鯖江市議会 > 2016-03-18 >
平成28年 3月第404回定例会-03月18日-04号

  • 駐車場料金(/)
ツイート シェア
  1. 鯖江市議会 2016-03-18
    平成28年 3月第404回定例会-03月18日-04号


    取得元: 鯖江市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-21
    平成28年 3月第404回定例会-03月18日-04号平成28年 3月第404回定例会             第404回鯖江市議会定例会会議録    …………………………………………………………………………………………          平成28年3月18日(金曜日)午前10時00分開議    …………………………………………………………………………………………    〇出席議員(19人)              1番  福 野   葵                           3番  山 本 敏 雄                           4番  佐々木 一 弥                           5番  福 原 敏 弘                           6番  佐々木 勝 久                           7番  小 竹 法 夫                           8番  林   太 樹                           9番  遠 藤   隆                           10番  帰 山 明 朗                           11番  石 川   修                           12番  奥 村 義 則                           13番  木 村 愛 子                           14番  丹 尾 廣 樹                           15番  平 岡 忠 昭
                              16番  末 本 幸 夫                           17番  水 津 達 夫                           18番  蓑 輪   昇                           19番  玉 邑 哲 雄                           20番  菅 原 義 信    …………………………………………………………………………………………    〇欠席議員(1人)              2番  大 門 嘉 和    …………………………………………………………………………………………    〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男                  副市長          池 田 達 昭                  教育長          辻 川 哲 也                  地方創生統括監      三 上 裕 介                  総務部長危機管理監   東 井 忠 義                  政策経営部長       斉 藤 幸 治                  政策経営部情報統括監   牧 田 泰 一                  健康福祉部長       伊 部 雅 俊                  産業環境部長       中 村 修 一                  都市整備部長       安 原 俊 憲                  教育委員会事務部長    友 永 英 宣                  会計管理者        岩 壁 範 幸                  監査委員事務局長     三田村 節 子    …………………………………………………………………………………………    〇説明補助者として出席したもの                  総務課長         軽 部 利 宣                  秘書広報課長       関 本 光 浩                  財政課長         中 嶋 誠 一                  社会福祉課長       畠 中 則 幸                  商工政策課長       青 山 英 彦                  農林政策課長       西 村 郁 夫                  土木課長         塚 本 一 浩                  教育審議官        柴 田 直 昌                  教育総務課長       福 岡 正 義    …………………………………………………………………………………………    〇職務のため出席したもの  議会事務局長       高 尾 副 次                  議会事務局次長      八 田   宏                  議会事務局参事      山 口 達 哉                  議会事務局主任      小 澤 仁 美                  議会事務局主任      佐々木 裕 基    …………………………………………………………………………………………                開議 午前10時01分 ○議長(末本幸夫君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。  議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について、委員長の報告を求めます。  議会運営委員長 玉邑哲雄君。            〇議会運営委員長玉邑哲雄君)登壇 ◎議会運営委員長玉邑哲雄君) おはようございます。  本日、定例会の運営につきまして、ただいま開催いたしました議会運営委員会における審査の結果につきまして御報告申し上げます。  今期定例会に付議されます案件について、任期満了に伴う鯖江市公平委員会委員の選任について、鯖江市固定資産評価審査委員会委員の選任についての人事案件3議案が理事者より追加提案され、また、鯖江市選挙管理委員および同補充委員の選挙を日程に追加し、本日の会議において審議することで意見の一致を見た次第であります。  本委員会の決定どおり、議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして御報告といたします。    ………………………………………………………………………………………… △日程第1.議案の審査結果 ○議長(末本幸夫君) 日程第1、議案の審査結果を行います。  先般、所管の委員会に付託いたしました議案第1号 平成28年度鯖江市一般会計予算ほか22件を議題とし、各常任委員会の審査結果について報告を求めます。  最初に、総務委員長の報告を求めます。  総務委員長 平岡忠昭君。             〇総務委員長平岡忠昭君)登壇 ◎総務委員長平岡忠昭君) それでは、総務委員会に付託を受けました議案10件につきまして、3月10日および11日の2日間にわたり行いました審査の概要ならびに結果について御報告を申し上げます。  初めに、議案第1号 平成28年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算、歳入全般、歳出、款1議会費、款2総務費(農林水産統計費を除く)、款9消防費、款12公債費、款14予備費、第2表債務負担行為、第3表地方債についてであります。  まず、歳入についてでありますが、新年度予算は過去最大の前年度比1.1%増の259億1,000万円という予算規模となった。その中で、市税収入を見ると、個人市民税は32億3,100万円、法人市民税は8億8,200万円と昨年より大幅に伸びているが、この要因はとの質疑に対し、個人市民税は給与所得の伸びを2.8%と見込んでおり、法人市民税は平成27年度の決算状況が8億5,000万円程度となる見込みであるので、今回の予算措置としたとの答弁でありました。  次に、地方交付税は、普通交付税において、平成27年国勢調査の人口増の影響分として約1億円の増を計上したとの説明であるが、887人が増えたことにより普通交付税が約1億円の増額となるのかとの質疑に対し、普通交付税の算定における基準財政需要額は、国勢調査に基づく人口や道路延長、児童数などさまざまな要因を測定単位として算定される。単に人口がふえれば交付税額がふえるというようなものでもなく、人口の中の年齢などによって算定額は異なる。28年度の予算額としては、人口を測定単位としている項目について人口1人当たりにかかる費用を用いて増加人口で試算した結果により、予算計上を行ったとの答弁でありました。  次に、ふるさと納税寄附金7,700万について、27年度決算見込み額とほぼ同額を見込んでいるとのことだが、ふるさと納税制度の概要とお礼品の考え方はとの質疑に対し、個人がふるさと納税による寄附を行ったときに、寄附額に応じて住民税の約2割を上限に住民税等が控除される制度となっている。また、本市では3万円以上の寄附をしていただくと、その2割に相当する特産品を送付しているとの答弁でありました。  これに対し、鯖江市民ふるさと納税の寄附をしたことによる本市の税収への影響額はどのくらいになるのかとの質疑に対し、28年度の住民税において、約1,800万円の減収を見込んでいるとの答弁でありました。  次に、諸収入の市税延滞金1,700万円について、延滞金の利率と滞納者への対応とその状況はとの質疑に対し、延滞している税額に対し年率9.1%の利率がかかる。納税相談に応じ、分割支払いの手続などを行っていただいた滞納者に対しては、延滞金を据え置くなどの措置を行っているとの答弁でありました。  次に、財産収入の財政調整基金利子800万円が計上されているが、昨今の日銀のマイナス金利政策等による影響はないのかとの質疑に対し、この政策により、定期預金等の利率が低くなることで基金運用は一段と厳しくなると思われるため、定期預金などによる運用とあわせ、国債や地方債などの超長期の債権による運用を柱として基金利子の確保に努めたいとの答弁でありました。  次に、歳出についてでありますが、提案型市民主役事業について、新年度においても幾つか新規事業があるが、この市民主役事業にすることで逆に職員の手間がふえ、超過勤務の増加につながっていることはないのか。また、職員がふやせない中で、新たな事業、新たな取組をするのであれば、事業内容も精査し、スクラップすべき事業もあるのではないかとの質疑に対し、市が行っている公共的な事業を市民活動団体等に担ってもらうことにより、民間と行政の役割を見直し、市民の実力を高めることが市民主役事業の目的である。審査委員会目的達成度サービス向上、経費節減などについて審査するとともに、事業終了後には実績報告書を提出していただき、事業の効果を確認している。また、毎年事務事業評価を実施する中で事業の統廃合も進めているが、市民ニーズとの兼ね合いもあり、事業を廃止することは難しい面もある。よく似たイベントや事業の統廃合も含めて、引き続き事務事業評価において見直しを進めていくとの答弁でありました。  次に、人件費について、平成28年度では、臨時職員の延べ人数523人分の予算計上をされているが、最近の傾向として、募集してもなかなか予定数を確保できない場合もあると聞くが、臨時職員の処遇改善についてどう考えているのかとの質疑に対し、賃金では、時給10円、日給100円、月額給与1,000円の増額と、通勤手当1,000円の増額を図りたいと考えている。また、保育に携わる臨時職員については、担任手当についても倍増するとの答弁でありました。  次に、先日の新聞にJK課のメンバーが迷彩服を着て鯖江駐屯地での体験入隊をした記事が掲載されていたが、この写真を見て違和感を感じる人もいたようだが、この活動についてどう考えるのかとの質疑に対し、JK課は、今まで行政や社会、まちづくりにかかわりが少なかった女子高校生が、みずから学び行動する仮想の課であり、プロジェクト名である。いろんな考え方があり、最初は批判も多くあったが、今では理解が深まってきていると考えている。今年度は総務省から表彰も受け、鯖江という名前を全国に知らしめるきっかけともなった。また、JK課の活動は、自分たちで考え、みずからが行動していくもので、それを行政側がサポートしている形をとっている。今回の件についても、鯖江駐屯地という地域の施設を知るということで自分たちが率先して計画したもので、その行動を支援したものであるとの答弁でありました。これに対し、自主性を尊重し行動するに異論を唱えるつもりはないが、広報等においては世間に誤解や心配を与えないよう、配慮や助言をすべきとの意見が出されました。  次に、コミュニティバス運行事業費について、平成28年度は試行運転を行い、通勤通学時の運行路線の検証やルートの見直しなどを図るとのことだが、市域を越えた広域連携についてはどう考えているのかとの質疑に対し、越前町方面から公立丹南病院、福鉄神明駅、また越前市今立方面から鯖江駅へ移動する際の公共交通としてのネットワーク化について、越前町および越前市から連携して取り組みたいとの要望を受けており、今回策定中の鯖江市地域公共交通網形成計画に盛り込んでいる。今後とも両市町と引き続き検討を進めていきたいと考えているとの答弁でありました。  次に、IT推進事務諸経費のクリエイティブ教育都市事業78万円余について、IT社会を支えていく子供たちにプログラミングなどの技術を理解してもらうために、小中学校のプログラミングクラブを支援する事業との説明に対し、市内のどこの学校へ導入するのか、また、小中学生相手の事業なら教育委員会での予算づけとすべきではないのかとの質疑に対し、平成26年は鯖江東小学校で、平成27年は鯖江中学校吉川小学校北中山小学校の合わせて4校で導入をした。現在のところ指導者の確保などの課題もあることから、実験的な取組ということで、希望者を対象にクラブ活動の一環として行っていることから、情報統計課において予算計上を行ったとの答弁でありました。  これに対して、昨今の目覚ましいIT化により、デジタルデバイドが生じているのも事実であり、特にSNSの利用などに関しては、都合のいい情報は出すが都合の悪い情報は出さないといったようなこともあるようだが、オープンデータを推進する鯖江市としての考え方はとの質疑に対し、行政が持っている情報を公開し、市民のみならず国民全てが共有することによって、今後情報の価値が高まり、便利になると思っている。ただし、検討中の資料など、オープンにすることによって一部の人の利害にかかわることなどについては非公開とするなど、一定のルールかある。そのようなことを再確認することは非常に大切なことと思っているとの答弁でありました。  次に、議案第15号 鯖江市消費生活センターの組織および運営等に関する条例の制定についてでありますが、この条例の第4条第1項で、消費生活相談員は資格試験に合格した者を配置すること、第2項で、相談員の適切な人材の確保および処遇の確保が規定されているが、平成28年度の職員配置はどうするのかとの質疑に対し、相談員は現在の3名体制から臨時職員2名の配置とするとの答弁があり、これに対し、正規職員を配置するとか臨時職員の待遇を改善するなどの措置はしないのかとの質疑に対し、正規職員を配置すると人事異動で人を入れかえることも考えられるので、専門的な資格を持ち継続性が担保される現体制が望ましいと考えている。また、処遇の改善については、他の臨時職員同様、賃金や通勤手当のアップを行うとの答弁でありました。  次に、議案第17号 鯖江市行政不服審査条例の制定について、議案第18号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備について、議案第19号 鯖江市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正については、理事者の説明を了とし、特段申し上げる質疑はございませんでした。  次に、議案第23号 鯖江市防災会議条例の一部改正については、防災会議委員に自衛官を加えることのメリットはとの質疑に対し、市内の危険箇所等の情報共有が図れることや、災害発生時に派遣要請が円滑に実施できることで防災体制の強化が図れるとの答弁でありました。これに対し、災害発生時の自衛隊派遣は、市長が知事に派遣要請を行い、それを受けて知事から自衛隊に派遣要請を行うことが必要であると認識しているが、直接派遣要請ができるのかとの質疑に対し、一般的には知事が自衛隊に派遣要請を行うこととなっているが、場合によっては、自衛隊みずからの出動も可能であり、そのための情報の共有化が図れることで迅速な対応が可能となるとの答弁でありました。  次に、議案第28号 福井県市町総合事務組合規約の変更について、議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市一般会計補正予算(第4号))および議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税条例等の一部を改正する条例の一部改正について)については、理事者の説明を了とし、特段申し上げる質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、議案第1号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと、また、議案第15号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第23号および議案第28号の7件は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと、議案第30号および議案第31号はいずれも全員の賛成をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(末本幸夫君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長 佐々木一弥君。            〇産業建設委員長佐々木一弥君)登壇 ◎産業建設委員長佐々木一弥君) 産業建設委員会に付託を受けました議案7件について、3月10日および11日の両日に行いました審査の主な概要ならびに結果について御報告を申し上げます。  最初に、議案第1号 平成28年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算、歳出、款4衛生費および款5労働費の当委員会所管分、款6農林水産業費、款7商工費、款8土木費および款11災害復旧費についてでございますが、まず款4衛生費、環境管理費防災拠点施設等再生可能エネルギー導入事業費について、旧鯖江土木事務所跡に整備する防災拠点施設に、国の補助を受けて太陽光パネルを設置し、災害発生時の電気を確保するとともに、普段災害のないときにも市庁舎の電気として使えるように整備するとのことだが、事業全体の費用対効果はとの質疑がありました。これに対して、12キロワットを常時発電して賄える電気料金を勘案しても、事業費の全額を回収することはできないが、今回、国から全額補助を受けて整備することや省エネ活動の啓発促進、また、施設そのもの防災拠点であるので、万が一災害が発生したときの活動拠点として、非常電源の確保というところを主に考えており、コストだけではない部分が大きいということを御理解いただきたいとの答弁がありました。  これを受けて、委員からは、いつ起こるのかわからない災害に備えるのも大事だが、これまでも行ってきた家庭用太陽光パネル設置に対する補助は、省エネ啓発としても大変重要であるので、ぜひ続けてほしい。国や県は補助を減らしてきているが、鯖江市ではこれからも同じように補助を続けていく予定なのかとの質疑がありました。これに対して、確かに国や県では補助額も下がってきているが、市では引き続き同額の補助制度を行う予定である。今年度は見込み数を上回る申請があったが、申請された分は全て補助をさせていただいている。今後も市民の方からの要望を把握しながら、事業の継続に努めていきたいとの答弁がありました。  次に、款6農林水産業費農業振興費について、鯖江の特産物のブランド化について、現状と支援の取組はどのような状況かとの質疑があり、これに対して、一例を挙げれば、吉川ナスでは、外観や食感がほかのナスとは大きく違い、特徴ある伝統野菜として差別化が図られている。国は、農産物などの持つ品質や特性と産地との結びつきを保護する地理的表示保護制度GIマーク」を設けているが、現在、市では吉川ナスの登録を申請中で、来年度前半には認可がもらえる見込みである。将来の商標登録などのPR効果もあり、吉川ナスの認知度も広がり、また、生産者の方の栽培技術も向上し品質のよいものが栽培され、1個当たりの単価も当初よりは上がってきている。さばえ菜花米については、品質向上、特に食味値の向上については力を入れており、県、JAと共に土づくり資材の購入支援、試験栽培や土壌分析に基づく営農指導などを行っている。平成27年産米については、天候に恵まれたこともあるが、食味値が向上し、消費者にも喜ばれていると聞いている。  これを受けて、委員からは、さまざまな支援を受けている以上、生産者に対しても十分な認識を持ってもらいたい。農産物の生産量の増加、販路開拓、後継者問題などの支援のあり方も含めて、生産農家と行政、JAが力を合わせてより真剣に向き合うべき時期に来ているのではないかとの意見がありました。これに対して、ブランド化の確立への課題は幾つもあると思うので、市ではもうかる農業を目指して、生産者の方々のお話をお聞きしながら、県、JR、関係団体と共に効果的な取組を進めることで、鯖江市の農業振興に努めていきたいとの答弁がありました。  次に、ラポーゼかわだ農林業体験実習館等施設整備費について、これは温泉のろ過器および施設の外壁の修理、取り替え工事について、市が主体となって行うものである。ラポーゼかわだの施設修繕については、これまでも当委員会においてたびたび議論されている。今回の件についても、ラポーゼかわだの指定管理者に費用を負担させるべきではないのか。市への納入金についても、剰余金を基準とする方式から売り上げに対する比率などに考えを改めるべきではないのかとの意見や、指定管理者との契約見直しについても、少しでも改善が図られているのかとの質疑がありました。これに対して、今回の予算については、大規模な修繕であるため、基本協定に基づき市で行うことになった。施設が老朽化しており、どうしても修繕が必要となっている。また、剰余金の納入についても、申請者の提案に基づき選定委員会指定管理者を決定する場合の判断材料の一つとなったものであるが、次回の指定に当たっては、ラポーゼかわだが商業施設であることも踏まえ、十分に検討していきたい。指定管理者との協定については、今後の大きな検討課題と認識していることであるとの答弁でありました。これを受けて、この施設が指定管理者にとってやりがいのある施設と思えるような、また、市にとっても利益のある有用な施設となるよう、契約の見直しをよく検討していただきたいとの要望がありました。  次に、款6農林水産業費、農地費、田んぼダム推進事業費について、平成28年度の計画が終了すれば、鯖江市の水田面積の約4割の進捗率が見込まれるとのことだが、最終的にどのくらいまで進める考えがあるのかとの質疑がありました。これに対して、数値的なものを出すことは難しいが、田んぼダム事業は非常に重要な治水対策の一つと考えているので、賛同いただける地区に対しては全て実施していきたいと考えているとの答弁がありました。  また、市町をまたがる河川流域での田んぼダム事業の推進について、広域行政で連携した対応はどうなっているのか、近隣の市町への働きかけについても考えるべきとの意見がありました。これに対して、市町にまたがる流域での治水対策は重要であると考えており、ゲリラ豪雨などの治水対策は広域での対応も必要となってくると思う。田んぼダム事業については県とともに働きかけており、上流域である越前市においても今年度から取り組んでいただいている。今後とも連携をとって進めていきたいという答弁でありました。  次に、款8土木費、道路維持費、快適歩行空間整備事業費について、市道に併設されている歩道の街路樹の根上がりに伴う植樹枡の整備を行うとのことだが、植樹の生育状況によっては伐採等も含めて事業の実施を考えているのかとの質疑がありました。これに対して、今回の事業では、基本的には街路樹そのものは全て残し、生育した根の部分を切るなどして、枡や歩道全体を修理する方向で考えているとの答弁でありました。  これに対して、街路樹についてはさまざまな苦情があると思うが、街路樹があることによっていい面と悪い面両方がある。今後新設の道路の歩道においても、街路樹を植えていくのか、また、既にある樹木の伐採も含め、街路樹そのものに対する考え方について、市の方針はとの質疑がありました。これに対して、街路樹の伐採については賛否両論あるが、市としては、今あるものはそのまま残し、樹木が枯れたり倒れたりした後の升については、地域住民と話し合いの上で対応を決めているが、今後もその方向で進めたい。新設の場合も、街路樹を植えるかどうかも含めて、どのようにするかを住民の方と十分に協議をして決めていきたいとの答弁でありました。  これを受けて、問題が発生するたびに対応するのではなく、一度市内全域の街路樹の状況を調査してはどうかとの意見があり、これに対し、街路樹の管理を委託している専門業者とも協力し、なるべく被害が出ないよう努めたいとの答弁でありました。  次に、款8土木費、公園事業費について、道の駅西山公園の来場者100万人達成記念式典を計画しているが、年間の来場者は、当初の目標から見て、実際はどうであったのかとの質疑がありました。これに対し、平成26年度で年間約20万人を目標としていたが、実際は52万8,000人と2倍以上の来場があった。これを受けて、平成27年度は目標を60万人と見込んだが、2月現在で40万人と若干減少しているとの答弁でありました。これを受けて、予想をはるかに超えた来場者があったことは大変喜ばしいことではあるが、もっと実際に即した計画が必要ではなかったか。施設の利用率も含め、市民のニーズにも応えながら、将来を見据えた確立した計画を立ててほしいとの意見がありました。  また、西山公園では、現在、三つの指定管理者がそれぞれの施設を管理している。今回の記念式典のような計画を企画する場合には、総合的な連携をすることにより、相乗り効果が得られると考えられる。将来の西山公園全体の運営を考えるに当たり、こういった指定管理を一体化していく考えはないのかとの質疑がありました。これに対して、施設を設置した時期が違うため、現在は公園の維持管理、それから嚮陽会館と駐車場、また道の駅と、それぞれに指定管理者をお願いしている。しかし、将来的には、西山公園全体の維持管理運営を考えると、一元化することも念頭に、総合的に判断する必要があると認識している。今後、各課とも調整を図りながら、指定管理のあり方について検討を重ねてまいりたいとの答弁でありました。  次に、議案第5号 平成28年度鯖江市総合開発事業特別会計予算、議案第6号 平成28年度鯖江市水道事業会計予算、議案第7号 平成28年度鯖江市公共下水道事業会計予算、議案第8号 平成28年度鯖江市農業集落排水事業会計予算、議案第26号 鯖江市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についておよび議案第30号 専決処分の承認を求めることについては、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、議案第1号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号および議案第26号は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決するべきものと、議案第30号につきましては、全員の賛成をもって原案のとおり承認するべきものと決しました。  以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(末本幸夫君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。  教育民生委員長 佐々木勝久君。            〇教育民生委員長(佐々木勝久君)登壇 ◎教育民生委員長(佐々木勝久君) 教育民生委員会に付託を受けました議案9件について、3月10日および11日に行いました審査の主な概要および結果について御報告を申し上げます。
     最初に、議案第1号 平成28年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算、歳出、款3民生費、款4衛生費および款5労働費の当委員会所管分、ならびに款10教育費についてでありますが、まず、民生費の多機能型健康福祉施設費について、委員から、神明苑の維持補修費のために投入しているものであると理解するが、今年度の予算と同等の金額を毎年投入して維持管理していくのかとの質疑があり、理事者からは、昭和50年建設の古い施設であるため、大規模なものについては、長寿命化計画に基づき計画的に修繕を行っており、今後の予定としては、本館の空調設備の入れかえなどがある。小規模なものについては、今年度と同程度の予算で毎年必要な箇所の修繕を行っている。また、今後の大規模な修繕に備えて、入湯税収入相当額の積立も行っている。市民の憩いの施設なので、少しでも長く維持できるよう、計画的に修繕を行っていきたいとの答弁がございました。  また、委員から、神明苑の集客状況と集客に向けたPRはどのようになっているのかとの質疑に対し、理事者から、入浴客数については、事業団から引き継いだ平成20年ごろは多かったが、平成24年度には延べ4万4,500人程度に減少した。平成25年度にサウナを設置したことで、平成26年度は6万2,900人と平成24年度に比べて1.41倍となり、平成27年度は若干減少ぎみではあるが、1月末時点で平成24年度に比べて約3割増しの入浴客が来られている。また、全体の利用状況については、冠婚葬祭の事業などでの利用が少なくなったことにより、日帰り客や宿泊客数が減少傾向にある。このため、地域の皆様への案内チラシの配布や花見弁当などの季節の弁当販売、夏場にビアガーデンを営業するなどして新規顧客の獲得に努めており、新年度においては、Wi-Fi設備の設置によりビジネス客の集客にも努めていきたいとの答弁がありました。  次に、子育て支援費について、委員から、子育て支援事業において、連携事業としてハーフバースデー事業や育児訪問事業など、健康課と児童福祉課が新たに連携をとって行っていくことになっているが、この連携体制はどのようにとっていくのかとの質疑があり、理事者から、年間におよそ650人の赤ちゃんが生まれ、その家庭やお母さんに健康課、児童福祉課、子育て支援センターの3機関が対応するが、最初は健康課に提出する妊婦届でかかわり、その後、生まれる前後に助産師や保健師が産前産後サポート事業の際にその家庭やお母さんの状況を把握する。それと前後し、3機関がそれぞれの事業を展開していくが、事務が錯綜しないよう、それぞれ事業内容を十分把握することが重要である。3機関の打ち合わせを密にしていきたい。また、事業を進めていくためには各家庭やお母さんの理解が欠かせないので、かかわりの中で各事業の趣旨を説明するとともに、理解を得ながら3機関が情報を共有できるよう努めていきたいとの答弁がありました。  さらに、委員から、実施に当たり子育てサポーターや地域団体と連携をとって協働しないと難しい事業であると思うが、地域で育む子育て支援ネットワーク委員会が10周年を迎え、年数がたっているということで、そろそろ後継者の育成や今後の継続について問題になるのではないかと思う。市民団体はどのような状況なのかとの質疑があり、理事者からは、市で子育てサポーター養成講座を行っており、受講を終了された方が自発的に子サポの会をつくられ、御活躍をいただいている。この養成講座を受けたいという人も多いが、1週間程度かかることもあり年に1回しか開催できなかったが、平成28年度は平日に行うものと土日に開催するもの、2回実施することで、後継者の育成に努めたいとの答弁がございました。  次に、教育振興諸経費についてでありますが、委員から、平成27年度から市が主催する総合教育会議ができ、そこでも、ものづくりを核としたふるさと教育の推進は、地方創生戦略にも盛り込まれている。平成24年度には、市内中学校の4.5%が地場産業で働きたいというアンケート結果があり、これを平成31年度には10%に引き上げることを目標にしている。ものづくり教育を広めていくには、産業界と先生、また市の商工政策課、教育委員会が集まって協議会のようなものをつくる必要があるのではないかと、総合教育会議の中でも課題として取り上げられているようだが、こうしたことに対し、平成28年度に何か取組をする予定はあるのかとの質疑があり、理事者からは、担当部署とも協議し、そういったを設けることを働きかけていきたいと思う。また、学校の先生方にも、これまでの技術を生かし、他の分野へ進出している企業のことなど、市内の産業界の実情を知ってもらいたい。協議会まで発展できるかはわからないが、情報交換のを設けるよう努力していきたいとの答弁がありました。  次に、教育費の文化の館施設整備費についてでありますが、委員から、1,770万円の予算のうち1,200万円については、雨漏り対策で施設の東側3分の1のみ補修工事を行うとの説明であったが、全体を一括で工事したほうが、工事の規模は大きくなるが、単価が下がるのではないかとの質疑があり、理事者からは、全体を補修する見積もりでは3,600万円となっている。しかし、雨漏りをしている部分は、勾配がついている東側のみなので、この部分をまず修繕し、様子を見て、中央と西側部分については、その経過を踏まえて補修工事を実施するか判断をしたいとの答弁がございました。  次に、議案第2号 平成28年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算について、まず理事者から、医療費を抑えるためジェネリック医薬品の推奨や予防事業の推進、また、レセプト点検などを行っているとの説明があり、これに対して委員から、国保税の収入が昨年度より減っているにもかかわらず、予算規模が大きくなっている理由と項目ごとで金額の増減の幅が大きいものが散見される理由はとの質疑があり、歳出については、医療給付費が前年と比べ伸びていること、共同事業の保険財政安定化事業の拠出金が歳入の保険財政共同安定化事業交付金とともに増額になったこと、予算の増減が多いものに後期高齢者支援金と介護給付金があり、これは前々年度、平成26年度の精算で追加交付分が見込まれ、これにより相殺される金額が大きいため、平成28年度予算では、前年度予算より減額となったことがある。また、歳入では、前期高齢者交付金が伸びており、これは、鯖江市で対象となる高齢者の割合が国の基準より高い状況にあることから、交付税がふえていることなどが主な要因となっているとの答弁がありました。  また、委員から、歳入で繰入金が5億2,000万円余となっており、前年度より8,000万円よりふえているが、その理由はとの質疑があり、理事者からは、一般の被用者保険と異なり、国民健康保険の保険者は高齢の方の割合が高く、被用者保険よりも所得が少ない方の割合も高いといった特性があることから、低所得者対象として、年々国保税の軽減額と軽減世帯がふえている。これをもとに、保険者支援に関連する法定繰入を国が定める基準に従い、所要額を当初予算に計上した。なお、平成27年度は、当初予算の段階では、軽減世帯割合にかかわるものについては、国が定める法的繰入基準を上回るか否かが不確定であったため、これを除き、確実に見込める額だけを当初予算に計上し、その後、確定した後に補正予算で増額している。平成28年度予算では、補正後の平成27年度予算とほぼ同額の繰入金となっているとの答弁がございました。  次に、議案第3号 平成28年度鯖江市後期高齢者医療特別会計予算についておよび議案第4号 平成28年度鯖江市介護保険事業特別会計予算については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案第16号 鯖江市健康づくり推進条例の制定について、まず理事者から、全ての市民が生涯にわたり心身ともに健やかに暮らしていくことのできる地域社会の実現を目指し、市民の主体的な健康づくりを支援するとともに、市民、関係団体、事業者などとの連携、協働により、地域が一体となって計画的に健康づくりを推進することを目的とし、福井県内初の条例制定するものであるとの説明があり、これに対し、委員から、県外の先進地を参考にしていると思うが、どのようにして健康づくりを推進していくのかとの質疑があり、理事者からは、条例では、市民、関係団体、事業者などの役割、市の責務を定めており、今年度に策定した第6次保健計画においても、個人・家庭で取り組むこと、地域が取り組むこと、市が取り組むことに分けて、それぞれがどのような取り組みをするのかを載せている。条例や保健計画について、地域、関係団体などとの健康づくりについての話し合いのや健康教室、健康イベントなど周知をしながら、皆さんと一緒に取り組んでいきたいとの答弁がありました。  また、委員から、健康づくりは国保の運営の安定化にもつながる重要な取組であると理解しているが、鯖江市独自の健康づくりの施策を定めるのかとの質疑があり、理事者からは、目の健康づくりに関することを盛り込んでいる点が他団体では見られない鯖江市独自の施策であるとの答弁がございました。  次に、議案第24号 鯖江市介護保険条例の一部改正についておよび議案第25号 鯖江市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準等を定める条例および鯖江市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備および運営ならびに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案27号 鯖江市民会館設置および管理に関する条例の廃止について、昭和40年にできた鯖江市民会館は、開館当初から鯖江公民館として機能しており、鯖江公民館がその施設の管理および運営を行ってきたが、昨年夏に解体し、現在、新施設を鯖江公民館として建築中であり、鯖江市民会館は廃止となるとの理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案第29号 総合体育館耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結について、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第1号から議案第4号まで、議案第16号、議案第24号、議案第25号、議案第27号、議案第29号の9件は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(末本幸夫君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  20番 菅原義信君。              〇20番(菅原義信君)登壇 ◆20番(菅原義信君) ただいまそれぞれ常任委員長の報告がありましたけれども、その中におきまして、まず第一に平成28年度鯖江市一般会計予算、これを中心といたしまして幾つか私見を述べて、そして態度表明を行いたいというぐあいに思います。  まず第一に一般会計予算でありますけれども、その中におきまして一番重点になっているというのが、31億円余の地方創生関連事業であります。  しかし、この地方創生関連事業というものが、果たして地域再生につながっていくのかという点だと思うのであります。確かに、幾つかの点におきましてはスポットが当てられ、そして輝く点というのが出てくるものだと思っております。しかし、それが果たして面としてのつながりを持っていくのか、このことがやはり大事ではないでしょうか。将来、グローバル化が予測される、そうした点にのみスポットが当てられる、こうした事業になっているのではないかという懸念であります。  二つ目には、地域内での経済循環というものをどうストックをしていくのかと。こうした点での視点というのは、今日の時代におきまして大変大事だと思うのでありますけれども、地方創生事業の一番の課題となっておりますのは、何よりも地方からの人口流出、人口減少対策だと思うのであります。片一方では、東京に対します一極集中というものが強まっているわけでありますけれども、この地方創生事業によってそうした事態が打開できる仕組みというのをつくり得るのかどうかということだと思うのであります。  今日、地方での経済活動というものがますます東京資本への集中を生んできてしまっている。こういう事態がずっと続いてきているわけであります。地方での経済循環、地方での資本蓄積、こうしたものが余りにも小さくなってきてしまっているというところに一番大きな原因があるものだと思うのであります。そうした視点が、果たしてこの地方創生事業の中にあるのかどうかということが、私としての大きな懸念であります。  確かに、国からの財源というものは大いに利活用すべきであります。しかし、同時に地域経済の再生、地域での循環、こうしたものに結びつける視点というものをぜひ重視していただきたい、このことを申し上げておきたいと思うのであります。  二つ目には、自治体としての基本的な役割、市民の暮らしを守っていくという点であります。一般質問の折にも述べさせていただきましたけれども、今回、財政調整基金に対して2億5,000万円の積み増しを行うと。財調全体としては30億を超えるということになってくるわけであります。市民負担を減らすという点でのこうした基金運用、財源運用、こうした視点というのは、果たしてどうなのかということであります。  先ほどの教育民生常任委員長のお話の中にありましたけれども、国保や介護に至っても、大変その財源、財政基盤といったものは脆弱だと言わざるを得ない点であります。やはり福祉施策を厚くしていく。そして、国保や介護保険といった市民誰もが負担をせざるを得ない、そうしたところにこそこうした金額というものが利活用されるべきではないかということを申し上げておきたいというぐあいに思います。  二つ目は、私、この本会議での質疑として申し上げておきましたけれども、条例改正案として、上下水道課を一本化するという案が出ておりまして、そして、それに伴って10月からは窓口サービスを包括的に民間委託するという方向性が出されているわけであります。  その質疑の際にも申し上げましたけれども、これ自体やはり市民サービスの低下にはならないんだろうか、あるいは職場規律のことで問題が生じないだろうか、こういう点では大きな不安があるわけであります。それによって7人の職員が削減をされるという説明がなされておりますけれども、それが主眼ではないかと懸念をするわけであります。  市民のニーズに伴う業務量というのは、大変大きくなってきています。そうした事態にもかかわらず、職員が400人体制ということがずっと続けられているわけでありますし、そして、400人体制を、言ってみれば何が何でも維持していこうと。こうした市政運営が見えてくるわけであります。  しかし、これが果たしてどうなのかということであります。公立保育園や幼稚園の問題というのはもっと深刻なわけでありますけれども、よく言われておりますとおり、緊急時、災害時への対応というものが、6万9,000人の市民に対して400人の市の職員しかいないということで、対応ができるのかということであります。確かに自助共助ということが強調されております。しかし、3.11のあの東日本大震災の折にも、やっぱり根幹となったものは公助の部分であったと思うのであります。そうした教訓から、やはり深く学ぶべきことがあると思うのであります。市民の安心・安全を一層強めていく、こういう点からもやはり軸足というものを移すべきではないかというぐあいに思う次第であります。  そういう点から、議案第1号と議案第2号、国民健康保険特別会計、そして後期高齢者もそうでありますし、介護保険特別会計、こうしたものに対しては反対の意思を表明させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(末本幸夫君) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第1号 平成28年度鯖江市一般会計予算を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は、いずれも可決であります。常任委員長の報告のとおり賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号 平成28年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 平成28年度鯖江市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 平成28年度鯖江市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号 平成28年度鯖江市総合開発事業特別会計予算を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号 平成28年度鯖江市水道事業会計予算を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号 平成28年度鯖江市公共下水道事業会計予算を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号 平成28年度鯖江市農業集落排水事業会計予算を採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号 鯖江市消費生活センターの組織および運営等に関する条例の制定についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号 鯖江市健康づくり推進条例の制定についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号 鯖江市行政不服審査条例の制定についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員数であります。  よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号 鯖江市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号 鯖江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例および鯖江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号 鯖江市防災会議条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第24号 鯖江市介護保険条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号 鯖江市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準等を定める条例および鯖江市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備および運営ならびに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号 鯖江市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(末本幸夫君) 起立多数であります。  よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号 鯖江市民会館設置および管理に関する条例の廃止についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号 福井県市町総合事務組合規約の変更についてを採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号 総合体育館耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度鯖江市一般会計補正予算(第4号))を採決いたします。本案に対する総務委員長および産業建設委員長の報告は承認であります。各委員長報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第30号は、原案のとおり承認されました。  次に、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税条例等の一部を改正する条例の一部改正について)を採決いたします。本案に対する総務委員長の報告は承認であります。委員長報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(末本幸夫君) 起立全員であります。  よって、議案第31号は、原案のとおり承認されました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第2.議案第32号 鯖江市公平委員会委員の選任についてから日程第4.議案第34号 鯖江市固定資産評価審査委員会委員の選任について まで ○議長(末本幸夫君) 日程第2、議案第32号 鯖江市公平委員会委員の選任についてから、日程第4、議案第34号 鯖江市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで、以上3件を一括議題といたします。  理事者の提案理由の説明を求めます。  牧野市長。              〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) それでは、ただいま追加御提案いたしました議案につきまして、御説明申し上げます。  最初に、議案第32号 鯖江市公平委員会委員の選任についてでありますが、公平委員会委員の佐野重雄氏が3月31日をもちまして任期満了となりますので、その後任といたしまして宇野德行氏を新たに選任しようとするものであります。同氏は人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。  次に、議案第33号および議案第34号は、鯖江市固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。固定資産評価審査委員会委員の内田英雄氏ならびに福岡敏男氏が3月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き両氏を選任しようとするものであります。いずれの方も人格識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上、追加御提案いたしました議案について御説明を申し上げました。何とぞ慎重に御審議くださいまして、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末本幸夫君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております議案第32号から議案第34号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第32号から議案第34号までの3件については、委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第32号 鯖江市公平委員会委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第32号は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第33号 鯖江市固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第33号は、原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第34号 鯖江市固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第34号は、原案のとおり同意することに決しました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第5.鯖江市選挙管理委員および同補充員の選挙 ○議長(末本幸夫君) 日程第5、鯖江市選挙管理委員会委員および同補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  鯖江市選挙管理委員および同補充員を指名いたします。  鯖江市選挙管理委員会委員に、鯖江市西大井町第11号7番地 西野 薫君。鯖江市別司町第45号3番地 田中あけみ君。鯖江市水落町1丁目4番17-2号 津田 幸子君。鯖江市旭町1丁目1番4号 久保田 裕之君。  鯖江市選挙管理委員会補充員に、第1順位、鯖江市鳥羽3丁目1番12-2号 屋木 洋一君。第2順位、鯖江市松成町第1号41番地 堀 由紀子君。第3順位、鯖江市川島町第31号43番地 五十子 利雄君。第4順位、鯖江市石田上町第24号23番地 山本美幸君。  以上を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしました諸君を鯖江市選挙管理委員および同補充員の当選と定めることに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(末本幸夫君) 御異議なしと認めます。  よって、だたいま指名いたしました諸君が鯖江市選挙管理委員および同補充員に当選されました。  休憩いたします。                休憩 午前11時21分                再開 午後1時11分 ○副議長(帰山明朗君) 再開いたします。  報告いたします。議長末本幸夫君から、議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。  この際、議長の辞職を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(帰山明朗君) 御異議なしと認めます。  よって、議長の辞職を日程に追加し、議題とすることに決しました。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.議長の辞職 ○副議長(帰山明朗君) 議長の辞職を議題といたします。
     地方自治法第117条の規定により、16番 末本幸夫君の退場を求めます。               (末本幸夫君 退場) ○副議長(帰山明朗君) 事務局に辞職願を朗読させます。 ◎議会事務局長(高尾副次君) 朗読いたします。  辞職願。  このたび都合により鯖江市議会議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  鯖江市議会副議長 帰山明朗殿。  平成28年3月18日、鯖江市議会議長 末本幸夫。  以上でございます。 ○副議長(帰山明朗君) お諮りいたします。  末本幸夫君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(帰山明朗君) 御異議なしと認めます。  よって、末本幸夫君の議長の辞職を許可することに決しました。  16番 末本幸夫君の入場を許可します。               (末本幸夫君 入場) ○副議長(帰山明朗君) 前議長 末本幸夫君から挨拶を述べたい旨、発言を求められておりますので、これを許可いたします。  前議長 末本幸夫君。              〇16番(末本幸夫君)登壇 ◎前議長(末本幸夫君) 議長退任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  振り返れば平成25年7月の臨時会におきまして、議員各位の温かい御推挙をいただきまして、名誉ある鯖江市議会35代議長の座につかせていただきました。また、昨年の7月の改選後の臨時会におきましても第36代の議長職につかせていただき、今日まで大過なくその責任を務め終えることができました。これはひとえに議員皆様、また市長をはじめ理事者の皆様方の御支援と御協力のたまものでございまして、心からお礼を申し上げます。  議長在職中の2年8カ月間、皆様の期待に応えることができたのかなと、そのようなことを今は自問自答しているところでございます。今後は一議員として鯖江市の発展、そして市民の皆様方が安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいりたいと思っております。今後とも皆様方の御指導と御鞭撻を心からお願いを申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。  本当に長い間、ありがとうございました。(拍手) ○副議長(帰山明朗君) 議長が欠員となっております。  お諮りいたします。  議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(帰山明朗君) 御異議なしと認めます。  よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。  なお、本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長をいたします。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.議長の選挙 ○副議長(帰山明朗君) 議長の選挙を行います。選挙は投票で行います。  議場を閉鎖します。                 (議場 閉鎖) ○副議長(帰山明朗君) 選挙準備のため、暫時休憩いたします。自席でそのまましばらくお待ちください。                休憩 午後1時17分                再開 午後1時19分 ○副議長(帰山明朗君) 再開いたします。  ただいまの出席議員数は19名です。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に3番 山本敏雄君、12番 奥村義則君を指名いたします。  では、投票用紙を配付いたします。                (投票用紙配付) ○副議長(帰山明朗君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(帰山明朗君) 配付漏れなしと認めます。  では、投票箱を点検いたします。                (投票箱点検) ○副議長(帰山明朗君) 投票箱に異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に候補者の名前を記載の上、投票箱に投函をしてください。  点呼に応じて順次投票をお願いいたします。投票用紙の投函は、投票箱に向かって左側から登壇し、投函の後、右側から降壇してください。  事務局に人員の点呼を命じます。 ◎議会事務局長(高尾副次君) 議席番号と氏名を読み上げますので、順次投票をお願いいたします。  1番 福野 葵議員、3番 山本敏雄議員、4番 佐々木一弥議員、5番 福原敏弘議員、6番 佐々木勝久議員、7番 小竹法夫議員、8番 林 太樹議員、9番 遠藤 隆議員、11番 石川 修議員、12番 奥村義則議員、13番 木村愛子議員、14番 丹尾廣樹議員、15番 平岡忠昭議員、16番 末本幸夫議員、17番 水津達夫議員、18番 蓑輪 昇議員、19番 玉邑哲雄議員、20番 菅原義信議員、最後に10番 帰山明朗議員。  以上です。 ○副議長(帰山明朗君) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(帰山明朗君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  開票を行います。  立会人の3番 山本敏雄君、12番 奥村義則君の立ち会いをお願いいたします。                 (開  票) ○副議長(帰山明朗君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数19票、これは出席議員の人数に符合いたしております。  有効投票18票、無効投票1票であります。有効投票のうち、小竹法夫君17票、菅原義信君1票、以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は4.5票です。  よって、小竹法夫君が議長に当選をされました。  議場を開鎖いたします。                 (議場 開鎖) ○副議長(帰山明朗君) ただいま議長に当選をされました小竹法夫君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。  議長に当選されました小竹法夫君の御挨拶をお願いいたします。              〇7番(小竹法夫君)登壇 ◆7番(小竹法夫君) 一言御挨拶を申し上げます。  今ほどの議長選の選挙によりまして議長に当選をさせていただきました市政同志会の小竹でございます。  このたびの選挙に際しましては、大多数の議員の皆様方の御推挙をいただきまして、議長の職につかせていただきますこと、大変光栄に思っております。また、皆様方に深く感謝を申し上げる次第でございます。  これまで、名議長として采配を振るわれました前末本議長の後を受けまして、新しく就任をさせていただくわけでございますけども、責任の重さというものを大変ひしひしと感じているような次第でございます。もとより浅学非才、その器ではございませんけれども、私の持てる力の限り、市民の皆さん方の負託に応えるべく、市民の皆さん方に信頼され、また親しまれる、そういった議会づくりをモットーに、誠心誠意最善の努力を傾注する覚悟でございます。  そのためには、ここお集まりの議員の皆様方のこれまで以上の力強い御支援をいただき、また御指導を仰ぎ、そして牧野市長を初め理事者各位の皆様方にも温かい御指導と御支援をいただきながら、ともに緊張感を持って、良好な関係の中で鯖江市のまちづくりのために一生懸命頑張る所存でございます。  今後とも今まで以上に御支援をいただきますようにお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますけれども、議長就任に際しましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○副議長(帰山明朗君) ここで、牧野市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。  牧野市長。              〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) 一言お祝いの御挨拶を申し上げます。  ただいまの選挙によりまして小竹法夫議員が議長に選出されました。その御就任を心からお祝い申し上げます。  小竹議長におかれましては、平成19年に市議会議員に就任以来、これまで総務委員会委員長、教育民生委員会委員長、議会運営委員会委員長などの要職を歴任されまして、御活躍をされておられます。  現在、全国の地方自治体では、地方創生を推進するべく総合戦略の本格実施に向け取り組んでおります。本市においても、これからの10年の礎を築くために、若者が住みたくなる、住み続けたくなるまちづくりに正面から取り組んでまいります。  小竹議長には、これまでの豊富の御経験を生かしながら、議会の円満な運営発展と鯖江市政の進展にさらなる御尽力を賜りますよう心からお願い申し上げますとともに、今後とも健康に十分御留意いただきまして御活躍されますよう御祈念を申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。おめでとうございます。 ○副議長(帰山明朗君) ここで、新議長と交代をいたします。  議事運営に御協力をどうもありがとうございました。                (副議長 降壇)              (新議長 議長席へ着席) ○議長(小竹法夫君) 改めて、議長としての職務を行わせていただきます。  休憩いたします。                休憩 午後1時34分                再開 午後2時24分 ○議長(小竹法夫君) 再開いたします。  鯖江・丹生消防組合議会議員 末本幸夫君から本日付で辞職願が提出され、地方自治法第126条の規定により、同日付をもって鯖江・丹生消防組合議会副議長において直ちに許可されました。  ただいま鯖江・丹生消防組合議会議員1名が欠員になったことにより、鯖江・丹生消防組合議会副議長から補欠選挙の依頼がございます。  お諮りいたします。  この際、鯖江・丹生消防組合議会議員の補欠選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、鯖江・丹生消防組合議会議員の補欠選挙を日程に追加することに決しました。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.鯖江・丹生消防組合議会議員の補欠選挙 ○議長(小竹法夫君) これより、鯖江・丹生消防組合議会議員の補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  鯖江・丹生消防組合議会議員に、私、7番 小竹法夫を指名いたします。  ただいま指名いたしました7番 小竹法夫を鯖江・丹生消防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7番 小竹法夫が鯖江・丹生消防組合議会議員に当選いたしました。  会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  福井県丹南広域組合議会議員 末本幸夫君から、本日付で辞職願が提出され、地方自治法第126条の規定により、同日付をもって福井県丹南広域組合議会議長において直ちに許可されました。  ただいま福井県丹南広域組合議会議員1名が欠員になったことにより、福井県丹南広域組合議会議長から補欠選挙の依頼がございます。  お諮りいたします。  この際、福井県丹南広域組合議会議員の補欠選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、福井県丹南広域組合議会議員の補欠選挙を日程に追加することに決しました。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.福井県丹南広域組合議会議員の補欠選挙 ○議長(小竹法夫君) これより、福井県丹南広域組合議会議員の補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  福井県丹南広域組合議会議員に、私、7番 小竹法夫を指名いたします。  ただいま指名いたしました7番 小竹法夫を福井県丹南広域組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7番 小竹法夫が福井県丹南広域組合議会議員に当選いたしました。  会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  続いて、公立丹南病院組合議会議員 末本幸夫君から、本日付で辞職願が提出され、地方自治法第126条の規定により、同日付をもって公立丹南病院組合議会副議長において直ちに許可されました。  ただいま公立丹南病院組合議会議員1名が欠員になったことにより、公立丹南病院組合議会副議長から、補欠選挙の依頼がございます。  お諮りいたします。  この際、公立丹南病院組合議会議員の補欠選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、公立丹南病院組合議会議員の補欠選挙を日程に追加することに決しました。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.公立丹南病院組合議会議員の補欠選挙 ○議長(小竹法夫君) これより、公立丹南病院組合議会議員の補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  公立丹南病院組合議会議員に、私、7番 小竹法夫を指名いたします。  ただいま指名いたしました7番 小竹法夫を公立丹南病院組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7番 小竹法夫が公立丹南病院組合議会議員に当選選いたしました。  会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  総務委員会の16番 末本幸夫君、教育民生委員会の7番 小竹法夫から常任委員会の所属変更の申し入れがありました。  お諮りいたします。  委員会条例第8条第3項の規定により、当該委員会の所属の変更を日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.総務委員会・教育民生委員会委員の所属の変更 ○議長(小竹法夫君) よって、総務委員会・教育民生委員会の所属の変更を行います。  お諮りいたします。  所属変更につきましては、委員会条例第8条第1項に規定により、議長指名によりたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、所属変更は議長指名によることに決しました。  総務委員会委員に7番 小竹法夫を、教育民生委員会委員に16番 末本幸夫君をそれぞれ所属変更いたします。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、当該委員会の所属変更については、ただいまの指名のとおり決しました。  議会運営委員会委員および総合戦略等特別委員会の私、7番 小竹法夫が委員辞職願を提出し、委員会条例第14条の規定により、議長において直ちに許可いたしました。  お諮りいたします。  委員会条例第8条第1項の規定により、ただいま欠員となっております議会運営委員会委員および総合戦略特別委員会委員の補欠選任について、日程に追加したいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.議会運営委員会・総合戦略特別委員会委員の補欠選任 ○議長(小竹法夫君) よって、議会運営委員会委員および総合戦略特別委員会委員の補欠選任を行います。  お諮りいたします。
     補欠選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長指名によりたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、補欠選任は議長指名によることに決しました。  議会運営委員会委員に5番 福原敏弘君、総合戦略等特別委員会委員に16番 末本幸夫君を指名いたします。御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、当該委員会の補欠選任については、ただいまの指名のとおり決しました。  休憩いたします。                休憩 午後2時36分                再開 午後3時01分 ○議長(小竹法夫君) 再開いたします。  休憩中に議会運営委員会および総合戦略等特別委員会が開かれ、正副委員長が互選されましたので、その氏名を申し上げます。  議会運営委員会副委員長 11番 石川 修議員、総合戦略等特別委員会委員長 16番 末本幸夫議員。  以上であります。  理事者より、議案第35号 鯖江市監査委員の選任について、追加議案として上程されました。  お諮りいたします。  議案第35号 鯖江市監査委員の選任についてを追加議案として日程に追加いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第35号を日程に追加することに決しました。    ………………………………………………………………………………………… △追加日程.議案第35号 鯖江市監査委員の選任について ○議長(小竹法夫君) 地方自治法第117条の規定により、16番 末本幸夫君の退場を求めます。               (末本幸夫君 退場) ○議長(小竹法夫君) 理事者から提案理由の説明を求めます。  牧野市長。              〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) ただいま追加御提案いたしました議案につきまして、御説明申し上げます。  議案第35号 鯖江市監査委員の選任についてでありますが、議会選出の監査委員でございました平岡忠昭氏が、都合により本日をもちまして退職されましたので、その後任として末本幸夫氏を選任いたしたいと存じます。  末本幸夫氏は人格識見ともにすぐれた方であり、最も適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(小竹法夫君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております議案第35号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第35号については、委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第35号 鯖江氏監査委員の選任については、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小竹法夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第35号は原案のとおり同意することに決しました。  16番 末本幸夫君の入場を許可いたします。               (末本幸夫君 入場)    ………………………………………………………………………………………… ○議長(小竹法夫君) 以上で、今定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。  これをもちまして、第404回鯖江市定例議会を閉会いたします。                閉会 午後3時06分...