勝山市議会 2020-05-29
令和 2年 5月臨時会(第1号 5月29日)
(起 立 少 数)
○
議長(
松山信裕君)
起立少数であります。
よって、
山田安信君の
緊急質問に
同意の上、この際、
日程に追加し、
発言を許可されたいとの
動議は否決されました。
――――――――・――――――――
○
議長(
松山信裕君) 次に、
日程第3、
議案第1号
勝山市
特別職の
職員の
給与及び
旅費に関する
条例の一部
改正について
日程第4、
議案第2号
令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の
承認を求めることについて
日程第5、
議案第3号
令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の
承認を求めることについて
日程第6、
議案第4号
令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)に関する
専決処分の
承認を求めることについて
日程第7、
議案第5号
勝山市
税条例等の一部
改正に関する
専決処分の
承認を求めることについて
日程第8、
議案第6号
勝山市
税条例の一部
改正に関する
専決処分の
承認を求めることについて
以上の6件を
一括議題といたします。
○
議長(
松山信裕君)
提案理由の
説明を求めます。
○
議長(
松山信裕君)
三屋総務課長。
(
総務課長 三屋晃二君
登壇)
○
総務課長(
三屋晃二君) 上程されております
議案第1号につきまして、その
提案理由の
説明を申し上げます。
議案第1号、
勝山市
特別職の
職員の
給与及び
旅費に関する
条例の一部
改正についてでございますが、
本案は、
新型コロナウイルス感染症対策に係る措置として、
議会議員、
市長、副
市長及び
教育長の
令和2年6月支給の
期末手当を減額するため、
条例の一部を
改正するものでございます。
なお、実施時期は、
令和2年6月1日から施行するものでございます。
○
議長(
松山信裕君)
小沢財政課長。
(
財政課長 小沢英治君
登壇)
○
財政課長(
小沢英治君)
議案第2号から
議案第4号について御
説明いたします。
まず、
議案第2号、
令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の
承認を求めることについて御
説明申し上げます。
本案は、
令和2年3月25日付で
専決処分いたしました、
令和元
年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、
議会にお諮りする時間
的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の
規定により
専決処分し、同条第3項の
規定により
議会に
報告、
承認を求めるものです。
今回の
専決処分は、
特別交付税の確定による
地方交付税の
増額、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
国庫補助金等の
増額、
財政調整基金積立金の
増額が主なものとなっております。
第1条につきましては、
歳入歳出予算の
総額を定めたもので、
既定の
歳入歳出予算の
総額に2億2,666万8,000円を追加し、
総額を128億5,427万1,000円とするものです。
第2条は、
継続費につきまして、その
総額及び
年割額を変更するものです。
第3条は、
既定の
繰越明許費の追加でございます。
第4条は、
地方債について、その
限度額を11億1,306万8,000円と変更するものです。
次に、
議案第3号、
令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の
承認を求めることについて御
説明申し上げます。
本案は、
令和2年4月17日付で
専決処分いたしました、
令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)につきまして、緊急に
補正を要することになりましたが、
議会にお諮りする時間
的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の
規定により
専決処分し、同条第3項の
規定により
議会に
報告、
承認を求めるものです。
その
概要につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う
学校等の
長期休業により、
在宅等での育児及び見守りを余儀なくされた
子育て世帯への
経済的影響を緩和することを
目的に、全国に先駆けて給付したかつやまっ
子元気応援給付金、厳しい
状況に置かれている市内の
飲食事業者等を下支えする
勝ち山飯お持ち帰り・
出前キャンペーン事業補助金のほか、
感染拡大防止関連経費が主なものとなっております。
第1条は、
歳入歳出予算の
総額を定めたもので、
既定の
歳入歳出予算の
総額に1億9,375万7,000円を追加し、
総額を118億7,375万7,000円とするものです。
第2条は、
地方債について、その
限度額を7億7,320万円と変更するものです。
3件目、
議案第4号、
令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)に関する
専決処分の
承認を求めることについて御
説明申し上げます。
本案は、
令和2年4月30日付で
専決処分した、
令和2
年度勝山市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、
議案第3号同様に
地方自治法第179条により
議会に
報告し、
承認を求めるものです。
本
専決処分は、国の
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の
閣議決定を受け、国民1人当たり一律10万円を給付する
特別定額給付金及び
子育て世帯の
生活を支援するために給付する
子育て世帯臨時特別給付金のほか、市内の
飲食事業者を下支えする第2弾として実施する勝ち山
飯プレミアム付きお
食事券発行事業等が主なものとなっております。
第1条にて、
歳入歳出予算の
総額を定め、
既定の
歳入歳出予算の
総額に23億5,069万5,000円を追加し、
総額を142億3,066万2,000円と致すものです。
説明は以上です。
○
議長(
松山信裕君)
河野市民・
税務課長。
(
市民・
税務課長 河野 誠君
登壇)
○
市民・
税務課長(
河野 誠君) 上程されました
議案第5号から
議案第6号までの2
議案について御
説明申し上げます。
最初に、
議案第5号、
勝山市
税条例等の一部
改正に関する
専決処分の
承認を求めることについて、
提案理由の
説明を申し上げます。
本案は、
令和2年3月21日交付の
地方税法等の一部を
改正する法律の施行に伴い、緊急に
勝山市
税条例等の一部を
改正する必要が生じましたが、
議会にお諮りする時間
的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の
規定により
専決処分をいたしたもので、同条第3項の
規定によりこれを
報告し、
承認を求めるものでございます。
なお、本
条例は、
令和2年4月1日から施行するものであります。また、各
規定については、それぞれの
施行期日並びに
経過措置を定めております。
次に、
議案第6号、
勝山市
税条例の一部
改正に関する
専決処分の
承認を求めることについて、
提案理由の
説明を申し上げます。
本案は、
令和2年4月30日公布の
地方税法等の一部を
改正する法律の施行に伴い、緊急に
勝山市
税条例の一部を
改正する必要が生じましたが、
議会にお諮りする時間
的余裕がございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の
規定により
専決処分をいたしたもので、同条第3項の
規定によりこれを
報告し、
承認を求めるものでございます。
なお、本
条例は、公布の日から施行するものであります。ただし、第2条の
規定は、
令和3年1月1日から施行します。
説明は以上でございます。
○
議長(
松山信裕君) これより
質疑に入ります。
(「
質疑なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
松山信裕君)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
○
議長(
松山信裕君) ただいま
議題となっております各
議案については、お
手元に配布の
委員会付託表のとおり、
議案第1号を含む3件を
総務文教厚生委員会に付託いたします。
議案第2号を含む3件を
予算委員会に付託いたします。
○
議長(
松山信裕君) 暫時休憩いたします。
――
―――――――――――――――――――――
午前10時21分 休憩
午後 4時30分 再開
――
―――――――――――――――――――――
○
議長(
松山信裕君) 再開いたします。
○
議長(
松山信裕君) お諮りいたします。
この際、
議案第1号及び
議案第5号、並びに
議案第6号の3件を
日程に追加し、
議題といたしたいと存じます。
これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
松山信裕君) 御
異議なしと認めます。
よって、この際、
議案第1号及び
議案第5号、並びに
議案第6号の3件を
日程に追加し、
議題とすることに決しました。
○
議長(
松山信裕君)
議案第1号及び
議案第5号、並びに
議案第6号の3件を
一括議題といたします。
これら3件については、その
審査を
総務文教厚生委員会に付託してありましたので、これより同
委員長から
審査経過並びに結果の
報告を求めることにいたします。
○
議長(
松山信裕君)
竹内総務文教厚生委員長。
(
総務文教厚生委員長 竹内和順君
登壇)
○
総務文教厚生委員長(
竹内和順君)
総務文教厚生委員会に付託されました事件に対する
審査経過並びに結果の
報告をいたします。
本
委員会は、先刻、
委員会を開き、付託を受けました
議案3件について、
理事者から詳細な
説明を聴取し、慎重に
審査をいたしました。
その結果、
議案第1号、
勝山市
特別職の
職員の
給与及び
旅費に関する
条例の一部
改正については、原案のとおり可決することに決しました。
また、
議案第5号、
勝山市
税条例等の一部
改正に関する
専決処分の
承認を求めることについて
議案第6号、
勝山市
税条例の一部
改正に関する
専決処分の
承認を求めることについて
これら2件については、いずれも原案のとおり
承認することに決しました。
なお、
議案第1号における
議員の
削減分については、その使途について早急に
議論を行う場を調整いただくよう
議長に申入れいたします。
以上で
報告を終わります。
○
議長(
松山信裕君) これより
委員長報告に対する
質疑に入ります。
(「
質疑なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
松山信裕君)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
○
議長(
松山信裕君) これより
討論に入ります。
討論の通告がありますので、これを許可いたします。
○
議長(
松山信裕君)
久保議員。
(6番
久保幸治君
登壇)
○6番(
久保幸治君)
日本共産党の
久保幸治です。私は、
議案第1号、
議員の
給与及び
旅費に関する
条例の一部
改正について
反対討論をします。
多くの
市民が
感染症等で
経済疲弊に苦しむ中で、この先、半年、1年後の
経済状況を想像し、まず一番大切なことは、困窮が予想される
市民、
商業者、市内の
企業者から一人たりとも
感染症による、そして
経済悪化による
犠牲者を出さないことと考えています。
その上で、私は、
実施行政による
経済の冷え込みで困窮する
市民の方に対し、
議員報酬を
削減し、僅かでもその協力になればとの思いは他
議員の方と同じように異論などあるはずもありません。
しかし、今回の
議員報酬削減については、以下の点に問題があると考えています。
その一つ、5月末の
感染状況、
社会変化の
現状の
把握、
認識の共有のための
議論がなされていないということ。自粛による
市民の
暮らしの困窮を予測し、
国県の救済を待っていたのでは間に合わないという
状況の中で、これを
緊急事態と捉え、
勝山市が
国県に先んじていち早く
感染防止対策の自粛による
暮らしと
生活の支援として早急に行った
政策というのは、2か月前の
現状の
把握、
認識の正確さによるものと思います。
社会変化の
現状の
把握の
認識の共有がなされた上での各
議員の
政策提案、施策の提言を
議論することは、その
目的を達成するためにも重要だと考えています。
その中でも、とりわけ
会議中の諸先輩の
新人議員の方への
発言といいますのは、私にとっては自身の
思考回路を刺激し、その
発言の意味を読み取ることで自分の考えをまとめる、本当に重要で大切なものと考えています。
発言・
議論の場におかれては、再三に
発言を停止するようなことではなく、より多くの意見を引き出し、
議論の
活性化を目指すべきと考えます。
二つ目は、
議員報酬削減を先に決めて、その後の使い方を決めるという方法についてです。
この
議員報酬の
削減の
提案者からは、
議員報酬削減の
提案は聞くことができたものの、今現在、今後困窮する
市民救済のために行うべき
政策の
提案や、それに伴う幾らかかるのかという
予算の
概算説明がなかったことです。一つの行動を起こすときに、
目的を後から考える、決めるというのでは、国や県、他市町との歩調を合わせたと言われても仕方がありません。
5月も終わりに近くなり、
コロナの
感染者の
減少状況から、国から
緊急事態全面解除が発表される中で、今、
市民が何が困っていて、どこで苦しんでいて、誰が助けを求めていて、何が必要なのか、その中で最も優先と思われる事案を
市民救済の
提案として出し、これに必要な
予算の確保を
議員に呼びかけ、多くの
議員の
救済提案とともに
議論をし、
議員報酬への
削減というのが
現状と考えます。
○
議長(
松山信裕君) 残り時間はあと1分です。
○6番(
久保幸治君)
討論の制限もあり、全ての問題については言及できませんが、今回の
議員報酬削減決定に関し、
社会変化の
現状の
把握、
認識の
議論がなされず、各
議員の
政策提案・
政策提言を後回しにする今回の
議案第1号、
勝山市
特別職の
職員の
給与及び
旅費に関する
条例の一部
改正については、以上の理由をもって反対いたします。
○
議長(
松山信裕君) 次に、
山田議員。
(16番
山田安信君
登壇)
○16番(
山田安信君)
日本共産党の
山田安信です。私は、
議案第1号、
勝山市
特別職の
職員の
給与及び
旅費に関する
条例の一部
改正について
反対討論をします。
なお、本
議案のうち、
市長、副
市長、
教育長の
給与削減は、当事者の判断を尊重して、
議員報酬の
削減の
問題点に焦点を当てて
討論します。
今
議会には、
報酬削減だけが上程され、
削減分の使途については何も示されていません。私たちは、こんな安易な
削減案には賛成できません。
報酬削減を
議論した際に、他の
議員から
削減した分は
コロナ対策に使うことが求められました。しかし、私たちは、この
提案にも
同意できません。