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平成29年12月第412回定例会−12月22日-04号

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  1. 鯖江市議会 2017-12-22
    平成29年12月第412回定例会−12月22日-04号


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    平成29年12月第412回定例会−12月22日-04号平成29年12月第412回定例会               第412回鯖江市議会定例会会議録    …………………………………………………………………………………………          平成29年12月22日(金曜日)午前10時開会    …………………………………………………………………………………………    〇出席議員(20人)              1番  福 野   葵                           2番  大 門 嘉 和                           3番  山 本 敏 雄                           4番  佐々木 一 弥                           5番  福 原 敏 弘                           6番  佐々木 勝 久                           7番  小 竹 法 夫                           8番  林   太 樹                           9番  遠 藤   隆                           10番  帰 山 明 朗                           11番  石 川   修                           12番  奥 村 義 則                           13番  木 村 愛 子                           14番  丹 尾 廣 樹
                              15番  平 岡 忠 昭                           16番  末 本 幸 夫                           17番  水 津 達 夫                           18番  蓑 輪   昇                           19番  玉 邑 哲 雄                           20番  菅 原 義 信    …………………………………………………………………………………………    〇欠席議員(0人)    …………………………………………………………………………………………    〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男                  副市長          中 村 修 一                  教育長          辻 川 哲 也                  総務部長兼危機管理監   大 滝 清 治                  政策経営部長       中 嶋 誠 一                  産業環境部長       関 本 光 浩                  都市整備部長       安 原 俊 憲                  教育委員会事務部長    軽 部 利 宣                  まなべの館館長      浮 山 英 穂                  会計管理者        桶 谷 秀 二                  監査委員事務局長     佐々木 英 海    …………………………………………………………………………………………    〇説明補助者として出席したもの                  政策経営部次長      藤 田 幸 司                  健康福祉部次長      八 田 玉 江                  総務課長         金 子 明 裕                  防災危機管理課長     藤 田 裕 之                  めがねのまちさばえ戦略室長斉 藤 邦 彦                  財務政策課長       福 岡 正 義                  社会福祉課長       小 原 勢津子                  長寿福祉課長       品 川 善 浩                  子育て支援課長      笠 嶋 正 信                  商工政策課長       西 川 法 昭                  農林政策課長       宮 本 昌 彦                  土木課長         長谷川 伸 英                  都市計画課長       久 野 茂 嗣                  教育審議官        澤   和 広                  教育政策・生涯学習課長  服 部 聡 美    …………………………………………………………………………………………    〇職務のため出席したもの  議会事務局長       西 村 郁 夫                  議会事務局次長      深 川 淳 子                  議会事務局課長補佐    小 澤 仁 美                  議会事務局主任      佐々木 裕 基    …………………………………………………………………………………………                開議 午前10時01分 ○議長(佐々木勝久君) 皆さん、おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。  議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長 帰山明朗君。             〇議会運営委員長(帰山明朗君)登壇 ◎議会運営委員長(帰山明朗君) おはようございます。  第412回定例会の運営につきまして、本日開催をいたしました議会運営委員会における審査結果につきまして御報告を申し上げます。  今期定例会に付議されます案件について、台風21号の災害復旧事業に関する補正予算2件および退職手当条例等の一部改正1件の、計3つの議案が理事者から追加提案されたことにより、日程に追加をし、本日の会議において審議することで意見の一致を見た次第であります。  本委員会の決定どおり、議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして、御報告とさせていただきます。    ………………………………………………………………………………………… △日程第1.請願の審査結果 ○議長(佐々木勝久君) 日程第1、請願の審査結果を行います。  産業建設委員会に付託いたしました請願について、産業建設委員長から委員会の審査結果の報告を求めます。  産業建設委員長 福原敏弘君。             〇産業建設委員長福原敏弘君)登壇 ◎産業建設委員長福原敏弘君) おはようございます。産業建設委員会に付託を受けました請願2件について、12月14日および15日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  まず、請願第1号 政府への「種子法廃止に伴う万全の対策」を求める請願でございますが、種子法廃止は国策であり、作物の種子に関する取組は国や都道府県で行ってきたものである。現在も県やJAで種の栽培指導、種子の管理を行っていることや、国の農林水産委員会の附帯決議によると、請願と同じような意見が出ているため、このことについて市で意見書を提出する必要はないのではないかなど、賛同できない旨の意見がありました。  次に、請願第2号 政府への「米の生産費を償う価格下支え制度」の創設を求める請願でございますが、JA等農業団体からこのような要望もないのに意見するのはいかがかと思う。国は農業改革をして、制度を変えて、これまでとは違う方面へ補助金を出しており、農家への支援が後退しているわけではない。財政が厳しい中、支援方法の選択は必要であり、過去の制度と同様の制度を創設することは考えられないなど、この請願の趣旨には賛同できない旨の意見が多くありました。  以上の経過を踏まえ、採決いたしました結果、請願第1号は賛成多数により、また、請願第2号は全員の賛成をもって不採択にするべきものと決しました。  以上で、産業建設委員会に付託を受けました請願2件についての報告といたします。 ○議長(佐々木勝久君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  20番 菅原義信君。              〇20番(菅原義信君)登壇 ◆20番(菅原義信君) ただいま、産業建設委員長の報告によりますと、請願第1号ならびに第2号につきましても、いずれも不採択と、こうした報告がなされたわけであります。大変残念なことであります。そのことに対しまして、私、紹介議員となっておりますので、反対の立場から討論に参加をいたしたいというぐあいに思うわけであります。  まず、第1号の種子法の廃止に伴う万全の対策を求める請願についてであります。御承知だと思いますけども、種子法というのは、今日まで、米、麦、大豆など、主要な農産物については、国あるいは都道府県の公的機関などが品種改良について行ってきたわけであります。こうした体制を改めていこうというのが、今回、種子法の廃止ということに伴って出された新たな制度になっているわけであります。その他の園芸作物などにつきましては、今日まで長い間の歴史をたどって、篤農家といわれているような人たちが品種改良に取り組んできたわけであります。しかし、現在に至っては、ほとんどは、これはビジネスとして、こうした民間業者が担っているというのが現在に至った経緯であります。  今回、種子法廃止をするというのは、安倍内閣によりまして、農業分野などでの岩盤規制を撤廃をすると、こうしたうたい文句によって出されてきているわけでありますけれども、しかし、こうした種子法が廃止をされ、そして民間業者が自由に売り買いができるということになってきますと、農家に対しての負担、そういうものが大きくなってくるんではないかと、こういうことが懸念をされるわけであります。  福井県におきましては、福井県の農業試験場が開発をいたしましたコシヒカリにしましても、そして今、新たにつくられようとしております、いちほまれでしたかね、こういうものにつきましても福井県の農業試験場が開発をしたわけであります。そして、こうした種子については安価な価格でもって農家に引き渡されると、こういうことになっているわけでありますけれども、こうした分野にビジネスとして民間業者が入ってくるということになりますと、とてもこうした価格でもっては農業をやっていけないということにつながってしまうんではないでしょうか。  こうした動きというのは、世界的に見るならば、米国におけます多国籍企業といわれるような大企業が担ってきたわけであります。特に有名なところでいきますとモンサントでありますとか、あるいはデュポンでありますとか、こうした世界のアグリビジネスといわれている分野をほとんど占めてしまっているような、そうした業者の参入というものを容易にしていくということにつながっていくという懸念があるわけであります。  食い物は、やはり一人一人の国民にとりましては大変大事な、生活を支えるものでありまして、こういうものにそうしたアグリビジネスの占める割合が大きくなるということは、アメリカなどでは広く行われておりますけども、例えば、いわゆる優良品種などについては、ほとんどがこうしたアグリビジネスによって担われてしまうということで、農家の利益にはつながらないということを申し上げておきたいというぐあいに思います。  そして、第2件目の請願第2号 政府への「米の生産費を償う価格下支え制度」の創設を求める請願についてでありますけれども、これについても不採択ということで報告がなされたわけであります。  今日、10アール当たり7,500円という交付金が支払われているわけでありますけれども、これが来年度から廃止をされてしまうということに対しての、農家としての大きな懸念であります。私も地域の営農組織の中の一員として入っておりますけども、収支決算などを見ますと、米の販売によります価格というよりも、営業外収入というものがほとんどを占めるというようなのが、今の営農組織の実態だというぐあいに思うわけであります。そしてその分野というのが、こうした直接支払われております交付金の制度でもってなされているわけであります。反当たり7,500円でありますけれども、1町歩、1ヘクタールに直しますと7万5,000円、10ヘクタールにしますと75万円、今日、規模拡大ということでもって30町歩、あるいは50町歩、鯖江市内の一番大きなところでは80町歩というような、そうした大きな農業を営まれている方がいらっしゃいますけれども、そうしますと、そうした規模拡大によって大型農業を営んでいる方ほど大きな損失をこうむってしまうということにつながってくるわけであります。  今年度につきましては、たまたま生産者米価が若干上がっているようではありますけれども、しかし、これは来年以降はどうなるかわからないという点もあるわけでありますし、豊作ということになりますと米価が下がるということは目に見えているわけであります。こうしたときに、一層農業離れが進んでいく、そういう事態が起こってしまうのではないでしょうか。後継者育成というものが非常に大事な課題ではありますけれども、その後継者を育てる資金そのものがないということになってしまうわけであります。  したがって、何らかの形でもってこうした価格補償を行っていく、あるいは所得補償を行っていく、そうした制度をつくっていくことが、今の日本の農業を存続させるための必須の条件だと思うわけであります。  欧米諸国においては、こうした措置というのは当然国がやるべき措置としてやられているわけであります。日本におけます食料自給率ももう40%を切ってしまうという事態に今日至っておるわけであります。まさに、国民にとっての食料というものがほとんど外国産で賄われてしまうという事態を一層ひどくするのが、こうした制度の廃止だと思うわけであります。したがいまして、今の不採択というものについては強く反対をしてまいりたいというぐあいに思う次第であります。  以上でございます。 ○議長(佐々木勝久君) ほかに討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  請願第1号 政府への「種子法廃止に伴う万全の対策」を求める請願を採決いたします。産業建設委員長の報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(佐々木勝久君) 起立多数であります。  よって、請願第1号は不採択と決しました。  次に、請願第2号 政府への「米の生産費を償う価格下支え制度」の創設を求める請願を採決いたします。産業建設委員長の報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(佐々木勝久君) 起立多数であります。  よって、請願第2号は不採択と決しました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第2.議案の審査結果 ○議長(佐々木勝久君) 日程第2、議案の審査結果を行います。  先般、所管の委員会に付託いたしました議案第63号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第4号)ほか14件についてを議題とし、各常任委員長から委員会の審査結果について報告を求めます。  最初に、総務委員長の報告を求めます。
     総務委員長 林 太樹君。             〇総務委員長(林太樹君)登壇 ◎総務委員長(林太樹君) 総務委員会に付託を受けました議案4件について、12月14日に行いました審査の主な概要および結果について御報告いたします。  初めに、議案第63号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第4号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳入全般、歳出、款1議会費、款2総務費、第3表 地方債補正について。  まず、歳入について。民生債の児童福祉施設整備事業債はどのようなものであるのかとの質疑があり、この市債は鯖江王山こども園の拡張工事に充当するものであるが、事業費から、いわゆる旧まちづくり交付金を除いた額に、90%で充当し、その40%の半分が、後年度交付税として戻ってくるものであるとの答弁がありました。  続きまして、歳出についてでございます。まず、コミュニティバス運行事業費について、これは平成30年4月からのダイヤ改正に伴い、バス停留所の時刻表や、バス内での音声案内システムの修正、また丹南病院停留所でのバス接近情報システム改修を行うとのことだが、ダイヤ改正による増便に伴い、バス運行事業者への委託料の増加があるのではないのかとの質疑に対し、来年4月からのダイヤ改正は、河和田線第2便を早着便に、また、通学便を設けているが、現在ほとんど利用がないため、雪が降る12月から2月までを通学便として運行し、それ以外の期間は減便することとし、その減った分を土日祝日に1便振り分けることとし、バス運行事業者への委託料全体としては影響しないようにするものであるとの答弁がありました。  次に、鯖江の魅力発信事業について、この事業の具体的な内容はどのようなものかとの質疑に対し、仮面女子による鯖江のいろいろなイメージを含んだ「さばえの歌」の作成、また、首都圏や鯖江市でのPR活動を行っていただくもので、来月のふるさと鯖江の日においても本市へ来ていただく予定であるとの答弁でありました。  なお、人件費については次の給与条例等の一部改正の議案において報告をいたします。  次に、議案第67号 鯖江市長等の給与および旅費等に関する条例および鯖江市議会の議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部改正について、ならびに議案第69号 鯖江市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての2件は、人事院勧告に基づく所要の改正ということもあり、一括して審査いたしました。  まず、人事院の調査において、公務員の月例給と民間給与との差が0.15%であり、これを是正するための人事院勧告であるとのことだが、鯖江市ではどのような状況かとの質疑に対し、鯖江市だけの調査は行っていないが、福井県において、規模50人以上の418事業所のうち、117事業所において調査を行い、その結果0.13%の差であったとの答弁がありました。また関連して、この人事院勧告の対象は正職員だけであると思うが、臨時職員の対応はどのようになるのかとの質疑があり、臨時職員の賃金については、現在何らかの措置をとるよう協議を行っているところであるとの答弁がありました。  次に、議案第77号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第3号))については、さきの衆議院議員総選挙および最高裁判所裁判官国民審査にかかわるものであるとの理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第63号および議案第69号は、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと、また、議案第67号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第77号については全員の賛成をもって、原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木勝久君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長 福原敏弘君。             〇産業建設委員長福原敏弘君)登壇 ◎産業建設委員長福原敏弘君) 産業建設委員会に付託を受けました議案5件について、12月14日、15日の両日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  最初に、議案第63号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第4号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳出、款4衛生費(清掃費)、款5労働費、款6農林水産業費、款7商工費および款8土木費、第2表 債務負担行為補正ごみ収集事業ごみ減量化資源化推進事業)についてでございますが、まず、款8土木費、空き家再生等推進事業費について。県外事業者の商業利用に伴う空き家の改修費の補助に500万円を計上しているが、これは何軒分か。また地元の、特に地場産業に従事しようとする人に対して改修費用の補助を行うことは考えていないのかとの質疑があり、これに対し理事者からは、今回は1軒分を見込んでいる。この事業はお試しサテライト事業で入所することが決まっている企業のためのもので、若者に魅力のある雇用の確保や、大都市と同じ条件で働く環境を整備するという視点に基づいており、地場産業従事者の支援はまた別で考えていきたいとの答弁でありました。また、委員からは、鯖江市のこれからの産業振興を考えると、お試しサテライト事業も大変結構であるが、今まで取り組んできた従来の企業誘致に対しての努力や予算化についてもお願いしたいとの意見がありました。  次に、議案第66号 平成29年度鯖江市水道事業会計補正予算(第1号)については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  次に、議案第68号 鯖江市長等の給与および旅費等に関する条例の一部改正について、これは、農業委員の報酬を、これまでの会長、月額2万4,000円、会長職務代理者、月額2万2,000円、委員、月額1万9,000円に加え、活動実績に応じて、おのおの年額24万円を上限に加算するような条例の一部を改正するものであるが、委員から、これまでも農業委員は活発に活動してこられたと思うが、活動実績に応じた報酬を得るということになれば、これまで以上の負担がかかることになるのではないか。今後、どのような活動をしていくのかとの質疑がありました。これに対し理事者から、農業委員会等に関する法律が改正され、農地利用の最適化(担い手の農業集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進等)の推進に関する事務が、農業委員会の必須業務に位置づけられた。国はこの活動を積極的に推進するために、農地利用最適化交付金事業を創設し、その実施要綱の中で、従来の報酬に加え、活動実績活動実績・成果実績)に応じた交付金(上乗せ報酬)の上限額を定めている。委員に対して、本給とは別に事後的報酬を上乗せ支給するためには条例を一部改正する必要がある。  現在、農地の集積率は70%以上、遊休農地1%未満となっているのは、過去の農業委員を初め農業関係者の功績によるものが大きく、今後はその実績を後退させることなく、今以上に利用権の設定・更新、農地パトロール等の業務に精励していただくことになるとの答弁でありました。また、委員からは、実績に応じて報酬が変わるという点については、他の委員会の委員報酬との整合性を図りながら、適切に支出すべきとの意見がありました。  次に、議案第74号 鯖江市農林業体験実習館設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第76号 市道路線の認定については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第68号は賛成多数により、また、議案第63号、議案第66号、議案第74号および議案第76号については、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木勝久君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。  教育民生委員長 石川 修君。             〇教育民生委員長(石川修君)登壇 ◎教育民生委員長(石川修君) 教育民生委員会に付託を受けました議案8件について、12月14日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  最初に議案第63号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第4号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳出、款3民生費、款4衛生費、保健衛生費、款10教育費および第2表  債務負担行為補正、健康診査等事業についてでございますが、まず、民生費の都市再生整備計画事業費について、鯖江幼稚園と王山保育所による認定こども園化の建築工事費用を増額するもので、現在の園庭部分に遊戯室1室と、教室4室、トイレを増築するとともに、既存の遊戯室を調理室に改築し、惜陰小学校のグラウンドをお借りして園庭を整備するものであるという説明に対し、委員から、保護者への説明会を何度か行っており、最終の説明会を11月10日に行うと事前に案内があったが、これらのときに出された主な意見はどういうものであったのかとの質疑があり、理事者から、7月の認定こども園化の説明会において、反対意見が多く出され、あわせて、保護者としての賛成・反対の意見をとってほしいとの意見があった。それを踏まえ、8月に行ったアンケートでは、反対意見として、工事の騒音などで工事期間の幼稚園等の環境がよくないことから、「増築してまでこども園にしてほしくない」や、「新築して別の広いところでやったほうがいい」などの意見が出た。一方、賛成意見として、「子供の受け皿の拡大として認定こども園化はいいことである」という意見も多くいただいた。このアンケート結果の説明を10月19日に行い、11月に最終の説明会を行った次第であるとの答弁があり、また、委員から、アンケートは全保護者に行ったのか、賛成の割合や未回答者への対応はどう行ったのかとの質疑があり、理事者から、全102名の保護者中73名の回答があり、こども園化に賛成の意見は6割を占めていた。また、アンケートは無記名であったことから、未回答の方を確定することはできなかったが、アンケートの集計結果や説明会への案内は全保護者に配付したとの答弁があり、また、委員から、周辺の区長にも説明して回ったと聞いているが、意見があったのかとの質疑があり、理事者から、惜陰小学校の校区内の全21の区長宅を訪問し、アンケート結果や説明会の資料をお示しし、現状と計画を説明した。全員の区長から、いいことであるので進めてほしいとの返事をいただいたとの答弁がありました。  また、ほかの委員から、当初予算で1億4,700万円の建築事業費に対し、細やかな対応で6,600万円の増額補正に至っているが、これまでに例を見ない増額である。地元の意見を反映している点は評価されるが、今後も認定こども園化を進める中で同じことが出てくると考えられる。当初予算計上に際し細やかな意見を取り入れるべきであったと考えるが、今回の件についての所見はとの質疑があり、副市長から、前年度の説明なども含め、ボタンのかけ違いのようなことが市と保護者の間にあった印象があり、もう少し丁寧な説明をすべきであったと思われる。どのように認定こども園化をしていくかのプロセスについてなど、新しい意見をいただいた点など、プラスなこともあった。厳しい意見もいただいたが、最後の説明会においては、皆さんが穏やかな中進めることができた、今回の件を教訓に、今後の認定こども園化を進めるに当たり、保護者等に十分な説明を行っていきたいとの答弁がありました。  次に、教育費の公民館施設整備費について、委員から、耐震の工事に関してはいいことだが、神明公民館の仮事務所の位置が神明健康スポーツセンター、河和田公民館も河和田体育館と、いずれも現在の位置から大きく離れている。区長会と協議を行っていると思うが、その経緯はとの質疑があり、理事者からは、公民館の運営に関して協議していただいている公民館運営協議会等において、それぞれ3回の説明を行っており、この協議会の中に地区区長会長も入っていただいていることから、区長会への周知を図っていただいたとの答弁がありました。また、委員から、区長会へ出向いて説明がなかったということで、本当に区長さんが納得しているのか疑問であるが、どうなのかとの質疑があり、理事者からは、公民館長と区長会の間で話をしてもらっており、来年度の区長会の会議を各町内公民館で持ち回りで開催する方法や、近隣の別施設で開催する方法などの意見もいただいており、区長会における御理解はいただいているものと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第64号 平成29年度鯖江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)および議案第65号 平成29年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてですが、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案第70号 鯖江市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についておよび議案第71号 鯖江市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について、ならびに議案第72号 鯖江市重度障害者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正についてでございますが、いずれも中学校3年生までの児童の医療費の窓口無料化でありますが、委員から、窓口での無料化はありがたいことだと思うが、子供さんを抱えている保護者としては、一月当たり定額の個人負担額が鯖江市にはある。ほかの自治体ではなくしているところもあり、将来的にはなくすべきであると思うが、県にこの分を負担してもらう方向に話を持っていけないのかとの質疑があり、理事者から、定期的に県と協議を行う場があるので、提案していきたいとの答弁があり、ほかの委員から、ありがたい制度ではあるが、安易に受診することにもつながりかねず、医療費の増加につながる懸念もあると思うが、窓口無料化済みの自治体の影響はどう把握しているのかとの質疑があり、理事者から、既に窓口無料化をした自治体の結果が国から示されており、金額ベースで6から7%程度医療費が増加しているという結果であったとの答弁があり、また、ほかの委員から、窓口無料化については、以前、国からペナルティがあるという答弁があったが、その点はどうなったのかとの質疑があり、理事者から、従来の制度で受診率が上がることから、国民健康保険税の国庫負担分が減額されるという制度であった。これが、平成30年4月より未就学児童の分については減額されなくなり、小中学生分については従来の制度が残るものの、県が同額を補填することになっているとの答弁がありました。  次に、議案第73号 鯖江市多機能型健康福祉施設神明苑設置および管理に関する条例の一部改正について、今年度の地方創生拠点整備交付金を活用した宿泊室改修に伴う料金改定でありますが、委員から、他市町や市内にもこういった入浴を伴う施設があり、目的や形態が異なるものだが、それらとの比較の上で金額を決定したのかとの質疑があり、理事者から、他市町の宿泊施設の料金の調査を行うとともに、市内のラポーゼかわだの料金なども参考にし、総合的に判断して、利用しやすい金額に決定したとの答弁があり、別の委員から、サービスに魅力がある、食事に魅力があるなどの特色を発揮して、これらを加味したサービス提供を、指定管理者とともに広くPRしていくことにより、利用率向上を図っていきたいとの答弁がありました。  最後に議案第75号 鯖江市多機能型健康福祉施設神明苑における指定管理者の指定についてでございますが、委員から、県内外で飲食業をされてきた企業が選定されたが、障害福祉サービス等の向上と市民の福祉増進に理解されているとのことであるが、どこまで理解しているのかとの質疑があり、理事者から、福祉関係の事業をしてきた企業ではないが、現在指定管理業務を行っている福授園と協力して、福祉部門を福授園に行ってもらう計画であり、障がい者福祉だけでなく地域福祉や社会地域貢献をしたいという気持ちも十分にあったことが、選定委員会での審査講評につながったとの答弁があり、ほかの委員から、指定管理の納付金については2種類から選択できると募集要項にあり、これも審査の内容に加味しているが、どちらを選んだのかとの質疑があり、理事者から、以前の納付金は収入から支出を差し引いた剰余金の半分を出していただくものであった。今回、各年度の事業収入金額に1,000分の2を掛けたものとの選択にしたところ、新しい方式での納付を提案されたとの答弁があり、委員から、昨年度の決算ベースでどれぐらいの納付金となるのかとの質疑があり、理事者から、28年度決算ベースで32万円となる。以前の指定管理者の場合は、多いときで98万円の納付金があったこともあるが、28年度のように、赤字決算の場合、剰余金がないことから納付金もなかった。しかし、新しい方式であれば、毎年30万円程度は納付金が発生することになるとの答弁があり、ほかの委員から、今までは地元の人たちが雇用をされて、いろいろな仕事をしてきたと思うが、それはこれからも確保されているのかとの質疑があり、理事者から、選定委員会においても同じ質問が出たが、継続して働く意思のある従業員は引き続き雇用したいとのことであったとの答弁がありました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第63号から議案第65号および議案第70号から議案第73号ならびに議案第75号の8件の全てについて、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(佐々木勝久君) ただいまの各常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第63号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告はいずれも可決であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号 平成29年度鯖江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号 平成29年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号 平成29年度鯖江市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号 鯖江市長等の給与および旅費等に関する条例および鯖江市議会の議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(佐々木勝久君) 起立多数であります。  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号 鯖江市長等の給与および旅費等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号 鯖江市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号 鯖江市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号 鯖江市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号 鯖江市重度障害者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号 鯖江市多機能型健康福祉施設神明苑設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号 鯖江市農林業体験実習館設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号 鯖江市多機能型健康福祉施設神明苑における指定管理者の指定についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号 市道路線の認定についてを採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第77号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第77号は原案のとおり承認されました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第3.議案第79号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第5号) から △日程第5.議案第81号 鯖江市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について まで ○議長(佐々木勝久君) 日程第3、議案第79号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第5号)から、日程第5、議案第81号 鯖江市職員の退職手当に関する条例等の一部改正についてまで、以上3件を一括議題といたします。  理事者の提案理由の説明を求めます。  牧野市長。              〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) 本日追加提案いたしました議案について御説明申し上げます前に、先日判明いたしました公共用地の借地料の支払いに誤りがあった件につきましておわび申し上げます。  平成8年に契約管理システムを更新した際の初歩的なミスにより、平成19年から28年にかけて支払額に過不足が生じ、市民の皆様に御迷惑をお掛けしました。今後、複数の職員によりチェック体制を強化するなど、再発の防止に万全を期してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。それでは、議案について御説明申し上げます。  初めに、議案第79号 平成29年度一般会計補正予算および議案第80号 平成29年度農業集落排水事業会計補正予算につきましては、台風第21号による神通川の破堤を初め、道路等の冠水や法面崩壊、強風被害など、公共施設等の被災による災害復旧事業について補正を行うものであります。  まず、一般会計の農林水産業費ですが、吉川および吉川東両集落排水処理施設の復旧に充てるため、公営企業災害復旧事業債1,280万円を起債し、農業集落排水事業会計へ補助金として繰り出すものです。災害復旧費の農林施設災害復旧費では、林道荒谷線ほか5路線の復旧に2,491万円余などを計上しました。土木施設災害復旧費では、市道上河内清根線の復旧に2,683万円余、神通川の復旧に1,835万円余、西山公園、中山公園、大谷公園および文殊山遊歩道の復旧に268万円などを計上しました。文教施設災害復旧費では、中央中学校のテニスコートフェンスの復旧に133万円、国指定重要文化財瓜生家住宅の表門の復旧に241万円余、御幸公園グラウンドのフェンスなど、スポーツ施設の復旧に310万円などを計上しました。民生施設災害復旧費では、水落児童館の屋根などの復旧に704万円余を計上しました。その他の公共施設・公用施設災害復旧費では、市役所新館の外壁などの復旧に363万円余を計上しました。  これらの結果、一般会計の補正額は1億1,070万円で、補正後の予算総額は255億9,860万円となり、昨年の12月補正後と比べ3.8%の減となりました。また、農業集落排水事業会計では、吉川および吉川東両集落排水処理施設のばっ気攪拌機が冠水し、損傷したことから、その復旧に2,510万円を計上しました。これにより、特別会計を含めた予算総額は470億1,040万円となり、昨年の12月補正後と比較して0.6%の減となりました。  次に、議案第81号 鯖江市職員の退職手当に関する条例等の一部改正についてでありますが、雇用保険法、国家公務員退職手当法等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  以上、本日追加提案いたしました議案について御説明申し上げました。何とぞ慎重に御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐々木勝久君) 日程第6、議案第79号から議案第81号まで、3件に対する質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  これより、議案の付託を行います。ただいま議題となっております議案第79号から議案第81号までの3件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。  ただいま、各常任委員会に付託いたしました議案については、会議規則第44条第1項の規定により、本日午後2時30分までに審査を終えるよう期限をつけることといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) 異議なしと認めます。  よって、議案第79号から議案第81号までの3件については、本日午後2時30分までに審査を終えるよう期限をつけることに決しました。  本会議再開は午後4時ごろを予定しております。また、あらかじめ時間の延長をいたしておきます。それでは、各常任委員会で付託議案の審査をお願いいたします。  休憩いたします。                休憩 午前10時57分                再開 午後3時51分 ○議長(佐々木勝久君) 再開いたします。  日程第7、所管の委員会に付託いたしました議案第79号から、議案第81号までの3件の審査結果について、各常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務委員長の報告を求めます。  総務委員長 林 太樹君。             〇総務委員長(林太樹君)登壇 ◎総務委員長(林太樹君) 総務委員会に付託を受けました議案2件について、本日行いました審査の主な概要および結果について御報告をいたします。  初めに、議案第79号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第5号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳入全般、歳出、款11災害復旧費のうち、その他の公共施設・公用施設災害復旧費、第2表 地方債補正について。  歳出の一般施設災害復旧事業費について、市役所新館5階の壁タイルと嚮陽会館入り口の床タイルの修繕工事であるとのことだが、市役所新館の壁については、部分的にタイルが剥離したのであれば、他の部分も悪い部分があると考えられる。落下事故防止のためにも全面的に検査をしてはどうかとの質疑があり、見える箇所については職員が検査を行い、他にふぐあいのある箇所は見つからなかったが、今後、専門業者に検査を依頼したいと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第81号 鯖江市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について、この議案の提出が、なぜこのタイミングになったのかとの質疑に対し、鯖江市職員の退職手当については国家公務員退職手当法に準じているが、今回の国家公務員退職手当法の一部改正法案が、衆議院解散があったため、国会提出が11月17日となり、法案成立も12月8日であった。そのため、この議案の上程が本日になってしまったとの答弁がありました。また、国家公務員退職手当法が改正される理由は何かとの質疑に対し、人事院はおおむね5年ごとに、国家公務員の退職給付について官民格差の調査を行っており、今回の調査の結果、平均78万1,000円、公務労働者が民間労働者を上回っているとの報告がなされたため、国は、この上回った額を減額するよう調整率を改正したものである、そして国の改正した調整率に準じて、地方公共団体も同じように調整率を改正するというものであるとの答弁でありました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第79号および議案第81号は、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木勝久君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長 福原敏弘君。             〇産業建設委員長福原敏弘君)登壇 ◎産業建設委員長福原敏弘君) 本日、産業建設委員会に付託を受けました議案2件について、審査の主な概要ならびに結果について御報告申し上げます。  最初に、議案第79号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第5号)中、第1表 歳入歳出補正予算、歳出、款6農林水産業費、款11災害復旧費のうち、農林施設災害復旧費、土木施設災害復旧費についてでございますが、農林施設災害復旧費について、林道施設において、林道や法面等が崩壊している箇所ではかなりの傾斜になっているところもある。今後、この部分を復旧していくことになるが、これからの季節、雨や雪などで地盤が緩み、工事が先になると、被災したところがさらに広がることも考えられる。このことについて何か対策は考えているのか、もしくはこういったことを見越した予算を組まれているのかとの質疑がありました。  これに対し理事者からは、今回計上している予算については、被災した箇所の復旧のみの予算である。そのため、今後実際の工事が着工されるまでの間に、被災した部分がこれ以上広がることがないよう、シート等で保護するなど、対策を講じていくとの答弁でありました。  次に、議案第80号 平成29年度鯖江市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第79号および議案第80号は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木勝久君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。  教育民生委員長 石川 修君。             〇教育民生委員長(石川修君)登壇 ◎教育民生委員長(石川修君) 教育民生委員会に付託を受けました議案1件について、本日行いました審査の主な概要および結果を御報告いたします。  最初に議案第79号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第5号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳出、款11災害復旧費、文教施設災害復旧費、民生施設災害復旧費についてでありますが、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでしたが、委員より、今回は災害復旧事業だが、定期的な点検など、事前の対応が重要である。公共施設で老朽化している部分が一番わかる人は利用者であるので、利用者の声を聞き取り、ふぐあいがあれば早急に対応することで、自然災害だけでなく事故防止にもつなげてほしいという要望や、写真には、今回の災害復旧箇所以外にも壊れそうな部分があるように見える。今後の予防の意味も兼ねた対応も検討してほしいといった要望もありました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第79号は全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(佐々木勝久君) ただいまの各常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第79号 平成29年度鯖江市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号 平成29年度鯖江市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木勝久君) 起立全員であります。  よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。  最後に、議案第81号 鯖江市職員の退職手当に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(佐々木勝久君) 起立多数であります。  よって、議案第81号は、原案のとおり可決されました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第8.議員の派遣について ○議長(佐々木勝久君) 日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件につきましては、地方自治法第100条第13項および会議規則第165条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木勝久君) 異議なしと認めます。  よって、配付のとおり派遣することに決しました。ただいま決しました議員の派遣について、派遣の期間、場所等に変更があった場合の取り扱いについては議長に一任いただきたいと存じます。    ………………………………………………………………………………………… ○議長(佐々木勝久君) 以上で、今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。  これをもちまして、第412回鯖江市議会定例会を閉会いたします。                閉会 午後4時03分...