもうちょっと広い形で伝えていただかなければ、その辺わからないと思います。 11月には使用開始になるわけですけれども、しっかりと年代とか性別とかを問わない形で、誰でもが利用できるんだよというようなことを、市民にこれから先伝えていっていただきながら、計画を進めていっていただきたいと思いますので、その辺要望させていただいて、質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ただいま議題となっております議案第1号平成30年一般会計補正予算、予算書の47ページ、合併処理浄化槽設置整備事業補助金がありますが、この内容についてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 合併処理浄化槽設置事業1,560万4,000円の内容でございますけれども、今回の補正予算につきましては、当初想定よりも合併処理浄化槽設置に対します補助申請件数がふえてきており、これに対応するためのものでございます。合併処理浄化槽22基分1,560万4,000円の増額予定となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。22基分、想定よりも年度末でふえてきているということで理解させていただきますが、この22基分を見込んで、今年度の設置数は合計で何基になりますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) ただいまの22基分を足しまして、本年度当初の想定165基に対しまして、2月13日現在で175基の申請が出ているところでございます。本年度末をもちまして187基になるというふうに見込んでいるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 合併処理浄化槽の整備については、平成22年度に策定された下水道の基本構想がありまして、それから市民に公平性を担保するということから、8年間、この今補正に上がっている促進型の支援が続けられてきました。これまでの補正22基を含めて、この8年間の促進型の実績はどのようになってきたのかということと、もし今回の補正の22基を含めて、合併処理浄化槽地域における合併処理の設置、いわゆる普及率ですが、おわかりでしたらお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 促進型補助利用によります8年間の合併処理浄化槽設置基数につきましては、828基となっております。 次に、合併処理浄化槽整備区域におきます合併処理浄化槽の設置基数につきましては、補助適用外のものもございまして、正確には把握できてないと。いわゆる申請で出てないものもございますということでございますので、この合併処理浄化槽整備計画におきます合併処理浄化槽の設置基数につきましては、詳しくお答えはできませんけれども、普及率並びに水洗化率、こういうものにつきましては、私どもでは約6割になったというふうに推計で確認しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 約60%の普及率ということですが、そうしますと、今回のこの補正含めた今年度の設置を含めて、地域ごとあるいは地区ごと、町内ごとの整備状況、整備率、普及率、そういうものをどの程度把握されているのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 合併処理浄化槽の設置基数につきましては、補助制度を利用されている浄化槽数、これにつきましてはしっかりと把握しておりますし、また市の浄化槽維持管理協会、ここに加入されている浄化槽数、また合併処理浄化槽整備区域におきます現在での単独処理浄化槽、それからくみ取り式トイレ、くみ取り式の世帯、そういったものの数は把握しておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり補助制度を利用せずに設置された合併処理浄化槽、それから市の浄化槽維持管理協会に未加入のものというものがございますので、こういったものにつきましては正確に把握し切れてないのが現状でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 現状は理解をさせていただきました。これ以上については、また当初予算あるいは一般質問のほうで聞かせていただきたいと思います。 ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 本案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分については、お手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第17 議案第2号~ 日程第23 議案第8号 ○議長(川崎悟司君) 日程第17議案第2号平成30年度越前市下水道特別会計補正予算第3号から日程第23議案第8号平成30年度越前市工業用水道事業会計補正予算第2号までの7案を一括して議題といたします。 本7案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 質疑を終結いたします。 本7案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分については、お手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第24 議案第9号 ○議長(川崎悟司君) 日程第24議案第9号平成31年度越前市一般会計予算を議題といたします。 この際、申し上げます。 本案の質疑については、去る2月13日開催の議会運営委員会での協議により、予算科目に沿って3つに区分して質疑を行うことといたします。その区分については、お手元に配付いたしてあります質疑区分表により行いますので、議員各位におかれましては議事進行に御協力お願いいたします。 なお、議案の質疑につきましては、一問一答方式により、1議員につき答弁を含めて3区分を合計して40分以内の時間制限により行います。 また、質疑に当たっては、該当ページを述べてから質疑に入ってください。 それでは、本案に対する質疑に入ります。 まず、区分1、歳入及び歳出第1款議会費から第4款衛生費までの質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) 加藤でございます。総務費関連で質疑をさせていただきたいと思います。 予算書の85ページであります。下のほうですけれども、一番下のほうの2番目のコミュニティー会館整備支援事業であります。 まず、この事業の概要を御説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) コミュニティー会館整備事業の概要でございますが、コミュニティー会館整備等支援事業につきましては、地域コミュニティー活動の拠点となります町内集会所等を新築、増改築、修繕、バリアフリー化等の整備を行う場合に、集会所等を所有します町内会に対しまして補助金を交付いたしまして支援を行うというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) それで、以前もちょっとお尋ねさせていただいたときがあるんですが、これまでの実績につきましてもあわせてお尋ねしたいと思います。新築、増改築であるとか、あるいは大規模改修とか、そのほかバリアフリーとかいろんな今種別があったかと思いますが、お願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) コミュニティー会館整備等支援事業のこれまでの実績でございますが、合併後の平成18年度から今年度末までの見込みを申し上げますと、集会所等の新築につきましては11町内、大規模修繕につきましては17町内、耐震診断では21町内、耐震補強工事で7町内、バリアフリー化改修で24町内となってございます。なお、増改築と空き家等につきましては、実績はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ありがとうございます。18年からということで、結構十数年来の期間が要しております。なかなかぱっと見た目、なかなか進まないという状況もあるようにも思うんですが、新年度の予定とか計画などは、もう既に今までにも各町内からも出ている部分があるかと思うんですが、それらの数字的なものもちょっとお尋ねしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今年度31年度の予算でございますが、165万7,000円計上させていただいておりますが、内訳としまして、コミュニティー会館の耐震化促進事業補助金といたしまして、町内会集会所の耐震診断で3町内53万4,000円、耐震化補強工事で1町内42万3,000円、バリアフリー化改修事業補助金で2町内70万円の計165万7,000円を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、先ほどの数字はもちろん新年度ということで少ないんですけれども、それなりに各町内ごとでも、自分たちもそうなんですが、結構建ってから30年、40年たっているところがあります。そういった意味で、一定工事を進めたいなという、そういう地元の方の要望とかもあるようですけれども、なかなかそれについては、やはり一旦工事に入るということになれば、数十万円ではきかずに、やはり100万円、200万円、それ以上の単位ということになってしまいます。 そういった意味で、地元の方からも、ある町内からも、集会所の耐震化はもちろん進めていきたいんだけれども、工事の見積もり具体的にとってみたら、想定外の高額ということで、ちょっと今足踏みしているということもお聞きをしております。 そこで、建物全体を直すことはできないんだけれども、建物の中のトイレ関係の改修なんかを優先して実施をしてきたと、そういうようなこともお聞きをしました。 そういった意味では、福祉関係とも結合しながらも、耐震補強とかバリアフリーとか、そういうようなことはしっかりと支援をお願いしたいなというふうに思います。 それから、先ほどの金額の面ですが、額面が昨年がここの部分では490万円余り、一昨年は355万円余りあったかと思います。今回は165万7,000円ということになってるんですが、このようにちょっと昨年とか一昨年に比べて約3分の1とか2分の1になった要因というのは、どういうようなところにあるでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) このコミュニティー会館整備等の支援事業でございますが、年度ごとの予算額の変動があるという御質問でございますが、当事業につきましては、事業開始の予定の前年度までに町内会の意向を確認をさせていただいております。その上で、毎年予算計上を行うことといたしております。したがいまして、年度ごとの工事費並びに採択件数の変化といいますか、数によりまして、予算計上額も変動いたしているという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ありがとうございます。なかなかその申請そのものが、手を挙げたいんだけれどもなかなかできないという、そういうようなところで、一層の後押しというか、あるいは要件の緩和も含めて、ぜひすぐという、すぐといっても難しいんですけれども、たやすく、何とか自分たちも頑張るから、市も応援してほしいと、そういった場合にちゃんと進むような形で、ぜひ相談の応対とか御支援、ひとつお願いしたいなというふうに思います。 それから、関連して、そのコミュニティー会館の整備支援事業補助金が70万円ということであります。これも多分、今この御回答のとおりのことかなと思うんですが、これは昨年が400万円、一昨年は225万円ということでついてたかと思います。この事業補助金の概要を改めて御説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今ほど御質問のコミュニティー会館整備支援事業補助金70万円につきましては、耐震化を有します町内会の集会所等につきまして、手すりの取りつけであったり床の段差解消などバリアフリー化の改修工事を実施する場合に、補助金を交付、支援をするものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということですが、いろんな形で会館の整備ということに使われていくかなというふうに思いますが、ただちょっと今回は額が余りにも少なかったので、お尋ねをさせていただきました。 一昨年の秋だったと思うんですが、去年もすごかったですが、台風被害ということでありました。一昨年の秋、地域のコミュニティー会館のほうで、これ、その年のたしか12月の議会でもお尋ねさせてもらったかと思うんです。 そのときの答弁でありますけれども、町内での自然災害に関する災害保険の加入状況が大きく異なっていることが判明したと。コミュニティー会館は町内での管理が基本で、保険についてはそれぞれの町内の事情により加入を判断することになる。しかしながら、今回の災害を教訓に、各町内に対し、災害発生時に適切な補償が受けられるよう、火災だけではなく、自然災害などにも広く対応する建物の損害保険への加入を、これからも呼びかけていきたいという御答弁を当時いただいております。 それからまた、今2年ほどたってきてるんですが、その後の各町内でのそういうコミュニティー会館の損害保険の加入状況はいかがでしょうか、お尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今ほど議員おっしゃっていただきましたように、一昨年の台風21号によりまして、町内集会所等が被害に遭ったことを受けまして、一次避難所として指定をされておりますコミュニティー会館を所有する町内会に対しまして、保険への加入の必要性について周知を行ってきたところでございます。 保険の加入状況につきましては、御町内の判断にもよるため、状況につきましては把握はいたしておりません。しかしながら、今後も、これまでも行っておりますが、区長研修会等の機会を通じまして、加入のほうは働きかけてまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ちょっと把握されてないということでありますが、できるだけぜひ把握していただきまして、まだのところはやはりお勧めというようなことも必要かなというふうにも思います。 また、当時、その建物周辺で樹木ですね、杉の木とか大きな木があるところがあるんですが、それらの影響によってコミュニティー会館の建物に被害が及んだことで、自然災害に係る建物の保険加入の呼びかけとあわせて、災害時の一時避難所としての機能が十分に発揮できるよう、建物周辺の環境を再確認していただく、あるいは樹木の手入れなど事前の対策を呼びかけたいという当時の御回答がありました。その後、これらの点についてどのようになっているでしょうか、進捗状況などをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 先ほど申し上げました保険への加入と同様に、災害に備えたコミュニティー会館周辺環境の適切な整備につきましても、各町内会に対しまして、これまでも区長会の研修会などの機会を通じまして、注意喚起含めてお願いをしてきたわけですが、今後もそういった機会を通じまして働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ぜひ積極的にお願いしたいなというふうに思います。 それで、以前ですが、地域のほうでも以前からこの間、随分とその周辺環境が明るくなったというか、結構鬱蒼としていたような樹木なんかも、結構きれいに剪定されたりというところも見受けられています。それからあと、コミュニティー会館だけじゃなくて、お寺とかお宮さん関連でも、結構そういう剪定なんかをまめにされているところも、最近目立ってきているようにも思っております。ぜひまたそういうようなところで、各コミュニティー会館のそういうありようなんかも、きちっと検討をお願いしたいなというふうに思います。 次に、耐震化促進事業補助金についてであります。これが95万円余りになっております。昨年が92万円、一昨年が129万円余りということですが、この補助金の概要を御案内いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) この耐震化促進事業につきましては、耐震診断を実施しまして補強プランを作成する事業と、作成した補強プランに基づき耐震補強工事を行う2種類がございまして、それぞれ町内会に対し補助を行い、支援をするものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということになっております。現在の耐震化の進行状況などはどのようになっているでしょうか、お伺いをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) この補助金の状況でございますが、開始しましてから本年度実施したものを含めまして、これまで耐震診断で21件、耐震補強工事7件の補助を行ってまいりました。 現在の状況でございますが、市内185施設のうち、昭和56年5月30日以前に建築をいたしました木造の集会所等で耐震化未実施のものにつきましては、36町内37施設となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、36町内37施設が未実施ということであります。先ほど来もありますように、その工事の必要性というか、そういうようなものはわかっているのだけれども、なかなか今手元にある町内の予算的には、それを実施するまでにはなかなか至らないというところが各町内でもあるように思います。ぜひそういうようなところにも市としても寄り添っていただきながら、いろんな助言であるとか支援、相談、そういうようなところを取り組んでいっていただけたらなというふうに思います。 そういうようなところは、やはり町内の方々が憩い集う、そういう場所なので、安全確保というのは非常に重要になってくるかなというふうに思います。 また、地区にある公民館の耐震化等は、後日小玉議員のほうからも一般質問の予定にありますので、またそこでしっかりと聞かせていただきたいと思います。 それでは、2つ目に入ります。 予算説明書95ページの戸籍住民基本台帳のところであります。説明2、戸籍住民基本台帳一般事務費3,448万6,000円、説明3、戸籍情報システム管理事業800万円のところであります。 この部分についてですが、平成27年10月以降、この戸籍住民基本台帳というか、個人番号カードが、俗に言うマイナンバーカードが通知されて、平成28年1月から発行されています。あれからおよそ3年余りたってきております。その後の状況などについてお尋ねしていきたいと思います。 まず、新たにこの中で機器設置委託料100万円、庁用備品費1,635万7,000円が計上されています。その概要をそれぞれ御案内いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 機器設置委託料につきましては、平成32年1月から新庁舎にマイナンバーカードや住民基本台帳カードを使って住民票などの証明を取得できるらくらく証明書交付サービスのための機器を設置する委託料となります。 次に、庁用備品費につきましては、戸籍等個人情報保管庫として耐火施錠電動回転棚倉庫更新に1,562万円、味真野、白山出張所での証明書発行のためのファクス機器更新に49万5,000円、証明書発行のための検印更新に24万2,000円を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) わかりました。いろいろと新しいところでいろんなものが入ってくるということであります。ちょっと高額であったので、今お尋ねをさせていただきました。 そこで、直近におきまして、この3年ぐらいたってきた個人番号カードですが、これの発行というか、これの進捗状況など、特に申請数であるとか交付数あるいは普及率なんかもお尋ねしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 個人カードの発行の進捗状況でございますけれども、本年1月末現在で個人番号カードの申請件数につきましては8,993件、交付枚数は7,816枚、普及率9.41%となっております。県内9市におきまして2番目に高い普及率となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、今数字をお示しいただきました。8,993件の申請で、7,816枚の発行ということであります。9%余りという普及率ということであります。 昨年の7月1日現在のことですが、全国普及の状況は、1,467万枚、11.5%だそうであります。また、福井県のほうでは当時は7.7%ということで、その当時の越前市は8.5%というふうに情報がなされております。 今の数字をお聞きすると、そこからさらにちょっと前進した形で、まして今県内でも2番目に高いというふうな普及率でありますが、それでもなおかつやはり数字だけを取り出してみますと、10人に1人ぐらいしか所持していないのが実情ということになります。何でこんなにも普及率というか、このカードが広がっていかないのかなと。端的には、そもそもこのカードって一体何やというふうなところが問われたりもするんではないかなというふうに思います。 そこで、現時点においての問題点、課題ということですが、市民へのお得感というのは、この間醸成されたのでしょうか。現時点での利用可能となる具体的なサービスなども、ちょっと改めてお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 現時点での課題につきましては、国が活用方法や実現までの工程などの全体像を国民に対して示すことができないため、カードを持つメリットや必要性を理解されている方が少ないということが考えられます。 市といたしましては、広報や丹南ケーブルテレビ、窓口で、市民の方々に丁寧に説明をしていき、カードの利便性などの周知に努めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今ほど御質問の利用可能サービスのことについては、私のほうからお答えをさせていただきたいと思いますが、マイナンバーカードにつきましては、本人確認のための身分証明書として利用できるほか、カードのほうに内蔵の、マイナンバーとは別のものになりますが、ICチップに電子証明書の機能がございます。住民票の写しや印鑑登録証明書などのコンビニ交付、確定申告の電子申請に利用ができるようになってございます。 さらに、国のほうが運営をいたしておりますオンラインサービス、マイナポータルを使いまして、行政機関からのお知らせを受け取ったり、自分の情報を保有する行政機関等に情報の利用履歴を確認したり、また子育てワンストップサービスが利用できるようになってございます。 ほかにも、現時点では、県内では本市のみの対応でございますが、図書館の貸し出しカードとして利用ができます。 また、北陸では2番目の取り組みとして、マイナンバーカードを使いまして、クレジット会社や航空会社などのポイント、そういったポイントを自治体ポイントに変換をいたしまして、地元の消費に利用できます地域経済応援ポイント、そういった事業を昨年の4月27日から開始をいたしております。 また、マイナンバーカードをパソコン等で使う際に必要となるカードリーダーにつきましては、昨年度プレゼントキャンペーンを行いまして、122名の方から申し込みをいただいております。 このように、本市はマイナンバーカードの利活用のための環境整備のほうにも積極的に取り組んでいるというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) いろいろと市側もいろんな工夫をされてきているなというふうにも思います。 ただ、二、三年前から政府が言うマイナンバーカードの利活用促進のロードマップでは、2019年までには8,700万枚という、そういう大きな数値目標を掲げていました。先ほどの数字でいけば、現時点ではその約5から6分の1ということで、全国的には非常に依然として大きなギャップがあるようにも思います。 これは私たちもこの間も、また今も思いますけれども、いろんなことでマスコミ等で報道されましたように、何やかやと情報流出であったり、あるいは漏えい事件というか、そういうようなものが後を絶ちません。対象となってくる私たち市民とか国民にとっては、それらの報道をいろんなところで聞くにつけて、不安感、不信感が払拭し切れないでいるのかなというふうにも思いますし、今総務部長からも御答弁ありましたが、もう一方でそういう利便性というか、そういうようなものに対してのどこまで便利なのかなというところが、いまいちちょっと普及の足を鈍らせている、そういうふうなところになっているんではないかなというふうに思います。 そこで、当時の市の事業概要の説明書では、証明書のコンビニ交付を開始し、市民の利便性向上と窓口の混雑緩和を図るということが目的になっておりました。 そこでお尋ねですが、昨年度の証明書ですね、いろんな各種証明書がありますが、今それの交付手続の件数はどのぐらいになっているでしょうか。そのうちマイナンバーカードによる証明書の交付手続の件数についても、おわかりでしたらお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 平成29年度の証明書の発行件数でございますが、住民票が3万9,536件、印鑑登録証明書が2万63件、納税証明書が3,059件、資産証明書が2,992件、所得証明書が1万5,029件、戸籍謄抄本が1万5,045件、戸籍の付票が2,185件となっております。このうちマイナンバーカードによる発行件数は、1,061件となっております。 なお、本年度4月から12月までのコンビニによる交付件数につきましては、2,468件と伸びております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、今数字的な細かい数字も発表をしていただきました。以前お尋ねしたときには、10万件余りということではお聞きをしましたが、これ総合計すると何件になりますかね。済みません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 失礼しました。平成29年度につきましては、総計9万7,909件、率としては1.08%、30年度につきましては、今12月まででございますけれども、6万6,961件、率といたしまして3.69%となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ありがとうございます。 以前よりは数字的には、平成29年は9万件余り、それから平成30年度は6万件余りということで、徐々に下がってはきております。 そういった意味では、窓口の混雑解消には徐々になってきてるのかなというふうにも思いますが、その現在市民課などでの関係課の窓口での業務での混雑状況は、その後解消されているのでしょうか。そして、このカードが発行されてからのその混雑緩和ということは、そういった意味で実質的には実現されてきているのでしょうか、あわせてお尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 窓口の混雑状況につきましては、休日明けや休日前、時間帯では午前10時から午後2時までのお昼前後に集中しております。待ち時間が長くなっておりますが、市ホームページで混雑する曜日や時間帯をお知らせをさせていただいております。 なお、マイナンバーが発行されてからの窓口の混雑緩和につきましては、マイナンバーカードの発行枚数が少ないことから、窓口の混雑解消には至っておりません。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということでありまして、確かに集中する時期とか、あるいは時間帯はあるかと思います。当初のですから窓口混雑解消というのは、多少はそういうふうな目的には沿っているのかもしれませんが、このカードが導入をされたから劇的になったということでもないんかなというふうにも思います。 そこで、私もこの間ちょっと利用したのが、住民基本台帳カードがあります。皆さんも持ってる方いらっしゃるんじゃないかなと思うんですが、この住民基本台帳カードについて、有効期限がもちろんありますということで、その有効期限はいつまででしょうか。また、市民の方への周知などはどのようになされていますでしょうか、お尋ねをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 住民基本台帳カードの有効期限につきましては、発行から10年となっております。平成27年12月限りで発行が終了しておりますので、一番長い有効期限は平成37年12月までというふうになります。 有効期限が近づきました市民の方々に対しましては、順次マイナンバーカードへの切りかえを封書で御案内をさせていただいているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、有効期限は10年間ということであります。私も再度表面のところを確認しましたら、まだちょっと数年間ありましたので、大丈夫だったかなというふうにも思います。 ただ、最近町内の方で、今立のほうへその申請に行ったら、ちょっと受け付けてくれなかったということも言われました。ちょっとその状況がわからなかったのですが、ちょっと理解不足というか、何か、あるいは期限的なところがあるんかなというふうにも思います。 今回の住民基本台帳カードなんですが、累計の交付枚数が、総務省の公表値ということでありますが、大体830万枚ぐらいということを聞いております。こういうカードの使い方、そしてまた先ほどの住民基本台帳カードとの絡みというか、今現在手元にあるそういうカードを、いまいちきちっと有効期限なんかも含めて周知徹底をしていただけたらなというふうに思います。 そこで、このカードなんですが、政府が目指すカードの普及促進策とか、あるいは将来の多目的利用とは、具体的にはどういうふうなものを指すのでしょうか、御案内いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 政府が2018年6月に、世界最先端デジタル国家創造宣言を閣議決定をいたしております。デジタル技術を徹底的に活用した行政サービス改革の断行を重点取り組みに掲げております。この中で、国民がすぐ使えて、簡単で、便利な行政サービスの実現を目指しておりまして、国民誰もが取得できる唯一の公的な身分証としてマイナンバーカードの活用を推進するとしております。 そして、将来の多目的利用の具体的な内容でございますが、先ほどお答えしましたとおり、マイナンバーカードにはさまざまに利用できる活用方法がございます。先ほどとちょっと重複しますので、その部分は割愛させていただきますが、今後デジタル改革が飛躍的に進む状況の中で、保険証であったり社員証としての利用を初めとしまして、これも先ほど言いましたが、マイナポータルを活用した新たな行政サービスや行政手続等の拡大など、マイナンバーカードの利用機会は今後大きくふえていくと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ありがとうございます。いろんな形で情報化社会ということで、電子のそういうふうな技術をもとにして、より便利にという方向かとは思いますが、一方では、やはり何といってもこの間のいろんな報道を見るにつけ、やはり情報の漏えいであったり、あるいは個人情報関連の問題が多々あるようにも思います。 今となっては、そういった個人情報というか、情報が立派な商いの対象になっているというのが現状だと思います。したがって、今後の中身が本当により厳しく問われてくるんではないかなというふうにも思います。間違っても悪用されることがないようにして、管理していっていただきたいなというふうに思います。 そういう中で、本当にそういった個人情報であるとかプライバシーというのが守られてくるのかどうか、そしてそのカード自体が紛失とか、そしてまたいろんな機会に情報漏えいなどのリスク、それへの対応策は十分あるのかどうかについても最後にお伺いをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) マイナンバーカードにつきましては、大切に保管していただくようカード交付時にお伝えをさせていただいております。また、紛失の際には、至急コールセンターへ連絡し、一時停止の処理をしていただくことを御説明させていただいております。さらに、マイナンバーカードの裏面に記載されていますマイナンバーが不用意に第三者の目に触れないようにしていただくために、全国で初めての取り組みとして、本市では保護シールをお渡ししているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 加藤吉則君。 ◆(加藤吉則君) ということで、万全を期してその点はお願いしたいなというふうに思います。 ただ、ちょっと気になるのは、これは今確定申告時期でもあるんですが、いろんな税務署であるとかほかの役所関係の窓口でも、この間マイナンバーカードをきちっと書きなさいというふうな指導がちょっと多いようにも思います。個人番号の記載については、ぜひ強要はしないでいただけたらなというふうにも思います。 なかなかこの番号の取り扱い方は、本当に大変だと思うんですが、その点でのフォローもぜひお願いして、私の質疑といたします。ありがとうございます。 ○議長(川崎悟司君) 暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。       休憩 午前11時48分       再開 午後 0時59分 ○議長(川崎悟司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号の区分1に対する質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 砂田です。私のほうからは、一般会計予算の総務費と民生費のほうから質問させていただきます。 まず、第2款総務費のほうからですけど、予算書の91ページにあります庁舎等建設費のところで、3、本庁舎建設関連事業とあります。この予算書の説明としての記載はないのですが、先般全員説明会のほうでお示しいただきました当初予算案の事業概要書の№2のところに、新庁舎包括委託業務と記載があります。まず、この新庁舎包括業務委託について、どのようなことをするのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 新庁舎包括委託業務でございますが、これにつきましては、81ページの庁舎管理事業の施設管理委託料の中に包括する業務委託料がございます。5,296万2,000円のうちでございます。 これにつきましては、新庁舎設備管理包括委託に含まれる業務につきましては、基本的に5つございまして、1つ目が施設設備管理業務でございます。新庁舎に導入している設備の点検整備、そして冷暖房設備や電話交換設備、受電設備等のさまざまな設備を対象とした点検設備でございます。 2つ目に、施設常駐管理事業ということで、開庁期間中に常駐業務におきまして配置しまして、設備管理に関する窓口となりまして、日常的な管理点検、簡易な修繕対応を行う、また巡回警備等も行います。 3つ目は清掃業務でございまして、開庁日に庁舎の日常清掃を行うということでございます。 4つ目は植栽管理業務、そして5つ目が宿日直業務でございまして、これは閉庁時間帯に業務員を配置いたしまして、窓口電話対応や施錠管理、警備等を行います。宿直は業務員2名、日直は業務員1名、そしてプラス市職員1名で対応いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 予算書の場所がちょっと違ったということで、その点は失礼いたしました。 今お示しいただいたように、新庁舎において、設備管理ですとか管理窓口などいろんな業務を一つにして業者に包括して委託するということで、わかりました。ありがとうございます。 業務の委託ということで、今までもさまざまな事業で入札などが行われてきましたけど、入札に参加する条件などがあったと思います。思いとしましても、やっぱり実績があって信頼できる業者選定が望ましいと思いますけど、今回の包括委託について業者の選定方法はどのように行うのかを、お考えをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 入札の方法はとのお尋ねでございます。 施設管理という業務の性質上、業務の仕様が事前に確定しているものでございます。したがいまして、プロポーザル方式ほどの企画競争性は求めないということであります。 しかしながら、価格競争性と企画競争性を両立させる総合評価落札方式を採用する予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) わかりました。入札といいますと、ちょっと価格のことだけ思いがちなんですけど、総合評価落札ということで、入札者が示す価格以外の要素も必要になってくるということで、わかりました。 この新庁舎は来年1月からの供用開始の予定となっておりますけど、この業者の委託先につきまして、いつごろまでに選定する予定でいるのかをちょっと教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 新年度早々に準備にかかりまして、総合評価方式で決定してまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) できたらいつ、何月ごろまでというのは、まだ決まってないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 今後検討してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) わかりました。いろいろセキュリティー面とかの業務も委託することになると思いますので、運用の試験等含めまして、なるべく早いほうがいいんかなとも思いますので、そこら辺、計画しっかりしていただきたいというふうに思います。 ただいまの新庁舎包括委託業務につきましては以上です。 続きまして、第3款民生費のほうになりますけど、予算書でいいますと123ページになります。保育園費の6、民間保育園施設整備事業というのがありますけど、こちらのほうはどこの保育園でどのような整備をするのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この民間保育園施設整備事業補助金ですが、対象となる園は西保育園になります。総事業費が3億8,531万8,000円で、国の保育所等整備交付金、国が3分の2、市が12分の1と、幼・保連携型認定こども園に移行するため、認定こども園施設整備交付金、幼稚園部分の補助、国2分の1、市4分の1です。越前市児童福祉施設等整備補助金、施設全体の対象経費の8分の1を活用しまして、国からの交付金が1億8,243万5,000円、また市の補助額が7,369万2,000円、事業者負担額が1億2,919万1,000円となります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) わかりました。民間保育園のほうも負担していただくということなんですけど、民間保育園から要望を受けて整備の補助をしていただくという、いい制度ではないかなと思いますので、了承いたしました。 次は、同じところの保育園費で、9番、保育対策総合支援事業とあります。3,078万2,000円ですかね、これについてですが、どのような事業をするのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この事業ですけれども、保育士の確保対策の一つで、保育士の業務負担軽減を図り、離職防止や働きやすい職場環境の整備を目的としました民間保育園対象の補助事業で、保育補助者雇い上げ強化事業と保育体制強化事業の2事業がございます。 この保育補助者雇い上げ強化事業は、子育て支援員や保育園等での実習などを受けた者を保育補助者として配置する費用を補助いたします。2,214万2,000円で、国が4分の3、県と市が8分の1になります。 また、保育体制強化事業は、清掃業務や給食の配膳、寝具の用意といった保育に係る周辺業務を行う者を配置する費用を補助いたします。これが864万円で、国が2分の1、県と市が4分の1になります。 平成31年度は、それぞれの事業につきまして8園が実施する予定となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) いろいろ詳しい御説明をいただきまして、わかりました。雇い上げという余り聞きなれない言葉だったりするんですけど、雇い上げ強化事業、そして保育体制強化事業といいますのは、今聞いた説明ですと、保育士さんそのものに補助をするとかじゃなくて、その周辺業務とか保育補助さんに対して支援を行う事業という認識でよろしいでしょうか。済みません、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 保育補助者の雇い上げ強化事業のほうは、人件費のほうの補助になります。保育体制強化事業のほうは、今申し上げましたように清掃業務や給食の配膳ですけれども、補助額がお一人月9万円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) わかりました。いずれにしても、保育士さんの負担軽減のための事業だということで理解いたしました。 また、この保育士さんの負担軽減につきましては、ちょっと一般質問のほうでもさせていただきたいというふうに思います。 私のほうからは以上です。ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 私のほうからは、区分1の、81ページになります。下のほうに行きまして、2番目の人口問題・定住化促進対策事業1,162万4,000円でございます。 まず、この事業の内容について御説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 本事業は、総合戦略の基本目標であります本市のイメージアップを推進するため、市の魅力の発信、定住化促進に向けたさまざまな情報を、東京や大阪などで開催される移住・定住フェアへの参加やメディア等を活用して発信しているところでございます。 また、新年度におきましては、市総合戦略の改定を行ってまいりますので、総合戦略のシンポジウムの開催や本市の産業動向や各種経済指標、人口動態分析等を踏まえた市人口ビジョンの修正業務の委託等々を計上しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 今理事の説明におきまして、昨年度のたしか予算が509万2,000円だったと思うんですね。それで倍になったということで、理事のほうからは、日経の記事の掲載とかシンポジウムというところに予算を計上したということでよろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 増額の主な理由でございますけれども、先ほど御説明しましたシンポジウムの開催経費、これで300万円予算を計上しております。あと、市人口ビジョンの修正業務の支援業務委託といたしまして526万3,000円を計上しているところでございます。それらをあわせまして事業を見直した結果、先ほど議員おっしゃる増額に至ったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) それでは、先ほど御答弁いただきました移住・定住フェア等ということでございます。多分これは、各県に何回か行かれて、こういうフェアに参加をして定住化をPRすると思うんですけど、もう少し行き先とか具体的な内容、どういったことを中でやるのか教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 移住・定住フェアにつきましては、具体的に東京、大阪、名古屋、富山を今回計画しております。東京では3回、大阪では2回、名古屋1回、富山1回を計画しております。そこにつきましては、市単独で出展するわけではなくて、県やほかの市町、そこら辺のところと連携しながら、各ブースを設けて各市町の移住・定住の相談コーナーを設けているという状況でございます。 今回予算を計上いたしまして、実績等々でございますけれども、実際そこでブースを開きまして移住の相談、移住を検討している方々の相談を面談方式で行っているというような状況でございます。 そして、そこで相談していただいた方とのつながりを、その場ですぐ、じゃあ行きますというようなことはなかなかあり得ませんので、そういった方との連絡を小まめにとり合いながら、継続して移住へつなげていこうというような考え方を持っている、そういったことで担当のほうで丁寧に対応しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 東京、大阪、名古屋、富山と、今回その場所を設定をされました。逆に、もう少し近隣の、例えば岐阜とか滋賀であるとか京都とか、やはりそちらの県から移住しやすいという県もあろうかと思うんですね。そういった県は考えなかったのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 先ほども申しましたけれども、県の主催とか、ふるさと回帰センター、そういった東京のほうで事務所がございますけれども、そういったところの主催をうまく活用して、移住・定住フェアに参加しているところでございますので、今議員おっしゃるような例えば岐阜とかそういったところで越前市単独でというところまでは、まだ至ってないところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) それでは、先ほど理事おっしゃったように、委託料というところで地方創生IJUターンの促進業務委託料、さらにはホームページ管理運営、さらには日経のキャリア記事登載、それから総合戦略シンポジウムということで588万3,000円が計上されている。これは、この中身をどういうふうに重視して、どのように効果を上げようと思っているのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 今IJUターン促進業務委託料588万3,000円の内訳といたしまして、ポータルサイト住もっさ!越前の運営経費66万円でございますが、これは継続的にホームページの内容をグレードアップしながら、継続して発信している取り組みでございますので、今後もさらに充実して取り組んでいく所存でございます。 また、日経等への協力取材記事によります「日経ウーマンキャリア」への掲載につきましては、28年から、31年度で4年度目になります。掲載回数といたしましては、初年度が6件、あと2件、2件、2件の、今回1件だけを持たせていただいております。といいますのは、次に申しますシンポジウム開催費用のほうに、その取材分1回分を回させていただいて、シンポジウムを開催していこうというものでございます。 このシンポジウムにつきましては、市の総合戦略が31年度で終わりまして、32年度から新たな総合戦略をつくるということで、31年度は市の総合戦略の総仕上げの時期というような位置づけを持っております。それで、これまでの総合戦略の成果等々を、シンポジウムを通しまして広く市内外へ発信しまして、この総合戦略の見直し、改定に、また市民の意識の醸成も図ってまいりたいということで、このシンポジウムを計画しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) やはりこの全て、移住・定住フェア等も大事ですし、こういった委託料、さっきのIJUターンの促進業務委託料、さらには総合戦略シンポジウムというのも、中身は非常に重きものがあると思うんですね。ただやはりこういうことを開催していっているだけでは、余り少し意味が薄いかなと私は思っております。 そこで、やはりこのしっかりとした定住化、そして人口増に結びつけるためには、やはり目標の数値をきっちり設定をしながら、最低でもいいですから、そういう目標をしっかりと立てるべきやと思うんですけど、そのことについてお考えをお示しいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 具体的にこの移住・定住フェアへ参加して、何組もしくは何人を移住を目指すというような、今KPI等の設定については、1期の総合戦略においては立てておりません。 32年度に向けまして新たな総合戦略の改定を行ってまいりますけれども、さきの議会でも議員のほうから一般質問等々で、そのKPIとか数値目標の考え方につきましていろいろ御指導いただいているところでございます。また、本市におきましては、外国人がふえてきているという特性もございますので、そういった細かな分析も含めて、総合戦略、31年度改定していくに当たりまして、その設定数値の持ち方、そういったことも、今の議員の御意見も踏まえながら、細かな設定というものも検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 本当に人口は、今外国人の方がたくさん定住をされているということで、4,300人ですか、5.2%ということですから、今現在で越前市内に8万3,000人が人口だと思うんですね。それで、合併したときが約8万七、八千ということですね。今この8万3,000から外国人を引きますと、引きますとという言葉が適正なのかどうかわかりませんけど、実際的に日本人の方というのが7万8,000台だと思うんです。そうすると、約1万減ってるんですよ、合併したときからですね。 こういった逆算したときの数字というのを把握をしていただいて、全てのこういう定住化、そして人口増加というのを示していかないといけないと思うんですね。どう思いますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 数値の捉え方等々につきまして、議員おっしゃるように外国人、日本人含めまして、そして外国人のまた市外への転出、国内での移動状況とか、そういった細かなところまで把握していく必要があるというふうに考えておりますので、今後そのような詳細なKPI等々も検討してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) もうこれ全国どこも、人口が減少をこれからずっとしていきます。2040年には越前市が多分6万3,000ぐらいですか。これが何もしなかったらそれぐらいの人口だと言われておりますけれども、やはり、以前私も一般質問しましたけど、じゃあ越前市はどこまで人口を確保できるんだということを逆算して政策を立てるべきだと言ったことがあります。そういったこともひとつ頭に置いて、いろんな政策を今後考えていただきたいと思いますので、これは要望としておきます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 今回、多くの方々が一般質問されるということで、その中で予算の部分についてもかなり網羅をされてるので、私のほうからは、この項では民生費についてお聞きをしたいというふうに思うんですが、予算説明書の125ページの子ども医療費助成事業についてお聞きをしたいというふうに思います。 この子ども医療費助成制度は、御承知のようにゼロ歳児から中学校3年生卒業までの医療費に係る自己負担分を補助するというものであり、それから中学校1年生から中学校3年生までは通院につき月500円、入院では日にちで1日500円の自己負担があると、こういうものでありますが、この子ども医療費助成事業の中で助成費ですが、30年度の2億3,465万3,000円から、新年度については2億3,141万1,000円ということで、医療費助成が324万2,000円の減額となっております。これが29年度は2億3,000万円の予算で、決算が2億2,200万円余りですから、30年度当初では465万円の増額、決算から見ると、30年度は1,220万円ふやしていながら、31年度は324万2,000円の減となってるんですが、この減の理由についてまずお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 今回の31年度の医療費につきましては、今議員がおっしゃられましたように、29年度の実績と、それから30年度の決算見込みのほうから算出して計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) それでは、もう一つですが、手数料というのがありますが、これが29年度には2,099万2,000円、30年度が1,189万5,000円、そして新年度については931万4,000円と、29年度から見ると1,000万円余りがこれが減額になってるんですが、この理由もあわせてお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この減額の理由につきましては、平成30年4月より現物給付が開始されたことから、医療機関の事務が軽減されたことによるものです。また、新たに社会保険診療報酬支払基金のほうにも支払いが発生しているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) まず、医療費助成については、実績からの減額ということでありますけれども、今理事言われたように、今年度からは現物給付、いわゆる窓口無料化によって、お母さんたちが受診の際に自己負担分を準備しなくても病院にかかれるようになったと。 大変ありがたいことでありますけれども、このことによって、当初、以前からも言われていましたが、いわゆる負担がなくなって、子供さんを安易にといいますか、軽い病気とか軽いけがでも病院に連れていくから、医療費が伸びるんじゃないかと、そういうことも言われてきたわけでありますし、そういう点で予算も30年は前年に比べてちょっと多かったんかなというふうには思うんですけれども、実際こうして見ますと、いわゆる窓口無料化によって子供の受診が大幅にふえるということはなかったんだと、そういうふうな理解でよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) いえ、先ほどもお答えさせていただきましたように、29年度はまだ償還払いでございましたし、その29年度と30年度の実績から今回の予算を計上させていただいておりますので、この現物給付というような理由というのではないというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) ちょっとなかなか言いよどんでおられますけれども、数字から見ると、大幅にその受診が伸びて、新年度予算が大幅にふえてるというものは見られない。ということは、今年度窓口無料化でも、暇だから病院でも行こうかというようなことはなかったと。ちょっと今のは言い過ぎましたけれども、要するに大したことなくても病院へ駆け込むというようなことはなかったというふうに見れるというふうに私は思います。 そういう点で、これもさっきもちょっと言いました、今一部負担金がかかると、通院、入院ですね。1医療機関について500円かかるというんですけれども、これらもやらない根拠に、その一部負担金、これもなくすと、またいわゆる病院への受診が軽く行けるということで受診量がふえていくと、こういうことも言われてきたんですけれども、この窓口負担にしてもこういうような状況ということでは、安易な受診がふえるということにつながってはいかないというふうに思うんですね、この窓口負担500円なくすことによって。 その辺については、まだ理事の認識はお変わりになりませんか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 500円をなくした場合に、やはりちょっと試算をしますと2,000万円というような財源が必要になります。こういうことも含めまして、自己負担金はいただくという方針でおります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) わかりましたけれども。 それで、2,000万円ふえるということですね。2,000万円なんですか。今さっき言いましたように、この窓口負担をしたことによって、手数料が1,000万円余り減ってきてるんですね。それから、知事会なんかの申し入れによって、医療費助成をすることによってのいわゆる国からの交付税の減額、ペナルティー措置、こういうものもなくなったと。 そういう点では、この2,000万円ぐらいの予算というのは、今の手数料の減額やペナルティーのなくなったということについて、これはもう既に出てきているんじゃないかと私思いますし、もし持ち出し分があるとしても、若干で済むんではないかというふうに思うんですね。 今2,000万円と言われましたけれども、どんな計算かわかりませんけど、子供の数が中学まで1万2,000人、市の統計から推計して1万2,000人としても、全員が1医療機関、年間1回受診したとしても、これは1回で済みますから500円払ったとしても600万円なんですね。外来受診だけだとしても、月500円ですから、全員が年間5回も、月がかわって医療機関で受診したとしても3,000万円なんですよ。ですから、1万2,000人の子供が年間5回も病院にかかると、1つの病気について5回じゃなしに、月またいで、月がかわったら5回ですから、しょっちゅうたんびですね。 そんなことがあるのかということも疑問に思うわけですけれども、そういう点で窓口無料化によって、手数料が以前と比較して1,000万円なくなったと、それからペナルティーもなくなったと。そういうことから、ぜひこれらも財源に含めて、この500円の一部負担金というのも廃止すべきだというふうに私は考えるんです。今理事が2,000万円と言いましたから、あえてその財源のこと言いましたけれども。 そういう点で、県内でも少なくない自治体でこれは実施をしてきてると。そういうことから、いずれにしてもこの医療費助成ではこれらも含めてやるべきだというふうに思いますが、理事がやりたいといっても、なかなか言えないんかもしれませんけれども、市長はこの点はどうお考えでしょうか。財源のことも含めて。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 奈良市長。 ◎市長(奈良俊幸君) 子ども医療費の話は、県は小学校3年生までしか補助しておりません。国はさらに支援に消極的であります。日本中どこの自治体ででもこういう対応を進めるということであれば、やはり国としてしっかりとした制度設計を行って取り組みをすることが大事だろうと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) もちろん国は国としてやってもらわないといけないし、やらせる方向で国民が運動していくということも重要だというふうに思います。しかし、国がどうだからといって、それは国に任せていいわけではなくて、国の至らない部分をきちんとやっていくというのが、地方自治法に基づいての地方自治体、越前市の役割だと思いますし、そうした点で、越前市は保育料にしてもいろんな子育て支援で、さまざまなことを市長の御英断によってやってきていただいていると。国がやらないからこそ、市がやってきたというふうに市長が自負される部分もあるんではないかと思うんですね。 ですから、そういう点では、そういう市長だからこそ、こうした他市がやっているようなこういう自己負担の軽減で市民生活を応援するという、子育て支援をするという、そういう政策をぜひ先駆けて、先駆けてではもうないですけど、ほかにやってるわけですから、負けないようにやっていただきたい。このことを強くお願いをしておきたいというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 予算書105ページお願いします。10番の交通災害共済事業でありますけれども、この交通災害共済制度の目的、趣旨をちょっとお聞かせ願いたいのと、そしてこれがいつごろから始まったのかお聞かせ願いたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 交通災害共済制度は、市に住んでいる人を対象として、自動車、バイク、自転車、バス、電車などの交通機関の運行などによる災害で死亡または傷害を受けた場合に、災害の程度によって定められた等級の災害見舞金を支払い、被災者またはその遺族の生活を共済し、福祉の増進に寄与しようとするものでございます。 福井県の市町村交通災害共済は、昭和43年6月に設立され、その年の7月1日から事業を開始しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 43年からということで、長い歴史でございますけれども、この共済は、私も区長をやっておりましたので、ワンコインで加入してくださいということでお願いはしてるんですけれども、その共済加入のメリットをお聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 今ほど議員のほうからも御案内がございましたけれども、500円という安い掛金で一定額の補償額、見舞金があること、加入時に越前市民であれば、転出後も国内で発生した事故は対象となること、共済期間中は何度でも対象となるなど、加入者にとっては大変有利な共済制度となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 今御案内いただきましたとおり、私もここに加入したときの案内がございますけれども、1週間以上の治療を要する場合、2万円の一時金で見舞金が出るということで、これが8等級ですけれども、ずっと7等級ですと7日以上の治療で5万円いただけるとか、極端な話ですけれども、1級の障害とか亡くなったときには100万円出ると。500円でこんだけのものが出るということで案内は得ておりましたし、私も区長をやっておりました当時は、安い金額で入れるから、区民の皆さんどうか入ってくださいねということで、この案内が区長のところに来るということで、ポスターも張らさせていただきました。区費の徴収のときなんかも、役員さん、班長さん通じて啓蒙してたわけですけれども、この今までの加入状況、これが直近でどのように推移されているのか、お聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 加入状況の推移でございますけれども、県内では福井市を除く16市町が加入をいたしております。本市の加入率につきましては、平成27年度は40.4%、28年度39.6%、29年度38.1%、本年12月末現在では36.4%と、年々低下している傾向でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 年々低下しているということでございます。市としてどのようにこれを、本当からいうと、ワンコインで入っていただける、福井県内の各市町がやってるということでもありますし、市民のための福利厚生という意味では物すごく大きい事業かなと私は思ってるんです。これが下がってくるというのは、ちょっと問題かなというふうに思ってます。 私、区長をやってましたんで、区長のほうでやってました。あと、方法はどのように市民の方に入っていただけるようなことを考えているのか、市のほうでも受け付けているのかどうかということですね、その点をお聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 加入につきましては、今ほど議員のほうからも御紹介ありましたように、本当に区長さん方に大変御苦労をおかけして御協力をいただいているところでございます。 町内の加入につきましては、今ほどありましたように区長さんを中心にというふうなことでございまして、具体的には加入申込書とパンフレットを町内に配付していただきまして、加入される方の申込書と共済掛金を回収し、市役所や福井銀行に掛金を納めていただく流れとなっております。 そのほかの方法といたしまして、市役所の窓口直接でも受け付けをさせていただいておりますし、最近いろいろと話題になっております外国人の方に対しては、外国人だけの世帯について、加入についての翻訳文を同封いたしまして、直接送付をさせていただいているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 区長さんのところとかいろいろとありますけれども、これはいつごろからやり始めて、いつごろ取りまとめて、1年間をどのように設定されているのか、おわかりでしたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 今募集はもう既に今現在行っておりまして、各地区のほうで御協力をいただいているところでございます。共済期間は4月1日から翌年の3月31日までとなっておりまして、その期間いつでも加入することはできます。ですから、3月31日まででございますので、極端なことを言いますと、今現在申し込んでいただいても、3月31日までの期間は共済期間になるというふうなことでございます。 なお、こちらのほう、請求期間が2年以内というふうになっておりますので、事故が起きた後、2年以内であればいつでも請求ができるというふうなことでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 私は経験がありますので、今このようにちょっと申し上げさせていただいております。今ちょうどこの加入の推進をしているというんか、この区長さんへの配布をやっている最中ではないかなと。各区では区費の徴収とか区の役員会、そして今ちょうど区長さんがかわる時期であるということで、この推進を本当に皆さん各区で、多くの区で取り組んでいる最中でないかなというふうに思ってますので、このことを市民の皆さんに御承知おきいただきたいなというふうな意味も込めて、ちょっと質問させていただいております。 これで入っていても、私がちょっと懸念しておりますのが、ワンコインで入ったもんだから、区の推進で入ったものだから、事故が起きても、自転車で転んで1週間のけがをしても、この申請を、保険の適用にならないというんか、忘れてしまってるというようなことが出てきてるんではないかなというふうにも思ってます。こういったところ、きちんとしたメリットをお知らせするのと、これを忘れないようにしていく方法とか、そういうものを考えていらっしゃらないのか、ちょっとお聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 交通災害共済につきましては、議員のほうからも御紹介がありましたように、少額な掛金で身近な安心を得られる制度となっております。高齢者の方によくある自転車の転倒でも対象となるなど、有効な制度でございます。 今後も加入を促進していきたいというふうに考えております。そのためには、より多くの皆さんに知っていただけるよう、今御質問のありましたように、共済金の請求にあわせてまして、市広報や市ホームページによる周知を行うとともに、区長さんによる掛金の取りまとめ、また地域での声かけなどに協力をいただき、加入促進、また制度の周知に努めていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) ありがとうございます。今ちょうどやってる最中ですので、多くの方に加入していただくように。 それと、申請を忘れてしまうというのも出てくるかなと思うんです。今、各町内の区長さんのところにはポスターを大きいのを、本当に大きいポスターを出されまして、各区の掲示板に張っているんではないかなというふうに思ってますけれども、これを申請忘れというのが出てくることが考えられますので、私はけがとかそんなになったら、ほとんどの方が病院へ行かれると思うんです、1週間の治療以上で2万円の金が出るということで。 病院とかクリニック、医院の受付等とかそういうところにも、この申請を忘れてないですかみたいな意味も込めて、これを掲示していただくように、市内の医療機関とかに協力を賜るような形で推進をしていただければというふうにも思ってます。これは要望とさせていただきます。 続きまして、103ページの6番、防災行政無線管理事業ということで4億4,300万円余りが出ておりますけど、この事業についていま一度お尋ねしたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 防災行政無線の管理事業につきましてということですが、今回事業費ということで、デジタル化の事業概要につきまして概略を説明したいと思います。 デジタル化につきましては、国の指導によりまして、平成34年12月1日以降につきましては、アナログの防災行政無線が使用できなくなるということでございます。こういうことで、引き続き防災行政無線が使用できるように、建設中の新庁舎の完成に合わせまして、平成31年度末までに現在のアナログ無線による運用からデジタル無線による運用へと移行するというものでございます。 具体的な工事の内容につきましては、いわゆる情報の発信元であります親局、それと遠隔地への送信をするための再送信の子局の設備、それからスピーカーで情報を流します屋外の拡声子局、それから支所やあるいは公民館から情報発信を行うための遠隔制御というものがございます。それと、地区の遠隔制御設備、それから災害時にサイレンで危険を知らせるためのモーターサイレンというものがございます、このサイレンの設備。それから、市からの災害情報を音声で受信をするための各戸の戸別受信局の設備などとなってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 今、概略お聞かせ願いましたけれども、国のほうからの指示ということで、34年までにデジタル化ということで推進しろということだろうというふうに思いますけれども、今までもいろんな方の一般質問等々にもありましたけれども、モーターサイレンの設備とか屋外拡声受信装置とか、こういったもの、本当に聞こえないとかいろんな意見がありました。モーターサイレンにしても、18基中12基更新ということでありますけれども、こういったものの整備について今後の、今現時点の皆さんが聞こえないということと、そして今後の整備というのをどのように考えてらっしゃるのか、お聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) モーターサイレン設備につきましては、今議員おっしゃるように聞こえないという声、あるいは平日で例えば訓練なんかをしますと、逆に昼間ですとうるさくて眠れないというような声も聞いたりもいたします。 そういったことで、いろんな課題を抱えながら、この防災行政無線については進んでいることは確かでございますが、そういったところを踏まえながら、今後も少し運用のほうで適切なものを考えていきたいというふうに考えておりますし、現在の防災行政無線そのものが、一旦整備いたしますが、今後のいわゆる技術の進展を考えますと、これで完成形というわけではないかもしれません。ということで、今後に向けてそういったことも私どもは検討していくべき課題を持っているのだというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 国の方針ですので、まあまあそういった形で今現時点ではやらざるを得ない状況にいるかなというふうに思ってますけど、この中に戸別受信機220台というふうにあります。この戸別受信機220台、これはどのようなもので、どこに配置されているのか、お聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) これまでの戸別受信機につきましては、今回のデジタル化の工事によりまして、これは使用できなくなるというものでございます。したがいまして、新たにデジタル用の戸別受信機の整備が必要になってまいります。 デジタル用の戸別受信機につきましては、公民館や学校などのいわゆる公共施設のほうでありますとか、あるいは医療機関などの福祉施設、こちら用といたしまして220基を整備をする予定でございます。 なお、整備時期につきましては、平成32年1月から3月の間で、順次デジタル用の戸別受信機に変更していく予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 今のは医療機関とかそういうところでございましたけれども、ところで私も区長経験ありますので、各区長宅に、片方向ですけれどもアナログの受信機があったと思うんですけれども、これがデジタル化になってくると使われなくなってきてしまうことが考えられるわけですけれども、これらに対する、今現時点は越前市内の各区長のところに今置いてある。これがどのように今なっていくのか、その点をお聞かせ願いたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 戸別受信機の区長宅へのということかと思いますが、デジタル無線移行後の区長への情報伝達手段といたしましては、携帯電話への緊急連絡メール、こちらを主として考えておるところでございます。 これは、携帯電話とかスマートフォンが非常に最近普及をしておりまして、現在の緊急メールの登録率が約9割、89%ということで非常に高いということがございます。また、仕事や外出中であっても、これらの携帯電話、スマートフォンを使います緊急連絡メールでありますと、確実な情報伝達ができるということがあるということで、そういった理由によるものでございます。 なお、緊急連絡メールの登録が困難な区長さんにおかれましては、これまでどおり御自宅のほうにデジタル用の戸別受信機の配置を予定しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 結局、今時点、各区長宅にあるのが、来年か再来年あたりからもうまるっきり使えなくなるということで、今まででしたら、何かあったら市のほうから発信すれば、音声を聞くだけですけれども、区長さんは聞いていたということでありました。これはあくまでも片方向でありました。 今の御説明ですと、これが使えなくなるから、今現時点90%ぐらいの加入率である緊急メールでお知らせをしたいということ、プラス、少々メールでお知らせができないところに対しては、受信機を置かさせていただくというようなことでの返答でありました。 私、昔からずっとお願いしていたんですけれども、260近くの町内の区長さんは聞くだけであるんですけれども、デジタル化になってくると、これは当然双方向での意思疎通ができることが可能になってくるのかなというふうに思ってますので、その点についての検討はなされたのかどうか、お聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 今の戸別受信機については、双方向という機能は、戸別受信機に関してはこれはございませんので、今後につきましてもこれまで同様の一方通行という形の情報伝達になるということでございます。 ちなみに本市で豪雨による災害等が想定をされるということがございますので、現在も河川の流域の区長さんに対しましては、事前に登録された携帯電話などに合成音声で避難情報等をお流しをする一斉電話配信システムというものもございます。こういったものも情報伝達に活用させていただいているということでございますので、御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) わかりました。 ところで、これはデジタル化でありますけれども、今現時点、世の中大きくさま変わりしている中で、5Gという言葉がことしの年頭からのワードかなというふうに思ってるんです。5Gの世界があと2年後、3年後、4年後ともう本当にやってくるんかなというふうに思ってるんですけれども、このデジタル化のこの対応の次が5G対応となってくると、機器等も大きく変わってくるのかなと。 これで4億4,000万円近く今使ってこれをやろうとしているところですけれども、次の世代というのがもう二、三年後に迫ってきているのかなというふうに思ってるんですけど、国の方針としてデジタル化では来てるんですけれども。5Gに対応したようなことをまた4年後、5年後に何億円もの金を突っ込まなあかんというようなことにならないのか、その点の研究はされているのかどうか、お聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 刀禰危機管理幹。 ◎危機管理幹(刀禰孝則君) 今ほど御心配いただきまして、まことにありがとうございます。先ほども申し上げましたが、議員おっしゃるとおり、この技術につきましては、今後も恐らく進んでいくであろうということが考えられます。 ただ、今回の投資をいたしますデジタル化につきましては、それを見据えた後でも、やはり無駄になる投資ではないというふうに私ども考えておりますし、今後新しいものが出てきましたときには、それを付加をしていくような形を考えていくことを基本的に進めていきたい。いわゆる冗長化でありますとか多重化ということを、やはり今後は進めていく時期に来ているのかなというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) ありがとうございます。大きいデジタルとかそういうもの、ITとか学校教育とかいろんなもので5Gの世界に入ってくるかなというふうに思ってますけれども、それに対するまた投資が大きくかさまないように、そういう点を含めてまた計画していただければというふうに思いますので、要望させていただきます。 続きまして、59ページをちょっとお願いしたいというふうに思います。 普通財産売払収入というのが下から10行目ぐらいのところにあるかなというふうに思ってます。2億3,200万円というふうにあります。この点をちょっと詳細にお示しいただければというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 普通財産売払収入につきましては、今立総合支所跡地で7,300万円、たんぽぽ保育園や味真野団地跡地などの普通財産売払収入及び法定外公共物で1億5,900万円となっております。 そのほかに、土地売払収入7,017万8,000円の内訳は、たけふ福祉工場土地で5,345万円、今立工業団地用地売却で1,672万8,000円、合わせまして土地売払収入3億217万8,000円でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) わかりました。福祉工場関連で7,000万円近くあるということでございますけれども、この中で最初に2億3,200万円の中で7,300万円が今立のあいぱーく周辺の売却益ということでございましたけれども、これについていま一度お知らせ願いたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 旧今立総合支所跡地7,300万円の売り払いになった経緯ということでございます。 平成27年9月策定の今立総合支所建設基本構想・基本計画において、今立総合支所を含む複合施設の基本理念を町の活性化と町空間再生の大きな契機とすると定めるとともに、複合施設周辺のイメージコンセプトを人が集まる公園のような憩いの場といたしました。今回整備する箇所につきましては、基本設計において街角広場、多目的広場、交流広場として計画し、多目的広場と交流広場はイベントの開催場所や駐車場として、また災害時には防災広場として利用するなど、さまざまな利用シーンを想定してまいりました。 次に、平成29年3月に策定した市立地適正化計画においては、あいぱーく今立周辺を日常的な生活サービスを提供する都市機能誘導区域に設定いたしました。そこで、本年度に入り、平成30年6月議会の所信において、あいぱーく今立の周辺整備について、年度内を目途に検討を進めることを説明いたしました。同年9月にはあいぱーく今立が完成し、改めて周辺整備について、あいぱーく今立が地域のシンボルとなるよう、また交流広場や防災広場、駐車場だけでなく、都市機能の誘導についても検討を加え、昨年12月議会の所信において、民間活力による整備の可能性について検討を行う旨の説明をいたしました。 これを受けて議会からは、一般質問等においても賛同していただける発言をいただきましたので、引き続き検討を深め、今議会でのあいぱーく今立周辺整備への民間活力による都市機能の誘導の御提案に至ったところでございます。 あいぱーく今立周辺を整備することによりまして、複合施設整備の基本理念である町の活性化と町空間再生の大きな契機とする町の活性化やにぎわいづくりが図られるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 平成27年あたりのころには基本構想、基本計画でありました。人が集まる憩いの場になるんだぞということで、今立総合支所の計画に多くの方が賛同されてたんでないかなと。そして、29年に都市機能誘導区域ということで、議会にも示されてきたわけですけれども、今この説明を見ておりますと、周辺整備に立地適正化計画を踏まえ、あいぱーく今立が持つ機能を補完する都市機能を誘導すると。参考として載っているのが介護福祉機能、子育て機能、商業機能、医療機能、金融機能、教育文化機能などということになっております。 このような機能を誘導するということで、これが都市機能だということでございますけれども、その中で、この誘導するに当たっての考え方ですね、総合評価落札方式により進出希望者を募集するということになっておりますけれども、総合評価落札方式による募集というのを簡単にお示し願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 総合評価落札方式、制限つき一般競争入札ではございますが、その内容につきましては、市都市計画マスタープランや市立地適正化計画を踏まえまして、都市機能の誘導が適正に図られますよう、価格に加えまして土地利用計画等を総合的に評価して落札者を決定する総合評価落札方式による募集とするものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 計画から中身まで評価してやっていくということだろうというふうに思っていますけれども、今これを見ておりますと、介護福祉機能、そして商業機能、医療機能、金融機能と、こういうものがあるんですけれども、落札方式でやったとしても、これはあくまでも民間のものであろうかなというふうに私は思っています。そういったものはいつかは事業をやめる、極端な話、廃業、倒産とかというのもあり得るのかなというふうに思っています。 こういうようなものが、はっきり言ってこの場所は国道417号線で、岐阜県のほうから来られて今立のほうに来られて、国道は一部ちょっと曲がってますけれども、今立の今までの総合支所の横を通られて、そのまんま越前市を通過して越前町まで行くという重要な拠点であるということで、旧今立の皆さんは、あそこに途中で市民が交流できるようなそういうものができないかということで、平成27年のころはそのように皆さん思ってらっしゃいました。 そういうものが、今この都市誘導機能を持ってくるということで、民間に売却というようなことになってくると、その民間が使ってたとしても、そういう民間というのはいつかは廃業するかもわかりません。そういうようなことを考えると、この重要な、越前市に入ってくる一番重要な拠点の場所を、このような形で売却していいものかどうかというのがちょっと疑問に思うんですけれども、その点についてお聞かせ願えればというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 議員おっしゃいますとおり、そういった継続性も大事だというふうに思っておりますので、そういった内容も勘案いたしまして、総合評価落札方式でいきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) そういったことも勘案していただきたいんですけれども、あくまでも民間ということになりますと、売却してしまうわけですから、市のものでも何でもないし、そこに対する越前市として、そこを管理する権能はなくなってしまうということも考えられます。その点、本当に慎重な審議をお願いしたいなというふうに思っています。 もう一つ、ここに27年から昨年までの間に、こういった形で人が集まる憩いの場所から、都市計画マスタープラン、立地適正化計画、そしてその中で都市誘導区域をということで来たわけですけれども、立地適正化計画をつくるあたりまではわかっていたんですけれども、都市機能誘導区域としてここ昨年の議会に提示されてから今まで、市民の皆さん、住民の皆さんに、ここどんなものがいいかどうのこうのって、そういった点ヒアリングされたのか、地域住民の意見を集約されたのか、その点はいかがされてきたのでしょうか、お聞かせ願いたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 先ほども申し上げましたが、6月議会の所信において、年度内をめどに検討を進めることを御説明し、9月には改めて民間活力の都市機能の誘導についても検討を加えると、12月議会の所信においても、民間活力による整備の可能性について検討を行う旨の説明をしてまいりました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) この点、住民の皆さんの意向がきちんと思慮されているのかどうかというのは、またこれは委員会、また一般質問でもあるようなことを今言ってらっしゃいましたので、その点について市として責任のある答弁を願いまして、私の質疑を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 私のほうから、総務費、総務管理費についてお尋ねをしたいと思います。73ページでございます。人権擁護推進事業についてお伺いしたいと思います。 この中で、下から4番目に書いてございます福井被害者支援センター負担金という形で、金額的には少ないんでございますけれども、28万8,000円計上してございます。この内容をお聞かせをいただきたいなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 福井被害者支援センター負担金、法令外負担金として28万8,000円負担をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 金額やそれはわかるんですけれども、字のごとくと言われればそんな感じかなと思うんですけれども、どういったものかというのをちょっと私、お聞かせいただきたいなと思ってるんですけれども、わからなければ次に行きたいと思います。わかりませんか。また後でも結構ですけれども。わかります。後で。わかります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 後ほどお答えさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) なら、後でよろしくお願いいたします。 次に、北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会賛助費とございますけれども、本市におきましても、これ大分前の話かと思いますけれども、今失踪者の方がおいでになります。これは特定まだされてないと思いますけれども、おいでにならないという方もおいでになります。 そういった形で、こういったそれぞれに支援をされてるということでございますので、やはり本市にもそういった方がおられるということでございますので、やはり我々もしっかりと協力をしていかないといけないのではないかなというような思いもいたしておりますので、そういった点どうお考えなのか、お聞かせいただきたいなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今現在、福井県のほうには北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会というのがございます。そちらのほうに越前市としても参加をしながら、一緒に取り組みを進めているという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 私も部長と一緒に、菊人形のほうでも、拉致被害者を一日でも早く救おうという形で私も立たせていただいた記憶がございますけれども、先ほど言いましたように、武生の方で失踪しているという方もおいでになりますので、やはりそういった方も含めて、越前市としてはやっぱり活動していかなあかんのではないかなという提案を私は申し上げたいと思ってございます。 それと、その下に犯罪被害者等支援見舞金というのが10万円計上されておりますけれども、これはこの犯罪被害者支援というのは、これは一体どんなものか、ちょっとお聞かせいただけないかなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) これにつきましては、犯罪に見舞われた方がいらっしゃった場合に、見舞金としてお支払いをするというふうな内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) また後でゆっくりとお聞かせいただきたいと思いますので、私はこれで終わります。ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 引き続き、議案第9号の31年度の一般会計当初予算についてお聞きをしたいと思います。 資料、予算書75ページ、ここに職員研修事業873万7,000円計上されております。平成30年度の当初予算に比べて若干ふえているわけですが、この中身をまずお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 職員の研修でございますけれども、年間を通じましてさまざまな取り組みをさせていただいております。一連の職員研修事業につきましては、市人材育成基本方針に基づきまして、体系的に計画をしてございます。 今回、具体的内容でございますけれども、年代あるいは職層でございます。立場ごとに求められております資質がございますので、その職員のスキルアップを目的とする研修、あるいはそれぞれの分野で専門性が必要となっておりますので、そういった研修を基本としつつも、近年注力しております自己選択、自己実践型の研修のさらなる強化、また引き続きまして株式会社JTBへの派遣研修の実施などさまざまな取り組みを通しまして、職員一人一人の能力、意欲を最大限発揮できるように研修の充実に取り組んでまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 説明いただきました。 そこで、例年ですが、毎年職員研修については非常に力を入れて取り組んでいただいているなというふうには思いますが、今年度の特徴的な研修をどこに重点を置こうとしているのか、あわせて今おっしゃいました自己選択型研修、これはどういう中身なのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎総務部理事。 ◎総務部理事(川崎規生君) 平成31年度の職員研修の主な特徴でございますが、まず今議員からも御紹介いただきました、平成28年度から取り組んでおります自己選択型研修制度、これを継続実施してきておりまして、31年度もさらに強化をしてまいりたいと思います。 この自己選択型研修制度でございますけれども、従前でございますと、あらかじめ決められました内容の座学研修を受講させるという受け身のタイプの研修でございましたけれども、本制度におきましては、職員みずからが先進事例を直接見聞し学習したいとの発意のもと、研修プログラムをみずから作成をいたしまして、みずから当課に提案をしてくるといった制度でございます。 本制度の効果といたしましては、特に若い職員を中心に学びの主体性が育まれまして、挑戦する風土のほか、公私問わず地域で自由に行動する職員がふえてきているものと実感をしてございます。 そのほかでございますけれども、新庁舎の移行を見据えまして、説明力の強化のための研修を継続して実施をいたします。特に、さまざまな障害のあるお客様対応のためのユニバーサルマナー、この研修にも取り組んでまいります。 また、職員のワークスタイル変革のための先進事例の視察でありますとか、あるいはさまざまなテーマで開催をされます全国的なシンポジウム、学習会などへも積極的に派遣をしてまいりたいというふうに思っております。 さらに、専門職員の資格取得につきましても、土木、建築等の資格のほか、社会福祉士、社会教育主事、防災士、防災診断士などさまざまな専門資格取得に対して支援をしてまいりたいと思っております。 今後とも職員研修は人材育成のかなめであるとの認識のもと、さらなる充実強化を図ってまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今、団塊世代が退職をして、非常に若い職員の方がふえている段階でございます。今御説明をお聞きしますと、受け身から、学びの主体性が育まれる、そういった研修を検討されてるということです。ぜひ県外に出て、いろんなところの、情報はネットで幾らもとれますけれども、やっぱり自分の目で見てくるという研修は非常に重要かと思いますので、ぜひ力を入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。要望します。 それから、81ページ、先ほども川崎議員が聞かれました人口問題・定住化促進対策事業ですが、ここはことしは人口ビジョン修正支援業務の委託料と、それからシンポジウムの開催がことしの新規というような説明をいただきました。 まずは、この市人口ビジョン修正支援業務とはどのような業務のことでしょうか、お聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 市人口ビジョンの修正支援業務委託料526万3,000円でございますけれども、先ほども御説明しましたが、平成31年度におきまして総合戦略を改定いたします。総合戦略の目標であります人口ビジョン、人口目標ですね、人口ビジョンにつきましても、本市の人口推移の実態に即した人口動向分析、また本市の地域経済、産業動向分析等を踏まえた将来人口の推計、そういったものを専門的な立場から、また専門的なデータを収集しながら分析、支援していただく業務委託料でございます。簡単に言うと、人口ビジョン、推計人口を業務委託するという、そういった内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 先ほどもお聞きしまして、人口ビジョンをつくるのにさまざまな調査をするというのは理解をさせていただきましたが、ここで修正の支援業務というのは、恐らく越前市が主体的にこの人口ビジョンをつくられるわけですので、そこに何で支援というのが入ってくるのかなと、修正を支援するというのが意味がわからなかったんで、これはきっともっと深みのある言葉やろうと思ったんですが、もう一度お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 議員おっしゃるとおり、人口ビジョンは市が策定するものでございます。ただ、職員だけの知見におきましては、そのバックボーンになりますデータのとり方とか地域経済動向の分析等々、そういったものを専門的な、例えばで言うとコンサル、そういったものを知見を背景にしながら、市の人口ビジョンをつくっていくというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ちょっと支援というのはなかなかなんですが、わかりました。どのような取り組みをするかは理解をさせていただきました。 それで、もう一つ、先ほどの川崎議員と重複したら御指摘いただきたいんですが、シンポジウムの開催に300万円を経費を使われるというか、そういう計上をされてますが、この具体的な時期とか中身とか、市民の皆さんの意見を聞くということは先ほどで理解をさせていただいたんですが、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) シンポジウム開催運営経費300万円についてでございますが、現在総合戦略が31年度で最終年度を迎えるということで、第1期の総仕上げと、次のステージに向けまして、今までの成果と、あと今の多文化共生プランの企業との連携による施策の展開など、市内外に広く越前市のPRを行って、本市の認知度を上げることを一つの目標としております。 さらに、次期総合戦略改定やその推進について、市民のその機運の醸成、やはりこの人口が減ってきているという中で、越前市は外国人もふえてきているけれども、やはり日本人もふやしていきましょうというような、その市民の機運の醸成、そういったものを図ってまいりたいというふうに考えております。 なお、開催時期につきましては、次期総合戦略の改定スケジュールと合わせまして、12月にパブリックコメントを予定してまいりますので、それ以前、11月にそういったシンポジウムの開催をできたらというふうに今のところ計画しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。開催会場とか対象者は特に限定しておりますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 開催場所につきましては、ちょうど市民センターですね、交流センターができますので、そこのオープニングに一つの目玉のイベントとしてできたらというふうに考えております。 また、対象者につきましては、外国人もありますし、地域自治振興会の方々もいらっしゃいますけれども、やはり企業様、あと企業の動向ですね、どういった外国人が入ってきて、企業がどのように変わっていくのか、また地域がどのように変わっていくのかというような視点も非常に重要なところになってくると思っておりますので、今現在、担当のほうで市内の商工団体とか企業のほうを回って、ちょうど今の外国人の法律変わりましたんで、そういったものの聞き取りもしているところでございます。 そういったことを絡めて、何かいいものができたらというふうに考えておりますが、まだ詳細については今後検討してまいりまして、御報告させていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 市民センターのオープニングに合わせたいということで理解をさせていただきましたが、ぜひこの人口ビジョンを市民とともにつくるという、市民の声を生かすという、そういう人口ビジョン、期待をしております。 次に、83ページ、ふるさと納税業務委託料2,400万円ですが、ことしのふるさと納税の目標、まず目標をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) ふるさと納税の目標額ということでございます。平成30年度から申し上げますと、12月補正、また今回の3月補正でもお願いしておりますが、その前の29年度の約2倍となる2億円余りの寄附を今のところいただいているところでございます。したがいまして、31年度につきましてはさらに目標額を上げまして、3億円とさせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 取り組みが功を奏して、どんどんふるさと納税がふえてるということは理解させていただきました。 そこで、ここに次、クラウドファンディングの業務委託料164万円計上されております。ことしは平成30年度は、かこさとし氏のしのぶ碑をつくるということで、400万円の目標を立てておられましたが、非常に好評だということで、年明けまで延ばして、結果的には1,200万円という、目標の3倍を超える皆さんの御理解をいただいて集まっております。 31年度の取り組みは、どこにこの業務を委託して、何にクラウドファンディングをお願いするかで随分変わると思うんですが、31年度の取り組みをお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 新年度のクラウドファンディング形式によるふるさと納税募集につきましては、今年度の実績、先ほど議員のほうからも御紹介ありましたとおり、かこさとし氏のレリーフで今1,200万円を超える寄附がございました。それの実態を踏まえまして増額して、1,500万円を目標に予算を組み立てさせていただきましたが、その内容につきましては、現段階ではまだ確定してない、今後決めていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) どういうものを越前市から情報発信することで、随分寄附額が変わると思いますので、ぜひいろんな方が注目いただけるような取り組みを期待をしております。 そこで、以前そういう取り組みをどういうものに寄附をいただくかというのは、市民提案型があったかと思います。そういう取り組み、31年度の市民提案の取り組みというのは、何か御検討しているものがあったらお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 返礼品に関する市民提案制度のお尋ねでございますが、平成30年度におきましては複数の提案をいただいておりまして、その返礼品化に向けて、提案者と今現在検討を行っているところでございます。 ちなみにグリーンツーリズム推進団体の水の里しらやまと、コウノトリ関連グッズとしましてネクタイ等の返礼品の提案について今検討中ということでございまして、新年度につきましては、また新たに提案がありましたら検討させていただくということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。 次に、このふるさと納税の企業版の取り組みでもし具体的な取り組みがあったら、教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) ふるさと納税の企業版の取り組みということでございます。こちらのほうは、平成28年度に内閣総理大臣により認可を受けた地域再生計画に基づき実施をしているところでございます。 当市の地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税を活用した取り組み、こちらのほうが、かこさとしプロジェクトによるふるさと文化環境発信事業につきましては、3カ年の事業としまして認定をされてきました。今年度で終了するということでございます。 新たに実施する場合につきましては、当該事業の終了後に、地域再生計画の認定を受けてからの実施ということでございますので、平成31年度については現在のところ予定しておりません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。30年度で終了ということです。 もう一つ、ここに地方創生チャレンジ移住支援事業というのが掲載をされております。この内容をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 本事業につきましては、本市のまちづくり、産業活性化、定住化促進等の課題解決及び将来の交流人口の増加等を図る活動等や定住・移住促進を図るために補助金を交付し、もって地方創生を推進することを目的としております。 31年度当初予算の内容につきましては、県外に所存する学生団体による本市の地域課題解決に向けた活動に係る経費の一部を支援いたします。 また、本市の移住を検討する中で、本市への下見等を行う際、その際の交通費、宿泊費、レンタカー借り上げ等々の必要な費用を一部補助することも持っております。 また、本市の移住費用に係る初期支援として、一定額、これにつきましては国の交付金、この間ニュース等でも出ておりましたけれども、首都圏からの地方移住、地方働き手の促進ということで、1人当たり100万円、首都圏からですと100万円、その他ですと10万円ということで予算を計上しております。 これらの支援メニューにつきましては、先ほどもございましたけれども、都市圏での移住・定住フェア等で本市への移住検討者を定住に結びつけるために、丁寧に連絡をとりながら、段階を踏んだ支援体制として展開させていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 県外の学生がこちらのほうに魅力を感じて定住いただけるといいなと思います。 そこでお聞きしたいのは、昨年100万円程度が、ことし非常に伸びてますが、これは30年度の実績が非常に伸びてきたということなのか、この増加の理由がもしおわかりなら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉企画部理事。 ◎企画部理事(小泉陽一君) 昨年の100万円につきましては、先ほど御説明しましたが学生さん方が越前市にキャンプを張りまして、地域課題の解決に取り組みますビズキャンプの経費、それと移住された方の賃貸、こちらに住む際の賃貸の一部費用を補助するという内容で100万円を計上しておりました。実績といたしましては、ビズキャンプのみの実績となっております。 それで、31年度につきまして予算額がふえておりますのは、先ほども申しましたとおり、首都圏からの移住者に対しましては1人当たり100万円ということでございますので、現在2名計上しておりまして、200万円を上乗せさせていただいた結果でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ぜひ実現するように期待をしております。 もう一つ、135ページ、衛生費になります。衛生費の合併処理浄化槽のところでお聞きをしたいと思うんですが、ここにあります浄化槽設置整備事業1,467万円ですか、この内容についてまずお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 浄化槽設置整備事業1億4,670万円の内容についてでございますけれども、内訳といたしまして、合併処理浄化槽の有効な排水先を確保するための工事といたしましての排水路の整備工事に2,000万円、それから合併処理浄化槽設置整備に対します補助金、これが8,087万8,000円、それから浄化槽維持管理協会が行います法令に基づく適正な維持管理を行うための一定の補助金、これが浄化槽区域検査料補助金という名称でございますけれども、4,070万円。そのほか、新規事業といたしまして、地域ぐるみで合併処理浄化槽切りかえ促進を図るための奨励金30万円、これが主な予算内容となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。 この設置整備補助金8,000万円は、どの程度の基数といいますか、浄化槽設置の補助になるのか、その内容をもう少し詳しくお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) まず、今回国が合併処理浄化槽の設置に対する補助を変えてきておりまして、その国の補助の変更内容に沿った私どもでは補助金というふうに切りかえたところでございます。 まず、促進型補助で行ってまいりました市単独の上乗せ補助、これは終了いたします。平成31年度からは、国の補助制度に合わせまして、一般住宅の合併処理浄化槽切りかえにつきまして、合併処理浄化槽設置への補助、それから宅内配管工事費への補助、そして単独処理浄化槽撤去への補助を行っていきたいというふうに考えております。 ただし、国につきましては、単独処理浄化槽からの切りかえに限定した補助と、宅内配管補助につきましてはこのような制度に設けているわけですけれども、市といたしましては、公共用水域の水質保全におきまして、合併処理浄化槽普及を目的とした補助制度として、くみ取り槽からの切りかえについても合併処理浄化槽の設置費の補助と、それから市単独によります宅内配管工事費の補助を行っていく予定でございます。 また、新築家屋につきましては、国からの助成は平成31年度からはなくなるわけでございますけれども、市単独で一定の補助を継続してまいりたいというふうに思っております。 それから、支援制度とあわせまして、先ほど申し上げましたとおり、平成31年度からは新たに地域ぐるみによる合併処理浄化槽の普及に取り組んでまいりたいというふうに考えておりまして、以上のことによりまして、平成31年度におきましては、130基の合併処理浄化槽設置の予算化を行っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 国の内容をもう少し説明いただいて、そして市の対応をもう一度お聞きしたいなと思います。 国は、どのような整備補助の変更を計画というか、予定しているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 国の補助制度の変更の内容でございますけれども、まず、合併処理浄化槽の設置に対する補助、いわゆる浄化槽本体の設置補助でございますけれども、これにつきましては、汚水処理未普及人口の解消というふうな観点によりまして、単独処理浄化槽やくみ取り槽からの転換に予算を重点化するというところで、これまで行われていました新築に対する合併処理浄化槽設置補助は行わない方向性を示しております。 また一方で、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への切りかえに伴う宅内配管工事の助成を行うというふうな方針を示しているところでございます。 具体的には、国の補助につきましては、限度額を設けながら、補助率3分の1で支援していこうというふうな内容になっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今、宅内配管という新しい言葉をお聞きしましたが、宅内配管というのはどこの部分をおっしゃってるのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 宅内配管補助の対象でございますけれども、台所、バス、トイレ等水回り施設の屋外の器具の排水口から合併処理浄化槽への流入管、それからその流入管同士をつなぐ集合ますの設置、それから合併処理浄化槽から側溝までの放流管を対象としているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。 それで、国が大きく今回の補助制度の中身を変えようとしているわけですね。それで、単独浄化槽からの切りかえに特化するということですが、くみ取り式のトイレから合併浄化槽を設置する場合は、今回の市の予算ではどのような計上になっているのか、お聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 繰り返しの答弁になりますけれども、国は単独処理浄化槽の転換に限定した制度であるというところで、今回の宅内配管補助を設けているわけでございますけれども、市におきましては、くみ取り槽からの切りかえにつきましても、合併処理浄化槽設置に対する補助、それから市単独による宅内配管工事への補助、両方をやっていくと。これにつきましては、単独処理浄化槽であろうがくみ取り槽であろうが、共通して行うというふうな予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、国は新築の場合の設置の補助は今回なくなるということですが、市の対応はどのようになるわけですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 新築家屋につきましては、国からの助成はなくなりますけれども、市単独によりまして一定の補助を継続していくと。具体的に申し上げますと、設置に対する4割の助成、これを継続してまいりたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうすると、新築の場合は宅内補助はなくて、設置に対して4割の補助があるという、そういうふうに理解をさせていただきました。 今説明のありました地域ぐるみの取り組みについて支援をするというお話ですが、その地域ぐるみの取り組みの支援の内容をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 地域ぐるみ合併処理浄化槽普及の奨励金制度の内容でございますけれども、これにつきましては、町内会等が市の浄化槽維持管理協会と協定を締結した上で、合併処理浄化槽普及等に向けた一定の活動を行っていただきまして、結果、合併処理浄化槽の普及が進んだ場合に、切りかえ件数に応じた奨励金の支給を行おうとするものでございます。 具体的に申し上げますと、切りかえ件数1件当たり5,000円の支給をさせていただくというふうな予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、地域ぐるみで取り組んだ場合に、町内が協会と協定を結べば、1件普及が進めば5,000円の支援があるということですが、そこの整備をしたおうちといいますか、設置をした方に対する支援はどのようになっているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 今回の地域ぐるみによります奨励金制度でございますけれども、これは町内に対しては支給させていただきますけれども、設置をしていただいた助成につきましては、先ほど説明させていただいた内容で切りかえをお願いするというふうな内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 地域ぐるみの取り組みには個人の設置の支援がないという、そういう理解でよろしいですか。 そうしますと、集落センターなんかの支援は、この予算の中には含まれているのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 集落センターの浄化槽についてでございますけれども、これにつきましても公共用水域の水質保全という観点から、これまでの補助額を上回らない、いわゆる同額の補助を継続してまいりたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) もう少し詳しく説明いただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) これからのこの集落センターに対する支援でございますけれども、これまでも同様になるわけでございますけれども、設置に対する4割の補助を行うというふうなところでございます。これにつきましては、新築と同様な扱いというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、この集落センターの整備に対する宅内補助はどうなるのか、また地域ぐるみの件数にはカウントされるのかどうか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小泉建設部理事。 ◎建設部理事(小泉治和君) 集落センターにおきまして、今回合併浄化槽を切りかえられる場合におきましては、宅内配管の補助の対象としてはおりません。ただし、先ほどおっしゃられた地域ぐるみの取り組み、ここにおける対象としてはカウントしてまいりたいというふうに思っております。(三田村輝士君「対象になる。」と呼ぶ)地域ぐるみの対象としては。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 宅内補助の対象にはならないけど、地域ぐるみは対象になると、そういう理解をさせていただいていいですか。 じゃあ、もう一点お聞きしたいんですが、予算書の91ページと107ページに引越業務委託料という予算が2カ所、私の見る限りは掲載されております。庁舎建設に係る引っ越しですね。91ページは庁舎に関連のところで2,455万4,000円、それから107ページのところでは、これは消費者対策の業務、ここは庁舎ではないんですかね。 庁舎の建設をすることで、さまざまな引っ越し業務があって、年末年始引っ越しされるというんですが、それは91ページの引越委託業務という2,455万円に包括されているのかどうかということと、107ページの引っ越しは消費者対策に計上されているんですが、この中身とは、これは消費者センターのみのことなのか、ちょっとお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 91ページの引越業務委託料2,455万4,000円につきましては、本庁舎から新庁舎、そして分庁舎、センチュリープラザ、福祉健康センター、NTT車庫からの引っ越し業務に対する委託料でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 107ページの引越業務委託料につきましては、消費者センターがセンチュリープラザから(仮称)市民センターのほうへ移転する費用でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、庁舎建設に係る引っ越しとしては、これ以外にはないという理解でよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) 本庁舎建設に係る引っ越しは、先ほどの2,455万4,000円ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) わかりました。以上で質疑を終わります。 ○議長(川崎悟司君) 暫時休憩いたします。 再開は3時といたします。        休憩 午後2時37分        再開 午後2時59分 ○議長(川崎悟司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 ここで、先ほどの大久保健一議員の質疑に対し、理事者より発言を求められておりますので、発言を許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 先ほど大久保議員のほうから御質問いただきました予算書73ページ、下段のほうにあります福井被害者支援センター負担金28万8,000円、並びに犯罪被害者等支援見舞金10万円についての御説明のほうをさせていただきます。 まず、福井被害者支援センター負担金28万8,000円でございますが、福井被害者支援センター負担金につきましては、公益社団法人福井被害者支援センターへの負担金でございまして、法令外負担金として県内各市町のほうが負担をしているものでございます。 事務局のほうは福井県警察本部葵分庁舎内にありまして、活動の内容としましては、相談業務のほうを行っております。内容的には、電話相談、面接相談、直接支援、この直接支援といいますのは、裁判所への付き添い等でございます。 あと、犯罪被害者等支援見舞金10万円でございますが、こちらにつきましては、越前市犯罪被害者等支援条例に基づきまして、自己の責任なく犯罪被害を受けた市民の精神的被害の早期軽減に資するということの目的として持っているものでございます。遺族見舞金として30万円、障害見舞金として10万円を支給をするというものでございます。 これまで24年、25年に見舞金として1件ずつ支給をさせていただいた実績がございますが、その後はございません。今年度は、障害見舞金10万円のほうを予算計上させていただいているということでございます。 ○議長(川崎悟司君) 区分1に対する質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 何点かよろしくお願いします。 まず、107ページです。地域ネットワーク活動事業、この内容についてお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 地域ネットワーク活動事業につきましては、社会福祉協議会の補助金となります。内容については、社会福祉協議会の補助金が1,286万3,000円、福祉活動専門員設置補助金が417万円、在宅福祉強化事業補助金が720万円、合わせまして2,423万3,000円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。
    ◆(橋本弥登志君) これが全て補助金として社会福祉協議会へ出るということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) はい、そうでございます。なお、運営補助金は、先ほど冒頭のほうお話しさせていただきました社会福祉協議会の補助金1,200万円のうちでございます。福祉活動専門員設置補助金については、平成6年に厚労省の次官通知がございまして、ボランティア活動を行う場合の専門員を設置する場合の補助金となります。また、在宅福祉強化事業補助金については、小地域福祉活動、福祉コミュニティーづくりの補助金というようなことでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) この事業を行うところが、社会福祉協議会1カ所のみということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 社会福祉協議会につきましては、社会福祉法第109条に定められている、地域で福祉活動をする唯一の団体となっておりまして、本市におきましてはそういったことから、社協のほうに補助を行っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 10分の10の補助ということで、市が予算化をして10分の10で社会福祉協議会に補助金出すという、そういった内容かなと思いますが、今ほど部長のお答えの中で、社会福祉協議会がする事業という、そういった言葉があったかなと思いますが、そういったところに市の補助金を10分の10で出すということについて、問題といいますか、そういうことはないんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 先ほどもちょっとお答えさせていただきましたけれども、社会福祉法第109条に定められている団体であるというふうなことから、社協のほうに出させていただいているところでございます。 あと、地域福祉計画のほう策定も上げさせていただいて、説明をさせていただいておりますけれども、それを受けての地域での活動計画については、この社協が中心となって進めるというふうなことになっておりますので、御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 地域福祉ネットワークについては、また一般質問でさせていただきますので、このことについてはこれで終わりたいと思います。 次に、115ページです、老人福祉費。地域密着型介護施設整備事業の内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小玉市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(小玉昭子君) 地域密着型介護施設整備事業につきましては、上段の地域密着型介護施設整備事業補助金と高齢者介護予防拠点整備事業補助金に分かれます。 前半の上のほうですけれども、これは、高齢者が住みなれた地域でサービスが受けられるようにということで、3つの施設整備のほうの事業を上げております。1つ目は、看護小規模多機能型居宅介護、看護があるのとないのとありますけれども、それと定期巡回随時対応型訪問介護看護、認知症対応型共同生活介護、この3つの施設をおのおの整備しようという事業になります。施設当たり3,200万円もしくはそこに施設開設補助として540万円、そういったものを合わせまして3施設のほうで予算化しております。 また、下のほうの高齢者介護予防拠点整備事業補助金につきましては、各町内のほうの介護予防拠点として利用されるところの補助金ということで、前年度に各町内のほうに、そういったような介護予防拠点の整備の希望がないかということを募りまして、31年度の予算では3カ所の町内のほうの補助を予定しておりまして、そちらのほうの整備予定が778万4,000円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 8,400万円のほうで、平成30年度の3月補正予算で減額されたかなと思いますが、その施設が今回ここにも入ってるということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小玉市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(小玉昭子君) こちらの施設整備につきましては、第7期の介護保険事業計画の中で計画されているもので、3年間でおのおのの施設を1施設ずつ整備するという事業でした。30年度に補正予算で落とさせていただきましたのは、定期巡回随時対応型訪問介護看護、そして小規模多機能型居宅介護、その2つのほうの事業所の応募がなかったために、グループホームだけの補助になったための減額です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それで今回は、先ほどの2つの事業については手を挙げている事業者がいるということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小玉市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(小玉昭子君) 30年度中に公募いたしまして、31年度の整備をお願いするわけですけれども、ちょっとこれは深い話で、今当初予算を組んだ段階では、少なくともその3施設を整備するということで予算化させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) これから募集に入るという、周知をして入るということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小玉市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(小玉昭子君) 募集はもう既にかけておりまして、まだ選定のほうには至っておりません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 先ほどのは3月補正のところで減額がありましたが、ぜひそういったことがないように、いろんな周知などをお願いしてほしいと思います。よろしくお願いします。 それでは、もう一点です。123ページです。ひとり親家庭福祉費のところですが、ひとり親家庭等給付事業の児童扶養手当ですか、これが結構昨年と比べると金額が上がってるかなと思います。ふえてるかなと思いますが、その内容をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 児童扶養手当でございますけれども、昨年度と比較しまして6,000万円が増額になっております。この理由としましては、法改正がございまして、これまで支給回数が4カ月に一回ということで3回でございましたけれども、来年度からは6回、2カ月分ずつをお支払いするというふうに変更になりまして、来年度がその調整期間になりますので、15カ月分を計上させていただいております。そのことが理由になっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) はい、わかりました。制度変更があると、やはり対象者の方が戸惑うことがありますので、その点については周知のほどをよろしくお願いしたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ただいま議題となっております当初予算の中から、総務費と民生費で質問させていただきます。 まず、総務費は2点、それから民生費3点質問いたします。 83ページ、市民交流センター管理事業から質問します。施設管理委託料270万円、これの内容をお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 施設管理委託料270万円の内容でございますが、平成31年度の(仮称)市民センターの維持管理につきましては、3階及び4階ともに一体的に管理することを想定をいたしております。具体的には、31年4月から市福祉健康センターの施設管理を事業所に委託をしまして、同年11月から3月までは福祉健康センターに加えて、3階部分の市民交流センター及び子ども広場も同一事業所に施設管理を委託する方向で検討してございます。そのための費用となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) それでは、この270万円は、3、4階分の全てをということでいいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 市民交流センターの施設管理委託料について、(仮称)市民センターの施設管理に必要な見込み額、それを1平米当たりに算出をいたしまして、その費用に市民交流センター部分、約2,800平米を乗じた額の5カ月分を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、1年分ではなくて、11月から3月までの5カ月分の、それも今子ども広場を除いた部分の市民交流部分で出されてるというふうにとればいいんですね、今の平米からいくと。よろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) はい、そうでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) それでは、今お聞きしたいのは、この委託事業の委託の内容をお聞きしたかったんですけど、どのような部分で管理委託されてるのか。先ほどの補正予算のところでお聞きしたような駐車場の管理もされるのか、それともほかに何かあるのか。清掃も入るとかいろいろあると思うんですけど、その辺の内容をちょっとお聞きしたかったんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 市民交流センターの維持管理につきましては、清掃並びに施設管理をあわせて委託をするという方向で検討いたしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、子ども広場のほうは別にして、(仮称)市民センターのほうの部分の駐車場の管理事務、それから清掃とか、管理が何を管理するのかよくわからなかったんですけど。その来ている方に対しての管理か、それともあそこは貸し部屋がたくさんありますけれど、それを把握する管理か。何かその辺がはっきりわからないんですけれど。オープンシェアオフィスってありますよね。あの辺の管理もされるのか、その辺ちょっとはっきりしてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 貸し館の部屋が幾つかありますので、そういった貸し館に対する貸し借りといいますか、それの管理と、その市民交流センター内の清掃であったり、フリーで使えるようなスペースありますので、その辺の維持管理含めてお願いをするという形になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、管理される方が常にそこに常駐しているというふうにとればよろしいということですね。 それでは、委託先がもしわかるようでしたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 倉田総務部長。 ◎総務部長(倉田昌宜君) 今現在、福祉健康センターの4階のほうは事業団のほうにお願いをしております。基本的に31年の年度途中からという形になりますので、一体的に事業団のほうにお願いをするという形になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) わかりました。選定基準が先ほどの平米でいくということと、それから事業団が委託先として今管理されるということはわかりました。 それでは、109ページの福祉健康センターの委託料1,341万4,000円、これについてもお聞きしたいと思いますので、これの管理内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) こちらのほうの管理につきましては、清掃、また施設の管理というふうなことでございまして、今ほど総務部長のほうからも説明がありましたように、11月分以降の面積案分の部分を含んで、今回予算計上のほうをさせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これ、昨年の見ますと、約150万円ほど増加してるんですけれど、この増加の部分というのは、今これは4階の部分だけですよね。今までも4階を管理してたということで、150万円ふやさなければいけなかった理由って何でしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 消費税の改正、さらに今ほど説明させていただきました面積案分によって増加したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 4階面積案分でいくと、ハローワークがありますよね、約3分の1。そうすると、ハローワークの部分の管理も市が負担するということにとればよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) いえ、共有部分は余り変わらないということで、清掃等については共有部分をしておりますので、そこの部分、余り変わらないというふうなところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 管理というのは清掃だけじゃないと思うんですね。それこそ先ほどの駐車場の部分も多分管理費の中に入ると思いますし、そうなると、ハローワークのほうの管理というのはハローワークにお願いすればいいのではないんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) ハローワークは、もう別管理というふうなことになります。共有部分だけというふうなことで御理解をお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 共有部分だけということで、要するにあそこにも相談室とか多目的ホールとかあるわけですね。そうすると、その部分に対しての管理費も入ってるということですね、今。ですね。そうすると、やはりハローワークの部分はハローワークにお願いする、要するに3分の1でいいんじゃないかなというふうに思うんですけど、それではいけないのですか。返事のしようがないと思うんで、いいですけど。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 小森市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(小森誠司君) 清掃等につきましては、今も執務室は各課のほうで行っております。それで、廊下とかトイレとか、そういったところの部分について清掃をお願いしていると。あと、管理については施錠とかそういったことでございますので、面積的にはもう変わらないというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ハローワークにいらっしゃる方、多分すごくたくさんいると思うんです。そうなると、駐車場の管理に関してもかなり手間を使うことになる。トイレだって共有ですとはおっしゃるけれども、あちらにも持ってもらうことは当然のことだと思うんですけれども、その辺、要するに家賃のほうに上乗せするというならわかりますけれども、もしその上乗せがないんでしたら、管理費として取っていただきたいと思うのですが、その辺どうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大蔵企画部長。 ◎企画部長(大蔵稔雄君) ハローワークにつきましては、32年5月から入居されるというふうに聞いております。今賃借料、前に議会にも示した賃借料でやっておりますが、今議員おっしゃった共益費に相当する分は別に出すということで、ハローワークはおっしゃっています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) はい、わかりました。理解させていただきます。 それでは次に、民生費のほうから、119ページの児童福祉費の中から質問させていただきます。 その中の6番、子育て支援体制推進事業、これについて、この内容をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 子育て支援体制推進事業の地域子育て支援センター委託料についてですけれども、これは支援センターに委託しております。まず福祉健康センター4階で行っております子どもセンターピノキオ、それから国高保育園内で実施しておりますフォルマシオーン、認定こども園あわたべ内で実施してます支援センターいまだて、また、かこさとしふるさと絵本館らく内で実施しております一陽、この4カ所の委託料になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) この4カ所、子育て支援センターとして設置されてるということですけれども、1年間の利用状況と、その利用者の実数がどのぐらいなのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) ピノキオですけれども、これは延べになりますけれども1万8,354人、フォルマシオーンが5,202人、あわたべが7,668人、一陽が1万9,494人となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 延べなので、ちょっと実数的にはわからないんですけれど、多分来る人は毎回来てるから、実数的にはかなり少なくなるかなとは思います。 今おっしゃってた、かこさとし絵本館で実施されている子育て支援センター、これが場所を変えると聞きました。支援センターにとっても絵本館にとってもとてもよい方向で進められたのではないかと大いに評価したいと思うのですが、そこでお聞きしますが、場所が変わっても支援内容は変わらないということでよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 議員おっしゃるとおり、場所が変わっても、内容については全く変わりません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 現在、今1万9,000人延べでいるとおっしゃってました。現在利用されてる方への説明はきちんとされることが必要だと思いますけれども、場所が変わることで、利用される新たな利用者というのもふえてくると思うんです。そのために改めて子育て支援センターについて、市民へしっかりと周知をすることが必要だと思うんですけれども、これに関してはどのような形で周知しているのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) らくにおいては図書館の機能を充実させたいということで、一陽が実施している子育て支援センターは移動する方向で検討しているところですが、その周知につきましては、移動先が決まりましたら、その今現在利用されている利用者の方にきちんと御説明をさせていただき、また支援センターのたよりを出しておりますので、そこでもお示しいたします。また、広報紙、それからホームページ等できちんと周知していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 子育て支援センターにおきましては、産休の方が結構いらっしゃるんですね。産んだ後の2年間産休とか1年間産休の間に、その生まれた子供、小さい子を連れて利用しているという方がたくさんいるとお聞きします。これは育児ストレスからも解放されますし、初めて子供を持った方なんかは、いろんなお母さんとの交流もできるということで、とてもいい制度だと思うんです。 今越前市内に4カ所ってお聞きしました。これをもっとふやす方向というのは考えられないのか、ちょっとお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。
    ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この子育て支援センターですけれども、市子ども・子育て支援事業計画に基づきまして、エリアごとに4カ所設置しておりまして、現在のところ増加の予定はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) なかなか受け入れてくれるところもないと思いますから、ふやすのは難しいなと思います。けれども、今ある支援センターが各地区を回るというような移動式の支援センターとか、そのような考え方も考え方によってはできるんじゃないかなと。中央までは来れないけれども、自分の地域に来てくれたら、そこでいろんな悩みを聞いてもらえるからというようなことも可能だと思うので、ぜひ移動型の、今かみなりちゃんのお部屋とかありますけど、ああいうところに移動して支援センターを開くというようなことも考えていただきたいと思いますので、これは答弁しようがないと思いますので、要望にしておきます。 次に、7番の子どもの居場所づくり事業委託料447万1,000円についてお聞きします。 事業内容と、今現在実施している居場所での状況と効果を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この委託内容ですけれども、各地域の居場所の立ち上げや運営支援、教職員OBや地域ボランティアなどの人材の発掘、またボランティアの派遣調整などを行っております。委託費の内訳は、居場所の居場所づくりコンサルテーション、それから会場提供協力費、ボランティア実費弁償費、行事保険料、事務手数料というふうになっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これは昨年の2月にたしか出発した笙ネットと越前市との協力で行っている学習支援の居場所だと思うんですけれども、今19の社会福祉法人が会費制で運営されてるということですけれども、この部分に対して予算枠、笙ネットとの予算のすみ分けというのがあるんでしたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 笙ネットは、市からの委託事業とは別に、会費の中から必要な経費を出しているというふうに聞いております。 また、先ほど何カ所実施ということですけれども、現在市内7カ所で行っております。西地区のほうで子供の数が今38人、吉野地区で9人、それから国高地区で3人、花筐地区で3人、東地区で11人、岡本地区で1名、外国籍児童を対象として今24名の子供さんたちが利用されております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今いろいろと子供のことで問題になっているということで、とても必要な事業だと思うんですけれども、今後の事業の進め方、そして今持っている課題とかありましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 来年度につきましては、新たに6カ所の開設を目指しております。小学校区単位での居場所づくりを進めております。 また、新たな居場所の立ち上げにつきましては、笙ネットと協議しまして、地域の意向を尊重していきたいと思っておりますし、この現在実施している課題ということですけれども、やはり今実施していただいているそこでのいろんな課題が出てくると思いますので、そういった実施している団体と笙ネット、それから相談室ともに連携しながら、そういう会議を開催して共有していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これはやっぱり小学校区でつくっていくということで、笙ネットの社会福祉法人の方と、それから市の担当の方、それからちょっとその地元の学校の先生たちも入れていただいて、いろいろな課題を見つけていっていただきたいと思いますので、その辺要望したいと思います。 それでは、次の8番目の子ども広場事業から質問します。 広場機能強化委託料として339万9,000円、これも委託なんですけれど、委託内容をお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この強化委託料ですけれども、子どもの広場に遊びの支援員を配置しまして、年齢や特性の異なる子供たちが十分に体を使って遊んだり、安全・安心に親子で遊んだりするための工夫と見守りを委託します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) この支援員を配置されるということですけれども、今考えているのは何人ぐらい配置して、今の話ですと見守りということなんですけれども、管理事業というものはこの辺には入ってないのですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この委託料は、主に人件費になります。また、支援員の配置は、月曜日から金曜日は1人、また土日、祝日は2人体制を予定しております。また、長期休暇におきましては、月曜日から金曜日の午後からは2人体制を考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これ、かなりきちっとした方が入らないと、大変だなというのがあるんですけれども、この委託先はどのようなところを考えているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この委託先ですが、この3月議会でお認めをいただきましたら、予算執行の準備に取りかかってまいりたいと考えております。委託内容が、おおむね3から12歳を対象に体を使って遊びの支援ができることや、発達段階や特性に応じた配慮ができること、子供たちの想像力を引き出し、遊びを広げる支援ができる団体を考えております。競争入札には適さないために、公募する予定はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 公募がないということは、多分随意契約でどこかに委託するということだと思うんですけれども、ある程度頭の中には随意契約の先は入っているというふうにとってよろしいですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 繰り返しになりますが、このお認めいただきましたら、準備に取りかかっていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ぜひしっかりした方たちを配置していただきたいと思います。 それから、もう一つ気になるのが、事故が起きたとき、事故が発生したときの対応と、その責任はどうなるのか。その支援員の人たちにとっては、かなり重いものになるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺ちょっと教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) この子ども広場ですけれども、おおむね12歳までの発達段階にある子供が楽しめる遊具や内容となっておりまして、中学生以上の子供さんもルールに従っていただければ利用していただくんですけれども、基本的に保護者同伴での利用になります。ですので、考え方としては、公園の利用と同様でありまして、保護者同伴でない場合には利用できないということはございません。 また、保険とかそういった場合の対応ですけれども、これも子ども広場はだるまちゃん広場やほかの公園と同様の考え方になりますので、利用者が原因の場合には利用者の責任という考え方になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今のお話聞いてると、外で公園で遊ぶのと同じですよとおっしゃいますけれども、外の公園というのは、大きい広場の中で誰でも入れるという形で、外からも見えるという状況ですけれど、この子ども広場に関しては、市がきちっとした形で設計をして、市が管理してやるというのが今のこの広場だと思うんです。そうすると、やはり何かあったときに、責任は市に来ると思うんですよ。公園でけがしたから云々よりも、この広場でけがした場合には、何か言ってくる人はいると思います。 それに、小学校高学年の子供たちは、自分で自転車に乗って遊びに来るんじゃないかなと思うんです。自転車に乗らなくても、バスで来る子もいるかもしれないし。そうなると、その辺のやっぱり管理と、管理と言っちゃいけないんですけれども、市としての責任はきちっとした形でとっていただきたいと思います。 それから、もう一つ質問したいんですけど、子育て支援センターのピノキオが中に入りますね。子ども広場の一角に子育て支援センターピノキオが入ると思うんですけれども、そこの職員さんと支援員さんとのすみ分けというのはどうなっているのか、ちょっと教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 先ほどの子育て支援センターの委託料の中には、新たに子ども広場のほうに子ども・子育て総合相談窓口の開設を予定しておりまして、これはピノキオのほうに委託をいたします。この199万1,000円を計上しておりまして、新たにその職員を採用したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今ちょっと理解できなかったんですけど、ピノキオの職員のほかに、相談員を1人雇用するというふうにとればいいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) まず、ピノキオが、手や頭を使って遊ぶゾーンで地域子育て支援センター事業を実施いたします。そこに、現在4階にある子ども・子育て総合相談窓口、これを子どもの広場の手や頭を使って遊ぶゾーンで実施する地域子育て支援センターに移動したいと考えております。子育ての家庭や妊産婦、それから身近な場所で気軽に相談や情報収集ができて、より気軽に相談できる窓口にしたいという考えから、委託したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今の話聞いてますと、今4階にある子ども・子育て総合相談室、それとはまた別に、子育て支援のために相談員を1人配置しますよというふうにとればよろしいんですね。また別なんですね、相談室のほうとは。ちょっと教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 室は確かに行政機能として4階にございますけれども、今室の前に窓口が設置してありますけれども、それをもっと充実させて、子育て支援センターにいらっしゃる方や保護者の方や広場を使っていただくそういった方に、気軽に相談できるようにしたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) わかりました。要するに子育ての悩み、大きな悩みじゃなくて、ちょっとした悩みでも相談できるような形を、そのピノキオの中につくりますというふうにとればよろしいんですね。はい、わかりました。 ということは、そこで配置される相談員の方は、ある程度専門的にきちっとした資格を持った方でなければ、中途半端な相談では、いるだけという形では困りますので、ぜひきちっとした資格を持った方を入れてほしいと思うのですけど、その辺は考えてるでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) そういう専門の資格のある方を採用したいと考えております。これはピノキオが委託をしますので、ピノキオのほうでそういった方を採用いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、ピノキオの委託の中に入れますということですね、人件費をね。それはわかりました。 そうすると、先ほどの補正のところでちょっと質問させていただいたんですけど、3世代交流のための場としてここがどのように機能するかということも、もうちょっと考えてもらおうかなと思うと、先ほどの親子で来ていただくのが原則ですよと、それじゃなくても受け入れはしますけどとおっしゃってましたけれども、孫もいないようなひとり暮らしのお年寄りたちが気軽に来れるような企画もその中に入れていただいて、要するに何かコーナーがありましたよね、伝承遊びをするとかいろんなことができる。そういうところに集まって、ちょっといてもらうような居場所というのも、これから先考えていただきたいと思いますので、その辺は要望して、質問を終わりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今の安立さんの質問の件で御質問します。 今の室の前にある総合窓口をピノキオのほうへ持っていって、そこに委託するというようなお答えだったと思うんですが、あそこは市の総合相談の窓口ですね、子供の、子育ての。そうすると、子育てだけじゃなくて、福祉と教育の連携もありますし、DVなんかからくる家庭の問題もあります。そういうことも対応できるような人を配置をするわけですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) そういったことも含めて考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) しっかりした人、人員を配置していただきたいと思います。今までは、これは市の職員が直接窓口で相談を受けていました。ということで、役所の中の連携、いろいろさっき言いましたようにいろんな連携もありますので、しっかりよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(川崎悟司君) 区分1に対する質疑を終了いたします。 残時間の確認のため、ここで暫時休憩をいたします。そのままお待ちください。        休憩 午後3時41分        再開 午後3時43分 ○議長(川崎悟司君) 再開いたします。 次に、区分2、歳出第5款労働費から第7款商工費までの質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 私は、第7款商工費についてお尋ねをいたします。 155ページ、5番の越前ネクストクラフト事業のクラフトフェス開催負担金900万円とありますけれども、この事業内容についてちょっとお尋ねします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) クラフトフェスのお尋ねでございます。こちらのほうは、昨年の8月25日、26日、2日間をかけましてAW-Iスポーツアリーナにおきまして、市内で初めての大規模なクラフトフェスティバルとして千年未来工藝祭として開催しまして、市内の伝統工芸品3産地を初めとするつくり手とユーザーとの交流を創出、産地ブランド価値の向上、売上拡大、次世代人材育成などを図ったところでございます。 そのイベントでございますが、4,206人の来場者がございまして、30歳代から40歳代の家族連れが主で、市内からの来場者が約4割、県内からの来場者が約9割ということでございます。 総括としまして、来場者では来年も来場したいが97.7%、出展者においても来年も出展したいというのが83.4%を占めておりまして、来場者、出展者双方から会場の雰囲気などの新鮮さへの高い評価と、新年度への高い期待を得ることができたところでございます。 新年度でございますが、そういった個々の課題を踏まえまして、その継続と拡大を図るため、来場者と出展者双方の満足度の向上につなげることで、2年目として取り組むところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) その負担金でございますけれども、昨年は500万円を支出して開催をされたと。今年度は900万円ということで、400万円の増額でございますけれども、その根拠をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 今ほども申し上げましたが、本年度のさまざまな課題を踏まえまして、イベントのコンセプトの継続と拡大、こちらを図るために事業費を増額したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 私はてっきり、私が増額してくれと言ったんで増額したのかなと思ったんですけれども。 拡大ということですけれども、どのような形で拡大をされるのか。多分実行委員会というものが開催されると思いますけれども、前年度の実行委員会においてどのような拡大、計画をされたのか、また増額の要請があったのか、そういったところはどのようになってるのかお聞かせ願います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 実行委員会の中でおいては、3月に今年度の課題、反省等を踏まえまして、新年度の組み立てを考えるようなことでございます。具体的に31年の方向性としましては、今ほども申しましたが、コンセプトは継続しますが、その評価や改善点を踏まえまして、さらなる来場者の増加、それから出展者満足度の向上に取り組んでいただくよう、実行委員会には支援と要請を行ってまいりたいと思います。 その来場者の増加に向けた取り組みとしましては、市内、県内の周知の強化、それから県外、海外への周知についても、市の観光事業やインバウンド事業と連携しながら検討を図っていきたいと思います。 それから、方法についてはSNS、やはり若い人が多いですから、SNSを通したことを軸に置いて周知をしていきたいというように思います。 それから、イベント内容につきましては、これは昨年の内容をベースに、課題の改善、繰り返しになりますが内容の充実によって、来場者の満足度を図っていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) それに関連しまして、展示会等出展支援事業補助金というものがございますけれども、これは千年工藝祭に関連する補助金でございましょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) こちらの展示会の補助金につきましては、実際に千年未来工藝祭と関係するものではございませんで、事業者の方が国内、国外の展示会等に出品する際に、その2分の1で、限度額が1年目であれば20万円、2年目であれば30万円、3年目であれば40万円というような形で補助をする制度でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 昨年度よりも110万円減っておりますけれども、この根拠をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) これは実績に基づきまして、今年度予算要求をしてございます。27年度からの実績を申し上げますと、10件で交付額が273万3,000円、28年度が13件で413万9,000円、29年度が9件で292万6,000円、30年度の見込みですが、11件で295万5,000円ということで、来年度は110万円落とした390万円で見込んだところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) わかりました。 その千年工藝祭でございますけれども、昨年は設営費といいますか、体育館の中の販売するためのそういう施設とかそういったものを作成するのに、相当お金がかかったと思いますけれども、今年度はそういう同じやり方でやられるのかどうかわかりませんけれども、そういう施設費というものは必要ではなくなると思うんですね。 そういった意味においては、もう費用的なものがどれだけかかるのかということは、この400万円も、昨年度500万円かかったものが、今年度500万円以下で私は昨年同様のものができると思ってるんですけれども、そういった中で倍増するというその根拠がどうもわからない。 やはりそういった業者にとってみると、やはり少しなりとも自腹を切ってやるという心構えで対応してもらわないと、行政の補助金だけでやるのはイベントにすぎません。これは幾ら継続しても発展はしないと私は思います。ですから、もうちょっとその点を考えて、実行委員会のほうに提案をしていただきたいなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 昨年の反省点の中に、AW-Iアリーナですので、靴を脱いでいただくと、そういった養生等も含めまして費用等がかかるということです。それから参加者負担金については、若干でございますが一応いただいているというのが実情であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) これはRENEWの例をとりますと、やはりRENEWというのは、全て参加者の負担金でほとんどの経費を賄っている。やはりそういうことで、非常にやる気といいますか、そういったものが出てきてますんで、千年工藝祭も年々拡大しながら、そして継続するためにも、そうした実行委員会、仲間をふやしてますます大きなものにしていただきたいという意味において、予算を拡大するのは結構なんですけれども、やはり中身というものをきちっと精査していただいて、今後発展するように指導していっていただきたいなというふうに思いまして、私の要望として終わらさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 私のほうからは、今ほどの155ページになります。今お話があったその下になりますが、6番の工芸の里構想推進事業についてお伺いしたいと思います。 このうちの下から5つ目になります、伝統産業支援事業補助金3,200万円についての事業内容をお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 伝統産業支援事業補助金3,200万円のお尋ねでございます。こちらは、各伝統産地の3団体に対します振興対策事業ということで、越前和紙振興対策事業200万円、越前打刃物振興対策事業200万円、越前指物振興対策事業200万円、そのほかに海外展示会などへの出展支援ということで600万円を3団体に、1団体当たり200万円ということで予算計上させていただいています。そのほか、指物組合事務所改修補助金として2,000万円、合わせまして3,200万円でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。今御説明があった中で、最後に言われた越前指物組合事務所改修補助金というのが2,000万円ほど。これはことしといいますか、30年度の新規事業として上げられていたかなというふうに思っております。そのときは2,643万円ほどの予算がついていたんですが、これは継続というか、変わったということでよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) ただいまの件でございますが、これは吉田議員おっしゃるとおり、補助金が2,300万円程度でございましたが、これは1回、3月補正予算で全額落とさせていただいて、改めて当初予算でお願いするものでございます。 理由でございますが、当初は事務所1階、2階、3階を予定しておりまして、3階部分を民泊施設として活用し、観光客など産業観光的要素をあわせ持つ事務所として計画しておりましたが、中心市街地においてホテルの建設ですとか、古民家を活用したゲストハウスの開設が相次いだことによりまして、民泊機能の設置による収益確保が困難になってきたということがございまして、平成30年11月に越前指物組合が臨時総会において、当事務所の改築計画を見直したことによります。 したがいまして、時期的に年度内完成が困難となりまして、県の補助金を受けていることから、県との協議の上、予算の繰り越しではなく、新年度予算として改めて要求させていただくということでございます。事業費自体も下がっておりますし、改めて出させていただくということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 当初はいろいろ考えていたんですが、民泊がなかなかできるような状態ではないということで、今年度というか、平成30年度にはちょっと事業を行えなかったということで、新たにまた31年度に向けて行っていくということなんですが、これはもちろん今部長が言われたように、指物組合ともいろいろお話をされて、いろいろ議論をされて決めていることだと思うんですが、今後もう一度、新しい年度の31年度やるわけですが、その必要性も含めて、間違いなく事業としてやっていけるのかどうか、もう一度お伺いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 指物組合ですが、昨年組織改編がございまして、若手を中心とした理事会というような形になってございます。その方々から直接要望を受けまして、強い決意のもとやっていくというのを確認しましたので、支援をさせていただくということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 了解しました。この伝統産業といいますか、工芸の里構想、各拠点がいろいろと整備されている中で、今年度においてもナイフビレッジのところも行っておりますし、こういった指物組合、タンス町といいますか、このあたりの拠点も必要となってくるというふうに思いますので、ぜひ新しい年度においてはきちんとした形でやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 それでは、159ページになります。商工費6の観光施設管理事業の施設整備設計等業務委託料837万5,000円についての、まず事業内容をお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。
    ◎産業環境部長(藤下利和君) こちらの整備内容でございますが、藤波亭に関しましての再整備を行いたいということで提案させていただいているものでございます。 藤波亭につきましては、建設以来約30年にわたり、無料休憩所として活用してきたところでございます。新幹線開業を4年後に控えまして、国府が置かれた本市の歴史や本市と紫式部の関係をアピールするため、県の周遊滞在型観光推進事業を活用しまして、老朽化が目立つお隣の紫式部公園の景観改良工事とあわせて整備を行い、魅力向上を図っていくというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) この部分は、藤波亭の改修と、それから紫式部公園の一部老朽化している部分を改修していきたいということですが、いろいろ問題となっています藤棚等の改修は行わないのか教えていただきたいのと、越前市には大変貴重な観光地でありますので、今後インバウンドに向けたそういった取り組みも、この考えがあるのかどうかも含めてお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 紫式部公園と隣接することから、紫式部本人や本市とのかかわりを「源氏物語」について広く知っていただき、本市をPRできる施設として整備する予定でございます。 今ほど公園のほうの整備もあわせてやるということですが、こちらのほうにつきましても、太鼓橋が古くなっているとか、いろんな設備が古くなっております。そういった改修も含めて考えていきたいということでございますが、藤棚につきましては、片粕議員のほうからも何回か御質問を受けているんですが、これはやっぱり自然的なものですので、この改修の中ではちょっと考えていないというところでございます。 それから、藤波亭と紫式部公園、せっかく隣り合ってございますので、1つの観光拠点として整備していくに当たりまして、外国語表記でありますとかインバウンドの要素も取り入れていく必要があるのではないかと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) よろしくお願いしたいと思うんですが、藤波亭の中をきちっと、そういう紫式部のそういったところも歴史も踏まえて改装していただけるということなんで、例えば、今藤波亭の指定管理というのがされているというふうに思うんですが、今後その工事も含めて、指定管理もそのまま行っていくということでよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 現在の指定管理は来年度末に終了する予定でございます。したがいまして、来年度中にこういったことをして、設計業務に対して成案をいただきまして、31年度末をもって一度休館をさせていただいて、改修に当たりたいと。その提案は今後求めるものでございますので、その提案に従いまして改修をし、その姿を見て、指定管理にするのか委託にするのかというのをまた検討していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。よく理解できました。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 今、吉田議員の質問に関しての関連の質問ですので、1つ質問をさせていただきます。 155ページ、工芸の里推進事業において、先ほどタケフナイフビレッジの事業負担金ということで1,800万円並びに補助金で7,200万円というふうな今回の当初予算の上程がありました。その前段の補正予算のときに、同じように減額がなっておりますけれども、その内容についてお示しいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 今ほどの中に指物組合のこともございまして、3月補正予算で事業費を落とさせていただいて、31年度予算で2,000万円計上させていただきました。 さらに、ナイフビレッジ共同工房のほうですが、こちらのほう、当初30年度予算の中におきまして共同工房の改築と、それから隣にあります田んぼを埋めて造成をして、31年度に増築をするという予定でございましたが、土地造成のほうですが、実際には増築をするときに一緒に行ったほうが効率的であるということから、こちらのほうを31年度予算に組み替えさせていただきまして、30年度予算ではその分を削りまして、31年度に新たにのせさせていただいたということで、差し引きそのような差額が出たということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) ありがとうございます。内容についてはわかりました。 次に、言葉の意味合いなんですけれども、補正予算の段階では拠点化事業工事費という形でマイナス計上、そして補助金としてマイナス計上として上がってますが、新年度においては負担金という言葉が変わっておりますが、これは事業主体が変わったということでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 当初はこの造成費のほうを市のほうで行うということで工事費で持っておりましたが、増設のほうはナイフビレッジのほうで行いますので、増設を行うほうが造成をしたほうがいいだろうということで、市の工事費でなくて、ナイフビレッジ協同組合の工事費として、市が負担金を出すというような形で変更させていただいているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) はい、わかりました。もともと事業主体はナイフビレッジのほうにあるということですね。 それと、もう一つ項目のほうなんですが、これは私、一般質問のほうでもさせていただこうと思っておりますが、多言語案内プログラム整備委託料という790万円計上されていると思いますが、その内容について教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) こちらのほうは、先ほど吉田議員の質問にもありましたんですが、指物組合、タンス町通りですね、こちらのほうの多言語化のプログラムでございました。これは事務所が完成するときに、やはり31年度に同時に整備したほうがいいということで、30年度予算からもこちらは落とさせていただいて、31年度予算でまた改めて上げさせていただいたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) その内容というのは、機器の種類ということですが、UDトークとかそういった機械が、違う機械があると思いますけれども、これは特別に何かプログラムされるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 多言語プログラムということで、5言語4カ国語ですか、こちらのほうへ指物とかナイフとかの説明を加えていくということのプログラム料でございます。それら機器の設置料でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) ありがとうございます。というと、カスタマイズをするということでよろしいということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 説明内容等々もございますので、そういった形のカスタマイズはいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) ありがとうございます。いろんな観光事業がどんどん進んでいく中において、今後きめの細かい作業が必要になってくると思いますので、これからもしっかりやっていただきたく思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 私からは2点質疑をさせていただきます。 まず、145ページになります。17番目の農作物鳥獣害防止対策推進事業7,548万8,000円でございます。この鳥獣害に対しましては、私どもの会派の大久保健一議員が一般質問の中に入っておりますので、私のほうからは若干触れていきたいなと思っております。 まずは、この予算が昨年度は6,334万8,000円でありました。新年度は1,214万円の予算増額分ということだろうと思うんですね。これは多分ワイヤーメッシュとか、やはり電気柵の延長のための増額ではなかろうかなと思うんですけど、このところの増額の部分、簡単にお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 議員御指摘のとおり、延長が延びました。地元の御要望で、防護柵、ワイヤーメッシュにつきましては本年度14.6キロメートルでございましたが、新年度はこれが18キロメートルに延びることで、金額的には750万円の増。 もう一つは、山際を10メートル幅できれいに伐採します大規模緩衝帯整備事業というのがございます。これが、本年度3集落で6.5キロメートル、これが新年度は7集落で12.8キロメートルとほぼ倍増で、予算は1,100万円必要であるということで、おおむねこの2つで1,200万円の増というふうに御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) わかりました。2つの理由で増額ということで、あとはほぼ一緒ということでございます。 次に、謝礼のほうが1,600万6,000円というところが計上されているというところで、これは多分イノシシの埋設処分謝礼と、それから鹿の埋設処分の謝礼だと思うんですね。イノシシの埋設処分の謝礼が200万6,000円、さらには鹿の埋設処分謝礼が252万円で間違いないでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 御指摘どおり、イノシシの埋設処分200万6,000円でございます。せっかくでございますので、新年度は198頭分。実は、単価が、焼却処分をしているものに同等の金額をお支払いしようということで、これはイノシシの体重によりまして単価が違うものですから、平均値で1頭当たり1万140円で計算をしております。 同じく鹿につきましても、これは鳥獣害対策実施隊員が埋設処分をする際に補助金をお支払いするものですが、これは1頭当たり鹿の場合は1万2,000円で、新年度まずは210頭分を計上したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) はい、わかりました。イノシシが198頭で単価が1万140円、それから鹿のほうが210でしたっけ。(「1万2,000円です。」と呼ぶ者あり)1万2,000円ね。はい、わかりました。 それで、残った分は火葬されるわけですけれども、そこで例えばイノシシとか中獣類等の死体火葬手数料、これが手数料のところの323万1,000円でなかろうかなと思うんですね。火葬費は、当然これ越前市が負担をしているというところですね。運搬は各集落から業者に依頼をしている。この部分は各集落が負担がかかってるということで間違いないですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) はい、御指摘どおりでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) それで、このことについても、以前会派の代表質問とかにも話を出しました。やはりこの部分もしっかりと行政が負担をすべきだと思うんですけど、ずっと経過してるんですけど、全然進歩がないので、どういうふうにお考えなのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 運搬費用につきましては、1頭当たり3,000円という金額になろうかと思いますが、これにつきましては集落支援ということで、1集落当たり共同で取り組まれるところは3万円お支払いをしております。こういったところにお使いいただいても構わないですよという御支援の金額でございますので、おおむね10頭分はそちらのほうでお使いいただいてもよろしいかなということで、毎回御説明を申し上げているところでございまして、引き続きこの支援は継続してございますので、御利用いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 今この3万円というのは、ほかにも例えば猿が出没したときに花火出したりとかというのも含まれてるわけですよ。だから、これは今換算してもらっても、ちょっと違うかなと思うんです。 私が言ってるのは、やはりここは絶対に行政が負担すべきということなので、ここは余り長々としゃべりませんので、ぜひ強く要望しておきますので、よろしくお願いしたいと思います。 さらに、市長の所信表明の中で水田被害の面積が出てました。イノシシの被害は3.2ヘクタールは減ってるけれども、ニホンジカの侵害が7.3ヘクタール増加ということで、全体では昨年度に比べて4.1ヘクタール増加して29.6ヘクタールということになっておりますが、特に今、猿の問題がありますよね。我々議員も本巣市へ行ってきました。威嚇してもう捕らえていると。しかし、猿も賢くて、なかなか入らなくなったんだと言っておりました。 それで、やはりこの猿の問題、多分大久保議員が一般質問で言われると思うんですけど、現時点とこれからの課題を言っていただければと思うんです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 越前市内を徘回しております猿の群れというのが、おおむね2つのグループが徘回をしておりまして、大体ルートが決まっております。これを被害に遭われている集落の皆様で追い払い等、それからサルどこネットというインターネットで情報を共有しながら、鳥獣対策班、これは農業公社で4名雇用していただいておりますが、対策班など、それから本市の農林整備課の職員などが追い払いに従事しているという現状でございます。 捕獲につきましては、平成30年度、本年度は今のところは1頭処分をしているという実績がございますが、昨年度も3頭おりに入って、1頭は柵の捕獲でございますが、わなにかかったものを1頭処分しておりますので、昨年は4頭。こういった経緯でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 今捕獲数が少ないということで、被害はたくさん、もう本当に山際の集落が相当な農作物の被害があるという状況なので、やはりいろんな自治体の先行事例をぜひ取り入れてもらって、もっと研究していただかないと、やはりそういった山際の集落の被害になるので、しっかりと研究をこれからも続けていただきたい、そのように思います。 次に、159ページ、先ほど吉田議員が質疑をされました6番の観光施設管理事業2,755万1,000円、私はここで手数料の4万4,000円についてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) こちらのほうは、萱谷町の公衆トイレの法定点検手数料、荒谷観光トイレのくみ取り手数料、JR武生駅看板点検手数料、合わせまして4万4,000円でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) 私もこれ今しっかりと見せていただいたんですけど、私の地元のちょうど荒谷町の日野山登山のところにくみ取り式のトイレがあると、これのくみ取り料。年2回だと思うんですね。このくみ取りは、実は大雨が降るといっぱいになっちゃって、ばあんとあふれ出るときもあるんですよね。 そういった意味で、実は相当前から地元の町内、さらには地域、PTA、小学校、区長会、自治振興会が要望を出しているはずなんですね。水洗トイレにしてくださいということで。当時の西野教育委員会事務局長が商業観光振興課長時代以前からだと思うんですよね。 そういった面で、やはりあそこだけが水洗になっていない。萱谷にしても平吹にしても水洗はついてる、これはおかしいと。 実は、日野山登山者が非常に今多くなっていて、近所の便所、トイレを借りて山へ登るといった例もあるわけです。そういった要望も出てるはずなんですね。 今わかっているだけでいいんですけれども、今後どういった水洗便所をしていくのか、これだけお考えをお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 今ほどの荒谷口の日野山の登山に関するトイレの整備につきましてですが、議員御指摘のとおり、水洗化の要望については北日野地区を初めとする地元団体から要望を受けているところでございます。 市としましては、地元の方との協議をしながら、利用者数などを踏まえた整備方法や、それにかかる費用等について検討を行っているところでございますが、個体でつけますとやはり非常な費用がかかります。御提案としましては、荒谷口の集会所に外トイレという形で、集会所の方も使える、登山客の方も使えるという形で、これなら何とかなるのかなというやはり資料を出しましたら、やはり高額になりましたので、今地元の方といろんな方法がないか協議をしているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 川崎俊之君。 ◆(川崎俊之君) ぜひとも町内と一体となって、やはり地域と一体となって話を進めていただきたい、そのように思います。 登山者は男性ばっかりじゃないので、やっぱり女性もいらっしゃるということで、それとやっぱり小学校、中学校、高校生、一般の方が非常に多く登られます。そういった意味で、早急に話をしていただいて、高額なことはわかっております。しかし、あそこしか水洗便所がついてない。これは大きな問題でありますので、ぜひ進めていただきたい。強く要望して、質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 続きまして、145ページの今ほど川崎議員と同じなんですが、農作物鳥獣害防止対策推進事業の中で、下のほうにあります有害鳥獣駆除業務委託料と、その飛んで1つ下の補助金、この内容、内訳をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) お答えいたします。 委託料につきましては、有害鳥獣駆除業務委託料ということで、主にこれは福井県猟友会の南越支部、それから今立支部のほうに、イノシシ、ニホンジカ、熊、猿などの止め刺し、こういったことをお願いしたときの委託料ということで、南越支部には37万9,000円、今立支部には11万7,000円というようなこと。 それから、もう一つはカラスとか猿おりのメンテナンスとか、それからカラスの場合には処理、処分をお願いしているわけですが、これは南越支部のほうにお願いしているので、354万4,000円という委託料を計上させていただいております。 それから、金額的に大きくなるんですが、越前たけふ農業公社のほうに鳥獣対策班、4名の雇用をお願いしております。こういったことで、委託料は1,726万1,000円を農業公社のほうにお支払いをしております。 また、補助金についてもお尋ねでございます。補助金につきましては、先ほどお答えしました大規模緩衝帯、それから防護柵の整備の支援ということで、合計しまして3,597万9,000円、これは2つ合わせた補助金でございますが、それから電気柵につきましても一部支援をさせていただいておりまして、電気柵は343万1,000円といったものが主な内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) このうち、今までイノシシとか猿とかカラスとかというところだったんですが、最近のトレンドなんですけど、やっぱり被害が激しく増加しているのは鹿、ニホンジカかなと思っております。このうち、今の委託料は別なんですが、補助金で鹿に対する金額というのは特化をされてますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 鹿の処分費ということで明確に数字が上がってきているものは、先ほどの埋設の処分の1頭当たり1万2,000円ということで、新年度は252万円の謝礼、こういったものを予算化しているということでございまして、あとワイヤーメッシュとか電気柵については、鹿にはそれほど効果はないんですけれども、こういったものも鹿の防御ということでは、費用の一部としてはかかっていると認識しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ちょっといろんな山間地へ行きますと、やはり鹿の被害で本当に30年、29年から一部始まって、30年かなり本格化して、ことしの春、ちょっと集落回りますと、もうほとんどの鹿の足跡という、そういったところが出てきていますので、それの対策の費用が若干あるのかなと思ったんですが、余り今お聞きしますと、そんなに有効な手だてがこの中には入ってないという、そういったことを感じました。 やはり地域の農業者の意見、そしてまた現地のほうをよく見ていただいて、予算の計上をできたら、そういったよく事情というのを詳細に分析して、予算の計上をお願いしたいと思っています。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 私のほうから1点だけお願いいたします。 農林水産業費の147ページ、農道管理事業でございますけれども、まず農道台帳整備事業委託料、この50万円というのはどういった内容を委託しているのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 越前市内の農道の延長が延びたりとか、それから改修をしたりしたときに、図面を調製しまして、国の検査に準備をするというようなものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 次に、広域農道補修工事費3,000万円でございますけれども、この工事期間教えてください。工事期間、場所。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) まず、日数的な期間については、新年度に入って速やかに取りかかりたいと思いますが、どこからどこまでということで区間でございますが、大虫口といいますか、福井村田製作所さんのところの交差点のところから南のほうに、国道8号までのところの区間4キロメートルの間を、農林整備課所管で補修をさせていただこうという予算でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 昨年度も1,000万円、池ノ上のほうね、補修されておりますし、今回は3,000万円ということで計上されてると。悪いところだけ直していくというような感じでございますけれども、この広域農道、工事車両が非常に通ります。道見てもらってもわかるように、何というか、波打ってるというか、そういったような状態になっておりますので、こういった場合については、そういった工事会社に対しても、またそういった企業に対しても助成を要望するべきでないかなと私は思います。一方的に市の予算を使って直せばいいというものでは僕はないと思ってるんですけれども、そういったお考えがあればお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 県にも相談したこともございます。ただ、公衆用の道路であるということと、それから原因者が特定しづらいというようなこと、有料道路ではないというようなことから、そういった原因者を突きとめて負担をいただくというようなことはできない性格の道路だということで認識をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) あくまでも広域農道でございますので、そこら辺をきちっとわきまえてただしていかないと、僕はだめやと思います。一般公衆道路だからどうのこうのという問題でなくして、やはりそういった車両が多く通っていれば傷んだと、なら工事入る前にわかると思いますので、まずもってそういった対応策をとるべきでないんかなと思います。 今後まだまだ工事車両通ると思いますので、わかった時点でそういった交渉に入って、こういった費用を抑えていくとか、そういった対応をとっていただきたいと要望しておききます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 145ページの目15環境調和型農業推進事業補助金の4,071万円と、環境調和型農業規模拡大支援事業補助金225万円について、内容をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) まず、越前市の環境調和型農業推進事業補助金でございますが、平成31年度におきましては、特別栽培米の面積で計画をしております。面積550ヘクタール程度を見込んでおりまして、国の環境保全型農業支援事業、例えば水張りとか中干し延期とかといった、生き物に優しい、生物に優しい田んぼづくり、お米のつくり方としては、減農薬、それから化学肥料を減らすといったような栽培のものについての支援でございます。 また、環境調和型農業規模拡大支援事業補助金でございますが、これは市の単独事業ということになりますが、これも環境調和型の土づくり支援ということで、鶏ふん堆肥が非常に有効的であるというようなことで、JAさんが鶏ふん堆肥を大量に散布できるようということで、これは一昨年も御支援申し上げた内容ですが、非常に効果があったということで、改めて平成31年度も御要望にお応えしたいということでの225万円でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 了解いたしました。3月議会の市長の提案説明理由にもあったんですが、環境調和型農業が面積が減ってると、そのようなことが書いてありました。昨年の面積とことしの面積、教えていただけますでしょうか、今年度の。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) ちょっと手元資料を持ってまいらなかったので申しわけないんですが、前年度ベースで、新年度は550ヘクタールというふうに要望させていただいたので、おおむね550ヘクタール前後で推移しているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 私がこの間お聞きしたところによりますと、昨年の作付面積が600ヘクタールだったそうです。それが、この数字も今お伺いした数字とちょっと違ってるんですけれども、541ヘクタールになったとお伺いしました。600ということでもよろしいんですが、ともかく、もし541ヘクタールだったら、37ヘクタール減ってるんですね。ということで、非常に残念に思います。 その理由、原因などわかりましたら、教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 先ほどちょっと条件を申し上げましたが、特別栽培米を生産する田んぼに対して補助金をお出しできるというものでございます。この特別栽培米というのは、コシヒカリという銘柄で、先ほど中干し延期とか、それから冬水田んぼというものに取り組むという条件、これは福井県の国の補助内容を福井県の特認事項で選定するものですが、これが例えばハナエチゼンとか、あきさかりとか、それから日本晴といったようなものの品種は対象になってない関係で、同じようなつくり方をしてる田んぼはたくさんあります。実は私もそのような田んぼをしてるんですが、補助対象にならない品種もあるということで、そこら辺はこの品種もお願いできませんかということは県にお願いをしてるんですが、条件に合わない部分が出てきたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。
    ◆(大久保惠子君) 今その条件の話も出ましたが、何か制度の変更もあったと聞いてます。何か講座を受講しないといけないとか、あと途中で、新年度はもう少し申請の数があったんですが、途中で条件が合わなくなって減ってしまったとか、そのようにも聞いております。 ということで、越前市はコウノトリを象徴として環境農業を推進しています。ようやく普及定着してきたかなと、少しずつ、そういう感があったんですが、やはり名実ともにコウノトリを象徴にして環境農業をふやしていこうということですので、名実ともに着実に少しずつでもふやしていけるような努力が必要かなと思います。 それで、何か拡大支援策か何かお持ちでしたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 議員御指摘のとおり、GAPに取り組む農家でないと対象にしないというのも、実は国のほうから条件づけられました。これについては、農協さんとも協力しまして、GAPの研修を受ける、そういったところでのGAPの方向へ向かってるということでお認めをいただいたりとかして、何とか550ヘクタール近くの作付、いけるんじゃないかということで見込ませていただきました。 繰り返しになりますが、取り組むというその機運といいますか、それから農家の取り組む能力といいますか技術は、当然培われてきているというふうに認識をしておりますので、あとはそういった条件をきちんと整えて、面積拡大のほうに、あるいは拡大できないまでも維持できるように、行政としても努力していかなければならないと認識しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) ぜひそのような姿勢で、着実に少しずつでもふやしていっていただきたいなと思うんですが、私は当初からちょっと心配していることがありまして、その経済の視点だけで進めると、やはり伸び悩むんじゃないかなというふうに思ってました。 やっぱりもうかるだけでは、経済視点だけでいくと、壁に当たるところがあるんじゃないかなというふうに思います。やはりそこは、子供たちに地域のよい環境を残したいとか、消費者に健康な食を届けたいとか、そういう農家の愚直な思いがないと、なかなか広まりづらいんではないかなというふうに思っているところです。 それには、まず担当の職員がすとんとそういうことを腹に落として農家の人にも説明しないと、ただ経済的視点だけでは無理があるかなというふうに思いますので、そこは強くお願いしたいと思います。 そして、先進地の豊岡なんかは、農とか食とか環境にいいといった一連のしっかりしたコンセプトのもとで推進してます。越前市も豊岡との交流はあると思いますが、原点に戻って、豊岡との交流なんかもしっかりしていただいて、情報交換もしっかりしていただいて、推進図っていただきたいと思いますが、これについていかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 越前市におきましても、食と農の創造ビジョン、それから条例までつくりまして、それを基本にしまして取り組みを進めているということは御理解いただけてると思います。 先進地豊岡との交流につきましても、地元白山地区を中心として、西部地区の方々が毎年視察団といいますか組織しまして、交流は引き続きやっております。それから、コウノトリの放鳥があるときに合わせまして、そういったイベントとかも続けておりますので、こういった思いというのはずっと引き継がれているというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 心強く思いました。これからもいろんな場を捉えて、ただ経済的な視点ばっかり言うのではなくて、農とか食とか環境の視点で取り組まれるように、しっかり指導、農家の人と話し合い続けていっていただきたいというふうに思います。 やっぱりこういうのは、箱物と違って派手さはないんですよね。地味な取り組みですので、着実に少しずつよろしくお願いしたいと思います。 それと、今答弁の中にもありましたが、145ページの同じく19です。この58万3,000円の内容についてお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 食と農の創造審議会の開催ということで、これは委員さんに対する謝礼でございます。これの積み上げが58万3,000円ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) というと、これは通年、毎年の事業ということですね。 ここで質問させていただきたいんですが、食と農の創造ビジョンの基本構想が21年3月に策定してます。そして、もう10年の期間がことしで終わりだと思います。そして、5年間の基本計画も第2次が31年で終わります。そして、3年ごとの実践プログラムも、30年で終了してます。これについて、今後の取り組み、計画の策定の改定とかお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 五十嵐農林審議監。 ◎農林審議監(五十嵐達哉君) 説明がちょっと不足して申しわけなかったんですが、先ほどの委員さんの謝礼というのが、例年よりは1回開催余計目に持たせていただいてます。これが議員御指摘の食と農の創造ビジョンの更新、これの会議の開催のためということでございます。今後も、またさらに次回につながる食と農の創造ビジョンの改定準備を進めたいという予算でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今年度から改定の作業に入るということですね。この10年間の間に、コウノトリが舞う里づくりも始まりました。初めつくったときには、コウノトリはなかったんですよね。その10年間の間に、いろいろ環境も変わってきました。ということで、コウノトリが舞う里づくり戦略など関連性も含めて、しっかり見直していただきたいと思います。私は、最近当初よりも、少しトーンダウンしてるのではないかなと、思いますので、初心に戻ってしっかり策定をお願いしたいと思います。 この件は以上です。 次に、159ページの目7観光推進事業のインバウンド事業委託料1億4,000万円について、この内容と実施期間と、財源とか委託先を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) インバウンド事業に対するお尋ねだと思います。 委託先でございますが、越前市観光協会を考えてございます。 期間でございますが、昨年の9月議会で計画策定調査費用として1,000万円持たせていただきました。実際の実施年度は、31年度、32年度の2カ年でございます。 内容でございますが、この2カ年間におきまして、インバウンドにかかわりますプロモーションですとか、宿泊券買い取り及び販売による宿泊施設の整備促進、それから外国人の受け入れ環境整備、ブランディング、商品開発、二次交通の改善に向けた実証実験の実施、それからマーケティングというふうな形で考えてもございますし、そのために組織の人件費や人材確保、観光事業者も含むおもてなし研修に関する必要な経費というのも考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 去年のJTBに委託した調査ですね、それも含めて3年間の計画ということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 計画策定のほうはJTBのほうに委託をさせていただきました。その計画アンケート調査、基本調査ですね、そういった形を30年度はさせていただきましたが、31年度は主体を観光協会がしていただいて、それぞれの事業に取り組んでいくということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 去年のJTBの調査を受けて、これから事業を始めるということだと思います。 それで、推進体制をお知らせいただきたいんですが、今委託先が観光協会というふうにおっしゃいましたが、観光協会の中にこういう事業を担うところをつくるのですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) インバウンド事業に関します専門の部屋を1つ設置したいというふうに考えておりまして、専門でお二人、これは民間会社からの派遣、それから公募、それから市の職員を1名配置するという予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) では、この中にその方々の人件費も入っているんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) はい、含まれております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) これがこの間いただきました、30年度地方創生推進交付金事業の訪日外国人旅行者の誘客による地域産業の活性化という資料をいただいたんですが、これにいろいろよるわけですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) この地方創生推進交付金を活用した事業の推進には、計画の策定が必須でございます。平成31年度の交付金事業の推進の担保となっている、その計画を策定することが担保になってることから、30年度事業ではこの訪日外国人旅行者の誘客による地域産業の活性化計画を、今お手元の資料を作成してございます。 これは、当市と地方創生に関する連携協定を締結している株式会社JTBを委託業者としまして、その専門性をもとに策定した本市への提案ということでございます。言えば、事業推進のたたき台という形で考えております。 当該計画につきましては、現段階でその全ての実施を想定しているものではございませんで、有識者による妥当性の検証や助言等を経て、ブラッシュアップして、実際には推進していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 地域創生の観光庁版の委託事業かなというふうに思うんですが、その中にDMO越前というのが書いてあります。それが今おっしゃったような観光協会の中にそういう部署を置くと、それがDMOと理解してよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 先ほど申しましたのは、推進室を設けるということでございます。DMOというのは提案の中にありますが、それありきではなくて、観光協会を自走させるためにはDMOという手段もあるということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 私はこれ、DMOをつくることが、一つの委託事業を受ける条件かなと思ってましたので、そうではないんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 現在の観光協会の財源といいますのは、ほとんど市の補助金であるとか委託料で賄っているところで、会費は若干いただいております。そのほかに花火は協賛金をいただいて、大々的な事業を行っておりますが、今ほど申し上げましたとおり、ほぼ市の補助金、委託料で賄っているような状況であります。 それで、このインバウンド事業を活用しまして、収入源を確保するであるとか、自走できます組織、その中にはDMOが入っているということで考えていただければいいかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) この外国人観光者の誘客という事業を介して、ではその観光協会の体質強化というか、改善というか、そういうことも狙っているということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 自主財源を確保できるような事業に取り組んでいただきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 了解です。それも含めてでしょうが、しっかりこの事業に取り組んでいただきたいなというふうに思うんですが、私が今まで知っているだけでも、このような事業っていろいろやってるんですよね。まちづくりの広域の連携の事業だとか、伝統工芸関係の事業だとか、今さっき出ましたが周遊滞在型の事業だとか、もう既にそういう事業が越前市にあります。それらとの位置づけとか連携、関係はどうなりますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 丹南地域周遊滞在型観光の推進事業につきましては、丹南5市町を対象としまして、ソフト、ハード事業を実施するものでございます。インバウンド事業につきましては、ターゲットを訪日外国人に特化しまして、国の交付金、先ほど財源のことを申しおくれましたが、1億4,000万円のうちの2分の1、7,000万円が交付金で直接入ってまいります。そのほか市の一般財源の裏負担としまして、地方交付税、特別交付税、こちらのほうで、ソフト事業であれば、国の資料によりますと9割9分が財源として措置されるということでございます。 その国の交付金を活用しまして、短期集中的に取り組むものでございまして、県や丹南地域の市町に協力を得るものの、本市の観光振興に主眼を置いてることでございまして、丹南地域周遊滞在型観光推進事業とは異なるコンセプトで取り組むものでございます。  ──────────────── ○議長(川崎悟司君) ここで申し上げます。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  ────────────────(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今部長の御答弁にありましたが、この事業を活用してインバウンド、プラス観光協会の体質ということを狙ってらっしゃるんだと思うんですが、私何が言いたいかといいますと、さっきも言いましたが、このゼロから事業をつくらなくても、既に事業があって、そこにインバウンドの視点をプラスすればいいんじゃないかなというふうに思うんです。 さっき言いましたように、地方創生事業の観光庁版ということで、全国的に見ても何か交付金の、縁の切れ目ではないですけど、終わりで、もうなくなってしまう事業とか、そういうところも結構あるというふうに聞いてます。だから、これだけじゃないんですけれども、何でも国の補助金、交付金があるからといって飛びつかなくてもいいんじゃないかなというふうに思うんですね。 そのことで、今委託金7,000万円といっても、あとの2分の1の7,000万円は自己財源なんですね、越前市の。そういうこともありますし、これによって時間も労力もとられるわけです。私、振り回されるようなことになってほしくないんですね、この事業をとることで。 ということで、この事業を活用するなら、しっかりそこら辺を考えて、振り回されないようにするべきだというふうに思います。これからもいろんな交付金関係事業あると思いますが、効果的な事業の実施、推進を図っていっていただきたいなということをここで強調して終わります。いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 藤下産業環境部長。 ◎産業環境部長(藤下利和君) 今ほど一般財源、半分の7,000万円、先ほども申し上げましたが、地方交付税のほうで補填をされるということで、そちらのほうにつきましても財源措置があるということであります。 2年間の時限の事業でございます。この2年間をフルに活用しまして、先ほど言いましたが、体質強化であるとか自走的な組織、そういったことに傾注していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎悟司君) 渡辺市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(渡辺亜由美君) 済みません、予算書の119ページの子育て支援体制推進事業の地域子育て支援センターの委託料につきまして、先ほど御説明をさせていただきましたが、補足をさせていただきたいと思います。 3階のピノキオに職員を配置するということですけれども、今4階の相談室に配置しております子育て世代包括支援センターの窓口を3階の子ども広場に持っていくというものです。これはあくまでも相談窓口ということですので、より専門的な相談ということは、これまでと同様、専門的な支援を要する場合、またこれは4階の子ども・子育て総合相談室が対応いたしますので、補足をさせていただきます。 ○議長(川崎悟司君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、次会は26日午前10時から再開し、引き続き区分2の質疑を続行いたしますので、御了承願います。 なお、その際の議案の質疑方法につきましては、本日と同様とし、各議員における質疑の制限時間は、それぞれの所定の持ち時間により行います。  ================ ○議長(川崎悟司君) 本日はこれをもって延会いたします。        延会 午後4時51分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│            予   算   付   託   表            ││ 総務委員会                                   ││  議案第 1 号 平成30年度越前市一般会計補正予算(第8号)          ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳入全部                                ││     歳出第 1 款 議会費                          ││       第 2 款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事 ││           業及び11目国際交流推進費並びに13目庁舎等建設費のうち1 ││           複合施設(今立総合支所)建設事業を除く。)         ││       第 9 款 消防費                          ││       第12款 公債費                          ││   第2条(地方債の補正)の第2表地方債補正                  ││   第3条(繰越明許費の補正)の第3表繰越明許費補正              ││  議案第 9 号 平成31年度越前市一般会計予算                 ││   第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算                 ││     歳入全部                                ││     歳出第 1 款 議会費                          ││       第 2 款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事 ││           業、11目多文化共生推進費のうち1外国人市民相談事業、13 ││           目庁舎等建設費のうち1本庁舎建設事業、2複合施設(今立総合 ││           支所)建設事業並びに3本庁舎建設関連事業のうち謝礼、普通旅 ││           費、食糧費、測量設計等委託料、土地取得費及び物件移転補償  ││           金、3項戸籍住民基本台帳費、7項1目生活安全対策費のうち2 ││           狂犬病予防事業、10交通災害共済事業及び12消費者対策事業 ││           を除く。)                         ││       第 8 款 土木費中2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施設整備事 ││           業及び5目除雪対策費のうち2積雪対策事業          ││       第 9 款 消防費                          ││       第12款 公債費                          ││       第13款 諸支出金中2項繰出金                   ││       第14款 予備費                          ││   第2条(継続費)の第2表継続費                       ││   第3条(債務負担行為)の第3表債務負担行為                 ││   第4条(地方債)の第4表地方債                       ││   第5条(一時借入金)                            ││   第6条(歳出予算の流用)                          ││ 教育厚生委員会                                 ││  議案第 1 号 平成30年度越前市一般会計補正予算(第8号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 2 款 総務費中1項11目国際交流推進費             ││       第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費(ただし、1項5目合併処理浄化槽費及び2項清掃費を ││           除く。)                          ││       第10款 教育費                          ││  議案第 4 号 平成30年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)    ││  議案第 5 号 平成30年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号)      ││  議案第 6 号 平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   ││  議案第 9 号 平成31年度越前市一般会計予算                 ││   第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算                 ││     歳出第 2 款 総務費中1項11目多文化共生推進費のうち1外国人市民相談 ││           事業、3項戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費の ││           うち2狂犬病予防事業、10交通災害共済事業及び12消費者対 ││           策事業                           ││       第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費、5目合併処理浄化槽費 ││           及び2項清掃費を除く。)                  ││       第10款 教育費                          ││  議案第11号 平成31年度越前市国民健康保険特別会計予算           ││  議案第12号 平成31年度越前市介護保険特別会計予算             ││  議案第13号 平成31年度越前市後期高齢者医療特別会計予算          ││ 産業建設委員会                                 ││  議案第 1 号 平成30年度越前市一般会計補正予算(第8号)          ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 2 款 総務費中1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事業及び  ││           13目庁舎等建設費のうち1複合施設(今立総合支所)建設事業 ││       第 4 款 衛生費中1項5目合併処理浄化槽費及び2項清掃費      ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費                          ││       第11款 災害復旧費                        ││  議案第 2 号 平成30年度越前市下水道特別会計補正予算(第3号)       ││  議案第 3 号 平成30年度越前市産業団地造成特別会計補正予算(第1号)    ││  議案第 7 号 平成30年度越前市水道事業会計補正予算(第2号)        ││  議案第 8 号 平成30年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号)     ││  議案第 9 号 平成31年度越前市一般会計予算                 ││   第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算                 ││     歳出第 2 款 総務費中1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事業並びに ││           1項13目庁舎等建設費のうち1本庁舎建設事業、2複合施設  ││           (今立総合支所)建設事業、並びに3本庁舎建設関連事業のうち ││           謝礼、普通旅費、食糧費、測量設計等委託料、土地取得費及び物 ││           件移転補償金                        ││       第 4 款 衛生費中1項4目環境対策費、5目合併処理浄化槽費及び2項 ││           清掃費                           ││       第 5 款 労働費                          ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費(ただし、2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施 ││           設整備事業及び5目除雪対策費のうち2積雪対策事業を除く。) ││       第11款 災害復旧費                        ││       第13款 諸支出金中1項公営企業費                 ││  議案第10号 平成31年度越前市下水道特別会計予算              ││  議案第14号 平成31年度越前市水道事業会計予算               ││  議案第15号 平成31年度越前市工業用水道事業会計予算            │└─────────────────────────────────────────┘...