4.災害時においても住民の命と財産を守る防災・減災
事業は、これまで以上に重要であり、
自治体庁舎をはじめとした公共施設の耐震化や、緊急防災・減災
事業の対象
事業の拡充と十分な期間の確保を行うこと。また、2015年度の国勢調査を踏まえた人口急減
自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、
地方交付税算定の
あり方を引き続き検討すること。
5.地域間の
財源偏在性の是正のため、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。
同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、
自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替
財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。
6.
地方交付税の
財源保障機能・
財政調整機能の強化を図り、新たな財政需要の把握、小規模
自治体に配慮した段階
補正の強化などの対策を講じること。
同時に、
地方交付税原資の確保については、臨時財政対策債に過度に依存しないものとし、対象国税4税(所得税・法人税・酒税・消費税)に対する法定率の引き上げを行うこと。
7.
自治体の
基金残高を
地方財政計画や
地方交付税に反映させないこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
平成30年9月21日 福井県
鯖江市
議会。
なお、提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、内閣府特命担当大臣(地方創生規制改革)です。
以上、各議員の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
佐々木勝久君) ただいまの
説明に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木勝久君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
ただいま議題になっております
市会案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木勝久君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
市会案第2号
地方財政の充実・強化を求める
意見書についてを採決いたします。本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木勝久君)
起立全員であります。
よって、
市会案第2号は原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第7.議員の派遣について
○議長(
佐々木勝久君) 日程第7、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件につきましては、
地方自治法第100条第13項および、会議規則第165号の規定により、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木勝久君) 御異議なしと認めます。
よって、配付のとおり派遣することに決しました。
ただいま決しました議員の派遣について、派遣の期間、場所等に変更があった場合の取り扱いについては議長に一任いただきたいと存じます。
…………………………………………………………………………………………
○議長(
佐々木勝久君) 以上で、
今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
これをもちまして、第415回
鯖江市市
議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前10時52分...