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12月02日-議案上程、説明-01号

  • 附帯決議(/)
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  1. 大野市議会 2019-12-02
    12月02日-議案上程、説明-01号


    取得元: 大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和 元年 12月 定例会       令和元年12月・第416回定例会 会議録(第1日)                              令和元年12月2日(月)                              午前10時  開 議1.議 事 日 程    第1.会議録署名議員の指名    第2.会期の決定    第3.議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定について       議案第72号 平成30年度大野市水道事業会計決算認定について        (委員長報告、質疑、討論、採決)    第4.議案第74号から議案第112号まで(39件)        (一括上程提案理由の説明)2.出 席 議 員(16名)     1番   廣 瀬  浩 司 君    2番   木戸屋  八代実 君     3番   林    順 和 君    4番   ダニエル 益 資 君     5番   白 﨑  貴 之 君    6番   伊 東  由起恵 君     7番   松 本  嘉 彦 君    9番   堀 田  昭 一 君     10番  髙 田  育 昌 君    11番  野 村  勝 人 君     12番  梅 林  厚 子 君    13番  永 田  正 幸 君     14番  松 田  元 栄 君    15番  川 端  義 秀 君     16番  髙 岡  和 行 君    17番  畑 中  章 男 君3.欠 席 議 員(2名)     8番   廣 田  憲 徳 君    18番  榮    正 夫 君4.説明のため出席した者の職・氏名   市   長  石 山  志 保 君    副 市 長  田 中  雄一郎 君   教 育 長  久 保  俊 岳 君    企 画 総務  畑 中  六太郎 君                        部   長   政 策 局長  川 端  秀 和 君    民 生 環境  坂 井  八千代 君                        部   長   産 経 建設  朝 日  俊 雄 君    産経建設部  齊 藤  清 英 君   部   長                理   事   教育委員会  清 水  啓 司 君    消 防 長  飯 田  裕 人 君   事 務 局長   総 合 政策  真 田  正 幸 君    総 務 課長  加 藤  嘉 一 君   課   長   財 政 課長  吉 田  克 弥 君    福祉こども  山 田  徹 夫 君                        課   長   商工観光振興 上 藤  正 純 君    建 設 整備  伊 戸  康 清 君   課   長                課   長   会計管理者  本 多    充 君    教育総務   横 田  晃 弘 君                        課   長   消 防 本部  鳥 山  智 之 君    監 査 委員  堂 下  昭 仁 君   次   長                事 務 局長   財 政 課  小 林  則 隆 君   課 長 補佐5.事務局職員出席者   局   長  岸 田  尚 悟      次   長  山 田  明 美   次 長 補佐  岡    吉 男      企 画 主査  松 川    正6.議事 (午前10時00分 開議) ○議長(梅林厚子君)  おはようございます。 初めに、大野市民憲章と大野市教育理念を唱和いたしますので、ご起立願います。 (全員起立) ○議長(梅林厚子君)  首唱者の白﨑貴之さん、登壇願います。 (5番 白﨑貴之君 登壇) ◆5番(白﨑貴之君)  大野市民憲章。 九頭竜川の上流にある大野は、清らかな水と空気に恵まれ、緑豊かな自然にはぐくまれてきました。 純朴さの中にも幕末の大野丸に象徴される進取の気象と、雪国特有のねばり強さとで、今日の繁栄を築いてきました。 私たちは、美しい自然と輝かしい伝統を受け継ぎ、住みよく生きがいのあるまちづくりを目指して、市民憲章を定めます。 一つ、みずみずしさあふれるまちに。 ◎全員  私たちは、美しい自然を守り、豊かな郷土をつくります。 ◆5番(白﨑貴之君)  一つ、小さな芽が伸びるまちに。 ◎全員  私たちは、伝統を受け継ぎ、新しい文化を育てます。 ◆5番(白﨑貴之君)  一つ、大きくはばたくまちに。 ◎全員  私たちは、働くことに喜びを持ち、郷土の発展につとめます。 ◆5番(白﨑貴之君)  一つ、あたたかい心のかようまちに。 ◎全員  私たちは、健康で幸せな家庭をつくり、親切の輪を広げます。 ◆5番(白﨑貴之君)  一つ、明るくやすらぎのあるまちに。 ◎全員  私たちは、まちづくりに進んで参加し、住みよいまちを築きます。 ◆5番(白﨑貴之君)  大野市教育理念。 「明倫の心を重んじ 育てよう 大野人」 ◎全員  人としての生きる道を明らかにし、進取の気象を育てた明倫の心は、いつの時代においても変わらない大野の学びの原点です。 私たちは、この心を大切にして、優しく、賢く、たくましい大野人になるため、学び、育てることに努めていきます。 ◆5番(白﨑貴之君)  ありがとうございました。 ○議長(梅林厚子君)  ご着席ください。 (全員着席) ○議長(梅林厚子君)  これより令和元年12月第416回大野市議会定例会を開会いたます。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 直ちに、本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をいたします。 本日の会議の欠席届が廣田憲徳さん、榮 正夫さんからまいっておりますので、報告いたしておきます。 次に、教育委員会から 報告第19号 教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検及び評価についてが提出されております。 お手元に配布しておきましたから、ご覧いただきたいと思います。 次に、去る9月定例会において可決されました新たな過疎対策法の制定に関する意見書と免税軽油制度の継続を求める意見書につきましては、内閣総理大臣をはじめ、政府関係機関へ提出しておきましたので、報告しておきます。 これより日程に入ります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において、 9番 堀田昭一さん、10番 髙田育昌さんの両名を指名いたます。 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 本定例会の会期については、去る9月19日、10月28日、11月25日、そして本日、議会運営委員会を開き、協議されましたので、その結果について委員長から報告願います。 議会運営委員長畑中章男さん。 畑中さん。 (議会運営委員長 畑中章男君 登壇) ◎議会運営委員長畑中章男君)  令和元年12月第416回大野市議会定例会の会期等につきましては、去る9月19日、10月28日、11月25日、そして本日、議会運営委員会を開き、協議いたしました。 その結果についてご報告申し上げます。 まず本定例会の会期は、本日12月2日から18日までの17日間といたしました。 次に、日程について申し述べます。 本日は、まず決算特別委員長報告の後、質疑、討論、採決を行い、その後、理事者提出の各議案を上程し、提案理由の説明を行います。 3日から6日までは議案調査、7日と8日は休会、9日は一般質問を行います。 10日は、9日に引き続き一般質問を行い、質問終結後、請願・陳情を上程し、議案及び請願・陳情を各委員会に付託いたします。 次に、委員会の日程といたしましては、11日は産経建設常任委員会、12日は民生環境常任委員会、13日は総務文教常任委員会を開きます。 14日と15日は休会、16日は午前10時から人口減少対策特別委員会を、そして午後1時から未来へつなぐまちづくり特別委員会を開きます。 17日は委員会予備日、18日は最終日で、各委員会審査の結果を委員長より報告の後、質疑、討論、採決を行います。 以上であります。 各員におかれましては、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたしまして、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  お諮りいたます。 本定例会の会期は、ただ今の委員長の報告のとおり、本日から18日までの17日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
    ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、委員長の報告のとおり17日間と決定いたしました。 日程第3、9月定例会において、決算特別委員会に付託の上、継続審査となっておりました 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定について 議案第72号 平成30年度大野市水道事業会計決算認定について以上、2議案を一括して議題といたします。 本案に対する委員長の審査結果の報告を求めます。 決算特別委員長髙田育昌さん。 髙田さん。 (決算特別委員長 髙田育昌君 登壇) ◎決算特別委員長髙田育昌君)  決算特別委員会委員長報告。 決算特別委員会の報告を申し上げます。 当委員会は、先の第415回9月定例会において審査の付託を受けました 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定について 議案第72号 平成30年度大野市水道事業会計決算認定についての2議案について、10月8日から15日まで、そして11月8日の延べ6日間にわたり慎重なる審査を行いました。 審査に当たりましては、決算内容について理事者から説明を受け、本市の予算が適法に執行されたか、各事業の運営が適正かつ最小の経費で最大の効果となるよう効率的に行われ、真に住民本位予算執行がなされたかに主眼をおいて、厳正な決算審査を実施いたしました。 その結果、 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定については賛成多数で、また 議案第72号 平成30年度大野市水道事業会計決算認定については全会一致で、それぞれ認定することに決した次第であります。 以下、各課等の審査の過程で出されました主な指摘事項や要望、意見などについて申し上げます。 まず歳入について申し上げます。 国難とも呼ぶべき少子化、高齢化に伴う人口減少が進む中、本市においても持続可能なまちづくりを進めていくためには、自主的に使える財源を有効かつ効果的に各種施策に反映させる必要があります。 このような状況下において、市税、国民健康保険税をはじめ、医療、介護に係る歳入の確保は最重要課題であります。 理事者におかれては、負担の公平性の観点に立って徴収率を少しでも上げられるよう、滞納者との連絡を重ねるなど、きめ細やかで確実な徴収に、引き続き努められるよう求めます。 また、公共施設の使用料や公有財産の貸付収入、受益者負担金においても滞納が見受けられます。 今後控えている2025年問題や、その先の2040年問題などがありますので、知恵を絞って速やかな徴収に努められたいと存じます。 特に保育料の滞納者に対しては、この10月から幼児教育・保育の無償化が始まりましたので、このタイミングを捉えて徴収の強化を図られたいと存じます。 次に、歳出について申し上げます。 初めに、選挙費について申し上げます。 近年執行された選挙では、期日前投票の投票者数が増えており、本年7月の参議院議員通常選挙では、全投票者の41㌫が期日前投票であったとのことであります。 また、投票日当日については、投票立会人の拘束時間が長いため、引き受けてくださる方の確保が難しいという現状があり、現在は、午前と午後の二交代制を取り入れて選挙が実施されております。 このように以前と比べて工夫を凝らしているにもかかわらず、投票立会人の依頼など、投票所の運営が厳しくなってきている現状があるようです。 一方、今後の選挙では、公職選挙法の改正により、市議会議員選挙でも公営ビラが作成できることになり、公費負担の増加が見込まれると聞き及んでおります。 これらのことから、投票者の利便性をしっかりと確保した上で、投票率の向上と併せて期日前投票のより一層の充実と投票所の在り方、そして投票管理者投票立会人投票事務従事者の人件費をはじめとする選挙事務経費を含めた選挙費全般について検討されたいと存じます。 次に、各課等が保有します各種システム保守管理業務の委託について申し上げます。 本委員会として昨年も指摘しておりますが、住民基本台帳ネットワークシステム庁内ネットワークシステムをはじめとした各種システムにつきましては、業者ごとシステムに独創性があったり、高度の専門性を持っていたりすることから、システム導入後の保守管理業務については、競争入札によらずに納入業者随意契約で委託を行っているものが多く見受けられます。 理事者からは、契約について指摘された趣旨を踏まえ、善処していく必要があると考えているが、住民基本台帳ネットワークシステムなどは専門性が高く、既に導入されたシステムを効率的に運用するため、その委託先は随意契約となってしまう現状があるとの説明がありました。 一般的に随意契約のデメリットとしては、相手方が固定化され、公平性に欠けるとともに、契約額が適正であるかどうかの確認が難しいことがあるといわれています。 経費削減の観点からも、予算編成の段階からしっかりと見積書を徴集して内容を精査し、同じ随意契約でも少しでも安価になるよう検討されたいと存じます。 次に、文化芸術交流施設管理運営経費と結の故郷まちなか文化芸術事業について申し上げます。 これらは、昨年3月にオープンした大野市文化芸術交流施設COCONOアートプレイス管理運営絵画展示会市民交流イベントなどの開催に係る経費であります。 平成30年度の決算額は、歳出が約1,300万円、歳入である文化芸術交流施設観覧料が約77万円でありました。 これだけの経費を掛ける狙いとそのターゲットを尋ねたところ、理事者からは、子どもを含む市民に対しては文化芸術に触れる機会の提供、そして来訪者に対しては市街地の回遊性を高め、中心市街地の活性化につなげるものであるとの説明がありました。 そもそもCOCONOアートプレイスは、寄贈された建物に大野市民が所蔵している絵画などを展示し、小コレクター運動を発信する場所として改修した施設であります。 理事者の説明では、何を狙って、この施設をどう活用していくのかが曖昧であるように思われたことから、教育委員会で詰めるよう求めたところ、来訪者に向けて情報発信する方向で検討していきたいとのことでした。 そうであるならば、商店街の中に立地しているにもかかわらず、商店街において開催されている各種行事との連携や情報発信が、うまくなされていないように見受けられますので、COCONOアートプレイスの担当課だけではなく、商店街やまちづくり会社など、関連する団体とも企画の段階から連携を取るなど、多くの来訪者の入館につながるよう工夫をされたいと存じます。 次に、ファミリーリゾート休養施設管理運営経費及び六呂師高原スキー体験施設管理運営経費乳製品加工体験等施設管理運営経費など、各施設の管理経費について申し上げます。 六呂師高原エリアには、スキー場温浴施設うらら館ミルク工房奥越前、円山公園など、多くの施設が点在し、福井県の管理する施設も立地しています。 これら数多くの魅力ある施設がありながら、六呂師高原全体のにぎわいに寄与されていないのではないかと懸念されます。 理事者の説明によりますと、六呂師高原には、県の施設、市の施設、県から移譲された施設があり、現在、県と共にその運営に関わる人件費も含めた全体の見直しについて検討を始めているとのことであります。 本市及び県が大きな経費を掛けて整備し、施設の維持管理においても本市が費用を負担しておりますので、六呂師高原の活性化を図るためにも、施設の集約化なども見据えた今後の方向性についてしっかりと議論し、取り組まれていただきたいと存じます。 最後に、予算を執行する立場である職員の意識改革について申し上げます。 実質単年度収支については、前年度までの2年連続しての赤字収支から、平成30年度はわずかに黒字収支に転じておりますが、まだまだ予断を許さない状況にあると思われます。 本市の財政の厳しい状況について、全ての職員が自覚し、わがごととして一層の経費削減を行うなど、財政の健全化に努めるよう求めるものであります。 また、本特別委員会において、再三再四、指摘しておりますが、人口減少対策は本市の死活問題であり、その対策は一刻の猶予も許されません。 本市と規模の変わらない自治体で、定住・子育て施策に万全の対策を立てて取り組んでいる市町もあります。 こういった先進事例も参考にして、大野に住んでみたい、住み続けたい、安心して子育てができると思っていただき、本市の人口減少に歯止めをかけられるような、思い切った斬新な独自の施策を立案されるよう求めます。 理事者におかれましては、これから令和2年度当初予算の編成作業に当たられることと存じます。 平成30年度の一般会計における経常収支比率が98.7㌫と、その前年度よりは若干改善されていますが、28年度から3年連続して98㌫台で推移しており、硬直化が著しい状況が続いています。 硬直化した財政の経常的な支出をいま一度見直し、当委員会の指摘事項も含め、自主財源を住民の利益を最優先に施策に反映させるよう、不断の努力による新年度当初予算となることを強く求めるものであります。 以上、決算特別委員会審査概要を申し上げましたが、議員各位には何とぞ妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、当委員会の報告といたします。 ○議長(梅林厚子君)  これよりただ今の委員長の報告に対する質疑に入ります。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 野村勝人さん。 野村さん。 (11番 野村勝人君 登壇) ◆11番(野村勝人君)  皆さん、おはようございます。 日本共産党野村勝人でございます。 ただ今、委員長報告がございましたけれども、私は、日本共産党大野市議団を代表して、 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定についての反対討論を行います。 よろしくお願いいたします。 まず介護保険事業では、基準額保険料が月額5,500円を6,000円に値上げされています。 サービス低下も進められており、値上げは認められません。 次に、文化会館整備基本計画の策定に要する経費についてです。 この文化会館は、トイレなどの使い勝手の悪い所を改修すれば、十分使用できると多くの市民から意見が出ております。 この文化会館整備基本計画は、建て替えることが前提になっておりますが、拙速に建て替える計画案は見直して、十分に議論することが必要であり、認められません。 次に、道の駅についてです。 今、名称が越前おおの荒島の郷(さと)に決まり、工事が進められています。 敷地面積は約5万平方㍍と県内最大、総事業費は県事業費を含め約34億円、大野東インターチェンジ近くに建設されるということで、年間来場予想数は、オープン時には38万人以上、中部縦貫自動車道全線開通後は約80万人の来客を見込んでいるとのことですが、市民からは、なぜ東インターチェンジ近くに建設するのか、なぜ巨額の道の駅にするのかといった疑問の声が上がっています。 見込んでいる来場数にも疑問があり、建築確認のための予算にも反対したことであり、認められません。 次に、健全な水環境のまち調査研究事業には、水に関する活動拠点施設の整備が含まれており、予算でも反対していることですが、この計画案が上程される1年も前に、土地、家屋の譲渡の話があったにもかかわらず、議会に何の説明もなく、突然、議会に水に関する活動拠点施設整備計画案として出されてきたことは、議会を軽視しているとしか言えません。 このような計画を進めることは、認められません。 次に、職員の給与費についてですが、国家公務員寒冷地手当支給地域の見直しに準じて、大野市職員寒冷地手当が廃止されています。 この手当を廃止することは、生計費を補填(ほてん)するという趣旨に反して、生活に追い打ちを掛けることになります。 また、扶養親族のある職員ほど削減額が大きく、子育て支援の観点からも逆向しているのではないでしょうか。 市職員の給与を引き下げることは、市職員にとどまらず、それに準拠して、民間の給与引き下げにもなりかねません。 消費縮小が、地域経済のさらなる悪化に結び付くことが懸念されます。 隣接する勝山市、池田町は寒冷地と認められており、大野は積雪量がわずかに規定より少なかったとのことですが、平成30年2月13日の積雪量は、春日で1㍍m77㌢㍍、川合で3㍍1㌢㍍もあり、誰もが認める豪雪地帯であります。 職員は、除雪や雪害対策に奮闘しており、当大野市において寒冷地手当が廃止されるべきではありません。 以上、このような問題があるということを述べて、 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定についての反対討論とします。 ○議長(梅林厚子君)  以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 まず討論のありました、 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定についてを電子採決により決定をいたします。 事務局は、電子採決の準備をお願いいたします。 (事務局、電子採決の準備) ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案第71号に対する委員長の報告は、認定であります。 お諮りいたします。 議案第71号について、これを認定することに賛成の諸君は、賛成ボタンをお押し願います。 (各議員、表決) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れはありませんか。 (沈黙) ○議長(梅林厚子君)  表決漏れなしと認め、確定いたします。 (採決集計 賛成13人、反対2人) ○議長(梅林厚子君)  賛成多数であります。 よって、議案第71号は認定されました。 引き続いて 議案第72号 平成30年度大野市水道事業会計決算認定についてを採決いたします。 ただ今議題となっております議案第72号に対する委員長の報告は、認定であります。 お諮りいたします。 議案第72号について、これを認定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(梅林厚子君)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第72号は認定されました。 日程第4「議案第74号から議案第112号まで」の39議案を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、石山さん。 (市長 石山志保君 登壇) ◎市長(石山志保君)  令和元年12月第416回大野市議会定例会の開会に当たり、最近の諸情勢や市政の重要課題取り組み状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要についてご説明申し上げます。 天皇陛下におかれましては、10月22日の即位礼正殿の儀に臨まれ、招待された世界各国の代表などがご臨席される中、国の内外にご即位を宣明されました。 心よりお喜び申し上げます。 10月中旬に上陸した台風第19号では、中部地方から東日本の13都県に大雨特別警報が発令され、堤防の決壊や越水による大規模な洪水と数多くの土砂災害をもたらし、99人の死者、3人の行方不明者が出る甚大な被害を引き起こしました。 お亡くなりになられた方々に対し、心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に対し、お見舞い申し上げ、一日も早い復旧、復興を願います。 本市と災害応援協定を締結しています福島県相馬市におきましても、大きな被害が発生し、市街地の浸水、山沿いの土砂災害の影響により水道施設が被災し、市域全域で断水したため、10月15日から11月8日まで、給水車1台と延べ10人の職員を派遣し、給水業務を支援いたしました。 相馬市長をはじめ、市民の皆さんから感謝の言葉を頂きました。 次に、令和2年度当初予算編成方針について申し上げます。 令和2年度は、第五次大野市総合計画の最終年度となることから、将来像である、ひかりかがやき、たくましく、心ふれあうまちの実現に向けて取り組んできた各種施策の総仕上げを行うとともに、第六次大野市総合計画につなげていく重要な年度となります。 令和2年度当初予算編成に当たっては、全職員が行政の基本に立ち、限られた財源の中で、全ての事務事業についてゼロベースで見直しを行い、全庁的な視点に立ち、事業の選択と構築を徹底し、事業の重点化、効率化に取り組むこと、特に大野市高速交通アクションプログラムや健康のまちづくりの進展に加え、子育てをしながら住みやすいまちを目指し、子育て世代への施策を大野市子育て世代支援パッケージ(仮称)として取りまとめること、そして変化する時代の中で、市民と共に働く市行政を展開し、みんなが大野を好きになる、未来へつなぐまちづくりを推進することを基本方針としました。 次に、第六次大野市総合計画の策定状況について申し上げます。 市民や中高生などへのアンケート結果の集計を行うとともに、8月1日から9月20日まで、市内9地区8会場において延べ193人のご参加をいただき、ワークショップを開催しました。 10月から策定幹事会を開催し、ありたいまちの姿や必要となる取り組みなどについて検討を行っていただいています。 今後は、これらの検討結果を基に基本構想(素案)を取りまとめ、総合計画審議会において、さらに議論を深めていただく予定となっています。 それでは、市政の重要課題の進捗(しんちょく)状況について、第五次大野市総合計画の構想実現のための柱に沿ってご説明申し上げます。 最初に「人が元気」について申し上げます。 まず福祉分野の計画策定について申し上げます。 本市における地域福祉を推進するための指針となる大野市地域福祉計画、また障害者施策の基本指針と実施すべき方策を示す大野市障害者計画、障害福祉サービスの目標値などを定める障害福祉計画及び障害児福祉計画の計画期間は、令和2年度までとなっています。 このため、本年度中に策定委員会を設置するとともに、市民の意見を反映させるためのアンケート調査を実施いたしたく、必要な経費を計上した補正予算案を本定例会に提出しています。 次に、大野市子ども・子育て支援事業計画の策定状況につきましては、10月17日に第2回大野市子ども・子育て会議を開催し、委員の皆さまからさまざまなご意見、ご提案をいただきました。 今後、会議での審議を深めるとともに、大野市人口減少対策会議のご意見なども踏まえ、計画案を練り上げていき、本年度中に次期計画を策定したいと考えています。 次に、健康のまちづくりについて申し上げます。 市民の健康づくりへの意識と食への関心を高めるため、9月23日に結の故郷健康・食守フェスタ2019を開催し、市民をはじめ約300人の来場がありました。 当日は、医師による腎臓セミナーや健康相談、民間企業の協力を得て各種測定を行うとともに、食生活改善推進員による地場産野菜を使った試食会などが実施され、市民の健康への意識を高めていただきました。 また、従業員の健康に配慮した会社経営を行う健康経営に対する社会の意識が高まる中、民間の製薬会社と連携し、10月10日に健康経営実践セミナーを開催し、市内の10事業所に参加をいただきました。 さらに国土交通省の提唱する居心地が良く、歩きたくなるまちなかを目指すウォーカブル推進都市の趣旨に賛同し、本市も参加することにしました。 子どもからお年寄りまでが、歩きたくなるまちなかの形成に努めていきます。 今後も市民がいつまでも健康で、生き生きと暮らすことができる健康のまちづくりに、積極的に取り組んでいきます。 次に、秋の叙勲と全国的な表彰、市政功労者表彰について申し上げます。 政府は令和元年秋の叙勲を発表し、本市からは、阿部真也さん、熊谷 靖さん、常見悦郎さんが旭日双光章を、柴山佳樹さん、藤井正美さんが瑞宝双光章を、森尾義治さんが瑞宝単光章を、危険業務従事者叙勲では、小林 進さんが瑞宝双光章を受章されました。 また、これまでのさまざまな分野での功績が認められ、大野市教育委員会委員の清水美那子さんが文部科学省の地方教育行政功労者表彰を、大野市相撲連盟が文部科学省の生涯スポーツ優良団体表彰を受賞されました。 さらに民生委員・児童委員の原 公子さん、社会福祉法人大野福祉会職員の前田早苗さん、精神保健福祉ボランティアグループのはづき会が、厚生労働省の社会福祉功労者厚生労働大臣表彰を、鷲野紀子さんが理容業界振興論文最優秀賞と厚生労働大臣表彰を、山田 晃さん、安川 勲さんが全国自治会連合会表彰を、北川良憲さんが総務省の自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰を、上田農園が全国優良経営体表彰の農林水産省経営局長賞を、帰山安夫さんと幸子さんご夫婦が公益社団法人大日本農会主催の農事功労者として、緑白綬有功章を受章されました。 また、本年の市政功労者表彰につきましては、11月3日、山崎正昭名誉市民をはじめ、来賓の皆さまのご臨席の下、市政功労者の表彰式を執り行いました。 市政功労者には、地方自治の進展をはじめ、それぞれの分野において、永年にわたり献身的な活躍をされ、市政の発展に多大な貢献をいただいた11人、5団体の方々を表彰させていただきました。 受賞された皆さま方の、今後ますますのご活躍をご期待申し上げます。 次に、小中学校の再編について申し上げます。 教育委員会では、教育環境に関する意見交換会を5月27日の開成中学校を皮切りに、小中学校の保護者や教職員、保育所、認定こども園の保護者や保育士、そして各地区の住民の方々を対象に行いました。 本年度中に、意見交換会での意見やアンケート結果、小中学生に実施したアンケート結果の取りまとめを行い、来年度から現小中学校再編計画の見直し検討を行っていくと伺っています。 次に、乾側小学校の耐震対策について申し上げます。 教育委員会では、平成30年12月に乾側地区区長会から議長、市長、教育長に対して提出された乾側小学校の耐震工事に関する要望書を受けて、本年3月議会において、児童と教職員の安全、安心を第一に考え、地区住民のご意見を伺っていく旨を説明し、以降、機会を設け、保護者、地区住民からご意見をお聞きしてきました。 その結果、耐震対策については、現校舎の東棟、西棟を解体した跡地に軽量鉄骨校舎をリース方式により整備する方法とし、保護者、地区住民から了承をいただいたと伺っています。 乾側小学校の耐震対策を早期に完了するため、必要な経費を計上した補正予算案を本定例会に提出しています。 次に、文化会館の整備について申し上げます。 教育委員会では、文化会館の整備について、市区長連合会理事会や文化会館近隣の関係区に、文化会館整備基本計画の概要を説明するなど、市民への周知を図っています。 6月に総務文教常任委員会協議会及び総務文教常任委員会において、新文化会館の概要についてと附帯決議における指摘事項について説明しました。 11月にも総務文教常任委員会協議会を開催していただくこととなっていましたが、都合により説明の機会を得ることができませんでした。 文化会館の整備に当たりましては、次代の子どもたちに文化芸術の創造の場を与え、豊かな心を育む機会を提供する本市の文化芸術振興の拠点であるとともに、誰もが日常的に気軽に集うことができる施設を目指しています。 教育委員会としては、本年3月議会での文化会館整備基本設計業務に係る附帯決議を尊重し、指摘事項への対応方策について、引き続き総務文教常任委員会に説明し、ご理解をいただいた上で、基本設計業務に取り組みたいと伺っています。 次に、スポーツ、芸術文化の秋について申し上げます。 9月以降、スポーツや芸術文化に触れられる数々の行事開催がありました。 第23回大野市スポーツ・レクリエーション祭が10月14日に、第56回奥越ふれあい駅伝が11月17日に開催されました。 スポーツ・レクリエーション祭では、日本相撲協会の尾上部屋の親方と現役力士に少年相撲教室を行っていただくなど、市民にさまざまな競技を体験していただきました。 奥越ふれあい駅伝には、3種別9部門に116チームが参加し、スポーツの秋を満喫されました。 芸術文化の面では、40回目を迎えた大野市美術展を10月2日から6日まで、第53回大野市総合文化祭を10月27日から11月4日まで開催し、期間中、延べ約1万2,000人余りの方が来場しました。 また、COCONOアートプレイスでは、企画展、世界の終りの始まりを10月12日から12月22日まで開催しています。 このような中、COCONOアートプレイスが、第51回中部建築賞とウッドデザイン賞2019を受賞したという、うれしい報告がありました。 次に、緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練に併せ、開催しました大野市総合防災訓練について申し上げます。 11月1日、2日に、本市を主会場に大規模災害を想定した緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練と福井県総合防災訓練が開催され、併せて大野市総合防災訓練を実施しました。 緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練には、中部6県と滋賀県の58消防本部98隊をはじめ、自衛隊などの防災関係機関や消防団員、総勢1,250人が参加し、本市における大規模災害発生時の受援体制の充実や防災関係機関との連携体制の強化が図られました。 また、市総合防災訓練の住民避難訓練には、小山地区の住民をはじめ、多くの市民が参加され、また福祉避難所運営訓練、外国人避難訓練にも多数の関係者のご協力をいただきました。 今回の訓練の成果を生かし、引き続き災害に強いまちづくりを目指し、防災危機管理体制の充実に取り組むとともに、連携体制の充実強化につなげていきます。 次に、この冬の雪への備えについて申し上げます。 11月5日、国や県をはじめ、関係機関や団体にご参画いただき、大野市克雪市民会議を開催し、除雪体制や雪害時の対応などを取り決めた令和元年度大野市雪害対策計画書を策定しました。 また、11月8日には、69の除雪事業者に対する説明会を開催し、道路除雪基本計画に基づき、市道約360㌔㍍、歩道約60㌔㍍と、各公共施設の敷地内の除雪箇所などを確認しました。 来たる冬に備えて、市民の交通確保に向け、万全を期したいと考えています。 次に、国土強靭(きょうじん)化地域計画の策定について申し上げます。 平成25年に制定された強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災、減災等に資する国土強靭化基本法に基づき、国においては、国土強靭化に係る国のほかの計画などの指針となる国土強靭化基本計画を定めました。 地方においても、他の計画などの指針となる国土強靭化地域計画を定めることができるとされたことから、大野市国土強靭化地域計画の策定に向け、必要な経費を計上した補正予算案を本定例会に提出しています。 続きまして、2番目の柱「産業が元気」について申し上げます。 最初に、中部縦貫自動車道について申し上げます。 11月7日に近畿地方整備局事業評価監視委員会が開催され、大野油坂道路の全体事業費の増加を含めた再評価の審議が行われ、事業継続が妥当と判断されました。 全体事業費は、1,510億円から約800億円増額の2,310億円となり、近畿地方整備局福井河川国道事務所からは、想定以上に地質が脆弱(ぜいじゃく)で、トンネルの工法変更や掘削後の補強が必要となったことが大きな要因と伺っています。 委員会において事業継続が妥当と判断されたことは、真に必要な道路として認めていただいたことと安堵(あんど)していますが、全体事業費の増額によって事業に遅れが生じないよう、補正予算を含めた必要な予算確保に向け、引き続き要望活動に積極的に取り組んでいきますので、議員各位のご支援とご協力をお願い申し上げます。 このような中、11月14日に東京において、中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進大会が盛大に開催されました。 本大会には、山崎参議院議員、滝波参議院議員をはじめ、県選出国会議員や福井県知事、福井県議会議長をはじめ、県議会議員、福井市、永平寺町、勝山市の関係者や大野市内の関係者など約140人が参加され、北陸新幹線敦賀開業に合わせた令和4年度末までの大野油坂道路の全線開通の実現に向け、国土交通省などに対し、強くアピールしました。 大会後には、必要な予算確保に向けて、国土交通省や財務省などに対して、中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会による要望活動を行いました。 市民は、大野油坂道路の工事の進展に、希望の光を見ています。 川合トンネルと和泉トンネルの掘削工事に当たり、9月から10月にかけ、それぞれのトンネル坑口前において、安全祈願祭が挙行されました。 11月には、トンネル10本のうち、最初の貫通となる全長約416㍍の下山トンネルの貫通式が行われるとともに、大野油坂道路で最長となる全長約273㍍の九頭竜川橋の上部工が接合し、閉合式が行われました。 これまで事業推進のためにご協力いただきました議員各位をはじめ、沿線地区の皆さま方や関係者の方々に感謝を申し上げます。 次に、国道158号について申し上げます。 国道158号境寺・計石バイパスにつきましては、県がトンネルなどの詳細設計や用地取得を鋭意進めており、用地取得を終えた福井市大宮地係では、盛土工事に着手しています。 また、11月からは、羽生川に架かる2カ所の橋の橋台工事に着手したと伺っています。 本市としましては、今後も残る用地の早期取得と、一日も早い供用開始を要望していきます。 次に、道の駅について申し上げます。 大野市蕨生地区で整備中の重点道の駅の名称が、越前おおの荒島の郷(さと)に決定しました。 今後は、この名称を基にロゴマークを制作し、商品パッケージや建物のサインなどに活用していきます。 施設整備につきましては、10月13日に建築工事の起工式を執り行い、本格的に工事に着手するとともに、調整池や外周擁壁などの土木工事を行っています。 今後も令和3年度早期のオープンに向けて、指定管理予定者や関係者と協力しながら、施設整備や運営面での準備を進めていきます。 次に、秋のイベントについて申し上げます。 9月の六呂師高原アルプス音楽祭を皮切りに、10月には産業と食彩フェア、三大朝市物産まつり、九頭竜紅葉まつり、11月に入り、小京都物産五番まつり、新そばまつりなどが開催されました。 特に第40回を迎えた九頭竜紅葉まつりでは、福井県警察音楽隊によるパレードや、10年後の自分に向けた手紙を送る企画、重点道の駅の名称発表など、節目の年を盛り上げるさまざまな企画が催され、多くの来場者でにぎわいました。 天候にも恵まれ、これら秋のイベントの来場者数は、約15万3,000人となりました。 次に、豚コレラ緊急対策事業補助について申し上げます。 本年7月に県内で初めて野生のイノシシの感染が確認されたCSF、豚コレラについては、野生イノシシの感染が依然として続いており、県は10月25日、26日に県内で飼育されているブタ全頭にワクチン接種を行いました。 本市といたしましても、市内の養豚場1軒で飼育されているブタへのCSFの感染を防ぐため、養豚農家が行う施設改修費用の一部を補助する補正予算案を本定例会に提出しています。 次に、クマの出没対策について申し上げます。 本年は、県内全域でツキノワグマの餌となるブナやミズナラなどの実が不作となり、本市においては9月以降、クマの出没が増えたことから、10月10日に副市長を本部長とする大野市クマ出没対策本部を設置し、猟友会や警察など関係機関と連携し、市民への注意喚起や、おりを設置し、捕獲などの対応を行ってきました。 そのような中、11月8日、木本地区の住民が自宅近くでクマに襲われる人身事故が発生しました。 幸い被害を受けた方は軽傷で、命に別条はないとの報告を受けています。 今後も、引き続き猟友会や警察などの関係機関と連携し、市民の安全確保に努めます。 続きまして、3番目の柱「自然が元気」について申し上げます。 最初に、化石の保全について申し上げます。 本年度から新たに、大野化石調査隊を実施しています。 一般の方々に、本市の貴重な化石産出地とその調査事業について理解を深めていただき、今後の調査事業において活躍できる人材の育成を目的としています。 これまでに化石の発掘体験やフィールド体験、化石クリーニング体験など、合計3回の活動を実施しました。 これらの取り組みを通じて、本市の貴重な化石や地層の保全と活用に努めます。 次に、(仮称)越前おおの水循環・湧水文化再生計画の策定状況について申し上げます。 10月25日に、水循環・湧水文化再生推進連絡協議会を開催し、大野市域の流域全体における健全な水循環を維持、回復するための施策などについて、学識経験者や市民の代表の方々にご意見を伺いました。 本市全域の水循環に関する新しい計画の策定に当たりましては、これらのご意見を参考とするほか、国の水循環基本計画の見直しや、第六次大野市総合計画をはじめとする各種計画と整合を図るとともに、大野市特有の湧水文化の要素も加えたいと考えています。 次に、水に関する学習研究施設について申し上げます。 越前おおの結ステーションに隣接する民家を水に関する学習と研究の拠点とするため、現在、建物の改修工事や外構工事を進めています。 世界水の日である来年3月22日のオープンを目指し、施設の設置条例案及び備品や管理経費などを計上した補正予算案を本定例会に提出しています。 次に、地下水位の状況について申し上げます。 本年9月と11月は雨が少なく、例年よりも地下水位が低下し、また11月27日まで水田たん水の開始が遅れた影響もあり、基準観測井である春日公園観測井で基準水位以下となり、11月29日から地下水注意報を発令しました。 今後も地下水位を注視し、状況に応じて市ホームページや広報車などで節水を呼び掛けるなど、さらなる市民啓発、節水対策を徹底していきます。 続きまして、4番目の柱「行財政改革」について申し上げます。 まず人口減少対策について申し上げます。 地方創生や人口減少対策の施策を検討する大野市人口減少対策会議では、施策の改善に向け、専門的知見からの調査や有効な対策を検討するため、昨年度に引き続きブランド部会と少子化対策部会の二つの専門部会を設け、検討を重ねてきました。 11月7日開催の人口減少対策会議では、ブランド部会の道の駅からまちなかへの回遊性の向上について、また少子化対策部会の子育て世代への支援について、検討結果が報告されました。 各部会の報告内容については、検討を行った上で、次年度以降の施策に反映していきたいと考えています。 次に、水への恩返しキャリングウォータープロジェクトについて申し上げます。 日本ユニセフ協会との協定に基づく東ティモール民主共和国への支援につきましては、昨年10月に最後の支援金を送金し、本年度、計画に基づく6基の給水施設の整備が終了します。 このため、11月11日から17日にかけて、副市長と職員が給水施設の稼働状況や維持管理状況について現地を視察してきました。 皆さまから頂いた水への恩返しの支援金のおかげで、東ティモールの現地で、水の恵みにより起きた変化を取りまとめ、市民へご報告するとともに、市外にも広く伝えていきます。 また併せて、今回の視察では、同国のオリンピック委員会の関係者と、ホストタウンである本市における事前合宿や交流方法などについて意見交換を行いました。 次に、水への恩返し財団について申し上げます。 市民の水への感謝の思いを醸成し、本市の恵まれた水環境を後世に残し、国内外の人々に発信するとともに、世界の安全な水が供給されていない地域を支援することを目的に設置した財団につきましては、東ティモールへの給水施設支援が完了し、財団の所期の目的を達成することから、本年度で解散することとし、その手続きを進めていきます。 これまで財団で実施してきた事業は、その成果を反映しながら、市が実施しているところです。 次に、上下水道の公営企業会計への移行について申し上げます。 特別会計の簡易水道事業と下水道事業について、人口3万人以上の地方公共団体においては、令和元年度末までに発生主義に基づく複式簿記の会計処理による公営企業会計へ移行するよう、平成27年1月に総務省から求められています。 このため、本市においては、平成27年度から各会計の固定資産の調査やシステムの導入など、準備を進めてきました。 令和2年4月1日から簡易水道事業と下水道事業に公営企業会計を適用するに当たり、設置条例案や関係する条例の改正案を本定例会に提出しています。 また、農業集落排水事業につきましても公営企業会計へ移行するよう、平成31年1月に総務省から求められているため、令和6年4月からの適用に向け、今後、準備を進めます。 次に、公共施設の使用料などについて申し上げます。 公共施設の使用料につきましては、見直しの方針に基づき、具体的な見直し内容の検討を進め、学識経験者や公共施設の利用団体で構成する公共施設使用料等見直し検討委員会において協議を重ねてきました。 その結果、あっ宝んど、結とぴあ、エキサイト広場など、健康づくりや地域活動、文化活動を目的とする市民の利用が多い施設につきましては、使用料を据え置く一方、越前大野城やフレアール和泉、麻那姫湖青少年旅行村など、市外からの利用者が多い施設につきましては、使用料を改正します。 また、越前大野城やCOCONOアートプレイスなどの施設については、年間パスポートの発行などの利用促進策を新規に設けます。 手数料につきましては、その処理に係る原価を計算するとともに、他市の例も参考とさせていただき、道路台帳の図面の謄写手数料などを改正します。 このため、施設使用料や手数料の改正について、条例の改正案を本定例会に提出しています。 次に、会計年度任用職員制度について申し上げます。 地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、令和2年4月から会計年度任用職員制度が施行されます。 本市の嘱託・臨時職員についても同制度が適用されるため、これら会計年度任用職員の給与などを規定した条例議案と、会計年度任用職員制度の導入による地方公務員法等の一部改正に伴う関係条例の改正案を本定例会に提出しています。 次に、職員の不祥事と再発防止策について申し上げます。 9月に発覚しました不祥事につきましては、職員が市内体育施設の使用料やスポーツ少年団登録料を着服するという、これまでにない重大な事案であり、本市における現金の取り扱いについて、根本から見直さなければならないことを突き付けられたものでした。 このため、不祥事や職員の処分について公表後、直ちに全庁の現金取り扱いに係る緊急点検を実施するとともに、私をトップとする対策会議を立ち上げ、抜本的な再発防止に向けた検討を行いました。 各課等における現金取り扱いの現状などの調査結果を踏まえ、再発防止策を策定、公表するとともに、職員に対し、今回の不祥事をわがごとと捉え、再発防止策を徹底するよう指示いたしました。 市民の皆さまはもとより、本市に関わりのある多くの皆さまの市政に対する信頼を著しく失墜させる事態となりましたことに、心からおわびを申し上げます。 私をはじめ、職員一同、再発の防止策を徹底してまいりますとともに、職務を誠心誠意、遂行することで、市政に対する信頼を一つ一つ積み上げてまいります。 さて、9月定例会に上程され、これまで継続して審査をしていただきました 議案第71号 平成30年度大野市歳入歳出決算認定について 議案第72号 平成30年度大野市水道事業会計決算認定についての2議案につきましては、ただ今認定を賜り、厚くお礼申し上げます。 先ほど委員長よりご報告がありましたご意見やご指摘につきましては、今後の予算編成や執行におきまして十分心掛けるとともに、市政運営に反映させていきたいと思います。 それでは、ただ今上程されました各議案の概要についてご説明申し上げます。 予算議案につきましては、一般会計と五つの特別会計と水道事業会計について補正予算案を提出し、ご審議をお願いするものです。 一般会計の主なものとしましては、ふるさと納税推進事業や健全な水循環のまち調査研究事業、除雪経費、小学校耐震化事業など、合計で2億7,532万9,000円を追加し、予算累計額188億5,704万8,000円とするものです。 また、大野市駐車場及び大野市自転車駐車場など、6件の公共施設の指定管理者に係る管理委託と、重点道の駅整備工事や乾側小学校軽量鉄骨校舎賃貸借など、合計10件の債務負担行為を設定するものです。 各特別会計と水道事業会計の主な内容といたしましては、人事異動や給与改定などに伴う職員給与費と、療養や介護予防サービスに係る給付費負担金などの増減を計上しています。 次に、条例議案につきましては、大野市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例案など24議案、その他議案につきましては、大野市ぶなの木台コミュニティセンターの指定管理者の指定など8議案を提出しており、合計39議案についてご審議をお願いするものです。 各議案の内容につきましては、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重にご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  企画総務部長、畑中さん。 (企画総務部長 畑中六太郎君 登壇) ◎企画総務部長(畑中六太郎君)  私からは、議案第74号から議案第80号までの令和元年度各会計補正予算案、企画総務部が所管いたします議案第81号、議案82号及び議案87号の条例議案、議案第105号の指定管理者の指定についての議案、議案第112号の専決処分の承認を求める議案の、合わせて12議案についてご説明申し上げます。 最初に、 議案第74号 令和元年度大野市一般会計補正予算(第3号)案についてご説明申し上げます。 本会計は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億7,532万9,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ188億5,704万8,000円とするものでございます。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、3㌻から6㌻の「第1表 歳入歳出予算補正」にお示ししてあるとおりでございます。 5㌻から6㌻の「歳出」に沿って、主な歳出からご説明申し上げます。 款2総務費では、ふるさと納税推進事業305万3,000円、国土強靭(きょうじん)化地域計画策定事業10万円、国県補助・負担金返還金4,170万円の増額、職員給与費の減額など、合わせて341万2,000円の減額を、款3民生費では、地域福祉計画策定事業30万円、生活保護扶助費3,663万1,000円など、合わせて3,934万4,000円の増額を、款4衛生費では、国民健康保険事業特別会計繰出金286万5,000円など、合わせて1,505万4,000円の減額を、 款6農林水産業費では、収益性の高い水田農業経営確立支援事業補助449万3,000円、豚コレラ緊急対策事業補助300万円、地籍調査事業525万7,000円の増額、職員給与費の減額など、合わせて160万5,000円の増額を、款7商工費では、企業立地助成金471万円の増額、職員給与費の減額など、合わせて539万9,000円の減額を、款8土木費では、除雪経費1億7,000万円、健全な水循環のまち調査研究事業316万5,000円など、合わせて1億9,520万4,000円の増額を、款9消防費では、消防自動車等整備事業56万1,000円など、合わせて483万5,000円の増額を、款10教育費では、小中学校指導書購入事業1,758万4,000円、小学校耐震化事業275万2,000円など、合わせて5,408万6,000円の増額をそれぞれ計上させていただいております。 なお一部説明が重複しますが、款1議会費から款10教育費までには、各項での職員給与費の増額、減額を含んでおります。 款11災害復旧費では、林道施設補助災害復旧事業338万5,000円の増額を計上させていただいております。 これらの財源といたしまして、3㌻から4㌻の「歳入」にありますとおり、それぞれ歳入を見込んでおり、主な歳入といたしまして款10地方交付税では、本年度分の普通交付税の額の確定に伴い2億455万円の増額を、款14国庫支出金では、国庫負担金で生活保護費負担金2,804万5,000円など、合わせて2,942万5,000円の増額を、款15県支出金では、県負担金で地籍調査事業負担金394万2,000円、林道施設補助災害復旧事業負担金203万1,000円、県補助金で収益性の高い水田農業経営確立支援事業補助金323万6,000円など、合わせて1,195万3,000円の増額を、款17寄附金では、ふるさと納税寄附金700万円の増額を、款18繰入金では、地域振興基金繰入金821万円など、合わせて846万1,000円の増額を、款20諸収入では、大野・勝山地区広域行政事務組合返納金1,026万3,000円など、合わせて1,029万6,000円の増額を、款21市債では、臨時財政対策債2,470万円の減額をそれぞれ計上させていただいております。 これらの財源のほかに、款19繰越金で前年度繰越金2,834万4,000円の増額をお願いし、このたびの補正の収支の均衡を図っております。 第2条債務負担行為の補正につきましては、7㌻から8㌻の「第2表 債務負担行為補正」にお示ししてあるとおり、大野市駐車場(北大野駅前駐車場及び駅前駐車場)及び大野市自転車駐車場をはじめ6施設の管理委託、重点道の駅整備工事、乾側小学校軽量鉄骨校舎賃貸借及び乾側小学校東棟・西棟解体工事、下庄小学校給食調理業務委託について、それぞれ記載のとおり期間と限度額を定め、追加させていただくものでございます。 第3条地方債の補正につきましては、9㌻の「第3表 地方債補正」にお示ししてあるとおり、臨時財政対策債について、今ほど歳入でご説明申し上げました減額補正に伴い、借入限度額の変更をさせていただくもので、変更後の起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と変更はございません。 次に、 議案第75号 令和元年度大野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,898万9,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ36億1,164万4,000円とするもので、退職被保険者等療養給付費負担金587万2,000円、保険給付費等交付金償還金1,351万4,000円などの増額をお願いし、その財源といたしまして、保険給付費等交付金、保険給付費等交付金返還金などを充当させていただくこととしております。 次に、 議案第76号 令和元年度大野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ729万8,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ40億1,235万6,000円とするもので、介護予防サービス給付費負担金900万円、地域密着型介護予防サービス給付費負担金270万円などの増額をお願いし、その財源といたしまして、支払基金交付金、国庫及び県負担金などを充当させていただくこととしております。 次に、 議案第77号 令和元年度大野市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ77万3,000円を減額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ1億5,859万2,000円とするもので、職員給与費の減額、公営企業会計推進事業の増額をお願いするものでございます。 次に、 議案第78号 令和元年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ224万円を減額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ3億4,238万4,000円とするもので、職員給与費の減額をお願いするものでございます。 次に、 議案第79号 令和元年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ144万5,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ13億3,216万4,000円とするもので、職員給与費、一般管理事務経費の増額などをお願いし、その財源といたしまして、一般会計繰入金を充当させていただくこととしております。 次に、 議案第80号 令和元年度大野市水道事業会計補正予算(第1号)案についてご説明申し上げます。 本会計では、第2条のとおり収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ15万円増額し、補正後の収入予定額を1億6,712万1,000円、支出予定額を1億5,111万4,000円とするものです。 また、第3条で職員給与費、第4条で一般会計補助金の変更をお願いしております。 続きまして、企画総務部が所管いたします条例議案についてご説明申し上げます。 議案第81号 大野市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例案につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員制度を導入するため、職員の給与などについて定めるもので、施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第82号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案につきましては、会計年度任用職員制度の導入により、関係条例の一部改正などを行うもので、施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第87号 大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案につきましては、人事院勧告に準じ、一般職の職員のうち、若年層の給料月額の引き上げ、職員の勤勉手当の支給割合の年間0.05月分引き上げと住居手当の支給対象及び額の改正、併せて市の三役及び市議会議員の期末手当の支給割合の年間0.05月分引き上げを行うもので、施行年月日等につきましては、各改正について公布の日施行で、平成31年4月1日適用、令和2年4月1日施行となっております。 次に、 議案第105号 指定管理者の指定について(大野市ぶなの木台コミュニティセンター)についてご説明申し上げます。 大野市ぶなの木台コミュニティセンターについて、指定管理者をぶなの木台コミュニティセンター運営委員会、指定期間を令和2年4月1日から令和4年3月31日までとして指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 次に、 議案第112号 専決処分の承認を求めることについて(大野市長等の給与に関する条例及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例)についてご説明申し上げます。 本議案につきましては、市長、副市長及び教育長の令和元年10月分給料を100分の10減ずる必要があったため、地方自治法第179条第1項の規定により、大野市長等の給与に関する条例及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を、令和元年9月24日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを議会に報告し、承認を求めるものでございます。 私からのご説明は、以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  産経建設部長、朝日さん。 (産経建設部長 朝日俊雄君 登壇) ◎産経建設部長(朝日俊雄君)  私からは、産経建設部が所管いたします 議案第83号 大野市水に関する学習研究施設設置条例案 議案第88号と議案第96号の手数料を改正する条例案、議案第97号から議案第102号の使用料を改正する条例案、議案第106号から議案第111号の指定管理者を指定する、合わせて15議案についてご説明申し上げます。 まず、 議案第83号 大野市水に関する学習研究施設設置条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、水に関する学習研究の場として活用し、地域の活性化を図るため、大野市水に関する学習研究施設を設置するもので、名称を越前おおの水のがっこう、場所は大野市明倫町3番42号、施設には1階に学習スペースと2階に研究室、ほかに駐車場があり、水の学習や研究、水を通した地域の活性化に関する事業を行うこととしています。 本条例の施行日は、令和2年3月22日でございます。 次に、 議案第88号 大野市手数料条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、手数料の見直しに伴い、道路台帳の図面の謄写手数料を、1枚につき500円から300円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第96号 大野市六呂師堆肥センター設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、手数料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、家畜ふん尿の処理手数料を乳用牛成牛1頭当たり年間20,000円から22,000円に、植物性残さの処理手数料を10㌔㌘につき60円から80円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第97号 大野市宝慶寺いこいの森設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、バーベキュー施設の使用料を1棟1時間250円から1区画1回1,000円に、キャンプ用テントの使用料を1張1泊500円から1,000円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第98号 大野市麻那姫湖青少年旅行村設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、バンガローの使用料を1棟1泊1,500円から4,000円に、テントサイトの使用料を1張1泊500円から3,500円に、入村料を普通車1台1日500円から600円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第99号 大野市九頭竜保養の里設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、フレアール和泉の宿泊料を和洋室大人1泊5,100円から5,300円に、コテージの使用料を1棟1泊16,500円から16,900円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第100号 大野市国民休養地設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、国民宿舎パークホテル九頭竜の宿泊料を大人1泊5,100円から5,300円に、森とふれあう交流ステーションの入浴料を大人300円から430円に、野外レクリエーション施設のオートキャンプ場使用料を1区画1泊3,600円から3,700円に、九頭竜スキー場のスキーリフト使用料を1回券260円から300円に、1日券は3,800円から3,900円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第101号 大野市和泉前坂家族旅行村設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、キャンプ場のテントサイトの使用料を1張2,700円から3,500円に、オートキャンプ場の使用料を電源付き1区画1泊4,100円から5,500円に、ログケビンの使用料を1棟1泊6,200円から8,000円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第102号 大野市化石発掘体験センター設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い改正を行うもので、主なものは、化石発掘体験の個人1回使用料を一般1,000円から1,020円に改定するもので、本条例の施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第106号、指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、大野市立農村集落多目的共同利用施設の木本集落センターの指定管理期間が終了するのに伴い、指定管理者として引き続き木本集落センター運営委員会に指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 なお指定管理期間は、令和2年4月1日から令和6年3月31日までの4カ年でございます。 次に、議案第107号、指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、大野市まちなか観光拠点施設及び越前おおの結ステーションの指定管理期間が終了するのに伴い、指定管理者として引き続き株式会社平成大野屋に指定するもので、指定管理期間は、令和2年4月1日から令和4年3月31日までの2カ年でございます。 次に、議案第108号、指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 大野市国民休養地、国民宿舎パークホテル九頭竜、森とふれあう交流ステーション及び野外レクリエーション施設の指定管理者として豊実精工株式会社に指定するもので、指定管理期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5カ年でございます。 次に、議案第109号、指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 大野市国民休養地、九頭竜スキー場の指定管理者として森山観光株式会社に指定するもので、指定管理期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5カ年でございます。 次に、議案第110号、指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、大野市駐車場、北大野駅前駐車場及び駅前駐車場及び大野市自転車駐車場の指定管理期間が終了するのに伴い、指定管理者として引き続き一般財団法人大野市公共施設管理公社に指定するもので、指定管理期間は、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3カ年でございます。 最後に、議案第111号、指定管理者の指定についてご説明申し上げます。 本年度末をもちまして、大野市駐車場、亀山南第2駐車場及び城下町西広場の指定管理期間が終了するのに伴い、指定管理者として引き続き一般財団法人大野市公共施設管理公社に指定するもので、指定管理期間は、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3カ年でございます。 以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  民生環境部長、坂井さん。 (民生環境部長 坂井八千代君 登壇) ◎民生環境部長(坂井八千代君)  私からは、民生環境部が所管いたします議案第84号から議案第86号までの3議案、議案第92号から議案第95号までの4議案、議案第103号及び議案第104号についてご説明申し上げます。 まず 議案第84号 大野市簡易水道事業の設置等に関する条例案でございますが、大野市簡易水道事業に地方公営企業法を適用するに当たり、事業の設置等に関する必要な事項を定めるもので、簡易水道事業を設置し、地方公営企業法の財務規定等を適用すること、出納及びその他会計事務の一部を会計管理者に委任することなどを定めるものでございます。 併せて大野市水道事業の設置等に関する条例及び大野市簡易水道等給水条例の一部を改正するものでございます。 施行期日は、令和2年4月1日としています。 次に、 議案第85号 大野市下水道事業の設置等に関する条例案につきましては、下水道事業に地方公営企業法を適用するに当たり、事業の設置等に関する必要な事項を定めるもので、下水道事業を設置し、地方公営企業法の財務規定等を適用すること、出納及びその他会計事務の一部を会計管理者に委任することなどを定めるものでございます。 併せて大野市下水道事業特別会計条例を廃止するものでございます。 施行期日は、令和2年4月1日としています。 次に、 議案第86号 大野市水道事業の剰余金の処分に関する条例の全部を改正する条例案につきましては、大野市水道事業の剰余金の処分に関する条例に、簡易水道事業及び下水道事業の剰余金の処分に係る規定を追加し、大野市水道事業、簡易水道事業及び下水道事業の剰余金の処分に関する条例に改正するものでございます。 施行期日は、令和2年4月1日としています。 次に、 議案第92号 大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例案につきましては、子ども・子育て支援法及び特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴い所要の改正を行うもので、主な内容は、特定地域型保育事業の特定教育・保育施設等との連携要件の緩和、小学校就学前子どもの一部に対する副食の提供に要する費用について、特定教育・保育施設などにおいて、保護者から支払いを受けることができる費用とするものでございます。 施行期日は、公布の日としています。 次に、 議案第93号 大野市和泉診療所設置条例の一部を改正する条例案につきましては、大野市和泉診療所手数料の見直しに伴い、死亡診断書の交付手数料を1通につき3,000円から3,200円に改定するなど、診断書及び証明書等の交付に係る手数料を改定するものでございます。 施行期日は、令和2年4月1日としています。 次に、 議案第94号 大野市休日急患診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案でございますが、大野市休日急患診療所手数料の見直しに伴い、死亡診断書の交付手数料を1通につき3,000円から1通につき3,200円に改定するなど、診断書及び証明書等の交付に係る手数料を改定するものでございます。 施行期日は、令和2年4月1日としています。 次に、 議案第95号 大野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案につきましては、し尿くみ取り手数料の見直しに伴い、し尿くみ取り手数料を20㍑につき159円から170円に改定するもので、施行期日は令和2年4月1日としています。 次に、 議案第103号 大野市水道給水条例の一部を改正する条例案につきましては、民法及び水道法施行令の一部改正に伴い所要の改正を行うもので、水道法施行令の条ずれの整備及び債権の放棄について、消滅時効完成の日から3年を経過したときから消滅時効が完成し、かつ債権者が時効の援用をする見込みのあるときに改正するものでございます。  施行期日は、条ずれの整備に係る改正につきましては公布の日、債権の放棄に係る改正につきましては令和2年4月1日としています。 次に、 議案第104号 大野市公共下水道条例の一部を改正する条例案につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行等に伴い所要の改正を行うもので、指定工事店の指定に関する欠格条項から、成年被後見人若しくは被保佐人を削除し、新たに精神の機能の障害により、排水設備等の工事の事業を適正に営むに当たって必要な認知、判断などを適正に行うことができない者を追加するものでございます。 施行期日は、公布の日としています。 私からのご説明は、以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  教育委員会事務局長、清水さん。 (教育委員会事務局長 清水啓司君 登壇) ◎教育委員会事務局長(清水啓司君)  私からは、教育委員会事務局が所管いたします議案第89号から議案第91号までの3議案についてご説明申し上げます。 この3議案につきましては、令和2年4月1日から使用料を改定するために、条例の改正をお願いするものでございます。 最初に、 議案第89号 大野市文化芸術交流施設設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い、COCONOアートプレイスの観覧料の改正を行うもので、主なものは、個人観覧料を200円から300円に、身体障害者手帳等所持者区分を設け、観覧料を150円とし、また年間区分を設け、観覧料を1,000円とするもので、施行日は令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第90号 大野市博物館設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い、歴史博物館、民俗資料館、越前大野城、武家屋敷旧内山家、和泉郷土資料館、笛資料館、武家屋敷旧田村家に係る入館料の改正を行うもので、主なものは、個人入館料を200円から300円に、身体障害者手帳等所持者区分を設け、入館料を150円とし、また年間区分を設け、入館料を1,000円とするものでございます。 ただし、越前大野城と笛資料館は、休館期間を考慮しまして700円としております。 施行日は、令和2年4月1日でございます。 次に、 議案第91号 本願清水イトヨの里設置条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。 本条例案は、使用料の見直しに伴い、本願清水イトヨの里の入館料の改正を行うもので、主なものは、個人入館料を200円から300円に、中学生以下の入館料を無料とし、身体障害者手帳等所持者区分を設け、入館料を150円とするもので、施行日は令和2年4月1日でございます。 以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(梅林厚子君)  ただ今議題となっております議案に対する質疑を含め、一般質問は9日、10日に行います。 質問通告は、明後日4日の午前10時までにお願いいたします。 以上で本日の日程が全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 大変ご苦労さまでございました。  (午前11時48分 散会)...