本日の会議に付した事件
第 1
会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 議案第1号から議案第6号
出席議員(16名)
1番 松 本 聖司郎 君 2番 中 山 光 平 君
3番 安 岡 孝 一 君 4番 冨士根 信 子 君
5番 高 間 清 一 君 6番 久 保 幸 治 君
7番 竹 内 和 順 君 8番 吉 田 清 隆 君
9番 下 牧 一 郎 君 10番 近 藤 栄 紀 君
11番 下 道 惠 子 君 12番 丸 山 忠 男 君
13番 松 山 信 裕 君 14番 帰 山 寿 憲 君
15番 乾 章 俊 君 16番 山 田 安 信 君
欠席議員( 0名)
説明のため出席した者
市 長 山岸 正裕 君
副
市長ジオパーク政策幹 水上 実喜夫君
教育長 梅田 幸重 君
行政管理幹(兼)
危機管理幹監理・
防災課長
伊藤 寿康 君
政策幹財政課長 小沢 英治 君
技幹都市建設課長(兼)
建築営繕課長
木下 秀樹 君
地域振興幹上下水道課長 山本 典男 君
教育委員会事務局長 谷口 文弘 君
総務課長 三屋 晃二 君
市民・
税務課長 河野 誠 君
事務局出席職員
局 長 山 岸 善太郎
書 記 木 下 晃 子
書 記 須 見 大二郎
書 記 櫻 井 光 雄
午前10時02分開会
○議長(
松山信裕君) おはようございます。
これより
勝山市議会臨時会を開会いたします。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 直ちに本日の会議を開きます。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において、下牧一郎君、
近藤栄紀君の両名を指名いたします。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
今期臨時会の会期につきましては、去る5月27日に
議会運営委員会が開かれ、本日1日にいたしたいとの決定を見ております。
○議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、
議会運営委員会の
決定どおり、本日1日といたしたいと存じます。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 御異議なしと認めます。
よって、
今期臨時会の会期は、本日1日と決定いたしました。
○議長(
松山信裕君) この際、諸般の報告をいたします。
このたび、春の叙勲において、
丸山忠男議員が
法務行政事務功労で
瑞宝小綬章を受けられましたのでお祝い申し上げます。誠におめでとうございます。(拍手)
○議長(
松山信裕君) 次に、市長から提出事件について、次の文書が参っております。
勝総発第208号
令和2年5月29日
勝山市議会議長 松山信裕宛
勝山市長 山岸 正裕
議案の送付について
令和2年5月29日招集の
勝山市議会臨時会に提出するため、次の議案を送付します。
送付議案は、議案第1号から議案第6号までの6件であります。
これら6件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。
○議長(
松山信裕君) 次に、さきの定例会での報告以降、
監査委員から
地方自治法第199条第9項及び同法第235条の2第3項の規定により、次の報告を受理しております。
令和2年3月17日付、
勝監発第123号、令和元
年度財政援助団体等監査結果報告書
令和2年3月17日付、
勝監発第125号、
定期監査結果報告書
令和2年3月25日付、
勝監発第130号、
例月出納検査(2月分)の結果について
令和2年3月30日付、
勝監発第138号、
定期監査結果報告書
令和2年4月23日付、
勝監発第8号、
例月出納検査(3月分)の結果について
令和2年5月26日付、
勝監発第15号、
例月出納検査(4月分)の結果について
これらの報告書は、
議会事務局に保管しております。
○議長(
松山信裕君) 次に、さきの定例会以降の
事務報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりであります。
以上で、諸般の報告を終わります。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 次に、市長から発言の要求がありますので、これを許可いたします。
○議長(
松山信裕君)
山岸市長。
(市長
山岸正裕君 登壇)
○市長(
山岸正裕君) おはようございます。
本日ここに、令和2年5月
臨時市議会を開会するに当たり、提案いたしました議案の概要を申し上げます。
議案の概要に先立ち、このたびの春の叙勲において、
丸山忠男議員が
法務行政事務功労で
瑞宝小綬章の栄を受けられましたことにお祝いを申し上げます。誠におめでとうございます。
さて、今回、
臨時議会を招集いたしましたのは、
新型コロナウイルス感染症により、
市民生活や事業者の
経済活動に深刻な打撃を受けたことから、
特別職職員の
期末手当を減額し、得られた財源を
新型コロナウイルス感染症対策に活用することといたしたく、
関係条例改正についてお諮りするためであります。
本日の議案は、
市議会議員、三役合わせ19人の
特別職職員の本年6月
期末手当を20%減額する勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、及び
新型コロナウイルス感染症対策経費を計上した令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)及び(第2号)に関する
専決処分の承認を求めることについてを含む6件であります。
提案した議案の内容につきましては、後ほど
関係課長に説明させますので、よろしく御審議の上、妥当な決議を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
松山信裕君)
山田議員。
○16番(
山田安信君) この際、動議を提出します。
本臨時会は、5月25日に政府が
新型コロナに関する
緊急事態宣言を全国で解除し、
新型コロナ対策の新たなステージへの対応が求められる重要な時期に開催されています。しかも6月
定例市議会は6月9日に開会するので、もし感染の次の波が定例会前に来れば、議会の開催が危ぶまれる事態も想定されます。
そこで、6月
定例市議会までに直ちに取り組む必要のある課題について、
緊急質問を通告しました。
緊急質問の項目は、6月1日から利用が始まる
プレミアム付きお食事券の改善、直ちに地元消費が
社会貢献だと市民にアピールする必要性、次の感染の波の前に取り組むべき
緊急課題、勝山市版新しい
生活様式の改善、以上、いずれも緊急性のあるテーマに絞っています。
また、理事者が的確に答弁できるように配慮し、一昨日、
質問原稿を提出してあります。
以上の趣旨を御理解いただき、
議員各位の御同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可されることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) ただいま
山田安信君から、
緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し発言を許可されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので動議は成立いたしました。
よって、本動議を議題といたします。
○議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
本動議のとおり、決することに御異議ありませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
○議長(
松山信裕君) 本動議に賛成の諸君の規律を求めます。
(起 立 少 数)
○議長(
松山信裕君) 起立少数であります。
よって、
山田安信君の
緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可されたいとの動議は否決されました。
――――――――・――――――――
○議長(
松山信裕君) 次に、日程第3、議案第1号 勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について
日程第4、議案第2号 令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
日程第5、議案第3号 令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
日程第6、議案第4号 令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
日程第7、議案第5号 勝山市
税条例等の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて
日程第8、議案第6号 勝山市税条例の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて
以上の6件を
一括議題といたします。
○議長(
松山信裕君)
提案理由の説明を求めます。
○議長(
松山信裕君)
三屋総務課長。
(
総務課長 三屋晃二君 登壇)
○
総務課長(
三屋晃二君) 上程されております議案第1号につきまして、その
提案理由の説明を申し上げます。
議案第1号、勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は、
新型コロナウイルス感染症対策に係る措置として、
議会議員、市長、副市長及び教育長の令和2年6月支給の
期末手当を減額するため、条例の一部を改正するものでございます。
なお、実施時期は、令和2年6月1日から施行するものでございます。
○議長(
松山信裕君)
小沢財政課長。
(
財政課長 小沢英治君 登壇)
○
財政課長(
小沢英治君) 議案第2号から議案第4号について御説明いたします。
まず、議案第2号、令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。
本案は、令和2年3月25日付で
専決処分いたしました、令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、議会にお諮りする時間的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分し、同条第3項の規定により議会に報告、承認を求めるものです。
今回の
専決処分は、
特別交付税の確定による
地方交付税の増額、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
国庫補助金等の増額、
財政調整基金積立金の増額が主なものとなっております。
第1条につきましては、
歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の
歳入歳出予算の総額に2億2,666万8,000円を追加し、総額を128億5,427万1,000円とするものです。
第2条は、継続費につきまして、その総額及び年割額を変更するものです。
第3条は、既定の
繰越明許費の追加でございます。
第4条は、地方債について、その限度額を11億1,306万8,000円と変更するものです。
次に、議案第3号、令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。
本案は、令和2年4月17日付で
専決処分いたしました、令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)につきまして、緊急に補正を要することになりましたが、議会にお諮りする時間的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分し、同条第3項の規定により議会に報告、承認を求めるものです。
その概要につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う学校等の長期休業により、在宅等での育児及び見守りを余儀なくされた
子育て世帯への
経済的影響を緩和することを目的に、全国に先駆けて給付したかつやまっ
子元気応援給付金、厳しい状況に置かれている市内の
飲食事業者等を下支えする
勝ち山飯お持ち帰り・
出前キャンペーン事業補助金のほか、
感染拡大防止関連経費が主なものとなっております。
第1条は、
歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の
歳入歳出予算の総額に1億9,375万7,000円を追加し、総額を118億7,375万7,000円とするものです。
第2条は、地方債について、その限度額を7億7,320万円と変更するものです。
3件目、議案第4号、令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)に関する
専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。
本案は、令和2年4月30日付で
専決処分した、令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、議案第3号同様に
地方自治法第179条により議会に報告し、承認を求めるものです。
本
専決処分は、国の
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の
閣議決定を受け、国民1人当たり一律10万円を給付する
特別定額給付金及び
子育て世帯の生活を支援するために給付する
子育て世帯臨時特別給付金のほか、市内の
飲食事業者を下支えする第2弾として実施する勝ち山
飯プレミアム付きお
食事券発行事業等が主なものとなっております。
第1条にて、
歳入歳出予算の総額を定め、既定の
歳入歳出予算の総額に23億5,069万5,000円を追加し、総額を142億3,066万2,000円と致すものです。
説明は以上です。
○議長(
松山信裕君)
河野市民・
税務課長。
(市民・
税務課長 河野 誠君 登壇)
○市民・
税務課長(河野 誠君) 上程されました議案第5号から議案第6号までの2議案について御説明申し上げます。
最初に、議案第5号、勝山市
税条例等の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて、
提案理由の説明を申し上げます。
本案は、令和2年3月21日交付の
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、緊急に勝山市
税条例等の一部を改正する必要が生じましたが、議会にお諮りする時間的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
なお、本条例は、令和2年4月1日から施行するものであります。また、各規定については、それぞれの施行期日並びに
経過措置を定めております。
次に、議案第6号、勝山市税条例の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて、
提案理由の説明を申し上げます。
本案は、令和2年4月30日公布の
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、緊急に勝山市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会にお諮りする時間的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
なお、本条例は、公布の日から施行するものであります。ただし、第2条の規定は、令和3年1月1日から施行します。
説明は以上でございます。
○議長(
松山信裕君) これより質疑に入ります。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(
松山信裕君) ただいま議題となっております各議案については、お手元に配布の
委員会付託表のとおり、議案第1号を含む3件を
総務文教厚生委員会に付託いたします。議案第2号を含む3件を
予算委員会に付託いたします。
○議長(
松山信裕君) 暫時休憩いたします。
――
―――――――――――――――――――――
午前10時21分 休憩
午後 4時30分 再開
――
―――――――――――――――――――――
○議長(
松山信裕君) 再開いたします。
○議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
この際、議案第1号及び議案第5号、並びに議案第6号の3件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、議案第1号及び議案第5号、並びに議案第6号の3件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
○議長(
松山信裕君) 議案第1号及び議案第5号、並びに議案第6号の3件を
一括議題といたします。
これら3件については、その審査を
総務文教厚生委員会に付託してありましたので、これより同委員長から
審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。
○議長(
松山信裕君)
竹内総務文教厚生委員長。
(
総務文教厚生委員長 竹内和順君 登壇)
○
総務文教厚生委員長(
竹内和順君)
総務文教厚生委員会に付託されました事件に対する
審査経過並びに結果の報告をいたします。
本委員会は、先刻、委員会を開き、付託を受けました議案3件について、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。
その結果、議案第1号、勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決しました。
また、議案第5号、勝山市
税条例等の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて
議案第6号、勝山市税条例の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて
これら2件については、いずれも原案のとおり承認することに決しました。
なお、議案第1号における議員の削減分については、その使途について早急に議論を行う場を調整いただくよう議長に申入れいたします。
以上で報告を終わります。
○議長(
松山信裕君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(
松山信裕君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、これを許可いたします。
○議長(
松山信裕君)
久保議員。
(6番
久保幸治君 登壇)
○6番(
久保幸治君)
日本共産党の
久保幸治です。私は、議案第1号、議員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について
反対討論をします。
多くの市民が
感染症等で
経済疲弊に苦しむ中で、この先、半年、1年後の
経済状況を想像し、まず一番大切なことは、困窮が予想される市民、商業者、市内の企業者から一人たりとも感染症による、そして
経済悪化による犠牲者を出さないことと考えています。
その上で、私は、
実施行政による経済の冷え込みで困窮する市民の方に対し、
議員報酬を削減し、僅かでもその協力になればとの思いは他議員の方と同じように異論などあるはずもありません。
しかし、今回の
議員報酬削減については、以下の点に問題があると考えています。
その一つ、5月末の
感染状況、
社会変化の現状の把握、認識の共有のための議論がなされていないということ。自粛による市民の暮らしの困窮を予測し、国県の救済を待っていたのでは間に合わないという状況の中で、これを
緊急事態と捉え、勝山市が国県に先んじていち早く
感染防止対策の自粛による暮らしと生活の支援として早急に行った政策というのは、2か月前の現状の把握、認識の正確さによるものと思います。
社会変化の現状の把握の認識の共有がなされた上での各議員の
政策提案、施策の提言を議論することは、その目的を達成するためにも重要だと考えています。
その中でも、とりわけ会議中の諸先輩の
新人議員の方への発言といいますのは、私にとっては自身の思考回路を刺激し、その発言の意味を読み取ることで自分の考えをまとめる、本当に重要で大切なものと考えています。発言・議論の場におかれては、再三に発言を停止するようなことではなく、より多くの意見を引き出し、議論の活性化を目指すべきと考えます。
二つ目は、
議員報酬削減を先に決めて、その後の使い方を決めるという方法についてです。
この
議員報酬の削減の提案者からは、
議員報酬削減の提案は聞くことができたものの、今現在、今後困窮する
市民救済のために行うべき政策の提案や、それに伴う幾らかかるのかという予算の概算説明がなかったことです。一つの行動を起こすときに、目的を後から考える、決めるというのでは、国や県、他市町との歩調を合わせたと言われても仕方がありません。
5月も終わりに近くなり、コロナの感染者の
減少状況から、国から
緊急事態全面解除が発表される中で、今、市民が何が困っていて、どこで苦しんでいて、誰が助けを求めていて、何が必要なのか、その中で最も優先と思われる事案を
市民救済の提案として出し、これに必要な予算の確保を議員に呼びかけ、多くの議員の
救済提案とともに議論をし、
議員報酬への削減というのが現状と考えます。
○議長(
松山信裕君) 残り時間はあと1分です。
○6番(
久保幸治君) 討論の制限もあり、全ての問題については言及できませんが、今回の
議員報酬削減決定に関し、
社会変化の現状の把握、認識の議論がなされず、各議員の
政策提案・
政策提言を後回しにする今回の議案第1号、勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正については、以上の理由をもって反対いたします。
○議長(
松山信裕君) 次に、
山田議員。
(16番
山田安信君 登壇)
○16番(
山田安信君)
日本共産党の
山田安信です。私は、議案第1号、勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について
反対討論をします。
なお、本議案のうち、市長、副市長、教育長の
給与削減は、当事者の判断を尊重して、
議員報酬の削減の問題点に焦点を当てて討論します。
今議会には、
報酬削減だけが上程され、削減分の使途については何も示されていません。私たちは、こんな安易な削減案には賛成できません。
報酬削減を議論した際に、他の議員から削減した分は
コロナ対策に使うことが求められました。しかし、私たちは、この提案にも同意できません。
なぜなら、そもそも
コロナ対策の医療や福祉、営業補償や生活支援などは、国や都道府県が担うべき責務であり、今後の感染の波が発生したときに、提案されたような事態が再び発生するとなれば、まさに国や都道府県の責任が問われる問題であり、もしこうした異常事態が執行されるおそれがあるというなら、勝山市議会として直ちに意見書などで国や福井県に改善を求めるべきであって、提案されたような対策費用を勝山市が担う必要はないと考えます。
しかも、国は
コロナ対策のために地方創生交付金を3兆円にふやします。議会は、この交付金を有効に活用するための議論と提案をすべきであって、議会質問を制限したり、自粛したりすることこそ、戒めるべきだと考えます。
今、議会がすべきことは、報酬以上の仕事をすることであり、国や都道府県の担うべき事業の肩代わりの財源確保のための
報酬削減には賛成できません。
また、他の議員から、困っている市民に寄り添うために報酬を削減するべきだという意見がありましたが、私は寄り添うなら、消費低迷で困っている市民のために、私たちが可能な限り地元で消費し、市民にも消費拡大こそ
社会貢献だと訴えるべきであり、消費不況を悪化させる
報酬削減には賛成できません。
過去の被災地の声は、観光に来て消費してほしいであり、この教訓から学ぶべきだと考えます。実際、市内の業者の方から、勝山市に返すお金で私たちから商品を買ってほしいと言われました。
私は、事前の協議の際に、報酬を削減するより、削減相当額を地元商品に限定した商品券などで現物支給することを提案しましたが、この提案は無視されています。しかし、この提案は、
報酬削減よりもメッセージ効果、即効性、事業目的などで優れていると考えます。メッセージ効果とは、議会の行動は市民にもまねしてほしいと期待する行動をすべきであり、まねをしないでほしいならやめるべきだということです。
議員報酬の削減は、他の模範になる声なのでしょうか。広島県知事の発言に批判の声が出て撤回されたことは御存じだと思いますが、マスコミでは特別職の
報酬削減と同時に自治体職員にも10万円の寄附を求める動きがあると報じられています。私たちは、
報酬削減が引き起こす悪いメッセージ効果には絶対に加担すべきではないと考えます。
逆に、地元商品の現物支給は、勝山市が取り組んでいる事業とも一致するものであり、消費拡大というメッセージ効果が期待できる取組だと考えます。
即効性とは、今困っている市民のために効果的な事業がどうかということです。
○議長(
松山信裕君) 残り30秒です。
○16番(
山田安信君) さらに、勝山市が担う事業は、消費拡大で地元経済を応援することです。
一方、
報酬削減は、事業を決めない限り効果が発揮できません。
討論時間が制限されていて、全ての問題を指摘することはできませんが、私たちは、議案第1号については反対を表明して討論を終わります。
○議長(
松山信裕君) 以上で討論を終結いたします。
○議長(
松山信裕君) これより採決いたします。
○議長(
松山信裕君) ただいま
総務文教厚生委員長から報告のあった3件のうち、まず議案第5号及び議案第6号の2件を一括して採決いたします。
これら2件に対する
委員長報告はお聞きのとおりであります。
○議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
これら2件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 御異議なしと認めます。
よって、これら2件については、
委員長報告のとおり決しました。
○議長(
松山信裕君) 次に、議案第1号については、起立により採決いたします。
○議長(
松山信裕君) 本件については、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
松山信裕君) 起立多数であります。
よって、本件については、
委員長報告のとおり決しました。
○議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
この際、議案第2号から議案第4号までの3件を日程に追加し、議題といたしたいと存じます。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、議案第2号から議案第4号までの3件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
○議長(
松山信裕君) 議案第2号から議案第4号までの3件を
一括議題といたします。
これら3件については、その審査を
予算委員会に付託してありましたので、これより同委員長から
審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。
○議長(
松山信裕君) 丸山予算委員長。
(予算委員長 丸山忠男君 登壇)
○予算委員長(丸山忠男君)
予算委員会に付託されました事件に対する
審査経過並びに結果の報告をいたします。
本委員会は、付託を受けました議案3件について、先刻、委員会を開き、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。
その結果、議案第2号、令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
議案第3号、令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
議案第4号、令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)に関する
専決処分の承認を求めることについては、いずれも原案のとおり承認することに決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(
松山信裕君) これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
○議長(
松山信裕君) これより討論に入ります。
(「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
○議長(
松山信裕君) これより採決いたします。
これら3件に対する
委員長報告は、お聞きのとおりであります。
○議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
これら3件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松山信裕君) 御異議なしと認めます。
よって、これら3件については、
委員長報告のとおり決しました。
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○議長(
松山信裕君) 以上で、
今期臨時会に付議されました事件の全てを議了いたしましたので、
今期臨時会はこれをもって閉会いたします。
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午後4時45分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。
令和 年 月 日
勝山市議会議長
令和 年 月 日
署名議員
令和 年 月 日
署名議員...