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11月30日-議案上程、説明-01号

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  1. 大野市議会 2020-11-30
    11月30日-議案上程、説明-01号


    取得元: 大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和 2年 12月 定例会       令和2年12月・第421回定例会 会議録(第1日)                              令和2年11月30日(月)                              午前10時  開 議1.議 事 日 程    第1.会議録署名議員の指名    第2.会期の決定    第3.議案第65号から議案第77号まで       及び議案第79号から議案第94号まで(29件)        (一括上程、提案理由の説明)    第4.議案第78号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例              案    第5.市会案第5号 防災・減災、国土強靭化対策の強化と地方創生の推進を求める意              見書案2.出 席 議 員(18名)     1番   廣 瀬  浩 司 君    2番   木戸屋  八代実 君     3番   林    順 和 君    4番   ダニエル 益 資 君     5番   白 﨑  貴 之 君    6番   伊 東  由起恵 君     7番   松 本  嘉 彦 君    8番   廣 田  憲 徳 君     9番   堀 田  昭 一 君    10番  髙 田  育 昌 君     11番  野 村  勝 人 君    12番  梅 林  厚 子 君     13番  永 田  正 幸 君    14番  松 田  元 栄 君     15番  川 端  義 秀 君    16番  髙 岡  和 行 君     17番  畑 中  章 男 君    18番  榮    正 夫 君3.説明のため出席した者の職・氏名   市   長  石 山  志 保 君    副 市 長  田 中  雄一郎 君   教 育 長  久 保  俊 岳 君    企 画 総務  川 端  秀 和 君                        部   長   政 策 局長  真 田  正 幸 君    民 生 環境  坂 井  八千代 君                        部   長   産 経 建設  朝 日  俊 雄 君    産経建設部  齊 藤  清 英 君   部   長                理   事   教育委員会  清 水  啓 司 君    消 防 長  飯 田  裕 人 君   事 務 局長   財 政 課長  吉 田  克 弥 君    財 政 課  小 林  則 隆 君                        課 長 補佐4.事務局職員出席者   局   長  岸 田  尚 悟      次   長  山 田  明 美   次 長 補佐  岡    吉 男      企 画 主査  嶋 田  幸 代6.議事 (午前10時00分 開議) ○議長(梅林厚子君)  これより令和2年12月第421回大野市議会定例会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 直ちに、本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をいたします。 市長から 報告第15号 専決処分の報告について(地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく承認地域経済牽引事業計画に従って設置される施設における市税の特例に関する条例の一部を改正する条例) 報告第16号 専決処分の報告について(損害賠償の決定) 報告第17号 専決処分の報告について(損害賠償の決定)の以上3件が提出されております。 お手元に配布しておきましたから、ご覧いただきたいと思います。 次に、教育委員会から 報告第18号 教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検及び評価についてが提出されております。 お手元に配布しておきましたから、ご覧いただきたいと思います。 次に、去る9月定例会において可決されました新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書、地方財政の充実・強化を求める意見書、以上2件につきましては、内閣総理大臣をはじめ政府関係機関等へ提出しておきましたので、報告しておきます。 これより日程に入ります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において、 3番 林 順和さん、 4番 ダニエル益資さんの両名を指名いたします。 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 本定例会の会期については、去る9月17日、10月26日、11月24日、そして本日、議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果について委員長から報告願います。 議会運営委員長、畑中章男さん。 (議会運営委員長 畑中章男君 登壇) ◎議会運営委員長(畑中章男君)  令和2年12月第421回大野市議会定例会の会期等につきましては、去る9月17日、10月26日、11月24日、そして本日、議会運営委員会を開き協議いたしました。 その結果についてご報告申し上げます。 まず本定例会の会期は、本日11月30日から12月17日までの18日間といたしました。 次に、日程について申し述べます。 本日は、理事者提出の各議案を上程し、提案理由の説明を行います。 その後、大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案を上程し、提案理由説明、質疑、討論、採決を行います。 引き続き市会案、防災・減災、国土強靭(きょうじん)化対策の強化と地方創生の推進を求める意見書案を上程し、採決までを行います。 12月1日から4日までは、議案調査。 5日と6日は、休会。 7日は、一般質問を行います。 8日は、7日に引き続き一般質問を行い、質問終結後、決算特別委員長報告、質疑、討論、採決を行い、請願・陳情を上程し、議案及び請願・陳情を各委員会に付託いたします。 次に、委員会の日程といたしましては、9日は産経建設常任委員会、10日は民生環境常任委員会、11日は総務文教常任委員会を開きます。 12日と13日は、休会。 14日は、午前10時から人口減少対策特別委員会を、そして午後1時から未来へつなぐまちづくり特別委員会を開きます。 15日と16日は、委員会予備日。 17日は、最終日で、各委員会審査の結果を委員長より報告の後、質疑、討論、採決を行います。 以上であります。 各員におかれましては、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたしまして、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただ今の委員長の報告のとおり、本日から12月17日までの18日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、委員長の報告のとおり18日間と決定いたしました。 日程第3、議案第65号から議案第77号まで及び議案第79号から議案第94号までの29議案を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長 石山志保君 登壇) ◎市長(石山志保君)  提案理由の説明に先立ち、ご報告申し上げます。 今月19日、本市職員が福井県警察本部に逮捕されるという事案が発生しました。 現在、警察の捜査が続いており、引き続き捜査に協力し、判明した事実に基づいて適正な対処をしてまいりたいと思います。 議員各位をはじめ、市民の皆さまには大変お騒がせしていることに関しまして誠に申し訳なく思っており、深くおわび申し上げます。 再発防止はもとより倫理規程の遵守を再徹底し、綱紀粛正に向け全庁挙げて取り組み、市民の信頼回復を図ってまいりたいと考えております。 令和2年12月第421回大野市議会定例会の開会に当たり、新型コロナウイルス感染症対策や市政の重要課題の取り組み状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要についてご説明申し上げます。 今月8日、立皇嗣の礼が催され、秋篠宮文仁殿下皇位継承順一位の皇嗣の地位に就いたことを内外に示されました。 秋篠宮皇嗣殿下におかれましては、平成19年に本市で開催された湧水保全フォーラム全国大会に出席され、また平成25年には、本市の日本水大賞受賞の際に名誉総裁として殿下よりこれを授与されましたこともあり、本市とのご縁を感じています。 市民とともに心よりお喜び申し上げます。 国政では、9月16日に菅内閣が発足しました。 菅内閣総理大臣は今月10日、新型コロナウイルス感染症が経済に及ぼす悪影響が長期化していることを受け、追加の経済対策を含む第3次補正予算案の編成を閣議で指示されました。 追加経済対策の内容は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、ポストコロナへ経済構造の転換、防災、減災国土強靭(きょうじん)化に向けた安全、安心の確保の3本柱とされています。 国の動向を注視し、的確に対応していきます。 新型コロナウイルスの全国の新規感染者数は今月19日以降、連日のように2,000人を超えています。 福井県は、県内で新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることを受け、福井県感染拡大注意報の期間を12月3日まで延長しており、県民と事業所に対してマスクの着用や県外訪問先での感染対策の徹底、職場での対策強化などを求めています。 また県と県医師会では、新型コロナウイルス感染症インフルエンザとの同時流行に備え、患者の早期発見と早期治療につなげる検査体制の強化を図っています。 今月1日からは、発熱などの症状がある人はまずかかりつけ医に事前に電話相談し、検査協力医療機関かどうかを確認して受診してもらっています。 またインフルエンザの流行を抑えることが重要で、インフルエンザワクチンの接種により感染確率を下げ、重症化を防ぐことが大切となります。 市民の皆さまには引き続き、これまでどおりマスク着用、手指の消毒、3密を避けるといった新しい生活様式の取り組みなど、県民行動指針に沿った感染症対策を確実に行っていただくようお願いします。 本市が新型コロナウイルス感染症対策として、これまでに取り組んできた主なものを申し上げます。 がんばれ大野地域応援券は今月15日現在、販売数約2万5,000セット、取扱店舗数433店舗、換金額約5,500万円となっています。 2次販売分の応援券約8,000セットは、1人当たり2セットを上限に、12月5日と6日に大野市役所市民ホールで販売します。 市内の事業者などが連携し、新しい生活様式を踏まえて実施する消費拡大事業に対する支援も行っており、これまでにショッピングセンター市内商店街が連携したスタンプラリーなど6件の企画が実施されました。 また今月28日からは、でっちようかんを中心とした冬の大野のお菓子の販売キャンペーンが始まりました。 観光体験やキャンプ施設の割り引き、タクシーや運転代行の利用で使えるおおのまるごと満喫お得キャンペーンについては、本日で終了となります。 明日からは、観光産業をさらに支援するため、温浴施設や銭湯の入浴料1回分のクーポンを付けるなどの冬季におけるキャンペーンを来年2月28日まで実施します。 また今月18日には、一般会計補正予算第8号を専決処分させていただきました。 感染防止対策を徹底するため、小中学校の教職員用トイレや市民が多く利用する公民館、エキサイト広場などのトイレの洋式化を進めるとともに、市内の雇用と事業を守るため、年末年始の買い物や冬の消費の冷え込む時期に合わせ小規模店舗のみで利用が可能ながんばれ大野地域応援券1万2,000セットを追加販売します。 国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源充当していた事業のうち、事業費の実績見込みにより財源を組み替えて対応しています。 令和3年度は、第六次大野市総合計画の初年度となることから、将来像人がつながり地域がつながる住み続けたい結のまちの実現のため、まちづくりの六つの基本目標に向かって各種施策をスタートさせる重要な年度です。 令和3年度当初予算編成に当たっては、全ての事務事業について前例にとらわれることなくゼロベースで見直し、限られた財源の中で予算の重点化、効率化に取り組むこととしています。 多様化、複雑化する市民ニーズに柔軟かつ適切に対応し、ずっと住み続けたい持続可能なまちであり続けられるよう行政経営の観点に立って予算を編成すること、特に大野市高速交通アクションプログラム、健康のまちづくり、大野ですくすく子育て応援パッケージの三つの施策をバージョンアップして重点的に推進することとしています。 またポストコロナ時代を見据え、行政のデジタル化など新たな日常の実現に向けた施策を積極的に進めていくことを基本方針としています。 なお新型コロナウイルス感染症の影響により、本市の令和3年度の市税の収入については大幅な減収が見込まれ、地方交付税については不透明な要素が多い状況にあります。 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止社会経済活動の両立を引き続き図っていく必要があり、国による感染症対策のための財源措置が待たれるところです。 第六次大野市総合計画前期基本計画案について、今月17日に審議会から中間報告がありました。 現在、パブリックコメントを実施しており、今後はこれらの意見を審議会にフィードバックし、来年1月に答申をいただく予定となっています。 大野市総合戦略については、第六次大野市総合計画前期基本計画から人口減少対策に資する施策を抽出して分類し直した戦略案について作成しており、今月17日に開催された人口減少対策会議で協議いただきました。 今後、総合計画との整合性を取りながら総合戦略案をまとめ、来年1月にパブリックコメントを実施する予定です。 それでは市政の重要課題の進捗(しんちょく)状況について、第五次大野市総合計画の構想実現のための柱に沿ってご説明申し上げます。 最初に、人が元気について申し上げます。 まず健康づくりについて申し上げます。 コロナ禍で外出の機会が減少し自宅に閉じこもりがちになる日々が続いている中にありまして、歩くことから始める健康づくりプログラム、おおのヘルスウォーキングプログラムを実施するとともにフレイル予防各種スポーツ大会を実施しました。 おおのヘルスウォーキングプログラムについては、9月13日に中間計測会を実施し、今月15日と16日の両日に修了計測会を実施しました。 またフレイル予防については、担い手となるフレイルサポーターの養成とフレイルサポーターによるフレイルチェックを2回実施したほか、出前ミニ講座を5回実施しました。 各種スポーツ大会については、10月11日に第24回大野市スポーツ・レクリエーション祭を、今月1日から3日までの3日間に初めての越前大野リモートマラソンを、15日には第57回奥越ふれあい駅伝を開催し、参加者がそれぞれにスポーツの秋を満喫し健康づくりに取り組まれていました。 次に、福祉関連の各種計画について申し上げます。 大野市地域福祉計画大野市障害者計画障害福祉計画障害児福祉計画、越前おおの高齢者福祉計画、第8期介護保険事業計画につきましては、これまでに各審議会などにおいてそれぞれの計画素案について協議いただいています。 今後、パブリックコメントを実施し市民の意見を募集します。 次に、小中学校の再編について申し上げます。 これまでに6回の小中学校再編計画検討委員会が開催され、小中学校再編計画案の作成に向けて本市にふさわしい小中学校の在り方が検討されています。 今後は、検討委員会において教育委員会に報告する内容を協議すると伺っています。 次に、乾側小学校の先行再編について申し上げます。 教育委員会では、令和3年4月1日の下庄小学校との先行再編に向けて、これまでに4回の乾側小学校先行再編準備委員会を開催し、地域住民、保護者、学校が協働して準備や諸課題などについて協議を行いました。 また地域住民、保護者、教職員などで組織する乾側小学校統合記念事業実行委員会が9月7日に設立され、記念誌の発刊や記念碑の設置、記念イベントの実施などが検討されています。 乾側小学校の閉校に伴う式典については、令和3年3月28日に計画しています。 統合記念事業と併せて、必要な経費を計上した補正予算案を本定例会に提出しています。 次に、大野市総合文化祭について申し上げます。 10月25日から今月3日まで結とぴあなどで開催された第54回大野市総合文化祭は、芸能部門の規模を縮小するなど感染症対策に十分配慮し行われ、約6,600人の方が来場されました。 今回の文化祭では踊りの発表の場はなくなりましたが、新たな企画として「心をひとつにおどり結び事業」で収録した7つの踊りが公開され、大野高等学校奥越明成高等学校の生徒による書道パフォーマンスや華生けバトルが実施されました。 次に、国指定天然記念物本願清水イトヨ生息地の保全について申し上げます。 本願清水については、平成12年にイトヨの生息地となっている池の生息環境を改善しました。 その後約20年が経過し、池の底に汚泥が厚く堆積してイトヨの生息に影響があることから本年度、池の南側の汚泥を除去します。 これに先立ち今月28日に、地元糸魚町の住民をはじめ開成中学校の生徒、大野イトヨの会の会員など多くの方々にボランティアとしてご協力をいただき、本願清水に生息するイトヨを池の北側に移動しました。 次に、大野市総合防災マップについて申し上げます。 このほど大野市総合防災マップを改訂し、千年に1回程度の最大規模の降雨を想定した洪水浸水想定区域図や避難所の見直しなどを行い、これを10月下旬に各世帯へ配布しました。 今後、各自治会や自主防災会に説明を行い、市民ご自身の避難行動の参考にしていただきたいと考えています。 次に、雪への備えについて申し上げます。 今月13日に、区長をはじめ関係機関や団体にご出席いただき、今冬の降雪に備えるため大野市克雪市民会議を開催し、除雪体制や雪害時の対応などを再確認し、令和2年度大野市雪害対策計画書を策定しました。 市民の安全安心の確保に向け、万全を期したいと考えています。 次に、秋の叙勲と全国的な表彰、市政功労者表彰について申し上げます。 政府は令和2年秋の叙勲を発表し、黒田宗雲さんが旭日単光章を、太田和紀さんが瑞宝小綬章を、藤原文江さん、松田由加津さんが瑞宝単光章を、危険業務従事者叙勲では、臼井政博さん、古谷修一さんが瑞宝単光章を受章されました。 また、和泉自治会過疎地域自立活性化優良事例として総務大臣賞を、安川 勲さんが地縁による団体功労者として、玄覺敏生さんが統計功績者として総務大臣表彰を、角田貴美子さんが社会福祉功労者として、櫛田 実さんが職業能力開発関係功労者として厚生労働大臣表彰を、米野邦彦さんが学校保健に尽力したとして文部科学大臣表彰を受賞されました。 今年の市政功労者表彰につきましては今月3日、表彰式を執り行い、地方自治の進展をはじめそれぞれの分野において永年にわたり献身的な活躍をされ、市勢の発展に多大な貢献をいただいた19人の方々を表彰させていただきました。 受章された皆さま方の、今後ますますのご活躍を期待申し上げます。 次に、小中学生の活躍について申し上げます。 このほど、富田小学校2年の松田采來さんが福井県小中学生写生画コンクール知事賞を、上庄小学校4年白﨑麻琴さんが福井県小中学生書道展推薦特別賞を、下庄小学校6年竹田壮佑さんがわたしの新聞コンクールで福井県教育委員会賞を受賞されました。 10月6日に開催された第31回福井県中学校女子駅伝競走大会において陽明中学校が奥越勢の女子として初の優勝を、10月17日から25日までの間に開催された第15回福井県中学校秋季新人競技大会において陽明中学校女子卓球部が団体の部で、上庄中学校開成中学校男子バレーボール連合チームが初優勝を、10月31日に開催された第63回福井県中学校陸上競技大会の中学1・2年女子1,500㍍において、陽明中学校2年の吉本菜央さんが初優勝を飾りました。 コロナ禍の中、頑張っている小中学生の姿は大野市民の励みになったと感じています。 続きまして、2番目の柱、産業が元気について申し上げます。 最初に、中部縦貫自動車道について申し上げます。 国の令和3年度当初予算の編成時期に合わせ、9月28日付けで大野市議会未来へつなぐまちづくり特別委員会と、今月5日付けで郡上市と連名で国土交通省をはじめ県選出国会議員の方々に要望書を送付しました。 また今月11日には、中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会の提言活動に参加しました。 27日には、中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会を代表して知事と県議会議長の要望活動が行われました。 同日、中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進連絡協議会では、大野商工会議所や大野市区長連合会など6団体の意見を添えて国土交通省や財務省などに要望書を提出しました。 今後とも機会を捉えて積極的に要望活動に取り組んでいきますので、議員各位におかれましては、引き続きご支援とご協力をお願い申し上げます。 工事の進捗(しんちょく)状況については、大野・大野東区間では清滝橋や堂本橋の橋台工事が鋭意進められているほか、真名川橋では真名川の右岸、下麻生嶋地係での橋台と橋脚1基が12月に完成する予定で、今後は真名川左岸側の橋台と橋脚4基の工事が進められると伺っています。 また田野地係でのJR越美北線をまたぐ田野跨線橋工事の準備が進められているほか、盛土工事が行われています。 大野東・和泉区間では10月末現在、荒島第1トンネルの掘削工事が約95㌫に当たる2,440㍍まで掘り進んでいます。 掘削は順調で、早ければ12月末までに貫通する見通しとなったと伺っています。 荒島第2トンネルの掘削工事は、約39㌫に当たる1,939㍍まで掘り進んでいるほか、和泉トンネルの掘削工事が進められています。 そのほか、今月9日に(仮称)勝原インターチェンジの造成に伴い国道158号の一部区間が新しい国道に切り替わりました。 和泉・油坂区間では、(仮称)和泉インターチェンジの改良工事や此の木谷橋、南深瀬橋などの橋台や橋脚の工事、川合、新長野、大谷の各トンネルの掘削工事が鋭意進められているほか、上半原トンネルの掘削工事が12月から着手されると伺っています。 今後も大野油坂道路の1日も早い全線開通に向け、国、県に対し全面的に協力していきます。 次に、道の駅越前おおの荒島の郷について申し上げます。 10月8日、中日本ハイウェイエンジニアリング名古屋株式会社株式会社モンベルとともに道の駅の開駅を令和3年4月22日とすることを発表しました。 また防災道の駅の認定に向けては、福井県の防災道の駅配置計画に県内で唯一リストアップされ、県は先月末に国土交通省へ届け出を済ませました。 開駅に向けてハード、ソフト両面の準備を進めています。 施設の整備状況につきましては現在、建築工事では床や内装工事とともに電気と空調、給排水などの設備工事を、土木工事では建物前の広場整備を進めています。 大野市道の駅産直の会では、商品ラインナップの充実を図るためオンラインによる農林産物の栽培研修などを実施しており、今後は会員によるPOSレジの運用試験を重ね、道の駅への出荷の準備を進めていきます。 また大野・勝山・永平寺観光推進エリア創出計画実行委員会では、越前おおの荒島の郷をはじめ勝山市と永平寺町の道の駅や鉄道の駅を結ぶサイクルルートを定め、株式会社モンベルが全国で推奨するジャパンエコトラック推進協議会認定ルートへの登録を目指しています。 次に、六呂師高原の日本一の星空を生かした取り組みについて申し上げます。 美しい星空と市民生活を守り地域の活性化につなげていくため、10月29日に福井工業大学、パナソニック株式会社ライフソリューションズ社とともに国際ダークスカイ協会が定める星空保護区の令和5年度の認定を目指すことと、そのための一歩として南六呂師地区に光害対策照明のモデル灯を設置することを発表しました。 本年度、屋外照明の生活上の安全面や積雪時の耐久性などを調査するためモデル灯を2基設置します。 また8月以降、六呂師高原において官民連携組織のMOFネットワークにより、日本一の星空を眺めるハンモック体験などが開催され、多くの方が参加されていました。 引き続き星空の保護と活用の両面を推進し、こうした活動に賛同する仲間を増やしつつ関係者とともに地域の活性化につなげていきます。 次に、働く人にやさしい企業応援事業について申し上げます。 本市では、働き方改革に取り組む事業者や子育てをしながら働く環境づくりを積極的に行う事業者を支援しており、働きやすい職場の環境整備の機運を高めています。 このうち昨年度に認定した働き方改革推進企業7社につきましては、1年間の取り組みを審査し、今月13日に表彰を行いました。 また本年度から新たに子育て世代にやさしい企業の認定を開始し、10月20日に13社を認定しました。 次に、JR越美北線の開業60周年記念事業について申し上げます。 JR越美北線は、南福井・勝原間が昭和35年12月15日の開業以来、今年60周年を迎えます。 その節目を祝う写真展わたしの越美北線を越美北線と乗合バスに乗る運動を進める会が主催し、今月5日から18日にかけて大野市役所市民ホールなどで開催しました。 一般から応募いただいた越美北線にまつわる写真の展示やエピソード、動画を紹介するとともに、大野市在住の横田恭吾さん制作による鉄道ジオラマを展示しました。 また12月7日から21日まで、同じく市民ホールにおいて越前市出身の鉄道写真家、南正時さんの写真展と横田さん制作の鉄道ジオラマを展示し、来年1月12日から22日までは福井市役所において一般から応募いただいた写真の展示やエピソードを展示します。 次に、都市マスタープランについて申し上げます。 今月17日に第2回大野市都市マスタープラン改訂委員会を開催し、市民意識アンケートの調査結果について報告するとともに、現行計画の検証とこれからのまちづくりの課題についてご意見を頂きました。 次に、米の生産状況と見通しについて申し上げます。 いちほまれにつきましては、今年の生産量が県全体で約5,000㌧と見込まれています。 来年からは、販売促進PR経費の一部負担や作付け面積60㌃以上など条件はあるものの、一般農家でも生産が可能となります。 このため、ふくいブランド米推進協議会による奥越管内における来年度の生産計画の目安は、180㌶とお聞きしています。 ところが人口減少による米の消費量の減少やコロナの影響による外食産業での需要の減少などにより全国的に米の需要が減少しており、国が示す米穀の需給の均衡を図る令和3年産の主食用米等生産量の見通しは、693万㌧と前年に比べ30万㌧減少しています。 このため本市の転作率は増加することが想定され、加工用米への転換や園芸作物の推進など農家の所得を維持するための対策に県やJAと連携して取り組んでいきます。 次に、有害鳥獣対策について申し上げます。 今年は、県内全体でツキノワグマのエサとなる木の実が昨年に引き続き不作となりました。 本市では9月以降クマの出没が増加したことから、10月1日に大野市クマ出没対策本部を設置し、猟友会や警察など関係機関と連携し、おりを設置しての捕獲やチラシの回覧、広報車による市民への注意喚起に努めています。 このような中10月23日、住民が自宅前でクマに襲われる人身事故が発生しました。 被害に遭われた方に対して心よりお見舞い申し上げます。 一方、イノシシなどの出没情報は昨年と比べ減少していますが、ニホンザルの出没が増加傾向にあります。 今後も関係機関、団体と連携し、市民の安全確保と農作物への被害防止に努めていきます。 次に、3番目の柱、自然が元気について申し上げます。 まず第三期大野市環境基本計画について申し上げます。 今月9日に第3回大野市環境保全対策審議会を開催し、第二期計画の成果と課題を報告するとともに次期計画の基本目標案、重点施策案についてご審議いただきました。 引き続き食品ロスの削減や地球温暖化防止のための啓発活動など、具体的施策や数値目標についてご審議していただきます。 次に、大野市水循環基本計画について申し上げます。 10月5日に本年度1回目の水循環・湧水文化再生推進連絡協議会を開催し計画素案について、今月20日に第2回の協議会を開催し計画原案について、それぞれご協議いただきました。 12月25日からはパブリックコメントを実施し、市民の意見を募集します。 次に、地下水位の状況について申し上げます。 今年は例年になく雨が少なく地下水位が低下しており、本日の基準観測井である春日公園観測井の地下水位は6.11㍍となっています。 このまま地下水位が上昇しない場合、明日、地下水注意報を発令し市民や事業者に節水を呼び掛ける予定です。 今後も地下水位を注視し、節水について市民啓発に努めていきます。 次に、4番目の柱、行財政改革について申し上げます。 まず機構改革について申し上げます。 第六次大野市総合計画基本構想に掲げる将来像、人がつながり地域がつながる住み続けたい結のまちを目指した組織づくりのため、令和3年4月に機構改革を予定しています。 新しい組織体制は、市長部局の部を、基本構想に掲げる基本目標分野を踏まえ、行政経営部、健幸福祉部、地域経済部、くらし環境部、地域づくり部に再編します。 機構改革のポイントを申し上げますと、1点目として市長部局の部を現在の3部から5部に再編すること。 2点目としてこども・子育て支援や保育所、児童館などの業務を教育委員会が所管すること。 3点目として公民館業務や文化の振興などの業務を市長部局の地域づくり部が所管し、公民館を中心とした地域づくりを強化すること。 4点目としてスポーツ振興の業務を市長部局の健幸福祉部が所管し市民の健康づくりとの連携を強化することです。 関係条例案などの議案を本定例会に提出しています。 次に、行政手続きの簡素化について申し上げます。 行政手続きにおける押印の廃止や提出書類の簡略化、オンライン化を進めるため、9月に庁内でガイドラインを作成し、行政手続きの簡素化に向け作業を進めています。 本市における700件以上の手続きのうち、年間の申請件数が多く法や条例の改正を伴わない手続きを優先的に取り組み、簡略化できる55件の規程などについてオンラインでの申請が可能となりました。 次に、和泉地域交流センターについて申し上げます。 施設整備につきましては建築と機械設備工事が完了し、和泉情報通信設備などの整備や外構工事を進め、令和3年3月21日のオープンを目指しています。 これにより和泉支所を廃止し、これまでの支所と公民館での業務を統合して地域の方々が集い、活動する交流の拠点としてご利用いただけるよう、大野市和泉地域交流センター設置条例案を本定例会に提出しています。 それでは、ただ今上程されました各議案の概要についてご説明申し上げます。 予算議案につきましては、一般会計、特別会計、企業会計全ての会計で補正予算案を提出し、ご審議をお願いするものです。 一般会計の主なものといたしましては、ふるさと納税推進事業や子どもの見守り強化事業、鳥獣害のない里づくり推進事業、除雪経費、小学校教育環境整備事業など合計3億1,344万8,000円を追加し、予算累計額を225億6,952万7,000円とするものです。 また大野市健康保養施設など5件の公共施設の指定管理者に係る管理委託と有終西小学校給食調理業務など3件の調理業務委託の債務負担行為を設定するものです。 各特別会計、企業会計の主なものといたしましては人事異動や給与改定などに伴う職員給与費を、国民健康保険事業特別会計では保険給付費等交付金償還金を、和泉診療所事業特別会計では新型コロナウイルス感染症対策に係る経費を、後期高齢者医療特別会計では徴収事務経費を、介護保険事業特別会計では介護予防サービス給付費負担金などの経費を計上しています。 次に、条例議案といたしましては大野市和泉地域交流センター設置条例案と大野市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例案など9議案、その他議案としましては指定管理者の指定が9議案、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定による売買契約の締結議案が1議案、専決処分の承認議案が1議案を提出しており、合計29議案についてご審議をお願いするものです。 各議案の内容につきましては、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重にご審議の上、妥当なるご決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  会議の途中でありますが、暫時休憩いたします。 (午前10時45分 休憩) (午前10時50分 再開) ○議長(梅林厚子君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 企画総務部長、川端さん。 (企画総務部長 川端秀和君 登壇) ◎企画総務部長(川端秀和君)  私からは、議案第65号から議案第73号までの令和2年度各会計補正予算案、企画総務部が所管いたします議案第74号から議案第77号まで及び議案第79号の条例議案、議案第84号、議案第90号及び議案第91号の指定管理者の指定についての議案、議案第94号の専決処分の承認を求める議案の、合わせて18議案についてご説明申し上げます。 最初に、 議案第65号 令和2年度大野市一般会計補正予算(第9号)案についてご説明申し上げます。 本会計は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,344万8,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ225億6,952万7,000円とするものでございます。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、3㌻から6㌻の第1表歳入歳出予算補正にお示ししてあるとおりでございます。 5㌻から6㌻の歳出に沿って、主な歳出からご説明申し上げます。 款1議会費では、議員報酬等37万6,000円など、合わせて97万1,000円の減額を。 款2総務費では、ふるさと納税推進事業1,887万7,000円、地域振興基金積立3,500万円など、合わせて5,788万5,000円の増額を。 款3民生費では、子どもの見守り強化事業133万9,000円、保育所管理運営経費233万2,000円など合わせて980万4,000円の増額を。 款4衛生費では、未熟児養育医療費給付事業193万6,000円増額、水道事業会計繰出金1,157万4,000円減額など、合わせて923万7,000円の減額を。 款6農林水産業費では、農地中間管理事業905万1,000円、鳥獣害のない里づくり推進事業974万2,000円など、合わせて2,554万2,000円の増額を。 款7商工費では、職員給与費402万8,000円の増額を。 款8土木費では、除雪経費1億7,500万円など、合わせて1億7,527万9,000円の増額を、 款9消防費では、職員給与費248万9,000円の減額を。 款10教育費では、小中学校指導書購入事業1,516万7,000円、小学校施設営繕事業491万6,000円など、合わせて1,155万6,000円の増額を。 款11災害復旧費では、林道施設補助災害復旧事業4,205万1,000円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 なお一部説明が重複しますが、款1議会費から款10教育費までには、各項での職員給与費の増額、減額を含んでおります。 これらの財源といたしまして、3㌻から4㌻の歳入にありますとおり、それぞれ歳入を見込んでおり、主な歳入といたしまして、款10地方交付税では、本年度分の普通交付税の額の決定に伴い1億1,041万4,000円の増額を。 款14国庫支出金では、国庫補助金で7,602万3,000円など、合わせて7,738万3,000円の増額を。 款15県支出金では、県負担金で林道施設補助災害復旧事業負担金2,733万3,000円、県補助金で機構集積協力金交付事業補助金905万1,000円など、合わせて5,253万1,000円の増額を。 款17寄附寄附金では、ふるさと納税寄附金3,500万円の増額を。 款18繰入金では、地域振興基金繰入金1,887万7,000円など、合わせて1,912万8,000円の増額を。 款20諸収入では、大野・勝山地区広域行政事務組合返納金1,131万9,000円など、合わせて1,174万6,000円の増額を。 款21市債では、臨時財政対策債920万円減額、現年発生補助災害復旧事業債(林道施設)1,320万円増額の合わせて400万円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 これらの財源のほかに、款19繰越金で前年度繰越金324万6,000円の増額をお願いし、このたびの補正の収支の均衡を図っております。 第2条債務負担行為の補正につきましては、7㌻から8㌻の第2表債務負担行為補正にお示ししてあるとおり、大野市健康保養施設など5施設の管理委託、有終西小学校など5小学校の給食調理業務委託について、それぞれ記載のとおり期間と限度額を定め、追加させていただくものでございます。 第3条地方債の補正につきましては、9㌻の第3表地方債補正にお示ししてあるとおり、災害復旧事業と臨時財政対策債について、借入限度額の変更をさせていただくもので、変更後の起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前と変更はございません。 次に、 議案第66号 令和2年度大野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)案について、ご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,044万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ34億9,635万1,000円とするもので、国庫負担金等償還金140万9,000円、保険給付費等交付金償還金1,634万円などの増額をお願いし、その財源といたしまして、保険給付費等交付金返還金などを充当させていただくこととしております。 次に、 議案第67号 令和2年度大野市和泉診療所事業特別会計補正予算(第2号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ31万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ9,758万7,000円とするもので、和泉診療所管理運営経費100万円の増額などをお願いし、その財源といたしまして、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金の充当などをさせていただくことといたしております。 次に、 議案第68号 令和2年度大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ155万3,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ4億3,960万3,000円とするもので、徴収事務経費155万3,000円の増額をお願いし、その財源といたしまして、一般会計繰入金と高齢者医療制度円滑運営事業費補助金を充当させていただくこととしております。 次に、 議案第69号 令和2年度大野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,535万9,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ40億2,881万4,000円とするもので、一般管理事務諸経費247万5,000円、介護予防サービス給付費負担金1,270万円の増額などをお願いし、その財源といたしまして、支払基金交付金や国庫負担金などを充当させていただくこととしております。 次に、 議案第70号 令和2年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ303万1,000円を減額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ3億1,925万3,000円とするもので、職員給与費の減額をお願いするものでございます。 次に、 議案第71号 令和2年度大野市水道事業会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、第2条のとおり収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ1,157万4,000円減額し、補正後の収入及び支出予定額をそれぞれ1億3,809万8,000円とするものです。 第3条で職員給与費、第4条で一般会計補助金の変更をお願いしております。 次に、 議案第72号 令和2年度大野市簡易水道事業会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、第2条で収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ413万3,000円減額し、補正後の収入予定額を1億8,107万3,000円、支出予定額を1億6,962万3,000円とするものです。 第3条で職員給与費、第4条で一般会計補助金の変更をお願いしております。 次に、 議案第73号 令和2年度大野市下水道事業会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、第2条で収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ333万6,000円増額し、補正後の収入及び支出予定額をそれぞれ7億1,533万7,000円とし、第3条で資本的収入及び支出の予定額をそれぞれ1,446万6,000円増額し、補正後の収入予定額を9億3,434万5,000円、支出予定額を11億6,272万4,000円とするものです。 第4条で職員給与費、第5条で一般会計補助金の変更をお願いしております。 続きまして、企画総務部が所管いたします条例議案についてご説明申し上げます。 最初に、 議案第74号 大野市和泉地域交流センター設置条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、地域の住民が集い、活動する交流の拠点として活用し、住民と市の協働による地域づくりの推進を図るため大野市和泉地域交流センターを設置するもので、名称を大野市和泉地域交流センター、位置を大野市朝日第25号5番地とするものです。 センターは、地域づくりの推進や住民の交流の促進に関する事業などを行うこととしています。 この設置に併せて、大野市和泉支所の設置等に関する条例の廃止と大野市公民館設置条例における和泉公民館の位置についての規定を改正しています。 施行日は、令和3年3月21日でございます。 次に、 議案第75号 大野市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項の規定に基づき、本市の教育に関する事務のうち市長が管理及び執行するものを定めるものであります。 内容といたしましては、公民館業務やスポーツ、文化に関することなどの教育事務については、市長が管理し執行することとしております。 施行日は、令和3年4月1日でございます。 次に、 議案第76号 大野市部設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、第六次大野市総合計画の基本構想に掲げる将来像を目指した組織づくりを目的として、市の機構改革を実施するため所要の改正を行うものです。 主な内容は、市長部局の現行の3部を5部に再編することとしております。 施行日は、令和3年4月1日でございます。 次に、 議案第77号 大野市和泉情報通信施設の設置及び管理運営に関する条例等の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案につきましては、和泉情報通信施設の移設等に伴い、関係する3つの条例について所要の改正を行うものです。 主な内容は、情報通信施設の新しい位置の規定と、放送番組審議会の廃止に係る改正です。 施行日は、令和3年3月21日でございます。 次に、 議案第79号 大野市諸収入金に対する督促及び滞納処分に関する条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案につきましては、地方税法の一部改正に伴い、市の諸収入における延滞金を算出する際に用いる割合の名称等の改正を行うものです。 施行日は、令和3年1月1日でございます。 次に、 議案第84号 指定管理者の指定について (大野市立集会所)についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、大野市立集会所16施設の指定管理期間が終了するため、引き続き令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3カ年を期間として、各集会所の運営委員会を指定管理者として指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 次に、 議案第90号 指定管理者の指定について(大野市元町会館)についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、大野市元町会館の指定管理期間が終了するため、引き続き令和3年4月1日から3カ年間、元町会館運営委員会を指定管理者として指定いたしたく、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 次に、 議案第91号 指定管理者の指定について(大野市駐車場)についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、元町駐車場の指定管理期間が終了するため、引き続き令和3年4月1日から3カ年間、元町駐車場運営委員会を指定管理者として指定いたしたく、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 次に、 議案第94号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大野市一般会計補正予算(第8号))について、ご説明申し上げます。 本議案につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費について、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年度大野市一般会計補正予算(第8号)を、令和2年11月18日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。 本補正予算では、歳入歳出それぞれ1,055万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ222億5,607万9,000円とさせていただいたところでございます。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、3㌻から4㌻の第1表歳入歳出予算補正にお示ししてあるとおりです。 4㌻第1表の歳出に沿って、主な歳出からご説明させていただきます。 款4衛生費では、保健衛生総務事務経費83万6,000円など、合わせて134万1,000円の増額を。 款7商工費では、がんばれ大野地域応援券事業3,277万9,000円増額、中小企業等事業継続支援給付金3,300万円減額など合わせて572万1,000円の減額を。 款9消防費では、救急業務維持管理経費120万5,000円の増額を。 款10教育費では、小学校施設維持補修経費572万8,000円、公民館管理運営経費243万9,000円など合わせて1,372万5,000円の増額を、それぞれ計上させていただいております。 これらの財源といたしまして、歳出で減額した中小企業等事業継続支援給付金などへ充当していた国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当先を組み替えるとともに、3㌻第1表の歳入の款19繰越金で前年度繰越金1,055万円を増額し、収支の均衡を図っております。 私からのご説明は、以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  民生環境部長、坂井さん。 (民生環境部長 坂井八千代君 登壇) ◎民生環境部長(坂井八千代君)  私からは、民生環境部が所管いたします 議案第80号から議案第83号までの条例議案と議案第86号の指定管理者の指定についての議案の合わせて5議案についてご説明申し上げます。 最初に、 議案第80号 大野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案は、地方税法施行令の一部改正等に伴い、国民健康保険税の減額の対象となる所得の基準について、基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げるなどの改正を行うものでございます。 施行日は、令和3年1月1日でございます。 次に、 議案第81号 大野市介護保険条例の一部を改正する条例案 議案第82号 大野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案及び 議案第83号 大野市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例案につきましては、いずれも地方税法の一部改正に伴い延滞金を算出する際に用いる割合の名称を変更するものでございます。 施行日は、令和3年1月1日でございます。 次に、 議案第86号 指定管理者の指定について(大野市健康保養施設)につきましては、本年度で指定管理期間が終了する大野市健康保養施設の指定管理を引き続きイワシタ物産株式会社に指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 指定期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとしております。 私からの説明は、以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  教育委員会事務局長、清水さん。 (教育委員会事務局長 清水啓司君 登壇) ◎教育委員会事務局長(清水啓司君)  私からは、教育委員会事務局が所管いたします議案第85号 指定管理者の指定について申し上げます。 本議案は、大野市体育施設のうち本年度で指定管理期間が終了する真名川憩いの島及び大野市ゲートボール場の2施設について、引き続き一般財団法人大野市公共施設管理公社を指定管理者として指定いたしたく、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 指定期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間としております。 以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  産経建設部長、朝日さん。 (産経建設部長 朝日俊雄君 登壇) ◎産経建設部長(朝日俊雄君)  私からは、産経建設部が所管いたします議案第87号、議案第88号、議案第89号、議案第92号の指定管理者の指定の4議案、並びに議案第93号売買契約締結の合わせて5議案についてご説明申し上げます。 まず 議案第87号 指定管理者の指定について(大野市立農村集落多目的共同利用施設)についてご説明申し上げます。 本年度で指定管理期間が終了します大野市立農村集落多目的共同利用施設の大納地区集会施設の指定管理者として、引き続き大納地区集会施設運営委員会に指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5カ年でございます。 次に、 議案第88号 指定管理者の指定について(大野市特用林産物生産・加工施設)についてご説明申し上げます。 大野市特用林産物生産・加工施設の指定管理者として、引き続き株式会社昇竜に指定するもので、指定管理期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5カ年でございます。 次に、 議案第89号 指定管理者の指定について(大野市麻那姫湖青少年旅行村)についてご説明申し上げます。 大野市麻那姫湖青少年旅行村の指定管理者として、引き続き株式会社山内建設に指定するもので、指定管理期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5カ年でございます。 次に、 議案第92号 指定管理者の指定について(大野市都市公園)についてご説明申し上げます。 大野市都市公園の明治、亀山、有終公園の指定管理者として、引き続き一般財団法人大野市公共施設管理公社に指定するもので、指定管理期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5カ年でございます。 最後に、 議案第93号 冷凍冷蔵ショーケース売買契約の締結についてご説明申し上げます。 道の駅越前おおの荒島の郷の農林産物直売所に冷凍冷蔵ショーケース27台を導入するための売買契約の締結でございまして、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約名は冷凍冷蔵ショーケース売買契約で、契約金額は3,080万円、うち消費税額及び地方消費税額は280万円でございます。 契約の相手方は、大野市中保18字43番地1、株式会社常見管工事、代表取締役常見悦郎でございます以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案に対する質疑を含め、一般質問は、12月7日、8日に行います。 質問通告は、明後日、12月2日の午前10時までにお願いいたします。 日程第4、 議案第78号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長 石山志保君 登壇) ◎市長(石山志保君)  ただ今、上程されました 議案第78号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本議案につきましては、人事院勧告に準じ大野市一般職の職員の給与に関する条例、大野市長等の給与に関する条例、教育長の給与等に関する条例、議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の四つの条例の一部改正を行うものです。 改正の内容につきましては、一般職の職員と市長、副市長、教育長、そして議員の期末手当の支給割合について、年間0.05月分引き下げを行うものです。 施行日は、公布の日、又は令和3年4月1日としています。 慎重にご審議の上、妥当なるご決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 ただ今議題となっております議案第78号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、ただちに採決いたしたいと思います。 これに、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただ今議題となっております 議案第78号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号は、原案のとおり可決されました。 日程第5、 市会案第5号 防災・減災、国土強靭化対策の強化と地方創生の推進を求める意見書案を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
    ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 榮 正夫さん。 (18番 榮 正夫君 登壇) ◆18番(榮正夫君)  私は、日本共産党大野市議団を代表し、 市会案第5号 防災・減災、国土強靭化対策の強化と地方創生の推進を求める意見書について大野市議会の機関意思の決定には疑問を感ずるところから全面的に賛同、同意することができませんので、問題点と意見を述べ反対討論に参加いたします。 第1は、国土強靭(きょうじん)化とは何か、地方創生とは何かという問題です。 今回のこの意見書案によれば、予想される自然災害に備えての国土強靭化を主張されています。 また新型コロナウイルス感染症の拡大による社会経済活動の停滞が、地域経済に与える影響から、地方創生の重要性を強調されています。 もちろん、私はその全てを否定するものではありません。 しかし、結びは国土強靭化の政策も地方創生推進の政策も、基本的には国の公共事業推進政策に期待する流れの意見書案になっています。 新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、日本の政治、社会のシステムのさまざまなゆがみや矛盾をあぶり出しています。 菅総理の好きな自己責任では解決できない矛盾に立ち至っています。 1990年代半ば以降、新自由主義的手法による地方分権改革、行政改革の下で、平成大合併と言われている市町村合併、民営化が進められ、職員の非正規化、施設の統廃合などが進み、住民の命、暮らしのとりで、住民福祉の担い手であった自治体が変質されてきました。 保健所の削減等はその典型であり、コロナ禍の感染拡大に追い付かず、職員さんがそれこそ過労死レベルの労働を強いられている所も多くあると聞き及んでいます。 国土強靭化はなぜ大切なのか、そこには住民が住み続けるという当たり前の原理、また地方創生でなく、日本国憲法が8章に示す地方自治の本旨の視点が意見書案には欠落していることを指摘して、市会案5号に対する反対討論といたします。 ○議長(梅林厚子君)  以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局 電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 市会案第5号について、原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員 表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定をいたします。 (採決集計 賛成15人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、市会案第5号は原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程が全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 大変ご苦労さまでございました。  (午前11時28分 散会)...