◆20番(
菅原義信君) ただいま各
常任委員長が
報告された中で、
総務委員長の
報告の中にありました
議案第48号
専決処分、
鯖江市
税条例等の一部改正について、若干、その中の幾つかの点について意見を述べさせていただきまして、
反対をいたしたいというぐあいに思います。
とりわけ、その中におきます
軽自動車税の改定のことであります。これについては、昨年も私、
反対だというような意見を述べまして、
反対をいたしたわけでありますけれども、1年繰り延べをされたということで、今回また出されてきているわけであります。既に
専決処分がなされたということでありますので、もう既に執行されているわけでありますけれども、しかし
反対をしておきたいというぐあいに思います。
軽自動車税、今日まで自家用車の場合7,200円だったものを、27年、本年の4月1日以降登録をされるものにつきまして、1万800円にしようとするものでありまして、3,600円という大変大幅な引き上げだと思うのであります。アベノミクスという言葉がはやっているわけでありますけれども、時に、アベコベノミクスだというぐあいにも言われておりますけれども、今日
景気低迷の中におきまして、あるいは
勤労市民の所得が低迷している中にありまして、収入は伸びないと。こういうことでもって、自動車の売り上げなどについても、
軽自動車の方はそれなりに売れているそうでありますけれども、
高級車、高いものについては余り売れないというような事態に、今日なっているわけであります。また、庶民の足として欠かせないのが
軽自動車だと思うわけであります。こういうものを狙い撃ちにして増税をするということについては、
反対であります。
その他の点については認めておきたいというぐあいに思います。
以上でございます。
○
議長(末本
幸夫君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(末本
幸夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に、
議案第39号
平成27年度
鯖江市
一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案に対する各
常任委員長の
報告は、いずれも可決であります。各
常任委員長の
報告のとおり
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第39号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第40号
鯖江市
防犯隊設置条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の
報告は可決であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第40号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第41号
鯖江市長等の給与および
旅費等に関する
条例等の一部改正についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の
報告は可決であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第41号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第42号
市道路線の認定についてを採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の
報告は可決であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第42号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第43号
専決処分の
承認を求めることについて(
平成26年度
鯖江市
一般会計補正予算(第7号))を採決いたします。本案に対する各
常任委員長の
報告は
承認であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第43号は
原案のとおり
承認されました。
次に、
議案第44号
専決処分の
承認を求めることについて(
平成26年度
鯖江市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))を採決いたします。本案に対する
教育民生委員長の
報告は
承認であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第44号は
原案のとおり
承認されました。
次に、
議案第45号
専決処分の
承認を求めることについて(
平成26年度
鯖江市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号))を採決いたします。本案に対する
教育民生委員長の
報告は
承認であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第45号は
原案のとおり
承認されました。
次に、
議案第46号
専決処分の
承認を求めることについて(
平成26年度
鯖江市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号))を採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の
報告は
承認であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第46号は
原案のとおり
承認されました。
次に、
議案第47号
専決処分の
承認を求めることについて(
平成26年度
鯖江市
下水道事業特別会計補正予算(第4号))を採決いたします。本案に対する
産業建設委員長の
報告は
承認であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第47号は
原案のとおり
承認されました。
次に、
議案第48号
専決処分の
承認を求めることについて(
鯖江市
税条例等の一部改正について)を採決いたします。本案に対する
総務委員長の
報告は
承認であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○
議長(末本
幸夫君) 起立多数であります。
よって、
議案第48号は
原案のとおり
承認されました。
次に、
議案第49号
中央中学校耐震補強工事請負契約の締結についてを採決いたします。本案に対する
教育民生委員長の
報告は可決であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第49号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第50号
鯖江公民館改築工事(
建築工事)
請負契約の締結についてを採決いたします。本案に対する
教育民生委員長の
報告は可決であります。委員長
報告のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○
議長(末本
幸夫君)
起立全員であります。
よって、
議案第50号は
原案のとおり可決されました。
まちづくり特別
委員会の
報告を行います。
…………………………………………………………………………………………
△日程第2.総合交通・まちづくり特別
委員会の
報告
○
議長(末本
幸夫君) 日程第2、総合交通・まちづくり特別
委員会の
報告を議題といたします。
総合交通・まちづくり特別委員長の
報告を求めます。
総合交通・まちづくり特別委員長 平岡忠昭君。
〇総合交通・まちづくり特別委員長(平岡忠昭君)登壇
◎総合交通・まちづくり特別委員長(平岡忠昭君) それでは、総合交通・まちづくり特別
委員会の御
報告を申し上げます。
既に皆様御承知のように、来たる7月に実施される
鯖江市議
会議員選挙による改選で、私どもの総合交通・まちづくり特別
委員会は一旦解消いたします。これを踏まえ、去る6月2日、総合交通・まちづくり特別
委員会を開議し、今までの
委員会活動を振り返り、総括を行いました。その結果を
報告させていただきます。
当
委員会は、
平成24年6月の北陸新幹線金沢−敦賀間の
工事着工認可により、新幹線建設
工事が本格的に始まり、
工事が進められていく中で、地元地区の用地対策や環境問題はもとより、並行在来線や福井鉄道の問題、(仮称)南越駅の問題、またコミュニティバスの運行など総合的な交通体系の整備や、それに伴う総合的なまちづくりの課題を専門的に審議する特別
委員会の設置が必要となり、それまで新幹線
事業問題について調査研究を行ってきた、北陸新幹線を考える会を発展的に解消し、新たに専門の特別
委員会として、
平成25年9月
定例会で設置をされました。自来、2年間の短期間ではありましたが、通算11回の
委員会を開催し、活動を続けてまいりました。
主な活動内容でございますが、北陸新幹線
事業関係では、金沢−敦賀間の
工事着工認可に伴い、新幹線
事業の整備進捗状況調査や地元の要望事項の検討など、新幹線
事業の現状課題について
理事者と協議を行い、必要に応じ、
理事者への提案、要望などを行いました。
また、昨年7月には、新幹線開通に伴うまちづくりの影響、効果を調査するため、鹿児島県阿久根市と熊本県水俣市を行政視察いたしました。さらに、同年8月には、北陸新幹線白山総合車両基地および新設の黒部宇奈月温泉駅周辺を中心に、沿線の土地開発の状況調査をするため、行政視察を行いました。また、本年2月には、3月の北陸新幹線金沢開業に伴い、JRが主催した新幹線試乗会において、議員各位にも広く参加を呼びかけ、議員15名の参加をいただきました。
新幹線
事業以外では、
平成25年9月に、福井鉄道株式会社の村田社長を招いて、福武線鉄道
事業再構築
事業経過報告会を企画し、全議員対象に
説明報告会を開催いたしました。
このように、新幹線
事業関係の事案が主だった
委員会活動となりましたが、常に、市民の立場で、市民の目線で
委員会活動に取り組み、
理事者を初め関係機関との意見交換、
情報収集など、一定の効果があったと考えております。
以上、私ども総合交通・まちづくり特別
委員会が、2年をかけて取り組んでまいりました活動内容の要点について申し上げました。
しかしながら、今ほどの
説明のとおり、北陸新幹線の金沢−敦賀間の
工事認可に伴い、地元での中心線測量、設計協議なども開始され、また3年前倒し
事業完成の決定、さらには2年前倒し福井駅先行開業計画など、ともすれば新幹線問題が大きなウエートを占め、福井鉄道問題、コミュニティバス問題、さらには交通を含めた総合的なまちづくり問題にまで、深く協議が進展できなかったことは反省をいたしております。
さて、
鯖江市では、本年度7月より、国から派遣される地方創生統括監を中心に、人口が持続的に増加することを目指して、11月末をめどに、
鯖江版総合戦略「
鯖江市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定されます。また、公共交通のマスタープラン的な位置づけとなる、
鯖江市
地域公共交通網形成計画も今年度中に策定され、さらに
平成28年度には、同計画の具現化を図るため、コミュニティバスの再編を主とした、
鯖江市
地域公共交通再編実施計画も策定される見通しであります。あわせて、土地利用計画の核となる立地適正化計画についても、
鯖江市まち・ひと・しごと創生総合戦略および
鯖江市
地域公共交通網形成計画と連携して、公共交通と一体となったコンパクトなまちづくりを進めるべく、今年度は基礎調査を行い、
平成28年度には本計画が実施される予定であります。
このように、
鯖江市の将来を道づける重要な計画の策定が、本年度から始まります。牧野市長の一般質問の
答弁の中でも、議会に対して計画案を示していただく予定であり、策定段階はもとより、効果検証の段階においても、議会の意見をお聞きになるとの御発言でございました。そして、市と市議会が車の両輪となって計画を推進することが、最も重要であるとの発言もございました。
先ほども申しましたが、本特別
委員会は改選で消滅いたしますが、
鯖江市にとって、地方創生戦略の大きな第一歩が始まる中で、本
委員会の活動は
鯖江市政発展に不可欠なものであり、活動の趣旨を受け継ぎ、さらに総合的なまちづくりを協議する本
委員会の活動を発展、継承していただく、新たな特別
委員会の設置は必要であり、市議会の責務であると考えます。
改めて申し上げますが、まちづくりは、都市整備や公共交通網の整備などインフラ対策だけでなく、福祉、雇用など総合的な計画を構築することが必要であり、総合的なまちづくりについて、
鯖江市民の立場に立ち、市民生活の福祉と利便性の向上を常に念頭において、まちづくりを真剣に検討する特別
委員会が新たに組織されることを、期待しております。
最後になりましたが、2年間にわたりまして、交通問題、まちづくり問題に大いに汗を流していただいた本
委員会の委員に心から御礼を申し上げ、総合交通・まちづくり特別
委員会の総括
報告といたします。
○
議長(末本
幸夫君) ただいまの
報告に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(末本
幸夫君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
…………………………………………………………………………………………
△日程第3.議会改革推進特別
委員会の
報告
○
議長(末本
幸夫君) 日程第3、議会改革推進特別
委員会の
報告を議題といたします。
議会改革推進特別委員長の
報告を求めます。
議会改革推進特別委員長 高田義紀君。
〇議会改革推進特別委員長(高田義紀君)登壇
◎議会改革推進特別委員長(高田義紀君) 議会改革推進特別
委員会から
報告をさせていただきます。
平成23年7月の改選後に発足をいたしました議会改革推進特別
委員会でありますが、前半の2年間、
山崎文男委員長のもと、議会基本条例制定に向け、御尽力をされました。ここに多くの時間を費やし、知恵を絞り、大議論の末、
鯖江市議
会議会基本条例の骨格がつくられました。25年6月議会に上程をされ、可決・制定し、同年8月より運用され、現在に至ります。
制定に当たりまして、ゼロからのスタートでもありましたので、調査、研究または探求心など、条例制定に対する山崎委員長の思いは誰よりも強く、心から敬意を表したいと思います。議員とはこうあるべきだと教えられたようにも感じます。本当にありがとうございました。
25年7月、組織がえが行われ、新しい改革
委員会がスタートいたしました。この間、改革
委員会の議員各位の力強い後押しもあり、議会
報告会を2回3会場で開催できたこと、議場でコンサートを行ったこと、政務活動費使途基準マニュアルを作成、さらには今議会400回記念議会におきまして、眼鏡、漆器、繊維、
鯖江市を代表する三大地場産業の
鯖江ブランドを全国に発信することができたのは、極めて大きな結果だったと思います。
しかし、反省すべき点もございます。
先日開催をされました議会改革推進特別
委員会での議論では、実現しなかったこと、また来期、実現すべきこととして、こんな意見が出されましたので、何点か御紹介をさせていただきます。
三つの
常任委員会を1日1
委員会に開催し、傍聴ができる機会などをふやすべきだということ。休日議会、土日の議会でありますが、その議論がありましたが、議員
全員の合意には至らず残念だったという点。また、特別
委員会の位置づけがあやふやで、決定事項が尊重されなかった点。特別
委員会の位置づけを、もっと明文化すべきだという点。さらには、開かれた議会
報告会の開催に向けて、議会
報告会開催のみの
委員会を設置すべきだという意見が出されました。
さて、審議会への期待でございますが、言論の府としての威厳と誇りを持ち、市民との対話の機会をふやし、議会モニター制度の導入や、中身のある議会
報告会の開催など、市民から信頼される、または政治に最大の関心を持っていただけるように、努めていかなければならないと思います。
ここにおいでになる議員全てが、この町で暮らし、
地域と深いかかわりを持ちながら、
地域の声を議会に、市民の声を議会に、このことは政治を志す者の原点であり、未来永劫不変のことではないでしょうか。一言申し述べておきたいと思います。
最後になりますが、
理事者各位、議員各位には心からの感謝を申し上げ、議会改革推進特別
委員会の
報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(末本
幸夫君) ただいまの
報告に対し、
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(末本
幸夫君) ないようでありますので、
質疑を終結いたします。
以上で、今期
定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
ここで、牧野市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
牧野市長。
〇市長(牧野百男君)登壇
◎市長(牧野百男君) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
去る5月20日に開会されました第400回
鯖江市議会
定例会に御提案申し上げました、
平成27年度
鯖江市
一般会計補正予算案を初め各
議案につきまして、議員各位には、慎重かつ熱心な御審議をいただきまして、妥当な御決議を賜りましたことを、心から厚く御礼申し上げます。
一般質問、あるいは各
常任委員会で御提言をいただきました貴重な御意見等につきましては、その趣旨を真摯に検討させていただき、今後の市政運営に反映をさせていただきます。
さて、議員各位には、
平成23年から4年の任期を務め上げられまして、来月14日には任期満了を迎えられることになりました。この間、人口減少問題や景気の低迷等で
地域社会が混迷を深める中、本市の山積する重要課題に対し、熱心に御指導、御提言をいただきました。特に、
小中学校や市庁舎の耐震化
事業、豊小学校新築
工事、道の駅西山公園の建設、戸口トンネルの供用開始、北陸新幹線延伸問題などに対しまして、暖かい御支援と深い御理解を賜りましたこと、ここに改めまして厚く厚く御礼を申し上げます。
また、議会運営では、初めて市民の皆様に対し議会
報告会を開催されるなど、市民に開かれた議会改革に取り組まれましたこと、さらに、IT
会議室の御提案や、議員
全員がフェイスブックのアカウントを取得するなど、「ITの
まち鯖江」に御賛同をいただくとともに、今回の400回目の
定例会を記念して、
鯖江ブランドをアピールする取組をされましたことに、深く敬意を表するところでございます。
現在、本市では第5次
鯖江市総合計画の計画期間を2年間延長いたし、「若者が住みたくなる・住み続けたくなるまちづくり」に向け、市民と行政が一体となったまちづくりを推進するとともに、人口減少問題に、より強い決意で対応するべく、
鯖江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定作業に入っております。
来たる来月5日には市議
会議員選挙が実施されますが、議員各位の御健闘をお祈りいたしますとともに、これら人口減少問題への対応や、市民主役のまちづくりの推進に向けて、さらなる御尽力を賜りますことをお願い申し上げる次第でございます。
終わりに当たりまして、皆様方の御健勝と御多幸を、衷心よりお祈り申し上げまして、一言御礼の御挨拶にかえさせていただきます。本当にありがとうございました。
○
議長(末本
幸夫君) 第400回
定例会の閉会に当たりまして、議会を代表し、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま牧野市長から、私ども議員に対しまして、まことに御丁重なる御挨拶を賜りまして、本当にありがとうございます。
5月21日から24日間の会期で開催されました任期最後の本6月
定例会も、議員各位ならびに
理事者の皆様の御協力によりまして、全て議了いたしましたこと、心から厚く御礼を申し上げるところでございます。
さて、
平成24年12月の衆議院選挙により政権交代が行われ、新たに発足した安倍新内閣は、デフレ不況の脱却、新たな雇用の創出を目的に、アベノミクスといわれる大胆な経済再生政策を開始し、円安が進み、株価も上昇ぎみとなりました。しかしながら、その効果、恩恵は、大都市や一部の大企業にとまっており、原油や原材料、さらに電気代などの値上がりで、一般
消費者や中小零細企業、さらには地方都市にとっては、依然として先行きの不安な状態でございます。
また、東日本大震災からの復興も、まだまだ進んでいるとは言えず、さらには、年金や雇用などの社会福祉問題、農業問題、国防、防災問題などは、依然としてはっきりした解決のめどが立っておりません。このような状況の中、昨年12月に新たに編成された第二次安倍内閣は、地方創生と人口減少問題を最重要課題と位置づけ、各自治体に、人口減少克服と地方創生を合わせて行い、将来にわたって活力ある日本社会の維持を目的に、まち・ひと・しごと創生の新たな政策を打ち出しました。本市は、いち早く国の情勢を収集し、他の市町に先行して、政策経営部に地方創生戦略室を組織し、国の地方創生人材支援制度を活用した国家公務員の派遣要請や、
鯖江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定の作業の開始など、積極的に地方創生に取り組んでおられますことは、まことに心強く、市民にかわって、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
本市議会は、4年間を振り返りますと、まず、議会基本条例の制定がございます。これは、議会等改革特別
委員会が中心となり、
平成25年6月に、市民に開かれた議会、市民と協働する議会、市民にとって、より身近で頼りがいのある議会を目指して、議員が議会活動に真剣に取り組んでいく基本姿勢を示した、
鯖江市議会基本条例を制定いたしました。条例は同年8月から施行され、議会改革推進のために、新たに議会改革推進特別
委員会を設置し、条例に定めた活動項目を実践してまいりました。先ほど
委員会の
報告にもございましたが、市民に開かれた議会改革活動の一環として、
平成26年2月および10月に議会
報告会を開催し、市民の皆様方に議会の活動の一端を
報告させていただきました。
さらに、今回の
定例会は第400回というメモリアル
定例会であり、これを記念して、
鯖江市の三大地場産業である漆器、繊維、眼鏡のPRを兼ねた記念行事を、皆様方の御協力のもと、挙行させていただきました。
最後に、不肖、私、
議長という要職を2年務めさせていただきました。何分未熟者であり、
理事者を初め議員各位には、御期待に十分添えなかったことを、深くおわびを申し上げます。そして、きょうまで皆様方から賜りました御厚情、御指導、御支援に、心から厚く御礼を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。皆さん、どうもありがとうございました。
◎
議会事務局長(高尾副次君) それでは、議場にお集まりの
全員方の御起立をお願いいたします。
姿勢を正してください。
一同、礼。
どうも御協力ありがとうございました。
○
議長(末本
幸夫君) これをもちまして、第400回の
定例会を終了いたします。御苦労さまでした。
閉会 午前11時04分...