勝山市議会 > 2002-03-25 >
平成14年 3月定例会(第5号 3月25日)

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  1. 勝山市議会 2002-03-25
    平成14年 3月定例会(第5号 3月25日)


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    平成14年 3月定例会(第5号 3月25日)                   平成14年3月               勝山市議会定例会会議録第5号 平成14年3月25日(月曜日) ────────────────────────────────────────                       平成14年3月25日(月曜日)                     午前10時開議 第 1 陳情第18号 通年型市民プールの設置を求める陳情書(継続審査事件)の取下            げについて 第 2 認定第 1号 平成12年度勝山市歳入歳出決算の認定について(継続審査事件) 第 3 議案第 1号 平成14年度勝山市一般会計予算 第 4 議案第 2号 平成14年度勝山市育英資金特別会計予算 第 5 議案第22号 政治倫理の確立のための勝山市長の資産等の公開に関する条例の            一部改正について 第 6 議案第23号 勝山市職員定数条例の一部改正について 第 7 議案第24号 勝山市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 第 8 議案第25号 公益法人等への勝山市職員の派遣等に関する条例の制定について 第 9 議案第26号 勝山市職員の再任用に関する条例の制定について 第10 議案第27号 勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 第11 議案第28号 職員の退職手当に関する条例等の廃止について
    第12 議案第29号 勝山市ふれあい交流館の設置及び管理に関する条例の一部改正に            ついて 第13 議案第30号 勝山市例規集全面改定に伴う条例等の整備に関する特別措置条例            の制定について 第14 議案第31号 勝山市国際交流基金条例等の一部改正について 第15 議案第32号 勝山市火災予防条例の一部改正について 第16 議案第33号 勝山市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第17 議案第34号 勝山市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第18 議案第35号 勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第19 議案第36号 勝山市監査委員条例の全部改正について 第20 議案第37号 勝山市監査委員事務局設置条例の一部改正について 第21 議案第 3号 平成14年度勝山都市計画土地区画整理事業特別会計予算 第22 議案第 4号 平成14年度勝山市下水道事業特別会計予算 第23 議案第 5号 平成14年度勝山市簡易水道事業特別会計予算 第24 議案第 6号 平成14年度勝山市水道事業会計予算 第25 議案第38号 損害賠償の額を定めることについて 第26 議案第39号 勝山都市計画事業元禄土地区画整理事業施行条例の廃止について 第27 議案第40号 勝山市下水道条例の一部改正について 第28 議案第41号 勝山都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正につ            いて 第29 議案第42号 勝山市水道事業給水条例の一部改正について 第30 陳情第 5号 区内道路の市道編入について(継続審査事件) 第31 議案第 7号 平成14年度勝山市国民健康保険特別会計予算 第32 議案第 8号 平成14年度勝山市老人保健特別会計予算 第33 議案第 9号 平成14年度勝山市介護保険特別会計予算 第34 議案第10号 平成14年度勝山温泉センター特別会計予算 第35 議案第11号 平成14年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算 第36 議案第12号 平成14年度勝山市市有林造成事業特別会計予算 第37 議案第43号 勝山市税条例の一部改正について 第38 議案第44号 勝山市国民健康保険条例の一部改正について 第39 議案第45号 勝山市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の廃止            について 第40 議案第46号 勝山市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第41 議案第47号 勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正に            ついて 第42 議案第48号 勝山市教育福祉会館の設置及び管理に関する条例の一部改正につ            いて 第43 議案第49号 勝山温泉センター「水芭蕉」の設置及び管理に関する条例の一部            改正について 第44 議案第50号 勝山市ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正につ            いて 第45 議案第51号 勝山西部地区農業集落排水事業処理施設設置工事請負契約の変更            について 第46 議案第52号 勝山市林業者健康トレーニングセンターの設置及び管理に関する            条例の一部改正について 第47 陳情第 1号 安心の医療制度への抜本的改革を求め負担増に反対する陳情書 第48 陳情第19号 医療保険制度の改善を求める陳情書(継続審査事件) 第49 陳情第21号 公的年金制度を改革し最低保障年金制度の創設を求める陳情書(            継続審査事件) 第50 陳情第22号 介護保険の改善と国の財政措置を求める陳情書(継続審査事件) 第51 陳情第24号 労働者の雇用、失業、中小企業対策の強化を求める陳情書(継続            審査事件) 第52 議案第53号 勝山市職員の給与に関する条例の一部改正について 第53 議案第54号 勝山市教育委員会委員の任命について 第54 議案第55号 勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正につ            いて 第55        特別委員長報告 第56        議会だより編集特別委員会の設置について 本日の会議に付した事件 第 1 認定第1号     議案第1号から議案第12号まで、議案第22号から議案第55号まで 第 2 陳情第1号     陳情第5号、陳情第18号、陳情第19号、陳情第21号、陳情第22号、陳情     第24号(継続審査事件) 第 3 特別委員長報告 第 4 議会だより編集特別委員会の設置について 出席議員(19名)       1番  井 上   馨 君      2番  清 水 清 蔵 君       3番  笠 松 捷多朗 君      4番  村 田 与右ヱ門君       5番  山 田 安 信 君      6番  手 塚 貞 臣 君       7番  安 居 久 繁 君      8番  小 林 喜 仁 君       9番  椿 山   弘 君     10番  松 井 拓 夫 君      11番  藤 澤 七郎兵衛君     12番  岩 見 寿 信 君      13番  北 山 謙 治 君     14番  野 尻 佐太郎 君      15番  嶋 田 政 憲 君     16番  佐々木 隆 也 君      17番  近 藤 栄 治 君     19番  廣 田 与三次郎君      20番  武 内 盛 直 君 欠席議員( 1名)      18番  乾   吉 一 君 説明のため出席した者    市       長      山岸 正裕 君    助       役      中村 重夫 君    収   入   役      松山 保雄 君    教   育   長      山  範男 君    市 長 公 室 長      小竹 正雄 君    総務部長総務課長      牧野 昌久 君    市民環境部長環境衛生課長  三屋 幸夫 君    健康福祉部長民生児童課長  大沢 佑治 君    産業部長           嶋田伊佐男 君    建設部長建設課長      井上 浩人 君    教育委員会事務局長庶務課長 山口 哲男 君    消防長            上山 邦夫 君    秘書広報課長         高田 英男 君    未来創造課長         松村 誠一 君    京福電鉄越前本線存続対策室長 木下  潔 君    税務課長           乾  章俊 君
       市民生活課長         山口 幸雄 君    廃棄物対策課長        加藤 敏彦 君    健康長寿課長         加藤 満子 君    商工観光課長         木下 治太夫君    農務課長併農業委員会事務局長 高野  忍 君    林務課長           北川 誠一 君    都市整備課長         上田 秋光 君    上水道課長          池田 修一 君    下水道課長          冨田 正一 君    会計課長           山本 一郎 君    生涯学習課長         松田 敏男 君    文化課長           平田  昭 君    体育課長           阿部 照伸 君    監査委員事務局長       長谷川敏夫 君    消防署長           田中 公夫 君 事務局出席職員      局   長  田 中 一 夫      書   記  鳥 山 昌 久      書   記  松 井 隆 治 午後4時39分開議 ○議長(嶋田政憲君) これより本日の会議を開きます。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 会議録署名議員前回どおりであります。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 休憩いたします。 ────────────────────     午後 4時40分 休憩     午後 8時05分 再開 ──────────────────── ○議長(嶋田政憲君) 再開いたします。 ○議長(嶋田政憲君) この際、諸般の報告を行います。 ○議長(嶋田政憲君) 乾 吉一君は、所用のため欠席する旨の届け出がありました。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、北山謙治君ほか6名の諸君から、勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について(議案第55号)が提出されております。  本件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、市長から提出事件について、次の文書がまいっています。           勝総発第676号             平成14年3月25日  勝山市議会議長  嶋田 政憲 宛        勝山市長 山岸 正裕     議案の追加送付について  開会中の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を追加送付いたします。  送付議案は、議案第53号、議案第54号の2件であります。  これら2件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。 ○議長(嶋田政憲君) 以上で、諸般の報告を終わります。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) この際、おはかりいたします。  山田安信君から、3月6日の会議における発言について、長尾山総合開発1期事業の市長の考え方についての部分を取り消したいとの申し出がありました。  この取り消しを許可することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、山田安信君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、山岸正裕君から、3月6日の会議における発言について、山田安信君の不適切な発言についての部分を取り消したいとの申し出がありました。  この取り消しを許可することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、山岸正裕君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、松井拓夫君から、3月6日の会議における発言について、議会運営委員会開催についての部分を取り消したいとの申し出がありました。  この取り消しを許可することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、松井拓夫君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) 日程に入りまして、日程第1、陳情第18号 通年型市民プールの設置を求める陳情書(継続審査事件)の取下げについてを議題といたします。  陳情第18号については、陳情者から取り下げたいとの申し出がありますので、これを許可することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、陳情第18号の取下げは、許可することに決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第2、認定第1号 平成12年度勝山市歳入歳出決算の認定について(継続審査事件)を議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、かねてその審査を決算特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(嶋田政憲君) 北山決算特別委員長。(決算特別委員長 北山謙治君 登壇) ○決算特別委員長北山謙治君) 9月定例会にて決算特別委員会に付託されました認定第1号 平成12年度勝山市歳入歳出決算の認定について、その審査の経過並びに結果の報告をいたします。  本件につきましては、12月18日、会議において、さらに継続審査に付されましたが、去る2月15日、3月14日、20日をはじめ、これまで15回にわたり委員会を開き、慎重に審査をいたしました。  審査に当たっては、関係理事者の出席を求め、決算書に基づき内容の説明を聴取するとともに、伝票等の書類審査を行い、各事業の予算が議決の趣旨に沿って、適正かつ効率的に執行され、所期の目的が十分達成されたかについて、理事者の見解と対応をただしたところであります。  その結果、次の意見を付して、本件を認定すべきと決しました。以下、審査結果の主な意見を申し述べます。  まず、歳入についてでありますが、市税の収入未済額が約39億6,000万円と、昨年と比べ2億9,000万円余り増加しており、不納欠損額も昨年と比べ大幅に増加している。そのほとんどが特別な事情によるものであるが、税の公平負担の観点からも、債権の確保と回収に努め、その縮減に向けて積極的に取り組まれたい。また、未納者の実態に応じた滞納整理を行う必要があるので、その方策についても十分検討し、対処されたい。なお、大口滞納の問題については、依然として滞納額が増加傾向にあるが、市税に占める割合が大きいことを再認識し、厳正かつ的確な徴収に努められたい。長引く景気の低迷により税収が落ち込む中、限られた財源で行財政を運営する上からも、従来にもまして税収確保には万全を期されたい。  公共施設の利用料については、受益者負担の原則はあるものの、人づくりまちづくりの推進に資するという政策的観点有効運用も必要と思われるので、施設の現状と利用状況を精査され、市民の利便性に配慮し、一層利用しやすい料金体系とされるよう検討されたい。  次に、支出についてでありますが、各種団体への補助金については、財政事情逼迫の折、支出先の財政状況事業内容を精査し、費用対効果も検証する中で、その適否を判断するとともに、適切な支出に努められたい。  私立保育園に対する助成については、市独自の施策を展開されており、施策面では良とする。しかし、臨時保育士加配事業職員対策共済掛金事業特別運営費バス補助)事業では、補助要綱等明確な定めがなく執行されており、不公平、不適切と言わざるを得ない。今後は、これらの事業内容を十分精査するとともに、補助要綱等を早期に整備し、公正の確保と透明性の向上を図られるよう対処されたい。  交際費については、年々削減されているが、今後とも、支出基準を明確にされ、本来あるべき適正な支出に努められたい。  次に、土地、建物等の市有財産については、適正な維持管理をされるとともに、遊休土地及び施設にあっては、その運用計画を示されたい。  工事等の入札については、指名基準の厳守はもとより、昨今、公共工事減少傾向にある中、地元業者の育成という観点からも、さらなる制度の改善に努められたい。なお、工事、物品等の発注においては、議会の自粛等の決議を理解し、尊重されたい。  次に、業務委託については、近年、多くの業務を業者委託とされているが、業者の申し出を安易に受け入れることなく、主体性をもって対処し、経費の節減と効率的な運用に努められたい。なお、団体等への委託も含め、その内容と必要性を十分調査検討し、行政みずからの努力をもって、必要最小限に努められたい。  予備費の充用に当たっては、慎重に対処されたい。  審議会等については、会議が開催されず、行政施策に民意を反映するなど、本来の目的が果たされていないものや、統合した方が効率よく施策を推進できると思われる類似したものが見られるので、実態を整理し、そのあり方について検討されたい。  次に、有料道路の除雪業務については、作業員が通年雇用されるよう施策的な配慮があり、随意契約とされていると認識しているが、除雪業務においても、他社の運転手が乗務している状況が見られるので、実情を十分調査検討し、随意契約とした趣旨に沿うよう改善を図られたい。また、状況に応じ契約内容の見直しについても検討されたい。  リゾート開発の推進に当たり、勝山高原開発株式会社に対し増資しているが、整備計画に主として参画することはもちろん、市民の有益利便性に配慮した開発とすることや、森林公園の維持管理、活用など、課題も多いので、これらのことに留意し、より成果が上がるよう積極的に取り組まれたい。  次に、自衛消防施設については、常に適切な維持管理をしなければならないが、高齢化が急速に進む中にあって地域の対応が厳しさを増している。このことを踏まえ、尊い人命と財産を守るということを重視し、補助内容の充実、強化並びに保守点検など、地域に対する行政支援のあり方についても検討されたい。  次に、特別会計でありますが、国民健康保険特別会計については、黒字額並びに基金残高が多額になっているので、保険税の賦課のあり方について中長期的な見通しと公平な負担を念頭において検討されたい。  以上が主な意見であります。  ただいま申し上げました意見は、決算特別委員会の意見書として、後日、送付いたしますので、これらの指摘事項の改善、対処方法について報告を求めます。  今後の予算編成や執行においては、審査の過程において、その都度、指摘した事項を含め、創意工夫をこらし改善に努めるとともに、費用対効果を念頭において中長期的な視点に立った効率的な執行を行い、市政の発展と市民福祉の向上に努められるよう求めるものであります。  以上申し上げまして、決算特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 委員長報告に対する質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。
    ○議長(嶋田政憲君) 山田安信君。    (5番 山田安信君 登壇) ○5番(山田安信君) 日本共産党山田安信です。  私は、認定第1号 平成12年度勝山市歳入歳出決算の認定について、反対討論を行います。  決算特別委員会の委員長の報告では、委員会での審査を踏まえた厳しい指摘があり、この点では私も賛同するものです。しかし、同時に本決算には、地方自治の本旨である市民福祉への寄与という点でも、公正で公平な行政運営という点でも、見逃すことのできない重大な問題があり、私は認定すべきでないと考えます。  委員長報告では、私立保育園に対する助成について「不公正、不適切と言わざるを得ない」と指摘され、今議会での私の一般質問への答弁で理事者も、要綱の未整備、検査、検収の不徹底などの不適切な財政運営があることを認めました。  行政事務は法治主義の原則を遵守して、不適切な支出は直ちに実態を調査し、適正に処分すべきです。ところが、理事者は、職員研修や要綱の整備、監査委員の監査結果の公表など今後の対応について述べるだけで、不適切な事態を招いた原因の究明もせず、しかも、適正な処置もしないという無責任な態度です。再発防止をすればことがすむなどという理事者の態度は絶対に許されません。  しかも、不適切な支出の認定は、議会の機能不全をもたらすものと言わざるを得ません。さらに、監査委員の役割も十分果たされていません。まさにこの問題は、行政、議会、監査委員など、地方自治の機関の責任が問われる重大問題です。  この問題は深刻で、行政組織だけでなく勝山市が出資している団体などの運営でも見られます。私は、こうした問題の背景に、政治家と行政の癒着、業者と行政のなれあい、ルールを無視した行政運営の蔓延などがあるのでないかと考えています。これを断ち切るには、徹底的に原因を調査し、不適切な支出は返還もしくは弁済させ、関係者を処分するなど、厳正な対応が不可欠です。あいまいな対応は、市民の理解を得られないばかりか、新たな問題を起こす温床を残すことを厳しく指摘しておきます。  2つ目は、多額の税金を使って実施した事業が市民福祉に寄与したのかという点でも重大な問題があります。  平成12年度の目玉の事業は恐竜エキスポの開催でしたが、博報堂に丸投げ委託したチャマゴンランドは、参加者からも市民からも不評でした。また、勝山市はエキスポ関連だけでも総額5億円以上負担しながら、市内業者の優遇すら認められないなど、多くの問題を残しました。  このほか、恐竜博物館エキスポにも必要のない長尾山を1億2,000万円で新たに買収するとか、ホテルの経営赤字補てん勝山高原開発への増資、リゾート開発による上水道事業での市民負担の問題など、私が、当初予算や補正予算でこれまで指摘してきたように、大型事業を優先して市民生活地元産業振興を後回しにしている「逆立ちした市政運営」という問題は、何も解決していません。  また、大口税金滞納の対策のように、以前から指摘されてきた課題が解決していないことも問題です。  決算審議の最大の課題は、個々の事業が市民にとってどんな効果があったのかを検討することと考えますが、行政でさえ自己検証する基準もないというのは問題で、この改革には、事業の目的とその達成度を示す事業評価制度を早急に導入すべきであると考えます。  最後に、本決算に対する監査委員の意見書は、ほとんどが決算の説明だけで、監査委員会計監査行政監査の役割を果たすためには、抜本的な改善が必要であることも指摘しておきます。  以上の理由により、私は、認定第1号 平成12年度勝山市歳入歳出決算の認定について、反対いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 賛成討論の通告はありません。 ○議長(嶋田政憲君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件は、起立により採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件は、決算特別委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (起 立 多 数) ○議長(嶋田政憲君) 起立多数であります。  よって、本件は、決算特別委員長の報告どおり決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第3、議案第1号を議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、かねてその審査を全員審査特別委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(嶋田政憲君) 山田全員審査特別委員長。(全員審査特別委員長 山田安信君 登壇) ○全員審査特別委員長(山田安信君) 全員審査特別委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本特別委員会は、付託を受けました議案10件のうち9件については先日の本会議で可決されましたので、残る1件につきまして、去る14日、15日、18日、19日、20日、そして、本日25日の6日間にわたり委員会を開き、理事者から詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  その結果、議案第1号 平成14年度勝山市一般会計予算は、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。  審査では、ふれあい交流館のホテル業務委託契約に当たっては、裁判結果により勝山市に不利益にならないようにすること。職員の資格取得を奨励するとともに、職員研修を充実すること。職員採用に当たっては、専門職員の確保に留意すること。  (仮称)健康福祉センターの立地場所の選定については、市民の理解を得られるように努め、議会とも協議を行うこと。  保育園及び幼稚園など幼児教育のあり方については、健康福祉部と教育委員会はもちろん、全庁体制で総合的な検討を行うこと。  ごみについては、市外の施設にお願いしている処理が本年11月末で期限を迎えるので、十分な対策を講じること。古紙回収に当たっては、ごみ減量の促進のために、紙ひも利用について市民の周知と利便性の確保を図ること。  各課で実施される緊急地域雇用創出特別基金事業については、失業者の雇用に結びつくように、運用に留意すること。  勝山市独自の農業振興対策については、勝山ミズナやソバなど、地元農産物のブランド化や需要拡大に努め、農業振興計画等の作成に当たっては、コンサルタントに安易に依存しないこと。内水面漁業振興では、九頭竜川の水量確保対策を研究し、アユ、アマゴ、イワナなど、河川の特徴を生かした対策を講じること。  中小企業への融資事業については、制度が有効に利用できるよう、貸し渋りや貸し剥がしにならないように金融機関に求め、行政としても利用者の相談に対応すること。  公園整備については、国や県の補助事業の対象になるように努め、補修や維持管理についても地域間格差が起きないようにすること。  学校施設の改修については、北郷小学校体育館など安全上の早急な対策が必要なものが見受けられるので、実態を調査し、計画的な対策を講じること。体育振興については、各競技団体の負担が過大になっており、実態を調査し、適切な補助のあり方を検討すること。  歳入については、税収や普通交付税が減収となる中、財政調整基金を大幅に取り崩すことになっており、中長期財政計画を踏まえた健全な財政運営に努めること。市有地売却に当たっては、事業の必要性や単価などを十分に考慮し、議会との協議を踏まえて対応することなどの意見がありました。  また、反対討論では、学校図書の保護者負担の解消や、若い世代流出の一因となっている複式学級の解消、学校の荒れを防ぐためにも生活指導を重視する少人数学級など、勝山市独自でも実施できる対策は放置しながら、長尾山事業やホテル経営など大型事業やイベントには多額の支出があり、事業の必要性や緊急性、経済性から見ても、優先すべき事業が後回しになっていること。緊急雇用対策や中小企業の融資事業など、行政にとって一番大切な事業が、予算を消化するだけで工夫が足りず、これらは個々の問題でなく市政運営の根幹にかかわる問題での弱点が放置されていることが原因であること。有料道路の市民負担勝山高原開発株式会社の増資など、これまで指摘した問題を改善する対策が見られないことなどの意見がありました。  以上で報告を終わります。 ○議長(嶋田政憲君) 委員長報告に対する質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。    (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 討論なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。  本件に対する全員審査特別委員長の報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、全員審査特別委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、全員審査特別委員長の報告どおり決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第4、議案第2号から日程第20、議案第37号までの17件を一括議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 阿部体育課長。   (体育課長 阿部照伸君 登壇) ○体育課長(阿部照伸君) ただいま議題となっております議案第35号 勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正につきまして、内容に不備がありましたので、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。  改めてお配りさせていただきましたとおり訂正させていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(嶋田政憲君) お聞きのとおり、ただいまの発言は、原案を訂正されたいとの申し出であります。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいまの理事者の原案の訂正の申し出は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいまの理事者の原案の訂正の申し出は、これを承認することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) これら17件は、かねてその審査を総務文教委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(嶋田政憲君) 岩見総務文教委員長。  (総務文教委員長 岩見寿信君 登壇) ○総務文教委員長(岩見寿信君) 総務文教委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会は、去る11日、12日、19日の3日間、委員会を開き、付託を受けました議案17件について、理事者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、議案第2号 平成14年度勝山市育英資金特別会計予算  議案第22号 政治倫理の確立のための勝山市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について  議案第23号 勝山市職員定数条例の一部改正について  議案第24号 勝山市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第25号 公益法人等への勝山市職員の派遣等に関する条例の制定について  議案第26号 勝山市職員の再任用に関する条例の制定について  議案第27号 勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  議案第28号 職員の退職手当に関する条例等の廃止について  議案第29号 勝山市ふれあい交流館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第30号 勝山市例規集全面改定に伴う条例等の整備に関する特別措置条例の制定について  議案第31号 勝山市国際交流基金条例等の一部改正について  議案第32号 勝山市火災予防条例の一部改正について  議案第33号 勝山市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第34号 勝山市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第35号 勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第36号 勝山市監査委員条例の全部改正について  議案第37号 勝山市監査委員事務局設置条例の一部改正について  以上の17件については、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  また、修繕が急がれている学校、社会体育施設の現地調査を行うとともに、喫緊の教育課題であります学校週5日制、少人数学級の対応について理事者から説明を求め、活発な論議を交わしたところであります。理事者の対応の遅れを指摘し、これが早期対応に万全を期すよう強く要請いたした次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(嶋田政憲君) 委員長報告に対する質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。    (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 討論なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。
     これら17件に対する総務文教委員長の報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。 ○議長(嶋田政憲君) これら17件については、総務文教委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、これら17件については、総務文教委員長の報告どおり決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第21、議案第3号から日程第30、陳情第5号までの10件を一括議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) これら10件は、かねてその審査を建設企業委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(嶋田政憲君) 井上建設企業委員長。  (建設企業委員長 井上 馨君 登壇) ○建設企業委員長(井上 馨君) 建設企業委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会は、去る11日に委員会を開き、付託を受けました議案9件並びに閉会中の継続審査に付されていました陳情1件について、理事者から詳細な説明、意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、議案第3号 平成14年度勝山都市計画土地区画整理事業特別会計予算  議案第4号 平成14年度勝山市下水道事業特別会計予算  議案第5号 平成14年度勝山市簡易水道事業特別会計予算  議案第6号 平成14年度勝山市水道事業会計予算  議案第38号 損害賠償の額を定めることについて  議案第39号 勝山都市計画事業元禄土地区画整理事業施行条例の廃止について  議案第40号 勝山市下水道条例の一部改正について  議案第41号 勝山都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について  議案第42号 勝山市水道事業給水条例の一部改正についての9件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  次に、陳情第5号 区内道路の市道編入について(継続審査事件)は、さらに調査検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(嶋田政憲君) 委員長報告に対する質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。 ○議長(嶋田政憲君) 山田安信君。    (5番 山田安信君 登壇) ○5番(山田安信君) 日本共産党山田安信です。  私は、議案第4号 平成14年度勝山市下水道事業特別会計予算及び議案第6号 平成14年度勝山市水道事業会計予算について、反対討論を行います。  平成10年度に公共下水道使用料を11%値上げしたとき、理事者は「この値上げは、起債償還の利子分だけ負担していただくもの」などと説明しました。しかし、この3年間を振り返ると、起債は低金利なものに借りかえでき、償還の利子は大幅に軽減できたのですから、当時、理事者が示した値上げの根拠は全くなくなったのです。  もともと勝山市の下水道使用料は、事業開始時には県内で一番高い使用料でしたが、加入率は高く、市民の協力が得られてきたのです。私は、こうした市民の協力にこたえるのが行政のあるべき態度だと考えます。ところが、本予算では、値上げの根拠が失われたのに、相変わらず使用料は値下げしていません。  私は当時、一番許せないのは、この値上げの動機が不純だということだと指摘しました。  理事者が下水道使用料の値上げを言い出したのは、平成10年2月に平成12年度までの財政計画を示したときです。この財政計画では、法人市民税の滞納への対応と長尾山開発事業費を捻出することが最大のテーマであり、このため様々な経費削減と同時に下水道使用料の値上げが盛り込まれていました。まさに大型公共事業のために市民負担を押しつけるというものでした。  下水道事業は、半分が国庫補助であり、起債は42.5%しかなく、しかも、その半分が交付税として国が負担しており、勝山市の負担は全体の30%以下です。  山岸市長が提出された中長期財政計画では、こうした財政構造を無視して、平成13年度に9億6,700万円の全額一般財源で繰り出している異常な事態などとして、今後の財政健全化の方策として、下水道特別会計繰出金と農業集落排水事業特別会計繰出金の適正化をあげています。  しかも、理事者は、公共下水道事業は独立採算が原則なので、受益者負担は当然などという態度です。これは、社会資本整備における国や地方自治体の責任をあいまいにする議論です。  私は、市民負担を軽減するために、行政としてもっと努力すべき課題があると考えます。  例えば、リゾート開発のための事業費まで市民負担になっており、適切な負担を東急不動産に求めることこそ必要ではないでしょうか。さらに、事業費を低く抑えるためには、入札制度の改善も必要です。また、引き続き、金利負担軽減の対策も必要です。  以上の点から私は、下水道使用料は値上げ前の水準に戻すべきであり、議案第4号 平成14年度勝山市下水道事業特別会計予算には反対します。  次に、水道事業会計では、リゾート開発のための上水道事業費は、総額13億円のうち8億8,000万円も勝山市の負担になっています。さらに、浄土寺川ダムの事業費は、事業費が当初160億円だったのに約2倍の320億円に膨れ上がることが明らかになり、勝山市の負担は5億円から10億円にと増え、これらも考慮すると莫大な額を勝山市が負担することになっています。  ところが、勝山市も東急不動産も「新たな分担金条例で事業者が負担する」との協定を守らず、リゾート関連工事に対して特別な負担をしていません。  以上の点から私は、新たな負担を事業者に求めるなどして市民負担にならないようにすべきであり、議案第6号 平成14年度勝山市水道事業会計予算には反対いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 賛成討論の通告はありません。 ○議長(嶋田政憲君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。  ただいま建設企業委員長から報告のあった10件のうち、議案第4号、議案第6号の2件を除く8件を採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これら8件に対する建設企業委員長の報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  これら8件については、建設企業委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、これら8件については、建設企業委員長の報告どおり決しました。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、議案第4号、議案第6号の2件を採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これら2件に対する建設企業委員長の報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(嶋田政憲君) これら2件については、起立により採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これら2件については、建設企業委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (起 立 多 数) ○議長(嶋田政憲君) 起立多数であります。  よって、これら2件については、建設企業委員長の報告どおり決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程31、議案第7号から日程第51、陳情第24号までの21件を一括議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 北川林務課長。   (林務課長 北川誠一君 登壇) ○林務課長(北川誠一君) ただいま議題となっております議案第52号 勝山市林業者健康トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正につきまして、内容に不備がありましたので、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。  改めてお配りさせていただきましたとおり訂正させていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(嶋田政憲君) お聞きのとおり、ただいまの発言は、原案を訂正されたいとの申し出であります。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいまの理事者の原案の訂正の申し出は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいまの理事者の原案の訂正の申し出は、これを承認することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) これら21件については、かねてその審査を産業福祉委員会に付託してありましたので、これより同委員長から審査経過並びに結果の報告を求めることにいたします。 ○議長(嶋田政憲君) 村田産業福祉委員長。(産業福祉委員長 村田与右ヱ門君 登壇) ○産業福祉委員長(村田与右ヱ門君) 産業福祉委員会に付託されました事件に対する審査経過並びに結果の報告をいたします。  本委員会は、去る11日と先刻、委員会を開き、付託を受けました議案16件、陳情1件と、閉会中の継続審査に付されていました陳情4件について、理事者から詳細な説明、意見を聴取し、慎重に審査をいたしました。  その結果、議案第7号 平成14年度勝山市国民健康保険特別会計予算  議案第8号 平成14年度勝山市老人保健特別会計予算  議案第9号 平成14年度勝山市介護保険特別会計予算  議案第10号 平成14年度勝山温泉センター特別会計予算  議案第11号 平成14年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算  議案第12号 平成14年度勝山市市有林造成事業特別会計予算  議案第43号 勝山市税条例の一部改正について  議案第44号 勝山市国民健康保険条例の一部改正について  議案第45号 勝山市国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例の廃止について  議案第46号 勝山市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第47号 勝山市立児童センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第48号 勝山市教育福祉会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第49号 勝山温泉センター「水芭蕉」の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第50号 勝山市ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第51号 勝山西部地区農業集落排水事業処理施設設置工事請負契約の変更について  議案第52号 勝山市林業者健康トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正についての16件は、原案のとおり可決することに決しました。  次に、陳情第1号 安心の医療制度への抜本的改革を求め負担増に反対する陳情書  陳情第19号 医療保険制度の改善を求める陳情書(継続審査事件)  陳情第21号 公的年金制度を改革し最低保障年金制度の創設を求める陳情書(継続審査事件)  陳情第22号 介護保険の改善と国の財政措置を求める陳情書(継続審査事件)  陳情第24号 労働者の雇用、失業、中小企業対策の強化を求める陳情書(継続審査事件)の5件は、さらに調査、検討いたしたいため、閉会中の継続審査とすることに決しました。
     以上で、報告を終わります。 ○議長(嶋田政憲君) 委員長報告に対する質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。 ○議長(嶋田政憲君) 山田安信君。    (5番 山田安信君 登壇) ○5番(山田安信君) 日本共産党山田安信です。  私は、議案第12号 平成14年度勝山市市有林造成事業特別会計予算について、反対討論します。  私はこれまで、リゾート開発への市有林貸付金の増額や森林整備への事業者負担を求めてきました。理事者も奮闘され、平成13年度には約1,800万円と、見直し前に比べて1,400万円以上も収入が増えたことは評価します。しかし、私は当初から、リゾート開発は市街地クラスターとして整備して地域経済の活性化を目的としており、この収入の一部は市街地活性化の事業に使うべきだと主張してきましたが、本予算ではこうした事業が全くなく、これでは片手落ちと言わざるを得ません。  以上のとおり、私は議案第12号 平成14年度勝山市市有林造成事業特別会計予算に反対をし、討論を終わります。 ○議長(嶋田政憲君) 賛成討論の通告はありません。 ○議長(嶋田政憲君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。  ただいま産業福祉委員長から報告のあった21件のうち、議案第12号を除く20件について採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) これら20件に対する産業福祉委員長の報告はお聞きのとおりであります。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  これら20件については、産業福祉委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、これら20件については、産業福祉委員長の報告どおり決しました。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、議案第12号を採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件に対する産業福祉委員長の報告は、お聞きのとおりであります。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、起立により採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、産業福祉委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (起 立 多 数) ○議長(嶋田政憲君) 起立多数であります。  よって、本件については、産業福祉委員長の報告どおり決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第52、議案第53号 勝山市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 提案理由の説明を求めます。 ○議長(嶋田政憲君) 高田秘書広報課長。  (秘書広報課長 高田英男君 登壇) ○秘書広報課長(高田英男君) ただいま上程されました、議案第53号 勝山市職員の給与に関する条例の一部改正について、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、当市の行政組織の改革に伴いまして、職員の補職名を同条例の別表1中「主事補」を「主事」に、「技師補」を「技師」に、「係長」を「主任」に、「課長補佐」を「主幹」に、「室長」を「公室長」に改めたく御提案申し上げるものでございます。  なお、この条例は、平成14年4月1日より施行させていただくものでございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(嶋田政憲君) これより質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいま議題となっています本件については、会議規則の定めるところにより委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。    (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 討論なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、原案のとおり可決することに決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 日程第53、議案第54号 勝山市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 提案理由の説明を求めます。 ○議長(嶋田政憲君) 山岸市長。    (市長 山岸正裕君 登壇) ○市長(山岸正裕君) ただいま上程されました、議案第54号について、その提案理由の御説明を申し上げます。  議案第54号 勝山市教育委員会委員の任命についてでありますが、現在の教育委員会委員であります、勝山市鹿谷町矢戸口第19号8番地、佐野瑞円氏が、平成14年3月31日をもちまして任期が満了となります。次期につきましても、引き続いて佐野瑞円氏、63歳を勝山市教育委員会委員に任命いたしたいと存じます。  したがいまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会に提案いたした次第であります。  人格、見識ともにすぐれた方であります。  御同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(嶋田政憲君) これより質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいま議題となっています本件については、会議規則の定めるところにより委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。    (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 討論なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  本件については、これに同意することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、これに同意することに決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第54、議案第55号 勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 提案理由の説明を求めます。 ○議長(嶋田政憲君) 北山謙治君。    (13番 北山謙治君 登壇) ○13番(北山謙治君) ただいま上程されました、議案第55号 勝山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、その提案理由を御説明申し上げます。  本案は、現在、附属機関の委員等の議会議員である委員について委員報酬が支給されております。しかし、議会議員は、月額の報酬が支給されており、この際、行財政改革の観点からも、附属機関の委員等の報酬を辞退したいため、この案を提出いたします。  第5条第1項で「ただし、委員会等の委員等のうち議会議員である委員に対しては、委員としての報酬を支給しない」のただし書きを追加するものであります。  なお、この条例は、平成14年4月1日から施行したいものです。  以上、議案第55号の御説明をいたしましたので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(嶋田政憲君) これより質疑に入ります。    (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 質疑なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいま議題となっています本件については、会議規則の定めるところにより委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。
     よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) これより討論に入ります。    (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 討論なしと認めます。 ○議長(嶋田政憲君) これより採決いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 本件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、原案のとおり可決することに決しました。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第55、特別委員長の報告を求めることにいたします。 ○議長(嶋田政憲君) まず、京福電鉄越前本線存続対策特別委員長の報告を求めます。 ○議長(嶋田政憲君) 野尻京福電鉄越前本線存続対策特別副委員長。(京福電鉄越前本線存続対策特別副委員長野尻佐太郎君 登壇) ○京福電鉄越前本線存続対策特別副委員長(野尻佐太郎君) 京福電鉄越前本線存続対策特別委員会の報告をいたします。  本委員会は、去る13日に委員会を開き、県と沿線市町村の合意事項、市町村の負担割合、第三セクター鉄道会社による運行スケジュール等について、理事者から資料の提出と説明を求め、種々論議をいたしました。  1月22日の県知事と沿線市町村長会議では、12月に県議会が示した内容と沿線自治体の要望をあわせ、県が前回示した10項目の上下分離方式案を部分修正し、越前本線と三国芦原線を第三セクター会社で存続することが基本合意されたこと、沿線市町村の負担割合に関しては、一部の自治体から見直しの要請があり、今後、調整することとなるが、現時点で県から示されている当市の負担割合は、出資金、会社設立準備金に対し23%であること。3月中に県と沿線市町村で設立準備室を立ち上げ、7月初旬に会社を設立する必要があること、電車存続には、京福からの営業権と施設等の事業譲渡が不可欠であること、また、新会社の資本金は約5億円とし、民間出資を25%以上としていることなど、理事者から10項目の基本合意を含め、詳細な報告を受けたところです。  これに対し委員から、第三セクターの早期立ち上げはもちろん、勝山市が率先して会社づくりを進めるべきである。民間出資に関しより多くの方にマイレール意識を持っていただき「乗る運動」につなげることが肝要であり、多くの個人が応援できる内容とすべきである、との指摘がなされ、理事者に対し積極的な対応を求めたところです。  理事者としても、委員会の指摘を十分踏まえ、早急に対応していきたいとのことであります。  また、福井駅の乗り入れ問題、福井市の動向、代行バスの運行ルート等についても論及があり、理事者の見解をただすとともに、委員会としての今後の活動についても協議をいたしたところであります。  以上で報告を終わります。 ○議長(嶋田政憲君) 次に、国道416号整備促進特別委員長の報告を求めます。 ○議長(嶋田政憲君) 椿山国道416号整備促進特別副委員長。(国道416号整備促進特別副委員長           椿山 弘君 登壇) ○国道416号整備促進特別副委員長(椿山弘君) 国道416号整備促進特別委員会の報告をいたします。  本特別委員会は、去る13日に委員会を開き、理事者から県境部の交通不能区間の現状と整備計画について説明を求め、今後の活動方針等について協議いたしました。  現在、福井、石川両県では、本区間について有効幅員5メートルの改良整備を進めることが合意されており、福井県側については平成14年度に実施に向けた区間測量が計画されるなど、ようやく改良整備事業が実施の段階を迎えることとなりました。  しかしながら、当該事業には、現在の試算で、両県あわせて36億円の経費が見込まれることから、早期完成には国庫補助対象とすることがぜひとも必要であり、その対策が今後の課題となっております。  委員会では、このことを踏まえ、県、関係者を交えた中で小松市側との交流を行い、事業に関する情報、意見交換はもとより、委員会として必要な要望をすべきとのことで意見の一致を見、理事者に対して日程調整等について協力要請をいたしたところであります。  本委員会といたしましては、極めて厳しい社会経済情勢ではありますが、これまでの委員会での議論を十分踏まえ、さらに積極的な推進活動を行うなど、理事者ともども改良促進、ずい道開削早期実現に向けて鋭意努力いたす所存であります。  以上で報告を終わります。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 次に、日程第56議会だより編集特別委員会の設置についてを議題といたします。 ○議長(嶋田政憲君) 現在の議会だより編集委員会は5人の委員をもって構成されていますが、特別委員会として議会だよりの企画、編集により積極的に取り組んでいただくことにいたしたいと思います。 ○議長(嶋田政憲君) これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、5名の委員をもって構成する議会だより編集特別委員会を設置し、議会だよりの企画、編集に、より積極的に取り組んでいただくことに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいま設置されました本特別委員会は、廃止議決があるまで存続し、閉会中にも活動を行えるようにいたしたいと思います。 ○議長(嶋田政憲君) これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、本特別委員会は、廃止議決があるまで存続し、閉会中にも活動を行えるように決しました。 ○議長(嶋田政憲君) おはかりいたします。  ただいま設置されました本特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第8項の規定により、井上 馨君、笠松捷多朗君、山田安信君、手塚貞臣君、近藤栄治君の5名を指名いたしたいと思います。 ○議長(嶋田政憲君) これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました5名の諸君を議会だより編集特別委員会委員に選任することに決しました。 ○議長(嶋田政憲君) 暫時休憩いたします。 ────────────────────     午後 9時06分 休憩     午後 9時07分 再開 ──────────────────── ○議長(嶋田政憲君) 再開いたします。 ○議長(嶋田政憲君) 休憩中に開かれました議会だより編集特別委員会におきまして、委員長に近藤栄治君、副委員長に山田安信君が互選されましたので、御報告いたします。   ───────・─────── ○議長(嶋田政憲君) 以上で、今期定例会に付議されました事件のすべてを議了いたしましたので、今期定例会はこれをもって閉会いたします。 ────────────────────          午後 9時08分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定に基づき上記会議の次第を記録し、これを証するために署名する。   平成  年  月  日    勝山市議会議長   平成  年  月  日    勝山市議会副議長   平成  年  月  日    署名議員   平成  年  月  日    署名議員...