鯖江市議会 > 1999-06-16 >
平成11年 6月第312回定例会−06月16日-03号

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  1. 鯖江市議会 1999-06-16
    平成11年 6月第312回定例会−06月16日-03号


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    平成11年 6月第312回定例会−06月16日-03号平成11年 6月第312回定例会            第312回鯖江市議会定例会会議録    ──────────────────────────────────        平成11年6月16日(水曜日)午前10時06分開議    ──────────────────────────────────   〇出席議員(21人)            1 番  石 橋 政 之                         2 番  小 林   太                         3 番  蓑 輪   昇                         4 番  蓑 輪 安兵衞                         5 番  田 中 茂一郎                         6 番  橋 本   勇                         7 番  吉 田 寿 幸                         9 番  高 島 哲 夫                         10番  山 本 利 春                         11番  嶋 川 一 男                         12番  菅 原 義 信                         13番  牧 野 清 治                         14番  橋 本 常 夫                         15番  岩 野 甚四郎
                            16番  大 森 松 栄                         17番  山 本 又一郎                         18番  山 口 導 治                         19番  増 田   光                         20番  笹 川   希                         23番  宮 下 善 隆                         26番  福 岡 善 信    ──────────────────────────────────   〇欠席議員(0人)    ──────────────────────────────────   〇説明のため出席したもの   市長          辻  嘉右エ門                  助役          窪   清 行                  教育長         大 森 仁 平                  理事          惣宇利   尚                  理事          熊 谷 忠 男                  理事          杉 本 忠 義                  理事          斎 藤 辰 夫                  理事          窪 田   貢                  理事          小 林 美智雄                  教育委員会理事     神 戸 勝 則                  鯖江広域衛生施設組合事務局長                              笠 嶋 恒 克                  鯖江・丹生消防組合消防長                              南 部 俊 三    ──────────────────────────────────                  未来政策課長      吉 田 利 之                  市長課長        岡 山 和 市                  総務課長        瓜 生 守 幸                  監理課長        笠 島 宗 雄                  税務課長        水 野 明 尾                  地域づくり課長     山 川 光 雄                  市民課長        堀   勝 子                  福祉課長        西 澤 義 明                  おじいちゃん・ おばあちゃん課長                              堀   広 明                  健康課長        笠 嶋 照 雄                  環境課長        高 橋 幸 雄                  ファッションタウン課長 森 本   茂                  産業と生活課長     三田村 与 治                  農林課長        宮 崎 光 史                  道路建設課長      武 田 雅 行                  道路維持課長      飯 嶋 信 次                  河川課長        山 田 功 治                  公園住宅課長      川 嶋 寿 一                  土地開発課長      小 柳 秋 生                  上水道課長       木 下 貞 義                  下水道課長       岸 本 秀 治                  こども課長       山 村 民 子                  教育庶務課長      吉 川   敏                  生涯学習課長      三田村   勉                  文化課長        紫   順 英                  スポーツ課長      五十子 利 雄                  出納課長        山 本 義 彦                  監査委員事務局長    田 中 伯太郎    ──────────────────────────────────   〇職務のため出席したもの   議会事務局長      梅 田 幸 雄                  議会事務局次長     田 中 喜代栄                  議会事務局参事     竹 内 秀 博                  議会事務局参事     棚 池 義 治                  議会事務局主任     西 川 法 昭                  議会事務局主任     笠 島 一 芳               開会 午前10時06分 ○議長(橋本常夫君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。    ────────────────────────────────── △日程第1.陳情の審査結果 ○議長(橋本常夫君) 日程第1、陳情の審査結果を行います。  所管の委員会に付託いたしました陳情について、各委員会審査結果の報告を求めます。  最初に、教育民生委員長から報告を求めます。  4番、蓑輪安兵衞君。              〇4番(蓑輪安兵衞君)登壇 ◎4番(蓑輪安兵衞君) 教育民生委員会に付託されました陳情3件、うち1件は継続審査となっておりましたが、その審議の経過並びに結果のご報告申し上げます。  最初に、陳情第1号 社会福祉の拡充を求める意見書の提出について、審議経過を申し上げます。  本件は、3月定例会継続審査といたしましたもので、まず、事務局から他市状況の報告を受けた後、審議に入った次第であります。  委員からは、国においては、社会福祉基礎構造の改革を進め、社会福祉民営化方向性が強くなってきているが、現在のままで民間に頼るということになると、福祉全体の水準が下がる恐れがあるという採択の意見や、あえて意見書を出す必要があるのか疑問に思うので、継続審査でよいといった意見が出されました。   採決の結果、賛成多数で採択すべきと決しました。  次に、陳情第5号、介護保険制度実施に対する要望と意見書の提出についてであります。   まず、事務局陳情趣旨の説明を行った後、理事者意見を求め、それにより審議に入った次第であります。  委員からは、国の介護保険に対するメニュー等がはっきりしていないので、はっきりするよう提出すべきという意見や、10月から要介護認定が始まるので、今の時期を逸してはいけないという採択すべきとの意見が出される中、一方では、他市の状況も踏まえ、今回は、継続審査が妥当と思うという意見も出されましたが、介護保険については、市民にとっても重要なことであり、この機をとらえて意見書を提出することで、採択すべきものと決しました。   次に、陳情第6号、保育施設の拡充を求める意見書の提出についてであります。  主な質疑を申し上げます。  まず、理事者から、保育の現状説明を受け、審議に入った次第であります。  委員からは、市民サービスを向上させるためにも、保育サービスの一層の充実を図るべきという意見。また、少子化の中においても、子供たちを健やかに育てるためには、保育施設の拡充は必要であるとの意見もあり、採択すべきものと決しました。  以上、ご報告いたします。  なお、後ほど意見書市会案として提案いたしますので、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(橋本常夫君) 次に、議会運営委員長から報告を求めます。  5番、田中茂一郎君。             〇5番(田中茂一郎君)登壇 ◎5番(田中茂一郎君) 議会運営委員会に付託されました陳情第4号、鯖江市議会議員の定数に関する条例の改正について、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  本件につきましては、鯖江市区長会連合会斎藤孝会長からの陳情でありまして、議員の現行条例定数26人を精鋭主義化行政経費の節減を目的に、本年7月執行の選挙から2人を削減し、24人にするよう定数に関する条例の改正案議員提案として提案し、実現を図ってほしいというものであります。  この件につきましては、我々議員自身のことであることから、慎重が上にも慎重を期すために、会派代表者会全員協議会を開き、議員各位のご意見を承ったところでございます。  本委員会といたしましては、皆様のご意見を参考に慎重審議を重ねたところでありまして、主な審査の内容を申し上げますと、陳情の趣旨は理解できるが、このことは、議員みずからの意思をもって、議員総意の中で結論を出すべきである。行財政改革が叫ばれ、本市においても補助金の1割カットを行ったが、必ずしも議員定数の削減が行財政改革にはつながらないと思う。趣旨はわかるが、行財政のむだを省いていくため、むしろ議会の持つチェック機能を充実していく必要がある。今後は、地方分権の推進や高齢化対策など、我々議員に課せられた責務はますます大きくなってくる。平成3年5月の臨時議会で2人を削減したときには、その年の3月定例会議員定数減少特別委員会を設置し、慎重審議を行って決めた経緯があります。改選間近に控え、ここで結論を出すには非常に無理がある。改選後に同様の委員会などを設けて、十分に検討してはどうかといった等々の理由をもとに、趣旨採択にすべきという意見や、一方では、今回の陳情には、各町内の区長の署名、捺印されたものが添付されており、区長全員でないにしても、大きな意味のあるものである。よって、その意向に沿うべきである。市民を代表する区長からの陳情であり、真摯に受けとめなくてはならない。今回の改選から削減すべきである。陳情の趣旨に沿って、2人とは言わないが、せめて1人でも削減してはどうかといった理由をもとに、採択すべきであるという意見も出されました。  このような経過の中で、陳情第4号、鯖江市議会議員の定数に関する条例の改正についてを採決いたしました結果、現時点では無理であるので、今回の改選後に、平成3年に設置したような議員定数減少特別委員会などを設け、改めて慎重審議を行うことで、趣旨採択すべきものと決しました。  ご承知のとおり、議会運営委員会は、議会の運営を適正かつ円滑に行うために、代表者が集まって協議、決定する場でありますので、議員各位におかれましては、その性格性を十分に尊重され、今回の結果につきまして、ご理解を賜りたいと思います。  以上で、議会運営委員会のご報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(橋本常夫君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
     討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、陳情第1号、社会福祉の拡充を求める意見書の提出についてを採決いたします。  教育民生委員長の報告は採択であります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第1号は、採択と決しました。  次に、陳情第4号、鯖江市議会議員の定数に関する条例の改正についてを採決いたします。  議会運営委員長の報告は、趣旨採択であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第4号は、趣旨採択と決しました。  次に、陳情第5号、介護保険制度実施に対する要望と意見書の提出についてを採決いたします。  教育民生委員長の報告は採択であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第5号は、採択と決しました。  次に、陳情第6号、保育施設の拡充を求める意見書の提出についてを採決いたします。  教育民生委員長の報告は採択であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第6号は、採択と決しました。    ───────────────────────────────── △日程第2.議案の審査結果 ○議長(橋本常夫君) 日程第2、議案の審査結果を行います。  先般、所管の委員会に付託いたしました議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)ほか11件についてを議題とし、各委員会審査の結果についての報告を求めます。  最初に、総務副委員長から報告を求めます。  1番、石橋政之君。              〇1番(石橋政之君)登壇 ◎1番(石橋政之君) それでは、総務委員会に付託を受けました議案4件につきまして、審査の経過および結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予選(第1号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳入)全般、(歳出)款2総務費交通対策費を除く)、第3表地方債についてであります。  本件につきまして、主な質疑を申し上げますと、土木費寄附金公園管理基金寄附金1億5,000万円についてでありますが、この寄附は、昨年度にも同額がなされており、これは、12月定例会総務委員会の中でも論議を呼んだところでございました。そのようなことから、そのときの総務委員長の報告をもとに審査を行いました。  初めに、「再度、西山公園環境整備事業費として寄附を受けたとの説明であるが、一部の市民の間からは、『まぼろしの城』のことではないかといったうわさも出ております。寄附者に対しては、本委員会が12月に指摘しました2つの点につきまして十分確認した上で寄附をもらったのでありましょうか」と、こういう質疑がございました。それに対して、「この寄附金は、総額3億円の残り1億5,000万円を4月16日にいただいたものであり、寄附者には、受け取るときに総務委員会の指摘を受けたとおり、西山公園環境整備事業費として有効に使わせてもらうことで確認をしております」との答弁でございました。  続けて、「もう一度確認するが、早い時期に基金を取り崩して、公園の整備事業費として使っていくつもりはないのか」との質疑があり、これに対して、「この件についても、12月に答えたとおり、すぐさま取り崩しをしない基金であると思っており、ある程度の金額になったときには、何に使うか議会と相談しながら決めていきたい」との答弁でありました。それを受けて、「当然のことであるが、取り崩すときには、議案として提出する以前の段階で、議会に対して相談をかけるべきである」との強い指摘がありました。  次に、2番目の、商工費国庫補助金、中心市街地活性化事業費補助金490万円余で、中心市街地活性化基本計画を策定するとの説明を受けました。「計画の策定に当たっては、本会議の質疑の中で検討委員会をつくって行うと聞いた。一体幾つ委員会をつくるつもりなのか、今現在、幾つの懇話会委員会があるのか」との質疑があり、これに対して、「4月に組織改革があったため、各課には見直しを図るように指示しているが、5月1日現在では、40の委員会などがあります」との答弁でありました。  その後、これらの委員会のあり方について議論が集中したため、付託された案件に関連する事項として、惣宇利理事の出席を求めました。  その中で、「いろんな委員を市民から公募しても、意見も多様で、必ずしも鯖江の発展につながるとは思えない。今のやり方には根本的な誤りがあると思える。本来、それらは職員がすべきであり、このままでは職員はだめになってしまう。政策・立案、それらは、基本的に理事の仕事であるべきはずである。もっと職員を育てていくことも考えていくべきである」との質疑がありました。「今ある委員会等が数が多いことは事実であるが、市政の基本である我慢と選択を進める上で多くの市民の意見を聞くことは必要である。もちろん、これらの委員会は、各分野の専門的な意見や、市民の意見を踏まえて市政に反映させようとすることがねらいであり、最終的な判断は議会にお願いすることになる。また、委員会等の数についても、役割を終えたものから順次廃止するとともに、現在あるもので統合できるものは統合して少し整理をしたいと思っている」との答弁でございました。  そのような質疑の中において、「多くの懇話会委員会があるが、一体何をどのように検討しているのか、全くわからない。最終的に市民の意思を反映するのが議会であるから、組織改革理事制をつくった意味をよく踏まえて、もっと議会とのコンセンサスを図っていくべきである」等々の強い意見が出されたことも申し添えておきます。  次に、議案第47号、鯖江市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでありますが、この件につきましては、特段申し上げる質疑はありませんでした。  続いて、議案第52号、専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第7号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳入)全般、(歳出)款1議会費、款2議会費、款12公債費、第3表地方債補正についてであります。  本件につきまして主な質疑を申し上げますと、まず、「総務管理費庁舎施設等整備費1,700万円の減額は、庁舎改装費の残額との説明を受けたが、この件も12月定例会総務委員会で経費の節減などに努めるよう指摘を行っている。庁舎改装には議場の車いす対応らを含めて、総額幾らかかったのか」との質疑があり、これに対して、「庁舎改装の経費については、予算1億600万のところを8,940万円余の執行となりました。そのほか市民ホールへの自動ドア設置の経費に、予算470万に対して400万円余の執行を行いました。これらの総額が9,340万円余となることから、今回、1,700万円を減額するものである。指摘を受けたとおり、節減に努めた結果であると思っている。また、議場の改造は、傍聴席車いす対応理事者席マイク設備増設を合わせて710万円余を執行いたしました」との答弁でありました。  次に、第3表の地方債の補正が多くなされておりますが、これらの起債は、すべてが交付税算入の対象となる起債なのか」との質疑があり、これに対して、「労働施設事業費債1,510万円を除いて、すべてが交付税の対象になる」との答弁でありました。これを受けて、「労働施設整備事業債は、鯖江勤労者総合福祉センターの整備に使ったとの説明を受けたが、何に使うための補正なのか。また、この事業には補助がないのか」との質疑があり、これに対し、「この鯖江勤労者総合福祉センターは、建物については、雇用促進事業団が建てたものであり、市では、その建物周辺駐車場等の整備を行いました。また、この事業は、県の補助を受けて行ったものである」との答弁でございました。  続いて、議案第55号、専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税条例の一部改正について)でありますが、この件につきましても、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  以上のような経過を踏まえまして、議案第44号、議案第47号、議案第52号および議案第55号の議案4件を採決いたしました結果、いずれも全員一致をもって、原案のとおり可決もしくは承認すべきものと決しました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(橋本常夫君) 次に、建設委員長から報告を求めます。  7番、吉田寿幸君。              〇7番(吉田寿幸君)登壇 ◎7番(吉田寿幸君) 建設委員会に付託を受けました議案5件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  委員会の冒頭に、議案第49号の市道認定現地視察を行った後、審議に入りました。  初めに、議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款8土木費都市計画総務費を除く)につきまして、主な質疑の内容を申し上げます。  「市営住宅建設事業費の4,820万円は、浅水川に伴う御幸町3丁目の市営住宅1棟4戸分の移転費用であり、曳家の間、4世帯の人たちは、当地区で空き家になっている2戸分の市営住宅と、県営住宅の両方で仮住まいできるように話を進めているとのことだが、引っ越しすることは容易なことでないので、どのように補償するのか」という質疑があり、「仮住まい動産移転費用等について、現在、県土木と話を進めている」との答弁がありました。  また、「1棟4戸分全部を南側に曳家することは、敷地の関係上できないので、1戸分は壊して3戸分を南側に曳家した場合、東側の敷地が狭くなるような移転になるとの説明を受けたが、日照権、プライバシー、屋根雪等の問題、移転以前の条件とはかなりの相違点が出るとも予想され、仮住まいから戻ってきた場合の入居者感情等を考慮すると、住宅使用料減額等の配慮も必要ではないかとの質疑があり、今後とも十分な話し合いにより、円満に解決していきたい」との答弁がありました。  また、「4,820万円もの費用をかけて曳家をするのなら、新築した方が安くなるのではないか」との質疑があり、これに対して、「この物件は、耐用年数が45年の簡易耐火構造物として、昭和47年度に建築され、耐用年数を18年余り残している物件を取り壊すことは、補助金との絡みがあり、困難である」との答弁がありました。  続いて、「昨年12月の委員会でも、委員からは慎重な予算執行が行われるよう、念が押された経過のある公園管理基金積立金について、今回も1億5,000万円が補正されたが、使途が明らかにされていない寄附金であると思われるが、一部市民のうわさになっている『お城』にかかわるのか」との質疑があり、これに対して、「あくまでも西山公園の環境整備事業として寄附をいただいたものであり、今後、市民の意見を受けながら、十分に検討し、議会と協議する中で、西山公園の環境整備事業に使いたい」との答弁がありました。  次に、議案第45号、平成11年度鯖江市総合開発事業特別会計補正予算(第1号)および議案第49号、市道路線の認定につきましては、特段申し上げる質疑はございませんでした。  次に、議案第52号、専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第7号))中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款8土木費については、「市単独の道路整備事業費として計上していたが、地区の状況、経済性を考慮した消雪方式、優先順位などの調査を行い、明確な基準を確立した上で、今後は融雪工事を行いたいとのことで、7,500万円の減額補正をしようとするものである」との説明を受け、これに対して、「平成11年度の調査に当たって、消雪設備の優先順位を決めるときには、地区からの一部地元負担による要望についても十分に考慮してほしい」との強い要請があり、これに対して、「検討課題として取り組みたい」との答弁がありました。  最後に、議案第54号、専決処分の承認を求めることについて(平成11年度鯖江市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号))につきましては、特段の質疑もありませんでした。  以上のような経過を踏まえまして採決いたしました結果、いずれも全員の挙手をもって、議案第44号および議案第45号は、原案のとおり可決すべきものと、また、議案第49号は、原案のとおり認定すべきものと、議案第52号および議案第54号は、原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上、建設委員会の報告を終わります。 ○議長(橋本常夫君) 次に、経済企業委員長から報告を求めます。  9番、高島哲夫君。              〇9番(高島哲夫君)登壇 ◎9番(高島哲夫君) 経済企業委員会に付託を受けました議案3件について、審査の経過および結果について、主な点をご報告申し上げます。  最初に、議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款4衛生費(合併浄化槽費)、款6農林水産業費、款7商工費、8款土木費都市計画総務費)につきまして、主な質疑の内容を申し上げます。  「商工費の中心市街地活性化事業費は、国の中心市街地活性化法に基づく事業で、今回の補正は、基本計画の策定であり、ビジョンの策定に当たっては、中心市街地活性化計画策定委員会を発足させたい」との説明に対し、「策定委員会委員は、どのような構成になるのか」との質疑がございました。これに対し、「委員は、基本的には、地域に密着した人を中心に組織したいと思っているが、専門的な立場の意見を取り入れるため、少数の学識経験者も入れた構成としたい」との答弁があり、これを受けて、各委員からは、「法律に基づいて活性化事業を行うことは結構だが、以前に、本町3、4丁目周辺の再開発計画があり、そのときも調査のための策定委員会をつくり、計画を策定したが、結局、事業の実施には至らなかった。よほどの確固たる事業の推進策がなければ、今回も以前のときのようになりかねない」と危惧する意見や、「地元住民が本当に実施してほしいという気持ちがないと、事業は成功しない。また、ビジョンの策定に当たっては、地元住民の意見を聞き、状況を十分に把握すべきである」との意見が出され、これに対し、「今回のビジョン策定に当たっては、あまりコンサルタントが先導するような形ではなく、地元の総意が出るよう、委員も地元商店街の代表者や住民の代表者を交え、地元密着型の委員会としたい」との答弁がありました。  次に、議案第51号、平成10年度農業排水事業豊西地区第21号工事(処理場躯体上屋工事)請負契約の締結についてであります。  理事者からは、「処理場の建設場所については、地盤が軟弱であり、地質調査の結果、40メートル下に支持層があることがわかった。そこで、工事に際して、38メートルから41メートルのくいを打ち込んで施工することになり、工事費が割高になる。また、設計の前に地質調査を行っているが、すべての場所ではなく、場所によっては、くいの長さが変わることも予想され、場合によっては、変更が生ずることがあり得る」との説明があり、これを受け、「入札をする前に地質調査をしており、設計にくい打ちの費用が含まれているのであれば、工事費に変更が生じることはないのではないか。もし、金額の変更が生じることになった場合、市はどのような対応をするのか」との質疑がありました。これに対して、「くいは、建物にかかる加重がどれぐらいあるかによって決まるが、くいを打つときには、担当者が現場に立会い、確認をし、慎重に進めたい」との答弁がありました。  また、「処理場用地はどのような形で決定したのか」との質疑があり、これに対し、「用地については、地元推進協議会の協力を得て、位置を決定し、地質調査を実施している」との答弁がありました。  なお、「現実的にはいろいろな難しさがあると思うが、一般論として、事業の実施に当たっては、十分な事前調査を行うことが重要であり、このことが経費節減を図ることにつながる。慎重な対応をすべきである」との意見が出されたところであります。  最後に、議案第52号、専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第7号))中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款5労働費、款7商工費、第2表繰越明許費補正についてであります。  商工費の地域振興券発行事業費について、「今回の補正は、交付対象者の減によるものであるとのことだが、その理由は」との質疑があり、これに対し、「対象者は15歳以下の全員と、65歳以上の者、障害者、母子家庭などで、当初は1万8,900人を見込んでいたが、確定数ではなかった。今回、交付対象者を1万8,203人としたことにより、減額するものである」との答弁がありました。これを受け、「一番問題になったのは、寝たきりの判定であり、申請による調査がなされ、何人かが対象となったと聞いている。その人数は把握しているのか」との質疑がありまして、これに対し、「寝たきりで、常時介護を必要とする者の申請の総数は309人であり、そのうち83人が対象となった」との答弁がありました。  また、「この地域振興券の交付により、鯖江市内の商店街の売り上げは伸びているのか」との質疑があり、これに対し、「商工会議所の話では、売り上げが伸びたとは聞いていない。ただし、地域振興券が大型店に流れるのではとの話があったが、使用状況は、大型店が約3割、商店街が約7割となっている」との答弁がありました。これを受けまして、「地域振興券は、鯖江市内でしか使用できないので、ある程度の範囲でデータは把握できると思う。政策として出てきた事業であり、行政は、関係機関等を通じてリサーチを行い、実情だけは把握しておくべき」との意見が出されたところであります。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第44号および議案第51号については、全員の挙手をもって、原案のとおり可決すべきものと、また、議案第52号については、全員の挙手をもって、原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上でございます。 ○議長(橋本常夫君) 次に、教育民生委員長から報告を求めます。  4番、蓑輪安兵衞君。              〇4番(蓑輪安兵衞君)登壇 ◎4番(蓑輪安兵衞君) 本委員会に付託されました議案6件について、審査の経過および結果につきまして、ご報告を申し上げます。  最初に、議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款2総務費交通対策費)、款3民生費、款4衛生費(環境衛生費)、款10教育費、第2表継続費補正、款10教育費につきまして、主な質疑の内容を申し上げたいと存じます。  まず、民生費の老人福祉費の要介護認定事務諸経費について、介護認定審査会の共同設置の目的は何なのか。保険料等の対応はどうなるのか」との質疑があり、これに対し、「共同設置の目的として、事務の効率化、公平性の確保が上げられ、介護保険法の中で掲げられている。県が共同設置を支援するための項目もある。介護保険料については、10月にはめどをつけたいと考えています。また、来年3月には条例化していかなければならない」との答弁でした。  次に、「教育費の公民館費、吉川公民館の増築工事で、ゲートボール場の代替地と駐車場確保はどうなるのか」との質疑があり、これに対し、「ゲートボール場は現在2面あり、1面は犠牲になるが、このことについては、地元の同意を得ている。駐車場は12台分減ることになるが、古い公民館の前も空いており、大きな会合等がある場合は、隣の小学校の駐車場を借りることで、地元の意見はまとまっている」との答弁でした。  次に、「教育費、学校建設費の河和田小学校の屋内体育館建設事業の今後のスケジュールはどうなるのか」との質疑があり、これに対し、当初、11年度30%、12年度70%の継続費で改築を見込んでいたが、国庫補助申請の中で50%、50%の継続事業と見込まれるものである。次の臨時議会か9月議会で契約締結案件の審議をお願いしたいと思っている。来年3月の現場出来高で60%ぐらい。遅くても9月には完成させたい」との答弁でした。そのようなことから、「地元の早期完成の要望を組んで、できるだけ早く完成させ、子供たちが一日も早く利用できるようにしてほしい」との要望が出されました。  次に、議案第46号、鯖江市電算共同処理に係る請求者識別カードの交付等に関する条例の一部改正についてでありますが、この件については、「所得証明書と納税証明書の機能を充実させるのであれば、利用者を増やすために、自動交付機の設置場所を検討してはどうか」との意見が出されました。  次に、議案第48号、鯖江市史編さん委員会設置条例の廃止についてであります。  鯖江市史編さん委員会が廃止されると、般若寺の発掘を含め、これから先、過去の歴史や遺産に対して新しい事実が出たとき、文献として残していくには、どのような対応を考えているのか。また、市史の在庫がないものについて、増刷等の対応はするつもりがあるのか」との質疑があり、これに対して、「新しい事実が出たときには、個々の結果を報告書として残していくつもりである。市民からの希望があれば、お分けしたいと思う。また、市史の在庫のない3巻については、今後検討したいと思うが、現在は、ご希望があれば、必要な部分をコピーして差し上げている」との答弁でした。  次に、議案第50号、武生・鯖江地区介護認定審査会の共同設置についての主な質疑を申し上げます。  初めに、「武生・鯖江地区介護認定審査会の共同設置規約第5条審査委員の定数は60人となっているが、この構成はどうなるのか。また、審査会はどの程度開かれるのか。かかる負担金はどこの会計で執行するのか」との質疑に対し、審査委員については、医師、その他の医療関係者、保健関係者、福祉関係者、その他の関係者5人で1合議体を構成する。それを鯖江と武生でそれぞれ6合議体を持つことになっており、合わせると12合議体の60名となる。また、審査会は、鯖江会場と武生会場がそれぞれに1合議体毎月2回、鯖江だけで毎月12回の審査会を開催する予定である。負担金については、今年度は一般会計であるが、来年度からは介護保険事業特別会計を設置するため、共同設置分の経費についても、そこで執行します」との答弁でした。  次に、議案第52号の専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第7号))中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款3民生費、款10教育費でありますが、本件につきましては、特段申し上げる質疑等はありませんでした。  次に、議案第53号、専決処分の承認を求めることについて(平成11年度鯖江市老人保健特別会計補正予算(第1号))についてでありますが、「介護保険が導入された場合、現在の老人医療費はどのようになるのか」との質疑に対し、「これにつきましては、老人保健施設に入っている人は、現在は、医療費であるが、介護保険が導入されると、介護保険が適用になる。また、療養型病床群についても、介護保険が導入されると、医療行為を除くものについて介護保険適用になるので、市全体の老人医療費は減になると思う」との答弁でした。  以上の経過で採決いたしました結果、議案第44号、議案第46号、議案第48号および議案第50号は、賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第52号および議案第53号は、賛成全員により、原案のとおり承認すべきものと決しました。  以上でございます。 ○議長(橋本常夫君) 次に、地域医療対策特別委員長から報告を求めます。
     15番、岩野甚四郎君。             〇15番(岩野甚四郎君)登壇 ◎15番(岩野甚四郎君) 地域医療対策特別委員会に付託されました議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款4衛生費の公立丹南病院組合費の審査の経過ならびに結果につきまして、ご報告申し上げます。  その前に、閉会中の4月26日に委員会を開催しておりますので、その審議の経過をご報告申し上げます。  この日は、公立丹南病院の経過と今後のスケジュールについて説明を受けたところであります。  理事者からは、4月7日に知事に対し、一部事務組合の設立許可申請を行い、4月23日に許可を受け、構成市町村へ議員の選出を依頼し、6月21日に初議会を開催する予定で準備を進めている。また、7月をめどに新病院の基本構想をまとめ、10月下旬に土地、建物の譲渡申請、11月に新病院の開設許可申請を行い、平成12年1月に国と譲渡契約を結ぶとともに、社団法人「地域医療振興協会」と委託契約を締結し、2月1日から開業したいとの説明でありました。  一方、病院の運営計画については、12年からの介護保険導入に伴う療養型のベッド数、診療科目等について協会と詰めており、これらに伴う施設整備の補助金は、移譲前の平成11年度で施設関係に2億円、機器の入れ替えに1億円、移譲後は補助率が2分の1で、施設関係に1億6,000万円、機器に1億6,000万円の合計6億2,000万円の補助がもらえるという説明でありました。  審議の中で、「これら想定されている額と、国、県からの支援額との差が幾らぐらいになるのかによって、極めて大きい財政問題が出てくる。現実的には、全国的に移譲を進めている中で、鯖江市だけに全額支援していただけるとは、常識的にも考えられない。我慢と選択の中で本当に財源は確保できるか」の質疑に対し、「国、県からの支援以外のものについては、組合が整備することになる。これに対する起債対象は4割で、交付税措置がされるが、残り6割については、鯖江市負担となり、償還を伴うものであり、整備については、財政計画を見極めた上で慎重に着手順を精査し、進めていきたい。また、国、県に対しても、精力的に支援要請をしていく」との答弁でありました。これに対し、「市民に理解を得られるように説明責任を果たすとともに、市民に過重な負担をかからないように講じること」を求めたところであります。  以上が、閉会中に開催しました当特別委員会審議経過であります。  それでは、議案第44号の審査経過と結果を申し上げます。  「この予算は、平成11年度中の経費すべてを計上しているのか」との質疑に対し、「今回の負担金は事務的経費であり、2月1日から開業にかかる経費については、今後補正をお願いすることになる」との答弁でありました。  以上のような経過を踏まえて採決いたしました結果、全員の賛成をもって可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(橋本常夫君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第44号、平成11年度鯖江市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号、平成11年度鯖江市総合開発事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する建設委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第45号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号、鯖江市電算共同処理に係る請求者識別カードの交付等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号、鯖江市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号、鯖江市史編さん委員会設置条例の廃止についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本案に対する建設委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号、武生・鯖江地区介護認定審査会の共同設置についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号、平成10年度農業集落排水事業豊西地区第21号工事(処理場躯体上屋工事)請負契約の締結についてを採決いたします。  本案に対する経済企業委員長の報告は、可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号、専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第7号))を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、承認であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第52号は、原案のとおり承認されました。  次に、議案第53号、専決処分の承認を求めることについて(平成11年度鯖江市老人保健特別会計補正予算(第1号))を採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は、承認であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第53号は、原案のとおり承認されました。  次に、議案第54号、専決処分の承認を求めることについて(平成11年度鯖江市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号))を採決いたします。  本案に対する建設委員長の報告は、承認であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第54号は、原案のとおり承認されました。  次に、議案第55号、専決処分の承認を求めることについて(鯖江市税条例の一部改正について)を採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は、承認であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、議案第55号は、原案のとおり承認されました。    ────────────────────────────────── △日程第3.市会案第3号 社会福祉の拡充を求める意見書について △日程第4.市会案第4号 介護保険制度に関する意見書について △日程第5.市会案第5号 保育施設の拡充を求める意見書について ○議長(橋本常夫君) 日程第3、市会案第3号、社会福祉の拡充を求める意見書について、および日程第4、市会案第4号、介護保険制度に関する意見書について、並びに日程第5、市会案第5号、保育施設の拡充を求める意見書についてを一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  4番、蓑輪安兵衞君。              〇4番(蓑輪安兵衞君)登壇
    ◎4番(蓑輪安兵衞君) 市会案第3号、社会福祉の拡充を求める意見書についてを提案させていただきます。  意見書を朗読いたしまして、提案理由の説明に代えさせていただきます。             社会福祉の拡充を求める意見書  現在、「社会福祉基礎構造改革」として、社会福祉事業法等の見直しがされようとしている。社会福祉を国民生活の安定と安心への支えとするためには、地域住民が築いてきた「地域福祉」を守ることも大切である。  よって、政府におかれては、社会福祉の拡充を求めるとともに、下記の事項の実現を強く要望する。                    記  1.現行の福祉事業の「措置制度」を維持し、必要不可欠な部分の改正にとどめられること。  2.高齢者・障害者の介護と生活、子どもの保育など福祉政策の拡充を図ること。  3.社会福祉予算を増額し、国民負担および自治体負担の軽減を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成11年6月16日                              鯖 江 市 議 会  なお、意見書の提出先は、内閣総理大臣 小渕恵三、大蔵大臣 宮沢喜一、厚生大臣 宮下創平、自治大臣 野田 毅であります。  次に、市会案第4号 介護保険制度に関する意見書についてを提案させていただきます。              介護保険制度に関する意見書  現在、介護保険制度は、平成12年4月実施に向け、各自治体において介護基盤の整備を始め、そのための準備作業に追われている。  しかしながら、市町村単独では解決しがたい多くの困難な課題も残されており、自治体として不安を感じている。  よって、政府におかれては、介護保険法の円滑な実施が図れるよう下記の事項の実現を強く要望する。                    記  1.介護保険料や利用者負担について、低所得者対策の拡充を図り、市町村の負担が軽減されるよう措置すること。  2.市町村が行う「特別給付」および「保健福祉事業」に対して、一定割合の補助を行うこと。  3.人材の確保、施設の整備など、介護サービス基盤整備に対して十分な財政支援措置を図るとともに、地域間格差の解消に努めること。  4.介護を要する状態の認定については、公平、公正に留意するとともに、迅速な判定が行えるよう必要な措置を講ずること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成11年6月16日                              鯖 江 市 議 会  なお、意見書の提出先は、内閣総理大臣 小渕恵三、大蔵大臣 宮沢喜一、厚生大臣 宮下創平、自治大臣 野田 毅であります。  次に、市会案第5号、保育施設の拡充を求める意見書についてを提案させていただきます。             保育施設の拡充を求める意見書  我が国の少子・高齢化は他の国に例を見ないスピードで進み、経済・社会に及ぼす影響が問題となっている。少子化への対応は、子どもたちが健やかに育つ社会、だれもが安心して産み育てられる社会、男女がともに仕事と育児が両立できる調和とゆとりある職場・家庭・地域生活の実現に向けて、社会環境を整備することが必要である。とりわけ男女労働者が子どもも持って、仕事と家庭を両立させるためには、保育施設を中心とする子育て支援策の充実は欠かすことができません。  よって、政府におかれては、多様な保育ニーズに対応した保育サービスと学童保育の拡充を図るため、下記の事項の実現を強く要望する。                    記  1.平成12年度以降も緊急保育対策事業を拡充し、継続すること。  2.保育料については、利用者負担の一層の軽減を図ること。  3.延長保育や夜間保育、休日保育等の保育施策についても、予算措置を図ること。  4.保育所職員の配置基準や施設整備などの最低基準を改善すること。  5.学童保育については、地域の実情に応じて工夫し、時間の延長、対象年齢等の拡充を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成11年6月16日                              鯖 江 市 議 会  なお、意見書の提出先は、内閣総理大臣 小渕恵三、大蔵大臣 宮沢喜一、厚生大臣 宮下創平、自治大臣 野田 毅であります。  以上、市会案3件につきまして、議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(橋本常夫君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第3号、社会福祉の拡充を求める意見書については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第3号は、委員会の付託を省略することに決しました。  続いてお諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第4号、介護保険制度に関する意見書については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第4号は、委員会の付託を省略することに決しました。  続いてお諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第5号、保育施策の拡充を求める意見書については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第5号は、委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより、市会案第3号、社会福祉の拡充を求める意見書についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、市会案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、市会案第4号、介護保険制度に関する意見書についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、市会案第4号は、原案のとおり可決されました。  次に、市会案第5号、保育施策の拡充を求める意見書についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、市会案第5号は、原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────── △日程第6.市会案第6号 鯖江市情報公開条例の一部改正について △日程第7.市会案第7号 鯖江市個人情報保護条例の一部改正について ○議長(橋本常夫君) 日程第6、市会案第6号、鯖江市情報公開条例の一部改正について、および日程第7、市会案第7号、鯖江市個人情報保護条例の一部改正についてを一括議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  19番、増田 光君。              〇19番(増田 光君)登壇 ◎19番(増田光君) 市会案第6号、鯖江市情報公開条例の一部改正について、および市会案第7号、鯖江市個人情報保護条例の一部改正について、提案理由の説明を行います。  初めに、市会案第6号、鯖江市情報公開条例の一部改正につきましてであります。本件につきましては、去る第310回12月定例会におきまして可決成立し、平成11年4月1日から施行されております鯖江市情報公開条例について、その実施機関の中に市議会を加えようとするものであります。  本市議会につきましては、従来から、開かれた議会運営を目指し、会議資料等の請求への柔軟な対応や、3月定例会からの傍聴席への車いす設置、本会議のテレビ中継など、積極的に情報の開示を図ってきたところでありますが、今回、市の情報公開にあわせ、議会が保有する行政文書についても、これを公開の対象とし、市民各位の市政への信頼関係の増進に寄与しようとするものであります。  なお、議会行政文書の公開時期は、市執行機関が現市長の就任直後、平成10年4月1日からであることから、議会におきましても、7月の改選後、平成11年8月1日以後に作成または取得した文書について適用しようとすることといたし、条例附則に所要の改正を加えようとするものであります。  また、これ以前の文書については、ご承知のとおり、1人の欠員に加えまして、今年の3月中に議長を含む4人の職員が辞職したことから、現在在職する議員21名がみずからの意思でもって対応が可能であるところの平成11年4月1日以降のものについて、任意の公開対象として、公開に応ずるよう努めることとするものであります。  次に、市会案第7号、鯖江市個人情報保護条例の一部改正についてであります。  本件につきましては、鯖江市情報公開条例と表裏一体をなすものであり、情報公開条例と同様、第310回12月定例会において可決成立し、平成11年4月1日から施行されており、その実施機関の中にも市議会を加えようとするものであります。  なお、この施行日につきましては、情報公開条例と同様に7月の改選後、平成11年8月1日からとすることといたし、条例附則に所要の改正を加えようとするものであります。  以上、市会案第6号および市会案第7号の提案理由でございます。議員各位のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(橋本常夫君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第6号、鯖江市情報公開条例の一部改正については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(橋本常夫君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第6号は、委員会の付託を省略することに決しました。  続いてお諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第7号、鯖江市個人情報保護条例の一部改正については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) よって、市会案第7号は、委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより、市会案第6号、鯖江市情報公開条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、市会案第6号は、原案のとおり可決されました。  次に、市会案第7号、鯖江市個人情報保護条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(橋本常夫君) 起立全員であります。  よって、市会案第7号は、原案のとおり可決されました。  以上で、今期定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。  ここで、辻市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、辻 嘉右エ門君。             〇市長(辻 嘉右エ門君)登壇 ◎市長(辻嘉右エ門君) 一言お礼のごあいさつをさせていただきます。  6月1日に312回の鯖江市定例会を開会いただきまして、平成11年度の鯖江市一般会計補正予算、そして、諸議案のご提案を申し上げまして、その間、慎重なご審議をいただきまして、妥当なご決議を賜りましたことを心から皆様に御礼を申し上げるところでございます。本当にありがとうございました。今後、一般質問または、各常任委員会、特別委員会でご提言いただきましたいろいろなご要望、ご意見、これを真摯に尊重させていただきまして、行政の中に一刻も早く反映をさせていきたい、こういうことをお約束を申し上げたいと思っております。  さて、今回、任期満了によりまして、鯖江市会議員の選挙が目前に差し迫っておりまして、議員各位におかれましては、再びこの選挙に出馬をされる方、そして、また、今回を最後にこの席からお去りになられる方、いろいろとおありになると伺っておるわけでございますけれども、今任期中は、1995年の世界体操競技選手権大会、また、3年後のワールドカップの決勝大会、これらにつきましても、本当にこの鯖江の存在というものを国内外に大きくアピールすることができました。そしてまた、ものづくり、まちづくり、くらしづくりということで、すべてを網羅したところの鯖江の大きな柱として取り上げておりますところのファッションタウン構想、この推進に2年目を迎えているところでございます。そしてまた、国立鯖江病院の移譲受け入れにつきまして、ようやくこの次の21日、組合の議会の開催になることができました。そしてまた、浅水川の改修、長年の懸案でございましたけれども、一気にその解決の道を見出していただくことができるようになったところでございます。これ、ひとえに議員各位の大変なお取り組みの成果でございまして、心からこの席をお借りいたしまして、感謝を申し上げるところでございます。本当にありがとうございました。  特に、今回この席をお去りになられる方におかれましては、本当に任期中いろいろと大変なお取り組みをいただいて、感謝をもう一度申し上げますとともに、これからどうかひとつまた健康に十二分にご留意いただきまして、地域の発展のために、また、立場を変えてひとつご活躍を心からご祈念を申し上げるところでございます。  また、再度今回の選挙に臨まれる議員各位におかれましては、栄えある当選を得られまして、この議場で、またお会いできますことを心から請い願いまして、ごあいさつに代えさせていただいたところでございます。本当にありがとうございました。 ○議長(橋本常夫君) ただいまは、私たち議員に対し、辻市長から、まことに丁重なるごあいさつを賜りまして、衷心から厚くお礼を申し上げる次第であります。  閉会に当たり、議会を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会に付議されました案件は、議員初め理事者各位のご協力を賜りまして、すべて議了いたし、ここに任期最後の議会の閉会の運びとなりましたことは、まことにご同慶にたえない次第であります。  今後とも、辻市長を初め、理事者各位におかれましては、さらなる市政発展のために、なお一層のご努力、ご精進を賜りますよう切にお願いを申し上げます。  さて、省みますと、平成7年7月の第291回臨時市議会以来本日まで、市民の皆様を初め、理事者各位の特段のご支援、ご協力を賜りまして、市民福祉の増進、市政発展のために責任の一端を果たし得ましたことは、まことに感慨深く、喜びにたえないところでございます。  おかげさまで、鯖江市も、この4年間、関係各位の多大なるご尽力によりまして、丹南地域の中核都市として大きく発展してまいりました。  思い起こせば、6万都市の鯖江市が世界に名をはせた平成7年の世界体操競技選手権鯖江大会、その成功、経験等をもとに開催されました体操競技ワールドカップ決勝鯖江大会、また、平成10年の辻新市長の誕生、さらには未曾有の水害に伴う浅水川の改修や国立鯖江病院の移譲問題等々、これまでにない、まさしく21世紀を展望する変動、変革、そして飛躍の4年間であったと思います。  また、我々26名の同僚議員が当選をさせていただき、その間に佐々木左市議員はお亡くなりになり、また、4名の議員は県政の壇上を目指し、その中でお二人が県政へ進出をされたわけでございます。私たち議員としましても、市政発展を願う一念で議論を闘わしてまいりましたが、今となっては懐かしい思い出であり、今はただ鯖江市がさらに大きく発展いたしますことを衷心より祈願するものであります。  ところで、今期任期満了に伴う選挙が来る7月4日に行われますが、出馬を予定される議員各位におかれましては、全員そろって当選の栄位を得られ、再びこの議場でお目にかかれますよう、格段のご努力、ご奮闘を心からご祈念申し上げます。  また、今期限りで勇退をなさいます議員各位におかれましては、今後とも健康に十分ご留意をいただきまして、在任中と変わることなく、市政発展のためにお力添えを賜らんことを心からお願い申し上げる次第であります。  なお、終わりに当たり、不肖私、議長の要職を務めさせていただきましたが、何分にも未熟者で、皆様方のご期待に十分添い得なかったことを深くおわびを申し上げますとともに、今日まで各位から賜りましたご厚情、ご指導に対しまして、心から厚く御礼申し上げて、簡単ではございますが、閉会に当たり一言ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(橋本常夫君) これをもちまして、第312回鯖江市議会定例会を閉会いたします。  なお、恒例になっておりますので、ここで万才の三唱をさせていただこうと思いますので、ご起立をたまわりまして声高らかに万才の三唱していただきたいと思います。  私が発声者にならしていただきます。  それでは、鯖江市ならびに鯖江市議会の益々の発展と辻市長様をはじめ理事者各位ならびに議員各位の益々のいやさかを心からご祈念を申し上げ万才いたしたいと思います。  鯖江市万才 万才 万才  どうもありがとうございました。               閉会 午前11時28分  地方自治法第123条第2項の規定により上記会議録のてん末を証するためここに署名する。             議     長             副  議  長             署 名 議 員             署 名 議 員             署 名 議 員...