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平成 6年 9月第287回定例会−09月29日-03号

  • 野中広務(/)
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  1. 鯖江市議会 1994-09-29
    平成 6年 9月第287回定例会−09月29日-03号


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    平成 6年 9月第287回定例会−09月29日-03号平成 6年 9月第287回定例会            第287回鯖江市議会定例会会議録   …………………………………………………………………………………………         平成6年9月29日(木曜日)午前10時16分開議   …………………………………………………………………………………………   〇出席議員(26人)            1 番   田中茂一郎                         2 番   橋本勇                         4 番   高島哲夫                         5 番   吉田寿幸                         6 番   牧野清治                         7 番   山本利春                         8 番   菅原義信                         9 番   大森松栄                         10番   島川一男                         11番   橋本常夫                         12番   岩野甚四郎                         13番   田中実                         14番   笹川希                         15番   吉村慶治                         16番   佐々木治
                            17番   宮下善隆                         18番   山口導治                         19番   増田光                         20番   田中敏幸                         22番   服部辰男                         23番   平野佳宥                         24番   福岡善信                         25番   佐々木左市                         26番   青山幸治                         27番   松村憲正                         28番   大艸清   …………………………………………………………………………………………   〇欠席議員(2人)             3 番   玉邑哲雄                         21番   福田敏夫   …………………………………………………………………………………………   〇説明のため出席したもの    市長          西沢省三                   助役          藤本武司                   収入役         竹内武                   市長室長兼世界体操部長 清水武士                   総務部長        浅野勲                   民生部長        長谷川繁                   産業部長        一力光男                   建設部長        小林美智雄                   水道部長        吉末勲                   鯖江広域衛生施設組合事務局長                               青山信一                   教育長         植田命寧                   教育委員会事務部長   壬生和男                   消防長         山本岑次   …………………………………………………………………………………………   〇説明補助者として出席したもの                   市長室次長       品川隆朝                   総務部次長       惣宇利尚                   総務部次長       山本順一                   民生部次長       田中勝見                   産業部次長       古村正史                   建設部次長       杉本忠義                   水道部次長       出口義和                   世界体操部次長     山本久一                   監査事務局長      菱川節雄   …………………………………………………………………………………………   〇職務のため出席したもの    議会事務局長      川端昭栄                   議会事務局次長     手鹿忠昭                   議会事務局主幹     斎藤久義                   議会事務局係長     米田康宏                   議会事務局主事     山口達哉               開会 午前10時16分 ○議長(田中敏幸君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。   ………………………………………………………………………………………… △日程第1.陳情の審査結果 ○議長(田中敏幸君) 日程第1、陳情の審査結果を議題といたします。  各常任委員長から委員会における審査の結果について報告を求めます。  最初に総務常任委員長から報告を求めます。  11番、橋本常夫君。              〇11番(橋本常夫君)登壇 ◎11番(橋本常夫君) 総務委員会に付託を受けました陳情第6号核兵器全面禁止廃絶国際条約の締結を求める意見書の提出について並びに陳情第8号公務員労働者の新賃金早期決定を求める意見書の提出について、審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  陳情第6号は、継続審査となっていたものでありまして、7月の組織がえから初めての委員会なので、先の委員会での経過等の説明を受けました。いま少し内容等について慎重審議をする必要があるのではとの意見から、採決の結果、全員賛成継続審査とすることに決しました。  陳情第8号につきましては特に意見もなく、採決の結果、賛成全員で採択すべきものと決しました。  なお、陳情第8号につきましては、市会案として決議案を提出させていただきたいと思いますので、よろしく議員のご賛同をお願い申し上げる次第でございます。  以上、報告をさせていただきます。 ○議長(田中敏幸君) 次に、教育民生常任委員長から報告を求めます。  14番、笹川 希君。              〇14番(笹川 希君)登壇 ◎14番(笹川希君) 本委員会に付託されました陳情第7号民間保育園人件費補助増額等についてご報告を申し上げます。  この陳情に対する理事者の意向を求めたところ、人件費補助については、4年度は10分の4、5年度は3分の2支出しており、本年度は10分の8で予算化している。来年度も改善を図るよう努力したい。  事業団借入金の利子補給については、現在対象となる保育園は2カ所で、県は2分の1補助しているが、市としては今後の課題としたい。  施設振興については、現在100万円以上の工事費に対し、10分の2以内の補助制度がある。大規模事業には国の制度もあるのでPRしたいとの前向きの説明であり、昨年も同趣旨の陳情を採択しておりますので、全員の挙手をもって採択すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの各常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に陳情第6号について採決いたします。  総務常任委員長の報告は継続審査であります。総務常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって陳情第6号については、継続審査と決しました。  次に陳情第7号について採決いたします。  教育民生常任委員長の報告は採択であります。  教育民生常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって陳情第7号については、採択と決しました。  次に陳情第8号について採決いたします。  総務常任委員長の報告は採択であります。  総務常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって陳情第8号については採択と決しました。   ………………………………………………………………………………………… △日程第2.議案の審査結果 ○議長(田中敏幸君) 日程第2、議案の審査結果を議題といたします。  各常任委員長から、委員会における審査の結果について報告を求めます。
     最初に総務常任委員長から報告を求めます。  11番、橋本常夫君。              〇11番(橋本常夫君)登壇 ◎11番(橋本常夫君) 総務常任委員会に付託されました議案11件の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。なお、報告の順序につきましては、決算認定以外の議案のご報告をいたします。その後に決算認定の各議案をまとめてご報告申し上げます。  まず議案第45号、平成6年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)中第1表歳入歳出予算補正(歳入)全般、(歳出)2総務費(交通対策費を除く)、9消防費、第2表地方債補正について、理事者から説明を受けました。  特に、歳入の国庫支出金県支出金の中の、特定優良賃貸住宅供給促進事業費補助金と市債の市営住宅建設事業債について論議が集中いたしました。  主な質疑としては、新町市営住宅の用地買収について、状況の変化はわかるが、賃貸契約の中に買い取るとの1項が書かれてあったのか。今回の価格は離作料や権利金等を考慮した上での妥当な額なのか。また、抵当権の設定とかは考えられなかったのかとの問いに対して、契約の中に買い取ることに関しての1項はなく、価格については弁護士とも相談し、借地権4割を差し引き6割で計算したものである。また抵当権の設定は契約時にはなかったが、後に2件発生しているとの答弁でありました。特定優良賃貸住宅供給促進事業補助金については、今回の補正で初めてできた制度であるので、これまでの経過や認定基準、また予定されている建設場所の適否について、建設部長の出席を求め、より詳細な説明を受けました。この事業は、県が今年度から取り組んだもので、民間の土地保有者などによる中堅層向けの良質な賃貸住宅の供給を促進し、これを公的賃貸住宅として活用しようとするものであり、認定を受けるためには建設戸数は10戸以上で、構造は耐火または準耐火構造であり、専用の台所、便所、浴室等があることなど建築基準が設けられている。  建設が予定されている場所は、御幸町1丁目の工業地帯内であるが、都市計画法では建設可能となっている。公害問題についても、現在は公害防止協定の数値より低いが、地域が地域だけに十分話し合いをしていきたいとの答弁でありました。  委員からは、新町市営住宅の件をかんがみ、後に問題が出た場合の措置方法を初めからはっきりと決めておく必要がある。また、特定優良賃貸住宅供給促進事業補助制度については、市民に広報等で周知徹底すべきであるとの意見が出されました。  続いて議案第58号、町および字の区域並びに名称の変更について、理事者から説明を受けました。委員から特に質疑はありませんでしたが、必要に応じて変更するのだろうが、後々問題が残らないように、地元測量会社、市側が納得した上で実施するようにとの意見が出されました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第45号、第58号は、賛成全員で可決されました。  次に、議案第47号から第55号までの9件の会計決算の審査についてご報告申し上げます。なお、決算の審査に当たりましては、決算書と主要な施策の成果に関する説明書に基づいた理事者の説明および監査委員決算審査意見書を参考に、施策の効果を判定し、特に新規事業につきましては、その効果が十分反映されているかに重点を置いて、延べ4日間にわたり審査を行いました。  それでは、室、各部所管の審査の中で、特に論議された事項についてご報告申し上げます。  最初に市長室、総務部関係では、市民税や法人税を含め、市税全般不納欠損収入未済額が見られるが、今後の見通しや方策はどうなのかとの問いに対し、収入未済額は調定額から収入済額を差し引いたもので、翌年度へ繰り越して納入を督促いたすものであります。また不納欠損につきましては、法規の定めによりまして滞納税を整理いたしたものであります。今後とも収納率の向上に努力してまいりたいとの答弁がありました。  次に民生部関係では、ごみの分別収集に取り組んで以来、確かに量は減ってきているが、今後もより一層減量化、資源化体制を整えていく必要があるのでは。また高齢化に伴い医療費が増加している昨今、レセプト点検は厳正に審査されるべきと考えるが、当市の体制はどうなのかとの問いに対して、ごみの減量化については、平成4年度にシステム改良をやり、順調に進展しているが、すべて終わったとは思っていない。生ごみ減量も今後の課題として研究していかなければならないし、そのための体制づくりというものも考慮していく必要があると思っている。また、レセプト点検に関しては、県の国保連合会と市民課の専門職員が審査している。全国的に保険税収納率の向上、医療費適正化対策の推進、保健事業の推進などの国保3%運動も実施されており、今後とも一層適正な医療を受けるように指導するとともに、収入の確保に努めたいとの答弁がありました。  次に産業部関係では、地場産業振興の補助金や融資などは、使途の枠にしばられ、非常に使いにくいとの声が聞かれるが、産業界の意思を反映しながら補助金のあり方について見直す時期に来ているのではないか。  コシヒカリ給食推進事業費が執行されているが、最近、コシヒカリの評判がよくないようだが今年度も計上したのかとの問いに対して、補助金等については、現在、産業界を交えて話し合いをしているところであり、実情にあわせた要綱づくりに向けて検討していきたい。  また、コシヒカリについては、生産する側では、腰が弱くてつくりにくいとの意見もあるが、味はとてもよいとのことで、平成6年度も学校給食の必要数の2分の1、自主流通米との価格差を県、市、中央会で補助すべく予算化したところであるとの答弁がありました。  次に、建設部関係では、新町団地定次団地借地契約の中に、買い取りに関する1項や抵当権設定、離作料、年貢に関する1項も入れておくべきではなかったのか。河和田バイパスが開通し、後、中野地係だけが残っているが、状況はどうなのかとの問いに対して、契約の中に買い取りに関しての1項はないが、甲・乙協議の上でという1項に基づき事務を進めている。  鯖江今立線は県事業で、川島から河和田までは河和田バイパスとして開通したところである。中野地係については物件移転等で難航しているが、早急に解決し、全線開通したいと聞いているとの答弁がありました。  次に水道部関係では、汚水中継所処理使用料が昨年に比べ減額となっているのは、企業が減り、処理水量が減ったのではないか。ひいては維持管理が難しくなるのではないか。資本費平準化債を借り入れしているが、一般会計からの持ち出しを少なくし、そういった制度を利用した方がいいのではないか、との問いや意見に対して、汚水中継所処理使用料については、処理水量は昨年とほぼ同量の状況にあるが、御幸町での水害時に停止させた電気料が減となって出てきたものである。下水道事業は先行投資が大きいために、未利用財産が多く、その対策としての制度であり、今後財政面を勘案しながら、平準化債を利用していきたいとの答弁がありました。  次に、教育委員会所管では、花いっぱい運動の推進補助を受け、各地区では活発に運動を展開しておられるところである。世界体操に向けて歓迎ムードを盛り上げるのも一つの目的だろうが、将来は鯖江市を花いっぱいのまちにすることが大きな目的と思えるので、長期に継続していく指導法を考えていくべきである。  旧吉川公民館に収納保管してあった民芸品はどこへ移したのかとの問いや意見に対して、花いっぱい運動は、今後も環境美化のために継続していくべきであるし、指導方法についても関係者と協議していきたい。また、民芸品は市民にお願いして集めた価値観のある品であり、今年3月の吉川公民館旧舎解体に伴い、旧豊公民館へ移転をし整理保管をしているとの答弁がありました。  以上が各部所管に対する各委員からの主な質疑であります。  なお、助役、収入役、教育長、各部所管関係部長の出席を求め、総括的に出された意見と答弁についてご報告いたします。  決算書作成に当たって数字の正確さはもちろんであるが、脱字箇所が見られ、また主要な成果説明書の内容をもう少し詳細にし、一目でわかるようにする方法の検討をしてはどうかとの意見に対して、指導をいただいた点精査をし、今後十分注意をしていきたい。説明書の記載方法についても検討していくとのことでした。  次に、鯖江の農業情勢が変わってきている昨今、補助金の項目はたくさんあるが、実情にあった対応をお願いしたいとの意見に対して、農業行政については日本の農業の課題であり、ウルグアイ・ラウンドが実施されていくに従って、体制づくりがなされていくのであろうが、市町村でそれをどのように受けてやっていくかは難しいし、将来大きな禍根を残さないためにも関係団体が一丸となり、真剣に詰めていかなければならないと思っているとのことでした。  また、公民館の館長の権限を見直し、スムーズな決裁体制にできないものかとの問いに対し、実際に担当する職員に執行権がないことは不都合なことであるので、館ごとの配当枠の拡大と事後決裁が認められないか、また、予算の執行権については、検討して改善できるものがあれば努力したいとの答弁がありました。  次に、桝谷ダムに関して、用水交渉には積極的に市独自の要求を出していってはとの意見に対して水利上の権利の具体策は農水で約1,900ヘクタール、工水で1万トン、上水で2万トンの権利は確保できているとの答弁がありました。  さらに会計の9月審査の是非については、出納閉鎖後3カ月以内に決算書提出ということを前提に、早い時期に審査をしてもらうことが今後の予算編成予算執行に反映させるためにもよいと考えているとの答弁がありました。  以上のような経過を踏まえ採決の結果、議案第47号、48号、49号、50号、51号、52号、53号、54号、55号は賛成全員で、いずれも認定すべきものと決しました。  以上でご報告を終わらせていただきます。 ○議長(田中敏幸君) 次に、建設常任委員長から報告を求めます。  4番、高島哲夫君。              〇4番(高島哲夫君)登壇 ◎4番(高島哲夫君) 本委員会に付託されました議案第45号平成6年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)款8土木費(下水道費を除く)、議案第59号特定公共賃貸住宅定次団地新築工事本体工事請負契約の締結について、議案第60号公営住宅定次団地B棟新築工事本体工事請負契約の締結について、議案第61号公営住宅定次団地C棟新築工事本体工事請負契約の締結について、および議案第62号公営住宅定次団地B棟新築工事本体工事請負契約の締結について、以上5件の議案につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  まず議案第45号一般会計補正予算につきまして、理事者側から詳細な説明を受け、その中で特に論議となりました点について申し上げます。  その中で、今回初めて取り組む特定優良賃貸住宅供給事業費につきまして質疑応答がなされ、この制度は中堅層向け賃貸住宅が不足しているので、この要請にこたえるため、民間の土地所有者などによる優良な賃貸住宅の供給を促進し、これを公的賃貸住宅として活用しようとするもので、建設費の補助や家賃の補助を行う制度であるとの説明を受けました。  この説明に対し、営利目的のものに補助金を支出するものではないかとの質疑に対し、用地費を伴う建設を強いられる市営住宅の建設より、建設費のうち共同施設等整備費に対し、最高国3分の1、県が6分の1、市6分の1の合計3分の2の補助を行い、公的賃貸住宅として活用させてもらうといった方法で、しかも市場家賃を原則としていることや、厳しい管理基準に適合したものでなければならず、また最低10年間は供給計画に従った管理をしなければならない等の制約がある事業で、市としてメリットの多いものであるとの答弁でありました。  市営住宅の供給は、低所得層を中心に供給を考えているが、特定優良賃貸住宅供給事業は、中堅層の入居者を考えているのはどうしてかとの質疑に対し、新婚等の共働き核家族に対応できる住宅の不足に対応するための住宅供給を狙っているものであるとの答弁がありました。また現在申請が出されている建設場所については、御幸町1丁目の工業地域と聞くが建設はできるのか。また、環境問題などの点で問題はないかとの問いに対して、工業専用地域以外は工業地域、準工業地域であっても、共同住宅、社宅等の建設は可能で、環境問題については現在は公害防止協定による数値より下回っているので問題がないと思われるが、今後十分指導していきたいとの答弁でありました。  また、管理運営の件につきましては、行政が介入できる体制をとっておくべきとの質疑に対し、住宅管理のノウハウを有する住宅供給公社など、都道府県知事が認める一定の法人に管理を委ね、また供給計画に従って、住宅の管理を行わないときは改善命令や認定の取り消しといった措置をとることができるようになっているとの答弁がありました。  また建設予定のマンションの家賃はどれくらいになるのかとの問いに対しては、約8万円で、近隣の家賃が約7万円程度であるので、建物の内容の面積を考えると妥当な金額であり、この家賃と入居者負担額との差額に対しても来年度から補助していこうとするものであるとの答弁がありました。  特に今回初めて取り組む事業であるので、管理運営や運用に際しては、県、国等の関係機関と十分協議を重ね、誤りのないようにとの意見が出されました。  次に議案第59号から議案第62号までの説明があり、特定公共賃貸住宅とはとの質疑に対し、一般の賃貸住宅をグレードアップしたもので、所得層も低所得層より少し上をねらったものとの答弁がありました。  共同企業体の基本的な考えはとの問いに対しては、近隣市町村の業者は特Aクラス、市内業者はAクラスまたはBクラスとのジョイントとなっているとの答弁があり、また、定次団地用地の契約はとの問いに対しては、地権者は1人で、30年間の離作補償付の賃貸契約を締結したとの答弁でありました。  駐車場の確保の問題については、新町の市営住宅のように、1戸に1台分の駐車場だけでは交通の支障を来たし交通事故の発生を促しているので、定次団地ではどのような対策をしているのかとの問いに対し、定次団地の設計に当たっては、1戸に2台分の駐車場を確保し、また新町団地の路上駐車にも注意を促す回覧や職員による監視、指導を行ったとの答弁がありました。  また、いつも問題になることだが、市営住宅に入居の希望があっても、所得制限があるため入居できず、特に本県のような共働きが多いところでは、この所得制限に問題があるのではとの問いに対し、この点については理事者側も公営住宅連絡協議会、7市市長会、北信越市長会等を通じ、国に対して陳情をしているとの答弁でありました。  以上のような経過を経まして採決をいたしました結果、いずれの議案も全員の賛成をもって、原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) 次に、経済企業常任委員長から報告を求めます。  9番、大森松栄君。              〇9番(大森松栄君)登壇 ◎9番(大森松栄君) 経済企業、本委員会に付託されました議案第45号平成6年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)中、第1表歳入歳出予算補正(歳出)5労働費、6農林水産業費、7商工費、8土木費の下水道費、議案第46号平成6年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第3号)および議案第64号専決処分の承認を求めることについて(平成6年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号))、以上3件の審査の経過並びに結果についてご報告を申し上げます。  まず議案第45号一般会計補正予算につきまして、主な質疑、論点を申し上げたいと思います。  第1点、この夏の干ばつ対策であります。  本会議の論議にもありましたように、まず干ばつ被害はどれくらいになる見込みかとの質疑があり、これに対し、現時点での中間的集計だが、金額にして約2,200万円、内訳としてポンプリース料560万、ポンプ購入料330万、運転経費、つまり人件費、電気料、燃料費だが、これが1,120万円、その他190万円である。9月いっぱいで正式な被害額を集計把握し、その補助について12月補正で対応していきたいとの答弁でありました。  委員からは、さらに、県は運転経費を補助対象から外すとのことだが、ポンプを使えば当然燃料等は必要となるわけで、きめ細かな行政実現の意味からも、運転経費は市独自ででも補助対象とすべきとの意見が出され、理事者からは集計の内容をよく検討した上、その方向で対応していくとの答弁がありました。  次に第2点、新農業構造改善事業費443万円の温泉調査についてであります。  河和田地区で建設中の農林漁業体験実習館のふろに特質を持たせるため温泉調査をするとのことだが、当初の計画になかったものをなぜ今行うことにしたのか。またその調査はヘリコプターによる空中探査でなく、車による地上探査とのことだが、その方式にした理由は何か。さらに、温泉が出る可能性はどのぐらいと考えているのかとの質疑があり、これに対し理事者からは、当初温泉は補助対象外だったが、最近集客につながるものは補助対象とされるようになり、また、湯に特質を持たせることの重要性からこの調査に踏み切ることにしたものである。また、ヘリによる空中探査は、本来広範囲な地域を探査するのに適したものであり、経費的にも相当かかるもので、今回の調査は河和田地区の施設周辺だけということで、車による地上探査にした。  温泉が出る可能性については、以前本市において温泉の調査をした際、河和田地区に泉脈はあるとのことでもあり、むだな調査にはならないと考えているとの答弁でありました。  次に第3点、観光振興についてであります。  まず、本年度に設立された越前国際観光モデル地区推進協議会の概要をただしましたところ、県が運輸省の国際観光モデル地区の指定を受け、関係市町村に呼びかけ協議会を組織し、6年度400万円の予算で、外国人向けパンフレットの作成や、外国人客接遇に関する講習会開催等の事業を行っていくものとのことで、本市としても世界体操大会を控え、県の呼びかけに応じ、協議会に加入することにしたとの答弁でありました。  これに対し委員からは、種々の協議会に参加し、ただ負担金を払っているだけでは何の進歩もない。地域それぞれの魅力を掘り起こし、そして広域的なつながりを確立し、観光のパックづくりを進めるべきであるといった観光への積極的な取り組みを促す意見が出されたわけであります。  次に第4点として、シルバー人材センターの活動運営状況はどうかとの問いがあり、これに対し事務局は、市派遣の職員2人と合わせ計5人で運営をしている。会員数は現在488人、就業延べ人員数は1カ月平均で1,750人。その規模等によると、AからDまでのランク別では上から2番目のBランクに位置している。就業状況も約6割の会員が実際に活動しており、その中で年間約250日働いている人も約20人いるとのことでありました。  次に議案第46号下水道事業特別会計補正につきまして、処理場建設費の事業概要はとの問いが出され、これに対し、現在4池ある水処理棟を本年度から平成9年度にかけ4年間に約14億円の事業費をかけ、2池を増設する計画で、本年度は土工事やくい打ちを行うものであるとの答弁でありました。  なお、議案第64号下水道事業特別会計補正の専決処分の承認につきましては、特段申し上げる質疑はなかった次第であります。  以上の経過で採決しました結果、いずれの議案も全員の賛成により、原案のとおり議案第45号および46号は可決すべきものと、議案第64号は承認すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) 次に、教育民生常任委員長から報告を求めます。  14番、笹川 希君。              〇14番(笹川 希君)登壇 ◎14番(笹川希君) 教育民生委員会に付託をされました議案第45号平成6年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)中の歳出、総務費の交通対策費、民生費、衛生費、教育費、議案第56号鯖江市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部改正について、議案第57号鯖江市国民健康保険条例の一部改正について、議案第63号(仮称)鯖江市健康スポーツ交流公園スポーツ館新築工事本体工事)請負変更契約の締結について、以上4件に対する質疑の概要および結果につきましてご報告を申し上げます。  最初に、議案第45号の一般会計補正予算であります。  理事者から全体的に説明を受け、質疑応答に入りました。  まず、民生費の老人福祉施設整備事業の補助金4,092万余円であります。これは、五岳園が施行します老人短期入所施設、在宅介護支援センター、それにデイサービスセンターの3つが併設される在宅複合型施設整備事業に対するものでありますが、この内容や収容人員について質疑がありました。今日まで冠婚葬祭等を対象とする1週間を限度とした短期入所や入浴のみのデイサービスを行ってきたが、この完成により、最高3カ月の入所可能が30床、また自宅への送迎を含めた入浴ほか食事、介護、リハビリまで取り入れたデイサービスが1日15人、なおデイサービスは(仮称)健康福祉センターでも同様に計画をしているので、全体で30人は引き受けられるとの答弁がありました。  次に衛生費の公害測定設備整備費1,300万について、県や神明地区と比較すると割高と思えるがその内容はとの質疑があり、場所は北陸銀行鯖江支店の駐車場用井戸を借りることで協議中であるが、融雪井戸のため、融雪ポンプの移設やコンクリートの切断、排水溝の整備等の附帯工事が必要となり、高くなっているとの答弁でありました。  次に、教育費の中学校給食施設管理諸経費の575万円、これは新年度から週1回汁物メニューを追加するための汁器等の購入でありますが、以前、地場産業品の愛用という見地から、越前漆器の活用を要望されたと思うが、この点はどうか。また、汁物の追加により父兄負担にはならないのかとの質疑があり、その指摘事項について検討したが、耐久性や使用上において難点があるため、ポリプロピレン製を考えている。汁物を導入することにより、1回当たり80円、1食当たりにすれば16円アップする。食材費は保護者負担が原則となっているが、要望もあり、前回までは一部補助してきているので、今後保護者と話し合いの上、補助をするかどうかを検討していきたいとの答弁がありました。さらに健康スポーツ交流公園建設事業に伴いますスポーツ館の備品購入1億円について、その備品の内容について質疑があり、サンドーム福井で開催される世界体操選手権大会の本番用体操器具5,000万円のほか、アリーナ用のバスケット、バレーボール、テニス、バトミントン、またフィットネス、アスレチック、ヘルス、ミーティングルームの健康器具備品と湯沸かし室、事務所等の管理備品との説明がありました。これに対しまして、世界体操選手権大会本番用の器具は、大会後どこに帰属されるのかとの問いがあり、大会使用後はスポーツ館の備品であるとの答弁がありました。  なお、本件につきましては、当初構想ではスポーツ館は単なるスポーツ施設でなく、もっと広範な憩いの場、文化的活動もできるユニークな施設であるという説明であったはずであるが、今回の内容では体育館と何ら変わらないものである。他市では入浴やサウナ、プール等併設して利用率を高め、子供から大人までリフレッシュできる施設となっている。世界体操選手権大会を成功させるだけでなく、将来の展望を配慮し、魅力あるものにしていくべきであるとの意見がありました。  次に議案第56号のヘルパーの手数料条例の改正でありますが、ちなみに階層別の利用状況はとの質疑があり、5年度は老人世帯が57件、身障世帯が14件、今年の8月現在ではそれぞれ70件、11件であるとの階層別の内容説明がありました。これに対しまして、改正をしないとすれば、ペナルティーが課せられるのかとの問いが出され、これは国庫補助事業として全国一律に行っているもので、手数料を引いた残りの2分の1が入ってくるシステムになっているが、改正しなければ市の負担になるとの答弁がありました。しかし、今回改正でのG階層だけを見ると、利用は年に4ないし5件と少数であり、アップもごくわずかである。この辺は柔軟に対応すべきではないかとの意見もありました。  次に議案第57号の国保条例の改正であります。現行の第5条第22項の削除している中に移送というのがあるが、これはどうなるのか。また、出産育児一時金の30万円と実際の分娩にかかる経費との関係はどうなのかとの質疑があり、救急車で搬送された病院で対処できない場合、他の対応できる病院へ移送したその代金について3割分を徴収していたが、移送の経路等に矛盾があるため、被保険者の先払いとし、その後距離等を勘案した算出額を給付することになった。一時金は実際の分娩費用に見合うものとなっていると答弁がありました。  最後に議案第63号のスポーツ館本体工事の変更契約であります。サンドーム福井への渡り廊下工事4,800万円が中止となったことによる減額と、追加工事として電動暗幕、可動ステージ等の設置を行い、その差額550万円余を減額変更しようとするものでありますが、追加工事は本体工事と同じ業者か。変更内容は異質なものであるが、業者とのトラブルは生じないのか。現行どおり執行していたら追加工事分はどうなるのかとの質疑があり、追加工事は当初計画の段階で設備備品としてきたものであるが、本体工事請負費で計上するのが適当であるので、今回補正でお願いすることとしていた。しかし、本工事の工程に組み入れられて施工するのが効果的であるとの判断から、本工事施工業者が適当としたもので、契約上においても問題は生じないとの答弁がありました。これに対し、渡り廊下のかわりに暗幕などで帳尻を合わせることは適切ではない。不用になればそれを補正し、新たに専門業者に対し入札を行うのが筋ではないかとの反論があり、ご指摘はごもっともであるが、工事の内容的にも期間的にも種々検討した結果、こういう形でお願いしたいということでありました。  また、渡り廊下の中止は、サンドーム工事の関係で、工期に間に合わないという理由からであって、全員協議会における経費節減という理由では何のために議決したのかおかしいことになるので、見解を統一しておくべきだとの発言もありました。  以上の経過を踏まえまして、最終的に議案ごとに挙手採決を求めた結果、議案第56号は挙手多数、他の議案はすべて挙手全員をもって、いずれの議案も原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、ご報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの各常任委員長の報告に対し質疑はありませんか。  13番、田中 実君。 ◆13番(田中実君) 経済企業委員長にお尋ねいたします。  議案第45号中、歳出の労働費の中で、鯖江市シルバー人材センターの補助金、この金額ではございませんけれども、この説明の中に就労率はどれだけというような話で今ありました。就労率が高ければ高いほどこのシルバー人材内で働く人の労災関係ですね、保険関係というものが問題になると思うわけです。先日の総務委員会の決算におきましても、平成5年度でございましたけど、この労災に関する災害保険はどうなっているのかというお尋ねをしたのでございますけれども、この際、ただ就労率いかんということ、それからシルバー人材の職員間とか、そういうだけの答えでありましたので、この災害、シルバー人材の保険、災害に対してどのようなことを話があったのかないのか、その点お尋ねします。  それからもう一つ、今、市会案第7号について、これ意見書が提出されるわけでございますけれども、陳情第6号、第7号、第8号ということで、各常任委員長の経過報告がありました。この場合にこれが陳情で出てきているのかどうかわかりませんけれども、これに対する経過の報告をお願いします。 ○議長(田中敏幸君) 9番、大森松栄君。 ◎9番(大森松栄君) シルバー人材センターの労働者の保険はどうなっているのかというご質問でございますけれども、そのことについては論議がございませんでした。 ○議長(田中敏幸君) 13番、田中君。 ◆13番(田中実君) 今やはりね、委員長報告の中に、そらシルバー人材というのは鯖江市としてつくられておるものですから、そこにおられるシルバー人材センターの人材が就労されること自体が六十何%とかさっきおっしゃいました。それに伴えば就労率が大きければ大きいほど災害というものもあるように私たちは考えます。私たちは歳入一般でやったり、そういうことで総務の委員会として立ち入ることができない視点で決算で申し上げたわけでございますから、やはりこれで款第5号の労働費の中で説明、シルバー人材が出てきたら、就労率とともに、やはりこういう働く人が本当に安心して働けるような状態、もう説明を私たちが聞いた範囲内では、この事業主は一銭も出さない。そして1年当たりのシルバー人材の労働者の保険料が1,680円とかおっしゃいました。そして死亡で600万しか出ないような状況であります。そういうようなことを踏まえるならば、やはり担当の常任委員会でシルバー人材云々とおっしゃるなら、この経過があるないにかかわらず、このぐらいの心配はされてどうかと思うわけでございますけれども、あれがなかったと言えば答えは終わりでございますけど、やはり委員長たる者、それだけの委員会をリードしていただきたい。そのように思うのですが、どうですか。 ○議長(田中敏幸君) 9番、大森松栄君。 ◎9番(大森松栄君) それでは、その委員会によりますけれども、私は委員各位の質問を慎重に審議しているのでございまして、私は何も発言をしませんでした。そして、それは当然として労働すれば労働災害ということは決まりきっています。どんな事業所でも労働災害保険というものをかけています。それで、今ここで声を大にすると、高いお金が出るのなら別ですけれども、恐らく災害補償というのは労働基準法によって決まっていると思いますので、私はあえてそういうことは論議のまととしませんでした。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。  13番、田中 実君。 ◆13番(田中実君) 委員長の報告はわかりましたけれども、私は申し上げましたように、議員というのはやはり市民1人1人の力になってあげなくちゃならないと思うわけ。だからここの労働費の備考欄で、説明で出てきた金額にそういうようなものは含まれていないのか、含まれていなかったらこれはもう少し補正額は上げるべきじゃないかとか、そういうような審議があってしかりと、このように思いましたのでご質問申し上げましたので、今後ともよろしくお願いします。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  8番、菅原君。              〇8番(菅原義信君)登壇 ◆8番(菅原義信君) 今回の議会に提案されております議案の中で、平成5年度歳入歳出決算の認定について、特に議案第47号、48号について幾つかの点で認定すべきでない、こういう立場から討論に参加をしたいと思います。  一般会計の決算書を拝見いたしますと、実質収支で4億4,000万余の黒字となっているわけであります。こうした黒字は決して名誉ある黒字ではないと思うんであります。予算減額に対する執行率が85.4%、昨年度より実に6.7ポイントも低くなっているわけであります。また不用額は7億円余にも上っているわけであります。本議会においても、また多数の市民の方々からも市民サービスの向上や福祉環境整備等で数々の要望が出されているわけであります。不用額として計上することは、もちろんその分の経費の節減に努めたということのあらわれであるかもしれませんけれども、やはり早い段階で予算の組みかえ等を行い、少しでもこうした市民要望の実現のためにこたえるのが自治体としての当然の役割だと思うんであります。  歳出の内訳を見ますと、とりわけその中で目立って目立つのは、人件費比率が際立って低いということであります。類似団体と比べてみましても10ポイント近く低い水準に抑えられております。一般職員の数もさることでありますけれども、公民館職員の嘱託化、あるいは給食調理員のパート化等々、明らかに住民サービスに逆行するような措置がこの間なされてきたわけであります。こういう点で私は今般の平成5年度の決算について、一般会計について認定すべきでないと、こういう意見を申し上げておきたいと思います。  また、国保会計について一言申し上げておきますと、決算額で見た場合、1人当たりの税額が8万円を超える数字になっております。恐らく7市の中では最高の額となっているのではないかと思うんであります。住民負担の軽減あるいは所得の采配分、そうした観点から言えば、より一般会計からの繰り入れをふやすべきだと思うんであります。制度上の繰り入れ分以外については、鯖江市の場合600万余しか繰り入れがされてないわけであります。こうしたこともやはりこうした住民1人当たりの税額が大変大きな額になっておる。またこれは今年度、あるいは次年度にかかわることかもしれませんけれども、鯖江市の国保会計のやはり大きな危機をもたらしておる、その要因の一つだと思うんであります。  以上の点から、とりわけこの2点については認定すべきでないという立場から意見を申し上げた次第であります。  以上であります。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第45号平成6年度鯖江市一般会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。  本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第45号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号平成6年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第46号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号平成5年度鯖江市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告は認定であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第47号は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第48号平成5年度鯖江市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についておよび議案第49号平成5年度鯖江市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告はいずれも認定であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第48号および議案第49号は、いずれも原案のとおり認定されました。  次に、議案第50号平成5年度鯖江市農業共済事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告は認定であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第50号は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第51号平成5年度鯖江市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告は認定であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第51号は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第52号平成5年度鯖江市総合開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についておよび議案第53号平成5年度鯖江市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを一括して採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告はいずれも認定であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第52号および議案第53号は、いずれも原案のとおり認定されました。  次に、議案第54号平成5年度鯖江市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についておよび議案第55号平成5年度鯖江市水道事業会計決算の認定について、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告はいずれも認定であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第54号および議案第55号は、いずれも原案のとおり認定されました。  次に、議案第56号鯖江市ホームヘルパー派遣手数料徴収条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第56号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号鯖江市国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第57号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号町および字の区域並びに名称の変更についてを採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第58号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号特定公共賃貸住宅定次団地新築工事本体工事請負契約の締結について、議案第60号公営住宅定次団地B棟新築工事本体工事請負契約の締結について、議案第61号公営住宅定次団地C棟新築工事本体工事請負契約の締結について、および議案第62号公営住宅定次団地)D棟新築工事本体工事請負契約の締結についてを一括して採決いたします。  本案に対する建設常任委員長の報告は可決であります。  本案は、建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第59号、議案第60号、議案第61号および議案第62号は、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号(仮称)鯖江市健康スポーツ交流公園スポーツ館新築工事本体工事)請負変更契約の締結についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第63号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号専決処分の承認を求めることについて(平成6年度鯖江市下水道事業特別会計補正予算(第2号))を採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は承認であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第64号は、原案のとおり承認されました。   ………………………………………………………………………………………… △日程第3.市会案第6号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について
    ○議長(田中敏幸君) 日程第3、市会案第6号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書についてを議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  11番、橋本常夫君。              〇11番(橋本常夫君)登壇 ◎11番(橋本常夫君) 市会案第6号、公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書についてを提案させていただきます。提案理由は、意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきます。          公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書  すべての勤労者は文化的生活が保障され、勤労や納税、教育など平等の原則が貫かれ、そのもとで快適な生活設計が営まれている。しかし、公務員労働者の賃金決定は、その法的手続きのおくれにより、公務員のみならず、人事院勧告連動の賃金決定方式を持つ民間の教育、医療、福祉の職場で働く者や、公社公団等自治体関連団体に及ぼす影響や、内需拡大などの多面的な相乗効果により、公務員労働者の勤労意欲の向上や積極的な住民サービスへの効果が大きいことなど、社会全体に与える影響は大なるものがある。  近代国家にあって、民間と9カ月おくれの精算は極めて不自然であり、法的不条理を解消すべく人事院の早期勧告、早期精算について関係機関であらゆる努力を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成6年9月29日                               鯖 江 市 議 会  提出先でございますんですが、文部大臣 与謝野  馨氏、農林水産大臣 大河原太一郎氏、労働大臣 浜本万三氏、自治大臣 野中広務氏、総務庁長官 山口鶴男氏あてに出させていただこうと思います。  よろしく議員のご賛同賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって市会案第6号は、常任委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  市会案第6号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって市会案第6号は、原案のとおり可決されました。   ………………………………………………………………………………………… △日程第4.市会案第7号 農業農村整備事業の促進に関する意見書について ○議長(田中敏幸君) 日程第4、市会案第7号農業農村整備事業の促進に関する意見書についてを議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  9番、大森松栄君。              〇9番(大森松栄君)登壇 ◎9番(大森松栄君) 市会案第7号農業農村整備事業の促進に関する意見書について、意見書文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。           農業農村整備事業の促進に関する意見書  農業農村整備事業は、食料の安定供給の礎を担っていることはもとより、優良農地や担い手の確保、生産性の向上や労働の快適性の創出、潤いと活力ある農村の建設、国土の自然環境の保全や均衡ある発展など、多面的な役割を果たしている重要な事業である。  鯖江市は、これまでコメの国内自給方針を前提にした農業の生産基盤整備はもとより、農村整備や農地等保全管理の各種事業の促進に積極的に取り組んできたことである。しかしながら、平成5年12月のガット・ウルグアイ・ラウンドにおける農業合意など、農業農村を取り巻く情勢は急激に変化しており、これに対処するためには、新政策の方向に即した効率的、安定的な経営体の育成や生産基盤の調整を進めるなど、低コスト生産体制を確立するとともに、地域の特色を生かした農村環境の整備により、快適で活力ある農村を建設する必要がある。  ついては、新政策や第4次土地改良長期計画を早急に実現するために必要な下記事業の予算の拡大について特段の配慮を要望します。                    記  1.地元負担の軽減に配慮しながら、担い手を支える超省力化が可能な大区画圃場整備やかんがい排水等生産基盤の整備を促進すること。  2.集落排水事業、農道事業、農村総合整備、中山間総合整備等の生活環境整備の充実など、定住条件向上のための施策を一層協力に推進すること。  3.農地防災、農地保全等の農地等保全管理の充実など、災害の発生を未然に防止するための施策を着実に推進すること。  4.条件不利な地域における圃場整備や中山間総合整備等について、国土保全の観点も考慮し、地元負担の大幅な軽減対策を講ずること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成6年9月29日                               鯖 江 市 議 会  なお、提出先は、内閣総理大臣 村山富市、大蔵大臣 武村正義、農林水産大臣 大河原太一郎、自治大臣 野中広務、内閣官房長官 五十嵐広三であります。  議員各位のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。  13番、田中 実君。 ◆13番(田中実君) ただいま市会案第7号について、その意見書の内容、また趣旨には反対ではありませんけれども、やはり議会運営上、または今後の陳情等のために、審議の経過、私は今まで市会案というのは陳情をもって意見書の提出のあり方だったと思います。今回のいき方では、私はこの意見書の審議、審査の経過が全然わかりませんので、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(田中敏幸君) 9番、大森君。 ◎9番(大森松栄君) この趣旨は、新しい食料、農業、農村政策の展開ということでございまして、(13番議員「趣旨はわかってるねん。陳情に出されているものがどういう経過をもって審査をされたかということを聞きたい。」)  それは、審議会を通ってきたんじゃないんですか。議運の審議会を通ってきたんじゃないですか。  (13番議員「通っておりませんからお聞きしているんです。」)  そういう提出経過は審議をいたしませんでした。 ○議長(田中敏幸君) 13番、田中 実君。 ◆13番(田中実君) 私、議運は私だけはお電話で理事者からのということでありましたけれど、今後の議会運営のために、また今後の陳情等はどうなるかというために申し上げているんですから、そうするということは、審査の中で経済企業の委員長にも何も報告なしにやね、いきなり審査がされたのか、私はここの議員の中には副議長もいらっしゃるんですよ。それがなぜそういうような経過になるのか、それが私は。だからよくお聞きくださいね。意見書の内容、趣旨に対しては反対ではありませんて。ただ今後の議会運営とか、今後の陳情等についてどうなるかということでお尋ねするんですから、この審査の経過ちゅうのは陳情で出てきたからこうなったんだとか、理事者の意見でどうなったとかということをおっしゃっていただければそれでいいんです。それについてまたご意見申し上げるんですから。また質問も申し上げるんですから。議運は通っていないわけなんです。 ○議長(田中敏幸君) 9番、大森君。 ◎9番(大森松栄君) 私たちは、提案されたことについて、当然としてそれは議会運営委員会を通ったものと私は解しています。いちいちどれはどうしたんだ、どれはどうしたんだということをいうのが本当ではございましょうけれども、一応、委員会に提出されると、順番を経てきたものと私は解釈をいたしております。  以上。 ○議長(田中敏幸君) 意見書についてはね、何名かの賛同があれば出せるというあれもありますから。  13番、田中 実君。 ◆13番(田中実君) 3問で終わるわけなんですから、これ以上せえとは言いません。さしてくれとも言いませんけど、だけど、一応ね、経済企業の委員長にしたって議運の委員長されたことがあるわけなんですからね、だから、陳情書に出てきたものか、それとも口頭で理事者からのあれがあったかぐらいはわかると思うわけなんです。そういうような点は言ってもらえばいいんんです。だから審査の経過を言ってくれということやったんや。だから、今、議長がちょっと言いかけたけれども、何人以上云々ということで通るということになれば、それで私は言いませんけれども、やはりこれから陳情書をわざわざ持ってきてもらわなくても、そういうことが通ってしまうのかと、それならば国会法で設けている地方自治法の第109条の2項で言われる議会の運営委員会いうものは鯖江としてはこれからは必要ないのかどうか、ここまで言いたくなるわけなんです。だからやはり委員長自体がもっとこういう陳情書が出てきたものというんですか、出てこなくて理事者の意見だけというのなら、そう最初に言われれば私は何も言わない。ただ、順序を経てきたということになると、今、議長もおっしゃったように、2人か3人の賛同があればそれに通じなくてもいいというのならそれは通るんですから。だけど私はあくまでもこういうものを議会運営、今後の陳情は、わざわざ陳情書を持って来なくてもこのように通ってしまうんだという点で心配をするから申し上げていますので、これはやっぱり委員長、もう少し考えて発言してください。私はこれで終わります。 ○議長(田中敏幸君) 9番、大森君。 ◎9番(大森松栄君) おっしゃいますけど、今までに陳情とかそういうものが出てきたときにどういう経路をたどってだれがどうしたとかということはあまり審議されたことがないように思います。私もその例に従いました。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。  14番、笹川君。 ◆14番(笹川希君) 私も大変、議運の1人でありまして、大変申しわけなく存じておるんですが、いわゆる理事者がこういったことを市会案でお願いをしたいということきにはね、やはりその手続きルールというのがあるはずだ、このことを言っているんですね。いわゆる理事者であろうがだれであろうが、少なくとも議案として成立をする場合には、やはりそれ相当の意見書をとってくれと言われているわけですから、意見書をとれということを陳情されているわけですから、理事者の方から出されようが、いろんな市民団体から持って来られようが、その趣旨については議運の中できちっとやっぱりね、そういうことを整理をして、じゃ、それを経済企業委員会に付託しましょうと。付託して審査をいただくと、こういう経過というものは尊重すべきだと今言っているんですね。このことをやっぱりしていただかんとね、議運では趣旨については私は大いに賛成ですから、別に趣旨に異論を申し上げているんじゃないんです。ただそういった意味で委員長の方はね、そんな手続きを当然踏まれておったことやというて、そういう答弁をなさっていますから、そのことはそうかもしれません。現に副議長もその中におられるわけですから、これ待てよと、議運で聞いていないよというぐらいのね、配慮というのはやっぱり議会の運営ルール上必要です。そして議会で確認をして、議運で付託をすればいい。4名のね、請願の問題とか何とかごちゃごちゃにして賛成反対の討論が必要となるような賛成反対を含めた4名の請願ってあがっちゃうんですから、少なくとも市会案で大局的に一本でまとめようと。市会案としての議案として成立しようという考えであれば、それは議運のルールというのはいくら理事者が出されようがどうしようがね、それはすべきでない。やはり議会運営委員会の中でこういった提案がありましたと、この趣旨はこういうことで経済企業委員会に付託をいたしますという、こんなぐらいはね、やっぱりご提起をいただくそういう形での審議はとっていただかんとね、我々は事前に審査されたことは今日の議運で聞きましたけどね、その辺は初めて私、今日のこの中にもいわゆる陳情という形でなかったんでしょうね。何もなかったんですから、出ていないわけですから、どういう形になるかわかりませんけれども、少なくともそういった形というのはこれからの議運を進める上では必要ではないかなと、お互いが意思確認をしておく必要があるなということを申し上げておきたいなと思います。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。  8番、菅原君。 ◆8番(菅原義信君) 私は手続きの問題もさることながら、その中身について1つ、2つお尋ねをしておきたいと思うんであります。  もとよりこうした農業、農村の環境整備事業について、それを一層推し進めるということについては反対ではありませんし、まだまだ不十分な点があると思います。そういう点では記以下の項目というのはぜひ国の大きな力のもとにやらなければならない、そういう事業だと思うんであります。しかし、その趣旨にある文面を読ませていただきますと、しかしながらというところで、中段のところでありますけれども、平成5年12月のガット・ウルグアイ・ラウンドにおける農業合意など、農業、農村を取り巻く情勢は急激に変化しておると云々という文言がありますけれども、このウルグアイ・ラウンド自体がけんけんごうごうと申しますか、国内世論を大きく分けて、つい昨年まで盛んに議論がなされていたわけであります。それが細川連立政権の発足によってといいますか、急転直下、合意の方向で決まったわけでありますけれども、しかしそうした方向で昨年農林省が提案した新政策そのものを見ますと、ここに中山間地のことも触れられておりますけれども、中山間地の農業を初め、全国の稲作農業を占めております圧倒的多数の兼業農家、そういうものを整理淘汰をしていく、それによって規模拡大を図り、コスト低減を図り、国際競争に勝ち残っていくような農家をつくっていこう、こういう趣旨のもとでなされているわけであります。そういう点で言いますと、この鯖江市はもとよりでありますけれども、福井県全体をとってみましても、決してこういう方向で鯖江市の農業が、あるいは福井県の農業が、そしてまたそれを支えている農家の方々がすんなりとそういうものに、そういう線でみずからの経営努力でもってそういう方向になされていくとは思えないわけであります。したがって、そういうたくさんの矛盾を含んだものだと思うんでありますけれども、そういう点でのご議論がいかようになされたのか、その点についてまずお伺いをしたいと思うんであります。 ○議長(田中敏幸君) 9番、大森君。 ◎9番(大森松栄君) この案件に対しましては、別段これという審議もございませんでした。そして、特にその経営努力が地元民によってなされるのかということでございますけれども、それはこのこういうことをもとにしてこれから皆さんに啓発しながら協力していただくという姿勢だと思います。  以上です。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって市会案第7号は、常任委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  市会案第7号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって市会案第7号は、原案のとおり可決されました。  以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  これをもって第287回鯖江市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。               閉会 午前11時50分  地方自治法第123条第2項の規定により上記会議録のてん末を証するためここに署名する。
                議     長             副  議  長             署 名 議 員             署 名 議 員             署 名 議 員...