鯖江市議会 > 1994-03-25 >
平成 6年 3月第284回定例会−03月25日-04号

ツイート シェア
  1. 鯖江市議会 1994-03-25
    平成 6年 3月第284回定例会−03月25日-04号


    取得元: 鯖江市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-21
    平成 6年 3月第284回定例会−03月25日-04号平成 6年 3月第284回定例会            第284回鯖江市議会定例会会議録   …………………………………………………………………………………………         平成6年3月25日(金曜日)午前10時40分開議   …………………………………………………………………………………………   〇出席議員(27人)            1 番   田中茂一郎                         2 番   橋本勇                         3 番   玉邑哲雄                         4 番   高島哲夫                         5 番   吉田寿幸                         6 番   牧野清治                         7 番   山本利春                         8 番   菅原義信                         9 番   大森松栄                         10番   島川一男                         11番   橋本常夫                         12番   岩野甚四郎                         13番   田中実                         14番   笹川希                         15番   吉村慶治
                            16番   佐々木治                         17番   宮下善隆                         18番   山口導治                         19番   増田光                         20番   田中敏幸                         21番   福田敏夫                         22番   服部辰男                         23番   平野佳宥                         24番   福岡善信                         25番   佐々木左市                         26番   青山幸治                         28番   大艸清   …………………………………………………………………………………………   〇欠席議員(1人)             27番   松村憲正   …………………………………………………………………………………………   〇説明のため出席したもの    市長          西沢省三                   助役          藤本武司                   収入役         竹内武                   市長室長        清水武士                   総務部長        浅野勲                   民生部長        長谷川繁                   産業部長        一力光男                   建設部長        川端昭栄                   水道部長        吉末勲                   世界体操部長      斉藤辰夫                   鯖江広域衛生施設組合事務局長                               青山信一                   教育長         植田命寧                   教育委員会事務部長   壬生和男                   消防長         青山隆夫   …………………………………………………………………………………………   〇説明補助者として出席したもの                   市長室次長       小林美智雄                   総務部次長       惣宇利尚                   民生部次長       田中勝見                   産業部次長       古村正史                   建設部次長       杉本忠義                   水道部次長       岩佐満治                   財務課長        山本順一                   教育委員会次長     品川隆朝                   監査事務局長      福岡寿彦   …………………………………………………………………………………………   〇職務のため出席したもの    議会事務局長      吉田勇治                   議会事務局次長     手鹿忠昭                   議会事務局主幹     斎藤久義                   議会事務局係長     田中千歳                   議会事務局主査     五十嵐彰               開会 午前10時40分 ○議長(田中敏幸君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。   ………………………………………………………………………………………… △日程第1.陳情の審査結果 ○議長(田中敏幸君) 日程第1、陳情の審査結果を議題といたします。  経済企業常任委員長および教育民生常任委員長から、委員会における審査の結果について、報告を求めます。  最初に、経済企業常任委員長から報告を求めます。  7番、山本利春君。              〇7番(山本利春君)登壇 ◎7番(山本利春君) 本委員会に付託されました陳情第1号、地方バス路線運行維持を求める意見書の提出について、および陳情第3号、食料と農業・環境を守り農村の活性化を求める意見書の提出について、以上2件の審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。  陳情第1号は、住民の足とも言える地方バス生活路線運行維持補助制度の充実を政府に求めるものであり、また陳情第3号は、コメ市場の部分開放という状況の中、日本の農業確立に向けた足腰の強い農業政策の具体化を求めるというもので、いずれの陳情ともその趣旨に異論なく、全員の賛成により採択すべきものと決した次第であります。  なお、2件とも後ほど市会案として提出させていただきたいと思いますので、ご賛同のほどよろしくお願いいたします。  以上、ご報告といたします。 ○議長(田中敏幸君) 次に、教育民生常任委員長から報告を求めます。  13番、田中 実君。              〇13番(田中 実君)登壇 ◎13番(田中実君) 本委員会に付託され継続審査となっております陳情第7号、児童福祉法に基づく保育制度の拡充を求める意見書の提出について、並びに今回付託されました陳情第2号、交通マナー日本一をめざす都市宣言の決議について、および陳情第4号、国立鯖江病院の第5病棟閉鎖計画の中止を求める意見書の提出について、以上3件につきまして審査の報告を申し上げます。  まず陳情第7号の保育制度の拡充を求める意見書につきましては、平成5年9月議会、継続審査、12月議会でも国の動向を見たいというたとで継続審査となりました。理事者の説明によりますと、1月19日、厚生省の保育問題検討会が検討の結果、保育制度を拡充すべきとの意見と 逆に環境の変化により行政の関与するのは必要最小限にとどめ、保育所や父兄の判断を尊重すべきとの意見があり、両論併記で答申がなされておりますが、これに対する国の方針は示されていないとのことであります。ちなみに、市内の無認可保育所は、本事業所内の7つとそれ以外の2つの計9つありますが、これらはある程度まとまって提出されているわけではなく、まして認可されている民間保育所は、趣旨は悪くはないが、国の方針がはっきりしないのでと、同調しない状況であります。  また今日まで継続してきているにもかかわらず、陳情者からは何の連絡もないことを指摘する意見もありました。採決の結果、全会一致で不採択とすべきものと決した次第であります。  陳情第2号 交通マナー日本一をめざす都市宣言の決議につきましては、同趣旨の陳情が武生市ほか丹生郡の町村にも提出されており、既に朝日町、越前町および越廼村では宣言がなされております。本市におきましては、実施要綱に基づき、関係諸団体とタイアップした実施計画交通事故防止対策協議会に諮り、4月から本格的に取り組みたいとの説明であり、全員の賛成で採択すべきものと決しました。  なお、後ほど市会案として提案いたしますので、よろしくご賛同賜りますようお願いいたします。  次に、陳情第4号の国立鯖江病院の第5病棟閉鎖計画の中止を求める意見書の提出についてであります。  まず陳情に至った経緯については、神明地区区長会で取り上げられ、守る会などとは関係なく、存続という立場で全員賛成し、市全体のことであるとして連合会長に話を持ち上げ、各地区会長の了解の上提出されたとのことであります。審議の中で、国立鯖江病院に廃止する権限があるのか、委譲の問題もあり、これからも縮小への問題が出てくるのではないかなどの発言が出され、鯖江病院事務長の所見を求めることとし、3月22日、事務長の委員会出席の中で、再度審議を行いました。その中で明らかになりましたことは、まず第1に、閉鎖ではなく、一時休棟であるということ、結核病棟として承認されているので廃止することはできないとのことであります。第2に、厚生省の効率的運営への改善命令によるということ、国立病院全体の収容率が年々低下し、80%を切る状況で、国立病院経営改善審議会から民間病院経営努力を見習うべきとの答申があり、もちろん国立病院という性格上、難病とか長期療養などは採算を度外視しなければならないが、一般会計からの繰入れが病院経営の4分の1、年間2,500億円に及び、それが毎年ふくらんでいるという厚生省の指導姿勢を大蔵省から指摘されているという背景もある。  ちなみに鯖江病院結核患者は15ないし20名入院していたが、平成元年からは10名以下、平成4年は平均5人、5年度は3人になっているということであります。第3に入院患者の転院、転棟、退院は強制ではなく、あくまでも患者と話し合い、了解の上で行っているということ。第4に、休棟する第5病棟の跡利用は、検討委員会で決めるが、鯖江高校看護科や、准看護婦生徒実習ミーティングレントゲン用資材の倉庫等を考えているということ。第6に、今後の結核患者の対応は、配菌性の患者は国立療養所を紹介する。後遺症の場合は、一般患者と同じ扱いとするということなどであります。  これに対し、休棟は永久的か、休棟から徐々に閉鎖や廃止に結びついていくのかなどの発言に対し、一時休棟すると他にも結核床があり、復帰することはないと思う。廃止とか委譲とかの国立病院再編成については、昭和60年に閣議決定されており、その方針は変わらないと思うので、これ以上の域を越えてはコメントできないとのことであり、脳神経外科新設の要望も聞いているが、それも国が決めることではあるが、ベッド数は、県が私立病院を含めた県全体の計画策定の中で決めるものであり、特に国立病院ベッド数をふやすことは難しいとの説明でありました。  今月いっぱいに措置するということで、意見書提出の効果云々のことはありますが、特に本市議会は、昭和58年12月に国立鯖江病院の存続に関する意見書を決議していることから、さらにアピールする観点に立ち、採決の結果、全員の賛成をもって採択すべきものと決しました。  なお、本件につきましても、後ほど市会案として提案いたしますので、よろしくご賛同賜りますようお願いいたします。  以上でご報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの経済企業常任委員長および教育民生常任委員長の報告に対し質疑はありませんか。  8番、菅原君。 ◆8番(菅原義信君) ただいまご報告をいただきました経済企業常任委員長並び教育民生常任委員長お二方にご質問をしたいと思います。  まず第1番目は、陳情第3号「食料と農業・環境を守り農村の活性化を求める意見書の提出について」という陳情案件についてであります。  この案件の中で、陳情者が提出をされているこの中で、その第5番目に記されております「ミニマムアクセスで輸入された米や乳製品の国際貢献システム導入を図ること」、こうした文言が記されておるわけでありますけれども、この中での「ミニマムアクセスで輸入された」という文言が入っておりますが、この文言自体の中に、いわゆるコメ自由化を前提としたそうした後の対策を講じる、そうした文意が含まれておるのかどうかという点であります。ご承知のとおり、このウルグアイ・ラウンドでもって合意をされておりますミニマムアクセスの問題につきましては、従前から国会においても、もちろんこの輸入自由化を反対する立場からの決議が何度もされておりますし、当議会におきましても、農産物の輸入自由化には反対だと、こういう趣旨の意見書等も採択をしているところであります。この我々今までとってきた輸入自由化については反対をするという立場の中で、こうした輸入自由化を前提としたような文言が記入されているということについては、どうしたご議論がなされたのか、そのことについつて、まずお尋ねをしたいと思います。  それと、もう1点、教育民生常任委員長が報告なさいました陳情第7号についてであります。これも過般の議会の中で継続審査となったことについて、私幾つか質問申し上げましたけれども、確かに保育所と審議会の中で両論併記という形で、そしてまた国の方針の中でも今年度については新しい保育制度については見送りをすると、こうした趣旨が一般的には出されてきておりますし、またそうした流れに現在のところはなっているわけであります。しかし、そうした国が新しい制度を導入を見送ったという背景の中には、保育関係者のみならず、多くの地方議会からこうした措置が地方自治の大きな財政的な圧迫になる。あるいは現在まで進められてきました保育制度自体が大きな危機に瀕する。こうした危惧の念でもってこうしたたくさんの地方議会からの意見書として出されてきたという背景があるわけであります。こういう流れの中で、こうした陳情について不採択してしまうという点については大きな疑問を持つわけであります。こういう点について、委員会の中ではどうしたご議論をなされておったのか、その点について2点お尋ねをしたいと思います。 ○議長(田中敏幸君) 7番、山本君。 ◎7番(山本利春君) 今の菅原議員からの質問にお答えいたします。  委員会では、5項目にある中であろうと思います。平成7年度から8%の割合で外米が入る。これは6年間も続き、そのあと全面輸入になるとのことであろうと思います。つまり不作であろうと豊作であろうと、否応なく外米は入ってくるわけで、今後不作になるかもしれないから転作は強化すべきでないというので、日本の農業確立のため、転作を今後強化しないという項目を意見書に入れてはどうだろうかというような意見がございました。また、ミニマムアクセス輸入されたコメの問題でございますけれども、ミニマムアクセス最低輸入量でも、コメがあれば国際貢献システム導入を使うことについては、コメは不足のところへ回したらどうかとそういうような意見が出たわけでございます。  以上で終わります。  すみません。それにつけ加えて、5を原文を直しまして、減反を強化することなく、穀物の備蓄制度を確立し、他用途利用米制度を見直すことの箇所を、「減反強化することなく」をつけ加えたわけでございます。 ○議長(田中敏幸君) 13番、田中君。 ◎13番(田中実君) ただいま菅原議員からご質問でありました当委員会で不採択にいたしました経過について、お話し申し上げます。  第1番目に問題になりましたのは、陳情が平成5年の9月13日に出されまして、そのときの陳情書の文面に、厚生省は今秋をめどに保育所措置制度の大改革を進めようとしており、新聞報道などによれば、保育所を児童福祉法から切り離して別だての保育サービス法(仮称)の制定も検討をしているとされた点で、これが一番問題になりまして、厚生省は、去年の秋にどのような大改革をなしたのかということの質疑から始まり、これに対して理事者からの答えで、特別に大改革と言われることはありませんでしたと、こういうことでございました。第1番目に。  次に、問題は、平成5年の9月議会で継続審査といたしまして、12月も国の動向を見たいということで継続審査といたしたわけでございます。今回またぞろ私たちが後残された期間というのはこの3月と6月でございます。いつまでも継続審査で延ばして次の委員会に申し送りするというようなことはしたくない。ここらで完全に国とのそういう大改革のもとにどうなされたかと検討しながら、結論を出したいというのが大方の意見でございました。それで、先ほど申し上げましたように、その大改革はなされなかったと同時に、1月19日の厚生省の保育問題検討会が出され、その結果、この逆に保育制度を拡充すべきという意見とともに、逆に環境の変化により行政の関与するのは必要最小限にとどめて保育所や父兄の判断を尊重すべきという、このような意見が両論併記して答申がなされておりまして、これに対する国の方針が示されなかったと、このような点もその一つに加味されます。  それからもう一つ出ました問題は、去年の9月13日にこれを受け付けまして、9月議会、12月議会、そしてもう今年の3月で半年以上たっているわけでございます。その間この陳情をなされた方自体が何のそれ以後どうなっているかという申し入れもなければ、陳情者そのもののこのことに対して誠意がないと、このような感覚から、これは出すだけ出せばよかったんじゃないかと、そういうような感じを受けて、私たちは採決の結果、不採択と決まったわけでございます。 ○議長(田中敏幸君) 8番、菅原君。 ◆8番(菅原義信君) 再度、経済企業常任委員長にお尋ねをするわけでありますけれども、今、ご返答の中でもありましたとおり、既にこのウルグアイ・ラウンドの合意によってミニマムアクセスを受け入れる、こういうことを前提とした議論として委員会の審議もなされているようであります。しかし、陳情の趣旨自体の中でもうたってありますけれども、今、問題になっておりますミニマムアクセスというものが、今年の4月にモロッコで開催される閣僚会議で調印がなされ、今後国会で批准および国内法の整備が行われということが言われておりますとおり、確かに国際関係の中での合意ということで細川内閣が合意をしたわけであります。しかし、そうした国際間の条約を結ぶ場合には、国内でもって、国会でもって批准というものが必要なわけであります。こうした批准がなされるかどうかというものが本来、今までの国会議員の多数の意見としては、あくまでもこうした輸入自由化については阻止をするんだと、こういう公約を掲げて国会議員をなさっておられる方が多数を国会の中では占めているわけであります。したがって、単純な見方をすれば、決してこうした批准はいうものは行わないのではないかというぐあいに見るのが普通だと思うんであります。確かに政府自身はこの細川内閣の合意に基づいてこうした流れの中で諸施策をとっているということでありましょうけれども、国会の中では反対だという議員が多数を占めているわけでありますから、決して単純にそうしたガットでの合意がなされたということで、国内法がすべて整備されてしまうということにはならないわけです。そういう中でこうした意見書を採択するということに対しては、幾つかの点で大いに疑問等を感ずるところであります。そういう点で、委員会の中ではそうした懸念というものがなされなかったのかどうか、そのことについて再度お尋ねをしたいと思います。 ○議長(田中敏幸君) 7番、山本君。 ◎7番(山本利春君) 今、議員おっしゃるそのことに対しては、そういうような問題はなかったです。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  初めに、陳情第7号について採決いたします。  教育民生常任委員長の報告は不採択であります。  教育民生常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって陳情第7号については、不採択とすることに決しました。  次に、陳情第1号から陳情第4号まで、以上4件について、一括して採決いたします。  経済企業教育民生の各常任委員長の報告は採択であります。  経済企業教育民生の各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって陳情第1号、第2号、第3号および第4号については、採択とすることに決しました。   ………………………………………………………………………………………… △日程第2.議案の審査結果 ○議長(田中敏幸君) 日程第2、議案の審査結果を議題といたします。  議案第1号 平成6年度鯖江市一般会計予算ほか26件について、各常任委員長並びに世界体操特別委員長から、委員会における審査の結果について報告を求めます。  最初に総務常任委員長から報告を求めます。  12番、岩野甚四郎君。             〇12番(岩野甚四郎君)登壇 ◎12番(岩野甚四郎君) 総務常任委員会に付託されました議案6件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。  議案第1号 平成6年度鯖江市一般会計予算でありますが、審査の対象は、歳入全般と歳出では1議会費、2総務費(交通対策費生活環境費世界体操競技選手権大会準備費戸籍住民基本台帳費を除く)9消防費、12公債費、14予備費、第3表債務負担行為、第4表地方債であります。  それでは、審査の中での主な質疑および意見等の概要を申し上げます。  まず「文化の館」や「世代間交流センター」の整備・構想を含めた世代間交流拠点地区基本計画策定について、論議が集中いたしました。  企画費の中に委託料として予算が計上されているが、それらの施設の構想、場所、用地の問題、庁内関係部課との意志統一や方向づけは。また地方拠点都市の指定を受けた関係から、特に既存の施設との整合性や現在の図書館、文化センターなど関連施設との位置づけや将来の方向について、どのように考えているのかとの問いに対して、地方拠点都市の指定を受けた世代間交流地区との関係を十分に考慮しながら、これまでにも先進地を視察し、また内部協議を重ね、建設現場については水落町2丁目の健康福祉センター周辺で計画している旨、地図をもとに説明がありました。  土地の確保については、これから地権者の皆様と十分協議をして進めていきたい。また、多目的利用を考慮し、子供から高齢者まで広く市民の学習の場、ふれあいの場としての機能が十分発揮でき、遊び的要素も取り入れた施設としていき、平成6年度に基本計画をつくり、平成7年度には実施計画に入りたいとのことであります。  本委託料の執行に当たっては、議会に基本的考え方を明確に示し、ご理解を得てから執行していきたいとの答弁がありました。  次に、週休2日制実施後の公民館職員および出先期間職員の勤務状況や、休みの取得状況はどうであるか、また公民館職員の嘱託化は新しい制度を取り入れたことになるのかとの問いに対して、これらの施設は土曜、日曜の利用度が高いため、休館できないのが現状であり、職員にとって不公平にならないよう、また、勤労意識が低下しないように教育委員会とも十分協議をしながら、土曜、日曜をローリング方式で休むよう指導をしている。現段階では振替えで処理しているが、新年度から変則勤務体制を考慮し、手当の増額を行う方針である。公民館職員の嘱託化については、公民館活動をより活性化するために、関係機関ともよく協議をし、待遇改善を図り導入したもので、市民サービスの低下を来さないようにし、身分保障の問題については今後十分に配慮していきたいとの答弁がありました。  また、土曜閉庁に伴い、嚮陽会館に市民サービスコーナーが開設されたが、その利用状況はどうなのか、開設場所についても、例えばJR鯖江駅等も視野に入れてはとの市民の意見もあるが、今後どうするのかとの問いに対し、勤務していた職員については、原則として代休で対応している。市民サービスコーナーの利用状況は、平均して土曜日が12件、日曜日は2.5件となっている。これまでにもいろいろと内部で他市との関係もあわせて協議をしてきたが、新年度からの考え方としては、従来どおり嚮陽会館で土曜日は2名、日曜日は1名の職員が事務に当たり、嚮陽会館の職員に補助をお願いする方向でと思っているとの答えがありました。  また、国際交流事業補助金の中で、国際交流コーナーに専門の事務職員を置くということで予算を計上しているが、その業務内容と利用人数はとの問いに対して、協会には4つの委員会があり、それぞれの委員長はこれまで会議資料の作成、広報資料の収集等を自ら自費で賄ってきているので、今回これら事務を処理するための専門事務職員に対する補助として計上したものである。今までの交流コーナーの利用状況は、平成5年2月27日から平成6年1月31日までの276日間で1,617人、平均1日6人の利用がありましたとの答弁がありました。  以上のような経過を踏まえ、採決をいたしましたところ、議案第1号は賛成多数で原案のとおり可決されました。  なお、議案第15号、鯖江市の議会の議員および長の選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について、議案第16号、鯖江市の議会の議員および長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の制定について、議案第17号、鯖江市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第18号、鯖江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第31号、福井県丹南広域組合規約の一部変更については、別段申し上げることもなく、全員賛成で、原案のとおり可決されましたことをご報告いたします。  以上で報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) 次に、建設常任委員長から報告を求めます。  15番、吉村慶治君。              〇15番(吉村慶治君)登壇 ◎15番(吉村慶治君) 建設常任委員会に付託されました議案第1号、平成6年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算(歳出)の3民生費の老人福祉センター費、5労働費の勤労者野外活動施設費、8の土木費(下水道費を除く)第2表継続費、議案第6号、平成6年度鯖江市総合開発事業特別会計予算、議案第7号、平成6年度鯖江市土地区画整理事業特別会計予算、議案第26号、鯖江駅前第1地区市街地再開発事業施行条例の廃止について、議案第27号、丹南都市計画事業北部第1土地区画整理事業施行条例の廃止について、および議案第28号、丹南都市計画事業五郎丸土地区画整理事業施行に関する条例の廃止について、以上6件の議案につきまして、審査の経過および結果についてご報告申し上げます。  最初に、議案第1号、一般会計予算につきまして、理事者側から詳細な説明を受け、広範囲にわたり質疑を行い、その都度適切な説明、答弁を得ておりますが、その中で特に論議になりました点について申し上げます。  定次市営住宅建設事業について、世界体操大会の選手村活用とその後の市住への改造の対応はどうかとの質疑に対し、選手村としては1種、2種で計51戸の住宅を用意しており、全体の8割仕上げの段階で工事を一時停止して、例えば壁紙などを張って使用していただき、大会が終われば市住のための仕上げ工事を行う予定で、今後体操部とも協議をしていきたいとの答弁がなされました。  これに対して、生活様式の違うさまざまな外国人が宿泊するのだから、失礼のないように配慮すべきとの強い意見が出されました。  また、市住問題に関連いたしまして、平井の市住の建設計画はどうかとの質疑があり、理事者から定次市住完成後の平成8年度から工事に着手する計画で、今年はそのために必要な調査、例えば建物の規模やレイアウトのほか、家賃、一人暮らし老人等や現居住者への対応などの諸問題について検討するため、調査費を予算化したところであるとの答弁がありました。  次に土地計画用途変更調査費の新用途地域制度についてただしましたところ、今回は住居系の見直しということで、用途地域の種類を3地域から7地域に拡大し、合計で12種類にしようとする改正であり、そのための調査費を予算化した。決定の際には公聴会、住民への説明会等を開催し、都市計画審議会に諮って慎重に決定していきたいとの答弁があり、これに対して、地場産業の育成等も考慮し、幅のある緩和されたものにしてほしいとの意見が出されました。  次に、西山公園の墓地移転の進捗状況はとの質疑があり、現在、250基のうち163基は移転済みで、残りについては了解済み、交渉中のものを含めて、めどとしては今年度中には移転完了したいとの答弁がなされました。  また、北部第3公園は、地元のボランティアによって管理されている公園で、整備が大変行き届いている。こういう例もあるので、公園整備予算の中で、これからの検討課題としてはどうかとの意見が出され、これに対して、今後は機会をとらえて、各公園とも地元を中心とした管理をお願いしていきたいとのことでした。  老人福祉センター関係では、以前より要望の強かった新しいカラオケ機器を導入し、また新聞も読んでもらうように新年度から取り入れたいとの説明がありました。  その他の意見、要望として、東清水町の水と緑の公園整備事業はすばらしいものだが、維持管理は地元ともよく協議してほしい、また長泉寺山トンネル内でもラジオが聞けるような施設を設置してほしいなどが出されました。  続きまして、議案第7号、鯖江市土地区画整理事業特別会計予算につきましては、吉江区画整理事業がようやく地権者の協力を得て、昨年度から区画整理の話が進みつつあるとの説明があり、これに対して、吉江地区の問題は長年に及んでいるものであるから、これを機に前向きに進んでほしいとの意見が出されました。  次に議案第6号につきましては、理事者の説明を了承し、また議案第26号、第27号、第28号の条例廃止案につきましても、事業の完了に伴うものであるとの理事者の説明を了承し、特段申し上げるべき質疑がなかったわけであります。  以上のような経過を経まして採決いたしました結果、いずれの議案も全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(田中敏幸君) 次に、経済企業常任委員長から報告を求めます。  7番、山本利春君。              〇7番(山本利春君)登壇 ◎7番(山本利春君) 本委員会に付託されました議案第1号、平成6年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算(歳出)の本委員会所管費目、議案第4号、平成6年度鯖江市農業共済事業特別会計予算、議案第5号、平成6年度鯖江市農業集落排水事業特別会計予算、議案第8号、平成6年度鯖江市下水道事業特別会計予算、議案第9号、平成6年度鯖江市水道事業会計予算、議案第22号、鯖江市農業共済条例の一部改正について、議案第23号、鯖江市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第24号、鯖江市下水道条例の一部改正について、議案第29号、農業共済事業事務費の賦課について、議案第30号、農作物共済無事戻し金の交付についておよび議案第32号、水落雨水ポンプ場電気計装設備工事(第5117号)請負契約の締結について、以上11件につきまして、委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  まず議案第1号、一般会計予算につきまして、主な質疑、論点を申し上げたいと思います。  第1点でありますが、平成5年度に発足した担い手認定農家制度で認定助成を受けている農家の中にも限度数量を達成しないケースがあると聞く。対応が甘いのではないかとの指摘があり、これに対し、認定農家補助要綱に数量達成を必要要件として規定していきたいとの理事者の答弁でありました。  また、助成制度に関連しまして、委員からは、大規模農家ばかりでなく、小規模農家に対しての助成も講ずるべきとの意見が出されたわけであります。  次に、第2点目であります。  情報デザイン学園開設準備費が計上されているが、その設立計画はどうなっているのか、さらに市が設立運営することは、種々の困難が予想される。それよりも実現可能な県立高校でのデザイン関係学科の開設を働きかけるべきではないかとの質疑が出されました。  これに対し、県への働きかけについては、本市内の普通科高校での学科新設を以前から要望しており、県から近く実現されると聞いている。また、デザイン学園設立計画については、新年度で講師の確保、カリキュラムの検討を行いながら、当面は現在の講座拡充を行いたい。専修学校への目標については、慎重にその時期を検討したいとの答弁でありました。  委員からは、開設以来6年を経過するこのデザイン講座の講義内容についても、より具体的な成果が得られるデザイン、つまり地場産業製品のデザインを習得させるべきとの注文が出されたわけであります。  次に第3点目でありますが、新規事業の中小企業体質改善特別資金預託金の概要をただしましたところ、長期化する不況の中で、事業の転換や多角化を図る事業者に、その設備資金や運転資金として1,000万円を限度に融資を行うもので、利率は年3.1%、5年以内に返済、融資枠は1億5,000万円で、15件分を見込んでいるとのことでありました。  次に、第4点目であります。  公共交通利用推進事業費で水落駅に駐輪場をつくるとのことだが、その施設規模は。また現在の利用状況は、さらにその用地の所有者はだれかとの質疑があり、これに対し、規模は7台分、4連で計28台分、現在の利用は20台前後、用地は福井鉄道のもので、市への提供であるとの答弁でありました。  次に、議案第5号、農業集落排水事業特別会計予算につきまして、吉川地区の受益者の負担金が予算計上されているが、事業開始の見込みはとの質疑があり、理事者からは、新年度事業採択の方向で進めているとの答弁でありました。  また、立待地区および豊地区の6年度末での事業進捗率はとの問いに対しては、立待地区94%、豊地区95%を見込んでいるとのことであり、委員からは将来の管理について区94%、豊地区95%を見込んでいるとのことであり、委員からは将来の管理について、西部地区を一本化した管理組合をつくるべきではなかろうかとの意見も出されたわけであります。  次に、議案第9号、水道事業会計予算につきまして、工事後の路面復旧が十分でないとの指摘があり、これに対し、理事者からは路面復旧材として、従来は使用してきた常温合材ではタイヤにまくり上げられることもあるので、新年度からは固まり方が強い加熱合材の使用を考えているとの答弁がありました。  次に議案第23号、農業集落排水事業処理施設の設置管理条例の一部改正および議案第24号、下水道条例の一部改正でありますが、両議案とも本年9月1日からの約10%の使用料値上げが主な改正点であります。不況が長期化する中、市民生活に直接影響する使用料の値上げは避けるべきで、それよりも普及率の向上に努めるべきだとの意見が出されたわけであります。  理事者からは、事業はまだ建設途上で、必然的に先行投資を伴い、一般会計から多額の繰入れを行っている。将来にわたる健全経営を実現するために、ぜひとも改正をお願いしたい。また、普及率向上については、普及係3名で昼夜を問わず働きかけを行っており、今後とも全力を挙げていくとの答弁でありました。また、農村下水については、公共下水に準じていきたいとの説明でありました。  委員からは農村下水の場合、地元での管理など負担が多いわけであり、公共下水よりも安い料金にすべきではないかとの意見が出されたわけであります。なお、ほかの予算案につきましては、理事者の説明を了とし、また水稲および麦における共済事故に火災を加えることを主な改正内容とする農業共済条例の一部改正議案や、追加提案されました水落雨水ポンプ場関係の請負議案につきましても、特段申し上げる協議はなかった次第であります。  以上の経過で採決しました結果、いずれの議案も全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。  以上ご報告といたします。 ○議長(田中敏幸君) 次に、教育民生常任委員長から報告を求めます。  13番、田中君。              〇13番(田中 実君)登壇 ◎13番(田中実君) 本委員会に付託されました議案第1号、平成6年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算(歳出)の本委員会所管費目、議案第2号、平成6年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号、平成6年度鯖江市老人保健特別会計予算、議案第19号、鯖江市使用料徴収条例の一部改正について、議案第20号、鯖江市児童館等設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第21号、鯖江市乳児医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第25号、鯖江市ゲートボール場設置および管理に関する条例の一部改正について、以上7件につきまして、審査の主な経過並びに結果についてご報告申し上げます。  最初に、議案第1号の一般会計予算につきましては、理事者から全般的に説明を受け、審議をいたしましたその中で特に論議となり、意見要望として出されましたことは、交通マナー日本一をめざす都市宣言の陳情にも記載されておるとおり、交通事故死者数を全国的レベルで見るとワーストファイブに入っており、本市はその中でも悪い方である。このことは、交通マナーにも通ずるのでないかと思われるが、対策としては成果のある自治体の取り組みを研究するとともに、パトロールや取締りを強化すべきである。また、交通安全施設整備費では、主要地点の道路照明の配慮についても対処されたい。  学校用地の借地料は、もちろん地域的にも契約の違いはあろうが、比較すると不公平を感ずるように思えるので、是正に努められたいなどでありました。  その他、街路灯電気料の負担、医療の診療通知およびレセプトの点検、国民年金委員の形態別収納率、児童センターと町内公民館の対応、冬期通学のバス運行、奨学資金の貸与、学校の修繕発注や消耗品購入の地元優先などの質疑応答がありました。  こういう経過を踏まして採決いたしました結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号の国民健康保険事業特別会計予算につきましては、いつも論議となりますが、滞納の問題であります。保険税の収納率は、4年度までは0.5%ずつ上昇し、96.2%、しかし5年度は不況下でもあり、95.5%、また滞納者には電話呼出し等により対応し、5年度当初130人が、6年2月には57人になっているものの、滞納全体から見て、4年度は41.7%であったが、38%ぐらいしか見込めない。悪質な滞納者には保険証ではなく、資格証を渡しているとの説明であります。相互扶助の精神、国民皆保険という観点から、診療を拒めないといういたし方のない実情があるわけであります。  採決いたしました結果、全員の賛成で、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号の老人保健特別会計予算ほか、条例の一部改正議案4件につきましては、理事者の説明を了とし、いずれも原案のとおり、全員の賛成をもって可決すべきものと決した次第であります。  以上、ご報告いたします。 ○議長(田中敏幸君) 次に、世界体操特別委員長から報告を求めます。  23番 平野佳宥君。              〇23番(平野佳宥君)登壇 ◎23番(平野佳宥君) 世界体操特別委員会に付託を受けました議案第1号、平成6年度鯖江市一般会計予算中、第1表歳入歳出予算(歳出)2総務費の世界体操競技選手権大会準備費についてでございます。審査の経過並びに結果についてご報告をさせていただきます。  まず委員会といたしまして、審議に入る前に協議会という形で開催をさせていただき、これまでの経過や現況について、また懸案となっている事項や今後の計画の概要についてを理事者側から説明を受け、まず委員の理解を深めた上で審査をさせていただきました。午後再開をし、議案審査に入ったわけであります。  その中の主な質疑といたしましては、以前から体操部、組織委員会、推進本部等々、複雑であるので、組織の見直しについて論議されてきたが、その結果はどうなったのか。大会1年前ということを考慮されての当初予算であろうが、今後補正といった形であらわれてくることはないのかという問いに対しまして、組織の見直しについては、内部ヒヤリングを経て総務課で検討中である。予算については、組織委員会の予算の中で予測できないことが生じても、今回予備費を計上したので、その中で補っていきたいとの答弁がなされました。  またその予備費の算定基礎には一考すべきこともあるとの意見が出されたこともつけ加えておきます。  次に、これから1年前ということでイベント開催がされると思うが、事業内容はそれぞれ異なっていても、実行委員会を設置し実施するのであれば、共通の目的を持つ意味からもオブザーバー的な立場で相互に参加し、その任務と役割等を確認する必要があるのではとの問いに対しまして、これまでに実施してきたイベントを反省しながら、今後はお互い協力的に実施していきたいとの答弁がなされました。  また、花いっぱい運動の意識が市民の間ではいまだ不統一であり、徹底されていないのではないかとの問いに対しまして、基本的には一人一役の一環としてお願いしているもので、市民の皆さんの中に協力したいという認識が年々高まってきていると感じている。また苗の価格にしても、花の種類や大きさ、苗の育成期間等を考慮した価格と、市販のものとを単純に比較できない点などもあわせて、今後運動の推進に努力していきたいとの答弁がありました。  以上のような経過を踏まえ採決いたしましたところ、議案第1号は、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上でご報告を終わらせていただきます。
    ○議長(田中敏幸君) ただいまの各常任並びに特別委員長の報告に対し質疑はありませんか。  13番、田中 実君。 ◆13番(田中実君) 経済企業委員長にお尋ねいたします。  議案第24号並びに議案第32号についてお尋ねいたします。  議案第24号は、鯖江市下水道条例の一部改正で、これは値上がりにつながるものであります。委員長の報告によりますと、これといった質疑はなかったということでございますけれども、各市町村においても値上げということになれば何らかの質疑はあるわけなんですけど、本当にこの24号議案について、委員会での質疑はなかったのか、再度お尋ねいたします。  次に、議案第32号、水落雨水ポンプ場電気計装設備工事、これは先日も私、お伺いいたしましたけれども、富山の方がこの工事を請けられるわけであります。それで、どちみち富山の方が請けられるのなら、今、入札問題で問題になっている指名競争入札、それから一般競争入札、今回のこれは指名競争入札でございます。県外を含めて県内にそのような業者がお見えにならないというのならば、ここでなぜ一般競争入札という行き方の試案をされなかったのかどうか、このような私は疑問を持っておりますので、そういうことに対しても、また指名競争入札でどこの業者、どこの方が指名業者として連ねなかったのか、そのこともお尋ねいたします。 ○議長(田中敏幸君) 7番、山本君。 ◎7番(山本利春君) 今ほど議員からお尋ねの24号、値上げとしての何ら質疑がなかったかというような問いであろうと思います。値上げは全部反対でありましたんですけれども、今、市民感情等いろいろな市の財政等々を話したわけであります。そして、値上げについて、市民の代表の意見は聞いたかとの問いもあったわけであります。それで、値上げよりも今普及率を向上させたらどうかというような意見も出たわけでありますけれども、理事者の方から、今普及途上であるから、ひとつよろしくとの言葉もありました。ある委員からも、今申し上げましたとおり、料金を上げることばかり考えないで、普及率を十二分に図られたらどうかというような意見が出まして、それに対して、理事者は極力昼夜努力しているのでというような言葉が出たわけでございます。  第32号でございますけれども、今、議員おっしゃるのには、なぜ市内の業者でやらないのかというような意見だろうと思います。この電気計装工事は、市内の業者では不可能だろうとのことでございました。入札メンバーでございますけれども、日立製作所、三菱電機、フジ電機、東芝、明電社、安川電機であります。計6社にて入札を執行したようなわけであります。  終わります。 ○議長(田中敏幸君) 13番、田中君。 ◆13番(田中実君) 委員長報告の中で、24号で申し上げますと、何ら取り上げるような意見はなかったと、このような委員長報告がありましたから私はお尋ねしたわけです。ところが、お尋ねすると、これだけの条件が行われたということになったら、これはおかしいんじゃないですか。私は値上げが市民感情をさかなで云々というけど、10%のあれとは言うたよ。値上げに反対と言うたの。全員が反対と言うたの。今答えを出している。まあ私の聞き違いとして、じゃ、24号についてはします。  では32号でございます。これも委員会の構成の中でそういう意見はなかったのかもわかりませんけど、今現在建設委員会だけでもって入札、一般競争入札、それから指名競争入札でこれだけ県の指導を仰ぎながら、国のいろいろな指導を仰ぎながらやっているときに、一つも資金的にやって、一番いいことだと思うことがここに来たわけなんですから、なぜそのようなことが配慮され、委員の中から意見がなくても、やはり委員長としてこのようなことぐらいは持ち出すべきではなかったかと思うんですが、これは主観は求めるべきじゃないということでございますので、私はこれ以上追及はいたしませんけれども、こういうような機会にまあ私がこれだけの質問をしていると、担当の理事者お笑いになっていると思います。楽だったなという感じで、そのようなことのないように、これからお願いいたします。終わります。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  8番、菅原君。              〇8番(菅原義信君)登壇 ◆8番(菅原義信君) ただいま各常任委員長から報告されました議案の中で、第1号、第2号、第3号、第5号、8号、9号、23号、24号、以上の議案について、反対の立場から発言を申し上げたいと思います。  今回提案をされております議案第1号の新年度予算につきましては、対前年度比8%という大幅な伸びを示し、全体として231億6,100万円という他市の状況と比較しましても大型積極予算と特徴づけられております。しかし、こうした大型となったゆえんは、その大部分を基金の取崩しや起債に負っていることは明白であります。そもそも国の地方財政計画自体が起債の大幅増を求めているものであって、これは結局市民にとっては後年度負担を一層大きくするものでありまして、市長自身の所信説明の中でも触れられておりますけれども、将来の財政需要の硬直化を危惧させるものであります。確かに今回の予算を見ますと評価すべき点というものも幾つかあるわけであります。例えて申し上げますならば、乳幼児医療の無料化制度を拡充することでありますとか、あるいは学校給食におきます保護者負担を軽減をする、また福祉や保健衛生上の施策も充実をさせていく、また現下の不況の中での中小企業向けの融資枠を拡大をする等々のことが見られるわけであります。しかし、不況であればあるほど、やはり一層住民負担を軽減をさせる、また不況脱出への力強い援助をしていく、こうした観点での施策と予算編成というものが求められていったと思うんであります。そういう点から申し上げますならば、ただいまもご議論になりましたけれども、下水道料金が大幅に値上げをされることでありますとか、あるいは市税中の固定資産税が評価替えに伴いまして大幅な増税となる。こうした点は、まさに住民生活を直撃するものであります。またもう一つ申し上げますならば、こうした不況での直撃を受ける中小業者が大きな負担となっております国保税については、やはり値下げを行うべきだと思うんであります。そして、そのための一般会計からの繰入れなどをふやすべきだと思うんであります。こういう点から申し上げまして、今回の提案されております一般会計並びにその他の各種の値上げ等が伴われております議案につきましては反対を表明するものであります。  以上です。 ○議長(田中敏幸君) ほかに。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に、議案第1号、平成6年度鯖江市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する各常任並びに特別委員長の報告は可決であります。  本案は、各常任並びに特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号、平成6年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号、平成6年度鯖江市老人保健特別会計予算について、一括して採決をいたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第2号および第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号、平成6年度鯖江市農業共済事業特別会計予算について採決をいたします。  本案に対する経済企業委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号、平成6年度鯖江市農業集落排水事業特別会計予算について採決をいたします。  本案に対する経済企業委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号、平成6年度鯖江市総合開発事業特別会計予算および議案第7号、平成6年度鯖江市土地区画整理事業特別会計予算を一括して採決いたします。  本案に対する建設常任委員長の報告は可決であります。  本案は、建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第6号および議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号、平成6年度鯖江市下水道事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号、平成6年度鯖江市水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号、鯖江市議会の議員および長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定についておよび議案第16号、鯖江市の議会および長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例についてを一括採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第15号および議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号、鯖江市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についておよび議案第18号、鯖江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを一括して採決いたします。  本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第17号および議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号、鯖江市使用料徴収条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第19号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号、鯖江市児童館等設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第20号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号、鯖江市乳児医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第21号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号、鯖江市農業共済条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は可決であります。
     本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第22号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号、鯖江市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号、鯖江市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長の報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(田中敏幸君) 起立多数であります。  よって議案第24号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号、鯖江市ゲートボール場設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する教育民生常任委員長の報告は可決であります。  本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号、鯖江市駅前第1地区市街地再開発事業施行条例の廃止について、議案第27号、丹南都市計画事業北部第1土地区画整理事業施行条例の廃止についておよび議案第28号、丹南都市計画事業五郎丸地区区画整理事業施行に関する条例の廃止についてを一括して採決いたします。  本案に対する建設常任委員長の報告は可決であります。  本案は、建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第26号、議案第27号および議案第28号は、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号、農業共済事業事務費の賦課についておよび議案第30号、農作物共済無事戻し金の交付についてを一括して採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第29号および議案第30号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号、福井県丹南広域組合規約の一部変更についてを採決いたします。  本案に対する総務常任委員長報告は可決であります。  本案は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第31号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号、水落雨水ポンプ場電機計装設備工事(第5117号)請負契約の締結についてを採決いたします。  本案に対する経済企業常任委員長報告は可決であります。  本案は、経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって議案第32号は原案のとおり可決されました。  休憩いたします。               休憩 午後0時09分               再開 午後1時20分 ○議長(田中敏幸君) 再開いたします。   ………………………………………………………………………………………… △日程第3.市会案第1号 地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書について △日程第4.市会案第2号 食料と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書について ○議長(田中敏幸君) 日程第3、市会案第1号 地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書についておよび日程第4、市会案第2号 食料と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書についてを一括議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  7番、山本利春君。              〇7番(山本利春君)登壇 ◎7番(山本利春君) 市会案第1号、地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書についておよび市会案第2号、食料と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書について、以上2件を提案させていただくわけでありますが、意見書をそれぞれ朗読いたしまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。          地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書  地方バス路線は、地域の住民にとって日常生活に不可欠な足であり、その果たすべく役割と任務に対しては、極めて大きな期待がある。しかしながら、モータリゼーションの進展、社会経済の変動と相まって、輸送需要に大きな変化があらわれ、需要が減退し、地方バスのおかれている立場は非常に厳しいものがある。  その結果、バス路線維持が困難となり、住民の公的移動手段である「足」が奪われている現状にある。  よって、政府におかれては、地方の実情を十分認識・配慮され、住民の足確保のために、現行補助制度を改善・継続し、総合的施策を確立されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。  平成6年3月25日                               鯖 江 市 議 会         食料と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書  政府は、昨年12月にガット交渉で米の市場開放を受け入れ、今年4月にモロッコで開催される閣僚会議で調印がなされ、今後国会で批准および国内法の整備が行われ、95年7月から実施される状況となっている。  また、国内においては、ますます担い手が減少し、自給率は著しく低下するとともに、中山間地は、高齢化と生産性の低い水田の耕作放棄が進み、集落は崩壊の一途にある。  農林水産業は、農産物を精察するだけでなく、保水や洪水防止、空気の浄化、景観など、環境保全のため大きな役割を担っている。  食料・農業・農村について食料の安全・安定供給・環境保全や景観の保持としての観点からも足腰の強い農林水産業政策具体化が今求められている。  よって政府におかれては、次の事項について積極的に対処されるよう強く要望する。                    記  1.条件不利地域に対する直接所得補償制度を導入すること。  2.担い手育成のための就農者助成制度を確立すること。  3.生産基盤と生活環境整備の促進を図り、農業者の負担を軽減すること。  4.コメなど輸入穀物の安全確保のため検査体制を確立すること。    有機農産物の国による認定システム(表示)制度を確立すること。  5.減反を強化することなく、穀物の備蓄制度を確立し他用途利用米制度を見直すこと。    ミニマムアクセスで輸入された米や乳製品の国際貢献システム導入を図ること。  6.地域農業振興のための各種助成制度の拡充・新設を図ること。    また、農地譲渡税の特別控除の充実や農業生産法人への非課税など農業税制を改正すること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。  平成6年3月25日                               鯖 江 市 議 会  なお、市会案第1号の提出先は内閣総理大臣、大蔵大臣、運輸大臣、自治大臣、第2号の提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、農林水産大臣、内閣官房長官であります。  議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第1号および第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって市会案第1号および第2号は、常任委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  市会案第1号および第2号を一括して採決いたします。  本案は原案のとおり決するとこに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員)
    ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって市会案第1号および第2号は原案のとおり可決されました。  …………………………………………………………………………………………… △日程第5.市会案第3号「交通マナー日本一鯖江」をめざす都市宣言について △日程第6.市会案第6号 国立鯖江病院の第5病棟一時休棟撤回に関する意見書について ○議長(田中敏幸君) 日程第5、市会案第3号「交通マナー日本一鯖江」をめざす都市宣言についておよび日程第6、市会案第6号 国立鯖江病院の第5病棟一時休棟撤回に関する意見書についてを一括議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  13番、田中 実君。              〇13番(田中 実君)登壇 ◎13番(田中実君) 宣言書朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。           「交通マナー日本一鯖江」をめざす都市宣言  交通マナーを確立し、悲惨な交通事故から尊い生命と生活を守り、安全で快適な交通社会を確保することは市民の共通の願いである。  本県は7年連続して死者数が100人を突破したほか、人口10万人当たりの死者数でも数年来全国ワーストテンの上位に位置するなど、不名誉な状況にある。  このような現状を打破するため、県では平成7年10月に本市で「世界体操競技選手権鯖江大会」が開催される機会をとらえて広く県民に交通マナーの向上を訴え、もって交通死亡事故を減少させて福井のイメージアップを図るため、「交通マナー日本一」をめざす運動を展開中である。  この運動は、本年4月から本格的に展開されるが、その中心となるものは本市であり、本市を全国はもとより全世界にPRする絶好の機会でもある。  よって、市民総ぐるみで思いやりと譲り合いの精神を重んじ、正しい交通ルールと交通マナーを実践し、本市を訪れる人たちに好感を持たれ、かつ同大会の成功とともに、秩序ある交通社会の実現のため、「交通マナー日本一鯖江」をめざす都市を宣言をする。  平成6年3月25日                               鯖 江 市 議 会  次に、市会案第4号であります。          国立鯖江病院の第5病棟一時休棟撤回に関する意見書  意見書の朗読をもって提案の説明にかえさせていただきます。  2月15日、国立鯖江病院は、「結核患者が少なくなった」という理由で、結核患者を含む33人が収容されている第5病棟を3月末日で一時休棟すると発表した。このことは、地域医療の充実に寄与し、貢献すべき総合病院の任務と役割を著しく低下させるものである。  戦後約50年間、国立鯖江病院は、鯖江市、武生市を中心とする丹南地方で唯一の公的な総合病院として、結核が猛威をふるったころから地域医療の中核・指導的役割を担い、救急・予防医療を初め、民間では受け持つことが困難で採算のとれない難病や、長期療養患者等を受け持ってきている。  丹南地方における結核療養稼働床は、国立鯖江病院の50床だけであり、その第5病棟の一時休棟は、この地方の結核療養施設が事実上なくなることを意味する。特に本議会は、昭和58年12月「国立鯖江病院の存続に関する意見書」を決議しており、その総意に反する遺憾な措置である。  よって、当病院の第5病棟の一時休棟を撤回するとともに存続拡充されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成6年3月25日                               鯖 江 市 議 会  この市会案第4号は、提出先は内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣、福井県知事であります。  以上、市会案第3、第4号を朗読させていただきました。以上でありますが、議員各位よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中敏幸君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第3号および第4号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ご異議なしと認めます。  よって市会案第3号および第4号は、常任委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中敏幸君) ないようですので、討論を終結いたします。  市会案第3号および第4号を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(田中敏幸君) 起立全員であります。  よって市会案第3号および第4号は、原案のとおり可決されました。  以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  これをもって、第284回鯖江市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。               閉会 午後1時36分  地方自治法第123条第2項の規定により上記会議録のてん末を証するためここに署名する。             議     長             副  議  長             署 名 議 員             署 名 議 員             署 名 議 員...