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12月18日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 大野市議会 2019-12-18
    12月18日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2021-08-18
    令和 元年 12月 定例会       令和元年12月・第416回定例会 会議録(第4日)                              令和元年12月18日(水)                              午前10時  開 議1.議 事 日 程    第1.議案第74号から議案第112号まで    39件       請願2号                  1件       陳情9号から陳情13号まで       陳情3号(継続分)及び陳情5号(継続分)  7件        (委員長報告、質疑、討論、採決)    第2.特別委員長報告    第3.議案第113号 大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に               関する条例の一部を改正する条例案    第4.議案第114号 教育委員会委員の任命について    第5.議案第115号 教育委員会委員の任命について    第6.市会案第4号 大野市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案    第7.市会案第5号 法務局証明書発行請求機の設置を求める意見書案2.出 席 議 員(18名)     1番   廣 瀬  浩 司 君    2番   木戸屋  八代実 君     3番   林    順 和 君    4番   ダニエル 益 資 君     5番   白 﨑  貴 之 君    6番   伊 東  由起恵 君     7番   松 本  嘉 彦 君    8番   廣 田  憲 徳 君     9番   堀 田  昭 一 君    10番  髙 田  育 昌 君     11番  野 村  勝 人 君    12番  梅 林  厚 子 君     13番  永 田  正 幸 君    14番  松 田  元 栄 君     15番  川 端  義 秀 君    16番  髙 岡  和 行 君     17番  畑 中  章 男 君    18番  榮    正 夫 君3.説明のため出席した者の職・氏名   市   長  石 山  志 保 君    副 市 長  田 中  雄一郎 君   教 育 長  久 保  俊 岳 君    企 画 総務  畑 中  六太郎 君                        部   長   政 策 局長  川 端  秀 和 君    民 生 環境  坂 井  八千代 君                        部   長   産 経 建設  朝 日  俊 雄 君    産経建設部  齊 藤  清 英 君   部   長                理   事   教育委員会  清 水  啓 司 君    消 防 長  飯 田  裕 人 君   事 務 局長   総 合 政策  真 田  正 幸 君    総 務 課長  加 藤  嘉 一 君   課   長   財 政 課長  吉 田  克 弥 君    福祉こども  山 田  徹 夫 君                        課   長   商工観光振興 上 藤  正 純 君    建 設 整備  伊 戸  康 清 君   課   長                課   長   会計管理者  本 多    充 君    教 育 総務  横 田  晃 弘 君                        課   長   消 防 本部  鳥 山  智 之 君    監 査 委員  堂 下  昭 仁 君   次   長                事 務 局長   財 政 課  小 林  則 隆 君   課 長 補佐4.事務局職員出席者   局   長  岸 田  尚 悟      次   長  山 田  明 美   次 長 補佐  岡    吉 男      企 画 主査  松 川    正5.議事 (午前10時30分 開議) ○議長(梅林厚子君)  おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 これより日程に入ります。 日程第1、議案第74号から議案第112号までの39議案並びに請願1件、陳情5件及び継続分の陳情2件を一括して議題といたします。 12月10日、委員会に付託いたしました各案件の審査結果について、各委員長より報告を求めます。 最初に、産経建設常任委員長、髙田育昌さん。 髙田さん。 (産経建設常任委員長 髙田育昌君 登壇) ◎産経建設常任委員長(髙田育昌君)  産経建設常任委員会委員長報告。 産経建設常任委員会は、12月10日の本会議において付託を受けました案件について、10日及び11日の2日間、委員会を開催し、慎重に審査を行いました。 その結果及び経過についてご報告申し上げます。 まず審査結果について申し上げます。 議案第88号 大野市手数料条例の一部を改正する条例案 議案第106号 指定管理者の指定について(大野市立農村集落多目的共同利用施設木本集落センター)) 議案第107号 指定管理者の指定について(大野市まちなか観光拠点施設及び越前おおの結ステーション) 議案第108号 指定管理者の指定について(大野市国民休養地国民宿舎パークホテル九頭竜、森とふれあう交流ステーション及び野外レクリエーション施設)) 議案第109号 指定管理者の指定について(大野市国民休養地九頭竜スキー場)) 議案第110号 指定管理者の指定について(大野市駐車場(北大野駅前駐車場及び駅前駐車場)及び大野市自転車駐車場) 議案第111号 指定管理者の指定について(大野市駐車場(亀山南第2駐車場及び城下町西広場))の以上の7議案については、いずれも全会一致で理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。 また、 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案のうち、当委員会付託分 議案第83号 大野市水に関する学習研究施設設置条例案 議案第96号 大野市六呂師堆肥センター設置条例の一部を改正する条例案 議案第97号 大野市宝慶寺いこい森設置条例の一部を改正する条例案 議案第98号 大野市麻那姫湖青少年旅行設置条例の一部を改正する条例案 議案第99号 大野市九頭竜保養里設置条例の一部を改正する条例案 議案第100号 大野市国民休養地設置条例の一部を改正する条例案 議案第101号 大野市和泉前坂家族旅行設置条例の一部を改正する条例案 議案第102号 大野市化石発掘体験センター設置条例の一部を改正する条例案の以上、9議案については、いずれも賛成多数で理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。 なお 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情につきましては、賛成多数で継続審査とすることに決しました。 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。 初めに、水に関連した施策について申し上げます。 委員からは、大学と連携し、さまざまな調査や研究が進められているが、地下水位の低下を防ぐといった本質的な部分の取り組みが足りないのではないかとの指摘がありました。 また、地下水の水位は、降雨や冬の降雪量など、気象条件に左右される部分と転作の推進による水稲面積の減少など、気象条件によらない部分とがあり、気象条件によらない部分については、全庁的に連携した施策を推進し、湧水のまちというイメージを浸透させ、本市の価値を高めていくことや、水という魅力に関連した関係人口の増加などについても 、今以上に進めていく必要があるとの意見が述べられました。 これに対し理事者からは、現在、水循環基本法に基づく水循環・湧水文化再生計画を策定中であり、新たな計画の中で、森林や農地を含めた市域全体を対象とした水の循環に関する取り組みなどを取りまとめ、全庁体制で取り組んでいきたいとのことでありました。 また、市民の水への関心を醸成していく一方で、これからの大野市の水を守る、守っていくために、子どもたちにどういう考えを持ってもらえるかと考えた場合、水のがっこうで行う大学との共同研究に、子どもたちが参加する仕組みを取り入れたりする視点も必要ではないかとの意見も述べられました。 次に、和泉地区の公の施設の指定管理について申し上げます。 今回、議案となっております大野市国民休養地パークホテル九頭竜と九頭竜スキー場指定管理者の指定については、これまでの議会の意見を踏まえ改訂された、大野市における公の施設の指定管理者制度運用指針に基づく応募要項により、指定管理者の公募を行ったものの、それぞれに1事業者しか応募がなかったとのことであります。 また、同時に指定管理者の公募を行った化石発掘体験センターについては、指定管理者の応募がなかったとのことであります。 委員から、その要因をどう考えているかについて質問がなされ、理事者からは、応募があった2施設は老朽化が進んでおり、集客力が高い魅力ある施設とするためには、設備投資が必要であるものの、売り上げ増加の見込みが立てづらく、事業者としても決心がつかなかったのではないかとのことでありました。 また、化石発掘は行政的な目的が強く、民間の経営ノウハウを活用する事業になじまないのではないかとのことでありました。 委員からは、施設の老朽化が進む中においても、魅力ある施設運営に努めるとともに、指定管理者による管理が良いのか、また直営管理が良いのか、引き続き施設管理の在り方について検討を行ってほしいとの意見が出されました。 産経建設部所管の公の施設の中には、集落センターや地元の産業振興を図る施設など、地元と密接に関わりを持つ施設があります。 それらの施設についても、現在は指定管理者制度により施設の管理運営を行っておりますが、管理運営の担い手となっている地元又は団体の実態、そしてその指定管理者が今後も管理を継続していけるのかなどについても 十分に検証し、時代や状況の変化に対応した施設自体の在り方、施設の売却や譲渡などについても検討していただきたいとの意見も出されました。 次に、六呂師堆肥センターについて申し上げます。 まず手数料について申し上げます。 今回、手数料の見直しに当たっては、直近4カ年の物件費、人件費、支出の基となる原価や収入の基となる各数値を計算し、決定したとのことでありますが、物価などのスライドにより手数料を見直すのであれば、販売する堆肥の単価も見直すなど、施設の維持に向けた検討もしてもらいたいとの意見が出されました。 また、委員からは、もう一方で環境の面、越前おおの型農業の推進の面からも、六呂師堆肥センターの役割や必要性について考える必要があるとの意見が出され、理事者からは、本市の環境保全型農業には堆肥が重要となり、堆肥を使った付加価値の高い園芸作物や野菜などを道の駅で販売する、また日本農林規格であるJASの認証を受けることで高く売れるといった大野市の農業、酪農の両方に貢献できるような体系を模索していきたいとのことでありました。 次に、新たな観光誘客について申し上げます。 11月に大手旅行代理店と大野市観光協会がタイアップして実施されたスカイランタンを打ち上げるバスツアーには、関西からの観光客約1,100人が本市を訪れ、越前大野城をはじめ、まちなか散策スカイランタンの打ち上げを楽しまれたとの報告がありました。 ただ、そのバスツアーの情報が、まちなかの店舗などに、十分に伝わってなかったとのことであります。 多くの観光客に本市を訪れていただけることは非常に喜ばしいことでありますが、イベントの内容だけでなく、多くの観光客にまちなか散策や食べ歩き、見て歩きも楽しんでいただくためには、それぞれの店舗との連携が図られていることが大変重要であり、それらの連携が上手く図られることで、観光客に優しいおもてなしにつながるものと考えます。 現在、将来の観光のかじ取り役を担う観光DMOの検討が進められているとのことでありますが、民間企業や団体、また行政がしっかりと連携し、一体化したまちなか観光が推進されるよう取り組んでもらいたいとの意見が出されました。 次に、 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情について申し上げます。 本陳情は、件名が御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情となっているものの、陳情の趣旨は、一大観光スポットである御清水に対して、下水道工事の影響により風評被害が生じないようにしてほしいというものであります。 審査に当たっては、あらためて陳情の趣旨を直接確認すべきと判断し、陳情者と賛同者に参考人として委員会へ出席いただきました。 参考人からは、本陳情は旅館組合の総会で決定したものであり、観光客を快くお迎えし、また大野を売り込むポイントの一つであるおいしい水をこの先も売り込んでいくためには、水に対する悪い評判が出てくると差し障りがあると考えた結果、陳情を行った旨の発言がありました。 また、本陳情は下水道工事を取り止めてほしいという趣旨ではなく、風評被害が出ないように対策を講じてほしいということが趣旨であることを、直接確認いたしました。 ただ、当委員会としては、採択すべきとの意見もある一方、陳情の件名と陳情者が趣旨とする部分の不一致が、今後、議会として議論の内容を市民に対して発信する際に、誤解を招くことが懸念されること、そして民生環境常任委員会で継続して審査されている御清水エリア公共下水道事業の見直しに関する陳情書、名水百選「御清水」(殿様清水)を残すための陳情の経過も見極める必要があるとの理由から、先ほど審査結果で申し上げたとおり、賛成多数で継続審査といたしました。 最後に、堀兼土地改良区から提出された用排水路改修事業に関する要望について申し上げます。 本要望は、老朽化した用排水路施設を改修することで、安定した農業用水を確保しようとするもので、掛かる地元負担金の軽減を求めるものであります。 理事者に対して意見を求めたところ、堀兼土地改良区から市街地への流入水は、市街地の生活用水、防火用水、流雪用水の水不足解消に貢献しており、また他の土地改良区の事業との整合を図る必要があるとのことでありました。 理事者におかれましては、事業の必要性や他の事業との整合性、また市の財政状況などを十分に勘案し、この要望を踏まえた上で、適正な地元負担を検討いただきたいと存じます。 以上であります。 議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  次に、民生環境常任委員長、永田正幸さん。 永田さん。 (民生環境常任委員長 永田正幸君 登壇) ◎民生環境常任委員長(永田正幸君)  民生環境常任委員会委員長報告。 民生環境常任委員会は、去る10日の本会議において付託を受けました各案件について、12日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。 その結果及び経過についてご報告申し上げます。 まず審査結果について申し上げます。 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案のうち、当委員会付託分 議案第75号 令和元年度大野国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)案 議案第76号 令和元年度大野介護保険事業特別会計補正予算(第3号)案 議案第77号 令和元年度大野簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)案 議案第78号 令和元年度大野農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)案 議案第79号 令和元年度大野下水道事業特別会計補正予算(第1号)案 議案第80号 令和元年度大野水道事業会計補正予算(第1号)案 議案第84号 大野市簡易水道事業の設置等に関する条例案 議案第85号 大野市下水道事業の設置等に関する条例案 議案第86号 大野市水道事業の剰余金の処分に関する条例の全部を改正する条例案 議案第103号 大野市水道給水条例の一部を改正する条例案 議案第104号 大野市公共下水道条例の一部を改正する条例案の以上、12議案については、いずれも全会一致で、また 議案第92号 大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例案 議案第93号 大野市和泉診療所設置条例の一部を改正する条例案 議案第94号 大野市休日急患診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案 議案第95号 大野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案の以上、4議案については、いずれも賛成多数で理事者の説明を了とし、原案を可とすることに決しました。 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。 初めに、公共下水道及び簡易水道の公営企業会計への移行について申し上げます。 議案第77号の簡易水道事業特別会計補正予算案には、令和2年4月から当会計が公営企業会計へ移行するに当たり、会計事務の効率化を図るための会計システムの改修費用が計上されております。 特別会計簡易水道事業下水道事業については、令和元年度末までに公営企業会計へ移行することが求められています。 理事者は、平成27年度から両会計の固定資産の調査など、移行準備を進めております。 また、農業集落排水事業につきましても、 公営企業会計へ移行するよう、本年1月に総務省から求められているため、令和6年4月からの適用に向け、今後、準備を進めていくとのことであります。 委員からは、特別会計から公営企業会計へ移行することで、利用者の負担が増えることはないのかとの質問が出されました。 これに対して理事者からは、公営企業会計として経営状況や資産状況を毎年、明らかにしていくことによって、資産を含めた現状を的確に捉え、安定した経営に向けての取り組みを進めていくというものであり、公営企業会計へ移行することにより、利用者の負担が増えるという性質のものではないとの説明を受けました。 公営企業会計は、一般企業の会計処理とはまた違ったものであり、担当する職員は十分な知識を備えることが求められます。 理事者におかれましては、移行後の公営企業会計を適正に、かつ円滑に行えるよう、今後も継続して職員の研修等に努めていただきたいと存じます。 次に、温浴施設の使用料等について申し上げます。 令和2年度より市民の利便性を図るため、あっ宝んど、平成の湯、うらら館の市内温浴施設3館について、利用券5枚分の料金でどの施設でも6回入湯できる共通利用券を導入することとし、現在、関係各課及び指定管理者と協議、検討をしているとのことであります。 委員からの、温浴施設共通利用券というのはとても良い取り組みだと思うが、和泉地区にある国民宿舎パークホテル温浴施設は、これに入らないのかとの質問に対して、現在のところ、日帰りの温浴施設だけを対象として考えているとの説明を受けました。 適時、適切に検討を重ね、各温浴施設の利用促進に努めていただきたいと存じます。 次に、議案第93号から議案第95号までの手数料の改定についての3議案について申し上げます。 主に消費税率の改定に伴うものでありますが、理事者の説明を受け、議論する中においては、診療所の手数料を上げることによって、それに倣う医療機関も出てくる可能性があるのではないかとの意見なども述べられております。 慎重に審査を行い、採決した結果、当委員会としては、3議案共に賛成多数で可とすることに決しました。 次に、3月定例会からの継続審査となっております 陳情3号 御清水エリア公共下水道事業の見直しに関する陳情書について申し上げます。 本陳情は、御清水エリア公共下水道の計画を根本的に見直すこととし、エリアの特異性を十分に考慮した汚水処理方法を再検討して、新たな汚水処理計画の策定を求めるものであります。 先の定例会で、当委員会としては、この秋の調査結果を見て判断する方が良いとして、賛成多数で継続審査といたしました。 その調査結果について、理事者に説明を求めたところ、本年11月に御清水周辺において、ウェルポイント工法を使用した場合に可能となる掘削の深さや地下水の回復について再調査を行った結果、同工法による地下水への影響は見られなかったとのことであります。 また、水質検査については、掘削前、掘削中、埋め戻し後の3回行い、最終的な調査結果を来年の1月中に取りまとめ、地元へ説明を行いたいとのことであります。 委員からの、非常に関心が高いことなので、地元への説明に当たっては、より多くの方に参加いただけるよう、説明会の回数や時間帯を調整すべきではとの質問に対しては、地元と調整を図って、多くの方に参加いただける説明会を開催したいとの説明を受けました。 また、陳情項目にある費用対効果をどのように捉えているのかとの質問に対しては、公共下水道で行った場合や合併浄化槽で行った場合の費用対効果を含めた工法などを選定し、公共下水道で整備していく方が良いと判断しているとの説明を受けました。 ほかにも委員からは、イメージが悪くなることのリスクを避けるべきである。 水についてのイメージが悪くなれば、御清水だけの問題ではなく、大野市全体の死活問題になる。 公共下水道にこだわる必要はなく、市民とゆっくり時間をかけて話し合いながら、みんなが納得のいく結論を出すべきとの意見や、大野市は水がきれいで豊かだと思うが、きれいなことにあぐらをかいていてはいけないし、何年間もこのような汚水処理をしない状態が続くことの方が危惧される。 今回実施した再調査の結果をしっかりと検証する必要があり、水質検査の結果を踏まえた上で議論を進めるべきであるなどの意見が述べられました。 慎重に審査を行い、採決した結果、当委員会としては、引き続きの調査の必要があるとして、賛成多数で継続審査と決しました。 最後に、 陳情5号 名水百選「御清水」(殿様清水)を残すための陳情について申し上げます。 本陳情は、大野市民の宝、福井県の宝でもある名水百選、御清水の現状の水環境を後世に残すこと、御清水周辺地域公共下水道整備のための工事を中止すること、都道府県構想策定マニュアルの見直しに即した、新たな汚水処理構想の策定を求めるものであります。 当委員会としては、本陳情についても、先の定例会でこの秋の調査結果を見て判断する方が良いとして、賛成多数で継続審査といたしました。 委員からは、特例区として採用してほしいというような、かなり明確なビジョンも見受けられ、採択とすべきであるとの意見や、今回の再調査は、地元からの要望を受けて実施したものであり、地元としては、調査結果を求めているということを重視すべきである。 調査結果を地元に説明した上で、調査結果と陳情者の意図と合わせて議論していくことも踏まえて、継続審査とすべきであるなどの意見が述べられました。 慎重に審査を行い、当委員会としては、まず継続審査を諮った結果、賛成少数で否となり、次に採択を諮った結果、賛成多数で採択と決しました。 以上であります。 議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  次に、総務文教常任委員長、髙岡和行さん。 髙岡さん。 (総務文教常任委員長 髙岡和行君 登壇) ◎総務文教常任委員長(髙岡和行君)  総務文教常任委員会は、去る10日の本会議において付託を受けました各案件について、13日と16日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。 以下、委員会での審査の結果及び経過について申し上げます。 まず審査結果について申し上げます。 議案第81号 大野市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例案 議案第89号 大野市文化芸術交流施設設置条例の一部を改正する条例案 議案第105号 指定管理者の指定について(大野市ぶなの木台コミュニティセンター) 議案第112号 専決処分の承認を求めることについて(大野市長等の給与に関する条例及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例)の以上、4議案については全会一致で、また 議案第82号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案 議案第87号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案 議案第90号 大野市博物館設置条例の一部を改正する条例案 議案第91号 本願清水イトヨの里設置条例の一部を改正する条例案の4議案については、賛成多数でそれぞれ理事者の説明を了とし、原案を可決、承認することに決した次第であります。 そして 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案のうち、当委員会付託分については、委員から修正案の提出があり、その修正案は賛成多数で可決され、修正部分を除く原案についても賛成多数で可決されました。 よって、議案第74号の当委員会付託分については、修正可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程で論議になりました主な点について申し上げます。 最初に、 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案について申し上げます。 修正案は、あらかじめ委員長宛てに提出されており、審査に当たっては、まず理事者からの補正予算説明を受け、引き続き提出者からの修正案の提案理由説明を受けました。 この議案には、乾側小学校校舎の耐震対策に係る経費が計上されております。 その内容は、現校舎の東棟、西棟を解体した跡地に軽量鉄骨校舎をリース方式による整備に係るものと、校舎南棟耐震補強工事の実施設計等に係るものです。 軽量鉄骨校舎賃貸借に係る令和元年度から令和7年度までを期間とする債務負担行為限度額1億8,374万5,000円、校舎東棟・西棟解体工事に係る令和元年度から令和2年度までを期間とする債務負担行為限度額3,544万2,000円、そして校舎南棟耐震補強工事の実施設計等に係る経費275万2,000円の合計2億2,193万9,000円であります。 提出された修正案は、その合計金額2億2,193万9,000円を全て削除することを求めるものであり、お手元に配布させていただいたとおりであります。 修正案の提案理由は、リース期間が5年となっていますが、再編計画によっては延長になる可能性が考えられます。 そのような状況の中では、建築を許可できるものではありません。 また、来年度入学予定となる未就学児5人のうち、半数以上が他校へ入学する意向があるとのことなどから、地区での議論が尽くされているとは思われませんというものであります。 乾側小学校の校舎は、現在、国の耐震基準を満たしていないことから、9月議会において、乾側小学校児童の安全、安心な教育環境を確保することを目的とした冬期間の旧蕨生小学校への一時移転を行う経費645万円を認め、この12月から移転し、児童たちは現在、新たな環境で学校生活を始めております。 委員からは、乾側小学校については、平成29年1月に小中学校再編計画が示された後、乾側地区からは、小学校の先行再編の要望が出たり、その後に先行再編はしないという申し入れがあったりと、学校再編については、紆余曲折(うよきょくせつ)している現状があり、住民意見の合意形成がなされていないように思われるとの意見や、修正すると今後の見通しが立たず、児童が不安になってしまうのではないか。 また理事者の説明では、今回の耐震対策に係る補正予算については、乾側地区の総意と捉えているとのことだが、地区住民の総意とは異なるのではないかといった意見や、学校環境整備については、教育委員会教育委員会委員において、真摯(しんし)にさらなる慎重審議が必要ではないかなどの意見が出されました。 議論を尽くし、慎重に審査を行った結果、当委員会では、議案第74号の当委員会付託分については、修正可決すべきものと決定した次第であります。 乾側小学校校舎の耐震対策に係る経費については、いったん差し戻しますので、理事者におかれては、真に子どもたちのためにどうあるべきかという視点に立ち、先行再編も視野に入れて再検討され、令和2年度当初予算又は6月補正予算に計上できるように、再度、計画を示すよう求めるものであります。 次に、消防援助、防災訓練について申し上げます。 市長の提案理由説明にもありましたが、11月1日、2日に緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練が実施され、2日には福井県総合防災訓練、併せて大野市総合防災訓練が実施されました。 中部6県と滋賀県の消防本部をはじめ、自衛隊などの防災関係機関や消防職員、総勢1,000人を超える参加者が本市において野営し、訓練を行うのは初めての経験であるとのことです。 近年、日本列島各地で台風等による甚大な被害が生じており、本市においても同様の大規模災害に対する憂いがあります。 いざというときに備えるためにも、今回の訓練をしっかり検証し、防災はもとより災害対応、そして大規模災害発生時における受援計画などの諸計画も、いま一度しっかりと確認して総括されるよう求めておきます。 次に、各施設の電気料金について申し上げます。 今回の補正予算に、ほとんどの施設において電気料金の増額が計上されております。 施設の維持管理費の中でも、電気料金は高額になっており、今後の社会情勢の変化などによる電気料金の値上げが懸念されます。 本市の商業施設では、使用する電気の入札を行ったところ、年間で数十万円安く契約できたとの情報もありますので、歳出を抑えるためにも、再生エネルギーの使用や効果的な節電方策と併せて、入札も視野に入れ、検討されたいと存じます。 また、公共施設の電気料金について、委員から施設の照明器具のLED化の現状と、今後のLED化に対する理事者の考え方についての質問が出されました。 従来型の照明器具の生産は徐々に縮小し、将来的には全ての照明器具がLEDになることが予想されております。 理事者からは、一斉にLED化を行うとなると、更新のための財政負担が大きくなるので、使用している照明が故障した所からLEDに更新するというように、財政負担を激変緩和するような形で全庁的にLED化を進めていく予定であるとの説明がありました。 本市の各公共施設の維持管理経費を抑制するためにも、照明器具のLED化は有効であると思われますので、早い段階で適正に対応いただきたいと存じます。 次に、市の各種重要計画と議会の議決事項について申し上げます。 大野市議会基本条例の規定により、現在策定作業を進めている第六次大野市総合計画のうち、基本構想部分は議会の議決事項であります。 その他、市の重要計画においても、全国的に議決事項との位置付けが進んでおります。 今後の議会改革を議論する中で、議決事項の追加も視野に入れ、理事者と協議する時代が到来しているとの意見が述べられました。 次に、 請願2号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願について申し上げます。 本請願は、本年10月に消費税率が10㌫に増税されたことにより、住民の暮らしや地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与えることから、消費税率を5㌫に引き下げるよう求める意見書を国へ提出するよう求めるものであります。 理事者の意見を求め、慎重に審査した結果、消費税については10月に税率を10㌫に引き上げて間もないことや、今後、その財源を基に社会保障費などにも活用されると聞き及んでいること、増税分を見込んだ事業も既に実施されていることなどから、賛成少数で不採択と決しました。 次に、 陳情9号 関電原発にかかわる不正資金還流の真相究明をもとめる陳情について申し上げます。 本陳情は、関西電力幹部に3億円を超える金品が高浜町元助役から提供されたことについての全容解明と、関係者の厳正な処分、再発防止策の策定と実施を、国の責任で行うことを求める意見書を国へ提出するよう求めるものであります。 併せて福井県職員の金品受領問題についても、行政判断に影響がなかったのか、全容解明と再発防止を実施するよう求める意見書を福井県へ提出するよう求めるものであります。 委員からは、今後、事件が広がる可能性もあるので、現時点では判断せず、もう少し様子を見るために継続審査とすべきであるとの意見や、不正なことは良くないと意思表示するということで趣旨採択とし、意見書は出さないという意見、国や県がそれぞれに対応していることであり、不採択とすべきとの意見などが出され、慎重に審査した結果、賛成多数で継続審査と決しました。 次に、 陳情10号 老朽原発稼働に関する陳情について申し上げます。 本陳情は、福島原発事故のような原発の大事故を懸念し、老朽原発である高浜1号機、2号機と美浜3号機の運転をしないよう、関西電力社長に申し入れることと併せて、国や県に対して意見書を提出することを求めるものであります。 委員からは、エネルギー問題に関して、代替エネルギーがほかにない中で、原子力エネルギーに頼らざるを得ない事情や、世界的なCO2排出問題などもあり、不採択とすべきとの意見や、福島原発の現状や子どもの甲状腺がんについて、きちんと情報提供されるためにも趣旨採択とすべきなどの意見が述べられました。 慎重に審査を行い、まず趣旨採択を諮った結果、賛成少数で否となり、次に採択を諮った結果、賛成少数で不採択と決しました。 次に、 陳情11号 法務局証明書発行請求機の設置に関する陳情について申し上げます。 本陳情は、法務局が発行する登記事項証明書や印鑑証明書の取得のため、法務局証明書発行請求機について、旧福井地方法務局大野支局管内での設置を要望するものであります。 全国的に法務局の統廃合が進む中、奥越地域をエリアとしていた福井地方法務局大野支局も平成22年3月に廃止され、福井本局に統合されたことから、奥越地域の多くの法人事業所は福井法務局へ出向き、登記事項証明書や印鑑証明書の交付を受けざるを得ないため、負担が増加しています。 当委員会での審査におきまして、事業所の皆さんの負担が軽減され、利便性が高まることを考えると採択とすべきであるとして、全会一致で採択とし、別途、市会案として意見書を提出することに決しました。 次に、 陳情13号 「大野市文化会館建設」についての陳情について申し上げます。 本陳情は、大野市文化会館建設について、大野市の財政健全化の点から、建設費、維持管理費、建設時期等も含めた視点で検討することを求めるものであります。 併せて隣接する駅東公園が癒やしの空間となっていることから、市民の宝として守るよう求めております。 文化会館の整備につきましては、本年3月定例会において、本年度当初予算の文化会館整備基本設計事業の委託料7,000万円の執行に当たっては、当委員会の承認を得るまでは執行しないことなどの決議を可決しております。 委員からは、現在、決議の内容に係る審査を継続しているところであり、陳情者の趣意である真摯(しんし)な検討という部分は賛同できることから、趣旨採択とすべきであるとの意見や、陳情の内容が、建設費や維持管理費、建設時期等も含めた視点で検討することを求めるものであるから、採択とすべきであるとの意見が述べられるなど、慎重に審査した結果、賛成多数で趣旨採択と決しました。 併せて当委員会といたしましては、本年3月以降これまでに、文化会館の整備について理事者からの説明を4回お聞きし、対応いたしたところでありますが、承認するには至らなかったため、引き続き審査を継続すること、そして今後における市民の文化芸術活動の促進及び文化施設利用率向上の重要性についても理事者に確認したことを報告いたします。 最後に、提言書について申し上げます。 今定例会において、令和2年度税制改正に関する提言についてが提出されております。 この提言は、税制改正に関し、政府、政党、関係省庁等に対して建設的な意見を提言し、その実現のため格別の配慮を求めるものであります。 これについて理事者からは、地方自治体の裁量では判断しがたい問題であり、今後、国、県の動向を見守っていきたいとの意見がありました。 以上であります。 議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、妥当なる決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  これよりただ今の各委員長の報告に対する質疑に入ります。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  質疑を終結いたします。 (8番 廣田憲徳君「陳情5号を継続審査とする動議を提出します」と言う) ○議長(梅林厚子君)  廣田さんは、登壇して動議の内容を述べてください。 (8番 廣田憲徳君 登壇) ◆8番(廣田憲徳君)  この際、動議を提出いたします。 継続分の 陳情5号 名水百選「御清水」(殿様清水)を残すための陳情につきましては、先の定例会で、この秋の試掘調査結果を見て判断する方が良いとして、賛成多数で継続審査となりました。 今回の試掘調査は、地元からの要望を受けて実践したものであり、来年以降の調査結果を地元に説明した上で、結果を踏まえ慎重に議論を行う必要があります。 また、大野市は九頭竜川、真名川をはじめ、上流域の水源地であることから、汚水処理整備は市民及び県民にとって重要な政策であり、関連する二つの陳情と共に、名水のまち越前大野を代表する御清水周辺の汚水処理に係る議論を進めることが重要と思われます。 以上の理由により、民生環境常任委員会に再付託し、閉会中も継続審査とするよう動議を提出いたします。 (「賛成」の声あり) (「賛成」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ただ今、廣田さんから継続分の陳情5号を民生環境常任委員会に再付託し、閉会中の継続審査とされたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。 よって、陳情5号を民生環境常任委員会に再付託し、閉会中の継続審査とする動議を議題といたします。 これよりただ今の動議に対する質疑に入ります。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  質疑を終結いたします。 これよりただ今の動議に対する討論に入ります。 野村さん。 (11番 野村勝人君 登壇) ◆11番(野村勝人君)  日本共産党の野村でございます。 ただ今、動議が出されました 陳情5号 名水百選「御清水」(殿様清水)を残すための陳情について、採択すべきであるという立場から述べたいと思います。 この陳情には、御清水施設の整備として改修を行った30年前ですかね、そのことによって湧水の状態が悪くなったという経緯があった中でも、県内外からの観光客が増えてきて、知名度も高くなってきており、現在の水環境を守っていきたいとの切実な願いが込められています。 この陳情に対して、試掘調査の結果を待ってから審議したいとのことで、継続にするべきだとの意見が出ていますが、試掘調査そのものが下水道を進めることが前提で行われており、この大野市がこれまで下水道工事を行ってきた背景には、市道に下水管を敷設する、これが優先されるという歴史的手法が採られてきています。 同じように下水道工事を進めても、住民の理解は得られません。 それどころか、下水管敷設工事を行っても、地域のほとんどの方が加入できないという財政的問題も抱えております。 下水道工事を行って河川をきれいにするという、本来の目的を達成することができません。 そればかりか、工事費に併せて、その後の維持管理費が掛かり、財政に悪影響を与えることになります。 下水道工事計画はストップして、ほかの対策で生活排水対策を考えるべきであり、別に出ている陳情3号、12号と併せて、この 陳情5号 名水百選「御清水」(殿様清水)を残すための陳情は、採択するべきであると主張して討論とします。 ○議長(梅林厚子君)  これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 陳情5号を民生環境常任委員会に再付託し、閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成10人、反対7人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、陳情5号は民生環境常任委員会に再付託し、閉会中の継続審査とすることに決しました。 これより討論に入ります。 討論は、原案と修正案をまとめて行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 最初に、榮 正夫さん。 榮さん。 (18番 榮 正夫君 登壇) ◆18番(榮正夫君)  日本共産党の榮 正夫です。 ただ今、各常任委員長の報告に対し、私が所属させていただきました総務文教常任委員会を中心に、幾つかの議案及び請願の不採択、陳情の不採択にそれぞれ反対の討論を行います。 まず 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案についても、また令和元年度大野一般会計補正予算案の修正案について、 議案第87号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案について、 議案第82号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案について、それぞれ反対討論を行います。 まず議案第74号の小学校耐震事業の補正予算275万2,000円についてであります。 説明によりますと、乾側の現小学校の耐震化を図るための設計委託料を今年度の繰越金を充てた補正予算とのこと。 本来、乾側小学校の耐震化は、平成22年に体育館棟の補強工事を行い、その後、東棟、西棟、南棟を補強予定として今日まで放置してきた経過とその背景は、平成16年4月に大野市小中学校再編計画ができ、その中で乾側小学校の分校計画、また平成29年1月の大野市小中学校再編計画作成の議論優先に進められてきたことは、質問を通じて明らかになったことであります。 言い換えれば、乾側小学校の児童さんを危険にさらしながら、再編計画などという統廃合計画を進めてきたものであります。 大野市行政や教育委員会の行うべきことは、地域から小学校及び中学校を切り離すことではなく、たとえ少人数の生徒さんであろうと、その地域で生まれ育ち、そして多くの可能性を秘めた地域の宝です。 その地域の宝である子どもさんの発達権を保障することこそ、自治体の責務であり、大切なことだと、私は教えられてきたと確信しています。 第二に、同時に「第2表 債務負担行為補正」の乾側小学校軽量鉄骨賃貸借については、子どもを犠牲にして再編計画作成の延長線上にあるものであり、全面的に賛成できるものでは当然ありません。   債務負担行為の転換を図り、乾側小学校東棟、西棟を建て替えれば、国基準の2分の1補助に該当するわけですから、補正予算案をリ―ス予算から変更すべきであり、再編計画の是非を乾側住民及び児童保護者の責任に転嫁すべきでないことを主張して、議案第74号補正予算(第3号)案及び修正案に反対し、反対討論とするものであります。 次に、議案第87号は、人事院勧告に準じ、所要の改定を行うもので、当然、公務員給与の改定は、公務員の労働基本権の剥奪の救済措置として、人事院勧告を踏襲することですが、特別職の給与、報酬及び費用弁償に関する条例まで適用を拡大することは、市民の賛同を得られないことを指摘して、補正予算との関連で反対討論とします。 また、 議案第82号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案については、審議過程で記載ミスが発覚し、理事者の謝罪と訂正方向を示唆することを了解したものでありますが、私にとっては思い入れのある指定難病等特別見舞金支給事業を3月議会で廃止し、難病等特別見舞金審査会委員の報酬及び費用弁償に関する条例が12月議会の現在も存在し、何ら慎重に吟味することもなく放置されたずさんさについては、厳しく指摘しなければなりません。 次に、 請願2号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願について、まず消費税が1989年4月に導入されてから31年がたちました。 この歴史の中で、一つは弱者から消費税として吸い上げるその一方で、税制優遇を受ける大企業や富裕層を潤す仕組みであること。 二つには、所得の低い人ほど重くのしかかる逆進性があること。 この31年間に消費税収入は397兆円、ほぼ同時期の法人3税の税収は298兆円が減り、所得・住民税の税収は275兆円も減少しています。 法人税の引き下げや大株主の証券税制など、大企業と富裕層への減税と優遇税制によって税収を大きく減らしてきたその穴埋めに消費税が充てられてきたことは、明白な事実であります。 社会保障のためでも、財政再建のためでもないことは、消費税の導入理由がことごとくうそであったことが明白に物語っています。 卑近な例では、何よりも商取引の妙がなくなったことです。 まず消費税導入後の商品の取引には、値切ることがなくなりました。 商品の価値を中心にして、掛け合う妙、面白さが消えうせているのではないでしょうか。 消費税が商取引に影を落としているのではないか、請願2号の不採択に反対討論とします。 陳情10号は、老朽原発稼働に関する陳情書で、関西電力が建設後45年を経過した高浜原発1号機、44年を経過した2号機、43年を超えた美浜原発3号機を、いわゆる老朽原発を稼働しないように、関西電力社長及び福井県知事や福井県議会、安倍総理大臣に、また衆参の両議院に意見書を出してほしいとの陳情ですが、国宝明通寺住職の中嶌哲演さんの苦労を目にするとき、その陳情を不採択にする行為は人間性を疑い知ることを闊歩(かっぽ)して、不採択反対の討論とする次第であります。
    ○議長(梅林厚子君)  次に、堀田昭一さん。 堀田さん。 (9番 堀田昭一君 登壇) ◆9番(堀田昭一君)  皆さん、おはようございます。 堀田でございます。 令和元年12月第416回定例会の最終日に当たり、提出されております 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案のうち、債務負担行為、乾側小学校軽量鉄骨校舎賃貸借並びに乾側小学校東棟・西棟解体工事に対する減額修正に対して、賛成の立場から討論を行います。 理由としては、人口減少・少子高齢化社会を迎え、小中学校の再編に関し、同じ地区内においてもさまざまなご意見、また不安の声があります。 少子化の現状と将来推計を鑑み、学校の在り方や地区の在り方について、市民、また各地区の皆さまと協議を進め、合意形成を図っていくことが大切なことだと考えています。 乾側小学校からは、今まで先行再編の要望が出たり、またそれを取り止める要望もありました。 今回の軽量鉄骨校舎新築で教育環境の改善を行う中で、来年度の乾側小学校地区の未就学児童のうち、半数以上が他校に入学する意向と聞いています。 地区の議論が尽くされておらず、住民の合意や方法に検討の余地があると考えます。 また本定例会では再編の見直し計画や案がない中で、乾側小学校校舎建設が提案されています。 体育館は耐震補強が行われておりますが、現在の乾側小学校の校舎は10年近く耐震補強の計画があっても、諸般の事情により耐震補強されてきませんでした。 また一昨年、富田地区から出されている要望書で、大野市の公共施設等総合管理計画では、鉄筋コンクリート構造物の耐用年数を50年としていますが、尚徳中学校は既に築58年を経過し、不安の声があります。 そのような状況の中、なるべく早く尚徳中学校につきましては、老朽化状況の構造躯体(くたい)の健全性の調査を実施し、本当に大丈夫なのか確認し、中学校で学んでいる生徒や教員の安全、安心の確保、そして区民の皆さま方の不安の払拭(ふっしょく)に取り組んでいただきたい。 また物理的耐用年数を確認され、見直し計画に反映し、取り組んでいただきたいと思います。 乾側小学校や尚徳中学校のような事案については、その場その場の対応ではなく、計画があって擦り合わせを行い、市民の皆さまや議会と、その方向性の確認をすることは重要なことだと思います。 教育委員会の皆さま方には、見直し計画の方向性をなるべく早く示していただき、議論をし、確認をするそのための時間を取っていただく必要があると考えます。 9月の定例会で、議会は乾側小学校の児童の安全、安心な教育環境を目的に、冬期間の旧蕨生小学校への一時移転を認めました。 この12月から移転し、現在、新たな環境で学校生活を始めておられます。 乾側地区の皆さまには、ご迷惑と不安をお掛けすることになりますが、時間を頂くことにご理解をいただきたいと思います。 また地区の在り方として、教育委員会だけで解決できない地区の衰退といった不安の声もあります。 こういった機会に市長部局も市民に寄り添い、地区の課題を共有し、解決に向け、取り組みを進めていただきたいと考えます。 乾側小学校の軽量鉄骨校舎賃貸借に対し、市民の皆さま方からの請願、陳情、要望が出てきておりません。 民意を図る材料が少ない中ではありますが、市長部局も教育委員会も議会側もいろんな考えがある中で、民意を確認し、最善を尽くしていかなければならないと考えます。 こうしたことから、私は今の時点で議案第74号補正予算(第3号)案の債務負担行為、乾側小学校軽量鉄骨校舎賃貸借並びに乾側小学校東棟・西棟解体工事に賛成することはできません。 減額修正に賛成し、討論といたします。 ○議長(梅林厚子君)  次に、野村勝人さん。 野村さん。 (11番 野村勝人君 登壇) ◆11番(野村勝人君)  日本共産党の野村勝人でございます。 令和元年12月議会第416回定例会の最終日に当たり、討論を行います。 議案第90号 大野市博物館設置条例の一部を改正する条例案 議案第91号 本願清水イトヨの里設置条例の一部を改正する条例案 議案第92号 大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例案 議案第93号 大野市和泉診療所設置条例の一部を改正する条例案 議案第94号 大野市休日急患診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案 議案第95号 大野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案 議案第96号 大野市六呂師堆肥センター設置条例の一部を改正する条例案 議案第97号 大野市宝慶寺いこい森設置条例の一部を改正する条例案 議案第98号 大野市麻那姫湖青少年旅行設置条例の一部を改正する条例案 議案第99号 大野市九頭竜保養里設置条例の一部を改正する条例案 議案第100号 大野市国民休養地設置条例の一部を改正する条例案 議案第101号 大野市和泉前坂家族旅行設置条例の一部を改正する条例案 議案第102号 大野市化石発掘体験センター設置条例の一部を改正する条例案については、反対の立場から討論を行います。 また、 陳情3号 御清水エリア公共下水道事業の見直しに関する陳情書 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情については、委員長報告では賛成多数で継続審査にしたとのことですが、私は採択するべきであるという立場から討論を行います。 まず大野市博物館設置条例の一部を改正する条例案には、身体障害者手帳等所持者への負担軽減、本願清水イトヨの里設置条例の一部を改正する条例案には、身体障害者手帳等所持者への負担軽減に併せて本来、無料にすべきであった小中学校の児童・生徒の入館料を無料にしたということは、評価したいと思いますが、全体として値上げを目的としています。 また、県内には無料であったり、100円、200円で入館できる施設が数多くあり、200円を300円にする値上げは、反対します。 また、大野市和泉診療所設置条例の一部を改正する条例案、大野市休日急患診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案は、診断書等の手数料を値上げする内容になっています。 市内の医療機関よりも高い項目もあり、大野市が率先して値上げすることにより、市内の医療機関もそれに倣い値上げしてくるのではないかとの懸念もあり、この値上げには反対です。 次に、大野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案は、し尿くみ取り料を値上げする内容になっています。 説明では、消費税が3㌫から5㌫、8㌫と増税されてきている間、値上げをしてこなかったとのことですが、市民の生活が豊かになっていない中での値上げであり、反対します。 次に、大野市宝慶寺いこい森設置条例の一部を改正する条例案、大野市麻那姫湖青少年旅行設置条例の一部を改正する条例案、 大野市和泉前坂家族旅行設置条例の一部を改正する条例案は、バーベキュー施設やキャンプ用のテント及びテントサイトやバンガローの使用料を値上げする内容になっています。 近隣の施設より安いから値上げするということですが、近隣には利用料1,500円から3,500円のバンガロー、またテントサイトでも無料や3,500円以下で利用できる施設もあるのに、宝慶寺いこいの森でのテントの貸し出しが2倍に値上げの1,000円に、麻那姫湖青少年旅行村のバンガローの使用料を、1棟1泊1,500円から4,000円に2倍以上の値上げであり、またテントサイトの使用をテント1基1泊500円からテントサイト1張1泊3,500円に、一気に7倍に値上げするという内容になっています。 施設等を充実させるとはいっても、一気に大幅の値上げであり、県内外からの来客減少につながるのではないでしょうか。 大幅な値上げには、反対します。 次に、大野市九頭竜保養里設置条例の一部を改正する条例案は、フレアール和泉の宿泊料を、大野市国民休養地設置条例の一部を改正する条例案は、国民宿舎パークホテル九頭竜の宿泊料を、それぞれ5,100円から5,300円に値上げする内容になっています。 県内には4,000円で露天風呂付きの温泉に入れて宿泊できる施設もあり、反対いたします。 この10月から消費税が8㌫から10㌫に引き上げられました。 市民の生活は良くなったでしょうか。 年金引き下げ、物価上昇、さらに国民健康保険や介護保険の負担増など、さまざまな面で市民の負担が大きくなっている中、公共施設の使用料及び利用料等の料金も値上げするということは、市民にさらなる負担を押し付けるものであり、市民の立場に立てば、値上げイコール負担増にほかなりません。 節約すべきは、金がないと言いながら産業団地や道の駅などに、どんどん億の費用を使うこの体制を見直し、市民の負担をどうやって軽減していくのかを考えていくべきであり、値上げする内容の議案には、反対をいたします。 大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例案には、幼児教育無償化に伴い、本来なら食育の目的で保育料に含まれていて、無料にするべきである食材費を徴収することになり、その費用を大野市が徴収するのではなく、特定教育・保育施設が食事の提供に要する費用、材料費を保護者から受けることができるという内容になっています。 施設に負担を掛けるのではなく、大野市が責任を持って徴収すべきであり、反対することとします。 次に、御清水エリア公共下水道事業の見直しに関する陳情書、御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情について、討論を行います。 この2件の陳情については、委員会では試掘調査の結果を待ってから審議したいとのことで、継続にするべきであるとの意見が出ていますが、試掘調査そのものが下水道工事を進めることが前提で行われており、大野市がこれまで下水道工事を行ってきた背景には、市道に下水管を敷設することが優先されるという歴史的手法が採られてきています。 同じように下水道工事を進めても、住民の理解は得られません。 また御清水周辺地域に、下水道設備・下水管敷設工事をすることにより、水質及び水量に影響を与えないか、観光客へのイメージダウンにならないかとの懸念があること、また万が一、地下水脈が汚染したり、破壊されることになれば、取り返しのつかない事態になることへの懸念があります。 しかし、生活排水は何らかの方法で処理する必要がありますが、下水道を整備しても地域のほとんどの方が加入できない財政的問題も抱えており、下水道工事を行っても、河川をきれいにするという本来の目的を達成することができません。 それどころか、工事費、その後の維持管理費が掛かり、財政に悪影響を与えることになります。 下水道工事はストップして、他の対策で生活排水対策を考えるべきであります。 何より観光をなりわいとしている方や地域住民の理解が得られない工事は、行うべきではありません。 よって、 陳情3号 御清水エリア公共下水道事業の見直しに関する陳情書 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情は、採択するべきであると主張して討論とします。 ○議長(梅林厚子君)  次に、ダニエル益資さん。 ダニエルさん。 (4番 ダニエル益資君 登壇) ◆4番(ダニエル益資君)  私は、令和元年12月議会の定例会の最終日に当たり、提案されました議案及びただ今の各常任委員長報告に対する幾つかについて、それぞれ反対討論及び賛成討論を行います。 議案第83号 大野市水に関する学習研究施設設置条例案 議案第89号 大野市文化芸術交流施設設置条例の一部を改正する条例案 議案第90号 大野市博物館設置条例の一部を改正する条例案 議案第91号 本願清水イトヨの里設置条例の一部を改正する条例案 議案第93号 大野市和泉診療所設置条例の一部を改正する条例案 議案第94号 大野市休日急患診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案 議案第95号 大野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案 議案第96号 大野市六呂師堆肥センター設置条例の一部を改正する条例案 議案第97号 大野市宝慶寺いこい森設置条例の一部を改正する条例案 議案第98号 大野市麻那姫湖青少年旅行設置条例の一部を改正する条例案 議案第99号 大野市九頭竜保養里設置条例の一部を改正する条例案 議案第100号 大野市国民休養地設置条例の一部を改正する条例案 議案第101号 大野市和泉前坂家族旅行設置条例の一部を改正する条例案 議案第102号 大野市化石発掘体験センター設置条例の一部を改正する条例案 議案第112号 専決処分の承認を求めることについて(大野市長等の給与に関する条例及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例)について反対の立場で討論いたします。 また、 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情の継続審査とすること、 陳情13号 「大野市文化会館建設」についての陳情を趣旨採択とすることについての反対の立場で討論いたします。 今回12月議会に提出された全ての議案を勘案すると、今の市政が箱物建設を優先していることがはっきりしています。 当然のことですが、大野市のお財布は、打ち出の小づちではありません。 財政が非常に厳しい中、われわれ市議会議員は市民の代表として、一般市民が何を考え、市民が私たちに何を望んでいるかを、まず第一に考えることが重要だと思います。 大野市民のほとんどが箱物ファースト行政を望んではいません。 今、市民が望んでいるのは、身の丈に合った財政政策と、支払った多額の税金に見合う質の良い市民サービスだと信じます。 しかしながら、今回、石山市長が提案した議案の多くが、市民サービスの値上げでした。 本当に大野市の財政が火の車であるならば、市民も不本意ながら値上げに納得はするでしょうが、議案74号、第83号からも分かるように、今の行政は市民が望まない箱物建設を計画しながら、数々の市民サービスの値上げを提案してきています。 このような市民サービスを第一に考えない方針には、断固として反対いたします。 箱物行政の象徴となるのが、今回提出された 議案第83号 大野市水に関する学習研究施設設置条例案です。 大野市民の誰一人として、水のがっこうを造ってほしいなどと言っていないにもかかわらず、湧水再生対策室が十分な市民への説明もないまま、箱物建設を推し進めていることに、私は驚きを禁じ得ません。 乾側小学校の耐震対策と併せて、今回、水のがっこう開設の経緯を鑑みると、これは今の市政が全て市民サービスを二の次、三の次にしつつ、箱物建設を優先しているとしか思えてなりません。 水のことを研究するのであれば、イトヨの里や公民館等、今ある施設を十分に活用すれば、わざわざ税金を使って水のがっこうを建設する必要はないと考えます。 また、いったん箱物を建設すると維持費が掛かり続けます。 人口が急激に減少している今の大野市の財政を考慮すると、不必要な箱物を次から次へと建設する余裕は、全くと言ってありません。 不要な箱物を建設しながら、市に予算がないからと言って、各種市民サービス料金を値上げすることは、断じて許されることではありません。 従って、議案第89号、90号、91号、93号、94号、95号、96号、97号、98号、99号、100号、101号、102号に示されている各種市民サービスの値上げに対し、市議会の議員の皆さまには、何とぞ反対票を投じていただきますようよろしくお願い申し上げます。 議案第112号、専決処分、大野市長等の給与に関する条例及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の承認を求めることについてですが、給与を10分の1減らしても責任を全うすることにはならないのではないでしょうか。 もし市長自らの待遇を見直すのであれば、まず先に4年ごとに支給される高額な退職金について見直すべきであり、職務の重責に対する対価としての給与やボーナスを減らす必要はないと考えます。 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情について、全国でも有数の名水が流れる地域において、下水道工事をすることに強いためらいを覚える地元住民の皆さんのお気持ちはよく分かります。 この問題は、地域住民の同意なしには話を進めてはならず、慎重な合意形成を必要とする案件と考えています。 下水道工事によって水質汚染のみならず、観光業への影響も懸念されることを鑑みれば、市議会として相応の姿勢を示すことが重要であり、今回の陳情は継続審査ではなく、堂々と採択されてしかるべきだと考えます。 陳情13号について、大野市文化会館は大野市の財政に余裕があり、今以上に多くの利用者が見込めるというのであれば、建設すべきと私も考えます。 しかし、大野市の財政は、皆さんもご存じのように非常に厳しい状況であり、30億円も掛かる箱物を造っている余裕はありません。 また人口減少のスピードも県内随一で、新しい文化会館は、当面、必要ないと考えられます。 この陳情は、市の財政に責任を持つ姿勢を示すという意味で、私たち市議会は曖昧な趣旨採択ではなく、堂々と採択するべきだと思います。 これで私の反対討論を終わります。 続きまして賛成討論に移りたいと思います。 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案の修正案、 議案第108号 指定管理者の指定について(大野市国民休養地国民宿舎パークホテル九頭竜、森とふれあう交流ステーション及び野外レクリエーション施設))について賛成の立場で討論をいたします。 まず議案第74号の一般会計補正予算(第3号)案についてですが、乾側小学校の耐震対策に債務負担行為として合計約2億2,000万円が盛り込まれていましたが、この市教育委員会の案は非常に費用対効果が悪く、大野市民のみならず、地元の乾側地区の住民の理解も十分に得られていない内容です。 一体、児童数が20人も満たない小学校に2億2,000万円掛けて新しく校舎を建設する必要があるのか、これは普通の市民感覚からすれば到底理解できない計画案です。 児童の安全を第一に考えると、早急に近隣の小学校との統合を急ぐべきです。 従って補正予算案のうち、乾側小学校に関する債務負担行為の部分を削除するべきだと考え、議員の皆さまにおかれましては、乾側小学校建設に関する債務負担行為を削除した修正案にご賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。 議案第108号について、新しく指定管理者になった豊実精工株式会社は、県外の企業であるにもかかわらず、大野を愛し、大野の持つ潜在的な価値や魅力をよく理解している企業であると思っております。 豊実精工株式会社は、これまで数多くの大野市の施設を管理し、多大な貢献をしてくださっています。 今回、再度指定管理者として名乗り上げてくださったことに対し、市議会議員の1人として深く感謝申し上げたいと思います。 議会の皆さまにおかれましても、今回の議案第108号にぜひともご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 以上、賛成討論を終わります。 ○議長(梅林厚子君)  以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 会議の途中でありますが、暫時休憩をいたします。  (午後0時08分 休憩) (午後1時00分 再開) ○議長(梅林厚子君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより日程第1を続行いたします。 これより採決いたします。 (2番 木戸屋八代実君、14番 松田元栄君 退場) ○議長(梅林厚子君)  最初に、討論のありました 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案の修正案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第74号についての各委員長の報告のうち、総務文教常任委員長の報告は、修正可決であります。 お諮りいたします。 議案第74号に対する修正案について、可決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成13人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第74号に対する修正案は可決されました。 (2番 木戸屋八代実君、14番 松田元栄君 入場) ○議長(梅林厚子君) 次に、 議案第74号 令和元年度大野一般会計補正予算(第3号)案の修正部分を除く原案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  議案第74号の修正部分を除く原案に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第74号の修正部分を除く原案について、可決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成15人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第74号の修正部分を除く原案は可決されました。 これにより議案第74号は修正可決されました。 次に、討論のありました 議案第82号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第82号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第82号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成15人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第83号 大野市水に関する学習研究施設設置条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第83号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第83号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成16人、反対1人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第87号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第87号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第87号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成15人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第89号 大野市文化芸術交流施設設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第89号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第89号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成16人、反対1人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第90号 大野市博物館設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第90号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第90号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第91号 本願清水イトヨの里設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第91号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第91号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第92号 大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第92号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第92号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成15人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第93号 大野市和泉診療所設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第93号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第93号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第94号 大野市休日急患診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第94号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第94号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第95号 大野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第95号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第95号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第96号 大野市六呂師堆肥センター設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第96号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第96号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第97号 大野市宝慶寺いこい森設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第97号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第97号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第98号 大野市麻那姫湖青少年旅行設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第98号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第98号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成12人、反対5人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第99号 大野市九頭竜保養里設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第99号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第99号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第100号 大野市国民休養地設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第100号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第100号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第101号 大野市和泉前坂家族旅行設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第101号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第101号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第102号 大野市化石発掘体験センター設置条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第102号に対する委員長の報告は、原案を可決であります。 お諮りいたします。 議案第102号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。 次に、討論のありました 議案第112号 専決処分の承認を求めることについて(大野市長等の給与に関する条例及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例)について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第112号に対する委員長の報告は、承認であります。 お諮りいたします。 議案第112号について、承認することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成16人、反対1人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第112号は承認されました。 次に、討論のありました 請願2号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております請願2号に対する委員長の報告は、不採択でありますので、原案について採決いたします。 お諮りいたします。 請願2号を採択とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成3人、反対14人) ○議長(梅林厚子君)  賛成少数であります。 よって、請願2号は不採択と決しました。 次に、 陳情9号 関電原発にかかわる不正資金還流の真相究明をもとめる陳情について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております陳情9号に対する委員長の報告は、継続審査であります。 お諮りいたします。 陳情9号を継続審査とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成11人、反対6人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、陳情9号は継続審査と決しました。 次に、討論のありました 陳情10号 老朽原発稼働に関する陳情について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております陳情10号に対する委員長の報告は、不採択でありますので、原案について採決いたします。 お諮りいたします。 陳情10号を採択とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙)
    ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成3人、反対14人) ○議長(梅林厚子君)  賛成少数であります。 よって、陳情10号は不採択と決しました。 次に、討論のありました 陳情12号 御清水エリア下水道敷設工事見直しに関する陳情について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております陳情12号に対する委員長の報告は、継続審査であります。 お諮りいたします。 陳情12号を継続審査とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成12人、反対5人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、陳情12号は継続審査と決しました。 次に、 陳情13号 「大野市文化会館建設」についての陳情について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております陳情13号に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。 お諮りいたします。 陳情13号を趣旨採択とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成16人、反対1人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、陳情13号は趣旨採択と決しました。 次に、継続分の 陳情3号 御清水エリア公共下水道事業の見直しに関する陳情書について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております陳情3号に対する委員長の報告は、継続審査であります。 お諮りいたします。 陳情3号を継続審査とすることに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成12人、反対5人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、陳情3号は継続審査と決しました。 引き続き、一括採決いたします。 お諮りいたします。 議案第75号から議案第81号まで、議案第84号から議案第86号まで、議案第88号及び議案第103号から議案第111号までの20議案並びに陳情11号については、いずれも委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、20議案及び陳情1件については、いずれも委員長報告のとおり決しました。 日程第2「特別委員長報告」を行います。 最初に、人口減少対策特別委員長、廣田憲徳さん。 廣田さん。 (人口減少対策特別委員長 廣田憲徳君 登壇) ◎人口減少対策特別委員長(廣田憲徳君)  人口減少対策特別委員会委員長報告。 人口減少対策特別委員会は、去る16日に委員会を開催し、働きながら子育てをする世代が住みやすいまちづくりに向け、ゼロ歳児から未就学児の子を持つ保護者などに対する支援策として何が求められているのかについて、理事者を含め、意見交換と議論を行い、慎重に審査を行いました。 具体的には、9月定例会までの議論を踏まえ、医療などの経済的支援、相談体制の充実と既存事業の見直し、今ある施設や情報を生かした子育て支援の在り方について、所管課であります福祉こども課、健康長寿課、総務課、生涯学習課から現状と課題に関し説明を求めたところであります。 その後、理事者との自由な意見交換を行い、当委員会としての政策提言に向けた事項について議論を行いました。 以下、議論の過程で各委員から出された意見などについて申し上げます。 初めに、経済的な支援について申し上げます。 委員から、若年世帯や子育て世帯を経済的に支援し、結婚又は出産を後押しする結の故郷すこやか・ゆめみらい応援券事業が、本年度末で終了することを受け、おむつの購入や病児・病後児保育の利用に使える金券など、子育て分野に限定したものに使える形にすると良いのではないかとの意見が出されました。 また、医療費に掛かる負担軽減について、委員からは、高校生までの医療費の負担軽減や、妊婦や乳幼児に係る各種検診、障害児への支援の拡充、母乳外来に対する医療費の助成などを導入してはどうかとの意見が出されました。 これに対し理事者からは、結の故郷すこやか・ゆめみらい応援券事業を廃止することに伴い、それに代わる支援などとしては、現在、全体的なライフステージの中のどの部分を重点的に支援していくのかについて、検討をしているとのことであります。 次に、子育て支援などの相談窓口について申し上げます。 理事者からは、妊娠から出産、そして育児などに関する相談については、結とぴあ内にある子育て世代包括支援センターで、相談の内容に応じて保健師や家庭相談員などの対応すべき職員が相談に応じており、またプライバシーの確保が必要なケースでは、相談室において個別に相談に応じているとの説明を受けました。 委員からは、相談窓口については、分かりやすく、また相談しやすい環境や雰囲気づくりを行い、気軽に相談いただけることを市民に浸透させることが重要であるとの意見が出されました。 次に、子育て支援センターの充実について申し上げます。 委員から、子育て支援センターの充実が必要との意見が出され、理事者からは、父親と子、また親子で触れ合う機会の提供という観点からも、子育て支援センターの休日開所や父親が行事に参加しやすい工夫も検討していきたいとの説明がありました。 次に、地域づくりについて申し上げます。 自治会又は自治会単位の団体がコミュニティー会館を活用して世代間交流などを行う世代間結づくり事業については、地域の子どもを地域で見守ること、子どもの居場所づくりにもつながるものと考えているが、補助対象となる事業期間を3カ年としていることから、平成30年度、そして本年度と取組団体が減少しており、今後もその減少が続いていくのではないかと懸念しているとのことであります。 また、地域の活性化や地域活力の維持、地域の課題解決に効果が期待できる取り組みである結の故郷づくり交付金事業については、事業実施から本年度で10年目を迎え、事業実施団体の事業に対する考え方の変化、また地域における後継者不足とが相まって、事業を継続することが難しいとの意見が出てきているとのことであります。 市民力や地域力を生かして地域の課題を地域で解決する市民協働推進事業については、市民から取り組むテーマの提案を受ける形であるが、提案が少なくなってきている現状から、事業実施が難しくなってきているとのことであります。 これに対し委員からは、市民からのテーマの提案を待つのではなく、地域での子育てを充実させるための課題の解決策を市民協働推進事業のテーマにして、例えばそのテーマの補助額は上乗せするなどの工夫をして、事業提案を募集してはどうか。 市民の自発的な取り組みを応援することで、行政ができない部分を地域が支えていくといった仕組みにつなげていくことが重要でないかとの意見が出されました。 次に、情報発信について申し上げます。 委員からは、今、実際に民間の方で、行政 の子育て支援の情報を発信されているサイトが出てきていることに触れ、行政としては、民間が発信する情報をしっかりとフォローするなど、民間と行政とが相互に情報をフォローし合うことで情報の発信力の強化につながり、そのような協力体制を図ることについては、経費を掛けずに取り組めるのではないかとの意見が述べられました。 また、市が実施するさまざまな子育て支援サービスが、市民にしっかりと届いていないと思われることについては、さまざまなサービスを実際に受けた方の生の声を市民に発信することで、子育て支援サービスを利用したいと考える市民が増えるのでないかとの意見が出されました。 次に、冬期間の子どもの遊び場について申し上げます。 理事者は、エキサイト広場について、休館日ということで限定的であるものの、引き続きアリーナと2階和室の無料開放に取り組みたいとのことであります。 しかしながら、遊具があるわけではないため、利用者にとってどれだけ魅力があるかという視点では、課題が残るとの説明がありました。 これに対し委員からは、まず無料開放に取り組んだことが良いことであり、そこからいろいろな意見を吸い上げられればよいとの意見や、結とぴあのロビーや市役所市民ホールなど、冷暖房を完備している公共施設の空きスペースを活用するなど、施設の複合化についても取り組んでもらいたいとの意見が述べられました。 また、(仮称)子育て世代支援パッケージに関しては、子育て支援などに関するニーズを把握する中で、どの部分をターゲットにして支援することがよいのかを精査して、本年度に策定する子ども・子育て支援計画の中で十分に検討するとともに、当特別委員会からの意見も参考にしていきたいとのことでありました。 以上であります。 当委員会といたしましては、働きながら子育てをする世代が住みやすいまちづくりに向け、これまでの議会と理事者との闊達(かったつ)な議論や意見交換を基に、委員会としての政策提言につなげてまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、今後ともご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  次に、未来へつなぐまちづくり特別委員長、川端義秀さん。 川端さん。 (未来へつなぐまちづくり特別委員長 川端義秀君 登壇) ◎未来へつなぐまちづくり特別委員長(川端義秀君)  未来へつなぐまちづくり特別委員会委員長報告。 未来へつなぐまちづくり特別委員会は、去る16日に委員会を開催し、中部縦貫自動車道 及び幹線道路などの整備促進施策、重点道の駅整備の推進及び新たな土産品などの商品の生産・開発支援などの関連施策、体験メニューの開発やインバウンド対応などの観光振興施策、高速バス誘致や道の駅へのバスの運行など公共交通施策、SNSなどを活用した情報発信と定住サポートなどの施策の五つの項目について、所管課に対し、進捗(しんちょく)状況及び今後の計画等についての説明を求め、審査を行いました。 最初に、中部縦貫自動車道の進捗状況等について申し上げます。 工事については、大野東・和泉区間の九頭竜川橋の上部工部分が11月22日に閉合し、今月末には完成予定とのことであります。 ほかに下山トンネルの貫通や、川合トンネル、和泉トンネルの掘削工事も始まるなど、 各種工事が鋭意進められていることが分かりました。 また、11月14日には、中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進大会が東京において盛大に開催され、大野油坂道路の令和4年度末までの全線開通に向けた要望活動を行い、国土交通省や財務省などにしっかりとアピールできたとのことであります。 大野油坂道路については、先月、近畿地方整備局事業評価監視委員会が、事業継続が妥当と判断し、軟弱地盤などを理由に800億円増額され、全体事業費は1,510億円から2,310億円となりました。 全体事業費の増額により、事業に遅れが生じることのないよう、気を引き締めて状況を注視する必要があると存じます。 また、12月11日の国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所の発表によりますと、新長野トンネル工事で発生した濁水が、九頭竜川につながる天頭谷に流入したことから、原因究明と再発防止策の検討のため、工事が今月10日から中断し、現在、再開のめどは立っていないとのことであります。 委員から、そのことによる下流域への影響について質問があり、理事者からは、鷲ダムに流れ込む水は、揚水して発電に使うなどしているため、下流に流れることはほとんどないことから、影響は少ないと思っているとの説明がありました。 当委員会としては、一日も早い収束と工事の再開を願うばかりであります。 次に、重点道の駅整備の推進及び新たな土産品などの商品の生産・開発支援などの関連施策について申し上げます。 重点道の駅の名称が、越前おおの荒島の郷(さと)に決定し、施設整備に向けた工事が進められているとのことであります。 また、大野市道の駅産直の会の支援のため、10月と11月の2回にわたり視察研修を実施、令和3年度早期の越前おおの荒島の郷の開駅を見据えて、商品の品質向上や商品開発、農林産物の多品目化に向けて、産直の会としてイベントへの出展や交流会の開催、調査研究グループの設置などを検討していくとの理事者からの説明がありました。 委員からは、道の駅の直売所は、農林産物や加工品など多彩な商品を充実させ、品数やアイテム数といったボリューム感を出すことが大事であるといった意見や、成功している 道の駅の利用者の多くが地元の人たちであるとのことなので、地元に末永く愛される道の駅とされたいとの意見が出されました。 理事者におかれては、市民や来訪者に末永く愛される道の駅となるよう、さまざまな情報発信に努め、リピーターとして何度も何度も足を運んでいただけるように、消費者ニーズに合った商品開発や商品づくりに工夫を凝らされたいと存じます。 次に、体験メニューの開発やインバウンド対応などの観光振興施策について申し上げます。 市内で実施されている体験メニューとして、現在128のメニューがあり、理事者からその一覧表が示されました。 その内容は、釣り体験、化石発掘体験、お寺での宿泊・座禅体験など、魅力あるメニューが多岐にわたって掲載されております。 理事者の説明では、今後も徐々に数を伸ばせるよう、新規体験メニューの開発に対し補助を行い、メニューの数の増加に努めているとのことであります。 委員からは、越前大野城など公共施設での体験メニューも掲載されているので、今定例会に上程されている公共施設の年間パスポートをうまく活用されたいとの意見が述べられました。 今後の体験メニュー開発の参考にされたいと存じます。 また、インバウンド対応としては、受け入れ環境の整備や情報発信の強化を基本方針に実施した先進地視察や外国人によるモニターツアーを基に、受け入れ体制や対応、市内事業者の問題点などを調査し、課題解決につなげていきたいとの理事者からの説明がありました。 本市のインバウンド対応は、まだまだ整っていないような現状ですので、土産店、飲食店、宿泊施設など、外国の方が訪れそうな場所でのキャッシュレス化など、できるところから受け入れ体制の整備を進められたいと存じます。 次に、高速バス誘致や道の駅へのバスの運行など、公共交通施策について申し上げます。 理事者から、中部縦貫自動車道が整備されることで、本市と北陸圏、中京圏、関西圏、関東圏を結ぶ広域ネットワークが構築され、特に中京圏へのアクセスが格段に向上し、通勤圏の拡大や交流人口の増加が期待されるとの説明がありました。 中部縦貫自動車道と道の駅の整備に併せて、高速バスの誘致や道の駅と市街地を結ぶバス運行について、今後、検討されるとのことですので、機を逸することなく取り組まれたいと存じます。 最後に、SNSなどを活用した情報発信と定住サポートなどの施策について申し上げます。 理事者からは、越前おおのブランドの発信、イベントの広報推進と誘客拡大、定住情報の提供とサポート体制の強化、定住促進対策、空き家の利活用の促進について説明を受けました。 中部縦貫自動車道が全線開通し、道の駅、越前おおの荒島の郷(さと)が開駅することで、本市へ訪れる人が増えることが期待されます。 理事者におかれては、今後ともSNSをはじめ、さまざまな媒体を駆使して情報発信に努め、しっかりと本市をPRされたいと存じます。 以上であります。 当特別委員会におきましては、いずれの事業も所期の目的を達成するため、理事者に対し、積極的に協力してまいりたいと存じます。 議員各位におかれましても、今後ともご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  以上で特別委員長報告を終わります。 日程第3、 議案第113号 大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長 石山志保君 登壇) ◎市長(石山志保君)  ただ今上程されました 議案第113号 大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 難病等特別見舞金審査会の廃止に伴い、所要の改正を行うものです。 よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  これよりただ今の提案理由に対する質疑に入ります。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、本日が最終日であることを鑑み、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  討論を終結いたします。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただ今議題となっております 議案第113号 大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第113号は原案のとおり可決されました。 日程第4、 議案第114号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長 石山志保君 登壇) ◎市長(石山志保君)  ただ今上程されました 議案第114号 教育委員会委員の任命についてご説明申し上げます。 前委員の洞口幸夫氏が、11月26日付けで辞職されたため、欠員となっております教育委員会委員に、大野市太田第13号9番地1、馬道 保氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 本案は、人事に関する案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 お諮りいたします。 ただ今議題となっております 議案第114号 教育委員会委員の任命については、これに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第114号はこれに同意することに決しました。 日程第5、 議案第115号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長 石山志保君 登壇) ◎市長(石山志保君)  ただ今上程されました 議案第115号 教育委員会委員の任命についてご説明申し上げます。 現委員の清水美那子氏の任期が、令和元年12月21日で満了となりますので、その後任といたしまして、新たに大野市右近次郎第40号48番地、松谷由美氏を教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 経歴につきましては、お手元に配布してあるとおりでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 本案は、人事に関する案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 お諮りいたします。 ただ今議題となっております 議案第115号 教育委員会委員の任命については、これに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第115号はこれに同意することに決しました。 日程第6、 市会案第4号 大野市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 提案理由の説明を求ます。 提案者、畑中章男さん。 畑中さん。 (17番 畑中章男君 登壇) ◆17番(畑中章男君)  ただ今上程いたしました 市会案第4号 大野市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案について説明いたします。 大野市議会の議員定数につきましては、地方自治法の規定に基づき、大野市議会の議員の定数を定める条例を制定しております。 現在は、平成19年の改正により20人から2人を減数しました18人の定数の下に、平成23年、27年、31年と、3回の市議会議員選挙が執行されてまいりました。 しかしながら、当市議会の議員定数については、大野市議会の最高規範である大野市議会基本条例を鑑み、また本市の人口も年々減少していることから、議員定数の適正化について議論すべく、議員定数適正化協議会を設置し、4回にわたり丁寧に議論を尽くしたところであります。 このような協議を踏まえまして、地方自治の本旨に沿い、議会の機能や民意の反映に留意するとともに、大野市議会基本条例の規定に基づき、市政の現状、課題及び人口減少等の将来の予測を十分考慮し、行政の簡素・合理化を実現するため、これまでの議員定数18人を2人減数して16人とし、次の市議会議員一般選挙から適用するため、大野市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案を提出するものであります。 以上、市会案第4号についての提案理由を申し上げましたが、少子化、高齢化に伴う人口減少が進む中において、これからの持続可能なまちづくりを進めていくためには、本市の非常に厳しい財政状況も勘案し、まず議会が範を示すことが最も重要であるとの強い思いの下に、本条例案を提出させていただいたものであります。 どうか議員各位のご理解を賜りますようお願い申し上げ、私の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(梅林厚子君)  これより質疑を行います。 榮 正夫さん。 (18番 榮 正夫君 登壇) ◆18番(榮正夫君)  私は、かねてからの議員定数削減の動きについては、反対をしてきました。 反対するのは、基本的には議会の機能を発揮させるものではないからであります。 今回の新たな議会というのは、今年の2月からなったものでありますが、やはり新人の議員さんも7人おられるわけです。 議会というのは、どういう役割を果たさなければならないかという、そういうこともよく加味した上で、提案者がおっしゃったそういうことをもっとじっくりと討議すべきだというように、私は常々考えていました。 ですから今回のそういう扱いについては、例えば協議会をつくるということを議長提案でされて、協議会も設置する、あるいは議運でも何回も協議を重ねてきたという経過があるということは、今ほど提案者が言われたとおりであります。 しかし同時にですね、区長会からも議員定数削減の要請がある、あるいは市民の皆さんの動きもいろいろあるという状況だったからこそ、こういう提案をされたんだろうと思うんですけれども、しかし実際に適用されるのは、2023年2月の改選から適用されるわけですから、そういう点では拙速に結論を出して提案するというのは、どうかなというように私は疑問を感じておりましたので、質疑するということにしました。 ○議長(梅林厚子君)  提出者、畑中章男さん。 (17番 畑中章男君 登壇) ◆17番(畑中章男君)  提案した理由をいろいろお話ししましたけれども、区長会が出したとか、市民の声がとかっていうのではなくて、議会のわれわれ自体が、われわれ自身が考えなければならない。 そして、国も1,100兆円の借金をつくりながら、国会議員の定数を減らす、減らすと議論をしながらも全く進まないわけです。 地方でも、今、勝山市も敦賀市も減らすという議論をしています。 大野は、改選がありました。 だからこれは、国に手本を示すため、そして大野市議会はまともだ、先進の事例だということで、お手本を示すという意味で先駆けてやりたい。 これが私の思いでありますし、そして1人を減らすということは、4年間で約2,500万円、2人で5,000万円の歳費の節減になるわけです。 こういういろんな時代の流れ、人口減少、それから将来の大野市が生き残るかどうかという、こういう大事な時期にゆっくりと議論している暇はない。 今は何をなすべきか、今でしょ。 終わります。 ○議長(梅林厚子君)  これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただ今議題となっております 市会案第4号 大野市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案について、電子採決により決定いたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたします。 市会案第4号について、原案のとおり決することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成14人、反対3人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、市会案第4号は原案のとおり可決されました。 日程第7、 市会案第5号 法務局証明書発行請求機の設置を求める意見書案を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 お諮りいたします。 ただ今議題となっております 市会案第5号 法務局証明書発行請求機の設置を求める意見書案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、市会案第5号は原案のとおり可決されました。 この際、申し上げます。 地方自治法第100条第13項及び大野市議会会議規則第167条の規定により、別紙「議員の派遣の件」のとおり議員を派遣いたしたいと思います。 お諮りいたします。 本議会は、別紙「議員の派遣の件」のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、別紙「議員の派遣の件」のとおり議員を派遣することに決しました。 次に、大野市議会会議規則第167条第1項ただし書きの規定により、別紙のとおり議員派遣の手続きについて、議長においてこれを決定いたしましたのでご報告しておきます 以上で本定例会の日程は、全て終了いたしました。 これをもちまして、令和元年12月第416回大野市議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでございました。  (午後2時15分 閉会)...