越前市議会 > 2018-03-02 >
03月19日-06号

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  1. 越前市議会 2018-03-02
    03月19日-06号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成30年 3月第 2回定例会          平成30年第2回越前市議会定例会(第6号) 平成30年3月2日の会議に引き続き、平成30年3月19日午後2時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│          平成30年第2回越前市議会定例会議事日程           ││                        平成30年3月19日午後2時開議 ││  第 6 号                                  ││ 第 1  議案第16号 越前市あいぱーく今立設置及び管理条例の制定について    ││ 第 2  議案第17号 越前市役所支所及び出張所設置条例の一部改正について    ││ 第 3  議案第18号 越前市職員の給与に関する条例等の一部改正について     ││ 第 4  議案第19号 越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について   ││      (以上4案 総務委員会審査結果報告)                 ││ 第 5  議案第20号 越前市印鑑条例の一部改正について             ││ 第 6  議案第21号 越前市国民健康保険税条例の一部改正について        ││ 第 7  議案第22号 越前市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について    ││ 第 8  議案第23号 越前市国民健康保険条例の一部改正について         ││ 第 9  議案第24号 越前市介護保険条例の一部改正について           ││ 第10 議案第25号 越前市福祉型児童発達支援センター設置及び管理条例の一部改 ││           正について                         ││      (以上6案 教育厚生委員会審査結果報告)               ││ 第11 議案第26号 越前市越前打刃物振興施設設置及び管理条例の制定について  ││ 第12 議案第27号 越前市都市公園条例の一部改正について           ││ 第13 議案第28号 越前市営住宅条例の一部改正について            ││      (以上3案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第14 議案第29号 財産の無償貸付けについて                 ││ 第15 議案第30号 福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少等 ││           について                          ││      (以上2案 総務委員会審査結果報告)                 ││ 第16 議案第 2 号 平成29年度越前市一般会計補正予算(第7号)       ││      (委員会審査結果報告)                       ││ 第17 議案第 3 号 平成29年度越前市下水道特別会計補正予算(第2号)    ││ 第18 議案第 7 号 平成29年度越前市水道事業会計補正予算(第2号)     ││ 第19 議案第 8 号 平成29年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号)  ││      (以上3案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第20 議案第 4 号 平成29年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ││ 第21 議案第 5 号 平成29年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号)   ││ 第22 議案第 6 号 平成29年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2  ││           号)                            ││      (以上3案 教育厚生委員会審査結果報告)               ││ 第23 議案第 9 号 平成30年度越前市一般会計予算              ││      (委員会審査結果報告)                       ││ 第24 議案第10号 平成30年度越前市下水道特別会計予算           ││ 第25 議案第14号 平成30年度越前市水道事業会計予算            ││ 第26 議案第15号 平成30年度越前市工業用水道事業会計予算         ││      (以上3案 産業建設委員会審査結果報告)               ││ 第27 議案第11号 平成30年度越前市国民健康保険特別会計予算        ││ 第28 議案第12号 平成30年度越前市介護保険特別会計予算          ││ 第29 議案第13号 平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計予算       ││      (以上3案 教育厚生委員会審査結果報告)               ││ 第30 議案第31号 越前市議会基本条例の一部改正について           ││ 第31 議案第32号 副市長の選任につき同意を求めることについて        ││ 第32 議案第33号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ││ 第33 議案第34号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ││ 第34 議案第35号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ││ 第35 意見書案第1号 障がい児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備 ││            を求める意見書                      ││ 第36 議員の派遣について                           │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第16号 越前市あいぱーく今立設置及び管理条例の制定について 日程第 2  議案第17号 越前市役所支所及び出張所設置条例の一部改正について 日程第 3  議案第18号 越前市職員の給与に関する条例等の一部改正について 日程第 4  議案第19号 越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について 日程第 5  議案第20号 越前市印鑑条例の一部改正について 日程第 6  議案第21号 越前市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第 7  議案第22号 越前市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 日程第 8  議案第23号 越前市国民健康保険条例の一部改正について 日程第 9  議案第24号 越前市介護保険条例の一部改正について 日程第10 議案第25号 越前市福祉型児童発達支援センター設置及び管理条例の一部改正について 日程第11 議案第26号 越前市越前打刃物振興施設設置及び管理条例の制定について 日程第12 議案第27号 越前市都市公園条例の一部改正について 日程第13 議案第28号 越前市営住宅条例の一部改正について 日程第14 議案第29号 財産の無償貸付けについて 日程第15 議案第30号 福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少等について 日程第16 議案第 2 号 平成29年度越前市一般会計補正予算(第7号) 日程第17 議案第 3 号 平成29年度越前市下水道特別会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第 7 号 平成29年度越前市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第 8 号 平成29年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第 4 号 平成29年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第 5 号 平成29年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第 6 号 平成29年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第23 議案第 9 号 平成30年度越前市一般会計予算 日程第24 議案第10号 平成30年度越前市下水道特別会計予算 日程第25 議案第14号 平成30年度越前市水道事業会計予算 日程第26 議案第15号 平成30年度越前市工業用水道事業会計予算 日程第27 議案第11号 平成30年度越前市国民健康保険特別会計予算 日程第28 議案第12号 平成30年度越前市介護保険特別会計予算 日程第29 議案第13号 平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計予算 日程第30 議案第31号 越前市議会基本条例の一部改正について 日程第31 議案第32号 副市長の選任につき同意を求めることについて 日程第32 議案第33号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第33 議案第34号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第34 議案第35号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第35 意見書案第1号 障がい児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書 日程第36 議員の派遣について  =======================================3 出席議員(21人)     1 番 大久保 健 一 君         2 番 清 水 和 明 君     3 番 吉 村 美 幸 君         4 番 小 玉 俊 一 君     5 番 加 藤 吉 則 君         7 番 佐々木 哲 夫 君     8 番 吉 田 啓 三 君         9 番 安 立 里 美 君    10番 川 崎 俊 之 君        11番 三田村 輝 士 君    12番 小 形 善 信 君        13番 城 戸 茂 夫 君    14番 川 崎 悟 司 君        15番 中 西 眞 三 君    16番 西 野 与五郎 君        17番 伊 藤 康 司 君    18番 佐々木 富 基 君        19番 福 田 往 世 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 前 田 一 博 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)     6 番 霜   実 男 君5 議  事        開議 午後2時00分 ○議長(前田一博君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が霜実男君から参っておりますので、御報告いたしておきます。  ================ △日程第1 議案第16号 ~ 日程第4 議案第19号 ○議長(前田一博君) 日程に入ります。 日程第1議案第16号越前市あいぱーく今立設置及び管理条例の制定についてから日程第4議案第19号越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正についてまでの4案を一括して議題といたします。 本4案に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 川崎総務委員長。 ◆総務委員長川崎俊之君) 〔登壇〕ただいま議題となりました、総務委員会に付託をされました 議案第16号 越前市あいぱーく今立設置及び管理条例の制定について 議案第17号 越前市役所支所及び出張所設置条例の一部改正について 議案第18号 越前市職員の給与に関する条例等の一部改正について 議案第19号 越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について 以上4案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本4案につきましては、去る3月12日に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について、委員からは、県内では12月議会で議決している自治体が多いが、越前市はなぜ3月議会での議案提出となったのか、ただされました。 理事者からは、平成29年12月8日に退職手当の減額について国の決定があったが、退職手当については職員の退職後の生活に大きな影響を及ぼすことから年明け後も引き続き職員側と十分に協議を進めてきた、その結果職員側と一定の妥結を見たことから、3月議会に議案を提出したとの答弁がなされました。 また、別の委員からは、条例の施行日が議決日である3月19日になるということだが、4月1日施行にはできなかったのか、ただされました。 理事者からは、国や福井県、福井市などが今年度退職職員から適用することが決定している、県内の多くの地方公務員が今年度適用となる状況で越前市職員が異なる取り扱いをするのは市民に説明ができないと判断し、越前市も今年度退職職員から適用することとしたとの答弁がなされました。 本4案の採決に当たりましては、議案第19号の採決につきまして、委員からは、条例の施行日から退職日までの周知期間が短く猶予がないことから反対するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成多数で、議案第16号、議案第17号、議案第18号につきましては全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(前田一博君) 次に、議案第19号に対しては中西眞三君ほか1名から修正の動議が提出されております。 事務局にその写しを配付いたさせます。 修正案はお手元に配付のとおりであります。 本修正案に対し、提出者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 中西眞三君。 ◆(中西眞三君) 〔登壇〕議案第19号越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正案について修正動議を提出いたします。 この議案は改正案条例が公布日から施行いたそうとするものでありますが、私は公布の日からではなく平成30年4月1日から施行するとの修正案でございます。 本案は民間における退職給付の支給の実情に鑑み、国家公務員退職手当支給水準引き下げられたことを踏まえての越前市職員の退職手当を算定する調整率を引き下げようとするものでありますが、突然3月議会に提出され、そして3月19日の本会議にて承認、可決後直ちに公布され施行されることに私はどうしても理解、同意できません。 越前市職員は、国家公務員とは職場環境が全く違います。国家公務員は国家の公務員、越前市職員は越前市民公務員であります。越前市民に対して真面目に日々頑張ってこられた合併とか、一大変動職務労働環境が変革した中において市民のために汗を流し知恵を出してこられた職員に対し、いきなり退職給与費引き下げ、それも退職日の約10日前に施行と、余りに理不尽な施行と言わざるを得ません。今回退職される方々にも生活や暮らしがありますし、退職後の生涯設計もあります。何とぞ議員皆様の深い御理解を賜り、施行日を平成30年4月1日との修正動議に御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田一博君) ただいまの委員長報告及び修正案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) ただいま議題となっています議案第19号の今、中西議員が説明されました修正案についてお聞きをいたします。 今の御説明をお聞きいたしますと、これはいわゆる周知期間が短いと、10日前のいきなりの引き下げであって、このことによって職員の方々の生活設計に狂いが生じてくると、こういう論法でありますけれども、それでは今回はだめだけれども次年度以降は引き下げはこれは認めていくと、そうしますとそういう方々のその生活設計の狂いというのはどういうふうになっていくのか、やはり職員の方々の暮らしをおもんぱかり、そしてまた今御説明あったように職員の方々が一生懸命住民サービスに努められ、市民の方々の福祉向上に努められておられる、そうした点からいけば、これは今年度はだめだけれども来年からの引き下げはいいですよ、こういう論法にはならないというふうに思うんですが、そのことに対してはいかがお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 中西眞三君。 ◆(中西眞三君) 公職として数十年、長い方で40年近くの公職を務められた方において、長い間公職につかれてきた公僕としての地方公務員さんが40年近くも市のために汗を流し頑張ってこられた、そういう実態を踏まえて、いきなり3月19日の本日でございますけれども、最終議会において承認可決し、そしていきなり実行といった形では、そうした長年の公務員としての公僕として汗を流し血を出されてこられた方に対してのやはり一定期間の生涯設計といったものにおいては、この10日余りでは余りにも短過ぎる、少なくとも3カ月以上、半年ぐらいあれば家庭の皆さんと協議して実はこういうふうに退職後はこういう青写真を描いていたんだけれども、実際にこういうふうな70万円、80万円減額になるといったことをあらかじめ家庭の中においてお話し、協議する時間もあってもしかるべきだと私は思います。それがやはり道理にかなうんではないかなと、そういった意味において今回は10日余りは余りにも理不尽ではないかといった形で、一定期間の期間を置いて家族の皆さんで協議せられる時間もあってもしかるべきと、そういった意味において今回私はこの理不尽な制度変更というものに対しては、やはり今できることなら修正動議で4月1日からの施行ということにしていただきたいというつもりでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) それでは、確認させていただきますけれども、今言われたのはこれがいきなりだからだめなんだと、周知期間があれば公務員退職給与引き下げは、これは賛成だと、こういうことでよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 中西眞三君。 ◆(中西眞三君) 基本的には国家の流れ、地方の見解の流れ、他の自治体の流れという形の中で今回はやむを得ないなというふうな形でありますけれども、ただ施行日において他市の事例においても4月1日というふうに定めた自治体もございます。そういった意味において、今回の処遇に関しては4月1日という形での修正をしていただきたいということでございます。 ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 前田修治君。
    ◆(前田修治君) 〔登壇〕ただいま議題となっております議案第19号越前市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について、私は日本共産党議員団を代表いたしまして反対の立場で討論を行います。 今回の改正案は民間における退職金給付の支給の実情に鑑み退職手当支給基準引き下げようとするもので、その引き下げによる影響は平均額で約72万円の減額になるということでございます。公務員民間労働者の賃金は、引き下げの悪循環に陥っています。民間ではベースアップはだめだとか、定期昇給は凍結という財界による賃金抑制派遣労働など低賃金、身分不安定な非正規雇用の増大で減り続けております。公務員も賃下げだけではなく住民サービスの分野を中心に低賃金の非正規雇用化が進み、官製ワーキングプアという深刻な状況を生み出しています。さらなる今回の退職手当引き下げは、職員の仕事に対するやる気を損なわせ、ひいては住民への対応、住民サービスの低下につながらないかの懸念がございます。民間の基準に合わせて引き下げていくというのでは、賃下げ競争に拍車をかけることになります。民間企業公務員と比較して給与が低いというのであれば、国は民間企業の賃金を引き上げる政策こそとるべきであると考えます。民間と公務員の賃下げの連鎖による所得の減少を断つことが重要です。また、政府のやり方が乱暴で、ルールに反していることも問題視しなければなりません。地方公務員の賃金は、自治体が独自に自主的に条例をつくって決定するのが地方公務員法で定められた原則です。職員団体との交渉にも応じなければなりません。国が一方的に下げ幅を決め実施を強制する前提で地方交付税を減額するのは、この原則を踏みにじる行為です。公務員争議行為の禁止など労働基本権の一部を制限されており、代償措置として人事院が給与勧告などを行いますが、この間の人事院勧告では公務員の退職金の大幅引き下げ配偶者手当の削減などが行われ、人事院は公務員労働基本権制約代償機関という役割を果たしておりません。官民均衡の確保のための退職手当引き下げは退職後も守秘義務が課され、雇用保険も適用されない公務員の特質性を無視し、生涯設計に大きな影響を及ぼすもので、労組との合意もなく労働者の権利を侵害するもので、断じて認めることはできません。また、修正案につきましても、今回だけではなく将来的にわたって公務員賃金引き下げにつながるような改正についても賛成することはできません。 以上の理由から本条例の一部改正案、また修正案に対して反対をいたします。 ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 採決の順序については会議規則第76条に基づいて行いますが、あらかじめ御説明いたします。 まず初めに、修正案を採決し、修正案が可決されたときは、修正部分を除く原案について採決いたします。修正案が否決されたときは、原案について採決を行います。 なお、その採決は起立により行います。 それではまず、中西眞三君ほか1名から提出された修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(前田一博君) 起立少数と認めます。 よって、本修正案は否決されました。 次に、議案第19号について採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(前田一博君) 起立多数であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっておりますうち、議案第16号越前市あいぱーく今立設置及び管理条例の制定について、議案第17号越前市役所支所及び出張所設置条例の一部改正について、議案第18号越前市職員の給与に関する条例等の一部改正についての3案を採決いたします。 本3案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本3案については委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第16号、議案第17号及び議案第18号の3案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第5 議案第20号 ~ 日程第13 議案第28号 ○議長(前田一博君) 日程第5議案第20号越前印鑑条例の一部改正についてから日程第13議案第28号越前市営住宅条例の一部改正についてまでの9案を一括して議題といたします。 本9案に対し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 安立教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長安立里美君) 〔登壇〕ただいま議題となりましたうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第20号 越前市印鑑条例の一部改正について 議案第21号 越前市国民健康保険税条例の一部改正について 議案第22号 越前市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 議案第23号 越前市国民健康保険条例の一部改正について 議案第24号 越前市介護保険条例の一部改正について 議案第25号 越前市福祉型児童発達支援センター設置及び管理条例の一部改正について 以上6案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本6案につきましては、去る3月6日に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、6案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 伊藤産業建設委員長。 ◆産業建設委員長(伊藤康司君) 〔登壇〕ただいま議題となっておりますうち、産業建設委員会に付託されました 議案第26号 越前市越前打刃物振興施設設置及び管理条例の制定について 議案第27号 越前市都市公園条例の一部改正について 議案第28号 越前市営住宅条例の一部改正について 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましては、去る3月8日に委員会を開き、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、3案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(前田一博君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本9案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本9案については委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号及び議案第28号の9案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第14 議案第29号 ・ 日程第15 議案第30号 ○議長(前田一博君) 日程第14議案第29号財産の無償貸付けについて、日程第15議案第30号福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少等についての2案を一括して議題といたします。 本2案に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 川崎総務委員長。 ◆総務委員長川崎俊之君) 〔登壇〕ただいま議題となりました、総務委員会に付託されました 議案第29号 財産の無償貸付けについて 議案第30号 福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少等について 以上2案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本2案につきましても、去る12日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、2案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(前田一博君) 委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本2案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本2案については委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第29号、議案第30号はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第16 議案第2号 ○議長(前田一博君) 日程第16議案第2号平成29年度越前市一般会計補正予算第7号を議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 安立教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長安立里美君) 〔登壇〕ただいま議題となりました議案第2号平成29年度越前市一般会計補正予算第7号のうち、教育厚生委員会に付託されました 第1条 歳入歳出予算の補正の第1表歳入歳出予算補正  歳出第2款 総務費中1項11目国際交流推進費及び3項戸籍住民基本台帳費    第3款 民生費    第4款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費、5目合併処理浄化槽費及び2項清掃費を除く。)    第10款 教育費につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る6日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 伊藤産業建設委員長。 ◆産業建設委員長(伊藤康司君) 〔登壇〕ただいま議題となっております議案第2号のうち、産業建設委員会に付託されました 第1条 歳入歳出予算の補正の第1表歳入歳出予算補正  歳出第2款 総務費中1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事業    第4款 衛生費中1項4目環境対策費、5目合併処理浄化槽費及び2項清掃費    第5款 労働費    第6款 農林水産業費    第7款 商工費    第8款 土木費につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第4款衛生費中、1項保健衛生費、5目合併処理浄化槽費に計上された浄化槽設置整理事業について、委員からは、国道8号線の東側区域における合併処理浄化槽整備に関し早急な整備に向け各家庭の事情も踏まえた上での働きかけをどのように行っているのか、ただされました。 理事者からは、合併処理浄化槽事業の促進については従来は主に市広報紙や市ホームページ、チラシ等にて周知していたが、今年度からは実態調査に基づくアンケート調査や戸別訪問にも重点を置いて取り組んでいるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、それらの取り組みを通して実態把握が進む中、今後の方策や進め方についてはどのように計画しているのか、ただされました。 理事者からは、8年間の重点整備期間内の整備に対し補助を上乗せする促進型の市合併処理浄化槽設置整備事業については平成30年度が最終年度となるため、市の浄化槽維持管理協会を通して各業者とも連携するなど最後の1年間強力に推進していきたいと考えているとの答弁がなされました。 次に、歳出第7款商工費中、1項商工費、2目産業振興活性化費に計上されました中心市街地活性化事業について、委員からは、地域おこし協力隊の定住が進まないことに関し、その理由や現在の状況についてただされました。 理事者からは、これまで2人体制であったが1人が昨年9月に任期満了となり現在募集をしているところである、過去2人の地域おこし協力隊は越前市を離れたが、いずれも個人の意思によるもので市としても定住化してほしいという思いがあるので、本人の意思や思いを聞きながら今後も定住化に向けサポートを継続していく、また地域おこし協力隊の活動自体にも今以上に光を当て市民の理解を得ながら協力隊のやりがい創出を図っていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、地域おこし協力隊は志を持って越前市に来ており、その点をいかに生かしていくかを考えなければならない、次年度は2人体制とのことだが、それ以上に来てもらって、その方たちが仲間でまちおこしに取り組むような体制も考えるべきだと思うが、地域おこし協力隊の増員についてどう考えているのか、ただされました。 理事者からは、当初予算では2人分の予算しか持っていないが、越前市に来てくれる人がそれ以上になるのであれば追加の補正等も考えながら対応していきたいとの答弁がなされました。 次に、歳出第8款土木費中、2項道路橋梁費、5目除雪対策費に計上された道路除雪対策事業について、委員からは、本年2月の大雪時の除雪に際し県や各業者と情報を共有する場はあったのか、また除雪体制についてはどのように協議がなされたのかをただされました。 理事者からは、県とは降雪期間の前に除雪会議等行っており、除雪の体制や出動基準について協議を行い除雪に臨んでいる、また業者には除雪の工区割りの決定に当たり各業者の保有機械の種類や台数、オペレーター数を踏まえこれまでに実施できた工区内のさまざまな情報について聞き取りを行った上で正式に除雪の工区を決定している、しかし今回の大雪で新たな課題が出てきているので、今後業者に工区ごとの課題についてヒアリングを行い、今回の大雪を検証した上で今後の除雪体制に配慮していきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、検証については記憶の新しいうちにしっかりと行い、またヒアリングについては業者だけではなく各区長や福祉、教育の関係者にも行うなど、さまざまな分野で連携がとれる体制づくりをお願いしたいとの要望がなされました。 次に、4項都市計画費、3目公園費に計上された補助公園整備事業について、委員からは、武生中央公園には休みの日にもなると大変多くの方がお越しになる、今後は問い合わせ対応や常駐管理の体制を考えていかなければならないと思うが、現時点の体制や今後についてどう考えているのかとただされました。 理事者からは、管理体制について今年度は土日祝日に管理人を1名配置しているが、来年度については平日に管理人1人、休日には管理人と補助員の配置を考えているとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、武生中央公園に関する問い合わせが周辺の市関連施設に入ってくると聞いている、公園の管理は指定管理者の森林組合が行っているため来園者にそのことが明確にわかるよう問い合わせ先に関する表示を行うなど利便性の向上を図られたいとの要望がなされました。 以上、審査に当たり特に議論のあった点について申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 川崎総務委員長。 ◆総務委員長川崎俊之君) 〔登壇〕ただいま議題となっております議案第2号のうち、総務委員会に付託されました 第1条 歳入歳出予算の補正の第1表歳入歳出予算補正  歳入全部  歳出第1款 議会費  歳出第2款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事業、11目国際交流推進費及び3項戸籍住民基本台帳費を除く。)    第9款 消防費    第12款 公債費 第2条 債務負担行為の補正の第2表債務負担行為補正 第3条 地方債の補正の第3表地方債補正 第4条 繰越明許費の補正の第4表繰越明許費補正につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る12日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(前田一博君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案については各委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第17 議案第3号 ~ 日程第22 議案第6号 ○議長(前田一博君) 日程第17議案第3号平成29年度越前市下水道特別会計補正予算第2号から日程第22議案第6号平成29年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号までの6案を一括して議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 伊藤産業建設委員長。 ◆産業建設委員長(伊藤康司君) 〔登壇〕ただいま議題となりましたうち、産業建設委員会に付託されました 議案第3号 平成29年度越前市下水道特別会計補正予算第2号 議案第7号 平成29年度越前市水道事業会計補正予算第2号 議案第8号 平成29年度越前市工業用水道事業会計補正予算第2号 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本案につきましても、去る8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、3案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 安立教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長安立里美君) 〔登壇〕ただいま議題となっておりますうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第4号 平成29年度越前市国民健康保険特別会計補正予算第2号 議案第5号 平成29年度越前市介護保険特別会計補正予算第2号 議案第6号 平成29年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本3案につきましても、去る6日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました結果、3案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(前田一博君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本6案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案については各委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第4号、議案第5号、議案第6号の6案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第23 議案第9号 ○議長(前田一博君) 日程第23議案第9号平成30年度越前市一般会計予算を議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 安立教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長安立里美君) 〔登壇〕ただいま議題となりました議案第9号平成30年度越前市一般会計予算のうち、教育厚生委員会に付託されました 第1条 歳入歳出予算の第1表歳入歳出予算  歳出第2款 総務費中1項11目国際交流推進費のうち1外国人市民相談事業、3項戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費のうち2狂犬病予防事業、10交通災害共済事業及び12消費者対策事業    第3款 民生費    第4款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費、5目合併処理浄化槽費及び2項清掃費を除く。)    第10款 教育費につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る6日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、歳出第2款総務費中、7項諸費、1目生活安全対策費に計上された消費者対策事業について、委員からは、最近の相談件数の増減と相談内容の傾向についてただされました。 理事者からは、相談件数は平成26年度以前は1,000件を超えていたが、警察による取り締まりや出前講座など啓蒙啓発により平成27年度は896件、平成28年度は783件と減少傾向にあった、しかし平成29年度は1月現在で860件を超えており、最終的には1,000件を上回る見込みである、これはスマートフォンを利用した新たな詐欺が横行しており関連の相談が増加しているからであるとの答弁がなされました。 委員からは、スマートフォンにふなれな中高年の被害が多いと思われるが、若年層や中高生の親からの相談はあるか、重ねてただされました。 理事者からは、年齢層としては60代以上の相談件数が圧倒的に多く、20代未満については平成29年度は59件となっている、ただしこの件数については相談をしてこない潜在的な人数が多くいると考えており、相談先がわからず自分1人で悩んでしまっているようなケースも考えられることから、平成30年度の事業において各企業の協力のもと企業に出向いて出前講座ができないか検討しているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、自分1人でトラブルを抱え込んでしまうようなことがないよう、隠れた被害者までしっかり把握できるような体制づくりに努められたいとの要望がなされました。 次に、第3款民生費中、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費に計上された子どもの未来応援事業に関して、委員からは、この事業ができた背景や支援事業の継続期間についてただされました。 理事者からは、平成29年度にひとり親の学習支援を子ども・子育て総合相談室で実施し効果があったことや他地区においても実施を希望する声が上がったことから、子供の生活に関する実態調査を行い子供たちの生活圏域に居場所を提供し家庭学習支援等を行う事業として今回予算計上した、事業の期間としては財源として利用を検討している国の地域子供の未来応援交付金は1年限りとなっているが、生活困窮者自立支援事業の支援内容にも学習支援事業があることから、この制度利用も含めて今後検討していくとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、今年度実施したことが事業として形になってきたということであり、大変評価できることだと思われるので、取り組みのPR、事業の後押しをできる体制の構築に努められたいとの要望がなされました。 次に、第10款教育費中、1項教育総務費、3目教育指導費に計上された外国人児童・生徒支援事業に関して、委員からは、アクセスワーカー及び日本語初期指導員をそれぞれ1名増員することに関連し、それぞれの役割と勤務の実態についてただされました。 理事者からは、アクセスワーカーについては保護者へのお便りのポルトガル語翻訳や登下校の際の保護者への言語対応、教室等での先生方の補助等を行っており、日本語初期指導員については外国から転入後2カ月程度の間言語や生活習慣のサポートをしている、両者とも学校に常駐ではなく複数の担当校を巡回対応しており、増員するがなお十分とは言えず、今後まだまだ対応が必要と認識しているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、今後も外国人児童・生徒の増加が見込まれることから、実態を把握しながら適切な対応、配慮に努められたいとの要望がなされました。 次に、同じく教育指導費に計上された教育情報化推進事業に関連して、委員からは、導入するタブレットをどのように生徒・児童への指導に用いるのか、またその体制についてただされました。 理事者からは、タブレットの導入は教師の教えやすさや子供のわかりやすさという側面と授業の効率化という側面から効果的であると認識しており、どうやって効率よく使っていくか、どの授業で使うと一番いいのか、現場の中で検討しながら進めていきたいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、タブレットは非常に便利な道具ではあるが、使いこなすまでが大変なことから教師と児童・生徒の双方向性を図る中で生きた教材として活用できるよう教師にとって使いやすい環境を整備するよう要望がなされました。 以上、審査に当たり特に議論のあった点を申し上げましたが、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 伊藤産業建設委員長。 ◆産業建設委員長(伊藤康司君) 〔登壇〕ただいま議題となっております議案第9号のうち、産業建設委員会に付託されました 第1条 歳入歳出予算の第1表歳入歳出予算  歳出第2款 総務費中1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事業並びに1項13目庁舎建設費のうち1本庁舎建設事業及び2複合施設今立総合支所建設事業並びに3本庁舎建設関連事業のうち機器改修工事費、土地取得費及び物件移転補償金    第4款 衛生費中1項4目環境対策費、5目合併処理浄化槽費及び2項清掃費    第5款 労働費    第6款 農林水産業費    第7款 商工費    第8款 土木費(ただし、2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施設整備事業、5目除雪対策費のうち2積雪対策事業及び4項1目都市計画総務費のうち8北陸新幹線南越駅周辺整備事業を除く。)    第11款 災害復旧費    第13款 諸支出金中1項公営企業費につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりまして、まず歳出第6款農林水産業費中、1項農業費、3目農業振興費に計上された農業生産総合対策事業について、委員からは、平成30年からの生産調整に関し減反の廃止を受け、ことしの転作率はどうなっているのか、また日本晴や県の推奨するいちほまれの作付面積についてはどうかとただされました。 理事者からは、生産調整については減反自体が廃止されるのではなく国主導の配分がなくなり産地みずからが需要に応じた米生産に取り組むことになる、平成30年に向けては県農業再生協議会から市再生協議会に配分があり生産目標は昨年と同じで転作率は37.01%となっている、作付面積については農協が営農計画書の取りまとめを行っている最中であるが、いちほまれについては越前市では特別栽培米での対応で約50ヘクタールを予定していると聞いている、また日本晴についてはJA越前たけふとしては多くの作付を行いたいという方針があるが、正確にどの程度の面積になるかは現在集約中で、今の段階ではわかっていないとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、作付に関しては地元JAとの協議は必要不可欠でありJAの戦略によっても大きく変わってくると思う、兼業農家や認定農業者、集落営農組織によっても取り組み方が違ってくると思うので越前市としては現在の補助金体系の維持やそれぞれの団体、組織に合うような割り振りをアナウンスする中で市独自の取り組みを行ってほしいとの要望がなされました。 次に、同じく3目農業振興費に計上された農村活性化推進事業について、委員からは、グリーンツーリズムの利用状況についてただされました。 理事者からは、農家、民宿等実施されたのは直近の平成29年度実績で延べ105件であるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、このグリーンツーリズムに関連する予算は強化推進委託料と推進事業補助金で2つ合わせて26万円が計上されているが、果たしてその金額で満足のいく結果が得られるのかとただされました。 理事者からは、平成30年度についてはグリーンツーリズムを軸としたツアーの企画を2つの団体で1回ずつ実施する予定である、これに当たっては団体側にも聞き取りを行っており、実施時期を考慮し2回分の予算としたとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、この予算額では事業の効果につながるのだろうかと感じるので、今後当事者と十分話し合って利用者の増加やリピーターの増加に向けた方策を見出してほしいとの要望がなされました。 次に、歳出第7款商工費中、1項商工費、3目工業振興費に計上された工芸の里推進事業について、委員からは、越前箪笥の後継者育成に関する展望についてただされました。 理事者からは、県と実施しているモノづくりの里プロジェクト事業の塾生が6人いるほか新たに県外から越前指物組合の組合員の事業所に入りたいという人もいて基本的に後継者は育ってきている、その塾生たちが各事業所で修行していて指物組合では5年後には独立させるような仕組みづくりを行っているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、一人前になるのに何年かかるかは決まっていないし、もし技術を習得できたとしても、それで生活できるかは別問題であるため組合そのものの屋台骨もしっかりしてもらわないといけない、次世代の後継者に越前箪笥を背負うという気概を持って取り組んでもらうためにも市としてもさらなる支援をお願いしたいとの要望がなされました。 次に、同じく4目観光費に計上されたたけふ菊人形事業について、委員からは、今年度から導入された早得券に関し、市民から使いづらいという声があった、使い勝手向上に向けた来年度の取り組みについてどう考えているか、ただされました。 理事者からは、早得券の運用については今後の菊人形実行委員会で検討していく、実行委員会の事務局としては早得券の使える用途が狭いとの声が多かったことから、遊具券や菊人形館など、できるだけ用途を広げるため検討しているところであるとの答弁がなされました。 委員からは、早得券については市民の中にお得感や使い勝手のよさが広がるようぜひ検討してほしいとの要望がなされました。 次に、歳出第8款土木費中、2項道路橋梁費、4目雪寒地域道路事業費に計上された雪寒地域道路整備事業について、委員からは、戸谷片屋線の商工会議所から戸谷町の区間で消雪のための水源調査を行うことに関し、調査で水源が見つかった場合、工事の日程はどうなるのか、ただされました。 理事者からは、市道路無雪化事業整備計画は平成31年度までの計画であるが、今回の大雪を踏まえて平成30年度において改定を行う予定であるので今回の水源調査の結果を次期計画に反映していきたいと考えているとの答弁がなされました。 続けて、委員からは、味真野地区で県丹南土木事務所が日野川用水土地改良区のパイプラインの水を使って試験的に融雪を行ったところ、結果がよかったとのことで広野ダムや桝谷ダムの放水を使ったパイプライン融雪の有効性が示されたと考える、高速道路東側の水源の確保が困難な場所において、そういったものの活用が可能なのではないかとただされました。 理事者からは、広域農道については全てパイプラインの水を利用して消雪をしている、新たな路線についても計画的に農水のパイプラインを使った路線もあるため、その利用も考えながら現在進めているとの答弁がなされました。 さらに、委員からは、農水のパイプラインが通っているところは冬場でも維持改修のために水が流れている、これを利用すれば各町内の狭隘道路も無雪化が進むのではないかとただされました。 理事者からは、農水のパイプラインの水の利用に当たっては県との協議の中であくまで幹線道路が中心となっているため、まずは幹線を中心に考えているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、農水のパイプラインが通っている町内においてはそれを有効に利用する手だてをとったほうがいいのではないか、各町内の小さな負担でできると考えるので利活用について今後検討されたいとの要望がなされました。 次に、第3項河川費、1目河川総務費に計上された河川維持管理事業について、委員からは、県の管理する河川に対して地元が協力している、地域をつなぐ河川環境づくり推進事業に関して河川の中で草木が生い茂るさまざまな有害鳥獣のすみかになり得る、地元の方が広範囲にわたって管理をするのは限界があり、有害鳥獣がいつどこで出没するかは予測できず、一般市民の生活の中に危険性が潜んでいる、県が指導的な整備を行い市としても県と連携して今後しかるべき措置を検討すべきではないかとただされました。 理事者からは、県はしゅんせつや伐採など河川治水や河川環境の保全のために実施し、川の中の木を切る場合には関係団体とも協議の上対応している、市としては今後有害鳥獣のすみかとなる場所が特定され草木の伐採などが必要となったときは県に報告し協議を行っていくとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 川崎総務委員長。 ◆総務委員長川崎俊之君) 〔登壇〕ただいま議題となっております議案第9号のうち、総務委員会に付託されました 第1条 歳入歳出予算の第1表歳入歳出予算  歳入全部  歳出第1款 議会費    第2款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事業、11目国際交流推進費のうち1外国人市民相談事業、13目庁舎等建設費のうち1本庁舎建設事業、2複合施設今立総合支所建設事業並びに3本庁舎建設関連事業のうち機器改修工事費、土地取得費及び物件移転補償金、3項戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費のうち2狂犬病予防事業、10交通災害共済事業及び12消費者対策事業を除く。)    第8款 土木費中2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施設整備事業、5目除雪対策費のうち2積雪対策事業及び4項1目都市計画総務費のうち8北陸新幹線南越駅周辺整備事業    第9款 消防費    第12款 公債費    第13款 諸支出金中2項繰出金    第14款 予備費 第2条 継続費の第2表継続費 第3条 債務負担行為の第3表債務負担行為 第4条 地方債の第4表地方債 第5条 一時借入金 第6条 歳出予算の流用につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましても、去る12日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第2款総務費中、1項総務管理費、1目一般管理費に計上された職員研修事業に関し、委員からは、自己選択型職員研修を受けた職員の知識を全職員の財産としてどのように有効活用しているのか、ただされました。 理事者からは、研修に行った職員は必ず所属課内で研修報告会を開き研修の目的や効果について担当課に報告させている、また若手職員は積極的に研修成果の情報共有を行っており、研修に行こうと思っている他の職員のモチベーションの向上につながっているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、所属部や所属課、年代に関係なく市民のためになるような有益な情報は職員が情報を共有できるように検討してほしいとの要望がなされました。 次に、同じく6目財産管理費に計上された借上土地・建物管理事業に関し、委員からは、福祉健康センターの借り上げに関し平和堂との賃貸借契約書で賃料の支払い開始日より満3年ごとに消費者物価及び公租公課といった経済情勢を勘案して甲乙双方協議の上、適正額に改定するものとするという条項があるが、これまで賃借料の改定はあったのか、ただされました。 理事者からは、平和堂と賃借料の交渉については減額の交渉を行ってきている、しかし平和堂からは駅北パーキングの使用状況と実際に市が支払っている金額に乖離があるため駐車場分を増額してほしいとの要求があり、賃借料の減額分と駐車場の増額分を比較した結果、駐車場分を増額した場合の金額が賃借料を減額した場合の金額を超えたため、賃借料はそのまま据え置く判断をし、契約書に定めている賃借料を支払っているとの答弁がなされました。 次に、同じく7目企画費に計上された公共交通対策事業に関し、委員からは、福井鉄道福武線維持修繕費等補助金について、沿線3市に対する越前市の負担率は28.7%と前回より下がったが負担額は増加している経緯についてただされました。 理事者からは、県を中心に沿線の福井市、鯖江市、越前市で今後5年間で最低限修繕しなければならない部分を協議してきた、その結果、全体で5年総額約30億円となり、そのうち国と県が22億4,000万円、沿線3市で7億5,000万円負担することとなった、そうした中で負担率については沿線3市で協議した結果、福井市38.9%、鯖江市32.4%、越前市28.7%で妥結した、このような経緯で金額が増加したとの答弁がなされました。 さらに、委員からは、福武線の次期支援期間は5年間だが北陸新幹線(仮称)南越駅の開業を迎える5年目にその次の支援について考えるのではなく、その前から検討を進める必要があるのではないかとただされました。 理事者からは、県や沿線市も並行在来線とえちぜん鉄道及び福井鉄道と地方鉄道が3つになることに強い危機感を持っており、県からは並行在来線とともに他の地方鉄道2社についても一緒に検討する体制を整えたいとお聞きしている、沿線3市も福井鉄道が自立できるようにしないといけないため並行在来線の経営計画案ができる平成32年度を見据え5年の支援期間経過以降のあり方について検討していきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく8目自治振興費に計上された地域自治振興事業に関し、委員からは、自治振興会の連合組織である市自治連合会が平成31年に設立10周年を迎えるに当たり町内の区長が1年や2年で交代する町内も多く各地区自治振興会が中・長期的な視点で地区や町内を考えていけるのか疑問である、今後新たな20年目に向けての市民自治や地域自治振興事業のあり方を考えていく必要があるのではないかとただされました。 理事者からは、自治連合会はこれまで各地区自治振興会で共通する課題の解決を図り地域自治の推進に貢献するとともに、地域と行政の共通課題である介護予防事業や地域防災対策事業等に関しても各地区自治振興会と連携し行政との協働によるまちづくりに主導的な役割を果たしてきた、10周年を迎えるのを機に組織強化や後継者育成といった課題などを市と自治連合会で共有する中で改めて中・長期的な視点に立って市との協働のまちづくりの一層の推進に向け地域自治のあるべき姿を考えていきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく10目情報化推進費に計上された地域経済応援ポイント事業に関し、委員からは、マイナンバーカードを持っている人が対象の事業だが制度について市民にどのように周知していくのか、またポイントを使うために必要なIDの設定を市が代行できないか、ただされました。 理事者からは、市の広報紙やホームページなどで周知を図っていく、また国においてもインターネット等で広報活動が展開するほか、クレジット会社や航空会社等の協力企業も制度の周知を行うと聞いている、またIDの設定についてはマイナンバーカードを交付する際に希望者に対し窓口で設定の支援を行うとともに、既にカードを所持している方についても市役所に来ていただければ設定の支援を行う旨を周知していきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく14目国民体育大会推進費に計上された国体実行委員会運営事業に関し、委員からは、ことしの福井国体を盛り上げるための仕掛けをどのように考えているのか、ただされました。 理事者からは、福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会越前市実行委員会が策定した市民運動推進アクションプラン等に基づき各地区においては花いっぱい運動や振る舞い活動、各地区や個人、学校、こども園などにおいてはのぼり旗等の手づくり歓迎装飾の作成や本大会の総合開会式でともす炬火の採火などを実施していくとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、年度の切りかえを活用し地域での盛り上げに市民が一人でも多くかかわれるような取り組みをしていただきたいとの要望がなされました。 また、別の委員からは、市内でなかなか国体への盛り上がりが見えてこない、さまざまな事業やイベントの際に越前市で行う種目や見どころをPRし市民が興味が引くようなアピールができないか、ただされました。 理事者からは、市民の方にも協力をいただきながら国体実行委員会で作成したチラシやPRグッズなどを活用し広く周知を図るとともに、越前市出身のスポーツ選手等の協力を得ながらのPRを行っていきたいとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 なお、歳出第2款総務費、1項総務管理費、7目企画費中、(仮称)市民センター整備事業に関し、委員から、3月定例会における理事者の予算説明について審議が不十分な部分が多くあることから、予算執行に際し事前に総務委員会並びに各議員に不十分な部分を十分説明し同意を得ることとする附帯決議案が提出をされましたが、採決の結果、賛成少数で否決されましたので、あわせて御報告いたします。 以上、総務委員会の審査結果の報告といたします。 ○議長(前田一博君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 小形善信君。 ◆(小形善信君) 〔登壇〕議案第9号平成30年度一般会計予算案の反対を討論として述べさせていただきます。 款2総務費、項1総務管理費、目7企画費、節6の(仮称)市民センター整備事業であります。 (仮称)市民センター整備事業実施設計等事業委託料1,227万8,000円について反対の立場で討論いたします。 まず、(仮称)市民センターが設置されようとしている平和堂の賃貸料では付近の評価額が下がっているにもかかわらず、これまで18年間の賃料改定の機会にも賃料の引き下げが行われず、18年前の賃料をもとに今回の賃料交渉がなされていることに正当性があるのか疑問であること、滝波参議院議員を通じて国の職業安定局から手に入れた誘致経過をもとに福井労働局や財務事務所での調査結果では、4階のハローワークの誘致交渉について国の施設と地方自治体の施設との連携を図ることとされた閣議方針や労働と福祉の連携を図るとの崇高な方針があるにもかかわらず当市では交渉段階で議会に説明がなかったこと、特に平成28年3月末の正式な誘致要請とそれまでの要請に関する話し合い、同年9月福井労働局や財務事務所によるアル・プラザ移転方針決定から何と半年がたった平成29年6月議会に初めて移転表明がなされたこと、さらに誘致することにより従来の議会答弁でも示されてきた平和堂4階のみを使用する方針が3階も使用することに大きく変更されるにもかかわらず議会に説明もなく誘致交渉が進められてきたことに大きな疑義を感ずる議会軽視であり市民軽視であると考えます。 その結果、3階を市民団体の活動拠点設置に加え、以前から中央公園の野外広場だるまちゃん広場に隣接して雨天や冬期の遊び場となる屋内子ども広場を設置するよう強い要望が議会からあったにもかかわらず設置の検討もされない中、1年も経てない段階で中央公園より離れた平和堂の窓もなく天井も低い3階に屋内子ども広場を設置するに至った方針が理解に苦しみます。もしつくるなら2階があいており、広い無料駐車場があるシピィが妥当であるとの意見があることも検討されてこられませんでした。 加えて市民団体の活動拠点整備や屋内子ども広場は市民のためであるとの説明であるが、方針決定に関係団体や子供を持つ市民や専門家の意見を全く聞いていないことは非常に残念であります。平和堂4階に加え3階も使用し、さらに20年の長期にわたり借り上げることは整備経費や運営経費を含めると今後多額の市民の浄財をつぎ込むことに関して、多くの市民から疑問の声もあるが、市はそれに応えていないこと、まずは設計予算を計上する前に議員や市民に(仮称)市民センターの設置内容や屋内子ども広場の設置内容、改修に係る費用の概要、そして最も重要な今後の運営費用を示すことも当然であります。現時点では議会及び利用される市民への説明と市民の意向調査もなく民意が反映されていないこと、また駅前周辺住民の意向も反映されておらず、このままで活性化につながるのか疑問であります。 このような状況の中、現在お聞きしているところでは賃料約28億円、一部改装費2億5,000万円とあり、今後の子ども広場の整備費は未定であります。このように20年間にわたり莫大な費用を要することも、市民の理解を得られていないものと考えております。 以上の観点から、今議会に(仮称)市民センター整備実施設計等業務委託料が含まれる平成30年度一般会計予算案に反対します。議員諸氏の賢明な判断を切望し、反対討論といたします。 ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案については各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(前田一博君) 起立多数と認めます。 よって、議案第9号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第24 議案第10号 ~ 日程第29 議案第13号 ○議長(前田一博君) 日程第24議案第10号平成30年度越前市下水道特別会計予算から日程第29議案第13号平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計予算までの6案を一括して議題といたします。 本6案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 伊藤産業建設委員長。 ◆産業建設委員長(伊藤康司君) 〔登壇〕ただいま議題となりましたうち、産業建設委員会に付託されました 議案第10号 平成30年度越前市下水道特別会計予算 議案第14号 平成30年度越前市水道事業会計予算 議案第15号 平成30年度越前市工業用水道事業会計予算 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本3案につきましても、去る8日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、3案いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 安立教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長安立里美君) 〔登壇〕ただいま議題となっておりますうち、教育厚生委員会に付託されました 議案第11号 平成30年度越前市国民健康保険特別会計予算 議案第12号 平成30年度越前市介護保険特別会計予算 議案第13号 平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計予算 以上3案につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本3案につきましても、去る6日の委員会において、関係理事者の出席を求めて審査いたしました。 本3案の採決に当たりましては、議案第11号につきましては、委員からは、市の財政も厳しいが一般会計からの繰り入れを行い国保税は据え置き、払いしやすくして滞納を減らしていくという方向で進めるべきであり、国保税値上げに基づく歳入で進められているこの特別会計予算には反対するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成多数をもって議案第12号及び議案第13号につきましては全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。 ○議長(前田一博君) 各委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 〔登壇〕ただいま議題となりました議案第11号平成30年度越前市国民健康保険特別会計予算に対して、日本共産党議員団を代表して反対の立場で討論を行います。 本予算案につきましては、その歳入において新年度より国民健康保険事業が県主体に広域化されることに伴い、越前市が県から示された納付金に対して歳入が不足することから国民健康保険税を8%引き上げることで30年度からの税の増収を図ろうとしていることに反対するものであります。 今後の計画では、平成30年度の保険税は現行より年8%の増額とし、今後は国民健康保険財政の状況に応じて2年ごとに税率の見直しを行い一般会計からの法定外繰り入れをなくしていくという方向性が示されております。新年度よりの国民健康保険税は1人当たりに係る均等割額が現行の3万8,100円から4万1,700円へと3,600円の引き上げとなり、1世帯当たりの平等割額が3万3,600円から3万5,400円へと1,800円引き上げになります。応益割としての1人当たりの均等割と世帯当たりの平等割、これら収入にかかわらずの引き上げは低所得者層を直撃するものであります。夫婦と子供2人の4人家族ならば、これだけで年間1万4,400円の増税になります。特に均等割については、介護分を差し引いて、これは生まれたばかりの赤ちゃんにもかけられますから、少子化傾向にある今日においてはますます子供を産めない、育てられない、そういう状況をつくり出していきます。少子化を食いとめるために18歳未満の被保険者の均等割を軽減している自治体や、また第3子以降の均等割を免除している自治体も生まれております。今後国保の加入者は減少し、一方で1人当たりの医療費は増加していくという傾向が示されていますが、高齢者や低所得者世帯が多く加入している国保財政はますます厳しくなることが予想され、さらに一般会計からの法定外繰り入れをなくしていくということであれば、今後の国保財政の悪化に伴い2年ごとの改定では8%の増税にとどまる保障はなく財政状況によっては際限なく保険税の引き上げが行われていくことになります。 何度も言ってまいりましたが、国民健康保険制度は相互扶助などではなくて社会保障としての皆保険制度であります。加入者のほとんどが低所得者のために、国保会計はもともと保険税負担で賄う制度設計にはなっておりません。高過ぎて払えないという声が強まっており、滞納世帯も多い状況のもとでの新年度からの国保税の値上げは、これまで何とか納めてきた人も今後は払えなくなる、また納められなかった人はますます払えない状況をつくり出していく、国保事業の安定的かつ継続的な実施のためとして低所得者や子育て世代の負担をふやす国保税の引き上げを図るのではなく、市は国に対して国庫負担分の増額を強く求めるとともに、広域化された後も国の認める一般会計からの法定外繰り入れや財政調整基金の活用などで市民の税負担の軽減を図ることを強く求めまして、本予算案に反対をいたします。 ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 ただいま議題となっております6案のうち、まず議案第11号平成30年度越前市国民健康保険特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案については委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(前田一博君) 起立多数と認めます。 よって、議案第11号は原案どおり可決されました。 次に、ただいま議題となっておりますうち、議案第10号平成30年度越前市下水道特別会計予算、議案第14号平成30年度越前市水道事業会計予算、議案第15号平成30年度越前市工業用水道事業会計予算、議案第12号平成30年度越前市介護保険特別会計予算、議案第13号平成30年度越前市後期高齢者医療特別会計予算の5案を採決いたします。 本5案に対する各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本5案については各委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第10号、議案第14号、議案第15号、議案第12号、議案第13号の5案はいずれも原案どおり可決されました。  ================ △日程第30 議案第31号 ○議長(前田一博君) 日程第30議案第31号越前市議会基本条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、提出委員会委員長の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 川崎議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(川崎悟司君) 〔登壇〕ただいま議題となりました 議案第31号 越前市議会基本条例の一部改正について 提案理由を御説明いたします。 越前市議会基本条例は情報公開や市民参加を基本として開かれた議会の実現を目指し、これらの新たな活動と議会改革や議会活性化の取り組みを継続し、さらに発展させていくため平成22年3月に制定されたものであります。越前市議会では平成28年度から市民と議会との語る会の常設版とも言える議会モニターを設置して本会議や委員会を傍聴していただきながら市民の意見を広く聴取し、議会活動及び委員会活動に反映させてまいりました。今後もこの議会モニター制度を継続させ、より広報広聴活動を推進していくためには、この制度を議会基本条例に位置づけることが必要と考えており、これまで議会モニターの皆さんと議会運営委員会とで協議を重ね今回の議案提出となったものであります。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議いただきますとともに、議員各位の賛同をお願いいたしまして提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(前田一博君) 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 本案については会議規則第37条第2項の規定により委員会に付託しないこととし、直ちに討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案については原案どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第31号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第31 議案第32号 ○議長(前田一博君) 日程第31議案第32号副市長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 議案はお手元に配付のとおりであります。 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 奈良市長。 ◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕ただいま議題となりました議案第32号副市長の選任につき同意を求めることにつきまして提案理由の御説明を申し上げます。 本案は、地方自治法第162条の規定により副市長の選任につき同意を求めようとするものであります。 河瀬信宏氏は、平成26年4月から副市長として市政全般に御尽力をいただいているところであります。今回任期満了となりますが、行政経験も豊富で見識深く指導力にもたけておられることから、半世紀に一度のまちづくりを着実に推進する、この重要な時期にその手腕をさらに発揮をし市勢発展に御尽力いただきたく御提案をいたしたものであります。よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田一博君) 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第32号は原案どおり同意することに決しました。  ================ △日程第32 議案第33号 ~ 日程第34 議案第35号 ○議長(前田一博君) 日程第32議案第33号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから日程第34議案第35号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの3案を一括して議題といたします。 議案はお手元に配付のとおりであります。 本3案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 奈良市長。 ◎市長(奈良俊幸君) 〔登壇〕ただいま議題となりました議案第33号から議案第35号までにつきまして提案理由を御説明申し上げます。 本3案は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により法務大臣に対し人権擁護委員候補者を推薦するために意見を求めようとするものであります。 まず、議案第33号につきまして、中嶋曉美氏は平成24年7月に人権擁護委員に就任され、現在に至るまで市民の基本的人権の擁護及び人権思想の普及啓発に御活躍いただいているところでございます。今回平成30年6月30日に任期満了となりますが、人格、識見ともに高く広く社会の実情に通じておられ、誠実な人柄はまことに適任であると存じまして再度御提案をいたしたものであります。 次に、議案第34号につきまして、山本隆徳氏は平成27年7月に人権擁護委員に就任をされ、現在に至るまで市民の基本的人権の擁護及び人権思想の普及啓発に御活躍をいただいているところでございます。今回平成30年6月30日に任期満了となりますが、人格、識見ともに高く広く社会の実情に通じておられ、誠実な人柄はまことに適任であると存じまして再度御提案をいたしたものであります。 次に、議案第35号につきまして、上道英夫氏は平成27年7月に人権擁護委員に就任をされ、現在に至るまで市民の基本的人権の擁護及び人権思想の普及啓発に御活躍をいただいているところでございます。今回平成30年6月30日に任期満了となりますが、人格、識見ともに高く広く社会の実情に通じておられ、誠実な人柄はまことに適任であると存じまして再度御提案をいたしたものであります。 以上、議案第33号から議案第35号までの3案につきまして御説明を申し上げました。よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田一博君) それではまず、議案第33号に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第33号についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第33号は原案どおり同意することに決しました。 次に、議案第34号に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第34号についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第34号は原案どおり同意することに決しました。 次に、議案第35号に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
    ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 議案第35号についてはこれに同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議案第35号は原案どおり同意することに決しました。  ================ △日程第35 意見書案第1号 ○議長(前田一博君) 日程第35意見書案第1号障がい児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本案は、教育厚生委員会から提出されたものであります。 本案に関し、委員長の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 安立教育厚生委員長。 ◆教育厚生委員長安立里美君) 〔登壇〕ただいま議題となりました意見書案第1号障がい児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書の提出について提案理由の説明をさせていただきます。 現行の障害福祉施策はグループホームや入所施設などの社会資源の絶対的不足が慢性化しており、結果として多くの障害児者が家族の介護に依存した生活を余儀なくされています。家族に依存した生活の長期化は相互依存をより助長し、障害者の自立をますます困難なものにしています。こうした深刻な現状を打開するために、地域で安心して暮らすために必要な社会資源の拡充を図るとともに、グループホームや入所施設などが地域の中の重要な社会資源として共存し相互に連携した運営と拡充が図られ利用者が体験的に選択できる状況を早期に実現するよう要望するものであります。 以上、よろしく御審議いただきますとともに、議員各位の御賛同をお願いいたしまして提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(前田一博君) 本案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案についてはこれを原案どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号は原案どおり可決されました。  ================ △日程第36 議員の派遣について ○議長(前田一博君) 日程第36議員の派遣についてを議題といたします。 本件につきましては、地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により議員の派遣について承認を求めようとするものであります。 今回の議員の派遣については、お手元に配付いたしましたとおり3常任委員会の視察研修につきそれぞれ議員の派遣を行おうとするものであります。 お諮りいたします。 本件についてはこれを承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田一博君) 異議なしと認めます。 よって、議員の派遣についてはこれを承認することに決しました。 なお、ただいま承認されました議員派遣内容に変更を要するときはその措置について議長に一任することで御了承願います。  ================ ○議長(前田一博君) これをもって本定例会の日程は全て終了いたしました。 以上をもちまして平成30年第2回越前市議会定例会を閉会いたします。        閉会 午後3時52分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│   障がい児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書    ││  障がいがあるがゆえに、何らかの社会的支援がなければ生きていけない障がい児者は ││ 年々増加している。現行の障がい福祉施策は、居宅サービスはもちろん、グループホー ││ ムや入所施設などの社会資源の絶対的不足が慢性化しており、結果として多くの障がい ││ 児者が家族の介護に依存した生活を余儀なくされている。家族に依存した生活の長期化 ││ は、精神的にも経済的にも相互依存をより助長し、障がい児者の自立をますます困難な ││ ものにしている。                                ││  平成26年1月、政府は国連・障害者権利条約の締結国に加わった。条約には、第1 ││ 9条(a)「障害者が、他の者との平等を基礎として、居住地を選択し、及びどこで誰 ││ と生活するかを選択する機会を有すること並びに特定の生活施設で生活する義務を負わ ││ ないこと」が明記されているとともに、第28条では「障害者が、自己及びその家族の ││ 相当な生活基準(相当な食糧、衣類及び住居を含む。)についての権利並びに生活条件 ││ の不断の改善についての権利を有することを認めるもの」としている。        ││  多くの障がい児者と家族は、社会からの孤立と家族依存、老障介護等の現実の中で、 ││ 生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を切実に望んでいる。とりわけ、緊急時 ││ や同性介護に対応するヘルパー等の福祉人材確保の問題、入所施設への希望者が増加す ││ る中で緊急度の高い待機者が「長期のショートステイ(いわゆるロングショート)」を ││ 余儀なくされている問題などは早急に解決すべき課題である。            ││  よって、こうした深刻な現状を打開するために、地域で安心して暮らすために必要な ││ 社会資源の拡充を図るとともに、地域や入所施設、グループホーム等が地域の中の重要 ││ な社会資源として共存し、相互に連携した運営と拡充が図られ、利用者が体験的に選択 ││ できる状況を早期に実現するよう、下記の事項を強く要望する。           ││                    記                    ││ 1 障がい児者が「暮らしの場」を選択できるよう、グループホームや入所施設・通所 ││  施設などの社会資源を拡充し、福祉人材を確保すること。             ││ 2 入所機能を備えた地域生活支援拠点を国の責任で整備すること。         ││ 3 前2項を実現するために、障がい者関係予算を大幅に増額し、施策の重要な担い手 ││  になっている地方公共団体を財政的に支援すること。               ││  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。            ││   平成30年3月19日                            ││                     福井県越前市議会議長  前 田 一 博 │└─────────────────────────────────────────┘                  議員の派遣について                                 平成30年3月19日 地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、下記のとおり議員を派遣する。                      記┌───────┬─────────────┬─────────┬──────────────┐│ 委員会等  │    目  的     │ 場  所    │  期        間  │├───────┼─────────────┼─────────┼──────────────┤│総務委員会  │・イルフプラザについて  │長野県岡谷市   │平成30年5月9日(水)    ││       │・塩尻市市民交流センター │長野県塩尻市   │ ~10日(木)        ││       │ (えんぱーく)について │         │              │├───────┼─────────────┼─────────┼──────────────┤│教育厚生委員会│・生活支援体制整備事業に │山梨県南アルプス市│平成30年5月8日(火)    ││       │ ついて         │         │ ~10日(木)        ││       │・西東京こども放課後カフ │東京都西東京市  │              ││       │ ェについて       │         │              ││       │・時間通貨を用いた相互扶 │静岡県袋井市   │              ││       │ 助モデルについて    │         │              │├───────┼─────────────┼─────────┼──────────────┤│産業建設委員会│・f-Bizの取り組みについて │静岡県富士市   │平成30年4月24日(火)    ││       │・ICTを活用した獣の見える │岐阜県恵那市   │ ~25日(水)        ││       │ 化による獣害対策につい │         │              ││       │ て           │         │              │└───────┴─────────────┴─────────┴──────────────┘ 地方自治法第123条第2項の規定により上記会議のてんまつを証するため、ここに署名する。  平成30年3月19日      越 前 市 議 会         議   長         副 議 長         議   員         議   員         議   員...