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平成24年12月第389回定例会−12月21日-04号

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  1. 鯖江市議会 2012-12-21
    平成24年12月第389回定例会−12月21日-04号


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    平成24年12月第389回定例会−12月21日-04号平成24年12月第389回定例会  第389回鯖江市議会定例会会議録    …………………………………………………………………………………………          平成24年12月21日(金曜日)午前10時00分開議    …………………………………………………………………………………………    〇出席議員(20人)              1番  福 原 敏 弘                           2番  佐々木 一 弥                           3番  山 本 敏 雄                           4番  佐々木 勝 久                           5番  帰 山 明 朗                           6番  林   太 樹                           7番  小 竹 法 夫                           8番  遠 藤   隆                           9番  石 川   修                           10番  奥 村 義 則                           11番  高 田 義 紀                           12番  丹 尾 廣 樹                           13番  木 村 愛 子                           14番  平 岡 忠 昭
                              15番  末 本 幸 夫                           16番  山 崎 文 男                           17番  水 津 達 夫                           18番  蓑 輪   昇                           19番  玉 邑 哲 雄                           20番  菅 原 義 信    …………………………………………………………………………………………    〇欠席議員(0人)    …………………………………………………………………………………………    〇説明のため出席したもの  市長           牧 野 百 男                  副市長          池 田 達 昭                  教育長          藤 原 宣 章                  総務部長         千 秋 冨 秀                  政策経営部長        宇 野 徳 行                  健康福祉部長       加 藤 泰 雄                  産業環境部長       辻 本   正                  都市整備部長       田 中 憲 男                  会計管理者        窪 田 育 男                  教育委員会事務部長    酒 井   誠    …………………………………………………………………………………………    〇説明補助者として出席したもの                  総務部危機管理監     加 藤 重 光                  総務課長         伊 部 雅 俊                  秘書広報課長       斉 藤 幸 治                  政策経営部情報統括監   牧 田 泰 一                  企画財政課長       友 永 英 宣                  社会福祉課長       東 井 忠 義                  産業環境部次長      水 島 秀 夫                  商工政策課長       中 村 修 一                  都市整備部次長      川 上 義 秀                  道路河川課長       三 谷   清                  教育政策課長       辻 川 哲 也                  監査委員事務局長     田 中 一 男    …………………………………………………………………………………………    〇職務のため出席したもの  議会事務局長       棚 池 義 治                  議会事務局次長      八 田   宏                  議会事務局参事      山 口 達 哉                  議会事務局次長補佐    笠 嶋 忠 輝    …………………………………………………………………………………………                開議 午前10時00分 ○議長(平岡忠昭君) 皆さん、おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。  議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について委員長から報告を求めます。  議会運営委員長 小竹法夫君。            〇議会運営委員長小竹法夫君)登壇 ◎議会運営委員長小竹法夫君) おはようございます。  本日、議会運営委員会を開催いたしましたので、審査の結果につきまして御報告を申し上げます。  本日は、任期満了に伴う固定資産評価審査委員会委員の選任についての人事案件議案理事者より提案され、本日の日程に追加することで意見の一致を見たところであります。  本委員会決定どおり議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして、御報告とさせていただきます。    ………………………………………………………………………………………… △日程第1.請願・陳情の審査結果 ○議長(平岡忠昭君) 日程第1、請願・陳情の審査結果を行います。  最初に、教育民生委員会に付託をいたしました請願1件について、委員長から委員会審査結果について報告を求めます。  教育民生委員長 帰山明朗君。            〇教育民生委員長帰山明朗君)登壇 ◎教育民生委員長帰山明朗君) 教育民生委員会に付託を受けました請願について、12月14日に行いました審査の主な概要および結果について御報告を申し上げます。  請願第4号 生活保護基準引き下げはしないことなどを求める意見書の提出についてでございますが、生活保護基準引き下げは被保護者の健康で文化的な最低限度の生活を脅かし、最低賃金や年金、就学の援助など各種制度の切り下げにつながるというこの請願の趣旨には賛同するという意見や、そして、保護費最低賃金を上回ることがあるのであれば基準を引き下げていくことも仕方がない、納税者から見れば、医療費も負担することがなく、決してこの保護費が少ないとは思えないという意見もありました。また現在、国の借金が1,000兆円を超え、社会保障費も伸びている中で、早く手を打たないといけないところにきている状況であり、請願者の思いは一部理解できるところではあるがこの請願は認められないとの意見も出されました。  以上のような審査の経過を踏まえまして、採決を行いました結果、賛成多数により不採択とすべきものと決しました。  以上で、教育民生委員会に付託を受けました請願についての報告といたします。 ○議長(平岡忠昭君) 次に、総務委員会に付託いたしました陳情1件について、委員長から委員会審査結果について報告を求めます。  総務委員長 林 太樹君。             〇総務委員長(林 太樹君)登壇 ◎総務委員長林太樹君) 総務委員会に付託を受けました陳情1件、陳情第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について、12月13日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  2013年度予算において、震災復興対策費は国で確保し、地方財源の充実・強化を図るため、地方交付税の充実などの対策を図るべきという、地方自治体への安定した財源の確保など、陳情者の趣旨には賛同できるとの意見で一致を見ました。一方で、衆議院議員総選挙が執行され、政権を担う政党がどうなるのか、国政が混沌としている状況で、消費税の取り扱いなど国の方針が不透明である状況下において、意見書提出先である国・政府に果たして意味があるのか、国政が落ちついた時期に意見書を提出してもいいのではないかといった意見が出されました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、賛成多数により趣旨採択すべきものと決しました。  以上で、総務委員会に付託を受けました陳情1件についての報告といたします。 ○議長(平岡忠昭君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  20番 菅原義信君。               〇20番(菅原義信君)登壇 ◆20番(菅原義信君) ただいま教育民生委員長から報告がありました、生活保護基準引き下げはしないことなどを求める意見書の提出について、この請願に対しまして、委員会の採決は不採択という結果でありました。これ対して、反対の立場から意見を述べたいというぐあいに思います。  今の報告の中にもありましたけれども、生活保護制度というのは、憲法第25条におきます国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると、この条項に根拠を持っているわけであります。そして、この条項の実質を制度として保障するものであります。しかし今日、長引く不況と、もう一つは国家財政の危機の中におきまして、社会保障と税の一体改革というものが行われてきているわけであります。そうした中におきまして、この生活保護制度というものが一つの大きなターゲットとなっているわけであります。そしてまた、こうした生活保護制度を攻撃するような多くの論調というものが、今、喧伝をされております。例えば、不正受給者がたくさんいるのではないかとか、あるいは生活保護者としてはふさわしくないような生活がなされているのではないかと、こうしたことが盛んに言われているわけであります。こうした中におきまして、生活保護制度というものを実質的には非常に脆弱なもの、貧弱なものにしていこうと、こうしたことが今日なされようとしているわけであります。  しかし、先ほどの報告の中にもありましたけれども、生活保護基準というものが、ほかのさまざまな国民生活にとりましての基準のもとになっているわけであります。例えば、就学援助制度でありますとか、あるいは国民健康保険、あるいは介護保険制度、こうしたものの一つの一定の基準になっているわけであります。生活保護制度最低基準というものを引き下げるということは、国民全体に対しても少なからぬ影響を及ぼすものと考えられておるわけであります。  そして今、日本の生活保護制度の問題といたしましては、今日、受給者の数は随分ふえていると、200万人を超えたということが言われておりますけれども、しかし、世界の趨勢から見るのならば、その捕捉率、つまり生活保護を当然受ける程度の収入、所得しかない者のうち、生活保護制度を実際に利用している方々は2割から3割程度にとどまっているということが言われているわけであります。もともと、そうした捕捉率の低い制度の中で、それを攻撃の対象としているということに対しては、やはり今日の国家財政を理由とした意図的な、国民への諸権利を削減をしていこうというものが、大いに絡んでいると言わざるを得ないところであります。  したがって、請願の趣旨にありますとおり、生活保護の基準の引き下げをしないこと、あるいは老齢加算を復活すること、そしてまた、全額生活保護国庫負担の割合を75%から全額国庫負担制度に戻すこと、こうしたことに対しては、何としても実行されるべきだということを強く申し上げておきたいというぐあいに思います。  したがって、採択されるべきだということを申し上げまして、私の意見とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(平岡忠昭君) ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  請願第4号 生活保護基準引き下げはしないことなどを求める意見書の提出についてを採決いたします。  教育民生委員長の報告は不採択であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(平岡忠昭君) 起立多数であります。  よって、請願第4号は不採択と決しました。  次に、陳情第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを採決いたします。  総務委員長の報告は趣旨採択であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(平岡忠昭君) 起立多数であります。  よって、陳情第2号は趣旨採択と決しました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第2.議案審査結果 ○議長(平岡忠昭君) 日程第2、議案審査結果を行います。
     先般、所管の委員会に付託いたしました議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算(第4号)ほか13件を議題とし、各常任委員会審査の結果について報告を求めます。  最初に、総務委員長の報告を求めます。  総務委員長 林 太樹君。             〇総務委員長(林 太樹君)登壇 ◎総務委員長林太樹君) 総務委員会に付託を受けました議案6件について、12月13日に行った審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  初めに、議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算(第4号)中、第1表歳入歳出予算補正歳入全般、歳出、款1議会費、款2総務費、第3表地方債補正については、歳入面では、国や県の補助金の確定に伴うものおよび主要事業見込み額の増を伴う補正であり、歳出面では、4月の人事異動による人件費補正、また退職手当については早期退職者1名分の増額および今回の退職手当条例の改正による減額、そして市長選挙が無投票になったことによる減額などが主な補正内容であるとの説明を了とし、特段申し上げる質疑はありませんでした。  次に、議案第61号 鯖江空き家等適正管理に関する条例の制定についてでありますが、この条例実態調査立入調査を実施するとしているが、これは法的に可能か。また代執行で空き家を撤去した場合、その費用はどうやって徴収するのか。税金と同様な徴収が可能なのかとの質疑に対し、この条例を規定することで調査を法的に実行できることとなり、その調査を踏まえた上で助言・指導・勧告、さらには命令といった一連の事務処理が実行できるようにするものである。また、命令に従わない場合は所有者の住所・氏名を公表でき、さらに放置することで著しく公益に反すると認められる場合は行政代執行による撤去・解体などができると規定し、その代執行に要した費用は税金と同様に徴収することが可能であるとの答弁でありました。  この条例は、他市の条例などと比べ、鯖江市独自の特徴はあるのかとの質疑に対し、今回の条例については、他市の条例と同様に、適正に管理されていない空き家に対し、その所有者等適正管理を促すことを目的に市が行う阻止等について規定したものであり、市独自の特色を出した部分は特にないとの答弁でありました。  また、この条例の提案に際して、これまでの議会本会議等における一般質問等で、各議員からさまざまな視点で空き家適正管理、さらには空き家有効活用といった質問がなされたが、今までの議員の質問や提案などを考慮した上での提案であったのかとの質疑に対し、今回の条例は、平成23年度に行った調査において、市内には500戸を超える空き家があり、そのうち出入り口から簡単に出入りできるものや、空き家の周辺に可燃物などがあり、消防法上または防犯上このまま放置しておくことは好ましくない空き家が31棟存在することから、それらの空き家の適正な管理を所有者に促すことを目的に、従来より空き家対策に関係する3課、防災危機管理課環境課建築営繕室鯖江丹生消防組合で組織する連絡会の中で、他市の状況などを調査・研究した結果、提案するものであるとの答弁でありました。また、この条例のように市民に直接義務を課すことになる条例などの提案に際しては、議会に対し事前に詳細な説明や相談があってしかるべきとの意見が出されました。  次に、議案第62号 鯖江一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、県の人事院勧告を考慮し、50歳台後半層における給与水準の上昇を抑制するため、原則55歳を超える職員の給与を昇給停止するとの説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案第63号 鯖江市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてでありますが、他市も同様の内容で同様の提案がされているのか、その状況はとの質疑に対し、今、12月議会で当初から提案されているのは鯖江市のみであるとの答弁でありました。条例の施行に当たっては、他市と状況を見て足並みをそろえるつもりはあるのかとの質疑に対し、条例の適用に当たっては当然他市と足並みをそろえたい。鯖江市において、職員は少数精鋭で事務を執行している中で、職員の意欲をそぐことになるのではないかとの質疑に対し、人事院の調査結果に基づき、国家公務員については既に減額することが決まり、本市ではこれまで国に準じた対応をしていることから、今回の提案としたとの答弁でありました。  次に、議案第68号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度鯖江一般会計補正予算(第3号))についてでありますが、これは、このたびの衆議院総選挙および最高裁判所裁判官国民審査の執行に伴う予算を専決したものとの説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  最後に、議案第69号 専決処分の承認を求めることについて(鯖江市長等の給与および旅費等に関する条例特例条例の一部改正について)でありますが、引き続き市長の在任期間中の給与を5%減額したものとの説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような結果を踏まえ、採決いたしました結果、議案第56号、議案第61号、議案第62号、議案第63号、議案第68号および議案第69号、いずれの議案も全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(平岡忠昭君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長 佐々木勝久君。            〇産業建設委員長佐々木勝久君)登壇 ◎産業建設委員長佐々木勝久君) 産業建設委員会に付託を受けました議案4件について、12月13日に行った審査の主な概要ならびに結果について御報告を申し上げます。  最初に、議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算(第4号)中、第1表歳入歳出予算補正、歳出、款4衛生費、款5労働費、款6農林水産業費、款7商工費、款8土木費、第2表債務負担行為補正についてでございますが、まず款6農林水産業費のラポーゼかわだ費について、屋根の改修について、平成22年度にも多額の予算をかけて屋根を工事しているが、今回は別の場所なのか。また別の場所であったとしても、1〜2年で大規模な改修が必要になるとは無計画なのではないかとの質疑があり、これに対して、今回の補修箇所は、平成22年度にはまだ使用できると判断し、使えるところは使っていきたいという思いから補修を見送った別の屋根である。しかし、今回傷みが進んだことから、施設を長寿命化するために新たに改修をお願いするものである。また、今後は使用しない箇所については廃棄も検討していきたいとの答弁がございました。さらに、塗装しても2、3年でまだ塗り直しが必要になるのではとの質疑があり、これに対して、塗装後10年以上は維持させたいと考え、質の高い塗装が可能な適期での施工を図るために、この時期に補正をお願いすることとなった。また、腐食が進んだ屋根については塗装では補修効果が低いために、ふきかえなどで対処したいと考えているとの答弁がございました。  次に、第2表債務負担行為補正について、コミバスジャンボタクシーについて、1台800万円を限度に契約するとのことだが、高額ではないか。また多額の予算をかけて十分な利用者はあるのかとの質疑があり、これに対して、市で購入した6台の低床バス運行経費に対し、ジャンボタクシーは業者の所有する車両の使用を含めた契約となっており、単純な経費の比較は難しい。利用者については、10人乗りのジャンボタクシーは道幅の狭い路線をきめ細かく運行するという目的と性質から、大量輸送可能な低床バスとはそもそも定員が違い、利用者も少ない。しかし、そんな中でも鯖江南線新横江線については、これまでより利用者は増加の傾向にあるとの答弁がありました。  関連をいたしまして、地元の要望により、ことし路線を追加したコミバス歴史の道線について、利用の状況はとの質疑があり、これに対して、調査したところ、ことし前半の利用状況は十分でなかったため、関係区長さんと改善策を話し合い、利用案内を全戸配布するなどの取り組みをしたが、利用者数は余り伸びていない状況であるとの答弁がありました。これを受けて、歴史の道線を追加する際の審議において、周辺の強い要望があるため路線を追加したいのだが、試験的に運行した結果、利用が少なければ数年で廃止を検討することもあるとの説明があったが、その判断の時期はとの質疑があり、これに対して、歴史の道線は新横江線鯖江南線の空き時間帯に運行をしているため、利用しにくいことも考えられる。しかし、このような現状の中、一度乗っていただき、よさを生かしていただけるよう、区長の皆さんとも利用促進啓発に取り組んでいることから、来年度は、利用状況を見て、利用者が増加しないようであれば、再来年度には具体的な対応について地域の皆さんと検討していきたいとの答弁がございました。  次に、議案第59号 平成24年度鯖江総合開発事業特別会計補正予算(第1号)について、西山公園道の駅の用地を取得するとのことだが、今回の用地取得予定はとの質疑があり、これに対して、道の駅の事業予定地用地買収は、国道として認定予定の部分については完了するとの答弁がありました。さらに、土地の所有や建物の維持管理はどうなるのかとの質疑があり、これに対して、駐車場休憩所・トイレについては県の施設となるが、土地については、公園区域でもあることや県の工事施工の条件であることなどから、市が購入し、国道417号の道路区域として無償で県に貸すこととなる。また、市は県と管理協定を結び、通常の維持管理は市が、大規模な修繕については所有者である県が行う予定であるとの答弁がございました。  次に、議案第60号 平成24年度鯖江下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第67号 市道路線の認定および廃止について、これら議案2件については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第56号、議案第59号、議案第60号、議案第67号は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(平岡忠昭君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。  教育民生委員長 帰山明朗君。            〇教育民生委員長帰山明朗君)登壇 ◎教育民生委員長帰山明朗君) 教育民生委員会に付託を受けました議案6件について、12月13日、14日の両日にまたいで行いました審査の主な概要および結果について御報告を申し上げます。  最初に、議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算(第4号)中、第1表歳入歳出予算補正、歳出、款3民生費、款4衛生費、款10教育費についてです。  まず、民生費の障がい者福祉費についてでありますが、理事者より、これはホームヘルプサービス事業、児童デイサービス等事業、ショートステイサービス事業、施設生活支援事業、グループホーム等支援事業について、前年度比約17.1%の伸びを見込み、2億3,100万円を追加するものである。この増加の主な要因は、新体系移行に伴う利用者の増加、報酬改定、県からの事務委譲に伴うものであるとの説明がありました。これに対し、委員からは、利用者が増加している理由は何かとの質疑がなされ、理事者からは、知的障がい者や精神障がい者が増加していること、また在宅サービスを中心にしていくという国の方針もあり、この在宅サービスが伸びる傾向にある。さらに、報酬体系が変わり、昼の部と夜の部でそれぞれ算定されることとなったことによるとの答弁がありました。また委員からは、利用者が増加しているとのことであるが、その受け皿となる施設はこの増加分を受け入れることが可能なのかとの質疑があり、理事者からは、国は入所サービスをできるだけ抑え、逆にグループホームなど在宅サービスを推進している。障がい福祉計画でも、サービスの必要量を見込みながら施設整備を図ることにしており、その整備を県に対して要望しているとの答弁がありました。  続きまして、多機能型健康福祉施設整備費についてですが、これは神明苑の工事を行うことであるため、今回同時に提案されておりました議案第66号 鯖江市多機能型健康福祉施設神明苑における指定管理者の指定についてとの関連も非常に深いため、あわせて審査を行いました。まず理事者からは、この工事の概要については、神明苑にサウナを設置するとともに、耐震性に問題のある高架水槽の撤去および改修と老朽化した給水設備の改修を行うものである。また、指定管理者の指定については、現在の指定管理者である社会福祉法人福授園の指定期間が平成25年3月31日に終了するため、指定管理者の募集を行ったところ、現在の指定管理者である社会福祉法人福授園のみの応募であった。その後、選定委員会において選定基準に従い審査を行ったところ、適切であると判断をしたため、同法人を平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間、再度指定管理者にしようとするものであるとの説明がなされました。これに対しまして委員からは、耐震性や老朽化の問題で給水設備などについての改修を行うことは理解できるが、今議会、来年度からの国民健康保険税の税率改正もあり、市民にさらなる負担をお願いする議案も提出されている。そうした中、この多額の費用をかけてのサウナ設置については必要であるのかとの質疑がなされ、理事者からは、神明苑はもともと社会保険庁が設置し、財団法人厚生年金事業振興団が運営をしていた。そして、年金改革の一環として年金・健康保険福祉施設整理機構の財産となったものを、平成19年に市が取得してきた経緯がある。その当時から、地元よりはサウナ設置などを含めた温泉施設の整備・拡充への要望が多くなされていたこと、また利用者からのアンケートにおいてもサウナ設置の要望が多くあることから、指定管理者からも継続して同様の要望が出ていたこと、そうしたことからも、この整備は施設利用者の満足度向上と利用者数の拡大に寄与するものであると考えるとともに、市民の健康増進が図られることで医療費の削減の一助ともなると考えているとの答弁がなされました。  また委員からは、厳しい自治体の財政事情の中、我慢や負担を市民にお願いすることが多い中、今回は補助事業でなく市単独の予算で行うこのサウナ設置事業が、今すぐに行うべきものとは思われないが、なぜ今であるのかとの質疑も出されました。これに対し理事者からは、当市昨年の当初予算において基本設計を計上し、その後、まちづくり交付金などの補助事業を活用できないか探していた。しかしながら、何も該当する補助メニューはないことが判明したものである。そして、給水設備に関しては、老朽化・耐震性の問題でもう待てない状況になってきている。そこで、かねてから要望のあったサウナ設置に関しましても、あわせて施工を行うことにより工事費用の削減にもつながるということ、また春先は他の時期に比べ宿泊客が少なく、工事による影響を最小限にできると考えられること、また年度がわりに合わせた従業員の雇用の関係もあり、今回の補正予算に計上したものであるとの答弁がありました。  また委員からは、神明苑は高齢者の利用も多く、サウナや水風呂などが設置されることについての事故なども懸念されるが、そうした場合の補償については指定管理者が行うのか、それとも市が行うのかとの質疑も出されました。これに対し理事者からは、指定管理に係る協定書の中のリスク分担表において、運営上の事故などでもたらされた利用者からの損害賠償については指定管理者の責任としている。また、市の管理施設の中で同じようにサウナを設置しているラポーゼかわだと市民ホールつつじにおいても、賠償責任については同じ規定となっていることがある。なお、指定管理者との契約である基本協定を締結する中で、このリスク分担については非常に重要なものであると市は考えているとの答弁がなされました。これに対し委員からは、このリスク分担については指定管理者とも確認をしているのかとの質疑があり、理事者からは、当初の指定管理のときからこのようなリスク分担を行っており、今回サウナを設置することによる事故の可能性については、以前から十分に協議をしており、万が一事故が発生した場合には指定管理者にその責任があるということは常々伝えているとの答弁がありました。  また委員の多くからは、今回の施設整備が市民サービスの向上および鯖江市の目指す健康福祉のまちづくりのより一層の推進のために寄与できるものとなるよう強く求めるとともに、今後の施設管理運営について指定管理者と市が十分に協議を行い、利用の促進を図り、また安心・安全に一層の留意をしての管理運営を行うことを重ねて求めていくとの意見が多く出されました。  その他の民生費、衛生費、教育費につきましては、理事者の説明を了といたしまして、特段申し上げる質疑はございませんでした。  次に、議案第57号 平成24年度鯖江国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてですが、この件につきましては、議案第64号 鯖江市税条例の一部改正についてと関連が深いため、両議案をあわせて審査を行いました。  まず理事者からは、今回の税条例の改正については、平成25年の4月から国民健康保険税の税率を改正するもので、基礎賦課額・後期高齢者支援金等賦課金・介護納付金賦課額をあわせて、年間で所得割を1.3%増の9.6%に、資産割を6.0%増の28%に、均等割を6,000円増の40,800円に、平等割を400円増の32,800円にするものである。そして、被保険者の標準世帯を夫婦2人世帯で所得110万円、固定資産税7万円と想定した場合、対前年度比10.4%増の年間22,500円増額するとの説明がありました。             (「資産割は減」と呼ぶ者あり) ◎教育民生委員長帰山明朗君) 失礼いたしました、訂正いたします。資産割につきましては6.0%減の28.0%にするものであります。訂正いたします、失礼いたしました。  これに対し委員からは、この件について、国民健康保険運営協議会が行った今回の税率改正の答申とその諮問の際に、当初理事者からの提案した内容とが違っていたとのことだが、どのような点が違っていたのかとの質疑があり、理事者からは、諮問に際して、当初事務局案として示した内容は複数年の運用を見込んだ税率であり、標準世帯で計算すると今回の税額より10,900円高いものであった。それが、国民健康保険運営協議会での審議の結果、税率については1年ごとに毎年の決算に応じた改正をすることとし、税額も当初事務局より提案した額より低く抑えることともなったとの答弁がありました。  また委員からは、本年度は国保会計の基金5,500万円の繰り入れをし、基金残高はほとんど底をついており、赤字補填として今回の補正で一般会計から8,000万円の繰り入れを行おうとしている状況で、今後の見通しはとの質疑があり、これに対し理事者からは、非常に難しい状況である。加入者の高齢化、そして医療技術の高度化、検査日数の増加などにより、1人当たりの医療費が年間で30万円の時代になっており、今後の医療費の伸びや診療報酬改定の行方など不確定な要素も多くあるが、国など多方面から情報を収集し、医療費の伸びなども把握していき、今後の動きを見きわめていくよう努めていきたいとの答弁がなされました。  また委員からは、国民健康保険税の引き上げについては限界にきていると考える。今回の補正で初めて一般会計から赤字補填をしたが、今後も一般会計からの繰り入れを続け、基金積み立てを同時に行うことで税率を引き上げずに済むようにする必要があると考えるが、これについてはどのように考えるかとの質疑があり、これに対し理事者からは、まずは日ごろからの健康づくりにより医療に余りかからないようにすることや、重複受診など過剰な医療の削減についてのPRを行うことなどを通じて、医療費の伸びを抑えていくことが必要である。そのほか、医療費の増大につながる成人病が増加している状況であり、さらに特定健診に力を入れる必要がある。この特定健診の制度は5年を経過し、蓄積されたデータの活用が予定され、今後そのデータを分析して一層の医療費削減の対策を行っていく。まずはそうした取り組みを推し進めていくことで、保険財政の改善を目指していきたいとの答弁がなされました。  次に、議案第58号 平成24年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  次に、議案第65号 鯖江市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてですが、児童扶養手当法施行令の一部改正に伴い、母子家庭等医療費の助成にかかる対象者の範囲を拡大するものであるとの理事者の説明を了といたしまして、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ、採決を行いました結果、議案第56号および議案第64号の2件は、いずれも賛成多数により、また議案第57号、議案第58号、議案第65号および議案第66号の4件につきましては、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、教育民生委員会の報告といたします。 ○議長(平岡忠昭君) ただいまの各常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  20番 菅原義信君。               〇20番(菅原義信君)登壇 ◆20番(菅原義信君) ただいま各常任委員長の報告のあった中で、議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算(第4号)ならびに、それとの関連でありますけれども、議案第62号 鯖江一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、次に第63号鯖江市職員の退職手当に関する条例の一部改正について、そしてまた第64号 鯖江市税条例の一部改正について、これについて反対の立場から意見を述べ、討論に参加したいというぐあいに思います。  この第62号につきましては、第56号に関連をした議案だというぐあいに思います。要は地方公務員の人件費について削減をしていこうと、こういう条例改正であります。さきに、国家公務員については給与引き下げということが行われてきておりますけれども、それに並んで地方公務員についても削減をしていこうということであります。  今日、長引く不況の中におきまして、デフレスパイラルという現象が起こっているわけであります。今回の選挙によって自民党が大勝をし、その総裁となった安倍氏などは、一層の金融緩和をして、そしてデフレからインフレにしていくんだと、こういう方向性を出しております。  しかし、その際にも一つの心配事として言われておりますけれども、今日の人件費が上がらないもとでもってインフレ現象を起こすということは、一層の生活苦をもたらし、不況を長引かせる原因をつくるのではないかと、こうしたことが言われているわけであります。今日の不況の原因というものは、今日までも私、何回か言ってきましたけれども、何といっても人件費が上がらない、給与は削減される、したがって消費に回せる所得というものが随分減ってきた、したがって安いものしか買えないと、こういう国民生活の実態にあるわけであります。そうした現象というものを、この公務員の給与削減というものは一層甚だしいものにしていくことにならざるを得ないものだと思うわけであります。そしてまた、公務分野におきますこうした人件費の削減というものが、民間企業におきます人件費削減へとまた連動していくわけであります。そうしたことが一層抜け道のない不況を長引かせていく、そうした大きな原因の一つにならざるを得ないということを申し上げておきたいというぐあいに思います。  退職金の問題でありますけれども、退職金を漸減をしていこうと、こうした条例改正でありますけれども、退職金というものが、そもそも賃金の後払いという性格を強く持つものであります。したがって、こうした点での影響というものも、少なからず、大きなものがあるということを申し上げておきたいというぐあいに思います。  議案第64号 鯖江市税条例の一部改正についてでありますけれども、国民健康保険税の税率改定であります。これについては、先ほど教育民生常任委員長が報告の中で触れられておられました。この国民健康保険の財政状況を見てみますと、前々からこうした赤字財政へ転落するというその可能性、おそれというものはあったわけであります。したがって、もっと早く手を打つべきであったというのが、私の率直な感想であります。  先ほどの報告の中にもありましたとおり、一般会計の中から恒常的に国保会計への繰り入れを行っていく、こうした措置をとるべきだということを強く申し上げておきたいというぐあいに思います。他の自治体の中におきましては、こうした措置が随分広範なところでもって既に行われているわけであります。鯖江市もそうした措置をとり、そして市民負担をふやさない、こうした財政運営というものが必要だということを申し上げて、私の反対の意見とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(平岡忠昭君) ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本案に対する各常任委員長の報告はいずれも可決であります。  各常任委員長報告のとおり賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(平岡忠昭君) 起立多数であります。  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号 平成24年度鯖江国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号 平成24年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号 平成24年度鯖江総合開発事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号 平成24年度鯖江下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号 鯖江空き家等適正管理に関する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員)
    ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号 鯖江一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(平岡忠昭君) 起立多数であります。  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号 鯖江市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(平岡忠昭君) 起立多数であります。  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号 鯖江市税条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(平岡忠昭君) 起立多数であります。  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号 鯖江市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号 鯖江市多機能型健康福祉施設神明苑における指定管理者の指定についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号 市道路線の認定および廃止についてを採決いたします。  本案に対する産業建設委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度鯖江一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は承認であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第68号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第69号 専決処分の承認を求めることについて(鯖江市長等の給与および旅費等に関する条例特例条例の一部改正について)を採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は承認であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(平岡忠昭君) 起立全員であります。  よって、議案第69号は原案のとおり承認されました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第3.議案第70号 鯖江固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(平岡忠昭君) 日程第3、議案第70号 鯖江固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  理事者の提案理由の説明を求めます。  牧野市長。               〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) それでは、ただいま追加御提案いたしました議案につきまして御説明申し上げます。議案第70号 鯖江固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございます。  鯖江固定資産評価審査委員会委員の細田逸子氏が平成24年12月25日をもって任期満了となりますので、同氏の後任として高田靖子氏を選任しようとするものでございます。  高田靖子氏は人格・識見ともにすぐれた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上、追加御提案いたしました議案について御説明を申し上げました。何とぞ慎重に御審議くださいまして、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平岡忠昭君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております議案第70号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第70号は委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第70号 鯖江固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平岡忠昭君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第70号は原案のとおり同意することに決しました。    ………………………………………………………………………………………… ○議長(平岡忠昭君) 以上で、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしましたが、ここで牧野市長から発言を求められておりますので、許可をいたします。  牧野市長。               〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) 発言のお許しをいただきましたので、ここで議員各位に御報告を申し上げます。  まず、今ほどは、議案第56号 平成24年度鯖江一般会計補正予算を初めとする15議案に対しまして、妥当な御決議を賜りまして厚くお礼を申し上げます。  さて、このたび藤原教育長には、12月23日をもちまして任期満了となり、退任されることになりました。藤原氏には、平成20年12月に9代目教育長に就任され、今日までの4年間、教育行政の名かじ取り役として卓越した行政手腕を発揮されました。特に、老朽化した豊小学校の改築工事を初め、小中学校の耐震化工事を進められるなど、子どもたちの安全・安心な教育環境の整備に努められるとともに、県内最初の公立認定こども園であるゆたかこども園の開園や鯖江市美術展の開催、まなべの館のリニューアル、鯖江市スポーツ振興計画の改訂、さらには地域住民の皆さんと一体となっての公民館合宿通学事業や産業教育の実施、食育事業を推進するなど、地域に根差した教育・文化・スポーツの推進確立に多大なお骨折りをいただき、本市教育行政の発展に大きく寄与されました。ここに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。  今、学校教育現場は、ゆとり教育の反省から新しい学習指導要領が取り入れられるなど、変革の時代を迎えております。また、平成30年の福井国体開催を控え、本来であれば引き続き教育長の立場で、その卓越した行動力と冷静な判断力、そしてこれまでの豊富な御経験を生かしていただき、地域・学校・家庭および教育委員会の4者が連携強化を図りながら、子どもたちの健全育成や生涯学習の推進など、教育行政諸施策の推進に御尽力を賜りたいと考えておりました。今回の退任は、私にとりまして断腸の思いであります。今後は、鯖江市民のお一人として、本市発展のために引き続き愛情ある御助言を賜りますようお願い申し上げますとともに、今後とも御健康で御自愛をいただきますことを御祈念申し上げます。  なお、藤原氏の後任の教育委員会委員の任命につきましては、後任の選任が決まり次第御提案申し上げますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。  以上、ここに議員各位への御報告とさせていただきます。 ○議長(平岡忠昭君) 教育長 藤原宣章君から退任の挨拶の申し出がありますので、許可いたします。  藤原教育長。              〇教育長(藤原宣章君)登壇 ◎教育長(藤原宣章君) 4年の任期を終えるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げたいというふうに思います。  先ほどは、市長から身に余るお言葉をいただきまして、感謝を申し上げます。それと、恐縮もいたしております。市長からお話をいただきまして、教育長として勤めさせていただきましたが、皆様方の御期待に答えることができたかどうか、甚だ心もとなく感じております。至らぬところがあったとすれば、お許しをいただきたいというふうに思います。  職務の遂行に当たりましては、市長を初め市議会議員の皆様方、そして市民の皆さん、また学校の先生方、職員の皆様方には、教育について素人でございました私に御指導・御協力をいただきました。おかげで充実した4年間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。心から御礼を申し上げます。  さて、再び政権が交代するなど国政が混迷から抜け出せず、明るい展望が見出せない現状ですが、鯖江市は多くの市民の皆様方が意欲的に活動されて、地域の資源を生かすことのできるポテンシャルの高い地域だと感じております。今後とも、牧野市長の強いリーダーシップのもとで、鯖江市が夢と希望に満ちた幸福度の高い交流都市として、さらに発展されることを期待をいたしております。私も墳墓の地である鯖江市の一市民として、微力ながら応援をさせていただきたいと思っております。  一言御礼と感謝の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(平岡忠昭君) これをもちまして、第389回鯖江市議会定例会を閉会いたします。                閉会 午前11時06分...