鯖江市議会 > 2016-06-24 >
平成28年 6月第405回定例会−06月24日-04号

  • 待機児童(/)
ツイート シェア
  1. 鯖江市議会 2016-06-24
    平成28年 6月第405回定例会−06月24日-04号


    取得元: 鯖江市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-21
    平成28年 6月第405回定例会−06月24日-04号平成28年 6月第405回定例会             第405回鯖江市議会定例会会議録    …………………………………………………………………………………………          平成28年6月24日(金曜日)午前10時00分開議    …………………………………………………………………………………………    〇出席議員(20人)              1番  福 野   葵                           2番  大 門 嘉 和                           3番  山 本 敏 雄                           4番  佐々木 一 弥                           5番  福 原 敏 弘                           6番  佐々木 勝 久                           7番  小 竹 法 夫                           8番  林   太 樹                           9番  遠 藤   隆                           10番  帰 山 明 朗                           11番  石 川   修                           12番  奥 村 義 則                           13番  木 村 愛 子                           14番  丹 尾 廣 樹
                              15番  平 岡 忠 昭                           16番  末 本 幸 夫                           17番  水 津 達 夫                           18番  蓑 輪   昇                           19番  玉 邑 哲 雄                           20番  菅 原 義 信    …………………………………………………………………………………………    〇欠席議員(0人)    …………………………………………………………………………………………    〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男                  副市長          池 田 達 昭                  教育長          辻 川 哲 也                  地方創生統括監      三 上 裕 介                  総務部長危機管理監   青 山 英 彦                  健康福祉部長       友 永 英 宣                  産業環境部長       中 村 修 一                  都市整備部長       安 原 俊 憲                  教育委員会事務部長    軽 部 利 宣                  会計管理者        大 滝 清 治                  監査委員事務局長     山 本 忠 志    …………………………………………………………………………………………    〇説明補助者として出席したもの                  総務課長         畠 中 則 幸                  秘書広報課長       関 本 光 浩                  財政課長         中 嶋 誠 一                  社会福祉課長       五十嵐   彰                  商工政策課長       西 村 郁 夫                  農林政策課長       宮 本 昌 彦                  土木課長         塚 本 一 浩                  教育審議官        澤   和 広                  教育総務課長       福 岡 正 義    …………………………………………………………………………………………    〇職務のため出席したもの  議会事務局局長      高 尾 副 次                  議会事務局次長      桶 谷 秀 二                  議会事務局参事      山 口 達 哉                  議会事務局主任      佐々木 裕 基    …………………………………………………………………………………………                開議 午前10時01分 ○議長(小竹法夫君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。    ………………………………………………………………………………………… △日程第1.議案の審査結果 ○議長(小竹法夫君) 日程第1、議案の審査結果を行います。  先般、所管の委員会に付託いたしました議案第36号 平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)ほか12件を議題とし、各常任委員会の審査結果について報告を求めます。  最初に、総務委員長の報告を求めます。  総務委員長 平岡忠昭君。            〇総務委員長平岡忠昭君)登壇 ◎総務委員長平岡忠昭君) 皆さん、おはようございます。  それでは、総務委員会に付託を受けました議案4件について、審査の主な概要および結果について御報告いたします。  初めに、議案第36号 平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正歳入全般、歳出、款2総務費についてでありますが、歳入では、地方創生推進交付金を約2,980万円と見込んでいるが、どの事業が該当するのかとの質疑に対し、歳出のうち、コミュニティバス運行事業費電子市役所整備事業費観光事務諸経費、観光施設管理費の4事業が該当するとの答弁でありました。  これに対し、事業採択の決定は9月中旬ごろになるとのことだが、それまでは事業を開始することはできないのか。また、9月からしか事業着手ができないのであれば、9月補正予算に計上してもよかったのではないかとの質疑があり、国から、予算措置は当初予算もしくは6月補正で計上するよう指示があり、今回の6月補正での予算計上を行ったものである。また、事業開始は、交付決定がなされてからとなるとの答弁でありました。  これに対し、万一採択されない事業があった場合には、市の単独予算を使ってでも事業を行うのかとの質疑に対し、今年度中にどうしてもやらなければならないかどうかを見きわめながら精査して、単費をできるだけ抑えて事業に取り組んでいきたいとの答弁でありました。  次に、歳出の、コミュニティ助成事業580万円について。大野町、上戸口町、あすなろ町内会の3町内の公民館のエアコン整備備品購入との説明だが、今回は何件の申請があったのか。また、採択の枠はどのくらいあるのかとの質疑に対し、今回は5件の申請があり、そのうち3件が採択された。この事業は、自治総合センター助成事業によるもので、昨年秋に全町内に募集をかけ、県を通じて申請する形となっている。全国から申請があり、その申請状況等によって採択される数が変わってくるが、市としても申請枠は設けていないとの答弁でありました。  次に、コミュニティバス整備事業費について。バス停留所の建屋4カ所をつくるとの説明だが、設置場所はとの質疑に対し、コミュニティバス乗り継ぎ拠点となる中河、北中山、吉川、豊の各公民館に設置したいとの答弁でありました。また、その他の既存の停留所への上屋、椅子等の設置は整備できないのかとの質疑に対し、上屋の設置については、補助要綱に基づき、町内での設置について補助をしている。椅子の設置については、補助要綱に定めがないため、今後検討したいとの答弁でありました。また、他の自治体においては、民間路線バスにおいて、高校生の通学定期券に対する補助を行っている例があるが、定期券を発行するなどの対応は考えていないのかとの質疑に対し、本市のコミュニティバスについては、これまでなかった、高校生対象学生定期の導入を検討しているとの答弁でありました。  次に、福井鉄道福武線支援事業費53万円余について。サンドーム西駅のトイレ改修をするための補助金であるとの説明であるが、この改修計画を見ると、女性用のトイレには便器が1つ、男性用のトイレには小便器2つ、大便器1つとなっている。先日のサンドームで開催されたイベントなどを見ていると、女性用のトイレの方が混み合っている状況である。女性用のトイレを広くするなど改めてはどうかとの意見に対し、建物の耐用年数を考慮し、現在のトイレの形状を生かした改修計画となっているので、御理解を願いたいとの答弁でありました。  次に、電子市役所整備事業395万円余について。つつじバス運行状況等を表示するためのアプリを開発するとの説明だが、ITのまち鯖江をPRしている本市ならば、現在市のホームページ丹南病院に設置されている運行表示板プログラムを応用して、市職員でつくれるのではないかとの質疑に対し、今回作成するアプリは、スマートフォンタブレット端末向けのものであり、プログラムを組む専門的な知識が必要であるほか、ダイヤ改正や導入後のメンテナンスも必要であるため、市職員による開発は困難であるとの答弁でありました。  次に、議案第37号 鯖江市の議会の議員および長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正についてでありますが、これは公職選挙法施行令の一部改正により、選挙における公費負担の限度額を改定するものとの説明に対し、今回選挙用自動車の使用、ビラの作成に対する費用、ポスター作成に対する費用について引き上げを行うものとの説明だが、なぜ引き上げる必要があるのかとの質疑に対し、平成26年4月に消費税が5%から8%に引き上げられたことや、また消費者物価の上昇なども勘案し、国においてその基準額が引き上げられたため、今回、国に準じ、限度額の引き上げを行うものであるとの答弁でありました。  これに対し、この条例の意義は、立候補者負担軽減が目的と考えればいいのかとの質疑に対し、立候補者負担軽減を図ること、また立候補者の資金力の差に関係なく、選挙運動機会均等を保証することを目的としているとの答弁でありました。  これに対し、必ずしも国の基準どおりにしなければならないのかとの質疑に対し、あくまでも公費負担の限度額を定めるものであり、国の基準に準じて改正したいとの答弁でありました。  次に、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市一般会計補正予算(第6号))、第1表歳入歳出予算補正歳入全般、歳出、款2総務費、款12公債費、第2表繰越明許費、第3表地方債補正については、財政管理費において、減債基金への2億円の積み立てを行っているが、この積み立ての目標額はとの質疑に対し、行財政構造改革アクションプログラムの中で目標額を設定しているが、平成27年度末残高では、その目標数値を超えている。プログラムの中では、平成28年度末残高を約6億2,000万円と設定しており、プログラム最終年度である本年度は、現在発行している「元気さばえっ子・ゆめみらい債」の一括償還の年のために、この償還の財源として2億円を取り崩した後は、おおむねこの目標額となる見込みであるとの答弁でありました。  これに対し、現在底をついている国民健康保険基金への積み立てを行うというのも、一つの考えではないかと思うが、所見はとの質疑に対し、国民健康保険事業介護保険事業特別会計であり、一般会計からの繰り出し基準に沿った繰り出しについては行っておる。その上で余剰金が出れば、基金へ積み立てるものであり、それ以上の一般会計からの繰り出しについては、考えていないとの答弁でありました。  次に、第2表の繰越明許費において、戸籍住民基本台帳費個人番号カード交付事業費1,600万円余が繰り越しされているが、現在の交付状況はとの質疑があり、5月20日時点で、約3,200件の申請に対し、約1,870枚の交付となっている。当初、国は、人口の約1割程度の交付を見込んでいたが、地方公共団体情報システム機構個人番号カード作成業務が遅延したため、繰り越しをしたものであるとの答弁でありました。  最後に、議案第48号 専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税条例等の一部改正について)は、まず、再生可能エネルギー発電設備の特例が導入されたとの説明だが、一般家庭での発電設備に対する課税も対象となるのかとの質疑に対し、あくまでも事業用の発電設備が対象となるもので、一般家庭の設備は対象とならないとの答弁でありました。  また、国民健康保険税賦課限度額引き上げおよび軽減判定所得基準額引き上げにより、市全体での税収はどうなる見込みかとの質疑に対し、市全体では約150万円の税収増を見込んでいるとの答弁でありました。  以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、議案第36号および議案第37号は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと、また、議案第42号および議案第48号は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(小竹法夫君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長 佐々木一弥君。            〇産業建設委員長佐々木一弥君)登壇 ◎産業建設委員長佐々木一弥君) 産業建設委員会に付託を受けました議案5件について、6月16日に行いました審査の主な概要ならびに結果について、御報告申し上げます。  最初に、議案第36号 平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)中、第1表歳入歳出予算補正、歳出、款6農林水産業費、款7商工費および款8土木費についてでございますが、まず、款7商工費、観光費について。観光案内看板リニューアルについて、現在設置されている看板に対し、多言語表記を含め内容を見直し、張りかえを行うとのことだが、何カ国の言語を表示する予定なのか。また、既に設置されている看板に対して張りかえを行うとのことだが、デザイン的に損なわれないように十分配慮しているのかとの質疑があり、これに対し理事者から、案内看板多言語表記については、日本語と英語を中心に、中国語、韓国語の表記を考えている。内容を重視すると、スペースの問題もあり、数多くの言語表記は難しくなる。また、現在はさまざまなデザインの看板が設置されているので、今回の張りかえる内容については、統一されたデザインでのリニューアルを考えており、外国人を含め、市外からの観光客に見やすい内容になるようにしたいとの答弁がありました。  次に、款8土木費、住宅建設費について、空き家再生等推進事業費について。市内の空き家798件に対し、外観目視による調査と、所有者に対するアンケートを行った結果、利活用の意向がある所有者がいることがわかった。実態調査で、空き家の状態が良好で、専門家のアドバイスを希望する所有者に対しては、利活用の方法を提案していくとのことだが、実際にはどのような提案をしていくのかとの質疑があり、これに対し、これまでは定住促進ということで、一般住宅の売買が主であったが、今後は交流人口の増加を目指し、企業向けの利活用も考えていく。一例を挙げると、企業のサテライトオフィスや、鯖江での長期滞在者の一時居住室、厚生施設などが考えられる。今後は、企業と一般、そして物件の場所等によるさまざまな利活用の方法を提案し、所有者への理解を得ながら、この事業を進めていきたいとの答弁がありました。  これに対し、企業側への利活用情報発信方法はとの質疑があり、理事者から、県の空き家情報バンクを参考にしながら、施設の概要と利活用方法を提示するホームページを立ち上げたいと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第40号 市道路線の認定について、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて、平成27年度鯖江市一般会計補正予算(第6号)中、第1表、歳入歳出予算補正、歳出、款4衛生費の当委員会所管分、款6農林水産業費、款7商工費、款8土木費、および議案第46号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号))については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  次に、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号))についてでございますが、公共下水道の区域から区域外になったところについては、合併処理浄化槽を設置していただくことになるが、設置に対して、市ではどのような補助を行っているのかとの質疑があり、これに対し理事者から、合併処理浄化槽の設置に対しては、工事に要した総費用のうち、国の定める基準額の8割を限度に補助を行っているとの答弁がありました。  また、委員から、合併処理浄化槽については、し尿くみとりや法定点検などの負担がある。そういった負担があることについても、後々問題が起こらないように、十分に説明をしておいてほしいとの要望がありました。  以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、議案第36号および議案第40号の2件は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第42号、議案第46号および議案第47号の3件については、全員の賛成をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上で、産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(小竹法夫君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。  教育民生委員長 佐々木勝久君。            〇教育民生委員長佐々木勝久君)登壇 ◎教育民生委員長佐々木勝久君) 教育民生委員会に付託を受けました議案8件について、6月16日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  まず初めに、議案第36号 平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)中、第1表歳入歳出予算補正、歳出、款3民生費、款10教育費についてでありますが、款3民生費の高齢者福祉費について委員から、地域密着型サービス施設整備事業補助金について、施設利用への待機者の現状はとの質疑があり、理事者から、毎年県が実施している特別養護老人ホームの入所待機者状況調査では、昨年度の待機者は60名となっており、今回の補助金を活用した整備で、これと同等の定員増が見込まれ、不足分については、ショートステイなどで対応していきたいと考えているとの答弁がありました。  さらに委員から、その調査の集計は、要介護度何段階からの集計かとの質疑があり、理事者から、介護保険事業の契約は、個人と事業所との契約になっており、複数の事業所にかけ持ちで申し込みされている方を精査し、要介護度3以上で居宅で待機している方を、県が独自に集計しているとの答弁がありました。  また、委員から、第6期介護保険事業計画補正予算に上げたもの以外の施設整備を、計画しているものがあるのかとの質疑があり、理事者から、地域密着型サービスとして、小規模多機能型居宅介護サービスと、24時間の定期巡回臨時対応型訪問介護看護サービスを整備計画しており、公募したが応募した事業者がなかったとの答弁がありました。  さらに委員から、応募がなかったことに対し、どのようなことが原因であるのか把握をしているのか、また再度公募するのかとの質疑があり、理事者から、この二つのサービスは24時間型のサービスであり、事業所としては夜勤の職員も必要となり、他のサービスと比べ、より多くの人員を必要とし、兼務するとしても、複数のサービスを提供している事業所に限られ、単独で行うには人員の確保に問題があること。また、この二つのサービスは、一月の利用料金が定額制となっており、中重度者の登録人数をふやさないと採算がとれにくい点もあり、こういった点を原因と考えている。しかし、この二つのサービスは、高齢者が住み慣れた地域で生活するための重要なサービスであると考えており、今年度再度公募し、応募がなくても、来年度も公募したいと考えているとの答弁がございました。  次に、款10教育費の教材費について。委員から、市内12小学校に環境エネルギー教育資源事業費で、パラボラアンテナのような太陽焦熱路と、これを使用する際の児童の安全のための遮光メガネソーラー発電システム燃料電池自動車の模型、温度差を利用した発電のセットなどの教材を購入、配備して、環境教育の支援をしていくことと理解するが、現在、環境教育として課題として捉えていることや所見はとの質疑があり、理事者から、学校では、総合的な学習の時間の中で、主に環境について学ぶ機会を設けて、学校によってはエコネットさばえと協力して行ってきた経緯がある。学校により取組の内容が異なっているので、一概に課題を申し上げることはできないが、環境教育を重視するという立場から、各学校で理科や総合的な学習の時間の中で、今後も推進していかなければならない重要なものであると捉えているとの答弁がありました。  また、款10教育費の地域と進める体験推進事業費について。委員から、県の2分の1補助事業で3年間続け、今年度は立待、北中山の2小学校で実施ということだが、来年度以降は、対象学校が異なるのかとの質疑があり、理事者から、この事業は、県の今年度からの補助事業であり、今年度は県内でモデル校として28校が選ばれ、3年間で事業を実施する。本市では、立待、北中山の2校で実施することになった。また、来年度、再来年度からも、この2校以外の小中学校で同様の事業に取り組み、市内の小中学校が、それぞれ3年間継続して取り組んでいく事業であるとの答弁がありました。  次に、議案第38号 鯖江市家庭的保育事業等の設置および運営に関する基準を定める条例の一部改正について、および議案第39号 鯖江市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案第41号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第1号))についてでございますが、学校管理費中学校施設整備費鯖江中学校屋内運動場の雨漏りを直すためのものでありますが、委員から、工事は7月から9月に施工し、屋根に屋根をかぶせる工法をとるということだが、その期間中、授業や部活などで、体育館を使用しながら工事を行われるものであると思われるが、夏休みを除いた期間に、授業や体育祭などに影響はでないのかとの質疑があり、理事者から、工事については、屋根と外壁ということで、体育館の外に足場を組み、さらに外側に囲いをして工事を行う。通常の使用は施工中も可能であり、また、9月中には通常の使用のほかに文化祭などがあるが、その日程を学校と打ち合わせをし、その期間は工事を行わず、学校行事等に支障がないように努めるとの答弁がありました。  これに対し委員から、生徒さんが使用しながら、または夜間の開放などで使用があるので、工事期間中の安全には十分配慮を行うようにとの要望がございました。  次に、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市一般会計補正予算(第6号)から、議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号))までの4議案については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、議案第36号、議案第38号および議案第39号の3件は、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと、また、議案第41号から議案第45号までの5件は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(小竹法夫君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
     討論はありませんか。  20番 菅原義信君。              〇20番(菅原義信君)登壇 ◆20番(菅原義信君) ただいま、各常任委員長の報告があった中で、教育民生委員長が報告されました第38号のことについて、反対の立場から討論に参加をしたいというぐあいに思います。  この38号については、鯖江市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例ということになっているわけであります。  今の委員長の報告によりますと、この議案に対しましては特段の議論はなかったと、こうした報告がなされたわけであります。しかし、大いに疑義があるために、私は反対の立場から意見を述べさせていただきたいと思います。  この表題にあるとおり、今回の改正というのは、保育所の運営あるいは設備に関しましての改正案でありますけれども、その中身というのは、やはり規制緩和が基準となっているわけであります。今日、待機児童が多く存在をしていると。したがって、この待機児童を解消するために、児童福祉法が定めます最低基準を一層緩和をしていこうと、こうした趣旨でもって、こうした改正がなされているのだと思うわけであります。  しかし、保育所というのは、保育にかける児童を対象とするわけでありますけれども、児童の発達を保証する場であるわけであります。したがって、最も安全でなければなりませんし、それにふさわしい環境が保証されていなければならないことは、言をまたないわけであります。こうしたことを低めていこうというのが、この改正案の中身だと思うわけであります。  もともと、児童福祉法の最低基準というものが定められておりますけれども、文言のとおり、最低の基準を定めていくというわけであります。この最低を、なお一層低めていこうと、こういう趣旨にほかならないというぐあいに思うわけであります。  その中におきましても、特に問題としなければならないのは、やはり保育士という資格を有しない人材を、こうした保育所に配置してもいいんだということになっているわけであります。今日までも、そうした基準というのはありましたけれども、そうした基準を一層緩めていこうというものであります。  児童、乳幼児を預かる施設でありますので、安全が保障されなければならないというのは当たり前の話でありますけれども、そこには、やはり専門知識を有した保育士が配置されるというのは、当然のことだと思うのであります。もし、医師免許を持たない医師でも、今、いいんだということになった場合には、果たしてどうでしょうか。あるいは、教師免許を持たないものが、学校教育の現場でもって子供たちの教育を行うということになった場合には、果たしてどういうことになるでしょうか。そういうことを考えた場合に、やはりこの問題というのは、ゆゆしき問題だと言わざるを得ないと思うわけであります。  鯖江市の場合、こうした改正案がもし可決されたといたしましても、実施されるのはいつになるのかということはわかりませんけれども、しかし、今日におきましても、鯖江市の場合、大幅な非正規職員が配置をされておる。そして、そういう中において、やはり水準が高いとは言えないような処遇の中で、働かされているわけであります。こうした実態というのは一層拡大していくことは、間違いないというぐあいに思うわけであります。  こうした保育士の問題についていきますと、先の国会の場におきまして、野党4党が共闘いたしまして、そして各種の処遇改善につきましての、法の改正案について共同提案を行うと、こうした事態が起こってきております。つまり、多くの国民の中においても、今の事態というのは不安になっているということに、ほかならないと思うわけであります。  そうして、今日、参議院選挙が戦われているわけであります。安倍首相は、アベノミクス選挙だと、こういうことを看板にしているわけです。そして、その中の重要なテーマが、1億総活躍社会の実現だということで言われておりますけれども、しかしこうした規制緩和でもって、国民あるいは児童の置かれている環境というものを、一層こう脆弱なものにしていくという中身の、こうした法が出されているわけでありますので、そういう点でいきますと、看板と中身というものは大幅に違うものだと、こうしたことも、やはり参議院選挙におきましても、重大な審判の一つだということを申し上げまして、私の意見とさせていただきたいと思います。 ○議長(小竹法夫君) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第36号 平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は、いずれも可決であります。各常任委員長報告のとおり賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号 鯖江市の議会の議員および長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(小竹法夫君) 起立多数であります。  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号 鯖江市家庭的保育事業等の設置および運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(小竹法夫君) 起立多数であります。  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号 鯖江市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号 市道路線の認定についてを採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度鯖江市一般会計補正予算(第1号))を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第41号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市一般会計補正予算(第6号))を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第42号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第43号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号))を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第43号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第44号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号))を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第44号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号))を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第45号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第46号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号))を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第46号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号))を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第47号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第48号 専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税条例等の一部改正について)を採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(小竹法夫君) 起立全員であります。  よって、議案第48号は原案のとおり承認されました。  以上で、今定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。  これをもちまして、第405回鯖江市議会定例会を閉会いたします。ご苦労様でした。                閉会 午前10時48分...