旧
武生市議会 平成16年12月第 6回定例会 平成16年第6回
武生市議会定例会(第1号) 平成16年12月6日午前10時、平成16年第6回
武生市議会定例会が
武生市議会議場に招集されたので会議を開いた。┌─────────────────────────────────────────
┐│ 告示第101号
││ 平成16年第6回
武生市議会定例会を次のとおり招集する。
││ 平成16年11月29日
││ 武生市長 三 木 勅
男 ││ 1 日 時 平成16年12月6日午前10時
││ 2 場 所
武生市議会議場 │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================1
議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│ 平成16年第6回
武生市議会定例会議事日程 ││ 平成16年12月6日午前10時
開議 ││ 第 1 号
││ 第 1
会議録署名議員の指名
││ 第 2 会期の決定
││ 第 3 議案第73号 平成15年度武生市
水道事業会計決算認定について
││ 第 4 議案第74号 平成15年度武生市
ガス事業会計決算認定について
││ 第 5 議案第75号 平成15年度武生市
工業用水道事業会計決算認定について
││ 第 6 議案第76号 平成15年度武生市
一般会計決算認定について
││ 第 7 議案第77号 平成15年度武生市
簡易水道事業特別会計決算認定について
││ 第 8 議案第78号 平成15年度武生市
土地区画整理事業特別会計決算認定について││ 第 9 議案第79号 平成15年度武生市
下水道特別会計決算認定について
││ 第10 議案第80号 平成15年度武生市
国民健康保険特別会計決算認定について
││ 第11 議案第81号 平成15年度武生市
霊園事業特別会計決算認定について
││ 第12 議案第82号 平成15年度武生市
老人保健特別会計決算認定について
││ 第13 議案第83号 平成15年度武生市
駐車場特別会計決算認定について
││ 第14 議案第84号 平成15年度武生市
農業集落排水事業特別会計決算認定について││ 第15 議案第85号 平成15年度武生市
林業集落排水事業特別会計決算認定について││ 第16 議案第86号 平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定について
││ (以上14案
決算特別委員会審査結果報告)
││ 第17 議案第117号から議案第141号まで
││ (提案理由の説明) │└─────────────────────────────────────────
┘ =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 議案第73号 平成15年度武生市
水道事業会計決算認定について 日程第 4 議案第74号 平成15年度武生市
ガス事業会計決算認定について 日程第 5 議案第75号 平成15年度武生市
工業用水道事業会計決算認定について 日程第 6 議案第76号 平成15年度武生市
一般会計決算認定について 日程第 7 議案第77号 平成15年度武生市
簡易水道事業特別会計決算認定について 日程第 8 議案第78号 平成15年度武生市
土地区画整理事業特別会計決算認定について 日程第 9 議案第79号 平成15年度武生市
下水道特別会計決算認定について 日程第10 議案第80号 平成15年度武生市
国民健康保険特別会計決算認定について 日程第11 議案第81号 平成15年度武生市
霊園事業特別会計決算認定について 日程第12 議案第82号 平成15年度武生市
老人保健特別会計決算認定について 日程第13 議案第83号 平成15年度武生市
駐車場特別会計決算認定について 日程第14 議案第84号 平成15年度武生市
農業集落排水事業特別会計決算認定について 日程第15 議案第85号 平成15年度武生市
林業集落排水事業特別会計決算認定について 日程第16 議案第86号 平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定について 日程第17 議案第117号から議案第141号まで 議案第117号 平成16年度武生市
一般会計補正予算(第3号) 議案第118号 平成16年度武生市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第119号 平成16年度武生市
下水道特別会計補正予算(第2号) 議案第120号 平成16年度武生市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第121号 平成16年度武生市
老人保健特別会計補正予算(第1号) 議案第122号 平成16年度武生市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 議案第123号 平成16年度武生市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第124号 平成16年度武生市
水道事業会計補正予算(第2号) 議案第125号 平成16年度武生市
ガス事業会計補正予算(第1号) 議案第126号 平成16年度武生市
工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第127号 武生市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 議案第128号 武生市働く婦人の家設置及び管理条例の一部改正について 議案第129号 武生市
勤労者研修施設設置及び管理条例の制定について 議案第130号 武生市
都市公園条例の一部改正について 議案第131号 武生市
ふるさとギャラリー叔羅設置及び管理条例の一部改正について 議案第132号 武生市
武生駅東駐車場の
指定管理者の指定について 議案第133号 武生市
トレーニングセンターの
指定管理者の指定について 議案第134号 武生市斎場を南条郡南越前町の住民の一部に使用させることの協議について 議案第135号
南越消防組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について 議案第136号
南越清掃組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について 議案第137号
公立丹南病院組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について 議案第138号
公立丹南病院組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について 議案第139号 工事の請負契約について 議案第140号 工事の請負契約について 議案第141号 工事の請負契約について =======================================3 出席議員(27人) 1 番 関 利英子 君 2 番 小 形 善 信 君 3 番 安 立 里 美 君 4 番 川 崎 悟 司 君 5 番 城 戸 茂 夫 君 6 番 宮 川 隆 君 7 番 西 野 与五郎 君 8 番 佐々木 富 基 君 9 番 中 西 眞 三 君 10番 欠 番 11番 北 野 光 夫 君 12番 池 田 芳 男 君 13番 田 中 祐 治 君 14番 増田 太左衛門 君 15番 関 正 美 君 16番 前 田 修 治 君 17番 長谷川 仙一郎 君 18番 福 田 修 治 君 19番 上 田 忠 男 君 20番 嵐 等 君 21番 蔭 山 千代治 君 22番 玉 村 正 夫 君 23番 伊 藤 藤 夫 君 24番 金 子 芳 巧 君 25番 玉 川 喜一郎 君 26番 山 本 清 内 君 27番 片 粕 正二郎 君 28番 宮 本 義 利 君 ───────────────────────────────────────4
議会事務局の職員 事務局長 高 津 武 夫 次長 三 好 昭 次長補佐 谷 口 良 二 主査 中 島 康 雄 ───────────────────────────────────────5 説明のための出席者 市長 三 木 勅 男 君 助役 福 塚 昭 雄 君 収入役 田 中 育 夫 君 総務部長 山 岸 文 男 君 環境部長 前 野 政 治 君 企画部長 小 東 勇 士 君 財政部長 真 木 成 元 君
福祉保健部長 加 藤 進 君
産業経済部長 服 部 秀 一 君 建設部長 兵 勝 君
公営企業局長 近 藤 敏 勝 君
総務部理事 丸 岡 正 智 君
総務部理事 田 中 匡四郎 君
建設部理事 安 達 明 裕 君
建設部理事 矢 尾 良 雄 君
企画部次長 齋 藤 隆 君
福祉保健部次長 堀 川 覚 年 君
産業経済部次長 山 口 孝 君
総務部秘書課長 青 柳 和 男 君
総務部総務課長 西 藤 浩 一 君
財政部財政課長 丸 山 智 之 君
公営企業局ガス課長 庄 司 透 君
教育委員会 教育長 眞 目 秀 昭 君 事務局長 関 本 邦 夫 君
事務局次長 土 井 修 二 君6 議 事 開会 午前10時00分
○議長(福田修治君) ただいまから平成16年第6回
武生市議会定例会を開会いたします。 ここで会議に先立ちまして市民憲章を全員で唱和いたしますので、よろしくお願いします。 前文は事務局長が朗読いたしますので、以下各項目について全員で御唱和をお願いいたします。〔全員起立の上、唱和〕 ──武 生 市 民 憲 章── わたしたちは、恵まれた自然と輝かしい伝統にはぐくまれた武生市民です。 この郷土を愛し、誇りと自信をもって心と力をあわせ、明日に向かってなおいっそうの発展をめざすため、次のことを誓います。1 わたしたちは日野の峰のように、高い理想をいだき豊かな未来をきずきます。1 わたしたちは日野の流れのように、清くうるおいのある環境をつくります。1 わたしたちは菊のように、やさしく思いやりの心をもって助けあいます。1 わたしたちは竹のように、力強く節度をもってすこやかに成長します。1 わたしたちは国府の文化を受け継ぎ、知性をみがき学びの輪をひろげます。 ================ 開議 午前10時02分
○議長(福田修治君) これより本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定により説明のための出席者は、三木市長、福塚助役、
田中収入役、
山岸総務部長、
前野環境部長、小
東企画部長、
真木財政部長、
加藤福祉保健部長、
服部産業経済部長、
兵建設部長、
近藤公営企業局長、
丸岡総務部理事、
田中総務部理事、
安達建設部理事、
矢尾建設部理事、
齋藤企画部次長、
堀川福祉保健部次長、
山口産業経済部次長、
青柳秘書課長、
西藤総務課長、
丸山財政課長、
庄司ガス課長、
教育委員会眞目教育長、
関本事務局長、
土井事務局次長、以上であります。 次に、平成16年第5回定例会議以降に開催されました議長会、その他の諸会議等の概要につきましては、お手元に配付してありますので、諸会議等の報告書のとおりであります。 なお、これらの関係書類につきましては、事務局に保管してありますのでごらん願います。 次に、9月定例会で可決されました「
地方分権推進のための
国庫補助負担金改革案の実現を求める意見書の提出について」、「
義務教育水準の確保に関する意見書の提出について」、「適正規模の少人数学級の実現等に関する意見書の提出について」、「国民のための
日本郵政公社としての
経営形態堅持に関する意見書の提出について」、以上4件につきましては、それぞれ
関係行政庁に送付していますので、御報告いたしておきます。 次に、監査委員から送付されました
例月現金出納検査及び定期監査の結果報告につきましては、お手元に印刷配付してありますのでごらん願います。 次に、
今期定例会におきまして、本日までに4件の請願を受理いたしておりますが、お手元に配付してありますので、
請願付託表のとおり各委員会に付託いたします。 次に、さきの9月定例会におきまして
議会運営委員会委員の変更に伴い、同委員会の副委員長が欠員となったことから、去る11月4日に開催されました
議会運営委員会において、副委員長の互選が行われ、小形善信君が就任されましたので、御報告いたしておきます。 また、
都市づくり対策特別委員会副委員長の中西眞三君から提出された同委員会の副委員長の辞任願に伴い、10月28日に開催された
都市づくり対策特別委員会において、その辞任の許可の後、副委員長の互選が行われ、田中祐治君が就任されましたので、御報告いたしておきます。 次に、既に御承知のとおり、去る10月20日の台風23号に伴う豪雨により、岐阜県、京都府、兵庫県などで住宅等に多数の被害が生じ、また同23日に発生した新潟県中越地方を震源とする地震により、新潟県内で大きな被害が生じたところであります。 このことを受けて、
全国知事会議長会は、10月26日台風被害及び新潟県中越地震による災害復旧の緊急要望として、早急な
被害者生活再建支援法の適用や、
災害復旧事業等の経費に交付税、地方債等による財源措置を求めるとともに、利用しやすい
災害援護資金貸付制度づくりなどを求めて、要望書を政府及び国会に提出しました。 一方、
北信越議長会は、10月25日開催の評議員会の決定に基づき、新潟県中越地震に関する緊急要望として、
緊急被災者対策、ライフラインの早急復旧、激甚災害の早急指定と万全な財政措置、被害者への
経済的支援、以上4項目について、11月5日に政府及び国会に要請活動を行いました。 なお、本市の友好都市であります高山市につきましては、今般の台風23号による豪雨で同市が大きな被害を受けたことに対し、武生市とあわせて、市議会からもお見舞いを行ったところであります。 現在高山市は応急復旧がほぼ終了し、
本格的復旧に向けて全力を尽くしていますとの、お礼を兼ねての連絡が入っております。 また、新潟県
中越地震災害に関しましては、本
市議会全員からの善意をいただきまして、これを義援金として
全国市議会議長会に送付し、新潟県
市議会議長会を経由し、
被災地あてに配布することにいたしましたので、御報告しておきます。 次に、福井県
市議会議長会は、去る11月19日に福井県議会、福井県
町村議会議長会との
合同研修会を開催し、その席上、真の
地方分権実現に向けての
三位一体改革に関する
緊急アピールを行い、確実な財源措置を前提とした改革の全体像の早期提示や、
地方交付税の
財源調整機能及び
財源保障機能の堅持、地方が必要な財源総額の確保、あわせて河川・砂防・治山等の
災害予防事業、
農業生産基盤整備などが今後とも確実に実施できる万全の財政措置などを県議会、
市町村議会議長会とともに、各
代表者連盟をもって政府に対し強く求めたところでありますので、ここで重ねて御報告しておきます。 なお、報道機関から議場の写真撮影の申し出があり、議長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。 ================
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(福田修治君) 日程に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
長谷川仙一郎君、上田忠男君、嵐等君を指名いたします。 ================
△日程第2 会期の決定
○議長(福田修治君) 日程第2会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期につきましては、去る11月29日に
議会運営委員会を開いて協議いたしました結果、本日から12月17日までの12日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 異議なしと認めます。 よって、
今期定例会の会期につきましては、本日から12月17日までの12日間と決定いたします。 なお、
今期定例会の運営につきましては、お手元に印刷配付をいたしました会期日程により進めたいと思いますので、議員各位の御協力をお願いいたします。 ================
△日程第3 議案第73
号 ~日程第16 議案第86号
○議長(福田修治君) 日程第3議案第73号平成15年度武生市
水道事業会計決算認定についてから、日程第16議案第86号平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定についてまでの14案を一括して議題といたします。 14案に対する
委員長報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 田中祐治君、
決算特別委員長。
◆
決算特別委員長(田中祐治君) 〔登壇〕ただいま議題となりました平成15年度武生市各
会計決算認定14案につきまして、
決算特別委員会の審査の結果を御報告いたします。 本14案につきましては、去る9月定例会に提案され、本委員会に付託の上、閉会中の継続審査となっていたものであります。
決算特別委員会では、10月7日、15日、18日及び22日の4日間にわたって委員会を開き、
田中収入役ほか
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 まず、 議案第73号 平成15年度武生市
水道事業会計決算認定について 議案第74号 平成15年度武生市
ガス事業会計決算認定について 議案第75号 平成15年度武生市
工業用水道事業会計決算認定について 議案第77号 平成15年度武生市
簡易水道事業特別会計決算認定について 以上、3事業会計、1
特別会計決算認定案につきまして、審査の結果を御報告いたします。 このうち
ガス事業会計決算審査に当たりましては、委員から平成15年9月に設置された
経営形態検討委員会からの16年3月に市長に示された
市ガス事業は民間譲渡が望ましい旨の答申について、その方向性をどのように検討しているのかがただされました。理事者からは、ガス事業の民営化についてはこの答申を受けて内部検討を進めてきたところであり、その中で
エネルギー供給環境や、公営による事業運営の長所、短所を長期展望に立って見ると、公営で事業継続を図ることがかなり厳しい状態にあると見ている。このことから、平成18年3月を目標に、民間譲渡への方向性を見出していきたいとのに結論に立っている。 ただし、譲渡への道筋をつけるに当たっては、
ガス需要家にとってもメリットが出るかどうか、安定した経営、保安体制が継続できるかどうかが課題と考えているとの説明がなされました。 以上、
公営企業関係決算審査においては、特に論議のあった点につきまして申し上げましたが、審査の結果議案第73号、議案第74号、議案第75号、議案第77号の4案につきましては、いずれも賛成多数をもってこれを認定すべきものと決しました。 次に、 議案第78号 平成15年度武生市
土地区画整理事業特別会計決算認定について 議案第79号 平成15年度武生市
下水道特別会計決算認定について 議案第80号 平成15年度武生市
国民健康保険特別会計決算認定について 議案第81号 平成15年度武生市
霊園事業特別会計決算認定について 議案第82号 平成15年度武生市
老人保健特別会計決算認定について 議案第83号 平成15年度武生市
駐車場特別会計決算認定について 議案第84号 平成15年度武生市
農業集落排水事業特別会計決算認定について 議案第85号 平成15年度武生市
林業集落排水事業特別会計決算認定について 議案第86号 平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定について 以上、9
特別会計決算認定案につきまして、審査の結果を御報告いたします。 このうち、特に
下水道特別会計決算審査に当たっては、委員から今後の
東部下水道処理場完成のめどはどうなっているのかとただされ、理事者からは、地元協議の経過の中では現在地元調整中の放水路の位置を一部変更することも想定されることから、想定箇所に当たっては維持管理など費用対効果を踏まえながら、基本的には平成20年の一部供用開始を目指したいとの説明がなされました。 以上、
特別会計決算審査に当たり、特に議論あった点につきまして申し上げましたが、審査の結果、議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号の9案につきましては、いずれもこれを認定すべきものと決しました。 次に、 議案第76号 平成15年度武生市
一般会計決算認定について審査の結果を御報告いたします。 審査の中で議論のありました主な内容につきまして御報告いたしますと、まず、歳出の総務費の審査に当りまして、委員から地方分権が進む中で職員の
政策形成能力や法制執務執能力を高めるための今後の議員研修のあり方についてただされ、理事者からは、
各種職員研修についてはこれらの時代の変化に対応できる人材の育成が急務であることから、
人材育成基本方針を策定し、これに基づき公務員としての基本的な意識や知識の取得を初め、専門性の向上、また
政策形成能力や
政策法務能力向上のための研修を組み合わせながら行っている。今後も職員の希望も酌み取りながら研修内容を充実させ、分権時代にふさわしい人材の育成に努めていきたいとの説明がなされました。 これに対し、委員からは、そうした研修を通じて得た職員の意欲、現場からの発想を政策に反映させるとともに、日常業務における法律的な問題の解決は、職員で対応ができるように研修を重ねるべきである。 あわせて、窓口対応に当たっては、常に対市民ということを念頭に置いた対応ができるような接遇研修も進められたいとの要望意見が出されました。 次に、企画費の審査においては、委員からは、
地域自治振興事業が市民にまだ十分理解を得られていないため、スムーズに展開していかないのではないか、また今後どのように地域自治を育てていくのか、具体的な方針もただされ、理事者からは
地域自治振興事業の大きな目的である地域に身近な課題は地域で考える、解決していくという前提のもとで、地域での問題はまず地域で議論を深めていくことが必要であると考えている。始まって間のない新しい事業であり、スムーズに展開していない面もあるが、この事業がきっかけで地域活動に新しい人材が参画するようになったり、活動規模も拡大したという効果も出ている。今後はこれを定着させていくことが必要であり、今回の
地域自治振興会設立に際して、大きくかかわってきた区長会には、今後も
地区自治振興会を支えていく立場で協力、連携を仰ぎたいと考えている。 地域が育つにはまだ時間が必要であり、各
地区自治振興会の3カ年計画を毎年検証しながら、所期の目標に近づくよう市としても引き続き指導、助言など支援していきたいと考えている。 また、17年2月には各
地区自治振興会の交流会を開催し、各地区の活動事例の発表を交えながら、情報交換ができる機会をつくりたていと考えているとの説明がなされました。 また、委員からは、市の事務事業の一端を
地域自治振興事業と絡めて地域へ移管としようとする中で、それに見合った職員数の削減も可能ではないかとただされ、理事者からは、現在地域からの雇用を反映させるため各
地区自治振興会と行政各課とのパイプ役を地域振興課が果たしていけるよう調整作業を行い、地域の課題については、庁内各関係課と連携しながらその解決に努めていきたいと考えている。職員数の削減に関しては、地方分権社会に向けて今後新たな行政課題に取り組む必要があり、地域の力が高まることによって、行政は違った役割分担が可能になると考えているとの説明がなされました。 重ねて、委員からは、まだ各地区間での事業展開に格差も見受けられるので、
地域自治振興事業が市民にとってよりよい事業となるよう、行政としてさらに努力を重ねられたいとの要望意見も出されました。 次に、民生費の審査においては、委員から児童家庭支援センター事業に関連して、子供が成長していく過程や、成人となっても、引きこもり状態が続いた場合の相談活動は、プライバシー保護を含め長期にわたって適切で一貫した対応が必要である。子供から成人までの継続した相談業務にかかわる関連機関との連携策がただされ、理事者からは児童家庭支援センターの相談受け付け対象者はその目的から高校生までであるが、長期の相談に対応していかなければならないため、個人のプライバシーに留意しながら、
教育委員会と健康増進課だけでなく、民生児童委員や県と連携を取りながら行っている。今後の引きこもりに対する相談活動としては、児童家庭課、健康増進課、児童家庭支援センター、学校教育課、男女共同参画室、愛護センター、生涯学習課の家庭教育サロン、社会福祉協議会などとのネットワークによる連携を初め、保健師などの専門職員による支援方法も考えながら協議を進めていきたいとの説明がなされました。 これに対し、委員からは、重ねて引きこもりに対する支援のネットワークが十分に機能して、今後一層きめ細かい対応ができるよう努力されたいとの強い要望意見も出されました。 次に、衛生費の審査においては、委員からエコビレッジ交流センターの運営状況とあわせて、指導員の人件費も含んだ管理運営協会に対する1,000万円の委託料支出に関して、隣接している坂口公民館とあわせて合理的な管理運営ができないかとただされ、理事者からは、エコビレッジ交流センターには2名の指導員が事業の運営に当たっており、毎週1回程度の里山環境スクールと交流教室を開催しながら環境改善活動を進める中で、市全体の環境学習を行っている。 また、エコビレッジ交流センターと公民館は個別の施設として管理運営を行っている。管理所管部署は現在異なっているものの、隣接する2施設については合理的な管理運営が行えるよう、今後とも課題を整理していきたいとの説明がなされました。 これに対し、委員からは、エコビレッジ交流センター事業の費用対効果を高めるため、隣接施設との管理のあり方について十分な協議をされたいとの要望意見が出されました。 次に、商工費の審査においては、委員からたけふ菊人形について、平成15年度から初めて実行委員会方式による事業開催となったことから、市民に愛される菊人形となるための取り組みや、市の直営から実行委員会に移したことによるメリットについてもただされ、理事者からは、昨年から入場料を下げると同時に市民参加型のイベントをふやし、菊人形に対する市民の関心を盛り上げる取り組みを行ってきている。今回も市民まちづくり館では、市内各文化サークルや老人クラブによる市民手づくりの作品展や盆栽展、山野草展などを行い、市民が参加しやすい体制で取り組んだところである。 また、事業主体の移行によるメリットについては、民間と行政が手を組むことにより、行政だけの考え方だけでなく、経営的な視点を取り入れることにより、事業の発注や委託を行う際に、より効率的な運営が可能となったこと、また民間企業において、菊に対する事業への関心度が高まり、民間と行政が互いに力を合わせてたけふ菊人形を盛り上げようという機運が高まったこと、さらに、地元業者への発注などを通じて、地元での経済効果を上げる方向で事業が展開されたことがメリットとして挙げられるとの説明がなされました。 これに対し、委員からは、15年度、16年度の開催結果を踏まえ、さらに市民が参加していく菊人形となるように、来年以降についても関係者の調整や事前準備に万全を期されたいとの要望意見が出されました。 次に、土木費の審査においては、委員から新設改良済みの道路と道路の間の接続部分が未整備である箇所が見られるので、限られた予算の中では道路の機能保全等のため効率的な予算配分を再検討できないのかとただされ、理事者からは、地元において一定の要件を満たせば今後も計画的に改良対応をしていきたいとの説明がなされました。 また、河川敷内に樹木が多く茂っている日野川の現況に関し、委員からさきの洪水の例もあるように、集中豪雨になって水位が上がった場合、流された河川敷内の樹木が橋脚に引っかかり、そのため川をあふれさせてさらに大きな水害を招くおそれがあるため、河川敷内の樹木の撤去について、県の方へ強く働きかけられたいとの要望意見が出されました。 次に、教育費の審査において、委員から学校給食への地場農産物の導入状況について、特に武生市の地場産品の顔でもある大玉トマトの導入状況についてただされ、理事者からは、地場農産物の学校給食における導入については、安定的に供給が可能で安心で新鮮なものといったことを基本にしながら進めている。なお、地場産品の代表格である大玉トマトをカッティングして給食に出す生食での導入については、安全面、衛生面での問題をクリアできるような給食設備や学校調理員の体制が整備できていないことから現在は実現していない。しかし、いろいろな料理に大玉トマトが使えるように調理方法を研究しているところであるとの説明がなされました。 さらに、委員からは、武生市では地場産学校給食推進事業に取り組み、学校給食に生産者の顔が見える地場農産物を供給する体制整備に助成を行っていることからも、大玉トマトを積極的に学校給食へ導入すべきではないかとの委員の意見に対し、理事者からは、旬菜ドットコムねっとの発展に伴い、地場農産物の供給量は年々ふえてきており、その導入については所管部署ともさらに協議する中で努力していく。なお、学校給食の性質上安全第一という線を守りながら、大玉トマトの学校給食での生食については慎重にも慎重を重ねて対応したいとの説明が重ねてなされました。 次に、歳入の審査においては、委員からは、財政の硬直化が進んでいる中、自主財源の確保についてただされ、理事者からは、自主財源の確保としては、市税等の収納率向上のため、時間外の対応も含めた納税相談の充実と、外国人相談員の設置、庁内特別体制による徴収の強化、さらに差し押さえについても強い態度で臨み、税収の確保とともに税の公平性の確保に努めていく。また、これまで以上に歳出の削減にも努め、財政の健全化に向けて努力していきたいとの説明がなされました。 また、財産貸付収入と土地建物借上料の支出に関して、委員からは、介護保険制度の中で事業を行っている民間事業者との均衡上からも、同種の事業を行っている社会福祉法人に対する市有財産の貸し付け等については、無償ではなく有償に転換すべきではないかとただされ、理事者からは、特に芦山荘については、建物も古く維持管理コストがかかることも含めての無償貸与になっている。今後所管部署の意見を待つこととしたいとの説明がなされました。 これに対し、委員からは、福祉事業での市有財産の貸し付け対応については、今後協議を進められ、適切な対応がなされるよう要望意見が出されました。 以上、一般会計決算審査に当たり、特に議論のあった点について申し上げましたが、審査の結果議案第76号につきましても、賛成多数をもってこれを認定すべきものと決しました。 以上、
決算特別委員会の審査の結果を御報告いたします。
○議長(福田修治君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 前田修治君。
◆(前田修治君) 〔登壇〕私は日本共産党議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっておりますうち、議案第73号平成15年度武生市
水道事業会計決算認定について、議案第74号平成15年度武生市
ガス事業会計決算認定について、議案第75号平成15年度武生市
工業用水道事業会計決算認定について、議案第76号平成15年度武生市
一般会計決算認定について、議案第77号平成15年度武生市
簡易水道事業特別会計決算認定について、そして議案第86号平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定についての以上6議案につきまして、反対の立場で討論を行います。 まず、議案第76号平成15年度武生市
一般会計決算認定についてでありますが、小泉自民党・公明党内閣による国の政治で、国民の暮らしと経済が土台から壊され、4兆円もの負担増が国民に負わされてきた時期に、地方自治体がやらなければならないことは、あくまでも住民の目線から行政の運営を行い、住民の暮らしや福祉を守る役割を発揮することでございます。 平成15年度武生市一般会計で見ますと、父子家庭に対する児童扶養手当の支給の創設や、前立腺がんの早期発見のための検診事業の新たな実施など、住民の暮らしと健康を守るとの自治体本来の役割を果たすための制度が盛り込まれ、この点においては一定の評価をするものであります。 しかしながら、一方では市民が気軽に楽しめるプールやレストハウスなどの公共施設の使用料の値上げや、また私たちがこれまで求めてきた国保税の引き下げなど、市民の暮らし応援の予算がなかなか出てこないという中で、大学だけは特別扱いをして、大学建設補助事業として15年度には1億3,000万円が支出されました。今の経済情勢のもとで、市の財政も厳しい厳しいと言われているとき、市民感情からしても、これは納得できないものでございます。 また、15年度においては、市の職員の方々の給与や扶養手当、住居手当などの削減が行われましたが、これは2年連続の給与の削減となり、深刻な不況のもとで暮らしが大変な中、一般職員の生活実態から見ても、そしてまた国民の懐を温めていくことこそが景気回復の決め手であるという、こういうことにも逆行するものとして認めることはできないものでございます。 次に、議案第74号平成15年度武生市
ガス事業会計決算認定についてでありますが、この決算の中では、月47立方メートルのガスを使用する標準的な家庭で15%以上のガス使用料の値上げが行われました。深刻な不況が長く続く中、一般市民の方々はみずからの生活を守っていくため懸命に生きてるのが現状であり、住民の暮らしを守るとの地方自治体本来の役目からすれば、一般会計から企業会計への繰り入れなども考慮しつつ、市民の暮らしに欠くことのできないガス料金の値上げはするべきではありませんでした。 また、一般会計と同様に、職員の給与等の削減が行われたことも反対の理由であります。 続きまして、議案第86号平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定についてでありますが、本決算認定に反対の理由は、この中で、介護保険料区分の第1段階では保険料の値下げが行われているものの、第2段階で6%、第3段階から第5段階では10%以上の値上げが行われ、市民の暮らしをさらに圧迫してきたことであります。 介護保険は、1万5,000円以上の年金を受け取る高齢者から保険料が強制的に天引きされています。生活保護を受けている高齢者も含めて、すべての高齢者から保険料が徴収されている社会保険制度は介護保険しかありません。政府は保険料の全額免除、資産状況を把握せずに収入のみに着目した一律の減免、保険料減免分に対する一般財源の繰り入れの禁止など、いわゆる3原則によって自治体の締めつけを行ってきましたが、それをはねのけて減免自治体が毎年広がり続けています。 本市においても、今後の見直しでは保険料の引き下げ、値上げを抑えるための努力や独自の減免制度の実施を強く求めるものであります。 次に、議案第73号平成15年度武生市
水道事業会計決算認定について、議案第75号平成15年度武生市
工業用水道事業会計決算認定について、議案第77号平成15年度武生市
簡易水道事業特別会計決算認定についてでありますが、これらについては、先ほどの一般会計と同様、職員の給与等の引き下げが行われていることが反対の理由であります。 以上をもちまして、決算認定6議案に対しての反対討論を終わります。
○議長(福田修治君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 ただいま議題となっております14案のうち、まず議案第73号平成15年度武生市
水道事業会計決算認定についてから議案第77号平成15年度武生市
簡易水道事業特別会計決算認定についてまでの5案及び議案第86号平成15年度武生市
介護保険特別会計決算認定について、以上の6案を起立により採決いたします。 本6案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 本6案について、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。〔賛成者起立〕
○議長(福田修治君) 起立多数であります。 よって、議案第73号、議案第74号、議案第76号、議案第77号、議案第86号の6案は、いずれもこれを認定することに決しました。 次に、議案第73号から議案第77号まで及び議案第86号の6案を除く議案第78号平成15年度武生市
土地区画整理事業特別会計決算認定についてから議案第85号平成15年度武生市
林業集落排水事業特別会計決算認定についてまでの8案を一括して採決いたします。 本8案に対する
委員長報告はいずれも認定であります。 本8案に対する委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 異議なしと認めます。 よって、議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案課第83号、議案第84号、議案第85号の8案はいずれもこれを認定することに決しました。 ================
△日程第17 議案第117号から議案第141号まで
○議長(福田修治君) 日程第17議案第117号平成16年度武生市
一般会計補正予算第3号から議案第141号工事の請負契約についてまでの25案を一括して議題といたします。 25案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 三木市長。
◎市長(三木勅男君) 〔登壇〕本日、平成16年第6回
武生市議会定例会が開催されるに当たり、議員の皆様には師走の何かと慌ただしい中御出席いただきましてまことにありがとうございます。 さて、国内景気に目を転じますと、本年7月から9月期の国内総生産は、民間シンクタンクで軒並み事前予測が大外れの様相を呈しております。 もともと市場コンセンサスでは、今年度は減速が予想されていたものの、前期4月から6月期ですけども、これよりは高成長が見込まれておりました。しかし、個人消費が底がたく推移したのに対し、設備投資と外需がいずれもマイナスに転じ、総体的な景気後退が避けられなかったものと思われます。 また、今後の景気動向につきましても、やはり個人消費、設備投資、外需が重要なかぎとなると存じますが、円高傾向が続く中、台風や地震の消費に与える心理的影響も大きな要因として全国的に広がりを見せており、大変厳しい状況になると思われます。 こうした中、政府税調で議論が進んでおります定率減税廃止や、三位一体の改革に伴って地方財政はさらに厳しさを増すものと存じております。 本市におきましても、平成17年度の財政計画で、歳入面では本年度に比し数億円以上の影響が出るものと推測され、今後はさらなる行財政改革に取り組む必要があると認識しております。 それでは、市政の重要課題について、その一端を申し述べさせていただきます。 まず、今立町との合併についてでありますが、合併は半世紀に一度のいわば究極の行財政改革であり、さらに丹南の中核都市としての礎を確かなものとする絶好の機会として取り組んでまいりました。 国の三位一体の改革が進む中、今合併しなければ近い将来最低限の市民サービスしか提供できなくなるか、または税金や料金などを含め、住民負担を上げざるを得ないという事態に立ち至ります。 武生市でも少子・高齢化社会を迎え、社会福祉施策に充当する財源も見出せないのが現状でありますので、今財政基盤を強固にしておかないと、今後ますます厳しくなることが予想されます。そのような状況で、行政サービスの現状を維持するためにも、合併により財政基盤を建て直し、体力を蓄えなければならないと考えております。 そこで、さきの全員協議会で御説明申し上げましたように、第15回合併協議会をもって当初予定しておりました協定項目すべての調整が整いましたので、新市の名称は越前市とすることや合併期日は平成17年10月1日とすることなど51項目の合併協定について、来る12月13日に合併調印を予定しております。 その後、今議会中において、
地方自治法第7条第1項の規定により、両市町を廃し新市を設置することを福井県知事に申請することについて議会の議決を求める議案など、廃置分合に伴う所要の議案を追加提案させていただきたいと存じますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 顧みますと、武生市・今立町合併協議会が本年1月29日に設置され、2月6日の第1回協議会を皮切りに、これまでおよそ10カ月を要しましたが、この間合併協議会の場では常に越前ブランドで結ぶ自立都市構想を理念として掲げ、お互いが信頼と協調の精神を持って、にぎわいのある交流拠点都市、環境と共生した生活快適都市、豊かな心をはぐくむ伝統文化都市を目指したまちづくりを話し合うことができたものと考えております。 次に、本県及び本市にとりましても、まさに正念場となっております北陸新幹線南越駅の整備促進に向けての取り組みであります。 本年度、国土交通省予算の整備新幹線建設促進高度化等事業で、南越駅の駅部調査が盛り込まれましたが、これもひとえに市議会議員を初めとする関係各位の御尽力のたまものと心からお礼申し上げます。 また、北陸新幹線整備をめぐり、本市の取り組み等の経過を振り返りますと、悲願の南越駅までの工事認可を得るべく、4月19日に南越駅設置促進期成同盟会の中央要請活動、5月9日に県内着工実現大会など、県や経済界とともに、さらには県内市町村が一体となって運動を展開してきたところです。 しかしながら、6月2日に開催された自民党整備新幹線建設特別委員会では、福井県の路線認可には触れられず、本市にとっては不満の残る結論でありました。 このような状況ではありましたが、さらに本市の熱意と要望を訴えるため、政府予算案編成の山場ともいえる折から、去る12月1日に県関係者、沿線市、経済界とともに中央要請を行ったところです。南越-敦賀間の工事認可申請を初め、一刻も早い南越駅までの着工に向け、さらなる運動を展開してまいりますので、なお一層の御支援、御協力をお願いいたします。 それでは次に、ことし1年を振り返り、市政の諸課題に対する対応について申し述べさせていただきますとともに、平成16年度12月補正予算案等の概要につきまして、御説明申し上げます。 まず、仮称県営丹南地域総合公園の整備についてでありますが、本年8月、県において本公園の基本構想が策定され、これを踏まえて現在基本設計策定のための検討会の設置がなされ、着々と進行しております。また、この中で本市の考え方である丹南圏域住民の憩いの場、活動の場として、地域に愛され、活用される公園づくりを願い、先般専門部会を開催して地域の代表、各種団体及び地域活動をされている方々からの御意見をいただいているところであります。 市といたしましては、その趣旨を十分に尊重し、県が策定する基本計画に反映されるよう提案していくとともに、事業の早期着手についても、引き続き県に強く要望してまいりたいと考えております。 次に、市民自治の実現に向けた取り組みについてでありますが、地方分権の流れの中で、自立した自治体にふさわしい住民自治の実現を図ることを目的として、この9月に議会の深い御理解をいただき、武生市自治基本条例を制定いたしました。現在市民の周知、啓発に努めているところですが、今後市民、議会、市の3者がこの条例を共有し、真の市民自治の確立を目指して市民協働のまちづくりを推進しなければなりません。 この市民自治を中心概念とした地域における住民自治の取り組みを申し上げますと、市では自治基本条例に先駆けて、武生市地域自治振興条例を制定し、その意義づけと推進体制の整備を図る中で、本年4月には市内13地区すべてに地域自治振興組織が設定されました。各地区では、自主防犯活動を強化する取り組みや、豊かな自然を積極的に生かそうとする事業、地域の特色を見直そうとする事業、健康を後押しする事業など、身近な課題解決のための事業が行われ、地域自治の確立に向けた確かな動きが起きています。 次に、新図書館建設事業でありますが、9月議会で14億8,000万円の継続費として承認をいただき、工事入札を終え、今議会で御承認を賜れば直ちに着工の運びといたしたいと存じております。平成12年2月に提出された図書館協議会の提言から始まった新図書館構想も、多くの市民や団体、また議会からの御意見をいただき、ようやく建設にこぎつけることができたわけです。 施設については、延べ床面積3,776.52平米の一部2階建ての建物で、バリアフリーを貫いた使いやすい設計になっています。今後は備品の選定、蔵書の充実に努め、平成18年7月の開館に向け、準備を進めてまいりたいと考えております。 次に、災害対策についてであります。 ことしは全国的に集中豪雨や台風、地震が多く発生しておりますが、武生市でもさきの台風23号の接近では災害対策本部を設置いたしました。このときの検証過程で幾つかの課題が浮き彫りにされましたので、その後情報の収集や伝達体制の確立、関係団体との連携強化などを含め、市地域防災計画の見直しに着手しております。 また、
南越消防組合・中消防署と併設して着工した防災施設は、災害時における対策の拠点として引き続き整備を行っており、今回の補正予算においては避難所開設時の備品や災害パトロール車の新規導入費などを計上いたしております。 ところで、今も余震が続く新潟県中越地震のことで思いますのは、市民の大きな関心を呼んだ市庁舎の移転についてであります。現市庁舎は平成9年に行った耐震調査で10段階中最低のランクとの結果が出ております。 災害時における市庁舎の重要性は改めて言うまでもありません。一たん事あれば対策本部が設置され、市民の避難所や救援物資の集積所となり、市民からの問い合わせなどが集中するところであり、また本来市民のすべての情報が集積、保管されている場所ですから、倒壊すれば大変な事態になるところです。また、倒壊しないとしても、この市庁舎の周辺は古い建物や狭い道路が多いため、市役所へのアクセスが困難になる可能性があります。 そのような状態を想像すると、今立町との合併を機に、庁舎を交通網の整備されたところに移転新築することを決断したことは、地震国日本においては極めて重要なことであったと、今改めて思いをいたしているところであります。 以上、ことし1年を振り返り、市政の上で取り組んでまいりました重要課題への対応等について申し上げました。 それでは、今回提案いたしました各会計補正予算案につきまして御説明申し上げます。 初めに、議案第117号
一般会計補正予算第3号につきましては、補正額を8億5,400万円、補正後の予算総額を261億6,567万5,000円といたしました。 まず、歳出予算の主な内容といたしましては、各費目で給与費の追加及び更正を行ったほか、総務費では退職手当、地域防災対策事業等に2億8,273万4,000円を計上いたし、民生費では、私立保育園運営委託料、重度心障者等医療費助成事業等に2億6,602万4,000円を計上いたしました。 衛生費では、予防接種事業等に2,842万7,000円を、土木費では災害パトロール車購入事業等に3,101万円を、教育費では小・中学校管理事業等に9,731万9,000円を計上いたしました。 災害復旧費では、去る9月30日、10月20日の台風により発生しました農林業施設及び土木施設の災害復旧工事費等に1億1,783万4,000円を計上いたしました。 これらの財源として、地方特例交付金7,329万4,000円、
地方交付税4億7,730万円、分担金及び負担金5,249万2,000円、国及び県支出金1億7,041万4,000円等を計上いたしました。 また、債務負担行為として、中学校給食事業5,500万円を設定いたしました。 次に、議案第118号
土地区画整理事業特別会計補正予算第2号につきましては、給与費の追加等補正額を94万8,000円、補正後の予算総額を2億6,009万7,000円といたし、この財源として、保留地処分金等を計上いたしました。 次に、議案第119号
下水道特別会計補正予算第2号につきましては、公共下水道勘定で、管渠築造費等補正額を3,230万3,000円の減額、補正後の予算総額を36億5,063万2,000円といたし、この財源として国庫支出金、市債等を更正いたしました。 また、特定環境保全公共下水道勘定で、測量設計等委託料等補正額を96万4,000円の減額、補正後の予算総額を2億1,871万8,000円といたし、この財源として国庫補助金等を更正いたしました。 次に、議案第120号
国民健康保険特別会計補正予算第1号につきましては、事業勘定で保険給付費介護納付金等、補正額を2億4,124万9,000円、補正後の予算総額を50億6,122万3,000円といたし、この財源として国庫支出金、療養給付費交付金等を計上をいたしました。 また、診療所勘定で、坂口診療所管理委託料等補正額を72万円、補正後の予算総額を8,924万3,000円といたし、この財源として診療収入を計上いたしました。 次に、議案第121号
老人保健特別会計補正予算第1号につきましては、医療給付費償還金等補正額を3億3,890万9,000円、補正後の予算総額を65億4,598万7,000円といたし、この財源として支払基金交付金、国庫支出金等を計上いたしました。 次に、議案第122号
農業集落排水事業特別会計補正予算第2号につきましては、一般管理費等補正額を537万2,000円、補正後の予算総額を1億5,085万9,000円といたし、この財源として繰入金を計上いたしました。 次に、議案第123号
介護保険特別会計補正予算第2号につきましては、事業勘定で保険給付費等補正額を3億5,576万9,000円、補正後の予算総額を42億3,068万1,000円といたし、この財源として国庫支出金、支払基金交付金等を計上いたしました。 また、審査会勘定で、介護認定審査会委員報酬等173万1,000円の減額、補正後の予算総額を6,587万3,000円といたし、この財源として分担金及び負担金等を更正いたしました。 次に、議案第124号
水道事業会計補正予算第2号につきましては、収益的支出で給与費等補正額を11万3,000円の減額、補正後の予算総額を10億347万8,000円といたし、また資本的支出で給与費等補正額を21万7,000円、補正後の予算総額を5億4,938万7,000円といたしました。 次に、議案第125号
ガス事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出でガス製造所保安員派遣委託料費等補正額を280万9,000円の減額、補正後の予算総額を6億9,991万9,000円といたし、また資本的支出で給与費等補正額を199万3,000円の減額、補正後の予算総額を1億9,349万4,000円といたしました。 最後に、議案第126号
工業用水道事業会計補正予算第1号につきましては、収益的支出で給与費等補正額を11万1,000円、補正後の予算総額を4,411万7,000円といたしました。 以上、各会計補正予算の概要について御説明を申し上げました。よろしく御審議いただき、妥当な御決議をいただきますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君)
山岸総務部長。
◎総務部長(山岸文男君) 〔登壇〕続きまして、議案第127号武生市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。 本案は、一般職の職員の給与のうち寒冷地手当について次のとおり改正いたそうとするものであります。 その内容でありますが、本市は寒冷地手当を支給することができる国の定める地域に該当しなくなったことにより、当該手当に関する規定を削除いたそうとするものであります。 ただし、経過措置として、国及び県に準じ、平成17年度は現行の額を、平成18年度及び平成19年度は減額した額を、それぞれ11月から翌年の3月までの給与の支給日に5回に分けて支給することにつきまして、附則において規定いたそうとするものであります。 なお、この条例は平成17年3月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君)
服部産業経済部長。
◎
産業経済部長(服部秀一君) 〔登壇〕続きまして、議案第128号及び議案第129号の2案につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第128号武生市働く婦人の家設置及び管理条例の一部改正についてでありますが、本案は武生市働く婦人の家を効果的かつ効率的に管理するため、
地方自治法第244条の2に規定する
指定管理者に当該施設の管理を行わせるため、条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容でありますが、
指定管理者に管理を行わせることができる旨及び
指定管理者の業務の範囲を規定するとともに、これまで休館日、開館時間等の規則で規定していた事項を条例事項とするほか、運営委員会の規定を削除するなど、所要の改正をいたそうとするものであります。 また、附則におきまして、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例について、別表第1から働く婦人の家運営委員会委員の規定を削ろうといたすものであります。 なお、この条例は、平成17年1月1日から施行いたそうとするものであります。 次に、議案第129号武生市
勤労者研修施設設置及び管理条例の制定についてでありますが、本案は勤労者の資質の向上及び地域社会と企業との融和を図るため、武生市広瀬町第144号1番地の1に武生市勤労者研修施設を設置するに当たり、
地方自治法第244条の2の規定に基づき、この施設の設置及び管理条例を制定し、あわせて施設の管理を
指定管理者に代行させようとするものであります。 なお、この条例は平成17年4月1日から施行いたそうとするものでありますが、武生市公の施設にかかわる
指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づく
指定管理者の指定等につきましては、準備行為として条例の施行前に行うことができる旨を規定いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君)
兵建設部長。
◎建設部長(兵勝君) 〔登壇〕続きまして、議案第130号武生市
都市公園条例の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。 本案は、都市公園法の一部改正に伴い、当該法律の規定を引用している武生市
都市公園条例の規定を改定いたそうとするものであります。 なお、この条例は公布の日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 関本
教育委員会事務局長。
◎
教育委員会事務局長(関本邦夫君) 〔登壇〕続きまして、議案第131号武生市
ふるさとギャラリー叔羅設置及び管理条例の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。 本案は、武生市ふるさとギャラリー叔羅を効果的かつ効率的に管理するため、
地方自治法第244条の2に規定する
指定管理者に当該施設の管理を行わせることなど、条例の一部を改正いたそうとするものであります。 その内容でありますが、まず第1に、
指定管理者に管理を行わせることができる旨及び
指定管理者の業務の範囲を規定するとともに、これまで休館日、開館時間などの規則で規定していた事項を条例事項といたそうとするものであります。 第2に、使用できる施設の範囲を拡大し、当該施設の使用料の規定を追加いたそうとするものであります。 また、附則におきまして、本条例の規定を準用している武生市公会堂記念館設置及び管理条例について、関係する規定を改めようとするものであります。 なお、この条例は平成17年1月1日から施行いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 三木市長。
◎市長(三木勅男君) 〔登壇〕続きまして、議案第132号武生市
武生駅東駐車場の
指定管理者の指定について及び議案第133号武生市
トレーニングセンターの
指定管理者の指定について提案理由の御説明を申し上げます。 本2案は、
武生駅東駐車場及び
トレーニングセンターの管理を
指定管理者に代行させるに当たり、武生市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例により、それぞれ
指定管理者の候補者を選定いたしましたので、当該候補者の指定について、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案いたそうとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君)
山岸総務部長。
◎総務部長(山岸文男君) 〔登壇〕続きまして、議案第134号及び議案第135号の2案につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第134号武生市斎場を南条郡南越前町の住民の一部に使用させることの協議についてでありますが、本案は平成17年1月1日に南条郡の2町1村が廃置分合により南越前町になりますが、廃置分合後においても、現南条町及び河野村の住民につきましては、従前のとおり武生市斎場を使用させることとする協議について、
地方自治法第244条の3第3項の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 次に、議案第135号
南越消防組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更についてでありますが、本案は南条郡内の廃置分合により平成16年12月31日を限り、
南越消防組合から南条町、今庄町及び河野村を脱退させ、平成17年1月1日から同組合に南越前町を加入させるとともに、同組合規約の一部を変更することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第2項において準用する
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君)
前野環境部長。
◎環境部長(前野政治君) 〔登壇〕続きまして、議案第136号
南越清掃組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について提案理由の御説明を申し上げます。 本案は、南条郡内の廃置分合により、平成16年12月31日を限り、
南越清掃組合から南条町、今庄町及び河野村を脱退させ、平成17年1月1日から同組合に南越前町を加入させるとともに、同組合規約の一部を変更することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第2項において準用する
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君)
加藤福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(加藤進君) 〔登壇〕続きまして、議案第137号及び議案第138号の2案につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 本2案は、
公立丹南病院組合を構成する地方自治体が廃置分合することに伴う関連議案であります。 まず、議案第137号
公立丹南病院組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更についてでありますが、本案は南条郡内の廃置分合により、平成16年12月31日を限り、
公立丹南病院組合から南条町、今庄町及び河野村を脱退させ、平成17年1月1日から同組合に南越前町を加入させるとともに、同組合規約の一部を変更することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第2項において準用する
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 次に、議案第138号
公立丹南病院組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更についてでありますが、本案は丹生郡内の廃置分合により、平成17年1月31日を限り
公立丹南病院組合から朝日町、宮崎村及び越前町を脱退させ、平成17年2月1日から同組合に越前町を加入させるとともに、同組合規約の一部を変更することについて、
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(福田修治君) 関本
教育委員会事務局長。
◎
教育委員会事務局長(関本邦夫君) 〔登壇〕続きまして、議案第139号から議案第141号までの3案につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 本3案は議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、仮称武生市立中央図書館新築工事、同新築工事に伴う電気設備工事及び機械設備工事の3件の請負契約について提案をいたそうとするものであります。 これらの工事の入札は、いずれも制限つき一般競争入札として、去る11月24日に執行いたしました。 まず、議案第139号工事の請負契約についてでありますが、本案は仮称武生市立図書館新築工事の請負契約であります。 入札業者は、株式会社キヨエイビルド・大和建設株式会社・鶴野建設株式会社共同企業体、木原建設株式会社・株式会社ウエキグミ・株式会社竹内工務店共同企業体、北信建設株式会社・株式会社川端工務店・株式会社藤田組共同企業体、小泉建設株式会社・株式会社三田村工務店・株式会社大進建設共同企業体、田中建設株式会社・株式会社ササキ工業・株式会社未來住建共同企業体、上木建設株式会社・株式会社山田組・北日本建設株式会社共同企業体及び干田建設株式会社・株式会社中西工務店・株式会社遠藤工務店共同企業体の7社であります。 入札の結果、木原建設株式会社・株式会社ウエキグミ・株式会社竹内工務店共同企業体が落札し、契約金額は9億5,550万円であります。 工事の概要を申し上げますと、建設場所は武生市高瀬2丁目33字21番地ほかであり、中央公園噴水の北側に位置いたします。建物は、鉄筋コンクリート造、一部2階建て、1階床面積が3,302.85平方メートル、2階473.67平方メートルで、延べ床面積が3,776.52平方メートルであり、自然換気、太陽光発電などの活用及び有害物質を含まない建設資材などを用いるなど、環境に配慮した設計となっております。 1階は、一般図書閲覧室、児童図書閲覧室、視聴覚・ITコーナー、学習支援室、対面朗読室、市民交流室などから構成されており、ゆったりと閲覧できる館内には約20万冊の図書及び資料を備え、さまざまな情報を得るための情報端末機器を設置し、生涯学習活動の核として位置づけております。 工事期限は、平成18年4月20日であります。 次に、議案第140号工事の請負契約についてでありますが、本案は、仮称武生市立図書館新築工事に伴う電気設備工事の請負契約であります。 入札業者は、坂野電機株式会社・道下電機株式会社共同企業体、河上電機株式会社武生支店・株式会社シンエツ・テクノサービス共同企業体、株式会社大虫電工・武生外線工事株式会社共同企業体、宇野電機株式会社・横山電設株式会社共同企業体及び林電気株式会社・関本電設株式会社共同企業体の5社であります。 入札の結果、林電気株式会社・関本電設株式会社共同企業体が落札し、契約金額は1億9,215万円であります。 工事期限は、平成18年4月20日であります。 次に、議案第141号工事の請負契約についてでありますが、本案は仮称武生市立中央図書館新築工事に伴う機械設備工事の請負契約であります。 入札業者は、ダイダン株式会社福井営業所、・株式会社板倉設備共同企業体、三建設備工業株式会社福井出張所・株式会社タケフ営繕共同企業体、新日本空調株式会社福井営業所・正光設備株式会社共同企業体、株式会社三晃空調福井営業所・株式会社未來住建共同企業体、斎久工業株式会社福井出張所・テラオライテック株式会社共同企業体及び高砂熱学工業株式会社福井営業所・上野ガス株式会社共同企業体の6社であります。 入札の結果、新日本空調株式会社福井営業所・正光設備株式会社共同企業体が落札し、契約金額は1億7,178万円であります。 工事期限は平成18年4月20日であります。 以上、よろしく御審議の上、妥当なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(福田修治君) 以上をもって議案第117号から議案第141号までの提案理由の説明を終了いたします。 ================
○議長(福田修治君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は、明後日8日午前10時から再開いたします。 散会 午前11時26分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│ 諸 会 議 等 報 告 書
││ ││ 平成16年第5回
武生市議会定例会後に開催された議長会関係等の諸会議等について ││ は、次のとおりである。
││ 第1 議長会関係の諸会議について
││ 1 福井県
市議会議長会議員
合同研修会 ││ 平成16年10月1日(金)福井県自治会館において開催された。
││ (研修事項) 視察研修 福井市立郷土歴史博物館
││ 講 演 演題 「議会運営に関する諸問題について」
││ 講師 全国都道府県議会議長会 前議事調査部長
││ 野村 稔 氏
││ 2 第56回全国議事記録議事運営事務研修会
││ 平成16年10月20日(水)~22日(金)東京都において開催された。
││ 3 福井県
市議会議長会視察研修
││ 平成16年10月27日(水)~29日(金)大分県豊後高田市・別府市、熊 ││ 本県八代市を視察した。
││ 4 福井県市町村議会議員
合同研修会 ││ 平成16年11月1日(月)福井県自治会館において開催された。
││ (研修事項) 講 演 演題 「これからの地方議会のあり方」
││ 講師 成蹊大学名誉教授 佐藤 竺 氏
││ 演題 「地域文化とまちづくり」
││ 講師 竹内経済工房主宰 竹内 宏 氏
││ 5 丹南地区
市町村議会議長会議員研修会
││ 平成16年11月5日(金)南条町において開催された。
││ (研修事項) 視察研修 南条小学校、ウォーターランド南条、図書館、文化会館││ 6 福井県
市議会議長会事務局長会
││ 平成16年11月12日(金)福井市において開催された。
││ (1) 福井県
市議会議長会臨時総会の日程について
││ (2) 平成17年度福井県
市議会議長会定期総会の日程等について
││ (3) 平成17年度北信越
市議会議長会定期総会の日程等について
││ (4) 平成17年度全国・北信越
市議会議長会負担金について
││ (5) 平成17年度福井県
市議会議長会負担金(案)について
││ (6) 平成17年度全国・北信越・県
市議会議長会等役職の割り振りについて││ (7) その他
││ 7 福井県
市議会議長会研修会
││ 平成16年11月19日(金)福井市において開催された。
││ (研修事項) 講 演 演題 「
三位一体改革と
地方交付税改革の展望」
││ 講師 横浜国立大学経済学部教授 金澤 史男 氏
││ 第2 議会関係の諸会議について
││ 9 月21日(火)
││ 全員協議会
││ (協議事項) 武生市・今立町合併協議会について
││ 9 月29日(水)
││ 平成16年第3回武生三国モーターボート競走施行組合議会定例会
││ (議決等事項)
││ 1 副議長の選挙
││ 2 平成15年度武生三国モーターボート競走施行組合一般会計歳入歳出 ││ 決算認定について
││ 3 専決処分の承認を求めることについて
││ (1) モーターボート競走施行に伴う場外発売事務の委託について
││ 4 モーターボート競走施行に伴う場外発売事務の委託に関する協議につ ││ いて
││ 5 一般質問
││ 9 月30日(木)
││ 南越清掃組合議会、
南越消防組合議会代表者会議
││ (協議事項) 議会運営について
││ 平成16年第3回
南越消防組合議会定例会
││ (議決等事項)
││ 1 議席の指定
││ 2 議長の選挙
││ 3 平成16年度
南越消防組合一般会計補正予算(第2号)
││ 4 平成15年度
南越消防組合一般会計決算認定について
││ 5 専決処分の承認を求めることについて
││ 6 一般質問
││ 7 議員の派遣について
││ 平成16年第2回
南越清掃組合議会定例会
││ (議決等事項)
││ 1 議席の指定
││ 2 議長の選挙
││ 3 平成16年度
南越清掃組合一般会計補正予算(第1号)
││ 4 平成15年度
南越清掃組合一般会計決算認定について
││ 5 工事の請負契約について
││ 6 一般質問
││ 7 議員の派遣について
││ 10月 7 日(木)
││ 決算特別委員会 ││ (審査事項) 付託案件の審査(公営企業局・建設部の所管)
││ 10月 8 日(金)~ 9 日(土)
││ 高山市議会・
武生市議会議員行政懇談会
││ (協議事項)
││ 1 市町村合併について
││ 2 議会活性化の取り組みについて
││ 10月15日(金)
││ 決算特別委員会 ││ (審査事項) 付託案件の審査(
教育委員会・産業経済部の所管)
││ 10月18日(月)
││ 決算特別委員会 ││ (審査事項) 付託案件の審査(環境部・福祉保健部の所管)
││ 10月22日(金)
││ 決算特別委員会 ││ (審査事項) 付託案件の審査(総務部・企画部・財政部の所管)
││ 10月26日(火)
││ 全員協議会
││ (協議事項) 今立町との合併協議会について
││ 10月28日(木)
││ 都市づくり対策特別委員会 ││ (協議事項)
││ 1 副委員長の辞任許可について、副委員長の互選
││ 2 市内視察について
││ 11月 4 日(木)
││ 議会運営委員会 ││ (協議事項)
││ 1 副委員長の互選について
││ 2 議会だより(第140号)について
││ 3 12月定例会について
││ 総務文教委員協議会
││ (協議事項) 台風23号に係る災害報告等について
││ 11月29日(月)
││ 各派代表者会議
││ (協議事項) 今立町との合併について
││ 議会運営委員会 ││ (協議事項) 12月定例会の運営について
││ 12月 2 日(木)
││ 全員協議会
││ (協議事項) 今立町との合併について
││ 12月 3 日(金)
││ 武生市議会・今立町議会行政懇談会
││ (協議事項) 最近の諸行政課題について
││ 第3 陳情書等の受理
││ 9 月 8 日(水) 教育基本法「改正」ではなく教育基本法に基づく施策を進める ││ ことを求める意見書を政府等に提出することを求める陳情書を自 ││ 由法曹団北陸支部福井県団員弁護士島田広外1名から受理した。 ││ 9 月29日(水) 武生市私立幼稚園に対する補助金等増額に関する要望書を武生 ││ 市私立幼稚園協議会会長丈生神山幼稚園園長岡田栄一外3名から ││ 受理した。
││ 9 月29日(水) 武生東小学校プールの新築及び体育館早期改築を要望する陳情 ││ 書を東地区区長会会長大柳登外5名から受理した。
││ 10月15日(金)
三位一体改革に関する要望書を武生土地改良事業推進協議会会 ││ 長美濃美雄から受理した。
││ 10月15日(金)
三位一体改革に関する要望書を松ヶ鼻土地改良区理事長美濃美 ││ 雄から受理した。
││ 10月15日(金)
三位一体改革に関する要望書を日野川用水土地改良区理事長美 ││ 濃美雄外1名から受理した。
││ 10月25日(月) 伝統産業・地元産材を幅広く木材利用促進する陳情書を武生木 ││ 材協同組合理事長中西眞一郎外10名から受理した。
││ 11月19日(金) 鉄道福武線に対する助成、及び車両更新費助成についての陳情 ││ 書を福井鉄道株式会社取締役社長山内和久から受理した。
││ 11月24日(水) 武生市北新庄小学校校舎及び体育館改築を要望する陳情書を武 ││ 生市北新庄小学校校舎・体育館改築期成同盟会会長小柳茂兵衛外 ││ 2名から受理した。
││ 12月 1 日(水) 平成17年度税制改正及び行財政改革に関する要望書を社団法 ││ 人南越法人会会長三田村俊文から受理した。
││ 第4 行政視察について
││ 1 行政視察
││ 11月 1 日(月)~ 2 日(火)
││ 公立丹南病院組合議会
││ 長野県長野市
││ (視察事項) 長野市民病院
││ 11月 8 日(月)~ 9 日(火)
││ 南越消防組合議会
││ 兵庫県明石市 明石市消防本部
││ (視察事項) 通信司令設備運用状況先進地視察
││ 11月 9 日(火)~13日(土)
││ 上田忠男議員派遣
││ 中国(瀋陽、大連)
││ 11月11日(木)~12日(金)
││ 南越清掃組合議会
││ 大阪府門真市 リサイクルプラザ
││ 大阪府岸和田市役所
││ (視察事項) リサイクルプラザ建設・管理運営等及びごみの有料化取組み先 ││ 進地視察
││ 11月16日(火)~17日(水)
││ 都市づくり対策特別委員会 ││ 三重県伊賀市
││ (視察事項) 伊賀まちかど博物館事業について
││ 奈良県奈良市
││ (視察事項) まちかど博物館事業について
││ ガス水道特別委員会
││ 兵庫県篠山市
││ (視察事項) 篠山
市ガス事業譲渡経過について及び事業譲渡に関する問題点 ││ について
││ 滋賀県大津市
││ (視察事項) ガス事業コ・ジュネについて
││ 11月25日(木)~26日(金)
││ 福井県丹南広域組合議会
││ 愛媛県豊田市 豊田加茂市町村圏事務処理組合
││ (視察事項) 広域行政推進事業等の取組状況について
││ 2 行政視察来庁者
││ 10月 4 日(月) 千葉県野田市議会議員一行14名来庁
││ 10月 5 日(火) 福岡県大川市議会議員一行7名来庁
││ 10月 5 日(火) 岐阜県富加町議会議員一行6名来庁
││ 10月 6 日(水) 広島県三次市議会議員一行10名来庁
││ 10月12日(火) 宮崎県日南市議会議員一行2名来庁
││ 10月13日(水) 宮崎県小林市議会議員一行9名来庁
││ 10月14日(木) 熊本県人吉市議会議員一行11名来庁
││ 10月19日(火) 東京都狛江市議会議員一行7名来庁
││ 10月20日(水) 福岡県小郡市議会議員一行8名来庁
││ 11月 8 日(月) 山形県村山市・東根市議会議員一行5名来庁
││ 11月 9 日(火) 岡山県岡山市議会議員一行9名来庁
││ 11月11日(木) 神奈川県横浜市議会議員一行14名来庁
││ 11月12日(金) 富山県小矢部市議会議員一行8名来庁
││ 11月15日(月) 三重県熊野市議会議員一行11名来庁
││ 11月16日(火) 群馬県渋川市議会議員一行5名来庁
││ 11月17日(水) 愛知県丹羽広域事務組合議会議員一行17名来庁
││ 11月19日(金) 山口県周南市議会議員一行3名来庁
││ 11月25日(木) 茨城県下妻市議会議員一行7名来庁 │└─────────────────────────────────────────┘ 請 願 付 託 表 (平成16年第6回
武生市議会定例会)番 号件 名付託委員会請願第1号食料自給率の抜本的向上のために国への意見書採択を求める請願書
議会運営委員会請願第2号利用者負担の大幅増など介護保険の改悪に反対し、改善を求める意見書採択に関する請願
議会運営委員会請願第3号年金制度の抜本的改善を求める意見書採択に関する請願
議会運営委員会請願第4号小学校就学前までの医療費無料制度の創設することを求める請願書福祉民生委員会請 願 文 書 表受理
番号請願第1号件 名食料自給率の抜本的向上のために国への意見書採択を求める請願書平成16年11月22日受理請願者国民の食糧と健康を守る運動福井県連絡会
代表委員 玉 村 正 夫紹介
議員玉 村 正 夫 君付 託
委員会議 会 運 営 委 員 会請
願
の
要
旨 安全な国産食料を供給することはもちろん、抜本的な食料自給率向上を政策として位置づけ、農畜産物の国内生産を増やすことを日本の基本姿勢とする「食料自給率の抜本的向上を求める意見書」を、政府に提出してください。
請 願 文 書 表受理
番号請願第2号件 名利用者負担の大幅増など介護保険の改悪に反対し、改善を求める意見書採択に関する請願平成16年12月 2 日受理請願者福井県社会保障推進協議会
代表委員 平 野 治 和 外2名紹介
議員玉 村 正 夫 君付 託
委員会議 会 運 営 委 員 会請
願
の
要
旨 社会保障審議会・介護保険部会は、2005年の介護保険制度見直しに向けて、保険給付の抑制と利用者・高齢者の負担増をはかることを大きな特徴とした「介護保険制度の見直しに関する意見」をとりまとめ、厚生労働省は、この意見をもとに、国会への法案提出の準備を進めているが、このような介護保険の改定ではなく、誰もが安心して介護が受けられるような改善とするよう、「利用者負担の大幅増など介護保険の改悪に反対し、改善を求める意見書」を、内閣及び関係省庁に提出してください。
請 願 文 書 表受理
番号請願第3号件 名年金制度の抜本的改善を求める意見書採択に関する請願平成16年12月 2 日受理請願者福井県社会保障推進協議会
代表委員 平 野 治 和 外2名紹介
議員玉 村 正 夫 君付 託
委員会議 会 運 営 委 員 会請
願
の
要
旨 年金保険料の引き上げ、給付の削減を行わず、年金制度を抜本的に改善・拡充し、最低保障年金制度を創設して無年金・低年金者をなくし、消費税を増税することなく、すべての国民が老後を安心して過ごせるよう、「年金制度の抜本的改善を求める意見書」を、内閣及び関係省庁に提出してください。
請 願 文 書 表受理
番号請願第4号件 名小学校就学前までの医療費無料制度の創設することを求める請願書平成16年12月 2 日受理請願者武生市柳町4-11
北 岡 英 雄 外4,761名紹介
議員前 田 修 治 君付 託
委員会福 祉 民 生 委 員 会請
願
の
要
旨 小学校就学前までの子どもを対象とした武生市の医療費無料制度の創設を求めます。 平成16年第6回
武生市議会定例会会期日程 (会期12日)日次月日曜日区分開議時刻開議場所事 項第1日12月6日月本会議午前10時議 場開 会
諸般の報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
平成15年度各
会計決算認定案
(委員会審査結果報告、質疑・討論・採決)
平成16年度各会計補正予算案、条例制定・改正案、一般議案
(提案理由の説明)第2日12月7日火休 会 議案調査第3日12月8日水本会議午前10時議 場議案に対する質疑・委員会付託
一般質問第4日12月9日木本会議午前10時議 場第5日12月10日金本会議 議 場第6日12月11日土休 会 第7日12月12日日休 会 第8日12月13日月委員会午後2時第1委員会室福祉民生委員会午後2時第2委員会室産業経済委員会第9日12月14日火本会議午前10時議 場追加議案の審議第10日12月15日水委員会午前10時第2委員会室建設委員会午後1時第1委員会室総務文教委員会第11日12月16日木委員会午前10時第1委員会室ガス水道特別委員会午後2時第2委員会室
都市づくり対策特別委員会第12日12月17日金委員会午前11時第1委員会室
議会運営委員会本会議午後2時議 場委員会審査結果報告
(質疑・討論・採決)
即決議案の審議
閉 会※ 委員会開催は、この日程をもって招集通知にかえさせていただきますから、ご了承願います。...