小浜市議会 > 2021-02-24 >
02月24日-01号

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  1. 小浜市議会 2021-02-24
    02月24日-01号


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    最終取得日: 2023-05-08
    令和 3年  3月 定例会(第1回)   令和3年2月24日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(17名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 10番  小澤長純君  11番  今井伸治君 12番  能登恵子君  13番  下中雅之君 14番  垣本正直君  15番  藤田善平君 16番  風呂繁昭君  17番  富永芳夫君 18番  池尾正彦君●欠席議員(1名)   9番  佐久間 博君●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       猪嶋宏記君     政策幹       阪本 亮君     総務部長      岩滝満彦君     企画部長      東野克拓君     企画部次長     松見一彦君     企画部次長     清水淳彦君     企画部次長     佐々木宏明君     民生部長      岡 正人君     産業部長      前野浩良君     教育長       窪田光宏君     教育部長      檀野清隆君●議会事務局長および書記     議会事務局長    齊藤睦美     次長        重田典子     書記        木橋 惇●議事日程   令和3年2月24日 午前10時開議  日程第1       会期決定  日程第2       第6次小浜市総合計画調査特別委員会の調査活動の報告について  日程第3 議案第1号 専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号)  日程第4 議案第2号 令和2年度小浜市一般会計補正予算(第15号)       議案第3号 令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)       議案第4号 令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)       議案第5号 令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)       議案第6号 令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議案第7号 令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)       議案第8号 令和2年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)       議案第9号 令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)       議案第10号 令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第3号)       議案第11号 小浜市新型コロナウイルス感染症特別利子補給金基金条例の制定について       議案第12号 小浜市光ファイバ網整備工事請負契約の締結について       議案第13号 第6次小浜市総合計画基本構想の策定について  日程第5 議案第14号 令和3年度小浜市一般会計予算       議案第15号 令和3年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算       議案第16号 令和3年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算       議案第17号 令和3年度小浜市介護保険事業特別会計予算       議案第18号 令和3年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算       議案第19号 令和3年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算       議案第20号 令和3年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算       議案第21号 令和3年度小浜市水道事業会計予算       議案第22号 令和3年度小浜市下水道事業会計予算       議案第23号 小浜市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について       議案第24号 小浜市の公の施設の設置および管理に関する条例等の一部改正について       議案第25号 小浜市附属機関設置条例の一部改正について       議案第26号 小浜市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第27号 小浜市介護保険条例の一部改正について       議案第28号 小浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第29号 小浜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備および運営ならびに小浜市指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第30号 小浜市指定介護予防支援等の事業の人員および運営ならびに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第31号 小浜市指定居宅介護支援等の事業の人員および運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第32号 小浜市重度障がい者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第33号 小浜市国民健康保険条例の一部改正について       議案第34号 小浜市農産物加工施設設置条例の廃止について       議案第35号 小浜市道の駅の設置および管理に関する条例の一部改正について       議案第36号 財産の譲与について       議案第37号 若狭消防組合規約の変更について       議案第38号 若狭広域行政事務組合の共同処理する事務の変更および規約の変更について       議案第39号 小浜市道路線の認定について  日程第6 陳情第1号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書を国へ提出するよう求める陳情書                           午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(今井伸治君) これより令和3年第1回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(今井伸治君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、齊藤君。 ◎議会事務局長(齊藤睦美君) 報告いたします。 12月18日、議会運営委員会広報委員会がそれぞれ開催されました。 12月22日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 12月23日、嶺南広域行政組合議会が敦賀市において開催され、関係議員が出席しました。 12月24日、若狭広域行政事務組合議会が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 12月25日、小浜市水防協議会が開催され、議長が出席しました。 同日、小浜市議会災害対策連絡会議が開催されました。 同日、令和2年度11月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 1月5日、若狭消防組合「消防出初が開催され、関係議員が出席しました。 1月7日、若狭交通安全祈願が開催され、議長が出席しました。 1月10日、令和3年成人式が開催され、議長が出席しました。 1月12日、定例全員協議会議会運営委員会広報委員会がそれぞれ開催されました。 1月13日、地域防災・原子力安全対策特別委員会が開催されました。 同日、福井県市議会議長会議員研修会兼2040未来ビジョン出前セミナーが開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 1月15日、産業教育常任委員会広報委員会がそれぞれ開催されました。 同日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 1月19日、第6次小浜市総合計画調査特別委員会が開催されました。 1月20日、第6次小浜市総合計画調査特別委員会が開催されました。 1月23日、文化財防火デーに伴う防火訓練が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 1月24日、地域防災・原子力安全対策特別委員会研修会が開催されました。 1月25日、令和2年度12月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 1月26日、福井県市議会議長会会計の仮決算監査を議長が実施しました。 1月29日、議会運営委員会が開催されました。 2月1日、広報委員会が開催されました。 2月4日、令和3年1月大雪見舞いのため、議長が福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市の各市議会を訪問しました。 2月5日、総務民生常任委員会が開催されました。 2月8日、定例全員協議会産業教育常任委員会北陸新幹線早期全線開業特別委員会がそれぞれ開催されました。 2月10日、広報委員会が開催されました。 同日、嶺南広域行政組合議会代表者会議が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 2月15日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 2月16日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会とおおい町議会との意見交換会がおおい町において開催され、関係議員が出席しました。 2月17日、議会運営委員会が開催されました。 2月18日、全員協議会が開催されました。 2月19日、総務民生常任委員会産業教育常任委員会が開催されました。 2月22日、令和2年度1月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 佐久間議員より欠席の届出がありました。 ただいまの出席議員は、17名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか11名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井伸治君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において6番竹本雅之君、16番風呂繁昭君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(今井伸治君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、去る2月17日の議会運営委員会において協議いたしました結果、本日より3月23日までの28日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日より3月23日までの28日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(今井伸治君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) おはようございます。 令和3年3月小浜市議会定例会の開会に当たり、所信表明の機会をいただきましたことに対し、感謝申し上げます。 まず、所信を申し述べさせていただく前に、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症は、依然として国内外で猛威を振るっており、収束が見通せない状況にあります。 現在、世界では、感染者が1億人を超え、国内でも40万人を超える感染が確認され、7,000人以上の方々がお亡くなりになられました。 感染された方々、お亡くなりになられた皆様には、心からのお見舞いと御冥福をお祈りいたします。 県内におきましても、高齢者向けの福祉施設においてクラスターが発生するなど、楽観視できない状況にあり、特に重症化リスクの高い高齢者に感染させない注意が必要となっております。 市民の皆様には、引き続き、感染予防の徹底に努めていただきますようお願い申し上げます。 こうした中、現在、新型コロナウイルスワクチンの接種に向けた準備が進められており、本市におきましても今月1日に対策チームを設置するなど、市民の皆様に迅速かつ円滑に接種いただけるよう組織体制を整え準備を進めているところでございます。 一方で、新型コロナウイルス感染症による市内経済への打撃は計り知れないものがあり、今後、地域経済の回復にも力を入れていく必要があります。 本市といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策を市政の重要課題とし、コロナ禍という未曽有の事態を乗り越えていくため、国・県とも連携しながら、さらなる感染予防対策および経済対策に全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様ならびに議員の皆様の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 さて、本市は本年3月に市制施行70周年を迎えることとなります。 70周年を迎えるに当たりまして、議員各位をはじめ、これまで本市の発展、振興に対して多大なる御協力をいただきました市民の皆様に心より感謝申し上げる次第でございます。 この10年を振り返りますと、舞鶴若狭自動車道の全線開通など高速交通網体制整備の進捗、道の駅若狭おばまがオープンし、平成28年には、国土交通省から重点道の駅に選定され、バスターミナル機能の拡張など、交通結節点としての機能強化が図られております。 また、日本電産テクノモータ株式会社福井技術開発センター木田屋商店小浜植物工場グリーンランドをはじめ多くの企業が進出するなど、産業の活性化も図られてきております。 さらに、和食のユネスコ無形文化遺産登録や御食国若狭と鯖街道と北前船寄港地・船主集落の日本遺産認定、イタリア・ミラノ国際博覧会への出展、さらにはSAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)の認定など、本市がこれまで守り、研いてきた御食国の食や歴史・文化が国内外に認められ、世界に向けて広く発信できたところでございます。 本市の発展に欠くことのできない北陸新幹線につきましては、小浜・京都ルートが決定するなど、大きく進展いたしました。 今後、一日も早い全線開業の実現により、小浜のまちを大きく飛躍させることが私たちに与えられた使命であると強く感じております。 そこで、このたび迎える市制施行70周年のメインテーマ北陸新幹線小浜開業に向けた市民協働のステップアップといたしました。 これまで10年にわたって取り組んでまいりました市民協働をより加速し、さらなる地域力の向上に向けたスタートの年にしたいと考えております。 市民協働10周年といたしましては、各地区のまちづくり協議会との協働による地域づくり・人づくりをテーマとした市民協働事業のほか、より多くの市民の皆様に記念事業に参画いただけるよう、市民提案による事業を予定しております。 実施に当たりましては、市内の団体や高校生、若手市職員などによる事業検討プロジェクトチームを立ち上げ、市民団体等が行う地域づくりや郷土愛の醸成に係る事業を募集、選考することとしており、将来を担う人づくりにもつなげていきたいと考えております。 また、令和3年度には、食のまちづくり条例施行20周年や奈良市との姉妹都市提携50周年を迎えることから、これらに関連する記念事業を実施することとしております。 新型コロナウイルス感染症の対策をしっかり行いながら、市民の皆様・団体・事業者・行政がともに笑顔で本市の70周年をお祝いできるよう取り組んでまいります。 また、本市のまちづくりの最上位計画であります小浜市総合計画につきましては、有識者や市民の皆様で構成する小浜市総合計画審議会から、今月9日に基本構想案および基本計画案を答申いただきました。 これを受けて、今回策定いたします第6次小浜市総合計画は、令和3年度から12年度までの10年間を計画期間として定めるものでございまして、目指す将来像を「みんなで描く、悠久の歴史と風土が活きるまち~新たな時代の御食国 若狭おばま~」といたしました。 北陸新幹線全線開業など新高速交通時代の幕開けに向けて、本計画に基づき、かけがえのない地域資源である豊かな風土や歴史・文化などを改めて見つめ直し、守り、研き、育成するとともに、食を基盤として様々な分野・業種を結びつけ、市民の皆様・団体・事業者・行政や地域資源を含めたみんなで未来の姿を描く、オール小浜体制での協働によるまちづくりを加速してまいります。 あわせて、少子高齢化が進展する中、本市においては、将来の本市を担う人材の育成や市民の皆様の関心がとても高い地域防災力の向上にもしっかりと取り組んでまいります。 また、北陸新幹線全線開業に向けて、新まちづくり構想の理念である「スマート&スローシティ食国若狭おばま~あたらしく、ここちよく、あなたらしく~」を目指して、夢と希望あふれるまちの姿をデザインしていくことも重要な取組と考えており、新幹線開通後の新たな時代に小浜に暮らす市民の皆様がそれぞれの夢を実現できるまちづくりを進めてまいります。 それでは、4期目のスローガンであります「育成!ふるさと小浜デザイン」に掲げました六つの柱に基づき、主な施策につきまして所信の一端を申し述べさせていただきます。 まず、一つ目の柱の「産業/経営力アンド発信力を拡大」から「企業誘致の推進と雇用の促進」について申し上げます。 本市がこれまでと変わらぬ経済規模を維持していくためには、人口減少、特に若者の流出に歯止めをかけることが重要でございます。このため、地場産業の活性化に加えて、県外からも新たに企業を呼び込み、魅力のある働き場を創り出すことが必要であると考えております。 最近では、植物工場が3社黒駒区で操業を開始したほか、竜前企業団地にも、昨年、新たに企業が進出を決定されており、雇用の確保につながるものと大いに期待しております。 コロナ禍の中で都市部の企業を中心にリモートワークの導入など働き方が様々に変容しつつありますので、この流れを捉え、サテライトオフィスなどの誘致を積極的に進め、若者の地元定着のための雇用創出に努めてまいります。 次に、稼げるビジネス農業に向けた農地集約の推進について申し上げます。 農業者の高齢化や減少が進む中、本市の農業が持続的に発展していくためには、担い手の確保とともに農地の集積・集約化を進め、地域ぐるみで農業に取り組む体制を構築することが重要でございます。 昨年は、市内各地で地域が主体となった議論が行われ、遠敷や今富、内外海地区において農地の集積・集約化が前進いたしました。 こうした地域において、さらに担い手と地域住民の連携強化が図られるよう、新たに地域資源管理法人の設立への支援を行ってまいります。 また、農業経営の法人化や農業用機械の導入、獣害柵の整備等「人・農地プラン」に基づく具体的な活動を支援するほか、飯盛区等、条件が悪い中山間地域における土地改良事業を積極的に推進してまいります。 さらに、最先端技術を活用したスマート農業の推進や大規模施設園芸の生産性の向上、地域おこし協力隊制度を活用した新たな担い手の確保・育成等にも取り組み、若くて意欲のある農業経営者が活躍できる場の創出に取り組んでまいります。 次に、水産業振興について申し上げます。 御食国や鯖街道の歴史を持つ本市にとって、水産業は、地域の暮らしや文化を支えてきた重要な産業であり、将来にわたり持続的に発展させていくことが重要でございます。 令和2年度の「鯖、復活」プロジェクトにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による需要の減少や夏の高水温による被害など苦労が多い年となりました。しかし、一方でECサイトを活用した新たな販路の開拓や加工品の開発、さらには初の海外への輸出となる香港への出荷を行うなど、民間ならではの創意工夫を生かした積極的な営業展開が図られました。 当面は新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続くものと見込まれますが、サバ養殖が地元の産業として定着するよう、県が堅海に整備予定の水産学術産業拠点とも連携して産官学の連携による研究を継続し、サバをきっかけとした誘客や本市の活性化につなげていきたいと考えております。 あわせて、シングルシード方式によるカキ養殖につきましても、引き続き、県や漁協等と連携し、新たな技術を導入しようという意欲ある漁業者を支援してまいります。 また、定置網漁や養殖漁業等の次の担い手の育成につきましては、ふくい水産カレッジと連携した研修を引き続き行ってまいります。 加えて、内外海地区水産業活性化拠点施設を有効に活用し、へしこやなれずしといった水産加工品の生産拡大や、高鮮度冷凍による四季折々の魚介類の付加価値の向上に取り組んでまいります。 これらの取組により、水産業を成長産業として発展させるとともに、地域の関連産業との連携による地域経済の好循環の創出に取り組んでまいります。 次に、移住・定住について申し上げます。 移住や定住を促進するため、これまで市独自の情報サイトにおいて、食の取組や観光地など本市の紹介に加えて、空き家情報や就業・起業情報、子育て支援情報など、移住を検討される方にとって有益な情報を提供し、就業や住居、子育て、教育など多岐にわたる相談についても、きめ細やかに対応してきております。 また、新たに来年度からは小浜Rキャンプと銘打ち、関西を中心とした大学生を長期間受け入れ、地域住民と協働で地域づくりプロジェクトに取り組んでもらうこととしております。 現在、小浜駅通り商店街にありますはまかぜプラザの施設改修が進められており、今後はこの施設を拠点として学生の活動や地域住民との協働が促進され、地域の活性化につながるものと期待しております。 このような関係人口の拡大に向けた取組を進めることにより、移住の裾野を広げ、将来的に一人でも多くの方が本市に移り住んでいただけるよう努めてまいります。 次に、二つ目の柱の「環境 文化 観光/組み合わせて、魅力増」について申し上げます。 まず、北陸新幹線早期全線開業の実現に向けた取組について申し上げます。 現在、敦賀・新大阪間で駅・ルートの選定に向けた環境アセスメントの手続が2022年度までの予定で、順次、進められております。本市といたしましても、この手続が迅速かつ着実に進むよう、引き続き協力してまいります。 敦賀・新大阪間につきましては、敦賀開業の時期に影響されることなく、調査や工事が行われることが重要でございます。昨年12月には、市議会と合同で2023年度当初の着工に向けて、環境影響評価を着実に進めるとともに、早期に財源を確保し、2030年度末頃までの新大阪までの全線開業を実現するよう、赤羽国土交通大臣をはじめ、細田与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム座長などに対して、強く要請したところでございます。 こうした中、与党プロジェクトチームにおいては、「敦賀・新大阪間を 2023年度当初に着工するものとし、これに向けた環境影響評価を着実に進めるとともに、安定的な財源見通しの確保を含む着工5条件の早期解決を図ること」などを求める決議を政府に申し入れ、赤羽国土交通大臣から敦賀・新大阪間について、「関係機関と調整して着工5条件の早期解決を図る」と示されたところでございます。 これは、敦賀以西の着工に向けて、大きな前進であると考えており、今後ともあらゆる機会を捉え、関西や北陸地域とも連携を強めながら、一日も早い全線開業の実現に取り組んでまいります。 また、新駅の具体的な位置などが、早ければ本年の秋以降に明らかになることを踏まえまして、市民の皆様をはじめ、企業や各種団体などと対話を重ねながら、新駅周辺エリアの整備方針や整備計画等の検討を進めてまいります。 次に、北陸新幹線敦賀開業に向けたまちづくりについて申し上げます。 これまで、敦賀開業に向けたアクションプランに基づき、本市の強みである日本遺産や食をはじめとする地域資源を生かした周遊滞在型観光の創出とともに、観光人材の育成など観光で稼げる地域づくりを進めてまいりました。 今後は、アフターコロナを見据え、従来からの関西圏に加えて、関東や北陸新幹線沿線に対しても積極的に情報発信を行うなど、インバウンドを含めた観光誘客に取り組んでまいります。 次に、4駅連携による地域活力創造への取組について申し上げます。 今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、観光入込客数は大幅に減少いたしましたが、4駅では北陸新幹線敦賀開業に向け様々な取組を実施しているところでございます。 まず、本年3月に開業10周年を迎える道の駅につきましては、観光DMOである株式会社まちづくり小浜による運営が順調に推移し、観光誘客と地域産業の活性化の拠点として成長いたしました。 今後は、舞鶴若狭自動車道からの一時退出や北陸新幹線の敦賀開業等の好機を着実に捉えるため、地元の農産物を活用したレストランを6月にオープンさせるほか、官民の連携によるリニューアルに取り組むこととしております。 具体的には、今後2年間でまちづくり小浜が民間の資金とノウハウを活用して物販施設を改修するのに併せ、市が県と連携して外構や駐車場等の整備を進めることにより、地域産品の販売強化と市内への周遊促進を図ってまいります。 また、海の駅エリアでは、食文化館での工夫を凝らした企画・展示のほか、濱の四季においては地元の食材を生かしたメニューの開発や若狭フィッシャーマンズワーフとの連携強化を進めております。 まちの駅については、昨年8月のリニューアルにより、本市の偉人である杉田玄白を紹介する展示スペースや、健康に配慮した商品を扱うショップが開設されたほか、シェアキッチンを活用して、様々なジャンルの飲食店の出店が企画されるなど、新たなにぎわいの創出も進められてきております。 さらに、JR小浜駅前に開設したインフォメーションセンターについても、日本政府観光局の外国人観光案内所認定制度のカテゴリー1に認定されるなど、機能の拡充と質の向上に取り組んでいるところでございます。 今後は北陸新幹線の全線開通を視野に入れつつ、まずは敦賀開業に向けて、4駅それぞれの特徴を生かしながら、これまで以上に連携を密にし、本市が有する歴史・文化資源を観光と結びつけ、周遊性が高まるよう効果的な情報発信に努めてまいります。 次に、小浜に息づく豊かな文化財の活用と保存について申し上げます。 本市には、美しい自然や新鮮な山海の幸のほか、多くの神社仏閣や伝統の食文化、地域に根差した祭礼など、中には日本遺産にも認定されるほどの、かけがえのない歴史・文化遺産が数多く現存しております。 しかしながら、人口減少社会の中で、文化財を守り伝えることが困難になってきていることから、これらを次の世代へ継承していくためには、観光などへの積極的な活用と適切な保存の一体化を進めることが必要であると考えております。 このため、本市では昨年3月に文化財を観光や地域振興などまちづくりに積極的に生かすとした小浜市文化財保存活用地域計画を策定し、この中で、特に戦略的に整備を進める重点区域を位置付けたところでございます。 新年度におきましては、海に開かれた小浜城下町関連文化財群として位置付けた小浜西組重伝建地区や史跡後瀬山城跡、旧古河屋別邸(護松園)などについて民間との協働により重点的に整備を進めてまいります。 また、市制施行70周年に合わせ、市民の皆様に文化財を身近に感じていただくため、北前船や食文化をテーマとした特別展示を行うとともに、国宝・重要文化財寺院のユニークベニューなど、小浜だからできる文化財の活用を進めてまいります。 このように、文化と観光の融合を通じて、地域固有の文化が外部から評価されることで、市民の誇りや愛着心、郷土愛が醸成され、文化の継承や新たな魅力を生み、さらに新たな来訪者を呼び込むといった好循環につなげてまいりたいと考えております。 次に、三つ目の柱の「子育て 教育環境/少子化対策と共生」について申し上げます。 まず、高まる保育需要への対応について申し上げます。 少子化により、本市においても就学前児童の数は減少傾向にありますが、核家族化や女性の社会進出による共働き世帯の増加に加え、昨年10月から始まった幼児教育・保育の無償化に伴い、主に0歳児から2歳児の保育需要は増加の傾向にあります。 本市におきましては、現在のところ待機児童はおりませんが、子育て世帯の経済的負担がさらに軽減されることなどにより、保育需要は今後も高まることが予想されますので、保育園の入園定員の拡大を検討するなど、保育ニーズの充足に努めてまいります。 次に、教育に関する大綱について申し上げます。 教育に関する大綱は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、地方公共団体の長が教育および文化の振興に関する施策の基本的な方針を定めるもので、このたび、令和3年度から7年度までの5年間の大綱を策定いたしました。 人口減少が進み、社会の状況が激しく変化する中、本市が豊かな自然・歴史・文化・食など先人から受け継いだ地域資源を大切にして、将来にわたって持続可能なまちとして発展していくためには、教育が果たす役割はますます大きくなっております。 こうした状況を踏まえ、今回の大綱では、食育文化都市にふさわしい郷土を愛する心を培い、新しい時代を生き抜く志高き人材を育成することを基本理念として、本市の教育が目指す人間像および育む資質・能力を示した上で、基本的な施策の方向性を定めております。 今後、この大綱に基づき、教育振興基本計画を策定し、ふるさと小浜に誇りを持ち未来を開く人材の育成に向けた取組を着実に進めてまいります。 次に、令和3年度全国高等学校総合体育大会について申し上げます。 令和3年度の全国高等学校総合体育大会、インターハイが7月24日から8月24日にかけて新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県の北信越5県と和歌山県で開催されます。 今回は、福井県が中心開催県として13競技を実施することとなっており、本市においては、8月9日から8月13日の日程で、小浜市民体育館を会場にウエイトリフティング競技が開催されます。 本大会の開催が、平成30年に開催された福井国体と同様に、青少年をはじめ、市民のスポーツに対する関心を深めるよい機会となるよう、大会の成功に向け、市民の皆様と関係団体の深い御理解と御協力をいただきながら、開催準備に万全を期してまいります。 次に、四つ目の柱の「新型コロナウイルス感染症対策/防止と支援」について申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種について申し上げます。 生命と健康を損なうリスクや医療負担を軽減し、さらには社会経済の安定につながるものと期待される新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、国において、3月中に医療従事者等に、続いて4月以降に65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、一般の方へと順次、接種対象を拡大するという予定が示されております。 こうした中、本市におきましては、市民の皆様へのワクチン接種が迅速かつ適切に行われるよう、2月1日付で民生部長をトップとする新型コロナウイルスワクチン接種対策チームを立ち上げたところでございます。 また、今月5日には新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた接種体制の整備を行うための補正予算を専決処分し、今議会におきまして、承認を求める議案を提案させていただきます。 さらに、今後、接種スケジュール、接種体制等の情報収集に努め、接種にかかる予算についても今議会中に御提案させていただきたいと考えております。 新型コロナウイルスのワクチン接種は、これまでにない規模の接種になりますので、国・県と緊密に連携を取りながら、全庁体制で取り組んでまいります。 次に、オール小浜体制による市内経済の復活に向けた市独自施策の実施について申し上げます。 これまで、コロナ感染症により甚大な影響を受けた市内経済を回復するため、緊急経済対策チームを立ち上げ、小浜商工会議所や市内金融機関と力を合わせて、市内企業の状況を把握し、小浜市独自の経済対策を講じてまいりました。 その一環として、小浜商工会議所・市内金融機関・市内郵便局で組織するNEST INN OBAMAプロジェクト実行委員会を立ち上げ、「おばまチケット」事業をはじめとする各種施策を講じ、市内における消費拡大を図っているところでございます。 しかし、年末年始にかけて、GoToトラベルの全国一時停止や、11都府県への緊急事態宣言の再発出により、特に宿泊業や飲食サービス業などに再び大きな影響が出ていることから、今般、テイクアウトに特化したおうちで新生活応援事業を実施することといたしました。今後も、政府や県の動きを注視するとともに、引き続き、各機関と協力して、地域経済の状況の把握を行い、地域経済の回復を図ってまいります。 次に、五つ目の柱の「生活 防災/保健・医療・交通、快適便利」について申し上げます。 まず、自然災害に対する備えについて申し上げます。 近年、台風や集中豪雨等の自然災害が全国各地で発生しており、本市におきましても、こうした災害に備え、平時より防災力の充実や強化に努めてまいりました。 昨年末には、本市の洪水ハザードマップの見直しを行い、これまでの数十年に一度の確率で発生する計画規模と呼ばれる降雨に加えて、千年に一度の想定し得る最大規模の降雨に条件を厳しくした洪水ハザードマップを作成し、全戸配布いたしました。 また、昨年10月には、段ボール製造会社と協定を締結し、災害時に段ボール間仕切りや段ボールベッド等を迅速に避難所等へ供給できる体制を構築いたしました。 さらに、本年1月には福井県旅館ホテル生活衛生同業組合小浜支部と協定を締結し、災害時に特に配慮が必要な高齢者や障がい者等の方々を、組合に加盟するホテルや旅館に一時的に受け入れていただく体制を整えたところでございます。 今後も、市民の皆様の生命と財産を守ることを第一に、安心・安全のまちづくりに積極的に取り組んでまいります。 次に、高齢者福祉について申し上げます。 高齢者福祉の基幹となります介護保険事業につきましては、3年ごとに事業計画等の見直しを行っており、現在、令和3年度からの3年間を計画期間とする小浜市高齢者福祉計画および第8期介護保険事業計画の策定を進めております。 第7期計画においては、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で継続して生活ができるよう地域包括ケアシステムの構築に向け、在宅サービスの充実など、様々な取組を進めてまいりました。 第8期計画については、保健、医療、福祉等の各分野の関係者の皆様で構成する介護保険事業計画等策定委員会より提言をいただき、これまでの取組を評価・検証した上で、さらなる充実を図るとともに、今後、必要となる介護サービスのほか、健康づくり・介護予防の推進に向けた取組や、地域で認知症の方を支える仕組みづくりなどを盛り込むこととしております。 本市の全ての高齢者が安心して暮らし、自立した生活が送れるよう、介護保険事業を適切に運営し、必要な介護サービスの提供に努めるとともに、地域で高齢者を支える仕組みづくりを推進いたします。 次に、新・健康管理センターの建て替え整備による市民全世代の健康増進について申し上げます。 市民の皆様に住み慣れた地域で安心して暮らしていただくためには、乳幼児期から青壮年期、高齢期までの一貫した健康づくりや介護予防事業、また、妊娠期から子育て期までの各ステージにおける切れ目ない支援を充実していくことが重要であると考えております。 その拠点となる新・健康管理センターにつきましては、保健や子育て支援、健康づくり、介護予防に加え、市民の交流を促す機能を併せ持つ施設として整備いたします。 現在、ボーリング調査を終え、実施設計業務に取り組んでいるところであり、来年度、農産物加工施設を解体した後に建設工事に取りかかることとしております。 あわせて、市民の皆様が健康で生き生きと暮らすことができるよう、ライフステージに応じた成長発達や心身の健康増進の相談・指導体制を整えてまいります。 次に、小浜縦貫線の整備について申し上げます。 小浜縦貫線につきましては、白鬚交差点から市道川縁線までの区間を拡幅するもので、平成25年度の着手以来、地権者の皆様をはじめ、関係者の御協力により、現在、令和3年度の完成を目指して、電線共同溝および道路拡幅の工事を進めております。 この道路は、道の駅とまちの駅を結ぶ主要幹線でございまして、工事完成に伴い、小浜インターから中心市街地へのアクセスが格段に向上いたしますことから、来訪者の市内周遊の促進など、観光交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。 最後に、六つ目の柱の「未来に夢・生きがい・協働」について申し上げます。 まず、組織機構の改編について申し上げます。 現在策定中の第6次市総合計画や、私が公約に掲げた「育成!ふるさと小浜デザイン」の実現は、将来の小浜市の成長の基礎を築くためにも重要であると考えており、これらの施策を着実に実行していくための組織機構の検討を行っているところでございます。 まず、本市の最重要課題である北陸新幹線の小浜開業を見据えたまちづくりにつきましては、新駅周辺エリアの都市計画など整備方針等の検討を進めるため、組織の強化を図る必要があると考えております。 さらに、北陸新幹線敦賀開業によって来訪する観光客に対して、本市の文化資源の魅力をアピールできるように、観光と文化の融合を進めるための組織改編も必要でございます。 また、ウィズコロナ・アフターコロナ社会を見据えた持続可能な行財政運営のためには、ICTやAIの積極的な活用を軸としたデジタル化を先導する組織が必要であると考えております。 このように、北陸新幹線全線開業といった大きな変革に対応していくとともに、デジタル化などの技術革新をうまく取り入れながら、市民や団体、事業者の皆様の暮らしの向上や夢の実現を支えることができるような組織体制を構築してまいりたいと考えております。 次に、行財政改革の取組について申し上げます。 人口減少・少子高齢化社会の進展により、財政状況が厳しくなる中、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ多岐にわたる行政課題への適切な対応が求められるなど、行政を取り巻く環境はより一層厳しさを増しております。 このような状況ではございますが、今後も市民の皆様が安全・安心な生活を送り、笑顔で過ごしていただくために、さらに、今後、北陸新幹線小浜開業に向けたまちづくりを進めていくためには、まずは安定した財政基盤が必要であり、そのためにも、行財政改革を進めていかなければならないと考えております。 本年度策定いたしました、第6次行財政改革大綱に基づき、持続可能な行財政運営を堅持するとともに、市民の皆様の福祉向上を図るため、まずは令和6年までを行財政改革集中推進期間として、聖域のない改革に取り組んでまいります。 次に、広域ごみ焼却施設および広域斎場の整備について申し上げます。 広域ごみ焼却施設につきましては、若狭町以西の4市町で構成する若狭広域行政事務組合を事業主体として整備を進めております。 新たな施設は高浜町清掃センターの跡地に建設いたしますことから、昨年10月に同センターの解体工事を終え、現在は設計業務を行っております。 今後は本年6月をめどに建設工事に着手し、令和4年度末の完成を目指し、着実に進めてまいります。 また、広域斎場の整備につきましては、同じく若狭広域行政事務組合を事業主体とし、小浜市、おおい町、高浜町の3市町の枠組みの中で協議を重ねているところでございます。 今後は建設候補地の選定を進めながら、令和6年度中の完成を目指して、鋭意取り組んでまいります。 以上、新年度は、ただいま申し述べました六つの柱を基に、様々な社会情勢に臨機応変に対応しながら、持続可能なふるさと小浜の実現に向け、取り組んでまいります。 特に新型コロナウイルス感染症が長期化の様相を呈し、いまだ収束の兆しが見えない厳しい状況にある中、地域経済が大きなダメージを受けており、本市におきましても、市税収入等の減に伴う財政状況の悪化を危惧しているところでございます。 こうした中にあっても、来る北陸新幹線全線開業を見据えた新しいまちづくりに取り組んでいかなければなりません。 今年は、小浜市制施行70周年を迎える記念すべき年であり、また、市政推進の基本となる第6次総合計画のスタートの年でもあります。 今後も市民の皆様、議会の皆様、行政が一つのチームとなり、コロナ禍という難局に立ち向かい、乗り越え、未来に向けて躍動する新たな小浜市の創造に努めてまいりたいと考えておりますので、皆様方のより一層の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 御清聴ありがとうございました。 △第6次小浜市総合計画調査特別委員会の調査活動の報告 ○議長(今井伸治君) 日程第2 第6次小浜市総合計画調査特別委員会の調査活動の報告についてを議題といたします。 これより、第6次小浜市総合計画調査特別委員会の委員長報告を求めます。 第6次小浜市総合計画調査特別委員会委員長、17番、富永芳夫君。 ◆17番(富永芳夫君) ただいまより、第6次小浜市総合計画調査特別委員会の調査報告を行います。 変化の激しい新たな時代を迎える中、本年度は、今後10年間の方向性を決定する本市の最上位計画である第6次小浜市総合計画が策定される年であります。 また、さきの令和2年3月定例会において、議会の監視機能強化の観点から、既に議決事件となっている総合計画の基本構想に加え、新たに基本計画を報告事件に追加する条例改正を議決したところであり、議会として、今般の総合計画策定において、政策立案機能および行政監視機能を十分に発揮することが求められる状況となりました。 これまでの小浜市総合計画に対する当議会の関わりは、市長の諮問機関である総合計画審議会の委員に議員数名が参画し、必要な調査、審議を行ってきたところでありますが、今回の第6次小浜市総合計画の策定に当たっては、極めて重要な本計画に策定段階から議会として関わり、議会としての考え方を本計画に反映させることを目的に、これまでのような審議会への参画ではなく、令和2年3月定例会において、議長を除く全議員で構成する第6次小浜市総合計画調査特別委員会を設置し、本計画について、議会全体で調査を進めてまいりました。 当委員会では、これまで延べ8回の委員会を開催し、理事者への質疑、委員間での自由討議を中心に慎重に調査を行いましたので、その概要等を報告いたします。 調査においては、まず本計画案の方向性、考え方および総合計画審議会における議論内容の説明を市長部局から受け、その後、本計画案の具体的内容に対する各委員からの修正等の意見を集約し、現行計画との比較、本市の現状、今後の社会状況の変化に伴う将来像などの視点から、委員間での自由討議を経て、本計画案に反映させるべき内容等についての意見を取りまとめました。 自由討議による合意形成においては、まず市長部局からの内容等の説明、質疑応答を実施した後、期限を設け、各委員から基本構想案基本計画案に係る修正等の意見を募りました。 提出された意見については、自由討議を円滑に行うべく、自由討議を要する意見および軽微な修正等の意見へ振り分けを行いました。 自由討議を要する意見については、提案委員から意見についての説明を受け、他の委員から意見に対する質疑および自身の考え、賛否等を示す形で協議を進めました。 最終的には、提出された多様な意見を、全委員の合意に至った意見と全委員の合意に至らなかった意見とに振り分け、全委員の合意に至った意見については、議会としての意見として議長から市長へ提出の上、意見に対する回答を求めることといたしました。 委員会の取りまとめ結果として、先に申し上げました視点による討議により、基本構想案については、自由討議を実施した意見32件のうち9件、基本計画案については68件のうち22件について合意形成を行い、総合計画と個別計画との関連性や、市民の認識などを踏まえた文言への修正等の意見が市長に提出されたところであります。 なお、提出されました意見に対する本計画案への反映結果は、今定例会に提出されます第6次小浜市総合計画基本構想案および基本計画案の内容をもって最終的に確認することとなりますが、当意見に対する事前回答として、基本構想においては9件全て、基本計画においても22件全ての意見について、議会の提案に沿うよう修正等の対応を行うとの回答を得られたところであります。 本調査のまとめとしまして、当委員会は、本計画の策定段階から議会として関わり、その意見を本計画に反映させる目的で設置し、調査を進めてきたところであり、調査においては、議長を除く全議員による討議を踏まえて、議会としての合意形成を行うことに重点を置き、本計画の策定段階において議会の意思を示すという点において、前例のない画期的な取組となりました。 結果として当初の目的を達成できたことに加え、全議員が本計画の内容をこれまで以上に詳細に把握し、理事者ならびに各議員の考え方を共有できたこと、また、新たな試みである今回の自由討議方式により合意形成を図ることができたことは、今後の議会運営においても、総合計画を基礎として提案される各議案の審査の充実および政策形成力の向上につながる意義のある取組となりました。 最後に、現代社会は目まぐるしいスピードで変化し続けており、今後の行財政運営においては社会情勢の変化を見据えた本市の将来像を明確にし、価値感の多様化および市民ニーズの変化を的確に捉え、迅速に対応することが極めて重要であります。 市においては、今後も本計画を含めた本市全ての計画の策定・改定作業がこれらの点を踏まえた適切なものとなり、市政の発展ならびに全ての市民の福祉向上につながることを願い、第6次小浜市総合計画調査特別委員会の調査を終了いたします。 ○議長(今井伸治君) お諮りいたします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する第6次小浜市総合計画調査特別委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、本報告に対する質疑を省略することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第6次小浜市総合計画調査特別委員会の調査については、委員長の報告のとおり調査活動を終了し、第6次小浜市総合計画調査特別委員会を廃止したいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、第6次小浜市総合計画調査特別委員会を廃止することに決しました。 ここで、換気のため5分程度休憩いたします。11時再開いたします。                           午前10時52分休憩                           午前10時58分再開
    ○議長(今井伸治君) 再開いたします。 △議案第1号 ○議長(今井伸治君) 日程第3 議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号))を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第1号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 議案第1号専決処分につき承認を求めることについてでございますが、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年2月5日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。 専決処分したものは、令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号)で、歳出補正の主なものといたしましては、新型コロナウイルスのワクチン接種開始に向けた接種体制の整備を行う新型コロナウイルスワクチン接種事業や、年度末、年度初めの期間にテイクアウト特別キャンペーンを実施する、おうちで新生活応援事業などでございます。 以上が提案理由の御説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号))につきまして、御説明させていただきます。 表紙右側にピンク色の帯がつきましたA4縦長の令和2年度補正予算書、令和3年2月5日専決の1ページをお願いいたします。 専決第1号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号)についてでございますが、令和3年2月5日付で専決処分を行ったものでございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ5,128万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ212億2,747万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、繰越明許費の追加につきましては第2表繰越明許費補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第14款国庫支出金、第2項国庫補助金が、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで3,393万3,000円の追加、第19款繰越金、第1項繰越金が、前年度繰越金で1,735万1,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では5,128万4,000円の追加とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第3款民生費、第2項児童福祉費が、内外海保育園の屋上防水工事を行います保育園施設維持補修費の補正で、603万1,000円の追加でございます。 第4款衛生費、第1項保健衛生費が新型コロナウイルスワクチンの接種開始に伴いまして、接種体制の整備を行う新型コロナウイルスワクチン接種事業などの補正で、1,695万3,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費が年度末、年度初めにテイクアウト特別キャンペーンを開催いたします、おうちで新生活応援事業の補正で、2,830万円の追加でございます。 以上、歳出合計では5,128万4,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費補正でございます。 第7款商工費、第1項商工費のおうちで新生活応援事業で、2,630万円をお願いするものでございます。 繰越しの理由でございますが、事業実施に当たりまして日数が不足するため、繰越しするものでございます。 以上、議案第1号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(今井伸治君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号))は、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(今井伸治君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(今井伸治君) これより採決に入ります。 議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度小浜市一般会計補正予算(第14号))を採決いたします。 本案は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(今井伸治君) 挙手全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり承認することに決しました。 △議案第2号から議案第13号 ○議長(今井伸治君) 日程第4 議案第2号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第15号)より議案第13号第6次小浜市総合計画基本構想の策定についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(今井伸治君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第2号から議案第13号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第2号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第15号)でございますが、歳入歳出それぞれ2億7,430万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ215億177万9,000円とさせていただくものでございます。 歳出補正は、国県補助金等の確定に伴う事業費の精算のほか、主なものといたしましては、財政調整基金積立金に1億5,959万8,000円、新型コロナウイルス感染症特別利子補給金基金積立金に5,435万8,000円、教育支援体制整備事業に3,357万7,000円を計上させていただきました。 次に、議案第3号令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)から議案第8号令和2年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費等といたしまして、歳入歳出それぞれ1億6,974万5,000円を追加し、特別会計の総額を77億5,805万4,000円とするものでございます。 次に、議案第9号令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)および議案第10号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第3号)でございますが、事業費として5,433万8,000円を減額し、補正後の額を33億6,281万4,000円とさせていただくものでございます。 次に、議案第11号小浜市新型コロナウイルス感染症特別利子補給金基金条例の制定についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け状況が悪化したことにより、福井県経営安定資金の融資を受けた市内中小企業者の利子補給に要する経費の財源に充てる基金を創設することに関し、必要な事項を定めるものでございます。 次に、議案第12号小浜市光ファイバ網整備工事請負契約の締結についてでございますが、小浜市光ファイバ網整備工事請負契約を締結することについて、地方自治法第98条第1項第5号および議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第13号第6次小浜市総合計画基本構想の策定についてでございますが、本市まちづくりの最上位計画である第6次小浜市総合計画基本構想の策定について、小浜市議会基本条例第10条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、3月補正予算に関しまして、議案第2号令和2年度小浜市一般会計補正予算(第15号)から、議案第10号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第3号)までの9議案につきまして、表紙右側にピンク色の帯がつきましたA4縦長の令和2年度3月補正予算書に基づきまして説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 初めに、議案第2号令和2年小浜市一般会計補正予算(第15号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億7,430万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ215億177万9,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、繰越明許費の追加につきましては第2表繰越明許費補正に、債務負担行為の変更につきましては第3表債務負担行為補正に、地方債の追加変更および廃止につきましては第4表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第1款市税は4,300万円の追加で、その内訳は第1項市民税が4,200万円の追加、第2項固定資産税が400万円の減額、第4項市たばこ税が600万円の追加、第6項都市計画税が100万円の減額でございます。 第9款地方特例交付金、第1項地方特例交付金が536万2,000円の追加、第10款地方交付税、第1項地方交付税が普通交付税で1億8,688万3,000円の追加、第12款分担金及び負担金、第1項負担金が私立保育園保育料等の補正で3,325万6,000円の減額、第13款使用料及び手数料は、122万8,000円の追加で、その内訳は第1項使用料が公立保育園保育料などの補正で184万3,000円の減額、第2項手数料が可燃物ごみ持ち込み手数料などの補正で307万1,000円の追加でございます。 第14款国庫支出金は2,010万9,000円の追加で、その内訳は第1項国庫負担金が生活保護費負担金などの補正で5,891万1,000円の減額、第2項国庫補助金が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの補正で7,901万5,000円の追加、第3項委託金が特別児童扶養手当事務取扱交付金で5,000円の追加でございます。 第15款県支出金は514万6,000円の追加で、その内訳は第1項県負担金が子どものための教育・保育給付費負担金などの補正で1,307万5,000円の減額、第2項県補助金が農地集積・集約化対策事業費補助金などの補正で1,752万7,000円の追加、第3項委託金が県移譲事務交付金などの補正で69万4,000円の追加でございます。 第16款財産収入は108万3,000円の追加で、その内訳は第1項財産運用収入が各基金の運用利子により33万4,000円の追加、第2項財産売払収入が株式会社まちづくり小浜株券売却収入などの補正で74万9,000円の追加でございます。 第17款寄附金、第1項寄附金が小浜市ふるさと寄附金などの補正で2,907万4,000円の減額、第18款繰入金、第2項基金繰入金が駐車場整備基金繰入金などの補正で66万3,000円の追加、第19款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で1億9,372万7,000円の追加、第20款諸収入は2,216万3,000円の減額でございまして、その内訳は第4項受託事業収入が広域入所保育事業受託事業収入で153万7,000円の減額、第5項雑入が濱の湯指定管理者納付金などの補正で2,062万6,000円の減額でございます。 第21款市債、第1項市債が道路整備事業(単独)などの補正で9,840万1,000円の減額でございます。 以上、歳入合計では2億7,430万7,000円の追加とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費が議会運営経費の補正で389万1,000円の減額でございます。 第2款総務費は2億6,125万2,000円の追加でございまして、その内訳は第1項総務管理費が財政調整基金積立金などの補正で2億7,090万3,000円の追加、第3項戸籍住民基本台帳費が住基ネットワーク事務経費の補正で48万4,000円の追加、第4項選挙費が選挙事務経費(市長選)などの補正で1,013万5,000円の減額でございます。 第3款民生費は6,142万6,000円の減額でございまして、その内訳は第1項社会福祉費が国庫負担金等返還金(障害福祉)などの補正で3,214万5,000円の追加、第2項児童福祉費が私立保育園保育委託事業などの補正で5,998万6,000円の減額、第3項生活保護費が生活保護扶助費などの補正で3,358万5,000円の減額でございます。 第4款衛生費は1,645万4,000円の減額でございまして、その内訳は第1項保健衛生費が公立小浜病院組合分賦金などの補正で228万6,000円の減額、第2項清掃費がクリーンセンターの施設管理経費などの補正で1,416万8,000円の減額でございます。 第6款農林水産業費は283万6,000円の追加で、その内訳は第1項農業費が農地集積・集約化対策事業などの補正で828万円の追加、第2項林業費が市行造林保育事業などの補正で392万円の減額、第3項水産業費がICTの活用による鯖の完全養殖技術確立プロジェクトなどの補正で152万4,000円の減額でございます。 第7款商工費、第1項商工費が新型コロナウイルス感染症特別利子補給金基金積立金などの補正で1,750万8,000円の追加でございます。 第8款土木費は4,931万9,000円の追加で、その内訳は第2項道路橋梁費が社会資本整備(橋梁長寿命化)などの補正で3,270万5,000円の追加、第3項河川費が河川維持事業(単独)などの財源の振替、第4項都市計画費が社会資本整備(街路:小浜縦貫線)などの補正で1,409万6,000円の追加、第5項住宅費が公営住宅管理経費(経常)の補正で251万8,000円の追加でございます。 第9款消防費、第1項消防費が土地購入費などの補正で221万9,000円の追加、第10款教育費は2,294万4,000円の追加で、その内訳は第1項教育総務費が教育支援体制整備事業などの補正で4,740万3,000円の追加、第2項小学校費が小学校体育館照明改修(LED化)事業などの補正で2,562万7,000円の減額、第3項中学校費が中学校管理諸経費の財源振替でございまして、第5項社会教育費が文化会館駐車場用地取得事業などの補正で358万8,000円の追加、第6項保健体育費が東京オリンピック聖火リレーの関連事業などの補正で242万円の減額でございます。 以上、歳出合計では2億7,430万7,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表の繰越明許費補正の追加でございますが、第2款総務費、第1項総務管理費の地域・企業防災連携推進事業から5ページの第10款教育費、第3項中学校費の中学校施設トイレ改修(洋式化)事業までの計25事業でございまして、繰越額の合計で6億3,675万円の追加をお願いするものでございます。 繰越しの主な理由でございますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしました新たな対策の実施に当たり日数が不足することや、県営事業が繰越しとなること、関係機関との協議調整に不測の日数を要したことなどでございますが、それぞれ事業の早期執行に努めてまいります。 6ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為補正の変更でございますが、新型コロナウイルス感染症特別利子補給金につきまして、限度額を4,854万7,000円から5,435万8,000円に変更させていただくものでございます。 7ページをお願いいたします。 第4表の地方債補正の追加でございますが、減収補填債につきまして、限度額に3,880万円を追加させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、表記載のとおりでございます。 次に、変更でございますが、新・健康管理センター整備事業から臨時財政対策債までの9件につきまして、限度額をそれぞれ表記載のとおり変更させていただきまして、合計で9,800万1,000円の減額をさせていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。 次に、廃止でございますが、財産管理経費から小学校施設改修事業までの3件につきまして、その限度額を表記載のとおりとしておりましたが、財源の振替および事業中止により廃止するものでございます。 以上、議案第2号の説明とさせていただきます。 8ページをお願いいたします。 議案第3号令和2年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,061万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億8,536万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 9ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第3款国庫支出金、第2項国庫補助金が災害等臨時特例補助金で598万9,000円の追加、第6款県支出金、第2項県補助金が特別調整交付金分などの補正で502万3,000円の追加、第9款財産収入、第1項財産運用収入が3万6,000円の追加、第10款繰入金は1,461万8,000円の減額で、その内訳は第1項他会計繰入金が保険基盤安定繰入金などの補正で804万3,000円の追加、第2項基金繰入金が2,266万1,000円の減額でございます。 第11款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で3,520万4,000円の追加、第12款諸収入は897万6,000円の追加で、その内訳は第1項延滞金加算金及び過料が一般被保険者延滞金などの補正で257万3,000円の追加、第4項雑入が一般被保険者第三者納付金などの補正で640万3,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では4,061万円の追加とするものでございます。 10ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第2款保険給付費、第2項高額療養費、退職被保険者等高額療養費の補正で8万2,000円の追加、第3款国民健康保険事業費納付金は財源の振替でございます。 第7款基金積立金、第1項基金積立金が支払準備積立金の補正で3,606万6,000円の追加、第9款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金が国庫負担金等償還金などの補正で446万2,000円の追加でございます。 以上、歳出合計で4,061万円の追加とするものでございます。 以上、議案第3号の説明とさせていただきます。 11ページをお願いいたします。 議案第4号令和2年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,367万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億1,306万6,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 12ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料が特別徴収保険料などの補正で3,040万6,000円の追加、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金が事務費繰入金などの補正で278万8,000円の追加、第4款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で48万5,000円の追加でございます。 以上、歳入合計で3,367万9,000円の追加とするものでございます。 13ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第2項徴収費が賦課徴収事務経費の補正で148万1,000円の追加、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金が3,219万8,000円の追加でございます。 以上、歳出合計で3,367万9,000円の追加とするものでございます。 以上で、議案第4号の説明とさせていただきます。 14ページをお願いいたします。 議案第5号令和2年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,547万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億2,450万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 15ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第5款国庫支出金は2,530万3,000円の追加で、その内訳は第1項国庫負担金が介護給付費負担金で1,579万5,000円の追加、第2項国庫補助金が調整交付金などの補正で950万8,000円の追加でございます。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金が介護給付費交付金などの補正で2,577万1,000円の追加、第7款県支出金は1,542万1,000円の追加でございまして、その内訳は第1項県負担金が介護給付費負担金で1,554万5,000円の追加、第3項県補助金が地域支援事業交付金で12万4,000円の減額でございます。 第8款財産収入、第1項財産運用収入が3万8,000円の追加、第9款繰入金は2,894万1,000円の追加でございまして、その内訳は第1項一般会計繰入金が介護給付費繰入金などの補正で1,193万2,000円の追加、第2項基金繰入金が介護給付費準備基金繰入金で1,700万9,000円の追加でございます。 以上、歳入合計で9,547万4,000円の追加とするものでございます。 16ページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。 第2款保険給付費は9,643万3,000円の追加で、その内訳は第1項介護サービス等諸費が施設介護サービス給付費などの補正で8,425万9,000円の追加、第2項介護予防サービス等諸費が介護予防サービス計画給付費などの補正で285万3,000円の追加、第5項高額介護サービス等費が372万6,000円の追加、第8項特定入所者介護サービス等費が559万5,000円の追加でございます。 第5款地域支援事業費は99万7,000円の減額で、その内訳は第3項介護予防・生活支援サービス事業費が訪問型サービス(第1号訪問事業)などの補正でございまして、288万1,000円の追加、第4項一般介護予防事業費が介護予防普及啓発事業で387万8,000円の減額、第5項包括的支援事業・任意事業費が財源振替でございます。 第6款基金積立金、第1項基金積立金が介護給付費準備基金積立金で、3万8,000円の追加でございます。 以上、歳出合計で9,547万4,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第5号の説明とさせていただきます。 17ページをお願いいたします。 議案第6号令和2年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ230万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,289万8,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 地方債の変更につきましては、第2表地方債補正によるところでございます。 18ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第2款使用料及び手数料は442万6,000円の追加で、その内訳は第1項使用料が農業集落排水使用料440万4,000円の追加、第2項手数料が材料検査等手数料で2万2,000円の追加でございます。 第5款財産収入、第1項財産運用収入が1万円の追加、第6款繰入金は102万7,000円の減額でございまして、その内訳は第1項一般会計繰入金が37万2,000円の減額、第2項基金繰入金が65万5,000円の減額でございます。 第7款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で790万4,000円の追加、第8款諸収入、第1項雑入が60万5,000円の減額、第9款市債、第1項市債が農業集落排水事業で840万円の減額でございます。 以上、歳入合計で230万8,000円の追加とするものでございます。 19ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費が農業集落排水基金積立金などの補正で230万8,000円の追加、第2款公債費、第1項公債費が市債償還元金の財源振替でございます。 以上、歳出合計で230万8,000円の追加とするものでございます。 20ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございます。 農業集落排水事業につきまして、限度額を4,010万円から3,170万円に変更させていただきまして840万円を減額させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法については、補正前と同じでございます。 以上、議案第6号の説明とさせていただきます。 21ページをお願いいたします。 議案第7号令和2年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ229万7,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,220万6,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 22ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第2款使用料及び手数料は77万円の減額で、その内訳は第1項使用料が漁業集落排水使用料で77万4,000円の減額、第2項手数料が材料検査等手数料で4,000円の追加でございます。 第4款県支出金、第1項県補助金が機能保全計画策定事業費補助金で80万5,000円の減額、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が143万9,000円の減額、第7款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で68万5,000円の追加、第8款諸収入、第1項雑入が3万2,000円の追加でございます。 以上、歳入合計で229万7,000円の減額とするものでございます。 23ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費が機能保全計画策定事業などの補正で229万7,000円の減額で、歳出合計は同額の229万7,000円の減額となるものでございます。 以上、議案第7号の説明とさせていただきます。 24ページをお願いいたします。 議案第8号令和2年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万9,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 25ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第1款財産収入、第1項財産運用収入が1,000円の追加、第2款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で1,000円の追加、第3款繰入金、第1項基金繰入金が加斗財産区運営基金繰入金で3万1,000円の減額でございます。 以上、歳入合計で2万9,000円の減額とするものでございます。 26ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項財産区管理会費が財産区運営経費で2万9,000円の減額で、歳出合計は同額の2万9,000円の減額となるものでございます。 以上、議案第8号の説明とさせていただきます。 27ページをお願いいたします。 議案第9号令和2年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 収益的収入および支出につきましては、収入の部におきまして第1款事業収益で21万2,000円を追加し、総額を6億3,336万8,000円とするものでございます。 予算の第10条に定めた費用、他会計からの補助金等につきましては、補助金等で、既決予定額に21万2,000円を追加いたしまして、総額を2,612万5,000円とするものでございます。 以上、議案第9号に関する説明とさせていただきます。 28ページをお願いいたします。 議案第10号令和2年度小浜市下水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 収益的収入および支出につきましては、収入の部におきまして第1款事業収益で2万円を追加いたしまして、総額を12億7,240万9,000円といたします。 支出の部におきましては、第1款事業費で353万円を追加いたしまして、総額を13億1,576万6,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、収入の部におきまして第1款資本的収入で6,015万4,000円を減額いたしまして、総額を7億526万7,000円とし、支出の部におきまして第1款資本的支出で5,786万8,000円を減額いたしまして、総額を11億4,084万6,000円とするものでございます。 29ページをお願いいたします。 企業債の補正でございます。 下水道事業(建設改良債等)につきまして、限度額を4億9,520万円から4億3,910万円に変更させていただきまして、5,610万円を減額させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。 予算第10条に定めた費用、他会計からの補助金等につきましては、補助金等で既決予定額に507万6,000円を追加いたしまして、総額を6億8,746万8,000円とするものでございます。 以上、議案第10号に関する説明とさせていただきます。 3月補正予算に関します議案第2号から議案第10号までの説明は、以上でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 総務部長、岩滝君。 ◎総務部長(岩滝満彦君) それでは、引き続きまして議案第11号から議案第13号までにつきまして、お手元の議案書により御説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 議案第11号小浜市新型コロナウイルス感染症特別利子補給金基金条例の制定についてでございますが、提案理由は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け業況が悪化したことにより、福井県経営安定資金の融資を受けた市内中小企業者の利子補給に要する経費の財源に充てる基金を創設することに関し、必要な事項を定めるものでございます。 2ページをお願いいたします。 内容でございますが、第1条で設置の目的といたしまして、提案理由で申し上げましたものでございます。 第2条は、積み立てる基金の額は、一般会計歳入歳出予算で定めることについて、第3条は、基金は、最も確実かつ有利な方法により保管することについて、第4条は、基金の収益は、この基金に編入することについて、第5条は、市長が必要と認めるときの繰戻しの方法、期間、利率を定めた繰替運用について、第6条は、基金は、利子補給事業に限り処分することができることについて、第7条は、本条例以外に必要な事項は、市長が別に定めることについて、それぞれ規定をしております。 附則でございますが、施行日を公布の日としております。 以上、議案第11号の説明とさせていただきます。 3ページをお願いいたします。 議案第12号小浜市光ファイバ網整備工事請負契約の締結についてでございますが、提案理由は、小浜市光ファイバ網整備工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号および議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は小浜市光ファイバ網整備工事、契約の方法は公募型プロポーザルによる随意契約、契約金額は11億4,620万円、契約の相手方は石川県金沢市北安江1丁目3番24号金沢フロントビル5階、株式会社NHKテクノロジーズ北陸ファシリティ技術事業所所長、小林哲生様でございます。 以上、議案第12号の説明とさせていただきます。 4ページをお願いいたします。 議案第13号第6次小浜市総合計画基本構想の策定についてでございますが、提案理由は、第6次小浜市総合計画基本構想の策定について、小浜市議会基本条例第10条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 5ページから25ページまでが基本構想案でございます。 6ページをお願いいたします。 内容でございますが、第1編序論においては、世界人口の増加予測や経済のグローバル化、また、地球温暖化の影響や加速する社会のデジタル化の推進、また、7ページの持続可能な開発目標への国際的な取組など、社会の潮流について記しております。 9ページをお願いいたします。 ここでは、小浜市の人口動態の推移や産業およびまちづくりのこれまでの取組の現況について。 10ページをお願いいたします。 また、北陸新幹線開業を核とした本市を取り巻く社会情勢や市民意識の変化などについて記しております。 12ページをお願いいたします。 ここでは、総合計画策定に当たっての趣旨や位置づけ、また、その構成を基本構想、基本計画、実施計画とすることや、計画期間をそれぞれ令和3年度から10年間、5年間、3年間とすることなどを定めております。 14ページをお願いいたします。 第2編基本構想では、まちづくりの課題として、市民主役の持続可能なまちの形成や次代を担う人材の育成の必要性、また、15ページの安全・安心な市民生活のための地域防災力の向上や医療体制の整備、また、豊かな風土を継承し、研き、育成する取組、16ページの企業誘致などによる若者が働く場所の確保や、新しい技術の導入などについて記しております。 18ページをお願いいたします。 ここでは、目指す将来像といたしまして「みんなで描く、悠久の歴史と風土が活きるまち~新たな時代の御食国 若狭おばま~」を掲げ、新高速交通時代の幕開けを控え、小浜の風土、歴史、文化等のアイデンティティーを守り、研き、育成するとともに、様々な分野の業界と結びつけ、オール小浜体制まちづくりを加速すること、また、新型コロナ対策として、AIやIoTなど新技術を取り入れながら、新しい時代のまちづくりを目指すことを定めております。 19ページをお願いいたします。 次に、まちづくりの柱といたしまして、序章を、新時代を迎えるまちに向けてとし、その取組といたしまして、第1章に、新たな時代を担う人を育むまちの実現、第2章に、みんなが安全・安心に暮らせるまちの実現、第3章に、悠久の歴史と風土を活かした観光のまちの実現、第4章に、活力ある産業をみんなで育てるまちの実現、第5章に、新たな時代に向けた住み心地の良いまちの実現を掲げ、それぞれの基本方針に基づいた施策の方向性を定めております。 20ページをお願いいたします。 序章の新時代を迎えるまちに向けてにおきましては、北陸新幹線全線開業を控え、持続可能なまちづくりに向けてこれまで以上に地域力を結集し、協働のまちづくりを展開していくことなどを基本方針とし、政策の方向性といたしまして、新時代のまちに向けた持続的成長を目指すまちづくりの推進や、地域力を結集した小浜の創造などを掲げております。 21ページをお願いいたします。 第1章の新たな時代を担う人を育むまちの実現におきましては、本市の地域資源を守り、活用し、引き継いでいくために、新たな時代に対応できる志の高い人づくりに取り組むことなどを基本方針とし、政策の方向性といたしまして、小浜人を育む生涯食育の推進や、次代を担う人を育てる学校教育の充実などを掲げております。 22ページをお願いいたします。 第2章のみんなが安全・安心に暮らせるまちの実現におきましては、災害から市民の生命・財産を守り、市民が安全・安心して暮らせるまちづくりを進めることを基本方針とし、政策の方向性として、みんなが安心して暮らせるまちづくりや、保健や医療、介護が充実した豊かに暮らせるまちづくりなどを掲げております。 23ページをお願いいたします。 第3章の悠久の歴史と風土を活かした観光のまちの実現におきましては、本市の歴史・文化遺産をはじめ、自然、食、祭礼などの地域固有の文化を外部に発信し、観光交流人口の増加による地域経済の発展を図ることなどを基本方針とし、政策の方向性といたしまして、人と文化が交わり、選ばれる観光目的地づくりや、次代に向けた文化財の活用・保存などを掲げております。 24ページをお願いいたします。 第4章活力ある産業をみんなで育てるまちの実現におきましては、商工業や農林水産業などの産業において、AIやIoT等の先端技術を導入し、他分野との連携により地域経済循環の仕組みをつくることなどを基本方針とし、政策の方向性として、にぎわい、しごとがあふれるまち、および地域の食を支える産業の振興を掲げております。 25ページをお願いいたします。 第5章新たな時代に向けた住み心地の良いまちの実現におきましては、北陸新幹線全線開業に向け、最新技術を取り入れた新しいまちづくりや、安全・安心な市民生活のために取り組むことなどを基本方針とし、政策の方向性といたしまして、新高速交通時代に向けたまちのデザインや、災害に強いまちの形成などを掲げております。 以上、議案第13号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております各議案をさきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △延会 ○議長(今井伸治君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明25日は、定刻本会議を開きます。 本日は、これにて延会いたします。                           午前11時43分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和3年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   6番           署名議員   16番 上会議録は、地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  齊藤睦美...