勝山市議会 > 1995-09-20 >
平成 7年 9月定例会(第3号 9月20日)

ツイート シェア
  1. 勝山市議会 1995-09-20
    平成 7年 9月定例会(第3号 9月20日)


    取得元: 勝山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    平成 7年 9月定例会(第3号 9月20日)                平成7年9月            勝山市議会定例会会議録第3号 平成7年9月20日(水曜日) ─────────────────────────────────────                  平成7年9月20日(水曜日)午前10時開議 第 1 一般質問 第 2 議案第53号 平成7年度勝山市一般会計補正予算(第2号) 第 3 議案第54号 平成7年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第 4 議案第55号 平成7年度勝山市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 第 5 議案第56号 平成7年度勝山市水道事業会計補正予算(第1号) 第 6 議案第57号 平成7年度勝山温泉センター特別会計補正予算(第1号) 第 7 議案第58号 平成7年度勝山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第 8 議案第59号 平成7年度勝山市市有林造成事業特別会計補正予算(第1号) 第 9 議案第60号 平成7年度勝山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第10 議案第61号 平成7年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号) 第11 議案第62号 平成7年度勝山市育英資金特別会計補正予算(第1号) 第12 議案第63号 政治倫理の確立のための勝山市長の資産等の公開に関す            る条例の制定について 第13 議案第64号 勝山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正に
               ついて 第14 議案第65号 土地の取得の変更について 第15 議案第66号 勝山市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正につい            て 第16 議案第67号 勝山市手数料徴収条例の一部改正について 第17 議案第68号 勝山市立児童センター設置条例の一部改正について 第18 議案第69号 勝山温泉センター「水芭蕉」の設置及び管理に関する条            例の一部改正について 第19 議案第70号 勝山市ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部            改正について 第20 議案第71号 勝山市立三室小学校屋内運動場改築(建築)工事請負変            更契約の締結に関する専決処分の承認を求めることにつ            いて 第21 認定第 1号 平成6年度勝山市歳入歳出決算の認定について 第22 認定第 2号 平成6年度勝山市水道事業会計決算の認定について 第23 請願陳情について(報告) 第24 下水道建設特別委員会の設置について 第25 地域産業振興対策特別委員会の設置について 第26 道路交通対策特別委員会の設置について 第27 京福電鉄越前本線存続対策特別委員会の設置について 本日の会議に付した事件 第 1 一般質問 第 2 議案第53号から議案第71号まで 第 3 請願陳情について(報告) 第 4 特別委員会の設置について 出席議員(19名)    1番 山 田 安 信 君      2番 手 塚 貞 臣 君    3番 安 居 久 繁 君      4番 小 林 喜 仁 君    5番 椿 山   弘 君      6番 酒 井 義 博 君    7番 松 井 拓 夫 君      8番 斎 藤 節 治 君    9番 藤 澤 七郎兵衛君     10番 岩 見 寿 信 君   11番 北 山 謙 治 君     12番 野 尻 佐太郎 君   13番 嶋 田 政 憲 君     14番 佐々木 隆 也 君   15番 近 藤 栄 治 君     17番 乾   吉 一 君   18番 廣 田 与三次郎君     19番 水 上   晟 君   20番 武 内 盛 直 君 欠席議員 (1名)   16番 辻   一 敏 君 説明のため出席した者  市 長               今井三右衛門君  助 役               島田 英博 君  収入役               諏訪 芳郎 君  教育長兼教育委員会事務局長事務取扱 仲村 茂春 君  市長公室長兼企画課長        川村 英夫 君  総務部長兼総務課長         松田 正道 君  市民福祉部長福祉事務所長     渡  顕吾 君  産業部長兼林務課長         松村伊右ヱ門君  建設部長兼都市建設課長       加藤 伯昭 君  消防長               長谷川義尚 君  秘書広報課長            佐野 瑞円 君  税務課長              坂井 武男 君  市民課長              中村 昭六 君  保健衛生課長            留田 伸一 君  商工観光課長            竹内 範国 君  農務課長              経塚 久雄 君  開発課長              中村 重夫 君  下水道課長             三屋 幸夫 君  上水道課長             佐久間謙治 君  会計課長              宇田勢津子 君  教育委員会庶務課長         雲龍 幡空 君  生涯学習課長            田中 武雄 君  体育課長              千葉 治雄 君  図書館長              平泉 浤祥 君  監査委員事務局長          八十嶋輝雄 君  農業委員会事務局長         黒瀬 寿一 君 事務局出席職員   局   長  福 田   稔   書   記  羽 生 英 昭   書   記  平 田   昭   書   記  山 田 誠 一   書   記  上 山 忠 恒      午前10時08分開議 ○副議長(北山謙治君) これより本日の会議を開きます。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 会議録署名議員は、前回どおりであります。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) この際、諸般の報告をいたします。  辻議長は、所用のため欠席する旨の届け出がありました。  斎藤節治君は、所用のため遅刻する旨の届け出がありました。  以上で、諸般の報告を終わります。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 直ちに日程に入りまして、昨日に続き、これより一般質問を行います。 ○副議長(北山謙治君) まず、酒井義博君の質問を許します。    (6番 酒井義博君 登壇) ○6番(酒井義博君) お早うございます。  質問を許されましたので、次の4点につきまして壇上からの質問をいたします。  まず第1点目の、フロンガス規制についてであります。  我が国の環境問題を考えるときに、まず1960年代を中心として70年代にかけては、高度経済成長の負の遺産として産業公害が大きな社会問題となりました。特に水俣病や四日市ぜんそくなどがその代表例であります。次に、1980年代には、都市生活型公害と言われる公害が新たな問題として生じました。自動車の排気ガスや家庭生活の雑排水などによる大気や水の環境汚染であります。そして、80年代後半から90年代にかけては、地球規模の地球環境問題が緊急な課題となりました。  特にこの地球環境問題は、まさに待ったなしの国際的な取り組みが求められておるわけでございます。それで、我が国も、今後、国際的な枠組みの中で環境を重視する環境保全型社会の構築へ向けて、一歩も二歩も前進することが求められておるわけでございます。  ここ2、3年は、異常気象で、特に今年の夏の暑さは厳しくて、気象庁の発表の全国気候統計値は各地で記録ずくめになっているそうでございます。特に大阪や岐阜などでは8月の平均気温は30.3度と、インド、ニューデリーをしのぎ、アフリカ、リビア並みの酷暑だったそうでございます。これも地球温暖化の現れではないかというふうに思われるわけでございます。  近年、地球環境問題のいくつかある中で、オゾン層の破壊が国際的にクローズアップされてきました。これは、地球上から排出されましたフロンガスによって成層圏のオゾンが破壊されているわけで、それによって有害な紫外線が地表へ到達し、皮膚がんや白内障が増え、自然の生態系にも悪い影響を及ぼすものであります。このようなフロンガスに対して、ようやく我が国もオゾン保存法を制定し、規制にのりかかりました。福井県でもフロンガス回収への本格的な取り組みがスタートされました。  当市においても、これからのフロンガスの規制の取り組みについて、今後どのように計画をされているかお伺いをいたします。  次に、第2点目の、祭り事業の今後の取り組み方についてお伺いをいたします。
     「町おこし」「村おこし」という言葉が聞かれ始めましてもう10年近くたちます。ふるさと創生ブームが拍車をかけて、全国の自治体が町おこしのアイデアや策定づくりに積極的に取り組み始めたのは4、5年前からでございます。  勝山においては、スキージャムオープンにより、リゾートを中心とした観光都市、文化へと進んでいるところであります。その中で勝山の特性をいかしたまちづくりの一環として、祭り事業へも積極的に予算化しているところでありますが、いまひとつ特色が生かせないでいるのが現状ではないかと思われるわけであります。  今後、ふれあい人口5万人達成のためには、さらに魅力的なイベント事業へとアイデアをつくり出す必要があるのではないかと思いますが、今後の取り組みについてお伺いをいたしたいと思います。  次に、3点目の、生涯学習とまちづくり構想についてお伺いいたします。  勝山市は平成3年3月に第三次総合振興計画を策定し、来るべき21世紀のまちの将来像を「市の地域特性を広くアピールし、幅広い交流と人づくりの進むまち」とし、基本施策の中に「豊かな人間性と文化性に富んだ人づくりを進める」としております。このことからも、まちづくりを進める上で人づくりがいかに大切なコンセプトであるかがわかります。さらに、文部省は「地域の特性をいかしながら町全体で生涯学習を推進し、個性豊かな生涯学習のまちをつくる」という目的で、数年前に「生涯学習のまちづくり市町村事業」をスタートさせました。  そのような中で、平成5年に勝山市も文部省から生涯学習モデル市町村事業の指定を受け、基本構想を策定したわけでありますが、その成果と今後の取り組みについてお伺いをいたします。  次に、老人保健福祉計画についてお伺いをいたします。  平成2年度からスタートした国の「高齢者保健、福祉推進10か年戦略」通称ゴールドプランを受けて、勝山市も平成5年度より計画策定に入り、平成6年度3月に勝山市老人保健福祉計画委員会より計画書が答申されたわけでございます。この答申によりますと、平成11年度を目標にそれぞれの福祉サービスを推計し、数値で目標を示したわけでありますが、平成5年度より平成7年度の現在まで、どのように現状を認識されたのか。また、その現状を認識されたことにより、今後、どのように計画を進めようとされているのかをお伺いをいたします。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(北山謙治君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇) ○市長(今井三右衛門君) 酒井議員の質問にお答えをさせていただきます。  1番目のフロンガスの規制、2番目の祭り事業の今後の取り組みについて、3番目の生涯学習とまちづくり構想については、各々担当する課のほうから答弁をいたさせます。  4番目の、老人福祉計画についてでございますが、勝山市の人口の高齢化は、国より10年、県より5年早く進んでおりますが、そこで、市民一人ひとりが健康で生きがいのある充実した人生を営めるような、活力あるまちづくりが課題となっております。  このままでは要介護老人の急増が見込まれる反面、扶養意識の変化、家庭での介護能力の低下により、高齢者を取り巻く環境は非常に厳しいものになると思われることにより、在宅介護支援センター及び地域交流ホームを開設し、在宅介護等についての専門家のアドバイス等がいつでも無料で受けられることになったことや、ボランティア研修会を開催し、地域住民と施設利用者の交流が図れるようになりました。さらに、御承知のとおり平成4年度から6年度において、9地区に社会福祉協議会が設置され、町単位で福祉のまちづくり事業に取り組んでいただいているところでございます。また、高齢者サービス調整チームを設置し、保健、医療、福祉のネットワークづくりを行い、各種機関との連絡を図り、「寝たきり老人0作戦」の推進に努力しているところであります。  さらには、地域に開かれた施設の整備とマンパワーの確保としてホームヘルパーの増員確保は、老人保健福祉計画を推進する上で最大の課題であると考えております。すなわち人員増だけでなく、将来の展望を踏まえた計画的育成と、意欲をもって働く環境づくり各種研修会への参加による資質向上策が大切であります。ホームヘルパーの数をみても、平成4年度より平成7年度にかけて、ある程度の増員はいたしており、健全で安らかな生活をおくれるよう努力をいたしております。ヘルパー派遣時間についても、通常の通勤時間以外の派遣も取り入れて、要望にも応じております。  次に、要介護老人等介護用品支給事業として、本年度より、在宅の寝たきり老人、痴呆老人の方に対しておむつを支給して、家庭の負担軽減を行っております。  その他福祉事業につきましては、雪おろし事業等種々事業を取り入れてその対策にあたっているところでございます。  以上でございますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 ○副議長(北山謙治君) 留田保健衛生課長。  (保健衛生課長 留田伸一君 登壇) ○保健衛生課長(留田伸一君) ただいま酒井議員から御質問のございましたフロン規制について、私のほうから御答弁申し上げます。  御案内のように、フロンは人体に無害であり、空調機の冷媒や精密機器の洗浄剤など、広範な分野で利用されております。しかし、有害な紫外線から人体や動植物を保護しているオゾン層が、大気中に放出されましたフロンによって破壊されることが、近年、科学的に明らかになってまいりました。これは御質問のとおりでございます。  国際的には、1985年にオゾン層保護のためのウィーン条約が、また、1987年にはモントリオール議定書が採択され、我が国におきましては、昭和63年5月にオゾン層保護法が制定され、フロンの生産等が規制されました。その後1992年に開催されました第4回モントリオール議定書締約国会合では、家庭用冷蔵庫冷媒用フロン12など特定フロンを、本年いっぱいで生産を全面的に中止するなどの規制措置の強化が図られるとともに、特定フロン等の回収・再利用・分解の推進が決議されたわけでございます。  このようなことを背景にいたしまして、全国の自治体でもフロン回収に向けての取り組みが広がりつつございます。御承知のように、先月、県におきまして県レベルの特定フロン回収システム構築のための「フロン回収推進会議」が設置されました。今後、回収する場合の課題等について検討されまして、年度末までに具体策をまとめるようでございます。それと同時に県は、市町村や広域事務組合フロン回収機購入に対する補助事業をスタートさせました。  フロンが地球環境に及ぼします影響を考えるときに、当市といたしましても回収に取り組まなければならないと考えておりますので、今後、県から示されます具体策によりまして、当市としての回収のための条件整備を進めながら県の補助事業にのるなどいたしまして、フロン回収取り組みたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) 竹内商工観光課長。  (商工観光課長 竹内範国君 登壇) ○商工観光課長(竹内範国君) 酒井義博議員の2番目の、祭り事業の今後の取り組みについてお答えを申し上げます。  勝山夏祭りにつきましては、市民や関係者から見直しを図るようにとの御指摘があることは存じております。この夏祭りの見直しの取り組みにつきましては、関係者と協議を行い、前向きに検討してまいりたいと存じます。  勝山左義長祭りにつきましては、本来、各町内会ごとの祭りでありますが、現在、郷土芸能という点から、市内はもとより、市外、県外からも正月の縁起物を持った人々が勝山左義長を楽しみに待っております。また、北陸の奇祭として、勝山市のイメージアップや郷土芸能左義長ばやしの保存、普及にとって重要な祭りとなっております。勝山市全体の祭りとして取り組んでいるのが現状であります。  このような全国的にも珍しい祭りをさらに盛り上げるために、櫓のない町内への普及や、一般観光客が直接祭りに参画できるような方策を検討する必要があると考えております。勝山左義長祭り勝山夏祭りが、名実共に勝山市の祭り、全国的な祭りとなるよう、祭り実行委員会勝山観光協会等関係者との協議を重ねながら、市民と観光客との交流やふれあいができる祭りのイメージづくりに努力をしたいと考えておりますので、今後とも御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) 田中生涯学習課長。  (生涯学習課長 田中武雄君 登壇) ○生涯学習課長(田中武雄君) 次に、生涯学習とまちづくり構想についてでありますが、今日の社会変化の中で、すべての人々が生きがいのある生活を営み、ゆとりある地域社会での活動を推進できる体制づくりが必要となっております。  ただいま御教示いただきましたとおり、当市では文部省の指定を受けまして生涯学習モデル市町村事業に取り組んでおるのでございます。  それで、推進体制としまして、行政機関、社会教育団体の代表者、企業、学校、学識経験者30名をもちまして推進会議を設置し、勝山市における生涯学習のまちづくりにつきまして検討をいただいております。  本年度の大きな基本活動といたしましては3つばかりございまして、学校と社会が共に連携をし、一環した生涯学習の機会が得られますよう、市民の御意見、御要望などを問う意識調査を実施しておりますが、もう間もなくその結果が出そろうことになっております。  もう1つは、核家族化が進む中で、家族のきずなを再び取り戻そう、幼児と高齢者の結びつきをさらに強いものにしていくためにはどうあるべきかということを前提に、その機会づくり等、学習を進めようということで、3世代交流プログラムモデル開発を進めております。  最後は、生涯学習情報誌学びねんせ」で既にお知らせいたしておりますので、御承知のことと存じますが、生涯学習人材バンク活用事業でございます。これは学び会う社会づくりを目指して、市民から人材の発掘と登録をしていただき、学習希望者の方々や団体に派遣をしていこうとする制度でございます。将来においては、生涯学習センターの一機能として位置づけていく予定であります。  これらの生涯学習等まちづくり推進の中核拠点となりますのは、やはり公民館でございます。本来の公民館の使命が十分に機能し、生きがいを生み出せる場として、特色ある公民館づくりに努めてまいりたいと存じますので、御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) 6番。 ○6番(酒井義博君) 自席にて2回目の質問をさせていただきます。  第1点目の、フロンガスの規制につきましては御答弁のあったとおりでございまして、大変、今、地球環境問題が大きくクローズアップされているさ中でございます。特に地球の温暖化とか酸性雨の問題とか、それから、熱帯雨林の破壊によっての問題とか、これは一国だけの問題じゃなくて、グローバルな地球全体の問題で、そのことの意識の啓蒙をやはり市民一人ひとりに高めていかなければこの問題は解決しないというふうに思っております。とにかく、人類の存亡の危機に人間一人ひとりが気づき始めているということで、特にこの市民レベルにそういうことを強く訴えていただきたいなということで、この問題を取り上げさせていただいたわけでございます。  フロンガスについては答弁いりません。  次に、祭り事業につきましては、先ほども言いましたけれども、まちづくり人づくりであると、そういう観点から、人づくりの一環としての祭りというものも重視していかなければいけないというふうに思うんで、答弁の中に「マンネリ化している指摘がある」というお答えがありまして、特に市民の中では夏祭りに関して、もうちょっと嫌気がさしている人たちがたくさんいると。七福神道中は夏祭りを盛り上げるために、数年前にイベント会社を含めて企画をしたわけでございますが、そういったものもマンネリ化しているし、それから、御神輿に関してもいまひとつ検討する余地があるんではないかというふうに思うんです。  祭りというのは、そのまちならではの特色ある歴史や、伝統や、伝承に基づいたものでなければ長続きはしませんし、見にきた人たちも、その祭りに対しての喜びも感じないし、また、やっている人たちも、必要性とか大切さとか、そういうものを感じないわけで、それが結局そういうことを感じなければ負担になってくるんであります。ですから、もっともっと勝山の歴史、伝統、特色、そういうものを祭りをさせると言いますか、する人たちとともに、組織をきちっとしてやっていく必要があると。それから、観光都市化としているんですから、四季を通じて祭りの流れというものも作る必要があるんではないかということも再三申し述べさせていただきました。  それで、これも答弁はいりませんけれども、やはり観光協会とか、市商工観光課も含めて、商店街の皆さんも含めて、もっともっと専門委員会を、さらなるレベルアップした専門委員会をつくりまして、1年を通じての祭りというものの位置づけとか、この祭りの必要性というものをもっと議論を深めなければいけないと思います。大体今までの実行委員会をみていますと、祭りの2、3カ月前に「さあどうしましょう」という行政の資料を出されまして、それで協議して、結局は例年どおりのやり方をしているというようなスタイルでございますので、人づくりの観点からも、もうちょっとレベルアップした専門委員会、1年を通して楽しめる、観光客が来ても楽しめるという観点からの祭りの見直しを再度行っていただきたいと思います。  それから、老人保健福祉計画と、それから、生涯学習とまちづくり構想について、ちょっと突っ込んでお話をさせていただきます。  市長の答弁の中では「平成4年から7年度にかけて、老人福祉計画の数値目標の中でマンパワーの増大は重要であり、ホームヘルパーの増員も図っている」と、「要望に応じて対策を講じているから問題はないんだ」という答弁をされておりました。予算を見ますとそのとおり、4年から6年にかけては常勤は4人ずつでありますが、日額と、それから、パートですね、時間給の人は平成3年には7名ですが、4年に8名、5年に12名、6年に12名というふうに、微増でありますが増えております。  それで、そのホームヘルパーの充実を図ってはいるんですが、内情を見ますと、日額と、それから、パートの人ですと、老人の要求するサービスといいますか、そういうところまでがやはり行き届かないのが多いわけです。それと、老人の介護者が年々増えておりますので、その人たちの増える割合とヘルパーのパートさんの割合とは比例してはいるんですが、サービスの内容は全然充実はしていないんです、現実的には。それは介護を受けている家族の方からも聞いておりますし、ヘルパーの方からも聞いております。  その大事な第1点は、補助的な介護はまあまあいいんですけれども、精神的なヘルプでね、そういう部分がやはりなおざりにされてきていると。つい忙しいから、おむつだけ当てて、食事の世話だけして、そして次の介護者のところへと、綱渡りといいますか、1日に3人も4人もこなしていかなあかんというようなパートの人が結構いるんです。やはり常勤ですと時間的余裕がありますから、いろいろお年寄りの話を聞いたり、家族の話を聞いたりとして、結構お年寄りの精神的な面をケアするんですが、そういった部分がやはり欠落しているんです。  マンパワーを増やすことに対して、平成6年の6月の定例会の松井議員の質問にも「ヘルパーの正職員化及び社協への事業委託化」と、それから「ヘルパーの身分の補償問題を見直すべきである」ということを6年の6月に質問しているわけです。それで市長も「増大するニーズとその内容を見極めながら、施設ヘルパーを常勤にレベルアップの上、適切な時期をとらえて達成に努める」というふうにお答えになっているんですが、どうも福祉事務所に聞きますと、ヘルパーさんに聞きますと、そういったことは何ら課内で話し合いはしてないような状況であります。  さらには、平成6年の9月に竹内久三議員が質問で「施設の整備やマンパワーの専門職への充実」ということも再度行っておりまして、そのときにですね、「障害者基本法の改正によって、今後、老人福祉計画との関連性があるから、このゴールドプランの見直しをしてはどうか」と、「見直しをする気持ちはあるのか」ということも言うてるんですね。そのときに市長は「平成8年に見直しを考えている」と言われております。そのときにまた再質問で「平成8年には見直しをするというけれども、ほな、すぐ8年ですぐスタートできるんか」と、「7年度からやっぱり専門機関、関係機関と協議して準備をして、8年度にスタートせないかんのでないか」と、「そうせんと遅れるんでないか」と、「だからどうするんや」と、「8年度にするのは7年度にちゃんと準備してあるのか」ということをもう再質問で言うてるんです。それで川村福祉部長は「ゴールドプランの見直し作業を進めていきます」と、「平成7年度中に中間見直しを早めにとりかかりたい」という答弁をされています。  再度、そこらへんどうなっているんですか、ということをもういっぺんお聞きをしたいです。  さらにその充実を図るのを、今後、どのように平成6年の答弁とあわせて、私、また、ここで今、再質問させていただきますけれども、そのへんのところをもう一度お聞きをいたします。  それから、生涯学習のモデル市町村事業がスタートされまして、これは国の補助事業でございます。こういったことはもっともっと早うから市単独でやらなければいけないんですけれども、大体にしてこういうことは行政指導型で上からの指示でくるのが通例でございます。しかしながら、いいことはどんどんやっていただきたいんで、平成5年、6年、7年と、このモデル市としてスタートしたわけです。  これを見てみますと、大変素晴らしい内容でありますが、その内容に伴って予算が余りにも少ないんではないかという気がいたします。これは国からの補助金が120万円つきまして、それは80万円が国からの補助金と、県が40万円、市単独で40万円つけて、160万円をその事業費として充てているわけです。その他に公民館費用としては各また別の国庫補助金がありまして、そういった単独の事業も含めていろいろやっているわけですけれども、この今、生涯学習の人づくりの観点からみていますと、どうも、予算が全然少ないんではないかなと。まちづくり人づくりという観点から、先ほども課長の答弁の中にありましたが、「公民館を中心として充実した人づくり、生涯学習体制をつくっていきたい」というふうに言われているんですけれども、どうもその地区、地区へ帰ってみますと、あまりにも予算が薄くばらまきすぎて、とてもその効果が現れていないと。単なる予算をこなすために学習をやっているところもある。中には結構いいところもあるんですけれども、全体的に見てそういう気がいたします。  再質問でちょっとお聞きしたいのは、各公民館に聞きますと「弾力的な事業への消化ができない」と。例えば、10万円の学習サークルの予算がきますと、その年度はそう大した事業ができなくて8万円で終わったとか、7万円で終わったと。すると2万円残ると、その2万円は何かして返さなあかんか、また、お茶を濁すようなことでつこてしまわなあかんという体制です。これは国の各市町村におりて補助金がきまして、その補助金を消化するような形とよく似ているんです。  これのことを考えてみましても、細かい指導的な予算づけでなしに、公民館にその事業費、例えば、50万円なら50万円をボンと与えまして、それで、自由にその公民館で使っていただくと、余ったら余ったで、翌年度繰り越して、その繰り越した金と、またもらったお金とを合わせてさらなる大きな事業をしていくというふうな弾力的な運用をさせたらどうかと思うんです。それで、市の会計年度は単年度で決算を組んでいかなければいけないんですが、公民館に関しては、例えば、2年か3年かの幅を持たせて、やる気のあるといいますか、活発な公民館にはどんどんと事業をしてもらうというような、そういう考え方をされたほうがいいんじゃないかというふうに考えるわけでございまして、その点、市長、財政当局と十分検討せなあかんと思うんですけれども、その点、市長、再答弁をお願いしたいと思います。  以上。 ○副議長(北山謙治君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇) ○市長(今井三右衛門君) 酒井議員の再質問に答弁をさせていただきます。  あとさきになりますけれども、ホームヘルパー派遣事業でございますけれども、6月の定例会、9月の定例会によりそういう質問があって、ゴールドプランの見直しを考えていると言っているけれども、何ら変わってないということでございますが、今、ホームヘルパーにつきましても11名の増員をして、現在27名ヘルパーがいるわけでございます。60世帯で1世帯あたり週に2、3回派遣をいたしておりまして、時間数においても、延べ年間活動時間が1万3,000時間の活動を行っているところでございます。  これからはどういたしましても朝夕の時間外勤務の派遣等をさらに強く取り入れていきたいと思っているところでございます。とにかくホームヘルパーにつきましても、立派な活動の中で充実した介護を努めていただくよう努力していきたと思っているところでございますので、よろしくお願いをいたします。  次の、学習、まちづくり構想については、市長、もっと予算付けをせな予算足らんじゃないかというような言葉でございますけれども、なにはともあれそうした予算あっての行動ができるわけでございますので、できる限りのことはさせていただいて、最大の努力をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○副議長(北山謙治君) 6番。 ○6番(酒井義博君) ホームヘルパーのことに関しては「充実をさせていく努力をしたい」というふうにおっしゃっております。  9月4日にヒューマンプランをいかそうということで、とある新聞の社説にも出てましたんですが、「国も高齢者対策の新ゴールドプラン、子育て支援のエンゼルプランに続き、厚生省は、障害者の総合的な保健福祉政策、仮称のヒューマンプランを年内に打ち出す」ということが出ているわけです。このホームヘルパーの中には、この障害者のヘルパーも1人入っておりまして、行ったり来たりしているわけでございます。それで、この障害者のヘルパーを、国は「平成10年度までに3万人確保する方針である」と、それで「市町村が障害者のサービス需要を調査して、障害者保健福祉計画を練り直す」ということなんです。これとその老人福祉計画とは一部では重なるといいますか、重なる部分があるわけでございます。そういうこととあわせて、平成6年度の質問にもありましたけれども、その充実を図るのとマンパワーの充実、もしくはパートの日額の充実じゃなしに、正職員としてもっと増やす必要があるんではないかというふうに思うんです、サービスの重要性を考えると。ですから、その点も早急に再検討、見直しをしていただきたいと思います。  それから、生涯学習に関しては「予算をつける努力をする」というふうに申されました。まさにその通りにしていただきたいと思います。平成5年、6年、7年とこの生涯学習、まちづくり基本構想の各種イベントはもう7年で終わるんです、国の補助金が3年間ということで。農業政策についても大体3年とか、5年というのはまずないですね。「3年したら自分とこでやれよ」という形で国は指導しているわけですけれども、こういったことも、やはり国の指導におんぶに抱っこするんじゃなしに、勝山市の独自の人づくり体制というものを早急に作っていただくと。  これは国からの指導の中での計画書なんですが、これは大変素晴らしいもので、生涯学習推進会議30名というふうにつくって、その中で10名ずつ各プログラムの検討委員会をされております。これも大体どの協議会をみましてもあて職の人が多いんです。これも再三言わせてもらいました。区長会長さん及び区長さん、及び各婦人の長さん、壮年会の長さんということで、組織が全部あて職的に入っているわけです。この推進会議の人選に関しては僕はちょっと中身は見ていませんけれども、大体そういったことが多くて、いま一歩突っ込んだ議論がされないというのが実情であります。平成7年度でこの事業は終わりますので、これからさらにステップアップをするためにはどうしたらいいかということを、人事面も考えて、是非とも検討していただきたいと。  それから、人材バンクの制度、これも大変素晴らしいものでありますので、これの今後の活用の仕方というものも、是非、生きた教育と言いますか、生涯学習教育をしていただきたい。そして、その人材バンクに登録された方は、自分の経験をいかしたそのことをまた人々に伝え教えていくということに対しての喜びというものが大きいわけでありますから、そういった熱意を是非とも若い人たち及び生涯学習を希望する人に伝えていくような、そういう努力をしていただきたいというふうに思います。  それから、もう1点、これは老人福祉計画とあわせての問題であります。その老人福祉計画の中には、地区社会福祉協議会をつくって、福祉をその地域レベルまで落として充実を図るということで平成4年度に計画し、大体5年度にスタートしているんです。約9地区の社協ができております。それで、いろいろと社協の状況を聞いておりますと、まず第1の問題点、これも社協の組織が、大体協会長というと区長会長さんがされております。ほとんどそうです。そうしますと、区長会長は1年1年、もしくは長くて2年のたびに交代するわけでございます。そうすると責任が半分失せてしまいます。それから、コーディネイターはずっと3年から5年という形で続くんですが、やはり区長会長さんに御意見を伺うなりして進めていかなければ、ちょっとやっぱり「でしゃばったことはできない」というふうにおっしゃっています。はっきり言うとそうです。  それから、協議会の各役員理事者さんは各種団体の長さんがほとんどであります。これも各種団体の長は、自分たちの団体の責任を負っていますから、その社会福祉協議会の中でいろいろ前向きな発言をしたいんですが、それに対しては、やはり自分の時間とか、また、各種団体の人たちの人的な労働力を集めないかんもんですから、ついつい後ろ向きな発言になってしまったり、いいことを発言しないというのが現状であるみたいです。  ですから、僕はこの際、地区社協の組織の見直しと言いますか、地域でのやりがいのある、そういうことを一生懸命やりたいという人々に集まっていただいて、充実した福祉協議会を進めていく必要があると。  それから、その地区、地区に任せておいたらと言うんですけれども、それは絶対できません。それぞれ皆さん遠慮がありますので、これはやはり上からの行政指導にて大体「そういった組織づくりをしてください」というふうにやっぱり方向づけをしていただきたいというふうに思うんです。  それと、もう1点は、その地区社協の予算の使いみちですけれども、これもある方からの意見ではやはり「弾力的な予算の使い方ができん」というふうにおっしゃっておりました。  それから、もう1点は、これは大事なことなんですけれども、福祉サービスに関心があんまりやっぱり地区ではないんですね。どうしても関心が薄いと。その福祉的なことを聞く場合にすぐ福祉事務所に直接行ってしまう人がいると。まさしく地区社協のあることが、存在が知られていないということで、「意識の低さの改革をしたい」ということを言っておられます。「何か行事すると、つい老人会が中心になってしまって、若い人たちを啓蒙していくことはなかなかでけんので、是非とも地区でのボランティアの育成に努力していきたい」というふうに、そのヘルパーの人はおっしゃっているんです。ですから、そのへんのとこも十分考慮して、やはり行政のほうもお手伝いをしてほしいなと思います。  もう1点、そのことから予算の弾力的運用に関して、ある人は「ボランティア基金を地区で作りたいな」と、大変前向きな意見でした。「ボランティア基金をつくってその基金の運用で少しでも自分たちが使えるようにしていきたい」というふうに申されておりまして、そのことの啓蒙活動も是非ともしていただきたいと。地域で福祉を助けるという狙いでございますので、その地区の人々が基金も自らつくると、そして、その基金とあわせて市の基金とをプラスして大きな基金づくりを今後していくようにしてはどうかというふうに思いますので、この3、4点申しましたけれども、問題点、是非とも保健福祉計画の見直しとともに、そういったことも細かく、今後、計画の中で検討していただきたいと要望いたしまして、質問を終わります。 ○副議長(北山謙治君) 次に、松井拓夫君の質問を許します。    (7番 松井拓夫君 登壇) ○7番(松井拓夫君) 質問を許されましたので、壇上より通告に基づきまして、次の点について端的にお伺いをいたします。  市長はじめ理事者の明快な答弁を期待するものであります。  まず最初に、長山公園グラウンド整備事業に関してお尋ねをいたします。  本年度事業として長山公園グラウンドのダイヤモンド工事、バックネット、ネットフェンス、ナイター照明など、本格的な野球場、そして、ソフトボールがともに使用できるよう整備されることとなっております。勝山橋の架け替えに伴い、弁天グランド野球場の使用が一時的に支障をきたすことを考えますと、誠に時宜を得た事業と考えるところであります。そこで、この計画についてお尋ねをするものであります。  2点目は、幼稚園教育と保育所の将来の計画についてお伺いをいたします。  幼稚園での3歳児受け入れについては、3月の定例市議会で、市長は「市内1か所の幼稚園で3歳児を受け入れる方向で検討している」との答弁でございましたが、その後、どのように進展をしているのか。  また、これとともに、幼保一元化の考え方についても、教育委員会並びに福祉事務所との間にどのような話し合いがなされ、進展をしているのか、お尋ねをいたします。  また、幼保一元化の問題については3月定例会で、教育長は「幼稚園と保育所は設置目的が異なっている。共稼ぎ家庭の増加は、保育所依存家庭を増加させている。しかし、市民の40から50%の家庭で幼稚園教育を指向しているので、安易に幼稚園と保育所を統合廃止すべきではないという考え方、幼稚園・保育所の2本立てを守りながら、全市的視野からそれぞれの統合に着手すべきである」という答弁がございましたが、幼稚園の場合は、在籍園児数が20名に満たないと廃園になるということを聞いております。平成元年度には平泉寺幼稚園、平成7年度には野向幼稚園が廃園になっております。  20名に満たないと廃園という対応でよいのか。このようなことから子供が犠牲になるようなことがないよう統廃合を含めた対応を考えて、早急にしていただき、また、このことに関しての審議会などを設置して話し合いの場をもつことが必要であると思いますが、いかがですか、お伺いをいたします。  3番目に、在宅介護支援センターについてお伺いをいたします。  超高齢化社会を迎え、かねてから懸案の1つであった在宅介護支援センター「ふきのとう」がさくら荘に開所して以来4か月が経過したわけです。これまでの利用状況をお聞かせください。  また、この支援センター事業によって、ホームヘルパーの方々に負担が大きくなっていないものかをお尋ねするものです。  以上、壇上よりの質問を終わります。 ○副議長(北山謙治君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇) ○市長(今井三右衛門君) 松井議員の質問にお答えをさせていただきます。  最初の、長山公園グラウンドの整備事業についてでございますが、長山公園グラウンドは、市民の憩いの広場として、また、スポーツグラウンドとして、市街地にも強く幅広く市民の方々にも利用されているところでございますが、スポーツ施設として一段と整備を進め、より一層機能的に使用していただけるよう改修をいたすもので、その改修工事の概要は、これまで野球とソフトボールに兼用で使用していましたが、1面を野球専用として、バックネットの改修及びピッチャーズマウンドの整備等、また、西側と東側にソフトボールコート各1面を設けることとし、バックネット及び防球ネットを各2か所新設するとともに、照明灯2基を増設するほか、ベンチ等の整備を計画いたしております。  この改修工事につきましては、既に一部着工しておりますが、完成は11月末の予定でございますので、よろしくお願いをいたします。
     次に、幼稚園教育と保育所の将来計画についてでございますが、幼保一元や幼児施設統合は市長就任以来の重要課題と考えてきました。これまでにも幼保一元化を進めてまいりましたが、今後とも一層の推進を図り、勝山市にふさわしい理想的な幼稚園及び保育所設置に努力してまいります。  第三次総合振興計画にも掲げられておりますが、現在、教育委員会及び福祉事務所において、各々の立場から検討を重ねているところでございます。市民、保護者の意見を尊重しますとともに、今後、このことについて審議会設置等も検討されるときがくると考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  その他につきましては、関係する課のほうから答弁をいたさせます。 ○副議長(北山謙治君) 仲村教育長。    (教育長 仲村茂春君 登壇) ○教育長(仲村茂春君) ただいま松井議員から御質問のありました幼稚園の3歳児受け入れについての答弁をいたします。  幼稚園における3歳児就園については、家庭に幼児を見る人手があるなどとの理由から、保育所にも入れないで在宅している3歳児が100名近くおります。3歳児になりますと外に向かっても活動を始めるまでに成長してきますが、急激な社会情勢の変化から、兄弟遊びもなく、近所に遊び仲間も全くありません。また、安心して外に出歩ける環境でもありません。文部省が強く求めている幼稚園教育と家庭教育の調和の上で、健全な幼児教育を振興することが急務であることは理解されております。そこで、保護者の協力を得ながら1園のみでも就園できるようにと検討してまいりました。  しかし、勝山市には幼児施設として多くの保育所及び幼稚園が設置されていますことから、今、幼稚園で3歳児就園を開始することが保育所の園児募集に影響を与えることが危惧されます。それで、今後とも十分意見交換をいたしまして、調整をして実現を図ってまいりたいと考えております。  なにとぞ御理解をいただきたいと思います。 ○副議長(北山謙治君) 渡市民福祉部長。  (市民福祉部長 渡 顕吾君 登壇) ○市民福祉部長(渡 顕吾君) 2番目の②幼保一元化の考え方ならびに進展についてでございますけれども、保育所につきましては、本年2月より私立保育園の理事長さんも交えまして検討会をたびたび重ねてまいったところでございます。それによりますと、過去5年間に就学前児童数は相当数減少しておりますが、共働き世帯の増加などに伴い、保育所の入所率は年々高くなってきており、家庭などでの保育率は逆に下がってきておるのではないかと思います。このため、保育所へ入所者数はほとんど横ばいであるのが現状でございます。  しかしながら、今後はさらに就学前児童が減少することや、保育ニーズが多様化することなどを想定をいたしまして、1つ、私立保育園の現状維持を前提といたしまして計画的に公立保育所の定数削減を図っていくこと。2つ、公立保育所にあっても、開所時間を30分延長いたしまして、午後6時までとすること。3つには、私立保育園を中心として、午後6時以後の延長保育や一時保育を拡大していくこと。4つ、多機能保育や障害児保育を引き続き実施していくこと。5つ、地域子育て支援センターの設置などを実施し、今後、保育所としての位置づけ、機能を明確にし、強化していくことを今後の方針としております。  今後は、教育委員会、幼稚園、そして福祉事務所、保育所とも十分協議をいたしながらこの問題に対応していきたいと思いますので、よろしく御理解のほどをお願いを申し上げます。  次に、3番の在宅介護支援センターについてでございますが、現在、寝たきり老人、痴呆老人を介護する家庭に力強く安心して介護していただくために、24時間体制で相談及び指導を行っているところでございますが、利用状況については、5月46件、6月106件、7月106件、8月70件、平均約80件の相談などがございます。これにつけまして在宅のホームヘルパー派遣件数が増えて手薄になるのではないかとの心配もございますけれども、一応この利用状況の内容を見てみますと、介護用品斡旋が半分以上を占めておりまして、ホームヘルパーがつながってそこへ介助に行ったということにつきましてはごくわずかでございます。しかしながら、今年は春から3名のヘルパーの増員をいたしまして対処しているところでございますので、よろしく御理解をお願いいたしたいと思います。 ○副議長(北山謙治君) 7番。 ○7番(松井拓夫君) 御存知のとおり、長山公園には、親子連れとか学生、高齢者などが、すべての勝山市民が憩いの場として使っている公園でございまして、また、桜堤防等々で勝山市の代表的な桜の名所として広く市民に親しまれている多目的公園と私は思っております。本格的なスポーツ施設として整備されるとともに、並行して老朽化の激しい子供用の遊具等がございます。あの遊園地は多くの遊具がございます。そういった遊具関係の取替えとか、また、駅を中心とした日本庭園の本格的な整備など、幅広い市民の憩いの場として本格的な整備計画が必要ではかと私は思っております。そういった観点から、理事者は今後どういうふうな考えを持っておられるかお尋ねをするものでございます。  御存知のとおり、鯖江の西山公園につきましては、長山公園とほとんど変わらない面積でございます。そういった中で、3日間で16万人という多くの人が訪れるように聞いております。そういうわけで長山公園についても、そういったさつき公園みたいな感じのものができればというふうに私は、これは期待をしているわけでございますけれども、そういったことも含めて市長の答弁をお願いをしたいと、斯様に思う次第でございます。  それから、2番目の幼稚園教育と保育所の将来計画については、今ほど教育長のほうからるる説明がございました。しかしながら、子供、少子化が進む中で友達を求める3歳児の時期でもございます。親も期待をしておりました。3月の定例議会の市長さんの答弁にございますとおり、3歳児は検討しているということを聞いております。先ほども申し上げましたとおり、「検討している」ということで期待をしておりますので、それがいつごろになるか、できれば来年の4月か、それが再来年の4月かわかりませんけれども、いつごろになるか、3歳児の導入について教育長のほうからお考えをひとつお聞きをしたいと、斯様に思う次第でございます。  そういったことで幼保一元化の問題については、幼児教育の重要性から市全体で考えなければならない問題と思います。先ほどもその申し上げましたとおり、行政ばかりが審議会をつくるんじゃなくて、市民の代表的なものとか、そして、いろいろとそういった関係の幼稚園を取り巻く環境の中でそういった方々を含めた審議会をつくっていただいて、1日も早くそういった方向をつくっていただければありがたいというふうに思います。  あわせて、公立保育所も含めた統廃合並びに幼保一元化の問題も考えていく必要があるように私は考えますので、そのへんも含めて教育長のほうから幼保一元化を含めた、先ほど市長の答弁では「審議会を1日も早くつくってやろうや」ということを聞いておりますので、そのへんも含めてひとつ教育長のほうから答弁をお願いをしたいと、斯様に思う次第でございます。  支援センターについては、これからの在宅福祉を進めるための重要な拠点となると考えております。しかし、その利用状況からみますと8月には70名というふうに聞いています。今、勝山市では高齢化、ひとり暮らしが330人、高齢者夫婦のみが830人と、その高齢化が先行しているとき、利用者が私は少ないというように思います。あわせて県内の支援センターはどんなものか、もし報告ができれば報告していただきたい、斯様に思う次第でございます。  そういった中で、今からの支援センターの事業内容等について、今後どのように市民に周知をしていくのか、それを福祉部長のほうから説明をお願いしたいと、斯様に思う次第でございます。  2回目の質問はこれで終わります。 ○副議長(北山謙治君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇) ○市長(今井三右衛門君) 松井議員の再質問にお答えをさせていただきます。  長山公園は、都市公園として地区の方々にも御協力をいただきながら、市が維持管理に努めているところであります。当公園には、子供広場、グランド、日本庭園等があり、子供から大人まで、広く多くの方々が利用されております。公園内の施設につきましては、シルバー人材センターに委託して日頃から点検を行い、事故のないよう努めております。特に子供広場の遊具、遊歩道、柵につきましては、傷みのある箇所の補修をし、また、日本庭園の池につきましても、維持管理費用を含め、整備の検討をしたいと考えております。  市の花「さつき」の栽培の件でございますが、駐車場等の問題も含め、市民をはじめ地域住民の皆さんの御意見を、御要望を反映する中で、現有施設の充実に努めてまいりたいと存じますので、御理解を賜りたいと思います。 ○副議長(北山謙治君) 仲村教育長。    (教育長 仲村茂春君 登壇) ○教育長(仲村茂春君) 再質問の幼稚園教育と保育所との関係、特に3歳児受け入れについての御質問でお答えをいたします。  この件を含めまして、幼稚園の統合問題を、教育委員会では随分時間をかけ、回数を重ねて検討をしてまいりました。一方、今春から、福祉事務所のほうでも保育所の統合等につきまして検討を進めてきているという状況でございますので、これからこの両者の間の協議を早速に重ねてまいりたいと思います。そして、幼保一元化、また、幼稚園、保育所共々統合することなど含めまして、統廃合を含めまして、その中でも3歳児就園についても検討を重ねてまいりたいと思います。  在宅3歳児をこのまま放置しておかぬように努力していくことが私の責任だと考えております。  終わります。 ○副議長(北山謙治君) 渡市民福祉部長。  (市民福祉部長 渡 顕吾君 登壇) ○市民福祉部長(渡 顕吾君) 3番目の、在宅介護支援センターについての再質問につきましてお答えを申し上げます。  まず、利用者が少なくないのかという御質問でございますが、県内の支援センターにおきましては、これと比較いたしますと、当市では顕著に相談が多いといえます。例えて申しますと、人口の多い福井市の真ん中の福井ケアセンターでございますけれども、この大滝病院の付属でございますが、4月から8月の4か月間に、延べ241人、実日数198日で、これで多いと申しておいでになるところでございます。  それから、周知の徹底のあり方でございますけれども、広報はもちろんのこと、5月末に支援センター独自のパンフレット「ふきのとう」を各戸あて配布いたしましたところ、翌月の6月、7月は106件ずつとあいなりまして、8月は70件でありますが、非常に混んでおるわけでございます。  次に、支援センターの事業内容など、どうして周知するかにつきまして、今までにも各地区社協の方々や民生委員、老人相談委員、四季の会の会員、そして、ボランティアの方々が視察などにたくさんおいでになっております。この方々に詳しく説明をさせていただきまして、よく理解をされております。また、この10月1日発行の「さくらタイムス」、これは3か月に1度発行するもので、全6ページからなるものでございますが、このうち2ページを在宅介護支援センターの内容等につきましてあてることといたしておるわけでございます。  ちなみに、相談の内容につきましては、今までのところ介護用品の斡旋が、先ほども申しましたように半数以上を占めており、次にはデイサービスというものでございます。  以上でございます。 ○副議長(北山謙治君) 7番。 ○7番(松井拓夫君) 今ほどは市長さんをはじめ関係部長、局長さんのほうからも明解な答弁をしていただきましたけれども、3歳児の問題については真剣に、今後、審議会を中心にしていろいろと幼保一元化も含めた話し合いの中で決めていきたいというふうに、1日も早くしていきたいというふうに聞いておりますので、そういったことで、1日も早い3歳児の導入についてお考えを明示していただきたいと、斯様に思い次第でございます。  長山公園につきましては、今ほど市長のほうから答弁がございましたとおり、日曜日で行事がございますと、車が長山公園一杯に駐車場になるわけでございます。そういった問題でいろいろと駐車場の問題等ございまして、この問題の解消はいろいろ難しい問題があろうかと思います。しかしながら、せっかく長山公園といいますと市民の憩いの場として市街地近郊の恵まれた自然環境の中で、1日、日曜日、親子連れで楽しむ家庭が多く見受けられます。そういった問題、今後そういった問題も含めながら本格的な整備計画を今後、年間を通じながらいろいろと計画を組んでいただけるようなことを私は要望するわけでございます。そういったことで、今後とも1日も早く整備計画ができますことをお願いを申し上げます。  また、この長山公園につきましては、長山町の皆さん、そして、芳野の皆さん方のボランティアの方々には大変と公園の清掃等についてやっておられます。本当に感謝と敬意を表するものでございます。そういったことで1日も早く「さつき公園」が実現するように要望をして終わりたいと、斯様に思う次第でございます。  それから、福祉の関係については、在宅介護支援センターにつきましては、今ほどいろいろとこういうふうに「ふきのとう」とかいろいろな新聞、広報等についてPRをしたい、周知をしたいというふうには聞いております。しかし、こういった現在いろいろと福祉関係については、恥ずかしいとか、あの人にわかったらどうやとかというふうな市民の方々が多いように見受けられます。そういった方も含めた高齢化社会を、今後、いろいろと介護する人、される人が1つのものになってその事業の介護センター、地域ぐるみの福祉を今後進めていってほしいというふうに考えておりますので、今後とも市民福祉部長を中心とした福祉関係等々をひとつ前向きに検討しながら福祉を充実していただきたいと、斯様に思う次第でございます。  これで私の質問を終わります。  ありがとうございました。 ○副議長(北山謙治君) 次に、野尻佐太郎君の質問を許します。   (12番 野尻佐太郎君 登壇) ○12番(野尻佐太郎君) 私がかねてから提言いたしておりました本会議の開会の時間につきましても、今議会からは正当化されましたし、そしてさらに、私が8年間31回の質問の中で一番最後に質問するということも今期が初めてでございます。よもよも感慨深いことでございますけれども、次の2点について質問をいたします。  まず第1点は、通告書には、本町、後町商店街等の活性化について、元禄線の見通しと活性化の方策と取り組みについてということになっております。これをもう少し細部的に質問をいたします。  第三次の総合振興計画において、勝山市商店街の活性化事業、とりわけ勝山市のメインでございます本町、あるいは後町の今後の方策についてお尋ねをいたします。  まず、元禄線のことでございますけれども、これにつきましては、従来から寺の移転が問題になっておりますが、その寺の移転はどうなのか。  次に、その跡地につきましては、ポケット公園、あるいは憩いの場としての活用ということも地元から提案されていると、このように思います。その公園化の計画、さらに、従来からの大蓮寺川改修に伴います九頭竜川までの計画というもの。これは、県土木の関係でございますけれども、相当期間が経過しております。これについてもお尋ねをいたしたいと思います。  次に、上袋田のふれあい会館の資金が2,600万円、当初予算に計上されておりましたが、これの現在の状況についてもお尋ねをいたします。  最後に、商工会議所から出ておりました陳情の現在の取り扱いでございます。  ひもといてまいりますと、平成4年に勝山市商店街の活性化事業の計画の説明がございまして、その後、平成5年に商工会議所のほうから陳情書が出てまいりました。その間、いろいろと論議されましたが、現時点では第4回の継続審議を経ていると、このように思います。  その内容を分析してまいりますと、この説明書があってから以降、商工会議所のほうではなんと32回のいろいろな話し合いがなされて、これから先の状態を地元において、また、勝山市の商店街としての模索をなさっておられるわけでございます。この話し合いの中には、参与として6名の議員が出席され、さらにアドバイザーとして市理事者5名が出席しておられることでございます。このような総意でもってこれからの勝山市の発展に欠くことのできない本町、あるいは後町のこの活性化の事業に取り組んでおられるわけでございますが、平成6年の7月に、本町の共同組合と商店街の方とのそれぞれの意見の交わりができないということによって、1年間延期するということに実施計画がなっていると私は記憶しております。  そういう変遷を経まして、現在、平成6年の6月に会議所のほうから相当の方がこの本会議を傍聴なさっておられました。それほど身に控えて真剣に考えておられる状況でございますが、その陳情書が今もってまだ結論が出ていないというような状態でございます。平成7年度の予算を見ましても、相当の金額が計上されておりますけれども、しかし、果たして、いつ、どういう形でこの事業の推進がなされるのかということは、地元にとりましても、また私たち議員にとりましても最も関心度の高いところでございます。  そういう意味あいから、現在のこの総合振興計画の実施計画に基づきますこれからの展開をお尋ねをいたすものでございます。  第2点は、災害復旧の時期でございます。  今時の水害によりまして、各地相当額の被害が出ております。平成6年度は約1,000万円近くの災害費でございましたが、今定例会には9,000万円余の予算が計上されております。ということは、平成6年度に比較いたしまして約10倍の被害があったと、数字的に端的に申し上げますとそのような被害になるわけでございますが、内容によっていささか違いますけれども、おしなべて、やはり地域の皆さんが最も要望しておられますこの災害復旧ということに万全の努力をしていただきたいと思います。  それには、果たしていつこの査定があるのか、また、査定に漏れた工事についてはいかなる方法で救済するのか、明らかな方針を明示いただきたいと思います。  この9,000万円の災害復旧事業の中に、農林、あるいは土木、それぞれの災害におきましての数字が計上されておりますけれども、本当に勝山市にとってはありがたくない数字でございますが、これも天の示すところ、私たちの人的には如何ともいたすこともできないと考えます。そういうことによりまして、300万円未満の小さい災害についても、どうしてその救済をするのか、この点、はっきりと再度お尋ねを申し上げたいと思います。  以上で、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(北山謙治君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇) ○市長(今井三右衛門君) 野尻議員の質問にお答えをいたします。  本町、後町商店街等の活性化について、そのうちの元禄線の見通しについてでございますが、元禄線につきましては、中心市街地のメインストリートであり、交通対策をはじめ地域活性化の骨格的機能を有する道路として1日も早い完成に努めているものでございます。  御案内のとおり、現在、寺院の移転を残すのみとなっておりますが、見通しといたしましては、平成8年度末には移転が完了するよう、移転先地を片瀬町1丁目の立石線沿いに用地を提示し、昨年度より本格的に住職、檀家の方々と、交渉、協議を重ねているところでございます。お寺の協力を得る中で実現に向け一層努力していきたいと存じます。  当面はお寺の移転完了が先決課題でありますが、事業用地内のお寺の残地扱いにつきましては、お寺の同意をいただければ市が買上げして、ポケットパーク等の沿線サービス空間として活用してまいりたいと考えております。  大蓮寺川のバイパス計画でございますが、県では、これまで実施されてきました測量調査等の結果に基づき、現在、建設省に対し、全体計画認可申請のための事前協議を行っております。本年度内に認可が得られますよう業務を進めるとともに、建設省の認可を受けた段階で地元説明会等を開催し、関係住民の皆さんの御理解を得ていきたいと思っております。  また、工事の実施でございますが、現在、事業が進められております勝山橋架け替えのための仮橋の位置が計画放流路と重なることから、勝山橋の進捗にあわせ仮橋の撤去時期を待って、下流から順次工事の実施を計画したいとしております。したがいまして、仮橋が撤去できるまでの期間は、用地買収、物件移転などの補償対象を図るとして、事業の推進に努めることといたしております。御理解を賜りたいと思います。  2番目の活性化の方策と取り組みについてでございますが、現在、作業を進めております第三次総合振興計画の後期5か年事業実施計画における本町商店街を含めた市街地活性化の取り組みについてでございますが、この基本的考え方は、今、停滞を続けております中心市街地を、恵まれた観光資源をいかしてリゾートの推進に応じた観光産業のまち勝山を形成していこうというものでございます。  そのためには、先にも制作した市の「勝山市市街地活性化コンセプト」及び勝山商工会議所の「商店街等活性化実施計画策定事業報告」を尊重し、加えて、既存の特徴ある町並みと景観、有形無形の歴史的価値の高い文化遺産を最大限にいかした商業の集積を想定していきます。  しかし、これが実現には相当の歳月と商店経営者の協力、関係各位の御理解と御努力が不可欠のことと存じます。懸案の左義長会館、資料館、街路、駐車場、バスターミナル等の整備には巨額の投資が想定されますので、用地、財源など勘案し、機の熟したものを後期5か年計画に織り込みたいと考えております。  次に、本町通り整備事業に関する陳情についてでございますが、これは、平成8年度の活性化実施計画として、街路灯35基、アーチ3基、BGM機の設置がありまして、国、県の補助にあわせて市の助成を要望でございますが、議員各位の御理解を得ながら前向きで対応したいと存じております。  なお、私は市街地の活性化は大きな課題であると認識し、行政指導型というよりも、むしろ地元から盛り上がる大きい力のもとに活性化を待ち、庁内におきましても本年度6月プロジェクトチームを設置し、事業化に向けて調査研究を進めているところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  災害復旧の時期につきましては、関係する部長のほうから答弁をいたさせます。 ○副議長(北山謙治君) 加藤建設部長。   (建設部長 加藤伯昭君 登壇) ○建設部長(加藤伯昭君) 災害復旧のこの項目につきましては、農林と土木と重なりますので、私のほうから御答弁させていただきます。  災害復旧事業は、市民生活安定のために、自然現象に起因する災害に対しまして国の援助が受けられるものでございまして、国庫負担法等に基づき、国の現地査定を受けて事業認可がなされるものでございます。公共土木施設事業につきましては建設省の採択基準で、それから、農林事業につきましては農林省の採択基準により対応しております。  それで、本年発生しました7月の梅雨前線豪雨災害につきましては、時間最大雨量26ミリ、24時間雨量で106ミリの降雨があったわけでございますが、市内各所で災害が発生したところでございます。そのために、市では30万円以上の被災箇所につきまして直ちに国に報告し災害復旧事業の申請手続きをしたわけでございますけれども、都市建設課関係では4か所、農務関係では22か所、林務関係では10か所となったわけでございます。この災害は災害復旧額の査定と緊急度の査定を受けるわけでございまして、その緊急度に従いまして認定から3年以内に事業費の配分が出されることとなっておりますので、市では初年度の配分が多くなるよう国、県に対しまして強く陳情を申し上げているところでございます。  それで、この査定に漏れました30万円以下の対応でございますけれども、都市建設課関係では市単独維持費の中で緊急を要する箇所により対応しております。また、農務関係につきましては、原材料の支給、機械借り上げ等で対応しております。また、林務関係につきましても、現地を検討して被災の顕著な箇所につきましては、県と協議の上、県単改良とあわせて対応したいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) 12番。 ○12番(野尻佐太郎君) 今の答弁の中で本町界隈の振興についてでございますが、御存知のように、本町商店街は8メートル余の幅員でございます。あそこで、いわゆる快適性と、そして、安全性というのを求めようとすると、ある程度の制約が出てくるものとは考えられます。しかし、今の市長の答弁では「こういうところは一応行政サイドじゃなくして商店街サイド」ということをおっしゃいました。これは当然そのようなことも考えられるわけでございますが、当初計画の事業費1億2,000万円云々の数字に対しまして、やはり高度の借入金を使用いたすといたしましても、やはりそこに大きな問題点があるのじゃなかろうかなと、このように考えます。  そこで、平成6年の11月でしたか、新聞紙上で「やや行政の指導が足りないのじゃないか」というような指摘がございましたけれども、あれやこれやと私たちは申し上げることはできませんが、やはり何回も重ねる地元の熱意の中で、その熱意がどこにあるのか。当然、商店街の店主がそれぞれの立場で立ち上がるべきではございますが、大きく手を差し伸べていくのも行政サイドからの大きな目的じゃなかろうかと、このように考えます。  そういう点で、今少し、資金面とかそういうことについての今後の指導方針を再質問いたします。  次に、元禄線のことでございますが、これも確かに仮橋の決定を見てなさるということで、本当に安心いたしました。しかし、この商工会議所から出されました陳情書に対しましては、鹿谷のインターからトンネルを抜けて町へ通すという活性化の提案もございました。そういうことも含めてなかなか理事者も、あるいは議会のほうもその決定をみられないわけでございますけれども、そうして、皆さんが活性化のために要望しておられるわけでございますが、その真意をくんでいただいて、何らかの方策があってしかるべきだと、このように考えます。  したがって、先ほどの2回目の質問と同様に、この点についても答弁をお願いいたします。  次に、災害復旧でございますが、いち早くそのような方策で中央との折衝をしていただきましたことは感謝に耐えないところでございますが、乏しい財源でございます。少しでもその災害にのっとってやっていただけるように、やはり金を出すほうからは、少しでもその規模を縮小すると、いわゆる単価を下げる、総事業費を下げるというのが、これは財務当局などのする仕事でございますが、そこは粘り強くお願い申し上げたいと、このように思います。  今期の定例会で補正として出ております財源が6億2,800万円、これはほとんどが個人の単年度のものじゃないかと思われます。こういう苦しいさ中でのことでございまして、補正で93%余をその財源に求めるということはありがたいとことではございますが、単年度という言葉をひもといてまいりますと、やはりこれから大きな指針がなければならないと、このように考えます。  そういう点で、この点については答弁は求めませんけれども、どうか、申し上げましたように、腹を据えて上部折衝をお願いしたいと思います。  第2回目の質問を終わります。 ○副議長(北山謙治君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇)
    ○市長(今井三右衛門君) 答弁はいらないとの趣旨でございますけれども、先ほど、行政の指導型でなく地元から燃えてくるその大きい力がほしいんだ、ということを申し上げたわけですが、今の質問では、そういう中でも少し手を差し伸べていただきたいということでございますが、私は、要するに地元から「かくかくしかじかのことをしたいんだ」というときには、私ら行政のほうから、こういう制度に乗っていく、その制度をキャッチするのが我々の仕事でございますので、手を差し伸べるとか伸べないとか、そういう問題ではございませんので、そういう制度をキャッチしていくのが我々の最大の仕事でございますので、これからもこういうことを、ふれあい会館の問題もございましたけれども、やはりこういうことをしたいというときには、ふれあい会館というのは姿の中で、国、そして県から助成のいただけるような姿の中で乗っていくわけでございますので、よろしくお願いをいたします。  また、トンネルの件でございますけれども、この前の一般質問の中でも申し上げたかとも思うわけでございますけれども、今、勝山橋の架け替えが進んで、そして、発坂のインターチェンジからアクセスができて、そして、勝山橋を通れるようにし、将来、勝山のやはり繁栄を考えるからには、そうした高速道路から入ってくる観光客が、やはり勝山橋からメインの中に入ってくるのが勝山の大きい活性化になろうかと思うわけでございます。トンネルの分につきましても、大きく陳情はいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) 12番。 ○12番(野尻佐太郎君) 活性化の事業推進について、再度、市長からの答弁をいただきました。以前の私の記憶ですと、市のほうもアドバイザー、あるいは参与という形でこの事業にタッチしているということは、それだけ地元が熱心であると同時に、事業の難易度も図られるわけでございます。そういう点でおっしゃるこはよくわかりますけれども、いささかの指針をしていただければありがたいなと、このように思います。  あの要望書の中には、事業対策室の設置ということもございまして、アドバイザーのほうではそれにつきましては、ある程度話もなさったようなことを聞いております。そういう一面も含めて、これからさき、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  トンネルにつきましては、南大橋の経過を振り返ってみますと、本当に長い長い年月の末、地元の熱意と市のお力によってああいう立派なものができました。将来的にも大変必要なことだと思いますし、市長も特に上層部に申し出ているということでございますので、さらに意を強くしてこの事業をバックアップしてまいりたいと思います。特に遅羽町のほうでは、区長会のほうからメインの事業として出ていることでございますので、どうか地域住民の事情を賢察いただきまして、これからの行政に反映いただければはありがたいと思います。  特にお願いを申し上げまして私の質問を終わります。 ○副議長(北山謙治君) 以上で、一般質問を終結いたします。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 休憩いたします。  午後は1時より再開をさせていただきます。 ────────────────────     午前11時53分 休憩     午後 1時05分 再開 ──────────────────── ○副議長(北山謙治君) 再開いたします。 ○副議長(北山謙治君) 次に、日程第2、議案第53号 平成7年度勝山市一般会計補正予算(第2号)  日程第3、議案第54号 平成7年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第2号)  日程第4、議案第55号 平成7年度勝山市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)  日程第5、議案第56号 平成7年度勝山市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第6、議案第57号 平成7年度勝山温泉センター特別会計補正予算(第1号)  日程第7、議案第58号 平成7年度勝山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  日程第8、議案第59号 平成7年度勝山市市有林造成事業特別会計補正予算(第1号)  日程第9、議案第60号 平成7年度勝山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  日程第10、議案第61号 平成7年度勝山市老人保健特別会計補正予算(第1号)  日程第11、議案第62号 平成7年度勝山市育英資金特別会計補正予算(第1号)  日程第12、議案第63号 政治倫理の確立のための勝山市長の資産等の公開に関する条例の制定について  日程第13、議案第64号 勝山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第14、議案第65号 土地の取得の変更について  日程第15、議案第66号 勝山市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について  日程第16、議案第67号 勝山市手数料徴収条例の一部改正について  日程第17、議案第68号 勝山市立児童センター設置条例の一部改正について  日程第18、議案第69号 勝山温泉センター「水芭蕉」の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第19、議案第70号 勝山市ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第20、議案第71号 勝山市立三室小学校屋内運動場改築(建築)工事請負変更契約の締結に関する専決処分の承認を求めることについて  日程第21、認定第1号 平成6年度勝山市歳入歳出決算の認定について  日程第22、認定第2号 平成6年度勝山市水道事業会計決算の認定について 以上の21件を一括議題といたします。 ○副議長(北山謙治君) 松田総務部長。   (総務部長 松田正道君 登壇) ○総務部長(松田正道君) 議案の訂正についてお願いを申し上げます。  ただいま上程されました議案第53号 平成7年度勝山市一般会計補正予算(第2号)中、一部不備がございましたので、お手許にお配りいたしました平成7年度勝山市一般会計補正予算(第2号)正誤表のとおり訂正させていただきたく、ここに深くお詫びいたしまして、お願いを申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) 中村開発課長。   (開発課長 中村重夫君 登壇) ○開発課長(中村重夫君) 議案の訂正についてお願いをいたします。  ただいま上程されました議案第65号 土地の取得の変更についての記載の事項のうち、4の契約の相手方の「住所 勝山市村岡町浄土寺第27番41号」とあります地番につきまして、「第27号41番地」に訂正させていただきたく、お詫び申し上げますとともに、訂正方よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(北山謙治君) お聞きのとおり、ただいまの理事者の発言は、原案の一部を訂正されたいとの申し出であります。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいまの理事者の原案の一部訂正の申し出は、これを承認することに決しました。 ○副議長(北山謙治君) これより質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 質疑なしと認めます。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいま議題となっております21件のうち、議案第53号、議案第65号、議案第71号の3件については、全議員をもって構成する全員審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、これら3件については、全議員をもって構成する全員審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○副議長(北山謙治君) 次に、議案第54号、議案第55号、議案第56号、議案第64号の4件については、建設企業委員会に付託いたします。 ○副議長(北山謙治君) 次に、議案第57号、議案第58号、議案第59号、議案第60号、議案第61号、議案第66号、議案第67号、議案第68号、議案第69号、議案第70号の10件については、産業福祉委員会に付託いたします。 ○副議長(北山謙治君) 次に、議案第62号、議案第63号の2件については、総務文教委員会に付託いたします。 ○副議長(北山謙治君) 次に、認定第1号及び認定第2号については、7人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、7人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、手塚貞臣君、安居久繁君、酒井義博君、藤澤七郎兵衛君、岩見寿信君、乾 吉一君、廣田与三次郎君の、以上7名を指名したいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7名の諸君を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 次に、日程第23、請願陳情について(報告)でございますが、今期定例会において昨日までに受理いたしました請願陳情は、お手元に配付の請願陳情文書表(第1号)のとおりであります。  それぞれの所管の常任委員会に付託いたしましたから、御報告いたします。  ────────────────── ○副議長(北山謙治君) 次に、日程第24、下水道建設特別委員会の設置についてを議題といたします。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  本件については、7人の委員をもって構成する下水道建設特別委員会を設置し、これに下水道建設に係る調査研究を付託の上、市街地をはじめ農村地域における下水道事の整備充実、普及に積極的に取り組んでいただくことにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、7人の委員をもって構成する下水道建設特別委員会を設置し、これに下水道建設に係る調査研究を付託の上、当市における下水道における整備充実と普及に積極的に取り組んでいただくことに決しました。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいま設置されました下水道建設特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、小林喜仁君、酒井義博君、斎藤節治君、岩見寿信君、野尻佐太郎君、佐々木隆也君、廣田与三次郎君、以上の7名を指名したいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7名の諸君を下水道建設特別委員に選任することに決しました。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 次に、日程第25、地域産業振興対策特別委員会の設置についてを議題といたします。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  本件については、7人の委員をもって構成する地域産業振興対策特別委員会を設置し、これに地域産業の振興対策についての調査研究を付託の上、既存産業の育成をはじめ企業の誘致、観光開発などの課題に積極的に取り組んでいただくことにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、7人の委員をもって構成する地域産業振興対策特別委員会を設置し、これに地域産業の振興対策についての調査研究を付託の上、既存産業の育成をはじめ企業の誘致、観光開発などの課題に積極的に取り組んでいただくことに決しました。
    ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいま設置されました地域産業振興対策特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、山田安信君、手塚貞臣君、安居久繁君、藤澤七郎兵衛君、北山謙治、近藤栄治君、水上 晟君、以上の7名を指名したいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7名の諸君を地域産業振興対策特別委員に選任することに決しました。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 次に、日程第26、道路交通対策特別委員会の設置についてを議題といたします。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  本件については、6人の委員をもって構成する道路交通対策特別委員会を設置し、これに積雪等による道路災害も含め、中部縦貫自動車道をはじめ主要道路の整備充実など、道路網対策についてを付託し、当市交通網の拡充に積極的に取り組んでいただくことにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、6人の委員をもって構成する道路交通対策特別委員会を設置し、これに積雪等による道路災害も含め、中部縦貫自動車道をはじめ主要道路の整備充実など、道路交通対策についてを付託し、当市交通網の拡充に積極的に取り組んでいただくことに決しました。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいま設置されました道路交通対策特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、椿山 弘君、松井拓夫君、嶋田政憲君、辻 一敏君、乾 吉一君、武内盛直君、以上の6名を指名したいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました6名の諸君を道路交通対策特別委員に選任することに決しました。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 日程第27、京福電鉄越前本線存続対策特別委員会の設置についてを議題といたします。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  本件については、全議員をもって構成する京福電鉄越前本線存続対策特別委員会を設置し、これに同線東古市から勝山間の廃線問題を付託の上、本区間の存続を強く求め、地域住民の足の確保を図り、本市の活性化に向けて強力に取り組んでいくことにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、全議員をもって構成する京福電鉄越前本線存続対策特別委員会を設置し、これに同線東古市から勝山間の廃線問題を付託の上、本区間の存続を強く求め、地域住民の足の確保を図り、本市の活性化に向けて強力に取り組んでいくことに決しました。 ○副議長(北山謙治君) おはかりいたします。  ただいま設置されました下水道建設特別委員会地域産業振興対策特別委員会道路交通対策特別委員会及び京福電鉄越前本線存続対策特別委員会については、これを委員会の廃止の決議があるまでこれを存続し、閉会中においても調査活動等を行えるようにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(北山謙治君) 御異議なしと認めます。  よって、これら特別委員会は、これが委員会の廃止の決議があるまでこれを存続し、閉会中にも調査活動等が行えるように決しました。   ───────・─────── ○副議長(北山謙治君) 以上で、本日は散会いたします。  ──────────────────         午後 1時21分 散会...