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平成10年 9月第309回定例会−09月25日-03号

  • 野中広務(/)
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  1. 鯖江市議会 1998-09-25
    平成10年 9月第309回定例会−09月25日-03号


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    平成10年 9月第309回定例会−09月25日-03号平成10年 9月第309回定例会            第309回鯖江市議会定例会会議録 ───────────────────────────────────────        平成10年9月25日(金曜日)午前10時07分開議 ─────────────────────────────────────── 〇出席議員(25人)                1 番  石 橋 政 之                           2 番  小 林   太                           3 番  蓑 輪   昇                           4 番  蓑 輪 安兵衞                           5 番  田 中 茂一郎                           6 番  橋 本   勇                           7 番  吉 田 寿 幸                           8 番  玉 邑 哲 雄                           9 番  高 島 哲 夫                           10番  山 本 利 春                           11番  嶋 川 一 男                           12番  菅 原 義 信                           13番  牧 野 清 治                           14番  橋 本 常 夫
                              15番  岩 野 甚四郎                           16番  大 森 松 栄                           17番  山 本 又一郎                           18番  山 口 導 治                           19番  増 田   光                           20番  笹 川   希                           21番  佐々木   治                           22番  田 中 敏 幸                           23番  宮 下 善 隆                           25番  平 野 佳 宥                           26番  福 岡 善 信 ─────────────────────────────────────── 〇欠席議員(0人) ─────────────────────────────────────── 〇説明のため出席したもの       市長          辻  嘉右エ門                    助役          窪   清 行                    収入役         竹 内   武                    総務部長        惣宇利   尚                    企画部長        長谷川   繁                    市民生活部長      古 村 正 史                    健康福祉部長      神 戸 勝 則                    産業部長        斎 藤 辰 夫                    建設部長        窪 田   貢                    水道部長        杉 本 忠 義                    教育長         大 森 仁 平                    教育委員会事務部長   小 林 美智雄                    鯖江広域衛生施設組合事務局長                                笠 嶋 恒 克                    消防長         南 部 俊 三                    市長課長        岸 本 秀 治 ─────────────────────────────────────── 〇職務のため出席したもの       議会事務局長      熊 谷 忠 男                    議会事務局次長     田 中 喜代栄                    議会事務局次長補佐   竹 内 秀 博                    議会事務局次長補佐   窪 田 育 男                    議会事務局係長     西 川 法 昭                開議 午前10時07分 ○議長(佐々木治君) これより本日の会議を開きます。  初めに、9月22日に決算特別委員会が開かれ、委員長に19番 増田 光君、副委員長に9番 高島哲夫君がそれぞれ互選されておりますので、ご報告いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。    ───────────────────────────────── △日程第1.陳情の審査結果 ○議長(佐々木治君) 日程第1、陳情の審査結果を行います。  所管の委員会に付託いたしました陳情について、各委員会の審査の結果の報告を求めます。  最初に、総務委員長から報告を求めます。  8番、玉邑哲雄君。              〇8番(玉邑哲雄君)登壇 ◎8番(玉邑哲雄君) 総務委員会に付託されました陳情第5号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書の提出について、審議の結果をご報告申し上げます。  本件につきましては、ご承知のとおり、公務員労働者賃金決定労働基本権の代償として人事院・人事委員会制度が導入されたもので、同趣旨の意見書が毎年採択されております。やはり全自治体が歩調を合わせて継続することが肝要でありまして、採決いたしました結果、全員一致で採択すべきものと決しました。  後ほど、陳情第5号の意見書を市会案としてご提案いたしますので、よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げます。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木治君) 次に、建設委員長から報告を求めます。  7番、吉田寿幸君。              〇7番(吉田寿幸君)登壇 ◎7番(吉田寿幸君) 建設委員会に付託されました陳情第6号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出について、審議の結果をご報告いたします。  道路は最も基本的な社会基盤であるが、我が国の状況は、特に地方においてまだ十分でなく、本市においても道路整備に関する市民の要望は極めて強いものがあります。  そのようなことから、強力な事業の推進等を要望するものであり、全員賛成で採択すべきものと決しました。  なお、本件につきましては、後ほど市会案として提出させていただきますので、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。  終わります。 ○議長(佐々木治君) 次に、経済企業委員長から報告を求めます。  9番、高島哲夫君。              〇9番(高島哲夫君)登壇 ◎9番(高島哲夫君) さきの第307回6月定例会で、経済企業委員会に付託を受け、継続審査といたしました陳情第2号 じん肺り患患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書の提出について、審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本件につきましては、トンネル工事におけるじん肺被害公共事業によって生み出されていること、またじん肺法など法に基づく対策の不徹底によって増大しているなど、人為的に発生させられた職業病であり、大量の労働者に被害が出ていることから、政府関係機関において、加害企業に対する適切な指導と補償及び予防にかかわる法制度の改善を求めるという趣旨であります。  6月定例会では、民事訴訟を起こし、現在も福井地裁で係争中であるなどのことから継続審査となったものであります。  まず、審査に入る前に福井地裁における訴訟の状況、他市の状況を事務局に説明を求め、審議に入りました。  委員からは、福井地裁で係争中の訴訟については、11月11日に第4回の口頭弁論が予定されている。訴訟の結果を待ってはどうか。また、他市の状況についても、大野市、勝山市を除く4市が継続審査または審議中であることから、他市の状況を勘案し、今回は継続してはどうかなどの意見が出され、採決の結果、全員一致で陳情第2号については継続すべきものと決したわけであります。  以上で経企委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木治君) 次に、教育民生委員長から報告を求めます。  4番、蓑輪安兵衞君。              〇4番(蓑輪安兵衞君)登壇 ◎4番(蓑輪安兵衞君) 本委員会に付託を受けました陳情第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について、審査経過をご報告申し上げます。  まず、事務局から陳情趣旨及び他市状況の説明を行った後、議事に入った次第であります。  審議の中で、理事者からは、この陳情は毎年採択してもらっており、予算は単年度主義であるため本年度もぜひ意見書を出してほしいとの要望が出されたところであります。  また、学校事務職員・栄養職員の給料が市に転嫁された場合、年間6,220万円余の負担が必要であり、現在教材費や旅費などは市で負担しており、さらに人件費も追加となると、なお一層負担が大きくなるとの説明でありました。  これに対して、委員からは、6,000万円余りも市の負担になるのでは困るといった意見が出され、採決の結果、全員賛成で陳情第3号を採択すべきものと決しました。  後ほど、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書を市会案として提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上、報告します。 ○議長(佐々木治君) 次に、地域医療対策特別委員長から報告を求めます。  15番、岩野甚四郎君。              〇15番(岩野甚四郎君)登壇 ◎15番(岩野甚四郎君) 本委員会に付託を受けました陳情第4号 国立鯖江病院に対する診療機能拡充要望書提出について、審議の経過を申し上げます。  まず、事務局から陳情趣旨の説明を行った後、審議に入った次第であります。  審議の中で、この陳情文の中に「今こそ国立鯖江病院の充実は、緊急かつ重要なことではないでしょうか。」という表現があり、また要望事項の中には、「医師、看護婦等医療スタッフの確保を図ること」という表現があるが、これは国立鯖江病院の存続の意思が推察できる。市としても、国立病院の移譲を前提に、先般国立鯖江病院移譲に関する特別検討委員会を発足させ、議会としても移譲受け入れを前提として検討すべきもやむを得ないとした決議を行い、当地域医療対策特別委員会を設置したものであり、存続の意思がうかがえる陳情には賛成ができかねるといった意見が大勢を占めたわけであります。  今回、異例ではありますが、陳情者の一員である国立鯖江病院存続、拡充し、地域医療をよくする会の代表委員にも委員会に出席を求め、陳情趣旨の説明を受けたところであります。  趣旨説明の中では、国立病院の移譲を受けることには反対するものではないが、移譲を受ける時期を少しでもおくらせて、その間に陳情文にあるような国立病院診療機能の拡充を求めるものであるというものでありました。  委員からは、陳情文にある医療機器等の整備、充実等の必要性は十分に理解できるが、陳情文全体の整合性となると、市及び議会の方向性とは異なるため、今後国立鯖江病院存続、拡充し、地域医療をよくする会等を含めた陳情者との意見交換をするなど、慎重に審議してはどうかといった意見が出され、陳情第4号は継続審査とすべきものと決しました。  以上、報告をいたします。 ○議長(佐々木治君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。  12番、菅原君。              〇12番(菅原義信君)登壇 ◆12番(菅原義信君) まず最初に、陳情第2号、経済企業常任委員長にお尋ねしたいと思います。  これは継続審査ということで、委員会の結論を見たそうでありますけれども、その結論のもとになった根拠といいますのが、第1点は、現在福井地方裁判所において係争中であるということと、もう一つは他市の状況が継続審査ということになっておると、この2点だったと思うんであります。しかし、福井地方裁判所における民事訴訟としての裁判というのは、あくまでも損害をこうむった、そのものを回復を求めるということが建前であります。今、陳情として出されているのは、何よりもこうしたじん肺という、職業病の中では最大の件数になっておるような、こういうじん肺そのものをなくしていこうと、その他のものを、法的な整備あるいは監督責任、こういうものをも問うた陳情だと思うんであります。したがって、先ほど委員長報告の中にありました2つの根拠といいますか、その第1点であります裁判で継続中であるという、その根拠そのものが、やはり政治的な問題として議会が受ける陳情での報告としては、やはり適切ではないんではないかと、このことを申し上げておきたいと思うんでありますけれども。  そうした観点での議論はなされなかったのか、またその点での委員長自身の所感について、どういうご所見をお持ちなのか、その点について、まずお尋ねしておきたいと思います。  2つ目は、今の地域医療特別委員会委員長報告についてでありますけれども、陳情文の中で「存続をうかがえる」、そういう文言が含まれているということであります。しかし、文言そのものの中には、存続というものは入っていないわけでありますし、現存している国立鯖江病院というのは、国立としていまだに運営されているわけでございます。したがって、あくまでもその整備、拡充でありますとか、そういうものについては、現在のところ国が責任を負うというのは当たり前のことであります。  それともう一つは、ついせんだっての議会の中で採択をされました、いわゆる議会の要望決議、この中にも既に国立病院の欠陥としていろいろな機能であるとか、近代的な医療機器であるとか、そういうものが未整備で推移されてきておると、そのことを大きな要因として、いわゆる移譲を受け入れるということになっているわけです。したがって、現在の国立病院について、国立病院である限りにおいては、国の責任としてこうした機器の整備であるとか、スタッフの増強であるとか、充実であるとか、そのことを求めるというのは当たり前の原則だと思うんであります。そのことについて、なぜそのことが存続をうかがえるからいけないのだと、こういうことで継続審査となってしまったのか、その辺のところについても議論の経過についてお尋ねしておきたいと思います。  以上です。
    ○議長(佐々木治君) 9番、高島哲夫君。              〇9番(高島哲夫君)登壇 ◎9番(高島哲夫君) ただいま菅原議員の1点目につきまして、経済企業委員会の方への質問でございますが、この陳情につきまして、一応我々の陳情の、この面におきましては、そういった今菅原議員が言われましたような質問はなかったわけでございます。ただ、この鯖江市以外の、勝山、大野、この地区にはそういった患者があると、かなりおられるんじゃないかなといったところで、その辺が継続ではございませんが、はよせえというようなことになっているんじゃないかなというようなことで、鯖江にはお一人おられるというようなことも説明の中には出ましたけれども、やはり11月11日に口頭弁論福井地裁において行われるということでございますので、そういった経過を他市の状況等も踏まえながら、それを見ながら結論を出していこうというようなことで継続審査になったわけでございます。  以上です。 ○議長(佐々木治君) 15番、岩野甚四郎君。              〇15番(岩野甚四郎君)登壇 ◎15番(岩野甚四郎君) 今、菅原議員のおっしゃったこともいろいろと出ました。ただ、休憩中にかなりの意見交換をされました。今、ここにもさっき申しましたが、委員さんの代表委員さんにもおいでいただいて、いろいろとこの中で意見やら、いろいろ聞かしていただきましたが、やはりこの後の方にも書いてありましたが、先ほども申しましたが、陳情文の、こういうことは理解できるけれども、全体的に見るとやはり存続の意味もあるというような、一部こういうこともありますので、そういった点でもう少し継続しながら、また陳情者とも意見の交換等をしながら検討していこうじゃないかということで、継続審査となったところでございます。  主なことは、もうこのぐらいしかありません。あとは、休憩中にかなり意見交換がありましたことは申し上げておきます。 ○議長(佐々木治君) 12番、菅原義信君。              〇12番(菅原義信君)登壇 ◆12番(菅原義信君) 今、それぞれお答えをいただいたわけでありますけれども、到底納得し得るようなお答えではなかったと思うんであります。したがいまして、継続ということでありますから、今後も継続して、2つの案件ともでありますけれども、審査をされるということでありますので、ぜひとも慎重かつ、やはり現在のいろいろな諸状況を勘案された、そうした議論がなされて妥当な結論が出されるように、今後希望してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(佐々木治君) ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、陳情第2号 じん肺り患患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書の提出についてを採決いたします。  経済企業委員長の報告は継続審査であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第2号は継続審査と決しました。  次に、陳情第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。  教育民生委員長の報告は採択であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第3号は採択と決しました。  次に、陳情第4号 国立鯖江病院に対する診療機能拡充要望書提出についてを採決いたします。  地域医療対策特別委員長の報告は継続審査であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第4号は継続審査と決しました。  次に、陳情第5号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書の提出についてを採決いたします。  総務委員長の報告は採択であります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第5号は採択と決しました。  次に、陳情第6号 道路財源確保に関する活動についてを採決いたします。  建設委員長の報告は採択であります。  委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情第6号は採択と決しました。    ───────────────────────────────── △日程第2.議案の審査結果 ○議長(佐々木治君) 日程第2、議案の審査結果を行います。  先般、所管の委員会に付託いたしました議案第48号 平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第3号)、議案第49号 平成10年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第60号 鯖江市母子等福祉資金一時貸付に関する条例の一部改正についてを議題とし、各委員会の審査の結果について報告を求めます。  最初に、総務委員長から報告を求めます。  8番、玉邑哲雄君。              〇8番(玉邑哲雄君)登壇 ◎8番(玉邑哲雄君) 総務委員会に付託されました議案第48号 平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第3号)中、第1表歳入歳出予算補正、(歳入)全般、(歳出)款1議会費、款2総務費(交通対策費を除く)、第2表地方債補正につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本件につきまして主な質疑を申し上げますと、分担金、負担金につきまして、今回の水害の復旧に伴う地元負担金を予算化しているが、この地元負担金の率は通常の場合と比べ、どの程度低くなっているのかとの質疑があり、これに対し、地元負担金の率は通常の場合、事業費の100分の30以内であるが、災害復旧のときは事業費から国庫補助金を差し引いた残り額の100分の50以内の金額が地元負担金になるとの答弁があり、これを受けて、今回の水害では、区長から被害の情報を得るなどして、対応はとてもよかったと思うが、市が単独で災害復旧を行うときに通常の場合の地元負担金であることなど、細かい配慮がされていないように思える。災害対策本部では、横の連携を密にしながら、今回のような緊急の事態に見合う地元負担ルール等災害復旧基準づくりを確立するなどして、もっと積極的に対応してほしいとの要望が出されました。  次に、諸収入の福祉バス利用者負担金が、1回の利用につき100円であることにつきまして、安いのはいいことでありますが、今後のことも考えるとある程度の負担は仕方がないと思う。一方、逆に無料でもよいのではないか、また対象者は65歳以上の老人と身体障害者生活保護者というが、高山市では観光客も乗せている。利用率を上げていくなら、もっと年齢を下げてもよいのではないかなどの意見が出され、そのようなことから利用者負担金を決めるに当たって、検討経過をどうであったのか、また収入額である130万円余の計算根拠はどこにあるのかとの質疑があり、これに対して、この利用者負担金については、福祉バス運行懇話会で協議がなされ、それを受け、市が検討し予算化したものであり、あくまでも福祉バスということでの料金設定である。また、この事業収入130万円余は、4路線1日4回の運行の中で、1回当たり7人程度が乗車することを想定し、計算したものであるとの答弁でありました。  なお、この件につきましては、委員からもっと詳しい説明をしてほしいという意見が出され、健康福祉部長の出席を求め、詳細な説明を受けました。  次に、総務費の庁舎施設等整備費につきまして、市民に開かれた市役所づくりを進めるための市庁舎改装に伴う設計委託費で、庁舎のオープン化とバリアフリーを検討するとの説明であるが、市長の言う大幅な機構改革を来年4月に控え、それとの整合性についてどう考えているのかとの質疑があり、これに対し、庁舎改装の設計は機構改革案づくりと並行して行うつもりで、機構改革の案に基づきながら設計を進めたいと思っているとの答弁があり、これを受けて、ある程度の機構改革の案がなければ設計ができないと思う。機構改革の案づくりは、いつをめどに考えているのかとの質疑があり、これに対し、10月の中旬から11月の上旬にかけて大まかな案をつくりたいと思っており、それに沿って設計を進めていきたいとの答弁でありました。  また、これらの質疑の中で、消防庁舎についても同様のことを検討し、庁舎一体的な配慮を図るようにすべきであるとか、また情報公開に対する文書管理や各課のロッカーの配置がえなど、いろいろと課題もあると思われるので、それらも踏まえながら、市民に入りやすい市役所、職員にとって仕事がしやすい庁舎になるよう、慎重に検討してほしいとの指摘がありました。  次に、総務費の防災事務諸経費について、これまで集中管理していた防災資材を今後は分散して配備するとの説明であるが、どのように配備する計画であるのかとの質疑があり、これに対し、今回の水害で集中管理していた防災資材が一挙になくなるなど、問題が生じたため、先般の連合区長会幹事会において、防災資材を各地区に分散配備したいので、置き場所を決めてほしいとのお願いをした。今回、準備する防災資材はビニールシート100枚、土のう袋3万枚、土のう用土砂ダンプ20台分で、これらを分散配備する予定であるが、災害に弱い地区や逆に災害が起きにくいような地区もあり、配備する資材の量については、調整させてほしいと言ってある。  また、土のう用の土砂については、業者に対し、市からの依頼がなくても地元区長の要請に応じて対応するようお願いしていくとの答弁があり、またそれを受けて各地区では分散配備された防災資材をだれが管理するのかが問題になると思う。地区とか、消防団とか、業者とかが考えられるが、実際に出動する人とのかかわりも重要であるので、初期に動ける体制づくりを早急に進めてほしい。また、各地区の配備計画がまとまった時点で、マップなどをつくり、市民に周知徹底してほしいとの要望が出され、加えて今回、水害の対応を教訓に、水防計画等のマニュアルを実態に沿うよう早急に訂正すべきものであるとの指摘もありました。  このような経過を踏まえ、議案第48号を採決いたしました結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(佐々木治君) 次に、建設委員長から報告を求めます。  7番、吉田寿幸君。              〇7番(吉田寿幸君)登壇 ◎7番(吉田寿幸君) 本委員会に付託されました議案第48号 平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第3号)中、第1表歳入歳出予算補正、(歳出)款8土木費(下水道費を除く)、款11災害復旧費の道路河川施設災害復旧費につきまして、審査の経過並びに結果の主なものをご報告を申し上げます。  まず、鳥羽中・芦山線の道路拡幅工事については、拡幅によって宅地が狭くなり、郊外移築が進むなど、商店街が空洞化されることはないのかとの質疑があり、これに対し、今のところ空洞化の兆候はないが、商店の後継者が転職等で郊外へ移築するなどし、空き地ができれば商店街のための駐車場計画などを、商店街、商工会議所等と話し合っていきたいとの答弁でありました。  次に、桜町の歩道用地買収費について、開発行為の区域内であるから、用地は提供してもらえないのか、また歩道の幅員が1.5メートルというが、今後ますます高齢化社会となり、さらに障害者用車いすの人もおられる。人に優しいまちづくりを考慮すると、狭過ぎるのではないかとの質疑がありました。  これに対し、現在工事中の上鯖江線アンダー工事完了に合わせ、将来予想される交通量の増大や、児童のための歩道確保という観点から早急な対応が必要な歩道である。この開発行為の規制の中には、強制力がないため、地権者とは協力事業ということで、当初2メーター幅確保で交渉した。しかし、それには応じられてもらえず、再三話し合い、お願いした結果、1.5メートル幅の用地買収ということで合意を見た。歩道の形状はフラット型にし、安全性の確保に努めるとの答弁でありました。  道路除雪費で、降雪感知機及び揚水管を補修取りかえすることについて、機器メーカーの保証期限や耐用年数、また前回の取りかえはいつ行ったのかとの質疑に対し、今設置してあるメーカーの保証期限は1シーズンであるが、鯖江市の場合、契約瑕疵担保補償は2年で結んでいる。耐用年数は、設置場所、水質、気象、温度などの条件で異なるが、平均7年から8年以上であり、今回の上戸口4号線と長泉寺17号線の降雪感知機取りかえは、それぞれ昭和63年と61年であり、石生谷当田線の揚水管つけかえは、昭和60年であるとの答弁でありました。なお、この保証期間については、もっと長くできないものかどうか検討するよう指摘をいたしました。  市営住宅の維持補修費では、入居準備の空き家補修や階段のノンスリップ修理ということであるが、中でも桜町団地の場合、居住スペースが狭く、ふろ場もない。相当老朽化も進んできたが、改修計画はないのかとの質疑がありました。  これに対して、本年度、住宅再生マスタープラン策定委員会が発足したので、その中で経済事情や高齢者用住宅対策改良等も含め、改修案などを検討していきたいとの答弁でありました。  今回の水害による道路災害復旧費につきましては、吉谷町の道路のり肩崩壊補修工事、落井町の路肩崩壊等の補修工事2件、尾花町では市道浸食のための補修工事、その他道路施設で下河端を初め12件の復旧工事であり、いずれも鞍谷川、河和田川等からの溢水が原因でありました。そのようなことから、溢水した堤防の損潰部分の早急な補修工事はもちろんのこと、今後とも浅水川水系河川の根本的改修事業等について、強く県へ働きかけるよう、詳細にわたり要望した次第であります。  以上のような経過を踏まえて採決いたしました結果、議案第48号につきましては、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(佐々木治君) 次に、経済企業委員長から報告を求めます。  9番、高島哲夫君。              〇9番(高島哲夫君)登壇 ◎9番(高島哲夫君) 経済企業委員会に付託を受けました議案2件につきまして、審査の経過及び結果について主な点をご報告申し上げます。  最初に、議案第48号 平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第3号)中、第1表歳入歳出予算補正、(歳出)款6農林水産業費、款8土木費の下水道整備費、款11災害復旧費の農林施設災害復旧費につきまして、主な質疑の内容を申し上げます。  第1点、農業振興費の水田麦、大豆生産振興緊急対策事業費については、生産調整の増大に伴い、転作作物の品質と生産量の向上を目指すための技術対策に対する助成であり、その作付技術の取り組みによって、5,000円、1万円、1万7,000円と国からの助成が分かれているとのことであるが、対象となる作物は何か、どのような事業メニューとなっているのかとの質疑があり、これに対して、対象となる作物は麦と大豆であり、例えば5,000円のメニューは、営農排水と病害虫防除、1万円になりますと、その上に土壌診断に基づく肥料設計と堆肥による地力増進などが加わることになるとのことであります。また、1万7,000円になりますと、加えてさらに団地化と普通型コンバインによる収穫などが規定されているとの答弁でありました。  なお、生産調整については、これまで行政を初め関係機関が100%達成を目指し、努力をされてきたご苦労に対しては、敬意を表するものである。しかし、このままでは生産調整に取り組まない農業者が、ますます増加するのではないか。目標達成のためには、生産調整に取り組まない農業者に対し、市が独自で制裁措置を加えることはできないものかと危惧する意見が出され、これに対し、新食糧法では農業者、農業団体等の主体的取り組みを基本とし、行政がこれを支援することになっており、強制的な制裁措置はできないとの答弁でありました。  それでは、今後ますます厳しい状況を迎える中で、まじめに取り組んでいる農業者がばかを見ないための、一層の努力をお願いするとの要望が出されたところであります。  第2点、農林施設災害復旧費の農林施設災害復旧費事業費(単独)については、7月10日の水害によるものであるとのことだが、単独分で580万円は少ないように思える。今後、見落としがあった場合の対応はどうなるのか、予算を流用することができるのか、また新年度の単独予算で対応してもらえるのかとの質疑があり、これに対し、担当者が災害の現状を見回り、確認をし、各地区の被害状況を聞き取りした上で、予算計上したとの答弁があり、また補助対象となるのは、復旧に要する経費が40万円以上のもので、それ以下のものを単独分として計上した。もし、漏れているものがあれば、現地を確認し、この予算の中で対処できるものについては対処していきたいとのことでありました。しかし、程度もあり、余り軽微なものについては社会奉仕的なもので対処をお願いしたいとの答弁でありました。  第3点、農業振興費の集落拠点施設整備事業費、快適でふれあいのある集落整備事業費について、これまでにこの事業があったのかとの質疑があり、これに対し、集落拠点整備事業費は、ふれあい会館や共同作業所などに関する事業で、この事業が9年度で終了したことに伴い、10年度対策として快適でふれあいのある集落整備事業に拡充、新設されたものである。なお、快適でふれあいのある集落整備事業については、ラポーゼかわだの散策道の改修をするものであるとの答弁でありました。  次に、議案第49号 平成10年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  処理場建設費の委託料が2億2,974万円の減額になっているが、その理由は何かとの質疑があり、これに対し、環境衛生センター内に設置する濃縮棟について、当初予算で日本下水道事業団へ委託することで委託料として計上してあったものを、鯖江市発注となったため、予算減額とし、工事費に計上したものであるとの答弁でありました。  また、処理場建設費(単独)で計上されました1,857万円のうち、1,500万円が改築診断に対する委託料とのことであるが、どのような算出根拠になっているのか。実際の改築にかかる費用は幾ら見込んでいるのか、国庫補助率は何%かとの質疑があり、これに対し、算出に当たっては見積もりをとった額であり、対象となる施設並びに設備については、昭和58年6月に供用開始をしたときの管理棟、水処理棟の1系列の施設及び汚泥濃縮タンク、汚泥消化タンク、ガスホルダーの各設備である。  なお、改築に要する額については、今回の改築診断の結果で算出されるものであり、国庫補助率は事業費の55%であるとの答弁でありました。  以上のような経過を経まして採決をいたしました結果、議案第48号及び議案第49号につきましては、いずれも全員の挙手をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、経済企業委員会の報告といたします。 ○議長(佐々木治君) 次に、教育民生委員長から報告を求めます。  4番、蓑輪安兵衞君。              〇4番(蓑輪安兵衞君)登壇 ◎4番(蓑輪安兵衞君) 本委員会に付託されました議案2件について、審査の経過及び結果につきましてご報告申し上げます。  最初に、議案第48号 平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第3号)中、第1表歳入歳出予算補正、(歳出)2、総務費の交通対策費、3、民生費、4、衛生費、5、労働費、10、教育費につきまして、主な質問を申し上げたいと存じます。
     初めに、老人福祉費の痴呆対策型老人共同生活援助事業は、民家を借り上げて痴呆老人が共同生活をし、ヘルパーが規則正しい生活を指導することによって痴呆の進行を抑えるものとの説明に対し、他市では知的障害者等がグループ生活をしている例もあり、本市でも対応を考えてほしいという意見が出されました。  次に、福祉バス運行事業について、今回の補正は委託料として11月から3月までの5カ月間の運行に要する経費を計上しているが、新年度ではどのくらいの予算を見込んでいるのかとの質疑に対し、現在の計画では4路線でそれぞれ4便を運行し、できるだけ安く抑え、車両代、燃料代、人件費等で年間1,800万円ぐらいを見込んでいるとの答弁でありました。また、乗車できる対象者は65歳以上の者だが、65歳未満の者が乗車してきた場合には、どうするのかとの質疑に対しては、今後利用者等の意見を聞きながら、また路線バス事業者等も考慮し、利用対象者など多くの方が利用できるよう検討して、弾力的な運用を図りたいとの答弁でありました。  次に、介護保険準備諸経費に関連して、介護保険制度の実施に当たり広域的に取り組むものは何かとの質疑に対して、介護認定業務や被保険者、保険料収納、給付等の台帳管理などがありますが、これらのうち被保険者等の台帳管理は、丹南広域組合で共同電算処理を進めることで検討していきたいとの答弁であり、広域化のメリットとの質疑に対しては、介護認定業務など市町村ごとよりも広域的に実施した方が公平化につながるとの答弁でありました。  次に、環境衛生費の合併処理浄化槽設置整備費補助金について、浄化槽からの汚物、垂れ流しによる河川の汚れやにおいの苦情を聞くが、補助金を出すからには、浄化槽設置後の指導、監督が必要ではないのかとの質疑に対し、浄化槽は単独と合併処理の2種類があり、単独は全面廃止の方向であり、合併処理浄化槽は設置後の法定検査が義務づけされている。補助申請の際にも、保守点検契約書の写しを添付してもらっているが、苦情があった場合には、現状を確認の上、保健所に指導方を依頼しているとの答弁でありました。  次に、社会教育総務費の社会教育推進諸経費100万円は、旧図書館の活用計画を策定するための委託料との説明に対して、市民のだれもが納得する活用計画の策定を望みたい。また、方向づけがなされた段階で、当委員会に対し、協議をしてほしいとの意見が出されました。  最後に、公民館費の市民会館施設整備費が計上されているが、市民会館は鯖江公民館という名称に統一されたのではないのか、また体育館費の体育施設整備費は、高年大学のことぶき体育館の屋根修理だが、高年大学は生涯学習課所管であり、隣接していることぶき体育館は、スポーツ課所管となっている。施設の名称や所管が複雑なのではないのかとの質疑に対し、市民会館という名称は財政上でのみ使用している。また、ことぶき体育館も市民体育館として補助を受けたため、スポーツ課所管となっているとの答弁でありました。これに対し、新年度で機構改革をやるとのことだが、施設の名称や所管の面から十分考慮してほしいといった意見が出されました。  次に、議案第60号 鯖江市母子等福祉資金一時貸付に関する条例の一部改正についてでありますが、この議案については、特段申し上げる質疑はございませんでした。  以上の経過で採決いたしました結果、全員賛成により議案第48号及び議案第60号ともに、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上でございます。 ○議長(佐々木治君) ここで、地域医療対策特別委員長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。  15番、岩野甚四郎君。              〇15番(岩野甚四郎君)登壇 ◎15番(岩野甚四郎君) 今定例会への付託議案はございませんが、会期前の9月4日に本特別委員会を開催しておりますので、その審議の経過をご報告申し上げます。  審議案件としては、第1回目ということでもあり、まず理事者から8月31日に委員16名による国立鯖江病院移譲に関する特別検討委員会の第1回会議が開かれており、その審議の経過の報告を受けたわけであります。  その主なものを申し上げますと、1、国立鯖江病院再編に係る経過説明、2、3月27日の鯖江市地域医療に関する検討委員会の答申結果、3、国立鯖江病院の概要、4、今回、市が発足した特別検討委員会の検討項目と今後の審議予定として来年3月上旬を取りまとめ期限としたこと、5、6月補正で議決を得た受託料500万円については、国立鯖江病院の移譲に関し、広域的に検討する意味からコンサルタントとして自治省の外郭団体である社団法人地域医療振興協会へ委託することで了承を得たこと。  以上の理事者説明を受けて質疑に入ったわけでありますが、その主なものを申し上げますと、まず移譲先が決まるまでの施設整備は国がするのか、また整備内容は今後の特別検討委員会の答申内容、すなわち総合病院とするのか、特定科目の専門病院とするのかによって変わってくるのではないのか。また、移譲しようとするものが、診療機器等の整備をするはずがない。基本的に現状渡しではないのかといった質疑が出され、移譲を受けるに当たり、整備の陳情も必要と考えており、方向性が出た段階で厚生省への陳情に行っていきたいと答弁がありました。  次に、国立鯖江病院の経常収支について、9年度の赤字が増大しているが、その要因は何かとの質疑に対し、入院収入が大幅に落ち込んだことによるもので、診療報酬の改定があったため他の病院も含め、診療機関全体が減っているとの答弁でありました。  次に、コンサルタントを依頼する地域医療振興協会の役員名簿には自治医科大学関係者が多いが、移譲を受けた場合、医師は自治医大から派遣されるのかとの質疑に対し、自治医大に委託することを前提に同協会にコンサルタントを依頼したものではなく、移譲を受けた場合、自治省からの交付金もあり、同省との関係が深いということで選択したものとの答弁でありました。  以上が質疑の主なものでありまして、最後に当地域医療対策特別委員会の今後の進め方についての審議をいたし、厚生省の近畿医務局の説明を求めたり、行政視察も必要、また理事者側の特別検討委員会等の今後の開催経過を見ながら、議会としても委員会を開催していく必要がある等の意見が出されたことを報告しておきます。  以上でございます。 ○議長(佐々木治君) 次に、決算特別委員長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。  19番、増田 光君。              〇19番(増田 光君)登壇 ◎19番(増田光君) ただいま、発言の許可をいただきましたので、9月22日に開催いたしました決算特別委員会における会議の経過についてご報告申し上げます。  初めに、正・副委員長の互選を行い、その後本委員会に付託されている平成9年度一般会計歳入歳出決算の認定についての議案第50号から議案第59号までの決算議案10件が閉会中の継続審査となっておりますので、それらを審査する日程について協議を行い、協議の結果、決算議案を審査する日程については、10月16日と19日、20日の3日間、続いて11月16日から18日の3日間の計6日間において審査を行うことで、意見の一致を見た次第でございます。なお、審査最終日の11月18日には、全議案に対する総括質疑を行い、採決をいたす予定でございます。  以上のとおり、審査日程をもって本委員会を開会いたしたいと存じますので、議員各位の特段のご協力をお願い申し上げましてご報告といたします。 ○議長(佐々木治君) ただいまの報告に対し質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第48号 平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木治君) 起立全員であります。  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号 平成10年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する経済企業委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木治君) 起立全員であります。  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号 鯖江市母子等福祉資金一時貸付に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生委員長の報告は可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木治君) 起立全員であります。  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。    ───────────────────────────────── △日程第3.市会案第4号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書について ○議長(佐々木治君) 日程第3、市会案第4号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  8番、玉邑哲雄君。              〇8番(玉邑哲雄君)登壇 ◎8番(玉邑哲雄君) 市会案第4号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書について、提案理由の説明をさせていただきます。  意見書の案文の朗読をもちまして提案理由の説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、意見書の案文を朗読いたします。          公務員労働者賃金早期決定を求める意見書  すべての勤労者は文化的生活が保障され、勤労、納税、教育などの平等の原則が貫かれ、そのもとで快適な生活設計が営まれなければならない。  しかし、公務員労働者賃金決定は、その法的背景や手続のおくれにより、民間労働者に比べ極めて遅くなっている。このため、公務員のみならず、人事院勧告の賃金決定方式を準用する民間の教育、医療、福祉等の職場で働く者や、公社、事業団等自治体関連団体にも影響を及ぼし、内需拡大などの多面的なマイナスへの相乗効果、公務員労働者の勤労意欲の向上と積極的な住民サービスなど、社会全体に与える影響は多大なものがある。  近代国家にあって、民間と8カ月おくれの精算は極めて不自然であり、法的不条理を一刻も早く解消され、人事院勧告の早期実現について、関係機関、あらゆる努力を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成10年9月25日。                                  鯖江市議会  なお、提出先でございますが、内閣総理大臣小渕恵三氏、大蔵大臣宮沢喜一氏、自治大臣西田 司氏、人事院総裁中島忠能氏であります。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(佐々木治君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第4号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第4号は委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより市会案第4号 公務員労働者賃金早期決定を求める意見書についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木治君) 起立全員であります。  よって、市会案第4号は原案のとおり可決されました。    ───────────────────────────────── △日程第4.市会案第5号 道路特定財源の確保に関する意見書について ○議長(佐々木治君) 日程第4、市会案第5号 道路特定財源の確保に関する意見書についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  7番、吉田寿幸君。              〇7番(吉田寿幸君)登壇 ◎7番(吉田寿幸君) 市会案第5号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出については、この意見書の朗読をもって説明にかえさしていただきたいと思いますので、よろしくご賛同のほどをお願い申し上げます。            道路特定財源の確保に関する意見書  道路は、最も基本的な社会基盤であり、21世紀に向け国土の均衡ある発展を図るとともに活力ある地域づくりや豊かな暮らしづくり、安全で快適な環境づくりを支援するためには、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を一層促進することがぜひとも必要である。しかるに、我が国の道路の状況は、特に地方においていまだ十分ではなく、福井県においても近畿自動車道敦賀線や中部縦貫自動車道を初めとする高規格道路から市町村道に至るまで、道路整備に対する要望は極めて強いものである。  特に我が鯖江市においては、ファッションタウンをテーマに、まちづくりを推進しており、その目的達成のため、国道417号を初めとする県道や市町村道による道路網の整備による支援が必要不可欠である。  よって、政府におかれまして、道路整備の重要性を深く認識され、次の事項を実現されるよう強く要望する。                   記  1 揮発油税、地方道路税、軽油引取税、石油ガス税、自動車取得税、自動車重量税の道路特定財源を堅持し、一般財源化、あるいは道路以外の用途に転用することなく、その全額を道路整備に充当すること。  1 平成11年度予算においては、新道路整備5カ年計画に基づき、円滑に道路整備を推進していくため、一般財源を大幅に投入し、道路整備事業を拡大すること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
     平成10年9月25日。                                  鯖江市議会  なお、提出先は内閣総理大臣小渕恵三氏、大蔵大臣宮沢喜一氏、建設大臣関谷勝嗣氏、自治大臣西田 司氏、内閣官房長官野中広務氏であります。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(佐々木治君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第5号 道路特定財源の確保に関する意見書については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第5号は委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより市会案第5号 道路特定財源の確保に関する意見書についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木治君) 起立全員であります。  よって、市会案第5号は原案のとおり可決されました。    ───────────────────────────────── △日程第5.市会案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について ○議長(佐々木治君) 日程第5、市会案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  4番、蓑輪安兵衞君。              〇4番(蓑輪安兵衞君)登壇 ◎4番(蓑輪安兵衞君) 市会案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを提案させていただきます。  意見書を朗読いたしまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。          義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書  義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等と、その水準の維持向上を図る制度として定着しており、現行教育制度の重要な根幹を担っている。  しかし、政府は1985年度以降、教材費、旅費、恩給費及び共済費の一般財源化等を行うなど、国庫負担の縮減を行っており、1999年度予算編成においても、学校事務職員と学校栄養職員の給与費等が国庫負担の対象から除外されることが懸念されている。これらの職員の配置は、学校運営に不可欠なものであり、この制度の改定は厳しい地方財政をさらに圧迫し、義務教育の円滑な推進と教育水準の維持向上に多大な影響を及ぼすものである。  よって、政府におかれては、現行の義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成10年9月25日。                                  鯖江市議会  なお、意見書の提出先は、内閣総理大臣小渕恵三氏、大蔵大臣宮沢喜一氏、文部大臣有馬朗人氏、自治大臣西田 司氏であります。  議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐々木治君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております市会案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ご異議なしと認めます。  よって、市会案第6号は委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木治君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより市会案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(佐々木治君) 起立全員であります。  よって、市会案第6号は原案のとおり可決されました。  以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  これをもちまして第309回鯖江市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。                閉会 午前11時21分   地方自治法第123条第2項の規定により上記会議録の顛末を証するためここに署名する。             議     長             副  議  長             署 名 議 員             署 名 議 員             署 名 議 員...