勝山市議会 2021-02-24
令和 3年 3月定例会(第1号 2月24日)
議案の送付について
令和3年2月24日招集の
勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を送付いたします。
送付議案は、議案51号から議案第80号までの30件であります。
これら30件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。
○議長(
松山信裕君) 次に、さきの臨時会以降に、
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項の規定により、次の報告を受理しております。
令和3年2月18日付、勝監発第126号、
例月出納検査(1月分)の結果について
この報告書は、
議会事務局に保管しております。
○議長(
松山信裕君) 次に、さきの臨時会以降の
事務報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりであります。
以上で、諸般の報告を終わります。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 次に、市長から発言の要求がありますので、これを許可いたします。
○議長(
松山信裕君) 水上市長。
(市長
水上実喜夫君 登壇)
○市長(
水上実喜夫君) おはようございます。
令和3年3月
定例市議会の開会に当たり、所信の一端を申し述べますとともに、提案いたしました令和3年度当初予算案及び令和2年度3月
補正予算案の概要を申し上げます。
最初に、今回の大雪について申し上げます。
今年は2年続いた暖冬から一転、3年ぶりの大雪となりました。1月7日から降り続いた雪は、平成30年豪雪、昭和56年豪雪を上回る速さで降り積もり、
市民生活を麻痺させるとともに、人的・物的被害が発生しました。
亡くなられた方、御遺族の皆様には心からお悔やみ申し上げますとともに、
除雪作業中のけが、家屋などの損壊、浸水被害などを受けた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
また、降り続く雪の中、夜を徹して
除雪作業に当たられた
除雪作業事業者の皆様を初め、高齢者・障がい者世帯の安否確認、
買物支援などに御尽力いただいた区長、
民生委員及び多くの関係者の皆様に、心から敬意と感謝を申し上げます。
雪に対する備えは、私が掲げる
安全安心な
まちづくりにおける最優先課題であると考えます。今年の雪で得た経験を生かして、新たな対策の検討を新年度の第1四半期中にまとめ、次の冬に備えてまいります。
次に、
新型コロナウイルス感染症への対策について申し上げます。
新型コロナウイルスが国内で確認されて1年が経過いたしました。この間、国、県、勝山市はもちろん、各
医療機関等が一丸となって
感染症対策を続けていますが、依然として終息への道筋が見えておりません。
こうした状況の中、県内のトップを切って、
福井勝山総合病院において
感染収束の切り札と期待される
ワクチン接種が始まりました。全市民を対象とした
ワクチン接種は、過去に経験のない事業となります。国や県と連携を図り、全庁体制で迅速かつ的確に準備を進めてまいります。
次に、第6次勝山市
総合計画の策定について申し上げます。
現在、次の10年間における
まちづくりの指針となる第6次勝山市
総合計画の策定を進めています。第5次勝山市
総合計画から10年が経過、
少子高齢化による人口構成の変化と人口減少に伴う
地域コミュニティの活力低下は、全国各地の
地方都市が直面している共通課題となっております。
また、ITの普及による
デジタルトランスフォーメーションにより、産業構造のみならず社会の在り方までが大きく変化してきています。
さらに、昨年来からの
新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちがこれまで当たり前のように持っていた価値観が変わりつつあります。
一方、間近に迫った
北陸新幹線敦賀駅開業及び
中部縦貫自動車道の
全線開通といった
高速交通網が整備されることにより、勝山市でも新しい人とモノの流れが生まれる本市を取り巻く
社会情勢は大きく変わってまいります。
多くの市民の皆様の御意見を伺い、全庁体制でしっかりした
基本構想を策定したいと考えております。これまで同時に策定していた
基本計画は策定をせず、主要な施策を
社会経済情勢の変化に対応しながら計画的に実施することで、
基本構想に示すビジョンの実現を図ってまいります。
勝山市は豊かな自然、歴史、文化、産業など、先人たちが培ってきた様々な遺産が人々の暮らしや
コミュニティの中に息づいている街です。この特性を守り、誰もが健康で
安全安心に暮らすための取組を重点的に進めてまいります。そして、変化を的確に捉え、本市の魅力を維持・向上し、選択される勝山市を目指してまいります。
次に、令和3年度当初予算の
編成方針と主な施策及び令和2年度3月
補正予算の概要について申し上げます。
まず、国の
地方財政対策では、
新型コロナウイルス感染症の影響により地方税が大幅な減収となる中、
地方公共団体が
行政サービスを安定的に提供しつつ、防災・減災、
国土強靭化の推進などの
重要課題に取り組めるよう、
地方交付税等の
一般財源総額について、
交付団体ベースで令和2年度を0.2兆円上回る額が確保されております。
これを受け、当市の令和3年度の
予算編成に当たっては、
安全安心「新しい勝山」への前進を続けていくための予算を第一に掲げ、
市民福祉の向上に向けた基本的な姿勢として、
コロナ禍にあっても、安全・うれしい・みんなの笑顔あふれる新しい
勝山づくりへの挑戦を持続し、次のステージに向けた取組を展開していくこと、
新型コロナウイルスが
市民生活や
経済活動に及ぼす影響が長期化する中、きめ細かな支援を行うことで、市民の暮らしと
地域経済を支えていくこと、雪害を初めとする様々な危機を克服し、市民の安定した暮らしを守り続け、
安全安心を形成していくことなどに重点を置きました。
その結果、令和3年度
一般会計当初予算は、1月
補正予算及び3月
補正予算に計上した、国の国民の命と暮らしを守る安心と希望のための
総合経済対策関連事業、及び市単独の
新型コロナウイルス感染症対応地域経済対策、約3億9,900万円を初め、対前年度比約1億600万円増額の総額117億8,600万円の切れ目のない15か月予算として一体的に編成しました。
まず、
一般会計の歳入について申し上げます。
固定資産税及び
都市計画税は、
中小事業者等の
事業用家屋及び
償却資産に対する課税標準について、2分の1またはゼロにする特例措置が講じられることから、大幅な減額を見込みました。
また、
個人市民税は、
新型コロナウイルス感染症による影響から減額を見込んだほか、
法人市民税は、
地方税収の偏在是正による改正の影響もあり大幅な減額を見込みました。
なお、
軽自動車税は前年度とほぼ同額を見込み、
市たばこ税も、販売本数は減少するものの、税率改正の影響により前年度と同額程度を見込んでいます。
以上のことから、市税全体では、
新型コロナウイルス感染症が
地域経済に及ぼす影響を踏まえ、対前年度比約1億7,900万円減額の約25億9,400万円を見込んでおります。
普通交付税では、交付額の算定において、令和2年
国勢調査人口が適用されることから、大幅な減額を見込みました。
一方、
市税収入等の落ち込みにより
基準財政収入額が減額となることや、
地方財政計画に新たな歳出項目として
地域デジタル社会推進費が創設されたことなどから、
臨時財政対策債を含めた総額では、対前年度比4,500万円増額の37億5,100万円を見込んでおります。
また、
特別交付税については、前年度と同額の6億円を計上しております。
以上のことから、主な
一般財源は、
固定資産税等の軽減措置を補填する
新型コロナウイルス感染症対策地方減収補填特別交付金の創設などがあるものの、
新型コロナウイルス感染症による影響を大きく受けていることから、合計では前年度比約4,900万円の減額を見込んでおります。
財政調整基金についてはゼロ円となっています。これはビュークリーンおくえつの建設時に借りた
地方債償還が終了し、大野・
勝山地区広域行政事務組合への
公債費負担金が約1億1,100万円の減額となったこと、また、不要不急の事業の見直しなどにより、平成23年度以来10年ぶりに
財政調整基金からの取崩しに頼らない
予算編成としたものです。
その結果、
財政調整基金残高は、前年度の当初
予算編成後比較で約2億7,000万円増額の約13億8,000万円となり、
標準財政規模の10%を超える健全な
財政状況を維持しております。
市債については、
建設事業の財源として発行する普通債は、前年度比約1億1,300万円減額の4億円としたことにより、
市債総額が
元金償還額を下回ることから、令和3年度末の
市債残高は約1億9,100万円の減額となる見込みです。
次に、
一般会計の歳出について、主要な
施策ごとに説明を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に対応した
地域経済対策では、高齢者及び
妊産婦等にバス・タクシーの
無料乗車券と
温泉センター水芭蕉の無料券を配布し、外出機会の創出や
公共交通機関の
利用促進を図ります。
また、
キッチンカーを導入し、新たな
営業スタイルに挑戦する
飲食事業者等への
助成事業を新設するほか、
市内飲食店で使用できる
プレミアム率30%の勝ち山
飯プレミアム付きお食事券を発行し、
消費拡大施策を展開してまいります。
さらには、市内の店舗で
電子マネー決済を利用した場合に、決済額の20%の
ポイント還元が受けられる
キャンペーンを実施するとともに、
電子マネー決済を新たに導入する事業者に奨励金を交付し、
キャッシュレス決済の普及に取り組んでまいります。
このほか、冬期間の土日祝日に
スキージャム勝山への
無料送迎バスを運行し、利用者には
リフト券半額割引券を進呈することで、冬の勝山を盛り上げてまいります。
また、
感染リスクを低減させるため、各家庭等における
宅配ボックスの購入費の助成を行ってまいります。
生活環境関連施策では、今年1月の大雪で課題となった雪対策の強化に積極的に取り組んでまいります。具体的には、市内各
公共施設に
除雪機械を新たに配備し、
公共施設のほか周辺の
狭隘路線等の除雪にも市職員が対応できる体制を整えてまいります。
また、市道の融雪装置を改修することで、24時間を通して散水を可能とするための工事を実施します。さらなる雪対策を強化するため、他県の豪雪地帯を視察し、効果的な先進事例の導入に向けた調査・研究を実施します。
農林業関連では、特産作物の栽培に取り組む生産者を対象に、
農業機械の導入に対する補助制度を拡充し、道の駅等への積極的な出荷を促してまいります。
新たな取組として、若手農家の農業男子・農業女子を積極的にPRし、
新規就農者の増加につなげてまいります。また、森林・
作業道等の
維持管理や
獣害対策のために、山際や集落内の茂み用の草刈り機を市民に貸し出す制度を新設いたします。
デジタル社会関連施策では、
マイナンバーカードの交付を申請された方に3,000円相当の
電子マネーを進呈し、普及を促進する
キャンペーンを実施します。併せて、
市役所窓口に加え、図書館や公民館においても
交付申請を受け付けし、全庁体制で取得促進に取り組むとともに、
マイナンバーカードの多
目的利用として、
図書館利用者カードの運用を開始します。
また、
タブレット端末の運用による
ペーパーレス会議の推進や、
小中学校において
児童生徒1人1台
端末環境を実現し、
GIGAスクールの運用を本格的に始めます。
広報関連では、広報かつ
やまやパンフレットの
デザイン等の内製化を図るためのソフトウエアの導入及び障がい者や高齢者、外国人により分かりやすく情報伝達を行うためのアプリケーションを導入します。
また、令和4年度からの運用開始に向けた
電子入札システムの整備や
庁内イントラネットの
ネットワーク分離システムの更新、
私立保育園のICTを活用した
システム整備に助成を行います。
このほか、
小中学校における
プログラミング教育へのサポートや
小・中学校プログラミングフェス2021の開催を支援する
外部ITアドバイザーの設置及びJPQRによる公金収納、
音声認識ソフトやRPAによる
事務改善により、様々な
行政課題に
デジタルトランスフォーメーションの導入を進めてまいります。
子育て環境関連施策では、新たに子どもの見守りを強化し、児童の食生活を支援するため、子ども見守り
宅食支援事業に取り組んでまいります。
学校生活や友人になじめない児童が家庭や学校以外で社会性を育む場所を提供し、ひきこもりに陥らない環境を整備し、健やかな発達を支援してまいります。
不妊治療については、事実婚を新たに助成対象に加え、1回あたりの
助成限度額を10万円から15万円に引き上げることで全国でもトップクラスの助成内容を維持し、支援を充実してまいります。
また、全ての児童が無料で利用できる
児童センター、
放課後児童対策、18歳までの
子ども医療費の
窓口完全無料化、第3子以降のすくすく
育成奨励金、にこにこ
妊婦奨励金、妊産婦の
医療費無料化、
妊産婦バス無料乗車券の交付、産後
ケアショートステイ、
新生児聴覚検査、
私立保育園の
施設整備に対する助成など、これまで取り組んできた全ての
子育て支援策について継続して取り組んでまいります。
教育環境関連施策では、
重要課題である中学校と
勝山高校との中高連携の推進に向け、
教育委員会事務局に新たに教育監を配置するとともに、
勝山高校の魅力を向上させる活動に対しても支援を行ってまいります。
また、小学校には
外国語指導助手2名を引き続き配置し、
英語教育を推進します。
学校給食では、従来から提供しているコシヒカリに加え、福井県の新しい
ブランド米であるいちほまれを新たに提供し、地産地消を推進してまいります。
このほか、
鹿谷小学校屋内運動場に水循環型の
屋根融雪設備を設置し、児童や近隣住民の安全を確保します。また、
荒土小学校、
村岡公民館、
市営庭球場の改修工事を実施し、施設の
長寿命化を図ってまいります。
コロナ収束後を見据えた
魅力発信関連施策では、高い専門性を持つ外部人材を、かつやま創生プロモーターとして委嘱し、その指導・助言の下、地域・
行政課題を解決し、企業誘致や
サテライトオフィス等の誘致につなげてまいります。
また、市内企業の労働力不足を解消するため、都市圏の人材を対象とした
長期インターンシップの実施やU・Iターンされた方への奨励金の交付など、
ふるさと回帰の流れを促進させます。
観光の産業化へ向けた挑戦を続けるため、道の駅関連では、オープン1周年記念と
ウインターシーズンに合わせた、
恐竜バルーン作り、働くくるまの展示、
鮎釣り体験、
サウナイベント、
アウトドア体験、
スキーリフト券プレゼントなど、様々なイベントを開催してまいります。
昨年末にリニューアルした
温泉センター水芭蕉の
源泉掘削工事を3か年の継続費で実施します。
また、
北陸新幹線敦賀駅開業、
中部縦貫自動車道の
全線開通を見据え、道の
駅駐車場の拡張工事を実施するとともに、
長尾山総合公園の魅力と利便性をさらに高めるため、Park−PFIにより事業者を募集し、今後の
整備方針を決定してまいります。
以上、
新型コロナウイルスの影響による厳しい
財政状況の中にあっても、事業の選択と集中を図ることで、
新規事業として89事業、8億3,900万円、
拡充事業として14事業、5,300万円を見込み、
安全安心、新しい勝山への前進を続けていくための予算を編成いたしました。
なお、令和2年度3月
補正予算につきましては、事業費の精算に加え、国の
補正予算に伴い実施する
社会資本整備などの事業を新年度当初予算から前倒し計上しております。
このほか、
新型コロナウイルス感染症に対応した
地域経済対策や、将来の市債償還に必要な財源を確保するための減債基金積立金を計上しております。
本日の
定例市議会に提案いたしますのは、令和3年度勝山市
一般会計予算を含む30件であります。これら30件につきましては、後ほど関係課長から、それぞれ提案理由を申し述べますので、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 次に、日程第3、議案第51号 令和3年度勝山市
一般会計予算
日程第4、議案第52号 令和3年度勝山市
国民健康保険特別会計予算
日程第5、議案第53号 令和3年度勝山市
後期高齢者医療特別会計予算
日程第6、議案第54号 令和3年度勝山市
介護保険特別会計予算
日程第7、議案第55号 令和3年度勝山市
育英資金特別会計予算
日程第8、議案第56号 令和3年度勝山市
下水道事業特別会計予算
日程第9、議案第57号 令和3年度勝山市
農業集落排水事業特別会計予算
日程第10、議案第58号 令和3年度勝山市
水道事業会計予算
日程第11、議案第59号 令和3年度勝山市
市有林造成事業特別会計予算
日程第12、議案第60号 令和2年度勝山市
一般会計補正予算(第8号)
日程第13、議案第61号 令和2年度勝山市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
日程第14、議案第62号 令和2年度勝山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第15、議案第63号 令和2年度勝山市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第16、議案第64号 令和2年度勝山市
育英資金特別会計補正予算(第3号)
日程第17、議案第65号 令和2年度勝山市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第18、議案第66号 令和2年度勝山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
日程第19、議案第67号 令和2年度勝山市
水道事業会計補正予算(第2号)
日程第20、議案第68号 令和2年度勝山市
市有林造成事業特別会計補正予算(第2号)
日程第21、議案第69号 勝山市
行政組織条例の一部改正について
日程第22、議案第70号 勝山市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
日程第23、議案第71号 勝山市
国民健康保険条例の一部改正について
日程第24、議案第72号 勝山・
永平寺衛生管理組合規約の変更について
日程第25、議案第73号 勝山市
介護保険条例の一部改正について
日程第26、議案第74号 勝山市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第27、議案第75号 勝山市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第28、議案第76号 勝山市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第29、議案第77号 勝山市
火災予防条例の一部改正について
日程第30、議案第78号 勝山市
消防職員特殊勤務手当支給条例の一部改正について
日程第31、議案第79号 勝山市
道路占用料徴収条例の一部改正について
日程第32、議案第80号 勝山市
岩屋オートキャンプ場の設置及び管理に関する条例の廃止について
以上の30件を一括議題といたします。
○議長(
松山信裕君) 提案理由の説明を求めます。
○議長(
松山信裕君) 小沢副市長。
(副市長 小沢英治君 登壇)
○副市長(小沢英治君) 私からは、上程されました議案第51号、令和3年度勝山市
一般会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ113億8,700万円とするものです。
第2条は、継続費について経費の総額と年割額を規定したものです。
第3条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額について規定したものです。
第4条は、地方債について、起債の目的、限度額などを規定したもので、その限度額を9億5,090万円とするものです。
第5条は、一時借入金の最高額を30億円と定めるものでございます。
第6条は、歳出予算のうち人件費に限り、同一款内における各項間の予算流用を行うことができるよう規定したものでございます。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 伊藤
行政管理幹。
(
行政管理幹 伊藤寿康君 登壇)
○
行政管理幹(伊藤寿康君) 上程いたしました議案第52号及び議案第53号について御説明申し上げます。
最初に、議案第52号、令和3年度勝山市
国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ24億2,614万4,000円とするものです。
次に、議案第53号、令和3年度勝山市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ3億5,370万5,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 櫻井
健康長寿課長。
(
健康長寿課長 櫻井陽子君 登壇)
○
健康長寿課長(櫻井陽子君) 上程されました議案第54号、令和3年度勝山市
介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ保険事業勘定は28億6,226万1,000円、介護サービス事業勘定は870万円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 鳥山
教育総務課長。
(
教育総務課長 鳥山健一君 登壇)
○
教育総務課長(鳥山健一君) 上程されました議案第55号、令和3年度勝山市
育英資金特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,138万円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 山本上下水道課長。
(上下水道課長 山本典男君 登壇)
○上下水道課長(山本典男君) 上程されました議案第56号から議案第58号までの3議案について御説明申し上げます。
最初に、議案第56号、令和3年度勝山市
下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ10億6,125万7,000円とするものです。
第2条は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間を規定したもので、その限度額を659万4,000円としております。
第3条は、地方債について、起債の目的、限度額、起債の方法などを規定したもので、その限度額を2億690万円としております。
第4条は、一時借入金の借入れ最高額を5億円と定めるものです。
次に、議案第57号、令和3年度勝山市
農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ1億7,407万5,000円とするものです。
第2条は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間を規定したもので、その限度額を124万8,000円としております。
第3条は、地方債について、起債の目的、限度額、起債の方法などを規定したもので、その限度額を780万円としております。
第4条は、一時借入金の借入れ最高額を1億円と定めるものです。
次に、議案第58号、令和3年度勝山市
水道事業会計予算について御説明申し上げます。
第2条、業務の予定量につきましては、記載のとおりです。
第3条、収益的収入及び支出の予定額について、収入の第1款水道事業収益の5億241万7,000円の主なものは水道料金です。
2ページをお開きください。
支出の第1款水道事業費用の5億90万2,000円の主なものは固定資産減価償却費です。
第4条、資本的収入及び支出の予定額について、収入の第2款資本的収入9,424万5,000円の主なものは企業債、支出の第2款資本的支出の2億9,200万1,000円の主なものは改良工事費と企業債償還金です。
第5条は、企業債について、起債の目的、限度額、起債の方法などを規定したもので、その限度額を8,580万円としております。
第6条は、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定めるものです。
第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費について、第9条は、棚卸資産の購入限度額について、それぞれ定めるものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 竹生
農林政策課長。
(
農林政策課長 竹生禎昭君 登壇)
○
農林政策課長(竹生禎昭君) 上程されました議案第59号、令和3年度勝山市
市有林造成事業特別会計予算について御説明申し上げます。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ6,003万9,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 小沢副市長。
(副市長 小沢英治君 登壇)
○副市長(小沢英治君) 上程されました議案第60号、令和2年度勝山市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。
今回の
補正予算では、国の経済対策に係る
補正予算に伴い実施する
社会資本整備事業などを、新年度当初予算から前倒しして予算計上したほか、いまだ出口の見えない
コロナ禍において、
市民生活の下支えを強化するため、
新型コロナウイルス感染症対策に対応した
地域経済対策に係る事業費を計上しております。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に2億1,602万4,000円を追加し、総額を158億7,154万2,000円とするものです。
第2条は、繰越明許費の補正で、翌年度に繰り越して使用することができる経費を追加するものです。
第3条は、地方債の補正で、その限度額を10億9,359万7,000円と変更するものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 伊藤
行政管理幹。
(
行政管理幹 伊藤寿康君 登壇)
○
行政管理幹(伊藤寿康君) 上程いたしました議案第61号及び議案第62号について御説明申し上げます。
最初に、議案第61号、令和2年度勝山市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、保険給付費等の減額により、所要の補正をするものです。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から5,671万4,000円を減額し、総額を23億3,402万2,000円とするものです。
次に、議案第62号、令和2年度勝山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、保険料率の改正に伴います収入見込額等の増額により、所要の補正をするものです。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に2,243万3,000円を追加し、総額を3億5,249万5,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 櫻井
健康長寿課長。
(
健康長寿課長 櫻井陽子君 登壇)
○
健康長寿課長(櫻井陽子君) 上程されました議案第63号、令和2年度勝山市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、介護給付費等の減額及び基金積立金の増額により、所要の補正をするものです。
第1条は、保険事業勘定について、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に402万7,000円を追加し、総額を28億4,005万9,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 鳥山
教育総務課長。
(
教育総務課長 鳥山健一君 登壇)
○
教育総務課長(鳥山健一君) 上程されました議案第64号、令和2年度勝山市
育英資金特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、基金繰入金の減額や、令和2年度に限って実施しました特別奨学金に係る貸付金及び減免に要する費用の精算などにより、所要の補正をするものです。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から2,550万8,000円を減額し、総額を1億8,877万6,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 山本上下水道課長。
(上下水道課長 山本典男君 登壇)
○上下水道課長(山本典男君) 上程されました議案第65号から議案第67号までの3議案について御説明申し上げます。
最初に、議案第65号、令和2年度勝山市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、事業費確定に伴う委託料及び工事請負費の減額などにより、所要の補正をするものです。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から747万4,000円を減額し、総額を9億2,190万7,000円とするものです。
第2条は、翌年度に繰り越して使用することができる経費を規定したもので、事業2件を第2表で計上しております。
第3条、地方債につきましては、その限度額を1億6,530万円に変更するもので、利率、起債及び償還の方法については変更ございません。
次に、議案第66号、令和2年度勝山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、主に浄化槽清掃業務委託料、令和2年度消費税の中間納付税額の増額などにより、所要の補正をするものです。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に157万2,000円を追加し、総額を1億7,891万円とするものです。
第2条、地方債につきましては、その限度額を3,810万円とするもので、利率、起債及び償還の方法については変更ございません。
次に、議案第67号、令和2年度勝山市
水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、主に給水収益の減額及び事業費確定に伴う委託料の減額などにより、所要の補正をするものです。
第2条は、収益的収入及び支出の補正を定めたもので、収入は、第1款水道事業収益の既決予定額から1,631万6,000円を減額し5億2,360万1,000円とし、支出は、第1款水道事業費用の既決予定額から578万2,000円を減額し5億1,778万1,000円とするものです。
第3条は、資本的収入の補正を定めたもので、第2款資本的収入の既決予定額に83万2,000円を追加し1億359万5,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 竹生
農林政策課長。
(
農林政策課長 竹生禎昭君 登壇)
○
農林政策課長(竹生禎昭君) 上程されました議案第68号、令和2年度勝山市
市有林造成事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、事業費の確定により、所要の補正をするものです。
第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から89万8,000円を減額し、総額を4,965万9,000円とするものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 三屋
総務課長。
(
総務課長 三屋晃二君 登壇)
○
総務課長(三屋晃二君) 上程されました議案第69号及び議案第70号の2議案につきまして御説明を申し上げます。
最初に、議案第69号、勝山市
行政組織条例の一部改正についてでございますが、本案は、市長の権限に属する事務のより一層の公務能率の確保を図るため、組織機構の一部を改編し、分掌事務を改めるものでございます。
具体的には、第2条で、未来創造課の広報及び広聴に関することを総務課に移管し、広報部門と情報部門の効率的で効果的な行政事務を目指します。
なお、条例は令和3年4月1日より施行するものでございます。
次に、議案第70号、勝山市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、国に準じ、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、職員が当該感染症患者等に対して作業を行った場合における、
特殊勤務手当の防疫等作業手当の特例を定めるため、本条例の改正を行うものです。
なお、実施時期は公布の日から施行し、令和3年3月1日から適用します。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 伊藤
行政管理幹。
(
行政管理幹 伊藤寿康君 登壇)
○
行政管理幹(伊藤寿康君) 上程いたしました議案第71号、勝山市
国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。
本案は、主に国民健康保険運営協議会の委員定数を改正するものでございます。
なお、委員定数の改正につきましては、令和3年4月1日からとし、そのほかの改正事項については公布の日から施行するものであります。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 藤澤
環境政策課長。
(
環境政策課長 藤澤和朝君 登壇)
○
環境政策課長(藤澤和朝君) 上程いたしました議案第72号、勝山・
永平寺衛生管理組合規約の変更について御説明申し上げます。
本案は、勝山・
永平寺衛生管理組合規約を変更することについて、
地方自治法第286条第2項の規定により関係
地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるためのものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 櫻井
健康長寿課長。
(
健康長寿課長 櫻井陽子君 登壇)
○
健康長寿課長(櫻井陽子君) 上程されました議案第73号から議案第76号までの4議案について御説明申し上げます。
最初に、議案第73号、勝山市
介護保険条例の一部改正については、第7次介護保険事業期間の終了に伴い、次期介護保険料率を見直すために条例の一部を改正するものです。
次に、議案第74号、勝山市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第75号、勝山市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、及び議案第76号、勝山市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についての3議案については、指定居宅サービス等の事業の人員、施設及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布により、それぞれの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例を改正するものです。
なお、これら四つの条例は令和3年4月1日から施行します。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 本田消防長。
(消防長 本田康雄君 登壇)
○消防長(本田康雄君) 上程されました議案第77号及び議案第78号までの2議案について御説明申し上げます。
最初に、議案第77号、勝山市
火災予防条例の一部改正については、電気自動車等の普及に伴い、急速充電設備の全出力が200キロワットまで拡大され、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が公布されたことにより、条例の改正を行うものです。
なお、この条例は令和3年4月1日から施行します。
次に、議案第78号、勝山市
消防職員特殊勤務手当支給条例の一部改正については、国に準じ、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、職員が当該感染症患者等に対して作業を行った場合における
特殊勤務手当の特例を定めるため、条例の改正を行うものです。
なお、この条例は公布日から施行し、令和3年3月1日から適用します。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 木下都市建設課長。
(都市建設課長 木下秀樹君 登壇)
○都市建設課長(木下秀樹君) 上程されました議案第79号、勝山市
道路占用料徴収条例の一部改正について御説明申し上げます。
本案は、道路の附属物を無償で添加している電柱及び電話柱、電柱または電話柱を支えている支線・支線柱、及び添加広告等の道路占用料減免について条例の改正を行うものでございます。
なお、この条例は令和3年4月1日から施行します。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 北川商工観光・
ふるさと創生課長。
(商工観光・
ふるさと創生課長 北川昭彦君 登壇)
○商工観光・
ふるさと創生課長(北川昭彦君) 上程されました議案第80号、勝山市
岩屋オートキャンプ場の設置及び管理に関する条例の廃止について御説明を申し上げます。
本案は、
岩屋オートキャンプ場につきまして、その施設の老朽化等に伴い、運営を令和3年度から取りやめるため条例を廃止するものです。
なお、本条例は公布の日から施行いたします。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君) 以上で本日は散会いたします。
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午前11時00分 散会...